JP6735158B2 - 自転車用制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自転車用制御装置に関する。
特許文献1には、人力駆動力に応じてモータの出力を制御する自転車用制御装置が開示されている。この自転車用制御装置では、人力駆動力に対するモータの駆動力のアシスト比を複数種類設け、複数種類のアシスト比を切り替えることができる。
特開平10−67377号公報
自転車の走行環境に応じてモータを制御する動作モードを切り替えることが好ましいが、従来技術の自転車用制御装置では、アシスト比を変更することしか開示されていない。
本発明の目的は、自転車の走行環境に応じて自転車の推進をより適切にアシストできる自転車用制御装置を提供することである。
〔1〕本発明に従う自転車用制御装置の一形態は、自転車に入力される人力駆動力に基づいて、前記自転車の推進をアシストするモータの出力を制御する制御部を含み、前記制御部は、複数の動作モードのいずれかによって前記モータを制御し、前記複数の動作モードは、前記人力駆動力に基づいて前記モータの出力を制御する第1動作モードおよび第2動作モードと、前記第1動作モードおよび前記第2動作モードを除く他の動作モードとを含み、前記第1動作モードにおける前記モータの出力トルクの上限値は、第1の上限値であり、前記第2動作モードにおける前記モータの出力トルクの上限値は、前記第1の上限値の1.5倍以上の第2の上限値であり、前記他の動作モードにおける前記モータの出力トルクの上限値は、前記第1の上限値以下または前記第2の上限値以上である。
第2動作モードのモータの出力トルクの上限値は、第1動作モードのモータの出力トルクの上限値の1.5倍以上となるので、第2動作モードでは、第1動作モードと比較して、より大きな人力駆動力が入力された場合でもモータの出力トルクが上限値まで届きにくい。これによって、人力駆動力とモータの出力トルクとの比率が変わりにくくなり、自転車の推進をより適切にアシストできる。
〔2〕前記自転車用制御装置の一例によれば、前記第2の上限値は、前記第1の上限値の2倍以上である。このため、人力駆動力とモータの出力トルクとの比率がより変わりにくくなり、自転車の推進をより適切にアシストできる。
〔3〕前記自転車用制御装置の一例によれば、前記制御部は、前記第1動作モードにおいて、前記モータの出力トルクが前記第1の上限値以下のときに、第1のアシスト比となるように前記モータを制御し、前記第2動作モードにおいて、前記モータの出力トルクが前記第2の上限値以下のときに、第2のアシスト比となるように前記モータを制御する。
このように、動作モードごとにアシスト比の大きさが異なることによって、自転車の推進をより適切にアシストできる。
〔4〕前記自転車用制御装置の一例によれば、前記第2のアシスト比は、前記第1のアシスト比の2倍以下である。
第2動作モードのアシスト比を第1動作モードのアシスト比よりも大きくしても、第2のアシスト比を第1のアシスト比の2倍以下とすることによって、人力駆動力とモータの出力トルクとの比率が変わりにくくなり、自転車の推進をより適切にアシストできる。
〔5〕前記自転車用制御装置の一例によれば、前記他の動作モードは、前記モータの出力トルクの上限値が、前記第2の上限値以上の第3の上限値である第3動作モードを含み、前記制御部は、前記第3動作モードにおいて、前記モータの出力トルクが前記第3の上限値以下のときに、第3のアシスト比となるように前記モータを制御し、前記第3のアシスト比は、前記第2動作モードの第2のアシスト比よりも大きく、前記第3の上限値と前記第2の上限値との差は、前記第2の上限値と前記第1の上限値との差よりも小さい。
このため、走行環境に応じて第1動作モード、第2動作モード、および、第3動作モードを選択することによって、自転車の推進をより適切にアシストできる。特に第2動作モードにおいて、人力駆動力とモータの出力トルクとの比率が変わりにくい。
〔6〕前記自転車用制御装置の一例によれば、前記第3のアシスト比は、前記第2のアシスト比の2倍以上である。
このため、第3動作モードでは、自転車の推進をより強くアシストできる。
〔7〕前記自転車用制御装置の一例によれば、前記第3の上限値と前記第2の上限値とは、等しい。
このため、第2動作モードでは、人力駆動力とモータの出力トルクとの比率が変わりにくいので、自転車の推進をより適切にアシストできる。
〔8〕本発明に従う自転車用制御装置の一形態は、自転車に入力される人力駆動力に基づいて、前記自転車の推進をアシストするモータの出力を制御する制御部を含み、前記制御部は、第1動作モード、第2動作モード、および、第3動作モードのいずれかの動作モードによって前記モータを制御し、前記第1動作モードから前記第2動作モードに切り替えたときのアシスト比の上昇率は、前記第2動作モードから前記第3動作モードに切り替えたときの前記アシスト比の上昇率よりも小さく、前記第1動作モードから前記第2動作モードに切り替えたときの前記モータの出力トルクの上限値の上昇率は、前記第2動作モードから前記第3動作モードに切り替えたときの前記モータの出力トルクの上限値の上昇率よりも大きい。
このため、第2動作モードでは、人力駆動力とモータの出力トルクとの比率が変わりにくいので、自転車の推進をより適切にアシストできる。また動作モードごとにモータによるアシストの強さが異なることによって、走行環境に応じたアシストを実現しやすい。
〔9〕前記自転車用制御装置の一例によれば、前記第2動作モードにおける前記アシスト比は、前記第1動作モードにおける前記アシスト比の2倍以下である。
第2動作モードのアシスト比を第1動作モードのアシスト比よりも大きくしても、第2のアシスト比を第1のアシスト比の2倍以下とすることによって、人力駆動力とモータの出力トルクとの比率が変わりにくくなり、自転車の推進をより適切にアシストできる。
〔10〕前記自転車用制御装置の一例によれば、前記第2動作モードにおける前記モータの出力トルクの上限値は、前記第1動作モードにおける前記モータの出力トルクの上限値の2倍以上である。
このため、第2動作モードでは、第1動作モードと比較して、より大きな人力駆動力が入力された場合でもモータの出力トルクが上限値まで届きにくい。これによって、人力駆動力とモータの出力トルクとの比率が変わりにくくなり、自転車の推進をより適切にアシストできる。
〔11〕前記自転車用制御装置の一例によれば、前記制御部は、ユーザが操作可能な操作部の操作に基づいて、前記動作モードを変更する。
このため、ユーザが動作モードを変更することができ、ユーザにとって好ましいアシスト力が得られやすい。
〔12〕前記自転車用制御装置の一例によれば、前記制御部は、前記自転車の傾斜角度および前記自転車の振動の少なくともいずれか一方に基づいて前記動作モードを切り替える。
このため、制御部が走行環境に応じてモータの制御を行うことができるため、走行環境に応じたアシストを実現しやすい。
〔13〕前記自転車用制御装置の一例によれば、前記制御部は、前記傾斜角度が第1の角度未満、かつ、前記振動の大きさが閾値未満のとき、前記第1動作モードで前記モータを制御する。
傾斜角度が第1の角度未満、かつ、振動の大きさが閾値未満のときには、モータの出力が抑えられることによってモータの消費電力を抑制できる。
〔14〕前記自転車用制御装置の一例によれば、前記制御部は、前記傾斜角度が第1の角度未満、かつ、前記振動の大きさが閾値以上のとき、前記第2動作モードで前記モータを制御する。
傾斜角度が第1の角度未満、かつ、振動の大きさが閾値以上のときには、第1動作モードよりもモータの出力を高くすることができるため、自転車の推進を強くアシストできる。
〔15〕前記自転車用制御装置の一例によれば、前記制御部は、前記傾斜角度が第1の角度以上のとき、前記第3動作モードで前記モータを制御する。
傾斜角度が第1の角度以上のときには、第1動作モードおよび第2動作モードよりもモータの出力を高くすることができるため、自転車の推進をより強くアシストできる。
〔16〕前記自転車用制御装置の一例によれば、前記制御部は、前記自転車の傾斜角度が第2の角度以上のとき、前記第3動作モードで前記モータを制御し、前記第2の角度よりも小さい第3の角度以上、かつ、前記傾斜角度が前記第2の角度未満のとき、前記第2動作モードで前記モータを制御し、前記傾斜角度が前記第3の角度未満のとき、前記第1動作モードで前記モータを制御する。
このため、自転車の傾斜角度に応じて自転車の推進を適切にアシストできる。
〔17〕前記自転車用制御装置の一例によれば、前記制御部は、前記自転車の傾斜角度が第4の角度以上のとき、前記第3動作モードで前記モータを制御し、前記傾斜角度が前記第4の角度未満のとき、前記第2動作モードで前記モータを制御する。
このため、自転車の傾斜角度に応じて自転車の推進を適切にアシストできる。
〔18〕前記自転車用制御装置の一例によれば、前記制御部は、ユーザが操作可能な操作部の操作に基づいて、前記動作モードを前記第1動作モードに切り替える。
このため、自転車の傾斜角度に関わらず、ユーザの操作によって第1動作モードに変更することができ、モータの消費電力を抑制できる。
〔19〕前記自転車用制御装置の一例によれば、前記制御部は、前記自転車の振動の大きさが閾値以上のとき、前記第2動作モードで前記モータを制御し、前記振動の大きさが前記閾値未満のとき、前記第1動作モードで前記モータを制御する。
このため、自転車の振動の大きさに応じて自転車の推進を適切にアシストできる。
〔20〕前記自転車用制御装置の一例によれば、前記制御部は、ユーザが操作可能な操作部の操作に基づいて、前記動作モードを前記第3動作モードに切り替える。
このため、自転車の振動の大きさに関わらず、ユーザの操作によって第3動作モードに変更することができ、ユーザの意図に応じてアシスト力を増大させることができる。
〔21〕前記自転車用制御装置の一例によれば、前記制御部は、前記傾斜角度に関する情報を、前記自転車の前後方向の傾斜角度を検出する傾斜センサから取得する。
この構成によれば、傾斜角度を精度よく取得できる。
〔22〕前記自転車用制御装置の一例によれば、前記制御部は、前記振動の大きさに関する情報を、前記自転車の振動を検出する振動センサから取得する。
この構成によれば、振動センサによって自転車の振動の大きさを精度よく取得できる。
上記自転車用制御装置によれば、自転車の走行環境に応じて自転車の推進をより適切にアシストできる。
実施の形態の自転車用制御装置を含む自転車の電気的構成を示すブロック図。 図1の制御部によって実行される切替処理のフローチャート。 第1の変形例の制御部によって実行される切替処理のフローチャート。 第2の変形例の制御部によって実行される切替処理のフローチャート。 第3の変形例の制御部によって実行される切替処理のフローチャート。 第4の変形例の制御部によって実行される切替処理のフローチャート。
図1および図2を参照して、実施の形態の自転車用制御装置について説明する。
図1に示されるように、自転車用制御装置10は、制御部12を含む。自転車用制御装置10は、自転車に設けられている。自転車には、ドライブユニット20、操作部30、トルクセンサ40、車速センサ42、傾斜センサ44、および、バッテリ50が設けられている。制御部12には、ドライブユニット20の駆動回路22、操作部30、トルクセンサ40、車速センサ42、および、傾斜センサ44が有線または無線によって通信可能に接続されている。制御部12および駆動回路22には、バッテリ50が電気的に接続されている。操作部30、トルクセンサ40、車速センサ42、および、傾斜センサ44が有線で制御部12に接続されている場合、制御部12からこれらに電力を供給してもよく、バッテリ50から電力を直接供給してもよい。操作部30、トルクセンサ40、車速センサ42、および、傾斜センサ44が無線で制御部12に接続されている場合、操作部30、トルクセンサ40、車速センサ42、および、傾斜センサ44は、それぞれ電源を備える。電源は、例えば充電池、発電機などである。
制御部12は、自転車に入力される人力駆動力に基づいて、自転車の推進をアシストするドライブユニット20のモータ24の出力を制御する。制御部12は、複数の動作モードのいずれかによってモータ24を制御する。複数の動作モードにおいて、人力駆動力に基づくモータ24の出力状態は互いに異なる。制御部12は、演算処理部および記憶部を含む。演算処理部は、予め定められた制御プログラムを実行し、例えばCPU(Central Processing Unit )またはMPU(Micro Processing Unit )を含む。記憶部には、各種の制御プログラム、複数の動作モード、および、各種の制御処理に用いられる情報が記憶される。なお、記憶部は、制御部12とは別に形成されてもよい。制御部12は、ドライブユニット20または操作部30に設けられてもよく、これらとは別に設けられてもよい。制御部12は、1または複数の演算処理部および記憶部を含んでいてもよい。例えば、制御部12が複数の演算処理部および記憶部を含む場合、ドライブユニット20および操作部30にも制御部12を構成する演算処理部および記憶部がそれぞれ設けられてもよい。制御部12は、入力インタフェース回路および出力インタフェース回路のような一般的な回路を含んでもよい。
ドライブユニット20は、駆動回路22およびモータ24を含む。駆動回路22は、自転車に搭載されたバッテリ50からモータ24に供給される電力を制御する。モータ24は、自転車の推進をアシストする。モータ24は、自転車に入力される人力駆動力をアシストする。モータ24は電気モータを含む。モータ24は、自転車のクランク軸からリアスプロケットまでの間の動力伝達経路に結合される。モータ24は、クランク軸からフロントスプロケットまでの間の動力伝達経路に連結されることが好ましい。ドライブユニット20は、モータ24の回転を減速する減速機を含んでいてもよい。ドライブユニット20は、フロントハブまたはリアハブに含まれていてもよく、この場合、モータ24はフロントハブまたはリアハブのハブシェルに結合される。
操作部30は、ハンドルバーに取り付けられる。操作部30は、第1の操作部32および第2の操作部34を含む。第1の操作部32および第2の操作部34は、それぞれスイッチまたはレバーを含む。制御部12は、ユーザが操作可能な操作部30の操作に基づいて、動作モードを変更する。第1の操作部32および第2の操作部34は、複数の動作モードを手動で変更するために設けられる。ユーザによって第1の操作部32または第2の操作部34が操作されると、操作部30は、複数の動作モードの1つを他の動作モードに切り替える切替信号を制御部12に出力する。第1の操作部32は、複数の動作モードを第1の順番で切り替えるために設けられる。第2の操作部34は、複数の動作モードを第1の順番とは逆の第2の順番で切り替えるために設けられる。操作部30は、さらに第3の操作部36を含む。第3の操作部36は、スイッチまたはレバーを含む。ユーザによって第3の操作部36が操作されると、制御部12は、複数の動作モードを手動で変更する手動モード、または複数の動作モードを自動で変更する自動モードに変更する。操作部30は、複数の動作モードを手動で変更するための信号、複数の動作モードを自動で変更するための信号を区別して制御部12に与えてもよく、制御部12が第3の操作部36の操作に応じた信号を受け取ると、操作部30が手動モードと自動モードとを交互に切り替えてもよい。
トルクセンサ40は、人力駆動力に応じた信号を出力する。トルクセンサ40は、クランクまたはペダルに与えられる人力駆動力を検出する。トルクセンサ40は、例えば、歪センサ、磁歪センサ、光学センサ、および、圧力センサの少なくとも1つを含む。制御部12は、トルクセンサ40の出力に基づいて単位時間当たりの人力駆動力(以下、「人力駆動力TH」)を演算する。
車速センサ42は、フロントフォークに取り付けられる。車速センサ42は、前輪のスポークに取り付けられた磁石との相対位置の変化に応じた値を制御部12に出力する。車速センサ42は、リードスイッチを構成する磁性体リード、または、ホール素子を含むことが好ましい。制御部12は、車速センサ42の出力、および、制御部12に予め記憶された前輪の周長に基づいて単位時間当たりの走行距離(以下、「車速V」)を演算する。車速センサ42は、自転車のチェーンステイに取り付けられてもよい。この場合、後輪のスポークに磁石が取り付けられる。車速センサ42は、GPS(Global Positioning System )を含んでいてもよい。
傾斜センサ44は、自転車のフレームに取り付けられる。傾斜センサ44は、傾斜角度を検出する。傾斜センサ44は、3軸のジャイロセンサ44Aおよび3軸の加速度センサ44Bを含む。傾斜センサ44の出力は、3軸のそれぞれの姿勢角度、および、3軸のそれぞれの加速度の情報を含む。なお、3軸の姿勢角度は、ピッチ角度DA、ロール角度DB、および、ヨー角度DCである。ジャイロセンサ44Aの3軸と加速度センサ44Bの3軸とは一致することが好ましい。傾斜センサ44は、自転車の左右方向とピッチ角度DAの軸の延びる方向とが略一致するように自転車に取り付けられることが好ましい。なお、傾斜センサ44は、フロントフォーク、ハンドルバー、または、ドライブユニット20に取り付けられてもよい。傾斜センサ44は、1軸の加速度センサを含んでいてもよい。
制御部12は、自転車の傾斜角度に関する情報を、自転車の前後方向の傾斜角度を検出する傾斜センサ44から取得する。例えば、制御部12は、傾斜センサ44の出力に基づいて自転車の傾斜角度Dを演算する。傾斜角度Dは、自転車の左右方向に延びる軸まわりの自転車の前後方向の傾斜角度である。すなわち傾斜角度Dは、ピッチ角度DAである。傾斜角度Dは、自転車が水平な場所に設置されるときに「0」度となるように設定されている。このため、傾斜角度Dは、走行路面の勾配と相関する。
制御部12は、自転車の振動の大きさVRに関する情報を、自転車の振動を検出する振動センサから取得する。振動センサの一例は、加速度センサ44Bである。振動の大きさVRの一例は、振動レベル(dB)である。例えば、制御部12は、加速度センサ44Bの出力に基づいて自転車の振動の大きさVRを演算する。好ましくは、制御部12は、自転車の上下方向の振動の大きさVRを演算する。
制御部12は、人力駆動力THおよび車速Vに基づいてモータ24を制御するアシスト制御を実行する。制御部12は、車速Vが予め設定される所定の車速V以上のとき、モータ24の駆動を停止する。所定の車速Vは、例えば時速25kmである。制御部12は、モータ24の出力トルクのトルク指令値を演算する。トルク指令値は、例えば予め設定されたアシスト比Rを人力駆動力THに乗算した値に基づいて設定される。制御部12は、出力トルクTAが予め設定されている上限値TL以下となるようにモータ24を制御する。制御部12は、例えばモータ24の出力トルクTAがトルク指令値に一致するようにモータ24に供給する電流を制御する。制御部12は、トルク指令値が上限値TLよりも大きくなる場合、トルク指令値を上限値TLに設定する。なお、制御部12は、トルク指令値に代えて、電流指令値または電力指令値を用いてもよい。アシスト比Rは、人力駆動力THに対するモータ24の駆動力の比率である。モータ24に減速機が接続されている場合、アシスト比Rは、人力駆動力THに対するモータ24の減速機の出力における駆動力の比率であり、モータ24の出力トルクTAは、モータ24の減速機における出力トルクとするのが好ましい。
複数の動作モードは、人力駆動力に基づいてモータ24の出力を制御する第1動作モードおよび第2動作モードと、第1動作モードおよび第2動作モードを除く他の動作モードとを含む。他の動作モードの一例は、人力駆動力に基づいてモータ24の出力を制御する第3動作モードである。制御部12は、第1動作モード、第2動作モード、および、第3動作モードのいずれかの動作モードによってモータ24を制御する。なお、他の動作モードの別の例は、人力駆動力にかかわらずモータ24の出力を制御する動作モードである。その一例として、モータ24によるアシストを停止するオフモード、および、ユーザが自転車を押して歩くときにモータ24によってアシストするウォークモードが挙げられる。また他の動作モードは、ウォークモードを含まなくてもよい。
第1動作モードは、走行中のバッテリ50の電力消費を抑える動作モードである。第2動作モードは、岩場やダートなどの走行路面の凹凸が大きいオフロードのような走行負荷の変化の大きい走行路面の走行を想定した動作モードである。第3動作モードは、急坂などの上り勾配のような走行負荷が高い状態が続く走行路面の走行を想定した動作モードである。なお、走行負荷は、自転車の推進に必要な、自転車のタイヤと走行路面との接線方向の力である。
各動作モードには、アシスト比Rおよび出力トルクTAの上限値TLが対応付けられている。なお、以下の説明において、第1のアシスト比R1は第1動作モードにおけるアシスト比Rであり、第2のアシスト比R2は第2動作モードにおけるアシスト比Rであり、第3のアシスト比R3は第3動作モードにおけるアシスト比Rである。
第2のアシスト比R2は、第1のアシスト比R1よりも大きい。第3のアシスト比R3は、第2のアシスト比R2よりも大きい。第1動作モードから第2動作モードに切り替えたときのアシスト比Rの上昇率(R2/R1)は、第2動作モードから第3動作モードに切り替えたときのアシスト比Rの上昇率(R3/R2)よりも小さい。好ましくは、第3のアシスト比R3は、第2のアシスト比R2の2倍以上である。好ましくは、第2のアシスト比R2は、第1のアシスト比R1の2倍以下である。好ましくは、第1動作モードから第2動作モードに変更したときのアシスト比Rの上昇率(R2/R1)は、第2動作モードから第3動作モードに変更したときのアシスト比Rの上昇率(R3/R2)の1/2よりも小さい。
各アシスト比R1〜R3は、上述の関係を満たすことを条件として例えば以下の数値範囲内の値に設定される。すなわち、アシスト比R1は、0.5以上かつ0.65以下であり、好ましくは0.6である。アシスト比R2は、0.65以上かつ1.8未満であり、好ましくは0.7である。アシスト比R3は、2.5以上かつ4.0以下であり、好ましくは3.0である。
第1動作モードにおけるモータ24の出力トルクの上限値は、第1の上限値TL1であり、第2動作モードにおけるモータ24の出力トルクの上限値は、第1の上限値TL1の1.5倍以上の第2の上限値TL2である。好ましくは、第2の上限値TL2は、第1の上限値TL1の2倍以上である。他の動作モードにおけるモータ24の出力トルクの上限値は、第1の上限値TL1以下または第2の上限値TL2以上である。好ましくは、他の動作モードは、モータ24の出力トルクの上限値が、第2の上限値TL2以上である第3動作モードを含む。第3の上限値TL3と第2の上限値TL2との差は、第2の上限値TL2と第1の上限値TL1との差よりも小さい。好ましくは、第3の上限値TL3と第2の上限値TL2とは、等しい。
第1動作モードから第2動作モードに切り替えたときのモータ24の出力トルクTAの上限値TLの上昇率(TL1/TL2)は、第2動作モードから第3動作モードに変更したときのモータ24の出力トルクTAの上限値TLの上昇率(TL3/TL2)よりも大きい。好ましくは、第1動作モードから第2動作モードに切り替えたときのモータ24の出力トルクTAの上限値TLの上昇率(TL1/TL2)は、第2動作モードから第3動作モードに切り替えたときのモータ24の出力トルクTAの上限値TLの上昇率(TL3/TL2)の1/2よりも大きい。
各上限値TL1〜TL3は、上述の関係を満たすことを条件として例えば以下の数値範囲内の値に設定される。すなわち、第1の上限値TL1は、20Nm以上かつ35Nm以下であり、好ましくは30Nmである。第2の上限値TL2は、55Nmよりも大きくかつ70Nm以下であり、好ましくは70Nmである。第3の上限値TL3は、60Nm以上かつ80Nm以下であり、好ましくは70Nmである。
制御部12は、第1動作モードにおいて、モータ24の出力トルクTAが第1の上限値TL1以下のときに、第1のアシスト比R1となるようにモータ24を制御する。制御部12は、第2動作モードにおいて、モータ24の出力トルクTAが第2の上限値TL2以下のときに、第2のアシスト比R2となるようにモータ24を制御する。制御部12は、第3動作モードにおいて、モータ24の出力トルクTAが第3の上限値TL3以下のときに、第3のアシスト比R3となるようにモータ24を制御する。
制御部12は、自転車の傾斜角度および自転車の振動の少なくともいずれか一方に基づいて動作モードを切り替える。制御部12は、傾斜角度Dが第1の角度Y1未満、かつ、振動の大きさVRが閾値X未満のとき、第1動作モードでモータ24を制御する。制御部12は、傾斜角度Dが第1の角度Y1未満、かつ、振動の大きさVRが閾値X以上のとき、第2動作モードでモータ24を制御する。制御部12は、傾斜角度Dが第1の角度Y1以上のとき、第3動作モードでモータ24を制御する。第1の角度Y1は、走行路面が急坂のような高い走行負荷であるか否かを判定する値であり、試験等により予め設定される。閾値Xは、走行路面がオンロードおよびオフロードのいずれかを判定する値であり、試験等により予め設定される。なお、オンロードは、舗装路のような走行路面の凹凸が小さく、走行負荷の小さい走行路面である。
例えば、制御部12は、傾斜角度Dおよび振動の大きさVRに基づいて第1動作モード、第2動作モード、および、第3動作モードのいずれかに切り替える切替処理を実行する。これによって、走行環境に応じて、路面に適した動作モードでモータ24の出力を制御することができる。
図1および図2を参照して、切替処理について説明する。制御部12は、切替処理を所定周期毎に繰り返し実行する。制御部12は、操作部30から複数の動作モードを手動で変更するための信号を受信したとき、または、制御部12への電力の供給をOFFにしたときに、切替処理の実行を停止する。
制御部12は、ステップS11において振動の大きさVRが閾値X以上か否かを判定する。制御部12は、ステップS11において振動の大きさVRが閾値X以上と判定したとき、ステップS12において傾斜角度Dが第1の角度Y1以上か否かを判定する。
制御部12は、ステップS12において傾斜角度Dが第1の角度Y1以上と判定したとき、ステップS13において第3動作モードでモータ24を制御し、ステップS12において傾斜角度Dが第1の角度Y1未満と判定したとき、ステップS14において第2動作モードでモータ24を制御する。
制御部12は、ステップS11において振動の大きさVRが閾値X未満と判定したとき、ステップS15において傾斜角度Dが第1の角度Y1未満か否かを判定する。制御部12は、ステップS15において傾斜角度Dが第1の角度Y1未満と判定したとき、ステップS16において第1動作モードでモータ24を制御し、ステップS15において傾斜角度Dが第1の角度Y1以上と判定したとき、ステップS13に移行し、第3動作モードでモータ24を制御する。
(変形例)
上記実施の形態に関する説明は、本発明の自転車用制御装置が取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本発明の自転車用制御装置は、例えば以下に示される上記実施の形態の変形例、および、相互に矛盾しない少なくとも2つの変形例が組み合わせられた形態を取り得る。
・制御部12は、切替処理において、傾斜角度Dのみに基づいて複数の動作モードのうちの1つの動作モードでモータ24を制御することもできる。
その一例として、制御部12は、自転車の傾斜角度Dが第2の角度Y2以上のとき、第3動作モードでモータ24を制御する。制御部12は、傾斜角度Dが第2の角度Y2よりも小さい第3の角度Y3以上、かつ、傾斜角度Dが第2の角度Y2未満のとき、第2動作モードでモータ24を制御する。制御部12は、傾斜角度Dが第3の角度Y3未満のとき、第1動作モードでモータ24を制御する。第2の角度Y2は、自転車が走行する路面が急坂のような高い走行負荷状態であるか否かを判定する値であり、試験等により予め設定される。第2の角度Y2は、例えば、実施の形態の第1の角度Y1と等しい。第3の角度Y3は、自転車が走行する路面が平坦のような低い走行負荷状態であるか否かを判定する値である。第3の角度Y3は、試験等により予め設定される。
図3を参照して、切替処理の他の例について説明する。
制御部12は、ステップS21において傾斜角度Dが第2の角度Y2以上か否かを判定する。制御部12は、ステップS21において傾斜角度Dが第2の角度Y2以上と判定したとき、ステップS22において第3動作モードでモータ24を制御する。制御部12は、ステップS21において傾斜角度Dが第2の角度Y2未満と判定したとき、ステップS23において傾斜角度Dが第3の角度Y3以上か否かを判定する。
制御部12は、ステップS23において傾斜角度Dが第3の角度Y3以上と判定したとき、ステップS24において第2動作モードでモータ24を制御し、ステップS23において傾斜角度Dが第3の角度Y3未満と判定したとき、ステップS25において第1動作モードでモータ24を制御する。
また別の例として、制御部12は、自転車の傾斜角度Dが第4の角度Y4以上のとき、第3動作モードでモータ24を制御し、傾斜角度Dが第4の角度Y4未満のとき、第2動作モードでモータ24を制御する。第4の角度Y4は、自転車が走行する路面が急坂のような高い走行負荷状態であるか否かを判定する値であり、試験等により予め設定される。第4の角度Y4は、例えば、実施の形態の第1の角度Y1と等しい。
この別の例では、制御部12は、傾斜角度に基づいて第2動作モードおよび第3動作モードのいずれかの動作モードに切り替える。このように制御部12がモータ24を制御する場合、ユーザが操作可能な操作部30の操作に基づいて、動作モードを第1動作モードに切り替える。例えば、ユーザが第1の操作部32を操作したとき、操作部30が第1動作モードに切り替える切替信号を制御部12に出力する。制御部12は、切替信号に基づいて第1動作モードでモータ24を制御する。
図4を参照して、切替処理の別の例について説明する。
制御部12は、ステップS31において傾斜角度Dが第4の角度Y4以上か否かを判定する。制御部12は、ステップS31において傾斜角度Dが第4の角度Y4以上と判定したとき、ステップS32において第3動作モードでモータ24を制御し、ステップS31において傾斜角度Dが第4の角度Y4未満と判定したとき、ステップS33において第2動作モードでモータ24を制御する。
・制御部12は、切替処理において、自転車の振動のみに基づいて複数の動作モードのうちの1つの動作モードでモータ24を制御することもできる。その一例として、制御部12は、自転車の振動の大きさVRが閾値X以上のとき、第2動作モードでモータ24を制御し、振動の大きさVRが閾値X未満のとき、第1動作モードでモータ24を制御する。この例では、制御部12は、振動の大きさVRに基づいて第1動作モードおよび第2動作モードのいずれかの動作モードに切り替える。このように制御部12がモータ24を制御する場合、ユーザが操作可能な操作部30の操作に基づいて、動作モードを第3動作モードに切り替える。例えば、ユーザが第1の操作部32を操作したとき、操作部30が第3動作モードに切り替える切替信号を制御部12に出力する。制御部12は、切替信号に基づいて第3動作モードでモータ24を制御する。
図5を参照して、切替処理の他の例について説明する。
制御部12は、ステップS41において振動の大きさVRが閾値X以上か否かを判定する。制御部12は、ステップS41において振動の大きさVRが閾値X以上と判定したとき、ステップS42において第2動作モードでモータ24を制御し、ステップS41において振動の大きさVRが閾値X未満と判定したとき、ステップS43において第1動作モードでモータ24を制御する。
・制御部12は、切替処理において、図6に示されるように、ステップS51における傾斜角度Dが第1の角度Y1以上か否かの判定の後に、ステップS52における振動の大きさVRが閾値X以上か否かの判定を行うこともできる。例えば、制御部12は、ステップS51において傾斜角度Dが第1の角度Y1以上と判定したとき、ステップS53において第3動作モードでモータ24を制御する。すなわち制御部12は、傾斜角度Dが第1の角度Y1以上と判定したとき、振動の大きさVRが閾値X以上か否かの判定を行わない。また制御部12は、ステップS51において傾斜角度Dが第1の角度Y1未満と判定したとき、ステップS52において振動の大きさVRが閾値X以上か否かの判定を行う。制御部12は、ステップS52において振動の大きさVRが閾値X以上と判定したとき、ステップS54において第2動作モードでモータ24を制御し、ステップS52において振動の大きさVRが閾値X未満と判定したとき、ステップS55において第1動作モードでモータ24を制御する。
・制御部12は、自転車の前輪が走行路面から浮いたとき、切替処理にかかわらず、第1動作モードまたは第2動作モードでモータ24を制御することもできる。制御部12は、例えば傾斜角度Dが所定角度YA以上になるとき、自転車の前輪が走行路面から浮いたと判定する。所定角度YAは、前輪の浮きに応じた傾斜角度であり、例えば45°である。所定角度YAは、第1の角度Y1よりも大きく、一般的な上り坂の傾斜角度よりも大きく設定されることが好ましい。また制御部12は、例えば傾斜角度Dが所定角度YA以上、かつ、傾斜角度Dの変化速度DVが所定速度VX以上のとき、自転車の前輪が走行路面から浮いたと判定してもよい。変化速度DVは、自転車が一般的な上り坂を走行するときの傾斜角度Dの変化速度よりも大きく設定されることが好ましい。また制御部12は、例えば傾斜角度Dが所定角度YA以上、かつ、前輪に加えられる荷重Wが所定荷重WX未満であるとき、自転車の前輪が走行路面から浮いたと判定してもよい。所定荷重WXは、前輪の浮きを検出するための値に設定される。所定荷重WXは、例えば「0」kgまたは「0」kg付近の値に設定される。
・各アシスト比R1〜R3は任意の設定事項である。例えば、第1のアシスト比R1と第2のアシスト比R2とが等しくてもよい。第2のアシスト比R2と第3のアシスト比R3とが等しくてもよい。第1のアシスト比R1、第2のアシスト比R2、および、第3のアシスト比R3が互いに等しくてもよい。各アシスト比R1〜R3および各動作モードにおける出力トルクTAの上限値は、自転車用制御装置10と接続された電子デバイス、または操作装置を用いてユーザが設定可能としてもよい。電子デバイスは、PC(Personal Computer )またはスマートフォンである。
・制御部12は、傾斜角度DをGPS(Global Positioning System )によって取得することもできる。GPSによる傾斜角度Dの情報は、例えばサイクルコンピュータまたはスマートフォン等を介して制御部12に入力される。また制御部12は、傾斜角度Dをユーザの入力を介して取得することもできる。
・制御部12は、振動の大きさVRを傾斜センサ44とは別に自転車に取り付けられた振動センサの出力に基づいて演算することもできる。振動センサは、例えば加速度センサ、速度センサ、および、変位センサなどを用いて実現することができる。
・操作部30は、第1の操作部32および第2の操作部34に代えて、複数の動作モードのそれぞれに対応する複数のボタンを備える。ユーザがボタンを操作することによって、操作部30は、ボタンに対応した動作モードに切り替える切替信号を制御部12に出力する。制御部12は、切替信号に基づく動作モードでモータ24を制御する。
10…自転車用制御装置、12…制御部、24…モータ、30…操作部、44…傾斜センサ、44B…加速度センサ(振動センサ)。

Claims (24)

  1. 自転車に入力される人力駆動力に基づいて、前記自転車の推進をアシストするモータの出力を制御する制御部を含み、
    前記制御部は、複数の動作モードのいずれかによって前記モータを制御し、
    前記複数の動作モードは、前記人力駆動力に基づいて前記モータの出力を制御する第1動作モードおよび前記人力駆動力に基づいて前記モータの出力を制御する第2動作モードと、前記第1動作モードおよび前記第2動作モードを除く他の動作モードとを含み、
    前記他の動作モードは、前記人力駆動力に基づいて前記モータの出力を制御する第3動作モードを含み、
    前記第1動作モードにおける前記モータの出力トルクの上限値は、第1の上限値であり、
    前記第2動作モードにおける前記モータの出力トルクの上限値は、前記第1の上限値の1.5倍以上の第2の上限値であり、
    前記第3動作モードにおける前記モータの出力トルクの上限値は、前記第2の上限値以上の第3の上限値である、自転車用制御装置。
  2. 前記第2の上限値は、前記第1の上限値の2倍以上である、請求項1に記載の自転車用制御装置。
  3. 前記制御部は、
    前記第1動作モードにおいて、前記モータの出力トルクが前記第1の上限値以下のときに、第1のアシスト比となるように前記モータを制御し、
    前記第2動作モードにおいて、前記モータの出力トルクが前記第2の上限値以下のときに、第2のアシスト比となるように前記モータを制御する、請求項1または2に記載の自転車用制御装置。
  4. 前記第2のアシスト比は、前記第1のアシスト比の2倍以下である、請求項3に記載の自転車用制御装置。
  5. 前記制御部は、前記第3動作モードにおいて、前記モータの出力トルクが前記第3の上限値以下のときに、第3のアシスト比となるように前記モータを制御する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の自転車用制御装置。
  6. 前記第3のアシスト比は、前記第2動作モードにおける第2のアシスト比よりも大きい、請求項5に記載の自転車用制御装置。
  7. 前記第3のアシスト比は、前記第2のアシスト比の2倍以上である、請求項6に記載の自転車用制御装置。
  8. 前記第3の上限値と前記第2の上限値との差は、前記第2の上限値と前記第1の上限値との差よりも小さい、請求項1〜7のいずれか一項に記載の自転車用制御装置。
  9. 前記第3の上限値と前記第2の上限値とは、等しい、請求項1〜8のいずれか一項に記載の自転車用制御装置。
  10. 自転車に入力される人力駆動力に基づいて、前記自転車の推進をアシストするモータの出力を制御する制御部を含み、
    前記制御部は、第1動作モード、第2動作モード、および、第3動作モードのいずれかの動作モードによって前記モータを制御し、
    前記第1動作モードから前記第2動作モードに切り替えたときのアシスト比の上昇率は、前記第2動作モードから前記第3動作モードに切り替えたときの前記アシスト比の上昇率よりも小さく、
    前記第1動作モードから前記第2動作モードに切り替えたときの前記モータの出力トルクの上限値の上昇率は、前記第2動作モードから前記第3動作モードに切り替えたときの前記モータの出力トルクの上限値の上昇率よりも大きい、自転車用制御装置。
  11. 前記第2動作モードにおける前記アシスト比は、前記第1動作モードにおける前記アシスト比の2倍以下である、請求項10に記載の自転車用制御装置。
  12. 前記第2動作モードにおける前記モータの出力トルクの上限値は、前記第1動作モードにおける前記モータの出力トルクの上限値の2倍以上である、請求項10または11に記載の自転車用制御装置。
  13. 前記制御部は、ユーザが操作可能な操作部の操作に基づいて、前記動作モードを変更する、請求項1〜12のいずれか一項に記載の自転車用制御装置。
  14. 前記制御部は、前記自転車の傾斜角度および前記自転車の振動の少なくともいずれか一方に基づいて前記動作モードを切り替える、請求項1〜12のいずれか一項に記載の自転車用制御装置。
  15. 前記制御部は、前記傾斜角度が第1の角度未満、かつ、前記振動の大きさが閾値未満のとき、前記第1動作モードで前記モータを制御する、請求項14に記載の自転車用制御装置。
  16. 前記制御部は、前記傾斜角度が第1の角度未満、かつ、前記振動の大きさが閾値以上のとき、前記第2動作モードで前記モータを制御する、請求項14または15に記載の自転車用制御装置。
  17. 前記制御部は、前記傾斜角度が第1の角度以上のとき、前記第3動作モードで前記モータを制御する、請求項1〜12のいずれか一項を引用する請求項14〜16のいずれか一項に記載の自転車用制御装置。
  18. 前記制御部は、前記自転車の傾斜角度が第2の角度以上のとき、前記第3動作モードで前記モータを制御し、前記第2の角度よりも小さい第3の角度以上、かつ、前記傾斜角度が前記第2の角度未満のとき、前記第2動作モードで前記モータを制御し、前記傾斜角度が前記第3の角度未満のとき、前記第1動作モードで前記モータを制御する、請求項1〜12のいずれか一項に記載の自転車用制御装置。
  19. 前記制御部は、前記自転車の傾斜角度が第4の角度以上のとき、前記第3動作モードで前記モータを制御し、前記傾斜角度が前記第4の角度未満のとき、前記第2動作モードで前記モータを制御する、請求項1〜12のいずれか一項に記載の自転車用制御装置。
  20. 前記制御部は、ユーザが操作可能な操作部の操作に基づいて、前記動作モードを前記第1動作モードに切り替える、請求項19に記載の自転車用制御装置。
  21. 前記制御部は、前記自転車の振動の大きさが閾値以上のとき、前記第2動作モードで前記モータを制御し、前記振動の大きさが前記閾値未満のとき、前記第1動作モードで前記モータを制御する、請求項14に記載の自転車用制御装置。
  22. 前記制御部は、ユーザが操作可能な操作部の操作に基づいて、前記動作モードを前記第3動作モードに切り替える、請求項1〜12のいずれか一項を引用する請求項21に記載の自転車用制御装置。
  23. 前記制御部は、前記傾斜角度に関する情報を、前記自転車の前後方向の傾斜角度を検出する傾斜センサから取得する、請求項14〜20のいずれか一項に記載の自転車用制御装置。
  24. 前記制御部は、前記振動の大きさに関する情報を、前記自転車の振動を検出する振動センサから取得する、請求項14〜17、21、22のいずれか一項に記載の自転車用制御装置。
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