JP2003059298A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2003059298A
JP2003059298A JP2001241963A JP2001241963A JP2003059298A JP 2003059298 A JP2003059298 A JP 2003059298A JP 2001241963 A JP2001241963 A JP 2001241963A JP 2001241963 A JP2001241963 A JP 2001241963A JP 2003059298 A JP2003059298 A JP 2003059298A
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signal
circuit
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semiconductor memory
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JP2001241963A
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Seiji Sawada
誠二 澤田
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低速のテスタを用いてDDRモードでデータ
の入出力を行なうことのできる半導体記憶装置を実現す
る。 【解決手段】 内部クロック発生回路(3)は、テスト
モード時においては、外部クロック信号の2倍の速度で
内部クロック信号(CLKP,CLKN,CLK)を生
成する。入出力回路(6)は、この2倍速の内部クロッ
ク信号に従ってDDRモードでデータの入出力を行な
う。特に、出力ドライブ信号CLKOは、内部クロック
信号の2倍の周波数を有しており、またデータストロー
ブ信号DQSを、外部からのデータストローブ信号の2
倍の信号を生成することにより、外部クロック信号に対
し2倍の速度でDDRモードでデータの入出力を行なう
半導体記憶装置を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
に関し、特に、クロック信号に同期してデータの転送お
よび外部信号の取込を行なうクロック同期型半導体記憶
装置に関する。より特定的には、この発明は、クロック
信号の立上がりおよび立下がりの両エッジでデータを転
送するDDR(ダブル・データ・レート)モードで動作
する同期型半導体記憶装置のデータ入出力部の構成に関
し、さらに特定的には、このデータ入出力部を、外部ク
ロック信号よりも高速で動作させるための構成に関す
る。
【0002】
【従来の技術】高速データ処理システムにおいては、高
速でメモリと処理装置の間でデータを転送することが要
求される。このような高速でデータを転送するメモリと
して、クロック信号に同期してデータを転送するクロッ
ク同期型半導体記憶装置が知られている。たとえばシス
テムクロックであるクロック信号に同期してデータを転
送するため、データの転送レートがクロック信号により
決定され、高速のデータ転送が可能となる。
【0003】また、クロック同期型半導体記憶装置にお
いては、動作モードを指示する制御信号は、クロック信
号に対してそのセットアップ/ホールドのタイミング条
件を満たすことが要求されるだけであり、制御信号間の
スキューを考慮する必要がなく、これらの制御信号間の
スキューのマージンを考慮して内部タイミングを設定す
る必要がなく、内部動作開始タイミングを早くすること
ができ、高速アクセスを実現することができる。
【0004】このようなクロック同期型半導体記憶装置
は、広く利用されるようになってきている。しかしなが
ら、より高速のデータ転送を実現するために、クロック
信号の立上がりエッジおよび立下がりエッジ両者に同期
してデータを転送するDDR(ダブル・データ・レー
ト)モードで動作する半導体記憶装置が実現されてい
る。
【0005】図81は、従来のDDRモード半導体記憶
装置のデータ読出時の動作を示すタイミング図である。
図81においては、コラムレイテンシCLが2であり、
バースト長BLが4の場合のデータ読出動作が一例とし
て示される。ここで、コラムレイテンシは、データ読出
を指示するリードコマンドが与えられてから有効データ
が外部に出力されるまでに要するクロックサイクル数を
示し、バースト長は、1つのデータ書込/読み出し指示印
加時において1つのデータ端子当たり連続して入出力さ
れるデータの数を示す。
【0006】データ読出を指示するリードコマンドは、
外部クロック信号Ext.CLKの立上がりエッジに同
期して与えられる。内部においては、この外部クロック
信号Ext.CLKの立上がりエッジに応答して内部ク
ロック信号CLKPが生成され、またこの外部クロック
信号Ext.CLKの立下がりに同期して内部クロック
信号CLKNが生成される。
【0007】リードコマンドが与えられると、内部にお
いて、外部クロック信号に同期して、メモリセルの選択
および内部データの読出が実行される。このとき、1つ
のデータ出力端子当り2ビットのデータが並列に読出さ
れる。これらの並列に読出された2ビットのデータが、
クロック信号CLKPおよびCLKNに従ってシリアル
データに変換されて順時転送される。
【0008】次いで、出力回路が、これらの内部クロッ
ク信号CLKPおよびCLKNに従って生成される出力
クロック信号CLKOに従って動作し、内部読出データ
から外部読出データDoutを生成する。コラムレイテ
ンシCLが2であり、バースト長BLが4であるため、
リードコマンドが与えられてから2クロックサイクル経
過後に、外部読出データDoutが生成され、1つのデ
ータ出力端子当り4ビットのデータが、出力クロック信
号CLKOに従って連続して出力される。
【0009】この図81に示すように、DDRモードの
場合、外部クロック信号Ext.CLKの立上がりエッ
ジおよび立下がりエッジに同期して、データが出力され
るため、外部クロック信号Ext.CLKの周波数の2
倍の周波数でデータを転送することができ、より高速で
データを転送することができる。
【0010】なお、図81において、内部クロック信号
CLKPおよびCLKNの位相が、外部クロック信号E
xt.CLKの立上がりエッジおよび立下がりエッジよ
り進んでいるように示す。これは、内部クロックCLK
PおよびCLKN生成時において、DDL(ディレイ・
ロックト・ループ)を用いてこれらの外部クロック信号
Ext.CLKから内部クロック信号CLKPおよびC
LKNを生成しているためである。
【0011】出力クロック信号CLKOは、データ読出
時、コラムレイテンシCL経過後、これらの内部クロッ
ク信号CLKPおよびCLKNに従って生成される。
【0012】図82は、内部クロック信号CLKPおよ
びCLKNを生成する部分の構成を概略的に示す図であ
る。図82において、内部クロック発生回路は、外部か
らの相補クロック信号Ext.CLKおよびExt.C
LKBの交差部を検出するエッジ検出回路950および
956と、エッジ検出回路950の立上がりに応答して
ワンショットのパルス信号をそれぞれ生成するワンショ
ットパルス発生回路952および954と、エッジ検出
回路956の出力信号の立上がりに応答してワンショッ
トのパルス信号を発生するワンショットパルス発生回路
958を含む。
【0013】エッジ検出回路950および956は、そ
れぞれ、たとえば差動増幅回路で構成され、互いに相補
なエッジ検出動作を行なう。すなわちエッジ検出回路9
50は、外部クロック信号Ext.CLKが、補の外部
クロック信号Ext.CLKBよりも高いときに、Hレ
ベルへ立上がる信号を出力し、一方、エッジ検出回路9
56は、補の外部クロック信号Ext.CLKBが外部
クロック信号Ext.CLKよりも高くなるとHレベル
へ立上がる信号を出力する。
【0014】ワンショットパルス発生回路952は、こ
のエッジ検出回路950の出力信号の立上がりに応答し
て所定の時間幅を有するワンショットパルスの信号を生
成して内部クロック信号CLKを生成する。一方、ワン
ショットパルス発生回路954は、このエッジ検出回路
950の出力信号の立上がりに応答して、所定の時間幅
を有する出力制御用のクロック信号CLKPをワンショ
ットパルスの形で生成する。
【0015】ワンショットパルス発生回路958は、エ
ッジ検出回路956の出力信号の立上がりに応答して、
所定の時間幅を有するワンショットパルスの信号を生成
して、出力制御用のクロック信号CLKNを生成する。
【0016】図83は、図82に示す内部クロック発生
部の動作を示すタイミング図である。この図83におい
ては、説明を簡単にするために、DLLは設けられてお
らず、外部クロック信号Ext.CLKおよびExt.
CLKBに従って内部クロック信号CLKP、CLKN
およびCLKOが生成される構成が一例として示され
る。
【0017】エッジ検出回路950は、外部クロック信
号Ext.CLKが、外部クロック信号Ext.CLK
Bよりも高くなると、Hレベルの信号を出力する。応じ
て、ワンショットパルス発生回路954が、ワンショッ
トのパルス信号を生成し、内部クロック信号CLKPが
生成される。したがって、この内部クロック信号CLK
Pは、外部クロック信号Ext.CLKの立上がりおよ
び補の外部クロック信号Ext.CLKBの立下がりに
同期して生成される。
【0018】一方、エッジ検出回路956は、外部クロ
ック信号Ext.CLKが立下がりかつ補の外部クロッ
ク信号Ext.CLKBが立上がると、Hレベルの信号
を出力する。ワンショットパルス発生回路958が、こ
のエッジ検出回路956の出力信号の立上がりに応答し
てワンショットのパルス信号を生成し、内部クロック信
号CLKNを生成する。
【0019】したがって、内部クロック信号CLKPお
よびCLKNは、それぞれ、外部クロック信号Ext.
CLKの立上がりおよび立下がりに同期して生成されて
おり、互いに外部クロック信号Ext.CLKの半サイ
クル位相がずれている。
【0020】データ読出時においては、図示しない読出
制御回路の下に、これらの内部クロック信号CLKPお
よびCLKNに従って、出力クロック信号CLKOが生
成される。
【0021】図84は、データ読出部の構成を概略的に
示す図である。図84においては、1ビットのデータを
読出す部分の構成を概略的に示す。図84において、デ
ータ読出部は、内部読出データRD0を受け、内部クロ
ック信号CLKEVに従って、受けたデータを転送する
レジスタ回路960と、内部読出データRD1を受け、
内部クロック信号CLKODに従って受けたデータを転
送するレジスタ回路962と、これらのレジスタ回路9
60および962からの転送データを、出力クロック信
号CLKOに従って外部へ転送する出力ドライブ回路9
64と、アドレス信号ビットA0に従って、内部クロッ
ク信号CLKPおよびCLKNをマルチプレクスして、
内部読出クロック信号CLKEVおよびCLKODを生
成するマルチプレクサ965を含む。
【0022】この半導体記憶装置においては、外部クロ
ック信号Ext.CLKに従って生成される内部クロッ
ク信号CLKに従って、内部データの読出(メモリセル
選択および内部読出データの増幅および転送)が行なわ
れており、レジスタ回路960および962へは、並列
に、内部読出データRD0およびRD1が転送される。
マルチプレクサ965は、アドレス信号ビットA0に従
って、この内部クロック信号CLKPおよびCLKNか
ら内部読出クロック信号CLKEVおよびCLKODを
生成する。たとえば、アドレス信号ビットA0が、
“0”のときには、内部クロック信号CLKPおよびC
LKNに従って、内部読出クロック信号CLKEVおよ
びCLKODが、それぞれ、生成される。したがって、
この場合には、レジスタ回路960に格納された内部読
出データRD0が、先に転送される。
【0023】出力ドライブ回路964は、内部クロック
信号CLKPおよびCLKNに同期して生成され、これ
らのレジスタ回路960および962から転送されたデ
ータを外部へ転送する。この出力クロック信号CLKO
は、したがって外部クロック信号Ext.CLKの立上
がりおよび立下がりに同期して生成されており、外部の
出力データDoutは、外部クロック信号Ext.CL
Kの立上がりエッジおよび立下がりエッジで転送され
る。
【0024】この図84に示すように、内部で、外部ク
ロック信号Ext.CLKの周期で内部回路を動作させ
てメモリセル選択およびメモリセルデータの転送を行な
い、データ読出部において、いわゆる「並列/直列変
換」を行なって、データを転送することにより、高速ク
ロック信号に対しても、内部回路を安定に動作させて、
外部クロック信号の2倍の周期で、データの外部転送を
行なうことができる。
【0025】データ書込部においても、データ読出部と
同様の構成を有し、外部から、外部クロック信号Ex
t.CLKの立上がりエッジおよび立下がりエッジ両者
に同期して与えられるデータを取込んだ後、並列に、選
択メモリセルへ内部書込データを伝達する直列/並列変
換処理が行なわれる。したがって、このデータ書込時に
おいても、内部回路は、外部クロック信号の周期で動作
しており、この外部クロック信号の2倍の周期で与えら
れるデータを取込み、選択メモリセルへデータの書込を
行なうことができる。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】半導体記憶装置におい
ては、製品の信頼性を保証するため機能テストを行なう
必要がある。このテストを行なう場合、テスタが、クロ
ック信号を生成してテスト対象の同期型半導体記憶装置
に対して印加する必要がある。
【0027】半導体記憶装置の動作速度が高くなり、そ
のクロック信号の周波数が高くなった場合、テスタが、
高速のクロック信号を生成することができない場合があ
る。特に、世代交代などにより、同期型半導体記憶装置
の動作速度が高くなっても、そのテスト内容に大きな変
化がない場合、前世代の同期型半導体記憶装置に対して
用いられたテスタを利用して、高速の同期型半導体記憶
装置のテストを行なうことが行なわれる(テスト費用の
低減のため)。
【0028】このような場合、半導体記憶装置内部にお
いて、外部クロック信号の立上がりエッジおよび立下が
りエッジ両者に同期して内部クロック信号を生成し、外
部クロック信号の2倍の周期で内部回路を動作させるこ
とが行なわれるのが一般的である。
【0029】半導体記憶装置とテスタとの間では、テス
タの生成する低速の外部クロック信号に同期して、デー
タの転送が行なわれる。したがって、外部クロック信号
の立上がりエッジに同期してデータを転送するSDR
(シングル・データ・レート)モードの半導体記憶装置
の場合、外部クロック信号の2倍の周波数の内部クロッ
ク信号を生成して、内部回路を動作させることにより、
この低速のテスタを用いて、内部回路の実動作のテスト
を行なうことができる。
【0030】しかしながら、外部クロック信号の立上が
りエッジおよび立下がりエッジ両者に同期してデータの
転送を行なうDDRモードの半導体記憶装置において
は、既にデータの入出力部は、外部クロック信号の2倍
の周波数で動作している。すなわち、外部クロック信号
の2倍の周波数の内部クロック信号を生成しても、たと
えば図83に示す読出クロック信号CLKOは、同様、
外部クロック信号の2倍の周波数のクロック信号であ
る。外部クロック信号を内部で周波数逓倍し、2倍のク
ロック周波数を有する内部クロック信号を生成しても、
内部クロックの2倍の周波数でDDRモードでデータ入
出力部を動作させることはできない。
【0031】たとえば、図83に示す信号波形図におい
て、内部クロック信号CLKPを、外部クロック信号E
xt.CLKの立上がりエッジおよび立下がりエッジ両
者に同期して生成した場合、内部クロック信号CLKP
およびCLKNは同一のクロック信号となるため、内部
回路を正確に動作させることができない。また、出力ク
ロック信号CLKOが、内部クロック信号CLKPと同
一周波数の信号となるだけであり、DDRモードで入出
力回路を動作させることはできない。
【0032】また、SDRの半導体記憶装置において
も、外部クロック信号の立上がりエッジおよび立下がり
エッジ両者に同期して内部クロック信号を発生する場
合、外部クロック信号の2倍の周波数の内部クロック信
号を発生することができるだけであり、より高速の内部
クロック信号を生成することができない。
【0033】また、機能テストなどのテストに加えて、
加速試験時において、データ入出力回路を高速で動作さ
せて、ストレス加速を正確に行うことができず、バーン
インなどのストレス加速試験に要する時間が長くなると
いう問題が、生じる。
【0034】それゆえ、この発明の目的は、特定動作モ
ード時において、外部クロック信号の少なくとも4倍の
周波数で入出力部を動作させることのできる同期型半導
体記憶装置を提供することである。
【0035】この発明の他の目的は、低速のテスタを用
いて正確にテストを行なうことのできるDDRモード半
導体記憶装置を提供することである。
【0036】この発明のさらに他の目的は、特定動作モ
ード時において、外部クロック信号の4倍の周波数で動
作するDDRモード半導体記憶装置を提供することであ
る。
【0037】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の観点に
係る半導体記憶装置は、互いに位相の異なる複数のクロ
ック信号を受け、これら複数のクロック信号のそれぞれ
の周期よりも短い周期でワンショットのパルス信号を発
生するパルス発生回路と、このパルス発生回路の発生す
るパルス信号に同期してデータの入力または出力を行な
うデータインターフェイス回路を含む。
【0038】好ましくは、複数のクロック信号は、互い
に1/4サイクル位相のずれた同一周波数の第1および
第2のクロック信号を含む。
【0039】また、これに代えて、複数のクロック信号
の第1のクロック信号に応答してパルス発生回路から発
生されるパルス信号に同期して、外部から与えられる動
作モードを指示する制御信号を取込む制御信号入力回路
がさらに設けられる。
【0040】また、これに代えて、好ましくは、複数の
クロック信号は、互いに1/4サイクル位相のずれた同
一周波数の第1および第2のクロック信号を含み、パル
ス発生回路は、これら第1および第2のクロック信号の
排他的論理和を取るゲート回路と、このゲート回路の出
力信号の立上がりおよび立下がりそれぞれに応答してパ
ルス信号を発生するパルス発生器を含む。
【0041】この発明の第2の観点に係る半導体記憶装
置は、データのストローブタイミングを与えるデータス
トローブ信号を入力するストローブ端子を含む複数の信
号端子からの信号を受け、特定動作モード時、このスト
ローブ端子の信号を周波数逓倍した内部ストローブ信号
を生成する内部ストローブ信号生成回路と、この内部ス
トローブ信号に従って外部データの取込および内部書込
データの生成を行なうデータ入力回路を含む。
【0042】好ましくは、データ入力回路は、少なくと
も2つのグループに分割される複数ビットのデータを入
力する。複数の信号端子は、データビットのグループそ
れぞれに対応して配置され、それぞれ対応のグループの
データビットのストローブタイミングを与えるデータス
トローブ信号を入力する複数のストローブ端子を含む。
内部ストローブ信号生成回路は、複数のストローブ端子
に与えられた信号に従って内部ストローブ信号を生成す
る。この特定動作モード時において、複数のストローブ
端子に互いに位相の異なる同一周波数の信号が印加され
る。
【0043】好ましくは、内部ストローブ信号生成回路
は、複数の信号端子からの信号を論理合成して第1のパ
ルス信号を生成する第1のパルス信号生成回路と、この
第1のパルス信号に従って第2のパルス信号を生成する
第2のパルス信号生成回路途を含む。データ入力回路
は、第1のパルス信号生成回路からの第1のパルス信号
に応答して、外部から与えられたデータを順次取込みラ
ッチする複数の第1のラッチ回路と、第2のパルス信号
生成回路からの第2のパルス信号に応答して、複数のラ
ッチ回路のラッチデータを並列に受けてラッチし、それ
らのラッチデータを並列に内部へ転送する複数の転送/
ラッチ回路とを1ビットのデータ端子当たり含む。
【0044】また、好ましくは、複数の信号端子に対し
ては、特定動作モード時、互いに1/4サイクル位相の
ずれた同一周波数のストローブ制御信号が与えられる。
第1のパルス信号生成回路は、これらの制御信号の排他
的論理和を取って第1のパルス信号を生成するゲート回
路を含み、第2のパルス信号生成回路は、第1のパルス
信号に応答してワンショットの第2のパルス信号を生成
するワンショットパルス発生器とを含む。
【0045】また、好ましくは、内部ストローブ信号生
成回路は、特定動作モードを指定する特定モード指示信
号に応答して複数のストローブ端子に印加される制御信
号を合成し、この合成制御信号を複数のストローブ端子
それぞれに印加される信号に代えて対応の回路へ印加す
る。
【0046】また、好ましくは、内部ストローブ信号生
成回路は、特定動作モード時においては、複数の信号端
子に印加される信号を論理合成して内部ストローブ信号
を生成する。特定の動作モードと異なる動作モード時に
おいては、この合成動作は停止される。
【0047】また、好ましくは、複数の信号端子は、特
定動作モード時、半導体記憶装置を選択状態に設定する
チップ活性化信号を受ける選択/活性化端子を含む。内
部ストローブ信号生成回路は、特定動作モード時、この
ストローブ端子に印加される信号と選択/活性化端子に
印加される信号とに従って内部ストローブ信号を生成す
る。この構成において、さらに、特定動作モード時、選
択/活性化端子を介して印加される信号に代えて、常時
活性状態に設定した信号を内部チップ活性化信号として
生成して対応の内部回路に伝達する回路が設けられる。
【0048】好ましくは、半導体記憶装置は、クロック
信号に同期して動作するクロック同期型半導体記憶装置
であり、複数の信号端子は、内部クロック信号の生成を
指示するクロックイネーブル信号を受けるクロックイネ
ーブル端子を含む。内部ストローブ信号生成回路は、好
ましくは、このストローブ端子と、クロックイネーブル
端子に印加される信号に従って内部ストローブ信号を生
成する。この構成において、特定動作モード時におい
て、このクロックイネーブル端子を介して与えられる信
号に代えて、常時活性状態の信号を内部クロックイネー
ブル信号として生成する回路と、この内部クロックイネ
ーブル信号の活性化時、外部クロック信号に従って内部
クロック信号を生成する内部クロック生成回路が設けら
れる。
【0049】また、好ましくは、クロックイネーブル信
号に従って活性化され、外部からのクロック信号に従っ
て内部クロック信号を生成する内部クロック生成回路が
設けられる。この内部クロック生成回路は、特定動作モ
ード時においては、外部クロック信号を周波数逓倍した
内部クロック信号を生成する回路を含む。
【0050】また、これに代えて、好ましくは、複数の
信号端子は、データ書込に対しマスクをかけるマスク指
示信号を入力するマスク端子を含む。この構成におい
て、内部ストローブ信号生成回路は、好ましくは、スト
ローブ端子に印加される信号とマスク端子に印加される
信号とに従って、内部ストローブ信号を生成する。この
特定動作モード時において、マスク端子を介して印加さ
れる信号に代えて、常時非活性状態とし、データの非マ
スクを指示する信号をデータ入力回路へ伝達する回路が
設けられる。
【0051】また、これに代えて、好ましくは、複数の
信号端子は、外部からのクロック信号を受ける第1およ
び第2のクロック端子を含み、内部ストローブ信号生成
回路は、このストローブ端子と第1のクロック端子に印
加される信号に従って内部ストローブ信号を生成する。
好ましくは、第2のクロック信号に従って、相補クロッ
ク信号を生成して内部クロック信号を生成回路へ与えか
つ第1のクロック端子をこの内部クロック生成回路から
切り離す回路が設けられる。内部クロック生成回路は、
この相補クロック信号に従って、内部クロック信号を生
成する。
【0052】また、これに代えて、好ましくは、複数の
信号端子は、データの書込とデータの読出が内部で重な
るとき、データ読出を遅延する出力制御信号を受ける端
子を含む。この構成において、内部クロック生成回路
は、出力制御信号を受ける端子とストローブ信号を受け
る端子に印加される信号とに従って内部ストローブ信号
を生成する。
【0053】好ましくは、この構成において、出力制御
信号に応答して、内部出力制御信号を生成する回路を、
この特定動作モード時、出力制御端子から分離する回路
が設けられる。
【0054】また、これに代えて、好ましくは、複数の
信号端子は、基準電圧を受ける基準電圧端子を含み、内
部ストローブ信号生成回路は、ストローブ端子と基準電
圧端子に印加される信号に従って内部ストローブ信号を
生成する。
【0055】この構成において、好ましくは、特定動作
モード時において、基準電圧端子と内部基準電圧伝達線
とを切離しかつ内部の基準電圧生成回路の生成する基準
電圧を基準電圧伝達線に伝達する回路が設けられる。
【0056】また、これに代えて、好ましくは、複数の
信号端子は、通常動作時において無接続状態とされる無
接続端子を含み、内部ストローブ信号生成回路は、この
無接続端子に印加される信号とストローブ端子に印加さ
れる信号とに従って内部ストローブ信号を生成する。
【0057】この発明の第3の観点に係る半導体記憶装
置は、複数ビット幅の内部データ伝達バスと、特定動作
モード時、所定のパターンを有するデータパターンを生
成するデータパターン発生回路と、この特定動作モード
時、データパターン発生回路の出力データに対応するデ
ータを、並列に内部データ伝達バスに伝達する切換回路
を含む。
【0058】好ましくは、特定動作モード時、外部クロ
ック信号よりも高速の内部クロック信号を生成する内部
クロック生成回路が設けられ、このデータパターン発生
回路は、内部クロック信号に同期して内部クロック信号
のサイクルごとに論理レベルが変化する2ビットチェッ
カパターンを生成し、切換回路は、データパターン発生
回路の出力データビットを並列に内部データ伝達バスに
伝達する。
【0059】この構成において、好ましくは、並列に伝
達されるデータビットは、同一論理レベルのデータビッ
トである。
【0060】また、これに代えて、切換回路は、データ
パターン発生回路の出力データビットを反転する反転回
路を含み、並列に伝達されるデータビットは、互いに論
理レベルが異なる。
【0061】また、これに代えて、好ましくは、特定動
作モード時、外部クロック信号よりも高速の内部クロッ
ク信号を生成する内部クロック生成回路が設けられる。
データパターン発生回路は、この内部クロック信号に同
期してデータパターンを発生する4ビットチェッカパタ
ーン発生回路であり、このデータパターン発生回路の出
力データが並列に切換回路を介して内部データ伝達バス
に伝達される。この4ビットチェッカパターンは、内部
クロック信号の2クロックサイクルごとにデータビット
の論理レベルが反転し、応じて内部データ伝達バスに
は、4ビットのデータごとに論理レベルが反転するデー
タビットが伝達される。
【0062】また、これに代えて、好ましくは、外部ク
ロック信号よりも高速の内部クロック信号を生成する内
部クロック発生回路が設けられる。データパターン発生
回路は、チェッカパターン発生回路であり、このチェッ
カパターン発生回路の出力データが並列に切換回路を介
して内部データ伝達バスに伝達される。並列に伝達され
るデータビットは、互いに論理レベルが異なる。
【0063】この構成において、好ましくは、データパ
ターン発生回路は、互いに論理レベルの異なるデータを
並列に生成して、切換回路を介して内部データ伝達線に
並列に伝達する。
【0064】また、これに代えて、データパターン発生
回路は、固定電圧レベルのデータを生成して、内部デー
タ伝達線バスへ並列に生成した固定電圧レベルの信号を
切換回路を介して伝達する。
【0065】好ましくは、データパターン発生回路を初
期状態にリセットするためのリセット回路がさらに設け
られる。
【0066】好ましくは、このリセット回路は、外部か
らのデータ書込を指示するライトコマンドに応答してデ
ータパターン発生回路をリセットする。
【0067】また、これに代えて、リセット回路は、半
導体記憶装置においてメモリセルを選択する動作の開始
を指示するアクティブコマンドに応答してこのデータパ
ターン発生回路をリセットする。
【0068】好ましくは、切換回路は、データパターン
発生回路の出力データの論理レベルを変換する論理変換
回路と、データパターン発生回路の出力データと論理変
換回路の出力データの一方をアドレス信号に従って選択
して、内部データ伝達バスにする選択回路を含む。
【0069】好ましくは、この論理変換回路は、データ
パターン発生回路の出力データの論理レベルを反転する
反転回路である。
【0070】また、これに代えて、データパターン発生
回路は、複数個設けられ、選択信号に従って、これらの
複数個のデータパターン発生回路の出力データを選択し
て切換回路を介して内部データ伝達バスに伝達する選択
回路が設けられる。
【0071】この選択信号は、好ましくは、テストモー
ド指示信号に従って生成される。また、これに代えて、
好ましくは、選択信号は、ストローブ指示信号に同期し
て外部からデータ入力端子に与えられる信号に従って生
成される。
【0072】また、これに代えて、好ましくは、選択信
号は、データ書込を指示するライトコマンドと同期して
外部データ入力端子に印加される信号に従って生成され
る。
【0073】また、これに代えて、外部からの多ビット
データを入力する複数のデータ入力端子がさらに設けら
れる。データパターン発生回路は、これら複数のデータ
入力端子に対応して配置される。
【0074】好ましくは、この構成において、データパ
ターン発生回路は、データ入力端子それぞれに対応して
配置される。
【0075】また、これに代えて、データ入力端子は、
複数のグループに分割され、データパターン発生回路
は、これらデータ入力端子の各グループに対応して配置
される。
【0076】また、これに代えて、データパターン発生
回路が各々が新のデータパターンとこの新のデータパタ
ーンを論理変換したデータを出力するデータパターン発
生器を複数個含み、切換回路は、これら複数のデータパ
ターン発生回路と内部データ伝達線との間に配置され、
データパターン発生回路と内部データ伝達バスとの接続
を、切換信号に従って切換えるスクランブル回路を含
む。
【0077】この切換信号は、好ましくは、テストモー
ド指示信号に従って生成される。また、これに代えて、
切換信号は、データ書込を指示するライトコマンドと同
期して外部データ入力端子に印加される信号に従って生
成される。
【0078】また、これに代えて、好ましくは、切換信
号は、ストローブ指示信号に同期して外部からデータ入
力端子に与えられる信号に従って生成される。
【0079】また、好ましくは、これに代えて、切換回
路は、データパターン発生回路の出力データの論理を変
換する論理変換回路を含み、データパターン発生回路の
出力データと論理変換回路の出力データは、それぞれ、
別々のデータ入力端子に対して配置される内部データ伝
達バスに伝達される。
【0080】好ましくは、論理変換回路は、データパタ
ーン発生回路の出力データの論理レベルを反転する反転
回路である。
【0081】また、好ましくは、切換回路は、複数のデ
ータパターン発生回路の出力データをスクランブルして
各データ入力端子に対応して配置される内部データ伝達
バスの各信号線に伝達するスクランブル回路を含む。
【0082】好ましくは、データパターン発生回路の初
期値を、外部信号に従って設定する初期設定回路がさら
に設けられる。
【0083】好ましくは、この初期値は、データ書込を
指示するライトコマンドと同期して外部データ入力端子
に印加される信号に従って生成されてデータパターン発
生回路に設定される。
【0084】また、これに代えて、好ましくは、初期値
は、ストローブ指示信号に同期して外部からデータ入力
端子に与えられる信号に応答して生成されてこのデータ
パターン発生回路に設定される。
【0085】この発明の第3の観点に係る半導体記憶装
置は、データストローブタイミングを与えるストローブ
信号を受けるストローブ端子と、複数ビットの信号を伝
達する内部データ線と、特定動作モード時において、ス
トローブ端子に印加される信号の変化に応答して、デー
タ入力端子に与えられたデータを取込み、各変化に応答
して取込んだデータから複数ビットのデータを生成して
内部データ線に並列に伝達する内部データ生成回路を含
む。
【0086】好ましくは、この内部データ生成回路は、
特定動作モード時において、ストローブ端子に印加され
る信号を周波数逓倍する逓倍回路と、この周波数逓倍回
路の出力信号の各変化に応答して、ワンショットの第1
のパルス信号を生成する第1のパルス発生回路と、この
第1のパルス信号に応答して第2のパルス信号を生成す
る第2のパルス発生回路と、第1のパルス信号に応答し
て、データ入力端子に印加されたデータをラッチする第
1のラッチ回路と、第2のパルス信号に応答して、第1
のラッチ回路のラッチデータをさらにラッチして出力す
る第2のラッチ回路と、この特定動作モード時、第2の
ラッチ回路の出力データに対応するデータを内部データ
バスに並列に出力する選択回路とを含む。
【0087】好ましくは、内部データバスは、第2のラ
ッチ回路に対応して配置される第2のラッチ回路の出力
データを受ける第1の内部データ線と、この第1の内部
データ線と並列に配置される第2の内部データ線とを少
なくとも含む。選択回路は、第2のラッチ回路の出力デ
ータを論理反転して第2の内部データ線に伝達する反転
回路を含む。
【0088】好ましくは、内部データ線は、第2のラッ
チ回路に対応して配置され、第2のラッチ回路の出力デ
ータを受ける第1の内部データ線と、この第1の内部デ
ータ線と並列に配置される第2の内部データ線とを少な
くとも含む。選択回路は、選択信号に従って、第2のラ
ッチ回路の出力データおよび第2のラッチ回路の出力デ
ータの論理反転データの一方を選択して第2の内部デー
タ線に伝達する回路を含む。
【0089】好ましくは、この選択回路は、テストモー
ド指示信号と内部アドレス信号とに従って、選択信号を
生成する回路を含む。
【0090】この構成において、ストローブ端子に応答
して印加される信号に応答して、外部からのアドレス信
号を取込み、内部アドレス信号を生成するアドレス生成
回路がさらに設けられる。
【0091】また、これに代えて、データ書込を指示す
るライトコマンドに従って外部アドレス信号を取込み、
内部アドレス信号を生成するアドレス生成回路が設けら
れる。
【0092】複数の外部信号を利用することにより、外
部クロック信号の2倍の周波数よりも高速の内部クロッ
ク信号を生成することができる。これにより、DDRモ
ードの半導体記憶装置を、低速のテスタを用いて高速で
DDRモードでデータ入出力動作を行なわせることがで
きる。これにより、低速のテスタを用いて高速動作する
DDRモードの半導体記憶装置を正確にテストすること
ができる。
【0093】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は、この発
明の実施の形態1に従う半導体記憶装置の全体の構成を
概略的に示す図である。図1において、半導体記憶装置
は、行列状に配列される複数のメモリセルを有するメモ
リアレイと、このメモリアレイ1のメモリセル選択に関
連する動作を行なう周辺回路2と、クロックイネーブル
信号CLKEの活性化時活性化され、相補外部クロック
信号Ext.CLKおよびExt.CLKBに従って内
部クロック信号CLKP、CLKNおよびCLKを生成
する内部クロック発生回路3と、この内部クロック発生
回路3からの内部クロック信号CLKに同期して、外部
信号EXSを取込み、内部制御信号を生成する制御回路
4と、この制御回路4の制御の下に、メモリアレイ1の
選択メモリセルに対するデータの内部書込/読出を行な
う書込/読出回路5と、内部クロック信号CLKP、C
LKNおよびCLKOに従って外部とデータの入出力を
行なう入出力回路6を含む。
【0094】内部クロック発生回路3へは、またテスト
モード指示信号TMが与えられ、このテストモード時に
おいては、外部クロック信号Ext.CLKの2倍の周
波数を有する内部クロック信号CLKP、CLKNおよ
びCLKを生成する。
【0095】入出力回路6は、DDRモードでデータの
入出力を行なう。この入出力回路6へは、データストロ
ーブ信号DQSおよびデータマスク指示信号DQMが与
えられる。データ書込時においては、このデータストロ
ーブ信号DQSに従って、外部データの取込が行なわれ
る。データ読出時においては、このデータストローブ信
号DQSとして、出力クロック信号CLKOが出力され
て、外部のたとえばプロセッサに対しデータストローブ
タイミングが与えられ、外部装置が、このデータストロ
ーブ信号DQSに従ってこの半導体記憶装置から転送さ
れたデータのサンプリングを行なう。
【0096】この入出力回路6は、またデータマスク指
示信号DQMに従って、データ書込/読出時において、
複数ビット幅のデータに対し選択的にマスクをかける
(書込/読出を禁止する)。
【0097】通常動作モード時においては、外部クロッ
ク信号Ext.CLKおよびExt.CLKBは、相補
なクロック信号であり、この外部クロック信号Ext.
CLKおよびExt.CLKBの交差部に応答して、内
部クロック信号CLKP、CLKおよびCLKNが生成
される。
【0098】一方、テストモード時においては、外部ク
ロック信号Ext.CLKおよびExt.CLKBとし
て、互いに位相が1/4サイクルずれたクロック信号が
与えられる。内部クロック発生回路3は、このテストモ
ード時においては、例えば、互いに1/4サイクル位相
のずれたクロック信号の変化に同期して、ワンショット
のパルス信号を生成して内部クロック信号CLKP、C
LKNおよびCLKを生成する。したがって、外部クロ
ック信号Ext.CLKの4倍のサイクルのクロック信
号を、出力クロック信号CLKOとして、以下に説明す
るように生成することができる。
【0099】図2は、この図1に示す内部クロック発生
回路3のテストモード時の動作を示すタイミング図であ
る。図2に示すように、テストモード時においては、外
部クロック信号Ext.CLKおよびExt.CLKB
として、互いに位相の1/4サイクルずれた同一周波数
のクロック信号が与えられる。この外部クロック信号E
xt.CLKの立上がりエッジおよび立下がりエッジに
同期して、内部クロック信号CLKおよびCLKPが生
成され、また、外部クロック信号Ext.CLKBの立
上がりエッジおよび立下がりエッジに同期して、内部ク
ロック信号CLKNが生成される。これらの内部クロッ
ク信号CLK、CLKPおよびCLKNは、外部からの
クロック信号Ext.CLKの2倍の周波数を有する。
また、内部クロック信号CLKおよびCLKPと内部ク
ロック信号CLKNとは位相が1/4サイクルずれてい
る。
【0100】データ読出時において、出力クロック信号
CLKOは、これらの内部クロック信号CLKPおよび
CLKNに従って生成される。したがって、この出力ク
ロック信号CLKOは、外部クロック信号Ext.CL
Kの4倍の周波数を有する。したがって、内部回路を、
外部からのクロック信号Ext.CLKの2倍の周波数
の内部クロック信号CLKに同期して動作させ、4倍の
周波数の出力クロック信号CLKOを生成して、外部ク
ロック信号の4倍の速度でデータの出力を行なうことが
できる。したがって、外部クロック信号Ext.CLK
の2倍の周波数で、DDRモードで動作させて、データ
の出力を行なうことができる。
【0101】図3は、図1に示す内部クロック発生回路
3の構成の一例を示す図である。図3においては、内部
クロック信号CLKおよびCLKPを発生する部分の構
成を示す。内部クロック信号CLKNは、同一の構成を
用いて、外部クロック信号Ext.CLKBに従って生
成される。
【0102】図3において、内部クロック発生回路3
は、外部クロック信号Ext.CLKを反転しかつ所定
時間遅延する反転/遅延回路3aと、反転/遅延回路3
aの出力信号と外部クロック信号Ext.CLKとを受
けるAND回路3bと、外部クロック信号Ext.CL
Kを、所定時間遅延しかつ反転する反転/遅延回路3c
と、反転/遅延回路3cの出力信号と外部クロック信号
Ext.CLKを受けかつテストモード指示信号TMを
受ける複合ゲート3dと、AND回路3bの出力信号と
複合ゲート3dの出力信号を受けて内部クロック信号C
LKまたはCLKPを生成するOR回路3eを含む。
【0103】複合ゲート3dは、外部クロック信号Ex
t.CLKと反転/遅延回路3cの出力信号を受けるN
ORゲートNGと、NORゲートNGの出力信号とテス
トモード指示信号TMとを受けるANDゲートAGを等
価的に含む。このANDゲートAGから、複合ゲート3
dの出力信号が生成される。
【0104】この図3に示す内部クロック発生回路3に
おいて、反転/遅延回路3aおよびAND回路3bによ
り、外部クロック信号Ext.CLKの立上がりに同期
して、この反転/遅延回路3aが有する遅延時間の時間
幅を有するワンショットのパルス信号が生成される。一
方、反転/遅延回路3cおよび複合ゲート3dにより、
テストモード時に、外部クロック信号Ext.CLKの
立下がりに応答してワンショットのパルス信号を生成す
るパルス発生回路が構成される。この外部クロック信号
Ext.CLKの立上がりおよび立下がりに応答して発
生されるワンショットパルス信号のパルス幅は、反転/
遅延回路3aおよび3cのそれぞれの遅延時間により決
定される。
【0105】OR回路3eは、AND回路3bおよび複
合ゲート3eの出力信号に従って内部クロック信号CL
KまたはCLKPを生成しており、テストモード時にお
いては、外部クロック信号Ext.CLKの立上がりエ
ッジおよび立下がりエッジに同期して、内部クロック信
号CLKおよびCLKPが生成される。
【0106】通常動作モード時においては、テストモー
ド指示信号TMが、Lレベルであり、複合ゲート3dの
出力信号はLレベルに固定される。したがって、この場
合には、反転/遅延回路3aおよびAND回路3bによ
り、外部クロック信号Ext.CLKの立上がりエッジ
に同期して、内部クロック信号CLKまたはCLKPが
生成される。
【0107】ここで、内部クロック信号CLKおよびC
LKPは、それぞれ同一の構成を有する内部クロック発
生回路により、別々に生成される。しかしながら、これ
らの内部クロック信号CLKおよびCLKPは、同一の
回路を用いて生成されてもよい。また、反転/遅延回路
3aおよび3cは、共用されてもよい。すなわち、反転
/遅延回路3aの出力信号が、複合ゲート3dに与えら
れてもよい。
【0108】また、複合ゲート3dを用いる代わりに、
AND回路を用い、かつ反転/遅延回路3cの初段のイ
ンバータを、この外部クロック信号Ext.CLKとテ
ストモード指示信号TMを受けるNANDゲートで置換
えられてもよい。
【0109】図4は、出力クロック信号CLKOを生成
する部分の構成を示す図である。この図4に示す出力ク
ロック信号生成部は、図1に示す制御回路4に含まれ
る。図4において、出力クロック信号生成部は、外部か
らのデータ読出を指示する読出指示信号φrに従って、
出力活性化信号OEMおよび遅延出力活性化信号OEM
Dを生成する読出制御回路4aと、出力活性化信号OE
Mと内部クロック信号CLKPを受けるAND回路4b
と、遅延出力活性化信号OEMDと内部クロック信号C
LKNを受けるAND回路4cと、AND回路4bおよ
び4cの出力信号を受けて出力クロック信号CLKOを
生成するOR回路4dを含む。
【0110】出力活性化信号OEMは、データ読出を指
示するリードコマンドが与えられたとき、すなわち、読
出指示信号φrが活性化されると、コラムレイテンシC
L−0.5サイクル経過後に、Hレベルとなる。遅延出
力活性化信号OEMDは、この出力活性化信号OEMよ
り、内部クロック信号CLKの半サイクル遅延された信
号であり、したがって、リードコマンドが与えられてか
らコラムレイテンシCL経過後に活性状態となる。これ
らの出力活性化信号OEMおよびOEMDの活性化期間
は、バースト長により与えられる。
【0111】読出制御回路4aは、内部クロック信号C
LKに同期して動作する。リードコマンドφrが与えら
れると、内部クロック信号CLKに従って、コラムレイ
テンシにより決定されたサイクルの経過後、これらの出
力活性化信号OEMおよびOEMDが活性化される。こ
れらの出力活性化信号OEMおよびOEMDの活性化
時、AND回路4bおよび4cが、バッファ回路として
動作し、内部クロック信号CLKPおよびCLKNをバ
ッファ処理する。したがって、出力クロック信号CLK
Oは、これらの出力活性化信号OEMおよびOEMDの
活性化時、内部クロック信号CLKPおよびCLKNに
従って生成される。内部クロック信号CLKPおよびC
LKNおよびCLKは、外部からのクロック信号Ex
t.CLKの2倍の周波数を有しており、したがって、
出力クロック信号CLKOは、外部クロック信号Ex
t.CLKの4倍の周波数を有している。
【0112】したがって、これらの図3および図4に示
す構成を利用することにより、外部のテスタが、外部ク
ロック信号Ext.CLKとして、たとえば外部クロッ
ク信号Ext.CLKとして、最大500MHzのクロ
ック信号を発生することができる場合、この周波数50
0MHzのクロック信号を位相1/4サイクルずらせて
外部クロック信号Ext.CLKおよびExt.CLK
Bとして与えることにより、半導体記憶装置内部では、
この500MHzのクロック信号に従って、1GHzの
内部クロック信号が生成され、データ出力クロック信号
として2GHzのクロック信号を生成することができ、
内部動作速度を1GHzとしてDDRモードでデータを
出力することができる。
【0113】以上のように、この発明の実施の形態1に
従えば、外部から、位相が1/4サイクルずれた1つの
信号を、外部クロック信号として与えて、これらの外部
クロック信号に従って、両者の立上がりエッジおよび/
立下がりエッジに応答してワンショットのパルス信号を
生成して内部クロック信号を生成しており、低速の外部
クロック信号であっても、高速の内部クロック信号を生
成して、DDRモードで動作させることができる。
【0114】外部クロック信号Ext.CLKおよびE
xt.CLKBを受ける端子に、位相の1/4サイクル
ずれた信号を与えており、このテストモード時に、専用
のピン端子を新たに用いて内部クロック信号を生成する
必要がなく、何らピン端子数を増加させることなく、所
望の周波数を有する内部クロック信号を生成することが
できる。
【0115】また、外部クロック信号として同相のクロ
ック信号が用いられているが、来れれらの外部クロック
信号は、逆相のクロック信号であってもよい。互いに1
/4サイクル位相がずれていればよい。
【0116】[実施の形態2]図5は、この発明の実施
の形態2に従う内部クロック発生回路3の構成を概略的
に示す図である。図5において、通常動作モード時にお
いては、クロック入力端子10および11へは、互いに
相補な外部クロック信号Ext.CLKおよびExt.
CLKBが与えられる。テストモード時においては、こ
れらのクロック入力端子10および11へは、位相が1
/4サイクルずれたクロック信号が与えられる。
【0117】内部クロック発生回路3は、テストモード
指示信号TMとクロック入力端子10に与えられる信号
Ext.CLKを受けるAND回路3fと、テストモー
ド指示信号TMとクロック入力端子11に与えられるク
ロック信号Ext.CLKBを受けるAND回路3g
と、AND回路3fおよび3gの出力信号を受けるEX
OR回路3hと、EXOR回路3hの出力信号CLKA
を反転するインバータ3iと、EXOR回路3hの出力
信号CLKAとクロック入力端子10からの外部クロッ
ク信号Ext.CLKの一方をテストモード指示信号T
Mに従って選択するセレクタ(MUX)3jと、インバ
ータ3iの出力信号とクロック入力端子11からのクロ
ック信号Ext.CLKBの一方をテストモード指示信
号TMに従って選択するセレクタ(MUX)3kと、セ
レクタ3jの出力信号の立上がりに応答してワンショッ
トのパルス信号を生成するワンショットパルス発生回路
3mと、セレクタ3iの出力信号の立上がりに応答して
ワンショットのパルス信号を発生するワンショットパル
ス発生回路3nを含む。
【0118】ワンショットパルス発生回路3mから内部
クロック信号CLKおよびCLKPが生成され、ワンシ
ョットパルス発生回路3nから、内部クロック信号CL
KNが生成される。これらの内部クロック信号CLKお
よびCLKPそれぞれに対し、別々に、ワンショットパ
ルス発生回路が設けられてもよい。
【0119】通常動作モード時においては、テストモー
ド指示信号TMは、非活性状態のLレベルであり、AN
D回路3fおよび3gの出力信号はLレベルに固定さ
れ、EXOR回路3hの出力信号もまた、Lレベルに固
定される。この状態においては、セレクタ3jおよび3
kが、それぞれクロック入力端子10および11に与え
られた外部クロック信号Ext.CLKおよびExt.
CLKBを選択して、それぞれ、ワンショットパルス発
生回路3mおよび3nに与える。したがって、通常動作
モード時においては、内部クロック信号CLKおよびC
LKPは、外部クロック信号Ext.CLKの立上がり
エッジに同期して生成され、一方、内部クロック信号C
LKNは、補の外部クロック信号Ext.CLKBの立
上がりに応答して生成される。次いで、この図5に示す
内部クロック信号発生回路のテスト動作モード時の動作
を、図6に示すタイミング図を参照して説明する。
【0120】テストモード時においては、クロック入力
端子10および11に対し、位相が1/4サイクルずれ
た同一周波数のクロック信号Ext.CLKおよびEx
t.CLKBが与えられる。セレクタ3jおよび3k
は、それぞれ、テストモード指示信号TMに従って、E
XOR回路3hからのクロック信号CLKおよびインバ
ータ3iからのクロック信号CLKABを選択する状態
に設定される。またテストモード指示信号TMがHレベ
ルであり、AND回路3fおよび3gがバッファ回路と
して動作する。
【0121】EXOR回路3hは、外部クロック信号E
xt.CLKおよびExt.CLKBの論理レベルが異
なるときHレベルの信号を出力する。したがって、この
EXOR回路3hからのクロック信号CLKAは、外部
のクロック信号Ext.CLKの2倍の周波数を有し、
外部クロック信号Ext.CLKの立上がりおよび立下
がりに同期して、この外部クロック信号Ext.CLK
の1/4周期の期間Hレベルとなる。インバータ3i
は、このクロック信号CLKAを反転してクロック信号
CLKABを生成している。
【0122】ワンショットパルス発生回路3mが、クロ
ック信号CLKAの立上がりに応答してワンショットの
パルス信号を生成し、一方、ワンショットパルス発生回
路3nが、このクロック信号CLKABの立上がりに応
答してワンショットのパルス信号を生成する。したがっ
て、内部クロック信号CLKおよびCLKPは、外部ク
ロック信号Ext.CLKの立上がりおよび立下がりに
同期して生成され、また内部クロック信号CLKNが、
補の内部クロック信号Ext.CLKBの立上がりおよ
び立下がりに応答して生成される。
【0123】これらの内部クロック信号CLK、CLK
PおよびCLKNは、外部クロック信号Ext.CLK
の2倍の周波数を有し、また内部クロック信号CLKお
よびCLKPと内部クロック信号CLKNは、その位相
が、外部クロック信号Ext.CLKの1/4周期ずれ
ている。したがって、この外部クロック信号Ext.C
LKの1/4周期ごとに、内部クロック信号CLKPお
よびCLKNが交互に生成される。内部クロック信号C
LKPおよびCLKNを合成することにより、クロック
信号Ext.CLKの4倍の周波数を有する出力クロッ
ク信号CLKOを生成することができる。
【0124】この図5に示す内部クロック発生回路の構
成の場合、ワンショットパルス発生回路として、常にク
ロック信号の立上がりに応答してワンショットのパルス
発生を行なう回路を準備するだけでよく、立上がりエッ
ジおよび立下がりエッジ両者に同期してワンショットの
パルスを発生するための回路を別に設ける必要はない。
単に、テストモード時、外部のクロック信号Ext.C
LKおよびExt.CLKBに従って、外部クロック信
号Ext.CLKの2倍の周波数を有するクロック信号
CLKAおよびCLKABを生成しているだけである。
したがって、回路占有面積を低減して、低速の外部クロ
ック信号から高速の内部クロック信号を生成して、この
半導体記憶装置を、DDRモードで動作させることがで
きる。
【0125】また、このテストモード時にのみ、外部の
クロック信号に従って2倍速クロック信号CLKAを生
成する回路部分を動作させており、通常動作モード時に
は、この2倍速クロック信号CLKAを生成する回路部
分の動作は停止させており、通常動作モード時の消費電
流を低減することができる。
【0126】[実施の形態3]図7は、この発明の実施
の形態3に従う半導体記憶装置の要部の構成を概略的に
示す図である。図7においては、データ入力部の構成を
概略的に示す。内部クロック信号としては、このテスト
モード時においては、外部からのクロック信号の2倍の
周波数を有するクロック信号が生成されている。この半
導体記憶装置は、1例として、16ビットのデータDQ
0−DQ15を入出力する。
【0127】通常、このような16ビットのデータを入
出力する半導体記憶装置においては、上位バイトデータ
に対して外部から、データストローブ信号Ext.DQ
SUが端子13に与えられ、また下位バイトデータに対
して、外部から、データストローブ信号Ext.DQS
Lが端子12に与えられる。これらの外部からのデータ
ストローブ信号Ext.DQSLおよびExt.DQS
Uに従ってデータをストローブし、内部書込データを生
成する。これにより、クロック信号と書込データのスキ
ューを考慮することなく、正確に、ストローブ信号に従
って与えられたデータを取込み内部書込データを生成す
ることができる。
【0128】本実施の形態においては、これらのデータ
ストローブ信号入力端子12および13を用いてテスト
時のストローブ信号を生成する。
【0129】この半導体記憶装置は、テストモード指示
信号TMの活性化時活性化され、端子12および13に
与えられるデータストローブ信号Ext.DQSLおよ
びExt.DQSUから、2倍速のデータストローブ信
号DDQSを生成するテストクロック生成回路14と、
テストモード指示信号TMに従って2倍速のデータスト
ローブ信号DDQSと端子12を介して与えられる外部
からのデータストローブ信号Ext.DQSLの一方を
選択するセレクタ15と、テストモード指示信号TMに
従って、2倍速データストローブ信号DDQSと端子1
3を介して与えている外部からのデータストローブ信号
Ext.DQSUの一方を選択するセレクタ16と、セ
レクタ15の出力信号に従ってデータストローブ信号D
QSLを生成するストローブ信号生成回路17と、セレ
クタ16を介して与えられるストローブ信号に従って、
上位データストローブ信号DQSUを生成するストロー
ブ信号生成回路18を含む。
【0130】セレクタ15および16は、テストモード
指示信号TMの活性化時には、テストクロック生成回路
14からの2倍速データストローブ信号DDQSを選択
する。
【0131】上位バイトデータDQ8−DQ15(DQ
8−15)に対して設けられる上位入力回路20は、ス
トローブ信号生成回路18からの上位データストローブ
信号DQSUに従って外部からのデータビットを取込み
内部書込データDi8−15を生成する。下位バイトデ
ータDQ0−DQ7(DQ0−7)に対して設けられる
下位入力回路19は、ストローブ信号生成回路17から
の下位データストローブ信号DQSLに従って、データ
ビットDQ0−DQ7を取込みラッチして、内部書込デ
ータDi0−7を生成する。
【0132】これらのストローブ信号生成回路17およ
び18は、さらに内部書込データの転送タイミングを決
定する転送/ラッチ指示信号DQSLTおよびDQSU
Tをそれぞれ生成する。
【0133】図8は、図7に示すストローブ信号生成回
路17および18の構成を概略的に示す図である。これ
らのストローブ信号生成回路17および18は同一構成
を有するため、図8においては1つのストローブ信号生
成回路の構成を代表的に示す。図8において、ストロー
ブ信号生成回路17および18の各々は、セレクタ15
または16から与えられる信号SIGをバッファ処理し
て内部ストローブ信号DQSを生成するバッファ回路2
1と、バッファ回路21からの内部ストローブ信号DQ
Sの立下がりに応答してワンショットのパルス信号を生
成して、転送/ラッチ指示信号DQSTを生成するワン
ショットパルス発生回路22を含む。
【0134】下位入力回路19および上位入力回路20
において、データビットDQ0−DQ15それぞれに対
し、対応のデータ入力端子を介してシリアルに与えられ
るデータを、パラレルデータに変換する。このシリアル
データの取込は、データストローブ信号DQSにより、
このタイミングが決定され、また取込んだ2ビットのデ
ータを転送するタイミングは、転送/ラッチ指示信号D
QSTにより与えられる。
【0135】したがって、図9に示すように、バッファ
回路21は、セレクタ15または16からの信号SIG
に従って内部データストローブ信号DQSを生成し、ワ
ンショットパルス発生回路22は、この内部データスト
ローブ信号DQSの立下がりに応答して転送/ラッチ指
示信号DQSTを生成する。しかしながら、図9におい
て破線で示すように、内部ストローブ信号DQSが対応
のセレクタの出力信号SIGに応答してワンショットパ
ルスの形で生成され、転送/ラッチ指示信号DQST
が、また、対応のセレクタの出力信号SIGの立下りに
応答してワンショットのパルスの形で生成されてもよ
い。
【0136】図10は、図7に示す下位入力回路19お
よび上位入力回路20の1ビットの入力回路の構成を概
略的に示す図である。図10において、入力回路は、デ
ータストローブ信号DQSの立上がりに応答して外部デ
ータビットExt.Dinを取込みラッチするラッチ回
路23と、データストローブ信号DQSの立下がりに応
答して、この外部書込データビットExt.Dinを取
込みラッチするラッチ回路24と、転送/ラッチ指示信
号DQSTに従って、ラッチ回路23および24から与
えられたデータビットDILF0およびDILF1をラ
ッチしかつ転送するラッチ回路25および26を含む。
【0137】ラッチ回路25および26の出力データビ
ットDIL0およびDIL1は、それぞれ異なる内部デ
ータバス線上を並列に伝達される。
【0138】通常、外部書込データビットExt.Di
nは、内部書込データ線(DIL0およびDEL1伝達
されるバス線が、内部書込データバス線とする)のいず
れに転送されるかは、アドレス信号により決定される。
しかしながら、この外部書込データビットExt.Di
nと内部書込データビットDIL0およびDEL1の対
応をアドレス信号ビットに従って決定する部分の構成
は、図面を簡略化するために示していない。このアドレ
ス信号に従って、決定する構成は、たとえばデータスト
ローブ信号DQSを、アドレス信号ビットにより修飾し
て、このアドレス信号の偶数/奇数に応じて、ラッチ回
路23および24のラッチ順序を更新する。これは、た
とえばデータストローブ信号DQSとアドレス信号ビッ
トのEXORをとることにより、この順序を更新するこ
とができる。また、これに代えて、ラッチ回路25およ
び26と内部書込データバス線との間に、アドレス信号
に従ってその接続経路を切換えるマルチプレクサが設け
られてもよい。いずれの構成においても、外部書込デー
タExt.Dinが転送されるデータバス線とこの外部
データビットExt.Dinとの対応関係はアドレス信
号により決定される。
【0139】図11は、図10に示す入力回路の動作を
示すタイミング図である。以下、図11を参照して、図
10に示す入力回路の動作について簡単に説明する。
【0140】外部データストローブ信号Ext.DQS
の立上がりエッジおよび立下がりエッジに同期して外部
書込データExt.Dinが与えられる。内部におい
て、通常動作モード時、この外部データストローブ信号
Ext.DQSに従って、内部データストローブ信号D
QSが生成される。内部データストローブ信号DQSの
立上がりに従ってラッチ回路23が外部書込データEx
t.Dinを取込み、この外部データストローブ信号D
QSの立下がりに応答してラッチ状態となる。一方、ラ
ッチ回路24が、この外部データストローブ信号DQS
の立下がりに応答してスルー状態となり、外部書込デー
タExt.Din(1)を取込み、外部データストロー
ブ信号Ext.DQSの立上がりに応答してラッチ状態
となる。
【0141】内部データストローブ信号DQSの立下が
りに応答して、転送/ラッチ指示信号DQSTが生成さ
れる。ラッチ回路25および26は、この転送/ラッチ
指示信号DQSTがHレベルとなると、対応のラッチ回
路23および24から与えられた内部ラッチデータDI
LF0およびDELF1を取込み、ラッチ状態となる。
したがって、これらのラッチ回路25および26から
は、転送/ラッチ指示信号DQSTに従って、並列に、
データDIL0およびDIL1が出力される。
【0142】次いで、再び、内部データストローブ信号
DQSがHレベルに立上がると、ラッチ回路23がスル
ー状態となり、外部書込データExt.Dinを取込み
ラッチ状態となり、また再びラッチ回路24が、外部書
込データExt.Dinを、内部データストローブ信号
DQSの立下がりに応答して取込みラッチする。この内
部データストローブ信号DQSの立下がりに応答して、
ワンショットのパルス信号の形態で、転送/ラッチ指示
信号DQSTが生成され、再びラッチ回路25および2
6が、取込んだデータを並列に出力する。
【0143】したがって、外部書込データExt.Di
nは、外部データストローブ信号Ext.DQSの立上
がりエッジおよび立下がりエッジに同期してシリアルに
転送され、内部のラッチ回路23−26により、並列デ
ータに変換されて2ビット単位で、選択メモリセルへ伝
達される。外部からのデータストローブ信号Ext,D
QSは外部クロックと同一周波数の信号である。したが
って、この外部データストローブ信号から2倍速データ
ストローブ信号DDQSを生成することにより、外部ク
ロック信号の4倍の速度でデータの入力を行うことがで
きる。
【0144】なお、このデータストローブ信号DQSは
データストローブに関連する部分の動作タイミングを規
定しており、内部回路の動作速度を決定する内部クロッ
ク信号は、外部クロック信号に従ってこの外部クロック
信号の2倍の速度を有しており、内部回路は、外部クロ
ック信号の2倍の速度で動作している。
【0145】図12は、図7に示すテストクロック生成
回路14の構成の一例を示す図である。図12におい
て、テストクロック生成回路14は、データストローブ
入力端子12および13に与えられるストローブ信号E
xt.DQSLおよびExt.DQSUを受けて2倍速
データストローブ信号DDQSを生成するEXOR回路
14aを含む。テストモード時においては、これらの端
子12および13に対し、互いに1/4サイクル位相の
ずれた同相かつ同一周波数の信号Ext.DQSUおよ
びExt.DQSLが与えられる。したがって、2倍速
データストローブ信号DDQSは、外部からの信号Ex
t.DQSLおよびExt.DQSUの2倍の周波数を
有する。
【0146】図13は、図7に示す回路のテスト動作モ
ード時の動作を示すタイミング図である。以下、図13
を参照して、図7、図8、図10および図12に示す回
路の動作について説明する。
【0147】テスト動作モード時において、データ書込
時においては、外部データストローブ信号Ext.DQ
SUおよびExt.DQSLが、それぞれ位相が1/4
サイクルずれて端子12および13に与えられる。これ
らのストローブ信号Ext.DQSUおよびExt.D
QSLは、外部クロック信号Ext.CLKと同一周波
数の信号であり、また外部データストローブ信号Ex
t.DQSUは、外部クロック信号Ext.CLKと同
位相で与えられる。
【0148】したがって、EXOR回路14aからの2
倍速データストローブ信号DDQSは、この外部データ
ストローブ信号Ext.DQSUの立上がりエッジおよ
び立下がりエッジに同期して、外部クロック信号Ex
t.CLKの1/4周期期間Hレベルとなる。この外部
データストローブ信号Ext.DQSUおよびExt.
DQSLの立上がりエッジおよび立下がりエッジに同期
して、外部からの書込データExt.Dinが与えられ
る。
【0149】この半導体記憶装置内においては、テスト
動作モード時、2倍速データストローブ信号DDQSに
従って内部データストローブ信号DQSおよび転送/ラ
ッチ指示信号DQSTが生成される。したがって、この
外部クロック信号Ext.CLKの4倍の速度でデータ
信号Ext.Dinが与えられた場合、内部データスト
ローブ信号DQSに従って、図10に示すラッチ回路2
3および24が交互に、この与えられたデータを取込み
ラッチする。続いて、転送/ラッチ指示信号DQST
が、この内部データストローブ信号DQSの立下がりに
応答してワンショットパルスの形態で生成され、これら
のラッチ回路23および24に、ラッチされたデータ
を、内部書込データ線に伝達する。
【0150】したがって、テストモード時においては、
ストローブ端子12および13に与えられる信号Ex
t.DQSLおよびExt.DQSUの位相を1/4サ
イクルずらせることにより、2倍速のデータストローブ
信号DDQSを生成することができる。これらの外部デ
ータストローブ信号Ext.DQSUおよびExt.D
QSLに従って、外部のテスタからデータが与えられて
も、この内部データストローブ信号DQSを、外部クロ
ック信号の2倍の速度で変化させることができ、応じ
て、これらの4倍速で与えられるデータを正確に内部で
取込み、選択メモリセルに転送することができる。
【0151】今、このテスタが、高速データ転送をする
ことができない場合、外部書込データExt.Din
を、外部クロック信号の4倍速で生成することができな
くなることが考えられる。しかしながら、この場合、各
ビット毎にデータの論理が異なるチェッカパターン以外
テストデータパターンの場合、外部クロック信号Ex
t.CLKの立上りおよび立下りに同期してデータを転
送し、半導体記憶装置において、同一データをストロー
ブしてもテストを行うことはできる。
【0152】また、これに代えて、テスタにおいて、デ
ータ出力回路を2つ並列に設け、これらの2つのデータ
出力回路を、データストローブ信号Ext.DQSUお
よびExt.DQSLの立上がりエッジおよび立下がり
エッジに同期して動作させることにより、この4倍速で
のデータ転送は可能である。また、さらに、後に説明す
るように、書込データをこの半導体記憶装置内で生成す
ることにより、容易に、この外部クロック信号の4倍速
のデータ系列を生成することができる。
【0153】データ読出時においては、この半導体記憶
装置から、データストローブ信号Ext.DQSLおよ
びExt.DQSUとして、出力クロック信号CLKO
が転送されてテスタへ与えられる。したがって、テスタ
は、この出力クロック信号CLKOに同期して与えられ
たデータを取込むため、容易に半導体記憶装置から転送
されたデータをサンプリングすることができ、テスタに
おいては、この高速のデータ読出のための特別の構成を
設ける必要はない。
【0154】[変更例]図14は、この発明の実施の形
態3のテストクロック生成回路14の構成の変更例を示
す図である。図14において、テストクロック生成回路
14は、端子12に与えられる信号Ext.DQSLと
テストモード指示信号TMを受けるAND回路14b
と、端子13に与えられる信号Ext.DQSUとテス
トモード指示信号TMを受けるAND回路14cと、A
ND回路14bおよび14cの出力信号を受けて2倍速
データストローブ信号DDQSを生成するEXOR回路
14aを含む。
【0155】この図14に示すテストクロック生成回路
14の構成において、テストモード指示信号TMがLレ
ベルのときには、AND回路14bおよび14cの出力
信号はLレベルであり、2倍速データストローブ信号D
DQSは、Lレベルを維持する。通常動作モード時、こ
のテストクロック生成回路14の動作は停止されるた
め、通常動作モード時の、消費電力を低減することがで
きる。
【0156】テストモード時においては、テストモード
指示信号TMがHレベルであり、AND回路14bおよ
び14cがバッファ回路として動作し、それぞれ外部デ
ータストローブ信号Ext,DQSUおよびExt.D
QSLに従って信号を生成し、EXOR回路14aから
は、2倍速のデータストローブ信号DDQSが生成され
る。
【0157】以上のように、この発明の実施の形態3に
従えば、外部からのストローブ信号を受ける端子が2つ
配置されている構成において、これらの端子に互いに位
相が1/4サイクルずれた同一周波数の信号を印加し、
これらの信号を利用することにより、容易に外部クロッ
ク信号の2倍速のデータストローブ信号を生成すること
ができ、余分の端子を配設することなく、外部クロック
信号の4倍の速度のデータ入力を行なうことができ、低
速テスタを用いて、DDRモードの半導体記憶装置を高
速で、データ入力を行なわせることができる。
【0158】[実施の形態4]図15は、この発明の実
施の形態4に従う半導体記憶装置の要部の構成を概略的
に示す図である。通常、×4ビットまたは×8ビットの
語構成を有する半導体記憶装置においては、外部からの
ストローブ信号を受ける端子としては、1つのストロー
ブ端子30が設けられ、この端子30に対しデータビッ
トに共通に1つの外部データストローブ信号Ext.D
QSが与えられる。このデータストローブ信号Ext.
DQSに従って、ストローブ信号生成回路34が、内部
データストローブ信号DQSおよび転送/ラッチ指示信
号DQSTを生成し、×4ビットまたは×8ビット幅の
データ入力回路へ与える。
【0159】この半導体記憶装置において通常動作モー
ド時ノーコネクション(NC)状態(開放状態)に設定
される端子31を利用する。端子30に与えられる通常
動作モード時の外部データストローブ信号Ext.DQ
Sを、テスト動作モード時外部データストローブ信号E
xt.DQSUとして使用し、端子31にテストモード
時に印加される信号を、外部データストローブ信号Ex
t.DQSLとして利用する。これらの端子30および
31を、EXOR回路32に結合する。EXOR回路3
2の出力信号と、端子30に与えられる外部データスト
ローブ信号Ext.DQSの一方が、セレクタ33によ
り選択されてストローブ信号生成回路34へ与えられ
る。
【0160】ストローブ信号生成回路34の構成は、図
8に示す構成と同じであり、×4ビットまたは×8ビッ
ト幅のデータ入力回路へ共通に、生成した内部データス
トローブ信号DQSおよび転送/ラッチ指示信号DQS
Tを転送する。
【0161】したがって、この図15に示す構成の場
合、外部データストローブ信号Ext.DQSとして、
1つの外部データストローブ信号しか通常動作モード時
使用されない場合、無接続状態(開放状態)に通常動作
モード時設定される端子31をテストモード時使用し、
これらの端子30および31に、互いに1/4サイクル
位相のずれた同一周波数の信号を与える。したがって、
EXOR回路32からは、先の実施の形態3と同様、2
倍速データストローブ信号DDQSが生成され、セレク
タ33を介して、ストローブ信号生成回路34へ与える
ことができる。
【0162】したがって、実施の形態3と同様、外部デ
ータストローブ信号Ext.DQSの2倍の速度のデー
タストローブ信号DDQSを生成することができ、4倍
速のデータ入力を行なうことができる。
【0163】また、セレクタ33は、テストモード指示
信号TMに従って、テストモード時、このEXOR回路
32からの2倍速データストローブ信号DDQSを選択
する。通常動作モード時においては、セレクタ33は、
端子30に与えられる外部データストローブ信号Ex
t.DQSを選択する。
【0164】[変更例]図16は、この発明の実施の形
態4の変更例の構成を概略的に示す図である。図16に
おいては、EXOR回路32の前段に、端子30へ与え
られる信号とテストモード指示信号TMを受けるAND
回路35と、端子31に与えられる信号とテストモード
指示信号TMとを受けるAND回路36とが設けられ
る。AND回路35および36の出力信号がEXOR回
路32へ与えられる。他の構成は、図15に示す構成と
同じであり、対応する部分には同一参照番号を付し、そ
の詳細説明は省略する。
【0165】この図16に示す構成において、端子31
は、通常動作モード時においては、開放状態に保持され
る(無接続状態にある)。この通常動作モード時テスト
モード指示信号TMにより、AND回路35および36
の出力信号をLレベルに固定することにより、端子31
は、通常動作モード時フローティング状態となっても、
AND回路36の出力信号を確実にLレベルに固定する
ことができる。この図16に示す構成においても、通常
動作モード時の消費電力を低減することができる。
【0166】以上のように、この発明の実施の形態4に
従えば、データストローブ信号入力端子が1つしかない
場合において、通常動作時において開放状態とされ、未
使用とされる端子を利用して、このデータストローブ端
子に印加される信号と1/4サイクル位相のずれた信号
を印加することにより専用の端子を使用することなく2
倍速のデータストローブ信号を生成することができ、外
部クロック信号の4倍速でデータの入力を行うことがで
きる。
【0167】[実施の形態5]図17は、この発明の実
施の形態5に従う半導体記憶装置の要部の構成を概略的
に示す図である。図17に示す構成においても、ストロ
ーブ信号生成回路34が、先の実施の形態3と同様、デ
ータ入力回路に対し共通に設けられ、通常動作モード時
およびテスト動作モード時、外部からのデータストロー
ブ信号Ext.DQSが、端子30に与えられる。
【0168】テストクロック信号を生成するために、端
子30および40に与えられる信号を受けるEXOR回
路32と、テストモード指示信号TMに従って端子30
上の信号Ext.DQS(U)とEXOR回路32の出
力信号DDQSの出力信号の一方を選択してストローブ
信号生成回路34へ与えるセレクタ33が設けられる。
【0169】端子40には、通常動作モード時、この半
導体記憶装置を選択状態とするための外部チップセレク
ト信号Ext.CSBが与えられる。この外部チップセ
レクト信号Ext.CSBは、選択状態のときにはLレ
ベルの信号である。チップセレクト信号Ext.CSB
がHレベルのときには、この半導体記憶装置は、非選択
状態であり、外部から与えられる動作モードを指示する
コマンドは、NOP(ノーオペレーション)コマンドと
して取扱われ、新たな動作は行なわれない。
【0170】このチップセレクト端子40を、テストモ
ード時、2倍速データストローブ信号を生成するための
端子として利用するために、内部チップセレクト信号I
nt.CSBを生成するCSバッファ41へは、テスト
モード指示信号TMが与えられ、テストモード時、この
内部チップセレクト信号Int.CSBは、チップセレ
クト端子40の信号の状態にかかわらず常時Lレベルに
設定され、この半導体記憶装置は、選択状態に保持され
る。
【0171】CSバッファ41は、チップセレクト端子
40上の信号を反転するインバータ41aと、インバー
タ41aの出力信号とテストモード指示信号TMとを受
けて内部チップセレクト信号Int.CSBを生成する
NOR回路41bを含む。
【0172】CSバッファ41において、通常動作モー
ド時、テストモード指示信号TMはLレベルであるた
め、NOR回路41bがインバータとして動作し、外部
チップセレクト信号Ext.CSBに従って内部チップ
セレクト信号Int.CSBが生成されて、図1に示す
制御回路4へ与えられる。一方、テストモード時におい
ては、テストモード指示信号TMはHレベルとなるた
め、NOR回路41bからの内部チップセレクト信号I
nt.CSBはLレベルに設定される。テストモード
時、、チップセレクト信号が常時活性状態にあるため、
制御回路4は外部の制御信号を、内部クロック信号の立
上りエッジで取込み、新たな動作モードが指定されたか
否かの判定を行なう。
【0173】具体的に、この制御回路4において、内部
チップセレクト信号Int.CSBは、外部からの制御
信号の組を受けるコマンドデコーダへ与えられ、コマン
ドデコーダは、内部チップセレクト信号Int.CSB
がLレベルのとき、内部クロック信号の立上がりエッジ
での、外部制御信号の論理レベルの組を判定し、指定さ
れた動作モードを識別する。
【0174】このEXOR回路32は、先の実施の形態
3と同様、2倍速データストローブ信号DDQSを生成
する。したがって、データストローブ端子30が、1つ
しか存在しない場合においても、このチップセレクト端
子40を用いて、テストモード時これらの端子30およ
び40に、互いに位相が1/4ずれた同一周波数の信号
を印加することにより、外部データストローブ信号Ex
t.DQSの2倍の周波数を有する2倍速のデータスト
ローブ信号DDQSを生成することができる。
【0175】この図17に示す回路のテストモード時の
動作タイミング図は、図13に示すタイミング図と同じ
であり、外部データストローブ信号Ext.DQSLに
代えて、外部チップセレクト信号Ext.CSBが用い
られればよい。
【0176】なお、この図17に示す構成においても、
EXOR回路32の前段に、図16に示すように、AN
D回路35および36が配置されてもよい。
【0177】以上のように、この発明の実施の形態5に
従えば、データストローブ端子およびチップセレクト端
子を用いてテストモード時これらの端子に1/4サイク
ル位相のずれた信号を印加することにより、容易に、外
部データストローブ信号の2倍の周波数を有する内部デ
ータストローブ信号を生成することができ、2倍速の内
部クロック信号すなわちデータストローブ信号の立上が
りエッジおよび立下がりエッジ両者に同期してデータを
テストモード時入力することができる。
【0178】[実施の形態6]図18は、この発明の実
施の形態6に従う半導体記憶装置の要部の構成を概略的
に示す図である。図18においては、2倍速データスト
ローブ信号DDQSを生成するEXOR回路32は、端
子30に与えられる外部データストローブ信号Ext.
DQSと、端子45に与えられる外部クロックイネーブ
ル信号Ext.CKEを受ける。このEXOR回路32
からの2倍速データストローブ信号DDQSは、セレク
タ33を介してストローブ信号生成回路34へ与えられ
る。
【0179】この端子45に与えられる外部クロックイ
ネーブル信号Ext.CKEは、内部クロック信号の生
成を制御する。クロックイネーブル信号Ext.CKE
がHレベルのときには、内部クロック信号が、外部クロ
ック信号に従って生成される。一方、この外部クロック
イネーブル信号Ext.CKEが、Lレベルの非活性状
態のときには、内部クロック信号の生成が停止される。
【0180】内部クロックイネーブル信号Int.CK
Eを生成するCKEバッファ46は、テストモード指示
信号TMと端子45に与えられる外部クロックイネーブ
ル信号Ext.CKEを受けるNORゲート46aと、
NORゲート46aの出力信号を反転して内部クロック
イネーブル信号Int.CKEを生成するインバータ4
6bを含む。したがって、CKEバッファ46は、通常
動作モード時においては、外部クロックイネーブル信号
Ext.CKEに従って内部クロックイネーブル信号I
nt.CKEを生成し、一方、テストモード時において
は、内部クロックイネーブル信号Int.CKEを、常
時Hレベルの活性状態に維持する。
【0181】この内部クロックイネーブル信号Int.
CKEは、内部クロック生成回路3に含まれるCLKバ
ッファ3pへ与えられる。このCLKバッファ3pは、
活性化時、外部クロック信号Ext.CLKおよびEx
t.CLKBをバッファ処理して内部クロック信号In
t.CLKおよびInt.CLKBを生成する。これら
の内部クロック信号Int.CLKおよびInt.CL
KBに従って、先の図3および図5に示す回路構成に従
って、内部クロック信号CLK、CLKPおよびCLK
Nが生成される。したがって、このCLKバッファ3p
の出力するバッファ内部クロック信号Int.CLKお
よびInt.CLKBが、それぞれ図3および図5に示
す外部クロック信号Ext.CLKおよびExt.CL
KBに代えて与えられて、内部クロック信号が生成され
る。
【0182】この図18に示す構成の場合、テストモー
ド時において、端子30および45に、このデータスト
ローブ信号(外部クロック信号)のサイクルの1/4位
相のずれた2相のクロック信号を与える。したがって、
このEXOR回路32は、先の実施の形態3と同様、端
子30および45に与えられる信号に従って、2倍速デ
ータストローブ信号DDQSを生成する。テストモード
時においては、内部クロックイネーブル信号Int.C
KEは、常時活性状態のHレベルであり、外部クロック
信号Ext.CLKおよびExt.CLKBに従ってバ
ッファ内部クロック信号Int.CLKおよびInt.
CLKBが生成され、したがって、これらのバッファ内
部クロック信号Int.CLKおよびInt.CLKB
に従って、外部クロック信号の2倍速の内部クロック信
号CLK、CLKPおよびCLKNを、それぞれテスト
モード時生成することができる。
【0183】内部回路を、外部クロック信号Ext.C
LKの2倍の速度で動作させる場合において、この2倍
速データストローブ信号DDQSを、端子30および4
5に与えられる互いに位相が1/4サイクルずれた信号
に従って生成することにより、専用の端子を用いること
なく、外部クロック信号Ext.CLK(外部データス
トローブ信号Ext.DQS)の4倍速で、データの入
力を行なうことができる。また、テスト動作モード時に
おいて内部クロックイネーブル信号を強制的に活性常態
とすることにより、クロックイネーブル信号端子をデー
タストローブ信号を生成するために利用する場合におい
ても、確実に内部クロック信号を外部クロック信号に従
って生成することができる。
【0184】この図18に示す回路のテスト動作モード
時の動作は、図13に示すタイミング図により与えられ
る。すなわち、図13において信号Ext.DQSLに
代えて、外部クロックイネーブル信号Ext.CKEが
用いられる。
【0185】以上のように、この発明の実施の形態6に
従えば、データストローブ端子とクロックイネーブル端
子にテストモード時、互いに1/4サイクル位相のずれ
た同一周波数の信号を与えることにより、容易に、外部
データストローブ信号の2倍速のデータストローブ信号
を生成することができ、端子数を増加させることなく、
容易に外部クロック信号の4倍速で、データ入力回路を
動作させることができる。また、このとき、内部クロッ
クイネーブル信号を、テストモード時常時活性状態に維
持することにより、この外部クロック信号Ext.CL
KおよびExt.CLKBに従って、2倍速の内部クロ
ック信号CLKおよびCLKPおよびCLKNを生成す
ることができる。内部クロック信号生成動作に何ら悪影
響を及ぼすことなく、2倍速データストローブ信号を生
成することができる。
【0186】なお、内部クロック信号の生成を停止さ
せ、クロックマスク動作をテストする場合には、別のテ
ストモード指示信号が生成されて、内部クロックイネー
ブル信号Int.CKEが、外部クロックイネーブル信
号Ext.CKEに従って生成される。したがって、テ
ストモード指示信号TMは、このデータ入出力回路を、
外部クロック信号の4倍速で動作させるテストモード時
に活性状態に保持される。
【0187】[実施の形態7]図19は、この発明の実
施の形態7に従うデータストローブ信号発生部の構成を
示す図である。この図19に示す構成においては、テス
トモード時においては、EXOR回路32は、端子30
および50を介して互いに位相が1/4サイクルずれた
信号を受ける。端子30へは、外部データストローブ信
号Ext.DQSが与えられ、端子50へは、通常動作
モード時、データマスクを指示する外部データマスク信
号Ext.DMが与えられる。通常動作モード時におい
ては、この端子50上の外部データマスク信号Ext.
DMに従って、DMバッファ51により内部データマス
ク信号Int.DMが生成される。この内部データマス
ク信号Int.DMは、図1に示す入出力回路6へ与え
られる。
【0188】DMバッファ51は、端子50上の信号を
反転するインバータ51aと、インバータ51aの出力
信号とテストモード指示信号TMを受けて内部データマ
スク信号Int.DMを生成するNOR回路51bを含
む。
【0189】通常動作モード時においては、テストモー
ド指示信号TMは、Lレベルであり、NOR回路51b
が、インバータ回路として動作し、端子50に与えられ
る外部データマスク信号Ext.DMに従って内部デー
タマスク信号Int.DMが生成される。一方、テスト
モード指示信号TMがHレベルとなると、NOR回路5
1bの出力する内部データマスク信号Int.DMはL
レベルとなり、データマスクは行なわれない。
【0190】このEXOR回路32の出力する2倍速デ
ータストローブ信号DDQSは、セレクタ33を介して
ストローブ生成回路34へ与えられる。
【0191】したがって、この図19に示すように、外
部からのデータストローブ信号Ext.DQSを受ける
端子としては、端子30の1つしか存在しない場合、こ
の外部データマスク信号Ext.DMを受ける端子50
を利用して、これらの端子30および50に、テストモ
ード時テスタから、互いに位相が1/4サイクルずれた
信号を与えることにより、端子数を増加させることな
く、外部データストローブ信号Ext.DQSの2倍の
周波数を有する2倍速データストローブ信号DDQSを
生成することができる。また、DMバッファ51におい
て、テストモード指示信号TMにより、テストモード時
内部データマスク信号Int.DMを非活性状態のLレ
ベルに固定することにより、選択メモリセルに対し確実
にテストデータの書込を行なうことができる。
【0192】なお、この図19に示す構成においても、
EXOR回路32の前段に、端子30に与えられる信号
とテストモード指示信号を受けるAND回路、端子50
に与えられる信号とテストモード指示信号を受けるAN
D回路が配置されてもよい(図16参照)。
【0193】以上のように、この発明の実施の形態7に
従えば、通常動作モード時外部データストローブ信号と
データマスク信号を受ける端子を、テストモード時、互
いに位相が1/4サイクルずれた信号を与えて、2倍速
データストローブ信号を生成するように構成しており、
端子数を増加させることなく、外部データストローブ信
号(外部クロック信号)の2倍速のデータストローブ信
号を生成することができ、入力回路を、外部クロック信
号の4倍の速さで動作させることができる。
【0194】なお、この図19に示す構成の動作波形
は、図13に示すタイミング図により与えられ、その図
13における信号Ext.DQSLに代えて、外部デー
タマスク信号Ext.DMが用いられればよい。
【0195】[実施の形態8]図20は、この発明の実
施の形態8に従う半導体記憶装置の要部の構成を概略的
に示す図である。この図20に示す構成においては、2
倍速データストローブ信号DDQSをテストモード時生
成するEXOR回路32は、ストローブ端子30とクロ
ック入力端子11を介して、テストモード時、位相が1
/4サイクルずれた同一周波数の信号を受ける。このク
ロック入力端子11へは、通常動作モード時、補の外部
クロック信号Ext.CLKBが与えられる。
【0196】テストモード時において、相補クロック信
号を生成するために、クロック入力端子10に与えられ
る外部クロック信号Ext.CLKを受けるインバータ
60と、インバータ60の出力信号と端子11に与えら
れる信号の一方をテストモード指示信号TMに従って選
択して補のバッファ内部クロック信号Int.CLKB
を生成するセレクタ61と、端子10からの外部クロッ
ク信号Ext.CLKをバッファ処理して内部バッファ
クロック信号Int.CLKを生成するCLKバッファ
62が設けられる。このセレクタ61からのバッファ内
部クロック信号Int.CLKBおよびCLKバッファ
62からの内部バッファクロック信号Int.CLK
が、内部クロック発生回路3へ与えられる。
【0197】セレクタ61は、テストモード指示信号T
Mが非活性状態にあり通常動作モードを指定していると
きには、端子11に与えられる外部クロック信号Ex
t.CLKBを選択する。一方、テストモード指示信号
TMが活性状態となると、セレクタ61は、インバータ
60の出力信号を選択する。テストモード時において
は、このクロック入力端子10に与えられる外部クロッ
ク信号Ext.CLKに従って相補バッファ内部クロッ
ク信号Int.CLKBおよびInt.CLKを生成し
て内部クロック発生回路3へ与える。
【0198】内部クロック発生回路3は、先の実施の形
態1に示す構成と同様の構成を備え、これらの相補バッ
ファ内部クロック信号Int.CLKおよびInt.C
LKBに従って、内部クロック信号CLK、CLKNお
よびCLKPを生成する。
【0199】EXOR回路32の出力する2倍速データ
ストローブ信号DDQSは、セレクタ33を介してスト
ローブ信号生成回路34へ与えられる。
【0200】この図20に示す構成において、テストモ
ード時においては、クロック入力端子11に、データス
トローブ信号Ext.DQSに対し1/4サイクル位相
のずれた信号を与える。内部クロック信号は、クロック
入力端子10に与えられる外部クロック信号Ext.C
LKに従って生成される相補バッファ内部クロック信号
Int.CLKBおよびInt.CLKに従って生成す
る。したがって、この内部クロック発生回路3が、テス
トモード時において、外部クロック信号Ext.CLK
の2倍速の内部クロック信号CLK、CLKNおよびC
LKPを生成する場合、ストローブ信号生成回路34も
同様、データストローブ信号Ext.DQSの2倍速の
信号DQSおよびDQSTを生成する。これにより、内
部クロックを、外部クロック信号の2倍の速度で動作さ
せる場合に、外部クロック信号の4倍の速度でデータの
入力を行なうことができる。
【0201】また、テストモード時において、クロック
入力端子11を利用して、ストローブ端子30に与えら
れた外部データストローブ信号Ext.DQSに対し1
/4サイクル位相のずれた信号を与えることにより、ピ
ン端子数を増加させることなく、容易に、位相が1/4
サイクルずれた信号をテストモード時供給することがで
き、外部データストローブ信号Ext.DQSに対し、
2倍速のデータストローブ信号DDQSを生成すること
ができる。
【0202】なお、この図20に示す構成においても、
EXOR回路32の前段に、端子30の信号とテストモ
ード指示信号を受けるAND回路と、端子11に与えら
れる信号とテストモード指示信号を受けるAND回路が
配置されてもよい。
【0203】また、この図20に示す回路の動作は、図
13に示すタイミング図において、信号Ext.DQS
Lに代えて、補の外部クロック信号Ext.CLKBを
利用することにより、その動作タイミング図を得ること
ができる。
【0204】[実施の形態9]図21は、この発明の実
施の形態9に従う半導体記憶装置の要部の構成を示す図
である。図21においては、2倍速データストローブ信
号DDQSを生成するEXOR回路32の前段に、テス
トモード指示信号TMと端子30に与えられる外部デー
タストローブ信号Ext.DQSを受けるAND回路3
5と、端子65に与えられる外部出力制御信号Ext.
QFCとテストモード指示信号TMを受けるAND回路
36が設けられる。このEXOR回路32の出力する2
倍速データストローブ信号DDQSは、セレクタ33を
介してストローブ信号生成回路34へ与えられる。
【0205】この端子65に与えられる外部出力制御信
号Ext.QFCは、セレクタ66を介して、制御回路
4に含まれるQFC発生回路67へ与えられる。このQ
FC発生回路67は、データ読出を指示する読出指示信
号φrが活性化され、かつこの外部出力制御信号Ex
t.QFCが活性状態のときに、内部出力制御信号QF
Cを生成して読出制御回路68へ与える。この読出制御
回路68は、読出指示信号φrと、内部出力制御信号Q
FCとに従って、内部のデータ読出のための列選択動作
およびデータ読出動作を制御する。
【0206】この出力制御信号QFCは、データ書込を
示すライトコマンドが与えられたとき、続いて、データ
読出を指示するリードコマンドが与えられたとき、この
外部出力制御信号Ext.QFCが活性状態のときに
は、その読出動作開始を、データ書込時のコラムレイテ
ンシ期間遅延する。これにより、書込データと読出デー
タとが衝突するのを防止する。この読出制御回路68
は、データ読出時の内部読出回路(プリアンプ)などの内
部データ読出に関連する回路の動作を制御する。この読
出制御回路と書込制御回路は、列選択に関連する動作を
制御する回路を共有し、ライトコマンドまたはリードコ
マンドが印加されると、列選択動作を制御してもよい。
【0207】セレクタ66は、テストモード指示信号T
Mが非活性状態のときには、端子65に与えられる外部
出力制御信号Ext.QFCを選択して、QFC発生回
路67へ与える。一方、テストモード指示信号TMが活
性状態のときには、このセレクタ66は、開放状態(オ
ープン状態)の端子を選択する。したがって、セレクタ
66は、単に、テストモード指示信号TMに従って導通
/非導通状態となるスイッチング素子で構成されてもよ
い。
【0208】この図21に示す構成の場合、テストモー
ド時においては、セレクタ66を開放状態に設定し、か
つ端子30に外部データストローブ信号Ext.DQS
を与え、また端子65に、この外部データストローブ信
号Ext.DQSに対し1/4サイクル位相のずれた信
号を与える。これらの端子30および65に与えられる
信号に従って、EXOR回路32が、2倍速データスト
ローブ信号DDQSを生成して、ストローブ信号生成回
路34へ与える。
【0209】このストローブ信号生成回路34により信
号DQSおよびDQSTが生成される場合には、データ
の書込が行なわれるだけであり、ライトコマンドに従っ
て、アドレスが取込まれて内部でメモリセルの選択およ
び選択メモリセル上へのデータの書込が行なわれる。し
たがって、この状態においては、データの読出を指示す
るリードコマンドは与えられないため、外部の出力制御
信号Ext.QFCを、QFC発生回路67に与えなく
とも、何ら問題は生じない。
【0210】この図21に示す構成において、その動作
タイミングは、図13に示す信号波形図と同じであり、
データストローブ信号Ext.DQSUおよびExt.
DQSLに代えて、信号Ext.DQSおよびExt.
QFCが用いられる。
【0211】なお、この図21に示す構成において、セ
レクタ66は、テストモード指示信号TMの活性化時、
この出力制御信号を非活性状態とする電圧レベル(たと
えば電源電圧)を選択するように構成されてもよい。
【0212】この図21に示す構成においても、通常動
作モード時、外部からの出力制御信号Ext.QFCを
受ける端子65を用いてテストモード時、端子65に、
端子30に与えられる外部データストローブ信号Ex
t.DQSに対し1/4サイクル位相のずれた信号を与
えており、 端子30に与えられる外部データストロー
ブ信号Ext.DQSに対し1/4サイクル位相のずれ
た信号を与えており、容易に、ピン端子を増加させるこ
となく、2倍速データストローブ信号を容易に生成する
ことができる。
【0213】また、端子65に対しセレクタ66を設
け、テストモード時、QFC発生回路67と、この外部
出力制御信号Ext.QFCを受ける端子65とを切り
離しており、テストモード時、このQFC発生回路が、
端子65に与えられる信号にしたがって動作するのを防
止することができ、内部回路動作に悪影響を及ぼすこと
なく、2倍速データストローブ信号を、ピン数を増加さ
せることなく生成することができる。
【0214】[実施の形態10]図22は、この発明の
実施の形態10に従う2倍速データストローブ信号発生
部の構成を概略的に示す図である。図22においては、
2倍速データストローブ信号DDQSを生成するEXO
R回路32は、端子30に与えられる外部データストロ
ーブ信号Ext.DQSと、基準電圧を受ける端子上の
信号とを受ける。この端子70は、通常動作モード時、
入力信号のHレベルおよびLレベルの判定基準となる基
準電圧Ext.Vrefが与えられる。
【0215】この基準電圧入力端子70に対し、テスト
モード指示信号TMに従って端子70上の基準電圧と基
準電圧Vrefを発生するVref発生回路72の出力
電圧の一方を選択して内部基準電圧Int.Vrefを
伝達する。このセレクタ71からの内部基準電圧In
t.Vrefは、外部からの信号を受ける入力バッファ
へ与えられ、各外部信号のHレベルおよびLレベルの判
定基準として使用される。
【0216】この図22に示す構成においても、端子3
0および70を用いて、互いに1/4サイクル位相のず
れた信号を印加して、2倍速データストローブ信号DD
QSを生成しており、専用のピン端子を設ける必要がな
く、常に、2倍速データストローブ信号を生成すること
ができる。
【0217】なお、この図22に示す構成において、E
XOR回路32の前段に、図21に示すように、AND
回路が、端子30および端子70それぞれに対して設け
られ、これらのAND回路が、テストモード指示信号T
Mを受けるように構成されてもよい。
【0218】また、Vref発生回路72は、テストモ
ード指示信号TMの活性化時に、基準電圧Vrefを発
生するように構成されてもよい。通常動作モード時、こ
のVref発生回路72の基準電圧Vrefの発生動作
を停止させることにより、通常動作モード時の消費電力
を低減することができる。
【0219】[実施の形態11]図23は、この発明の
実施の形態11に従うデータ入力部の構成を概略的に示
す図である。この図23においては、1ビットのデータ
入力端子75に関連する部分の構成を示す。外部からの
データビットそれぞれに対応して、図23に示す回路構
成が配置される。
【0220】図23において、データ入力端子75に対
応して、テストモード時テストデータTSDを生成する
データパターン発生器77と、テストモード指示信号T
Mに従ってデータパターン発生器77からのテストデー
タTSDとデータ入力端子75からの外部入力データビ
ットExt.Din(ノーマルデータNMD)の一方を
選択して内部データDinを生成するセレクタ79が設
けられる。このセレクタ79からの内部データDin
は、図1に示す入力回路6へ与えられる。
【0221】この図23に示すようにデータパターン発
生器77を利用することにより、外部のテスタが、高速
で書込データの転送を行なうことができない場合におい
ても、半導体記憶装置内部で、データパターンを、高速
の内部クロック信号に同期して生成することができ、内
部クロック信号が外部クロック信号の2倍の速度を有す
る場合、DDRモードで、確実に、メモリセルへテスト
データの書込を行なうことができる。
【0222】[変更例]図24は、この発明の実施の形
態11の変更例の構成を概略的に示す図である。図24
に示す構成においては、入力回路80の出力段にセレク
タ81が設けられる。この入力回路80は、図10に示
す構成と同様の構成を有し、データ入力端子75に与え
られた外部書込データExt.Dinを、データストロ
ーブ信号DQSおよび転送/ラッチ信号DQSTに従っ
て取り込み、内部書込データDIL0およびDIL1を
並列に生成する。
【0223】セレクタ81は、この入力回路80の生成
する内部書込データDIL0およびDIL1とデータパ
ターン発生器77の生成するテストデータTSDの一方
をテストモード指示信号TMに従って選択して、書込デ
ータDILD0およびDILD1を生成して内部書込デ
ータ線上に伝達する。
【0224】この図24に示す構成の場合、テストモー
ド時においては、セレクタ81は、データパターン発生
器77の出力するテストデータTSDを選択して、書込
データDILD0およびDILD1を生成する。したが
って、入力回路80は、このテストモード時動作する必
要がなく、特に、データストローブ信号DQSおよびD
QSTをテストモード時において生成する必要がない。
ライトコマンドに従って、データパターン発生器77を
駆動し、内部クロック信号CLKに従ってテストデータ
TSDを生成する。
【0225】なお、図23および図24に示す構成に代
えて、内部クロック信号CLKに代えて、内部データス
トローブ信号DQSが用いられてもよい。内部データス
トローブ信号DQSは、外部クロック信号の2倍の周波
数でテストモード時に変化し、内部クロック信号CLK
と同一周期であり、テストモード時、データストローブ
信号DQSに応じて書込データを生成することができ、
正確に、ライトコマンドに対応して、正確なタイミング
でテストデータパターンを生成することができる。
【0226】以上のように、この発明の実施の形態11
に従えば、内部で、テストデータパターンを生成するよ
うに構成しており、テスタが低速であり、高速で書込デ
ータを転送することができない場合においても、確実
に、内部書込データを、外部クロック信号の4倍の速度
で生成して、等価的にDDRモードで選択メモリセルへ
テストデータを書込むことができる。
【0227】[実施の形態12]図25は、この発明の
実施の形態12に従うデータパターン発生器77の構成
を示す図である。図25において、データパターン発生
器77は、内部クロック信号CLKを、それぞれの第1
の入力に受けるNANDゲートG1およびG2と、NA
NDゲートG1およびG2の出力信号を、それぞれの第
1の入力に受けるNANDゲートG3およびG4を含
む。このNANDゲートG3およびG4の出力は、これ
らのNANDゲートG4およびG3の第2の入力に結合
される。
【0228】データパターン発生器77は、さらに、補
の内部クロック信号CLKBを第1の入力に受け、かつ
第2の入力に、NANDゲートG3およびG4の出力信
号をそれぞれ受けるNANDゲートG5およびG6と、
NANDゲートG5およびG6の出力信号をそれぞれの
第1の入力に受けるNANDゲートG7およびG8を含
む。これらのNANDゲートG7およびG8のそれぞれ
の出力は、NANDゲートG8およびG7の第2の入力
に結合される。
【0229】NANDゲートG3およびG4が、フリッ
プフロップ型ラッチ回路を構成し、またNANDゲート
G7およびG8が、フリップフロップ型ラッチ回路を構
成する。NANDゲートG1およびG2が、内部クロッ
ク信号CLKに応答して与えられたデータを転送する転
送ゲートとして機能し、また、NANDゲートG5およ
びG6は、補の内部クロック信号CLKBに同期して、
NANDゲートG3およびG4の出力信号を通過させる
転送ゲートとして機能する。
【0230】初段のNANDゲートG1およびG2のそ
れぞれの第2の入力へは、NANDゲートG8およびG
7の出力信号が与えられる。NANDゲートG7から、
1ビットのテストデータTSDが生成される。この図2
5に示すデータパターン発生器77の構成においては、
内部クロック信号CLKのサイクルごとに、テストデー
タTSDが反転されて生成される。次に、この図25に
示すデータパターン発生器77の動作は、図26に示す
タイミング図を参照して説明する。
【0231】内部クロック信号CLKが、外部クロック
信号Ext.CLKの立上がりエッジおよび立下がりエ
ッジに同期して生成される。内部クロック信号CLKが
Hレベルとなると、NANDゲートG1およびG2が、
インバータとして動作し、NANDゲートG8およびG
7の出力信号を次段のNANDゲートG3およびG4へ
転送する。NANDゲートG8の出力信号がHレベルの
ときには、NANDゲートG1の出力信号がLレベルと
なり、応じてNANDゲートG3の出力信号TMDがH
レベルとなる。
【0232】内部クロック信号CLKがLレベルとなる
と、NANDゲートG1およびG2の出力信号はHレベ
ルとなり、NANDゲートG3およびG4が、このNA
NDゲートG1およびG2により内部クロック信号CL
Kの立上り直前に伝達された信号をラッチする。
【0233】内部クロック信号CLKがLレベルに立下
がると、補の内部クロック信号CLKBがHレベルとな
り、NANDゲートG5およびG6が、このNANDゲ
ートG3およびG4の出力信号を、次段のNANDゲー
トG7およびG8へ転送する。今、NANDゲートG3
の出力信号がHレベルであるため、NANDゲートG5
の出力信号がLレベルとなり、応じてNANDゲートG
7の出力するテストデータTSDがHレベルとなる。テ
ストデータTSDが、図24に示すように、内部書込デ
ータDILD0およびDILD1として転送される。し
たがって、同時に選択された2ビットのメモリセルへ
は、同じ論理レベルのデータが書込まれる。
【0234】次いで再び、内部クロック信号CLKがH
レベルとなると、このHレベルのテストデータTSDに
従って、NANDゲートG3の出力信号がLレベルとな
り、続いて、この内部クロック信号CLKの立下がりに
応答して、テストデータTSDがLレベルとなる。した
がって、このときには、内部書込データDILD0およ
びDILD1として、Lレベルのデータが転送される。
したがって、2ビットごとに、列方向に沿ってデータの
論理レベルがHH、LL、HH、…と反転し、2ビット
チェッカパターンが生成される。
【0235】メモリアレイ内においては、隣接列のメモ
リセルに対し同時にデータの書込が行われる。偶数列の
メモリセルが接続されるデータ線と奇数列のメモリセル
が接続するデータ線は固定的に定められており、最下位
アドレスビットを縮退状態として2ビットのメモリセル
が同時に選択される。外部からの2ビットのメモリセル
のデータがいずれが先に書きこまれるかが、最下位列ア
ドレスビットにより決定される。ラッチ回路からのデー
タが、この最下位列アドレス信号を縮退した状態で選択
メモリセルに伝達されるため、テストモード時におい
て、確実に2ビットチェッカパターンをメモリアレイの
メモリセルに書き込むことができる。ここで。図26に
おいては、書き込みデータDIL0が偶数列のメモリセ
ルに書きこまれ、書き込みデータDIL1が奇数列のメ
モリセルに書きこまれるように示す。
【0236】テストデータ書込時、このデータパターン
発生器77は、テストモード時において常時動作されて
いてもよい。ライトコマンドが与えられ、内部で、メモ
リセルの選択が、このライトコマンドとともに与えられ
たアドレス信号に従って行われる。外部クロック信号E
xt.CLKに同期してライトコマンドが与えられるた
め、内部で、常時内部クロック信号CLKに同期して内
部書込データを生成しても、正確に、選択メモリセルへ
データを書込むことができる。
【0237】また、これに代えて、内部クロック信号C
LKに代えて、内部データストローブ信号DQSおよび
補のデータストローブ信号DQSBを用いてもよい。そ
の場合、データ書込時においてのみ、補の内部データス
トローブ信号DQSおよびDQSBが変化するため、確
実に、書込動作時に、データパターン発生器77を動作
させて、テストデータを生成してメモリセルへ書込むこ
とができる。
【0238】なお、このテストモード時において、入力
回路は、特に動作させる必要はない。したがって、この
テストモード時、入力回路80の動作を停止させてもよ
い。これは、単に、テストモード指示信号TMを反転信
号と、データストローブ信号DQSとのANDを取った
信号をデータストローブ信号として入力回路80へ与
え、また転送/ラッチ指示信号DQSTとテストモード
指示信号の反転信号とのANDを取った信号を転送/ラ
ッチ指示信号として入力回路の出力段のラッチ回路に印
加することにより、容易に実現される。
【0239】なお、テストモード時においては、外部ク
ロック信号Ext.CLKと1/4サイクル位相のずれ
た補の外部クロック信号Ext.CLKBが与えられ
て、内部クロック信号CLKが生成される。したがっ
て、この場合、補の内部クロック信号CLKBを、外部
クロック信号Ext.CLKと1/4サイクル位相のず
れた信号Ext.CLKBを利用して生成することもで
きる(図27参照)。この場合、内部クロック信号CL
Kと同相で内部クロック信号CLKPを生成し、また、
補の内部クロック信号CLKBを、別の内部クロック信
号CLKNとして利用することもできる。逆に、内部ク
ロック信号CLKNを補の内部クロック信号CLKBと
して利用することもできる。
【0240】以上のように、この発明の実施の形態12
に従えば、内部クロック信号の1サイクルごとに、その
出力データの論理レベルを変転して、2ビットの内部デ
ータ線に並列に伝達しており、2ビットチェッカパター
ンを生成して、メモリセルへ書込むことができる。
【0241】[実施の形態13]図28は、この発明の
実施の形態13に従うデータ入力部の構成を概略的に示
す図である。図28は、この発明の実施の形態13に従
うデータ入力部の構成を概略的に示す図である。図28
においては、データパターン発生器77は、相補テスト
データTSDおよびTSDBを生成する。
【0242】このデータパターン発生器77の出力部に
設けられるセレクタ85は、テストデータTSDと入力
回路からの内部書込データDIL0の一方をテストモー
ド指示信号TMに従って選択して内部書込データDIL
D0を生成し、かつテストモード指示信号TMに従っ
て、補のテストデータビットTSDBとノーマル内部書
込データDIL1の一方を選択して、内部書込データD
ILD1を生成する。したがって、内部書込データDI
LD0およびDILD1は、常にテストモード時、相補
なデータビットとなる。この図28に示すデータパター
ン発生器77の構成は図25に示すデータパターン発生
器の構成と同じであり、対応する部分には同一参照番号
を付し、その詳細説明は省略する。次に、この図28に
示すデータ入力部の動作を、図29に示すタイミング図
を参照して説明する。
【0243】テストモード時においては、内部クロック
信号CLKの立下がりに応答して、テストデータTSD
の論理レベルが変化し、またこのテストデータTSDと
論理が反転した補のテストデータTSDBが生成され
る。テストモード時においては、セレクタ85は、テス
トデータTSDおよびTSDBをそれぞれ選択して、内
部書込データDILD0およびDILD1を生成する。
したがって、常に、この内部書込データDILD0およ
びDILD1としては、互いに論理反転したデータが伝
達される。すなわち、データH、L、L、H、H、L、
…という2ビットチェッカパターンが生成される。しか
しながら、この場合、列アドレス信号ビットCA0およ
びCA1とした場合、4ビット単位で同じデータパター
ンの繰返しが生成され、この4ビットのデータにおいて
は、CA0,CA1が、(0,0)、(0,1)、
(1,0)、および(1,1)に対し、H、L、Lおよ
びHのデータがそれぞれ書込まれる。したがって、この
列アドレス信号ビットCA0およびCA1の排他的論理
和(EXNOR)のデータパターンを、メモリアレイの
列方向に沿って順次書込むことができる。
【0244】この図28に示すように、相補テストデー
タを生成し、その相補データを、内部クロック信号の各
クロックサイクルごとに、2ビットのメモリセルへそれ
ぞれ書込むことにより、列アドレス信号ビットの最下位
2ビットの排他的論理和をとったデータのチェッカパタ
ーンを生成して、メモリセルに書込むことができる。
【0245】なお、この図28に示す構成においても、
内部クロック信号CLKに代えて、補の内部データスト
ローブ信号DQSおよびDQSBが用いられてもよい。
【0246】[実施の形態14]図30は、この発明の
実施の形態14に従うデータパターン発生器の構成を概
略的に示す図である。図30において、データパターン
発生器は、4段のフリップフロップFF1−FF4を含
む。フリップフロップFF1−FF4の各々は、図25
および図28に示す転送ゲートを構成するNANDゲー
トと、これらの転送ゲートの出力信号をラッチする交差
結合型ラッチ回路を含む。最終段のフリップフロップF
F4の出力信号が反転して初段のフリップフロップFF
1へ伝達される。フリップフロップFF2から、図24
に示すセレクタ81へ与えられるテストデータTSDが
生成される。
【0247】図31は、この図30に示すデータパター
ン発生器を用いた際のテストデータ発生シーケンスを示
すタイミング図である。図31に示すように、内部クロ
ック信号CLKは、テストモード時、外部クロック信号
Ext.CLKの立上がりエッジおよび立下がりエッジ
に同期して生成される。フリップフロップFF1−FF
4は、内部クロック信号CLKおよび補の内部クロック
信号CLKBに従って転送/ラッチ動作を行なう。した
がって、最初の内部クロック信号CLKの立上がりに応
答して、フリップフロップFF1の出力データTMDが
Hレベルに立上がると、この内部クロック信号CLKの
次の立下がりで、フリップフロップFF2が、出力テス
トデータTMDを取込みラッチし、その出力テストデー
タTSDがHレベルに立下がる。
【0248】セレクタ81はテストモード時において、
このテストデータTSDを選択して、内部書込データD
ILD0およびDILD1を生成している。したがっ
て、まず、Hレベルのデータが、内部書込データDIL
D0およびDILD1として出力される。
【0249】次いで、内部クロック信号CLKが再びH
レベルに立上がっても、フリップフロップFF3および
FF4による転送動作のため、テストデータTSDと内
部データTMDとの間に内部クロック信号CLKの半サ
イクル期間の遅延が生じるため、テストデータTSDは
変化せず、Hレベルを維持する。したがって、次のサイ
クルにおいても、Hレベルのデータが、内部書込データ
DILD0およびDILD1として転送される。
【0250】再び内部クロック信号CLKが生成される
と、フリップフロップFF4の出力信号は、前のサイク
ルにおいてHレベルに変化しているため、この内部クロ
ック信号CLKの立上がりに応答して、フリップフロッ
プFF1の出力データTMDの論理レベルが反転する。
この内部クロック信号CLKがLレベルに立下がると、
フリップフロップFF2が、取込/転送動作を行なうた
め、テストデータTSDがLレベルとなる。したがっ
て、このサイクルにおいて、内部書込データDILD0
およびDILD1として、Lレベルのデータが転送され
る。このLレベルが、内部クロック信号CLKの2クロ
ックサイクル期間継続する。したがって、4ビットのメ
モリセルに対しLレベルのデータが転送される。
【0251】したがって、この図31に示すように、メ
モリセルに対し、4ビット単位で、書込データの論理レ
ベルが変化するため、メモリアレイにおいて4列ごとに
データビットの論理レベルが変化するいわゆる「4ビッ
トチェッカパターン」を生成することができる。
【0252】なお、この図31のタイミング図に示すよ
うに、内部クロック信号CLKの立下がりに同期して、
内部書込データDILD0およびDILD1の論理レベ
ルが変化する。しかしながら、先に、図11を参照して
説明したように、内部クロック信号CLK(データスト
ローブ信号DQS)がLレベルとなった後に、内部書込
データDIL0およびDIL1の論理レベルが変化して
おり、この内部クロック信号CLKと、内部データスト
ローブ信号DQSが、同じ周波数であり、単にパルス幅
が異なる場合においても、正確に、通常動作モード時の
データストローブ信号DQSおよび転送/ラッチ信号D
QSTに従った転送動作と同様の内部書込データの転送
を実現することができる。
【0253】なお、この図30に示すデータパターン発
生器の構成において、フリップフロップFF2の相補デ
ータTSDおよびTSDBを使用して、それぞれ内部書
込データDILD0およびDILD1を生成した場合、
各列ごとにメモリセルデータが異なるチェッカパターン
を生成することができる。
【0254】以上のように、この発明の実施の形態14
に従えば、内部クロック信号CLKの2サイクルごと
に、このデータパターン発生器の出力論理レベルを変更
して、2ビットの内部データバスへ同時に転送するよう
に構成しており、容易に、正確なタイミングで、4ビッ
トチェッカパターンのテストデータパターンを生成する
ことができる。
【0255】なお、図30に示す構成においても、内部
クロック信号CLKおよびCLKBに代えて、データス
トローブ信号DQSおよび転送/ラッチ指示信号DQS
Tがそれぞれ用いられてもよい。
【0256】[実施の形態15]図32は、この発明の
実施の形態15に従うデータ入力部の構成を示す図であ
る。この図32においては、データパターン発生器77
は、接地ノード77aに接続される接地線と、電源ノー
ド77bに接続される電源線を含む。したがって、デー
タパターン発生器77は、常時、接地電圧レベルの信号
と電源電圧レベルの信号を生成する。
【0257】内部書込データDILD0に対しては、テ
ストモード指示信号TMに従って接地ノード77aから
の信号と通常書込データDIL0の一方を選択するセレ
クタ87aが設けられる。内部書込データDILD1に
対しては、テストモード指示信号TMに従って電源ノー
ド77bからのHレベルの信号と書込データDIL1の
一方を選択するセレクタ87bが設けられる。
【0258】セレクタ87aおよび87bはテストモー
ド時においては、それぞれ、接地電圧および電源電圧を
選択して、内部書込データDILD0およびDILD1
を生成する。
【0259】通常動作モード時においては、セレクタ8
7aおよび87bは、それぞれ対応のラッチ回路からの
転送/ラッチ指示信号に応答して転送される内部書込デ
ータDIL0およびDIL1を選択する。
【0260】この図32に示すデータパターン発生器7
7を用いて、テスト時の内部書込データを生成した場
合、図33に示すように、内部書込データDILD0と
して、常時、Lレベルの信号が伝達され、また内部書込
データDILD1としては、常時Hレベルの信号が伝達
される。したがって、この場合、内部クロック信号CL
Kの各クロックサイクルにおいて2ビットのLレベルお
よびHレベルのデータが伝達され、行方向に整列するメ
モリセルにおいては、Lレベル、Hレベル、Lレベル、
Hレベル、…のデータが格納され、チェッカパターンを
発生することができる。
【0261】このデータパターン発生器77において
は、常時、電源ノード77bおよび接地ノード77aか
らの電圧を伝達しているだけであり、内部テストデータ
の発生タイミングンを何ら調節する必要はなく、余裕を
持って、テストモード時において内部書込データを生成
して選択メモリセルへ伝達することができる。
【0262】[変更例]図34は、この発明の実施の形
態15の変更例の構成を示す図である。図34におい
て、データパターン発生器77は、先の図32に示す構
成と同様、接地ノード77aに接続される接地線と電源
ノード77bに接続される電源線を含む。
【0263】内部書込データDILD0に対しては、テ
ストモード指示信号TMに従って、接地ノード77aに
接続される接地線上の信号と書込データDIL0の一方
を選択するセレクタ87cが設けられる。内部書込デー
タDILD1に対しては、テストモード指示信号TMに
従って、電源ノード77bに接続される電源線上の信号
とラッチ内部書込データDIL1の一方を選択するセレ
クタ87dが設けられる。
【0264】したがって、この図34に示す構成の場
合、テストモード時においては、図35に示すように、
内部書込データDILD0としてはHレベルの信号が伝
達され、内部書込データDILD1に対しては、Lレベ
ルの信号が伝達される。これらの内部書込データDIL
D0およびDILD1が、それぞれ並列に、2ビットの
メモリセルに伝達されるため、列方向に沿って、Hレベ
ル、Lレベル、Hレベル、Lレベル…の反転チェッカパ
ターンのデータパターンをメモリセルに記憶させること
ができる。
【0265】以上のように、この発明の実施の形態15
に従えば、データパターン発生器において、Hレベルお
よびLレベルのデータを、固定的に生成するように構成
しており、チェッカパターンおよび反転チェッカパター
ンのデータパターンを容易に生成することができる。ま
た、この構成の場合、単に電源線および接地線が用いら
れるだけであり、内部クロック信号またはデータストロ
ーブ信号に従ってデータパターン発生器を動作させる必
要がなく、テスト動作時の消費電流を低減することがで
きる。また、何らタイミングマージンをこのテスト書込
データに対して考慮する必要がなく。余裕を持ってテス
ト書込データを生成して内部のメモリセルに伝達するこ
とができる。
【0266】[実施の形態16]図36は、この発明の
実施の形態16に従うデータ入力部の構成を示す図であ
る。図36において、データパターン発生器77は、電
源ノード77bに接続される電源線を含む。内部書込デ
ータDILD0に対して設けられるセレクタ87cは、
この電源ノード77bに接続される電源線上の信号と書
込データDIL0の一方をテストモード指示信号TMに
従って選択する。
【0267】また、内部書込データDILD1に対して
設けられるセレクタ87bは、テストモード指示信号T
Mに従って、電源ノード77bに接続される電源線上の
信号とラッチ書込データDIL1の一方を選択する。
【0268】したがって、テストモード指示信号TMが
活性状態のときには、セレクタ87bおよび87cは、
ともに、電源ノード77b上に接続される電源線上の信
号を選択する。したがって、テストモード時において、
内部書込データDILD0およびDILD1は、Hレベ
ルとなり、図37に示す信号波形図のように、すべての
メモリセルに対し、Hレベルのデータを書込むことがで
きる。
【0269】[変更例]図38は、この発明の実施の形
態16の変更例のデータ入力部の構成を概略的に示す図
である。図38において、データパターン発生器77
は、接地ノード77aに接続される接地線を含む。
【0270】内部書込データDILD0に対して設けら
れるセレクタ86aは、テストモード指示信号TMに従
って、この接地ノード77aに接続される接地線の信号
とラッチ書込データDIL0の一方を選択する。内部書
込データDILD1に対して設けられるセレクタ87d
は、テストモード指示信号TMに従って、この接地ノー
ド77aに接続される接地線上の信号とラッチ回路書込
データDIL1の一方を選択する。
【0271】したがって、この図38に示す構成におい
て、セレクタ86aおよび86dは、テストモード時に
おいては、接地ノード77aに接続される接地線上の信
号を選択するため、図39に示すように、内部書込デー
タDILD0およびDILD1に対して、Lレベルの信
号が伝達される。したがって、このメモリセルに対し
て、すべてLレベルのデータを書込むことができる。
【0272】なお、この図24から図38に示すデータ
入力部の構成において、これらは、各データ端子ごとに
設けられる。各データ端子それぞれに対し、これらのデ
ータ入力部が配置される。メモリセルアレイにおいて、
各データ端子ごとにIOブロックが配置されており、各
IOブロックごとに、列選択動作が行なわれ、上述のデ
ータパターンが書込まれる。
【0273】すなわち、図40に示すように、メモリア
レイ1は、書込データビットDin<0>−Din<n
>それぞれに対応して、IOブロックIOB0−IOB
nに分割される。データ入力端子にそれぞれ対応してこ
のメモリアレイ1をIOブロックIOB0−IOBnに
分割する。書込データDin<0>−Din<n>は、
それぞれ、IOブロックIOB0−IOBnに書込まれ
る。したがって、この図23から図38に示すデータ入
力部を用いた場合、1つのデータビットDin<0>に
対して、データパターン発生器がパターンを発生してお
り、IOブロックIOB0−IOBnそれぞれにおい
て、データパターン発生器が発生するデータパターンを
メモリセルに書込むことができる。
【0274】以上のように、この発明の実施の形態16
に従えば、固定電圧レベルの信号を生成して、2ビット
並列に、内部データ線に伝達しており、メモリセルにす
べて同一論理レベルのデータを容易に書込むことができ
る。
【0275】[実施の形態17]図41は、この発明の
実施の形態17に従うテストパターン発生器の構成を概
略的に示す図である。図41において、テストパターン
発生器は、活性化時所定のパターンのデータ列を生成す
るデータパターン発生器90と、このデータパターン発
生器を、外部信号EXSに従ってリセットするリセット
回路92を含む。リセット回路92からのリセット信号
RESETにより、テストデータTSDが初期設定され
る。
【0276】このリセット回路92を利用して、データ
パターン発生器90の生成するテストデータTSDを初
期化することにより、確実に、所望のシーケンスでビッ
トデータ列を生成することができる。すなわち、このデ
ータパターン発生器90が、内部クロック信号CLKに
従ってテストデータTSDを生成している場合、この内
部クロック信号CLKは、データ入力と特別に外部クロ
ック信号に同期して生成される。したがって、データ書
込を示すライトコマンドが与えられたときに、このデー
タパターン発生器90が発生するテストデータTSDの
初期値が、HレベルであるのかLレベルであるのか正確
に判定することができない可能性がある。
【0277】したがって、たとえばチェッカパターンを
メモリセルに書込む場合に、反転チェッカパターンがメ
モリセルに書込まれる可能性がある。このリセット回路
92を用いて、外部信号EXSに従ってリセット信号R
ESETを生成し、テストデータTSDを初期化するこ
とにより、確実に、所望のデータパターンを生成するこ
とができる。
【0278】図42は、図41に示すデータパターン発
生器90の構成の一例を示す図である。図42において
は、内部テストモードデータTMDを生成する部分の構
成を示す。このデータパターン発生器90が、2ビット
チェッカパターン発生器であるか、4ビットチェッカパ
ターン発生器であるかに従って、結合されるフリップフ
ロップの段数が決定される。図42においては、初段の
フリップフロップの構成を示す。
【0279】図42において、データパターン発生器9
0は、内部クロック信号CLKと補のテストデータTS
DBを受けるNAND回路G1と、内部クロック信号C
LKとテストデータTSDを受けるNANDゲートG2
と、リセット信号RESETを反転するインバータIV
と、インバータIVの出力信号とNANDゲートG1の
出力信号とNANDゲートG4の出力信号とを受けて内
部中間テストモードデータTOGを生成するNANDゲ
ートG9とを含む。NANDゲートG4は、NANDゲ
ートG2の出力信号とNANDゲートG9の出力信号と
を受ける。
【0280】この図42に示すデータパターン発生器9
0の構成においては、リセット信号RESETが活性化
されてHレベルとなると、インバータIVの出力信号が
Lレベルとなり、NANDゲートG9の出力する中間テ
ストモードデータTMDが、Hレベルに設定される。
【0281】したがって、この図42に示すデータパタ
ーン発生器90においては、内部テストモードデータT
MDをHレベルに初期設定することができる。
【0282】なお、この図42に示す構成においては、
データパターン発生器90が、内部クロック信号CLK
に従って常時テストデータを生成している。しかしなが
ら、この内部クロック信号CLKとテストモード指示信
号TMとの合成信号(AND信号)を利用することによ
り、テストデータをテスト動作モード時においてのみ生
成することができ、通常動作モード時の消費電力を低減
することができる。これは先の実施の形態11から14
に示すデータパターン発生器においても同様である。
【0283】[変更例]図43は、図41に示すデータ
パターン発生器90の変更例を示す図である。図43に
示すデータパターン発生器90においては、ラッチ回路
が、NANDゲートG3およびG10により構成され
る。このNANDゲートG10に、リセット信号RES
ETが、インバータIV2を介して与えられる。ゲート
回路G3は、対応のNANDゲートG10と、このNA
NDゲートG10の出力信号とを受けて、内部中間テス
トモードデータTMDを生成する。
【0284】入力段の転送ゲートは、内部クロック信号
CLKと補のテストデータTSDBを受けるNANDゲ
ートG1と、内部クロック信号CLKとテストデータT
SDを受けるNANDゲートG2で構成される。
【0285】この図43に示すデータパターン発生器9
0の構成においては、リセット信号RESETがHレベ
ルに活性化されると、NANDゲートG10の出力信号
がHレベルとなり、内部クロック信号CLKがLレベル
のときには、NANDゲートG1の出力信号がHレベル
であり、内部テストモードデータTMDはLレベルに初
期化される。したがって、この図43に示すデータパタ
ーン発生器90においては、Lレベルから始まるテスト
データパターンを生成することができる。
【0286】図44は、図41に示すリセット回路92
の構成の一例を示す図である。図44において、このリ
セット回路92は、コマンドデコーダ100からの書込
動作指示信号φwとテストモード指示信号TMに応答し
て活性化される。コマンドデコーダ100は、内部クロ
ック信号CLK、ロウアドレスストローブ信号/RA
S、コラムアドレスストローブ信号/CAS、ライトイ
ネーブル信号/WEおよびチップセレクト信号/CSを
受け、これらの外部制御信号/RAS、/CAS、/W
E、およびチップセレクト信号/CSが、内部クロック
信号CLKの立上がりエッジで所定の論理レベルに設定
されているときに、データ書込を示すライトコマンドが
与えられると判定し、書込動作指示信号φwを活性化す
る。
【0287】これらの制御信号/RAS、/CAS、/
WEおよび/CSは、外部のテスタから与えられる。し
たがって、低速のテスタを用いた場合、外部クロック信
号の立上がりエッジに同期して、これらの外部制御信号
/RAS、/CAS、/WEおよび/CSが所定の論理
レベルに設定される。しかしながら、内部クロック信号
CLKが、この外部クロック信号に同期して生成されて
おり、コマンドデコーダ100が、内部クロック信号C
LKの立上がりエッジで、これらの制御信号の論理レベ
ルの判定を行なっても、正確に指定された動作モードを
識別することができる。
【0288】リセット回路92は、書込動作モード指示
信号φwとテストモード指示信号TMを受けるAND回
路101と、AND回路101の出力信号を受けるイン
バータ102と、AND回路101の出力信号と内部ク
ロック信号CLKを受けるNANDゲートG10と、内
部クロック信号CLKとインバータ102の出力信号を
受けるNANDゲートG11と、NANDゲートG10
およびG11の出力信号をラッチする交差結合型フリッ
プフロップを構成するNANDゲートG12およびG1
3と、内部クロック信号CLKを受けるインバータ10
3と、NANDゲートG12の出力信号RSTFとイン
バータ103の出力信号とを受けてリセット信号RES
ETを生成するAND回路104を含む。次に、この図
44に示すリセット回路92の動作を図45に示すタイ
ミング図を参照して説明する。
【0289】内部クロック信号(または外部クロック信
号)CLKの立上がりエッジで、外部の制御信号が所定
の論理状態に設定され、データ書込を指示するライトコ
マンドが与えられる。このライトコマンドは、1例とし
て、内部クロック信号CLKの立上がりエッジにおい
て、チップセレクト信号/CSおよびコラムアドレスス
トローブ信号/CASおよびライトイネーブル信号/W
EがLレベルに設定され、ロウアドレスストローブ信号
/RASがHレベルに設定されることにより与えられ
る。
【0290】このライトコマンドが与えられると、コマ
ンドデコーダ100は、書込動作指示信号φwを活性化
する。この書込動作指示信号φwはワンショットパルス
の形態で生成され、所定期間Hレベルを維持する。書込
動作指示信号φwがテストモード時Hレベルに設定され
ると、AND回路101の出力信号がHレベルとなり、
また内部クロック信号CLKがHレベルであるため、N
ANDゲートG11の出力信号がLレベルとなり、応じ
てNANDゲートG12の出力信号RSTFがHレベル
に立上がる。内部クロック信号CLKがHレベルのとき
には、インバータ103の出力信号はLレベルであり、
AND回路104からのリセット信号RESETはLレ
ベルを維持する。
【0291】内部クロック信号CLKがLレベルに立下
がると、NANDゲートG10およびG11の出力信号
がHレベルとなり、NANDゲートG12およびG13
により、この内部信号RSTFがHレベルにラッチされ
る。インバータ103の出力信号が、この内部クロック
信号CLKの立下がりに応答してHレベルに立上がり、
AND回路104からのリセット信号RESETがHレ
ベルに立上がる。
【0292】したがって、この内部クロック信号CLK
がLレベルのときに、データパターン発生器90の内部
書込データTMDが、HレベルまたはLレベルに初期化
される。データ書込時においては、この内部クロック信
号CLKの立下がりに応答して、1つのデータ入力端子
当り2ビットのデータが、並列に転送される。したがっ
て、この内部クロック信号CLKの立下がりに応答し
て、データパターン発生器90を初期化することによ
り、この選択メモリセルへの書込データ転送に合せて、
データパターン発生器90を初期化することができ、所
定のビットパターンを有するデータを、選択メモリセル
に正確に書込むことができる。
【0293】通常動作モード時においては、テストモー
ド指示信号TMはLレベルであり、このリセット回路9
2においては、この内部信号RSTFはLレベルに保持
され、応じてリセット信号RESETもLレベルに保持
される。
【0294】なお、この図44に示すリセット回路92
において、内部クロック信号CLKとテストモード指示
信号TMのAND演算を行なった信号が、内部クロック
信号CLKに代えて用いられてもよい。この構成におい
ては、AND回路101は設ける必要はない。
【0295】以上のように、この発明の実施の形態17
に従えば、テスト動作時、書込データ列を生成するデー
タパターン発生器を初期化するように構成しており、正
確に所望のデータパターンを有するテストデータを生成
することができる。
【0296】[実施の形態18]図46は、この発明の
実施の形態18に従うリセット回路の構成を概略的に示
す図である。この図46において、リセット回路92
は、内部クロック信号CLKとテストモード指示信号T
Mを受けるAND回路105の出力信号に従って転送動
作を行なうフリップフロップを含む。このリセット回路
92の構成は、図44に示すリセット回路92の構成と
同様であり、対応する部分には同一参照番号を付し、詳
細説明は省略する。
【0297】コマンドデコーダ100は、内部クロック
信号CLKの立上がりエッジで、外部の制御信号/RA
S、/CAS、/WEおよび/CSが所定の論理状態の
ときに、メモリセル選択(ワード線選択)を行なうアク
ティブコマンドが与えられたと判定し、行活性化指示信
号φactを活性化する。この行活性化指示信号φac
tがNANDゲートG10へ与えられ、また、NAND
ゲートG11へはインバータ102を介して行活性化指
示信号φactが与えられる。
【0298】この図46に示すリセット回路92におい
ては、この初期化が、アクティブコマンドにより行なわ
れる。
【0299】図47は、この図46に示すリセット回路
92の動作を示すタイミング図である。アクティブコマ
ンドは、内部クロック信号CLKの立上がりエッジで、
チップセレクト信号/CSおよびロウアドレスストロー
ブ信号/RASをLレベルに設定し、コラムアドレスス
トローブ信号/CASおよびライトイネーブル信号/W
EをHレベルに保持することにより与えられる。このア
クティブコマンドが与えられると、行活性化指示信号φ
actが活性化され、応じて、リセット回路92におい
てNANDゲートG12およびG13により構成される
フリップフロップがリセットされ、その出力信号RST
Fが、Hレベルとなる。
【0300】内部クロック信号CLKがLレベルに立下
がると、このフリップフロップの保持信号RSTFに従
ってリセット信号RESETがLレベルとなる。したが
って、この図46に示すリセット回路92においても、
内部クロック信号CLKがLレベルのときに、リセット
信号RESETをHレベルに活性化することができる。
【0301】アクティブコマンドは、行選択に関連する
回路を活性化するためのコマンドであり、データの入力
は指示しない。しかしながら、このアクティブコマンド
を与えてから、次にデータ書込を示すライトコマンドを
与えるまでのクロックサイクル数を、予め設定すること
により、内部で生成されるテストデータの論理レベルを
予め知ることができ、正確に所望のパターンを有するテ
ストデータパターンを生成して選択メモリセルへ書込む
ことができる。
【0302】特に、アクティブコマンドは、データ入力
を行なう前に、与えるコマンドであり、このアクティブ
コマンドを与えることにより、次いで行われるデータ書
込時に確実に余裕を持って、リセット回路92により、
データパターン発生器90を初期化することができる。
【0303】[実施の形態19]図48は、この発明の
実施の形態19に従うデータパターン発生部の構成を概
略的に示す図である。図48においては、図24または
図41に示すデータパターン発生器77または92の出
力するデータTSDFを、アドレス信号ビットADD<
n>の値に従って選択的に反転する。すなわち、このデ
ータパターン発生部は、アドレスビットADD<n>を
反転するインバータ106と、データパターン発生器7
7または92の出力データTSDFを受けるインバータ
105と、アドレスビットADD<n>が“1”のとき
活性化され、データパターン発生器77の出力テストデ
ータTSDFを反転して、選択メモリセルに対するテス
トデータTSDを生成するトライステートインバータバ
ッファ107と、アドレス信号ビットADD<n>が
“0”のとき活性化され、インバータ105の出力信号
を反転して選択メモリセルに対する書込テストデータT
SDを生成するトライステートインバータバッファ10
8を含む。
【0304】この図48に示すデータパターン発生部の
構成において、アドレス信号ビットADD<n>が、
“1”のときには、メモリセルに対する書込データTS
Dは、データパターン発生器77または92が生成する
テストデータTSDFを反転したデータとなる。一方、
アドレス信号ビットADD<n>が“0”の時には、テ
ストデータTSDは、データパターン発生器77または
92が生成したデータTSDFに等しいデータとなる。
【0305】したがって、このアドレス信号ビットAD
D<n>が、コラムアドレス信号ビットの場合、図49
(A)に示すように、メモリアレイが、2つの列ブロッ
クCB0およびCB1に分割される。列ブロックCB0
は、アドレス信号ビットADD<n>が“0”となる領
域であり、列ブロックCB1は、アドレス信号ビットA
DD<n>が“1”となる領域である。列ブロックCB
0に対しては、トライステートインバータ108の出力
データが伝達されるため、データパターンとして、デー
タパターン発生器77または92が生成するテストデー
タTSDFが書込まれる。一方、列ブロックCB1に対
しては、トライステートインバータバッファ107を介
して、データパターン発生器77または92の出力デー
タビットTSDFが伝達されるため、このデータパター
ンは、データパターン発生器77または92の出力デー
タTSDFの反転データTSDFBとなる。
【0306】したがって、この列ブロックCB0におい
て、データパターン発生器77または92が生成するデ
ータパターンと同一パターンのテストデータが格納さ
れ、一方、列ブロックCB1においては、データパター
ン発生器77または92が生成するデータパターンの反
転パターン(/データパターン)が格納される。
【0307】一方、このアドレス信号ビットADD<n
>が、行アドレス信号ビットの場合、図49(B)に示
すように、メモリアレイが、2つの行ブロックRB0お
よびRB1にこの行アドレス信号ビットADD<n>に
より分割される。行ブロックRB0は、アドレス信号ビ
ットADD<n>が、“0”の領域であり、行ブロック
RB1は、行アドレス信号ビットADD<n>が“1”
の領域である。したがって、行ブロックRB0には、テ
ストデータパターンとしてデータパターン発生器77ま
たは92が生成したデータTSDFが格納され、一方、
行ブロックRB1においては、データパターン発生器7
7または92が生成したデータパターンの反転データパ
ターンが格納される。
【0308】したがって、内部で1つのデータパターン
発生器を利用する場合においても、メモリアレイ内にお
いてアドレス信号ビットADD<n>が決定するアドレ
ス領域において、異なるデータパターンを格納すること
ができ、より正確なメモリセルのテストを行なうことが
できる。
【0309】この図49(A)および(B)に示すメモ
リアレイの分割構成においては、アドレス信号ビットA
DD<n>は、また、行アドレス信号ビットの最下位ア
ドレスビットであってもよい。この場合、各行ごとに、
データパターンを反転させることができ、行方向に沿っ
たチェッカパターンに加えて、列方向に沿ったチェッカ
パターンを格納することができる。
【0310】以上のように、この発明の実施の形態19
に従えば、アドレス信号ビットに従って、データパター
ン発生器の発生するテストデータを選択的に反転してお
り、アドレス領域に応じて、データパターンおよびデー
タパターンの反転パターンを格納することができ、少な
いデータパターン発生器を用いて複雑なデータパターン
をテストモード時メモリセルに格納することができる。
【0311】[実施の形態20]図50は、この発明の
実施の形態20に従うテストデータパターン発生部の構
成を概略的に示す図である。図50において、テストデ
ータパターン発生部は、複数のデータパターン発生器1
10a−110kと、これらのデータパターン発生器1
10a−110kの出力データを選択信号SELに従っ
て選択して、テスト書込データTSDを生成するセレク
タ112を含む。
【0312】データパターン発生器110a−110k
の各々は、互いに異なるデータパターンを発生する。し
たがって、セレクタ112により、選択信号SELに従
ってこれらのデータパターン発生器110a−110k
の出力データの1つを選択して、メモリセルを書込むテ
ストデータTSDを生成することにより、メモリアレイ
内において書込むテストデータパターンを種々に変更す
ることができ、より正確なテストを行なうことができ
る。
【0313】[選択信号発生部の構成1]図51は、図
50に示す選択信号SELを発生する部分の構成を概略
的に示す図である。図51においては、選択信号SEL
は、テストモードデコード回路120により生成され
る。このテストモードデコード回路120は、チップセ
レクト信号/CS、ロウアドレスストローブ信号/RA
S、ロウアドレスストローブ信号/RAS、ライトイネ
ーブル信号/WEおよび所定数のアドレス信号ビットA
DDを受け、指定されたテストモードに対応する選択信
号を活性状態へ駆動する。このテストモードデコード回
路120は、たとえば、WCBR条件(WE、CASビ
フォーRAS)が設定されたときの、アドレス信号AD
Dに従って、複数ビットの選択信号SELのうち指定さ
れたテストモードに対応するテストデータパターン発生
器の出力データを選択する。なお、WCBR条件におい
ては、チップセレクト信号/CSはLレベルである。
【0314】なお、図51に示すテストモードデコード
回路120においては、内部クロック信号CLKと非同
期で、外部の信号に従って選択信号SELを選択的に生
成している。しかしながら、このテストモードデコード
回路120に対し、また内部クロック信号CLKが与え
られ、テストモードデコード回路120は、この内部ク
ロック信号CLKの立上がりエッジにおいて、外部信号
の論理レベルの判定を行なうように構成されてもよい。
【0315】[選択信号発生部の構成2]図52は、図
50に示す選択信号SELを発生する部分の他の構成を
概略的に示す図である。図52において、選択信号発生
部は、外部データストローブ信号Ext.DQSに従っ
て外部入力データExt.Dinを取込む入力バッファ
125と、入力バッファ125の出力信号をラッチして
選択信号SELを生成するラッチ回路127を含む。ラ
ッチ回路127がテスト動作モード時において活性化さ
れて与えられたデータをラッチする。
【0316】この内部においてテストデータパターンを
生成するデータパターン発生器を利用する場合、外部か
らの書込データを取込む必要はない。したがって、この
データパターン発生器を利用するときには、外部からの
データストローブ信号Ext.DQSは発生する必要は
なく、使用されない。したがって、この選択信号SEL
を設定するために、このテストモード時使用されない外
部データストローブ信号Ext.DQSを、選択信号設
定用の制御信号として利用することにより、任意のタイ
ミングで選択信号SELを設定することができる。
【0317】なお、このテストモード時、外部からの書
き込みデータが用いられないため、外部のデータストロ
ーブ信号Ext.DQSを使用して、何ら問題なく、入
力バッファ125を用いて選択信号を設定することがで
きる。この入力バッファ125は、通常動作モード時に
おいては、このデータストローブ信号Ext.DQS
(または内部データストローブ信号DQS)に従って外
部からの書込データExt.Dinを取込み内部書込デ
ータを生成する。
【0318】この入力バッファ125が生成するデータ
として、データDILFおよびDILのいずれが、選択
信号SELを設定するために用いられてもよい。
【0319】また、この入力バッファ125はテスト専
用にデータを通常動作モード時に入力する回路と別いに
設けられてもよい。
【0320】また、ラッチ回路127は、単に、入力バ
ッファ125から与えられる信号をラッチするだけであ
り、たとえばインバータラッチにより構成される。しか
しながら、このラッチ回路127は、テストモード時
に、入力バッファ125からのデータを取込むように、
テストモード指示信号TMに従って活性化されてラッチ
動作を行うように構成されてもよい。入力バッファ12
5が、通常動作モード時においても使用される場合に
は、通常動作モード時には、ラッチ回路127を、この
テストモード指示信号を用いて入力バッファ125から
切り離し、通常動作モード時に、ラッチ回路127が書
込データに応じて動作するのを防止し、消費電力を低減
する。
【0321】[選択信号発生部の構成3]図53は、図
50に示す選択信号SELを発生する部分のさらに他の
構成を概略的に示す図である。図53においては、コマ
ンドデコーダ100からの書込動作指示信号φwに従っ
て、入力バッファ130が、外部書込データExt.D
inを取込み、ラッチ回路132が、この入力バッファ
130の出力信号をラッチして、選択信号SELを生成
する。従って、これらの入力バッファ130およびラッ
チ回路132が、複数ビット幅の回路を有し、複数ビッ
トのデータを取りこみラッチして選択信号SELを生成
する。ラッチ回路132のラッチ信号をさらにデコード
して選択信号SELが生成されてもよい。
【0322】入力バッファ130は、通常動作モード時
において内部書込データDILを生成する入力回路12
9とは別に設けられる。通常、入力回路129は、ライ
トコマンドが与えられたとき、データストローブ信号が
用いられる構成の場合には、データストローブ信号に同
期して生成される内部データストローブ信号および転送
/ラッチ指示信号に従って外部書込データExt.Di
nを取りこみ転送して内部書込データを生成する。デー
タストローブ信号が用いられない場合においては、入力
回路129は、このライトコマンド印加時、書込動作指
示信号φwrとクロック信号CLKとバースト長とに従
って与えられたデータを取込みラッチする。テスト動作
モード時においては、入力回路129は使用されず、デ
ータパターン発生器の発生するデータをテストデータと
して選択メモリセルへ書込む。
【0323】この図53に示す構成の場合、選択メモリ
セルへテストデータを書込むときに、ラッチ回路132
に外部データに従って選択信号SELを設定することに
より、この書込データに合せてデータパターンを生成す
ることができる。
【0324】なお、図53に示す構成においては、入力
バッファ130へは、またテストモード指示信号TMが
与えられ、この入力バッファ130は、テスト動作モー
ド時においてのみ外部からの書込データExt.Din
を取込むように構成されてもよい。
【0325】また、データストローブ信号が使用されな
い半導体記憶装置においては、この入力バッファ130
と入力回路129とが共用されてもよい。書込動作指示
信号φwでなく、書込動作制御信号に従って、この入力
バッファ130が、外部からの書込データを取込み、選
択信号をラッチ回路132にラッチする。
【0326】ラッチ回路132はテスト動作モード時に
おいて活性化されてラッチ動作を行う。
【0327】以上のように、この発明の実施の形態20
に従えば、複数のデータパターン発生器を設け、選択信
号に従って1つの選択パターン発生器からのパターンデ
ータを選択して選択メモリセルへ転送しており、テスト
モードに応じて指示のデータパターンを生成してメモリ
セルに書込むことができ、メモリセル間干渉などのテス
トを行なうことができる。
【0328】[実施の形態21]図54は、この発明の
実施の形態21のテストデータパターン発生部の構成を
概略的に示す図である。図54に示す構成においては、
データ入力端子それぞれに対応してデータパターン発生
器PTG0−PTGmが設けられる。すなわち、書込デ
ータDin<0>−Din<m>に対応してデータパタ
ーン発生器PTG0−PTGmを設け、これらのデータ
パターン発生器PTG0−PTGmからのテストデータ
TSD<0>−TSD<m>を、それぞれ対応のIOブ
ロックのメモリセルへ書込む。テストデータTSD<i
>から、対応のIOブロックに対する2ビットのデータ
DILi0,DILi1が生成される。
【0329】IOブロック毎に個々にデータパターンを
発生することができ、各データビットごとに、データパ
ターンを異ならせることができ、複雑なテストを行なう
ことができる。
【0330】[変更例]図55は、この発明の実施の形
態21のデータパターン発生部の変更例を示す図であ
る。図55においては、所定数の書込データビットに対
して1つのデータパターン発生器が設けられる。図55
においては、2つのデータ入力端子に対し1つのデータ
パターン発生器が配置される構成を一例として示す。す
なわち、入力データDin<0>およびDin<1>に
対応してデータパターン発生器PTGaが配置され、入
力データDin<2>およびDin<3>に対応してデ
ータパターン発生器PTGbが設けられる。入力データ
Din<m−1>およびDin<m>に対応してデータ
パターン発生器PTGkが配置される。
【0331】データパターン発生器PTGaは、書込デ
ータDin<0>およびDin<1>に対応してテスト
データTSD<0>およびTSD<1>を生成し、デー
タパターン発生器PTGbは、テストデータTSD<2
>およびTSD<3>を生成する。データパターン発生
器PTGkは、テストデータTSD<m−1>およびT
SD<m>を生成する。
【0332】これらのデータパターン発生器PTGa−
PTGkにおいてそれぞれ生成されるテストデータTS
Dが、各クロックサイクルにおいて対応のセレクタによ
り選択され、各データ端子当たり2ビット並列データと
して転送される。テストデータTSD<0>に従って、
このデータ入力ノードに対応して設けられるIOブロッ
クへは、2ビット並列データDIL0およびDIL1が
転送される。
【0333】この図55に示す構成の場合、複数のデー
タ入力端子に対応して1つのデータパターン発生器が配
置されており、テストデータパターンの自由度が図54
に示す構成に比べて低下する。しかしながら、データパ
ターン発生器の数を低減することができ、応じて占有面
積を低減することができる。
【0334】このデータパターン発生器PTGa−PT
Gkは、2ビットの入力データに対応して配置される必
要はなく、バイトデータまたはワードデータ単位で配置
されてもよい。
【0335】以上のように、この発明の実施の形態21
に従えば、データ入力端子に対応してデータパターン発
生器を配置しており、少なくとも所定数のデータ端子ご
とにテストデータパターンを異ならせることができ、テ
ストデータパターンの自由度を改善することができ、よ
り正確なテストを行なうことができる。
【0336】[実施の形態22]図56は、この発明の
実施の形態22に従うテストデータ発生部の構成を概略
的に示す図である。図56においては、テストデータT
SDF<0:m>を生成するデータパターン発生部14
0と、このデータパターン発生部140からのテストデ
ータパターンTSDF<m:0>をスクランブル信号S
CRに従ってスクランブルしてテストデータTSD<
m:0>を生成するスクランブル回路142を含む。デ
ータパターン発生部140は、図54または図55に示
すデータパターン発生器PTG0−PTGmまたはPT
Ga−PTGkを含み、テストデータパターンTSDF
<m:0>を生成する。データ端子に対応してテストデ
ータビットTSD<i>が生成される。
【0337】スクランブル回路142は、スクランブル
信号SCRに従って、データTSDF<0>−TSDF
<m>とテストデータTSD<0>−TSD<m>の接
続を切替える。したがって、各データ端子ごとに生成さ
れる内部テストデータTSDF<0>−TSDF<m>
をスクランブル回路142によりスクランブルして、メ
モリセルの書込データTSD<0>−TSD<m>を生
成することにより、各データ端子ごとのデータパターン
を変更することができ、各データ端子ごとのデータパタ
ーンの自由度をさらに高くすることができ、正確なメモ
リセルのテストを行なうことができる。
【0338】図57は、図56に示すスクランブル回路
42の構成の一例を示す図である。この図57において
は、データパターン発生部140からのデータTMDF
<0>−TMDF<m>を伝達する信号線とスクランブ
ル回路142の出力データTMD<0>−TMD<m>
を伝達する信号線の交差部に対応して、スイッチング素
子SWが設けられる。この図57に示す構成において
は、1例として対角線上に整列されて配置されるスイッ
チング素子SWに対して同じスクランブル信号が与えら
れる。この図57に示す配置においては、テストデータ
TMDF<0>−TMDF<m>を、それぞれ順次シフ
トして、テストデータTMD<0>−TMD<m>が生
成するため、シフト信号として、スクランブル信号SC
R0−SCRm+1が利用される。たとえば、シフト信
号SCR0が活性化された場合には、対角線上に配置さ
れるスイッチング素子SWが導通し、テスト信号TMD
F<0>−TMDF<m>が、それぞれ、テスト書込デ
ータTMD<0>−TMD<m>に1対1に結合され
る。シフト信号SCR1を活性化した場合には、このテ
ストデータTMDF<0>−TMDF<m>が1ビット
シフトされ、テストデータTMD<1>−TMD<m>
およびTMD<0>に伝達される。
【0339】したがって、この図57に示すように、ス
クランブル回路42において、適当な形のスイッチング
素子SWを、スクランブル経路に応じて配置することに
より、スクランブル信号SCRに従って、テストデータ
のスクランブル態様を決定することができる。
【0340】図58は、図56に示すスクランブル信号
SCRを発生する部分の構成を示す図である。図58に
おいて、スクランブル信号発生部は、内部クロック信号
CLKの立上がりエッジで、外部からの信号/CAS、
/RAS、/CSおよび/WEが所定の論理レベルの状
態に設定されたときに、スクランブル設定モードが指定
されたと判定し、そのときのアドレス信号ADDに従っ
てスクランブル信号SCRを生成するスクランブルデコ
ード回路145を含む。このスクランブルデコード回路
145は、チップセレクト信号/CS、ロウアドレスス
トローブ信号/RAS、コラムアドレスストローブ信号
/CASおよびライトイネーブル信号/WEが、内部ク
ロック信号CLKの立上がりエッジでたとえばWCBR
条件に設定された場合に、アドレス信号ADDの所定の
ビットをデコードしてスクランブル信号SCRを生成す
る。このスクランブルデコード回路145は、したがっ
て内部においてラッチ回路を含んでおり、設定されたス
クランブル信号SCRを、このテストモードがリセット
されるまでラッチする(このリセット経路は示さず)。
【0341】なお、図58に示す構成においては、スク
ランブルデコード回路145に対し、さらに、書込デー
タDinがスクランブル態様設定データとして与えられ
て、これらのアドレス信号ビットおよび書込データに従
って、スクランブル信号SCRが生成されてもよい。
【0342】一般に、同期型半導体記憶装置において
は、動作モード(コラムレイテンシまたはバースト長
等)を設定するモードレジスタが設けられており、この
モードレジスタにデータを設定するためのモードレジス
タセットコマンドが準備されている。したがって、この
モードレジスタセットコマンドを利用して、スクランブ
ル信号SCRが生成されてもよい。
【0343】[変更例]図59は、この発明の実施の形
態22の変更例を示す図である。図59においては、デ
ータパターン発生部150は、テストデータTSDF<
0>−TSDF<k>を生成する。これらのテストデー
タTSDF<0>−TSDF<k>の数は、データ端子
の数よりも少ない。例えばデータパターン発生部150
は図55に示す構成を有する。
【0344】このデータパターン発生部150からのテ
ストデータTSDF<0>−TSDF<k>を、スクラ
ンブル信号SCRに従ってスクランブルして、メモリセ
ルに対する書込テストデータTSD<0>−TSD<m
>を生成するスクランブル回路152が設けられる。
【0345】スクランブル回路152は、スクランブル
信号SCRに従って、データパターン発生部150の生
成するデータTSDF<0>−TSDF<k>の伝達経
路を切換えて、メモリセルに対するテスト書込データT
SD<0>−TSD<m>を生成する。
【0346】この図59に示す構成の場合、データパタ
ーン発生部150は、データ入力端子それぞれに対応し
て、テストデータTSDF<0>−TSDF<k>を生
成する必要がなく、その内部のテストデータパターン発
生器の数を低減することができる。
【0347】以上のように、この発明の実施の形態22
に従えば、データパターン発生部からのテストデータパ
ターンをスクランブルして、各データ端子に対応するメ
モリセル書込データを生成するように構成しており、メ
モリセルに対する書込データパターンの自由度を大幅に
改善することができる。
【0348】[実施の形態23]図60は、この発明の
実施の形態23に従うテストデータパターン発生部の構
成を概略的に示す図である。この図60に示す構成にお
いては、データパターン発生器PTGa−PTGkそれ
ぞれに対応して、インバータIVa−IVkが設けられ
る。
【0349】したがって、データパターン発生器PTG
a−PTGkからは、互いに相補なテストデータが生成
される。これらの互いに相補なテストデータを、それぞ
れ別々の異なるデータ入力端子に対応するテストデータ
として転送する。
【0350】図60においては、データパターン発生器
PTGa−PTGkは、それぞれ2ビットの入力データ
に対応して配置されており、これらの対応する2ビット
の入力データに対応する内部データ線に、それぞれ互い
に相補なデータを転送する。たとえばテストデータTS
D<0>およびTSD<1>は、互いに相補なデータで
あり、またテストデータTSD<2>およびTSD<3
>が互いに相補なデータであり、またテストデータTS
D<m−1>およびTSD<m>は互いに相補なデータ
である。
【0351】したがって、この図60に示す構成の場
合、データパターン発生器PTGa−PTGkの数を低
減して、データ端子ごとに、異なるデータパターンを与
えることができる。
【0352】[変更例]図61は、この発明の実施の形
態23のテストデータ発生部の変更例を概略的に示す図
である。図61においては、この図60に示すテストデ
ータTSD<m:0>を生成するデータパターン発生部
155に対しスクランブル回路157が設けられる。図
61に示すテスト信号TSDF<0>−TSDF<m>
が、図60に示すテストデータTSD<0>−TSD<
m>に対応する。
【0353】スクランブル回路157は、スクランブル
信号SCRに従って、このデータパターン発生部155
からのテストデータTSDF<m:0>をスクランブル
して、メモリセルに対するテスト書込データTSD<
m:0>を生成する。
【0354】したがって、この図61に示す構成の場
合、各データ端子に対応するIOブロックごとに、テス
トデータパターンを異ならせることができ、さらにスク
ランブル回路157を用いてテストデータのスクランブ
ルを行なうことにより、さらに、テストデータパターン
の自由度を高くすることができ、正確なメモリセルのテ
ストを行なうことができる。
【0355】[スクランブル信号発生部の構成1]図6
2は、図61に示すスクランブル信号SCRを発生する
部分の構成を概略的に示す図である。図62においてス
クランブル信号発生部は、外部からのデータストローブ
信号Ext.DQSに従ってデータ入力端子に与えられ
る信号Ext.Dinを取込む入力バッファ160と、
入力バッファ160の出力信号をラッチするラッチ回路
162を含む。このラッチ回路162から、スクランブ
ル信号SCRが生成される。
【0356】テスト動作モード時においては、内部でテ
ストデータが生成されるため、外部データストローブ信
号Ext.DQSを与える必要はない。したがって、こ
の端子を利用して、入力バッファ160を選択的に活性
化して、データ入力端子に与えられる信号Ext.Di
nを取込み、ラッチ回路162にラッチすることによ
り、このスクランブル信号SCRを、外部データに従っ
て生成することができる。この場合、入力バッファ16
0およびラッチ回路162は、複数ビット幅の回路で構
成され、スクランブル信号SCRが、複数ビットの外部
データExt.Dinにより設定されてもよい。また、
これに代えて、ラッチ回路162に対しさらにデコーダ
が設けられ、このラッチ回路152にラッチされたデー
タをさらにデコードしてスクランブル信号SCRが生成
されてもよい。
【0357】なお、この図62に示す入力バッファ16
0は、通常動作モード時に書込データを入力する入力回
路のバッファ回路と別に設けられる。通常動作モード時
においてデータの入力を行なう入力回路は、内部で生成
されるデータストローブ信号および転送/ラッチ指示信
号に従って動作するため、外部からの端子Ext.DQ
Sを受けるストローブ端子を介して信号を与えて、入力
バッファ160を外部信号を取込む状態に設定する場
合、この入力バッファ160を別に設ける必要がある。
この入力バッファ160は、また、テストモード時にお
いてのみ、このストローブ端子に与えられる信号Ex
t.DQSに従って活性化される構成が用いられてもよ
い。
【0358】[スクランブル信号発生部の構成2]図6
3は、図61に示すスクランブル信号SCRを発生する
部分の構成を概略的に示す図である。図63において、
スクランブル信号発生部は、コマンドデコーダ100か
らの書込動作モード指示信号φwの活性化時データ入力
端子へ与えられる複数ビットの外部信号Ext.Din
を取込む入力バッファ164と、入力バッファ164の
出力信号をラッチしてスクランブル信号SCRを生成す
るラッチ回路166を含む。この入力バッファ164
は、通常動作モード時外部データExt.Dinを取込
んで内部書込データDILを生成する入力回路129と
は別に設けられる。
【0359】この図63に示す構成の場合、データ書込
を行なう動作モード時に、スクランブル信号SCRの状
態を設定して、データパターン発生器からのデータパタ
ーンに従って、内部書込テストデータを生成することが
できる。
【0360】なお、この図63に示す構成においても、
入力バッファ164は、テストモード時に活性化される
ように構成されてもよい。
【0361】また、ラッチ回路166の出力信号をさら
にデコードしてスクランブル信号SCRが生成されても
よい。
【0362】また、図62および図63に示すスクラン
ブル信号発生部の構成は、先の図56に示すスクランブ
ル信号SCRを発生するために用いられてもよい。
【0363】以上のように、この発明の実施の形態23
に従えば、データ入力端子よりも少ない数のデータパタ
ーン発生器の出力データにスクランブルをかけてメモリ
セルへのテスト書込データを生成しており、少ないテス
トデータパターン発生器を用いて自由度の高いテストデ
ータパターンを生成することができ、より正確なテスト
を行なうことができる。
【0364】[実施の形態24]図64は、この発明の
実施の形態24に従うデータパターン発生器の構成を概
略的に示す図である。この図64に示すデータパターン
発生器170は、その初期値が、初期設定データDST
RTにより設定することができる。したがって、リセッ
ト機能を有するデータパターン発生器と異なり、常に、
このデータパターン発生器170の初期値を初期設定デ
ータDSTRTに従って設定することができ、このデー
タパターン発生器170が生成するデータパターンの自
由度を高くすることができる。
【0365】図65は、図64に示すデータパターン発
生器170の要部の構成を示す図である。図65におい
て、データパターン発生器170は、内部クロック信号
CLKに従って、その出力テストデータTSDBおよび
TSDを転送するNANDゲートG1およびG2と、そ
れらのNANDゲートG1およびG2の出力信号をラッ
チする交差結合型フリップフロップを構成するNAND
ゲートG11およびG12を含む。
【0366】NANDゲートG11は、初期設定データ
DSTRTをインバータIV5を介して第1の入力に受
け、その第2の入力にNANDゲートG1の出力信号を
受け、第3の入力に、NANDゲートG12の出力信号
を受けて、内部テストモードデータTMDを生成する。
【0367】NANDゲートG12は、その第1の入力
に、初期設定データDSTRTを受け、第2の入力にN
ANDゲートG2を受け、第3の入力にNANDゲート
G11の出力信号を受ける。
【0368】初期設定データDSTRTがHレベルのと
きには、補の初期設定データDSTRTBがLレベルと
なり、内部テストモードデータTMDがHレベルに設定
される。このときには、NANDゲートG12の出力信
号はLレベルとなり(内部クロック信号CLKがLレベ
ルのとき)、内部テストデータTMDを、Hレベルに初
期設定することができる。
【0369】一方、初期設定データDSTRTがLレベ
ルのときには、補の初期設定データDSTRTBの出力
信号はHレベルである。NANDゲートG12の出力信
号がHレベルとなり、内部クロック信号CLKがLレベ
ルのときに、NANDゲートG11の出力する内部テス
トモードデータTMDがLレベルとなる。
【0370】したがって、この図65に示すように、初
期設定データDSTRTを利用することにより、データ
パターン発生器170の内部テストモードデータTMD
の状態を設定することができ、応じてデータパターン列
の最初のデータの論理レベルを設定することができる。
この初期設定動作完了後、初期設定データDSTRTお
よびDSTRTBは、ともにHレベルに設定され、NA
NDゲートG11およびG12のフリップフロップ動作
に影響は及ぼさない。
【0371】[初期設定データ発生部の構成1]図66
は、図65に示す初期設定データDSTRTおよびDS
TRTBを発生する部分の構成を概略的に示す図であ
る。図66において、初期設定データ発生部は、コマン
ドデコーダ100からの書込動作モード指示信号φwに
従ってデータ入力端子へ与えられるデータExt.Di
nを取込む入力バッファ172と、入力バッファ172
の出力データDTFFをラッチしかつ反転するラッチ回
路176と、書込動作モード指示信号φwの立下がりを
所定時間遅延する立下り遅延回路174と、ラッチ回路
176のラッチデータDTFBを受けるインバータ回路
177と、立下り遅延回路174の出力信号とラッチ回
路176のラッチデータDTFBとを受けて初期設定デ
ータDTSRTを生成するNAND回路178と、イン
バータ177の出力信号と立下がり遅延回路174の出
力信号とを受けて補の初期設定データDTSRTBを生
成するNAND回路179を含む。
【0372】ラッチ回路176は、たとえばインバータ
ラッチで構成され、入力バッファ172から与えられる
データDTFFを反転してラッチする。
【0373】入力バッファ172が結合されるデータ入
力端子は、また、通常動作モード時内部書込データを生
成する入力回路に結合される。次に、この図66に示す
初期設定データ発生部の動作を図67に示すタイミング
図を参照して説明する。
【0374】ライトコマンドが、内部クロック信号CL
Kの立上がりエッジで与えられると、コマンドデコーダ
100は、所定の時間幅を有する書込動作指示信号φw
を発生する。このライトコマンドと同時に、データ入力
端子に対し初期設定データDinが与えられ、入力バッ
ファ172が、この書込動作指示信号φwに従って外部
から与えられる初期設定データDinを取込みデータD
TFFを生成する。
【0375】ラッチ回路176が、この入力バッファ1
72からのデータDTFFを反転しかつラッチする。こ
の書込動作指示信号φwがHレベルのときには、NAN
D回路178および179が、インバータとして動作
し、それぞれ、ラッチ回路176のラッチデータDTF
Bに従って初期設定データDTSRTおよびDTSRT
Bを生成する。書込動作指示信号φwがLレベルに立下
がり、所定時間が経過すると、また立下り遅延回路17
4の出力信号もLレベルに立下がる。応じてNAND回
路178および179の出力データDSTRTおよびD
STRTBはともにHレベルとなる。したがって、この
立下り遅延回路174がコマンドデコーダ100からの
書込動作モード指示信号φwに従ってHレベルの信号を
出力しているときに、この初期設定データDSTRTお
よびDSTRTBが、外部からの初期データDinに従
った論理レベルに設定され、図65に示すデータパター
ン発生器170に内部クロック信号CLKがLれべるの
ときに初期値が設定される。
【0376】この立下り遅延回路174の出力信号がL
レベルとなり、初期設定データDSTRTおよびDST
RTBがともにHレベルとなると、図65に示すNAN
DゲートG11およびG12は、内部クロック信号CL
Kに同期して、NANDゲートG11およびG12から
転送される信号に従ってその出力信号の論理レベルを変
化させる。
【0377】したがって、この図66に示すような立下
り遅延回路を用いてワンショットのパルスの形で初期設
定データを生成することにより、確実に、初期値をデー
タパターン発生器に設定することができる。
【0378】また立下り遅延回路174は、テストモー
ド指示信号TMがHレベルのときに、この書込動作指示
信号φwの立下がりを遅延するように構成されてもよ
い。通常動作モード時、この初期設定データ発生部の動
作を停止させることができる。また、入力バッファ17
2に対し、テストモード指示信号TMが与えられ、テス
トモード時のみ入力バッファ172が動作するように構
成されてもよい。
【0379】[初期設定データ発生部の構成2]図68
は、初期設定データ発生部の他の構成を示す図である。
図68において、ストローブ端子に外部から与えられる
信号Ext.DQSとテストモード指示信号TMを受け
るAND回路180と、AND回路180の出力信号が
Hレベルのとき、データ入力端子に与えられるデータE
xt.Dinを初期設定データとして取込む入力バッフ
ァ181と、入力バッファ181の出力データDTFF
をラッチしかつ反転するラッチ回路182と、ラッチ回
路182のラッチデータDTFBを反転するインバータ
183と、AND回路180の出力信号とラッチ回路1
82のラッチデータDTFBとを受けて初期設定データ
DSTRTを生成するNAND回路184と、インバー
タ183の出力信号とAND回路180の出力信号とを
受けて補の初期設定データDSTRTBを生成するNA
ND回路185を含む。
【0380】入力バッファ181は、通常動作モード時
に内部書込データを生成する入力回路とは別に設けられ
た回路であり、この通常動作モード時のデータ入力時、
外部データストローブ信号Ext.DQSはクロック信
号に同期して変化するため、テストモード時、この入力
バッファ181の動作を停止させる。
【0381】テストモード時においては、テストモード
指示信号TMはHレベルであり、AND回路180は、
このストローブ端子に与えられるデータストローブ信号
Ext.DQSに従って、ストローブ信号を生成し、入
力バッファ181は、このAND回路180からのスト
ローブ信号に従ってデータ入力端子に与えられる外部デ
ータExt.Dinを取込み内部データDTFFを生成
する。ラッチ回路182は、この入力バッファ181の
内部データDTFFを反転しかつラッチする。
【0382】テストモード時においては、内部でテスト
データがデータパターン発生器により生成されるため、
データストローブ信号DQSを生成する必要はなく、こ
の初期設定データを設定するために、ストローブ信号E
xt.DQSを、所定の時間幅を持った信号として生成
することができる(内部外部クロック信号に同期したク
ロック信号である必要はない)。したがって、図69に
示すタイミング図において示すように、この外部データ
ストローブ信号Ext.DQSの時間幅により、初期設
定データDSTRTおよびDSTRTBを外部からの初
期設定データExt.Dinに応じた状態に設定するこ
とができる。
【0383】この初期設定動作が完了すると、外部デー
タストローブ信号Ext.DQSをLレベルとし、初期
設定データDSTRTおよびDSTRTBをともにHレ
ベルに設定し、データパターン発生器のフリップフロッ
プの転送動作に悪影響を及ぼさないように設定する。
【0384】このデータストローブ信号Ext.DQS
を用いて初期設定することにより、必要なときに任意の
タイミングで、データパターン発生器170の初期デー
タを初期設定することができる。この場合においても、
データパターン発生器170に対し内部クロック信号C
LKに代えて、内部で生成されるデータストローブ信号
DQSが与えられてもよい。
【0385】以上のように、この発明の実施の形態24
に従えば、データパターン発生器の初期値を外部データ
に従って設定するように構成しており、正確に所望のパ
ターンを有するテストデータパターンを生成することが
できる。
【0386】[実施の形態25]図70は、この発明の
実施の形態25に従うデータ入力部の構成を概略的に示
す図である。図70において、データ入力部は、テスト
モード指示信号TMの活性化時、ストローブ端子190
に与えられる外部データストローブ信号Ext.DQS
を周波数逓倍して2倍速データストローブ信号DQSF
を生成する2逓倍回路200と、テストモード指示信号
TMに従って2逓倍回路200からの2倍速ストローブ
信号DQSFとストローブ端子190に与えられた外部
データストローブ信号Ext.DQSの一方を選択する
セレクタ202と、セレクタ202を介して与えられる
信号に従って内部データストローブ信号DQSおよび転
送/ラッチ指示信号DQSLを生成するストローブ信号
生成回路204と、データ入力端子192へ与えられる
外部データExt.Dinを、内部データストローブ信
号DQSに従ってラッチし、内部ラッチデータDILF
0およびDILF1を順次出力するラッチ回路206
と、ラッチ回路206の出力するラッチデータDILF
0およびDILF1を転送/ラッチ指示信号DQSLに
従って順次取りこみ並列に出力するラッチ回路208
と、テストモード指示信号TMに従って、ラッチ回路2
08の出力信号線209a上の信号を、信号線209b
上に伝達するセレクタ210を含む。
【0387】これらの内部信号線209aおよび209
bには、データDIL0およびDIL1がそれぞれ転送
される。テストモード時においては、ラッチ回路206
においてデータを取りこむ順序を決定するアドレス信号
ビットA0が無効とされ、ラッチ回路においてデータを
取りこむ順序が固定される。
【0388】これに代えて、信号線209aおよび20
9bが、それぞれレジスタ回路に結合され、これらのレ
ジスタ回路の内容が、アドレス信号に従って内部書込デ
ータ線に伝達されてもよい。アドレス信号ビットにより
レジスタ回路と内部書込データ線との接続が切替えられ
る(通常動作モード時)。テストモード時においては、ア
ドレス信号ビットA0が無効化され、これらのレジスタ
回路の内部書込データ線に対する接続経路が固定され
る。
【0389】2逓倍回路200は、活性化時、外部デー
タストローブ信号Ext.DQSの立上がりエッジおよ
び立下がりエッジそれぞれに応答して、ワンショットの
パルス信号を生成し、2倍速データストローブ信号DQ
SFを生成する。
【0390】ストローブ信号生成回路204は、通常動
作モード時と同様、この2倍速データストローブ信号D
QSFに従って内部データストローブ信号DQSおよび
転送/ラッチ指示信号DQSLを生成する。ラッチ回路
206は、テストモード時においては、外部データスト
ローブ信号Ext.DQSの2倍速の内部データストロ
ーブ信号DQSに従ってラッチ動作を実行する。テスタ
は、外部データストローブ信号Ext.DQSに従って
書込データを転送する。したがって、この場合、書込デ
ータExt.Dinが、ラッチ回路206および208
の動作速度の1/2倍の速度で転送される。
【0391】ラッチ回路208の出力部に配置されたセ
レクタ210により、信号線209a上の信号を、信号
線204b上に転送させることにより、ラッチ回路20
6および208それぞれにおいて、外部データを転送す
るラッチ回路のみが有効データを転送し、セレクタ21
0によりこの有効データを選択して内部信号線209a
および209bに転送することにより、内部の入力回路
が、外部データの転送速度の2倍の速度で動作しても、
外部からは等価的に外部データストローブ信号Ext.
DQSの速度で動作して、2ビットの内部書込データD
IL0およびDIL1を生成していると見ることができ
る。従って、低速のテスタを用いて内部回路を高速で動
作させて、内部書込データを生成することができ、正確
なテストを行うことができる。
【0392】他の内部回路においては、外部クロック信
号の2倍の周波数を有する2倍速内部クロック信号に従
って動作しており、内部回路は、高速動作させることが
でき、低速テスタを用いて入力回路部を外部クロック信
号の4倍の速度で動作させて、選択メモリセルへのデー
タの書込を行なうことができる。
【0393】図71は、図70に示すデータ入力部の動
作を示すタイミング図である。以下、図71を参照し
て、図70に示すデータ入力部の動作について説明す
る。なお、ラッチ回路206および208は、それぞ
れ、先の実施の形態において示した構成を有しており、
並列に設けられた2つのラッチを含んでおり、これらの
2つのラッチが、交互にラッチ動作を行なう。
【0394】テストモード時においては、セレクタ20
2は、2逓倍回路200の出力する2倍速ストローブ信
号DQSFを選択してストローブ信号生成回路204へ
与える。この2逓倍回路200は、テストモード時、ス
トローブ端子190に与えられた信号Ext.DQSの
立上がりエッジおよび立下がりエッジに同期して、それ
ぞれワンショットのパルス信号を生成する。
【0395】ストローブ信号生成回路204は、この2
倍速ストローブ信号DQSFに従って内部データストロ
ーブ信号DQSを生成し、かつこの内部データストロー
ブ信号DQSの立下がりに応答してワンショットのパル
スの形で、転送/ラッチ指示信号DQSLを生成する。
【0396】入力回路において、ラッチ回路206は、
この内部データストローブ信号DQSに従ってデータ入
力端子192へ与えられる外部データExt.Dinを
取込みラッチし、この内部データストローブ信号DQS
の立上がりに応答してそれぞれ外部からのデータD0−
D3に従ってラッチデータDILF0生成する。外部デ
ータExt.Dinは、低速のテスタから与えられてお
り、外部データストローブ信号Ext.DQSの立下が
りエッジおよび立上がりエッジに同期して転送される。
したがって、この内部データストローブ信号DQSの立
下がりに応答してラッチ回路206内のラッチ回路がラ
ッチ動作を行なっても、そのときには、無効データが与
えられているだけであり、ラッチ回路206からのラッ
チデータDILF1は、常時無効状態となる。
【0397】一方、ラッチ回路208は転送/ラッチ指
示信号DQSLに従って、この初段のラッチ回路206
の出力データDILF0およびDILF1を転送する。
しかしながら、セレクタ210が、テストモード指示信
号TMに従って、ラッチ回路208の出力データDIL
0を、信号線209b上に伝達しており、内部の書込デ
ータDIL0およびDIL1として、同じ論理レベルの
信号が同時に伝達される。したがって、外部の低速のテ
スタが、データストローブ信号Ext.DQSの立上が
りエッジおよび立下がりエッジに同期して、低速で、書
込データExt.Dinを転送する場合において、内部
で、2倍速データストローブ信号DQSFを生成して、
外部のデータを取込み、この取込んだデータのビット幅
をコピー動作により拡張して内部信号線209aおよび
209bに転送することにより、データ入力部を、外部
データストローブ信号および外部クロック信号の2倍の
速さで動作させて、メモリセルに外部書込データに応じ
たデータを転送することができる。
【0398】なお、この図70に示す入力回路の初段ラ
ッチ回路206において、テストモードにおいても、内
部アドレス信号に従って、データDILF0およびDI
LF1のいずれが先に設定されるかが決定される構成の
場合、アドレス信号に従ってセレクタ210の切換経路
を更新する必要がある。しかしながら、このテストモー
ド時、ラッチ回路206のラッチ順序を固定して、内部
アドレス信号を無効状態とすることにより、確実に、常
時、外部の書込データに従ってラッチ回路206から内
部データDILF0が生成されて、セレクタ210によ
り内部書込データDIL0およびDIL1を生成するこ
とができる。
【0399】ラッチ回路206において、ラッチ順序を
固定する構成は、テストモード指示信号TMに従ってア
ドレス信号の偶数/奇数を設定する最下位ビットを、た
とえば奇数アドレスを示す状態に強制的に設定すること
により容易に実現される。
【0400】以上のように、この発明の実施の形態25
に従えば、外部からのデータストローブ信号の2倍速の
データストローブ信号を生成し、かつ1つのデータ入力
端子当り、同じ論理レベルの信号を2ビット生成するよ
うに構成しており、低速のテスタが、データストローブ
信号に従って低速で書込データを転送する場合において
も、確実に入力部を、この外部データストローブ信号
(外部クロック信号)の2倍速で動作させることがで
き、低速のテスタを用いて高速で入力回路をDDRモー
ドで動作させて内部書込データを生成することができ、
高速のDDRモードの半導体記憶装置のテストを行なう
ことができる。
【0401】なお、アドレス信号も低速のテスタから外
部クロック信号に同期して転送される。しかしながら、
テスタの転送時のバースト長の2倍のバースト長に半導
体記憶装置のバースト長を設定することにより半導体記
憶装置において外部アドレスに従って内部でバーストア
ドレスを生成してメモリセルを選択してテストデータを
書き込むことができる。
【0402】[実施の形態26]図72は、この発明の
実施の形態26に従うデータ入力部の構成を概略的に示
す図である。この図72に示すデータ入力部は、図70
に示すデータ入力部と以下の点においてその構成が異な
っている。すなわち、ラッチ回路208の出力信号線2
09a上のデータDIL0を受けるインバータ212
と、インバータ212の出力信号とラッチ回路208の
出力データの一方を選択して内部データ線209bに伝
達するセレクタ214が設けられる。この図72に示す
データ入力部の他の構成は、図70に示すデータ入力部
の構成と同じであり、対応する部分には同一参照番号を
付し、その詳細説明は省略する。
【0403】この図72に示す構成においては、セレク
タ214は、テストモード指示信号TMの活性化時、イ
ンバータ212の出力信号を選択して内部データ線20
9b上に伝達する。したがって、テストモード時におい
ては、この内部書込データDIL0およびDIL1は、
相補なデータとなり、隣接列のデータの論理レベルを常
に異ならせることができ、チェッカーパターンなどのテ
ストパターンを容易に生成して、メモリセルへ書込むこ
とができる。
【0404】なお、アドレス信号がまた、低速のテスタ
から外部クロック信号Ext.CLKに従って転送され
る。しかしながら、この半導体記憶装置がバーストモー
ドで動作しておりテスタがバースト長BLでデータを転
送している場合、半導体記憶装置においてバースト長2
・BLに設定することにより正確にメモリセルを選択し
てテストデータを書き込むことができる。
【0405】以上のように、この発明の実施の形態26
に従えば、テストモード時、2倍速のデータストローブ
信号を内部で生成し、この外部データストローブ信号に
応じて転送されるデータを取込み、取込んだデータのビ
ット幅を拡張しかつ反転して、2ビットのデータを生成
して内部データ線に転送しており、低速のテスタを用い
て、書込データを転送して、たとえばチェッカーパター
ンなどの複雑なテストパターンを生成してメモリセルへ
書込むことができ、低速のテスタを用いて高速の半導体
記憶装置のテストを行なうことができる。
【0406】なお、図72に示す構成において、インバ
ータ212は、テストモード指示信号TMに従って選択
的に活性化されるトライステートインバータバッファで
構成されてもよい。通常動作モード時にこのインバータ
212の動作を停止させることにより、通常動作モード
時に消費電力を低減する。
【0407】[実施の形態27]図73は、この発明の
実施の形態27のデータ入力部の構成を概略的に示す図
である。この図73に示すデータ入力部の構成は、図7
0に示す構成と以下の点において異なっている。すなわ
ち、ラッチ回路208と内部信号線209bの間に、テ
ストモード特定信号TM1およびTM2(TM1,2)
に従って信号線209a、インバータ212およびラッ
チ回路208の出力データの1つを選択して内部信号線
209bに伝達する3:1マルチプレクサ216が設け
られる。この図73に示すデータ入力部の他の構成は、
図70に示すデータ入力部の構成と同じであり、対する
部分には同一参照番号を付し、その詳細説明は省略す
る。
【0408】この図73に示すデータ入力部において、
3:1マルチプレクサ216は、テストモード特定信号
TM1およびTM2に従って、内部信号線209bに伝
達する信号を選択する。このテストモード時において
は、インバータ212の出力信号と、内部信号線209
a上の内部書込データDIL0の一方が選択されて内部
信号線209bに伝達される。したがって、先の図70
および図72に示すデータ入力部の構成を、テストモー
ド特定信号TM1およびTM2を切換えることにより実
現することができ、テストパターンの自由度を高くする
ことができる。
【0409】[テストモード特定信号発生部の構成]図
74(A)は、テストモード特定信号を発生する部分の
構成を概略的に示す図である。図74(A)において、
テストモード特定信号発生部は、テストモード指示信号
TMと内部アドレス信号IビットInt.A0とを受け
るAND回路218と、内部アドレス信号ビットIn
t.A0とテストモード指示信号TMを受けるゲート回
路219を含む。ゲート回路219の内部アドレス信号
ビットInt.A0がLレベルであり、かつテストモー
ド指示信号TMがHレベルのときに、テストモード特定
信号TM2を活性化する。AND回路218は、テスト
モード指示信号TMがHレベルでありかつ内部アドレス
信号ビットInt.A0がHレベルのときに、テストモ
ード特定信号TM1を活性化する。これらのテストモー
ド特定信号TM1およびTM2は、図示しないラッチ回
路によりラッチされる。
【0410】図74(B)は、この図74(A)に示す
テストモード特定信号発生部の構成の動作を示すタイミ
ング図である。以下、図74(B)を参照して、図74
(A)に示す回路の動作について説明する。
【0411】図74(B)において、テストモード特定
時において、外部からの制御信号の論理レベルの組合せ
であるコマンドCMDが、テストモードを指示し、さら
に、内部アドレス信号ビットInt.A0が、実行する
テスト内容に応じたデータパターンを設定するために、
HレベルまたはLレベルに設定される。このコマンドC
MDに従ってテストモード指示信号TMが活性化され、
内部アドレス信号ビットInt.A0に従って、テスト
モード特定信号TM0およびTM1の一方が活性化され
る。これらのテストモード特定信号TM1,TM2は、
図示しないラッチ回路によりラッチされる。
【0412】コマンドCMDをデコードしてテストモー
ド指示信号TMを生成する回路は、テストモードデコー
ダにより実現され、外部の制御信号/CS、/RAS、
/CAS、/WEおよび特定のアドレス信号ビットが特
定の状態に設定されると、このテストモード指示信号T
Mが活性化される。
【0413】なお、このテストモード指示信号TMが、
テストモードエントリ指示コマンドにより活性化され、
次いでこのテストモードエントリ後、特定のアドレス信
号ビットを所定の状態に設定して、テストモードを特定
するために、再びテストモード指示コマンドCMDとと
もに与えられてもよい。
【0414】アドレス信号ビットInt.A0は、単
に、外部アドレス信号ビットをバッファ処理して生成さ
れる信号であり、アドレス取込が指示されない(テスト
モード指示時においては、行/列選択指示は印加されな
い。このテストモードエントリ後に、テストモード特定
が行なわれる動作態様として、図74(B)において、
テストモード指示信号TMが、既にHレベルに設定され
ている状態を示す。
【0415】[テストモード特定信号発生部の構成2]
図75は、この発明の実施の形態27におけるテストモ
ード特定信号発生部の他の構成を概略的に示す図であ
る。図75において、テストモード特定信号発生部は、
外部データストローブ信号Ext.DQSとテストモー
ド指示信号TMを受けるAND回路220と、AND回
路220の出力信号TDQSに従って、外部からのアド
レス信号ビットExt.A0をラッチして内部アドレス
信号ビットInt.A0を生成するラッチ回路222を
含む。
【0416】テスト動作モード時においては、内部でテ
ストデータが生成されるため、外部からデータストロー
ブ信号を与える必要はなく、このデータストローブ信号
Ext.DQSを用いて、テストモードを特定する。ラ
ッチ回路222は、このAND回路220の出力信号T
DQSの立上がりエッジおよび/または立下がりエッジ
に同期して、外部からのアドレス信号ビットExt.A
0を取込み内部アドレス信号ビットInt.A0を生成
する。
【0417】図76は、図75に示すラッチ回路222
の構成の一例を示す図である。図76において、ラッチ
回路222は、図75に示すAND回路220の出力信
号TDQSを所定時間遅延する遅延回路222aと、遅
延回路222aの出力信号とAND回路220の出力信
号TDQSを受けるEXOR回路222bと、EXOR
回路222bの出力信号PUに従って、外部アドレス信
号ビットExt.A0を通過させるトランスファーゲー
ト222cと、トランスファーゲート222cを通過し
た信号を反転するインバータ222dと、インバータ2
22dの出力信号を反転して内部アドレス信号ビットI
nt.A0を生成するインバータ222eと、インバー
タ222dの出力信号を反転してインバータ222dの
入力へ伝達するインバータ222fを含む。
【0418】遅延回路222aおよびEXOR回路22
2bは、このAND回路220の出力信号TDQSの変
化を検出する回路として機能する。したがって、外部か
らのデータストローブ信号Ext.DQSが変化するご
とに、このEXOR回路222bから、所定の時間幅を
有するパルス信号PUが出力され、応じて、外部アドレ
ス信号ビットExt.A0が取込まれてラッチされる。
【0419】図77は、図75および図76に示すテス
トモード特定信号発生部の動作を示すタイミング図であ
る。以下、この図77に示すタイミング図を参照して、
図75および図76に示す回路の動作について説明す
る。
【0420】外部からのデータストローブ信号Ext.
DQSが立上がる前に、外部アドレス信号ビットEx
t.A0を、たとえばHレベルに設定する。外部からの
データストローブ信号Ext.DQSがHレベルに変化
すると、EXOR回路222bの出力パルス信号PUが
所定期間Hレベルとなり、応じてトランスファーゲート
222cが導通し、外部アドレス信号ビットExt.A
0に従って内部アドレス信号ビットint.A0がHレ
ベルとなる。
【0421】また、このデータストローブ信号Ext.
DQSがLレベルとなると、また再び、EXOR回路2
22bの出力パルス信号PUが所定期間Hレベルとな
り、トランスファーゲート222cが導通する。この状
態において、既にアドレス信号ビットExt.A0が、
Lレベルに設定されている場合、内部アドレス信号ビッ
トInt.A0が、この出力パルス信号PUに応答して
外部アドレス信号ビットに従って変化しLレベルとな
る。以降、この外部データストローブ信号Ext.DQ
Sの変化ごとにパルス信号PUが生成され、外部アドレ
ス信号ビットExt.A0に対応する論理レベルに、内
部アドレス信号ビットInt.A0が設定される。
【0422】したがって、テストモード時、テストモー
ド指示信号TMをHレベルに保持しておくことにより、
外部のデータストローブ信号Ext.DQSの変化に従
って、テストモードを特定することができる。このテス
トモード特定の方法に従えば、1つのテストモーを完了
させるために、テストモードイグジットを指定する必要
がなく、高速でテストモードを変更することができる。
【0423】通常動作モード時においては、AND回路
220の出力信号TDQSがLレベルであり、EXOR
回路222bの出力パルス信号PUもLレベルを維持
し、このラッチ回路222も、動作しない。
【0424】なお、この図75および図76に示す構成
において、ラッチ回路222は、データストローブ信号
Ext.DQSの立上がりエッジまたは立下がりエッジ
のいずれか一方のエッジに同期して、外部アドレス信号
ビットExt.A0をラッチして内部アドレス信号ビッ
トInt.A0を生成してもよい。
【0425】この外部データストローブ信号に従って、
外部からのアドレス信号ビットを取込み、テストモード
特定信号を生成する構成の場合、テストモード時、任意
のタイミングで、テストモード特定信号TM1,TM2
を確定状態に設定することができ、これらのテストモー
ド時、余裕をもってテストモード特定信号を設定して指
定されたテストモードを実行することができる。
【0426】[テストモード特定信号発生部の構成3]
図78は、図70に示すテストモード特定信号を発生す
る部分のさらに他の構成を概略的に示す図である。図7
8において、テストモード特定信号発生部は、コマンド
デコーダ100からの書込動作指示信号φwとテストモ
ード指示信号TMを受けるAND回路230と、AND
回路230の出力信号TWRに従って外部アドレス信号
ビットExt.A0を取込み内部アドレス信号ビットI
nt.A0を生成するラッチ回路232を含む。
【0427】コマンドデコーダ100は、外部からの制
御信号/RAS、/CAS、および/WE、および/C
Sを、外部クロック信号(または内部クロック信号)の
立上がりエッジで取込み、その論理レベルに従って指定
された動作モードを識別し、書込動作モードを指定する
コマンドが与えられたときには、書込動作指示信号φw
を活性化する。
【0428】図79は、図78に示すラッチ回路232
の構成の一例を示す図である。図79により、ラッチ回
路232は、図78に示すAND回路230の出力信号
TWRに従って外部アドレス信号ビットExt.A0を
転送するトランスファーゲート232aと、トランスフ
ァーゲート232aを介して転送された信号を反転する
インバータ232bと、インバータ232bの出力信号
を反転して内部アドレス信号ビットInt.A0を生成
するインバータ232cと、インバータ232bの出力
信号を反転してインバータ232bの入力部に伝達する
インバータ232dを含む。
【0429】この図79に示すラッチ回路232の構成
においては、AND回路230の出力信号TWRが、書
込動作指示信号φwに従ってテストモード時、活性化さ
れるとトランスファーゲート232aが導通し、この外
部アドレス信号ビットExt.A0に従って内部アドレ
ス信号ビットInt.A0を生成する。
【0430】AND回路230の出力信号がLレベルと
なると、トランスファーゲート232aが、非導通状態
となり、ラッチ回路232はラッチ状態となる。
【0431】図80は、図78および図79に示すテス
トモード特定信号発生部の動作を示すタイミング図であ
る。以下、図80を参照して、図78および図79に示
す回路の動作について説明する。
【0432】テストモード時、データ書込を指示するラ
イトコマンドが与えられると、書込動作指示信号φwが
活性化され、そのときの外部アドレス信号ビットEx
t.A0がラッチ回路232によりラッチされる。アド
レス信号ビットExt.A0がHレベルに設定されてい
る場合には、この内部アドレス信号ビットInt.A0
がHレベルであり、テストモード特定信号TM1がHレ
ベルとなる。
【0433】一方、ライトコマンド印加時において、外
部アドレス信号ビットExt.A0がLレベルに設定さ
れている場合には、ラッチ回路232が、書込動作指示
信号φwの活性化に応答して、この外部アドレス信号ビ
ットExt.A0に従って内部アドレス信号ビットIn
t.A0をLレベルに設定する。この状態においては、
テストモード特定信号TM2が活性状態となる。
【0434】テストモード時において、データ書込を示
すライトコマンドが与えられる場合、そのときの外部ア
ドレス信号ビットExt.A0に従って、内部アドレス
信号ビットInt.A0も変化し、応じて、テストモー
ド特定信号TM1およびTM2の状態が設定される。こ
のテストモード時においては、1つのデータ入力端子に
ついて、外部クロック信号の立上がりエッジで与えられ
る信号に従って2ビットのデータが生成され並列に、内
部データ信号線209aおよび209bに伝達され、メ
モリセルに対するテスト書込データDIL0およびDI
L1が生成される。
【0435】したがって、入力回路においては、外部デ
ータのラッチ順序を決定するための内部アドレス信号ビ
ットA0は用いる必要がなく、このテストモード時にお
いて、ラッチ回路に対する内部アドレス信号ビットA0
を無効状態に設定する。したがって、この1ビットのデ
ータから2ビットのデータを生成する構成においては、
最下位内部アドレス信号ビットは利用しないため、この
データ書込時にライトコマンドとともに、データパター
ンを設定するための信号として、外部アドレス信号ビッ
トExt.A0を利用する。これにより、余分のピン端
子を利用することなく、テストモード時、データ書込時
常に、データパターンを設定することができ、また、単
にアドレス信号ビットの変更のみで、テストデータパタ
ーンを変更することができ、4ビットチェッカーパター
ンおよび2ビットチェッカーパターンなどを容易に生成
することができる。
【0436】以上のように、この発明の実施の形態27
に従えば、隣接列のメモリセルへの転送データを、同一
または反転するように設定しているため、データパター
ンの自由度を高くすることができ、信頼性の高いテスト
を行なうことができる。
【0437】[他の実施の形態]この発明に従う半導体
記憶装置としては、外部のクロック信号の立上がりエッ
ジおよび立下がりエッジに同期してデータを転送する半
導体記憶装置であればよく、この半導体記憶装置として
は、DRAM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メ
モリ)およびSRAM(スタティック・ランダム・アク
セス・メモリ)のいずれであってもよい。
【0438】また、テスト動作モードとしてはメモリセ
ルにデータを書込メモリセルの不良などを判定する機能
テストに加えて、バーンインモードにおいて入出力回路
を高速動作させてストレス加速を行うテストモードであ
ってもよい。
【0439】
【発明の効果】以上のように、この発明に従えば、内部
で、外部クロック信号または外部データストローブ信号
の2倍の周期で変化する内部信号を生成し、この内部信
号の立上がりエッジおよび立下がりエッジに同期してデ
ータ入出力回路を動作させるように構成しており、低速
のテスタを用いて高速の半導体記憶装置をDDRモード
で動作させることができる。
【0440】また、テストモード時においては、この半
導体記憶装置内においてテストデータパターンを発生す
るように構成することにより、テスタが、入力データを
転送する必要がなく、半導体記憶装置内部で、2倍速の
クロック信号に従って、入力データを生成することがで
き、DDRモードでのテストデータを確実に生成するこ
とができる。
【0441】すなわち、複数の互いに位相のずれたクロ
ック信号に従ってこれら複数のクロック信号のそれぞれ
の周期よりも短い周期でワンショットのパルス信号を発
生し、これらのパルス信号に従ってデータの入力または
出力を行なうことにより、外部のクロック信号が低速の
場合でも、高速の内部クロック信号を生成して内部回路
およびデータ入出力回路を高速動作させることができ、
また、DDRモードでデータの入出力を行なうことがで
きる。
【0442】特に、位相が1/4サイクルずれたクロッ
ク信号を用いてパルス信号を生成することにより、容易
に、データの入出力を4倍速で行なわせるための出力制
御クロック信号を生成することができる。
【0443】また、このパルス信号に従って外部からの
動作モード指示信号を取込むことにより、この外部のク
ロック信号に対応して動作モード指示信号が与えられる
場合においても、装置内部で正確に外部からの動作モー
ドを指定する信号を取込み内部動作モード指示信号を生
成することができる。
【0444】また、これらの1/4サイクル位相のずれ
たクロック信号の排他的論理和をとり、その排他的論理
和の信号の変化に応答してパルス信号を生成することに
より、外部からのクロック信号の4倍速の内部クロック
信号を生成することができ、DDRモードでデータの入
出力を行なうことが容易にできる。
【0445】また、データストローブタイミングを与え
るデータストローブ信号を入力させるストローブ端子を
含む複数の信号端子からの信号に従ってこのストローブ
端子の信号よりも短い周期で内部ストローブ信号を生成
し、この内部ストローブ信号に従って外部データの取込
および書込データの生成を行なうことにより、外部の信
号が低速の場合でも、高速の内部データストローブ信号
を生成することができ、このデータ入力回路を高速動作
させることができ、特に、DDRモードで動作させて外
部からのデータを取込むことができる。
【0446】複数のデータストローブ信号入力端子にそ
れぞれ特定動作モード時位相の異なる信号を与え、これ
らの複数のストローブ端子の信号に従って内部ストロー
ブ信号を生成することにより、ピン端子数を増加させる
ことなく、容易に外部のデータストローブ信号よりも高
速の内部データストローブ信号を生成することができ
る。
【0447】また、この複数の信号端子の信号を論理合
成して第1のパルスを発生し、第1のパルスに従って外
部からのデータを取込みラッチし、かつ第1のパルス信
号に従って第2のパルス信号を生成し、1つのデータ端
子当たり、この第2のパルス信号に従って複数の第1の
ラッチ回路にラッチされたデータを並列に転送すること
により、容易に外部のデータストローブ信号よりも高速
の内部データストローブ信号を生成してDDRモードで
テストデータを選択メモリセルへ転送することができ
る。
【0448】また、これらの複数の信号端子に対し、1
/4サイクル位相のずれたデータストローブ制御信号を
与え、これらの制御信号の排他的論理和を取り、第1の
パルス信号を発生し、かつこの第1のパルス信号に応答
してワンショットの第2のパルス信号を生成することに
より、簡易な回路構成で外部クロック信号の4倍の周波
数のパルス信号を生成して、入力回路を動作させること
ができる。
【0449】また、複数のストローブ端子それぞれに対
応して配置される回路に、この合成制御信号を伝達する
ことにより、複数個の入力回路が設けられている構成に
おいても、端子数を増大させることなく、簡易な回路構
成で正確に、外部のデータストローブ信号の4倍の速度
ですべての入力回路を動作させることができる。
【0450】また、特定動作モード時において行われる
服すの制御信号の論理合成動作をこの特定動作モードと
異なる動作モード時においては禁止することにより、不
必要な消費電力を削減することができる。
【0451】また、このデータストローブ信号を受ける
端子とチップ活性化信号を受ける端子に与えられる信号
を利用して特定動作モード時において、内部データスト
ローブ信号を生成し、このチップ活性化信号に対応する
内部チップ活性化信号を特定動作モードに常時活性状態
とすることにより、余分のピン端子を追加することなく
外部データストローブ信号の2倍の速度のデータストロ
ーブ信号を生成することができ、また内部回路も確実
に、この内部チップ活性化信号を活性化状態とすること
により外部制御信号および高速の内部クロック信号に従
って動作させることができる。
【0452】また、クロックイネーブル信号を受けるク
ロックイネーブル端子の信号とデータストローブ信号と
に従って内部データストローブ信号とを生成し、このク
ロックイネーブル信号に対応する内部クロック信号は常
時活性状態とすることにより、ピン端子数を増加させる
ことなく正確に、外部クロック信号よりも高速の内部ク
ロック信号を生成しかつデータストローブ信号の高速の
内部データストローブ信号に従ってデータを生成するこ
とができ、ピン端子数を増加させることなく、容易に外
部クロック信号よりも高速でDDRモード半導体記憶装
置のデータ入力回路を動作させることができる。
【0453】また、このクロックイネーブル信号に従っ
て外部クロック信号の周波数逓倍した内部クロック信号
を生成することにより、このテストモード時確実に、外
部クロック信号よりも高速の内部クロック信号を生成し
て内部回路を動作させることができる。
【0454】また、データマスク端子とデータストロー
ブ端子に与えられる信号に従って内部データストローブ
信号を生成し、このマスク端子に与えられる信号に対す
る内部マスク信号を常時非活性状態とすることにより、
ピン端子数を増加させることなく確実に外部のデータス
トローブ信号よりも高速の内部データストローブ信号を
生成することができる。またマスクは、この特定動作モ
ード時において常時非活性状態とすることにより、正確
に、各メモリセルに対し所望のテストデータを書込むこ
とができる。
【0455】また、クロック端子とストローブ端子に与
えられる信号に従ってデータストローブ信号を生成する
ことにより、ピン端子数を増加させることなく外部のデ
ータストローブ信号よりも高速の内部データストローブ
信号を生成することができる。また、このとき、別のロ
ック入力端子のクロック信号に従って相補内部クロック
信号を生成することにより、確実に、データストローブ
信号にクロック入力端子を用いても、外部クロック信号
に従って内部クロック信号を生成でき、また外部クロッ
ク信号よりも高速の内部クロック信号を生成することが
できる。
【0456】また、データストローブ信号と出力制御信
号を受ける端子に与えられる信号とに従って内部ストロ
ーブ信号を生成することにより、特定動作モード時にお
いて、ピン端子数を増加させることなく、高速の内部デ
ータストローブ信号を生成することができる。
【0457】また、この特定動作モード時、内部出力制
御信号を生成する出力制御回路を、対応のピン端子から
分離することにより、確実にデータ入力時、正確にデー
タストローブ信号に従ってテストデータを生成して選択
メモリセルへ書込むことができる。
【0458】また、データストローブ端子と基準電圧入
力端子とに、互いに位相の異なる信号を与えることによ
り、端子数を増加させることなク容易に外部のデータス
トローブ信号よりも高速の内部データストローブ信号を
生成することができる。
【0459】このとき、基準電圧入力端子を内部回路か
ら分離し、内部回路に対し内部基準電圧発生回路を活性
化させて、入力信号のH/Lレベル判定基準となる基準
電圧を伝達することにより、正確に、データ入力を行な
うことができる。
【0460】また、データストローブ信号と通常動作モ
ードに未使用とされる端子の信号とを利用して、内部デ
ータストローブ信号を生成することにより、ピン数を増
加させることなく、内部回路動作に悪影響を及ぼすこと
なく、高速の内部データストローブ信号を生成すること
ができる。
【0461】また、特定動作モード時、データパターン
を内部で生成し、このデータパターンを入力回路の出力
データに代えて内部データバスに伝達することにより、
低速のテスタを用いても、確実に高速で、内部データを
生成して、内部データバスに伝達することができる。ま
たこのデータパターン発生器として、外部クロック信号
のよりも高速の内部クロック信号に同期してこの内部ク
ロック信号のサイクルごとに論理レベルが変化する2ビ
ットチェッカパターンを生成し、この2ビットチェッカ
パターンのデータビットを並列に内部データバス線に伝
達することにより、容易に、2ビットチェッカパターン
を高速で生成して、選択メモリセルへ書込むことができ
る。
【0462】また、この並列に伝達されるデータビット
が、同一論理レベルのデータビットの場合、容易に、列
方向において2ビットのメモリセルごとに、テスト書込
データの論理レベルを変化させることができ、2ビット
チェッカパターンをメモリアレイに格納することができ
る。
【0463】また、このデータパターン発生回路の出力
データビットを反転し、これらの反転回路の出力および
データパターンを並列に転送することにより、行方向に
おいて隣接するメモリセルのデータビットの論理値を異
ならせることができ、容易にチェッカパターンをメモリ
アレイに格納することができる。
【0464】また、4ビットチェッカパターンを発生す
ることにより、4ビットチェッカパターンを特定動作モ
ード時メモリアレイに格納することができる。
【0465】また、チェッカパターンを発生することに
より、メモリアレイにチェッカパターンを特定動作モー
ドで格納することができる。
【0466】このチェッカパターンテストモード時、論
理レベルの異なるデータを並列に生成して内部データバ
ス線に並列に伝達する構成とすることにより、容易にチ
ェッカパターンを生成することができる。
【0467】また、データパターンとして、固定電圧レ
ベルのデータを生成することにより、すべてのメモリセ
ルへ同一の論理レベルのデータまたはチェッカパターン
データを書込むことができる。
【0468】また、このデータパターン発生回路を初期
状態にリセットすることにより、確実に、所望のデータ
パターン系列を有するデータをメモリアレイに転送して
選択メモリセルに書込むことができる。
【0469】また、このデータパターン発生回路のリセ
ットを、ライトコマンドに従って行なうことにより、デ
ータ書込時、確実にデータパターン発生シーケンスを初
期化して、メモリセルへ書込むことができ、確実に、所
望のデータパターン列を、選択メモリセルに書込むこと
ができる。
【0470】また、アクティブコマンドに従ってデータ
パターン発生回路をリセットすることにより、十分に余
裕を持ってデータパターン発生回路を初期化することが
できる。
【0471】また、このデータパターン発生回路の出力
データの論理レベルを変換し、データパターン発生回路
の出力データおよび論理レベル変換回路の出力データを
アドレス信号に従って選択して内部データバス線に伝達
することにより、特定のアドレス領域ごとにデータパタ
ーンを変更することができ、データパターンの自由度を
高くすることができる。
【0472】また、この論理レベル変換回路として、反
転回路を利用することにより、チェッカパターンおよび
反転チェッカパターンをそれぞれ特定のアドレス領域に
書込むことができる。
【0473】また、このデータパターン発生回路を、複
数個設け、選択信号に従ってこれらの複数のデータパタ
ーン発生回路の1つの出力データを選択して内部データ
伝達線に伝達することにより、所望のデータパターンを
特定動作モード時選択メモリセルに書込むことができ、
生成するデータパターンの自由度を高くすることができ
る。
【0474】また、この選択信号をテストモードに応じ
て設定することにより、個々の、テスト内容に応じたデ
ータパターンを生成することができる。
【0475】また、このデータパターン発生回路の選択
信号を、外部ストローブ指示信号に従って外部からのデ
ータを取りこんで設定することにより、実際のデータ書
込が行なわれるときに生成されるデータパターン列を設
定することができ、確実に、所望のデータパターンのメ
モリセルを生成して選択メモリセルへ書込むことができ
る。また、この特定動作モード時においては外部データ
ストローブ信号がデータ入出力と非同期で印加すること
ができるため、任意のタイミングで選択信号を設定して
生成されるデータパターンを設定することができる。
【0476】また、このデータパターン選択信号を、ラ
イトコマンド印加時に、データ端子に与えられるデータ
に従って設定することにより、データ書込時に生成され
るデータパターンを設定することができ、確実に、選択
されたデータパターン列を、選択メモリセルへ書込むこ
とができる。
【0477】また、このデータパターン発生回路は、デ
ータ入力端子に対応して配置することにより、データ入
力端子に対応して、生成されるデータパターンを個々に
設定することができ、生成されるデータパターンの自由
度をさらに改善することができる。
【0478】特に、このデータパターン発生回路をデー
タ入力端子それぞれに対応して配置することにより、デ
ータ入力端子ごとに生成されるデータパターンを個々に
設定することができ、データパターンの自由度を大幅に
改善することができる。
【0479】また、このデータパターン発生回路を出力
端子の各グループに対応して配置することにより、デー
タパターン発生回路の数を低減することができる。
【0480】また、このデータパターン発生回路を複数
配置し、この複数のデータパターン発生回路と内部デー
タ伝達線の間にスクランブル回路を配置することによ
り、データ伝達バス線に伝達されるデータパターンを切
換信号に従ってスクランブル回路の経路を変更すること
により、変更することができ、生成されるデータパター
ンの自由度を改善することができる。
【0481】また、この切換信号をテストモード指示信
号に従って設定することにより、各テストモードごと
に、選択されたデータパターンを設定することができ、
正確なテストを行なうことができる。
【0482】また、このスクランブルの回路の制御信号
をライトコマンドに従って外部データを取込んで設定す
ることにより、データパターン発生時において、正確
に、書込データに代えて、生成されたデータパターンを
設定することができる。
【0483】また、このスクランブル制御のための切換
信号を、ストローブ指示信号に同期して外部からのデー
タ入力端子に従って設定することにより、任意のタイミ
ングで、データパターンを設定することができ、ストロ
ーブ指示信号とライトコマンドとを同期して同時に与え
ることにより、通常のテストモード時の動作タイミング
と同様にして、テストデータパターン選択を行なって、
データパターンを選択メモリセルに書込むことができ
る。
【0484】また、このデータパターン発生回路の出力
データの論理を変換し、このデータパターン発生回路の
出力データと論理レベル変換回路の出力データを別々の
入力端子に対して配置される内部データ伝達線に伝達す
ることにより、データパターン発生回路の数を低減する
ことができる。
【0485】また、データパターン発生回路の出力デー
タを、反転して別の入力端子に対して設けられる内部デ
ータ伝達バス線に伝達することにより、各データ端子に
対応して設けられるIOブロックごとにデータパターン
を異ならすことができ、データパターンの自由度を改善
することができる。
【0486】また、複数個設けられるデータパターン発
生回路の各々を複数のデータ端子に対応して配置し、対
応のデータ端子に対し互いに論理レベルの異なるデータ
を送出する構成とし、これらのデータパターン発生回路
の出力データをスクランブルして内部データ伝達バス線
に伝達することにより、よりデータパターンの自由度を
改善することができ、より信頼性の高いテストを行なう
ことができる。
【0487】また、データパターン発生器の初期値を外
部信号に従って設定することにより、確実に所望のデー
タパターン列を生成することができる。
【0488】またこの初期値をライトコマンドに従って
外部データに従って生成することにより、データ書込時
に確実に、必要とされるデータパターンを設定すること
ができる。
【0489】また、このデータパターン発生回路の初期
値を、ストローブ信号に同期して外部データに従って設
定することにより、任意のタイミングで、テストデータ
パターンを設定することができ、また、データ書込時
に、このストローブ信号を外部から与えることにより、
通常の動作モードタイミングと同様にして、内部のデー
タパターンを設定することができ、書込タイミングに合
わせて、生成されるデータパターンの初期値を設定する
ことができる。
【0490】また、データストローブ端子の信号の変化
に従ってデータ入力端子に与えられたデータを取込んで
各ストローブ信号の変化に従って取込んだデータから複
数ビットのデータを生成して内部データ線に並列に伝達
することにより、外部のテストを通常動作速度で動作さ
せて、内部でそれより速い速度で等価的に入力回路を動
作させて内部書込データを生成することができる。
【0491】この内部データ生成回路は、ストローブ端
子の信号を周波数逓倍し、この周波数逓倍回路の出力信
号に従ってワンショットの第1のパルス信号を発生し、
この第1のパルス信号に従ってデータ入力端子に印加さ
れるデータをラッチし、この第1のパルス信号に応答し
て生成される第2のパルス信号に応答してこの第1のラ
ッチ回路のラッチデータをラッチして、複数の内部デー
タ線に並列に出力することにより、容易に、外部のデー
タストローブ信号よりも高速で入出力回路を等価的に動
作させて内部書込データを生成することができる。
【0492】これらの複数の内部データ線のうち、1つ
の内部データ線には、他の内部データ線上の信号の論理
を反転した信号を伝達することにより、チェッカパター
ンをメモリアレイのメモリセルに書込むことができ、デ
ータパターンの自由度を改善することができる。
【0493】また、この内部データ線に対し1つのラッ
チ回路の出力とこのラッチ回路の出力反転信号との一方
を選択して別の内部データ線に伝達する構成とすること
により、データ書込時、動作モード時に応じて、テスト
モードを変更することなく内部で生成されるデータパタ
ーンを変更することができ、テストモード変更の手順が
不要となり、高速でテストを行なうことができる。ま
た、テストモードの切換を容易に行なうことができ、生
成されるデータパターンの種類を増大させることができ
る。
【0494】また、テストモード指示信号と内部アドレ
スとに従ってこの内部データ線に伝達される信号を選択
することにより、通常の特定動作モード時データ入力指
示動作と並行して内部で生成されるデータパターンを設
定することができ、等価的に、外部のデータストローブ
信号よりも高速でデータの取込みを行なって内部データ
を生成する動作を行なうことができる。
【0495】また、ストローブ端子に印加される信号に
従ってアドレス信号を取込んで内部アドレスを生成して
選択信号を生成することにより、外部のテスタにおいて
通常のデータ書込タイミングと同じタイミングで、デー
タパターン設定用のアドレスを用いてデータパターンを
選択し、データ書込タイミングと同じタイミングで選択
されたデータパターンを生成することができる。
【0496】また、任意のタイミングで、このストロー
ブ端子を用いて選択されるデータパターンを設定するこ
とにより、余裕を持ってデータパターンを指定すること
ができる。
【0497】またライトコマンドに従ってアドレス信号
を取込んで選択信号を生成することにより、データ書込
時に、生成されるテストデータパターンを設定すること
ができ、データ書込タイミングに合わせて選択されるデ
ータパターンを設定することができ、確実に、データ書
込時に生成されるデータパターンを設定してメモリセル
へ書込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に従う同期型半導体記憶装置の全体
の構成を概略的に示す図である。
【図2】 図1に示す半導体記憶装置の動作を示すタイ
ミング図である。
【図3】 図1に示す内部クロック発生回路の構成の一
例を示す図である。
【図4】 図1に示す制御回路の構成の一例を示す図で
ある。
【図5】 この発明の実施の形態2に従う内部クロック
発生回路の構成を概略的に示す図である。
【図6】 図5に示す内部クロック発生回路の動作を示
すタイミング図である。
【図7】 この発明の実施の形態3に従うデータストロ
ーブ信号生成部の構成を概略的に示す図である。
【図8】 図7に示すストローブ信号生成回路の構成の
一例を概略的に示す図である。
【図9】 図8に示すストローブ信号生成回路の動作を
示すタイミング図である。
【図10】 図7に示す入力回路の構成を概略的に示す
図である。
【図11】 図10に示す入力回路の動作を示すタイミ
ング図である。
【図12】 この発明の実施の形態3における2倍速デ
ータストローブ信号生成部の構成を概略的に示す図であ
る。
【図13】 この発明の実施の形態3に従う半導体記憶
装置の動作を示すタイミング図である。
【図14】 この発明の実施の形態3の変更例の構成を
示す図である。
【図15】 この発明の実施の形態4の構成を概略的に
示す図である。
【図16】 この発明の実施の形態4の変更例の構成を
概略的に示す図である。
【図17】 この発明の実施の形態5の構成を概略的に
示す図である。
【図18】 この発明の実施の形態6の構成を概略的に
示す図である。
【図19】 この発明の実施の形態7の構成を概略的に
示す図である。
【図20】 この発明の実施の形態8の構成を概略的に
示す図である。
【図21】 この発明の実施の形態9の構成を概略的に
示す図である。
【図22】 この発明の実施の形態10の構成を概略的
に示す図である。
【図23】 この発明の実施の形態11に従う半導体記
憶装置の要部の構成を概略的に示す図である。
【図24】 この発明の実施の形態11に従うデータ入
力部の構成を概略的に示す図である。
【図25】 この発明の実施の形態12に従うデータパ
ターン発生器の構成を概略的に示す図でである。
【図26】 図25に示すデータパターン発生器の動作
を示すタイミング図である。
【図27】 この発明の実施の形態12における外部ク
ロック信号と内部クロック信号のタイミング関係を示す
図である。
【図28】 この発明の実施の形態13の構成を概略的
に示す図である。
【図29】 図28に示すデータパターン発生器の動作
を示すタイミング図である。
【図30】 この発明の実施の形態14の構成を概略的
に示す図である。
【図31】 図30に示すデータパターン発生器の動作
を示すタイミング図である。
【図32】 この発明の実施の形態15の構成を概略的
に示す図である。
【図33】 図32に示すデータパターン発生器の動作
を示すタイミング図である。
【図34】 この発明の実施の形態15の変更例の構成
を概略的に示す図である。
【図35】 図34に示すデータパターン発生器の動作
を示すタイミング図である。
【図36】 この発明の実施の形態16の構成を概略的
に示す図である。
【図37】 図36に示すデータパターン発生器の動作
を示すタイミング図である。
【図38】 この発明の実施の形態16の変更例1の構
成を概略的に示す図である。
【図39】 図38に示すデータパターン発生器の動作
を示すタイミング図である。
【図40】 この発明の実施の形態16におけるデータ
入力端子とメモリアレイのIOブロックの対応関係を概
略的に示す図である。
【図41】 この発明の実施の形態17に従うデータパ
ターン発生部の構成を概略的に示す図である。
【図42】 図41に示すデータパターン発生器の構成
を概略的に示す図である。
【図43】 図41に示すデータパターン発生器の変更
例の構成を概略的に示す図である。
【図44】 図41に示すリセット回路の構成を示す図
である。
【図45】 図44に示すリセット回路の動作を示すタ
イミング図である。
【図46】 この発明の実施の形態18に従う示すリセ
ット回路の構成を示す図である。
【図47】 図41に示すリセット回路の動作を示すタ
イミング図である。
【図48】 この発明の実施の形態19に従うデータパ
ターン発生部の構成を概略的に示す図である。
【図49】 (A)および(B)は、図48に示すデー
タパターン発生部によるメモリアレイへの書込データパ
ターンを示す図である。
【図50】 この発明の実施の形態20に従うデータパ
ターン発生部の構成を概略的に示す図である。
【図51】 図50に示す選択信号発生部の構成を示す
図である。
【図52】 図50に示す選択信号発生部の変更例1の
構成を概略的に示す図である。
【図53】 図50に示す選択信号を発生する部分の変
更例2の構成を概略的に示す図である。
【図54】 この発明の実施の形態21に従うデータパ
ターン発生部の構成を概略的に示す図である。
【図55】 この発明の実施の形態21に従うデータパ
ターン発生部の変更例の構成を概略的に示す図である。
【図56】 この発明の実施の形態22に従うデータパ
ターン発生部の構成を概略的に示す図である。
【図57】 図56に示すスクランブル回路の構成の一
例を示す図である。
【図58】 図56に示すスクランブル信号を発生する
部分の構成を概略的に示す図である。
【図59】 この発明の実施の形態22に従うデータパ
ターン発生部の変更例の構成を概略的に示す図である。
【図60】 この発明の実施の形態23に従うデータパ
ターン発生部のデータ入力端子と内部テストデータの対
応関係を概略的に示す図である。
【図61】 この発明の実施の形態23に従うデータパ
ターン発生部の構成を概略的に示す図である。
【図62】 図61に示すスクランブル信号を発生する
部分の構成を概略的に示す図である。
【図63】 図61に示すスクランブル信号を発生する
部分の構成の変更例1を示す図である。
【図64】 この発明の実施の形態24に従うデータパ
ターン発生部の構成を概略的に示す図である。
【図65】 図64に示すデータパターン発生器の構成
の一例を示す図である。
【図66】 図64に示す初期設定データを発生する部
分の構成を概略的に示す図である。
【図67】 図66に示す初期値データ発生部の動作を
示すタイミング図である。
【図68】 図64に示す初期データ発生部の変更例1
の構成を概略的に示す図である。
【図69】 図68に示す回路の動作を示すタイミング
図である。
【図70】 この発明の実施の形態25に従うデータ入
力部の構成を概略的に示す図である。
【図71】 図70に示すデータ入力部の動作を示すタ
イミング図である。
【図72】 この発明の実施の形態26に従うデータ入
力部の構成を概略的に示す図である。
【図73】 この発明の実施の形態27に従うデータ入
力部の構成を概略的に示す図である。
【図74】 (A)は、図73に示すテストモード特定
信号を発生する部分の構成の一例を示し、(B)は、こ
の(A)に示す回路の動作を示すタイミング図である。
【図75】 図73に示すテストモード特定信号を発生
する部分の変更例を概略的に示す図である。
【図76】 図75に示すラッチ回路の構成の一例を示
す図である。
【図77】 図75に示すラッチ回路の動作を示すタイ
ミング図である。
【図78】 内部信号発生回路の変更例2の構成を概略
的に示す図である。
【図79】 図78に示すラッチ回路の構成の一例を示
す図である。
【図80】 図78に示す回路の動作を示すタイミング
図である。
【図81】 従来のDDRモード半導体記憶装置のデー
タ出力時の動作を示すタイミング図である。
【図82】 従来のDDRモード半導体記憶装置の内部
クロック発生部の構成を概略的に示す図である。
【図83】 図82に示す内部クロック発生部の動作を
示す信号波形図である。
【図84】 従来のDDRモード半導体記憶装置のデー
タ出力部の構成を概略的に示す図である。
【符号の説明】
1 メモリアレイ、2 周辺回路、3 内部クロック発
生回路、4 制御回路、5 書込/読出回路、6 入出
力回路、3f,3g AND回路、3h EXOR回
路、3j,3k セレクタ(MUX)、3m,3n ワ
ンショットパルス発生回路、12,13 ストローブ端
子、14 テストクロック生成回路、15,16 セレ
クタ、17,18 ストローブ信号生成回路、19 下
位入力回路、20 上位入力回路、21 バッファ回
路、22 ワンショットパルス発生回路、23,24,
25,26 ラッチ回路、14a EXOR回路、14
b,14c AND回路、30 ストローブ端子、31
未使用端子、32 EXOR回路、33 セレクタ、
34 ストローブ信号生成回路、35,36 AND回
路、40 チップセレクト端子、41 CSバッファ、
45 クロックイネーブル端子、46 CKEバッフ
ァ、50 データマスク端子、51 DMバッファ、6
0 インバータ、61 セレクタ、62 CLKバッフ
ァ、65 出力制御端子、66 セレクタ、67 QF
C発生回路、68 読出制御回路、70 基準電圧端
子、71 セレクタ、72 Vref発生回路、77
データパターン発生器、75 データ入力端子、79
セレクタ、75 データ入力端子、81セレクタ、87
a,87b セレクタ、87c,87d セレクタ、7
7a接地ノード、77b 電源ノード、90 データパ
ターン発生器、92 リセット回路、100 コマンド
デコーダ、101,104 AND回路、102 イン
バータ、G10−G13 NANDゲート、103 イ
ンバータ、107,108 トライステートインバー
タ、10 ,106 インバータ、110a−110k
データパターン発生器、112 セレクタ、120
テストモードデコード回路、125 入力バッファ、1
27 ラッチ回路、130 入力バッファ、132 ラ
ッチ回路、PTG0−PTGm データパターン発生
器、140データパターン発生部、142 スクランブ
ル回路、145 スクランブルデコード回路、150
データパターン発生部、152 スクランブル回路、1
55データパターン発生部、157 スクランブル回
路、160 入力バッファ、162 ラッチ回路、16
4 入力バッファ、166 ラッチ回路、170 デー
タパターン発生器、172 入力バッファ、174 立
下がり遅延回路、176 ラッチ回路、178,179
NANDゲート、177 インバータ、180 AN
D回路、181 入力バッファ、182 ラッチ回路、
183 インバータ、184,185 NANDゲー
ト、200 2逓倍回路、202 セレクタ、190
ストローブ端子、192 データ入力端子、200 2
逓倍回路、202 セレクタ、204 ストローブ信号
生成回路、206,208 ラッチ回路、210 セレ
クタ、212 インバータ、214 セレクタ、212
インバータ、216 セレクタ、218 AND回
路、219 ゲート回路、222 ラッチ回路、232
ラッチ回路。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11C 11/417 G11C 11/34 341D G06F 1/04 330Z Fターム(参考) 5B015 JJ00 KB84 MM07 MM09 MM10 PP08 RR03 5B079 BA20 BC03 DD04 DD08 DD20 5L106 AA01 AA02 DD06 DD11 DD22 FF01 FF04 FF05 GG03 GG05 5M024 AA90 BB30 BB34 BB35 BB36 DD19 DD39 DD59 DD82 JJ02 JJ03 JJ35 JJ36 JJ52 LL01 MM02 MM04 MM05 PP01 PP02 PP03 PP07 PP10

Claims (57)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに位相の異なる複数のクロック信号
    を受け、前記複数のクロック信号の変化に応答して前記
    複数のクロック信号のそれぞれの周期よりも短い周期で
    ワンショットのパルス信号を発生するパルス発生回路、
    および前記パルス発生回路の発生するパルス信号に同期
    してデータの入力または出力を行なうデータインターフ
    ェイス回路を備える、半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記複数のクロック信号は、互いに1/
    4サイクル位相のずれた同一周波数のクロック信号であ
    る、請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記複数のクロック信号のうちの第1の
    クロック信号に応答して前記パルス発生回路から発生さ
    れるパルス信号に同期して、外部から与えられる動作モ
    ードを指示する制御信号を取込む制御信号入力回路をさ
    らに備える、請求項1記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記複数のクロック信号は、互いに1/
    4サイクル位相のずれた同一周波数の第1および第2の
    クロック信号を含み、 前記パルス発生回路は、 前記第1および第2のクロック信号の排他的論理和を取
    るゲート回路と、 前記ゲート回路の出力信号の立上がりおよび立下がりそ
    れぞれに応答してパルス信号を発生するパルス発生器を
    含む、請求項1記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 データのストローブタイミングを与える
    データストローブ信号を入力するストローブ端子を含む
    複数の信号端子からの信号を受け、特定動作モード時、
    前記ストローブ端子の信号を周波数逓倍した内部ストロ
    ーブ信号を生成する内部ストローブ信号生成回路、およ
    び前記内部ストローブ信号に従って外部データの取込お
    よび内部書込データの生成を行なうデータ入力回路を備
    える、半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記データ入力回路は、少なくとも2つ
    のグループに分割される複数ビットのデータを入力し、 前記複数の信号端子は、前記データビットのグループそ
    れぞれに対応して配置され、それぞれ対応のグループの
    データビットのストローブタイミングを与えるデータス
    トローブ信号を入力する複数のストローブ端子を備え、 前記内部ストローブ信号生成回路は、前記複数のストロ
    ーブ端子に与えられた信号に従って前記内部ストローブ
    信号を生成し、前記特定動作モード時において、前記複
    数のストローブ端子に互いに位相の異なる同一周波数の
    信号が印加される、請求項5記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記内部ストローブ信号生成回路は、前
    記複数の信号端子からの信号を論理合成して第1のパル
    ス信号を生成する第1のパルス信号生成回路と、 前記第1のパルス信号に従って第2のパルス信号を生成
    する第2のパルス信号生成回路とを含み、 前記データ入力回路は、1ビットのデータ入力端子に対
    して、 前記第1のパルス信号生成回路からの第1のパルス信号
    に応答して、外部から与えられたデータを順次取込みラ
    ッチする複数の第1のラッチ回路と、 前記第2のパルス信号生成回路からの第2のパルス信号
    に応答して、前記複数の第1のラッチ回路のラッチデー
    タを並列に受けてラッチし、該ラッチデータを並列に内
    部へ転送する複数の転送/ラッチ回路とを含む、請求項
    5記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の信号端子に対しては、前記特
    定動作モード時、互いに1/4サイクル位相のずれた同
    一周波数のストローブ制御信号が与えられ、前記第1の
    パルス信号生成回路は、前記制御信号の排他的論理和を
    取って前記第1のパルス信号を生成するゲート回路を備
    え、 前記第2のパルス信号生成回路は、前記第1のパルス信
    号に応答してワンショットのパルス信号を前記第2のパ
    ルス信号として生成するワンショットパルス発生器とを
    備える、請求項7記載の半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記内部ストローブ信号生成回路は、前
    記特定動作モードを指定する特定モード指示信号に応答
    して、前記複数のストローブ端子に印加される制御信号
    を合成し、該合成制御信号を前記複数のストローブ端子
    それぞれに印加される信号に代えて対応の回路へ印加す
    る、請求項6記載の半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 前記内部ストローブ信号生成回路は、
    前記特定動作モード時においては、前記複数の信号端子
    に印加される信号を論理合成して前記内部ストローブ信
    号を生成し、前記特定の動作モードと異なる動作モード
    時においては、前記合成動作が停止される、請求項5記
    載の半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 前記複数の信号端子は、前記特定動作
    モード時、前記半導体記憶装置を選択状態に設定するチ
    ップ活性化信号を受ける選択/活性化端子を含み、 前記内部ストローブ信号生成回路は、前記特定動作モー
    ド時、前記ストローブ端子に印加される信号と前記選択
    /活性化端子に印加される信号とに従って前記内部スト
    ローブ信号を生成し、 前記半導体記憶装置は、さらに、前記特定動作モード
    時、前記選択/活性化端子を介して印加される信号に代
    えて、活性状態に設定された信号を内部チップ活性化信
    号として生成して内部回路へ伝達する回路を備える、請
    求項5記載の半導体記憶装置。
  12. 【請求項12】 前記半導体記憶装置は、クロック信号
    に同期して動作するクロック同期型半導体記憶装置であ
    って、 前記複数の信号端子は、内部クロック信号の生成を指示
    するクロックイネーブル信号を受けるクロックイネーブ
    ル端子を含み、 前記内部ストローブ信号生成回路は、前記ストローブ端
    子と、前記クロックイネーブル端子に印加される信号と
    に従って前記内部ストローブ信号を生成し、 前記半導体記憶装置は、さらに、 前記特定動作モード時において、前記クロックイネーブ
    ル端子を介して与えられる信号に代えて、常時活性化さ
    れた信号を内部クロックイネーブル信号として生成する
    回路と、 前記内部クロックイネーブル信号の活性化時外部クロッ
    ク信号に従って内部クロック信号を生成する内部クロッ
    ク生成回路を備える、請求項5記載の半導体記憶装置。
  13. 【請求項13】 前記内部クロック生成回路は、前記ク
    ロックイネーブル信号の活性化時、前記特定動作モード
    時において、前記外部クロック信号を周波数逓倍した内
    部クロック信号を前記内部クロック信号として生成する
    回路を含む、請求項12記載の半導体記憶装置。
  14. 【請求項14】 前記複数の信号端子は、少なくともデ
    ータ書込に対しマスクをかけるマスク指示信号を入力す
    るマスク端子を含み、 前記内部ストローブ信号生成回路は、前記ストローブ端
    子に印加される信号と前記マスク端子に印加される信号
    とに従って、前記内部ストローブ信号を生成し、 前記半導体記憶装置は、さらに、前記特定動作モード時
    において、前記マスク端子を介して印加される信号に代
    えて、常時非活性状態の信号を生成して前記データ入力
    回路へ伝達する回路を備える、請求項5記載の半導体記
    憶装置。
  15. 【請求項15】 前記複数の信号端子は、外部からの信
    号を受ける第1および第2のクロック端子を含み、 前記内部ストローブ信号生成回路は、前記ストローブ端
    子と前記第1のクロック端子に印加される信号に従って
    前記内部ストローブ信号を生成し、 前記半導体記憶装置はさらに、 前記特定動作モード時、前記第2のクロック端子に印加
    されるクロック信号に従って相補なクロック信号を生成
    して内部クロック回路へ与え、かつ前記第1のクロック
    端子を前記内部クロック回路から分離する回路を備え、
    前記内部クロック回路は前記相補なクロック信号に従っ
    て内部クロック信号を生成する、請求項5記載の半導体
    記憶装置。
  16. 【請求項16】 前記信号端子は、データの書込とデー
    タの読出が内部において重なるとき、データ読出を遅延
    する出力制御信号を受ける端子を含み、 前記内部ストローブ生成回路は、前記特定動作モード
    時、前記出力制御信号を受ける端子と前記ストローブ端
    子に印加される信号とに従って前記内部ストローブ信号
    を生成する、請求項5記載の半導体記憶装置。
  17. 【請求項17】 前記出力制御信号に応答して内部出力
    制御信号を生成する回路を、前記特定動作モード時にお
    いて、前記出力制御端子から分離する回路をさらに備え
    る、請求項16記載の半導体記憶装置。
  18. 【請求項18】 前記複数の信号端子は、基準電圧を受
    ける基準電圧端子を含み、 前記内部ストローブ信号生成回路は、前記ストローブ端
    子と前記基準電圧端子に印加される信号とに従って前記
    内部ストローブ信号を生成する、請求項5記載の半導体
    記憶装置。
  19. 【請求項19】 前記特定動作モード時において、前記
    基準電圧端子と内部基準電圧伝達線とを切離しかつ内部
    の基準電圧生成回路の生成する基準電圧を前記基準電圧
    伝達線に伝達する回路をさらに備える、請求項18記載
    の半導体記憶装置。
  20. 【請求項20】 前記複数の信号端子は、通常動作時に
    おいて無接続状態とされる無接続端子を含み、 前記内部ストローブ信号生成回路は、前記特定動作モー
    ド時において、前記無接続端子に印加される信号と前記
    ストローブ端子に印加される信号とに従って前記内部ス
    トローブ信号を生成する、請求項5記載の半導体記憶装
    置。
  21. 【請求項21】 1ビットのデータ端子当たり複数ビッ
    ト幅を有する内部データ伝達バス、 特定動作モード時、所定のパターンを有するデータパタ
    ーンを生成するデータパターン発生回路、および前記特
    定動作モード時、前記データパターン発生回路の出力デ
    ータに対応する複数ビットのデータを生成して、該生成
    したデータを並列に前記内部データ伝達バスに伝達する
    切換回路を備える、半導体記憶装置。
  22. 【請求項22】 前記特定動作モード時、外部クロック
    信号よりも高速の内部クロック信号を生成する内部クロ
    ック生成回路をさらに備え、 前記データパターン発生回路は、前記内部クロック信号
    に同期して前記内部クロック信号のサイクルごとに論理
    レベルが変化する2ビットチェッカパターンを生成し、 前記切換回路は、前記データパターン発生回路の出力デ
    ータビットを並列に前記内部データ伝達バスに伝達す
    る、請求項21記載の半導体記憶装置。
  23. 【請求項23】 前記並列に伝達されるデータビット
    は、同一のレベルのデータビットである、請求項22記
    載の半導体記憶装置。
  24. 【請求項24】 前記切換回路は、前記データパターン
    発生回路の出力データビットを反転する反転回路を含
    み、 前記並列に伝達されるデータビットは、互いに論理レベ
    ルが異なる、請求項22記載の半導体記憶装置。
  25. 【請求項25】 前記特定動作モード時、外部クロック
    信号よりも高速の内部クロック信号を生成する内部クロ
    ック生成回路をさらに備え、 前記データパターン発生回路は、前記内部クロック信号
    に同期してデータパターンを発生する4ビットチェッカ
    パターン発生回路であり、 前記切換回路は、前記データパターン発生回路の出力デ
    ータを並列に前記内部データ伝達バスに伝達し、 前記4ビットチェッカパターンは、前記内部クロック信
    号の2クロックサイクルごとにデータビットの論理レベ
    ルが反転し、応じて内部データ伝達バスには、4ビット
    のデータごとに論理レベルが反転するデータビットが伝
    達される、請求項21記載の半導体記憶装置。
  26. 【請求項26】 前記特定動作モード時、外部クロック
    信号に従って、前記外部クロック信号よりも高速の内部
    クロック信号を生成する内部クロック発生回路をさらに
    備え、 前記データパターン発生回路は、前記内部クロック信号
    に従って各クロックサイクル毎に論理レベルが変化する
    チェッカパターンを発生するチェッカパターン発生回路
    であり、 前記チェッカパターン発生回路の出力データが並列に前
    記切換回路を介して前記内部データ伝達バスを伝達さ
    れ、前記並列に伝達されるデータビットは互いに論理レ
    ベルが異なる、請求項21記載の半導体記憶装置。
  27. 【請求項27】 前記データパターン発生回路は、互い
    に論理レベルの異なるデータを並列に生成し、前記切換
    回路は、生成されたデータを前記内部データ伝達バスに
    並列に伝達する、請求項26記載の半導体記憶装置。
  28. 【請求項28】 前記データパターン発生回路は、固定
    電圧レベルのデータを生成して、前記内部データ伝達バ
    スへ並列に生成した固定電圧レベルの信号を前記切換回
    路を介して伝達する、請求項21記載の半導体記憶装
    置。
  29. 【請求項29】 前記データパターン発生回路を初期状
    態にリセットするためのリセット回路をさらに備える、
    請求項21記載の半導体記憶装置。
  30. 【請求項30】 前記リセット回路は、外部からのデー
    タ書込を指示するライトコマンドに応答して前記データ
    パターン発生回路をリセットする、請求項29記載の半
    導体記憶装置。
  31. 【請求項31】 前記リセット回路は、前記半導体記憶
    装置においてメモリセルを選択する動作の開始を指示す
    るアクティブコマンドに応答して前記データパターン発
    生回路をリセットする、請求項29記載の半導体記憶装
    置。
  32. 【請求項32】 前記切換回路は、 前記データパターン発生回路の出力データの論理レベル
    を変換する論理変換回路と、 前記データパターン発生回路の出力データと前記論理レ
    ベル変換回路の出力データの一方をアドレス信号に従っ
    て選択して前記内部データ伝達バスに伝達する選択回路
    を備える、請求項21記載の半導体記憶装置。
  33. 【請求項33】 前記論理変換回路は、前記データパタ
    ーン発生回路の出力データの論理レベルを反転する反転
    回路である、請求項32記載の半導体記憶装置。
  34. 【請求項34】 前記データパターン発生回路は、複数
    個設けられ、 前記半導体記憶装置は、選択信号に従って、前記複数個
    設けられたデータパターン発生回路の出力データを選択
    して前記切換回路を介して前記内部データ伝達バスに伝
    達する選択回路をさらに備える、請求項21記載の半導
    体記憶装置。
  35. 【請求項35】 前記選択信号は、テストモード指示信
    号に従って生成される、請求項34記載の半導体記憶装
    置。
  36. 【請求項36】 前記選択信号は、ストローブ指示信号
    に同期して外部からデータ入力端子に与えられる信号に
    従って生成される、請求項34記載の半導体記憶装置。
  37. 【請求項37】 前記選択信号は、データ書込を指示す
    るライトコマンドと同期して外部データ入力端子に印加
    される信号に従って生成される、請求項34記載の半導
    体記憶装置。
  38. 【請求項38】 外部からの多ビットデータを入力する
    複数のデータ入力端子をさらに備え、 前記データパターン発生回路および前記内部データバス
    は、前記複数のデータ入力端子に対応して配置される、
    請求項21記載の半導体記憶装置。
  39. 【請求項39】 前記データパターン発生回路は、前記
    データ入力端子それぞれに対応して配置される、請求項
    38記載の半導体記憶装置。
  40. 【請求項40】 前記データ入力端子は複数のグループ
    に分割され、前記データパターン発生回路は、前記デー
    タ入力端子の各グループに対応して配置される、請求項
    38記載の半導体記憶装置。
  41. 【請求項41】 前記データパターン発生回路および前
    記内部データ伝達バスは、複数のデータ入力端子に対応
    して複数個配置され、 前記切換回路は、前記複数個配置されるデータパターン
    発生回路と前記複数個配置される内部データ伝達バスと
    の間に配置され、前記データパターン発生回路と前記内
    部データ伝達バスとの接続を切換信号に従って切換える
    スクランブル回路を備える、請求項21記載の半導体記
    憶装置。
  42. 【請求項42】 前記切換信号は、テストモード指示信
    号に従って生成される、請求項41記載の半導体記憶装
    置。
  43. 【請求項43】 前記切換信号は、データ書込を指示す
    るライトコマンドと同期して外部データ入力端子に印加
    される信号に従って生成される、請求項41記載の半導
    体記憶装置。
  44. 【請求項44】 前記切換信号は、データストローブタ
    イミングを与えるストローブ指示信号に同期して外部か
    らデータ入力端子に与えられる信号に従って生成され
    る、請求項41記載の半導体記憶装置。
  45. 【請求項45】 前記切換回路は、前記データパターン
    発生回路の出力データの論理レベルを変換する論理変換
    回路を含み、 前記データパターン発生回路の出力データと前記論理変
    換回路の出力データは、別々のデータ入力端子に対応し
    て配置される内部データ伝達バスに伝達される、請求項
    21記載の半導体記憶装置。
  46. 【請求項46】 前記論理変換回路は、前記データパタ
    ーン発生回路の出力データの論理レベルを反転する反転
    回路である、請求項45記載の半導体記憶装置。
  47. 【請求項47】 前記データパターン発生回路は、デー
    タ入力端子に対応して配置される複数のデータパターン
    発生器を含み、前記データパターン発生器は、出力デー
    タパターンの論理レベルを変換して前記出力データパタ
    −ンと並列に出力する回路を含み、 前記切換回路は、前記複数のデータパターン発生器の前
    記論理変換データを含む出力データをスクランブルして
    各データ入力端子に対応して配置される前記内部データ
    伝達バスに伝達するスクランブル回路を備える、請求項
    21記載の半導体記憶装置。
  48. 【請求項48】 前記データパターン発生回路の初期値
    を外部信号に従って設定する初期設定回路をさらに備え
    る、請求項21記載の半導体記憶装置。
  49. 【請求項49】 前記初期値は、前記データ書込を指示
    するライトコマンドと同期して外部データ入力端子に印
    加される信号に従って生成されて前記データパターン発
    生回路に設定される、請求項48記載の半導体記憶装
    置。
  50. 【請求項50】 前記初期値は、書込データの取込タイ
    ミングを与えるストローブ指示信号に同期して外部から
    データ入力端子に与えられる信号に応答して生成されて
    前記データパターン発生回路に設定される、請求項48
    記載の半導体記憶装置。
  51. 【請求項51】 データストローブタイミングを与える
    ストローブ信号を受けるストローブ端子、 複数ビットの信号を伝達する内部データバス、および特
    定動作モード時において、前記ストローブ端子に印加さ
    れる信号の変化に応答して、データ入力端子に与えられ
    たデータを取込み、前記信号の各変化に応答して取込ん
    だデータから複数ビットのデータを生成して前記内部デ
    ータバスに並列に伝達する内部データ生成回路を備え
    る、半導体記憶装置。
  52. 【請求項52】 前記内部データ生成回路は、 前記特定動作モード時において、前記ストローブ端子に
    印加される信号を周波数逓倍する逓倍回路と、 前記周波数逓倍回路の出力信号の各変化に応答して、ワ
    ンショットの第1のパルス信号を生成する第1のパルス
    発生回路と、 前記第1のパルス信号に応答して第2のパルス信号を生
    成する第2のパルス発生回路と、 前記第1のパルス信号に応答して、前記データ入力端子
    に印加されたデータをラッチする第1のラッチ回路と、 前記第2のパルス信号に応答して、前記第1のラッチ回
    路のラッチデータをさらにラッチして出力する第2のラ
    ッチ回路と、 前記特定動作モード時、前記第2のラッチ回路の出力デ
    ータに対応するデータを前記内部データ線に並列に出力
    する選択回路とを備える、請求項51記載の半導体記憶
    装置。
  53. 【請求項53】 前記内部データ線は、前記第2のラッ
    チ回路に対応して配置され、前記第2のラッチ回路の出
    力データを受ける第1の内部データ線と、前記第1の内
    部データ線と並列に配置される第2の内部データ線とを
    少なくとも含み、 前記選択回路は、前記第2のラッチ回路の出力データを
    論理反転して前記第2の内部データ線に伝達する反転回
    路を含む、請求項52記載の半導体記憶装置。
  54. 【請求項54】 前記内部データ線は、前記第2のラッ
    チ回路に対応して配置され、前記第2のラッチ回路の出
    力データを受ける第1の内部データ線と、前記第1の内
    部データ線と並列に配置される第2の内部データ線とを
    少なくとも含み、 前記選択回路は、選択信号に従って前記第2のラッチ回
    路の出力データおよび前記第2のラッチ回路の出力デー
    タの論理反転データの一方を選択して前記第2の内部デ
    ータ線に伝達する回路を備える、請求項52記載の半導
    体記憶装置。
  55. 【請求項55】 前記選択回路は、テストモード指示信
    号と内部アドレス信号とに従って前記選択信号を生成す
    る回路を含む、請求項54記載の半導体記憶装置。
  56. 【請求項56】 前記ストローブ端子に印加される信号
    に応答して外部からのアドレス信号を取込み、前記内部
    アドレス信号を生成するアドレス生成回路をさらに備え
    る、請求項55記載の半導体記憶装置。
  57. 【請求項57】 データ書込を指示するライトコマンド
    に従って外部アドレス信号を取込み、前記内部アドレス
    信号を生成するアドレス生成回路をさらに備える、請求
    項55記載の半導体記憶装置。
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