JP2006154967A - リスク最小軌跡生成装置およびこれを用いた危険状況警報装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 道路形状、障害物を検出し、リスク最小走行軌跡を算出するリスク最小軌跡生成装置およびそれを用いた危険状況警報装置を提供する。
【解決手段】 危険状況警報装置10は、障害物検出レーダ1、白線検出カメラ2、走行状態検出センサ3、CPU5を備える。CPUは、障害物検出レーダから障害物の情報を取得し、白線検出カメラから道路形状と自車両の走行位置を取得する。さらに、走行状態検出センサから、車速データ、方向指示器の操作状況を取得し、ナビゲーション装置6から道路情報を取得する。CPUは、取得した情報にもとづき、走行経路推定部11において走行経路を推定し、危険度場設定部12において道路上の各地点の危険度の値を設定し、リスク最小軌跡算出部13において危険度の総和が最小となるリスク最小走行軌跡を算出する。判定部15は、リスク最小走行軌跡上の危険度が警報閾値を超えた時、表示装置7と音声装置9に警報を出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、走行中の車両前方の道路状況、障害物の有無などを検出し、接触、衝突などの事故の危険状況を予測して危険が最小となる走行軌跡を算出するリスク最小軌跡生成装置およびこれを用いて、危険状況を運転者に報知する危険状況警報装置に関する。
自車両周囲の障害物を検出する車両周辺物体検出装置と、道路環境を検出する走行状況検出装置と、運転者の運転操作意思を推定する自車運転意思推定装置と、事故がおきる危険が潜在する危険潜在領域を決定する危険潜在領域決定装置を備え、危険潜在領域決定装置は危険潜在領域を、道路環境と運転者の推定運転操作意思から決定し、車両周辺物体検出装置で検出された障害物が危険潜在領域に存在していた場合に検出障害物の危険度を算出し、危険度の値に応じて運転者に危険の存在を報知する危険状況警報装置が知られている(特許文献1参照)。
特開平6−215300号公報
上記従来技術では、危険潜在領域を道路環境と運転者の推定運転操作意思から決定する構成となっており、障害物の検出結果とは無関係に危険潜在領域を決定している。
しかし、人や走行中の他車両などの移動可能な障害物は、不意に針路変更する可能があるなど、その将来挙動には不確定性が含まれる。
さらに、例えば駐車車両の陰などには、車載センサでは障害物検知が困難な死角領域が形成され、死角領域から検出されていなかった障害物が新たに飛び出してくる可能性がある。
このように従来技術では、道路環境と運転者の推定運転操作意思にもとづいて危険潜在領域として想定した場所以外で事故が発生するリスクに十分対応できていないという問題があった。
本発明は、上記の問題点を解決するリスク最小軌跡生成装置、およびこれを用いて危険状況を運転者に報知する危険状況警報装置を提供することを目的とする。
このため、本発明は自車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、自車両周囲の障害物を検出する車載障害物検出手段と、自車両が走行中の道路形状を取得する道路形状取得手段と、障害物の検出位置と道路形状とにもとづいて、道路上の各地点における危険度を設定する危険度場設定手段と、走行状態にもとづいて自車両の走行経路を推定する走行経路推定手段と、推定された走行経路に沿った危険度の総和が最小になるリスク最小走行軌跡を算出するリスク最小軌跡算出手段とを備えるものとした。
本発明により、道路形状および検出された障害物の位置にもとづき道路上の各地点の危険度の値を設定するので、道路形状によって生じる危険状況に加えて、検出した障害物に伴う危険状況も考慮できる。また、推定された自車両の走行経路に沿った自車両が取り得る走行軌跡の中から危険度の総和が最も小さくなるリスク最小走行軌跡を算出しているので、得られたリスク最小走行軌跡を用いて、運転者に危険状況を提示することができる。
以下本発明の実施の形態を実施例により説明する。
図1は第1の実施例の危険状況警報装置のブロック構成図である。
危険状況警報装置10は、障害物検出レーダ1、白線検出カメラ2、走行状態検出センサ3、CPU5、ナビゲーション装置6、表示装置7、音声装置9とからなる。
障害物検出レーダ1は、たとえばミリ波レーダによって構成され、車両前部に設置され、電磁波を射出する方向を水平方向、垂直方向に変え、自車両前方に位置する障害物を検出し、その位置、その大きさ(幅、高さ)、自車両との相対速度を測定し、それらの情報をCPU5に入力する。
なお、障害物の幅は、障害物までの距離とミリ波レーダの走査時の障害物からの反射信号の見かけの水平角度幅から得られる。また障害物の高さは、障害物までの距離とミリ波レーダの走査時の障害物からの反射信号の見かけの垂直角度幅から得られる。
白線検出カメラ2は、たとえばCCDカメラで構成され、車室内前部に前方に向けて設置され、自車両前方の道路上に描かれた白線を検出することで、自車両前方の道路形状の取得と、道路上の自車両の走行位置を検出し、その情報をCPU5に出力する。
なお、白線カメラ2は画像処理部を含んでおり、撮像したカメラ画像を上方から路面を見た場合の2次元平面座標に変換し、道路形状を取得し、自車両の位置を検出する。
走行状態検出センサ3は、車速を検出する車速センサ、方向指示器スイッチの操作状況を検出する方向指示センサからなり、車速データ、方向指示器の操作状況をCPU5に入力する。
ナビゲーション装置6は、地図情報データベース17と現在位置検出部19を有する。現在位置検出部19は、GPS衛星からの信号を受信して、現在位置座標を算出し、地図情報データベース17から現在位置周辺地図を検索し、走行中の前方の道路およびそれに連なる周囲の道路および交差点に関する道路形状、道路の属性(道路幅、車線数、自動車専用道路/人車共用道路、交通規制(例えば交差点における優先側道路、一方通行、左折禁止、右折禁止など))などの道路情報を取得し、CPU5に入力する。
表示装置7は、例えば液晶パネルの表示用ディスプレイで構成され、CPU5から出力された後述のリスク最小走行軌跡に関する情報を表示する。
音声装置9は、スピーカまたはブザーであり、CPU5が運転者に警報が必要と判定したときに、運転者に音声による警報を発する。
CPU5は、障害物検出レーダ1からの障害物の位置、大きさ、相対速度などの障害物情報、白線検知カメラ2からの、自車両前方の道路形状の情報、自車両の道路上の走行位置の情報、走行状態検出センサ3からの車速、左折・直進・右折などの情報、ナビゲーション装置6からの前方の道路形状、道路属性などの道路情報を取得する。
CPU5は上記取得した情報にもとづき、内蔵されているプログラムにより、自車両の走行経路を推定する走行経路推定部11、走行経路に沿った道路上の各地点の危険度の値を設定し、走行可能な軌跡(以下、走行軌跡と称する)を探索する危険度場設定部12、走行経路に沿った危険度の総和が最小となるリスク最小走行軌跡を算出するリスク最小軌跡算出部13、リスク最小走行軌跡に沿った危険度の最大値にもとづいて運転者に警報が必要かどうかを判定し、警報を出力させる判定部15とからなる。
なお、障害物検出レーダ1、白線検出カメラ2、走行状態検出センサ3、およびCPU5の走行経路推定部11、危険度場設定部12、リスク最小軌跡算出部13は、リスク最小軌跡生成装置8を構成する。
図2は、危険状況警報装置10の各構成部分の実装配置を示す図である。なお、走行状態検出センサ3として、代表的に車速センサの実装位置を例示している。
次に本実施例の作用を以下に説明する。
図3は、リスク最小走行軌跡を生成して、必要に応じてリスク最小走行軌跡の危険状況を運転者に報知する制御の流れを示すメインのフローチャートである。
この制御は、周期的に繰り返される。
ステップ101では、CPU5は、道路形状と道路属性の情報を取得し、また障害物情報などを取得する。
つまり、白線検知カメラ2およびナビゲーション装置6から自車両前方の道路形状の情報、自車両の道路上の走行位置の情報、前方の道路属性の情報を取得する。また、走行状態検出センサ3からの自車両の車速、左折・直進・右折などの情報を取得する。障害物検出レーダ1からは障害物の位置、大きさ、相対速度などの障害物情報を取得する。
ステップ102では、走行経路推定部11は、自車両の道路上の走行位置、自車両前方の道路形状、方向指示器の左折・直進・右折情報、車速にもとづき現在時点から所定秒数内の走行経路を推定する。この所定秒数としては、後述の走行軌跡の探索において想定する設定時間Tより長い時間とする。
ステップ103では、危険度場設定部12は、走行経路に沿った道路上の危険度場の算出と走行軌跡の探索を行う。
ステップ104では、リスク最小軌跡算出部13は、設定時間Tに対する走行軌跡が存在するかどうかをチェックする。ステップ103において、車速を一定に維持したままステアリング操作だけの走行では、先行車、対向車などを避けられない場合は、走行軌跡が得られないとしてステップ109に進む。走行軌跡が得られた場合はステップ105に進む。
ステップ105では、リスク最小軌跡算出部13は、走行経路に沿った走行軌跡の中から、危険度の総和が最小となるリスク最小走行軌跡を算出する。
ステップ106では、判定部15は、ステップ105で算出されたリスク最小走行軌跡の危険度の最大値が所定値以上かどうかをチェックする。所定値以上のとき運転者に危険報知が必要と判定し、ステップ107に進み、所定値未満のとき不必要と判定し、ステップ108に進む。
ステップ107では、判定部15は、音声装置9に運転者への危険を報知させる。
ステップ108では、CPU5は、表示装置7にリスク最小走行軌跡を表示させる。
ステップ104からステップ109に進んだ場合は、判定部15は、運転者に対して音声装置9に減速、停止の警報をさせる。
ステップ108、またはステップ109の後、ステップ101に戻り一連の処理を繰り返す。
次に、CPU5におけるステップ101〜105の詳細な制御の流れを、図5から図8のフローチャートにもとづいて説明する。本フローチャートのステップ201〜205はステップ101に対応し、ステップ206はステップ102に、ステップ207〜226はステップ103に、ステップ227、230はステップ104に、ステップ228、231はステップ105にそれぞれ対応する。
図4に示すような直線道路を、自車両21が走行しているものとする。道路31は、路側帯との境界を示す白線33が道路幅員の両側に引かれ、両方向に通行可能な車線区分のない道路である。
自車両21の前方の道路31左端には大型車両23が停車しており、さらにその前方の右の白線33の内側を自転車25が自車両21に向かって走行している。
ステップ201では、CPU5は、白線検出カメラ2からの情報を取得し、カメラ画像からの前方道路形状を取得する。
ステップ202では、ナビゲーション装置6から道路情報を取得する。この道路情報には、現在位置検出部19で検出した現在位置にもとづいて、地図情報データベース17から取得した前方の道路形状、道路属性の情報を含んでいる。
ステップ203では、ステップ201、202の情報を併せて、前方車両などの存在により白線検出カメラ2の画像にもとづいては把握できなかった道路形状部分を、ナビゲーション装置6からの情報で補い、2次元平面のx−y座標で表す。また自車両の道路上の位置を取得する。
前方の道路上の各地点の位置は、例えば、自車両の前端位置における道路中央を原点とし、進行方向を+x座標で、左直角方向を+y座標で、右直角方向を−y座標で表し、自車両前端の左右方向中央を自車両位置(x、y)とする。
カメラ画像にもとづく道路中央からのy座標のずれyで自車両の道路幅方向の位置が表される。
ステップ204では、障害物検出レーダ1からの障害物の検出位置、相対速度、大きさ(幅、高さ)などの障害物情報を取得する。
ステップ205では、走行状態検出センサ3からの情報を取得する。この情報には自車両の車速、方向指示器の操作状態が含まれる。
ステップ206では、走行経路推定部11は、ステップ205で取得した方向指示器の操作状態から前方道路形状に対する自車両21の走行経路を推定する。
ステップ207では、危険度場設定部12は、ステップ204で取得した障害物情報にもとづき障害物が存在するかどうかをチェックする。障害物が存在した場合は、ステップ208に進み、存在しなかった場合はステップ214に進む。
ステップ208では、危険度場設定部12は、検出障害物にインデックス(i=1、2、・・・、N)を付す。
ステップ209では、危険度場設定部12は、インデックスi=1とし、ステップ210では、危険度場設定部12は、障害物iの検出信頼度、速度を算出する。
ミリ波レーダによる障害物の検出は、測定環境や検出物体の種類や挙動に影響されるので、必ずしも安定した検出結果が得られるとは限らない。ある走査タイミングでは検出されていた物体が、次の走査タイミングではうまく検出できないということが起こり得る。そこで検出した物体には、検出信号状態である反射波の信号の状態やその履歴にもとづき検出信頼度という数値を割り当て、検出結果にどの程度の確実性があるかを表すようにする。
なお、障害物検出レーダによる障害物検出においてこのような検出信頼度を定義する方法は公知であり、例えば特開2003−296877号公報、特開2003−320912号公報に検出信頼度の計算方法が示されている。
また、検出した障害物の速度は、障害物検出レーダ1で算出した自車両と障害物との相対速度に自車両の車速を加算することにより容易に算出される。
ステップ211では、危険度場設定部12は、障害物の進行方向の長さを推定する。ミリ波レーダによるセンシングでは、障害物の背面からの反射波を検出して、自車両の進行方向の障害物の長さを検出することは、一般には困難である。したがって、障害物として事前にいくつかの属性を想定しておき、検出障害物の幅bと高さcから障害物の属性を推定する。想定した障害物の属性に対応する障害物の典型的な長さaは、前もって記憶させてあり、推定した障害物の属性から、対応する長さaを推定する。
ここでは、障害物の属性として、大型四輪車両、普通四輪車両、二輪車両/歩行者の3種類を想定し、検出障害物の正面の投影面積S=b*c(単位m)にもとづいて、表1のように障害物の属性を推定する。
Figure 2006154967
ステップ212では、危険度場設定部12は、インデックスi=i+1とし、ステップ213では、危険度場設定部12は、インデックスiが検出された障害物の数Nより大きいかどうかをチェックする。Nより大きい場合はステップ214に進み、N以下の場合はステップ210に戻り、全ての検出された障害物に対してステップ210、211の処理を繰り返す。
ステップ214では、危険度場設定部12は、ステップ201〜203で取得した道路形状の情報と道路情報とにもとづき前方所定距離内に、例えば100m以内に交差点があるかどうかをチェックする。交差点がない場合はステップ216に進み、交差点がある場合はステップ215に進む。
ステップ215では、危険度場設定部12は、自車両の交差点における進行方向が直進/左折/右折のいずれかを、ステップ206で推定した走行経路にもとづきチェックする。直進の場合はステップ216に進み、左折または右折の場合はステップ229に進む。
ステップ216では、危険度場設定部12は、走行軌跡の探索の設定時間をT秒とし、時刻t=0に初期化する。これは、時刻t=0の現在から設定時間のT秒先までの自車両と障害物の位置を予測し、未来の危険度場を計算するために設定するものである。ここで、直進走行の場合は、設定時間Tは、たとえば4ないし10秒の適当な時間とする。
ステップ217では、危険度場設定部12は、所定のタイムステップ幅Δtを加算し、ステップ218では、危険度場設定部12は、時刻tにおける自車両と障害物の予想位置を計算する。
ステップ210で算出した障害物iの速度のx座標成分をV 、y座標成分をV とし、障害物の速度を一定とすると、時刻tにおける障害物iの位置(x,y)は式(1)と式(2)で表される。なお、障害物iの位置(x,y)は、障害物の自車両に近い端部左右方向中央で表す。
Figure 2006154967
自車両は、ステップ205で取得した車速のx座標成分vの一定の速度で、走行経路に沿って走行するとして、時刻tにおけるx座標の予想位置を算出する。
なお、時刻t=0における障害物の位置はステップ204において取得した位置をそのまま使用する。
ステップ219では、時刻tにおけるすべての障害物の危険度場を計算し、一時記憶する。
図8は、上記危険度場の計算の詳細な流れを示すサブフローチャートである。
ステップ301では、障害物が存在するかどうかをチェックする。存在する場合はステップ302に進み、存在しない場合はステップ309に進む。
ステップ302では、総数Nの障害物それぞれの危険度場を計算するためのインデックスiを1に初期化する。
ステップ303では、障害物iの推定占有領域O(t)を設定する。推定占有領域O(t)は、時刻tにおいて障害物iが道路上において占有している領域を表している。推定占有領域Oは、式(3)のように障害物の長さaと幅bを用いて、それぞれを長径、短径とする楕円で表す。
Figure 2006154967
ステップ304では、危険度場を構成する諸要素のうち、障害物iの存在による直接寄与項L (x,y,t)を式(4)、(5)に示すように設定する。
Figure 2006154967
ここで、r:障害物iの検出信頼度、A:検出信頼度100%のときの、推定占有領域O(t)の危険度を規格化する正の定数、σ:危険度の広がりを定める定数である。
σの値は例えば、推定占有領域O(t)からy方向に1m離れたときの危険度が1/eになるように設定する。
式(4)、(5)は、障害物の推定占有領域O(t)内では、危険度が障害物の検出信頼度で定まる一定値に設定され、その外側の領域では障害物に近づくほど危険度の値が大きくなることを示している。図9は、前方に停車している大型車両23の占める推定占有領域O(t)を2重斜線領域で示し、その外側に等高線mで危険度場の例を示している。
式(4)、(5)で算出された危険度の値が所定値以上の領域は、後述の走行軌跡を探索するときに自車両がその地点に進入不可とする。
たとえば、直接寄与項L (x,y,t)≧A*ri(50%検出信頼度)のとき推定占有領域O(t)の内部には進入不可とする。
なお、検出信頼度が50%以下のときは、式(5)を次式のように緩和して、推定占有領域O(t)の内部に進入可としてもよい。
Figure 2006154967
ステップ305では、障害物iの死角領域D(t)と死角影響領域D (t)を設定する。死角領域D(t)は、図10に示すように、時刻t=0における自車両位置(x,y)から前方の障害物iを見たときの、死角になる領域で、推定占有領域O(t=0)の背後にある所定の奥行き長さdの右斜線の領域である。この所定の奥行き長さdは、例えば、障害物iの長さaの2倍程度とする。
死角領域D(t)の左右の死角領域境界線y=y (x)は、自車両位置(x,y)と障害物の前面の左右の検出端(x,y±a/2)を結ぶ直線である。
死角領域D(t)の左右の境界の外側の道路上の領域には、死角領域D(t)から未検出の障害物が出現する可能性があることから、死角影響領域D (t)を設定する。
なお、時刻t(>0)の死角領域D(t)、死角影響領域D (t)および左右の死角領域境界線y=y (x)は、簡単化のため障害物iが時刻tの位置に移動したとき、そのまま障害物iと共に並行移動するとして設定する。
次にステップ306では、障害物iの危険度への死角寄与項L (x,y,t)を設定する。死角寄与項L (x,y,t)は式(7)で表す。
Figure 2006154967
ここで、Bは所定の危険度の値であり、死角領域D(t)の内部は、直接寄与項L (x,y,t)のように推定占有領域O(t)の内部に進入不可というほど高い危険度ではないが、未検出の障害物が存在する危険があるとして所定の危険度Bとする。
ρは所定の正の定数であり、死角領域D(t)の左右の死角領域境界線y=y (x)の外側の道路上の地点は、死角領域D(t)から未検出の障害物が出現する可能性があることから、死角領域境界線y=y (x)までの距離に応じて減衰する。ρの値は、例えば、死角領域境界線y=y (x)からy方向に1m離れたときの危険度が、死角領域境界線上の値の1/eになるように設定する。
ステップ307では、i=i+1とし、ステップ308においてiが障害物総数Nを超えたかどうかをチェックする。超えていない場合はステップ303に戻り、検出した全ての障害物iに対して危険度場を計算する。超えている場合はステップ309に進む。
ステップ309では、ステップ202において取得した前方の道路属性にもとづいて道路属性による道路上の地点(x,y)における危険度への寄与項L(x,y)を設定する。この道路属性による危険度への寄与項L(x,y)は、たとえば、自車両が見通しの悪い交差点において、優先権のある側から交差点を直進走行する場合に、交差点付近において左右からの飛び出しがある危険度などである。
なお、この危険度への寄与項は、時間に依存せず、道路上の地点(x,y)だけで決まるものであり、詳細は次のブラインド交差点を直進するケースにおいて後述する。
ステップ310では、上記時刻tにおけるそれぞれの危険度への寄与項を合算し、危険度場L(x,y,t)として一時記憶する。
以上ステップ301〜310がステップ219の内容である。
図6のフローチャートに戻り、ステップ219の後、ステップ220では、危険度場設定部12は、時刻tが走行軌跡の探索の設定時間T以上かどうかをチェックする。時刻tが設定時間T未満の場合はステップ217に戻り、次のタイムステップに対する処理を繰り返す。時刻tが設定時間T以上の場合はステップ221に進む。
ステップ221では、危険度場設定部12は、走行経路の道路上にメッシュを生成する。メッシュは、x−y座標に沿った時刻t=0から設定時間Tまでの自車両が走行する軌跡の通過点の候補であり、同時に危険度値の評価点でもある。なお、自車両の走行軌跡は車両前端の左右方向中央の位置で代表させている。
ここでは、自車両はx軸座標に沿って一定速度で走行すると仮定して、ステップ218で算出したタイムステップ幅Δtごとのx座標の位置をメッシュ位置として設定する。すなわち、x軸方向には距離v*Δtごとに等間隔にメッシュを配置していくことになる。
図11の(a)に示すようにx軸方向に予測ステップ変数kに対して、k=0,1,2,3,・・・・,M本のメッシュ線を示す。なお、予測ステップ変数k=0の位置は時刻t=0に対応する位置である。
y軸方向には、時刻t=0における自車両の位置(x,y)のy座標を基準に、道路上に所定の間隔、例えば1mでメッシュ線を配置する。
走行軌跡の探索は、このメッシュの格子点(以下ノードと称する)を自車両がつなぐように走行するときの、各ノードにおける危険度の値を考慮して、走行可能な軌跡を求める。
ステップ222では、危険度場設定部12は、予測ステップ変数をk=1に初期化する。
ステップ223では、危険度場設定部12は、時刻t=k*Δtにおけるステップ219で算出した危険度場L(x,y,t)の設定を読み込んで、x軸方向のk列目の各ノードの危険度を設定する。
なお、k列目のノード(x,yj+1)、(x,y)、(x,yj−1)の危険度の値を設定するとは、ノードの位置に自車両の前端中央が位置したとき、自車両前端部の中央、左右端における危険度の値を算出して、最大の値をそのノードにおける危険度の値とすることである。
ステップ224では、危険度場設定部12は、k−1列目のノードからk列目のノードのうち到達不可能な枝を削除する。これは、図12に示すようにk−1列目のノード(xk−1,y)とk列目のノード(x,yj+1)、(x,y)、(x,yj−1)を結ぶ枝のそれぞれについて、k列目のそれぞれノードの危険度の値を該当する枝を通過するコストとして設定する。k列目のノードにおける危険度の値が所定値(A*r(50%検出信頼度))以上の場合、該当するノードに接続されている全ての枝を到達不可能な枝として削除する。
このようにしてk列目のノードに至る枝の全てに対するコストの割り振り、必要に応じた枝の削除を終えたら、ステップ225に進み、予測ステップ変数kを1増加させる。
ステップ226では、予測ステップ変数kの値がMを超えているかどうかをチェックする。Mを超えている場合はステップ227に進み、超えていない場合はステップ223に戻り、ステップ223、224を繰り返す。
以上の繰り返しにより、図11の(b)に示すような、走行軌跡のメッシュのグラフが生成される。図中×印は危険度の値が所定値以上で走行不可能なノードを示している。また、図に表示してないが、ノードとノードを結ぶ枝には、接続している進行方向のノードの危険度の値を反映したコストが割り当てられている。
ステップ227では、リスク最小軌跡算出部13は、設定時間Tに対する走行軌跡が存在するかどうかチェックする。つまり、危険度場設定部12において探索された走行軌跡が予測ステップ変数k=Mまでつながって存在しているかどうかをチェックする。走行軌跡が存在している場合はステップ228に進み、存在しない場合は図3のフローチャートのステップ109に進む。
ステップ228では、リスク最小軌跡算出部13は、危険度場設定部12にて生成されたM列のノードからなるグラフの最短経路問題を解く。つまり、ノード間をつなぐ各枝の通過コストの和が最小となる走行軌跡を探す。このような問題は、グラフの最短経路問題としてよく知られており、ダイクストラ法を始めとする公知のアルゴリズムを用いて、効率よく解を求めることができる。
最短経路問題を解くと、例えば図11の(c)に示すようなリスク最小走行軌跡37を得ることができる。この結果は、図13の(a)に示すように、自車両21が停車中の大型車両23と、右側を対向して走ってくる自転車25を前方に検出したとき、(b)に示すような、大型車両23を避けながら自転車25とも距離を確保して通り過ぎるリスク最小走行軌跡37を算出したことを意味する。
なお、リスク最小走行軌跡が2つ以上存在する場合は、ステアリング操作量の少ない、つまりノードにおける進行方向が直進となる回数が多い走行軌跡を優先的に選択する。
その後、判定部15は、図14の(a)の算出されたリスク最小走行軌跡37に沿った危険度の値が、(b)に示すように、所定の警報閾値を越えているかどうかチェックし、超えている場合は表示装置7と音声装置9により運転者に注意喚起させる(図3のフローチャートのステップ106〜108に対応)。
図15は、CPU5が、表示装置7に表示させる危険状況表示画面を示す。CPU5は、運転者が前方状況と対比しやすいように、自車両上方から前方を俯瞰したグラフィック表示で、自車両21、大型車両23、自転車25をそれぞれマーカーで表示し、さらに計算したリスク最小走行軌跡37を表示させる。
リスク最小走行軌跡37上の危険度の値が警報閾値を超えている場合は、リスク最小走行軌跡37上の警報閾値を超える部分を注意マーカー27で表示させ、さらに、画面表示の下部に、「注意!」の文字点滅表示28と、注意すべき方向を示す注意方向矢印29を表示させる。
警報閾値は、例えば、自車両が障害物にギリギリまで接近するような場合の危険度の値をもって設定する。
なお、この危険状況表示画面は、ステップ201(時刻t=0)における白線検出カメラ2の画像に、算出したリスク最小走行軌跡37と、必要に応じて注意マーカー27、文字点滅表示28、注意方向矢印29を重畳表示するようにしてもよい。
また、注意方向矢印29の代わりに、リスク最小走行軌跡上の地点で、警報閾値を越えるのに寄与している、所定値以上の危険度の大きい障害物を指し示す矢印のマーカーを白線検出カメラ2の画像に、重畳表示するようにしてもよい。
ステップ215からステップ229へ進んだ場合、危険度場設定部12は、走行経路に沿った危険度場の算出と、走行軌跡の探索を行う。
ステップ230では、リスク最小軌跡算出部13は、設定時間Tに対する走行軌跡が存在するかどうかをチェックする。走行軌跡が存在する場合はステップ231へ進み、存在しない場合は図3のフローチャートのステップ109に進む。
ステップ231では、リスク最小軌跡算出部13は、得られた走行軌跡の最短経路問題を解く。
なお、ステップ229〜231の詳細な制御の流れについては、後述する右折のケースにおいて説明する。
次に、図4のような直線道路とは異なり、図16に示すような住居地域のブラインド交差点を直進する場合の危険状況警報装置10の作用を説明する。
自車両21が両方向に通行可能な車線区分のない道路31Aを走行しており、交差点35を直進しようとしている。
交差点35の向こう側では他車両23Aが自車両21から見て道路右側に停車している。この交差点35は、住居壁などにより視界が制限され、道路31Bから交差点35に進入してくる他車両23Bは、自車両21から視認することが困難な状況である。また、道路31Aの道幅は、道路31Bの道幅よりも広く、交差点35通過時には、道路31B側の車両には、一旦停止義務があるが、優先側の道路31A側の車両は徐行して優先通過できる場合である。
この場合も、図4の直線道路の場合と同様に図3のフローチャートに従って、(白線検出カメラ2からの)道路形状の情報および、道路情報、障害物情報などを取得し、次いで危険度場設定部12において危険度場を設定し、走行軌跡を探索し、リスク最小軌跡算出部13においてリスク最小走行軌跡を算出する。この危険度場の設定において、図8のフローチャートのステップ309にて、以下のように道路属性による地点(x,y)の危険度への寄与項L(x,y)を設定する。
道路属性による地点(x,y)の危険度への寄与項L(x,y)は、走行中の道路の左右の路側帯との境界を示す白線、または左右の道路境界からの自車両までの距離D (x,y)、D (x,y)と自車両の車速vとを用いて式(8)のように表す。
Figure 2006154967
なお、距離D (x,y)、D (x,y)は、白線検出カメラ2からの画像から、画像処理により容易に算出できる。
ここでCは所定の正の定数である。R、Rは道路幅と自動車専用道かどうかで決まる定数であり、道路属性の情報にもとづいて次のように定める。
Figure 2006154967
定数R、Rは、所定の危険度の値でR<Rであり、道路への隣接住居の出入り口からの歩行者などの飛び出しの潜在リスク、交差点における交差している道路からの歩行者、車両の飛び出しの潜在リスクを表す。
直線道路走行において右側に対向車とのすれ違いのための余裕を予め確保して、左側からの飛び出しを重点的に警戒する走行を通常の走行と考え、R<Rとすることにより、道路属性による地点(x,y)の危険度は、道路幅方向の中央よりも左寄りにおいて最小値とする。信号無し交差点においては、左右いずれの側からの飛び出しもありうるので、交差点中央での危険度を最小に設定してある。
前述の直線道路のケースのように、障害物iの直接寄与項L (x,y,t)、死角寄与項L (x,y,t)、および上記道路属性による寄与項L(x,y)を加算して、時刻t=0〜Tまでの自車両の位置および障害物iの位置の変化を考慮した危険度場を設定し、図17の(a)に示すような走行経路の道路上に生成したメッシュに対して、(b)に示すような走行可能な走行軌跡が得られる。
さらに、このグラフに対して最短経路問題を解き、図18の(c)に示すようなリスク最小走行軌跡37を得る。
図19は、CPU5が、表示装置7に表示させる危険状況表示画面を示す。
この場合は、CPU5は、リスク最小走行軌跡37として、左側の道路31Bからの飛び出しのリスクを考慮して、交差点35を通過するときの走行軌跡を道路中央よりに蛇行させている。
次に、図20に示すような交差点を右折する場合の危険状況警報装置10の作用を説明する。
自車両21が両方向に通行可能な車線区分のない道路31Aを走行しており、T字の交差点35で方向指示器を作動させて右折しようとしている。
交差点35の向こう側からは普通乗用車である他車両23Aが交差点35に進入しようとしている。さらに他車両23Aの後方には、オートバイである他車両23Bが走行しているが、自車両21からは視認しがたい位置を走行している場面を想定している。
また、道路31Aの道幅は、道路31Bの道幅よりも広く、この交差点35では一方通行標識32が示すように、道路31Aから道路31Bへの進入のみを許容する、一方通行の入口となっている場合である。
この場合も、図4の直線道路の場合と同様に図3のフローチャートに従って、(白線検出カメラ2からの)道路形状の情報および、道路情報、障害物情報などを取得し、次いで危険度場を設定し、走行軌跡を探索し、さらにリスク最小走行軌跡を算出する。
この場合の図5から図7のフローチャートのステップ229〜231に示した、交差点における左折/右折時の走行経路に沿った危険度場の算出と走行軌跡の探索、得られた軌跡の最短経路問題を解いてリスク最小走行軌跡を算出する流れを図21から図24の詳細なフローチャートで説明する。
本フローチャートのステップ351〜379はステップ229に対応し、ステップ380はステップ230に対応する。
ステップ351では、危険度場設定部12は、自車両の現在の車速vが所定値Vより大きいかどうかをチェックする。車速vが所定値Vより大きい場合は、ステップ352に進み、以下の場合はステップ354に進む。
ここで所定値Vは、交差点を徐行して左折または右折する速度であり、例えば10km/hとする。
ステップ352では、危険度場設定部12は、進行中の道路の停止線位置で車速がVになるように線形の減速を仮定して、停止線位置までの車速v(t)を、タイムステップ幅Δt毎に算出する。
なお危険度場設定部12は、白線検出カメラ2が交差点手前に検出した横線を停止線と認識して、時刻t=0における自車両の位置と停止線位置との距離から上記減速計算を行う。
なお、停止線が路面に描かれていない場合は、図20に示すように所定の交差点手前距離L(例えば自車両の1車体分の長さ相当分)を停止線位置とみなして、上記減速計算を行う。
ステップ353では、危険度場設定部12は、停止線位置までの自車両の位置をタイムステップ幅Δt毎に算出する。ステップ353の後ステップ357へ進む。
ステップ354では、危険度場設定部12は、車速vが0より大きいかどうかをチェックする。
車速vが0より大きい場合は、ステップ355に進み、停止線位置まで車速vで走行すると仮定して、自車両の位置をタイムステップ幅Δt毎に算出する。ステップ355の後ステップ357へ進む。
車速vが0の場合は、ステップ356に進み、停止線位置まで車速Vで走行すると仮定して、自車両の位置をタイムステップ幅Δt毎に算出する。ステップ356の後ステップ357へ進む。
ステップ357では、危険度場設定部12は、停止線位置までのメッシュをタイムステップ幅Δtごとに生成する。これにより図25に示すようにタイムステップ幅Δt毎の自車両21の位置に対応する予測ステップ変数k=1、2、・・・M個のメッシュ線が、停止線位置SPまで引かれる。
ステップ358では、危険度場設定部12は、停止線位置までの走行軌跡の探索の設定時間T=M*Δtとし、時刻t=0、予測ステップ変数k=1に初期化する。
ステップ359では、危険度場設定部12は、時刻t=t+Δtとタイムステップを進める。
ステップ360では、危険度場設定部12は、時刻tにおける障害物の予想位置を計算する。この場合、他車両23A、23Bの車速が一定として算出する。
ステップ361では、危険度場設定部12は、障害物のステップ360で得られた予想位置にもとづき、時刻tにおける危険度場を計算する。詳細は図8のフローチャートの説明と同じである。
ステップ362では、危険度場設定部12は、k列目のノードの危険度を設定する。詳細はステップ223と同じ内容である。
ステップ363では、危険度場設定部12は、k−1列目のノードからk列目のノードのうち、到達不可能な枝を削除する。詳細はステップ224と同じ内容である。
ステップ364では、危険度場設定部12は、予測ステップ変数k=k+1とし、ステップ365では、危険度場設定部12は、予測ステップ変数kがMを超えたかどうかをチェックする。予測ステップ変数kがM以下の場合は、ステップ359に戻り、停止線位置に到達するまでのノードの危険度の値の設定と到達不可能な枝の削除を続ける。予測ステップ変数kがMを超えた場合は、ステップ366に進む。
ステップ366では、危険度場設定部12は、停止線位置における到達可能なノードが存在するかどうかをチェックする。先行車が右折(または左折)待ちのため自車両の前にいる場合は、停止線位置に到達できないので、右折(または左折)における危険度場の設定と走行軌跡の探索を終了する。
この右折の例では、図25に示すように対向車である他車両23Aが交差点35を突き切って進行してくるので、自車両21が停止線位置SPまで右よりに進行しようとしても、他車両23Aの寄与する危険度の値が所定値以上なので、×印で示したノードへの枝が削除されている。この場合、停止線位置SPにおいてA、B、Cの3つの終端ノードのみが存在している。したがって、以後この3つの終端ノードからの右折走行軌跡について、危険度場の計算と走行可能な軌跡の探索を続ける。
停止線位置における到達可能なノードが存在する場合は、ステップ367へ進む。存在しない場合は、ステップ380へ進む。
ステップ367では、危険度場設定部12は、停止線位置の終端ノードを1つ選定し、所定の変針角度の可能な旋回軌跡を、車速Vを仮定してタイムステップ幅Δt毎のノードを設定(メッシュ数M)する。
このノードの設定においては、予め白線検出カメラ2からの画像情報およびナビゲーション装置6からの道路形状の情報から、右折(または左折)方向に変針すべき角度が得られている。また、車速Vで旋回して所定の変針角度を得る旋回軌跡は、予めパターン化してCPU5に接続する図示しないメモリーに記憶させてある。
したがって、危険度場設定部12は、メモリーから旋回軌跡を取得し、停止線位置SPから旋回開始位置まで直進し、所定の旋回軌跡で旋回完了位置まで旋回して道路31Bの分岐区間に進入可能な走行軌跡の候補を生成し、その候補の走行軌跡上にタイムステップ幅Δt毎のノードを設定できる。
図26は、終端ノードA、B、Cそれぞれの位置からの90度右折時の旋回完了位置のノード(1)〜(9)までの旋回軌跡を示している。
ステップ368では、危険度場設定部12は、所定の変針の旋回を完了したノードを1つを選定し、選定したノードを始点として、車速Vを仮定してタイムステップ幅Δt毎に分岐区間の所定距離Lまでのメッシュを生成する(メッシュ数M)。
なお、所定距離Lは自車両21の車体長の約2倍の距離に相当する、例えば10mとする。
ステップ369では、危険度場設定部12は、分岐区間の所定距離Lまでのメッシュを生成したかどうかをチェックする。所定距離Lまでメッシュを生成していない場合は、ステップ368を続け、メッシュの生成が完了している場合はステップ370に進む。
ステップ370では、危険度場設定部12は、停止線位置から分岐区間の所定距離Lまでの走行軌跡の探索の設定時間T=(M+M+M)*Δtとし、時間tと、予測ステップ変数kを初期化する(t=M*Δt、k=M+1)。
ステップ371では、危険度場設定部12は、時間ステップをΔtだけ進める。
ステップ372では、危険度場設定部12は、時刻tにおける障害物の予想位置を計算する。この場合、他車両23A、23Bの車速は一定として算出する。
ステップ373では、危険度場設定部12は、障害物のステップ372で得られた予想位置にもとづき、時刻tにおける危険度場を計算する。詳細は図8のフローチャートの説明と同じである。
ステップ374では、危険度場設定部12は、k列目のノードの危険度を設定する。詳細はステップ223の説明と同じ内容である。
ステップ375では、危険度場設定部12は、k−1列目のノードからk列目のノードのうち、到達不可能な枝を削除する。詳細はステップ224の説明と同じ内容である。
ステップ376では、危険度場設定部12は、予測ステップ変数をk=k+1とし、ステップ377では、予測ステップ変数kがM+M+Mを超えたかどうかをチェックする。予測ステップ変数kがM+M+M以下の場合は、ステップ371に戻り分岐区間の所定距離Lに到達するまでのノードの危険度の値の設定と到達不可能な枝の削除を続ける。予測ステップ変数kがM+M+Mを超えた場合は、ステップ378に進む。
図27の(a)に停止線位置SPからの各旋回完了位置のノード(1)〜(9)を示し、(b)に旋回完了位置のノード(1)から分岐区間内の所定距離Lまでの走行軌跡を示す。×印は、このノードにおいては、他車両23Bの寄与する危険度の値が所定値以上なので、このノードへの枝が削除されていることを示している。
ステップ378では、危険度場設定部12は、停止線位置SPにおける1つの終端ノードに対する全ての旋回完了位置のノードについて、走行軌跡を探索したかどうかチェックする。探索が終了していなければステップ368に戻り、終了している場合はステップ379に進む。
ステップ379では、危険度場設定部12は、停止線位置SPの全ての終端ノードからの走行軌跡の探索をしたかどうかをチェックする。探索が終了していなければステップ367に戻り、別の終端ノードを起点とする右折(または左折)の走行軌跡候補の危険度場の計算、枝の削除を続け、走行軌跡の探索が終了している場合はステップ380に進む。
ステップ380では、リスク最小軌跡算出部13は、削除されずに残った走行軌跡が分岐区間の所定距離Lまで到達しているかどうかチェックする。到達していない場合は、右折(または左折)における走行軌跡の探索の結果、先行車、対向車などの存在により、一定速度を維持してそのまま右折(または左折)可能な走行軌跡が存在していないとして、図3のステップ109に進む。その後、ステップ109において、判定部15が運転者へ減速、停止の警報を出力させる。
到達している場合は、ステップ231に進み、得られた走行軌跡の最短経路問題を解く。ここで得られた走行軌跡とは、時刻t=0における位置から道路31Bの分岐区間の所定距離Lを越えるまでの全走行軌跡である。
図28は、最短経路問題を解いて得られたリスク最小走行軌跡37を示している。予測ステップ変数k=0(t=0)の位置のノードを起点とし、停止線位置SPの終端ノードB、旋回完了位置ノード(4)を経て、予測ステップ変数kが10に至る道路31Bの分岐区間における右よりの走行軌跡である。ここでは、予測ステップ変数kの番号をノード番号として付してある。
この結果は、図29の(a)に示すように、自車両21が、右側を対向して走ってくる普通乗用車の他車両23Aとその後方を走行している二輪車の他車両23Bを前方に検出したとき、(b)に示すような、他車両23Aをやり過ごして、他車両23Bの直前を右折するリスク最小走行軌跡37を算出したことを意味する。
図30は、得られたリスク最小走行軌跡37に沿った危険度の値の変化を、横軸をノード番号、縦軸を危険度の値として表したものである。
ノード番号6の位置で、所定の警報閾値を超えており、判定部15は音声装置9に運転者へ警報を出力させる。
図31は、CPU5が、表示装置7に表示させる危険状況表示画面を示す。自車両21、他車両23A、他車両23Bをそれぞれマーカーで表示し、さらに計算したリスク最小走行軌跡37表示させる。
リスク最小走行軌跡上の危険度の値が警報閾値を超えているノード番号6に対応する部分を注意マーカー27で表示し、さらに、画面表示の下部に、「注意!」の文字点滅表示28と、注意すべき方向を示す注意方向矢印29を表示している。
なお、障害物検出レーダ1が他車両23A後方の他車両23Bを、他車両23Aの陰になり検出できないときでも、他車両23A後方の2車体分の死角領域に対しては、比較的高い危険度が設定されているので、図30において破線で示したようにノード番号6に対応する位置での危険度の値は警報閾値を超え、危険状況警報装置10は警報を提示する。
なお、図21から図24のフローチャートでは、自車両が交差点の停止線位置SPより手前にいる時点において、走行経路に沿った危険度場の算出と走行軌跡の探索を行う例で説明したが、すでに交差点の停止線位置SPを越えている時点において走行経路に沿った危険度場の算出と走行軌跡の探索を行う場合は、自車両の現在位置をステップ367における終端ノードとして、ステップ367以降のフローチャートを実行するように制御することにより、交差点中央手前付近で対向車をやり過ごすために右折待ちしている場合の、危険状況を運転者に提示できる。
本実施例の音声装置9は本発明の警報手段を構成する。また、本実施例のフローチャートにおけるステップ106、107、109は、本発明の判定手段を、ステップ201、203は道路形状取得手段を、ステップ202は道路情報取得手段を、ステップ204は車載障害物検出手段を、ステップ205は走行状態検出手段を、ステップ206は走行経路推定手段を、ステップ207〜226、229は危険度場設定手段を、ステップ227、228、230、231はリスク最小軌跡算出手段を構成する。
以上のように本実施例によれば、推定された走行経路に沿った走行軌跡を探索するときに、道路形状および、検出された障害物の位置の動きとその道路平面上の占有面積も推定した上で、道路上の各地点の危険度の値を設定するので、障害物が移動している場合、推定占有領域の大きさを持った障害物の挙動に伴う危険度の高い路上位置の時間変化も考慮できる。
また、自車両から前方の障害物を見た時の死角領域および死角領域に隣接した死角影響領域に対しては、そうでない領域よりも危険度の値を高く設定するので、障害物の近傍を走行するときの死角への不用意な接近、死角からの不意の飛び出しに対するリスクを考慮することができる。
また、道路属性、交差点の情報にもとづいて道路上の各地点の危険度の値を補正するので、道路上の各地点の危険度への障害物による直接的な寄与、障害物の死角による寄与のほか、道路環境、交差点の状況に応じた道路上の各地点の危険度を考慮できる。
例えば、住居地域の狭い道路では、住居の出入り口からの人などの飛び出しを考慮して、道路際に近いほど、また車速が速いほど、道路上の地点の危険度を高くできる。また、信号無しブラインド交差点における自車両走行道路に交差する道路からの人や他車両の飛び出しなどを考慮して、道路上の各地点の危険度を考慮できる。
さらに、障害物の検出信頼度を反映して、上記危険度の設定を行うので検出信頼度の低い障害物に対する、危険度の設定における誤差の拡大を防止できる。
また、障害物の推定占有領域の外側にも危険度を、障害物の直接寄与項として指数関数的に減衰する形で設定しているので、障害物、自車両の将来の位置の推定誤差があったとしても、その影響はリスク最小走行軌跡を計算する上で考慮されている。
自車両の走行経路を推定して、走行経路に沿ってリスク最小走行軌跡の算出を行っているので、交差点などの分岐路において、自車両に必要な情報だけを反映したリスク最小走行軌跡を効率的に算出できる。
なお、走行経路の推定に当たっては、取得した道路形状の情報と、自車両の方向指示器の作動状態にもとづいて自車両の走行経路を推定しているので、精度の高い走行経路の推定ができる。
本実施例の危険状況警報装置は以上の実施例のように、予測時間経過で変化する道路上の各地点の危険度にもとづき、走行可能な軌跡を探索し、自車両の走行経路に沿った走行軌跡の中のリスク最小走行軌跡を算出する。危険状況警報装置は、走行可能な軌跡が得られなかった場合、または得られたリスク最小走行軌跡上の危険度の値が所定の警報閾値を超えたとき、音声装置で運転者に警報を発するので、単に現在の障害物の位置だけから危険を警報するのに比して、本当に危険な場合にだけ運転者に警報を発することができる。
また、推定された走行経路に沿ったリスク最小走行軌跡を表示装置に提示するので、運転者の運転支援となる。
次に、本発明の第2の実施例を説明する。
図32は本実施例の危険状況警報装置のブロック構成図である。
危険状況警報装置10’は、障害物検出レーダ1、白線検出カメラ2、走行状態検出センサ3、通信装置4、CPU5’、ナビゲーション装置6、表示装置7、音声装置9とからなる。
第1の実施例と異なる点は、通信装置4が加わり、CPU5’における危険度場の設定と走行軌跡の探索において、通信装置4を介して取得した情報も用いる点である。
第1の実施例と同じ構成については同じ符号を付し、説明を省略する。なお、CPU5はCPU5’に、リスク最小軌跡生成装置8はリスク最小軌跡生成装置8’に、危険状況警報装置10は危険状況警報装置10’に、危険度場設定部12は危険度場設定部12’に読み直す。
通信装置4は路側監視装置40の路側通信機45と通信して、路側監視装置40からの情報を受信する路車間通信機16と、図示しない他車両と通信して他車両情報を受信する移動体間通信機18を有している。
路側監視装置40は、たとえばブラインド交差点に設置され、交差点に進入する車両などを俯瞰して撮影する監視カメラ41、コントロールユニット43、交差点に進入してくる車両に情報を送信する路側通信機45を有している。
コントロールユニット43は画像処理部を有し、監視カメラ41からの画像を上方から路面を見た2次元平面座標に変換し、道路形状を取得する。また、コントロールユニット43は、交差点近傍に存在する車両などの障害物を検出し、障害物の位置を算出し、また検出障害物の道路上における占有領域の大きさを算出する。
障害物の道路上における占有領域の大きさ、つまり障害物の幅bと長さaは、監視カメラ41が交差点の高所から俯瞰して撮影していることから、コントロールユニット43における画像処理により、障害物の像を路上の2次元平面座標に変換して、直接得られる。
路側通信機45は、コントロールユニット43に制御されて交差点近傍の通信エリア内に進入した車両の路車間通信機16と通信し、以下の情報を送信する。
(1)路側監視装置の設置座標
(2)障害物との距離
(3)障害物の検出方位
(4)障害物の道路上における占有領域の大きさ(障害物の幅bと長さa
移動体間通信機18は、自車両と自車両近傍の他車両との間で互いに交信して、車両の位置、走行方向、車速、方向指示器操作状態、車両の属性情報である大きさ(車幅と車体長)、などの他車両情報を受信する。
CPU5’は、障害物検出レーダ1からの障害物の位置、大きさ(幅、高さ)、相対速度などの障害物情報、白線検知カメラ2からの、自車両前方の道路形状の情報、自車両の道路上の走行位置の情報、走行状態検出センサ3からの車速、左折・直進・右折などの情報、ナビゲーション装置6からの前方の道路形状、道路属性などの道路情報を取得する。
さらにCPU5’は、路側監視装置40からの情報、および移動体間通信による近傍の他車両からの情報を取得する。
CPU5’は、走行経路推定部11、走行経路に沿った道路上の各地点の危険度の値を設定し、走行可能な軌跡を探索する危険度場設定部12’、リスク最小軌跡算出部13、判定部15とからなる。
図33は、危険状況警報装置10’の各構成部分の実装配置を示す図である。
次に本実施例の作用を、図34に示すようなブラインド交差点における例で説明する。
自車両21が両方向に通行可能な車線区分のない道路31Aを走行しており、交差点35を直進しようとしている。
交差点35の向こう側では他車両23Aが自車両から見て道路右側に停車している。この交差点35は、住居壁などにより視界が制限され、道路31Bから交差点35に進入してくる他車両23Bは、自車両21から視認することが困難な状況である。また、道路31Aの道幅は、道路31Bの道幅よりも広く、交差点35通過時には、道路31B側の車両には、一旦停止義務があるが、優先側の道路31A側の車両は徐行して優先通過できる場合である。
交差点35には路側監視装置40の監視カメラ41(41A、41B、41C、41D)がそれぞれの方向から交差点35に進入してくる車両などを、交差点近傍の高所から俯瞰して撮影している。
図示省略の路側通信機のアンテナ42A、42B、42C、42Dは、通信エリアを限定するように指向性を有し、交差点接近部分の所定の領域内に進入した車両とのみ通信可能とする。
リスク最小走行軌跡を生成して、必要に応じてリスク最小走行軌跡の危険状況を運転者に報知する制御のメインのフローチャートは、第1の実施例の図3と基本的に同じであり、この制御は、周期的に繰り返される。
ただし、第1の実施例における詳細フローチャートのステップ201〜213は後述の図35、図36のステップ251〜266に置き換え、ステップ214以降に繋がる。
ここでステップ251〜259はメインのフローチャートのステップ101に対応し、またステップ260はステップの102に対応する。ステップ261〜266はステップ103の一部である。
図35、図36の詳細なフローチャートにもとづいて説明する。この制御はCPU5’において行う。
ステップ251〜255は、第1の実施例のステップ201〜205と同じである。
ステップ256では、CPU5’は、路側監視装置40の通信エリアに自車両が進入したかどうかをチェックする。路側監視装置40の路側通信機45の通信エリアに自車両が進入したことは、路車間通信機16が所定の電界強度を検出したことで、判定できる。
通信エリアに進入した場合はステップ257に進み、そうでない場合はステップ258に進む。
ステップ257では、路側監視装置40からの情報を取得する。路側監視装置40からの情報は、(1)当該路側監視装置の設置座標、(2)当該路側監視装置が検出した障害物との距離、(3)障害物の検出方位、(4)障害物の道路上における占有領域の大きさを含んでいる。
ステップ258では、CPU5’は、移動体間通信機18が他車両との移動体間通信を接続したかどうかをチェックする。移動体間通信が接続したことは、移動体間通信機18が所定の電界強度を検出したことで判定できる。接続した場合は、ステップ259に進み、接続していない場合はステップ260に進む。
ステップ259では、移動体間通信機18を介して他車両から他車両の位置、走行方向、車速、車両の大きさ(車幅と車体長)、方向指示器操作状態などの他車両情報を取得する。
なお、この時自車両の同様の情報を他車両に送信する。
ステップ260では、走行経路推定部11は、ステップ255で取得した方向指示器の操作状態から前方道路形状に対する自車両21の走行経路を推定する。
ステップ261では、危険度場設定部12’は、障害物を検出したかどうかをチェックする。
障害物を検出したかどうかは、障害物検出レーダ1からの障害物の情報、路側監視装置40からの障害物の情報に加え、移動体間通信により取得した他車両の位置が、自車両が走行している道路の自車両の現在位置から所定距離La内の前方の位置、または自車両が走行している道路の前述の所定距離La内にある交差点からの分岐路を走行しており、その位置が交差点から所定距離Lb内にある場合に、障害物を検出したと判定する。
障害物を検出した場合はステップ262に進み、検出しなかった場合はステップ214に進む。
ステップ262では、危険度場設定部12’は、ステップ261で検出した障害物にインデックス(i=1、2、・・・、N)を付す。このとき、一つの障害物に対して、障害物検出レーダ1で検出した障害物、路側監視装置40で検出した障害物、移動体間通信で取得した障害物としての他車両の情報が重複する場合がある。
そこで、障害物検出レーダ1、路側監視装置40、移動体間通信という異なる情報源からの障害物に対してそれぞれの位置、速度、走行方向を算出し、走行方向が同一で、位置と速度がそれぞれ所定の誤差範囲内で一致するものは、一つの障害物であると判定してインデックスiを付する。
障害物検出レーダ1によって検出された障害物の速度、走行方向は、ステップ210で説明したような方法で算出できる。
路側監視装置40によって検出された障害物の位置については、受信した路側監視装置40の設置座標と、路側監視装置40と障害物との距離と、路側監視装置40からの検出方位とから算出でき、速度と走行方向は障害物の位置の時間的変化から算出できる。
移動体間通信からの情報による障害物の場合は、その情報に位置、速度、走行方向のデータが含まれている。
次に、情報源が異なるだけで同一障害物と判定された場合に、その障害物に対する情報が移動体間通信からの情報をも有するときは、移動体間通信からの情報を以て障害物の情報とし、他の情報源からの障害物情報は削除する。
また、情報源が異なるだけで同一障害物と判定された場合に、その障害物に対する情報として、移動体間通信からの障害物情報は有せず、路側監視装置40からの情報を有するときは、路側監視装置40からの情報を以て障害物の情報とし、障害物検出レーダ1からの障害物情報は削除する。
ステップ263では、危険度場設定部12’は、インデックスi=1とし、ステップ264では、各情報源に応じて障害物iの検出信頼度、幅、長さを取得する。
たとえば、ステップ262において、障害物検出レーダ1からの障害物の情報を選定した場合は、ステップ210、211で説明したような方法で、検出信頼度、障害物の長さを算出する。障害物の幅は、障害物検出レーダ1からのデータをそのまま使用する。
また、ステップ262において、路側監視装置40からの障害物の情報を選定した場合は、ステップ210で説明したような方法で検出信頼度が得られ、障害物の幅bと長さaは路側監視装置40からのものをそのまま用いる。
また、ステップ262において、移動体間通信からの障害物の情報を選定した場合は、検出信頼度を100%と設定し、障害物の幅bと長さaは移動体間通信で得られたものをそのまま用いる。
ステップ265では、危険度場設定部12’は、インデックスi=i+1とし、ステップ266では、インデックスiが検出された障害物の数Nより大きいかどうかをチェックする。インデックスがNより大きい場合はステップ214に進む。インデックスがN以下の場合はステップ264に戻り、全ての検出された障害物に対してステップ264の処理を繰り返す。
本フローチャートのステップ261は第1の実施例のステップ207に対応し、ステップ262〜266はステップ208〜213に対応する。
本実施例におけるステップ266より後の制御の流れは、第1の実施例において図6、図7に示した詳細なフローチャートのステップ214以降と同じである。つまり、走行経路に沿った危険度場の算出と走行軌跡の探索を行い、得られた走行軌跡の最短経路問題を解き、運転者への危険報知が必要かどうかを判断し、必要に応じ危険報知をし、リスク最小走行軌跡を表示装置7に表示させる。
自車両21が図34のようにブラインド交差点に優先側の道路31Aから進入して直進しようとするとき、危険状況警報装置10’は、第1の実施例の場合と異なり、路側監視装置40からの情報により道路31Bに他車両23Bが存在していることを検出している。
したがって、交差点近傍の危険度場を算出する場合に、道路属性によるブラインド交差点の危険度の値に、他車両23Bの危険度の直接寄与項が加算されるので、交差点35を直進するリスク最小走行軌跡37は、図37に示すように図19の場合よりやや右側となる。また、リスク最小走行軌跡上の危険度の値は、図19の場合よりも増加して所定の警報閾値を超え、図37に示すように文字点滅表示28と、注意方向矢印29が表示される。
また、自車両が優先側の道路31Aではなく、道路31B側からブライド交差点である交差点35に接近し、停止線34で停止した場合は、危険状況警報装置10’は、路側監視装置40からの情報により、優先側の道路31Aを走行する他車両の情報を取得し、自車両の直進、左折、右折にかかわらず、自車両の走行経路に沿う危険度場の算出と走行軌跡の探索を行うときに、自車両は所定の車速Vで設定時間T秒だけ走行するとし、自車両および他車両の予測位置にもとづく危険度場を算出して用いる。
したがって、優先側の道路31Aを走行する他車両に対して、自車両が衝突するようなタイミングの場合、リスク最小走行軌跡を得ることができず、減速、停止の警報が運転者に出される。また優先側の道路31Aを走行する他車両に対して、直前横断、または直前左折、直前右折するようなタイミングの場合に、危険状況警報装置10’は高い危険度の値を示すことになる。
本実施例の音声装置9は本発明の警報手段を、路車間通信機16は路車間通信手段を、移動体間通信機18は移動体間通信手段を構成する。また、本実施例のフローチャートにおけるステップ106、107、109は、本発明の判定手段を、ステップ251、253は道路形状取得手段を、ステップ252は道路情報取得手段を、ステップ254は車載障害物検出手段を、ステップ255は走行状態検出手段を、ステップ257は路側障害物検出手段を、ステップ262〜266、およびステップ214〜226、229は危険度場設定手段を、ステップ260は走行経路推定手段を、ステップ227、228、230、231はリスク最小軌跡算出手段を構成する。
以上のように本実施例によれば、第1の実施例と同様に、推定された走行経路に沿った走行軌跡を探索するときに、道路形状および、検出された障害物の位置の動きとその道路平面上の占有面積も考慮した上で、道路上の各地点の危険度の値を設定するので、障害物が移動している場合、占有領域の大きさを持った障害物の挙動に伴う危険度の高い路上位置の時間変化も考慮できる。
特に、路側監視装置40から障害物の情報を取得しているので、車載の障害物検出レーダ1での障害物の検出が困難な場合、例えばブラインド交差点における自車両から見通せない道路上の他車両などの位置、走行方向、車速を得ることができるので、その車両の危険度の値を適切に設定することができる。
また、第1の実施例と同様に、自車両から前方の障害物を見た時の死角領域および死角領域に隣接した死角影響領域に対しては、そうでない領域よりも危険度の値を高く設定するので、障害物の近傍を走行するときの死角への不用意な接近、死角からの不意の飛び出しに対するリスクを考慮することができる。
また、道路属性、交差点の情報にもとづいて道路上の各地点の危険度の値を補正するので、道路上の各地点の危険度への障害物による直接的な寄与、障害物の死角による寄与のほか、道路環境、交差点の状況に応じた道路上の各地点の危険度を考慮できる。
例えば、住居地域の狭い道路では、住居の出入り口からの人などの飛び出しを考慮して、道路際に近いほど、また車速が速いほど、道路上の地点の危険度を高くできる。また、信号無しブラインド交差点における自車両走行道路に交差する道路からの人や他車両の飛び出しなどを考慮して、道路上の各地点の危険度を考慮できる。
さらに、障害物の検出信頼度を反映して、上記危険度の設定を行うので検出信頼度の低い障害物に対する、危険度の値設定における誤差の拡大を防止できる。
また、障害物の推定占有領域の外側にも危険度を、障害物の直接寄与項として指数関数的に減衰する形で設定しているので、障害物、自車両の将来の位置の推定誤差があったとしても、その影響はリスク最小走行軌跡を計算する上で考慮されている。
自車両の走行経路を推定して、走行経路に沿ってリスク最小走行軌跡の算出を行っているので、交差点などの分岐路において、自車両に必要な情報だけを反映したリスク最小走行軌跡を効率的に算出できる。
なお、走行経路の推定に当たっては、取得した道路形状の情報と、自車両の方向指示器の作動状態にもとづいて自車両の走行経路を推定しているので、精度の高い走行経路の推定をできる。
特に本実施例では、移動体間通信によって自車両の走行経路に係わる他車両の位置、車速、走行方向、大きさ、進路(方向指示器の作動状態)などの情報を取得し、障害物としての危険度場の設定に用いているので、路側監視装置のない場所においても障害物の情報を外部から取得し、リスク最小走行軌跡を算出する上で考慮することができる。
本実施例の危険状況警報装置は以上の実施例のように、予測時間経過で変化する道路上の各地点の危険度にもとづき、走行可能な軌跡を探索し、自車両の走行経路に沿った走行軌跡の中のリスク最小走行軌跡を算出する。危険状況警報装置は、走行可能な軌跡が得られなかった場合、または得られたリスク最小走行軌跡上の危険度の値が所定の警報閾値を超えたとき、音声装置で運転者に警報を発するので、単に現在の障害物の位置だけから危険を警報するのに比して、本当に危険な場合にだけ運転者に警報を発することができる。
また、推定された走行経路に沿ったリスク最小走行軌跡を表示装置に提示するので、運転者の運転支援となる。
なお、第1の実施例および第2の実施例において、検出された障害物の後方に死角領域、死角領域に隣接するy軸方向側には死角影響領域を設定して、危険度場を設定することとしているが、その死角領域、死角影響領域の奥行き長さは、検出した障害物の長さの2倍としたがそれに限定されるものではない。
たとえば、路側監視装置40の監視カメラ41により検出された障害物iの場合は、上方から俯瞰して撮影し、後方死角となる距離が短いので、死角領域、死角影響領域の奥行き長さを、障害物iの長さaと等しい長さとしてもよい。
また、第1の実施例および第2の実施例において、障害物の危険度への直接寄与項は、等方向的に指数関数で減衰する形で設定しているが、それに限定されるものではない。
例えば、障害物の進行方向側への危険度の広がりは、障害物の速度に依存して、より広く設定するようにしてもよい。
第1の実施例および第2の実施例において、走行経路の推定は、走行状態検出センサ3から取得した方向指示器の作動状態、ナビゲーション装置6および白線検出カメラ2からの前方の道路形状の情報にもとづくものとしたが、それに限定されるものではない。
図1および図32に示すように、ナビゲーション装置6は、運転者が設定した走行経路に沿って走行するように運転者に案内提示する経路案内部20を有し、リスク最小軌跡生成装置8、8’の走行経路推定部11は、経路案内部20からの経路誘導指令がある場合はその指令にもとづいて、前方道路形状における自車両の走行経路を推定するようにしてもよい。
なお、経路案内部20は、本発明の走行経路案内手段を構成する。
ナビゲーション装置6の経路案内部20からの経路誘導指令を利用することによって、交差点の停止線より相当手前の位置においても、自車両がその交差点を直進、左折、右折のいずれかを推定することができるので、運転者が意図している走行経路に沿ったリスク最小走行軌跡が算出できる。
したがって、交差点に接近する早期の段階で、潜在している危険を運転者に報知することができる。
また、第1の実施例および第2の実施例における運転者への危険状況表示画面において、表示画面の下段にはリスク最小走行軌跡にもとづく現在位置からの推奨操作、例えば操舵方向指示、減速または停止指示などを表示してもよい。
なお、第2の実施例において、路側監視装置40は、障害物の走行方向と速度を画像処理によって算出することとしたが、それに限定されるものではない。さらにミリ波レーダ、またはドップラーレーダを設け、監視カメラ41と連動させて、監視カメラ41が検出した障害物の速度を検出するようにしてもよい。
また、本発明のリスク最小軌跡生成装置8、8’は、車両の自動運転装置にも適用できる。
その場合、リスク最小軌跡生成装置8、8’においてリスク最小走行軌跡を算出し、得られたリスク最小走行軌跡にもとづいて自動運転装置が車両の運転操作指令を生成するようすればよい。例えば自動運転装置は、車両がリスク最小走行軌跡に沿って走行するように操舵指令を生成する。また、得られたリスク最小走行軌跡の危険度が所定値以上の場合は、減速または停止指令を出して、次の繰り返しで得られるリスク最小走行軌跡の危険度が所定値以下になるようにすればよい。
本発明の第1の実施例の構成を示す図である。 危険状況警報装置の各構成部分の実装配置を示す図である 危険状況を運転者に報知する制御の流れを示すメインのフローチャートである。 直線道路を走行しているケースを説明する図である。 詳細な制御の流れを示すフローチャートである。 詳細な制御の流れを示すフローチャートである。 詳細な制御の流れを示すフローチャートである。 危険度場を計算する詳細な流れを示すサブフローチャートである。 障害物の危険度への直接寄与項を説明する図である。 障害物の死角領域、死角影響領域とその危険度への寄与を説明する図である。 直線道路におけるリスク最小走行軌跡を算出する方法を説明する図である。 ノード間を結ぶ枝を説明する図である。 算出されたリスク最小走行軌跡の意味を説明する図である。 算出されたリスク最小走行軌跡に沿った危険度の値の変化を説明する図である。 危険状況表示画面を説明する図である。 ブラインド交差点を直進走行するケースを説明する図である。 交差点を直進する場合のリスク最小走行軌跡を算出する方法を説明する図である。 交差点を直進する場合のリスク最小走行軌跡を算出する方法を説明する図である。 危険状況表示画面を説明する図である。 交差点で右折するケースを説明する図である。 交差点で右折、左折するケースにおける、詳細な制御の流れを示すフローチャートである。 交差点で右折、左折するケースにおける、詳細な制御の流れを示すフローチャートである。 交差点で右折、左折するケースにおける、詳細な制御の流れを示すフローチャートである。 交差点で右折、左折するケースにおける、詳細な制御の流れを示すフローチャートである。 交差点で右折するケースにおけるリスク最小走行軌跡を算出する方法を説明する図である。 交差点で右折するケースにおけるリスク最小走行軌跡を算出する方法を説明する図である。 交差点で右折するケースにおけるリスク最小走行軌跡を算出する方法を説明する図である。 交差点で右折するケースにおけるリスク最小走行軌跡を算出する方法を説明する図である。 算出されたリスク最小走行軌跡の意味を説明する図である。 算出されたリスク最小走行軌跡に沿った危険度の値の変化を説明する図である。 危険状況表示画面を説明する図である。 本発明の第2の実施例の構成を示す図である。 危険状況警報装置の各構成部分の実装配置を示す図である ブラインド交差点を直進するケースを説明する図である。 詳細な制御の流れを示すフローチャートである。 詳細な制御の流れを示すフローチャートである。 危険状況表示画面を説明する図である。
符号の説明
1 障害物検出レーダ
2 白線検出カメラ
3 走行状態検出センサ
4 通信装置
5、5’ CPU
6 ナビゲーション装置
7 表示装置
8、8’ リスク最小軌跡生成装置
9 音声装置
10、10’ 危険状況警報装置
11 走行経路推定部
12、12’ 危険度場設定部
13 リスク最小軌跡算出部
15 判定部
16 路車間通信機
17 地図情報データベース
18 移動体間通信機
19 現在位置検出部
20 経路案内部
21 自車両
23 大型車両
23A、23B 他車両
25 自転車
27 注意マーカー
28 文字点滅表示
29 注意方向矢印
31、31A、31B 道路
32 一方通行標識
33 白線
34 停止線
35 交差点
37 リスク最小走行軌跡
40 路側監視装置
41、41A、41B、41C、41D 監視カメラ
42A、42B、42C、42D アンテナ
43 コントロールユニット
45 路側通信機

Claims (13)

  1. 自車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、
    自車両周囲の障害物を検出する車載障害物検出手段と、
    自車両が走行中の道路形状を取得する道路形状取得手段と、
    前記障害物の検出位置と前記道路形状とにもとづいて、道路上の各地点における危険度を設定する危険度場設定手段と、
    前記走行状態にもとづいて自車両の走行経路を推定する走行経路推定手段と、
    前記推定された走行経路に沿った危険度の総和が最小になるリスク最小走行軌跡を算出するリスク最小軌跡算出手段とを備えることを特徴とするリスク最小軌跡生成装置。
  2. さらに自車両が走行中の道路およびそれに連なる周囲の道路の属性および交差点に関する道路情報を取得する道路情報取得手段を備え、
    前記危険度場設定手段は、前記道路情報にもとづいて道路上の各地点における危険度の値を補正することを特徴とする請求項1に記載のリスク最小軌跡生成装置。
  3. 自車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、
    自車両が走行中の道路およびそれに連なる周囲の道路および交差点に関する道路形状、道路の属性を含む道路情報を取得する道路情報取得手段と、
    道路に設置された道路上の障害物を検出する路側障害物検出手段の障害物に関する情報を受信する路車間通信手段と、
    前記検出された障害物の検出位置と前記道路情報から、道路上の各地点における危険度の値を設定する危険度場設定手段と、
    前記走行状態にもとづいて自車両の走行経路を推定する走行経路推定手段と、
    前記推定された走行経路に沿った危険度の総和が最小になるなリスク最小走行軌跡を算出するリスク最小軌跡算出手段とを備えることを特徴とするリスク最小軌跡生成装置。
  4. 前記危険度場設定手段は、前記検出された障害物の速度から前記障害物の未来の位置を予測して、前記道路形状における各地点の危険度の値を、予測時点によって変化させて設定することを特徴とする請求項1から3のいずれか1に記載のリスク最小軌跡生成装置。
  5. 前記危険度場設定手段は、前記車載障害物検出手段または前記路側障害物検出手段が前記障害物を検出した時の検出信号状態にもとづいて検出信頼度を算出し、該検出信頼度にもとづいて前記道路形状における各地点の危険度の値に対する障害物の危険度の寄与の大きさを設定することを特徴とする請求項1から4のいずれか1に記載のリスク最小軌跡生成装置。
  6. 前記危険度場設定手段は、前記障害物の検出位置と大きさにもとづいて、前記車載または路側障害物検出手段が障害物を検出することが困難な前記道路形状における死角領域を算出し、算出された死角領域およびその周辺の死角影響領域に対して危険度の値を設定することを特徴とする請求項1から5のいずれか1に記載のリスク最小軌跡生成装置。
  7. 前記危険度場設定手段は、交差点において前記走行経路推定手段が推定した走行経路に沿って危険度場の設定をすることを特徴とする請求項1から6のいずれか1に記載のリスク最小軌跡生成装置。
  8. 前記走行経路推定手段は、方向指示器の作動状態と道路形状にもとづいて、自車両の走行経路を推定することを特徴とする請求項1から7のいずれか1に記載のリスク最小軌跡生成装置。
  9. さらに、運転者が設定した目的地までの経路の誘導を行う走行経路案内手段を備え、
    前記走行経路推定手段は、前記走行経路案内手段が指示する方向を自車両の走行経路と推定することを特徴とする請求項1から8のいずれか1に記載のリスク最小軌跡生成装置。
  10. さらに自車両周囲の他車両から発信される該他車両の位置および属性を含む他車両情報を受信する移動体間通信手段を備え、
    前記危険度場設定手段は、前記移動体間通信手段によって取得した他車両情報も障害物の情報に加え、道路上の各地点の危険度を設定することを特徴とする請求項1から9のいずれか1に記載のリスク最小軌跡生成装置。
  11. 請求項1から10のいずれか1に記載の前記リスク最小軌跡生成装置と、
    該リスク最小軌跡生成装置から出力される前記リスク最小走行軌跡上の危険度の最大値にもとづいて、乗員への警報の要否を判定する判定手段と、
    警報手段とを備えることを特徴とする危険状況警報装置。
  12. 自車両周囲に検出された障害物の情報を取得し、
    自車両の走行状態を検出し、
    自車両が走行中の道路形状を取得し、
    前記検出した走行状態と前記道路形状にもとづいて自車両の走行経路を推定し、
    前記障害物の検出位置と前記道路形状にもとづき、道路上の各地点における危険度を設定し、
    前記走行経路に沿った危険度の総和が最小になる走行軌跡を算出することを特徴とするリスク最小走行軌跡の算出方法。
  13. 自車両が走行中の道路およびそれに連なる周囲の道路および交差点に関する道路形状、道路の属性を含む道路情報をナビゲーション装置から取得し、
    自車両の走行状態を検出し、
    前記検出した走行状態と前記道路情報にもとづいて自車両の走行経路を推定し、
    道路に設置された道路上の障害物を検出する路側障害物検出手段から障害物に関する情報を取得し、
    前記障害物の検出位置と前記道路情報にもとづき、道路上の各地点における危険度を設定し、
    前記走行経路に沿った危険度の総和が最小になる走行軌跡を算出することを特徴とするリスク最小走行軌跡の算出方法。
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