JP3127792B2 - Lc共振器およびlcフィルタ - Google Patents

Lc共振器およびlcフィルタ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はLC共振器および
LCフィルタに関し、たとえば、携帯用無線機などに使
用される、LC共振器およびLCフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】図7はこの発明の背景となりかつこの発
明が適用されるLCフィルタ(バンドパスフィルタ)の
一例を示す等価回路図である。このLCフィルタは、2
つのLC共振器R1およびR2を含む。一方のLC共振
器R1は、並列接続されるインダクタL1およびコンデ
ンサC1からなり、他方のLC共振器R2は、並列接続
されるインダクタL2およびコンデンサC2からなる。
なお、インダクタL1およびL2は、互いに電磁結合さ
れる。また、一方のLC共振器R1の一端は、コンデン
サC3を介して、一方の入出力端子T1に接続され、他
方のLC共振器R2の一端は、コンデンサC4を介し
て、他方の入出力端子T2に接続される。さらに、LC
共振器R1およびR2のそれぞれの他端は、グランド端
子Gに接続される。
【0003】図8は図7に示す等価回路を有する従来の
LCフィルタの一例の要部を示す分解斜視図である。図
8に示す従来のLCフィルタ1は、積層される誘電体層
2a,2b,2cおよび2dを含む。誘電体層2aの上
面にはコンデンサ電極3aなどが、誘電体層2bの上面
には別のコンデンサ電極3bなどが、誘電体層2cの上
面にはインダクタ素子として働く渦巻き状のパターン電
極4などが、それぞれ導電体を厚膜印刷することによっ
て形成される。そして、コンデンサ電極3aおよび3b
間に一方のLC共振器R1のコンデンサC1が形成さ
れ、パターン電極4でそのLC共振器R1のインダクタ
L1が形成される。同様に、誘電体層2bを挟む他の2
つのコンデンサ電極(図示せず)間に他方のLC共振器
R2のコンデンサC2が形成され、誘電体層2cの上面
の他のパターン電極(図示せず)でそのLC共振器R2
のインダクタL2が形成される。なお、誘電体層2a〜
2dの側面には、入出力端子T1,T2およびグランド
端子Gになるそれぞれの外部電極(図示せず)が形成さ
れる。また、LC共振器R1,R2の一端と入出力端子
T1,T2になる外部電極との間には、さらに他のコン
デンサ電極(図示せず)などでコンデンサC3およびC
4がそれぞれ形成される。さらに、LC共振器R1,R
2の他端は、グランド端子Gになる外部電極に接続され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図8に示す従来のLC
フィルタ1では、各コンデンサとして比較的理想に近い
ものが作られるため、全体のQは内蔵されるインダクタ
のQに大きく左右される。そのため、LCフィルタ1の
Qを上げるためには、インダクタ素子として働くパター
ン電極の断面積を大きくして、インダクタのQを上げる
ことが考えられる。パターン電極の断面積を大きくする
ためには、厚膜印刷で形成されるパターン電極の膜厚が
10数μm程度にしかならないため、パターン電極の幅
を太くすることが考えられる。ところが、パターン電極
の幅を太くすると、同一面積内で作られるパターン電極
によるインダクタンス値が小さくなるとともに、上下に
対向するコンデンサ電極などの電極との間に大きな浮遊
容量が発生し、逆にQが低下してしまうという問題があ
る。なお、このような問題は、インダクタ素子として働
くパターン電極が厚膜印刷で形成される従来のLC共振
器にも存在する。
【0005】また、図8に示す従来のLCフィルタ1で
は、上下に配置されるパターン電極およびコンデンサ電
極の間隔を広げると、全体のQは上がるが、全体の厚み
が増えて大型になり、厚み寸法に制限がある携帯用無線
機などの小型機器の内部には実装することができなくな
ってしまうという問題がある。なお、このような問題
は、インダクタ素子として働くパターン電極およびコン
デンサ電極がそれぞれ厚膜印刷で形成される従来のLC
共振器にも存在する。
【0006】さらに、図8に示す従来のLCフィルタ1
では、図9に示すように、パターン電極によって発生す
る磁力線がコンデンサ電極の主面にほぼ直交するので、
その磁力線によってコンデンサ電極に発生する渦電流損
が大きいとともに、全体のQが低下するという問題があ
る。なお、このような問題は、インダクタ素子として働
くパターン電極およびコンデンサ電極がそれぞれ厚膜印
刷で形成される従来のLC共振器にも存在する。
【0007】それゆえに、この発明の主たる目的は、小
型でQの高いLC共振器およびLCフィルタを提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるLC共
振器は、積層される複数の誘電体層と、複数の誘電体層
を厚み方向に貫通するビアホールによって形成されるイ
ンダクタと、複数の誘電体層間に形成されるコンデンサ
電極間に形成されるコンデンサとを含み、インダクタは
コンデンサ電極の主面に直交する方向に設けられ、イン
ダクタおよびコンデンサは並列接続される、LC共振器
である。また、この発明にかかるLCフィルタは、積層
される複数の誘電体層と、複数 の誘電体層を厚み方向に
貫通するビアホールによって形成される複数のインダク
タと、複数の誘電体層間に形成されるコンデンサ電極間
に形成される複数のコンデンサとを含み、インダクタは
コンデンサ電極の主面に直交する方向に設けられ、複数
のインダクタおよび複数のコンデンサはそれぞれ並列接
続され、複数のインダクタおよび複数のコンデンサによ
って複数のLC共振器が構成され、複数のLC共振器の
複数のインダクタが電磁結合される、バンドパスフィル
タなどのLCフィルタである。
【0009】なお、この発明にかかるLC共振器および
LCフィルタでは、インダクタおよびコンデンサは、複
数の誘電体層の厚み方向において互いに異なった位置に
形成されてもよい。また、この発明にかかるLC共振器
およびLCフィルタでは、コンデンサ電極は複数の誘電
体層の厚み方向においてインダクタが形成される誘電体
層の層間に形成されてもよい。さらに、この発明にかか
LC共振器およびLCフィルタでは、複数の誘電体層
間のうちの一番外側の層間にグランド電極が形成されて
もよい。
【0010】また、この発明にかかるLC共振器および
LCフィルタでは、インダクタは複数のビアホールを含
み、複数のビアホールは接続電極で接続されてもよい。
この場合、複数のビアホールの少なくとも1対が電磁結
合されてもよい。さらに、この発明にかかるLC共振器
およびLCフィルタでは、たとえば、インダクタは直線
状に形成され、インダクタの磁力線はインダクタの軸を
周回する方向に発生し、その磁力線と平行にコンデンサ
電極が配置される。 また、この発明にかかるLC共振器
およびLCフィルタでは、たとえば、インダクタは、内
蔵されるすべての電極の主面に対して直交するように配
置される。
【0011】
【作用】この発明にかかるLC共振器およびLCフィル
では、積層される複数の誘電体層を厚み方向に貫通す
るビアホールによってインダクタが形成されるため、イ
ンダクタの断面積が増える。そのため、LC共振器およ
びLCフィルタのQが高くなる。この場合、誘電体層の
主面の面積や厚みを大きくしなくてよいので、LC共振
器およびLCフィルタが大型にならない。
【0012】また、この発明にかかるLC共振器および
LCフィルタでは、複数の誘電体層間にコンデンサ電極
が形成されるため、コンデンサ電極の主面がビアホール
によるインダクタによって発生する磁力線と平行になる
ので、その磁力線によってコンデンサ電極に発生する渦
電流損が小さくなるとともに、Qが低下しにくくなる。
【0013】
【発明の効果】この発明によれば、小型でQの高いLC
共振器およびLCフィルタが得られる。
【0014】なお、この発明にかかるLC共振器および
LCフィルタでは、積層される複数の誘電体層を厚み方
向に貫通する複数のビアホールによってインダクタを形
成すれば、インダクタとしての導体の長さが長くなり、
導体の長さを少しくらい変えてもインダクタンス値があ
まり変わらなくなるので、インダクタンス値が調整しや
すくなる。
【0015】この発明の上述の目的、その他の目的、特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0016】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施の形態の一
例を示す図解図である。図1に示すLCフィルタ10
は、直方体状の多層基板ないし積層体12を含む。この
積層体12は、多数のセラミック層からなる多数の誘電
体層14,14,14,・・・などを積層することによ
って形成される。
【0017】1番下の誘電体層14,14間には、2つ
のコンデンサ電極16aおよび16bが間隔を隔てて形
成される。
【0018】下から2番目の誘電体層14,14間に
は、2つの共通電極18a1および18b1が間隔を隔
てて形成される。これらの共通電極18a1および18
b1は、誘電体層14を隔てて、2つのコンデンサ電極
16aおよび16bにそれぞれ対向する。
【0019】下から3番目の誘電体層14,14間に
は、グランド電極20aが形成される。このグランド電
極20aは、誘電体層14を隔てて、2つの共通電極1
8a1および18b1に対向する。
【0020】下から4番目の誘電体層14,14間に
は、2つの共通電極18a2および18b2が間隔を隔
てて形成される。これらの共通電極18a2および18
b2は、誘電体層14を隔てて、グランド電極20aに
対向する。
【0021】1番上の誘電体層14,14間には、グラ
ンド電極20bが形成される。
【0022】また、共通電極18a2および18b2と
グランド電極20bとの間において、複数の誘電体層1
4,14,・・には、それらを厚み方向に貫通する円柱
状の2つのビアホール22aおよび22bが形成され
る。これらのビアホール22aおよび22bはインダク
タ素子として働く。なお、ビアホール22aおよび22
bは、互いに電磁結合される。
【0023】なお、図示していないが、コンデンサ電極
16aおよび16bと、共通電極18a1,18b1,
18a2および18b2と、グランド電極20aおよび
20bとは、それぞれの一部分が誘電体層14の端部に
まで延びて形成され、それぞれの端面が積層体12の側
面から露出している。
【0024】この積層体12の側面には、多数の外部電
極(図示せず)が形成される。多数の外部電極のうち2
つの外部電極は、コンデンサ電極16aおよび16bに
それぞれ接続され、入出力端子T1およびT2としてそ
れぞれ用いられる。また、他の外部電極は、共通電極1
8a1および18a2に接続され、さらに他の外部電極
は、共通電極18b1および18b2に接続され、これ
らの外部電極は接続端子として用いられる。さらに、他
の外部電極は、グランド電極20aおよび20bに接続
され、グランド端子Gとして用いられる。
【0025】そして、共通電極18a1および18a2
とグランド電極20aとの間に一方のLC共振器R1の
コンデンサC1が形成され、ビアホール22aでそのL
C共振器R1のインダクタL1が形成される。また、共
通電極18b1および18b2とグランド電極20aと
の間に他方のLC共振器R2のコンデンサC2が形成さ
れ、ビアホール22bでそのLC共振器R2のインダク
タL2が形成される。なお、ビアホール22aおよび2
2bは互いに電磁結合されるので、インダクタL1およ
びL2も電磁結合される。さらに、コンデンサ電極16
aと共通電極18a1との間にコンデンサC3が形成さ
れ、コンデンサ電極16bと共通電極18b1との間に
コンデンサC4が形成される。
【0026】したがって、図1に示すLCフィルタ10
は、図7に示す等価回路を有する。
【0027】図1に示すLCフィルタ10では、積層さ
れる複数の誘電体層14,14,・・を厚み方向に貫通
するビアホール22aおよび22bがインダクタとして
働くため、図8に示す従来例と比べて、インダクタの断
面積が増える。そのため、このLCフィルタ10では、
図8に示す従来例と比べて、Qがたとえば2倍以上大き
くなる。この場合、このLCフィルタ10では、図8に
示す従来例と比べて、セラミック層としての誘電体層の
主面の面積や厚みを大きくしなくてよいので、大型にな
らない。
【0028】図2はこの発明の実施の形態の他の例を示
す図解図であり、図3はその要部を示す図解図である。
図2および図3に示す発明の実施の形態では、図1に示
す発明の実施の形態と比べて、特に、各インダクタ素子
が2つのビアホールによって形成される。
【0029】すなわち、図2および図3に示す発明の実
施の形態では、図1に示す発明の実施の形態と比べて、
4番目の誘電体層14,14間に、2つの共通電極18
a2および18b2がそれぞれ小さく形成され、1番上
の誘電体層14,14間に、2つの接続電極26aおよ
び26bが間隔を隔てて形成される。なお、これらの接
続電極26aおよび26bは、それぞれの一部分が誘電
体層14の端部にまで延びて形成される必要はなく、そ
れぞれの端部が積層体12の側面から露出されなくても
よい。また、共通電極18a2および18b2と接続電
極26aおよび26bとの間において、複数の誘電体層
14,14,・・には、それらを厚み方向に貫通する円
柱状の2つのビアホール22a1および22b1が形成
される。さらに、グランド電極20aと接続電極26a
および26bとの間において、複数の誘電体層14,1
4,・・には、それらを厚み方向に貫通する円柱状の2
つのビアホール22a2および22b2が形成される。
それらのビアホール22a1,22b1,22a2およ
び22b2はインダクタ素子として働く。なお、ビアホ
ール22a2および22b2は、互いに電磁結合され
る。
【0030】また、図2および図3に示す発明の実施の
形態では、図1に示す発明の実施の形態と同様に、入出
力端子T1,T2、接続端子およびグランド端子Gとし
て用いられる多数の外部電極(図示せず)が積層体12
の側面に形成されるが、特に、グランド端子Gとして用
いられる外部電極は、グランド電極20aのみに接続さ
れる。
【0031】さらに、図2および図3に示す発明の実施
の形態では、図1に示す発明の実施の形態と同様に各コ
ンデンサC1,C2,C3およびC4が形成されるが、
接続電極26aで接続されたビアホール22a1および
22a2で一方のLC共振器R1のインダクタL1が形
成され、接続電極26bで接続されたビアホール22b
1および22b2で他方のLC共振器R2のインダクタ
L2が形成される。
【0032】したがって、図2および図3に示すLCフ
ィルタ10も、図7に示す等価回路を有する。
【0033】図2および図3に示す発明の実施の形態で
も、図1に示す発明の実施の形態と同様に、図8に示す
従来例と比べて、インダクタの断面積が増えるため、Q
が大きくなり、全体が大型にならない。
【0034】また、図2および図3に示す発明の実施の
形態では、積層される複数の誘電体層を厚み方向に貫通
する2つのビアホールによって1つのインダクタ素子が
形成されているので、1つのインダクタ素子としての導
体の長さが長くなる。そのため、導体の長さを少しくら
い変えてもインダクタンス値があまり変わらなくなるの
で、インダクタンス値が調整しやすくなる。
【0035】図4は図2および図3に示す発明の実施の
形態の変形例の要部を示す図解図である。図4に示す発
明の実施の形態では、図2および図3に示す発明の実施
の形態と比べて、特に、4つのビアホール22a1,2
2b1,22a2および22b2が、2行2列に接近し
て形成される。さらに、ビアホール22a1および22
b1の一端が接続される共通電極18a2および18b
2は、ビアホール22a1および22b1に対応した位
置に形成される。したがって、図4に示す発明の実施の
形態では、図2および図3に示す発明の実施の形態と比
べて、インダクタL1およびL2の電磁結合の強度が大
きくなる。
【0036】図5はこの発明の実施の形態のさらに他の
例を示す図解図である。図5に示すLCフィルタ10
も、多数のセラミック層からなる多数の誘電体層14,
14,14・・・などを積層することによって形成され
る直方体状の多層基板ないし積層体12を含む。
【0037】1番下の誘電体層14,14間には、2つ
の共通電極18a1および18b1が間隔を隔てて形成
される。
【0038】下から2番目の誘電体層14,14間に
は、2つのコンデンサ電極16aおよび16bが間隔を
隔てて形成される。これらのコンデンサ電極16aおよ
び16bは、誘電体層14を隔てて、2つの共通電極1
8a1および18b1にそれぞれ対向する。
【0039】下から3番目の誘電体層14,14間に
は、2つの共通電極18a2および18b2が間隔を隔
てて形成される。これらの共通電極18a2および18
b2は、誘電体層14を隔てて、2つのコンデンサ電極
16aおよび16bにそれぞれ対向する。
【0040】下から4番目の誘電体層14,14間に
は、2つのグランド電極20aおよび20bが間隔を隔
てて形成される。これらのグランド電極20aおよび2
0bは、誘電体層14を隔てて、2つの共通電極18a
2および18b2にそれぞれ対向する。
【0041】下から5番目の誘電体層14,14間に
は、2つの共通電極18a3および18b3が間隔を隔
てて形成される。これらの共通電極18a3および18
b3は、誘電体層14を隔てて、2つのグランド電極2
0aおよび20bにそれぞれ対向する。
【0042】1番上の誘電体層14,14間には、グラ
ンド電極20cが形成される。このグランド電極20c
は、誘電体層14を隔てて、2つの共通電極18a3お
よび18b3に対向する。
【0043】また、共通電極18a1および18b1と
グランド電極20cとの間において、複数の誘電体層1
4,14,・・には、それらを厚み方向に貫通する円柱
状の2つのビアホール22aおよび22bが形成され
る。これらのビアホール22aおよび22bはインダク
タ素子として働く。この場合、ビアホール22aおよび
22bの一端は、共通電極18a1および18b1にそ
れぞれ接続される。また、ビアホール22aおよび22
bの他端は、グランド電極20cに接続される。なお、
ビアホール22aおよび22bは、互いに電磁結合され
る。
【0044】なお、図示していないが、コンデンサ電極
16aおよび16bと、共通電極18a1,18b1,
18a2,18b2,18a3および18b3と、グラ
ンド電極20a,20bおよび20cとは、それぞれの
一部分が誘電体層14の端部にまで延びて形成され、そ
れぞれの端面が積層体12の側面から露出している。
【0045】また、積層体12の側面には、多数の外部
電極(図示せず)が形成される。多数の外部電極のうち
2つの外部電極は、コンデンサ電極16aおよび16b
にそれぞれ接続され、入出力端子T1およびT2として
それぞれ用いられる。また、他の外部電極は、共通電極
18a1,18a2および18a3に接続され、さらに
他の外部電極は、共通電極18b1,18b2および1
8b3に接続され、これらの外部電極は接続端子として
用いられる。さらに、他の外部電極は、グランド電極2
0a,20bおよび20cに接続され、グランド端子G
として用いられる。
【0046】そして、共通電極18a2および18a3
とグランド電極20aおよび20cとの間に一方のLC
共振器R1のコンデンサC1が形成され、ビアホール2
2aでそのLC共振器R1のインダクタL1が形成され
る。また、共通電極18b2および18b3とグランド
電極20bおよび20cとの間に他方のLC共振器R2
のコンデンサC2が形成され、ビアホール22bでその
LC共振器R2のインダクタL2が形成される。なお、
ビアホール22aおよび22bは互いに電磁結合され
る。さらに、コンデンサ電極16aと共通電極18a1
および18a2との間にコンデンサC3が形成され、コ
ンデンサ電極16bと共通電極18b1および18b2
との間にコンデンサC4が形成される。
【0047】したがって、図5に示すLCフィルタ10
も、図7に示す等価回路を有する。
【0048】図5に示す発明の実施の形態でも、図1〜
図4に示す発明の実施の形態と同様に、図8に示す従来
例と比べて、インダクタの断面積が増えるため、Qが大
きくなり、全体が大型にならない。
【0049】また、図5に示す発明の実施の形態では、
図6に示すように、コンデンサ電極や共通電極などの電
極の主面がビアホールによって発生する磁力線と平行に
なるので、その磁力線によってコンデンサ電極や共通電
極に発生する渦電流損が小さくなるとともに、Qが低下
しにくくなる。
【0050】なお、上述の発明の実施の形態の各例で
は、セラミック層として誘電体層が用いられているが、
この発明では、セラミック層として絶縁体層や磁性体層
が用いられてもよい。
【0051】また、上述の発明の実施の形態の各例で
は、セラミック層としての誘電体層が1枚のセラミック
グリーンシートで形成されるが、この発明では、セラミ
ック層を形成するセラミックグリーンシートの枚数や厚
みは任意に変更されてもよい。
【0052】さらに、上述の発明の実施の形態の各例で
は、ビアホールが円柱状に形成されているが、この発明
では、ビアホールはたとえば4角柱状などの他の形状に
形成されてもよい。
【0053】また、上述の発明の実施の形態の各例で
は、1つのインダクタ素子が1つのビアホールに形成さ
れあるいは2つのビアホールにわたって形成されている
が、この発明では、1つのインダクタ素子が3つ以上の
ビアホールにわたって形成されてもよい。
【0054】また、上述の発明の実施の形態の各例では
コンデンサ電極や共通電極を形成するためにセラミック
グリーンシートに導体ペーストが厚膜印刷されるが、こ
れ以外の公知の手段でコンデンサ電極や共通電極が形成
されてもよい。
【0055】なお、この発明は、2つのLC共振器など
を内蔵するLCフィルタ以外に、1つのインダクタタ素
子および1つのコンデンサを内蔵するLC共振器にも適
用され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の一例を示す図解図であ
る。
【図2】この発明の実施の形態の他の例を示す図解図で
ある。
【図3】図2に示す発明の実施の形態の要部を示す図解
図である。
【図4】図2および図3に示す発明の実施の形態の変形
例の要部を示す図解図である。
【図5】この発明の実施の形態のさらに他の例を示す図
解図である。
【図6】図5に示す発明の実施の形態においてビアホー
ルによって発生する磁力線とコンデンサ電極および共通
電極などの電極との関係を示す図解図である。
【図7】この発明の背景となりかつこの発明が適用され
るLCフィルタの一例を示す等価回路図である。
【図8】図7に示す等価回路を有する従来のLCフィル
タの一例の要部を示す分解斜視図である。
【図9】図8に示すLCフィルタにおいてパターン電極
によって発生する磁力線とコンデンサ電極との関係を示
す図解図である。
【符号の説明】
10 LCフィルタ 12 積層体 14 誘電体層 16a,16b コンデンサ電極 18a1,18a2,18a3,18b1,18b2,
18b3 共通電極 20a,20b グランド電極 22a,22a1,22a2,22b,22b1,22
b2 ビアホール 26a,26b 接続電極 R1,R2 LC共振器 L1,L2 インダクタ C1,C2,C3,C4 コンデンサ T1,T2 入出力端子 G アース端子
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01F 17/00,27/00,41/04 H01G 4/40 H03H 5/02,7/075

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層される複数の誘電体層、前記複数の
    誘電体層を厚み方向に貫通するビアホールによって形成
    されるインダクタ、および前記複数の誘電体層間に形成
    されるコンデンサ電極間に形成されるコンデンサを含
    み、 前記インダクタは前記コンデンサ電極の主面に直交する
    方向に設けられ 前記インダクタおよび前記コンデンサは並列接続され
    る、LC共振器
  2. 【請求項2】 積層される複数の誘電体層、 前記複数の誘電体層を厚み方向に貫通するビアホールに
    よって形成される複数のインダクタ、および 前記複数の
    誘電体層間に形成されるコンデンサ電極間に形成される
    複数のコンデンサを含み、 前記インダクタは前記コンデンサ電極の主面に直交する
    方向に設けられ、 前記複数のインダクタおよび前記複数のコンデンサはそ
    れぞれ並列接続され、 前記複数のインダクタおよび前記
    複数のコンデンサによって複数のLC共振器が構成さ
    れ、 前記複数のLC共振器の前記複数のインダクタが電
    磁結合される、LCフィルタ
  3. 【請求項3】 バンドパスフィルタである、請求項2に
    記載のLCフィルタ
  4. 【請求項4】 前記インダクタおよび前記コンデンサ
    は、前記複数の誘電体層の厚み方向において互いに異な
    った位置に形成される、請求項1に記載のLC共振器ま
    たは請求項2〜3のいずれかに記載のLCフィルタ
  5. 【請求項5】 前記コンデンサ電極は前記複数の誘電体
    層の厚み方向において前記インダクタが形成される前記
    誘電体層の層間に形成される、請求項1に記載のLC共
    振器または請求項2〜3のいずれかに記載のLCフィル
  6. 【請求項6】 前記複数の誘電体層間のうちの一番外側
    の層間にグランド電極が形成される、請求項1に記載の
    LC共振器または請求項2〜5のいずれかに記載のLC
    フィルタ
  7. 【請求項7】 前記インダクタは複数の前記ビアホール
    を含み、 前記複数のビアホールは接続電極で接続される、請求項
    1に記載のLC共振器または請求項2〜6のいずれかに
    記載のLCフィルタ
  8. 【請求項8】 前記複数のビアホールの少なくとも1対
    が電磁結合される、請求項7に記載のLCフィルタ
  9. 【請求項9】 前記インダクタは直線状に形成され、 前記インダクタの磁力線は前記インダクタの軸を周回す
    る方向に発生し、その磁力線と平行に前記コンデンサ電
    極が配置される、請求項1に記載のLC共振器または請
    求項2〜8のいずれかに記載のLCフィルタ
  10. 【請求項10】 前記インダクタは、内蔵されるすべて
    の電極の主面に対して直交するように配置される、請求
    項1に記載のLC共振器または請求項2〜9のいずれか
    に記載のLCフィルタ。
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