JP6993272B2 - 人力駆動車両用制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、人力駆動車両用制御装置に関する。
例えば、特許文献1に開示されている人力駆動車両用制御装置は、人力駆動車両に入力される人力駆動力に対するモータの出力の比率が所定の比率になるようにモータを制御している。
特開平10-59260号公報
本発明の目的は、好適なモータの制御を行うことができる人力駆動車両用制御装置を提供することである。
本発明の第1側面に従う人力駆動車両用制御装置は、人力駆動車両の推進をアシストするモータを、前記人力駆動車両に入力される人力駆動力に応じて制御する制御部を含み、前記制御部は、前記人力駆動車両の走行抵抗が変化した場合、前記人力駆動力の仕事率に対する前記モータの仕事率の比率を変更し、かつ、前記走行抵抗の変化量と前記モータの仕事率の変化量とが異なるように前記モータを制御する。
第1側面に従う人力駆動車両用制御装置によれば、人力駆動力の仕事率に対するモータの仕事率の比率を、人力駆動車両の走行環境および走行状態などに適した比率に変更することができる。人力駆動車両の走行抵抗が変化した場合、走行抵抗の変化量とモータの仕事率の変化量とが異なるようにモータを制御することによって、搭乗者に走行抵抗の変化を感じさせることができる。
前記第1側面に従う第2側面の人力駆動車両用制御装置において、前記制御部は、前記走行抵抗が所定の範囲にある場合、前記走行抵抗が大きくなるほど、前記比率が小さくなるように前記モータを制御する。
第2側面に従う人力駆動車両用制御装置によれば、走行抵抗が所定の範囲にある場合、走行抵抗が大きくなるほど、比率が小さくなるため、人力駆動車両の推進をアシストするためのモータを備えていない一般的な人力駆動車両に似た感覚で、搭乗者が人力駆動車両を走行させることができる。
前記第2側面に従う第3側面の人力駆動車両用制御装置において、前記制御部は、前記走行抵抗が前記所定の範囲にある場合、前記走行抵抗に比例して前記比率が小さくなるように前記モータを制御する。
第3側面に従う人力駆動車両用制御装置によれば、人力駆動車両の推進をアシストするためのモータを備えていない一般的な人力駆動車両により似た感覚で、搭乗者が人力駆動車両を走行させることができる。
前記第1~第3側面のいずれか1つに従う第4側面の人力駆動車両用制御装置において、前記走行抵抗と前記比率との関係を記憶する記憶部をさらに含む。
上記第4側面に従えば、記憶部に記憶される走行抵抗と比率との関係を用いて、制御部が円滑にモータを制御することができる。
前記第4側面に従う第5側面の人力駆動車両用制御装置において、前記記憶部は、前記走行抵抗と前記比率との関係を変更可能に記憶する。
第5側面に従う人力駆動車両用制御装置によれば、記憶部に記憶される走行抵抗と比率との関係を搭乗者に適した関係に変更できる。
前記第5側面に従う第6側面の人力駆動車両用制御装置において、前記制御部は、前記記憶部に記憶される前記走行抵抗と前記比率との関係を、操作部の操作に応じて変更する。
第6側面に従う人力駆動車両用制御装置によれば、操作部の操作によって、記憶部に記憶される走行抵抗と比率との関係を簡便に変更できる。
前記第1~第6側面のいずれか1つに従う第7側面の人力駆動車両用制御装置において、前記制御部は、前記モータの出力が所定値以下になるように前記モータを制御する。
第7側面に従う人力駆動車両用制御装置によれば、モータの出力が所定値を超えないようにモータを制御するので、モータに過度に負荷が与えられてしまうことを抑制することができる。
前記第1~第7側面のいずれか1つに従う第8側面の人力駆動車両用制御装置において、前記制御部は、前記人力駆動力のトルクに対する前記モータの出力トルクのトルク比率が所定トルク比率以下になるように前記モータを制御する。
第8側面に従う人力駆動車両用制御装置によれば、トルク比率が所定トルク比率を超えないようにモータを制御するので、モータの出力トルクが大きくなりすぎてしまうことを抑制することができる。
前記第1~第8側面のいずれか1つに従う第9側面の人力駆動車両用制御装置において、前記制御部は、前記人力駆動力に対する前記モータの出力の比率の異なる複数の制御モードでモータを制御可能に構成され、前記走行抵抗と前記比率との関係は、前記複数の制御モードごとに異なる。
第9側面に従う人力駆動車両用制御装置によれば、制御モードを変更することによって、走行抵抗と比率との関係を変更することができる。
前記第1~第9側面のいずれか1つに従う第10側面の人力駆動車両用制御装置において、前記走行抵抗は、空気抵抗、前記人力駆動車両の車輪の転がり抵抗、および、前記人力駆動車両の走行路の勾配抵抗の少なくとも1つを含む。
第10側面に従う人力駆動車両用制御装置によれば、空気抵抗、人力駆動車両の車輪の転がり抵抗、および、人力駆動車両の走行路の勾配抵抗の少なくとも1つの影響を考慮してモータを制御することができる。
前記第1~第10側面のいずれか1つに従う第11側面の人力駆動車両用制御装置において、前記走行抵抗の検出に用いられる第1検出部をさらに含む。
第11側面に従う人力駆動車両用制御装置によれば、第1検出部によって走行抵抗を好適に検出できる。
前記第11側面に従う第12側面の人力駆動車両用制御装置において、前記第1検出部は、風速を検出するためのセンサ、前記人力駆動車両の傾きを検出するためのセンサ、前記人力駆動車両の車速を検出するためのセンサ、前記人力駆動力のトルクを検出するためのセンサ、および、前記人力駆動車両のクランクの回転速度を検出するためのセンサの少なくとも1つを含む。
第12側面に従う人力駆動車両用制御装置によれば、風速を検出するためのセンサ、人力駆動車両の傾きを検出するためのセンサ、人力駆動車両の車速を検出するためのセンサ、人力駆動力のトルクを検出するためのセンサ、および、人力駆動車両のクランクの回転速度を検出するためのセンサの少なくとも1つによって走行抵抗を好適に検出できる。
前記第12側面に従う第13側面の人力駆動車両用制御装置において、前記走行抵抗は、前記人力駆動力のトルクと、前記クランクの回転速度と、前記車速とに基づいて算出される。
第13側面に従う人力駆動車両用制御装置によれば、人力駆動力のトルクと、クランクの回転速度と、車速とに基づいて走行抵抗を好適に検出できる。
前記第1~第13側面のいずれか1つに従う第14側面の人力駆動車両用制御装置において、前記人力駆動力を検出するための第2検出部をさらに含む。
第14側面に従う人力駆動車両用制御装置によれば、第2検出部によって人力駆動力を好適に検出できる。
本発明の人力駆動車両用制御装置は、モータを好適に制御できる。
実施形態の人力駆動車両用制御装置を含む人力駆動車両の側面図。 実施形態の人力駆動車両用制御装置を含む人力駆動車両の電気的な構成を示すブロック図。 図2の記憶部に記憶される走行抵抗と比率との関係の例を示すグラフ。 図2の制御部によって実行されるモータの出力を制御する処理のフローチャート。
図1~図4を参照して、実施形態の人力駆動車両用制御装置50について説明する。以後、人力駆動車両用制御装置50を、単に制御装置50と記載する。制御装置50は、人力駆動車両10に設けられる。人力駆動車両10は、少なくとも人力駆動力によって駆動することができる車両である。人力駆動車両10は、例えば、自転車を含む。人力駆動車両10は、車輪の数が限定されず、例えば1輪車および3輪以上の車輪を有する車両も含む。人力駆動車両10は、例えばマウンテンバイク、ロードバイク、シティバイク、カーゴバイク、および、リカンベントを含む。以下、実施の形態において、人力駆動車両10を、自転車として説明する。
図1に示されるとおり人力駆動車両10は、クランク12、および、駆動輪14を含む。人力駆動車両10は、フレーム16をさらに含む。クランク12には、人力駆動力Hが入力される。クランク12は、フレーム16に対して回転可能なクランク軸12Aと、クランク軸12Aの軸方向の両端部にそれぞれ設けられるクランクアーム12Bとを含む。各クランクアーム12Bには、ペダル18が連結される。駆動輪14は、クランク12が回転することによって駆動される。駆動輪14は、フレーム16に支持される。クランク12と駆動輪14とは、駆動機構20によって連結される。駆動機構20は、クランク軸12Aに結合される第1回転体22を含む。クランク軸12Aと第1回転体22とは、第1ワンウェイクラッチを介して結合されていてもよい。第1ワンウェイクラッチは、クランク12が前転した場合に、第1回転体22を前転させ、クランク12が後転した場合に、第1回転体22を後転させないように構成される。第1回転体22は、スプロケット、プーリ、または、ベベルギアを含む。駆動機構20は、連結部材26と、第2回転体24とをさらに含む。連結部材26は、第1回転体22の回転力を第2回転体24に伝達する。連結部材26は、例えば、チェーン、ベルト、または、シャフトを含む。
第2回転体24は、駆動輪14に連結される。第2回転体24は、スプロケット、プーリ、または、ベベルギアを含む。第2回転体24と駆動輪14との間には、第2ワンウェイクラッチが設けられていることが好ましい。第2ワンウェイクラッチは、第2回転体24が前転した場合に、駆動輪14を前転させ、第2回転体24が後転した場合に、駆動輪14を後転させないように構成される。
人力駆動車両10は、前輪および後輪を含む。フレーム16には、フロントフォーク16Aを介して前輪が取り付けられている。フロントフォーク16Aには、ハンドルバー16Cがステム16Bを介して連結されている。以下の実施形態では、後輪を駆動輪14として説明するが、前輪が駆動輪14であってもよい。
図1および図2に示されるとおり、人力駆動車両10は、バッテリ28、モータ30、および、駆動回路32をさらに含む。
バッテリ28は、1または複数のバッテリセルを含む。バッテリセルは、充電池を含む。バッテリ28は、人力駆動車両10に設けられ、バッテリ28と有線で電気的に接続されている他の電気部品、例えば、モータ30および制御装置50に電力を供給する。バッテリ28は、制御部52と有線または無線によって通信可能に接続されている。バッテリ28は、例えば電力線通信(PLC;power line communication)によって制御部52と通信可能である。バッテリ28は、フレーム16の外部に取り付けられてもよく、少なくとも一部がフレーム16の内部に収容されてもよい。
モータ30および駆動回路32は、同一のハウジングに設けられることが好ましい。駆動回路32は、バッテリ28からモータ30に供給される電力を制御する。駆動回路32は、制御装置50の制御部52と有線または無線によって通信可能に接続されている。駆動回路32は、例えばシリアル通信によって制御部52と通信可能である。駆動回路32は、制御部52からの制御信号に応じてモータ30を駆動させる。モータ30は、人力駆動車両10の推進をアシストする。モータ30は、電気モータを含む。モータ30は、ペダル18から後輪までの人力駆動力Hの動力伝達経路、または、前輪に回転を伝達するように設けられる。モータ30は、人力駆動車両10のフレーム16、後輪、または、前輪に設けられる。本実施形態では、モータ30は、クランク軸12Aから第1回転体22までの動力伝達経路に結合される。モータ30とクランク軸12Aとの間の動力伝達経路には、クランク軸12Aを人力駆動車両10が前進する方向に回転させた場合にクランク12の回転力によってモータ30が回転しないようにワンウェイクラッチが設けられるのが好ましい。モータ30および駆動回路32が設けられるハウジングには、モータ30および駆動回路32以外の構成が設けられてもよく、例えばモータ30の回転を減速して出力する減速機が設けられてもよい。駆動回路32は、インバータ回路を含む。
図2に示されるとおり、制御装置50は、制御部52を含む。本実施形態では、制御装置50は、記憶部54をさらに含む。本実施形態では、制御装置50は、第1検出部56をさらに含む。本実施形態では、制御装置50は、第2検出部58をさらに含む。
制御部52は、予め定められる制御プログラムを実行する演算処理装置を含む。演算処理装置は、例えばCPU(Central Processing Unit)またはMPU(Micro Processing Unit)を含む。制御部52は、1または複数のマイクロコンピュータを含んでいてもよい。制御部52は、複数の場所に離れて配置される複数の演算処理装置を含んでいてもよい。記憶部54には、各種の制御プログラムおよび各種の制御処理に用いられる情報が記憶される。記憶部54は、例えば不揮発性メモリおよび揮発性メモリを含む。制御部52および記憶部54は、例えばモータ30が設けられるハウジングに設けられる。制御部52は、駆動回路32を含んでいてもよい。
第1検出部56は、走行抵抗Rの検出に用いられる。第1検出部56は、制御装置50の制御部52と有線または無線によって通信可能に接続されている。第1検出部56は、センサ60、センサ62、センサ64、センサ66、および、センサ68の少なくとも1つを含む。第1検出部56は、センサ70、センサ72、および、センサ74の少なくとも1つをさらに含んでいてもよい。
センサ60は、風速を検出するために用いられる。センサ60は、風速センサおよび風圧センサの少なくとも一方を含む。センサ60は、例えば、人力駆動車両10のハンドルバー16Cに設けられる。センサ60は、人力駆動車両10が前方に走行する場合の向かい風および追い風の少なくとも一方を検出可能に構成されることが好ましい。
センサ62は、人力駆動車両10の傾きを検出するために用いられる。センサ62によって、人力駆動車両10の走行する路面の傾斜角度Dを検出することができる。人力駆動車両10の走行する路面の傾斜角度Dは、人力駆動車両10の進行方向における傾斜角度によって検出できる。人力駆動車両10の走行する路面の傾斜角度Dは、人力駆動車両10の傾斜角度と対応する。センサ62は、一例では、傾斜センサを含む。傾斜センサの一例は、ジャイロセンサまたは加速度センサである。別の例では、センサ62は、GPS(Global positioning system)受信部を含む。制御部52は、GPS受信部によって取得したGPS情報と、記憶部54に予め記録されている地図情報に含まれる路面勾配とに応じて、人力駆動車両10の走行する路面の傾斜角度Dを演算してもよい。
センサ64は、人力駆動車両10の車速Vを検出するために用いられる。センサ64は、一例では、車速センサを含む。車速センサは、車輪の回転速度を検出する。車速センサは、有線または無線によって制御部52と電気的に接続されている。車速センサは、制御部52と有線または無線によって通信可能に接続されている。車速センサは、車輪の回転速度に応じた信号を制御部52に出力する。制御部52は、車輪の回転速度に基づいて人力駆動車両10の車速Vを演算する。制御部52は、車速Vが所定値以上になると、モータ30を停止する。所定値は、例えば時速25Km、または、時速45Kmである。車速センサは、リードスイッチを構成する磁性体リード、または、ホール素子を含むことが好ましい。車速センサは、フレーム16のチェーンステイに取り付けられ、後輪に取り付けられる磁石を検出する構成としてもよく、フロントフォーク16Aに設けられ、前輪に取り付けられる磁石を検出する構成としてもよい。別の例では、センサ64は、GPS受信部を含む。制御部52は、GPS受信部によって取得したGPS情報と、記憶部54に予め記録されている地図情報と、時間とに応じて、人力駆動車両10の車速Vを検出してもよい。制御部52は、時間を計るための計時回路を含むことが好ましい。
センサ66は、人力駆動力HのトルクTHを検出するために用いられる。センサ66は、トルクセンサを含む。トルクセンサは、例えば、モータ30が設けられるハウジングに設けられる。トルクセンサは、クランク12に入力される人力駆動力HのトルクTHを検出する。トルクセンサは、例えば、動力伝達経路に第1ワンウェイクラッチが設けられる場合、第1ワンウェイクラッチよりも上流側に設けられる。トルクセンサは、歪センサまたは磁歪センサなどを含む。歪センサは、歪ゲージを含む。トルクセンサが歪センサを含む場合、歪センサは、好ましくは、動力伝達経路に含まれる回転体の外周部に設けられる。トルクセンサは、無線または有線の通信部を含んでいてもよい。トルクセンサの通信部は、制御部52と通信可能に構成される。
センサ68は、人力駆動車両10のクランク12の回転速度Nを検出するために用いられる。センサ68は、クランク回転センサを含む。クランク回転センサは、例えば人力駆動車両10のフレーム16またはモータ30が設けられるハウジングに取り付けられる。クランク回転センサは、磁界の強度に応じた信号を出力する磁気センサを含んで構成される。周方向に磁界の強度が変化する環状の磁石が、クランク軸12Aまたはクランク軸12Aから第1回転体22までの間の動力伝達経路に設けられる。クランク回転センサは、制御部52と有線または無線によって通信可能に接続されている。クランク回転センサは、クランク12の回転速度Nに応じた信号を制御部52に出力する。クランク回転センサは、クランク軸12Aから第1回転体22までの人力駆動力Hの動力伝達経路において、クランク軸12Aと一体に回転する部材に設けられてもよい。例えば、クランク回転センサは、クランク軸12Aと第1回転体22との間に第1ワンウェイクラッチが設けられない場合、第1回転体22に設けられてもよい。センサ68は、人力駆動車両10の車速Vを検出するために用いられてもよい。この場合、制御部52は、センサ68によって検出されるクランク12の回転速度Nと、人力駆動車両10の変速比Bとに応じて、駆動輪14の回転速度を演算して、人力駆動車両10の車速Vを検出する。変速比Bは、人力駆動車両10の駆動輪14の回転速度に対するクランク12の回転速度Nの比率である。人力駆動車両10の変速比Bに関する情報は、記憶部54に予め記憶されている。
人力駆動車両10に変速比Bを変更するための変速機が設けられる場合、制御部52は、人力駆動車両10の車速Vと、クランク12の回転速度Nとに応じて、変速比Bを演算してもよい。この場合、駆動輪14の周長、駆動輪14の直径、または、駆動輪14の半径に関する情報が記憶部54に予め記憶されている。変速機は、ディレイラおよび内装変速機の少なくとも一方を含む。ディレイラは、フロントディレイラおよびリアディレイラの少なくとも一方を含む。センサ68が駆動輪14の回転速度を検出し、かつ、人力駆動車両10が変速機を含む場合、センサ68は、好ましくは、変速比Bを検出するための変速センサを含む。変速センサは、変速機の現在の変速ステージを検出する。変速ステージと変速比Bとの関係は、記憶部54に予め記憶されている。これによって制御部52は、変速センサの検出結果から、現在の変速比Bを検出することができる。制御部52は、駆動輪14の回転速度を変速比Bで除算することによって、クランク12の回転速度Nを演算できる。この場合、センサ68をセンサ64として用いることができる。
センサ70は、人力駆動車両10および搭乗者の少なくとも一方の前面投影面積Aを検出するために用いられる。センサ70は、画像センサを含む。画像センサは、例えば、人力駆動車両10のハンドルバー16Cに設けられて、人力駆動車両10の搭乗者を撮影する。センサ70は、人力駆動車両10および搭乗者の少なくとも一方の画像データを制御部52に出力する。制御部52は、センサ70から入力される画像データに応じて人力駆動車両10および搭乗者の少なくとも一方の前面投影面積Aを算出する。
センサ72は、人力駆動車両10の乗積物の重量に関する値を検出するために用いられる。センサ72、人力駆動車両10に乗積物の重量を検出する。センサ72は、例えば、前輪および後輪の少なくとも一方の車軸に設けられる。この場合、センサ72は、好ましくは前輪および後輪の両方に設けられる。例えば人力駆動車両10を地面から浮かせた状態でセンサ72から出力される信号を、重量0(グラム重)に対応させることによって、人力駆動車両10および積載物の総重量mを検出することができる。また例えば搭乗者が乗車していない状態で、センサ72から出力される信号を、重量0(グラム重)に対応させることによって、人力駆動車両10の搭乗者の重量を検出することができる。記憶部54には、センサ72から出力される情報と、重量との関係が記憶されていることが好ましい。センサ72は、圧力センサまたは歪センサを含む。センサ72は、例えば、人力駆動車両10のサドルに加えられる力を検出してもよい。この場合、センサ72によって搭乗者の重量を検出することができる。センサ72は、例えば、人力駆動車両10のタイヤの空気圧を検出してもよい。この場合、制御部52は、タイヤの空気圧を用いて乗積物の重量を算出する。センサ72に変えて、乗積物の重量に関する情報を制御部52に入力可能な入力部を制御装置50に設けてもよい。制御部52は、入力部を介して搭乗者の重量に関する情報が入力された場合、搭乗者の重量に関する情報を記憶部54に記憶することが好ましい。乗積物の重に関する情報は、例えば、搭乗者の体重を含む。記憶部54には、人力駆動車両10の重量に関する情報が記憶されている。制御部52は、人力駆動車両10の重量と、乗積物の重量とを加算して、人力駆動車両10および積載物の総重量mを算出することができる。
センサ74は、人力駆動車両10が前進する方向における加速度aを検出するために用いられる。センサ74は、加速度センサを含む。センサ74は、人力駆動車両10が前進する方向における加速度aに応じた信号を制御部52に出力する。
第2検出部58は、人力駆動力Hを検出するために用いられる。第2検出部58は、センサ66と同様に構成される。センサ66を第2検出部58として用いることができるが、第2検出部58は、センサ66と各別に構成されてもよい。第2検出部58を用いて人力駆動力Hの仕事率WHを検出する場合、第2検出部58は、センサ66およびセンサ68と同様に構成される。センサ66およびセンサ68を第2検出部58として用いることができるが、第2検出部58は、センサ66およびセンサ68と各別に構成されてもよい。
走行抵抗Rは、空気抵抗R1、人力駆動車両10の車輪の転がり抵抗R2、および、人力駆動車両10の走行路の勾配抵抗R3の少なくとも1つを含む。一例では、走行抵抗Rは、空気抵抗R1、人力駆動車両10の車輪の転がり抵抗R2、および、人力駆動車両10の走行路の勾配抵抗R3の全てを含む。
制御部52は、第1検出部56の出力および記憶部54に記憶されている情報に基づいて走行抵抗Rを算出する。
走行抵抗Rは、空気抵抗R1と、人力駆動車両10の車輪の転がり抵抗R2と、人力駆動車両10の走行路の勾配抵抗R3と、人力駆動車両10の加速抵抗R4とを含む。人力駆動車両10の出力は、走行抵抗Rと対応する。このため、一例では、走行抵抗Rは、人力駆動力HのトルクTHと、クランク12の回転速度Nと、車速Vとに基づいて算出される。この場合、走行抵抗Rは、例えば、以下の式(1)によって求められる。
R=(2P/60)×(T×N×eH)÷V…(1)
Pは、円周率を示す。
Tは、人力駆動車両10の出力トルクを示す。人力駆動車両10の出力トルクTは、ドライブユニットの出力トルクであって、本実施形態においては、第1回転体22が取り付けられる部分のクランク軸12Aまわりのトルクである。ドライブユニットは、クランク軸12A近傍に設けられ、人力駆動力Hの動力伝達経路において第1回転体22よりも上流側でモータ30の出力が人力駆動力Hと合流する。人力駆動車両10の出力トルクTは、人力駆動車両10に入力される人力駆動力HのトルクTHと、第1回転体22が取り付けられる部分に入力されるモータ30によって発生するトルクTMとを加算して得られる。この場合、人力駆動力Hの動力伝達経路においてモータ30の出力が人力駆動力Hと合流した部分よりも下流にセンサ66を設けることによって、センサ66によって人力駆動車両10の出力トルクTを検出するようにしてもよい。また、式(1)において、モータ30の出力と加算されない人力駆動力HのトルクTHを、人力駆動車両10の出力トルクTに用いてもよい。
Nは、人力駆動車両10のクランク12の回転速度を示す。
eHは、人力駆動車両10の人力駆動力Hの駆動輪14までの動力伝達効率を示す。動力伝達効率は、予め記憶部54に記憶される動力伝達経路の動力損失、および、人力駆動車両10の現在の変速比Bによって求められる。人力駆動車両10の変速比Bに応じて動力伝達効率が異なる場合、記憶部54には、好ましくは、各変速比Bに対応する動力伝達効率が記憶されている。eHは、モータ30の出力の駆動輪14までの動力伝達効率を含んでいてもよい。eHがモータ30の出力の駆動輪14までの動力伝達効率を含む場合、モータ30の出力に対応する動力伝達効率が記憶されていてもよい。
Vは、人力駆動車両10の車速を示す。
モータ30が前輪に設けられる場合、制御部52は、人力駆動力Hに関連する走行抵抗RHと、モータ30の出力に関連する走行抵抗RMとが合算されることによって走行抵抗Rを求めてもよい。この場合、人力駆動力Hに関連する走行抵抗RHは、上記式(1)と同様に求められる。モータ30の出力に関連する走行抵抗RMは、上記式(1)の「T×N」の部分を、モータ30の仕事率WMに置き換え、かつ、「eH」をモータ30の出力の前輪までの動力伝達効率に置き換えることによって求められる。
別の例では、走行抵抗Rは、空気抵抗R1と、人力駆動車両10の車輪の転がり抵抗R2と、人力駆動車両10の走行路の勾配抵抗R3と、人力駆動車両10の加速抵抗R4とに基づいて算出される。この場合、走行抵抗Rは、例えば、以下の式(2)によって求められる。空気抵抗R1は、式(3)によって求められる。人力駆動車両10の車輪の転がり抵抗R2は、式(4)によって求められる。人力駆動車両10の走行路の勾配抵抗R3は、式(5)によって求められる。人力駆動車両10の加速抵抗R4は、式(6)によって求められる。
R=R1+R2+R3+R4 …(2)
R1=C×A×(V-Va) …(3)
R2=M×m×g …(4)
R3=m×g×sinD …(5)
R4=m×a …(6)
Cは、人力駆動車両10および搭乗者の少なくとも一方の空気抵抗係数を示す。空気抵抗係数Cは、予め適切な固定値が記憶部54に記憶されていてもよく、操作部P等を介して搭乗者が入力できるようにしてもよい。
Aは、前面投影面積Aを示す。前面投影面積Aは、センサ70を用いて検出されてもよく、予め適切な固定値が記憶部54に記憶されていてもよく、操作部P等を介してユーザが入力できるようにしてもよい。
Vaは、センサ60によって検出される風速を示す。風速Vaは、人力駆動車両10に対して向かい風となる場合に負の値となる。センサ60が、人力駆動車両10が前進する方向において、向かい風を検出するように検出部が前進する方向に向かって設置される場合、センサ60は、V-Vaに応じた信号を出力する。風速Vaは、センサ60によって検出されてもよく、予め適切な固定値が記憶部54に記憶されていてもよく、操作部P等を介して搭乗者が入力できるようにしてもよい。
Mは、人力駆動車両10のタイヤの転がり抵抗係数を示す。転がり抵抗係数Mは、予め適切な固定値が記憶部54に記憶されていてもよく、操作部P等を介して搭乗者が入力できるようにしてもよい。
mは、人力駆動車両10および積載物の総重量を示す。総重量mは、センサ72を用いて検出されてもよく、記憶部54に予め適切な固定値が記憶されていてもよく、操作部P等を介して搭乗者が入力できるようにしてもよい。
gは、人力駆動車両10の重力加速度を示す。
Dは、人力駆動車両10の走行する路面の傾斜角度を示す。傾斜角度Dは、センサ62によって検出されてもよく、予め適切な固定値が記憶部54に記憶されていてもよく、操作部P等を介して搭乗者が入力できるようにしてもよい。
aは、人力駆動車両10の加速度を示す。加速度aは、センサ74によって検出されてもよく、予め適切な固定値が記憶部54に記憶されていてもよく、操作部P等を介して搭乗者が入力できるようにしてもよい。
さらに別の例では、走行抵抗Rは、人力駆動車両10のトルクに基づいて算出される。この場合、走行抵抗Rは、例えば、以下の式(7)によって求められる。
R=(T×iH×eH)÷r …(7)
iHは、駆動輪14の回転速度に対するクランク12の回転速度の比率を示す。iHは、変速比Bの逆数である。人力駆動車両10に変速比Bを変更するための変速機が設けられる場合、制御部52は、人力駆動車両10の車速Vと、クランク12の回転速度Nとに応じて、比率iHを演算してもよい。この場合、駆動輪14の周長、駆動輪14の直径、または、駆動輪14の半径に関する情報が記憶部54に予め記憶されている。制御部52は、駆動輪14の周長、駆動輪14の直径、または、駆動輪14の半径を用いて車速Vから駆動輪14の回転速度を演算できる。制御部52は、クランク12の回転速度Nを駆動輪14の回転速度で除算することによって、比率iHを演算できる。センサ64が駆動輪14の回転速度を検出し、かつ、人力駆動車両10が変速機を含む場合、センサ64は、好ましくは、変速比Bを検出するための変速センサを含む。変速センサは、変速機の現在の変速ステージを検出する。変速ステージと変速比Bとの関係は、記憶部54に予め記憶されている。これによって制御部52は、変速センサの検出結果から、現在の変速比Bを検出することができる。制御部52は、変速比Bを逆数にすることによって比率iHを演算できる。
rは、車輪の半径を示す。
モータ30が前輪に設けられる場合、制御部52は、人力駆動力Hに関連する走行抵抗RHと、モータ30の出力に関連する走行抵抗RMとが合算されることによって走行抵抗Rを求めてもよい。この場合、人力駆動力Hに関連する走行抵抗RHは、上記式(7)と同様に求められる。モータ30の出力に関連する走行抵抗RMは、上記式(7)の「T」の部分を、モータ30のトルクTMに置き換え、かつ、「eH」をモータ30の前輪までの動力伝達効率に置き換え、かつ、「iH」を、モータ30が前輪を直接回転させるのであれば「1」に置き換えることによって求められる。
制御部52は、モータ30を、人力駆動車両10に入力される人力駆動力Hに応じて制御する。制御部52は、人力駆動力Hに対するモータ30の出力の比率Yの異なる複数の制御モードでモータ30を制御する。人力駆動車両10の人力駆動力Hの仕事率WH(ワット)に対するモータ30の仕事率WM(ワット)の比率YAを、比率Yと記載する場合がある。人力駆動力Hの仕事率WHは、人力駆動力Hとクランク12の回転速度Nとの乗算によって算出される。人力駆動車両10の人力駆動力HのトルクTHに対するモータ30の出力のトルクTMのトルク比率YBを、比率Yと記載する場合がある。モータ30の出力が減速機を介して人力駆動力Hの動力伝達経路に入力される場合は、減速機の出力を、モータ30の出力とする。
制御部52は、モータ30の出力が所定値以下になるようにモータ30を制御する。モータ30の出力は、モータ30の仕事率WMを含む。制御部52は、比率YAが所定値YA1以下になるようにモータ30を制御する。所定値YA1は、一例では、500ワットである。所定値YA1は、別の例では、300ワットである。制御部52は、トルク比率YBが所定トルク比率YB1以下になるようにモータ30を制御する。所定トルク比率YB1は、一例では、300%である。
制御部52は、人力駆動車両10の走行抵抗Rが変化した場合、人力駆動力Hの仕事率WHに対するモータ30の仕事率WMの比率YAを変更し、かつ、走行抵抗Rの変化量とモータ30の仕事率WMの変化量とが異なるようにモータ30を制御する。式(1)を用いて走行抵抗Rを算出する場合、走行抵抗Rの変化によって人力駆動力Hが増加または減少した後に走行抵抗Rに応じてモータ30の出力を制御するフィードバック制御が行われる。式(2)を用いて走行抵抗Rを算出する場合、走行抵抗Rの変化によって人力駆動力Hが増加または減少する前に走行抵抗Rに応じてモータ30の出力を制御するフィードフォワード制御が行われる。
制御部52は、走行抵抗Rが所定の範囲dRにある場合、走行抵抗Rが大きくなるほど、比率Xが小さくなるようにモータ30を制御する。制御部52は、走行抵抗Rが所定の範囲dRにある場合、走行抵抗Rに比例して比率Xが小さくなるようにモータ30を制御する。記憶部54は、走行抵抗Rと比率Xとの関係を記憶する。所定の範囲dRは、第1走行抵抗RX以上、かつ、第1走行抵抗RXよりも大きい第2走行抵抗RY以下の範囲である。第1走行抵抗RXは、0よりも大きくてもよく、0であってもよい。
図3は、記憶部54に記憶される走行抵抗Rと比率Xとの関係の一例を示す。図3の実線L11に示すように、走行抵抗Rが所定の範囲dRにある場合、走行抵抗Rが大きくなるほど、比率Xは小さくなる。このため、走行抵抗Rが大きくなると、人力駆動車両10の総出力のうちの人力駆動力Hの占める割合が高くなる。走行抵抗Rが所定の範囲dRにある場合、走行抵抗Rが大きくなるほど、比率Xを段階的に小さくするようにしてもよい。走行抵抗Rが所定の範囲dRにある場合、走行抵抗Rが大きくなるほど、比率Xを指数関数的に小さくするようにしてもよい。
走行抵抗Rが所定の範囲dRよりも大きい場合、図3の実線L21に示すように、走行抵抗Rに関わらず一定の値となるようにしてもよい。走行抵抗Rが所定の範囲dRよりも大きい場合、図3の二点鎖線L22に示すように、走行抵抗Rが大きくなるほど、比率Xが小さくなるようにしてもよい。
走行抵抗Rが所定の範囲dRよりも小さい場合、図3の実線L31に示すように、走行抵抗Rが大きくなるほど、比率Xが小さくなるようにすることが好ましい。走行抵抗Rが所定の範囲dRよりも小さい場合、図3の二点鎖線L32に示すように、走行抵抗Rが大きくなるほど、比率Xを指数関数的に小さくするようにしてもよい。
走行抵抗Rと比率Xとの関係は、複数の制御モードごとに異なるようにしてもよい。この場合、例えば、制御モードごとに、図3の実線L11の傾きが異なるようにしてもよい。例えば、人力駆動力Hに対するモータ30の出力の比率Yが大きい制御モードほど、図3の実線L11の傾きが大きくなるようにしてもよい。また、例えば、人力駆動力Hに対するモータ30の出力の比率Yが大きい制御モードほど、図3の実線L11の傾きが小さくなるようにしてもよい。複数の制御モードのうちの少なくとも1つの制御モードについて、走行抵抗Rが所定の範囲dRの場合に、走行抵抗Rに関わらず比率Xが一定になるようにしてもよい。この場合も、複数の制御モードのうちの少なくとも1つの制御モードにおいて、制御部52は、人力駆動車両10の走行抵抗Rが変化した場合、人力駆動力Hの仕事率WHに対するモータ30の仕事率WMの比率YAを変更し、かつ、走行抵抗Rの変化量とモータ30の仕事率WMの変化量とが異なるようにモータ30を制御する。
記憶部54は、走行抵抗Rと比率Xとの関係を変更可能に記憶してもよい。この場合、例えば、制御部52は、記憶部54に記憶される走行抵抗Rと比率Xとの関係を、操作部Pの操作に応じて変更する。例えば、制御部52は、操作部Pの操作に応じて、図3の実線L11の傾きが変化するように変更できるようにしてもよい。操作部Pは、パーソナルコンピュータ、ブレット型コンピュータ、サイクルコンピュータ、および、スマートフォンなどの人力駆動車両10の外部の情報機器および携帯型情報機器などを含む。制御装置50は、インタフェース部51を含む。インタフェース部51は、操作部Pに接続される電気ケーブルを接続するための有線通信部、および、操作部Pと無線で通信するための無線通信部の少なくとも一方を含む。制御部52は、インタフェース部51と電気的に接続され、インタフェース部51を介して受信した操作部Pからの入力信号に応じて、記憶部54に記憶されている情報を変更する。操作部Pは、人力駆動車両10に含まれる操作装置に設けられていてもよい。操作装置は、例えば、制御モードを変更するための操作装置、または、サイクルコンピュータを含む。
図4を参照して、モータ30を制御する処理について説明する。制御部52は、制御部52にバッテリ28から電力が供給されると、処理を開始して図4に示すフローチャートのステップS11に移行する。制御部52は、電力が供給されている限り、所定周期ごとにステップS11からの処理を実行する。
制御部52は、ステップS11において、走行抵抗Rを算出し、ステップS12に移行する。具体的には、第1検出部56の出力と、記憶部54に記憶されている係数および計算式を用いて、走行抵抗Rを算出する。制御部52は、ステップS12において、ステップS11において算出した走行抵抗Rに応じてモータ30の出力を算出し、ステップS13に移行する。具体的には、制御部52は、記憶部54に記憶されている走行抵抗Rと比率Xとの関係に応じて、モータ30の出力を算出する。
制御部52は、ステップS13において、ステップS12において算出したモータ30の出力によってモータ30を制御する場合の比率YAが所定値YA1以下、かつ、トルク比率YBが所定トルク比率YB1以下か否かを判定する。制御部52は、ステップS12において算出したモータ30の出力によってモータ30を制御する場合の比率YAが所定値YA1以下、かつ、トルク比率YBが所定トルク比率YB1以下の場合、ステップS14に移行する。制御部52は、ステップS14において、ステップS12において算出したモータ30の出力となるようにモータ30を制御し、処理を終了する。
制御部52は、ステップS13において、ステップS12において算出したモータ30の出力となるようにモータ30を制御する場合の比率YAが所定値YA1よりも大きい場合、および、トルク比率YBが所定トルク比率YB1よりも大きい場合の少なくとも一方の場合、ステップS15に移行する。制御部52は、ステップS15において、ステップS12において算出したモータ30の出力によってモータ30を制御する場合の比率YAが所定値YA1以下、かつ、トルク比率YBが所定トルク比率YB1以下になるように、算出したモータ30の出力を変更し、ステップS14に移行する。制御部52は、ステップS14において、ステップS15において算出したモータ30の出力によってモータ30を制御し、処理を終了する。
(変形例)
上記実施形態に関する説明は、本発明に従う人力駆動車両用制御装置が取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本発明に従う人力駆動車両用制御装置は、例えば以下に示される上記実施形態の変形例、および、相互に矛盾しない少なくとも2つの変形例が組み合わせられた形態を取り得る。以下の変形例において、実施形態の形態と共通する部分については、実施形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
・制御部52は、走行抵抗Rが所定の範囲dRにある場合、走行抵抗Rが大きくなるほど、比率Xを大きくするようにしてもよい。この場合、走行抵抗Rが大きくなるほど、人力駆動車両10の総出力のうちのモータ30の出力の割合が大きくなるため、走行抵抗Rが大きくなるほど、楽に人力駆動車両10を走行させることができるようになる。
・図4のモータ30を制御する処理から、ステップS13およびステップS15を省略することもできる。また、ステップS13の処理から、トルク比率YBが所定トルク比率YB1以下か否かの判定処理を省略し、かつ、ステップS15の処理から、トルク比率YBを所定トルク比率YB1以下にする処理を省略してもよい。また、ステップS13の処理から、比率YAが所定値YA1以下か否かの判定処理を省略し、かつ、ステップS15の処理から、比率YAを所定値YA1以下にする処理を省略してもよい。
・走行抵抗Rは、空気抵抗R1、人力駆動車両10の車輪の転がり抵抗R2、および、人力駆動車両10の走行路の勾配抵抗R3の1つのみを含んでいてもよく、走行抵抗Rは、空気抵抗R1、人力駆動車両10の車輪の転がり抵抗R2、および、人力駆動車両10の走行路の勾配抵抗R3の2つのみを含んでいてもよい。この場合、制御部52による演算の負荷を軽減することができ、かつ、走行抵抗Rを算出するために必要なセンサを省略することができる。
10…人力駆動車両、12…クランク、30…モータ、50…人力駆動車両用制御装置、52…制御部、54…記憶部、56…第1検出部、58…第2検出部、P…操作部。

Claims (17)

  1. 人力駆動車両の推進をアシストするモータを、前記人力駆動車両に入力される人力駆動力に応じて制御する制御部を含み、
    前記制御部は、前記人力駆動車両の走行抵抗が変化した場合、
    前記人力駆動力の仕事率に対する前記モータの仕事率の比率を変更し、かつ、
    前記走行抵抗の変化量と前記モータの仕事率の変化量とが異なるように前記モータを制御し、
    前記走行抵抗が所定の範囲にある場合、前記走行抵抗が大きくなるほど、前記比率が小さくなるように前記モータを制御し、
    前記走行抵抗は、空気抵抗、前記人力駆動車両の車輪の転がり抵抗、前記人力駆動車両の走行路の勾配抵抗、および、前記人力駆動車両の加速抵抗の少なくとも1つを含み、
    前記制御部は、前記人力駆動力に対する前記モータの出力の比率の異なる複数の制御モードで前記モータを制御可能に構成され、
    前記走行抵抗と前記比率との関係は、前記複数の制御モードごとに異なる、人力駆動車両用制御装置。
  2. 人力駆動車両の推進をアシストするモータを、前記人力駆動車両に入力される人力駆動力に応じて制御する制御部を含み、
    前記制御部は、前記人力駆動車両の走行抵抗が変化した場合、
    前記人力駆動力の仕事率に対する前記モータの仕事率の比率を変更し、かつ、
    前記走行抵抗の変化量と前記モータの仕事率の変化量とが異なるように前記モータを制御し、
    前記走行抵抗が所定の範囲にある場合、前記走行抵抗が大きくなるほど、前記比率が小さくなるように前記モータを制御し、
    前記人力駆動力の増加または減少に基づいて前記走行抵抗を算出し、
    前記人力駆動力に対する前記モータの出力の比率の異なる複数の制御モードで前記モータを制御可能に構成され、
    前記走行抵抗と前記比率との関係は、前記複数の制御モードごとに異なる、人力駆動車両用制御装置。
  3. 前記制御部は、前記走行抵抗が前記所定の範囲にある場合、前記走行抵抗に比例して前記比率が小さくなるように前記モータを制御する、請求項1または2に記載の人力駆動車両用制御装置。
  4. 前記所定の範囲は、所定走行抵抗以下の範囲を含む、請求項3に記載の人力駆動車両用制御装置。
  5. 人力駆動車両の推進をアシストするモータを、前記人力駆動車両に入力される人力駆動力に応じて制御する制御部を含み、
    前記制御部は、前記人力駆動車両の走行抵抗が変化した場合、
    前記人力駆動力の仕事率に対する前記モータの仕事率の比率を変更し、かつ、
    前記走行抵抗の変化量と前記モータの仕事率の変化量とが異なるように前記モータを制御し、
    前記走行抵抗が所定の範囲にある場合、前記走行抵抗が大きくなるほど、前記比率が小さくなるように前記モータを制御し、
    前記所定の範囲は、所定走行抵抗以下の範囲を含み、
    前記制御部は、前記人力駆動力に対する前記モータの出力の比率の異なる複数の制御モードで前記モータを制御可能に構成され、
    前記走行抵抗と前記比率との関係は、前記複数の制御モードごとに異なる、人力駆動車両用制御装置。
  6. 前記走行抵抗は、空気抵抗、前記人力駆動車両の車輪の転がり抵抗、前記人力駆動車両の走行路の勾配抵抗と、および、前記人力駆動車両の加速抵抗の少なくとも1つを含む、請求項2または5に記載の人力駆動車両用制御装置。
  7. 前記制御部は、前記人力駆動力の増加または減少に基づいて前記走行抵抗を算出する、請求項1または5に記載の人力駆動車両用制御装置。
  8. 前記走行抵抗と前記比率との関係を記憶する記憶部をさらに含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の人力駆動車両用制御装置。
  9. 前記記憶部は、前記走行抵抗と前記比率との関係を変更可能に記憶する、請求項8に記載の人力駆動車両用制御装置。
  10. 前記制御部は、前記記憶部に記憶される前記走行抵抗と前記比率との関係を、操作部の操作に応じて変更する、請求項9に記載の人力駆動車両用制御装置。
  11. 前記制御部は、前記モータの出力が所定値以下になるように前記モータを制御する、請求項1から10のいずれか一項に記載の人力駆動車両用制御装置。
  12. 前記制御部は、前記人力駆動力のトルクに対する前記モータの出力トルクのトルク比率が所定トルク比率以下になるように前記モータを制御する、請求項1から11のいずれか一項に記載の人力駆動車両用制御装置。
  13. 前記走行抵抗は、空気抵抗、前記人力駆動車両の車輪の転がり抵抗、および、前記人力駆動車両の走行路の勾配抵抗の少なくとも1つを含む、請求項1から12のいずれか一項に記載の人力駆動車両用制御装置。
  14. 前記走行抵抗の検出に用いられる第1検出部をさらに含む、請求項1から13のいずれか一項に記載の人力駆動車両用制御装置。
  15. 前記第1検出部は、風速を検出するためのセンサ、前記人力駆動車両の傾きを検出するためのセンサ、前記人力駆動車両の車速を検出するためのセンサ、前記人力駆動力のトルクを検出するためのセンサ、および、前記人力駆動車両のクランクの回転速度を検出するためのセンサの少なくとも1つを含む、請求項14に記載の人力駆動車両用制御装置。
  16. 前記走行抵抗は、前記人力駆動力のトルクと、前記クランクの回転速度と、前記車速とに基づいて算出される、請求項15に記載の人力駆動車両用制御装置。
  17. 前記人力駆動力を検出するための第2検出部をさらに含む、請求項1から16のいずれか一項に記載の人力駆動車両用制御装置。
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