JP2020074171A - イベント配車装置、イベント配車方法、プログラム、および管理システム - Google Patents

イベント配車装置、イベント配車方法、プログラム、および管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】イベントに応じた車両を効率よく集めて複数の車両によるサービスを提供すること。【解決手段】イベント配車装置において、複数の車両が駐車可能なエリアで開催されるイベントを、複数の車両または前記車両の所有者に通知するイベント通知部と、前記複数の車両のそれぞれの車両属性に基づいて、前記エリアに到着する車両の車両属性に対応する台数を調整する調整部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、イベント配車装置、イベント配車方法、プログラム、および管理システムに関する。
本願は、2017年6月16日に、日本に出願された特願2017−118745号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
従来では、厨房、燃料ガス供給、電力供給、宿泊室等の機能群から選ばれる少なくとも2つの機能を、少なくとも2台の車両に分担して具備させて機能分担車両とし、該機能分担車両を走行後の設営地で組み合わせることにより施設を構築する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−63301号公報
しかしながら、従来の技術では、車両ごとに提供可能なサービスが一元管理されていないため、一時的に開催されるイベントに応じて、イベントに応じた車両を効率よく集めることができない場合があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、イベントに応じた車両を効率よく集めて複数の車両によるサービスを提供することができるイベント配車装置、イベント配車方法、プログラム、および管理システムを提供することを目的の一つとする。
この発明に係るイベント配車装置、イベント配車方法、プログラム、および管理システムは、以下の構成を採用した。
(1):この発明の一態様に係るイベント配車装置は、複数の車両(200)が駐車可能なエリアで開催されるイベントを、複数の車両または前記車両の所有者に通知するイベント通知部(150)と、前記複数の車両のそれぞれの車両属性に基づいて、前記エリアに到着する車両の車両属性に対応する台数を調整する調整部(140,150)と、を備えるイベント配車装置(100、100A)である。
(2):上記(1)の態様において、前記エリアに到着した複数の車両が前記エリア内の所定の位置に配置されるように前記複数の車両のそれぞれに駐車位置を指示する指示部(160)を更に備える。
(3):上記(1)または(2)の態様において、前記イベント通知部は、前記エリアの位置から所定距離以内にある車両または前記車両の所有者に対して前記イベントの通知を行うものである。
(4):上記(1)から(3)のうち何れか一つの態様において、前記イベント通知部は、前記エリアに駐車可能な台数の車両に対して、前記イベントを通知するものである。
(5):上記(1)から(4)のうち何れか一つの態様において、前記車両は、自動運転車両である。
(6):上記(5)の態様において、前記自動運転車両は、トレーラを牽引する牽引車両を含む。
(7):上記(1)から(6)のうち何れか一つの態様において、前記イベント通知部は、前記エリアで開催されるイベントに関する情報を、予め登録された利用者に通知し、前記利用者から前記エリアまでの送迎を希望するか否かに関する情報を取得するものである。
(8):上記(1)から(7)のうち何れか一つの態様において、前記イベントに参加する車両によって、前記イベントの利用者を、所定の地点と前記エリアとの間で送迎させる送迎管理部(180)を更に備えるものである。
(9):この発明の一態様に係るイベント配車方法は、コンピュータが、複数の車両が駐車可能なエリアで開催されるイベントを、複数の車両または前記車両の所有者に通知し、前記複数の車両のそれぞれの車両属性に基づいて、前記エリアに到着する車両の車両属性に対応する台数を調整する、イベント配車方法である。
(10):この発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、複数の車両が駐車可能なエリアで開催されるイベントを、複数の車両または前記車両の所有者に通知させ、前記複数の車両のそれぞれの車両属性に基づいて、前記エリアに到着する車両の車両属性に対応する台数を調整させる、プログラムである。
(11):この発明の一態様に係る管理システムは、複数の車両が駐車可能なエリアを特定する特定部(182)と、前記複数の車両のそれぞれの車両属性に基づいて、前記特定部の取得したエリア情報を通知するとともに、前記エリアに対する車両の到達情報を取得するエリア管理部(186)と、を備える管理システムである。
(12):上記(11)の態様において、前記エリアに到着した車両が前記エリア内の所定の位置に配置されるように前記車両に駐車位置を指示する指示部(160)を更に備えるものである。
(13):上記(11)の態様において、前記エリアの位置から所定距離以内にある車両または前記車両の所有者に対して前記エリア情報の通知を行う通知部を更に備えるものである。
(14):上記(11)の態様において、前記車両は、自動運転車両を含み、前記エリア管理部は、前記車両を無人で前記エリアまで到達させる経路設定部と、前記自動運転車両以外の前記車両に対し前記エリアへの経路情報を通知する経路設定要求部と、を備える。
(15):上記(11)の態様において、前記エリアに複数の車両が配置される場合に、前記エリアの代表地点を経由地とする経路情報を発行する送迎管理部を更に備える。
(16):上記(13)の態様において、前記通知部は、前記エリア内に存在する車両または前記車両の管理者から取得した動的な関連情報を通知するものである。
(1)〜(16)によれば、イベントに応じた車両を効率よく集めて複数の車両によるサービスを提供することができる。
第1の実施形態のイベント配車システムの構成図である。 第1の実施形態の車両の構成図である。 自動運転の処理過程について説明するための図である。 イベント配車設定画面の一例を示す図である。 イベントテーブルの内容の一例を示す図である。 車両割当テーブルの内容の一例を示す図である。 車両属性テーブルの内容の一例を示す図である。 イベント配車が実行された後に表示部に表示されるイベント配車設定画面の一例を示す図である。 車両情報DBの内容の一例を示す図である。 通知結果管理情報の内容の一例を示す図である。 車両へのイベント通知について説明するための図である。 車両のHMIに表示されるイベント通知画面の一例を示す図である。 参加する旨の回答をした車両に送信されるイベント通知画面の一例を示す図である。 指示部による車両の駐車位置への指示の様子を説明するための図である。 駐車位置管理情報の内容の一例を示す図である。 第1の実施形態のイベント配車装置により実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態のイベント配車システムの構成図である。 端末装置に表示されるイベント情報画面の一例を示す図である。 送迎設定画面の一例を示す図である。 利用者管理情報の内容の一例を示す図である。 車両を用いた送迎の様子を説明するための図である。 第2の実施形態のイベント配車装置により実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。 旅行プランのナビゲーション画面の一例を示す図である。 第3の実施形態のイベント配車システムの構成図である。 第3の実施形態の車両に搭載される車両管理装置の構成の一例を示す図である。 第3の実施形態のサービス提供者装置の構成の一例を示す図である。 第3の実施形態のイベント配車装置の構成の一例を示す図である。 第3の実施形態のイベント配車システムの処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
以下、図面を参照し、本発明のイベント配車装置、イベント配車方法、プログラム、および管理システムの実施形態について説明する。なお、以下の説明において、イベント配車装置を含むイベント配車システムに用いられる車両は、自動運転車両であるものとする。自動運転車両とは、車両の加減速または操舵の少なくとも一方を自動的に制御して走行可能な車両である。自動運転車両は、乗員が手動運転を行ってよい。また、自動運転車両とは、無人で走行可能な車両を含む。また、イベント配車システムに用いられる車両は、手動運転車両であってもよい。また、イベント配車システムは、「管理システム」の一例である。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態のイベント配車システム1の構成図である。イベント配車システム1は、イベント配車装置100と、一以上の車両200と、一以上の車両200の所有者Oにより使用される端末装置300とを備える。これらの構成要素は、ネットワークNWを介して互いに通信可能である。ネットワークNWは、インターネット、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、公衆回線、プロバイダ装置、専用回線、無線基地局等を含む。
[イベント配車装置]
イベント配車装置100は、例えば、通信部110と、表示部120と、表示制御部130と、イベント車両候補決定部140と、イベント通知部150と、指示部160と、記憶部170とを備える。表示制御部130、イベント車両候補決定部140、イベント通知部150、および指示部160は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサが記憶部170に格納されたプログラム(ソフトウェア)を実行することで実現される。また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)等のハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等の記憶部170に格納されていてもよいし、DVDやCD−ROM等の着脱可能な記憶媒体に格納されており、記憶媒体がドライブ装置(不図示)に装着されることで記憶部170にインストールされてもよい。また、イベント車両候補決定部140およびイベント通知部150の一部または全部を組み合わせたものが「調整部」の一例である。また、イベント通知部150は、「通知部」の一例である。
通信部110は、例えば、ネットワークNWに接続するためのネットワークカードである。通信部110は、ネットワークNWを介して車両200、端末装置300、およびその他の外部装置と通信する。
表示部120は、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)表示装置等である。表示部120は、表示制御部130による制御によって、例えば、イベント配車装置100の管理者等にイベント配車に関する各種情報を表示する。また、表示部120は、表示画面を指先でタッチすることによって情報の入力や確定操作を受け付ける、いわゆるタッチパネル式の受付部の機能を備えていてもよい。
表示制御部130は、イベント配車に関する各種情報を表示部120に表示するように制御する。また、表示制御部130は、表示部120の表示画面から受け付けられた管理者等からの情報の入力や確定操作に関する情報を取得する。例えば、表示制御部130は、管理者等から開催するイベントに関する情報や、イベントを開催するエリアに関する情報等を受け付ける。イベントとは、音楽フェス(フェスティバル)やフードフェス等の期間を限定した大規模または中規模な催し物や、初詣、花見、海水浴、スキー等の時期的な行事、オリンピック等のスポーツの大会、博覧会、地方公共団体や地域企業等が行う祭り等の各種の事象を含む。また、エリアとは、例えば、複数の車両が駐車可能なエリアである。表示制御部130の機能の詳細については後述する。
イベント車両候補決定部140は、表示制御部130に受け付けられた開催するイベントに関する情報と、イベントを開催するエリアに関する情報とを受け付けて、記憶部170に記憶された車両割当テーブル173を参照し、イベントに参加させる車両の車両属性および車両属性ごとの台数を決定する。イベント車両候補決定部140の機能の詳細については後述する。
イベント通知部150は、イベント車両候補決定部140により決定された車両200の候補に対して、その車両200または車両の所有者Oのうち、端末装置300の一方または双方に開催するイベントに関する情報、およびイベントにサービス提供者として参加するか否かを問い合わせる問い合わせ情報を通知する。所有者Oは、車両200によるサービスの提供を管理するサービス管理者でもよく、車両200の乗員でもよい。また、イベント通知部150は、問い合わせ情報に対する回答情報を取得する。イベント通知部150の機能の詳細については後述する。
指示部160は、イベントでサービスを提供する車両200がイベント会場のエリア付近を走行した場合に、エリア内の駐車位置を割り当て、割り当てた位置に関する情報を、車両200または車両200の所有者Oに指示する。エリア付近とは、例えば、エリアIDに対応するイベント会場から車両200までの距離が所定距離以内(例えば、100m以内)の距離である。指示部160の機能の詳細については後述する。
記憶部170は、HDDやフラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等により実現される。記憶部170には、例えば、地図情報171、イベントテーブル172、車両割当テーブル173、車両属性テーブル174、車両情報DB175、通知結果管理情報176、駐車位置管理情報177、およびその他の情報が格納される。
[車両]
車両200は、例えば、四輪以上の車輪を有する車両であるが、自動二輪車その他の車両であっても構わない。また、車両200は、例えば、着脱自在な荷台等を牽引する牽引車両でもよく、荷台と一体型の車両であってもよい。図2は、第1の実施形態の車両200の構成図である。車両200は、例えば、外界監視ユニット210と、通信装置220と、ナビゲーション装置230と、推奨車線決定装置240と、自動運転制御ユニット250と、駆動力出力装置260と、ブレーキ装置262と、ステアリング装置264とを備える。自動運転制御ユニット250は、例えば、車両200内の記憶部(不図示)に格納されたプログラム(ソフトウェア)を実行するCPU等のプロセッサを有する。
外界監視ユニット210は、例えば、カメラやレーダ、LIDAR(Light Detection and Ranging)、これらの出力に基づいてセンサフュージョン処理を行う物体認識装置等を含む。外界監視ユニット210は、車両200の周辺に存在する物体の種類(特に、車両、歩行者、および自転車)を推定し、その位置や速度の情報と共に自動運転制御ユニット250に出力する。
通信装置220は、例えば、ネットワークNWに接続したり、イベント配車装置100やその他の外部装置と直接的に通信したりするための無線通信モジュールである。通信装置220は、Wi−Fi、DSRC(Dedicated Short Range Communications)、Bluetooth(登録商標)、その他の通信規格に基づいて無線通信を行う。通信装置220として、用途に応じた複数のものが用意されてもよい。
ナビゲーション装置230は、例えば、HMI(Human machine Interface)232と、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機234と、ナビ制御装置236とを備える。
HMI232は、例えば、タッチパネル式ディスプレイ装置やスピーカ、マイク等を含む。HMI232は、画像や音声を出力したり、乗員からの操作内容を受け付ける。例えば、HMI232は、目的地までの経路を画面表示したり、車両200に対する操作を乗員に促すための情報を画面表示または音声出力する。また、HMI232は、イベント配車装置100からのイベント通知情報および問い合わせ情報を画面に表示させたり、音声により通知する。また、HMI232は、乗員により操作された問い合わせ情報に対する回答情報を受け付け、受け付けた回答情報をイベント配車装置100に送信する。
GNSS受信機234は、GNSS衛星(例えばGPS衛星)から到来する電波に基づいて自機の位置(車両200の位置)を測位する。ナビ制御装置236は、例えば、CPUや各種記憶装置を備え、ナビゲーション装置230全体を制御する。記憶装置には、地図情報(ナビ地図)が格納されている。ナビ地図は、ノードとリンクで道路を表現した地図である。
また、ナビ制御装置236は、GNSS受信機234によって測位された車両200の位置から、HMI232を用いて指定された目的地までの経路を、ナビ地図を参照して自ら決定してもよい。ナビ制御装置236は、上記何れかの方法で決定した経路の情報を推奨車線決定装置240に出力する。また、ナビ制御装置236は、GNSS受信機234によって測位された車両200の位置を所定のタイミングでイベント配車装置100に送信してもよい。
推奨車線決定装置240は、例えば、MPU(Map Positioning Unit)と各種記憶装置を備える。記憶装置には、ナビ地図よりも詳細な高精度地図情報が格納されている。高精度地図情報には、例えば、車線ごとの道路幅や勾配、曲率、信号の位置等の情報が含まれている。推奨車線決定装置240は、ナビゲーション装置230から入力された経路に沿って走行するために好ましい推奨車線を決定し、自動運転制御ユニット250に出力する。
自動運転制御ユニット250は、CPUやMPU(Micro Processing Unit)等の一以上のプロセッサと各種記憶装置を備える。自動運転制御ユニット250は、推奨車線決定装置240により決定された推奨車線を走行することを原則として、外界監視ユニット210から位置や速度が入力された物体との接触を避けるように、車両200を自動的に走行させる。自動運転制御ユニット250は、例えば、各種イベントを順次実行する。イベントには、一定速度で同じ走行車線を走行する定速走行イベント、前走車両に追従する追従走行イベント、車線変更イベント、合流イベント、分岐イベント、緊急停止イベント、料金所を通過するための料金所イベント、自動運転を終了して手動運転に切り替えるためのハンドオーバイベント等がある。また、これらのイベントの実行中に、車両200の周辺状況(周辺車両や歩行者の存在、道路工事による車線狭窄等)に基づいて、回避のための行動が計画される場合もある。
自動運転制御ユニット250は、車両200が将来走行する目標軌道を生成する。目標軌道は、例えば、速度要素を含んでいる。例えば、目標軌道は、自車両Mの到達すべき地点(軌道点)を順に並べたものとして表現される。軌道点は、所定の走行距離ごとの自車両Mの到達すべき地点であり、それとは別に、所定のサンプリング時間(例えば0コンマ数[sec]程度)ごとの目標速度および目標加速度が、目標軌道の一部として生成される。また、軌道点は、所定のサンプリング時間ごとの、そのサンプリング時刻における自車両Mの到達すべき位置であってもよい。この場合、目標速度や目標加速度の情報は軌道点の間隔で表現される。
図3は、自動運転の処理過程について説明するための図である。まず、上図に示すように、ナビゲーション装置230によって経路が決定される。この経路は、例えば車線の区別が付けられていない大まかな経路である。次に、中図に示すように、推奨車線決定装置240が、経路に沿って走行しやすい推奨車線を決定する。そして、下図に示すように、自動運転制御ユニット250が、障害物の回避等を行いながら、なるべく推奨車線に沿って走行するための軌道点を生成し、軌道点(および付随する速度プロファイル)に沿って走行するように、駆動力出力装置260、ブレーキ装置262、ステアリング装置264のうち一部または全部を制御する。なお、このような役割分担はあくまで一例であり、例えば自動運転制御ユニット250が一元的に処理を行ってもよい。
駆動力出力装置260は、車両が走行するための走行駆動力(トルク)を駆動輪に出力する。駆動力出力装置260は、例えば、内燃機関、電動機、および変速機等の組み合わせと、これらを制御するパワーECUとを備える。パワーECUは、自動運転制御ユニット250から入力される情報、或いは不図示の運転操作子から入力される情報に従って、上記の構成を制御する。
ブレーキ装置262は、例えば、ブレーキキャリパーと、ブレーキキャリパーに油圧を伝達するシリンダと、シリンダに油圧を発生させる電動モータと、ブレーキECUとを備える。ブレーキECUは、自動運転制御ユニット250から入力される情報、或いは運転操作子から入力される情報に従って電動モータを制御し、制動操作に応じたブレーキトルクが各車輪に出力されるようにする。ブレーキ装置262は、運転操作子に含まれるブレーキペダルの操作によって発生させた油圧を、マスターシリンダを介してシリンダに伝達する機構をバックアップとして備えてよい。なお、ブレーキ装置262は、上記説明した構成に限らず、自動運転制御ユニット250から入力される情報に従ってアクチュエータを制御して、マスターシリンダの油圧をシリンダに伝達する電子制御式油圧ブレーキ装置であってもよい。
ステアリング装置264は、例えば、ステアリングECUと、電動モータとを備える。電動モータは、例えば、ラックアンドピニオン機構に力を作用させて転舵輪の向きを変更する。ステアリングECUは、自動運転制御ユニット250から入力される情報、或いは運転操作子から入力される情報に従って、電動モータを駆動し、転舵輪の向きを変更させる。
[端末装置]
図1に戻り、端末装置300は、例えば、スマートフォンやタブレット端末、パーソナルコンピュータ等である。端末装置300では、例えば、イベント配車システムを利用するためのアプリケーションプログラム、或いはブラウザ等が起動し、以下に説明するサービスをサポートする。以下の説明では、端末装置300がスマートフォンであり、アプリケーションプログラム(イベント配車アプリ)が起動していることを前提とする。
端末装置300は、例えば、通信部310と、情報取得部320と、表示部330とを備える。通信部310は、例えば、ネットワークNWに接続するためのネットワークカードである。通信部310は、ネットワークNWを介してイベント配車装置100およびその他の外部装置と通信する。
情報取得部320は、CPU等のプロセッサが記憶部(不図示)に格納されたプログラム(ソフトウェア)を実行することで実現される。また、情報取得部320は、LSIやASIC、FPGA、GPU等のハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予め記憶部に格納されていてもよいし、DVDやCD−ROM等の着脱可能な記憶媒体に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることで記憶部にインストールされてもよい。情報取得部320は、例えば、イベント配車装置100から、イベントに関する情報および問い合わせ情報等を取得する。情報取得部320は、例えば、端末装置300にインストールされたイベント配車アプリを起動することで、実現される機能である。また、情報取得部320は、端末装置300にインストールされたメールソフトによりイベント配車装置100から送信された電子メールを取得したり、メールを送信する機能を備えていてもよい。
表示部330は、LCDや有機EL表示装置等である。表示部330は、情報取得部320により取得されたイベントに関する情報と、問い合わせ情報とを表示する。また、表示部330は、表示された内容に対する所有者Oにより操作された情報を受け付ける、いわゆるタッチパネル式の受付部の機能を備えていてもよい。操作された情報とは、例えば、問い合わせ情報に対応する回答情報である。表示部330は、受け付けた回答情報を通信部310によりイベント配車装置100に送信させる。
[第1の実施形態のイベント配車システム1における具体的な処理内容]
以下、第1の実施形態のイベント配車システム1における具体的な処理内容について説明する。イベント配車装置100は、管理者等から第1の実施形態におけるイベント配車処理を実行する指示を受け付けると、表示部120にイベント配車設定画面IM1を表示させる。
図4は、イベント配車設定画面IM1の一例を示す図である。イベント配車設定画面IM1には、開催するイベント会場(エリア)を指定するイベント会場指定領域410と、イベントを指定するイベント指定領域412と、イベント期間を指定するイベント期間指定領域414と、入力した内容に基づく配車の実行もしくはキャンセルを確定する確定操作領域416とが示されている。なお、イベント配車設定画面IM1のレイアウトは、表示項目については、図4の例に限定されるものではない。また、以下に説明する他の画面IMx(x:2以上の自然数)についてもレイアウトや項目については、任意に変更されてもよい。
表示制御部130は、管理者の操作入力によりイベント会場指定領域410に入力されるイベント会場に関する情報を受け付ける。表示制御部130は、イベント会場指定領域410に地図情報ボタンを表示し、管理者により地図情報ボタンが選択された場合に、記憶部170に記憶された地図情報171に含まれる地図情報を表示部120に表示させる。ここで、地図情報171には、例えば、ノードとリンクで表現された各道路に対する道路情報、交通規制情報、住所情報(住所・郵便番号)、施設情報等が含まれる。道路情報には、高速道路、有料道路、国道、都道府県道といった道路の種別を表す情報、道路の車線数、非常駐車帯の領域、各車線の幅員、道路の勾配、道路の位置(経度、緯度、高さを含む3次元座標)、車線のカーブの曲率、車線の合流および分岐ポイントの位置、道路に設けられた標識等の情報が含まれる。また、地図情報171には、車両200を駐車する駐車エリアを識別するための識別情報(エリアID)やエリアIDごとの位置や大きさに関する情報が含まれてもよい。
表示制御部130は、表示部120に地図情報を表示させ、管理者によりタッチされた位置をイベント会場の入力として受け付けてもよい。
また、表示制御部130は、管理者の操作入力によりイベント指定領域412に入力されるイベントを特定する情報を受け付ける。表示制御部130は、例えば、イベント指定領域412に予め設定された複数のイベントを含むリストボックスを表示し、複数のイベントの中から管理者により選択された一つのイベントの情報を受け付ける。リストボックスに表示されるイベントは、イベントテーブル172に格納されている。
図5は、イベントテーブル172の内容の一例を示す図である。イベントテーブル172には、イベントを識別するイベントIDにイベント内容が対応付けられている。例えば、イベントID「I002」には、「フードフェス」のイベントが対応付けられている。
また、表示制御部130は、管理者の操作入力によりイベント期間を指定するイベント期間指定領域414に入力されるイベント期間を特定する情報を受け付ける。表示制御部130は、例えば、イベントの開始日および終了日をリストボックスから選択して一つの日付の情報を受け付ける。
また、表示制御部130は、確定操作領域416によりOKボタンの選択を受け付けることで、イベント配車の実行を受け付け、キャンセルボタンの選択を受け付けることで、イベント配車のキャンセルを確定する。
イベント車両候補決定部140は、表示制御部130により受け付けられたイベントを開催するエリアおよびイベントに関する情報に基づいて記憶部170に記憶された車両割当テーブル173を参照し、イベントに参加させる車両200の車両属性と、車両属性ごとの台数を調整し、イベント通知部150により通知する車両200の候補を決定する。
図6は、車両割当テーブル173の内容の一例を示す図である。車両割当テーブル173には、エリアIDおよびイベントIDに、車両属性IDおよび属性ごとの台数が対応付けられている。エリアIDは、エリアを識別する識別情報である。車両属性IDは、イベントに参加する車両200の属性を識別する識別情報である。車両の属性とは、例えば、車両200または車両200の荷台によって提供されるサービスのジャンルやサービスの具体的な内容を示すものである。属性の内容は、車両属性テーブル174として記憶部170に記憶されてよい。
図7は、車両属性テーブル174の内容の一例を示す図である。車両属性テーブル174には、車両属性IDに属性内容が対応付けられている。属性内容としては、例えば、カレーやラーメン等の所定の飲食を行う飲食屋台車両、食品や日用雑貨等の多数の品種を販売するコンビニエンスストア型車両、利用者を宿泊させる宿泊車両がある。また、属性内容としては、イベントに参加する複数の車両にバッテリーや燃料を供給する電力・燃料車両がある。
図6に戻り、車両割当テーブル173の台数とは、エリアIDの領域に駐車可能な車両の台数である。例えば、図7の例では、エリアID「A001」のエリアでイベントID「I001」のイベントを開催する場合、車両ID「T004」の車両が20台割り当てられることを示している。また、同じエリアID「A001」のエリアで異なるイベント(イベントID「I002」)を開催する場合、車両ID「T001」の車両が10台と車両ID「T002」の車両が割り当てられる。イベント車両候補決定部140は、管理者等による車両割当テーブル173の各種情報の作成、変更、または削除の指示等を受け付け、受け付けた指示に基づいて、エリアやイベントに対する車両属性や台数等の調整を行ってもよい。
イベント車両候補決定部140は、車両割当テーブル173および車両属性テーブル174を参照し、決定された配車の車両属性および台数に関する情報を表示制御部130に出力する。表示制御部130は、イベント車両候補決定部140により決定された配車の車両属性および台数に関する情報を表示部120に表示させる。
図8は、イベント配車が実行された後に表示部120に表示されるイベント配車設定画面IM2の一例を示す図である。イベント配車設定画面IM2には、配車予定の車両の種別と、種別ごとの台数とが示されている。この台数は、車両割当テーブル173により割り当てられた車両の種別と台数とが表示されている。また、表示制御部130は、配車車両の台数を管理者が変更可能に表示し、管理者の入力により台数を任意に変更して調整することができる。表示制御部130は、管理者による操作入力によって調整された台数に基づいて、車両割当テーブル173の台数を更新してもよい。
また、イベント配車設定画面IM2には、確定操作領域420が示されている。表示制御部130は、確定操作領域420によりOKボタンの選択を受け付けると、イベント配車の実行を受け付け、キャンセルボタンの選択を受け付けると、イベント配車のキャンセルを確定する。
また、イベント車両候補決定部140は、イベント配車設定画面IM2によるイベント配車の実行を受け付けると、設定された車両種別および台数に基づいて、記憶部170に記憶された車両情報DB175を参照し、イベントに参加する候補となる車両200を決定する。例えば、イベント車両候補決定部140は、車両情報DB175を参照し、車両属性IDに対応する車両IDを、車両割当テーブル173で設定された台数分取得する。
図9は、車両情報DB175の内容の一例を示す図である。車両情報DB175には、車両属性IDに、車両200を識別する識別情報である車両ID、車両200と通信を行うための車両通信アドレス、車両200の所有者の端末装置300と通信を行うための所有者アドレス、および車両の位置情報が対応付けられている。車両通信アドレスとは、車両200の通信装置と通信を行うためのIPアドレスまたは車両200に割り当てられたメールアドレス、電話番号等である。所有者アドレスは、端末装置300と通信を行うためのIPアドレスまたは端末装置300に割り当てられたメールアドレス、電話番号等である。位置情報とは、それぞれの車両200から所定のタイミングで送信される車両200の位置を特定するための情報(例えば、緯度、経度)である。
イベント通知部150は、イベント車両候補決定部140により決定された車両200の候補に対して、その車両200または車両の所有者Oのうち、端末装置300の一方または双方のアドレスを取得し、取得したアドレスに、開催するイベントに関する情報、および問い合わせ情報を通知する。イベント通知部150は、電子メールにより通知してもよく、電話番号に電話をかけて機械音声により通知してもよく、車両200および端末装置300にインストールされたアプリケーションプログラム等を介して通知してもよい。
また、イベント通知部150は、対象の車両200または端末装置300から得られる参加するか否かの回答結果に基づいて、記憶部170に記憶された通知結果管理情報176を更新する。
図10は、通知結果管理情報176の内容の一例を示す図である。通知結果管理情報176には、通知した車両IDに、通知フラグおよび参加フラグが対応付けられている。通知フラグとは、イベント通知部150により車両IDに対応する車両200または車両200の所有者Oの端末装置300にイベントに関する情報および問い合わせ情報を通知したか否かを識別するフラグである。図10の例において、イベント通知部150は、情報を通知している場合には、通知フラグに「1」をセットし、通知していない場合に通知フラグに「0」をセットするが、フラグの識別情報については、これに限定されるものではない。後述する他のフラグについても同様とする。
また、参加フラグは、車両IDの車両が通知したイベントに参加するか否かを識別するフラグである。参加フラグは、通知した問い合わせ情報に対応する問い合わせ結果に基づいてイベント通知部150によりセットされる。図10の例において、イベントにサービス提供者として参加する場合には、参加フラグに「1」をセットし、イベントにサービス提供者として参加しない場合または問い合わせ情報に対する回答がない場合には、参加フラグに「0」をセットする。
図11は、車両200へのイベント通知について説明するための図である。図11の例では、イベント通知部150は、例えば、車両属性ごとに、車両情報DB175に登録されている車両順(例えば、車両ID順)に設定された台数の車両に対して、イベントに関する情報および問い合わせ情報を通知する。
また、イベント通知部150は、車両情報DB175に登録されている車両のうち、イベントに参加させる車両属性IDであって、且つ、イベントを開催するエリアからの距離が近い順に、設定された数の車両に対してイベント情報に関する情報および問い合わせ情報を通知してもよい。図11の例では、イベントを開催するエリア「A001」からの距離が近い順に4台の車両200a〜200dに通知している。イベントを開催するエリアに近い車両からイベント通知を行うことで、車両200を速やかにイベント会場に集めることができる。
図12は、車両200のHMI232に表示されるイベント通知画面IM3の一例を示す図である。なお、図12および後述する図13に示す画面は、端末装置300に表示されてもよい。イベント通知画面IM3には、例えば、イベント配車装置100から通知されるイベントに関する情報を表示させるイベント通知領域430と、イベントにサービス提供者として参加するか否かを問い合わせる問い合わせ確認領域432とが示されている。イベント通知領域430には、例えば、イベント会場、イベント内容、イベント期間、提供を希望するサービス内容が示される。また、問い合わせ確認領域432には、イベントに参加するか否かを確認するボタンが表示されている。HMI232は、車両200の乗員による参加ボタンの選択を受け付けると、参加する旨の回答情報を通信装置220によりイベント配車装置100に送信する。また、HMI232は、不参加ボタンの選択を受け付けるか、或いは、イベント通知画面IM3を表示してから所定時間以上経過しても参加ボタンまたは不参加ボタンの選択を受け付けていない場合、参加しない旨を示す情報をイベント配車装置100に送信する。
イベント通知部150は、車両200からイベントに参加する旨の情報を受け付けると、その車両200からの回答情報を、通知結果管理情報176に登録し、イベントの具体的な内容を参加する車両200に送信する。図13は、参加する旨の回答をした車両200に送信されるイベント通知画面IM4の一例を示す図である。イベント通知画面IM4には、参加決定通知領域440が示されている。参加決定通知領域440には、例えば、参加が許可された旨を示す情報と、集合予定に関する情報、イベント会場およびイベント開始日に関する情報、OKボタンが示されている。また、HMI232は、OKボタンの選択を受け付けると、イベント通知画面IM4を終了する。
また、イベント通知部150は、車両からイベントに参加しない旨(不参加)の情報を受け付けると、その車両200からの回答情報を、通知結果管理情報176に登録する。更に、イベント通知部150は、イベントが不参加となった車両の代わりの車両を車両情報DB175から選択し、選択した車両に対してイベントに関する情報および問い合わせ情報を通知してもよい。これにより、イベントに参加する台数が予定台数になるまで通知を行うことができ、予定台数のイベント車両を確保することができる。
なお、イベント通知部150は、車両200が自動運転の場合に、イベントへの集合要求や需要見込みを車両200に通知してもよい。この場合、車両200は、イベントへの集合要求や需要見込みの通知を受け付けた場合に、イベントの内容を知らなくても自動運転制御ユニット250による自動運転を実行してイベントが開催されるエリアに移動する。これにより、イベントに必要な台数をエリアに集めることができる。また、車両200は、自動運転によるエリア到着時刻をイベント配車装置100に通知してもよい。
イベントに参加する車両200が、自動運転制御ユニット250による自動運転を実行して、集合時間に近い時間にイベント会場付近に到着した場合、指示部160は、車両の駐車位置に関する情報を車両200(或いは端末装置300)に通知する。集合時間に近い時間とは、集合時間の前後の数時間(例えば、集合時間の前後3時間)等の範囲である。
図14は、指示部160による車両200の駐車位置への指示の様子を説明するための図である。指示部160は、車両200の位置情報を取得する。例えば、指示部160は、イベントに参加する車両200aの走行位置と、イベント会場のエリア「A001」との最短距離D1が閾値(例えば、100m)以内となった場合に、エリア「A001」に対する車両200aの駐車位置を車両200aに通知する。通知を受けた車両200aは、自動運転制御ユニット250による自動運転を実行し、指示された駐車位置に移動して停車する。駐車位置に関する情報は、駐車位置管理情報177として記憶部170に格納される。
図15は、駐車位置管理情報177の内容の一例を示す図である。駐車位置管理情報177には、車両IDに、イベントを実行するエリアに対する車両の駐車位置が対応付けられている。指示部160は、駐車位置管理情報177を、イベントに参加する車両200が確定した時点で生成してもよく、車両200がエリア付近に到着した時点で生成してもよい。
また、指示部160は、例えば、駐車位置の指示情報を車両200の所有者Oの端末装置300に出力してもよく、エリア「A001」の入り口ゲート等に設けられた電光掲示板等に掲示してもよい。車両200または車両200の運転者である所有者Oは、指示された情報に基づいて、車両200を支持された場所に移動して停車させる。
また、指示部160は、イベントに参加する車両200をイベント会場に駐車する場合、車両属性ごとにグループ化して纏まったエリアに駐車させてもよい。また、指示部160は、イベント会場A001に、複数のサブエリア(例えば、図14のエリア「A001−1」、「A001−2」)を設定し、それぞれのサブエリアごとに同一の車両属性IDで纏めて配置されるように、駐車位置を通知してもよい。図14の例では、サブエリア「A001−1」に、車両200a、200g、200h、および200iが駐車され、サブエリア「A001−2」に、車両200b、200c、200e、および200fが駐車されている。このように、複数の車両200のそれぞれが提供するサービスごとに纏めて配置することで、サブエリアごとに飲食エリアや宿泊エリア等の纏まったサービスを提供することができる。
また、指示部160は、異なる車両属性の車両を組み合わせてグループ化を行い、グループ単位でまとまったサブエリアに車両を駐車させてもよい。これにより、サブエリア単位に、複数の異なるサービスを提供することができる。
[処理フロー]
次に、第1の実施形態のイベント配車装置100により実行される処理の流れについて説明する。図16は、第1の実施形態のイベント配車装置100により実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。イベント配車装置100は、管理者等により、開催するイベント情報の入力を受け付ける(ステップS100)。次に、イベント車両候補決定部140は、イベントに参加する車両の候補を決定する(ステップS102)。次に、イベント通知部150は、決定した車両の候補にイベントに関する情報および問い合わせ情報を車両200または端末装置300のうち一方または双方に通知する(ステップS104)。
次に、イベント通知部150は、イベント配車装置100は、問い合わせに対する回答情報を受け付け、受け付けた回答情報に基づいて、通知結果管理情報176を管理する(ステップS106)。次に、イベント通知部150は、イベントに参加する車両200に集合時間、場所等の情報を通知する(ステップS108)。
指示部160は、イベントに参加する車両200が集合時間に近い時間にイベント会場付近に到着したか否かを判定する(ステップS110)。イベントに参加する車両200がイベント会場付近に到着していない場合には、指示部160は、イベント会場付近に到着するまで待機する。また、イベント会場付近に到着した場合、指示部160は、車両200に割り当てたイベント会場内の駐車位置を指示する(ステップS112)。これにより、本フローチャートの処理は、終了する。なお、ステップS110の処理では、イベントの集合時間から所定時間を超えた場合に、本フローチャートを終了してもよい。
以上説明したように、第1の実施形態によれば、イベントに応じた車両を効率よく集めて車両によるサービスを提供することができる。また、第1の実施形態によれば、特定のエリアに多種のサービスを提供可能な複数の車両を集めることで、例えばショッピングモールのような施設を動的に構築することができる。また、第1の実施形態によれば、例えば、一時的なイベントが開催される場合に、速やかにサービスを提供する施設を構築することができるとともに、イベント終了後に速やかに施設を撤収することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態のイベント配車システム2について説明する。第2の実施形態では、イベント配車装置100Aは、イベントを利用する利用者Uにイベントを通知し、イベントの参加および送迎を希望する利用者に対しては、車両200による送迎用の配車を行う。
図17は、第2の実施形態のイベント配車システム2の構成図である。イベント配車システム2では、ネットワークNWにシステム利用者Uにより使用される端末装置500が接続されている。端末装置500は、上述した端末装置300と同様の機能を備えるため、ここでの具体的な説明は省略する。イベント配車装置100Aには、イベント通知部150Aと、送迎管理部180とを備え、記憶部170Aに利用者管理情報178が記憶されている。その他の構成要素の機能は、第1の実施形態と同様である。したがって、以下では、主に送迎管理部180の機能を中心に説明する。
イベント通知部150Aは、第1の実施形態におけるイベント通知部150の機能の他に、予め利用者管理情報178に記憶されているイベントを利用する利用者Uのアドレス情報を用いて、利用者Uが使用する端末装置500に、イベント情報と、イベント会場までの送迎を希望するか否かを確認する送迎確認情報とを通知する。これにより、端末装置500の画面には、イベント情報が通知される。
図18は、端末装置500に表示されるイベント情報画面IM5の一例を示す図である。イベント情報画面IM5には、イベント情報表示領域450と、イベント送迎確認領域452とが示されている。イベント情報表示領域450には、イベント会場、イベント内容、およびイベント期間の情報が示されている。イベント送迎確認領域452には、イベント会場までの送迎を希望するか否かを選択する二種類のボタンを示している。
利用者Uは、イベント情報表示領域450に示されている情報を確認し、当日イベント会場まで送迎して欲しいと思った場合に、イベント送迎確認領域452の「希望する」ボタンを選択する。また、利用者Uは、送迎を希望しない場合には、「希望しない」ボタンを選択する。端末装置500は、「希望する」または「希望しない」ボタンの選択を受け付け、受け付けた選択結果をイベント配車装置100Aに送信する。
イベント配車装置100Aの送迎管理部180は、端末装置500により送迎を希望する旨の選択を受け付けた場合、端末装置500に送迎設定画面IM6を表示させる。図19は、送迎設定画面IM6の一例を示す図である。送迎設定画面IM6には、イベント会場に関する情報が示されている。また、送迎設定画面IM6には、送迎場所を指定する送迎場所指定領域460と、送迎日時を指定する送迎日時指定領域462と、入力した内容に基づく送迎の実行もしくはキャンセルを確定する確定操作領域464とが示されている。
送迎場所指定領域460には、利用者が送迎場所を指定するテキストボックスが示されている。利用者Uは、テキストボックスに「○○駅東口」と入力することで、送迎場所を指定する。また、送迎場所指定領域460には、送迎車両の乗る場所を地図情報から指定するための地図情報ボタンが示されている。地図情報ボタンの選択を受け付けると、地図情報171に含まれる地図を表示し、利用者により選択した地点を送迎場所として設定する。
送迎日時指定領域462には、日付および時間をそれぞれ指定する二つのリストボックスが示されている。リストボックスには、イベント開催期間に対応する日付または時間が示されている。例えば、日付のリストボックスには、イベントの開催日時に対応させた日付である「2017/7/15」、「2017/7/16」、「2017/7/17」が示される。
端末装置500は、確定操作領域464によりOKボタンの選択を受け付けることで、送迎の配車処理を受け付け、キャンセルボタンの選択を受け付けることで、送迎のキャンセルを確定する。なお、送迎管理部180は、送迎設定画面IM6において、送迎場所からイベント会場までの送迎設定だけでなく、イベント会場から他の地点までの送迎設定を受け付けてもよい。
送迎管理部180は、送迎設定画面IM6により設定された情報を利用者管理情報178に記憶する。図20は、利用者管理情報178の内容の一例を示す図である。利用者管理情報178は、利用者Uを識別する利用者IDに、利用者Uが使用する端末装置500と通信を行うための利用者アドレスと、利用者に配車を行うか否かを識別する配車フラグと、車両IDと、送迎地点到着日時と、送迎地点とが対応付けられている。利用者管理情報178に登録されている利用者は、予めイベントに関する情報を通知するために登録された利用者である。送迎管理部180は、利用者の登録時に利用者IDに利用者アドレスを対応付けて登録する。
配車フラグは、イベント情報画面IM5のイベント送迎確認領域452により利用者Uがイベント会場までの送迎を希望するか否かに対応する情報が格納されている。図20の例では、イベント会場までの送迎を希望する場合には配車フラグに「1」がセットされ、送迎を希望しない場合には配車フラグに「0」がセットされている。また、利用者Uがイベント会場までの送迎を希望するか否かを選択していない場合には、配車フラグは、空欄となる。
また、利用者に送迎用の配車を行う場合、送迎管理部180は、送迎設定画面IM6により設定された送迎場所および送迎日時を、利用者管理情報178の送迎場所および送迎地点到着日時にセットする。また、送迎管理部180は、送迎用の車両200を選択し、選択した車両200の車両IDを利用者管理情報178に格納する。また、送迎管理部180は、選択した車両200に対して、送迎地点到着日時や送迎場所についての情報を通知する。通知を受けた車両200は、自動運転制御ユニット250による自動運転を実行して利用者Uの送迎を行う。
図21は、車両200を用いた送迎の様子を説明するための図である。図21の例では、第2の実施形態における車両200の送迎パターンを示している。図21の例において、車両200は、例えば、車両本体201と、荷台部202とを備えるトレーラ車両或いはトラック車両である。車両本体201は、荷台部202を牽引する。車両本体201は、荷台部202と着脱可能である。車両本体201は、上述した図2に示す車両200の構成と同様の構成を備える。荷台部202は、車両の属性に対応するサービスを提供する設備を備えている。
例えば、車両200は、イベントに参加するためにイベント会場のエリア「A001」に移動し、イベント配車装置100Aから駐車地点の指示を受け付けると、指示された場所に駐車する(図中(1))。ここで、イベントに来場する利用者Uの端末装置500から送迎設定が実施された場合、イベント配車装置100Aの送迎管理部180は、エリア「A001」に駐車している一以上の車両200のうち、利用者Uを送迎する車両200を選択し、選択した車両200に送迎時間と送迎場所を含む送迎指示を送信する(図中(2))。
送迎指示を受け付けた車両本体201は、送迎時間の前後数時間の間に他の走行予定がなく、送迎が可能である場合に、送迎時間に送迎場所に到着するための自動運転の経路を生成する。また、車両本体201は、送迎時間の所定時間前(例えば、5分前)に送迎場所に到着するように、車両本体201を荷台部202から切り離し、目的の送迎場所に走行を開始する。
例えば、車両本体201は、地点B001で利用者Uaを乗車させ(図中(3))、その後、地点B002で利用者Ubを乗車させる(図中(4))。なお、車両本体201は、利用者UaおよびUbを乗車させる場合に、認証処理を行ってもよい。この場合、利用者UaおよびUbがそれぞれ使用する端末装置500aおよび500bには、車両本体201への乗車を可能とする乗車許可情報がメモリに登録されている。車両本体201は、端末装置500aおよび500bと通信を行うことで乗車許可情報を取得して利用者UaおよびUbの乗車認証を行い、乗車が許可された場合に利用者を乗車させる。
また、車両本体201は、乗車させた利用者UaおよびUbをエリア「A001」まで送迎する(図中(5))。なお、送迎管理部180は、エリア「A001」に複数の車両が配置される場合に、エリア「A001」の代表地点(例えば、中心地点または出入り口に相当する地点)を経由地とする経路情報を車両本体201に発行する。これにより、車両本体201は、利用者UaおよびUbをエリア「A001」の適切な位置まで送迎することができる。このように、イベントに参加する車両200を用いて利用者Uを送迎させることで、利用者の利便性を向上させたサービス提供を行うことができる。また、エリア「A001」に荷台部202を駐車させたままにして、車両本体201のみで送迎を行うことで、軽量化による燃費効率を向上させることができるとともに、車両200を有効活用することができる。
また、イベント配車装置100Aの送迎管理部180は、イベントに参加しない車両200Zに対して送迎指示を送信してもよい(図中(6))。車両200Zは、送迎が可能である場合に、自動運転を実行して利用者Uを乗車させ、エリア「A001」まで送迎する(図中(7))。
また、車両本体201は、エリア「A001」にいる利用者Uを、目的地まで送迎してもよい。例えば、荷台部202で提供している宿泊施設を利用していない利用者Ucが、観光地C001に移動したい場合に、端末装置500により送迎設定を行う。イベント配車装置100Aの送迎管理部180は、指定された観光地C001まで乗車させる車両200の選定し、選定した車両に送迎指示を出力する。図21の例では、車両本体201が、観光地までの経路を生成し、生成した経路にしたがって自動運転制御ユニット250による自動運転を実行して、利用者Ucを観光地C001まで送迎する例を示している(図中(8))。また、車両本体201は、利用者Ucを観光地C001で降車させた後、エリア「A001」に戻ってきてもよく、観光した利用者Ucを再び乗車させてエリア「A001」まで送迎してもよい。
また、車両200の荷台部202が宿泊施設である場合に、宿泊施設のまま、他の地点に移動させてもよい(図中(9))。例えば、夜中に次の目的地に移動する場合に、宿泊施設の荷台部と連結した状態で車両200を移動することで、寝た状態のまま移動することができる。これにより、睡眠時間を利用して次の目的地に移動することができるため、効率的な旅行プランを実行することができる。また、荷台部202ごと車両200を移動することで、例えば、宿泊しながら各観光地を巡ることができる。
[処理フロー]
次に、第2の実施形態のイベント配車装置100Aにより実行される処理の流れについて説明する。図22は、第2の実施形態のイベント配車装置100Aにより実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。図22は、上述したイベント配車装置100により実行される処理の他に実行する処理の一例を示している。
イベント通知部150Aは、予め登録された利用者にイベント情報および送迎確認情報を通知する(ステップS200)。次に、送迎管理部180は、利用者Uからの送迎要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS202)。送迎要求を受け付けた場合、送迎管理部180は、イベントに参加する車両200のうち、送迎可能な車両を選択する(ステップS204)。次に、送迎管理部180は、選択された車両200に送迎時間と送迎場所を含む送迎指示を送信する(ステップS206)。これにより、本フローチャートの処理を終了する。
以上説明したように、第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を奏する他、イベントを利用する利用者に対して自動運転車両による送迎を行うことができる。更に第2の実施形態によれば、イベントでサービスを提供する車両を利用して送迎を行うことで、車両を効率的に利用することができる。
(応用例)
次に、第1および第2の実施形態における車両を用いた応用例について説明する。第1および第2の実施形態における車両200の宿泊施設を利用して、例えば、車両200のナビゲーション装置230において、宿泊しながらの移動を前提とした旅行プランを提供することができる。
図23は、旅行プランのナビゲーション画面IM7の一例を示す図である。ナビゲーション画面IM7は、乗員により目的地が設定された場合に、ナビゲーション装置230によって経路が生成される。この場合、ナビゲーション装置230は、上述したように、目的地の途中の観光地で宿泊する経路を生成し、生成した経路をナビゲーション画面IM7としてHMI232に表示する。ナビゲーション画面IM7には、地図画像600に車両200の現在地点(図中A地点)から目的地(図中B地点)までの経路610が生成されている。また、ナビゲーション画面IM7には、A地点からB地点に着くまでに、複数の宿泊可能な駐車エリア622a〜622cを経由する経路610を示している。この駐車エリア622a〜622cは、例えば、第1および第2の実施形態により提供されるイベントにより複数の車両200が集まっている地点である。また、駐車エリア622a〜622cは、夜景の綺麗な地点や特産物が飲食できる地点、観光名所等でもよい。
また、ナビゲーション画面IM7には、他の駐車エリア622d〜622eを経由して目的地に到着可能な別の経路612を示している。乗員は、これらの経路610および612から何れかを選択することで、車両200のナビゲーションを実行する。
なお、上述した経路は、イベント配車装置100Aにより生成されてもよい。この場合、例えば、利用者Uが使用する端末装置500は、現在位置と、目的地に関する情報をイベント配車装置100Aに送信する。イベント配車装置100Aは、端末装置500から取得した情報に基づいて、経路候補の生成と車両の割り当て等を行い、生成した経路候補と割り当て車両に関する情報を端末装置500に送信し、利用者Uに経路を選択させることで、割り当てた車両200による旅行を実行することができる。
このように、応用例によれば、車両200の宿泊施設を前提とした旅行プランを提供することができる。これにより、例えば、内陸都市を目的地までの中継地点として活用することができ、内陸都市の地域活性化等に役立てることができる。また、応用例によれば、車両200によって、走行時間や走行距離に依存せずに、観光地等を楽しむことを目的とした最適な経路を提供することができる。また、応用例によれば、長距離移動に宿泊機能を付加したサービスを提供することができ、寝台列車や高速バスと比較して、利用者が自由に選択した経路による宿泊移動サービスを提供することができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態のイベント配車システム3について説明する。第3の実施形態では、外部サービス事業者(サービス提供者、サードパーティ)がイベント配車サービスの少なくとも一部を提供するものである。図24は、第3の実施形態のイベント配車システム3の構成図である。イベント配車システム3は、イベント配車装置100と、一以上の車両200と、一以上の車両200の所有者Oにより使用される端末装置300と、利用者Uが使用する端末装置500と、外部サービス事業者により使用されるサービス提供者装置700とを備える。これらの構成要素は、ネットワークNWを介して互いに通信可能である。以下、端末装置300、車両200、端末装置500、イベント配車装置100B、サービス提供者装置700のそれぞれの機能について説明する。
[端末装置300]
端末装置300は、所有者Oからの操作を受け付けて開催日時、開催エリア等を指定し、指定された情報をイベント配車装置100Bに送信する。ここで、所有者Oとは、車両200の所有者に加えて、イベントを開催するイベントオーナーでもよく、自治体等の所定の団体でもよい。また、端末装置300は、サービス提供者装置700に対して追加のサービスの発注を行ってもよい。
[車両]
また、第3の実施形態において、車両200の走行制御に関する構成(例えば、自動運転に関する構成)は、第1の実施形態における車両200が備える構成に加えて車両管理装置270が搭載される。したがって、以下では、主に車両管理装置270の構成を中心に説明する。
図25は、第3の実施形態の車両200に搭載される車両管理装置270の構成の一例を示す図である。車両管理装置270は、例えば、通信部271と、認証部272と、HMI273と、車両/コンパートメント管理部274とを備える。通信部271は、例えば、無線通信装置である。通信部271は、ネットワークNWを介してイベント配車装置100Bと通信する。認証部272は、イベント配車装置100Bの指示により、サービス開始のための認証処理を行う。HMI273は、HMI232とは別に設けられた、タッチパネル式ディスプレイ装置(表示部)やスピーカ、マイク、各種操作スイッチ等である。また、HMI273は、車内用のインターフェースだけでなく、車外用のインターフェースを備えていてもよい。
車両/コンパートメント管理部274は、例えば、利用状況検知部274Aと、利用許可部274Bと、認証部274Cとを備える。車両200には、利用者Uが利用可能な空間(コンパートメント)が一以上設けられている。コンパートメントとは、例えば、座席や、荷物を載置する載置領域等である。例えば、コンパートメントは、所定のパーティションで区画された領域であってもよい。車両/コンパートメント管理部274は、座席や載置領域を駆動させる機構を制御して、座席を載置領域に変更させたり、載置領域を座席に変更したりする。更に、車両/コンパートメント管理部274は、例えば、座席を収納する収納部に座席を収納したり、収納部に収納された座席を収納部から出したりする。
利用状況検知部274Aは、コンパートメントごとの利用状況を検知する。例えば、利用状況検知部274Aは、各コンパートメントが利用中であるか否かを検知する。図24では、車両200としてトレーラ車両を示しているが、車両200は、普通乗用車、バス、マイクロバス等の車室内を区切ったコンパートメントのそれぞれに一以上の乗員が乗車可能なサイズの車両であってもよい。利用許可部274Bは、例えば、認証部274Cによる認証が成功した場合に、予め指定されたコンパートメントの利用を許可し、例えばドアの開錠等を行う。認証部274Cは、乗車してくる利用者Uの本人確認等の認証を行う。
車両管理装置270は、例えば、以下のような内容を含む車両情報をイベント配車装置100Bに送信する。
[車両情報]
・車両ID
・位置情報(緯度、高度、経度)
・コンパートメント利用状況(利用中のコンパートメントに関して利用中のサービス利用者のユーザID、利用可能なコンパートメントの情報等)
・走行状態(速度、加速度、角速度、車載機器の状態等)
・サービス提供者の情報(サービス提供者のID、実施中のサービスの情報、サービス実施経過時間等)
[端末装置500]
端末装置500は、例えば、以下のような内容を含むサービス利用依頼情報をイベント配車装置100Bに送信する。位置情報は、例えば、端末装置500が内蔵するGPS受信機により測位されたものである。その他の情報は、原則として利用者Uによって入力された情報に基づいている。利用希望サービス提供者属性情報とは、例えば、利用者Uが希望するサービス提供者の属性に関する情報である。属性は、例えば、提供するサービスの種別の他、年齢、性別、性格(タイプ)等を含んでもよい。属性に関して、イベント配車装置100Bは、完全に一致するサービス提供者を固定的に割り当てるのではなく、利用者Uに提示して選択あるいは確定させるようにしてよい。
[サービス利用依頼情報]
・ユーザID
・位置情報(緯度、経度、高度)
・利用希望空間情報(例えば、人数、座席数等により表される)
・利用希望サービス提供者属性情報
・利用希望サービスID
・利用希望区間情報(第1区間の情報)
・利用者Uの希望するサービス利用の時間帯の情報
・決済認証情報
[サービス提供者装置]
図26は、第3の実施形態のサービス提供者装置700の構成の一例を示す図である。サービス提供者装置700は、例えば、複数のサービス提供者の状態を把握し、イベント配車装置100Bからの発注に自動的に応答可能な装置である。サービス提供者装置700は、例えば、通信部710と、受注処理部720と、状態管理部730と、記憶部740とを備える。受注処理部720および状態管理部730は、例えば、CPU等のプロセッサが記憶部170に格納されたプログラム(ソフトウェア)を実行することで実現される。また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSIやASIC、FPGA、GPU等のハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDDやフラッシュメモリ等の記憶部740に格納されていてもよいし、DVDやCD−ROM等の着脱可能な記憶媒体に格納されており、記憶媒体がドライブ装置(不図示)に装着されることで記憶部740にインストールされてもよい。サービス提供者装置700は、イベント配車装置100Bの構成の一部または全部を含んでいてもよい。
通信部710は、ネットワークNWを介してイベント配車装置100B、車両200、端末装置300等と通信する。受注処理部720は、イベント配車装置100Bからのサービス発注に対して、受注処理を行う。受注処理部720は、サービス発注の内容が既にイベント配車装置100Bに送信済みのサービス提供情報の範囲内であるか否かを判定し、範囲内であると判定した場合に受注処理を先に進める。状態管理部730は、サービス提供者装置700に登録されたサービス提供者の状態(予約状態、稼働状態等)を管理し、以下のような内容を含むサービス提供情報をイベント配車装置100Bに提供する。
サービス提供者装置700は、例えば、サービス提供情報をイベント配車装置100Bに送信する。サービス提供情報は、サービス提供者が受注可能なサービスに関連する情報である。
[サービス提供情報]
・受注ID
・サービス名称
・実行責任者情報
・サービス提供者属性情報
・サービス提供者の希望するサービス提供時間帯の情報
・必要車両コンパートメント情報
・サービス提供可能な地域の情報
・必要車両コンパートメント情報
・受注可能エリア情報
・受注可能時間情報
・施設位置情報(車両外でのサービス提供地点情報)
・サービスステータス
また、サービス提供者装置700は、イベント配車装置100Bからコンパートメントの制御要求やコンテンツの提供の要求があった場合、要求に応じたコンテンツを車両管理装置270に送信する。この場合、サービス提供者装置700の記憶装置には、コンテンツIDに対応付けられた各種コンテンツが記憶されている。各種コンテンツは、予めイベント配車装置100Bの記憶装置に格納されていてもよい。受注処理部720は、制御要求に基づくコンパートメントの制御信号や、コンパートメントごとのコンテンツの車外表示または車内表示に関する情報を車両管理装置270に送信し、車両200に所定のコンテンツ表示を実行させる。また、受注処理部720は、端末装置300等からの追加サービスを受注し、受注に基づく制御を車両管理装置270に実行させてもよい。
記憶部740は、HDDやフラッシュメモリ、RAM、ROM等により実現される。記憶部740は、サービス提供情報およびその他の情報が格納される。
[イベント配車装置]
図27は、第3の実施形態のイベント配車装置100Bの構成の一例を示す図である。イベント配車装置100Bは、第2の実施形態におけるイベント配車装置100Aの構成と比して、取得部181、特定部182、プラン決定部183、認証部184、判定部185、およびエリア管理部186を備える。したがって、以下では、主に取得部181、特定部182、プラン決定部183、認証部184、判定部185およびエリア管理部186の機能を中心に説明する。
取得部181は、通信部110を介して、端末装置500からサービス利用依頼情報を取得する。また、取得部181は、通信部110を介して、予め登録された車両200の車両管理装置270から車両情報を取得する。また、取得部181は、通信部110を介して、サービス提供者装置700から、サービス提供情報を取得する。
特定部182は、端末装置300からの開催日時や開催エリア等の情報に基づいて、複数の車両が駐車可能なエリアを特定する。また、特定部182は、サービス利用依頼情報と車両情報とに基づいて、利用可能な車両200を特定し、利用可能車両情報を生成する。具体的には、特定部182は、サービス利用依頼情報に含まれる利用希望空間情報、利用希望区間情報、利用者Uの希望するサービス利用の時間帯の情報と、車両情報に含まれる位置情報、コンパートメント利用状況とを比較し、位置情報とコンパートメント利用状況とが、サービス利用依頼情報に含まれる条件を満たす車両を、利用可能な車両200として特定し、特定した車両200に関する情報を利用可能車両情報として生成する。
プラン決定部183は、利用可能車両情報およびサービス提供情報に基づいて、利用者Uが享受可能な可用サービスを特定し、特定した可用サービスに関する情報をイベントステータスとしてイベント通知部150Aを介して利用者Uの端末装置500に提供する。具体的には、プラン決定部183は、利用可能車両情報およびサービス提供情報に基づいて、サービス提供者が車両200の少なくとも一部(例えば、コンパートメント)を占有する第2区間を設定し、サービス利用依頼情報における利用希望区間情報(第1区間の情報)と第2区間の重複部分に基づいて、利用者Uが車両200の少なくとも一部を占有する第3区間を設定する。プラン決定部183は、第1区間の設定前に、サービス提供者が既に車両200に乗車している場合、第1区間の設定と同時に、車両200の現在位置を起点として第2区間を設定してよい。
また、プラン決定部183は、サービス提供情報に含まれるサービス提供可能な地域の情報と、第1区間の重複範囲内で、第3区間を設定してもよい。更に、プラン決定部183は、利用者Uが車両200の少なくとも一部を占有する時間帯が、サービス利用者の希望するサービス利用時間帯の情報と合致するように、且つ、サービス提供者が前記車両を占有する時間帯が、サービス提供者の希望するサービス提供時間帯の情報と合致するように、第3区間を設定してもよい。そして、プラン決定部183は、設定した第3区間に基づいて可用サービスを特定する。
また、プラン決定部183は、ある利用者Uに対して、複数のサービス提供者が順次サービスを提供する場合、複数のサービス提供者のそれぞれに対応して第2区間を設定し、それぞれの第2区間に対応した複数の第3区間を設定してもよい。
他の機能として、プラン決定部183は、端末装置500を用いた利用者Uからの指示に応じて、第1区間が車両外でのサービス提供地点で終了するように、第1区間を更新してもよい。この場合、プラン決定部183は、端末装置500を用いた利用者Uからの指示に応じて(あるいは自動的に)、通信部110を用いて、車両外でのサービス提供地点に存在する施設に対して予約情報を送信し、通信部110によって予約結果を受信すると共に、通信部110を用いて予約結果を利用者Uの端末装置500に送信してもよい。
指示部160は、通信部110に、利用者Uの利用開始位置および利用終了位置の情報と、サービス提供者の利用開始位置および利用終了位置の情報とを、車両200に送信させることで、車両200が走行すべき経路を車両200に指示する。また、指示部160は、イベント開催エリアに到着した複数の車両がエリア内の所定の位置に配置されるように複数の車両のそれぞれに駐車位置を指示する。
認証部184は、端末装置500との通信による利用者Uの認証を行ったり、サービス提供開始時の認証を行ったりする。
判定部185は、利用者Uと、サービス提供者とのそれぞれについて、車両200を利用しているか否かを判定する。
プラン決定部183は、判定部185の判定結果を利用して各種の処理を行う。例えば、プラン決定部183は、判定部185により利用者Uとサービス提供者の双方が車両200を利用していると判定した場合のみ、第1区間の変更を受け付ける(第1区間を更新する)ようにしてもよい。このケースは、例えば、サービス提供者が利用者Uに提案して目的地を変更したり、車両200側に提供する情報に基づいてサービス中に最終目的地を変更したりする場合に生じる。また、プラン決定部183は、取得部181がサービス利用依頼情報を受信した時点において、判定部185が、利用者Uが既に車両200を利用していると判定した場合(すなわちサービス利用中に、サービス延長あるいは別のサービスの依頼を行った場合)、当該利用中の車両200を優先的に利用者Uに割り当てるようにしてもよい。
記憶部170Bには、記憶部170Aに格納される情報に加えて、利用可能車両情報179A、サービス管理情報179B、および対応情報179Cが格納される。サービス管理情報179は、例えば、サービス依頼管理情報と、予約管理情報と、実行中サービス管理情報とを含む。サービス依頼管理情報には、例えば、取得部181により取得されたサービス利用依頼情報のそれぞれがレコードとして登録される。予約管理情報には、予約利用区間、予約利用時間帯、経由地、経由地予定到着時刻等の情報が、サービスごとに格納される。実行中サービス管理情報には、サービスステータスやサービス属性、サービス提供者ID等の情報が登録される。対応情報179Cは、端末装置500または車両管理装置270から送信された情報であって、利用者ID(または車両を運転する運転者ID)と、車両IDと、利用者が利用を依頼したコンテンツIDとが互いに対応付けられた情報である。
対応情報179Cにおいて、コンテンツIDには、コンテンツ提供事業者IDや、コンテンツ利用対象エリアID、コンテンツ利用時刻、コンテンツ注目度指標等が対応付けられている。コンテンツ利用対象エリアIDとは、例えば、コンテンツの利用が可能なエリアを示すIDである。コンテンツ利用時刻は、例えば、コンテンツの利用が可能な時刻である。
エリア管理部186は、複数の車両のそれぞれの車両属性に基づいて、特定部182の取得したエリア情報を通知するとともに、エリアに対する車両200の到達情報を取得し、イベント開催エリアを管理する。また、エリア管理部186は、例えば、経路設定部186Aと、経路設定要求部186Bとを備える。経路設定部186Aは、車両200が自動運転車両である場合に、車両200を無人でエリアまで到達させるための経路を設定し、設定した経路を、車両200に送信する。経路設定要求部186Bは、自動運転車両以外の車両に対してイベント開催エリアへの経路情報を通知する。これにより、車両200の種別に応じて適切な経路情報を送信して、車両をイベント開催エリアに誘導することができる。
なお、第3の実施形態において、イベント通知部150Aは、エリアの位置から所定距離以内にある車両200または車両200の所有者Oに対してエリア情報を通知する。また、イベント通知部150Aは、エリア内に存在する車両200または車両200の管理者から取得した動的な関連情報をイベントステータス情報として端末装置500等に通知する。
図28は、第3の実施形態のイベント配車システム3の処理の流れの一例を示すシーケンス図である。図28の例では、主に利用者により使用される端末装置500と、イベント配車装置100Bと、所有者Oにより使用される端末装置300と、サービス提供者装置700と、車両管理装置270とにおける処理を中心に説明する。
まず、端末装置300から所有者Oが指定したイベントの開催日時および開催エリアの情報がイベント配車装置100Bに送信される(ステップS200)。所有者Oとは、車両200の所有者等の個人のオーナーでもよく、自治体等の所定の団体等でもよい。イベント配車装置100Bは、イベントの情報を登録するとともに、ウェブやメール等で公開する(ステップS202)。次に、サービス提供者装置700は、イベント配車装置100Bにより公開されたイベント情報を取得し、取得したイベント情報への参加希望と、参加する車両情報(店舗等の希望属性)を設定して、イベント配車装置100Bに送信する(ステップS204)。次に、イベント配車装置100Bは、サービス提供者装置700からの車両情報を参照し、希望属性を登録する(ステップS206)。このように、車両(店舗)が、サービス参加を決定すると、イベントに属性(サービスの種別)が追加されていく。これにより、イベント配車装置100Bによるサービス認証、サービス提供者装置700による車両認証・サービス利用開始が通知されるとともに、端末装置300にイベントの開始が通知される(ステップS208)。また、サービス提供者装置700は、参加する車両200の車両管理装置270にサービス利用を開始させる情報を送信し、車両200にサービス提供を実行させる。
次に、イベント配車装置100Bは、車両200の到着状態等を管理して、駐車領域の空き状態等に基づき、イベント配車装置100Bのイベントステータスを動的に更新する(ステップS210)。また、端末装置300は、イベントステータス等に対応して動的に更新された開催エリアステータスを取得する(ステップS212)。また、サービス提供者装置700は、イベントステータスや開催エリアステータス等に対応して動的に更新されたサービスステータスを取得する(ステップS214)。これにより、イベント参加者は、イベントを利用したタイミングで最新のステータス情報を得ることができる。また、サービス提供者装置700は、個々の車両の車両管理装置270に対し、必要に応じて開催エリアへのローカル誘導を行ってもよい(ステップS216)。
次に、端末装置500は、イベント配車装置100Bとの間で、ユーザ認証を行う(ステップS218)。次に、端末装置500は、目的地を設定し、設定した目的地をイベント配車装置100Bに送信する(ステップS220)。イベント配車装置100Bは、最新の動的なイベントステータスを端末装置500に送信する(ステップS222)。端末装置500は、最新のイベントステータスに基づいて、イベントに参加する場合には、参加希望を送信するとともに、参加希望と合わせ、付加サービス(例えば、送迎)を希望する場合は、付加サービスを希望する旨の情報をイベント配車装置100Bに送信する(ステップ224)。イベント配車装置100Bは、付加サービスが発注された場合に、発注情報を、サービス提供者装置700に送信する(ステップS226)。サービス提供者装置700は、サービスを受注し、車両を手配し、その旨の信号をイベント配車装置100Bに送信する(ステップS228)。
次に、イベント配車装置100Bは、手配された車両に対し経路の設定を行う(ステップS230)。次に、イベント配車装置100Bは、車両200のコンパートメントされた領域に対して出力するコンテンツ情報を送信するとともに、コンテンツの表示許可を端末装置300に送信する(ステップS232)。端末装置300は、参加ユーザの車両に対し、イベントオーナー(または店舗車両)からの指示による表示や機能等のコンパートメントの制御を許可し、コンパーメント情報を車両管理装置270に送信する(ステップS234)。車両管理装置270は、コンパートメント情報を取得すると、車両200が、この情報に応答して所定の制御を行う(ステップS236)。
また、端末装置300は、イベント配車装置100Bからのコンテンツ情報を取得すると、取得したコンテンツに対する外部表示制御を車両管理装置270に送信する(ステップS238)。車両管理装置270は、コンテンツ情報を取得すると、コンテンツ情報に応答したコンテンツをHMI273の車外用表示部に表示させる(ステップS240)。
その後、車両管理装置270は、利用者Uを乗車させるための乗車制御を行う(ステップS242)。次に、端末装置300は、任意のタイミングで、別のサービスプロバイダを招聘して追加サービスを発注する(ステップS244)。サービス提供者装置700は、追加サービスを受注すると、受注したことを端末装置300に送信するとともに、同一車両または他の車両の車両管理装置270に追加サービスの内容を送信し、車両管理装置270に追加サービスを実行させる(ステップS246)。次に、車両管理装置270は、利用者Uの降車制御を行う(ステップS248)。なお、降車後のサービスは、継続させてもよい。なお、例えば、イベント配車装置100Bは、イベントステータスを端末装置500に提示する(ステップS250)。これにより、例えば、帰りのピックアップ情報等を端末装置500に送信することで、利用者Uに特定車両や店舗の位置へ誘導させることができる。なお、上述した第1〜3の実施形態のそれぞれは、他の実施形態の一部または全部を組み合わせてもよい。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。

Claims (16)

  1. 複数の車両が駐車可能なエリアで開催されるイベントを、複数の車両または前記車両の所有者に通知するイベント通知部と、
    前記複数の車両のそれぞれの車両属性に基づいて、前記エリアに到着する車両の車両属性に対応する台数を調整する調整部と、
    を備えるイベント配車装置。
  2. 前記エリアに到着した複数の車両が前記エリア内の所定の位置に配置されるように前記複数の車両のそれぞれに駐車位置を指示する指示部を更に備える、
    請求項1に記載のイベント配車装置。
  3. 前記イベント通知部は、前記エリアの位置から所定距離以内にある車両または前記車両の所有者に対して前記イベントの通知を行う、
    請求項1又は2に記載のイベント配車装置。
  4. 前記イベント通知部は、前記エリアに駐車可能な台数の車両に対して、前記イベントを通知する、
    請求項1から3のうち何れか1項に記載のイベント配車装置。
  5. 前記車両は、自動運転車両である、
    請求項1から4のうち何れか1項に記載のイベント配車装置。
  6. 前記自動運転車両は、トレーラを牽引する牽引車両を含む、
    請求項5に記載のイベント配車装置。
  7. 前記イベント通知部は、前記エリアで開催されるイベントに関する情報を、予め登録された利用者に通知し、前記利用者から前記エリアまでの送迎を希望するか否かに関する情報を取得する、
    請求項1から6のうち何れか1項に記載のイベント配車装置。
  8. 前記イベントに参加する車両によって、前記イベントの利用者を、所定の地点と前記エリアとの間で送迎させる送迎管理部を更に備える、
    請求項1から7のうち何れか1項に記載のイベント配車装置。
  9. コンピュータが、
    複数の車両が駐車可能なエリアで開催されるイベントを、複数の車両または前記車両の所有者に通知し、
    前記複数の車両のそれぞれの車両属性に基づいて、前記エリアに到着する車両の車両属性に対応する台数を調整する、
    イベント配車方法。
  10. コンピュータに、
    複数の車両が駐車可能なエリアで開催されるイベントを、複数の車両または前記車両の所有者に通知させ、
    前記複数の車両のそれぞれの車両属性に基づいて、前記エリアに到着する車両の車両属性に対応する台数を調整させる、
    プログラム。
  11. 複数の車両が駐車可能なエリアを特定する特定部と、
    前記複数の車両のそれぞれの車両属性に基づいて、前記特定部の取得したエリア情報を通知するとともに、前記エリアに対する車両の到達情報を取得するエリア管理部と、
    を備える管理システム。
  12. 前記エリアに到着した車両が前記エリア内の所定の位置に配置されるように前記車両に駐車位置を指示する指示部を更に備える、
    請求項11に記載の管理システム。
  13. 前記エリアの位置から所定距離以内にある車両または前記車両の所有者に対して前記エリア情報の通知を行う通知部を更に備える、
    請求項11に記載の管理システム。
  14. 前記車両は、自動運転車両を含み、
    前記エリア管理部は、
    前記車両を無人で前記エリアまで到達させる経路設定部と、
    前記自動運転車両以外の前記車両に対し前記エリアへの経路情報を通知する経路設定要求部と、を備える、
    請求項11に記載の管理システム。
  15. 前記エリアに複数の車両が配置される場合に、前記エリアの代表地点を経由地とする経路情報を発行する送迎管理部を更に備える、
    請求項11に記載の管理システム。
  16. 前記通知部は、前記エリア内に存在する車両または前記車両の管理者から取得した動的な関連情報を通知する、
    請求項13に記載の管理システム。
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