JP2021118726A5 - - Google Patents

Claims (14)

1. 配列番号２４を含む、ＲＮＡ誘導型ＦｏｋＩヌクレアーゼ（ＲＦＮ）融合タンパク質。
2. 請求項１に記載の融合タンパク質をコードする、核酸。
3. 配列番号２７を含む、請求項２に記載の核酸。
4. 請求項２に記載の核酸を含む、ベクター。
5. 請求項１に記載の融合タンパク質を発現する、宿主細胞。
6. 細胞において、ゲノム配列の配列特異的な崩壊を誘導する方法であって、前記方法が、請求項１に記載のＲＮＡ誘導型ＦｏｋＩヌクレアーゼ（ＲＦＮ）融合タンパク質、および２つの標的ゲノム配列に前記ＲＦＮを配向するガイドＲＮＡを、前記細胞に発現すること、または前記細胞と接触させることとを含む、方法。
7. 前記ガイドＲＮＡが、
   （ａ）２つの単一ガイドＲＮＡであって、１つの単一ガイドＲＮＡが第１の鎖を標的とし、他方のガイドＲＮＡが相補鎖を標的とし、ＦｏｋＩが各鎖を切断して、反対のＤＮＡ鎖上に１対のニックをもたらし、それにより二重鎖を切断する、２つの単一ガイドＲＮＡ、または
   （ｂ）ｔｒａｃｒＲＮＡおよび２つのｃｒＲＮＡであって、１つのｃｒＲＮＡが第１の鎖を標的とし、他方のｃｒＲＮＡが相補鎖を標的とし、ＦｏｋＩが各鎖を切断して、反対のＤＮＡ鎖上に１対のニックをもたらし、それにより二重鎖を切断する、ｔｒａｃｒＲＮＡおよび２つのｃｒＲＮＡ
   である、請求項６に記載の方法。
8. 前記２つのガイドＲＮＡが、それぞれ、標的ゲノム配列の１７〜２０個のヌクレオチドと相補的な相補領域を含む、請求項６に記載の方法。
9. 挿入欠失変異が、前記２つの標的配列の間に誘導される、請求項６に記載の方法。
10. 前記２つの標的ゲノム配列が、それぞれ３’末端でプロトスペーサー隣接モチーフ（ＰＡＭ）配列を有する、請求項６に記載の方法。
11. 前記２つの標的ゲノム配列が、０〜３１ヌクレオチド離れている、請求項６に記載の方法。
12. 前記２つの標的ゲノム配列が、１０〜２０塩基対離れている、請求項１１に記載の方法。
13. 前記２つの標的ゲノム配列が、１３〜１７塩基対離れている、請求項１２に記載の方法。
14. 細胞におけるＲＮＡ誘導型ゲノム編集の特異性を増大させる方法であって、前記細胞を、請求項１に記載のＲＮＡ誘導型ＦｏｋＩヌクレアーゼ（ＲＦＮ）融合タンパク質と接触させることを含み、前記細胞におけるＲＮＡ誘導型ゲノム編集の特異性が、ネイティブＣａｓ９を用いたゲノム編集と比較して増大される、方法。