JP2015057688A - 走行経路生成装置 - Google Patents

走行経路生成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015057688A
JP2015057688A JP2014083012A JP2014083012A JP2015057688A JP 2015057688 A JP2015057688 A JP 2015057688A JP 2014083012 A JP2014083012 A JP 2014083012A JP 2014083012 A JP2014083012 A JP 2014083012A JP 2015057688 A JP2015057688 A JP 2015057688A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
travel
host vehicle
virtual
virtual obstacle
location
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014083012A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6301713B2 (ja
Inventor
昌也 岡田
Masaya Okada
昌也 岡田
鶴田 知彦
Tomohiko Tsuruta
知彦 鶴田
祐輔 上田
Yusuke Ueda
祐輔 上田
里奈 林
Rina Hayashi
里奈 林
井上 直哉
Naoya Inoue
直哉 井上
建 桑原
Ken Kuwabara
建 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Soken Inc
Original Assignee
Denso Corp
Nippon Soken Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp, Nippon Soken Inc filed Critical Denso Corp
Priority to JP2014083012A priority Critical patent/JP6301713B2/ja
Publication of JP2015057688A publication Critical patent/JP2015057688A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6301713B2 publication Critical patent/JP6301713B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】走行可能領域に基づいて生成される通常経路から外れる走行経路を短時間で生成する走行経路生成装置を提供する。
【解決手段】走行経路生成装置は、周囲情報に基づいて自車両が走行する走行路と障害物とを検出し(S400、S402、S404)、走行路から障害物を除いた領域を走行可能領域として検出する(S406)。走行経路生成装置は、車速、自車位置等の走行情報を取得し(S408)、走行可能領域に基づいて設定される通常経路から外れる必要がある場合(S410:Yes)、進路を示す走行箇所を設定し(S412)、走行箇所の両側に仮想障害物を設定する(S414)。走行経路生成装置は、仮想障害物が設定されている場合には、仮想障害物の間を通り走行可能領域を進行方向に対し両側に分ける走行経路を生成し、仮想障害物が設定されてない場合には、走行可能領域を進行方向に対し両側に分ける走行経路を生成する(S416)。
【選択図】図11

Description

本発明は、自車両が走行する走行経路を生成する走行経路生成装置に関する。
自車両が走行する走行経路を車両自体が生成する技術が公知である(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1では、運転者が自車両を操作して障害物を避ける方向と一致するように、自車両の走行経路を生成している。
特許文献1では、障害物を避ける走行経路を生成する場合、例えば走行経路が道路の境界に接近しすぎることを防止するために、実際の障害物とは異なる位置に仮想障害物を設定する。そして、設定した仮想障害物を避ける走行経路を生成することにより、結果として実際の障害物を避ける適切な走行経路を生成しようとしている。
特開2011−186878号公報
しかしながら、特許文献1では、仮想障害物の位置をずらしながら、その度に走行経路を修正し、この修正処理を適切な走行経路が生成されるまで継続するので、走行経路を生成するために要する時間が長くなるという問題がある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、走行可能領域に基づいて生成される通常経路から外れる走行経路を短時間で生成する走行経路生成装置を提供することを目的とする。
本発明の走行経路生成装置は、周囲情報取得手段と、走行情報取得手段と、走行可能領域検出手段と、仮想障害物設定手段と、経路生成手段と、を備えている。
周囲情報取得手段は自車両の周囲情報を取得し、走行情報取得手段は自車両の走行情報を取得し、走行可能領域検出手段は周囲情報取得手段が取得する周囲情報に基づいて自車両が走行できる走行可能領域を検出する。
仮想障害物設定手段は、走行可能領域検出手段が検出する走行可能領域に基づいて設定される通常経路から外れて前記自車両が走行するときに、走行情報取得手段が走行情報として取得する自車両の進行方向に基づいて自車両の走行箇所の両側に仮想障害物を設定し、経路生成手段は仮想障害物設定手段が走行箇所の両側に設定した仮想障害物の間を通る走行経路を生成する。
このように、自車両の進行方向に基づいて自車両の走行箇所の両側に仮想障害物を設定することにより、仮想障害物の間を通る走行経路を生成すればよい。したがって、通常経路から外れた走行経路を短時間で容易に生成できる。尚、仮想障害物を設定する自車両の走行箇所は、自車両がこれから走行する箇所と、現在の走行箇所と、過去に走行した箇所との少なくともいずれか1箇所あればよい。
さらに、自車両に走行を回避する箇所がある場合には、走行箇所の両側に設定される仮
想障害物の少なくとも片側を走行回避箇所として設定することにより、通常経路から外れて走行回避箇所を避ける走行経路を短時間で容易に生成できる。
第1実施形態の走行経路生成装置を示す機能ブロック図。 仮想障害物を設定した経路生成を説明する模式図。 進行方向に基づいた仮想障害物の設定を説明する模式図。 仮想障害物を設定する間隔を説明する模式図。 走行経路に基づいた仮想障害物の設定を説明する模式図。 走行領域に基づいた仮想障害物の設定を説明する模式図。 操舵角度に基づいた仮想障害物の設定を説明する模式図。 走行回避箇所に基づいた仮想障害物の設定を説明する模式図。 走行回避箇所に基づいた仮想障害物の設定を説明する模式図。 経路生成を説明する模式図。 経路生成処理1を示すフローチャート。 第2実施形態の走行経路生成装置を示す機能ブロック図。 仮想障害物に車速情報を設定した経路生成を説明する模式図。 仮想障害物における車速情報の設定を説明する模式図。 経路生成処理2を示すフローチャート。 第3実施形態の走行経路生成装置を示す機能ブロック図。 目的地点に基づいた仮想障害物の設定を説明する模式図。 走行経路の削除、修正を説明する模式図。 障害物の手前に目的地点を設定した経路生成を説明する模式図。 追従対象物があるときに目的地点を設定した経路生成を説明する模式図。 駐車するときに目的地点を設定した経路生成を説明する模式図。 経路生成処理3を示すフローチャート。 第4実施形態の走行経路生成装置を示す機能ブロック図。 障害物通過時に走行履歴情報を使用した経路生成を説明する模式図。 車線変更時に走行履歴情報を使用した経路生成を説明する模式図。 進路変更時に走行履歴情報を使用した経路生成を説明する模式図。 道路幅変化時に走行履歴情報を使用した経路生成を説明する模式図。 経路生成処理4を示すフローチャート。 第5実施形態の走行経路生成装置を示す機能ブロック図。 経路生成処理5を示すフローチャート。 狭路へ進入するときの経路生成を説明する模式図。 狭路へ進入するときの他の経路生成を説明する模式図。 比較例による狭路へ進入するときの経路生成を説明する模式図。 第6実施形態の走行経路生成装置を示す機能ブロック図。 経路生成処理6を示すフローチャート。 右左折するときの経路生成を説明する模式図。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1に示す走行経路生成装置2は、周囲情報取得部10と、走行情報取得部12と、走行可能領域検出部20と、仮想障害物設定部22と、経路生成部30とを備えており、CPU、RAM、ROM等を有するマイクロコンピュータにより主に構成されている。
周囲情報取得部10は、車両前方の直進方向を中心とする所定角度範囲を検出エリアとする前方センサと、車両左側方の車幅方向を中心とする所定角度範囲を検出エリアとする
左側方センサと、車両右側方の所定角度範囲(左側方センサと同様)を検出エリアとする右側方センサとが出力する信号に基づいて、車両周囲の物体および道路状況を表わす周囲情報を取得する。
また、周囲情報取得部10は、前記センサ群と、車両後方の指定角度範囲を検出エリアとする後方センサとが出力する信号に基づいて、車両周囲の物体および道路状況を表わす周囲情報を取得してもよい。
前方センサ、左右の側方センサおよび後方センサは、カメラ等の画像センサ、レーザレーダ、ミリ波レーダ、ソナー等の少なくともいずれかから構成されている。
車両周囲の物体は、車線区画突起物、他車両、歩行者等の他、自車両の走行可能領域を制限する地形や建造物等を含む。周囲情報取得部10は、個々の物体の情報として、位置、大きさ、高さ、道路に沿った長さ等を取得する。
また、周囲情報取得部10は、道路状況として、車線境界線、車道中央線、車道外側線等の路面に描かれた区画線の種類と、区画線上の複数の位置座標に基づいて規定される直線、曲線等の道路形状の情報と、道路幅とを取得する。周囲情報取得部10は、道路状況として、ナビゲーション装置から道路形状および道路幅を取得してもよい。
例えば図2において、周囲情報取得部10は、車線区画線200、202と駐車車両等の障害物220とを自車両100の周囲の物体および道路状況を表わす周囲情報として取得する。特徴点210、212、222は、それぞれ車線区画線200、202、および障害物220を表わしている。
走行情報取得部12は、車速センサから自車両の車速を取得し、操舵角センサから自車両の操舵角を取得し、GPS装置などの衛星測位装置から自車両の位置(自車位置)を取得する。走行情報取得部12は、GPS装置から取得する位置情報から自車両の車速を求めてもよい。
そして、走行情報取得部12は、前進または後進を示すシフト位置と、操舵角センサが示す操舵方向とに基づいて自車両の進行方向を走行情報として取得する。これに対し、操舵角センサが示す操舵角から自車両の進路を予測し、自車位置から進路上の点を結ぶ直線の方向を進行方向としてもよい。また、走行情報取得部12は、GPS装置から取得する自車位置の変化から自車両の進行方向を走行情報として取得してもよい。
走行可能領域検出部20は、周囲情報取得部10が取得する周囲情報に基づいて、自車両が走行可能な領域を認識する。例えば図2において、走行可能領域検出部20は、車線区画線200と車線区画線202との間の領域で障害物220を除いた領域を走行可能領域として検出する。自車両100から見て、走行可能領域の左右の外側が走行不可領域となる。
仮想障害物設定部22は、走行可能領域検出部20が検出する走行可能領域に基づいて設定される通常経路230から外れて自車両100が走行するときに、自車両100の進行方向に基づいて自車両100の走行箇所300の左右両側に仮想障害物310、312をそれぞれ設定する。
仮想障害物設定部22は、自車両100の進行方向に基づいて、自車両100の右側および左側を認識し、右側に仮想障害物310を設定し、左側に仮想障害物312を設定する。符号310、312は、それぞれ仮想障害物310、312を表わす特徴点としても使用する。
通常経路230から外れて自車両100が走行するときの走行箇所300は、例えば、運転者による操舵に基づき、通常経路230から外れて走行すると推定される自車両100の進行方向上の点、経路または領域である。また、走行箇所300は、自車両100がこれから走行する箇所と、現在の走行箇所と、過去に走行した箇所との少なくともいずれか1箇所あればよい。
次に、仮想障害物310、312の設定について説明する。図3に示すように、自車位置102と、自車両が走行する走行地点である走行箇所300とを結ぶ直線104を基準とし、直線104と自車両100の進行方向とに基づいて、走行箇所300の左右両側に仮想障害物310、312を設定する。
走行箇所300の両側に設定する仮想障害物310、312の数は左右それぞれに1個以上であればよい。そして、左右両側で同じ数であることが望ましい。これにより、経路生成部30で生成される走行経路が走行箇所300からずれることを低減できる。
また、走行箇所300の両側に走行箇所300から等距離に仮想障害物310と仮想障害物312とを設定することが望ましい。これにより、経路生成部30で生成される走行経路が走行箇所300からずれることを低減できる。
ここで、図4の(A)に示すように、図4の(B)よりも仮想障害物310と仮想障害物312との間隔を狭くすると、走行経路は走行箇所300を通りやすくなる。走行経路が走行箇所300からずれてもよい場合は、図4の(B)に示すように、仮想障害物310と仮想障害物312との間隔を広くしてもよい。このように、走行箇所300を通過させたい要求度に応じて、仮想障害物310と仮想障害物312との間隔を設定することが望ましい。
また、走行箇所300は1点だけではなく、複数設定してもよい。例えば、図5に示すように、通常経路230(図2参照)から外れるが、ドライバの操舵角等から判断して自車両100が走行したい走行経路232が存在する場合、走行経路232上に複数の走行箇所300を設定する。そして、自車位置102と走行経路232とを結んだ直線104を基準とし、直線104と自車両100の進行方向とに基づいて、各走行箇所300の両側に仮想障害物310、312を設定する。
また、図6に示すように、自車両100に通常経路から外れて走行したい走行領域110が存在する場合、走行領域110内の中心点112と自車位置102とを直線104で結ぶ。そして、走行領域110内の直線104上に複数の走行箇所300を設定する。そして、直線104を基準とし、直線104と進行方向とに基づいて、走行領域110内において各走行箇所300の両側に仮想障害物310、312を設定する。
図7に示すように、自車両100が障害物220を避けるために、現在の操舵角に対して点線で示す急操舵をすることなく走行できる範囲120を規定する場合、範囲120の境界の両側に仮想障害物310、312を設定する。現在の操舵角に対して急操舵をすることなく走行できる範囲120であるから、進行方向に向かって範囲120は広がっている。走行経路240は、仮想障害物310と仮想障害物312との間を通って生成される。
ここで、操舵に対して実際の進路が変更されるには、通常応答遅れがある。図7に示す急操舵をすることなく走行できる範囲120を規定する方式は、操舵に対する応答遅れによる進路変更の範囲を規定する場合にも適用できる。
図8に示すように、走行可能領域内で障害物220以外に走行を回避したい回避箇所320が存在する場合、仮想障害物設定部22は、例えば回避箇所320と車線区画線200、202との間で間隔が広い車線区画線200と回避箇所320との間に走行箇所300を設定する。そして、回避箇所320上に仮想障害物312を設定し、回避箇所320上に設定した仮想障害物312に対応して、走行箇所300に対して反対側の車線区画線200側に仮想障害物310を設定する。
また、仮想障害物設定部22は、自車両100が走行すると予測される走行経路に対して回避箇所320が左右のどちらにあるかを判定する。そして、この判定結果に基づき、回避箇所320に対して自車両100の予測走行経路側が走行箇所となるように、回避箇所320と、予測走行経路を挟んで回避箇所の反対側とに仮想障害物を設置することが望ましい。尚、現在の走行情報を取得できない場合、直前に取得した走行情報に基づいて走行経路を予測してもよい。
また、図9に示すように、障害物220の横を通過する場合に、走行可能領域に基づいて障害物220と車線区画線200との間に設定される通常経路230を走行すると、障害物220に接触するおそれがあり安全が確保できないので通常経路230から外れる必要があると判断される場合には、安全マージンを見込んで障害物220から所定距離dを離して回避箇所320を設定してもよい。
これにより、通常経路230よりも障害物220から離れた位置に走行経路240が生成される。
その結果、障害物220の横を通過する際に、自車両100は障害物220に接触することなく安全に走行できる。回避箇所320が領域の場合、領域内の少なくとも1点以上を仮想障害物として設定すればよい。
経路生成部30は、例えば図10に示すような道路状況において、車線区画線200を表わす特徴点210と障害物220を表わす特徴点222と仮想障害物310を表わす特徴点310とを一つのクラスとし、車線区画線202を表わす特徴点212と仮想障害物312を表わす特徴点312とを別のクラスとし、これら特徴点210、212、222、310、312を自車両100の進行方向に向かって左右両側の異なるクラスに分類する識別面250を生成する。
経路生成部30は、例えばサポートベクターマシン(SVM)を識別器とし、識別面250に最も近い特徴点との距離が最大になるように識別関数を用いて識別面250を生成する。この識別面250が自車両100の走行経路240となる。
(経路生成処理1)
図11に走行経路生成装置2が実行する経路生成処理1のフローチャートを示す。経路生成処理1は常時実行される。図11において「S」はステップを表わしている。
周囲情報取得部10は、カメラの画像データおよびレーダが走査する走査情報等から、自車両の周囲の物体および道路状況を表わす周囲情報を取得する(S400)。走行可能領域検出部20は、S400において取得した周囲情報に基づいて、車線を区画する区画線から自車両が走行する走行路と障害物とを検出し(S402、S404)、走行路から障害物を除いた領域を、自車両が走行できる走行可能領域として検出する(S406)。
走行情報取得部12は、車速センサ、操舵角センサ、GPS、ナビゲーション装置等から、車速、自車位置等の走行情報を取得する(S408)。
仮想障害物設定部22は、S408において取得した走行情報に基づいて、自車両が走行可能領域に基づいて設定される通常経路から外れる必要があるか否かを判定する(S410)。通常経路から外れる必要がない場合(S410:No)、仮想障害物設定部22はS416に処理を移行する。
自車両が通常経路から外れる必要がある場合(S410:Yes)、仮想障害物設定部22は、自車両の進路を示す走行箇所を設定する(S412)。自車両が走行を回避する走行回避箇所が設定される場合には、走行回避箇所を避けて走行するための走行箇所を設定する。
そして、仮想障害物設定部22は自車両の進行方向に基づいて走行箇所の左右両側に仮想障害物を設定する(S414)。走行回避箇所がある場合には、走行回避箇所と、走行箇所を挟んで走行回避箇所の反対側とに仮想障害物を設定する。
S416において経路生成部30は、走行箇所の両側に仮想障害物が設定されている場合には、仮想障害物の間を通りS406で検出した走行可能領域を表わす特徴点を進行方向に対し左右両側に分類するように、仮想障害物が設定されてない場合には、S406で検出した走行可能領域を表わす特徴点を進行方向に対し左右両側に分類するように、識別器により走行経路を生成する。
以上説明した第1実施形態では、自車両の進行方向に基づいて自車両が走行すると推定される走行箇所の左右両側に仮想障害物を設定することにより、仮想障害物の間に位置する走行箇所を通る走行経路を短時間で容易に生成できる。
[第2実施形態]
図12に示す第2実施形態の走行経路生成装置4は、第1実施形態の走行経路生成装置2に対し車速設定部24が追加されている。それ以外の構成は第1実施形態と実質的に同一である。
図13に示すように、自車両100が走行箇所300を通過するときの車速(αkm/h)を設定する必要がある場合、車速設定部24は、仮想障害物設定部22が進行方向に基づいて走行箇所300の左右両側に仮想障害物310、312を設定するときに、走行箇所300を通過するときの車速(αkm/h)を仮想障害物310、312に設定する。
車速設定部24は、例えば、第1実施形態の図9に示すように、障害物220の横を通過するときに自車両100が通過できる幅が狭くなっており、通常よりも車速を低下して通過した方がよいと判断される場合に、仮想障害物310、312に自車両100が走行箇所300を通過する車速を車速情報として設定する。
そして、図14に示すように、経路生成部30が仮想障害物310と仮想障害物312との間を通る走行経路240を生成すると、車速設定部24は、仮想障害物310と仮想障害物312とを結ぶ直線と走行経路240との交点に、車速情報としてαkm/hを設定することが望ましい。
尚、通常よりも車速を低下して走行箇所300を走行した方がよい場合だけでなく、通常よりも車速を上昇させて走行箇所300を走行した方がよい場合にも、仮想障害物310、312に車速情報を設定してもよい。
(経路生成処理2)
図15に走行経路生成装置4が実行する経路生成処理2のフローチャートを示す。経路生成処理2は常時実行される。図15において「S」はステップを表わしている。図15のS420〜S434、S440は図11のS400〜416と実質的に同一処理であるから説明を省略する。
自車両100が走行箇所300を通過するときの車速を車速情報として設定する必要がない場合(S436:No)、車速設定部24はS440に処理を移行する。
自車両100が走行箇所300を通過するときの車速を車速情報として設定する必要がある場合(S436:Yes)、車速設定部24は、進行方向に基づいて走行箇所300の左右両側に設定される仮想障害物310、312に、走行箇所300を通過するときの自車両の車速を設定し、S440に処理を移行する。
以上説明した第2実施形態では、自車両100が走行箇所300を通過するときの車速を車速情報として仮想障害物310、312に設定するので、自車両100は、設定された車速で走行箇所300を通過できる。
[第3実施形態]
図16に示す第3実施形態の走行経路生成装置6は、第2実施形態の走行経路生成装置2に対し、目的地点設定部14と経路修正部32とが追加されている。それ以外の構成は第2実施形態と実質的に同一である。
図17に示すように、仮想障害物設定部22が走行箇所300として自車両の目的地点330を取得して設定する場合、車速設定部24は、目的地点330を走行箇所300として、進行方向に基づいて目的地点330の左右両側に設定される仮想障害物310、312に、目的地点330を通過するときの自車両の車速を設定する。
仮想障害物設定部22は、自車両100が目的地点330を停止点として停止する場合には、図17に示すように、仮想障害物310、312に車速情報として0kmを設定する。そして、前述した図14の説明において車速情報として設定したαkm/hを0km/hと置き換えて、経路生成部30が仮想障害物310と仮想障害物312との間を通る走行経路240を生成すると、仮想障害物310と仮想障害物312とを結ぶ直線と走行経路240との交点に、車速情報として0km/hを設定することが望ましい。
仮想障害物設定部22は、自車両100が目的地点330を通過点とする場合には、目的地点330の通過速度として0km/h以外の車速を仮想障害物310、312に設定する。
目的地点330で停止する場合には、目的地点330よりも先の走行経路は不要であるから、経路修正部32は、図18の(A)に示すように、目的地点330よりも先に経路生成部30が生成した走行経路を削除してもよい。
また、目的地点330で停止できないことを想定する場合、経路修正部32は、図18の(B)に示すように、目的地点330に到達したときの進行方向を維持するように、経路生成部30が目的地点330よりも先に生成した走行経路を修正してもよい。
また、図19の(A)に示すように、障害物として例えば駐車車両130の後ろに停車する場合、仮想障害物設定部22は、安全マージンを見込んで駐車車両130の後ろの所定距離離れた位置に走行箇所として目的地点330を設定する。仮想障害物設定部22は、目的地点330の両側に仮想障害物310、312を設定し、仮想障害物310、312に車速情報として0kmを設定する。
このとき、図19の(B)に示すように、目的地点330までの実線で示す走行経路240に加え、目的地点330よりも先の点線で示す走行経路240を経路生成部30が生成することで、目的地点330で停止できずに駐車車両130と衝突しそうな場合に備えることができる。
また、図20に示すように、前方車両132に追従して走行する場合、仮想障害物設定部22は、前方車両132の後方に所定の車間距離をおいた位置に走行箇所300を設定し、走行箇所300の両側に仮想障害物310、312を設定する。レーダ等で検出した前方車両132の車速をαkm/hとすると、車速設定部24は、仮想障害物310、312に車速情報として前方車両132の車速と同じαkmを設定する。
さらに仮想障害物設定部22は、前方車両132との衝突を避けるため、安全マージンを見込んで前方車両132の後ろに、車速情報としてαkm/hを設定した仮想障害物よりも前方車両132の近くの所定距離離れた位置に目的地点330を設定する。仮想障害物設定部22は目的地点330の両側に仮想障害物310、312を設定し、車速設定部24は仮想障害物310、312に車速情報として0kmを設定する。
尚、車速情報として0kmを設定した目的地点330に加え、前方車両132の車速と同じαkmを設定した走行箇所300を目的地点としてもよい。
このとき、0kmを設定された目的地点330までの実線で示す走行経路240に加え、目的地点330よりも先の点線で示す走行経路240を経路生成部30が生成することで、目的地点330で停止できずに前方車両132と衝突しそうな場合に備えることができる。
また、図21に示すように、自車両100が駐車エリア140に駐車する場合、駐車エリア140の入口中央に走行箇所300と、走行箇所300の両側の駐車エリア140の入口両端に仮想障害物310、312とを設定する。走行箇所300の両側の仮想障害物310、312に設定される車速情報は、駐車エリア140に安全に駐車できるように、例えば5km/hに設定される。
そして、自車両100が駐車エリア140内で停止する位置に、走行箇所300として目的地点330と、目的地点330の両側に仮想障害物310、312を設定する。目的地点330の両側に設定する仮想障害物310と仮想障害物312との間隔は、駐車エリア140の真ん中に停車するために、入口の間隔よりも短くすることが望ましい。また、目的地点330の両側の仮想障害物310、312に設定される車速情報は、0km/hに設定される。
自車両100が駐車エリア140に進入してくると、自車両100の進入方向が駐車エリア140に沿って平行になるように、走行箇所300の両側に設定する仮想障害物310と仮想障害物312とを結ぶ直線の傾きを徐々に修正する。
(経路生成処理3)
図22に走行経路生成装置6が実行する経路生成処理3のフローチャートを示す。経路生成処理3は常時実行される。図22において「S」はステップを表わしている。図22のS450〜S458は図11のS400〜408と実質的に同一処理であるから説明を省略する。
仮想障害物設定部22は、S458において取得した走行情報に基づいて、自車両が走行可能領域に基づいて設定される通常経路から外れる必要があるか否かを判定する(S4
60)。通常経路から外れる必要がない場合(S460:No)、仮想障害物設定部22はS478に処理を移行する。
自車両が通常経路から外れる必要がある場合(S460:Yes)、仮想障害物設定部22は、自車両が前方車両等の移動物体への追従走行を行うか否かを判定する(S462)。自車両が移動物体への追従走行を行う場合(S462:Yes)、走行経路生成装置6はS472に処理を移行する。
自車両が移動物体への追従走行を行わない場合(S462:No)、仮想障害物設定部22は自車両の目的地点を検出する(S464)。目的地点とは、例えば自車両の停止地点として、前述したように駐車車両または追従車両の所定距離後方、駐車エリアの停止位置等である。
目的地点がない場合(S466:No)、仮想障害物設定部22は自車両の進路を示す走行箇所を設定する(S468)。自車両が走行を回避する走行回避箇所が設定される場合には、走行回避箇所を避けて走行するための走行箇所を設定する。
そして、自車両の進行方向に基づいて走行箇所の両側に仮想障害物を設定する(S470)。走行回避箇所がある場合には、走行回避箇所と、走行箇所を挟んで走行回避箇所の反対側とに仮想障害物を設定し、S478に処理を移行する。
目的地点がある場合(S466:Yes)、仮想障害物設定部22はS474に処理を移行する。
S472において仮想障害物設定部22は、カメラの画像データまたはレーダの走査情報に基づいて追従対象物を検出し、S474に処理を移行する。
S474において、仮想障害物設定部22は、目的地点330を走行箇所として設定し、目的地点330の両側に仮想障害物310、312を設定する。S476において、車速設定部24は、仮想障害物310、312に目的地点330における自車両100の車速を設定し、S478に処理を移行する。
S478において経路生成部30は、走行箇所の両側に仮想障害物が設定されている場合には仮想障害物の間を通るように、仮想障害物が設定されていない場合には、S456で検出した走行可能領域を表わす特徴点を進行方向に対し左右両側に分類するように、識別器により走行経路を生成する。
以上説明した第3実施形態では、例えば、駐車車両の後方に停車する場合、あるいは追従対象物として前方車両に追従する場合、あるいは駐車エリアに駐車する場合など、走行可能領域に基づいて設定される通常経路を外れた目的地点が自車両にある場合、自車両が走行する走行箇所として目的地点を設定し、目的地点の両側に仮想障害物を設定した。そして、仮想障害物に自車両が目的地点を通過する車速情報を設定した。これにより、自車両は、目的地点に停止、あるいは設定された車速で目的地点を通過できる。
[第4実施形態]
図23に示す第4実施形態の走行経路生成装置8は、第1実施形態の走行経路生成装置2に対し、走行履歴記憶部26が追加されている。それ以外の構成は第1実施形態と実質的に同一である。
走行履歴記憶部26は、自車両が走行してきた走行履歴情報として、走行可能領域を規定する車線区画線および障害物等、ならびに自車両が走行してきた走行経路の少なくとも
いずれか一方をRAM等の記憶部に記憶する。
図24に示すように、自車両100が障害物220を避けて通過する途中においては、自車両100の後または横に位置する車線区画線200、202および障害物220は周囲情報を取得するカメラおよびレーダの死角になることがある。死角になっている領域260の車線区画線200、202および障害物220を考慮せず死角になっていない前方の周囲情報だけに基づいて走行経路を生成すると、自車両100の進路変更等により、死角になっている領域260の車線区画線200、202または障害物220に自車両100が接触することがある。
そこで、例えば障害物220を避けて走行中の場合には、仮想障害物設定部22は、直前に記憶されている走行履歴情報を読み出し、死角になっている走行可能領域を規定する車線区画線200、202および障害物220に仮想障害物310、312を設定する。
これにより、死角になっている車線区画線200、202および障害物220、ならびにカメラおよびレーダから取得され死角になっていない周囲情報に基づいて自車両100の走行経路240が生成される。その結果、死角になっている車線区画線200、202および障害物220に接触せずに自車両100が走行できる。
また、図25に示すように、自車両100が車線変更する場合、死角になっている領域260の車線区画線200、202、204を考慮せず、死角になっていない前方の車線区画線200、202、204等の周囲情報だけに基づいて走行経路を生成すると、通常経路230で示される急な車線変更になることがある。
そこで、仮想障害物設定部22は、直前に記憶されている走行可能領域の走行履歴情報を読み出し、死角になっている走行可能領域を規定する車線区画線200、202、204に仮想障害物310、312を設定する。これにより、死角になっている車線区画線200、202、204、ならびにカメラおよびレーダから取得され死角になっていない周囲情報に基づいて自車両100の走行経路240が生成される。その結果、死角になっている車線区画線200、202、204および障害物を考慮した滑らかな車線変更を行うことができる。
また、図26に示すように、自車両100が現在の自車位置102に達するまでに走行経路として走行軌跡234を走行して来ており、これから走行箇所300に向かって進路を変更する場合、自車位置102と走行箇所300とを結ぶ直線104を基準とし、直線104と自車両100の進行方向とに基づいて走行箇所300の左右両側に仮想障害物310、312を設定すると、点線で示す通常経路230のように急操舵になることがある。
そこで、仮想障害物設定部22は、直前に記憶されている走行軌跡234の走行履歴情報を読み出し、走行軌跡234上に複数の走行箇所300を設定する。そして、各走行箇所300の両側に仮想障害物310、312を設定する。
これにより、直前まで走行した走行軌跡234の形状に続いて走行箇所300に向かう滑らかな走行経路240が生成されるので、自車両100は滑らかな進路変更を行うことができる。
また、図27に示すように、自車両100が走行する道路の片側に非常駐車帯、待避所またはカープールレーン等の通常走行外領域270等が設けられ道路幅が急激に変化しており、通常走行外領域270側の車線区画線が不明瞭、または車線区画線がない場合、通
常走行外領域270を含んだ領域が走行可能領域として検出されることがある。この場合、通常走行外領域270側に移動した走行経路が通常経路230として生成され、自車両に100とって無駄な動きを伴う走行経路となる。
そこで、仮想障害物設定部22は、直前に記憶されている走行可能領域を規定する走行履歴情報を読み出し、通常走行外領域270の手前を走行している道路幅となるように、通常走行外領域270を仕切る車線区画線があると思われる位置に仮想障害物310を設定し、自車両100の進行方向前方を走行箇所300として、走行箇所300に対して仮想障害物310と反対側に仮想障害物312を設定する。仮想障害物312は、車線区画線202上に設定してもよい。これにより、通常走行外領域270の領域を考慮せず、直前に走行していた道路幅にしたがって走行経路240が生成される。
(経路生成処理4)
図28に走行経路生成装置8が実行する経路生成処理4のフローチャートを示す。経路生成処理4は常時実行される。図28において「S」はステップを表わしている。図28のS480〜S486、S504〜S512は図11のS400〜S416と実質的に同一処理であるから説明を省略する。
S488において走行履歴記憶部26は、自車両が走行している走行可能領域において走行路の検出結果に車線区画線等の欠落があるか否かを、S480において取得した周囲情報に基づいて判定する。走行路の検出結果に欠落がない場合(S488:No)、走行履歴記憶部26は、走行路の検出結果を走行履歴情報として記憶し(S490)、S494に処理を移行する。
走行路の検出結果に欠落があると走行履歴記憶部26が判定すると(S488:Yes)、仮想障害物設定部22は、RAMに記憶されている走行路の欠落前の走行履歴情報を読み出して欠落部分を補う走行路情報を作成し(S492)、S494に処理を移行する。
S494において走行履歴記憶部26は、自車両が走行している走行可能領域において、障害物の検出結果に欠落があるか否かを、S480において取得した周囲情報に基づいて判定する。障害物の検出結果に欠落がある場合(S494:Yes)、仮想障害物設定部22はS500に処理を移行する。
障害物の検出結果に欠落がない場合(S494:No)、走行履歴記憶部26は、障害物を検出するときにカメラおよびレーザ等の異常により誤検出の可能性があるか否かを判定する(S496)。障害物について誤検出の可能性がある場合(S496:Yes)、走行履歴記憶部26はS500に処理を移行する。
障害物について誤検出の可能性がない場合(S496:No)、走行履歴記憶部26は障害物の検出結果を走行履歴情報として記憶し(S498)、S502に処理を移行する。
S500において仮想障害物設定部22は、RAMに記憶されている障害物の欠落前の走行履歴情報を読み出して欠落部分を補う障害物情報を作成し、S502に処理を移行する。
S502において走行経路生成装置8は、走行路および障害物を含む走行可能領域の検出結果に欠落があった場合は欠落前の走行履歴情報によって欠落部分を補って走行可能領域を規定する。以下の処理は、前述したように図11のS408〜S416と実質的に同
一処理であるから説明を省略する。
以上説明した第4実施形態では、自車両が走行した走行可能領域および走行軌跡の少なくともいずれか一方の走行履歴情報を記憶しておき、必要に応じて記憶されている走行履歴情報を読み出して走行可能領域または走行軌跡を規定する。これにより、記憶している走行履歴情報に基づいて適切な走行経路を生成できる。
[第5実施形態]
図29に示す第5実施形態の走行経路生成装置150は、第1実施形態の走行経路生成装置2に対し、狭路判定部28が追加されている。それ以外の構成は第1実施形態と実質的に同一である。走行経路生成装置150は、自車両の進行方向の走行可能領域が狭路の場合の走行経路を生成する。
(経路生成処理5)
図30に走行経路生成装置150が実行する経路生成処理5のフローチャートを示す。経路生成処理5は常時実行される。図30において「S」はステップを表わしている。図30のS520〜S528、S538は図11のS400〜408、S416と実質的に同一処理であるから説明を省略する。
S530において、狭路判定部28は、ナビゲーション装置の地図情報およびカメラの画像情報などに基づいて、自車両の進行方向の走行可能領域の走行路幅を算出する。そして、自車両の進行方向の走行可能領域が狭路であるか否かを判定する(S532)。狭路であるか否かの判定は、走行可能領域の走行路幅が所定範囲内であるか否かにより判定する。
所定範囲の下限値は、自車両の車幅と狭路を通過するときの安全マージンとに基づいて設定された走行路幅の下限幅である。所定範囲の上限値は、この走行路幅を超えると仮想障害物を設定せずに生成された通常経路で自車両が通過できる値である。
狭路であるか否かを判定するための所定範囲の下限値および上限値は、自車両の車幅等に基づいて予め固定値で設定されてもよいし、周囲情報に基づいた走行可能領域の危険度、ならびに走行情報に基づいた車速などに応じて適宜可変に設定してもよい。
狭路ではない場合(S532:No)、狭路判定部28はS538に処理を移行する。この場合、仮想障害物を設定せずに走行経路が生成される。
狭路の場合(S532:Yes)、仮想障害物設定部22は、自車両が進入する進入路である狭路の手前に、走行箇所と、走行箇所の両側に仮想障害物とを設定し(S534、S536)、S538に処理を移行する。
図31に示すように、自車両100の進行方向の障害物220で区画された走行可能領域が狭路280である場合、例えばS534、S536において、仮想障害物設定部22は、自車両100にとって狭路280の手前に、狭路280の入口から少なくともL0の距離まで、狭路280の中心線282上に狭路280に沿って狭路280と平行に走行箇所300を設定する。L0は、自車両100の前端から後輪軸106の中央108までの長さである。
そして、仮想障害物設定部22は、自車両100にとって狭路280の手前に狭路280に沿って狭路280と平行に狭路280の入口から少なくともL0まで、走行箇所300の両側に走行箇所300から等しい距離に仮想障害物310、312を設定する。
さらに、走行経路240が走行箇所300からずれずに走行箇所300上に狭路280に沿って狭路280と平行に生成されるように、仮想障害物310と仮想障害物312との間隔は、極力狭くなるように設定することが望ましい。図31では、仮想障害物310と仮想障害物312との間隔を、狭路280の幅よりも狭く自車両100の車幅よりも広くなるように設定しているが、車幅より狭くしてもよい。
S538において経路生成部30は、図31に示すように走行箇所300および仮想障害物310、312が設定されている場合には、左右の障害物220の狭路280を区画する側にそれぞれ特徴点222、224を設定する。経路生成部30は、特徴点222と仮想障害物310を表わす特徴点310とを一つのクラスとし、特徴点224と仮想障害物312を表わす特徴点312とを別のクラスとし、これら特徴点222、310と特徴点224、312とを自車両100の進行方向に向かって左右両側の異なるクラスに分類するように走行経路240を生成する。
これにより、自車両100の前端が狭路280の入口に達したときに、自車両100は狭路280に沿って平行に位置する。そして、後輪軸の中央108が走行経路240に一致するように自車両100を走行させれば、自車両100は左右の障害物220に接触することなく狭路280を通過できる。
狭路280の走行路幅が広い場合には、図32に示すように、自車両100の進入方向を狭路280に対して斜めにしてもよい。この場合、狭路280の入口から最も離れた位置に設置する仮想障害物までの距離をXとすると、次式(1)を満たす距離Xまで中心線282上に狭路280に沿って狭路280と平行に走行箇所300を設定し、自車両100にとって狭路280の手前に狭路280に沿って狭路280と平行に距離Xまで、走行箇所300の両側に走行箇所300から等しい距離に仮想障害物310、312を設定する。
X>(L12−W21/2 ・・・(1)
仮想障害物310と仮想障害物312との間隔は、走行経路240が走行箇所300からずれずに走行箇所300上に狭路280に沿って狭路280と平行に生成されるように、極力狭くなるように設定することが望ましい。図32では、仮想障害物310と仮想障害物312との間隔を、狭路280の幅よりも狭く、自車両100の車幅よりも広くなるように設定しているが、車幅より狭くしてもよい。
式(1)において、L1は後輪軸106の中央108から自車両100の前方左角または前方右角までの長さを表わし、Wは狭路280の走行路幅の半分を表わしている。Wが(下限値/2)よりも大きい場合には、式(1)を満たす範囲でXを極力小さくすることにより、XをL0よりも短くすることができる。L1および前述したL0は、自車両の大きさを表わす車両定数である。
これにより、Wが(下限値/2)よりも大きい場合には、図30よりも狭路280に近い位置から仮想障害物310、312に基づいて走行経路240が生成されるので、自車両100は大回りすることなく狭路280に進入できる。
図32に示すように自車両100が狭路280の入口に斜めに進入しても、後輪軸106の中央108が走行経路240に一致するように自車両100を走行させれば、図32に示す状態から狭路280に進入しながら自車両100の向きを狭路280に沿って平行にすることにより、障害物220に接触せずに狭路280を安全に通過できる。
図31、32では障害物220が狭路280を区画する例を図示したが、障害物220
以外に、例えば車線区画線で狭路280が規定されてもよい。
[比較例]
第5実施形態に対し、図33に示すように、狭路280の手前に仮想障害物310、312を設定しない比較例の場合、狭路280を区画する障害物220に特徴点222、224が設定されるだけである。この場合、自車両100が狭路280に進入してから自車両100の向きが狭路280に沿って修正されるので、狭路280を通過中に、自車両100が左右両側の障害物220のいずれかに接触することがある。
[第6実施形態]
図34に示す第6実施形態の走行経路生成装置160は、第1実施形態の走行経路生成装置2に対し、右左折判定部34が追加されている。それ以外の構成は第1実施形態と実質的に同一である。走行経路生成装置160は、自車両が右左折するときの走行経路を生成する。
(経路生成処理6)
図35に走行経路生成装置160が実行する経路生成処理6のフローチャートを示す。経路生成処理6は常時実行される。図35において「S」はステップを表わしている。図35のS540〜S548、S556は図11のS400〜408、S416と実質的に同一処理であるから説明を省略する。
S550において、右左折判定部34は、自車両が右左折するか否かを判定する。この判定は、自車両の進行方向に右折路または左折路が存在し、自車両が右折路または左折路に進入するか否かに基づいて判定される。
右折路または左折路の存在は、例えば、ナビゲーション装置の地図情報およびカメラの画像情報などに基づいて判定される。右折路または左折路に進入するか否かは、例えば、ナビゲーション装置からの経路情報、ならびにドライバのステリング操作、ウインカーの点灯などに基づいて判定される。
右左折しない場合(S550:No)、右左折判定部34はS556に処理を移行する。この場合、仮想障害物を設定せずに走行経路が生成される。
右左折する場合(S550:Yes)、仮想障害物設定部22は、右左折する進入路の手前に走行箇所と、走行箇所の両側に仮想障害物を設定し(S552、S554)、S556に処理を移行する。
図36に示すように、自車両100が左折する場合、S552、S554において、仮想障害物設定部22は、自車両100にとって進入路290の手前に、例えば進入路290の入口から少なくともL0まで、進入路290の中心線292上に進入路290に沿って進入路290と平行に走行箇所300を設定する。L0は、前述したように自車両100の前端から後輪軸106の中央108までの長さである。
そして、仮想障害物設定部22は、自車両100にとって進入路290の手前に進入路290に沿って進入路290と平行に進入路290の入口から少なくとも長さL0まで、走行箇所300の両側に走行箇所300から等しい距離に仮想障害物310、312を設定する。
仮想障害物310と仮想障害物312との間隔は、走行経路240が走行箇所300からずれずに走行箇所300上に進入路290に沿って進入路290と平行に生成されるように、極力狭くなるように設定することが望ましい。図36では、仮想障害物310と仮想障害物312との間隔を、進入路290の幅よりも狭く、自車両100の車幅よりも広
くなるように設定しているが、車幅より狭くしてもよい。
S556において経路生成部30は、左折する手前の左右の障害物220、ならびに進入路290を区画する左右の障害物220の道路側に、それぞれ特徴点222、224を設定する。経路生成部30は、特徴点222と仮想障害物310を表わす特徴点310とを一つのクラスとし、特徴点224と仮想障害物312を表わす特徴点312とを別のクラスとし、これら特徴点222、310と特徴点224、312とを自車両100の進行方向に向かって左右両側の異なるクラスに分類するように走行経路240を生成する。
これにより、自車両100の前端が左折する進入路290の入口に達したときに、自車両100の向きを進入路290に沿って極力平行にすることができる。そして、走行経路240に一致するように自車両100を走行させれば、自車両100は左右の障害物220に接触することなく進入路290に進入して安全に走行できる。
図36では障害物220が進入路290を区画する例を図示したが、障害物220以外に、例えば車線区画線で進入路が規定されてもよい。
[他の実施形態]
走行経路を生成する識別器として、上記実施形態で説明したSVM以外にも、パーセプトロン、ニューラルネットワークを用いてもよい。
上記実施形態では、GPS装置などの衛星測位装置から自車両の位置を取得した。これ以外にも、周囲情報取得部10が取得する周囲情報として、例えば実際の建物、横断歩道、信号等の情報と地図DBが示す情報とを照合して自車両の位置を取得してもよい。
また、走行可能領域検出部20は、車線変更、合流、分流等の運転者の操作に基づいて、道路の区画線を跨ぐ走行可能領域の形状を認識してもよい。
本発明は、生成された走行経路に基づいて自動運転する車両に適用すると、通常経路から外れても適切な走行経路を車両が生成するので効果的である。
第5実施形態および第6実施形態では、狭路280および進入路290の手前に狭路280および進入路290に沿ってそれぞれ走行箇所300と仮想障害物310、312とを複数設置した。これに対し、走行箇所300と仮想障害物310、312とを1個だけ設置してもよい。また、第5実施形態および第6実施形態において、走行箇所300と仮想障害物310、312とを直線上ではなく曲線上に設置し、狭路280または進入路290に進入するときに曲線の走行経路240を生成してもよい。
また、第5実施形態における狭路280は、自車両100の進行方向の走行可能領域の走行路幅が所定範囲であれば道路に限るものではなく、駐車エリア等であってもよい。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。例えば、第2実施形態、第3実施形態、第5実施形態、第6実施形態の走行経路生成装置4、6、150、160が第4実施形態の走行履歴記憶部26を備える構成でもよい。
2、4、6、8、150、160:走行経路生成装置、10:周囲情報取得部(周囲情報取得手段)、12:走行情報取得部(走行情報取得手段)、14:目的地点設定部(仮想障害物設定手段)、20:走行可能領域検出部(走行可能領域検出手段)、22:仮想障害物設定部(仮想障害物設定手段)、24:車速設定部(車速設定手段)、26:走行履歴記憶部(履歴記憶手段)、28:狭路判定部(狭路判定手段)、30:経路生成部(経路生成手段、特徴点設定手段、識別面生成手段)、32:経路修正部(経路生成手段)
、34:右左折判定部(右左折判定手段)、100:自車両、106:後輪軸、108:中央、110:走行領域、210、212、222、224、310、312:特徴点、230:通常経路、232、240:走行経路、234:走行軌跡、250:識別面、280:狭路(進入路)、290:進入路、300:走行箇所、310、312:仮想障害物、320:回避箇所、330:目的地点

Claims (21)

  1. 自車両(100)の周囲情報を取得する周囲情報取得手段(10、S400、S420、S450、S480)と、
    前記自車両の走行情報を取得する走行情報取得手段(12、S408、S428、S458、S504)と、
    前記周囲情報取得手段が取得する前記周囲情報に基づいて前記自車両が走行できる走行可能領域を検出する走行可能領域検出手段(20、S406、S426、S456、S486)と、
    前記走行可能領域検出手段が検出する前記走行可能領域に基づいて設定される通常経路(230)から外れて前記自車両が走行するときに、前記走行情報取得手段が前記走行情報として取得する前記自車両の進行方向に基づいて前記自車両の走行箇所(300)の両側に仮想障害物(310、312)を設定する仮想障害物設定手段(22、S412、S414、S432、S434、S468、S470、S474、S508、S510)と、
    前記仮想障害物設定手段が前記走行箇所の両側に設定した前記仮想障害物の間を通る走行経路(240)を生成する経路生成手段(30、S416、S440、S478、S512)と、を備えることを特徴とする走行経路生成装置(2、4、6、8、150、160)。
  2. 前記仮想障害物設定手段(S412、S432、S468、S508)は、前記自車両が走行を回避する箇所(320)を、前記走行箇所の両側に設定する前記仮想障害物のうち少なくとも片側の前記仮想障害物として設定することを特徴とする請求項1に記載の走行経路生成装置。
  3. 前記走行箇所における前記自車両の車速を設定する車速設定手段(24、S438)を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の走行経路生成装置。
  4. 前記仮想障害物設定手段(S474)は、前記自車両の目的地点(330)を前記走行箇所とし、
    前記目的地点における前記自車両の車速を設定する車速設定手段(24、S476)を備え、
    前記経路生成手段(32)は、前記自車両が前記目的地点を停止点とする場合は前記目的地点の先に生成した前記走行経路を削除し、前記自車両が前記目的地点を通過点とする場合は前記目的地点よりも先に生成した前記走行経路を修正する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の走行経路生成装置。
  5. 前記自車両が走行した前記走行可能領域および前記自車両が走行した走行軌跡(234)の少なくともいずれか一方を走行履歴情報として記憶部に記憶する履歴記憶手段(26、S490、S498)を備え、
    前記仮想障害物設定手段は、前記記憶部に前記走行履歴情報として前記走行可能領域が記憶されている場合には、記憶されている前記走行履歴情報に基づいて前記仮想障害物を設定することにより前記自車両が走行した前記走行可能領域を規定し、前記記憶部に前記走行履歴情報として前記走行軌跡が記憶されている場合には、記憶されている前記走行軌跡上の1個以上の点の両側に前記仮想障害物を設定する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の走行経路生成装置。
  6. 前記仮想障害物設定手段は、前記自車両が走行する走行地点を前記走行箇所とし、前記走行地点の両側に前記仮想障害物を設定することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の走行経路生成装置。
  7. 前記仮想障害物設定手段は、前記自車両が走行する走行経路を前記走行箇所とし、前記走行経路上の1個以上の点の両側に前記仮想障害物を設定することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の走行経路生成装置。
  8. 前記仮想障害物設定手段は、前記自車両が走行する走行領域(110)を前記走行箇所とし、前記走行領域内の1個以上の点の両側に前記仮想障害物を設定することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の走行経路生成装置。
  9. 前記仮想障害物設定手段は、前記走行情報取得手段が前記走行情報として取得する前記自車両の位置および前記進行方向に基づいて、前記自車両の右側または左側であるかを認識して前記仮想障害物を設定することを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の走行経路生成装置。
  10. 前記仮想障害物設定手段は、前記走行箇所の両側にそれぞれ1個以上の前記仮想障害物を設定することを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の走行経路生成装置。
  11. 前記仮想障害物設定手段は、前記走行箇所の両側に前記走行箇所から等距離に前記仮想障害物を設定することを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の走行経路生成装置。
  12. 前記仮想障害物設定手段は、前記走行箇所を挟んで両側に設定する前記仮想障害物と前記仮想障害物との間隔を、前記走行箇所を通過させたい要求度が高いほど狭く設定することを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の走行経路生成装置。
  13. 前記周囲情報および前記走行情報に基づき、自車両が右折または左折するか否かを判定する右左折判定手段(34)を備え、
    前記仮想障害物設定手段は、前記自車両が右折または左折すると前記右左折判定手段が判定すると、右折または左折して進入する前記走行可能領域を進入路(290)とし、前記進入路の手前に前記走行箇所を設置し、前記走行箇所の両側に前記仮想障害物を設定する、
    ことを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の走行経路生成装置。
  14. 前記自車両が進入する前記走行可能領域が狭路であるか否かを判定する狭路判定手段(28)を備え、
    前記仮想障害物設定手段は、前記走行可能領域が狭路(280)であると前記狭路判定手段が判定すると、進入路である前記狭路の手前に前記走行箇所を設置し、前記走行箇所の両側に前記仮想障害物を設定する、
    ことを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載の走行経路生成装置。
  15. 前記狭路判定手段は、前記走行可能領域の走行路幅が所定範囲内であれば、前記走行可能領域を狭路であると判定することを特徴とする請求項14に記載の走行経路生成装置。
  16. 前記仮想障害物設定手段は、前記自車両の大きさに基づいて前記走行箇所の両側に前記仮想障害物を設定することを特徴とする請求項14または15に記載の走行経路生成装置。
  17. 前記狭路の走行路幅の半分をW、前記自車両の後輪軸(106)の中央(108)から前記自車両の前方左角または前方右角までの長さをL、前記狭路の入口から最も離れた位置に設置する前記仮想障害物までの距離をXとすると、前記仮想障害物設定手段は、前記
    狭路の入口から、X>(L2−W21/2を満たす距離Xまで、前記狭路の手前に前記狭路に沿って前記仮想障害物を設定することを特徴とする請求項14から16のいずれか一項に記載の走行経路生成装置。
  18. 前記仮想障害物設定手段は、前記進入路(280、290)の手前に複数の前記走行箇所を設置する場合、前記進入路に沿って前記走行箇所を設置し、前記走行箇所の両側に前記仮想障害物を設定することを特徴とする請求項13から17のいずれか一項に記載の走行経路生成装置。
  19. 前記経路生成手段は、前記自車両の後輪軸の中央が通る前記走行経路を生成することを特徴とする請求項13から18のいずいれか一項に記載の走行経路生成装置。
  20. 前記経路生成手段は、
    前記走行可能領域の境界を表わす点と、前記仮想障害物を表わす点とを特徴点(210、212、222、224、310、312)として設定する特徴点設定手段と、
    前記特徴点設定手段が設定する前記特徴点を前記自車両の進行方向に対し両側に分類する識別面(250)であって、前記識別面に最も近い前記特徴点との距離が最大になる前記識別面を生成する識別面生成手段と、
    を有し、
    前記経路生成手段は、前記識別面生成手段が生成する前記識別面を前記走行経路とする、
    ことを特徴とする請求項1から19のいずれか一項に記載の走行経路生成装置。
  21. 前記識別面生成手段は、識別関数を用いた識別器により前記識別面を生成することを特徴とする請求項20に記載の走行経路生成装置。
JP2014083012A 2013-08-12 2014-04-14 走行経路生成装置 Active JP6301713B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014083012A JP6301713B2 (ja) 2013-08-12 2014-04-14 走行経路生成装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013167546 2013-08-12
JP2013167546 2013-08-12
JP2014083012A JP6301713B2 (ja) 2013-08-12 2014-04-14 走行経路生成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015057688A true JP2015057688A (ja) 2015-03-26
JP6301713B2 JP6301713B2 (ja) 2018-03-28

Family

ID=52815757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014083012A Active JP6301713B2 (ja) 2013-08-12 2014-04-14 走行経路生成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6301713B2 (ja)

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016042978A1 (ja) * 2014-09-16 2016-03-24 本田技研工業株式会社 運転支援装置
WO2017022448A1 (ja) * 2015-08-06 2017-02-09 本田技研工業株式会社 車両制御装置、車両制御方法、および車両制御プログラム
JP2017102827A (ja) * 2015-12-04 2017-06-08 株式会社デンソー 走行軌跡生成装置、走行軌跡生成方法
JP2017117079A (ja) * 2015-12-22 2017-06-29 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 自動運転支援システム、自動運転支援方法及びコンピュータプログラム
WO2017159539A1 (ja) * 2016-03-15 2017-09-21 本田技研工業株式会社 車両制御装置、車両制御方法、および車両制御プログラム
JP2018039294A (ja) * 2016-09-05 2018-03-15 日産自動車株式会社 駐車支援方法及び駐車支援装置
JP2018092334A (ja) * 2016-12-01 2018-06-14 本田技研工業株式会社 走行制御装置
JP6359233B1 (ja) * 2018-01-17 2018-07-18 三菱電機株式会社 車両誘導装置および車両誘導方法
US10227071B2 (en) 2016-01-26 2019-03-12 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle collision avoidance assist system
US10266176B2 (en) 2016-01-26 2019-04-23 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle collision avoidance assist system
JP2019519851A (ja) * 2016-11-03 2019-07-11 三菱電機株式会社 車両を制御する方法及びシステム
US10486692B2 (en) 2016-01-26 2019-11-26 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle collision avoidance assist system
JP2019211822A (ja) * 2018-05-31 2019-12-12 株式会社デンソーテン 走行領域判定装置、走行領域判定方法、および路面画像機械学習モデルの生成方法
JP2020121628A (ja) * 2019-01-30 2020-08-13 日産自動車株式会社 走行支援方法及び走行支援装置
CN111712417A (zh) * 2018-09-28 2020-09-25 百度时代网络技术(北京)有限公司 用于自动驾驶车辆的、基于隧道的规划系统
JP2021046040A (ja) * 2019-09-17 2021-03-25 本田技研工業株式会社 車両制御システム
US11097724B2 (en) 2017-12-28 2021-08-24 Denso Corporation Apparatus and system for controlling travel of vehicle
KR20220019117A (ko) * 2020-08-05 2022-02-16 한양대학교 에리카산학협력단 자율주행 차량의 위험 상황 회피 시스템
CN114287025A (zh) * 2019-06-14 2022-04-05 日产自动车株式会社 行驶辅助方法及行驶辅助装置
WO2023047148A1 (ja) 2021-09-23 2023-03-30 日産自動車株式会社 走行支援方法及び 走行支援装置
CN116279596A (zh) * 2023-05-26 2023-06-23 禾多科技(北京)有限公司 车辆控制方法、装置、电子设备和计算机可读介质
JP7464425B2 (ja) 2020-03-31 2024-04-09 本田技研工業株式会社 車両制御装置、車両制御方法、及びプログラム

Citations (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0962346A (ja) * 1995-08-23 1997-03-07 Toyota Motor Corp 自動操舵システム
JPH1116097A (ja) * 1997-06-25 1999-01-22 Fuji Heavy Ind Ltd 車両用運転支援装置
JP2002229645A (ja) * 2001-01-31 2002-08-16 Shin Kobe Electric Mach Co Ltd 自動走行車の制御方式
JP2002352397A (ja) * 2001-05-29 2002-12-06 Fuji Heavy Ind Ltd 車両用運転支援装置
JP2004078333A (ja) * 2002-08-12 2004-03-11 Nissan Motor Co Ltd 走行経路生成装置
US20040193374A1 (en) * 2003-03-28 2004-09-30 Hac Aleksander B. Collision avoidance with active steering and braking
JP2006154967A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Nissan Motor Co Ltd リスク最小軌跡生成装置およびこれを用いた危険状況警報装置
JP2009213251A (ja) * 2008-03-04 2009-09-17 Nissan Motor Co Ltd 車両用運転支援装置及び車両用運転支援方法
JP2009298356A (ja) * 2008-06-17 2009-12-24 Nissan Motor Co Ltd 車両用障害物回避支援装置及び車両用障害物回避支援方法
JP2010036856A (ja) * 2008-08-08 2010-02-18 Nissan Motor Co Ltd 車両用走行支援装置および車両用走行支援方法
JP2010163164A (ja) * 2010-02-19 2010-07-29 Hitachi Automotive Systems Ltd 走行支援装置
JP2012081905A (ja) * 2010-10-13 2012-04-26 Equos Research Co Ltd 走行制御装置
JP2012118909A (ja) * 2010-12-03 2012-06-21 Nissan Motor Co Ltd 走行支援装置
JP2012173843A (ja) * 2011-02-18 2012-09-10 Nissan Motor Co Ltd 走行経路生成装置、及び走行経路生成方法
JP2012214123A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Equos Research Co Ltd 車両および車両制御プログラム
JP2012214124A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Equos Research Co Ltd 車両および車両制御プログラム
US20140067206A1 (en) * 2012-09-04 2014-03-06 Magna Electronics Inc. Driver assistant system using influence mapping for conflict avoidance path determination

Patent Citations (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0962346A (ja) * 1995-08-23 1997-03-07 Toyota Motor Corp 自動操舵システム
JPH1116097A (ja) * 1997-06-25 1999-01-22 Fuji Heavy Ind Ltd 車両用運転支援装置
JP2002229645A (ja) * 2001-01-31 2002-08-16 Shin Kobe Electric Mach Co Ltd 自動走行車の制御方式
JP2002352397A (ja) * 2001-05-29 2002-12-06 Fuji Heavy Ind Ltd 車両用運転支援装置
JP2004078333A (ja) * 2002-08-12 2004-03-11 Nissan Motor Co Ltd 走行経路生成装置
US20040193374A1 (en) * 2003-03-28 2004-09-30 Hac Aleksander B. Collision avoidance with active steering and braking
JP2006154967A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Nissan Motor Co Ltd リスク最小軌跡生成装置およびこれを用いた危険状況警報装置
JP2009213251A (ja) * 2008-03-04 2009-09-17 Nissan Motor Co Ltd 車両用運転支援装置及び車両用運転支援方法
JP2009298356A (ja) * 2008-06-17 2009-12-24 Nissan Motor Co Ltd 車両用障害物回避支援装置及び車両用障害物回避支援方法
JP2010036856A (ja) * 2008-08-08 2010-02-18 Nissan Motor Co Ltd 車両用走行支援装置および車両用走行支援方法
JP2010163164A (ja) * 2010-02-19 2010-07-29 Hitachi Automotive Systems Ltd 走行支援装置
JP2012081905A (ja) * 2010-10-13 2012-04-26 Equos Research Co Ltd 走行制御装置
JP2012118909A (ja) * 2010-12-03 2012-06-21 Nissan Motor Co Ltd 走行支援装置
JP2012173843A (ja) * 2011-02-18 2012-09-10 Nissan Motor Co Ltd 走行経路生成装置、及び走行経路生成方法
JP2012214123A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Equos Research Co Ltd 車両および車両制御プログラム
JP2012214124A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Equos Research Co Ltd 車両および車両制御プログラム
US20140067206A1 (en) * 2012-09-04 2014-03-06 Magna Electronics Inc. Driver assistant system using influence mapping for conflict avoidance path determination

Cited By (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016042978A1 (ja) * 2014-09-16 2016-03-24 本田技研工業株式会社 運転支援装置
JPWO2017022448A1 (ja) * 2015-08-06 2018-04-12 本田技研工業株式会社 車両制御装置、車両制御方法、および車両制御プログラム
WO2017022448A1 (ja) * 2015-08-06 2017-02-09 本田技研工業株式会社 車両制御装置、車両制御方法、および車両制御プログラム
US11027735B2 (en) 2015-08-06 2021-06-08 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle control apparatus, vehicle control method, and vehicle control program
JP2017102827A (ja) * 2015-12-04 2017-06-08 株式会社デンソー 走行軌跡生成装置、走行軌跡生成方法
WO2017094904A1 (ja) * 2015-12-04 2017-06-08 株式会社デンソー 走行軌跡生成装置、走行軌跡生成方法
JP2017117079A (ja) * 2015-12-22 2017-06-29 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 自動運転支援システム、自動運転支援方法及びコンピュータプログラム
US10266176B2 (en) 2016-01-26 2019-04-23 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle collision avoidance assist system
US10227071B2 (en) 2016-01-26 2019-03-12 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle collision avoidance assist system
US10486692B2 (en) 2016-01-26 2019-11-26 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle collision avoidance assist system
JPWO2017159539A1 (ja) * 2016-03-15 2018-09-27 本田技研工業株式会社 車両制御装置、車両制御方法、および車両制御プログラム
WO2017159539A1 (ja) * 2016-03-15 2017-09-21 本田技研工業株式会社 車両制御装置、車両制御方法、および車両制御プログラム
JP2018039294A (ja) * 2016-09-05 2018-03-15 日産自動車株式会社 駐車支援方法及び駐車支援装置
JP2019519851A (ja) * 2016-11-03 2019-07-11 三菱電機株式会社 車両を制御する方法及びシステム
JP2018092334A (ja) * 2016-12-01 2018-06-14 本田技研工業株式会社 走行制御装置
US11097724B2 (en) 2017-12-28 2021-08-24 Denso Corporation Apparatus and system for controlling travel of vehicle
JP6359233B1 (ja) * 2018-01-17 2018-07-18 三菱電機株式会社 車両誘導装置および車両誘導方法
WO2019142275A1 (ja) * 2018-01-17 2019-07-25 三菱電機株式会社 車両誘導装置、自動運転ユニット、車両誘導システムおよび車両誘導方法
JP2019211822A (ja) * 2018-05-31 2019-12-12 株式会社デンソーテン 走行領域判定装置、走行領域判定方法、および路面画像機械学習モデルの生成方法
JP7203514B2 (ja) 2018-05-31 2023-01-13 株式会社デンソーテン 走行領域判定装置、走行領域判定方法、および路面画像機械学習モデルの生成方法
CN111712417B (zh) * 2018-09-28 2023-09-01 百度时代网络技术(北京)有限公司 用于自动驾驶车辆的、基于隧道的规划系统
CN111712417A (zh) * 2018-09-28 2020-09-25 百度时代网络技术(北京)有限公司 用于自动驾驶车辆的、基于隧道的规划系统
JP2020121628A (ja) * 2019-01-30 2020-08-13 日産自動車株式会社 走行支援方法及び走行支援装置
JP7169892B2 (ja) 2019-01-30 2022-11-11 日産自動車株式会社 走行支援方法及び走行支援装置
CN114287025A (zh) * 2019-06-14 2022-04-05 日产自动车株式会社 行驶辅助方法及行驶辅助装置
CN112590914A (zh) * 2019-09-17 2021-04-02 本田技研工业株式会社 车辆控制系统
JP2021046040A (ja) * 2019-09-17 2021-03-25 本田技研工業株式会社 車両制御システム
JP7121714B2 (ja) 2019-09-17 2022-08-18 本田技研工業株式会社 車両制御システム
US11745785B2 (en) * 2019-09-17 2023-09-05 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle control system
JP7464425B2 (ja) 2020-03-31 2024-04-09 本田技研工業株式会社 車両制御装置、車両制御方法、及びプログラム
KR20220019117A (ko) * 2020-08-05 2022-02-16 한양대학교 에리카산학협력단 자율주행 차량의 위험 상황 회피 시스템
KR102382119B1 (ko) 2020-08-05 2022-04-04 한양대학교 에리카산학협력단 자율주행 차량의 위험 상황 회피 시스템
WO2023047148A1 (ja) 2021-09-23 2023-03-30 日産自動車株式会社 走行支援方法及び 走行支援装置
CN116279596B (zh) * 2023-05-26 2023-08-04 禾多科技(北京)有限公司 车辆控制方法、装置、电子设备和计算机可读介质
CN116279596A (zh) * 2023-05-26 2023-06-23 禾多科技(北京)有限公司 车辆控制方法、装置、电子设备和计算机可读介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP6301713B2 (ja) 2018-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6301713B2 (ja) 走行経路生成装置
JP6642334B2 (ja) 車両制御装置
KR102029562B1 (ko) 목표 경로 생성 장치 및 주행 제어 장치
JP6460580B2 (ja) 運転支援制御装置
JP4933962B2 (ja) 分岐路進入判定装置
JP6548129B2 (ja) 車両制御システム、車両制御方法、及びプログラム
JP6525402B2 (ja) 車両制御装置
JP7373914B2 (ja) 車両およびその制御方法
US20190071079A1 (en) Vehicle control system, vehicle control method, and storage medium
JP6525401B2 (ja) 車両制御装置
KR20170118501A (ko) 자율주행차량의 주행경로 생성장치 및 방법
JP6301714B2 (ja) 走行経路生成装置
JP6629897B2 (ja) 車両制御装置
JP6376523B2 (ja) 車両制御装置
US11370489B2 (en) Vehicle and method for steering avoidance control
JP6143184B2 (ja) 走行可否判定装置
JP2021041754A (ja) 運転制御方法及び運転制御装置
JP6376520B2 (ja) 車両制御装置
JP7226544B2 (ja) 車両の走行制御方法及び走行制御装置
JP6432584B2 (ja) 車両制御装置
JP2020163968A (ja) 車両運転支援システム
JP2022099705A (ja) 走行支援方法および走行支援装置
WO2023047148A1 (ja) 走行支援方法及び 走行支援装置
WO2022123278A1 (ja) 走行支援方法及び走行支援装置
JP7408695B2 (ja) 車両制御装置、車両制御方法、及び車両制御システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150427

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160705

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170606

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180301

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6301713

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250