JPWO2020014577A5 - - Google Patents
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Description
本発明の多くの実施形態が、記載されてきた。にもかかわらず、種々の改変が、本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく行われ得ることは、理解される。よって、他の実施形態は、以下の請求項の範囲内にある。
特定の実施形態では、例えば以下の項目が提供される。
(項目1)
Cas9酵素をコードする合成mRNAおよびsgRNAの組み合わせを使用するゲノム編集のための方法。
(項目2)
前記Cas9をコードするmRNAおよびsgRNAは、5’ジグアノシンキャップおよびポリ(A)テールを含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
DNA切断を促進するテンプレートがさらに提供される、項目1に記載の方法。
(項目4)
前記テンプレートは、2本鎖DNA分子である、項目3に記載の方法。
(項目5)
前記テンプレートは、1本鎖DNA分子である、項目2に記載の方法。
(項目6)
前記テンプレートは、RNA分子である、項目2に記載の方法。
(項目7)
Cas9は、2つのエンドヌクレアーゼ活性部位のうちの一方を破壊する変異、配列番号2、または配列番号3を有する、項目1に記載の方法。
(項目8)
Cas9は、両方のエンドヌクレアーゼ活性部位を破壊する変異、配列番号4を有する、項目1に記載の方法。
(項目9)
Cas9は、DNAまたはクロマチンタンパク質のいずれかにあるエピジェネティックマーカーを変化させ得る別の酵素に融合される、項目1に記載の方法。
(項目10)
Cas9 mRNAは、改変されたヌクレオチドを含む、項目1に記載の方法。
(項目11)
sgRNAは、改変されたヌクレオチドを含む、項目1に記載の方法。
(項目12)
前記改変されたヌクレオチドは、5-メチル-シトシン、2-チオ-ウラシル、またはプソイドウラシルを含む、項目9または10に記載の方法。
(項目13)
Cas9 mRNA:sgRNAの間のモル比は、1:1,000~1,000:1の間である、項目1に記載の方法。
(項目14)
異なる種に由来するかまたは異なる変異を有する1またはこれより多くの異なるCas9酵素をコードするmRNA分子と組み合わせて、異なる部位を標的にする多数のsgRNAが、同じ細胞に導入される、項目1に記載の方法。
(項目15)
修復テンプレートが、1分子としてsgRNAへの融合を通じて前記DNA切断部位に位置づけられる、項目2に記載の方法。
(項目16)
修復テンプレートが、Cas9に結合するアプタマーへの融合を通じて前記DNA切断部位に位置づけられる、項目2に記載の方法。
(項目17)
前記方法はまた、B18Rを添加する工程を包含する、項目1に記載の方法。
(項目18)
天然に存在せずかつ2つのCas9エンドヌクレアーゼ活性部位のうちの一方を破壊する変異を有するCas9タンパク質であって、ここで前記変異したCas9タンパク質は、配列番号2のDNAによってコードされるCas9タンパク質。
(項目19)
天然に存在せずかつ2つのCas9エンドヌクレアーゼ活性部位のうちの一方を破壊する変異を有するCas9タンパク質であって、ここで前記変異したCas9タンパク質は、配列番号3のDNAによってコードされるCas9タンパク質。
(項目20)
天然に存在せずかつ両方のCAS9エンドヌクレアーゼ活性部位を破壊する変異を有するCas9タンパク質であって、ここで前記変異したCas9タンパク質は、配列番号4によってコードされるCas9タンパク質。
(項目21)
そのヌクレアーゼ遺伝子において変異を有する変異したCas9タンパク質をコードするmRNA、およびガイドRNAをコードする少なくとも1つのmRNAを含む天然に存在しないCRISPER-Casシステムであって、細胞へ侵入した際に、前記変異したCas9タンパク質およびガイドRNAを生成し、しかも1個の点変異を有するDNAの標的配列を標的とし、かつそれにハイブリダイズし、前記変異Cas9タンパク質およびガイドRNAの作用の際に、前記標的配列中の変異を修正する、CRISPER-Casシステム。
(項目22)
前記cas9 mRNAは、1またはこれより多くの改変されたヌクレオチドを含む、項目22に記載の方法。
(項目23)
前記cas9 mRNAおよびガイドmRNAは、細胞にトランスフェクトされる、項目22に記載の方法。
(項目24)
前記トランスフェクションは、B18Rの存在下で行われる、項目24に記載の方法。
(項目25)
配列番号2~4に従って示されるCas 9改変体。
(項目26)
項目25に記載のcas 9改変体を含む、遺伝子編集のための、操作された、天然に存在しない、全てがRNAの、ベクターを含まず、ウイルスを含まない、CRISPR/Casシステム。
(項目27)
少なくとも1つの遺伝子生成物の発現を変える方法であって、前記方法は、標的配列を有し、前記遺伝子生成物をコードするDNA分子を含み、かつ発現させる真核生物細胞に、ベクターを含まず、ウイルスを含まない操作された天然に存在しない全てがRNAの、Clustered Regularly Interspaced Short Palindromic Repeats(CRISPR)-CRISPR関連(Cas)(CRISPR-Cas)システムを導入する工程を包含する方法。
(項目28)
配列番号2~4のcas 9改変体をさらに含む、項目19に記載の方法。
(項目29)
配列番号1~4に示されるとおりのCas 9タンパク質を含む、操作され、プログラム可能な、天然に存在しない、全てがRNAのCRISPR-Casシステム、および使用説明書を含むキット。
特定の実施形態では、例えば以下の項目が提供される。
(項目1)
Cas9酵素をコードする合成mRNAおよびsgRNAの組み合わせを使用するゲノム編集のための方法。
(項目2)
前記Cas9をコードするmRNAおよびsgRNAは、5’ジグアノシンキャップおよびポリ(A)テールを含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
DNA切断を促進するテンプレートがさらに提供される、項目1に記載の方法。
(項目4)
前記テンプレートは、2本鎖DNA分子である、項目3に記載の方法。
(項目5)
前記テンプレートは、1本鎖DNA分子である、項目2に記載の方法。
(項目6)
前記テンプレートは、RNA分子である、項目2に記載の方法。
(項目7)
Cas9は、2つのエンドヌクレアーゼ活性部位のうちの一方を破壊する変異、配列番号2、または配列番号3を有する、項目1に記載の方法。
(項目8)
Cas9は、両方のエンドヌクレアーゼ活性部位を破壊する変異、配列番号4を有する、項目1に記載の方法。
(項目9)
Cas9は、DNAまたはクロマチンタンパク質のいずれかにあるエピジェネティックマーカーを変化させ得る別の酵素に融合される、項目1に記載の方法。
(項目10)
Cas9 mRNAは、改変されたヌクレオチドを含む、項目1に記載の方法。
(項目11)
sgRNAは、改変されたヌクレオチドを含む、項目1に記載の方法。
(項目12)
前記改変されたヌクレオチドは、5-メチル-シトシン、2-チオ-ウラシル、またはプソイドウラシルを含む、項目9または10に記載の方法。
(項目13)
Cas9 mRNA:sgRNAの間のモル比は、1:1,000~1,000:1の間である、項目1に記載の方法。
(項目14)
異なる種に由来するかまたは異なる変異を有する1またはこれより多くの異なるCas9酵素をコードするmRNA分子と組み合わせて、異なる部位を標的にする多数のsgRNAが、同じ細胞に導入される、項目1に記載の方法。
(項目15)
修復テンプレートが、1分子としてsgRNAへの融合を通じて前記DNA切断部位に位置づけられる、項目2に記載の方法。
(項目16)
修復テンプレートが、Cas9に結合するアプタマーへの融合を通じて前記DNA切断部位に位置づけられる、項目2に記載の方法。
(項目17)
前記方法はまた、B18Rを添加する工程を包含する、項目1に記載の方法。
(項目18)
天然に存在せずかつ2つのCas9エンドヌクレアーゼ活性部位のうちの一方を破壊する変異を有するCas9タンパク質であって、ここで前記変異したCas9タンパク質は、配列番号2のDNAによってコードされるCas9タンパク質。
(項目19)
天然に存在せずかつ2つのCas9エンドヌクレアーゼ活性部位のうちの一方を破壊する変異を有するCas9タンパク質であって、ここで前記変異したCas9タンパク質は、配列番号3のDNAによってコードされるCas9タンパク質。
(項目20)
天然に存在せずかつ両方のCAS9エンドヌクレアーゼ活性部位を破壊する変異を有するCas9タンパク質であって、ここで前記変異したCas9タンパク質は、配列番号4によってコードされるCas9タンパク質。
(項目21)
そのヌクレアーゼ遺伝子において変異を有する変異したCas9タンパク質をコードするmRNA、およびガイドRNAをコードする少なくとも1つのmRNAを含む天然に存在しないCRISPER-Casシステムであって、細胞へ侵入した際に、前記変異したCas9タンパク質およびガイドRNAを生成し、しかも1個の点変異を有するDNAの標的配列を標的とし、かつそれにハイブリダイズし、前記変異Cas9タンパク質およびガイドRNAの作用の際に、前記標的配列中の変異を修正する、CRISPER-Casシステム。
(項目22)
前記cas9 mRNAは、1またはこれより多くの改変されたヌクレオチドを含む、項目22に記載の方法。
(項目23)
前記cas9 mRNAおよびガイドmRNAは、細胞にトランスフェクトされる、項目22に記載の方法。
(項目24)
前記トランスフェクションは、B18Rの存在下で行われる、項目24に記載の方法。
(項目25)
配列番号2~4に従って示されるCas 9改変体。
(項目26)
項目25に記載のcas 9改変体を含む、遺伝子編集のための、操作された、天然に存在しない、全てがRNAの、ベクターを含まず、ウイルスを含まない、CRISPR/Casシステム。
(項目27)
少なくとも1つの遺伝子生成物の発現を変える方法であって、前記方法は、標的配列を有し、前記遺伝子生成物をコードするDNA分子を含み、かつ発現させる真核生物細胞に、ベクターを含まず、ウイルスを含まない操作された天然に存在しない全てがRNAの、Clustered Regularly Interspaced Short Palindromic Repeats(CRISPR)-CRISPR関連(Cas)(CRISPR-Cas)システムを導入する工程を包含する方法。
(項目28)
配列番号2~4のcas 9改変体をさらに含む、項目19に記載の方法。
(項目29)
配列番号1~4に示されるとおりのCas 9タンパク質を含む、操作され、プログラム可能な、天然に存在しない、全てがRNAのCRISPR-Casシステム、および使用説明書を含むキット。
Claims (31)
- ゲノム編集のための、Cas9酵素をコードする合成mRNAおよびsgRNAの組み合わせ物。
- 前記Cas9をコードするmRNAおよびsgRNAは、5’ジグアノシンキャップおよびポリ(A)テールを含む、請求項1に記載の組み合わせ物。
- DNA切断を促進するテンプレートがさらに提供される、請求項1に記載の組み合わせ物。
- 前記テンプレートは、2本鎖DNA分子である、請求項3に記載の組み合わせ物。
- 前記テンプレートは、1本鎖DNA分子である、請求項2に記載の組み合わせ物。
- 前記テンプレートは、RNA分子である、請求項2に記載の組み合わせ物。
- Cas9は、2つのエンドヌクレアーゼ活性部位のうちの一方を破壊する変異、配列番号2、または配列番号3を有する、請求項1に記載の組み合わせ物。
- Cas9は、両方のエンドヌクレアーゼ活性部位を破壊する変異、配列番号4を有する、請求項1に記載の組み合わせ物。
- Cas9は、DNAまたはクロマチンタンパク質のいずれかにあるエピジェネティックマーカーを変化させ得る別の酵素に融合される、請求項1に記載の組み合わせ物。
- Cas9 mRNAは、改変されたヌクレオチドを含む、請求項1に記載の組み合わせ物。
- sgRNAは、改変されたヌクレオチドを含む、請求項1に記載の組み合わせ物。
- 前記改変されたヌクレオチドは、5-メチル-シトシン、2-チオ-ウラシル、またはプソイドウラシルを含む、請求項9または10に記載の組み合わせ物。
- Cas9 mRNA:sgRNAの間のモル比は、1:1,000~1,000:1の間である、請求項1に記載の組み合わせ物。
- 異なる種に由来するかまたは異なる変異を有する1またはこれより多くの異なるCas9酵素をコードするmRNA分子と組み合わせて、異なる部位を標的にする多数のsgRNAが、同じ細胞に導入される、請求項1に記載の組み合わせ物。
- 修復テンプレートが、1分子としてsgRNAへの融合を通じて前記DNA切断部位に位置づけられる、請求項2に記載の組み合わせ物。
- 修復テンプレートが、Cas9に結合するアプタマーへの融合を通じて前記DNA切断部位に位置づけられる、請求項2に記載の組み合わせ物。
- B18Rをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の組み合わせ物。
- 天然に存在せずかつ2つのCas9エンドヌクレアーゼ活性部位のうちの一方を破壊する変異を有するCas9タンパク質であって、ここで前記変異したCas9タンパク質は、配列番号2のDNAによってコードされるCas9タンパク質。
- 天然に存在せずかつ2つのCas9エンドヌクレアーゼ活性部位のうちの一方を破壊する変異を有するCas9タンパク質であって、ここで前記変異したCas9タンパク質は、配列番号3のDNAによってコードされるCas9タンパク質。
- 天然に存在せずかつ両方のCAS9エンドヌクレアーゼ活性部位を破壊する変異を有するCas9タンパク質であって、ここで前記変異したCas9タンパク質は、配列番号4によってコードされるCas9タンパク質。
- そのヌクレアーゼ遺伝子において変異を有する変異したCas9タンパク質をコードするmRNA、およびガイドRNAをコードする少なくとも1つのmRNAを含む天然に存在しないCRISPER-Casシステムであって、細胞へ侵入した際に、前記変異したCas9タンパク質およびガイドRNAを生成し、しかも1個の点変異を有するDNAの標的配列を標的とし、かつそれにハイブリダイズし、前記変異Cas9タンパク質およびガイドRNAの作用の際に、前記標的配列中の変異を修正する、CRISPER-Casシステム。
- 前記cas9 mRNAは、1またはこれより多くの改変されたヌクレオチドを含む、請求項22に記載のシステム。
- 前記cas9 mRNAおよびガイドmRNAは、細胞にトランスフェクトされる、請求項22に記載のシステム。
- 前記トランスフェクションは、B18Rの存在下で行われる、請求項24に記載のシステム。
- 配列番号2~4に従って示されるCas 9改変体。
- 請求項25に記載のcas 9改変体を含む、遺伝子編集のための、操作された、天然に存在しない、全てがRNAの、ベクターを含まず、ウイルスを含まない、CRISPR/Casシステム。
- 少なくとも1つの遺伝子生成物の発現を変えるための、ベクターを含まず、ウイルスを含まない操作された天然に存在しない全てがRNAの、Clustered Regularly Interspaced Short Palindromic Repeats(CRISPR)-CRISPR関連(Cas)(CRISPR-Cas)システムを含む組成物であって、前記操作された天然に存在しない全てがRNAのCRISPR-Casシステムが、標的配列を有し、前記遺伝子生成物をコードするDNA分子を含み、かつ発現させる真核生物細胞に導入されることを特徴とする、組成物。
- 配列番号2~4のcas 9改変体をさらに含む、請求項19に記載の組成物。
- 配列番号1~4に示されるとおりのCas 9タンパク質を含む、操作され、プログラム可能な、天然に存在しない、全てがRNAのCRISPR-Casシステム、および使用説明書を含むキット。
- ゲノム編集のための、Cas9酵素をコードする合成mRNAを含む組成物であって、sgRNAと組み合わせて使用されることを特徴とする、組成物。
- ゲノム編集のための、sgRNAを含む組成物であって、Cas9酵素をコードする合成mRNAと組み合わせて使用されることを特徴とする、組成物。
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