JPH0585051B2 - - Google Patents

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JPH0585051B2
JPH0585051B2 JP63069971A JP6997188A JPH0585051B2 JP H0585051 B2 JPH0585051 B2 JP H0585051B2 JP 63069971 A JP63069971 A JP 63069971A JP 6997188 A JP6997188 A JP 6997188A JP H0585051 B2 JPH0585051 B2 JP H0585051B2
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JP
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output
read
array
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clock
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JP63069971A
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JPS63276138A (ja
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Seishiru Baron Henriii
Jeemusu Reburanko Jonii
Maachin Sutoorii Toomasu
Uiraado Jodaa Josefu
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International Business Machines Corp
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Publication date
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Publication of JPH0585051B2 publication Critical patent/JPH0585051B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1051Data output circuits, e.g. read-out amplifiers, data output buffers, data output registers, data output level conversion circuits
    • G11C7/106Data output latches
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1051Data output circuits, e.g. read-out amplifiers, data output buffers, data output registers, data output level conversion circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C2207/00Indexing scheme relating to arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C2207/10Aspects relating to interfaces of memory device to external buses
    • G11C2207/108Wide data ports

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  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
  • Shift Register Type Memory (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
A 産業上の利用分野 本発明は概して言えば半導体論理回路に係り、
より詳細にいえば、新規なレジスタ・フアイル回
路に関する。 B 従来の技術 マイクロプロセツサのデザインのような最近の
複合論理機能回路のデザインにおいて、各レジス
タがバイト、またはデータのワードを記憶するこ
との出来る複数個のレジスタを高速でアクセスす
ることが必要である。これらのレジスタは、複合
論理機能に用いられる他の組合せ論理回路の論理
演算速度よりも遅くない速度でアクセスしうるも
のでなくてはならない。マイクロプロセツサのよ
うな代表的なアプリケーシヨンは、演算子や、ア
ドレスや、ステータス・ワードなどのために、高
速度でアクセスしうる16個の位置を持つレジスタ
を必要とする。半導体チツプの集積度と性能とを
高めるために、複数個のそのようなレジスタを連
続した形にデザインする必要がある。このような
レジスタの連続したブロツクを通常、レジスタ・
フアイルと呼んでいる。レジスタ・フアイルの代
表例は複数個のインストラクシヨンを取り出した
り、記憶したりするもので、それらのインストラ
クシヨンはレジスタ・フアイル中の連続したレジ
スタの1つから順番に読み取られる。 集積回路チツプ内の複合論理機能を行う回路を
テストするために、レベル感知走査デザイン
(Level Sensitive Scan Design−LSSD)が必要
である。LSSDの最も初歩的な形において、レベ
ル感知走査デザインの原理は、テスト期間の間
で、テストされるべき集積回路チツプに埋め込ま
れた論理回路へ出力されるテスト・データを走査
するために、入力パツドからLSSDシフト・レジ
スタの直列入力への専用の直列データ路を使用す
ることを含んでいる。テスト期間において、チツ
プに埋め込まれている論理回路はLSSD走査スト
リングからのテスト・データ入力を処理し、そし
て、埋め込まれた論理回路に関連した出力LSSD
のシフトレジスタへその論理処理の結果を出力す
る。次に、その出力LSSDシフトレジスタは同じ
LSSD走査ストリングか、または他のLSSD走査
ストリングへ結果のテスト・データを出力する。
その結果のテスト・データはテスト結果を分析す
るためにチツプから直列に出力される。これらの
原理は下記の特許に細述されている。 それらの特許は米国特許第3761695号、同第
3783254号、同第3806891号及び同第4071902号で
ある。 例えば、マイクロプロセツサ中の組合せ論理回
路とバランスさせて、同じ集積回路チツプ内にレ
ジスタ・フアイルをデザインするための従来の手
法はランダム・アクセス・メモリ(RAM)を使
つている。一般的に言えば、小規模のRAMアレ
ーならば、マイクロプロセツサ回路とバランスし
て同一の集積回路チツプ中に設けることが出来
る。代表的なRAM回路は行及び列に配列された
記憶セルのアレーを有しており、記憶セルの各行
は一対のビツト・ラインに接続されている。
RAM構造中のビツト・ラインは関連する記憶セ
ルにデータを書き込むためと、関連する記憶セル
からデータを読み取るためとの2つの目的に使わ
れている。RAM構造のためのクロツク装置はた
だ1個のクロツクである。レベル感知走査デザイ
ン(LSSD)技術において用いられている複合論
理機能は相互に重なり合わない2個のクロツクを
必要とする。従つて、RAMフアイルがLSSD技
術を用いた複合論理機能回路チツプに設けられる
とき、RAMクロツクは、チツプのバランスを考
慮して、LSSD論理回路中のマスタ(親)クロツ
クか、またはスレーブ(子)クロツクかの何れか
から選ばれねばならない。しかし、RAMフアイ
ルからの出力は、マスタ・ラツチに印加されねば
ならず、そうしなければ、LSSDデザインの規則
に違反する競争状態が発生するので、マスタ・ク
ロツク信号を選ぶことは出来ない。従つて、
LSSD技術を使つた集積回路チツプ内のRAMフ
アイル用のクロツク・パルスはスレーブ・パルス
を選ばなければならない。論理回路の設計者は、
RAMクロツク・パルスとして使用するため充分
に遅延させた例えばマスタ・クロツクを人為的に
遅らせることが出来るし、あるいは、RAMクロ
ツク・パルスとしてスレーブ・パルスを使うこと
が出来るけれども、論理回路の設計者は、RAM
フアイルを調時する目的で、論理サイクルの期間
中、1個以上のクロツク・パルスを発生させる知
恵を持つていなかつた。従つて、従来のRAMフ
アイルは、1つの論理サイクルの間で書込み動作
か、あるいは読取り動作の何れかを行うことが出
来るが、同じ論理サイクルの間で書込み動作と読
取り動作との両方を行うことは出来ない。 例えばマイクロプロセツサのアプリケーシヨン
において、算術演算動作や論理演算動作を高速度
にすることを、RAMフアイル中の第1アドレ
ス・レジスタを読み取り、且つ第2アドレス・レ
ジスタに書き込むための高速アクセスに大きく依
存しているので、レジスタ・フアイルは、同じ集
積回路チツプに設けられた複合論理機能を行うた
めに、同じ論理サイクルの期間で、異なつてアド
レスされたレジスタへ書込み動作と読取り動作の
両方を行う能力を持つことが不可欠である。従来
技術は充分にこの能力を具えていない。 C 発明が解決しようとする問題点 従つて、本発明の目的は複合論理機能を具えた
集積回路チツプ内に設けることの出来る新規なレ
ジスタ・フアイルを提供することにある。 本発明の他の目的は、改善された方法により、
同じ論理サイクルの間で、異なつてアドレスされ
たレジスタへ書込み動作と、読取り動作の両方を
行う能力を持つ新規なレジスタ・フアイルを提供
することにある。 本発明の他の目的は、集積回路チツプの複合論
理機能回路中に設けることが出来、しかもLSSD
技術によりテストすることの出来る新規なレジス
タ・フアイルを提供することにある。 本発明の他の目的は、所定の状態に電源投入時
リセツトを付勢するための事前にプログラムされ
たバイナリ・ビツト状態を含む新規なレジスタ・
フアイルを提供することにある。 D 問題点を解決するための手段 本発明のレジスタ・フアイルは列及び行に配列
された記憶セルのアレーを含んでおり、各列は記
憶セル中に書き込むための一対のビツト・ライン
を持つている。各記憶セルは、そのセルに特有の
関連する読取りラインに接続された第1ストレー
ジ・ノード(節点)を有するフリツプ・フロツ
プ・セルを含んでいる。読取りアドレス論理回路
は、集積回路チツプ内のLSSD論理回路用のマス
タ・クロツクと同じマスタ・クロツクに接続され
ているイネーブル(活性化)入力を有している。
読取りアドレス論理回路のデコードされた出力は
読取りマルチプレクサへ印加され、読取りマルチ
プレクサはアレー中の記憶セルの列中の1つの列
から来る読取りラインを選択し、そしてこれらの
選択された読取りラインを出力ストレージ・セ
ル・アレーに接続する。出力記憶セル・アレー、
はスレーブ・クロツク信号によつてイネーブルさ
れ、そのスレーブ・クロツク信号は、同じ集積回
路チツプ内のLSSD論理回路に使われているスレ
ーブ・クロツク信号と同じである。出力記憶セ
ル・アレーは読取りマルチプレクサから選択され
た読取りラインのデータを記憶する。読取りマル
チプレクサは読取りラインからのデータ信号出力
を転送し、そしてマスタ・クロツク信号とスレー
ブ・クロツク信号との間の遅延期間の間で選択を
行う。従つて、本発明の回路は、出力記憶セル・
アレーに記憶するため読取りラインの選択を行う
際に、従来無駄な時間であつた、マスタ・クロツ
ク信号とスレーブ・クロツク信号との間の休止
(dead)時間を使う。アレー中の関連する各記憶
セルへ独立した別個の読取りラインを接続する特
性は、マスタ・クロツク・パルス及びスレーブ・
クロツク・パルスの両方が発生する間の区間によ
り、決められた論理サイクルと同じ論理サイクル
で、読み取り及び書き込みを行うために、レジス
タ・フアイル中の異なつたレジスタ列を独立して
アクセスすることを許容する。 更に、本発明の特性は、LSSDのテストを可能
としたことと、アレー中の記憶セルを予め決めら
れた論理状態に非同期的に初期化する能力と、記
憶セル・アレーをバイパスして、LSSDのマスタ
及びスレーブ・ラツチ対を使つた出力記憶セル・
アレー中に、アレーのビツト・ラインの論理状態
をラツチさせ、これにより、レジスタ・フアイル
に接続された複合論理機能のための適当な論理タ
イミングを維持させることとを含んでいる。 E 実施例 第1図を参照すると、データ・ライン18を介
してレジスタ・フアイルのアレー20に接続され
たデータ入力バツフア16を有するレジスタ・フ
アイル10のブロツク図が示されている。レジス
タ・フアイルのアレー20は、書込みアドレス論
理回路22によりアドレスされる夫々のレジスタ
を持つている。レジスタ・フアイルのアレー20
はレジスタに対応する行と列に配列された記憶セ
ルのアレーである。レジスタ・フアイルのアレー
20中の各記憶セルはレジスタ・フアイルのアレ
ー20からの出力線として使われる読取り出力ラ
インを含んでいる。読取り出力ラインは読取りマ
ルチプレクサ30への入力を送り、レジスタ・フ
アイルのアレー20において、選択されるレジス
タの1つに対応するこれらの読取りラインは、読
取りアドレス論理回路24によつて選択される。
選択された読取りライン上の信号は、読取りマル
チプレクサ30を介して、出力ラツチ40に印加
される。出力ラツチ40は、マスタ・ラツチ(親
ラツチ)及びスレーブ・ラツチ(子ラツチ)を含
む複数個のレベル感知走査デザインのラツチ対で
構成されている。 第2A図及び第2B図は本発明のレジスタ・フ
アイルを示している。第2A図に示されたアレー
20は、列1及び列2と、行1、行2、行3及び
行4とに配列された8個のフリツプ・フロツプ記
憶セルとして表わされている。各記憶セルは参照
記号Cijにより区別されており、この場合、i及
びjは通常のマトリツクス表記法に従つて、夫々
行番号と列番号とを表わしている。例えば、フリ
ツプ・ブロツプ記憶セルC11は、アレーの第1
行、第1列にある記憶セルを表わしている。アレ
ー20中の各フリツプ・フロツプ記憶セルは同じ
(但し、後述するリセツト・デバイスIijを除く)
なので、記憶セルC11の構造の説明は、アレー
20中の他のすべての記憶セルの構造に当て嵌
る。第2A図のフリツプ・フロツプ記憶セルC1
1は、2つのストレージ・ノード(結節点)N1
及びN2を有する相補型MOS(CMOS)フリツ
プ・フロツプとして示されており、第1のノード
N1は第1転送ゲートT1を介して真数ビツト・
ラインBL1に接続され、第2のノードN2は第
2転送ゲートT2を介して補数ビツト・ライン
BL1*に接続されている。第1及び第2転送ゲー
トT1及びT2は書込み信号ラインW1に接続さ
れている制御電極を持つている。第1列の真数及
び補数ビツト・ラインBL1及びBL1*は、入力
データ・バツフア16からの複数本の入力デー
タ・ライン18の対応するラインを介して接続さ
れている。代表的に言えば、ビツト・ラインBL
1及びBL1*は公知の方法で相補的に駆動され
る。 本発明の1つの特徴は、例えば第2図に示され
たC11に接続されたR11のように、アレー2
0中の各記憶セルCijに対して、独立した独特な
読取りラインRijを接続したことにある。 第3図は書込みアドレス論理回路22の論理ブ
ロツク図を示しており、アドレス論理回路22の
出力W1,W2,W3及びW4は第2A図に示し
たアレー20中の各記憶セルの転送ゲート制御電
極に印加される。第3図の書込みアドレス論理回
路22は、マスタ・クロツクMCに接続された1
つの入力と、図示された実施例では2本のバイナ
リ・アドレス入力ラインWA0とWA1とを備え
ており、そして、ビツト・ライン18で表示され
るバイナリ状態を書き込むために、第2A図のア
レー20中の4個のレジスタ行のうちの1つのレ
ジスタ行の選択をイネーブル(enable)(活性化)
する。 読取りアドレス論理回路24の論理ブロツク図
を、第4図に示してある。読取りアドレス論理回
路24は、第2B図に示された読取りマルチプレ
クサ30に印加される読取りライン選択信号RE
1,RE2,RE3及びRE4を発生する。第4図
に示されているように、読取りアドレス論理回路
24は、マスタ・クロツク信号MCに接続された
1つの入力を持ち、そして、この回路24は、読
取りアドレス・ラインRA0及びRA1のバイナ
リ状態へラツチRL及びRL′をラツチさせ、これ
によりRE1,RE2,RE3及びRE4の4個の読
取りライン選択信号のうちの1個の信号を選択す
る。 第2B図に示された読取りマルチプレクサ30
は、第2B図に示されたように、第1列に関連し
た組合せ論理ブロツクRM1、第2列に関連した
論理ブロツクRM2等々を持つている。関連した
各列、即ち列1等々における各関連した記憶セル
C11等々からの各関連した読取りラインR11
は、第2A図のレジスタ・フアイル・アレー20
中の選択されたレジスタに対応する記憶セルの1
つを選択するために、読取りマルチプレクサ30
中のRM1組合せ論理ブロツクの対応するアン
ド・ゲートに接続される。その選択は、読取り線
選択ラインRE1乃至RE4のうちの1本に信号を
出力する読取りアドレス論理回路24によつて遂
行される。選択された読取りラインR11等々
は、関連する記憶セルC11に記憶されたバイナ
リ状態を、読取りマルチプレクサ30の組合せ論
理ブロツクRM1を介して転送し、その出力ライ
ン31等々に出力する。この動作はアレー20の
各関連する列1、列2等々に対して行われる。例
えば、列2中の組合せ論理ブロツクRM2の出力
は、その関連するライン32にその出力を転送す
る。 マルチプレクサ30はアレー20から読取りラ
イン上にデータ信号出力を転送し、そして第5図
のタイミング図に示された遅延期間DPの間でそ
の選択を遂行する。出力ラツチ40は、列1につ
いてはL1及びL1*であり、列2についてはL
2及びL2*等々であるような行を形成する
LSSDフリツプ・フロツプ・ラツチ対である。L
1,L2等々はマスタLSSDラツチであり、そし
て、L1*,L2*等々はスレーブLSSDラツチで
ある。アレーのセルCijの各々はLSSDマスタ・ラ
ツチとして動作する。従つて、アレー・セルCij
のセルが出力ラツチ40に出力すれば、次にそれ
はスレーブ・ラツチLj*に出力する。読取りマル
チプレクサ30の組合せ論理ブロツクRM1から
の出力31はスレーブ・ラツチL1*に印加され
る。列2中のRM2の出力32はスレーブ・ラツ
チL2*に印加される。出力ラツチ40中の各ス
レーブ・ラツチL1*,L2*等々は、第5図のタ
イミング図表に示されているようなマスタ・クロ
ツク信号MCの発生から遅延期間DP経過後に発
生するスレーブ・クロツク信号によつてイネーブ
ルされる。スレーブ・クロツク信号SCが発生し
たとき、その信号は、例えば読取りマルチプレク
サ30から出力ライン31に印加されたバイナリ
状態を、例えばスレーブ・ラツチL1*中に記憶
させる。読取りマルチプレクサ30からのデータ
出力が出力ラツチ40の関連するスレーブ・フリ
ツプ・フロツプ・ラツチに記憶されるや否や、そ
のバイナリ状態は第2A図のレジスタ・フアイル
の関連する出力ノードO1,O2等々に有効とな
る。 第5図のタイミング線図を参照すると、本発明
のレジスタ・フアイルはマスタ・クロツクMCの
終期と、スレーブ・パルスの始期との間に生じる
休止(dead)時間を利用して、読取りマルチプ
レクサ30による読取りラインの選択と、マルチ
プレクサを介して出力ラツチ40へ対応するデー
タ信号の転送をイネーブルする。従来無視されて
いた休止時間のこの利用は、同じ集積半導体チツ
プ上に、関連する複合ロジツク機能を併合するこ
とにより、レジスタ・フアイルの一層の高速動作
を可能にする。 加えて、書込み動作と、別個に独立した読取り
動作との両方を、本発明のレジスタ・フアイルの
同じ論理サイクルの間で遂行することが出来る。
書込み論理回路22はマスタ・クロツク信号MC
の発生を基準としたタイミングを有すること、そ
して、アレー20中の記憶セルの特定の列の選択
はマスタ・クロツク信号MCの発生の時間を基準
としていることは注意を払う必要がある。この回
路の読取り動作は、アレーからのデータが出力ラ
ツチ40のスレーブ・ラツチに記憶されたときに
完成される。読取りマルチプレクサは、マスタ・
クロツク信号がオンの区間の間で、出力ラツチ4
0に接続されるべきアレー20からの特定の読取
りラインの選択を遂行する。スレーブ・クロツク
信号がオンであるとき、出力ラツチ40は読取り
マルチプレクサ30から、選択された読取りライ
ンのバイナリ状態を記憶し、これにより、出力ラ
インO1,O2等々に、アレー20中で別個に選
択された列の記憶セルのバイナリ状態を表示する
有効な出力信号を発生する。従つて、マスタ・ク
ロツク・パルスと、スレーブ・クロツク・パルス
の両方を含む同じ論理サイクルの間で、第1のレ
ジスタ列への書込み動作と、第2のレジスタ列か
らの読取り動作との両方を遂行することが出来る
ことが分る。このような読取り動作と書込み動作
の同時遂行は、レジスタ・フアイル・アレーの入
力と、レジスタ・フアイル・アレーの出力との両
方に接続されたLSSD組合せ論理回路と両立しう
るタイミング順序で達成される。このようにし
て、完全にテスト可能で、LSSD技術を利用した
他の複合論理機能を有する同じ集積回路チツプ上
に、完全に両立しうるレジスタ・フアイルを実現
することが出来る。 第2A図及び第2B図を再度参照して、アレー
20に関連する記憶セルCijが所定の状態に初期
化される、即ちリセツトされることを説明する。
リセツトは、各記憶セルCijに設けられたリセツ
トFETデバイスIijにより遂行される。各リセツ
ト・デバイスIijはそのゲート電極にリセツト入
力Jを持つている。例えば、記憶セルC11は、
ノードN1と正電位+Vとの間に接続されたソー
ス/ドレイン通路を有するデバイスI11を持つ
ている。リセツト信号Jがオンに転じた時、ノー
ドN1は正電位にされ、これにより記憶セルC1
1を所定の初期状態にリセツトする。更に第2A
図に示されたセルC21を参照すると、リセツ
ト・デバイスI21はセルC21のノードN1と
接地電位との間に接続されたソース/ドレーン通
路を有していることが示されている。リセツト信
号Jがオンに転じたとき、リセツト・デバイスI
21は、記憶セルC21のノードN1に接地電位
を印加し、これにより、上述したようなセルC1
1の初期設定のバイナリ状態とは反対のバイナリ
状態に、記憶セルC21を設定する。アレー20
中のすべてのセルCijはリセツトFETデバイスIij
を持つているので、リセツト信号Jがアレーを初
期化するようオンに転じたとき、アレー中のすべ
てのセルCijは所定の初期バイナリ状態を持つこ
とになる。このことはレジスタ・フアイル・アレ
ーの自己テスト機能を与えるという利益を生ず
る。何故ならば、アレー20の各行の内容は出力
ラツチ40に読み出すことが出来、そして、次
に、出力ラツチ40のLSSD走査動作を行うこと
によつて、アレーの各アドレスされた行中の各関
連セルの動作性を決定することが出来るからであ
る。ラツチ40のLSSD走査動作については後述
する。アレー20中のリセツト・デバイスにより
与えられる初期化機能は、以下のような他の利益
を与える。即ち、記憶セルの所定の状態はインス
トラクシヨンの初期の組を表示することが出来る
し、あるいは、同じ集積回路チツプ上のレジス
タ・フアイルと関連した複合論理機能の始動動作
に必要な他の始動情報を表示することが出来る。 第1図から、出力論理回路42は、バイパスモ
ード動作、走査テストモード動作、または通常ア
レー出力モード動作を発生させることにより、出
力ラツチ40により遂行される種々の機能に対し
て制御を与える。出力論理回路42の細部は第6
図に示されており、その動作モードの真数表は以
下の通りである。
【表】 本発明は、LSSDの動作原理を用いた複合論理
機能を有する装置の場合特に利益がある。LSSD
論理回路において、すべてのラツチは、マスタ・
クロツクMCにより調時されるマスタ・ラツチ部
分と、スレーブ・クロツクSCにより調時される
スレーブ・ラツチ部分とを有する二重ラツチであ
る。組合せ論理ブロツクの出力は常に、MCクロ
ツク区間の間でマスタ・ラツチの入力へ印加さ
れ、次に、マスタ・ラツチに記憶されたデータは
次のSCクロツク区間の間で対応するスレーブ・
ラツチに転送される。次の組合せ論理ブロツクへ
の入力信号は、LSSDラツチのスレーブ・ラツチ
出力から次の組合せ論理ブロツクの入力へ印加さ
れる。LSSD回路のこの動作原理は、製造時及
び、回路の電源投入時のような機能テスト時の両
方において、レベル感知走査デザインのテストを
行わせることが出来る。従つて、レベル感知走査
デザイン組合せ論理機能の環境に完全に両立させ
るために、本発明のレジスタ・フアイルはマス
タ・クロツクMC区間の始期において、スレー
ブ・ラツチからの出力を受け取る能力を有さなけ
ればならず、且つ更に、スレーブ・クロツクSC
区間の終期においてアレー20からの結果を出力
する能力を持つていなければならない。 アレー記憶及び読み出しモードに加えて、レジ
スタ・フアイルにバイパスモードが与えられたと
き、上述のことは更に興味ある機能を生じる。バ
イパスモードにおいて、マスタ・クロツクMC区
間の始期においてD1,D2乃至D8において入
力バツフア16に印加されたデータ信号は出力ラ
ツチ40中のマスタ・ラツチL1,L2等々に直
ちに印加されねばならない。然しながら、これと
は対照的に、例えば列C11,C12等々に沿つ
てレジスタ・フアイル・アレー中に記憶されたデ
ータを読み取つて、出力ラツチ40に接続した組
合せ論理ブロツク入力に印加しようとする場合、
出力ラツチ40から、接続されている組合せ論理
ブロツクの入力へ、次のマスタ・クロツクの始め
において有効である出力を与えるために、アレー
20中の記憶セルC11,C12等々は、その出
力がスレーブ・ラツチL1*,L2*等々に接続さ
れているマスタ・ラツチとして動作することが必
要とされる。これは、出力論理回路42へのバイ
パス・イネーブル入力をオンにすることによつて
行われるので、第6図に示された論理素子50
は、マスタ・クロツクMCをクロツク・ライン
MC1に接続し、且つスレーブ・クロツクSCをク
ロツクラインSC2に接続する。第2B図を参照
することによつて、転送デバイスT3及びT4
は、MC1がオンになることによつて導通され、
これによりビツト・ラインBL1及びBL1*がマ
スタ・ラツチL1のバイナリ状態をリセツトする
ことが理解できる。MC2ラインはオフなので、
デバイスT9及びT10は導通せず、従つて情報
は1つの列から次の列へ転送されず、その結果、
この時間で不必要なLSSD走査機能を回避する。
ラインSC2がオンに転ずることにより、スレー
ブ・クロツクSCがオンになつたときに転送デバ
イスT5及びT6が導通され、これにより、この
マスタ・ラツチL1のノードN3及びN4のバイ
ナリ状態をスレーブ・ラツチL1*の対応ノード
N5及びN6へ転送する。かくして、スレーブ・
クロツクSC区間の終期において、スレーブ・ラ
ツチL1*のノードN5のバイナリ状態は有効に
なり、インバータを介して出力ラツチ40の出力
点O1に印加される。このようにして、D1乃至
D8において、マスタ・クロツク区間MCの間、
レジスタ・フアイルのデータ入力レジスタに印加
されたデータは有効になり、スレーブ・クロツク
区間SCの終期において、出力ラツチ40の出力
点O1乃至O8で利用可能になる。以上、どのよ
うにして、バイパスモードが達成され、LSSDの
タイミングが維持されるかについて説明された。 LSSD走査モードは、バイパスモードが除去さ
れ且つアレー出力モードが除去されているときに
発生されねばならない。LSSD走査モードにおい
て、出力ラツチ40は、外部テスト・データ・ラ
インEによるか、あるいはアレー20の特定の列
を読み取ることによるかの何れかで書き込まれ
る。従つて、マスタ・ラツチLi及びスレーブ・ラ
ツチLi*は、直列のシフト・レジスタ鎖に接続さ
れ、ラツチに記憶されているデータは、そのシフ
ト・レジスタ鎖によつて、テスト目的のために、
接続されたLSSD走査ストリングへ転送される。
これは、出力論理回路42の走査イネーブル・ラ
インをオンに転ずることにより行われるので、第
6図に示した論理素子52はマスタ・クロツク
MCをMC2ラインへ接続し、且つスレーブ・ク
ロツクSCをSC2ラインに接続する。第2B図を
参照することによつて、MC2ラインがマスタ・
クロツクの波形MCを印加したときに、マスタ・
ラツチL1のFETデバイスT9及びT10が導
通されることが分る。従つて、テスト・データが
外部テスト・データ入力Eに印加されると、テス
ト・データの真数がFETデバイスT11のゲー
ト電極に印加され、そしてテスト・データの補数
がFETデバイスT2のゲート電極に印加される。
デバイスT9及びT10がオンに転じているか
ら、外部テスト・データ・ラインE上に印加され
たデータ信号はデバイスT11又はT12の一方
を導通し且つ他方を非導通にするので、その結
果、マスタ・ラツチL1の状態がセツトされる。
次に、スレーブ・クロツク区間の間でSC2ライ
ンはスレーブ・クロツクSCに接続されているか
ら、スレーブ・ラツチL1*のデバイスT5及び
T6は導通され、その結果、マスタ・ラツチL1
のバイナリ状態をスレーブ・ラツチL1*に転送
する。次の区間の間で、MC2ラインはマスタ・
クロツク波形に接続されているから、マスタ・ラ
ツチL2のトランジスタT11′及びT12′のゲ
ート電極に印加され、スレーブ・ラツチL1*
記憶されたバイナリ状態は有効となり、マスタ・
ラツチL2のバイナリ状態をセツトするのに使わ
れ、その結果、マスタ・ラツチL1に最初に書き
込まれたテスト・データのバイナリ状態を次に、
そのマスタ・ラツチL2に転送する。同時に、新
しいバイナリ状態がマスタ・ラツチL1に書き込
まれ、これによつて、マスタ及びスレーブ・ラツ
チL1,L1*,L2,L2*等々の連続した順序
で、ラインE上の外部印加テスト・データを転送
する。 LSSD走査転送の間で、テスト・データを出力
ラツチ40へ印加するための他の方法として、ア
レー20中の記憶セルCijの1つの列の内容を、
対応するスレーブ・ラツチL1*,L2*等々へ直
接に転送することがある。この方法は以下のよう
にして行われる。マスタ・クロツク区間MC及び
次に続くスレーブ・クロツク区間SCを遂行する
のに必要な期間として論理サイクルを決める。第
1論理サイクルの間、Jリセツト・ラインはオン
に転じられ、これによりアレー20中のすべての
記憶セルCijのバイナリ状態を初期化する。例え
ば、セルC11はバイナリ「1」を表わす正電位
にされたノードN1を持たせる。次に、次の論理
サイクルの間で、読取り動作を行い、この読取り
動作において、読取りアドレス論理回路24は印
加されたアドレスRA0,RA1を有しており、
そして対応する読取りラインR11は、記憶セル
C11のノードN1を読取りマルチプレクサ素子
RM1の出力ライン31に接続する。この通常の
アレー出力モード動作の間で、バイパス入力ライ
ン及び走査入力ラインの両方ともオフなので、出
力論理回路42は、第6図に示されたように、
SC1ラインをスレーブ・クロツクSCへ接続した
論理素子54を持つている。読取りマルチプレク
サRM1からの出力ライン31は、SC1ライン
がオンに転じたときに、スレーブ・ラツチL1*
に接続されるので、出力ライン31はデバイスT
7及びT8を導通させ、これによりスレーブ・ラ
ツチL1*のバイナリ状態をセツトする。スレー
ブ・ラツチL1*,L2*乃至L8*はアレー20
の選択された行中の記憶セルC11,C12乃至
C18のバイナリ状態にセツトされる。次に、出
力論理回路42の走査イネーブル・ラインはオン
にされ、これにより、第6図の出力論理回路42
はMC2ラインをマスタ・クロツクMCに接続さ
せ、且つSC2ラインをスレーブ・クロツクSCに
接続させる。次に、次の(3番目のサイクル)論
理サイクルにおいて、マスタ・クロツクMCがオ
ンに転じたとき、MC2ラインが付勢され、これ
によりスレーブ・ラツチL1*のバイナリ状態を
マスタ・ラツチL2へ転送させる。次のスレー
ブ・クロツクSC区間がオンに転じたとき、ライ
ンSC2はオンに転じ、これによりマスタ・ラツ
チL2に記憶されているバイナリ状態をスレー
ブ・ラツチL2*に転送させる。このようにして、
テスト情報としてアレー20中の記憶セルの列に
セツトされた所定のバイナリ状態は出力ラツチ4
0に転送され、そしてアレー20中の記憶セルの
自己テストを行うために、LSSDテスト・モード
において走査される。 最後に、アレー出力モードにおいては、既に述
べたように、出力論理回路42へのバイパス入力
と走査入力の両方はオフにされる。従つて、出力
論理回路42は、SC1ラインをスレーブ・クロ
ツクSCに接続した態様の第6図に示した論理素
子54を持つている。従つて、マスタ・クロツク
区間の間で、記憶セルCijの特定の行が対応する
読出しラインRij上に読み出されたとき、選択さ
れた列中の記憶セルの出力は、スレーブ・クロツ
クSC区間の間、SC1ラインによつて導通される
転送デバイスT7及びT8を介して、対応するス
レーブ・ラツチL1*,L2*等々に書き込まれ
る。次に、スレーブ・ラツチL1*,L2*等々の
バイナリ状態は出力ラツチ40の出力点O1,O
2等々において有効となる。 第8図及び第9図は本発明のレジスタ・フアイ
ルの二重クロツク源バツフア特性を説明するため
の図である。第9図はクロツクのタイミングに対
して2つのクロツク源を示すタイミング図表であ
る。図示の如く、添字「a」を付された第1のク
ロツク源は第1マスタ・クロツクMCa及び第1
スレーブ・クロツクSCaのクロツク源を示し、添
字「b」を付されたクロツク源は夫々第2マス
タ・クロツク源MCb及び第2スレーブ・クロツ
ク源SCbを示す。「a」源は、例えば、第1クロ
ツクの位相及び周波数を有するデータ・バス用と
して用いられ、そして第2の「b」源は例えば、
接続されたマイクロプロセツサの調時用として用
いられてよい。そのような例において、本発明の
レジスタ・フアイルは、マイクロプロセツサと、
これに接続されたバスとの間のタイミングが異な
つた位相及び周波数であつたとしても、両者の間
のデータ転送を可能とするための速度整合バツフ
アとして使用することが出来る。第9図のタイミ
ング図を参照すると、マスタ・クロツクMCaは
マスタ・クロツクMCbの周期的な繰返し速度の
半分の周期的繰返し速度を有していることが分
る。更に、スレーブ・クロツクSCaは、同じ繰返
し速度を有するマスタ・クロツクMCaとは重複
しない波形を有していることが分る。同様に、ス
レーブ・クロツクSCbはマスタ・クロツクMCb
とは重複しない波形を有し且つMCbと同じ繰返
し速度を持つていることが分る。「a」源と「b」
源の相対的なタイミングを更に説明するために、
MCaは時間t1で開始するものとして示されてお
り、MCbも時間t1で開始するものとして示されて
いる。然しながら、MCbは時間t2で降下するもの
として示されており、その時間は、MCaの降下
時間t3′よりも2倍だけ速く降下する。第9図に
示されているように、MCaは、MCbが3回目に
上昇する時間t9まで再度上昇することはない。ス
レーブ・クロツクSCaはt5で上昇し、t7で降下す
るのに反して、スレーブ・クロツクSCbは、SCa
よりも2倍の速さを有し、t3で上昇しt4で降下
し、更にt7で上昇し、t8で降下する。 二重クロツク源バツフア特性を第8図を参照し
て説明する。第2図に示された入力バツフア1
6、アレー20、読取りマルチプレクサ30、出
力ラツチ、出力論理回路42、読取りアドレス論
理回路24及び書込みアドレス論理回路22は第
1図に関連して説明されたものと同じである。第
1パルス源「a」がマスタ・クロツクMCa及び
スレーブ・クロツクSCaを調時して第8図の論理
回路へ入力し、そして第2のパルス源「b」がマ
スタ・クロツクMCb及びスレーブ・クロツク
SCbを調時して第8図の論理回路へ入力するもの
として示されている。「a」源マスタ・クロツク
MCaは、第1図に示された「MC」入力と代替す
る書込みアドレス論理回路22へのマスタ・クロ
ツク入力として印加される。第8図に示されてい
るように、クロツク選択CS入力は「a」源のク
ロツクMCa及びSCaを出力論理回路に印加する
か、または「b」源のクロツクMCb及びSCbを
出力論理回路42に印加するかを選択する。ま
た、第8図に示したように、クロツク選択論理入
力CSは、「a」源のマスタ・クロツクMCaか、
あるいは「b」源のマスタ・クロツクMCbの何
れかを読取りアドレス論理回路24に印加するか
を選択する。 第8図のレジスタ・フアイル回路が単一のクロ
ツク源で動作されるときは、クロツク選択論理入
力信号CSは、第8図に示した回路をバランスさ
せるため、「a」クロツク源MCa及びSCaだけが
第8図の回路に印加されるようにセツトされる。
これは、第1図乃至第7図を参照して既に説明し
た動作モードである。 二重クロツク源バツフア・モードにおいて、ク
ロツク選択入力信号CSは、「b」源マスタ・クロ
ツクMCbが出力論理回路42へ印加され、且つ
「b」源スレーブ・クロツクSCbが出力論理回路
42のSC入力端子に印加されるようにセツトさ
れる。この動作モードにおいて、入力バツフア1
6に印加され、そして書込みアドレス論理回路2
2の制御の下でアレー20中に書き込まれたデー
タは「a」源クロツクMCaによつて調時される。
これは、例えば、バスから受け取つた情報を、相
対的に低いバス速度でアレー20中に書き込むこ
とに相当する。第8図に示された「a」クロツク
速度でアレー20へ書き込まれたデータは、より
速い「b」クロツク速度を使つてより速いマイク
ロプロセツサに読み出すことが出来る。これを達
成するために、「b」クロツク源マスタ・クロツ
クMCbが読取りアドレス論理回路24及び出力
論理回路42に与えられ、そして、より速いスレ
ーブ・クロツクSCbが出力論理回路42に与えら
れる。次に、読取り動作は第1図乃至第6図に関
連して既に説明したのと同様な態様で進められ
る。出力ラツチ40からの出力点Oiにおけるデ
ータ速度が第8図に示されたように、より高速度
の「b」クロツク源の周波数でスレーブ・ラツチ
Li*から得られる。このようにして、第7図に示
された二重クロツク源バツフア特性によつて、ア
レー20中に書き込まれる場合と、アレー20か
ら読み取られる場合の位相及び周波数の差異を、
整合することが出来る。 また、第1図乃至第6図に関連して説明された
バイパスモード動作及びLSSD走査モード動作
は、クロツク選択入力CSの設定に従つて、第7
図の二重クロツク源バツフア回路を用いることに
よつて、「a」源の速度でも、「b」源の速度でも
何れの速度でも遂行することが出来る。或る適用
例においては、異なつた速度、または異なつた位
相で列に書き込んだり、或いは列から読み取つた
りするのを避けるために、書込みアドレスWA
0,WA1及び読取りアドレスRA0,RA1の標
識を検出するための論理回路を含ませる必要があ
る。このような場合の救済方法の1例として、書
込み動作は、読取り動作より常に先行させる方法
がある。簡単な比較器を対応する書込みアドレ
ス・ラインと読取りラインとの間に接続すること
によつて、読取りアドレスの値と書込みアドレス
の値とが同じである同時的な印加の発生を判別
し、そして、例えばその比較器から読取りアドレ
ス論理回路24へ無効ライン出力を与えることに
よつて、読取りアドレス論理回路を書込み論理回
路22のリフアレンスに対して無能にすることが
出来る。本発明を利用する特定の例に応じて、他
の別の救済法を選ぶことが出来る。デバイスIij
中に記憶された所定のビツト・パターンによつて
アレー20を初期化、すなわちリセツトする必要
のあるときは、Jライン上に1個のパルスを与え
ることによつて、書込みアドレス論理回路22を
瞬時に滅勢することを必要とするだけだから、書
込みアドレス論理回路からアドレス信号を印加す
ることによる妨害を受けることなく、リセツト・
ビツトはアレー20の関連する記憶セル中に効果
的に書き込まれる。 F 発明の効果 以上説明したように、本発明は同じ論理サイク
ルの間で、異なつたアドレス・レジスタで書き込
みまたは読み取ることの出来る新規なレジスタ・
フアイルを提供する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のレジスタ・フアイルの論理ブ
ロツク図、第2図は第2A図と第2B図の関係を
示す図、第2A図及び第2B図は本発明のレジス
タ・フアイルの詳細を説明するための論理ブロツ
ク図、第3図は書込みアドレス論理回路の細部を
示す図、第4図は読取りアドレス論理回路の細部
を示す図、第5図は本発明のフアイル・レジスタ
の動作を説明するためのタイミング図、第6図は
出力論理回路の論理ブロツク図、第7図は二重ク
ロツク源バツフア特性を説明するためのブロツク
図、第8図は二重クロツク源バツフア回路に使わ
れるパルスのタイミング図である。 10……レジスタ・フアイル、16……データ
入力バツフア、20……記憶セル・アレー、22
……書込みアドレス論理回路、24……読取りア
ドレス論理回路、30……読取りマルチプレク
サ、40……出力ラツチ、42……出力論理回
路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) M列(Mは正の整数)に配列され、その
    各列が真数ビツト・ラインと補数ビツト・ライ
    ンをもつような、2n×M個(nは正の整数)の
    記憶セルのアレーであつて、 上記各記憶セルは、2個の記憶ノードをもつ
    フリツプ・フロツプ・セルと、第1の転送ゲー
    トを介して上記真数ビツト・ラインに接続され
    た第1のノードと、第2の転送ゲートを介して
    上記補数ビツト・ラインに接続された第2のノ
    ードを有し、上記第1及び第2の転送ゲートは
    制御電極を書込み信号に接続されてなり、上記
    M列のセルのうちの個々の列における上記真数
    ビツト・ライン及び上記補数ビツト・ライン
    は、M本のデータ入力ラインのうちの1つにそ
    れぞれ接続されてなり、 さらに上記記憶セルは、該記憶セルの上記第
    1のノードに接続された読み取りラインを有す
    る記憶セルのアレーと、 (b) マスター・クロツク信号に接続された入力
    と、Nビツト書込アドレス入力と、上記アレー
    中の上記M列のうちの個々の列を占める各記憶
    セルの上記転送ゲートの上記制御電極に個々に
    接続された2n本の出力ラインをもち、該2n本の
    出力ラインは、Mビツトの入力データを書き込
    むべく行として上記記憶セルのうちのM個を選
    択するために書き込み信号を上記記憶セルに転
    送するものである書き込みデコーダと、 (c) 上記マスター・クロツク信号に接続された入
    力と、Nビツトの読み取りアドレス入力をもつ
    読み取りアドレス・ラツチと、 (d) 上記アレーからの上記読み取り出力ラインと
    しての2n×M本の入力と、該2n×M本の入力か
    らM本を選択し対応するM個のデータ信号をM
    本の出力ライン上に出力するための上記読み取
    りアドレス・ラツチからのNビツト入力をもつ
    マルチプレクサと、 (e) 上記マスター・クロツク信号の発生からある
    遅延期間の後発生するスレーブ・クロツク信号
    によつてイネーブルされ、上記マルチプレクサ
    によつて選択された、上記M本の出力ライン上
    の上記アレーからのデータを記憶するためのM
    ビツト出力記憶セル・アレーとを具備し、 (f) 上記マルチプレクサは上記アレーから上記読
    み取りライン上へ上記データ信号を伝播しその
    選択を上記遅延期間に実行し、 以て高速でデータを読み書きできるようにし
    た、レジスタ・フアイル。
JP63069971A 1987-04-30 1988-03-25 レジスタ・フアイル Granted JPS63276138A (ja)

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US4416787A 1987-04-30 1987-04-30
US44167 1987-04-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63276138A JPS63276138A (ja) 1988-11-14
JPH0585051B2 true JPH0585051B2 (ja) 1993-12-06

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ID=21930865

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JP63069971A Granted JPS63276138A (ja) 1987-04-30 1988-03-25 レジスタ・フアイル

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JP (1) JPS63276138A (ja)
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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9799379B2 (en) 2012-07-20 2017-10-24 Nxp Usa, Inc. Hold time aware register file module and method therefor

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JPS6194295A (ja) * 1984-10-16 1986-05-13 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置
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