JP2007070336A - 育毛物質 - Google Patents

Abstract

【課題】優れた育毛効果を有する新規の育毛物質を提供する。
【解決手段】本発明の育毛物質は、加工半熟大豆、加工半熟大豆の抽出物、加工カシュウ、加工カシュウの抽出物、加工大根牛皮消、加工大根牛皮消の抽出物、竜眼核および竜眼核の抽出物からなる群より選ばれる少なくとも１種を有効成分として含有する、好ましくは加工半熟大豆および／または加工半熟大豆の抽出物と、加工カシュウ、加工カシュウの抽出物、加工大根牛皮消、加工大根牛皮消の抽出物、竜眼核および竜眼核の抽出物からなる群より選ばれる少なくとも１種とを有効成分として含有する育毛物質である。上記加工半熟大豆は、大豆の生味を消し、過度の加熱による粉末化には至らない範囲で加熱処理して得られるものであり、上記加工カシュウまたは加工大根牛皮消は、黒大豆の抽出物と酒類とを生カシュウまたは生大根牛皮消に含浸させて得られるものである。
【選択図】なし

Description

本発明は、脱毛および薄毛に極めて効果的かつ安全な育毛物質に関する。

脱毛および薄毛は、全世界において人類共通の悩みのひとつである。脱毛および薄毛の原因は様々であり、例えば男性ホルモンの過活性化、毛包への血流量の減少、皮脂分泌の過剰などが考えられる。これらの原因は、加齢やストレス、生活習慣などであると言われている。

現在市販されている、あるいは考案されている育毛剤には、これらの原因を取り除く物質が配合されている。このような物質としては、例えば、各種の生薬抽出物や食品抽出物、血管拡張作用を有する化合物が挙げられる。

生薬抽出物としては、例えば、ニンジン、クジン、カシユウなどの抽出エキスが挙げられる(例えば、特開平２−４８５１４号公報)。また、食品抽出物としては、大豆から抽出されたシトステロール(例えば、特開平７−２６３１号公報)、大豆から抽出されたリン脂質(例えば、特開２００２−３７０９３７号公報)、大豆から抽出されたペプチド(例えば
、特開平９−２４９５３５号公報)、大豆から抽出されたイソフラボン(例えば、特開２００１−２３８６３７号公報と、特開２００２−５３４３４号公報と、特開２０００−３０２６７８号公報と、特開２００４−１８２６００号公報)、大豆から抽出されたサポニン(例えば、特開平７−１３２０６４号公報)、大豆から抽出された多糖類(例えば、特表２００５−５１１４９４号公報)、大豆発酵エキス(例えば、特開平９−２５２７４６号公報と、特開２００４−３４６０４５号公報)が挙げられる。血管拡張作用を有する化合物とし
ては、例えば、ビタミンE(トコフエロール)や脂肪酸、ニコチン酸ベンジルが挙げられる(例えば、特開２００４−０９１３９０号公報、特開２００３−７３２６８号公報)。

日本では、育毛剤は「医薬部外品」と「医薬品」に分類されている。生薬抽出物や食品抽出物を有効成分とした育毛剤は、主に医薬部外品に分類される。臨床治療薬として使用されている育毛剤は医薬品に分類される。医薬部外品に分類される育毛剤は、入手が容易であるものの、育毛効果は充分ではないことが指摘されている（例えば、徳島大学医学部皮膚科教授、徳島大学附属病院副院長荒瀬誠治先生：ＮＨＫ、「ためしてがってん」、２００５年６月１５日放送）。また、医薬品に分類される育毛剤は、主に血圧降下剤や男性ホルモン活性抑制剤などの内科類薬品であるが、一定の育毛効果を有するものの、副作用のおそれが懸念されており、尚且つ、これらの薬品を入手には医師の診察が必要であるため、一般的には普及していないという状況にある。

このような背景の下、毎日、目のあたりにしているたくさんの脱毛者は、安全で効果のある実用的な育毛剤がないことを語っている。
特開平２−４８５１４号公報 特開平７−２６３１号公報 特開２００２−３７０９３７号公報 特開平９−２４９５３５号公報 特開２００１−２３８６３７号公報 特開２００２−５３４３４号公報 特開２０００−３０２６７８号公報 特開２００４−１８２６００号公報 特開平７−１３２０６４号公報 特表２００５−５１１４９４号公報 特開平９−２５２７４６号公報 特開２００４−３４６０４５号公報 特開２００４−０９１３９０号公報 特開２００３−７３２６８号公報

本発明の目的は、顕著な育毛効果があり、尚且つ、副作用のない新規の育毛物質を提供することにある。

本発明者は、生味が消えているものの過度の加熱による粉末化には至らない範囲で加熱して得られる加工半熟大豆が育毛作用を有し、育毛物質における重要な役割を果たすことを見出し、本発明を完成させるに至った。

本発明の育毛物質は、上記加工半熟大豆に、加工カシュウ、加工大根牛皮消、竜眼核などを配合して用いることが、育毛作用の点でより好適である。ここで、上記加工カシュウおよび加工大根牛皮消は、黒大豆の抽出物と酒類とをそれぞれ生カシュウおよび生大根牛皮消に含浸させて得られるものである。

本発明の育毛物質においては、上記加工半熟大豆、加工カシュウ、加工大根牛皮消および竜眼核それぞれの抽出物を用いることも可能である。
このような本発明の育毛物質は、単独で服用することができ、また飲食品に添加して経口摂取してもよく、さらに経口製剤や外皮塗布剤などの態様の育毛剤に含有させて用いることも可能である。

本発明によれば、加工半熟大豆、加工カシュウ、加工大根牛皮消、竜眼核などを有効成分として含有することにより、優れた発毛および育毛効果を発揮する育毛物質が提供される。特に、本発明の育毛物質は副作用がないうえ、６ないし１２週間という短い期間で、毛髪を顕著に成長させることができる。そのうえ、白髪を黒くすることもできる。また、髪の艶や、光沢を改善することもできる。

また、従来の育毛剤は、カプセルや錠剤タイプが多く、摂取するとクスリを服用しているような感じがし、快いこととはいえない。これに対し、本発明の育毛物質は、優れた育毛効果を有しているうえ、クッキーやせんべい，おかき，あられ、和菓子、クラッカーなどの美味しい食品製剤に加工して、経口摂取することができる。「美味しく食べて、楽しく育毛」とのことを可能にした。このような意味合いから、本発明の育毛物質は、育毛に対する画期的な有効成分として評価に値する。

育毛とは、「現在ある髪の毛を健康に保ち、抜け毛を防ぎ、強い髪にする」ことである（日本毛髪業協会による育毛の定義）。本発明における育毛作用も基本的にはこのような作用を指し、より具体的には、例えば毛髪の太さ、色艶や光沢が改善されたり、その作用が顕著な場合の例として、頭皮のすでに脱毛している部分に頭髪が再び見られるようになる（いわゆる発毛）ことなどを含めた、広義の作用をいう。また、本発明の育毛物質とは、以下に述べるような、そのような育毛作用に対する有効成分を含有する物質のことである。

以下、本発明の育毛物質に含有される加工半熟大豆、加工カシュウ、加工大根牛皮消、竜眼核などの各成分およびその調製方法、育毛物質の配合組成、育毛物質に使用態様などについて、順次説明する。

育毛物質に含有される各成分
［加工半熟大豆］
本発明の育毛物質における「加工半熟大豆」の原料となる大豆（学名：Ｇｌｙｃｉｎｅ
ｍａｘ（Ｌ．） Ｍｅｒｒ．）は、マメ科ダイズ属に属する植物種皮の黄色の種子である。原産地は中国で、弥生中期に日本に伝来し、鎌倉時代から、広く栽培されるようになった。

日本において、大豆は、種皮の色から主に黄大豆、青大豆、黒大豆に分類されている。黄大豆は最も一般的に出回っており、いわゆる「大豆」と呼ばれているものであり、煮豆、納豆、豆腐、味噌などの原料として使用されている。青大豆は、うぐいすきな粉や和菓子の原料によく使用されている。黒大豆は、いわゆる「黒豆」として食されている。

本発明で用いられる「加工半熟大豆」の原料としては、上記いずれの大豆も利用することができるが、特に黄大豆を用いることが好適である。
また、大豆は、種子の形状からは大粒種、中粒種、小粒種に分類される。黄大豆の大粒種は昔から多く栽培され、料理に使われている。中粒種は、豆腐、味噌、醤油などの加工品に、小粒種は、主に納豆に使われている。本発明では、いずれの大きさの大豆であっても使用できる。

日本における黄大豆の主な品種としては、ツルムスメ、ユウヅル、トヨムスメ、トヨコマチ、カリユタカ、トヨホマレ、ユキホマレ、ミヤギシロメ、タチナガハ、オオツル、オオスズ、ホウエン、オクシロメ、ナカセンナリ、スズカリ、スズコガネ、タンレイ、エンレイ、リュウホウ、ギンレイ、スズユタカ、ニシムスメ、トモユタカ、アキシロメ、タチユタカ、フクユタカ、タマウララ、ムラユタカ、ハタユタカ、サチユタカ、アヤコガネ、
キタムスメ、サヤナミ、タママサリ、タマホマレ、スズヒメ、スズマル、ユキシズカ、
スズノオト、コスズ、スズコマチ、ナットウコツブ、スズオトメ等が挙げられる。本発明では、これらのいずれの品種の黄大豆も原料として使用できる。

なお、加工半熟大豆の製造の際には、大豆を脱皮、若しくは脱肛軸、若しくは脱皮脱肛軸して用いることも可能である。また、ガンマー線などの放射線を照射した大豆を用いることも可能である。

大豆から抽出されたシトステロール、リン脂質、ペプチド、イソフラボン、サポニンまたは多糖類あるいは大豆発酵エキスなどは、その育毛作用が指摘されている（特許文献２〜１２）。しかし、生大豆は胃に刺激性を有し、さらに、大豆タンパクの酵素による加水分解産物は、育毛作用とは全く正反対の「発毛抑制」作用を有することが指摘されている（特開２００４−１８２６８７号公報）。本発明においては、大豆に対して以下のような加工半熟処理を行うことにより、安全で育毛効果の高い有効成分とすることができる。

本発明において、「加工半熟大豆」とは、大豆の生味が消えているものの、過度の加熱による粉末化には至らない範囲で加熱処理した大豆をいう。加熱用器具としては、ガスコンロの他、例えば、オーブン、電子レンジ、トースターなどの家庭用加熱器具と、ホットプレート、マントルヒーター、電気炉、ラバーヒーター、マキツケ型ヒーター、投げ込み型ヒーター、ラボ用ヒーター、電気コンロなどの実験室用または工場用大型加熱器具等が挙げられ、特に限定されるものではない。また、攪拌用調理小器具も適宜用いることができる。

このような加工半熟処理された大豆は、より具体的には、例えば下記のような方法により得られるが、これらに限定されるものではない。用いる加熱器具の態様や用いる大豆の量、大豆の水での洗浄の有無などにより、加熱の条件は変動する場合がある。

（１）ガスコンロでフライパンを予熱した後に乾燥した大豆を入れ、中火で加熱を継続しながら、３０秒〜１０分間、好ましくは１〜５分間攪拌する。
（２）９０〜１００℃の熱水に大豆を入れ、３秒から６０分間、好ましくは１０秒から１０分間、より好ましくは３０秒から３分間、加熱処理する。熱水の代わりに、食用可能な油（例えば、サラダ油、ごま油、揚げ物専用油、紅花油、オリーブ油、成分を工夫した油等が挙げられるが、特に限定されることはない。）を用いることも可能である。油の温度は、６０℃〜４８０℃の範囲のものを用いることができるが、好ましくは１００℃〜３００℃、より好ましくは１８０℃〜２５０℃である。また、その他の食用可能な液体を持つことも可能である。

（３）温水（３０℃〜９０℃の低温水、好ましくは６０℃から８０℃）に、大豆を１０分から３日間浸漬させる。
（４）大豆を蒸し器などに入れ、１００℃〜３８０℃、好ましくは１５０℃から３００℃の水蒸気を用いて、３秒から６０分間、好ましくは１０秒から１０分間、より好ましくは３０秒から３分間、加熱処理する。

（５）オーブンを用いて、２００℃〜２２０℃にて２０分に加熱してから、順次に１７０℃にて３０分、１５０℃にて４０分加熱する。
［加工カシュウ］
本発明の育毛物質における「加工カシュウ」は、生カシュウに、黒大豆の抽出物と酒類とを含浸させて得られるものである。

カシュウ（何首烏）は、タデ科植物ツルドクダミ（学名：Polygonum multiflorum Thunb.）の塊根を乾燥したものである。Chrysophanic acid, Emodin, Rhein, Emodin monomethyl ether, Parietin, Physcion, Rheochrysidin, Chrysophanic acid anthroneなどの成分を含有する。中国の宋の時代の「開宝本草」に収載された。塊茎を乾燥しただけのものは「生カシュウ」、これを加熱処理したものを「熟カシュウ」という。

カシュウは、アントラキノン類物質を有するので、生で摂取した場合、便がゆるくなる、若しくは軽い下痢、若しくは下痢をすることがある。このため、カシュウは、普段、熟カシュウに加工してから用いられている。熟カシュウには滋養強壮作用があり、耳鳴り、白髪、不眠症、精子発育不良、足腰の衰え、高脂血症、慢性肝炎、神経衰弱などの治療に使用されている。近年では、血清コレステロ−ル降下作用を利用し、頭皮の皮脂分泌を抑制するために、いろいろな育毛剤に添加されている（例えば前出の特開平２−４８５１４号公報など）。しかし、カシュウの育毛作用は効き目が弱く、単独では顕著な効果が得にくいため、他の薬材と配合して用いられる場合が多い。

一方、黒大豆は、前述のように、マメ科ダイズ属に属する植物種皮の黒色の種子である。我が国では、北海道と岡山兵庫県は主産地である。血栓症、高血圧、肝臓病、糖尿病、結石症、関節炎、ダイエット、がん予防に効果があるといわれ、黒大豆茶、豆乳絞り、豆菓子、お菓子、おかき、味噌、煮込みなどの形で食される。

また、加工カシュウの製造において用いられる酒類としては、飲用または調理用に用いられている一般的な酒類を用いることができるが、なかでも黄酒（ファンチュウ）が育毛作用に対する効果の点で特に好ましい。黄酒は、主にもち米と麦麹を原料として、一定の
年数（１年ないし数十年）を熟成させた醸造酒である。色が黄色（茶色か琥珀色）となることから「黄酒」と呼ばれる。長期熟成させることから「老酒（老いたお酒）」とも呼ばれている。江戸時代、中川忠英により日本に紹介された（中川忠英：「清俗紀聞」、１７９９年）。紹興酒は、日本でよく知られている黄酒の一つである。黄酒のアルコール度は、熟成年数により多少の差があるが、大よそ、１４〜２０％である。黄酒はその原産国中国では、主に調理酒として使用されている。

本発明では、カシュウの育毛作用を十分に引き出すため、カシュウに黒大豆抽出物と、黄酒に代表される酒類とを含浸させ、「加工カシュウ」として用いる。ここで、上記「黒大豆抽出物」とは、例えば、黒大豆を煮て得られる熱水抽出物などである。そして、生カシュウを、黒大豆抽出物と酒類と共にこれらを含浸させた後、乾燥させることにより、本発明における加工カシュウが得られる。このような含浸工程は、例えば湯煎を用いて、または調理容器内で煮詰めるなどして加熱しながら行うことが好ましい。なお、このような加工カシュウの製造方法において、黒大豆抽出物の調製方法および抽出に用いる溶媒、黒大豆抽出物および酒類のカシュウへの含浸方法、含浸後の乾燥方法は特に限定されるものではなく、公知の方法を用いることができる。

［加工大根牛皮消］
本発明における加工大根牛皮消の原料として使用される「大根牛皮消」は薬名（商品名）であり、主としてＣｙｎａｎｃｈｕｍ ｂｕｎｇｅｉ Ｄｅｃｎｅ.が用いられているが
、Ｃｙｎａｎｃｈｕｍ ａｕｒｉｃｕｌａｔｕｍ Ｒｏｙｌｅ (Ａｓｃｌｅｐｉａｄａｃｅａｅ)、Ａｓｃｌｅｐｉａｓ ｈａｓｔａｔａ Ｂｕｎｇｅ. Ｅｎｕｍ.、Ｃｙｎａｎｃｈｕｍ ｈａｓｔａｔｕｍ Ｌａｍａｒｃｋ、Ｓｙｍｐｈｙｏｇｌｏｓｓｕｍ ｈａｓｔａｔｕ
ｍ (Ｂｕｎｇｅ) Ｔｕｒｃｚａｎｉｎｏｗ、Ｖｉｎｃｅｔｏｘｉｃｕｍ ｈａｓｔａｔｕ
ｍ (Ｂｕｎｇｅ) Ｋｕｎｔｚｅ.も、少量ながら、大根牛皮消として薬用植物市場で流通
している。すなわち、「大根牛皮消」は、これらの植物の内の一種若しくは二種以上の混合物であり、これは中国で認められていることである。

上記Ｃｙｎａｎｃｈｕｍ ｂｕｎｇｅｉ Ｄｅｃｎｅ.は、中国山東省を主産地とし、日
本での自生は確認されていない。Cynancholなどの成分を含有する。
大根牛皮消は、植物全体が薬理作用を有するが、普段、その根部と茎部、藤部が用いられている。「生大根牛皮消」とは、これらを乾燥させたものをいう。肝機能、腎機能及び血液の機能を向上させる効果があるので、強壮薬として使用されている。

本発明の育毛物質においては、上記大根牛皮消を、加工カシュウにおける場合と同様の加工処理方法による加工大根牛皮消として含有させる。すなわち、生大根牛皮消を黒大豆抽出物と黄酒などの酒類と共に湯煎などで加熱してこれらを含浸させた後、乾燥させることにより、本発明における加工大根牛皮消が得られる。

［竜眼核］
本発明における「竜眼核」は、竜眼（龍眼、学名：Euphoria Longana (Lour.) Steud.
）の種子である。Sitosterol、Stigmasterol、Stigmasteryl glucoside、Epifriedelinol、Hentriacontanone、Quercitrin、Quercitroside、Quersitol、Quercimeritrin, Quercetin, Quercetolなどの成分を含有する。竜眼は、ムクロジ科の常緑高木であり、南アジアから東南アジア、および中国にかけて果物として栽培されている。中国においては、竜眼は通常、３−４月頃に花が咲き、７−１０月頃に果実が成熟する。

龍眼の果実は、殻部(種皮部)、肉部(仮種皮)、および核(種子)から構成されている。このうち、龍眼の肉部は独特な甘味と薄香を有し、果物として食されている。この肉部の乾燥物は、中国では「龍眼肉」(または「龍眼乾」、「龍眼干」)として知られ、「補血」作
用を有するものと認識されている。すなわち、龍眼肉は、血行を改善し、血液の働きを高める作用を有するものとして、生薬の薬材として古くから使用されている。また、日本でも龍眼肉は、その補血作用が認識されており、和漢薬として日本薬局方に収載され、保険薬として用いられている。一方、竜眼核は今まで、食用または薬用として価値がないものとされて、廃棄されていた。

本発明の育毛剤に竜眼核を用いる場合、湿潤状態および乾燥状態のいずれを用いてもよい。また、加工カシュウの製造における場合と同様の処理方法により、竜眼核を加工竜眼核までに加工して用いると、育毛効果が更に増強すると考えられる。

［各成分の抽出物］
本発明の育毛物質には、上述のような加工半熟大豆、加工カシュウ、竜眼核、大根牛皮消それぞれから溶媒により抽出された抽出物、あるいはこれらの抽出物を乾燥させて得られる乾燥物を用いることができる。例えば、加工半熟大豆、加工カシュウ、竜眼核、大根牛皮消のそれぞれから得られた上記抽出物または上記乾燥物を育毛物質に配合するようにしてもよいし、それぞれの粉末を含有する組成物を調製した後にその抽出物を得るようにしてもよい。非抽出物と抽出物とを組み合わせて用いることも可能である。

また、上記抽出物を濃縮、乾固した物を水や極性溶媒に再度溶解したり、あるいはこれらの生理作用を損なわない範囲で脱色、脱臭、脱塩等の精製処理を行ったり、カラムクロマトグラフイー等による分画処理を行なった後に本発明の育毛物質に用いてもよい。上記抽出物ならびにその処理物(または分画物)は、各処理(または分画)後に凍結乾燥し、使用時に溶媒に溶解して用いてもよいし、あるいはリポソーム等のベシクルやマイクロカプセル等に内包させて用いてもよい。

次に、上述のような抽出物の調製方法について以下に説明する。
育毛物質の各有効成分または育毛物質の抽出物を調製する際、抽出効率を考慮すれば、細切、乾燥、粉砕等の処理を行なった後に抽出を行なうことが好ましい。抽出は、抽出溶媒に浸漬するか、あるいは超臨界流体や亜臨界流体を用いて行なうことができる。抽出溶媒を用いる場合、抽出効率を上げるため、抽出溶媒を攪拌したり、あるいは抽出溶媒中でホモジナイズしたりしてもよい。抽出温度は、例えば約５℃から、抽出溶媒の沸点−１０℃以下の温度までの範囲内にするのが好ましい。抽出時間は、抽出溶媒の種類や抽出温度によっても異なるが、例えば、約１分間〜約１４日問とするのか好ましい。

抽出溶媒の種類としては、特に限定されないが、例えば、水や有機溶媒が挙げられる。有機溶媒としては、メタノール，エタノ−ル，１−プロパノ−ル，２−プロパノ−ル，ｎ−ブタノール，s−ブタノール，t−ブタノールなどの低級アルコ−ル類、エチレンゲリコール，１,３−ブチレンゲリコール，プロピレンゲリコ−ル，ジプロピレングリコ−ル，
グリセリン等の多価アルコール類、ジエチルエーテル，ジプロピルェ−テル等のエ−テル類，酢酸ブチル，酢酸エチル等のエステル類、アセトン，エチルメチルヶトン等のケトン類、ギ酸，酢酸などの有機酸類、ジメチルスルホキシド、アセ卜ニトリル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、フエノール類、その他の親油性有機溶媒(例えば、クロロホルム、
ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレンならびにナタネ油などの植物油脂)などを用いることができ、これらのうち１種または２種以上を選択して
用いることができる。これらのうち、安全性の点で、水またはエタノールが好ましい。また、生理食塩水，リン酸緩衝液，リン酸緩衝生理食塩水等を用いてもよい。さらに、水や二酸化炭素，エチレン，プロピレン，エタノ−ル，メタノ−ル，アンモニアなどの１種または２種以上の超臨界流体や亜臨界流体を用いてもよい。

［その他の成分］
本発明の育毛物質は、上述のような有効成分以外の飲食品、食材または薬剤などと組み合わせて用いることが可能である。例えば、身体健康状態を改善する食材またはその抽出物、天然薬用物（薬用植物類、若しくは薬用動物類、若しくは薬用鉱物類）またはその抽出物、和漢薬製剤、西洋薬またはその他の化合物などとの配合が挙げられる。

天然植物類、若しくは動物類、若しくは鉱物類としては、特にこれらに限定されないが、例えば、以下のものが挙げられる；アイ草、アカザ、アカネ根、赤目柏、アガリクス、阿膠、山東阿膠、アケビの実、木通子、アケビの蔓性茎、木通、アシタバ、アスナロ葉、甘茶、甘茶づる、アマドコロ、亜麻仁、あららぎ、アワビ類の殻、石決明、イカリ草、郁李仁、イズイ、一位、イチヂクの実、イチヂク葉、いちょう、稲苗、威霊仙、岩千舎、岩蕗、茵陳蒿、綿茵陳、淫羊霍、ウイキョウ、宇金（ウコン）、烏頭、烏棗、烏賊骨、烏梅、烏薬、ウツボグサの花穂、兎余糧、裏白樫、ウワウルシ、エイジツ、エゾウコギ、延胡索、延命草、黄耆、オウゴン、尖黄、黄精、黄土、黄柏、桜皮、王不留行、黄連、オオツヅラフジ、防已、オオバコの種子、車前子、オオバコの全草、車前草、弟切草、遠志、夏枯草、カイカ、海金砂、懐牛膝、ゴシツ、牛膝、芥子、海松子、海桐皮、海人草、マクリ、薤白、艾葉、よもぎ、かきどおし、柿の葉、柿のへた、柿の蔕、夏枯草、訶子、莪朮、カッコウ、葛根、滑石、カノコソウ、カミツレ、カヤツリ草、カヤの実、ガラナ、訶り勒、訶子、花梨の実、木瓜、楼根、カロコン、カ楼実、カ楼仁、川柳、カワラタケ、寄性竹、カワラヨモギ、茵陳蒿、乾姜、貫衆、貫仲、甘草、東北甘草、西北甘草、カンゾウ、炙甘草、貫仲、款冬花、款冬根、旱蓮草、キキョウ、桔梗、菊花、杭菊花、枳子、枳実、枳殻、きささげ、寄性、寄性竹、北沙参、吉草根、カノコソウ、橘皮、キハダ、黄柏、亀板、ギムネマシルベスタ、胡瓜蔓、羌活、杏仁、玉竹、キラン草、金桜子、金柑、金銀花、銀柴胡、金針菜、金銭草、ンミズヒキ、仙鶴草、グァバの実、蕃果、グァバ葉、枸杞子、くこの実、クコの根皮、地骨皮、枸杞葉、苦参、クズの根、葛根、狗脊、クチナシ、瞿麦、熊笹、熊柳、クルミ、苦棟皮、黒文字、桑茶、桑の葉、桑の実、ケイガイ、荊芥、鶏血藤、桂枝、桂皮、桂通桂皮、広南桂皮、東興桂皮、月桂樹葉、ケツメイシ、毛人参、牽牛子、ケンジツ、拳参、玄参、ゲンノショウコ、膠飴、麦芽糖化飴、紅花、合歓皮、杭菊花、降香、コウシ、香需、紅参、香附子、粳米、厚朴、厚朴実、蒿本、牛黄、五加参、エゾウコギ、牛膝、懐牛膝、川膝、呉茱萸、骨砕補、胡桃肉、五倍子、琥珀、牛蒡子、胡麻、五味子、胡盧巴、柴胡、柴胡木、細辛、ザクロ果皮、石榴果皮、サフラン、鎖陽、山帰来、山査子、山査肉、山慈姑、山梔子、蚕砂、山茱萸、山椒、山豆根、酸棗仁、山扁豆、山薬、三稜、地黄、熟地黄、紫苑、紫花地丁、絲瓜絡、刺五加、エゾウコギ、地骨皮、紫根、硬紫根、軟紫根、磁石、紫石英、紫蘇子、梨子、シツリシ、柿蔕、柿の蔕（カキノヘタ）、地膚子、炙甘草、赤石脂、芍薬、大和芍薬、大潟芍薬、赤芍、蛇床子、沙参、北沙参、車前子、車前草、シャ虫、充慰子、修治附子、熟地黄、縮砂、棕呂実、生姜、ショウガ、松脂、小麦、菖蒲、菖蒲根、升麻、椒目、小連翹、弟切草、女貞子、地竜、地竜乾、辛夷、晋耆、神麹、六神麹、秦九（シンキュウ）、スイカズラの茎葉、忍冬、スイカズラの花、金銀花、水蛭、すぎな、豆鼓、香鼓、セイソウシ、青黛、青皮、西洋人参、赤芍、石菖根、石松子、石榴果皮、石決明、石膏、石斛、接骨朴、ゼラチン、仙鶴草、全蝎、川弓（センキュウ）、川玉金、前胡、川穀、川骨、川膝、茜草根、アカネ根、蝉退、センナ、川貝、旋覆花、センブリ、仙茅、川楝子、草果、皀角刺（ソウカクシ）、皀角子（ソウカクシ）、皀莢（サイカチ）、猪牙皀莢、桑椹子、桑の実、蒼耳子、蒼朮、古立蒼朮、草荳、桑白皮、桑蛸、桑葉、桑の葉、側柏葉、蘇木、蘇葉、大茴香、大黄、錦紋大黄、大海子、大根草、ダイコンの種子、羅葡子、代赭石、大青葉、大棗、ナツメ、大腹皮、高遠草、沢瀉、沢蘭、ターメリック、郁金、タラ根皮、丹参、淡竹葉、竹葉、タンポポの根、蒲公英根、竹茹、チクジョ、竹節人参、竹葉、知母、茶葉、地楡、丁香、丁字、釣藤鈎、猪苓、陳皮、ツチアケビ、土通草、露草、ツルドクダミの根、ツルナ、浜千舎、テイレキシ、天竺黄、天竹黄、天南星、天麻、天木実、天木蔓、天木つる、天門冬、トウガシ、当帰、大和当帰、冬癸子、唐胡麻、灯芯、灯芯草、党参、刀豆、冬虫夏草、唐独活、桃仁、橙皮、当薬、センブリ、土瓜根、土瓜実、独活、唐独活、魚腥草、どくだみ、ジュウヤク、兎
糸子、栃の実、杜仲、土通草、土茯苓、山帰来、土別甲、別甲、鳥不止（トリトマラズ）、目木、トンブリ、地膚子、ナズナ、ナタマメ、白刀豆、肉豆、肉豆蒄（ニクズク）、ナツメグ、ナルコユリの地下茎、黄精、南天実、南天葉、南蛮毛、ニガキ、肉ジュヨウ、肉豆、錦木、乳香、にわとこ、にわとこ葉、ニンジン、御種人参、生干人参、生晒人参、白参、曲参、毛人参、忍冬、ネズの実、杜松子、ネズミモチ、女貞子、貝母、川貝母、川貝、麦芽、白芥子、柏子仁、白荳、白鮮皮、白頭翁、白桃花、白刀豆、白南天、南天実、白扁豆、扁豆、麦門冬、開辺麦門冬、巴戟天、破胡紙、はこべ、芭蕉根、はすの実、八角、大茴香、薄荷、ハト麦、炮じハト麦、ハナモツ、ハブ草、炮じハブ茶、浜千舎、浜防風、蕃果、半夏、バンザクロの葉、グアバ葉、半枝連、蕃石榴葉、グアバ葉、胖大海、大海子、板藍根、ヒカイ、彼岸花、彼岸花の根、ヒキオコシ、延命草、ヒゲ人参、毛人参、菱の実、干葉、麻子、唐胡麻、百合、白す、白朮、白檀、白薇、百部根、白花蛇舌草、白キュウ、白僵蚕、ヒル、水蛭、枇杷葉、檳榔子、覆盆子、茯苓、附子、炮附子、ベッコウ、土別甲、紅ざらさ、扁蓄、防已、茅根、虻虫、防風、蒲黄、撲（ボクソク）、蒲公英根、補骨脂、破胡紙、牡丹皮、牡蠣、瑰花、麻黄、去節麻黄、麻黄根、マクリ、海人草、麻子仁、マタタビの蔓、天木蔓、マタタビの実、天木実、虫瘤、松の実、海松子、松葉、松藤、マツヤニ、松脂、蔓荊子、密蒙花、ミツロウ、さらし蜜蝋、ミロバラン、訶子、無花果、イチヂク実、無花果葉、イチヂク葉、目木、めぐすりの木、綿茵陳、木賊、木通、木通子、木天蓼、マタタビの実の虫瘤、木瓜、木香、桃の葉、門荊、スギナ、射干、益智、益智仁、益母草、夜交藤、矢車実、八ツ目蘭、熊胆、雪の下、ユズリ葉、ユリ根、百合、ヨクイニン、よもぎ、艾葉、雷丸、莱子、羅葡子、羅漢果、羅葡子、李根皮、竜眼肉、劉寄奴、竜骨、硫酸マグネシウム、竜胆、良姜、高良姜、緑豆、霊芝、連翹、連銭草、かきどおし、蓮肉、はすの実、鹿茸、露蜂房、路路通、和羌活、紅花、牛龍黄、鹿茸大補丸、紫雲膏、ウチダの生薬プラスター、ウチダの浴剤 、雲南貴精、雲南片玉金、雲南田七、田七
人参、霊芝、霊芝エキス、アガリクス加工食品、ウチダの貴珍キトサン、チダの新カイホーイオン化カルシウム、アスリーブ、蜂蜜、ハトムギ、ハトムギ加工食品、プーアル茶、炮じ柿ノ葉、炮じハトムギ、杜仲茶、メグスリノキ茶など。

また、以下の学名の天然薬物も挙げられる：Prunella vulgaris L.、Prunella hispida
Benth.、Ophioglossum pedunculosum Desv.、Ophioglossum thermale Kom. 、 Ophioglossum reticulatun L.、O. petiolatum Hook.、Cirrhopetalum henryi Rolfe、Stephania graciliflora Yamamoto、 Securinega suffruticosa (Pall.) Rehad.、Lepisorus contortus (Christ ) Ching、Senecio dianthus Franch.、Erigeron annuus (L.) Pers.、Tetrastigma delavayi Gagn.、Veronica spuria L.、 Achillea alpina L. Achillea wilsoniana (Heim.) Heim.、Indigofera pseudotinctoria Matsun. 、Indigofera parkesii Craib、 Anotis ingrata (Wall.) Hook. f.、Begonia wilsonii Gagn.、Ligularia nelumbifolia (Bur. et Franch. )Hand. -Mazz.、Parochetus communis Ham.、Kyllinga monocephala Rotth.、Pittosporum glabratun Lindl.、Solidago virga-aurea L. var. leiocarpa (Benth.) A. Gray、Indigofera pseudotinctoria Matsum.、Maianthemum bifolium F. W. Schm.、Schisandra bicolor Cheng、Limonium bicolor (Bge.) O. Ktze.、Piper boehmeriaefolium Wall. var. tomkinense C. DC.、Rosa multiflora (Thunb.) var. platyphylla Thory、Mahonia bealer (Fort.) Carr.、 Mahonia fortunei (Lindl.) Fedde Mahonia japonica (Thunb.) DC.、Syzygium cromaticum (L.) Merr. Et perry、Erycibe obtusifolia Benth.、Syzygium aromaticum (L.) Merr. et Perry、Zornia diphylla Pers.、Cornus macrophylla Wall.、Syzygium aromaticum (L.) Merr. Et Perry、Zornia diphylla Pers.、Gynostemma pentaphyllum (Thunb.) Mak.、Schefflera arboricola Hayata、Schefflera venulosa (Wight et Arn.) Harms、Buddleia lindleyana Fort.、Macropanax rosthornii (Harms) C.Y. Wu ex Hoo、Mosla cavaleriei Levl.、Actinodaphne obovata Bl. 、Alocasia cucullata (Lour.) Schott.、Akebia quinata (Thunb.) Decne. 、Akebia trifoliate (Thunb.) Koidz. 、 Akebia trifoliate (Thunb.)Koidz. var. australis (Diels) Rehd. Holboellia latifolia Wall. 、 H.angustifolia Wall.、Lampetra japonica
(Martens)、Hydrangea macrophylla (Thunb.) Ser. 、Galium aparine L. Galium asperifolium Wall.、Cacalia ainsliaeflora (Franch.) Hand.-Mazz.、Dysosma pleiantha (Hance) Woods. 、Dysosma veitchii (Hemsl. et Wils.) Fu、Alangium chinense (Lour.) Harms、Alangium platanifolium 、Harms Alangium lamarckii、Illicium verum Hook. f. 、Illicium lanceolatum A. C. smith、Panax ginseng C. A. Mey.、Herminium monorchis (L.) R. Br.、Panax ginseny C. A. Mey、Dracontomelon dao (Blanco) Merr. et. Rolf、Dracontomelon dao (Blanco) Merr. et. Rolf、Zanthoxylum nitidum (Roxb.) DC.、Helminthostachys zeylanica (L.) Hook.、Euphorbia hylonoma Hand.-Mazz.、Cayratia corniculata (Benth.) Gagn.、Sarcandra glabra (Thunb.) Nakai、Bauhinia championi (Benth.) Benth.、Thesium longifolium Turcz. 、Thesium himalense Royke、Silene tenuis Willd.、 Silene tenuis Willd. var. rubescens Franch.、Murraya paniculata(L.) Jack.、Polygonum rude Meissn.、Aspongopus chinensis Dallas、Asplenium varians Wall.、Anemone altaica Fisch.、Cyperus alternifolius L. subsp. flabelliformis (Rottb.Kukenth.)、Bauhinia championi (Benth.) Benth.、Murraya paniculata(L.) Jack.、Calanthe discolor Lindl.、Calanthe tricarinata Lindl.、Euphorbia hylonoma Hand.-Mazz.、Peristrophe japonica (Thunb.) Brem.、Canavalia gladiata (Jacq.) DC.、Ainsliaea triflora (Buch.-Ham.)、Canavalia gladiata (Jacq.) DC.、Wikstroemia indica (L.) C. A. Mey.、Panax pseudo-ginseng Wall. var. notoginseny (Burkill) Hoo&Tseng、Panax pseudo-ginseng Wall. var. elegantior (Burkill) Hoo&Tseng、Panax pseudo-ginseng Wall. var. wangianus (Sun) Hoo&Tseng、 Panax pseudo-ginseng Wall. var. bipinnatifidus (Seem.) Li、Sparganium stoloniferum Buch.-Ham、Sparganium simplex Huds.、Sparganium stoloniferum Maxim.、Gynura segetum (Lour.) Merr.、Campylotropis cavaleriei (Levl.) C. Y. Wu、Ribes tenue Jancz. Var. viridi. Florum Cheng、Scopolia acutangula C. Y. Wu et C. Chen、Saururus chinensis (Lour.) Baill.、Viola tricolor L.、Oxalis griffithii Edgew. Et Hook.f.、Parthenocissus heterophylla (Bl.) Merr.、Chlorophytum laxum R. Br.、Pachysandra stylosa Dunn、Cinnamomum tamala (Ham.) Nees et Eberm.、Lysimachia insignis Hemsl.、Anaphalis bicolor(Franch.) Diels、Neocinnamomum delavayi H. Liou、Cimicifuga acerima(Sieb. Et Zucc.) Tanaka.、Lindera obtusiloba Bl.、Vicia unijuga A. Br.、Trifolium repens L.、Cyperus iria L.、Berberis sargentiana Schneid.、 Berberis brachypoda Maxim.、Berberis dictyophylla Franch. Var. epruinosa Schneid. 、 Berberis diaphana Maxim.、Tylophora ovata(Lindl.) Hook. et Steud. 、Tylophora crebriflora 、Evodia tepta(Spr.) Merr.、Evodia lepta (Spr.) Merr.、Saururus chinensis (Lour.) Baill.、Clerodendron
serratum (L.) Spr.、Clerodendron serratum (L.) Spr. Var. amplexifolium Moldenke、Potentilla freyniana Bornm.、Potentilla freyniana Bornm. Var. sinica Migo、Scleria elata Thw.、Potentilla freyniana Bornm.、Enteromorpha clathrata (Roth) Grev. 、 Enteromorpha prolifera (Mull) J. Ag.、E. cinoressa(L.) Grev.、E. intestinalis (L.) Link.、Zingiber officinale Rose.、Rhus verniciflua Stokes、Brassica chinensis L.、Rehmannia glutinosa (Gaertn.) Libosch.、Rehmannia glutinosa Libosch.、F. hueichingensis (Chao et Schih) Hsiao、Corydalis tomentella Franch.、Ipomoea hungaiensis Lingelsh. Et Borza.、Odontobutis obscura (T. et S.)、Discolia vittifrons Sch.、Evolvulus alsinoides L.、Illicium henryi Diels、 Illicium yunnanensis Franch.、Talinum paniculatum (Jacq.) Gaertn.、Senecio Chrysanthemoides DC.、Rumex madaio Mak.、SInula helenium L.、Equisetum debile Roxb.、Roscoea intermedia Gagn.、Bolbostemma paniculatum (Maxim.) Franquet、Achyranthes bidentata Bl.、Acyranthes longifolia Mak.、 Achyranthes aspera L.、Stanlianthus thorelii gagn.、Platanthera chlorantha Cust. Ex Rehb.、Melothria indica Lour.、Melothria heterophylla (Lour.) Cogn.、Arisaema intermedium Bl.、Asparagus filicinus Ham. ex D. Don、 Asparagus meioclados Levl.、Aralia cordata Thunb.、Angelica gigas Nakai、Lysimachia insignis Hemsl.、Hypericum bellum L.、Hymenodictyon excelsum (Roxb.) Wall.、
Unio sp.、Hedychium coronarium Koen.、Hedychium spicatum Ham.、Clerodendron trichotomum Thunb.、Odontobutis obscura (T. et S.)、Pseudolarix kaempferi Gord.、Chenopodium ambrosioides L.、Smilax glabra Roxb.、Smilax lanceaefolia Foxb. var. opaca A. DC.、S. mairei Levl.、S. menispermoiden DC.、Alpinia japonica Miq.、Cephalotaxus sinesis (Rehd. et Wils.)、Cephalotaxus harringtonia (Forkes) K. Koch var. harringtonia C. V. Fastigiata、Origanum vulgare L.、Canpanumoea javanica Bl.、Berberis julianae Schneid.、Berberis gagnepainii Schneid 、Hudrangea strigosa Rehd.、Hydrangea umbellate Rehd.、Hydrangea paniculata Sieb.、Discolia vittifrons Sch.、Apios fortunei Maxim.、Wikstroemia dolichantha Diels、Collocalia inopina Thayer et Bangs.、Achilea wilsoniana (Heim.) Heim.、Talinum paniculatum (Jacq.) Gaertn.、Rumex madaio Mak.、Vaccinium fragile Franch.、Euphorbia prolifera buch.-Ham.、Hymenodictyon excelsum (Roxb.) Wall.、Lonicera confusa DC.、Vaccinium fragile Franch.、Gouania leptostachya DC.、Hordeum vulgare L.、Ziziphus jujuba Mill.
var. inermis (Bge.) Rehd.、Rheum palmatum L.、Rheum tanguticum Maxim. ex Reg.、Rheum officuinale Baill.、Euphorbia pekinensis Rupr.、Knoxia valerianoides Thorel、Euphorbia soongarica Boiss.、Euphorbia pekinensis Rupr. var. japonensis Mak.
、Euphorbia pontica Prokh、Allium sativum L、Allium scorodoprasum L.、Cirsium japonicum DC.、Alisma canaliculatum A. Br. et Bouche、Leibnitzia anandria (L.) Nakai、Bauhinia faberi Oliv.、Rubus multibracteatus Levl. & Vant.、Hydnocarpus anthelmintica Pier.、Colysis henryi (Bak.) Ching.、Marsdenia griffithii Hook. f. 、Adenosma indanum (Lour.) Merr.、Gryllus testaceus walker.、Wisteria venusta Rehd.
et Wils.、Sargentodoxa cuneata (Oliv.) Rehd. et Wils.、Myrsine africana L.、Hordeum vulgare L.、Schisandra micrantha A. C. Smith、Alpinia galanga (L.) Swartz、Heliotropium indicum L.、Adhatoda vasica Nees、Clerodendron cyrtophyllum Turcz. 、Polygonum tinctorium Ait.、Isatis tinctoria L.、I. indigotica Fort.、Baphicacanthus cusia (Nees) Bremek.、Hygrophila salicifolia (Vahl) Nees、Clerodendron cyrtophyllum Turcz.、Neolepisorus ovatus (Bedd.) Ching、Schefflera delavayi (Franch.) Harms.、Ulmus tonkinensis Gagn.、Alpinia speciosa K. Schum.、Girardinia palmate (Forsk.) Gaud.、Mussaenda erosa Champ.、Euphorbia nematocypha Hand.-Mazz.、Pistia stratiotes L.、Rheum palmatum L.、R. tanguticum Maxim. ex Reg.、R. officinale Baill.、Heteropanax fragrans (Roxb.) Seem.、Dolichos falcatus Klein、Pouzolzia sanguinea (Bl.) Merr.、Parthenocissus laetevirens Rehd.、Vicia sativa L.、Inula pterocaula Franch.、Blumea densiflora (Heyne) DC.、Areca catechu L.、Musa paradisiacal L. var. sapientum O. Ktze.、Indigofera tinctoria L.、Lycoris aurea Herb.、Didissandra sesquifolia C. B. Clarke、Lippia nodiflora Rich. var. sarmentosa Schou.、Stylophorum lasiocarpum (Oliv.) Fedde、Ampelocissus artemisiaefolia Planch.、Dobinea delavayi (Baill.) Engl.、Euphorbia hirta L.、Pterospermum grande Craib、Rubus setchuenensis Bur. et Franch.、Anemone tomentosa (Maxim.) Pei、Caesalpinia magnifoliolata Metcalf.、Pteris nervosa Thunb.、Zanthoxylum dissitum Hemsl.、Uncaria macrophylla Wall.、Mosla dianthera (Ham.) Maxim、Eucalyptus robusta Sm.、Callicarpa macrophylla Vahl.、Machilus leptophylla Hand.-Mazz.、Senecio orgzetorum Diels、Senecio vulgaris L.、Hypericum przewalskii Maxim.、Cayratia oligocarpa (Levl. et Vant.) Gagn.、Cruculigo capitulata (Lour.) O. Ktze.、Lysimachia phullocephala Hand.-Mazz.、Cirsium eriophoroideum (Hook. f.) Petrak.、Solanum spirale Roxb.、Chrysosplenium hydrocotylifolium Levl. et Van. 、Polygala chinensis L.、Polytrichum commune Hedw.、Melastoma normale D. Don、Lysimachia christinae Hance、Lonicera similes Hemsl. var. delavayi (Franch.) Rehd.、Setaria faberii Herrm.、Sanicula lamellijera Hance、Sanicula stapfiana wolff、Hosta sieboldiana Engl.、Bauhinia pernervosa L. Chen、Schefflera delavayi (Franch.) Harms.、Endospermum chinense Benth.、Gelsemium elegans Benth.、Mariscus umbellatus Vahl、Pollia a
clisia Hassk.、Ligularia lapathifolia (Franch.) Hand.-Mazz.、Vaccinium dunaliamum Wight. var. urophyllum Rehd. et Wils.、Gaultheria forrestii Diels、Polistes mandarinus Sauss.、Torricellia angulata Oliv. var. intermedia (Harms) Hu、Hydrocotyle javanica Thunb. var. chinensis Dunn ex Shan et Liou、Rhynchoglossum obliquum
Bl.、Elsholtzia penduliflora W. W. Smith、Stellaria paniculigera
Mak.、Mallotus barbatus (Wall.) Muell.-Arg.、Thalictrum faberi Ulbr.、Anaphalis
margaritacea (L.) Benth. et Hook. f.、Stenoloma chusanum (L.) Ching、Ophiopogon
dracaenoides (Bak.) Hook. f.、Uncaria macrophylla Wall.、Indigofera teysmannii Miq.、Isodon nervosus (Hemsl.) Kudo、Euonymus grandiflorus Wall.、Bauhinia pernervosa L. Chen、Chonemorpha megacalyx Pier.、Clematis argentilucida (Levl. et Vant.) W. T. Wang、Moghania macrophylla (Willd.) O. Ktze.、Zanthoxylum dissitum Hemsl.、Indigofera teysmannii Miq.、Moghania bracteata (Roxb.) Li、Crepis lignea (Van.) Babc.、Lycopodium pulcherrimum Wall.、Tagetes erecta L.、Tagetes minuta (T.
glanduliflora)、Rohdea japonica Roth、Crepis lignea (Van.) Babc.、Viola diamantiaca Nakai、Clinopodium megalanthum (Diels) C. Y. Wu et Hsuan、Ampelopsis bodinieri (Levl. et Vant.) Rehd.、Lepidogrammitis rostrata (Bedd.) Ching、Lilium concolor Salisb.、Gallus gallus jabouillei Delacour et Kinnear、Dioscorea opposita Thunb.、Dioscorea japonica Thunb.、D. deltoidea Wall.、Kaempferia galanga L.、Allium japonicum Reg.、Alpinia japonica Miq.、Crataegus pinnatifida Bge.、Crataegus cuneata Sieb. et Zucc.、Crataegus pinnatifida Bge.、C. hupensis Sarg.、C. sanguinea Pall.、C. scabrifolia (Franch.) Rehd.、Crataegus oxyacantha、C. curvisepalaz、C. monogyna、Allium nipponicum Fr. et Sav.、Piper hancei Maxim.、Melodinus suaveolens champ. ex Benth.、Geastrum hygrometricum Pers.、Psychotria rubra (Lour.)
Poir.、Papaver nudicaule L. subsp. Amurense N. A. Busch、Rheum franzenbachii Munt.、Glycosmis citrifolia (Willd.) Lindl.、Desmodium racemosum (Thunb.) DC.、Clematis finetiana Levl. et Vant.、Lilium concolor Salisb.、Mussaenda pubescens Ait. f.、Mussaenda parviflora Miq.、Aster ageratoides Turcz.、Indigofera szechuenensis Craib.、Helicteres angustifolia L.、Asparagus lycopodineus Wall. ex Beker、Cinnamomum obtusifolium (Roxb.) Nees、Garcinia multiflora Champ.、Naemorhedus goral Hardwicke、Salix tetradenia Hand.-Mazz.、Sophora subprostrata Chun et T. Chen、Menispermum daurteum DC.、Indigofera fortunei Craib 、I. amblyantha Craib、I. ichangensis Craib、I. carlesii Craib、I. potaninii Craib、I. kirilowii Maxim. et
Palib.、Dunbaria circinalis (Benth.) Bak.、Beesia calthaefolia (Maxim.) Ulbr.、Osyris wightiana Wall. ex Wight、Pyrus pashia Buch.-Ham. ex D. Don、Argyreia seguinii (Levl.) Vaniot、Michelia yunnanensis Franch.、Codonopsis convolvulacea Kurz. var. typical Anthony、Capricornis sumatraensis Bechstein、Pittosporum glabratum Lindl.、Ilex franchetiana Loes.、Juniperus taiwaniana Hayata、Rosa sericea Lindl.、Ixeris chinensis (Thunb.) Nakai、Lactuca elata Hemsl.、Symplocos caudate Wall.、Symplocos racemosa Roxb.、Celastrus stylosus Wall. ssp. glaber D. Hou、Trema dielsiana Hand.-Mazz.、Trema angustifolia Bl.、Hieracium krameri Fr. et Sav.
、Lindera glauca (Sieb. et Zucc.) Bl.、Carlesia sinensis Dunn、Cornus officinalis Sieb. et Zucc.、Camellia japonica L.、Dioscorea opposita Thunb.、Allium bulleyanum Diels 、Isodon pubescens (Hemsl.) C. Y. Wu et Hsuan、Alpinia japonica Miq.
、Cassia mimosoides L.、Polygala wattersii Hance、Mallotus nepalensis Muell.-Arg.、Carya cathayensis Sarg.、Millettia speciosa Champ.、Lactuca indica L.、Begonia yunnanensis Levl.、Codonopsis lanceolata Benth. et Hook.、Lobelia sessilifolia
Lamb.、Tricyrtis pilosa Wall.、Clausena excavata Burm. f.、Dianella ensifolia (L.) DC.、Alchornea davidi Franch.、Psilopeganum sinense Hemsl.、Zingiber mioga Rose.、Pellionia minima Mak.、Zanthoxylum dissitum Hemsl.、Clitoria hanceana Hemsl.、Crataegus pinnatifida Bge. var. major N. E. Br.、C. cuneata Sieb. et Zucc.、
Crataegus oxyacantha、C. monoguna、Carex baccans Nees、Rhodomyrtus tomentosa (Ait.) Hassk.、Cremastra variabilis (Bl.) Nakai、Pleione yunnanensis (Rolfe) Rolfe
、Oreorchis patens (Lindl.) Lindl.、O. foliosa Lindl.、Orthosiphon wulfenioides (Diels) Hand.-Mazz.、Rhus delavayi Franch.、Prunus tomentosa Thunb.、Fortunella hindsi (Champ.) Swingle、Dracocephalum moldavicum L.、Lindera reflexa Hemsl.、Teucrium viscidum Bl.、Teucrium scorodonia、Gutzlaffia aprica Hance、Psychotria rubra (Lour.) Poir.、Vigna vexillata (L.) Benth. var. yunnanensis Franch.、Vigna vexillata Benth.、Viburnum foetidum Wall. var. ceanothoides (C. H. Wright) Hand.-Mazz.、Fimbristylis fusca (Nees) Benth.、Sapium discolor (Champ.) Muell.-Arg.、Mussaenda pubescens Ait. f.、Musa paradisiacal L. subsp. Seminifera (Lour.) K. Schum.、Evodia trichotoma (Lour.) Pier.、Ilex franchetiana Loes.、Acronychia pedunculata (L.) Miq.、Lindera glauce (Sieb. et Zucc.) Bl.、Cudrania cochinchinensis (Lour.) Kudo et Masam.、Cassia mimosoides L.、Pleomele cambodiana (Gagn.) Merr. et Chun、Cardiocrinum giganteum (Wall.) Mak.、Rhynchosia dielsii Harms、Vicia amoena Fisch.、Vicia cracca L.、V. pseudo-orobus Fisch. et Mey.、Artemisia cina Berg.、Cremastra variabilis (Bl.) Nakai、Pleione bulbocodioides (Franch.) Rolfe、Prunus tomentosa Thunb.、Swertia punicea Hemsl.、Vitis amurensis Rupr.、Acronychia pedunculata (L.) Miq.、Philadelphus sericanthus Koehne、Gomphrena globosa L.、Moghania philppinensis (Merr. et Rolfe) Li、Lindera chunii Merr.、Homalomena occulta (Lour.) Schott、Senecio scandens Buch.-Ham.、Lycopodium serratum Thunb.、Lycopodium serratum Thunb. var. thunbergii、Euphorbia lathyris L.、E. amygdaloides、Eupatorium fortunei Turcz. 、Stephania japonica (Thunb.) Miers、Lythrum salicaria L.、Lythrum anceps Mak.、Tinospora crispa (L.) Miers、Stellaria yunnanensis Franch.、Semiaquilegia adoxoides (DC.) Mak.、Ligusticum wallichii Franch.、Cnidium officinala Mak.、Clematis armandi Franch.、Clematis Montana Buch.-Ham.、Clematis apiifolia DC.、C. henryi Oliv.、C. pavoliniana Pamp.、C. lesehenaultiana DC.、C. armandi Franch. var. biondiana (Paval.) Rehd.、C. gouriana Roxb. Var. finetii Rehd. et Wils. 、Fritillaria cirrhosa D. Don、Fritillaria cirrhosa D. Don var. ecirrhosa Franch.。

天然植物、若しくは動物類、若しくは鉱物類から製造した漢方製剤やエキス、又は顆粒剤としては、特にこれらに限定されないが、例えば、以下の種類が挙げられる；ツムラ湯、ツムラ湯加川辛夷、乙字湯、安中散、十味敗毒湯、八味地黄丸、大柴胡湯、小柴胡湯、柴胡桂枝湯、柴胡桂枝乾姜湯、柴胡加竜骨牡蛎湯、半夏瀉心湯、黄連解毒湯、半夏厚朴湯、五苓散、桂枝加朮附湯、小青竜湯、防已黄耆湯、小半夏加茯苓湯、消風散、当帰芍薬散、加味逍遙散、桂枝茯苓丸、桂枝加竜骨牡蛎湯、麻黄湯、越婢加朮湯、麦門冬湯、真武湯、呉茱萸湯、人参湯、大黄牡丹皮湯、白虎加人参湯、四逆散、木防已湯、半夏白朮天麻湯、当帰四逆加呉茱萸生姜湯、苓桂朮甘湯、猪苓湯、補中益気湯、六君子湯、桂枝湯、七物降下湯、釣藤散、十全大補湯、荊芥連翹湯、潤腸湯、ヨクイニン湯、疎経活血湯、抑肝散、麻杏甘石湯、五淋散、温清飲、清上防風湯、治頭瘡一方、桂枝加芍薬湯、桃核承気湯、防風通聖散、五積散、炙甘草湯、帰脾湯、参蘇飲、女神散、芍薬甘草湯、茯苓飲、香蘇散、四物湯、甘麦大棗湯、柴陥湯、調胃承気湯、四君子湯、竜胆瀉肝湯、当帰キョウ艾湯、麻杏甘湯、平胃散、柴胡清肝湯、二陳湯、桂枝人参湯、抑肝散加陳皮半夏、大黄甘草湯、神秘湯、当帰飲子、六味丸、二朮湯、治打撲一方、清肺湯、温胆湯、滋陰至宝湯、滋陰降火湯、五虎湯、柴朴湯、大防風湯、黄耆建中湯、小建中湯、大建中湯、升麻湯、当帰湯、酸棗仁湯、辛夷清肺湯、通導散、温経湯、牛車腎気丸、人参養栄湯、小柴胡湯加桔梗石膏、立効散、清心蓮子飲、猪苓湯合四物湯、三黄瀉心湯、柴苓湯、胃苓湯、茯苓飲合半夏厚朴湯、五苓散、苓姜朮甘湯、苓甘姜味辛夏仁湯、黄連湯、三物黄か湯、排膿散及湯、当帰建中湯、川茶調散、桂枝茯苓丸加、麻子仁丸、麻黄附子細辛湯、啓脾湯、大承気湯、桂枝加大黄湯、インチンコウ湯、清暑益気湯、加味帰脾湯、桔梗湯、紫雲膏、生薬コウジン、
生薬修治ブシ、および、メタライト、アスタットクリーム、アスタット液、アスタット軟膏、シンフェーズ、トコンシロップ、平胃散料、温清飲、五苓散料、辛夷清肺湯、防已黄耆湯、柴胡加竜骨牡蛎湯、神秘湯、防風通聖散料、黄連湯、柴胡桂枝乾姜湯、疎経活血湯、柴胡桂枝湯、大柴胡湯、麻杏甘石湯、葛根湯、柴胡清肝湯、釣藤散料、麻杏甘湯、葛根湯加川辛夷、三黄瀉心湯、猪苓湯、木防已湯、当帰四逆加呉茱萸生姜湯、抑肝散加陳皮半夏、当帰芍薬散料、六君子湯、桂枝加竜骨牡蛎湯、十味敗毒湯、半夏厚朴湯、竜胆瀉肝湯、温中止痛湯、温清飲、黄連湯、疎風定痛湯、抑肝散加陳皮半夏湯、順血温補湯、竜胆瀉肝湯、太陽爽鼻湯、四薬温血湯、解筋止痛湯、温中止痛錠、桂枝湯、小少陽錠、表湿清澄錠、温清飲、恵麗安順錠、小青竜湯、攻肥聖健錠、黄連湯、五味利水錠、保中回帰錠、清熱瀉火錠、黄連解毒湯、竜化順清錠、双鈎順気錠、降逆水気錠、天地通暢錠、半裏回陽錠、下焦通水錠、解表舒筋錠、酸棗仁湯、婦徳安潤錠、太陽爽鼻湯、葛根湯加川辛夷、四薬温血湯、四物湯、麦門冬湯、明華順心錠、 芍薬甘草湯、理気利心錠、半夏厚朴湯、荊芥
連翹湯、 表解麗容錠、中焦健和錠、半夏瀉心湯、黄解丸加大黄、黄連解毒丸、乾姜人参
半夏丸、駆血丸、桂枝茯苓丸、桂苓加大黄丸、三黄丸、大甘丸、桃核承気丸、麻子仁丸、理中丸、六味丸、八味丸、安中散、加味逍遙散、消風散、通導散、当帰芍薬散、排膿散、平胃散、人参養栄湯、大黄甘草湯、加味帰脾湯、当帰芍薬散、補中益気湯、八味地黄丸、小柴胡湯、十全大補湯、柴苓湯、柴胡桂枝湯、五苓散、桂枝茯苓丸、桂枝加朮附湯、加味逍遙散、葛根湯、黄連解毒湯など。

食物や食材としては、特に限定されないが、例えば、以下の種類が挙げられる。
殻類については、アワ、エンバク、大麦、キビ、小麦、米、そば、トウモロコシ、ハトムギ、ヒエ、もろこし、アマランサス、ライムギなど、および／またはこれらの加工品、小麦類のうどん類・そうめん類、小麦粉、ホットケーキ、てんぷら用プレミックス粉、食パン、コッペパン、乾パン、フランスパン、ライ麦パン、ぶどうパン、ロールパン、クロワッサン、イングリッシュマフィン、ナン、ひやむぎ、手延そうめん・手延ひやむぎ、中華めん、蒸し中華めん、干し中華めん、沖縄そば、即席中華めん、中華スタイルスナックめん、和風スタイルスナックめんと、マカロニ類・スパゲッティ類、ふ類、アマランサス、などが挙げられる。

いもおよびでん粉類については、サトイモ類、くずきり、はるさめ、タピオカパール、山芋類、きくいも、こんにゃく、さつまいも、じゃがいもなど、および／またはこれらの加工品、砂糖及び甘味類および／またはその加工品、砂糖及び甘味類のでん粉糖類および／またはその加工品、はちみつ類および／またはその加工品、メープルシロップ類および／またはその加工品、あずき、またはいんげんまめ、またはえんどう、またはささげ、またはそらまめ、またはりょくとう、またはレンズまめおよび／またはこれらの加工品、などが挙げられる。

種実類については、アーモンド、あさ、えごま、カシューナッツ、かぼちゃ、かや、ぎんなん、くり、くるみ、けし、ココナッツ、ごま、しい、すいか、とち、はす、ひし、ピスタチオ、ひまわり、ブラジルナッツ、ヘーゼルナッツ、ペカン、マカダミアナッツ、まつ、らっかせいなど、および／またはこれらの加工品が挙げられる。

野菜類については、うど類、えんどう類、かぼちゃ類、しょうが類、だいこん類、たいさい類、たまねぎ類、とうもろこし類、なす類、なばな類、にら類、にんじん類、ねぎ類、ふき類、みつば類、じゅうろくささげ、しろうり、ずいき、すぐきな、せり、ぜんまい、そらまめ、たかな、たけのこ、たらのめー、つくし、つるな、つるむらさき、つわぶき、とうがらし、とうがん、とんぶり、ながさきはくさい、なずなー、にがうり、のざわな、のびる、はくさい、はつかだいこん、はやとうり、ひのな、ひろしまな、ふじまめ、ふだんそう、へちま、へちま、ほうれんそう、まこも、みずかけな、むかご、めキャベツ、キャベツ、めたで、アーティチョーク、アスパラガス、エンダイブ、オクラ、カリフラワ
ー、キンサイ、クレソン、ケール、コールラビ、ザーサイ、ズッキーニ、セロリー、タアサイ、タアサイ、チコリー、チンゲンサイ、トレビス、パクチョイ、バジル、パセリ、ビート、ブロッコリー、ホースラディシュ、モロヘイヤ、やまごぼう、ゆりね、ようさい、よめな、よもぎ、らっかせい、リーキー、ルバーブ、れんこん、ロケットサラダ、わけぎ、わさび、わらびなど、および／またはこれらの加工品、などが挙げられる。

果実類については、あけび、すもも類、なし類、もも類、オレンジ類、あけび、あんず、いちご、いちじく、いよかん、うめ、うんしゅうみかん、かき類、かぼす、かりん、きんかん、ぐみ、ごれんし、さくらんぼ、ざくろ、さんぼうかん、すいか、すだち、だいだい、なつみかん、なつめ、はっさく、ひゅうがなつ、びわ、ぶどう、ぶんたん、ぽんかん、まくわうり、やまもも、ゆず、りゅうがん、りんご、アセロラ、アテモヤ、アボカド、オリーブ、オロブランコ、キウイフルーツ、キワノ、グァバ、グズベリー、グレープフルーツ、シイクワシャー、タンゴール、タンゼロ、チェリモヤ、ドリアン、パインアップル、ハスカップ、パッションフルーツ、バナナ、パパイア、ピタヤ、ブルーベリー、ホワイトサポテ、マルメロ、マンゴー、マンゴスチン、メロン、ライチー、ライム、ラズベリー、レモンなど、および／またはこれらの加工品、などが挙げられる。

キノコ類につては、えのきたけ、きくらげ類、くろあわびたけ、しいたけ、しめじ類、たもぎたけ、なめこ、ぬめりすぎたけ、ひらたけ類、まいたけ、マッシュルーム、まつたけ、やなぎまつたけなど、および／またはこれらの加工品が挙げられる。

藻類については、あおさ、あおのり、あまのり、あらめ、いわのり、えごのり、かわのり、こんぶ類、すいぜんじのり、てんぐさ、とさかのり、ひじき、ひとえぐさ、ふのり、まつも、むかでのり、もずく類、わかめなど、および／またはこれらの加工品、などが挙げられる。

魚介類については、あじ類、いわし類、かじき類、かつお類、えび類、いか類、かつお類、かれい類、こち類、さけ・ます類、さば類、さめ類、ししゃも類、たい類、かに類、あいなめ、あこうだい、あなご、あまご、あまだい、あゆ、あんこう、いかなご、たい類、たら類、ふぐ類、まぐろ類、あかがい、あげまき、あさり、あわび、はまぐり類、たこ類、あみ、いかなご、いさき、いしだい、いとよりだい、いとよりだい、いぼだい、いわな、うぐい、うなぎ、うまづらはぎ、えい、えそ、おいかわ、おおさが、おこぜ、おひょう、かさご、かじか、かます、かわはぎ、かんぱち、きす、きちじ、きびなご、ぎんだら、きんめだい、ぐち、こい、このしろ、さより、さわら、さんま、しいら、したびらめ、いがい、いたやがい、かき、さざえ、しじみ、うに、おきあみ、おきあみ、くらげ、かに、まぼこ、アラスカめぬけ、キャビア、キングクリップ、しまあじ、しらうお、シルバー、すずき、たかさご、たかべ、たちうお、ちか、どじょう、とびうお、なまず、にぎす、にしん、はぜ、はたはた、はまふえふき、はも、ひらまさ、ひらめ、ふな、ぶり、ほうぼう、ほっけ、ぼら、ほんもろこ、マジェランあいなめ、まながつお、みなみだら、むつ、めじな、めばる、やつめうなぎ、やまめ、わかさぎ、エスカルゴ、たいらがい、たにし、つぶ、とこぶし、とりがい、ばいがい、ばかがい、ほたてがい、みるがい、もがい、しゃこ、なまこ、ほや、昆布巻きかまぼこ、す巻きかまぼこ、蒸しかまぼこ、焼き抜きかまぼこ、焼き竹輪、だて巻、つみれ、なると、はんぺん、魚肉ハム、魚肉ソーセージなど、および／またはこれらの加工品、などが挙げられる。

肉類については、あいがも、あひる、いなご、いのしし、いのぶた、うさぎ、うし、うずら、うま、くじら、しか、うずら、かも、きじ、しちめんちょう、すずめ、にわとり、かえる、すっぽん、はち、はと、ぶた、めんよう、やぎ、フォアグラ、ほろほろちょうなど、および／またはこれらの加工品、などが挙げられる。

卵類については、うこっけい卵、うずら卵、鶏卵類、ピータンなど、および／またはこれらの加工品、などが挙げられる。
乳類については、液状乳類、粉乳類、練乳類、クリーム類、発酵乳・乳酸菌飲料、チーズ類、アイスクリーム類、カゼイン、シャーベット、チーズホエーパウダー、やぎ乳、人乳など、および／またはこれらの加工品、などが挙げられる。

油脂類ついては、植物油脂類のオリーブ油、ごま油、米ぬか油、サフラワー油、大豆油、調合油、とうもろこし油、なたね油、パーム油、パーム核油、ひまわり油、綿実油、やし油、落花生油、動物脂類の牛脂、ラード、バター類、マーガリン類、ショートニングなど、および／またはこれらの加工品、などが挙げられる。

菓子類については、あん入り生八つ橋、ういろう、うぐいすもち、かしわもち、カステラ、かのこ、かるかん、きび団子、ぎゅうひ、きりざんしょ、きんぎょく糖、きんつば、くし団子、げっぺい、タルト、たい焼き、ちまき、ちゃつう、どら焼、ねりきり、まんじゅう類、もなか、ゆべし、ようかん類、あめ玉、おこし、おのろけ豆、かりんとう、ごかぼう、しおがま、ひなあられ、ボーロ、らくがん類、パン類、チョココロネ、シュークリーム、スポンジケーキ、ショートケーキ、デニッシュペストリー、ドーナッツーイーストドーナッツ、ドーナッツ、パイ、バターケーキ、ホットケーキ、カスタードプディング、ゼリー、ババロア、ウエハース、クラッカー、サブレ、パフパイ、ビスケット、プレッツェル、コーンスナック、ポテトチップス、キャラメル、ゼリー類、チャイナマーブル、ドロップ、バタースコッチ、ブリットル、チョコレート類、甘納豆類、今川焼、草もち、桜もち、大福もち、芋かりんとう、小麦粉せんべい、中華風クッキー、米菓類の揚げせんべい、甘辛せんべい、あられ、塩せんべい、松風、三島豆、八つ橋、ワッフル類、カスタード、ケーキ類、小麦粉あられ、ポテトチップスー、錠菓、マシュマロ、ミルクチョコレート、マロングラッセ、板ガム、糖衣ガム、風船ガムなど、および／またはこれらの加工品、などが挙げられる。

し好飲料類については、酒類、緑茶類、発酵茶類、コーヒー、ココア、甘酒、昆布茶、炭酸飲料類、麦茶など、および／またはこれらの加工品、などが挙げられる。
酒類としては、醸造酒（清酒）類の上撰、純米酒、本醸造酒、吟醸酒、純米吟醸酒と、ビールの淡色類ビール、黒ビール、スタウトビール、ビール発泡酒と、ぶどう酒類の白ぶどう酒、赤ぶどう酒、ロゼと、紹興酒と、蒸留酒類の焼酎（甲類、または乙類）、ウイスキー、ブランデー、ウオッカ、ジン、ラム、マオタイ酒と混成酒類の梅酒、合成清酒、白酒、みりん（本みりん、または、本直し）、薬味酒、キュラソー、スイートワイン、ペパーミント、ベルモット（甘口タイプ、または辛口タイプ）、などが挙げられる。

調理加工食品類については、カレー、餃子、グラタン、コーンクリームスープ、コロッケ、魚フライ類、シチュー、しゅうまい、ハンバーグ、ピラフ、ミートボール、メンチカツなど、および／またはこれらの加工品、などが挙げられる。

西洋薬としては、日本の厚生省において使用認可されているすべての薬が挙げられる。
育毛物質の有効成分の配合組成
本発明において、加工半熟大豆および／またはこの加工半熟大豆の抽出物は単独で育毛作用を発現しうる育毛物質として使用することができる。また、加工カシュウおよび／またはその抽出物、加工大根牛皮消および／またはその抽出物、竜眼核および／またはその抽出物も、それぞれ育毛作用を有する。本発明の育毛物質は、このような加工半熟大豆、加工半熟大豆の抽出物、加工カシュウ、加工カシュウの抽出物、加工大根牛皮消、加工大根牛皮消の抽出物、竜眼核および竜眼核の抽出物からなる群より選ばれる少なくとも１種を有効成分として含有する。

本発明の育毛物質は、中でも、上記加工半熟大豆および／またはこの加工半熟大豆の抽出物と、加工カシュウ、加工カシュウの抽出物、加工大根牛皮消、加工大根牛皮消の抽出物、竜眼核および竜眼核の抽出物からなる群より選ばれる少なくとも１種とを組み合わせて用いることが、優れた効果が得られるなどの点でより望ましい。これらのうちいずれの組み合わせ方の有効成分を含有する育毛物質であっても、育毛に対する優れた効果が得られる。

加工半熟大豆と、加工カシュウ、加工大根牛皮消、竜眼核などとを組み合わせて用いる場合、それらの配合割合は特に限定されるものではなく、成分の組み合わせ方や育毛物質の態様などに応じて適宜調整することが可能である。本発明における加工カシュウ、加工大根牛皮消、竜眼核はいずれも、加工半熟大豆への添加量が少量であっても、育毛作用に対する効果を発現しうる。以下の好ましい範囲は本発明の一態様であり、本発明はこれらの範囲に何ら限定されるものではない。

加工半熟大豆および／またはその抽出物と、加工カシュウおよび／またはその抽出物とを組み合わせて用いる場合、本発明の育毛物質において、
加工半熟大豆１００重量部（加工半熟大豆を用いる場合）、加工半熟大豆１００重量部の抽出物（加工半熟大豆の抽出物を用いる場合）、または加工半熟大豆ａ重量部と加工半熟大豆ｂ重量部の抽出物（加工半熟大豆とその抽出物とを組み合わせて用いる場合、以下同様である）（ここで、ａおよびｂはａ＋ｂ＝１００の関係を満たす正の数）に対して、
加工カシュウ０.１〜９９重量部、加工カシュウ０.１〜９９重量部の抽出物、または加工カシュウｃ重量部と加工カシュウｄ重量部の抽出物（ここで、ｃおよびｄは０.１＜ｃ
＋ｄ＜９９の関係を満たす正の数）の割合で配合されていることが好ましく、
加工カシュウ１〜９９重量部、加工カシュウ１〜９９重量部の抽出物、または加工カシュウｃ重量部と加工カシュウｄ重量部の抽出物（ここで、ｃおよびｄは１＜ｃ＋ｄ＜９９の関係を満たす正の数）の割合で配合されていることがより好ましく、
加工カシュウ５〜９５重量部、加工カシュウ５〜９５重量部の抽出物、または加工カシュウｃ重量部と加工カシュウｄ重量部の抽出物（ここで、ｃおよびｄは５＜ｃ＋ｄ＜９５の関係を満たす正の数）の割合で配合されていることがさらに好ましい。

加工半熟大豆および／またはその抽出物と、加工大根牛皮消および／またはその抽出物とを組み合わせて用いる場合、本発明の育毛物質において、
加工半熟大豆１００重量部、加工半熟大豆１００重量部の抽出物、または加工半熟大豆ａ重量部と加工半熟大豆ｂ重量部の抽出物（ここで、ａおよびｂはａ＋ｂ＝１００の関係を満たす正の数）に対して、
加工大根牛皮消０.１〜９９重量部、加工大根牛皮消０.１〜９９重量部の抽出物、または加工大根牛皮消ｃ重量部と加工大根牛皮消ｄ重量部の抽出物（ここで、ｃおよびｄは０.１＜ｃ＋ｄ＜９９の関係を満たす正の数）の割合で配合されていることが好ましく、
加工大根牛皮消１〜９９重量部、加工大根牛皮消１〜９９重量部の抽出物、または加工大根牛皮消ｃ重量部と加工大根牛皮消ｄ重量部の抽出物（ここで、ｃおよびｄは１＜ｃ＋ｄ＜９９の関係を満たす正の数）の割合で配合されていることがより好ましく、
加工大根牛皮消５〜９５重量部、加工大根牛皮消５〜９５重量部の抽出物、または加工大根牛皮消ｃ重量部と加工大根牛皮消ｄ重量部の抽出物（ここで、ｃおよびｄは５＜ｃ＋ｄ＜９５の関係を満たす正の数）の割合で配合されていることがさらに好ましい。

加工半熟大豆および／またはその抽出物と、竜眼核および／またはその抽出物とを組み合わせて用いる場合、本発明の育毛物質において、
加工半熟大豆１００重量部、加工半熟大豆１００重量部の抽出物、または加工半熟大豆ａ重量部と加工半熟大豆ｂ重量部の抽出物（ここで、ａおよびｂはａ＋ｂ＝１００の関係を満たす正の数）に対して、
竜眼核０.１〜９９重量部、竜眼核０.１〜９９重量部の抽出物、または竜眼核ｃ重量部と竜眼核ｄ重量部の抽出物（ここで、ｃおよびｄは０.１＜ｃ＋ｄ＜９９の関係を満たす
正の数）の割合で配合されていることが好ましく、
竜眼核１〜９９重量部、竜眼核１〜９９重量部の抽出物、または竜眼核ｃ重量部と竜眼核ｄ重量部の抽出物（ここで、ｃおよびｄは１＜ｃ＋ｄ＜９９の関係を満たす正の数）の割合で配合されていることがより好ましく、
竜眼核５〜９５重量部、竜眼核５〜９５重量部の抽出物、または竜眼核ｃ重量部と竜眼核ｄ重量部の抽出物（ここで、ｃおよびｄは５＜ｃ＋ｄ＜９５の関係を満たす正の数）の割合で配合されていることがさらに好ましい。

上述のような好ましい配合割合は、例えば加工半熟大豆および／またはその抽出物と、加工カシュウおよび／またはその抽出物といった、２種類の有効成分を組み合わせる場合だけに限られるものではなく、例えば、加工半熟大豆および／またはその抽出物と、加工カシュウおよび／またはその抽出物と、竜眼核および／またはその抽出物といった、３種類以上の有効成分を組み合わせる場合に適用することも可能である。

育毛物質の使用態様
本発明の育毛物質は、育毛に対する効果などの点で、経口摂取による内服形態で使用することが好適である。例えば、粉末状または液状（抽出物）の育毛物質を、必要に応じて甘味料などの添加物を添加して摂取することができる。

また、このような育毛物質を、前述のような飲食品や、クッキー類などの洋菓子類；煎餅、羊羹、鯛焼きなどの和菓子類；月餅、餃子などの中華菓子もしくは中華食材類；パン類、麺類、おにぎりなどの日常食品類；その他飴やジュースなどの飲食品に添加して摂取することもできる。添加の方法は特に制限されず、従来の飲食品分野における各種の方法を用いて添加することができる。また、本発明の育毛物質の添加量は、飲食品の態様に応じて適宜調整することができる。

本発明の育毛物質の摂取回数および摂取量は適宜好ましい量を調整することができ、特に制限されるものではない。例えば、１日２回、早朝空腹時と夜の就寝前に服用するなど、1日に１回ないし数回経口摂取すればよい。また、１回当たりの育毛物質の摂取量は、
例えば加工半熟大豆が５〜３０ｇ含有される程度の量とすることにより、育毛効果が得られる。なお、厚生労働省が推奨する１日当たりの大豆の摂取量は、７６ｇから１００ｇである（厚生省：「21世紀における国民健康づくり運動（健康日本21）」、2000）。本発明の育毛物質は、例えば６〜１２週間という短い期間の摂取であっても、顕著に毛髪を成長させることが可能である。

あるいは、本発明の育毛物質は、従来の各種の態様の育毛剤に含有させて用いることもできる。
このような育毛剤としては、例えば経口製剤が挙げられる。経口製剤としては、例えば、液剤、シロップ剤、ドリンク剤、錠剤、カプセル剤、散剤、細粒剤、顆粒剤などが挙げられる。このような経口製剤とする場合は、本発明の育毛物質とともに、結合剤、賦形剤、膨化剤、滑沢剤、甘味剤、香味剤など、従来公知の経口製剤に用いられている各種成分を用いることができる。ここで、錠剤は、シエラックまたは砂糖で被覆することもできる。また、カプセル剤は、上記の材料にさらに油脂などの液体担体を含有させることができる。シロップ剤およびドリンク剤には、甘味剤、防腐剤、色素香味剤などを含有させてもよい。

本発明の育毛物質を含有する経口製剤は、例えば、１日２回、早朝空腹時と夜の就寝前に服用するなど、1日に１回ないし数回経口摂取することが好ましい。
さらに、本発明の育毛物質は、外用の育毛剤に含有させ有効成分として用いることも可能である。外用の育毛剤としては、ヘアトニック、シヤンプー、リンス、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメント、ヘアローショーン、ヘアクリーム、ヘアオイル、ヘアジェル、軟膏剤、粉末剤、顆粒剤等、公知の種々の熊様で提供することができる。

なお、このような外用の育毛剤においては、本発明の育毛物質のほかに、通常医薬品、医薬部外品、皮膚化粧料、従来の育毛剤に配合される各種成分（例えば、保湿剤、界面活性剤、乳化剤、粉体、色素、可溶化剤、洗浄剤、紫外線吸収剤、増粘剤、薬剤、香料、ｐＨ調整剤、樹脂、防菌剤、防黴剤、アルコール類、エステル類、炭化水素類、ロウ類、油脂類、脂肪酸類）等を適宜配合することができる。また、本発明の効果を損なわない範囲において、育毛作用を有する他の化合物や他の植物抽出物と併用してもよい。

本発明の育毛物質を含有する外用育毛剤は、1日に１回ないし数回患部に使用すること
が好ましい。
実施例
以下、実施例に基づいて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。

［加工半熟大豆の調製］
ガスコンロでフライパンを予熱してから、１キログラムの乾燥した黄大豆を入れ、中火で加熱を継続しながら攪拌し、３分後に火を止めた。得られた「加工半熟大豆」は、黄大豆の生味が消えていたが、過度の加熱による粉末化には至っていなかった。

［加工カシュウの調製］
材料：黒大豆１キログラム。黄酒（商品名「福州老酒」、福州造酒厰、中国福州市）２.５リットル。生カシュウ１０キログラム（中国山東省産、中国平和県県立病院により調
達）。

手順１：黒大豆１キログラムに水５リットルを加え、弱火で３時間を煮、熱水抽出液１リットルを得た。同様の方法で二回目の抽出を行い、さらに１．５リットルの熱水抽出液を得た。

手順２：手順１で得られた熱水抽出液２．５リットルと２．５リットルの黄酒を混合し、１０キログラムの生カシュウに加え、湯煎法で約１０時間加熱し、黒大豆の抽出液と黄酒が、全部カシュウに含浸させた。

手順３：手順２で得られた加熱したカシュウを自然乾燥法により乾燥した。
［加工大根牛皮消の調製］
材料：黒大豆１キログラム。黄酒（商品名「福州老酒」、福州造酒厰、中国福州市）２.５リットル。生大根牛皮消１０キログラム（中国山東省産、中国平和県県立病院により
調達）。

手順１：黒大豆１キログラムに水５リットルを加え、弱火で３時間を煮、熱水抽出液１リットルを得た。同様の方法で二回目の抽出を行い、さらに１．５リットルの熱水抽出液を得た。

手順２：手順１で得られた熱水抽出液２．５リットルと２．５リットルの黄酒を混合し、１０キログラムの生大根牛皮消に加え、湯煎法で約１０時間加熱し、黒大豆の抽出液と黄酒が、全部大根牛皮消に含浸させた。

手順３：手順２で得られた加熱した大根牛皮消を自然乾燥法により乾燥した。
［加工竜眼核の調製］
材料：黒大豆１キログラム。黄酒（商品名「福州老酒」、福州造酒厰、中国福州市）２.５リットル。生竜眼核１０キログラム（中国平和県産、中国平和県県立病院により調達
）。

手順１：黒大豆１キログラムに水５リットルを加え、弱火で３時間を煮、熱水抽出液１リットルを得た。同様の方法で二回目の抽出を行い、さらに１．５リットルの熱水抽出液を得た。

手順２：手順１で得られた熱水抽出液２．５リットルと２．５リットルの黄酒を混合し、１０キログラムの竜眼核に加え、湯煎法で約１０時間加熱し、黒大豆の抽出液と黄酒が、全部竜眼核に含浸させた。

手順３：手順２で得られた加熱した竜眼核を自然乾燥法により乾燥した。
（実験参加者）
本実験に参加したのは、２９歳から５３歳までの７０名の健康な対象者（男性５９名、女性１１名。平均年齢は４０．１±５．８歳）である。参加者全員に対し、本研究に参加する場合におけるメリットとリスクを説明し、承諾を得た。これらの参加者は、いずれも脱毛や薄毛の悩みを抱えている。

（群分けおよび育毛材料）
これらの参加者を５人／群、合計１４群に分けた。この１４群の参加者は、それぞれ、粉砕処理により粉状態にした以下の育毛材料又は組成物を摂取した。
１ 生黄大豆群：生黄大豆粉（１００％）を経口摂取した。
２ 加工半熟大豆群：加工半熟大豆粉（１００％）を経口摂取した。
３ 熟黄大豆群：２時間以上蒸して完全に熟していた黄大豆粉（１００％）を経口摂取した。
４ 煮黒大豆群：煮黒大豆粉（１００％）を経口摂取した。
５ 生カシュウ群：乾燥した未加工処理のカシュウ粉（１００％）を経口摂取した。
６ 加工カシュウ群：加工カシュウ粉（１００％）を経口摂取した。
７ 生大根牛皮消群：乾燥した未加工処理大根牛皮消粉（１００％）を経口摂取した。８ 加工大根牛皮消群：加工大根牛皮消粉（１００％）を経口摂取した。
９ 黄酒群：黄酒を経口摂取した。
１０ 竜眼核群：乾燥した未加工処理竜眼核粉（１００％）を経口摂取した。
１１ 加工竜眼核群：乾燥した加工竜眼核粉（１００％）を経口摂取した。
１２ 組成物１群：加工半熟大豆粉と加工カシュウ粉との混合物の粉を経口摂取した（加工半熟大豆：加工カシュウ＝２．５：１．０（ｗ：ｗ））。
１３ 組成物２群：加工半熟大豆粉と加工大根牛皮消の混合物の粉を経口摂取した（加工半熟大豆：加工大根牛皮消＝２．５：１．０（ｗ：ｗ））。
１４ 組成物３群：加工半熟大豆粉と加工カシュウと竜眼核粉との混合物の粉を経口摂取した（加工半熟大豆：加工カシュウ：竜眼核＝１２．５：５：１（ｗ：ｗ：ｗ））。

（投与量および投与頻度）
生黄大豆粉、または、加工半熟大豆粉、または、熟黄大豆粉、または、煮黒大豆粉は、それぞれ、夜間就寝前の１回と、早朝食前の１回で、1日合計２回を服用した。８ｇ／回
、２回／日、合計１６ｇ／日でした。

生カシュウ、または、加工カシュウ粉、または、生大根牛皮消粉、または、加工大根牛皮消粉、または、竜眼核粉、または、加工竜眼核粉は、それぞれ、夜間就寝前の１回と、
早朝食前の１回で、1日合計２回を服用した。４ｇ／回、２回／日、合計８ｇ／日でした
。

黄酒は、２００ml／回、１回／日。夜間就寝前の１回服用とした。
組成物１、または、組成物２、または、組成物３は、それぞれ、夜間就寝前の１回と、早朝食前の１回で、1日合計２回を服用した。１２ｇ／回、２回／日、合計２４ｇ／日で
した。

（毛髪の状態の評価）
脱毛のまたは薄毛面積の評価方法としては、公知の方法を採用できる。即ち、脱毛の面積を６段階に分け、正常の場合は０、前額部と頭上部の髪が全く生えていない場合は５とした。その中間状態を軽いほうからは１、２、３、４段階に分けて評価した。段階の区分けが困難な場合、その中間状態として「０．５」を用いての表現を可とした。

また、髪を引っ張るときに感じた痛みの度合いも指標として、三段階評価方法により評価した。即ち、痛みがあまり感じない場合は「１」として、感じる場合「２」、強く感じる場合「３」とした。

こうして得たデータは、Ｓｔｕｄｅｎｔ`ｓ ｔ 検定法を用いて統計検定を行った．
検定演算処理はＭｉｃｒｏｓｏｆｔ Ｅｘｃｅｌ ２００３の上で行った。危険率は５％以下をもって有意とした。

また、同意を得た実験参加者に対し、写真撮影を行った。撮影は、同じカメラ（ＭＺ５０型）、同じ照明条件の下で行った。実験参加者の髪の長さを一律２０ｍｍにカットした（ただし、この条件については、実験参加者の固有生活環境への心理的な配慮を最大限に尊重し、その結果、２０ｍｍにカットしない実験参加者がいた。この場合では、いつものヘアスタイルで撮影比較を行った）。

（評価時点）
実験を開始する日と、実験開始６週間目、１２週間目の時点でデータを収集し、評価を行ったが、本願書では、実験開始する日のデータと１２週目のデータを用いて比較した。

（結果）
実験における脱毛面積の結果は図１に示した。図１から、生黄大豆、或いは、熟黄大豆、或いは、黄酒、或いは、生カシュウ、或いは、生大根牛皮消をそれぞれ単品摂取した場合は、脱毛面積の改善が観察されなかった。よって、これらの育毛材料は、単独で用いる場合、育毛効果がないことが本実施例においては示された。

加工半熟大豆、或いは、煮黒大豆、或いは、加工カシュウ、或いは、加工大根牛皮消、或いは、竜眼核、或いは、加工竜眼核をそれぞれ単品摂取した場合は、脱毛面積における肉眼的判断では少々の改善がみられたが、しかしながら、これらの変化は統計学的に有意に認められなかった（それぞれ、ｐ＞０．０５、図１）。よって、これらの育毛材料は、単独で用いる場合、顕著な育毛効果（発毛）が必ずしも認められるとはいえないまでも、育毛効果を有する可能性があることが本実施例においては示された。

組成物１、或いは、組成物２、或いは、組成物３を、それぞれ摂取した場合は、脱毛面積における顕著な改善がみられ、単独使用で観察されない効果が発現した。これらの変化は、統計学的にいずれも有意に認められていた（それぞれ、ｐ＜０．０５、図１）。

図２は、組成物１を摂取した実験参加者の写真データであった。組成物１は顕著な育毛
効果（発毛）を有していることが立証された。
図３は、組成物２を摂取した実験参加者の写真データであった。組成物２は顕著な育毛効果（発毛）を有していることが立証された。

図４は、組成物３を摂取した実験参加者の写真データであった。この実験参加者は、薄毛と白髪の改善を目的で応募に来た。組成物３を摂取した１２週間目の結果では、薄毛の改善がみられ、白髪の半数以上も黒くなった。また、Ａｒｅａ１とＡｒｅａ２は、約２５年前に既に脱毛していた。この二箇所でも発毛が確認できた。よって、組成物３は顕著な育毛効果を有していることが立証された。

以上のように、本発明による組成物は、極めて高い育毛効果があることが判明された。
図５は、毛根部の痛みの変化を示した。育毛材料を単品で摂取する場合、髪を手で引っ張っても、毛根部には痛みがあまり感じなかった。これに対し、組成物１、或いは、組成物２、或いは、組成物３を摂取した場合、それぞれ、手で髪を引っ張ると、毛根部に痛みが感じるようになった。

脱毛には、毛根の萎縮現象を伴っていることは周知である。これまでの育毛剤は、主に血行を促進したり、栄養を補給したりすることを目的としていたが、上述のような痛みに関しては報告されていない。本発明者は、脱毛症をもつ人の髪を引っ張る時、毛根の痛みがあまり感じられていないことを発見し、育毛における一つの指標になりうると考えた。本発明の育毛物質を服用することにより毛根部に痛みが感じるようになったことは、本発明の育毛物質が毛根および毛髪を健康化しており、あるいは毛根部の神経の機能が改善した効果によるものであると考えられる。

その他、データとして提示していないものの、研究現場では、育毛効果の発現した全員は、毛髪の光沢の顕著な改善が観察された。
また、本実施例は、１２週目の時点での結果を用いたが、実験を継続することで、更なる育毛効果が発現すると考えている。

また、本発明による組成物を服用している期間中、副作用が全く観察されなかった。考えてみれば、大豆（黄大豆と黒大豆）は、納豆と豆腐をはじめ、日本の食文化において長い食用歴史があって、その安全性が十分に証明されていた。黄酒も中国では３０００年以上、日本では２００年以上の飲用歴史があって、適量の飲用は健康によい影響を与えることも随分に証明されていた。カシュウと大根牛皮消は、中国では「補益薬」（体に優しい強壮薬の和漢薬における専門用語）として、１０００年以上の食用歴史があり、副作用は観察されなかった。近年、カシュウの血清コレステロール降下作用が発見され、成人病の治療並びに予防の目的で広く使用されている。日本の厚生省も熟カシュウの薬用価値を認め、「日本薬局方」に収録し、日本での漢方薬としての使用を認可していた。ここでは、データを示していないものの、組成物を摂取している一部の実験参加者に対し、血液一般項目と肝機能と腎機能の検査を行なった。その結果、服用前後では、副作用のようなデータが全く観察されなかった。一部の実験参加者のデータは、服用前より、より正常に、よりきれいになった。よって、本発明による組成物は安全性であることが判明された。

以上の結果により、組成物１、または、組成物２、または、組成物３は、短期間で顕著な育毛作用を有していることが明らかとなった。また、いずれの組成物は、安全であることも判明された。

また、顕著な育毛作用を有しながら、おいしい食品の形に加工することが出来るとのことから、本発明による組成物は、従来の育毛剤にない価値を有していることが判明された。

本発明における育毛物質は、そのままの態様で服用する商品としてもよいし、薬剤に含有させたり、飲食品に添加させるよう加工して用いることもできる。また、室温下で中長期（半年乃至２年）保存することも出来る。その原材料も流通市場から調達できる。よって、産業上の利用が可能である。

脱毛の度合における変化。組成物１、または組成物２、又は組成物３を摂取した群では、顕著な育毛効果が発現した。 組成物１を摂取する前後の写真であり、図１をサポートするデータとなる。組成物１の育毛（発毛）効果が確認された。 組成物２を摂取する前後の写真であり、図１をサポートするデータとなる。組成物２の育毛（発毛）効果が確認された。 組成物３を摂取する前後の写真であり、図１をサポートするデータとなる。組成物３の育毛（発毛）効果が確認された。 毛根部の痛みの変化を示す図である。組成物１、または組成物２、又は組成物３は、毛根部の痛み感覚を増強した。

Claims (7)

1. 加工半熟大豆、加工半熟大豆の抽出物、加工カシュウ、加工カシュウの抽出物、加工大根牛皮消、加工大根牛皮消の抽出物、竜眼核および竜眼核の抽出物からなる群より選ばれる少なくとも１種を有効成分として含有することを特徴とする育毛物質であって、
   上記加工半熟大豆は、大豆の生味を消し、過度の加熱による粉末化には至らない範囲で加熱処理して得られるものであり、上記加工カシュウまたは加工大根牛皮消は、黒大豆の抽出物と酒類とを生カシュウまたは生大根牛皮消に含浸させて得られるものであることを特徴とする育毛物質。
2. 上記加工半熟大豆および／または加工半熟大豆の抽出物と、
   上記加工カシュウ、加工カシュウの抽出物、加工大根牛皮消、加工大根牛皮消の抽出物、竜眼核および竜眼核の抽出物からなる群より選ばれる少なくとも１種と
   を有効成分として含有することを特徴とする育毛物質。
3. 加工半熟大豆１００重量部、加工半熟大豆１００重量部の抽出物、または加工半熟大豆ａ重量部と加工半熟大豆ｂ重量部の抽出物（ここで、ａおよびｂはａ＋ｂ＝１００の関係を満たす正の数）に対して、
   加工カシュウ０.１〜９９重量部、加工カシュウ０.１〜９９重量部の抽出物、または加工カシュウｃ重量部と加工カシュウｄ重量部の抽出物（ここで、ｃおよびｄは０.１＜ｃ
   ＋ｄ＜９９の関係を満たす正の数）の割合で配合されていることを特徴とする請求項２に記載の育毛物質。
4. 加工半熟大豆１００重量部、加工半熟大豆１００重量部の抽出物、または加工半熟大豆ａ重量部と加工半熟大豆ｂ重量部の抽出物（ここで、ａおよびｂはａ＋ｂ＝１００の関係を満たす正の数）に対して、
   加工大根牛皮消０.１〜９９重量部、加工大根牛皮消０.１〜９９重量部の抽出物、または加工大根牛皮消ｃ重量部と加工大根牛皮消ｄ重量部の抽出物（ここで、ｃおよびｄは０.１＜ｃ＋ｄ＜９９の関係を満たす正の数）の割合で配合されていることを特徴とする請
   求項２に記載の育毛物質。
5. 加工半熟大豆１００重量部、加工半熟大豆１００重量部の抽出物、または加工半熟大豆ａ重量部と加工半熟大豆ｂ重量部の抽出物（ここで、ａおよびｂはａ＋ｂ＝１００の関係を満たす正の数）に対して、
   竜眼核０.１〜９９重量部、竜眼核０.１〜９９重量部の抽出物、または竜眼核ｃ重量部と竜眼核ｄ重量部の抽出物（ここで、ｃおよびｄは０.１＜ｃ＋ｄ＜９９の関係を満たす
   正の数）の割合で配合されていることを特徴とする請求項２に記載の育毛物質。
6. 請求項１〜５のいずれかに記載の育毛物質を含有することを特徴とする育毛剤。
7. 請求項１〜５のいずれかに記載の育毛物質が添加されていることを特徴とする飲食品。