JPH08127517A - 育毛・抜毛防止剤の製法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 効能の顕著な育毛・抜毛防止剤を提供する。 【構成】 マムシをアルコ−ル４．５度の焼酎に浸漬し
て得たマムシ酒に、黒大豆と昆布と若竹の煮込み汁を混
入して得る育毛・抜毛防止剤の製法。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、禿を防止しあるいは
発毛を促すための育毛・抜毛防止剤に関する。

【０００２】

【従来の技術】これまでに幾多の育毛・抜毛防止剤が提
供されているが、顕著な効果を期待できるものは意外と
少ない。又、総合的な体力増強、老化防止を図りつつ有
効に育毛・抜毛防止を実現させるものは殆どない。従っ
て仮に育毛・抜毛防止に有効なものでも使用を止めると
逆戻りしてしまう結果となる。なお化学剤による副作用
も心配されるところである。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実情に
鑑みてなされたもので、総合的な体力増強、老化防止を
図りながら効能の顕著な育毛・抜毛防止剤を提供しよう
とするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の育毛・抜毛防止剤の製法は、まずマムシを
アルコ−ル４．５度の焼酎に浸漬してマムシ酒を得る。
そしてこのマムシ酒に、黒大豆と昆布と若竹の煮込み汁
を、適当量ずつ混入して得ることを特徴とする。

【０００５】

【発明の作用】本発明は、以上のようで、各種アミノ酸
を含むマムシを焼酎漬けして養分を浸出させたマムシ酒
によって、基礎的、総合的な体力増強、老化防止（若返
り）を図り、ホルモン分泌を促進させる。そして、これ
に黒大豆の煮汁を混入させることにより、その色素が毛
髪のメラニンの形成に関与し、豊富なアミノ酸が体調を
整え、白髪防止を促す。また昆布の煮汁を混入させるこ
とにより、各種栄養成分が体力増強に資するとともに多
量のクロロフィルが毛髪に艶、光沢を付与する。そして
さらに、若竹の煮汁を混入させることにより、皮膚の新
陳代謝を正常化し、ビタミンＡを含んで抜毛、枝毛、フ
ケを防止する。

【０００６】

【試験例１】本発明剤を、１日３回、頭皮部に適量塗布
した結果、次のような成果が得られた。 ３ヶ月後 ４ヶ月後 ５ヶ月後 ６ヶ月後 抜毛で悩ん でいる人 Ａ １０％減 ５０％減 ８０％減 ９０％減 Ｂ ２０％減 ４０％減 ７０％減 ８０％減 Ｃ ０％減 ２０％減 ６０％減 ８０％減 Ｄ ３０％減 ７０％減 ９０％減 １００％減 Ｅ ０％減 １５％減 ６０％減 ９０％減 ＊抜け毛の量比で判定 数値は約

【０００７】

【試験例２】 ６ヶ月後 １２ヶ月後 １８ヶ月後 ２４ヶ月後 禿の人 Ｆ ０％ １０％（ウブ毛 ３０％（薄黒髪） ７０％（黒髪） Ｇ ０％ １５％（ウブ毛） ４５％（薄黒髪） ７０％（黒髪） Ｈ ０％ ５％（ウブ毛） ５０％（薄黒髪） ８０％（黒髪） Ｉ ０％ ０％（ウブ毛） ０％（薄黒髪） ０％（黒髪） Ｊ ０％ ２０％（ウブ毛） ７０％（薄黒髪） ９０％（黒髪） ＊禿面積に対する生え面積の比 数値は約

【０００８】

【実施例】マムシをアルコ−ル４．５度の焼酎に３年間
浸漬してマムシ酒を得る。そしてこのマムシ酒に、黒大
豆と昆布と若竹の煮込み汁を、２：３：１の割合で混入
して、薄緑色の半透明液状の育毛・抜毛防止剤を得る。

【０００９】

【発明の効果】これを使用するには、一日数回（普通３
回）頭皮に塗布するだけでよく、薄緑色の半透明液状で
あるので塗布による頭皮の変化はない。化学剤ではない
から副作用も一切ない。試験例に示すように効果は極め
て顕著である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 マムシをアルコ−ル４．５度の焼酎に浸
   漬して得たマムシ酒に黒大豆と昆布と若竹の煮込み汁を
   混入して得ることを特徴とする育毛・抜毛防止剤の製
   法。