JP7038082B2 - 情報処理装置、及び情報処理装置の制御方法 - Google Patents

情報処理装置、及び情報処理装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、及び情報処理装置の制御方法に関する。
目的地までの経路を検索するユーザに対し、目的地に関連する立ち寄りスポットを提供する経路検索サーバーが開示されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1には、ユーザの手間を最小限に抑えながらユーザに役立つ情報を提供することを目的として、立ち寄りスポットとして、目的地においてユーザが利用する可能性のある商業施設や、目的地までの移動中にユーザが利用する可能性のある商業施設、目的地の到着後においてユーザが利用する可能性のある商業施設を抽出すること、及び、商業施設に以外の所定のサービスを提供する施設を抽出することが記載されている。
特開2018-49336号公報
ところで、車両を整備する施設では、整備中にユーザ(顧客、利用者に相当)の待ち時間が発生する。この種の施設では、整備を依頼した顧客に対し、待合室を用意したり、代車を用意したりするサービスが提供されているものの、整備中に立ち寄るスポットを提供する、といったことは行っていない。このため、待合室を利用しない顧客の場合、顧客が自ら移動先を探す必要があり、手間がかかっていた。
そこで、本発明は、車両を整備する施設において、整備を依頼する利用者の手間を抑えつつ待ち時間の間の選択肢を増やすことを目的とする。
上記目的を達成するために、情報処理装置は、車両の利用者からの前記車両の整備依頼を受け付ける依頼受付部と、前記整備依頼に対応する整備を行う整備施設を基準にした周辺スポットへの移動プランを取得するプラン取得部と、前記整備施設の空き状況を示す予約情報と、前記整備依頼から特定される希望条件とに基づいて、前記整備施設が対応可能な整備時期を特定すると共に、前記プラン取得部が取得した移動プランの中から、前記整備時期に適合する移動プランを特定する整備依頼対応処理部と、特定した前記移動プランを、前記利用者が利用する利用端末に通知する処理を行う通知処理部とを備えることを特徴とする。
上記構成において、前記整備依頼対応処理部は、前記利用端末を介して特定した前記移動プランの選択結果を入力すると、選択された前記移動プランに適合する前記整備時期で整備の予約を受け付けると共に、選択された前記移動プランの予約を受け付けてもよい。
また、上記構成において、前記プラン取得部は、前記移動プランとして、前記整備施設及び前記周辺スポットへの移動スケジュールと、前記整備施設及び前記周辺スポットの少なくともいずれかで利用可能なインセンティブとを取得してもよい。
また、上記構成において、前記移動プランの提案者を特定する情報を記憶する記憶部と、前記利用者に選択された前記移動プランの提案者を特定し、特定した前記提案者に付与するインセンティブを設定する提案者向けインセンティブ設定部とを有してもよい。
また、上記構成において、所定サービスを提供するサービス提供施設を、前記移動プラン中の周辺スポットに含めるか否かの選択結果を取得し、前記選択結果に基づき、前記サービス提供施設から前記整備を行う施設に対するインセンティブを設定する他のインセンティブ設定部を有してもよい。
また、上記構成において、前記整備依頼対応処理部は、前記予約情報と前記希望条件とに基づいて前記整備施設が対応可能な整備時期を特定した後、特定した整備時期に合わせて前記移動プランにおける前記整備施設への移動スケジュールを補正すると共に、補正後の前記整備施設の移動スケジュールに合わせて前記移動プランにおける前記周辺スポットへの移動スケジュールを補正してもよい。
また、上記構成において、前記利用者が選択した前記移動プランには、この移動プランの開始日時が設定され、前記通知処理部は、前記開始日時に、前記利用者が携帯する端末を利用して前記移動プランを案内する処理を開始させる所定の通知を行ってもよい。
また、上記構成において、前記車両の整備、及び前記移動プランに関する料金を決済処理する決済部を有してもよい。
また、上記構成において、前記移動プランに含まれる周辺スポットに対し、異なる移動手段を用いた経路情報を取得する移動情報取得部を有し、前記通知処理部は、前記利用者の利用端末に前記経路情報を通知する処理を更に行ってもよい。
また、情報処理装置は、車両の利用者からの移動プランの提示依頼を受け付ける依頼受付部と、前記提示依頼に対応する条件を満たすスポットを含み、かつ、前記スポットを基準にした周辺の整備施設を含む移動プランを取得するプラン取得部と、前記整備施設の空き状況を示す予約情報と、前記提示依頼から特定可能な所定の条件とに基づいて、前記プラン取得部が取得した移動プランの中から、前記整備施設が対応可能な整備時間、及び前記条件に適合する移動プランを特定する整備依頼対応処理部と、特定した前記移動プランを、前記利用者が利用する利用端末に通知する通知処理部とを備えることを特徴とする。
また、上記構成において、前記利用者により選択された前記特定した前記移動プランについて、前記利用者からの整備前の前記車両の引き取りに関する情報、又は、整備が完了した前記車両の前記利用者への引き渡しに関する情報の少なくともいずれかを特定可能な情報を取得する場所情報取得部を有してもよい。
また、上記構成において、前記特定した前記移動プランについて、前記スポットを含む移動先のサービス利用に要する料金と、前記整備に関する料金とを合算した合算料金を算出し、前記通知処理部により、前記利用端末に通知させる料金設定部を有してもよい。
また、上記構成において、前記プラン取得部が取得する移動プランに、前記依頼受付部に前記依頼を行った前記利用者が提示した移動プランが含まれる場合、前記整備依頼対応処理部は、前記利用者が提示した前記移動プランを、前記整備施設の空き状況を示す予約情報に基づいて前記整備施設で所定の整備を行う移動スケジュールを組み込んだ移動プランに補正し、前記通知処理部は、補正した前記移動プランを前記利用端末に通知する処理を行ってもよい。
また、上記構成において、前記特定した前記移動プランにおける経路の少なくとも一部に、前記利用者を送迎する送迎サービスの設定を受け付ける送迎設定部を有してもよい。
また、情報処理装置は、車両の利用者が利用する利用端末から、前記車両の整備依頼を受け付ける処理を行う依頼受付部と、移動プランデータベースに格納された複数の移動プランから、前記整備依頼に対応する整備が可能な整備施設を基準にした周辺スポットへの移動プランを取得する処理を行うプラン取得部と、所定のデータベースに格納された前記整備施設の空き状況を示す予約情報と、前記整備依頼から特定可能な整備希望時期とを取得し、これら情報に基づいて、前記整備施設が対応可能な整備時期を特定すると共に、前記プラン取得部が取得した移動プランの中から、前記整備時期に適合する移動プランを特定する処理を行う整備依頼対応処理部と、特定した前記移動プランを前記利用端末に通知する処理を行う通知処理部とを備えることを特徴とする。
また、情報処理装置の制御方法において、依頼受付部が、車両の利用者からの前記車両の整備依頼を受け付け、プラン取得部が、前記整備依頼に対応する整備が可能な施設を基準にした周辺スポットへの移動プランを取得し、整備依頼対応処理部が、前記整備施設の空き状況を示す予約情報と、前記整備依頼から特定される希望条件とを取得し、これら情報に基づいて、前記整備施設が対応可能な整備時期を特定すると共に、前記プラン取得部が取得する移動プランの中から、前記整備時期に適合する移動プランを特定し、通知処理部が、前記移動プランを、前記利用者が利用する利用端末に通知する処理を行うことを特徴とする。
本発明によれば、車両を整備する施設において、整備を依頼する利用者の手間を抑えつつ待ち時間の間の選択肢を増やすことができる。
本発明の第1実施形態に係る整備側装置を含むサービス提供システムを示す図である。 整備側装置を周辺構成と共に示す図である。 車両整備の流れを整備の予約に関する動作と共に示す図である。 図3のステップS4Aの通知処理による表示例を示す図である。 図3のステップS3Aの移動プランの補正処理の説明に供する図である。 図3のステップS3Aの移動プランの補正処理の説明に供する図である。 図3のステップS3Aの移動プランの補正処理の説明に供する図である。 顧客端末の表示例を示す図である。 案内情報の表示例の説明に供する図を示す図である。 第2実施形態における車両整備の流れを整備の予約に関する動作と共に示す図である。 図10のステップS4Cの表示例を示す図である。 第3実施形態に係る整備側装置を含むサービス提供システムを示す図であるである。 移動プランの予約と整備の流れを示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る整備側装置を含むサービス提供システムを示す図である。このサービス提供システム1は、車両販売や整備を行うカーディーラ等の事業体が行う場合に好適なシステムとして構成され、各種のサービスを提供するサービス提供サーバーとして機能する整備側装置11を備えている。
整備側装置11は、一台又は複数台のコンピュータ等で構成される情報処理装置であり、所定の通信ネットワークを介して、複数のカーディーラの店舗のそれぞれに併設される整備施設(以下、ピット2と言う)に設けられたカメラ3からの送信データ(後述する作業状況データDA)を取得するデータ取得機能、各ピット2で整備を行う整備担当者4(整備スタッフとも言う)が利用する整備側端末21と通信する機能、車両5の利用者である顧客6が利用する顧客端末31と通信する機能等を有している。この整備側装置11は、クラウドサーバなどのオンラインサーバでも実現可能である。なお、顧客6は、車両5の所有者に限定されず、例えば、車両5の所有者の許可の下、車両5を利用する利用者でもよいし、車両5がレンタル契約した車両(レンタル車両とも称する)の場合、その車両5をレンタルした利用者でもよい。
この整備側装置11が顧客6に提供するサービスには、顧客端末31に対し、顧客6が利用する車両5の整備依頼を促すと共に整備を予約する整備案内・予約サービスSP1、顧客6の満足度向上に寄与するインセンティブを付与するインセンティブ付与サービスSP2、及び、整備に関する情報を通知する整備情報通知サービスSP3等がある。
なお、整備側装置11は、顧客端末31に対し、上記サービスSP1~P3等に対応する通知処理等を行う場合に限定されず、車両5に搭載された車載装置8、又は、車両5が備える車両システム9に対し、上記サービスSP1~P3等に対応する通知処理等を行うようにしてもよい。この場合、車載装置8、及び車両システム9は、顧客端末31を通信中継装置として利用することによって整備側装置11と通信し、又は、整備側装置11と直接通信することによって、上記通知等に必要な情報を送受信すればよい。
車載装置8は、例えばナビゲーション装置であり、ナビゲーション装置が有する入力デバイス及び表示デバイス等を利用して情報入力及び情報表示が可能である。また、車両システム9は、乗員が操作可能な入力デバイス、及び計器類等の情報を表示可能な表示デバイスを有し、これらデバイスを利用して情報入力及び情報表示が可能である。つまり、顧客端末31、車載装置8及び車両システム9のいずれも顧客6が利用する利用端末となり得る。
なお、顧客端末31、車載装置8及び車両システム9の全てを各サービスSP1~SP3で利用可能にしてもよいし、顧客6が選択した顧客端末31、車載装置8及び車両システム9のいずれかだけを各サービスSP1~SP3で利用可能にしてもよい。
図2は、整備側装置11を周辺構成と共に示す図である。ピット2は、複数の車両5を同時に作業可能な作業スペースを有し、図2には2台の車両5が作業中であり、1台分の作業スペースが空いている場合を例示している。なお、ピット2は、複数の車両5を作業可能な施設に限定されず、1台以上の車両3を作業可能な施設であればよい。
カメラ3は、ピット2の作業状況を撮影し、撮影データからなる作業状況データDAをリアルタイムで整備側装置11に送信する。つまり、カメラ3は、ピット2の作業状況、又は整備担当者4の作業状況を示すデータを取得する作業状況取得デバイスとして機能する。このカメラ3は、ピット2又は整備担当者4の作業状況を判別可能な画像を撮影可能な範囲で、複数台のカメラでもよいし、一台のカメラでもよい。なお、カメラ3には公知のカメラを広く適用可能である。
作業状況データDAは、カメラ3の撮影データに限定されず、ピット2又は整備担当者4の作業状況を特定可能な他のデータを適用してもよい。なお、作業状況データDAを取得する作業状況取得デバイスは、カメラ3に限定しなくてもよい。例えば、作業スペース毎に車両5又は整備担当者4等を検出可能な動体センサ、又は人感センサを設置し、これらセンサからのデータを作業状況データDAとして整備側装置11に送信するようにしてもよい。また、作業状況データDAに相当するデータの一部又は全てを、整備側端末21から入力するようにしてもよい。
本実施形態の作業状況データDAは、ピット2の各作業スペースが作業中か否かを特定したり、各作業スペースで作業中の車両5を特定したり、作業前の車両5を特定したり、作業完了後の車両5(預かり状態の車両5に相当)を特定したり、整備担当者4の手が空いているか否かを特定したりすることが可能な情報である。
整備側端末21及び顧客端末31は、通信機能、情報入力機能、情報出力機能、及び現在位置検出機能等を有する情報処理端末であり、本実施形態ではスマートフォンである。整備側端末21及び顧客端末31が一般的なスマートフォンと特に異なる点は、このサービス提供システム1に対応したアプリケーションプログラムがそれぞれインストールされる点である。
整備側端末21は、この整備側端末21にインストールされたアプリケーションプログラムを実行することにより、整備担当者4から整備関連情報DSを入力する情報入力装置、及び、整備側装置11からの各種情報を整備担当者4に画像等を利用して通知する通知装置等として機能する。なお、整備側端末21の台数は特に限定されず、整備担当者4がそれぞれ整備側端末21を所持するようにしてもよいし、複数人の整備担当者4で整備側端末21を共用してもよい。
顧客端末31は、この顧客端末31にインストールされたアプリケーションプログラムを実行することにより、顧客6から各種情報を入力する情報入力装置、及び、整備側装置11からの各種情報を顧客6に画像等を利用して通知する通知装置等として機能する。
整備側端末21及び顧客端末31は、無線通信機能を利用して整備側装置11と通信可能である。なお、整備側端末21及び顧客端末31は、スマートフォンに限定されず、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)又はパーソナルコンピュータ等でもよい。
整備側装置11は、通信部12、情報処理部13及び記憶部14を備えている。通信部12は、整備側端末21及び顧客端末31等と通信するための通信モジュールを有し、公衆無線通信網等を介してインターネット等にアクセスする機能も有している。
情報処理部13は、記憶部14に記憶された制御プログラム14Aを実行するコンピュータを構成するCPU等を有し、制御プログラム14Aを実行することにより、各種の情報を取得する情報取得部51、整備案内・予約サービスSP1等に対応する処理を行う整備依頼対応処理部61、車両5の整備が完了する整備完了タイミングを特定するタイミング特定部62、各種の通知に関する処理を行う通知処理部63、記憶部14の記憶内容を制御する記憶制御部64、整備料金等の決済処理を行う決済部65、後述する移動プランの提案者に付与するインセンティブを設定する提案者向けインセンティブ設定部66、及び、整備施設(ピット2)に付与するインセンティブを設定する整備側インセンティブ設定部67等として機能する。
記憶部14は、情報処理部13実行する制御プログラム14A、複数のピット2の予約情報DYを格納するスケジュールデータベース14B(以下、「データベース」を「DB」と表記する)、車両5の整備関連情報DS等を格納する整備DB14C、インセンティブ情報DVを格納するインセンティブDB14D、顧客情報DP及び提案者情報DTを格納する顧客・提案者DB14E、複数の移動プランに関するデータを格納する移動プランDB14K、及び、ピット2の周辺に存在するサービス提供施設に関するデータを格納するサービス提供施設DB14Lを備えている。
情報取得部51は、顧客端末31からの整備依頼を受け付ける処理を行う依頼受付部52を有し、受け付けた整備依頼の日時を特定する情報が、予約情報DYとしてスケジュールDB14Bに格納される。また、情報取得部51は、整備側端末21から整備項目を特定可能な整備関連情報DS等を取得する整備関連情報取得部53を有し、取得した整備関連情報DSが整備DB14Cに格納される。
整備関連情報DSは、整備内容を示す一以上の整備項目と、整備を行う整備担当者4と、整備対象の車両5と、顧客6とを少なくとも特定可能な情報である。整備DB14Cは、整備関連情報DSを格納することによって、整備内容と整備担当者4と車両5と顧客6とを対応付けたデータベースとなっている。
なお、本実施形態の情報処理部13は、整備関連情報D1に基づいて、整備完了タイミングを示す整備完了日時、及び整備に要する見積もり額を算出可能である。なお、整備関連情報D1に含まれる情報は、整備完了タイミングを算出可能な範囲で適宜に変更してもよい。算出された整備完了日時、及び見積もり額についても、整備DB14Cに格納される。
情報取得部51は、整備側端末21及び顧客端末31を含む外部装置から各種の情報を取得する外部情報取得部54を有している。この外部情報取得部54が取得する情報は、移動プランを特定するデータ、移動プランを提案した提案者を特定する情報である提案者情報DT、顧客6に付与するインセンティブに関するインセンティブ情報DV、顧客情報DP、及びサービス提供施設に関するデータ等である。移動プランに関するデータは、移動プランDB14Kに格納され、提案者情報DTは、顧客・提案者DB14Eに格納され、インセンティブ情報DVはインセンティブDB14Dに格納され、顧客情報DPは顧客・提案者DB14Eに格納される。
ここで、移動プランは、顧客6からの整備依頼に基づき整備を行うピット2(以下、対象ピット2と適宜に表記する)を基準とした所定の距離内に位置する周辺スポット、及びピット2への移動スケジュールと、周辺スポット、及び整備施設(対象ピット2)の少なくともいずれかで利用可能なインセンティブとを特定するデータを含んでいる。この移動プランは、対象ピット2に整備を依頼した顧客6に提示され、顧客6が利用可能なプランでもある。
移動プラン中の少なくとも移動スケジュールを作成した移動プラン提案者(以下、提案者と言う)は、自身のパーソナルコンピュータ又はスマートフォン等の端末装置を利用することによって、移動スケジュールに対応するデータを整備側装置11に送信することができる。これによって、複数種類の移動プランに対応するデータが移動プランDB14Kに蓄積される。この送信の際、提案者の個人情報は、移動プランを提案した提案者を特定する提案者情報DTとして、整備側装置11に送信され、顧客・提案者DB14Eに格納される。
移動プラン中のインセンティブは、移動プラン又は整備等に利用可能な特典であり、具体的には、周辺スポットの一例である映画の割引クーポン、同じく周辺ポットの一例であるレストランで1ドリンクを無料にするドリンククーポン、対象ピット2でのオイル交換を無料にするオイル交換クーポン等である。これらのクーポンは、例えば、整備側装置11から顧客端末31に配信可能な電子クーポンである。なお、電子クーポンに限定されず、郵送等により顧客6に渡される紙製のクーポンでもよい。
移動プランDB14Kに蓄積される移動プランの情報は、移動スケジュール、インセンティブに加え、移動プランの種別、及び移動プランの提案者をそれぞれ特定可能なデータとなっている。移動プランの種別は、例えば、映画鑑賞を行う「映画鑑賞プラン」、食事を行う「食事プラン」、及び、映画鑑賞と食事を行う「映画鑑賞&食事プラン」等である。
移動プランDB14Kには、各移動プランの評価も記憶される。この評価は、移動プランを実際に利用した顧客6からの評価を示す情報である。本実施形態では、提案者向けインセンティブ設定部66によって、各移動プランの評価から各提案者の評価が算出され、この算出結果に基づいて、各提案者に付与するインセンティブが設定される。このインセンティブは、各種の商品又はサービス等を受ける際に利用可能なクーポン、各種の商品又はサービス等に交換可能な所定の数値であるポイント情報、仮想通貨、現金又は金券のキャッシュバック等の公知のインセンティブを広く適用可能である。
顧客・提案者DB14Eに格納される顧客情報DPは、顧客6に関する情報であり、より具体的には、顧客6の個人情報、顧客6が利用する車両5の情報、及び顧客6が整備案内・予約サービスSP1を利用するためのログイン情報等である。ログイン情報は、顧客6からの要求に応じて整備側装置11が発行した情報であり、このログイン情報を利用することによって、顧客6が顧客端末31を介して整備側装置11にアクセスし、整備の予約等を行うことができる。
ログイン情報を除く顧客情報DPは、顧客6が操作する顧客端末31等から整備側端末21に送信された情報、又は、ピット2側の担当者(カーディーラの営業担当者、整備担当者4)が顧客6から得た情報である。
サービス提供施設は、移動プランに提示された施設に限定されず、移動プランに提示される可能性のある施設を含む。これらサービス提供施設は、対象ピット2から立ち寄り可能な範囲に位置し、商品の販売又は食事の提供等の任意のサービスを提供する施設であり、様々な店舗、又は、観光施設等である。
外部情報取得部54が取得するサービス提供施設に関するデータは、サービス提供施設を特定する情報(例えば、店舗名、住所、連絡先等)に加え、このサービス提供施設を、移動プラン中の周辺スポットに含めるか否かの選択結果を含んでいる。いずれの情報も、外部情報取得部54が取得した情報であり、サービス提供施設DB14Lに格納される。
サービス提供施設DB14Lには、サービス提供施設から整備施設(対象ピット2に相当)へのバックマージンに関する情報も格納される。本実施形態では、サービス提供施設を、移動プラン中の周辺スポットに含めている場合に、整備側インセンティブ設定部67が、上記バックマージンに相当するインセンティブを、整備施設(対象ピット2)に設定する。この場合のインセンティブは、バックマージンに相当する料金等をキャッシュバックする等の特典である。
インセンティブ情報DVは、顧客6の利用回数等に応じて顧客6に付与されるインセンティブ、移動プランの利用回数等に応じて移動プランの提案者に付与されるインセンティブに関する情報である。これらのインセンティブは、各種の商品又はサービス等を受ける際に利用可能なクーポン、各種の商品又はサービス等に交換可能な所定の数値であるポイント情報、仮想通貨、現金又は金券のキャッシュバック等の公知のインセンティブを広く適用可能である。これらのインセンティブは、電子クーポンやポイントの発行等の公知の方法で顧客6及び提案者のそれぞれに付与される。
情報取得部51は、複数のピット2の作業状況を特定する作業状況取得部57を有している。作業状況取得部57は、各ピット2の作業状況を示す作業状況データDA等を取得し、このデータDA等に基づいて各ピット2の作業スペースが空いているか否か等を特定可能な情報に相当する作業状況DGを取得する。この作業状況DGは、記憶部14の所定領域に蓄積される。
本実施形態では、インセンティブ付与サービスSP2の1つとして、整備中の待ち時間に対するインセンティブを顧客6毎に設定する場合に、この作業状況DGを利用することで、待ち時間の間に、顧客6の車両5を作業中(整備中)か否か、及び、顧客6の車両5を預かり中か否かを容易に特定できる。そして、この特定結果に応じて、インセンティブの付与度合いを変更することにより、ピット2の作業状況DGに応じて変動する待ち時間に合わせたインセンティブを設定でき、顧客6に適切なインセンティブを設定し易くなる。待ち時間に対するインセンティブを設定することによって、顧客6の待ち時間に対するストレスを軽減し、顧客満足度を向上させ易くなる。
さらに、情報取得部51は、顧客6に貸出可能な貸出車両の貸出状況DKを取得する貸出状況取得部59を有している。貸出車両は、無料で貸し出す代車、又は、有料で貸し出すレンタカーである。この貸出車両は、ピット2に関連するカーディーラ(店舗)が管理する販売促進用の試乗車を含んでもよい。取得した貸出状況DKは、記憶部14に記憶されている。
タイミング特定部62は、整備関連情報DSに基づいて、整備完了タイミングを示すタイミング情報に相当する整備完了日時と、整備に要した料金(整備料金に相当)と、移動プランに関する料金を算出する算出する算出処理を実行する。つまり、タイミング特定部62は各種の料金を設定する料金設定部としても機能する。タイミング特定部62が算出した各種の料金は、通知処理部63を利用して顧客端末31に通知する処理を行ってもよい。
整備側装置11は、整備情報通知サービスSP3として、通知処理部63により、算出した整備完了日時、及び各料金を顧客端末31に通知する処理を行う。顧客端末31に通知する処理には、顧客端末31がアプリケーションプログラムを介してアクセス可能なWeb上の領域に、通知内容を公開する方法、アプリケーションプログラムに通知内容を直接送信する方法、又は電子メールを利用した通知方法等の公知の方法を広く適用可能である。
次に整備の予約に関する動作を説明する。
図3は、車両整備の流れを整備の予約に関する動作と共に示す図である。
図3に示すように、顧客6は顧客端末31を利用して車両5の整備予約を行うことができる。この場合、顧客6は顧客端末31のアプリケーションプログラムを実行させることにより、整備依頼の入力画面を表示させ、整備依頼の希望条件を入力する(ステップS1A)。顧客端末31に入力された情報は、整備側装置11に送信される。希望条件は、顧客6が希望する希望時間帯(例えば、後述する図4中の「○月○日11時以降」、「○○店」)、整備内容(図4中の「1年点検」)及び整備場所である。なお、本説明では、顧客6が希望する整備場所が○○店(対象ピット2)である場合を例に説明する。
整備予約を行う方法はこの方法に限定されず、例えば、整備予約を行うURLを含む電子メールを整備側装置11から顧客端末31に送信し、顧客6がURLにアクセスすることによって、Web上で整備依頼の入力画面を表示させ、希望条件を入力する方法でもよい。
整備側装置11の情報処理部13は、依頼受付部52により、整備依頼の希望条件を取得すると、整備依頼対応処理部61により、スケジュールDB14Bに格納された対象ピット2の予約情報DYに基づいて対象ピット2が空いている時間を抽出し、抽出結果に基づいて、整備依頼の希望条件(希望時間帯)に適合する整備時期を特定する処理を行う(ステップS2A)。なお、依頼受付部52は、顧客端末31におけるアプリケーションプラグラムのログイン情報等を利用して顧客6を特定したり、整備対象の車両5を特定したりすることも行う。取得した希望条件、顧客6、及び車両5に関する情報は、記憶部14の所定領域に記憶される。なお、整備予約を行う顧客6、及び車両5の情報が、顧客・提案者DB14E等に格納されていない場合は、その顧客6、及び車両5の情報を顧客・提案者DB14E等に格納する。
次に、整備側装置11の情報処理部13は、整備依頼対応処理部61により、特定した整備時期に合わせて、移動プランDB14Kに格納された移動プランを補正する処理を行う(ステップS3A)。この処理の後、情報処理部13は、通知処理部63により、補正後の移動プランを通知する処理を行う(ステップS4A)。
ここで、図4は、ステップS4Aの通知処理による表示例を示している。
図4に示すように、顧客端末31の表示画面31Gには、複数の移動プランの一覧が表示される。この図4には、顧客6からの希望条件として、希望時間帯が「○月○日11時以降」であり、整備内容が「1年点検」であり、整備場所(対象ピット2)が「○○店」の場合に、符号A1で示す「映画鑑賞プラン」、符号B1で示す「食事プラン」、符号C2で示す「映画鑑賞&食事プラン」等が通知された場合を示している。
また、ステップS3Aの移動プランの補正処理を図5~図7を用いて説明する。この補正処理は、顧客6の希望条件等に基づいて、移動プラン中の周辺スポット、及びピット2への移動スケジュールを補正する処理である。
図5には、移動プランDB14に格納されたある移動プランを、基本移動プランC0と表記し、補正後の移動プランを符号C1、C2及びC3でそれぞれ示している。図5に示すように、基本移動プランC0は「映画鑑賞&食事プラン」に該当しており、基本移動プランC0の移動スケジュールは、「△シネマで映画鑑賞」→「整備場へ車両を引き渡す」→「△レストランで食事」→「整備場で車両を受け取る」となっている。
図5中の移動プランC1は、顧客6の希望条件のうちの希望時間帯が「9時以降」の場合の補正例である。この補正例に至る動作として、整備依頼対応処理部61は、「9時以降」にピット2が空いており、かつ、整備内容「1年点検」に十分な時間を確保できる時間帯を特定する。この時間帯として「11時~14時」を特定した場合、整備依頼対応処理部61は、「11時~14時」が整備時間となるように「整備場へ車両を引き渡す」、及び「整備場で車両を受け取る」の各タイミングを設定する。次に、整備依頼対応処理部61は、「△シネマで映画鑑賞」、及び「△レストランで食事」の各タイミングを、整備時間を避けたタイミングであって、「9時以降」の条件を満たすタイミングに補正する。
なお、「△シネマで映画鑑賞」、及び「△レストランで食事」の各タイミングについては、更に、映画鑑賞、及び食事に十分な時間を確保できるタイミングに補正する。例えば、「△シネマで映画鑑賞」等のタイミングについては、整備依頼対応処理部61が、通信部12を介してWeb上に公開される△シネマの上映スケジュールにアクセスし、このスケジュールに基づき映画鑑賞可能なタイミングに設定する方法が挙げられる。また、「△レストランで食事」のタイミングは、昼食等の一般的な食事の時間を確保するタイミングに設定する方法が挙げられる。このようにして、基本移動プランC0から顧客6の希望条件を満たす移動プランC1が作成される。
図5中の移動プランC2は、顧客6の希望条件のうちの希望時間帯が「11時以降」の場合の補正例である。この補正例に至る動作として、整備依頼対応処理部61は、「11時以降」に対象ピット2が空いており、かつ、整備に十分な時間を確保できる時間帯として、「11時半~14時」を特定すると、「11時半~14時」が整備時間となるように「整備場へ車両を引き渡す」、及び「整備場で車両を受け取る」の各タイミングを設定する。次に、整備依頼対応処理部61は、「△シネマで映画鑑賞」、及び「△レストランで食事」の各タイミングを、整備時間を避けたタイミングであって、「11時以降」の条件を満たすタイミングに補正する。この場合も「△シネマで映画鑑賞」、及び「△レストランで食事」の各タイミングについては、更に、映画鑑賞、及び食事に十分な時間を確保できるタイミングに補正する。これにより、「整備場へ車両を引き渡す」→「△レストランで食事」→「整備場で車両を受け取る」→「△シネマで映画鑑賞」に順番が変更される。このようにして、基本移動プランC0から顧客6の希望条件を満たす移動プランC2が作成される。
図5中の移動プランC3は、顧客6の希望条件のうちの希望時間帯が「12時以降」の場合の補正例である。この補正例に至る動作として、整備依頼対応処理部61は、「12時以降」にピット2が空いており、かつ、整備に十分な時間を確保できる時間帯として、「13時~16時」を特定すると、「13時~16時」が整備時間となるように「整備場へ車両を引き渡す」、及び「整備場で車両を受け取る」の各タイミングを設定する。次に、整備依頼対応処理部61は、「△シネマで映画鑑賞」、及び「△レストランで食事」の各タイミングを、整備時間を避けたタイミングであって、「12時以降」の条件を満たすタイミングに補正する。なお、「△シネマで映画鑑賞」、及び「△レストランで食事」の各タイミングについては、更に、映画鑑賞、及び食事に十分な時間を確保できるタイミングに補正する。これにより、「△レストランで食事」→「整備場へ車両を引き渡す」→「△シネマで映画鑑賞」→「整備場で車両を受け取る」に順番が変更される。このようにして、基本移動プランC0から顧客6の希望条件を満たす移動プランC3が作成される。
図6には、移動プランDB14に格納された他の移動プランを、基本移動プランA0と表記し、補正後の移動プランを符号A1及びA2で示している。基本移動プランA0は「映画鑑賞プラン」に該当しており、基本移動プランA0の移動スケジュールは、「整備場へ車両を引き渡す」→「△シネマで映画鑑賞」→「整備場で車両を受け取る」となっている。
図6中の移動プランA1は、顧客6の希望条件のうちの希望時間帯が「11時以降」の場合の補正例である。この補正例に至る動作として、整備依頼対応処理部61は、「11時以降」にピット2が空いており、かつ、整備に十分な時間を確保できる時間帯として、「11時~14時」を特定すると、その特定した時間帯が整備時間となるように「整備場へ車両を引き渡す」、及び「整備場で車両を受け取る」の各タイミングを設定する。次に、整備依頼対応処理部61は、「△シネマで映画鑑賞」のタイミングを、整備時間を避けたタイミングであって、「12時以降」の条件を満たすタイミングに補正する。なお、「△シネマで映画鑑賞」のタイミングについては、更に、映画鑑賞に十分な時間を確保できるタイミングに補正する。このようにして、基本移動プランA0から顧客6の希望条件を満たす移動プランA1が作成される。
図6中の移動プランA2は、顧客6の希望条件のうちの希望時間帯が「13時以降」の場合の補正例である。この補正例に至る動作として、整備依頼対応処理部61は、「13時以降」にピット2が空いており、かつ、整備に十分な時間を確保できる時間帯として、「13時~16時」を特定すると、その特定した時間帯が整備時間となるように「整備場へ車両を引き渡す」、及び「整備場で車両を受け取る」の各タイミングを設定する。次に、整備依頼対応処理部61は、「△シネマで映画鑑賞」のタイミングを、整備時間を避けたタイミングであって、「13時以降」の条件を満たすタイミングに補正する。なお、「△シネマで映画鑑賞」の各タイミングについては、更に、映画鑑賞、及び食事に十分な時間を確保できるタイミングに補正する。このようにして、基本移動プランA0から顧客6の希望条件を満たす移動プランA2が作成される。
図7には、移動プランDB14に格納された更に他の移動プランを、基本移動プランB0と表記し、補正後の移動プランを符号B1及びB2で示している。基本移動プランB0は「食事プラン」に該当しており、基本移動プランB0の移動スケジュールは、「整備場へ車両を引き渡す」→「△レストランで食事」→「整備場で車両を受け取る」となっている。
図7中の移動プランB1は、顧客6の希望条件のうちの希望時間帯が「11時以降」の場合の補正例である。この補正例に至る動作として、整備依頼対応処理部61は、「11時以降」にピット2が空いており、かつ、整備に十分な時間を確保できる時間帯として、「11時~14時」を特定すると、その特定した時間帯が整備時間となるように「整備場へ車両を引き渡す」、及び「整備場で車両を受け取る」の各タイミングを設定する。次に、整備依頼対応処理部61は、「△レストランで食事」のタイミングを、整備時間を避けたタイミングであって、「11時以降」の条件を満たすタイミングに補正する。なお、「△レストランで食事」のタイミングについては、更に食事に十分な時間を確保できるタイミングに補正する。このようにして、基本移動プランB0から顧客6の希望条件を満たす移動プランB1が作成される。
図7中の移動プランB2は、顧客6の希望条件のうちの希望時間帯が「13時以降」の場合の補正例である。この補正例に至る動作として、整備依頼対応処理部61は、「13時以降」に対象ピット2が空いており、かつ、整備に十分な時間を確保できる時間帯として、「13時~15時」を特定すると、その特定した時間帯が整備時間となるように「整備場へ車両を引き渡す」、及び「整備場で車両を受け取る」の各タイミングを設定する。次に、整備依頼対応処理部61は、「△レストランで食事」のタイミングを、整備時間を避けたタイミングであって、「13時以降」の条件を満たすタイミングに補正する。なお、「△レストランで食事」のタイミングについては、更に食事に十分な時間を確保できるタイミングに補正する。このようにして、基本移動プランB0から顧客6の希望条件を満たす移動プランB2が作成される。以上がステップS3Aの移動プランの補正処理の具体例である。
なお、図4の表示例は、顧客6が希望する希望時間帯が「11時以降」の場合の表示例であるので、図5に示した移動プランC2、図6に示した移動プランA1、及び図7に示した移動プランB1等が表示されている。
また、図4に表示例では、各移動プランA1、B1、C2の内容(種別、移動スケジュール、及び利用可能なクーポン等)も表示するので、顧客6が希望の移動プランを選択し易くなっている。なお、表示する内容は、図4の表示例に限定されず、適宜に変更してもよい。
また、上記の補正処理では、顧客6が希望する希望時間帯になるように、対象ピット2及び周辺スポットの移動スケジュールを補正する場合を例示したが、顧客6から、整備の希望時間帯を入力し、この希望時間帯になるように対象ピット2の移動スケジュールを補正し、周辺スポットへの移動スケジュールを対象ピット2への立ち寄りの時間を避けたタイミングに補正するようにしてもよい。
図3に戻り、顧客端末31では、顧客6に対し、ステップS4の処理で通知した移動プランA1、B1、C2の選択を促すことにより、移動プランの選択結果を入力する(ステップS5A)。移動プランの選択結果は、顧客端末31から整備側装置11に送信される。整備側装置11の情報処理部13は、顧客端末31を介して選択結果を入力すると、選択された移動プランに適合する整備時期で整備の予約処理を行うと共に、選択された移動プランの予約処理を行う(ステップS6A)。
ここで、整備の予約処理は、対象ピット2及び整備担当者4を確保する処理、スケジュールDB14に格納される予約情報DYを更新する処理、顧客6による移動プランの利用を可能にする処理、移動プランの開始日時等を記憶部14に記憶する処理、及び、予約内容を顧客6に通知する処理等を含んでいる。
顧客6による移動プランの利用を可能にする処理は、例えば、移動プランに含まれるサービスの利用に必要なチケットの手配、移動プランに含まれる店舗の予約、移動プランに含まれるクーポンの発行である。
記憶部14への移動プランの開始日時等の記憶は、移動プランの内容、移動プランの開始日時、及び移動プランを利用する顧客6を特定可能な情報の記憶である。この情報の記憶先は適宜に設定すればよく、例えば、移動プランDB14Kに格納される。なお、対象ピット2においては、予約情報DYを参照することにより、移動プランを利用する顧客6から車両5を受け取る日時、及び車両5を受け渡す日時を管理することが好ましい。
図3に戻り、整備側装置11の情報処理部13は、整備依頼対応処理部61により、記憶部14に記憶された移動プランの開始日時を監視し、開始日時の所定時間前のタイミングになると、通知処理部63により、その移動プランを利用する顧客6の顧客端末31に対し、移動プランを案内する処理を開始させる所定の通知を行う(ステップS1B)。なお、開始日時の所定時間前のタイミングは、開始日時から予め定めた設定時間前のタイミングでもよいし、その顧客端末31の位置が、移動プランの移動スケジュールの開始位置を基準とする所定範囲内となったタイミングでもよい。
上記通知を受信した顧客端末31は、移動プランを案内する処理を開始する(ステップS2B)。この移動プランを案内する処理は、顧客端末31のアプリケーションプログラムによって実行される処理であり、整備側装置11から取得した移動プランの移動スケジュール等を示すデータに基づいて、顧客6に対し、移動スケジュールに従った移動を案内する処理である。この場合の顧客端末31の表示例を図8に示している。
図8の符号Aに示すように、顧客端末31は、まず移動プランの開始画面を表示する。この開始画面には、次の行き先(△レストラン)、次の行き先に到着する時刻(12:00)、次の行き先に行くためのルートが表示される。このルートは、顧客端末31が現在位置から次の行き先までのルートを検索した検索結果でもよいし、整備側装置11から取得したルートでもよい。
顧客端末31は、この端末31が有する現在位置検出機能を利用することにより、現在位置が、移動プラン中の移動スケジュールのいずれの位置か否かを特定する。このため、現在位置が次の行き先に移動すると、図8の符号Bに示すように、顧客端末31は、現在、移動スケジュールのいずれの位置に相当するか否かを表示すると共に、現在利用できるクーポンや次の行き先等を表示する。このような移動プランを案内する表示を行うことによって、顧客6は移動プランに従った行動がし易くなる。この移動プランを案内する処理には、目的地までの移動を案内する公知のナビゲーション装置が有する処理を広く適用可能である。
また、この移動プランを案内する処理によって、顧客6は、適切なタイミングで対象ピット2に来店し、車両5を対象ピット2に引き渡すことができると共に、整備が完了した後の適切なタイミングで、対象ピット2に来店し、車両5を受け取ることができる。
なお、顧客端末31は、現在位置検出機能を利用することによって、顧客6による移動プランに従った行動が終了したか否かを監視し、移動プランに従った行動が終了したと判定すると、移動プランを案内する処理を自動的に終了する(図3に示すステップS3B)。
また、顧客6は移動プランを利用した後に、顧客端末31のアプリケーションプログラムを実行させることにより、利用済の移動プランの評価を入力することができる。この評価は、顧客端末31から整備側装置11に送信され、提案者向けインセンティブ設定部66による移動プランの提案者の評価に利用される。
なお、顧客端末31が移動プランを案内する処理を終了する際に、顧客端末31から整備側装置11に、移動プランを利用済であることを示す情報が整備側装置11に送信される。その情報を受信した整備側装置11においては、決済部65により、車両5の整備に要する料金、及び移動プラン中の移動先のサービス利用に要する料金を合算した料金を決済する決済処理が行われる。車両5の整備に関する料金は、作業料金、及び部品代を含んでいる。また、移動プランに関する料金は、移動プラン中の移動先でのサービス利用料金(施設の利用及び食事等に要した全ての料金)を含んでいる。
以上説明したように、本実施形態の整備側装置11は、依頼受付部52により、顧客6からの車両5の整備依頼を受け付ける処理を行い、整備依頼対応処理部61により、ピット2の空き状況を示す予約情報DYと、整備依頼から特定される希望条件とに基づいて、ピット2が対応可能な整備時期を特定すると共に、予め取得した移動プランの中から、特定した整備時期に適合する移動プランを特定する処理を行い、通知処理部63により、特定した移動プランを、顧客端末31に通知する処理を行う。この構成によれば、顧客6が整備中に立ち寄るスポットを自ら探す必要がなく、顧客6の手間を抑えつつ待ち時間の間の選択肢を増やすことができる。
しかも、整備依頼対応処理部61は、顧客端末31を介して移動プランの選択結果を入力すると、選択された移動プランに適合する整備時期で整備を予約する処理と、選択された移動プランを予約する処理とを行うので、整備の予約と移動プランの予約とをセットで行うことができる。
また、ピット2を基準にした周辺スポットへの移動プランを取得するプラン取得部として機能する外部情報取得部54を有し、外部情報取得部54は、移動プランとして、整備施設及び前記周辺スポットへの移動スケジュールと、ピット2及び周辺スポットの少なくともいずれかで利用可能なインセンティブとを取得する。これにより、顧客6は、移動スケジュールに従って行動することでピット2と周辺スポットとに適切に移動でき、かつ、インセンティブを利用し易くなる。
また、移動プランの提案者を特定する提案者情報DTを記憶する記憶部14と、顧客6に選択された移動プランの提案者を特定し、特定した提案者に付与するインセンティブを設定する提案者向けインセンティブ設定部66とを有するので、インセンティブを動機付けとして、多数の移動プランを取得し易くなる。
さらに、外部情報取得部54は、サービス提供施設を、移動プラン中の周辺スポットに含めるか否かの選択結果を取得し、整備側インセンティブ設定部67は、その選択結果に基づき、サービス提供施設からピット2に対するインセンティブを設定するので、サービス提供施設は移動プランへの採用によって利益を得やすくなり、かつ、ピット2も利益を得やすくなる。
また、整備依頼対応処理部61は、予約情報DYと、整備依頼から特定される希望条件とに基づいてピット2が対応可能な整備時期を特定した後、特定した整備時期に合わせて移動プランにおけるピット2への移動スケジュールを補正すると共に、補正後のピット2への移動スケジュールに合わせて移動プランにおける周辺スポットへの移動スケジュールを補正する。これにより、顧客6の希望に適合する移動プランを得やすくなる。
また、顧客6が選択した移動プランには、この移動プランの開始日時が設定され、通知処理部63は、その開始日時に、顧客6が携帯する顧客端末31を利用して移動プランを案内する処理を開始させる所定の通知を行うので、顧客6は移動プランに従って行動し易くなり、顧客6の利便性が向上する。
また、車両5の整備、及び移動プランに関する料金を決済処理する決済部65を有するので、移動プラン中の各段階で顧客6が支払う手間を省くことができ、これによっても、顧客6の利便性が向上する。
なお、上記実施形態において、顧客端末31を利用して移動プランを案内する処理は適宜に変更可能である。例えば、顧客6が対象ピット2に車両5を預ける場合、顧客6は貸出車両を借りることで、移動プラン中の周辺スポットに貸出車両で移動できるものの、貸出車両を借りない場合、別の移動手段で各周辺スポットに移動する必要がある。そこで、整備側装置11が、移動プランに含まれる周辺スポットに対し、異なる移動手段を用いた移動方法に関する案内情報を取得する移動情報取得部(例えば、外部情報取得部54)を備え、通知処理部63が、その案内情報を顧客端末31に通知する処理を行うようにしてもよい。
図9は、上記案内情報の表示例の説明に供する図である。
図9では、図8に例示した表示例に、案内情報に関する情報として、車両で移動する場合に操作される第1操作ボタンBAと、公共交通機関で移動する場合に操作される第2操作ボタンBBと、自転車で移動する場合に操作される操作ボタンBCとを更に表示している。そして、第1操作ボタンBAが操作された場合、整備側装置11の外部情報取得部54が、公知の経路検索サービスと同様の技術を利用して、現在位置から次の行き先まで車で移動する場合の経路情報を取得し、その経路情報を、上記案内情報として、通知処理部63により顧客端末31に表示又は音声で通知する。
一方、第2操作ボタンBBが操作された場合、整備側装置11の外部情報取得部54が、公知の経路検索サービスと同様の技術を利用して、現在位置から次の行き先まで公共交通機関で移動する場合の経路情報を取得し、その経路情報を、上記案内情報として、通知処理部63により顧客端末31に表示又は音声で通知する。
また、第3操作ボタンBCが操作された場合、整備側装置11の外部情報取得部54が、公知の経路検索サービスと同様の技術を利用して、現在位置から次の行き先まで自転車で移動する場合の経路情報を取得し、その経路情報を、上記案内情報として、通知処理部63により顧客端末31に表示又は音声で通知する。なお、図9では、操作ボタンBA~BCが、顧客端末31に表示されてタッチ操作されるソフトウェア操作子の場合を示しているが、これに限定されず、ハードウェアによって構成された操作子でもよい。
なお、整備側装置11が自ら各経路情報を検索する方法に限定されず、インターネットで提供される公知の経路検索サービスを利用して各経路情報を検索させるようにしてもよい。なお、顧客6が移動に使用する自転車は、顧客6が所有する自転車に限定されず、ピット2が貸し出す自転車でもよい。これらにより、顧客6が様々な移動手段を利用して移動プランの周辺スポット等に移動し易くなり、顧客6の利便性がより向上する。また、整備側装置11の外部情報取得部54等が、他の移動手段を選択したときに要する費用、あるいは、移動プラン全体における合計支払い額を算出し、算出結果を、顧客6に通知する上記案内情報に含めるようにしてもよい。また、他の移動手段を含む手配(交通手段の予約)を、顧客端末31にインストールされたアプリケーションプログラムで行うようにしてもよい。
ところで、顧客6が車両5をピット2に引き渡した後、特定した移動プランの移動先まで比較的距離がある場合、又は顧客6の希望等に応じて、移動プランの移動先、あるいは移動経路の途中まで送迎を臨むことが考えられる。
これに対応すべく、整備依頼対応処理部61が、特定した移動プランにおける経路の少なくとも一部に、顧客6が希望する送迎サービスの設定を受け付ける送迎設定処理を行うようにしてもよい。例えば、図8に例示した表示例のうち、移動手段毎の操作ボタンBA~BC中に、「送迎」という項目を表示し、顧客6が「送迎」を選択操作した場合、整備依頼対応処理部61が、選択操作された操作ボタンBA~BCに対応する移動手段、及び移動経路での送迎を設定する。
この場合、図9中の「14:00 車両引き渡し」から「14:45 映画鑑賞」の間において、車両で移動する場合に操作される第1操作ボタンBAが操作された場合、整備依頼対応処理部61は、「14:00 車両引き渡し」から「14:45 映画鑑賞」までの車両での送迎を予約する処理を行う。この車両での送迎は、ピット2が代車用途、あるいは営業用途等で管理する車両を利用し、顧客6をピット2から映画館へ送迎するサービスでもよいし、タクシー業者等の他の業者が提供する送迎サービスを利用して顧客6をピット2から映画館へ送迎してもよい。
また、第1操作ボタンBAに代えて、公共交通機関で移動する場合に操作される第2操作ボタンBBが操作された場合、整備依頼対応処理部61は、ピット2から映画館へ行くまでの公共交通機関(電車又はバス等)を特定し、その公共交通機関への乗車位置まで顧客6を車両(代車、営業車、又はタクシー等)で送迎するサービスを行う。これらの送迎サービスは、ピット2が有料で提供してもよいし、無料で提供してもよい。なお、本実施形態では、整備依頼対応処理部61が、この処理部61によって特定された移動プランにおける経路の少なくとも一部に、顧客6を送迎する送迎サービスを設定する送迎設定部を兼用する場合を説明したが、これに限定されず送迎設定部を、整備依頼対応処理部61とは別に設けるようにしてもよい。また、この送迎設定部は、送迎サービスを予約する外部業者にオンラインで、顧客6が希望する区間の送迎サービスを予約する処理を行うものでもよい。
(第2実施形態)
第1実施形態では、整備依頼の際に移動プランを提示する技術を説明したが、第2実施形態では、顧客6が好みの移動プランを選び、選んだ移動プランに合わせて車両5を対象ピット2に持ち込むようにした技術である。以下、第1実施形態と同様の箇所は同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分を詳述する。
図10は、第2実施形態における車両整備の流れを整備の予約に関する動作と共に示す図である。また、図11は、図10のステップS4Aの表示例を示す図である。
図10に示すように、顧客6は、移動プランの検索を行う段階において、顧客端末31のアプリケーションプログラムを実行させることにより、移動プランの提示依頼に対応する入力画面を表示させ、この入力画面を利用して移動プランの希望条件を入力する(ステップS1C)。希望条件は、顧客6が希望するスポットを特定可能な条件であり、本実施形態では、移動プランの種別を少なくとも含めればよい。この希望条件には、ピット2に希望する整備内容、希望の整備場所(対象ピット2を特定する情報、又は、対象ピット2を含むエリアの情報)を含めることができるが、これらの条件については入力しなくてもよい。なお、顧客6が希望する移動プランの種別は1つに限定されず、複数でもよい。
移動プランの提示依頼を行う方法はこの方法に限定されず、所定のURLを含む電子メールを整備側装置11から顧客端末31に送信し、顧客がURLにアクセスすることによって、Web上で上記入力画面を表示させ、上記希望条件を入力する方法でもよい。
整備側装置11の情報処理部13は、依頼受付部52により、顧客端末31に入力された移動プランの希望条件を取得すると共に、整備依頼対応処理部61により、移動プランDB14Kに格納された移動プランの中から、顧客6が希望する条件(本実施形態では種別)を満たす移動プランを特定する(ステップS2C)。
ここで、顧客6が希望する整備場所を入力していない場合、提示依頼に対応する条件を満たすスポット(例えば、映画館、食事場所)を含み、かつ、そのスポットを基準にした周辺の整備場所を含む移動プランを特定する。なお、このようにして特定した移動プランを、顧客6が予め指定したエリア内で移動する移動プランに限定する処理、若しくは、顧客6の住所を中心とする所定エリア内に限定した移動プランに限定する処理を行うようにしてもよい。これに対し、顧客6が希望する整備場所を入力している場合、その整備場所に対応するピット2への立ち寄りを含む移動プランであって、かつ、顧客6が希望するスポット(種別)の移動プランだけを特定する。なお、顧客6が希望する移動プランの種別は、1つに限定されず、複数でもよい。
次に、情報処理部13は、依頼受付部52により、スケジュールDB14Bに格納された各ピット2の予約情報DYに基づいて各ピット2の空いている時間であって、ピット2で所定の整備を行うのに十分な空き時間を抽出し、各空き時期に合わせて、ステップS2Cで特定した各移動プランを補正する処理を行う(ステップS3C)。これにより、顧客6の希望条件に従った移動プランが特定される。
ここで、ピット2で所定の整備を行うのに分な空き時間とは、顧客6が希望の整備内容を入力している場合は、その整備を行うのに十分な時間である。一方、顧客6が希望の整備内容を入力していない場合は、顧客6がピット2に立ち寄り、車両5に関する相談、軽微な整備、又は点検等を行うのに十分な予め定めた時間に設定すればよい。
続いて、情報処理部13は、通知処理部63により、補正後の移動プランを通知する処理を行う(ステップS4A)。図11は、顧客6の希望条件に含まれる種別が「映画鑑賞&食事プラン」、整備内容が「一年点検」、整備場所が「○○店」の場合の表示例である。図11に示すように、顧客端末31の表示画面31Gには、上記処理によって得た複数の移動プランの一覧が表示される。
図11では、図5に示した基本移動プランC0を、ピット2の空いている時間に合わせて補正した全ての移動プランを表示した例を示している。つまり、図5に示すように、ピット2の空いている時間(整備に十分な時間の条件も満たす)が、直近の○月○日における「11時~14時」、「11時半~14時」、及び「13時~16時」が含まれる場合に、移動プランC1、C2、C3が少なくとも作成され、これら移動プランC1~C3が図11に示すように表示される。
図11の表示例の場合、第1実施形態の表示例(図4参照)と比べて、移動プランの種別を優先して移動プランを提示することが可能になり、顧客6が好みの移動プランを選択し易くなる。
このように、本実施形態の整備側装置11は、依頼受付部52により、顧客端末31を介して顧客6からの移動プランの提示依頼を受け付ける処理を行い、整備依頼対応処理部61により、提示依頼に対応する条件を満たすスポットを含み、かつ、そのスポットを基準にした周辺設備を含む移動プランを特定する一次抽出処理を行った後に、整備施設の空き状況を示す予約情報DYと、顧客6からの提示依頼から特定可能な所定の条件(移動プランの種別等)とに基づいて、ピット2が対応可能な整備時期、及び上記条件に適合する移動プランを特定する二次抽出処理を行う。そして、通知処理部63により、二次抽出処理によって特定した移動プランを、顧客端末31に通知する処理を行うので、顧客6が整備中に立ち寄るスポットを自ら探す必要がなく、顧客6の手間を抑えつつ待ち時間の間の選択肢を増やすことができる。
なお、所定の条件に、移動プランの種別を含める場合を説明したが、これに限定されず、顧客6が好むスポット等を特定するための条件であればよく、例えば、顧客6が行きたい場所、店舗、これらに関するキーワード等でもよい。また、所定の条件を、特に指定しないことで、全ての移動プランを表示させるようにしてもよい。
(第3実施形態)
図12は、第3実施形態に係る整備側装置11を含むサービス提供システム1を示す図である。このサービス提供システム1は、場所情報取得部72を備えると共に、移動プランの検索を行う際に、検索により特定された移動プランについて、移動先のサービス利用に要する料金と、整備に関する料金とを合算した合算料金を提示する処理を行う点が、第2実施形態と異なっている。以下、重複説明を省略し、異なる部分を説明する。
場所情報取得部72は、整備前の車両5を顧客6から引き取る引取場所、及び、整備が完了した車両5が顧客6に引き渡される引渡場所の少なくともいずれかを特定可能な情報(以下、場所情報と言う)を取得する。例えば、顧客6は、車両5の整備前に顧客端末31を利用して場所情報に対応する情報を入力する。この場合、顧客端末31のアプリケーションプログラム、又は、整備側装置11の情報処理部13からの制御によって、顧客6に対し、場所情報として、車両5の引取場所、及び引渡場所等の入力が促される。なお、場所情報としては、各場所の位置を特定可能な情報である。この場所情報の入力は、移動プラン中の整備場所の選択と同時でもよいし、異なるタイミングでもよい。
場所情報取得部72は、取得した場所情報を、記憶部14の所定領域に、同じ車両5の整備依頼と対応づけてそれぞれ記憶する。なお、記憶部14に記憶される予約情報DYが場所情報を含んでもよい。ピット2では、記憶部14に記憶された場所情報を利用して、顧客6が希望するタイミングで、整備前の車両5を顧客6から引き取る作業や、整備後の車両5を顧客6に引き渡す作業を行う。
ここで、図13は、移動プランの予約と整備の流れを示している。
図13に示すように、顧客6は、顧客端末31を利用して、移動プランの希望条件を入力することによって、遊園地、映画鑑賞、又は食事等を目的とした移動プランを検索する。これによって、第2実施形態で説明したように、顧客6が希望するスポット(遊園地、映画鑑賞、又は食事等)を基準にした整備場所を含む移動プランが抽出され、顧客端末31に表示される。
図13に示すように、顧客端末31には、アプリケーションプログラムによって、検索された移動プラン中の移動先に関する情報(○○シネマ、映画のタイトル「△△△」など)が表示されると共に、移動先のサービス利用に要する料金と、整備に関する料金とを合算した合算料金(図13中、2000円(映画大・整備代込み))、及び、異動先又は整備先の特典(図3中、映画館でドリンクサービス、整備施設でウォッシャー液無料)が表示される。これら情報は、記憶部14の所定領域(移動プランDB14K)に格納されたデータ等に基づく。但し、移動先に関する情報の一部(例えば、映画のタイトル)については、及び、顧客端末31がアプリケーションプログラムによってインターネットから得たデータであってもよい。また、合算料金は、タイミング特定部62(料金設定部)により算出される。
このような情報を表示することによって、顧客6は、移動プランの内容、料金、特典などのサービスを見て、自身が希望する移動プランを選択し易くなる。なお、図13では、顧客6が顧客端末31を介して移動プランを承諾する所定の操作を行うことによって、移動プランが確定し、確定した移動プランに対応する予約(整備の予約を含む)が行われる。
例えば、この移動プランの選択の際に、整備前の車両5を顧客6から引き取る引取場所、及び引取タイミングの入力、整備が完了した車両5が顧客6に引き渡される引渡場所、及び引渡タイミングの入力が促される。これらの入力タイミングは、移動プランの選択と同時でもよいし、異なるタイミングでもよい。
これにより、図13に示すように、整備施設側(ピット2側)では、上記引取タイミングに、上記引取場所で、所定の担当者(営業担当者又は整備担当者4)が顧客6から車両5を引き取る。引き取られた車両5は、車両5の自走、又は運搬車による運搬によってピット2に移動され、整備が実施される。したがって、顧客6はピット2に立ち寄ることなく、移動プランに従って映画鑑賞できる。
ピット2側では、上記引渡タイミングに間に合うように、整備を完了させ、上記引渡場所へ所定の担当者(営業担当者又は整備担当者4)が、車両5を自走させ、又は運搬車で車両5を運搬させる。これにより、上記引渡タイミングに、上記引渡場所で、整備が完了した車両5が顧客6に引き渡される。なお、引渡タイミングの入力は、顧客6が引き渡しを希望する直前のタイミングでもよく、この場合、顧客6の都合により合わせたタイミングで車両5を引き渡しし易くなり、顧客6のメリットが増大する。但し、ピット2側の人員負担が増える等の可能性があるため、引渡タイミングについては適度な条件を定めることが好ましい。
その後、決済部65により料金を決済する決済処理が行われる。例えば、顧客6が顧客端末31のアプリケーションプログラムを実行させることにより、決済画面を表示させ、この決済画面に従って顧客6が決済操作を行うことによって、決済に必要な情報が整備側装置11に送信され、オンライン決済されるようにすればよい。これにより、顧客6はピット2に立ち寄ることなく、任意の場所で整備後の車両5を受け取り、支払い手続(決済処理の手続に相当)を完了させることができる。したがって、顧客6が自身の時間を有効利用し易くなり、かつ、ピット2では、整備完了後の車両5による駐車スペースの占有を避け易くなり、駐車スペースへ車両5を移動する手間を軽減することが可能になる。このようにして、効果的な整備依頼の促進が可能となると共に、効率的な整備施設の運用が可能になる。
なお、引取・引渡場所やタイミングを顧客6が指定する際に、整備側が移動プランの追加料金、あるいは合算の料金の中で、車両5の移送料金や車両5の預かり料金を顧客6から徴収するようにしてもよい。また、これらの料金の徴収を、車両5を顧客6に引き渡した後の上記決済処理にて行うようにしてもよい。
上記の各実施形態は、あくまでも本発明の一実施の態様であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変形、及び応用が可能である。
例えば、各実施形態において、整備側装置11が、顧客6からの移動プランの提示を受け付け、この移動プランを顧客6が利用できるようにしてもよい。より具体的には、整備側装置11は、外部情報取得部54により顧客6から提示された移動プランを受け付け、移動プランDB14Kに格納する。移動プランを受け付けるタイミングは、顧客6が整備依頼又は移動プランの提示依頼を行った後でもよいし、これら依頼の前でもよい。また、顧客6は顧客端末31を含む任意の利用端末を用いて移動プランを整備側装置11に送信すればよい。
また、整備依頼対応処理部61は、移動プランDB14Kに、整備依頼又は移動プランの提示依頼を行った顧客6が提示した移動プランが含まれる場合に、その移動プランを、ピット2の予約情報DYに基づいてピット2で所定の整備を行う移動スケジュールを組み込んだ移動プランに補正する。そして、通知処理部63は、補正後の移動プランを通知する処理を行うようにすればよい。
なお、所定の整備は、顧客6が希望の整備内容を入力している場合は、その整備であり、顧客6が希望の整備内容を入力していない場合は、車両5に関する相談、軽微な整備、又は点検等に十分な立ち寄り時間に相当すればよい。これにより、顧客6が自ら作成した移動プランを利用したり、移動プランを追加したりし易くなる。
また、上記の各実施形態において、整備側装置11の情報処理部13は、整備依頼対応処理部61又は記憶制御部64により、移動プランDB14Kに格納された移動プランのうち、評価が予め定めた基準よりも低くなった移動プランについては削除してもよい。また、各移動プランの評価を、その移動プランの提案者、又は、その移動プランに含まれる周辺スポットに対応するサービス提供施設等に開示するようにしてもよい。また、顧客端末31に代えて、車載装置8及び車両システム9のいずれかを利用して、顧客6が整備側装置11との間で各種情報の入出力を行うようにしてもよい。
また、本発明を図2等に示す整備側装置11及びその制御方法に適用する場合を説明したが、適宜に変更してもよい。例えば、整備側装置11の各構成は、ハードウェアとソフトウェアの協働等により任意に実現可能である。また、各フローチャートの各ステップに対応する処理を分割してもよいし、併合してもよい。また、車両5は、自動車に限定されず、自動二輪車等の公知の車両を広く適用可能である。また、サービス提供システム1の各構成についても適宜に変更してもよい。
1 サービス提供システム
2 ピット(整備施設)
4 整備担当者
5 車両
6 顧客(車両の利用者)
11 整備側装置(情報処理装置)
12 通信部
13 情報処理部
14 記憶部
14A 制御プログラム
14B スケジュールDB
14C 整備DB
14D インセンティブDB
14K 移動プランDB
14L サービス提供施設DB
31 顧客端末(利用端末)
52 依頼受付部
54 外部情報取得部(プラン取得部、移動情報取得部)
61 整備依頼対応処理部(プラン取得部、送迎設定部)
66 提案者向けインセンティブ設定部
67 整備側インセンティブ設定部
DY 予約情報
DS 整備関連情報
62 タイミング特定部
63 通知処理部
64 記憶制御部

Claims (16)

  1. 車両の利用者からの前記車両の整備依頼を受け付ける依頼受付部と、
    前記整備依頼に対応する整備を行う整備施設を基準にした周辺スポットへの移動プランを取得するプラン取得部と、
    前記整備施設の空き状況を示す予約情報と、前記整備依頼から特定される希望条件とに基づいて、前記整備施設が対応可能な整備時期を特定すると共に、前記プラン取得部が取得した移動プランの中から、前記整備時期に適合する移動プランを特定する整備依頼対応処理部と、
    特定した前記移動プランを、前記利用者が利用する利用端末に通知する処理を行う通知処理部とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記整備依頼対応処理部は、前記利用端末を介して特定した前記移動プランの選択結果を入力すると、選択された前記移動プランに適合する前記整備時期で整備の予約を受け付けると共に、選択された前記移動プランの予約を受け付けることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記プラン取得部は、前記移動プランとして、前記整備施設及び前記周辺スポットへの移動スケジュールと、前記整備施設及び前記周辺スポットの少なくともいずれかで利用可能なインセンティブとを取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記移動プランの提案者を特定する情報を記憶する記憶部と、
    前記利用者に選択された前記移動プランの提案者を特定し、特定した前記提案者に付与するインセンティブを設定する提案者向けインセンティブ設定部とを有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 所定サービスを提供するサービス提供施設を、前記移動プラン中の周辺スポットに含めるか否かの選択結果を取得し、前記選択結果に基づき、前記サービス提供施設から前記整備を行う施設に対するインセンティブを設定する他のインセンティブ設定部を有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. 前記整備依頼対応処理部は、前記予約情報と前記希望条件とに基づいて前記整備施設が対応可能な整備時期を特定した後、特定した整備時期に合わせて前記移動プランにおける前記整備施設への移動スケジュールを補正すると共に、補正後の前記整備施設の移動スケジュールに合わせて前記移動プランにおける前記周辺スポットへの移動スケジュールを補正することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の情報処理装置。
  7. 前記利用者が選択した前記移動プランには、この移動プランの開始日時が設定され、
    前記通知処理部は、前記開始日時に、前記利用者が携帯する端末を利用して前記移動プランを案内する処理を開始させる所定の通知を行うことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の情報処理装置。
  8. 前記車両の整備、及び前記移動プランに関する料金を決済処理する決済部を有することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の情報処理装置。
  9. 前記移動プランに含まれる周辺スポットに対し、異なる移動手段を用いた経路情報を取得する移動情報取得部を有し、
    前記通知処理部は、前記利用者の利用端末に前記経路情報を通知する処理を更に行うことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 車両の利用者からの移動プランの提示依頼を受け付ける依頼受付部と、
    前記提示依頼に対応する条件を満たすスポットを含み、かつ、前記スポットを基準にした周辺の整備施設を含む移動プランを取得するプラン取得部と、
    前記整備施設の空き状況を示す予約情報と、前記提示依頼から特定可能な所定の条件とに基づいて、前記プラン取得部が取得した移動プランの中から、前記整備施設が対応可能な整備時間、及び前記条件に適合する移動プランを特定する整備依頼対応処理部と、
    特定した前記移動プランを、前記利用者が利用する利用端末に通知する通知処理部とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  11. 前記利用者により選択された前記特定した前記移動プランについて、前記利用者からの整備前の前記車両の引き取りに関する情報、又は、整備が完了した前記車両の前記利用者への引き渡しに関する情報の少なくともいずれかを特定可能な情報を取得する場所情報取得部を有することを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記特定した前記移動プランについて、前記スポットを含む移動先のサービス利用に要する料金と、前記整備に関する料金とを合算した合算料金を算出し、前記通知処理部により、前記利用端末に通知させる料金設定部を有することを特徴とする請求項10又は11に記載の情報処理装置。
  13. 前記プラン取得部が取得する移動プランに、前記依頼受付部に前記依頼を行った前記利用者が提示した移動プランが含まれる場合、前記整備依頼対応処理部は、前記利用者が提示した前記移動プランを、前記整備施設の空き状況を示す予約情報に基づいて前記整備施設で所定の整備を行う移動スケジュールを組み込んだ移動プランに補正し、
    前記通知処理部は、補正した前記移動プランを前記利用端末に通知する処理を行うことを特徴とする請求項1から12のいずれかに情報処理装置。
  14. 前記特定した前記移動プランにおける経路の少なくとも一部に、前記利用者を送迎する送迎サービスの設定を受け付ける送迎設定部を有することを特徴とする請求項1から13のいずれかに記載の情報処理装置。
  15. 車両の利用者が利用する利用端末から、前記車両の整備依頼を受け付ける処理を行う依頼受付部と、
    移動プランデータベースに格納された複数の移動プランから、前記整備依頼に対応する整備が可能な整備施設を基準にした周辺スポットへの移動プランを取得する処理を行うプラン取得部と、
    所定のデータベースに格納された前記整備施設の空き状況を示す予約情報と、前記整備依頼から特定可能な整備希望時期とを取得し、これら情報に基づいて、前記整備施設が対応可能な整備時期を特定すると共に、前記プラン取得部が取得した移動プランの中から、前記整備時期に適合する移動プランを特定する処理を行う整備依頼対応処理部と、
    特定した前記移動プランを前記利用端末に通知する処理を行う通知処理部とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  16. 依頼受付部が、車両の利用者からの前記車両の整備依頼を受け付け、
    プラン取得部が、前記整備依頼に対応する整備が可能な施設を基準にした周辺スポットへの移動プランを取得し、
    整備依頼対応処理部が、前記整備施設の空き状況を示す予約情報と、前記整備依頼から特定される希望条件とを取得し、これら情報に基づいて、前記整備施設が対応可能な整備時期を特定すると共に、前記プラン取得部が取得する移動プランの中から、前記整備時期に適合する移動プランを特定し、
    通知処理部が、前記移動プランを、前記利用者が利用する利用端末に通知する処理を行うことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
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