JP2000021198A - 同期型半導体集積回路装置 - Google Patents

同期型半導体集積回路装置

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JP2000021198A
JP2000021198A JP10184703A JP18470398A JP2000021198A JP 2000021198 A JP2000021198 A JP 2000021198A JP 10184703 A JP10184703 A JP 10184703A JP 18470398 A JP18470398 A JP 18470398A JP 2000021198 A JP2000021198 A JP 2000021198A
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JP
Japan
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circuit
signal
clock signal
delay
output
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Pending
Application number
JP10184703A
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English (en)
Inventor
Tsukasa Oishi
司 大石
Hiroaki Tanizaki
弘晃 谷崎
Shigeki Tomishima
茂樹 冨嶋
Yutaka Komai
豊 駒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Texas Instruments Inc
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Texas Instruments Inc
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, Texas Instruments Inc filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Priority to US09/205,586 priority patent/US6385125B1/en
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C29/08Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
    • G11C29/12Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details
    • G11C29/14Implementation of control logic, e.g. test mode decoders

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テスト動作モードにおいてテスタ装置の生成
する外部クロック信号よりも高速なテスト動作が可能な
同期型半導体集積回路装置を提供する。 【解決手段】 同期型半導体記憶装置1000は、テス
ト動作モードにおいて、外部クロック信号ext.CL
Kを受けて、周波数の高い内部クロック信号int.C
LKを生成する内部クロック調整回路200に制御され
て、書込み動作および読出動作を行う。内部クロック調
整回路200に含まれるクロック周期変換回路400
は、外部クロック信号をから順次位相の遅れたクロック
信号CLK1〜CLK8の特定の対について、階層的に
排他的論理和演算を行うことにより、内部クロック信号
int.CLKを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
装置に関し、特に、外部クロック信号に同期して動作す
る半導体集積回路装置に関する。より特定的には、この
発明は、外部クロック信号に同期して動作する、たとえ
ば同期型半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のマイクロプロセッサ(以下、MP
Uと称す)の動作速度の向上に伴い、主記憶装置として
用いられるダイナミックランダムアクセスメモリ(以
下、DRAMと称す)等の高速アクセスを実現するため
に、クロック信号に同期して動作する同期型DRAM
(シンクロナスDRAM:以下、SDRAMと称す)等
が用いられている。
【0003】また、上述したようなSDRAMに限ら
ず、近年の半導体集積回路装置の動作速度は、その微細
加工技術や設計技術等の向上に伴って、著しく向上して
いる。
【0004】このようなSDRAM等の半導体集積回路
装置の製造工程においては、その製造工程中において、
あるいは製品出荷段階前において、製品の良不良の判断
や信頼性保証のために、いわゆるテスタ装置による電気
的特性の評価が行なわれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たとおりSDRAM等の動作速度の向上に伴って、テス
タ装置の動作速度も試験対象デバイスの動作速度に対応
して向上させることが必要となり、試験コストが高くな
る傾向にある。
【0006】図21は、従来の1Gビットの容量を有す
るSDRAM2000の全体構成を示す概略ブロック図
である。
【0007】SDRAM2000は、クロック入力端子
2およびクロック入力バッファ4を介して外部クロック
信号ext.CLKを受け内部クロック信号int.C
LKを出力する内部制御クロック生成回路8と、外部制
御信号入力端子10を介して与えられる制御信号を入力
バッファ12〜20を介して受け、内部制御信号を出力
するモードデコーダ22と、入力信号の“H”レベルま
たは“L”レベルの判定をする際の基準電位Vrefを
受ける入力端子22と、アドレス信号入力端子30を介
して与えられるアドレス信号と、制御信号とに応じて、
SDRAM2000の動作モードに対する情報、たとえ
ばバースト長に関するデータ等を設定し保持するモード
レジスタ46と、アドレス信号入力端子30を介して与
えられるアドレス信号A0〜A12を受けて、モードデ
コーダ22に制御されて時分割して与えられる行アドレ
スおよび列アドレスをそれぞれ受けるロウアドレスバッ
ファ47およびコラムアドレスバッファ49とを含む。
【0008】SDRAM2000は、さらに、モードデ
コーダ22により制御され、セルフリフレッシュモード
が設定されている期間中セルフリフレッシュ動作を制御
するクロックを出力するセルフリフレッシュタイマ54
と、セルフリフレッシュタイマ54により制御されて、
セルフリフレッシュ期間中のアドレス信号を出力するリ
フレッシュアドレスカウンタ56と、リフレッシュアド
レスカウンタ56およびロウアドレスバッファ47から
の出力を受けて、通常動作中はロウアドレスバッファ4
7からの出力を、セルフリフレッシュモード期間中はリ
フレッシュアドレスカウンタ56からの出力を選択的に
出力するマルチプレクサ58と、アドレス信号入力端子
30を介して与えられるバンクアドレスBA0〜BA2
を受けるバンクアドレスバッファ51、バンクアドレス
バッファ51からの出力を受けて、指定されたバンクア
ドレスを出力するバンクデコーダ66と、指定されたバ
ンク内の行アドレスをプリデコードするロウプリデコー
ダ62と、コラムアドレスバッファ51からの出力を受
けて、バーストモードが指定されている間は設定されて
いるバースト長に応じたバーストアドレスを出力するバ
ーストアドレスカウンタ60と、バーストアドレスカウ
ンタ60からの出力を受けて、選択されたバンク内の列
アドレスをプリデコードするコラムプリデコーダ64と
を含む。
【0009】SDRAM2000は、さらに、バンク0
〜バンク7にそれぞれ対応して設けられるメモリアレイ
ブロック100、110および120と、各メモリアレ
イブロック(バンク)に対応して設けられ、バンクデコ
ーダ66およびロウプリデコーダ62からの出力に応じ
て、対応するバンク中の行の選択を行なうロウデコーダ
102、112、122と、各バンクに対応して設けら
れ、コラムプリデコーダ64からの出力を受けて、対応
するバンク中の列の選択を行なうコラムデコーダ10
4、114、124と、各バンクに対応して設けられ、
読出されたデータをグローバルI/OバスG−I/Oに
与え、あるいはグローバルI/OパスG−I/Oからの
書込データを対応するメモリアレイブロックに与える入
出力回路106、116、126と、グローバルI/O
バスに与える書込データ、あるいはグローバルI/Oバ
スにより伝達された読出データを保持するリード/ライ
トレジスタ84と、リード/ライトレジスタ84に対し
て双方向入出力バッファ72〜82を介して設けられ、
入出力データDQ0〜DQ31を外部との間で授受する
データ入出力端子70とを含む。
【0010】図22は、図21に示した従来のSDRA
M2000の動作を説明するためのタイミングチャート
である。
【0011】時刻t0(図示せず)において、外部クロ
ック信号ext.CLKの立上がり時点において、信号
/CS、信号/RASが活性状態(“L”レベル)であ
って、活性化されるバンクアドレスが指定されること
で、対応するバンクの動作が活性化されているものとす
る。
【0012】また、時刻t0において与えられたアドレ
ス信号に応じて、対応する行の選択動作が行なわれる。
【0013】続いて、時刻t1における外部クロック信
号ext.CLKの立上がりの時点で、信号/CS、信
号/CASおよび信号/WEが活性状態(“L”レベ
ル)であることに応じて、書込動作が指定される。時刻
t1において与えられるアドレス信号に応じて、連続し
たデータの書込(バーストライト動作)が行なわれる。
すなわち、SDRAM2000内における書込動作を指
示する信号WRIDEが活性状態(“H”レベル)とな
るとともに、バーストアドレスカウンタ60から指定さ
れたバースト長に応じた内部アドレスint.ATDが
出力される。
【0014】これに応じて、時刻t1においてデータ入
出力端子DKに与えられた書込データは、SDRAM2
000内のライトレジスタ84中にラッチされ、グロー
バルI/OバスD/I/Oを介して、選択されたメモリ
アレイブロックまで伝達される。メモリアレイブロック
中のI/O線対M−I/Oを介して伝達された書込デー
タは、SDRAM2000中において生成される書込ク
ロック信号WCLKに同期して、内部アドレス信号in
t.ADDにより選択されたメモリセル列に対応する列
選択信号YSが活性化することで、ビット線対BLへと
伝達される。
【0015】これに応じて、選択されたメモリセルへの
データの書込が行なわれる。以下、同様にして、順次時
刻t2、時刻t3、時刻t4においてデータ入出力端子
DKに与えられるデータが、順次選択されたメモリセル
へと書込まれる。
【0016】一方、読出動作においては、時刻t6(図
示せず)における外部クロック信号ext.CLKの立
上がりの位置において、信号/CSおよび信号/RAS
が活性化することで、バンクアドレス信号により選択さ
れたバンクが活性化される。
【0017】続いて、時刻t7における外部クロック信
号ext.CLKの立上がりにおいて、信号/CSおよ
び信号/CASが活性状態(“L”レベル)であること
に応じて、読出動作が指定され、時刻t7において与え
られるアドレス信号により、対応する列の選択動作が行
なわれる。この時刻t7において与えられたアドレス信
号に応じて、バーストアドレスカウンタ60は、指定さ
れたバースト長、たとえばバースト長=4に対応するバ
ーストアドレスを順次出力する。
【0018】SDRAM2000中において説明される
読出クロック信号RCLKに応答して、対応するメモリ
セルの選択が行なわれ、読出データがI/O線対M−I
/OおよびグローバルI/OバスG−I/Oを介して、
リードライトレジスタ84まで読出されて保持される。
時刻t7において与えられた列アドレスに対応する読出
データは、時刻t9において、データ入出力端子DQに
対して出力される。
【0019】以下、同様にして、バーストアドレスカウ
ンタ60により指定されるバーストアドレスから読出さ
れたデータが、順次時刻t10、時刻t11および時刻
t12において、データ入出力端子DQに与えられる。
【0020】従来のSDRAMにおける書込動作および
読出動作は以上説明したようにして行なわれるので、S
DRAM2000のテスト動作を行なうための周波数を
より高くしようとすると、テスタ側で生成する外部のク
ロック周波数を高くすることが必要となる。これは、テ
スタの構成を複雑とし、ひいては高価なテスタ装置を用
いることが必要となる。
【0021】言い換えると、SDRAM2000の製造
工程中におけるテストコストの上昇をもたらしてしまう
という問題点があった。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の同期型集
積回路装置は、外部クロック信号に基づいて動作し、外
部から制御信号を受け、かつ外部との間でデータを授受
する同期型半導体集積回路装置であって、前記制御信号
により制御されて、第1の動作モードにおいては、前記
外部クロック信号に対応した内部クロック信号を生成
し、第2の動作モードにおいては、前記外部クロックの
活性化に同期して活性化し、かつ前記外部クロックの1
周期中にN回活性状態となる(N:自然数、N>2)内
部クロック信号を生成する内部同期信号発生回路と、前
記制御信号により制御され、前記外部からのデータに対
して前記内部クロック信号に同期して、所定の処理を行
う内部回路と、前記内部クロック信号に同期して、前記
内部回路からのデータを出力するデータ入出力回路とを
備える。
【0023】請求項2記載の同期型集積回路装置は、請
求項1記載の同期型集積回路の構成に加えて、前記内部
クロック信号に同期して、外部から前記制御信号を取り
こむ制御信号入力回路と、前記内部クロック信号に同期
して、外部から前記アドレス信号を取りこむアドレス信
号入力回路とをさらに備え、前記内部回路は、行列状に
配置される複数のメモリセルを有するメモリセルアレイ
と、前記制御信号および前記アドレス信号に応じて、対
応するメモリセルを選択する選択回路と、前記選択され
たメモリセルと前記データ入出力回路との間でデータの
授受を行う読出・書込回路とを含む。
【0024】請求項3記載の同期型集積回路装置は、請
求項1記載の同期型集積回路の構成に加えて、前記外部
クロック信号に同期して、外部から前記制御信号を取り
こむ制御信号入力回路と、前記外部クロック信号に同期
して、外部から前記アドレス信号を取りこむアドレス信
号入力回路とをさらに備え、前記内部回路は、行列状に
配置される複数のメモリセルを有するメモリセルアレイ
と、前記制御信号および前記アドレス信号に応じて、対
応するメモリセルを選択する選択回路と、前記選択され
たメモリセルと前記データ入出力回路との間でデータの
授受を行う読出・書込回路とを含む。
【0025】請求項4記載の同期型集積回路装置は、請
求項3記載の同期型集積回路の構成に加えて、外部から
与えられたアドレス信号に基づいて、予め設定されたバ
ースト長に相当するビット数分の内部アドレスを前記内
部クロック信号に同期して生成するバーストカウンタを
さらに備え、前記選択回路は、前記内部アドレス信号に
応じて対応するメモリセルを選択し、前記読出・書込回
路は、前記第2の動作モードにおいては、前記外部クロ
ックの特定の活性化時に取りこまれた書込みデータを保
持し、前記内部クロック信号の活性化に同期して、前記
書込みデータを読出・書込回路に与える。
【0026】請求項5記載の同期型集積回路装置は、請
求項2または3記載の同期型集積回路の構成に加えて、
前記制御信号と前記アドレス信号とに応じて、前記第1
および前記第2の動作モードいずれが指定されたかのモ
ード指示情報を保持するモード保持回路をさらに備え、
前記内部同期信号発生回路は、前記モード指示情報に応
じて、出力する内部クロック信号の周波数を設定する。
【0027】請求項6記載の同期型集積回路装置は、請
求項1記載の同期型集積回路の構成において、前記内部
同期信号発生回路は、前記第2の動作モードにおいて
は、前記外部クロック信号と同期し、かつ、前記外部ク
ロックのN倍(N:自然数、N>2)の周波数の内部ク
ロック信号を生成し、前記外部クロック信号と前記内部
クロック信号との同期をとるための位相ロックドループ
回路を含む。
【0028】請求項7記載の同期型集積回路装置は、請
求項1記載の同期型集積回路の構成に加えて、前記内部
同期信号発生回路は、前記第2の動作モードにおいて、
前記内部クロック信号を出力する同期遅延クロック発生
回路を備え、前記同期遅延クロック回路は、前記外部ク
ロック信号を受けて、遅延制御信号レベルに応じた遅延
時間で遅延した信号を出力する可変遅延回路を含み、前
記可変遅延回路は、直列に接続され、各々の遅延時間が
前記遅延制御信号により制御される複数の遅延回路を有
し、前記同期遅延クロック回路は、前記可変遅延回路の
出力と前記外部クロック信号とを受けて、位相比較を行
う位相比較回路と、前記位相比較結果に応じて、前記可
変遅延回路の出力と前記外部クロック信号とが同期する
ように制御するためのレベルを有する前記遅延制御信号
を出力する遅延制御回路と、前記複数の遅延回路からの
複数の遅延出力信号および前記外部クロック信号のう
ち、2つずつの信号の排他的論理和演算結果に基づい
て、前記内部クロック信号を生成する周期変換回路とを
さらに含む。
【0029】請求項8記載の同期型集積回路装置は、請
求項7記載の同期型集積回路の構成に加えて、前記可変
遅延回路は、2m 個(m:自然数)の遅延回路を含み、
前記周期変換回路は、前記遅延回路からの複数の遅延出
力信号および前記外部クロック信号のうち、一方に対し
て他方が2m-1 個の前記遅延回路の遅延時間分だけ遅延
した2つの信号の排他的論理和演算を行う排他的論理和
ゲートを含む。
【0030】請求項9記載の同期型集積回路装置は、請
求項7記載の同期型集積回路の構成に加えて、前記可変
遅延回路は、2m 個(m:自然数)の遅延回路を含み、
前記周期変換回路は、第1番から第m番のm個の論理演
算回路を含み、前記第1番の論理演算回路は、前記遅延
回路からの複数の遅延出力および前記外部クロック信号
のうち、一方に対して他方が2m-1 個の前記遅延回路の
遅延時間分だけ遅延した2つの信号の排他的論理和演算
をそれぞれ行う2m-1 個の排他的論理和ゲートを有し、
前記第i番(2≦i≦m)の論理演算回路は、前記第
(i−1)番の論理演算回路の2m-(i-1) 個の排他的論
理和ゲートからの出力のうち、一方に対して他方が2
m-i 個の前記遅延回路の遅延時間分だけ遅延した2つの
信号の排他的論理和演算をそれぞれ行う2m-i 個の排他
的論理和ゲートを有し、前記第m番の論理演算回路の前
記排他的論理和演算回路が前記内部クロック信号を出力
する。
【0031】請求項10記載の同期型集積回路装置は、
請求項7記載の同期型集積回路の構成に加えて、前記可
変遅延回路は、前記外部クロック信号を受けて、遅延制
御信号レベルに応じた遅延時間で遅延した信号を出力す
るまでの経路中に含まれる前記遅延回路の個数を変更す
る手段をさらに含む。
【0032】請求項11記載の同期型集積回路装置は、
請求項1記載の同期型集積回路の構成に加えて、前記内
部同期信号発生回路は、前記第2の動作モードにおい
て、前記内部クロック信号を出力する同期クロック発生
回路を備え、前記同期遅延クロック発生回路は、前記外
部クロック信号の活性化に応じて、セットされるフリッ
プフロップ回路と、前記フリップフロップ回路の出力の
活性化に応じて、所定周期のクロック信号を発振するク
ロックパルス発生回路と、前記クロックパルス発生回路
の出力の活性化回数が所定回数となるのに応じて出力を
活性化するカウンタ回路とを含み、前記フリップフロッ
プ回路は、前記カウンタ回路の出力の活性化に応じてリ
セットされ、前記クロックパルス発生回路の出力および
前記カウンタ回路の出力のいずれかが前記内部クロック
信号として出力される。
【0033】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は、本発明
の実施の形態1の同期型半導体記憶装置1000の構成
を示す概略ブロック図である。
【0034】SDRAM1000は、外部から与えられ
る相補なクロック信号ext.CLKおよびext./
CLKを受ける外部クロック信号入力端子2と、外部ク
ロック端子2に与えられたクロック信号をバッファ処理
するクロック入力バッファ4および6と、クロックバッ
ファ4および6の出力を受けて、内部制御クロック信号
を生成する内部制御クロック信号生成回路8と、内部信
号クロック信号を受けて、通常動作モードにおいては内
部制御クロック生成回路8の出力を内部クロック信号i
nt.CLKとして出力し、テストモード動作において
は、内部制御クロック信号に基づいて、それよりも周波
数の高い内部クロック信号int.CLKを出力する内
部クロック調整回路200と、外部制御信号入力端子1
0を介して与えられる外部制御信号を、入力バッファ1
2〜20を介して受けるモードデコーダ22とを備え
る。
【0035】内部制御信号入力端子10には、信号CK
Eと、チップセレクト信号/CSと、行アドレスストロ
ーブ信号/RASと、列アドレスストローブ信号/CA
Sと書込制御信号/WEとが与えられる。信号CKE
は、チップへの制御信号の入力を可能とすることを指示
するための信号であり、この信号が活性化されないと、
制御信号の入力が許可されずチップとして動作しない。
【0036】信号/CSは、コマンド信号が入力されて
いるか否かを識別するための信号であり、この信号が活
性化している状態(“L”レベル)において、クロック
信号の立上がりのエッジにおいて、他の制御信号のレベ
ルの組合せに応じてコマンドの識別が行なわれる。
【0037】信号/RASは、行系回路の動作を指示す
るための信号であり、信号/CASは列系回路の動作の
活性化を指示するための信号である。信号/WEは、書
込動作あるいは読出動作の識別をするための信号であ
る。
【0038】モードデコーダ22は、これら外部制御信
号に応じて、SDRAM1000の内部回路の動作を制
御するための内部制御信号を出力する。モードデコーダ
22は、たとえば内部制御信号として、信号ROWA、
信号COLA、信号ACD、信号PC、信号READ、
信号WRIDE、信号APCおよび信号SRを出力す
る。信号ROWAは、ロウ系のアクセスが行なわれるこ
とを示す信号であり、信号COLAはコラム系アクセス
が行なわれることを示す信号であり、信号ACTはワー
ド線の活性化を指示する信号である。
【0039】信号PCはプリチャージ動作を指示して、
行系の回路動作の終了を指示する信号である。信号RE
ADは列系の回路に対して読出動作を指示するための信
号であり、信号WRITEは列系の回路に対して書込動
作を指示するための信号である。
【0040】信号APCはオートプリチャージ動作を指
示する信号であり、オートプリチャージ動作が指定され
ると、バーストサイクルの終了とともに、プリチャージ
動作が自動的に開始される。信号SRはセルフリフレッ
シュ動作を指示するための信号であり、セルフリフレッ
シュ動作が開始されると、セルフリフレッシュタイマが
動作し、一定時間が経過すると、ワード線を活性化させ
て、リフレッシュ動作を開始する。
【0041】SDRAM1000は、さらに、セルフリ
フレッシュモードが信号SRにより指定されると、動作
を開始し、一定時間が経過するとワード線の活性化、す
なわちリフレッシュ動作の開始を指示するためのセルフ
リフレッシュタイマ54と、セルフリフレッシュタイマ
54からの指示に従って、リフレッシュ動作を行なうア
ドレスを発生するためのリフレッシュカウンタ56を含
む。
【0042】SDRAM1000は、さらに、入力信号
の“H”レベルまたは“L”レベルの判定の基準となる
信号VREFを受ける参照電位入力端子22と、アドレ
ス信号入力端子30を介して与えられるアドレス信号
と、上述した外部制御信号との組合せに応じて、所定の
動作モード、に対する情報、たとえばバースト長に対す
るデータや後に説明するようなテストモードが指定され
ているかに関する情報を保持するモードレジスタ46
と、アドレス信号をアドレス信号入力バッファ32〜3
8を介して受けて、行アドレスが入力されるタイミング
において、入力された行アドレスを保持するロウアドレ
スラッチ48と、アドレス信号A0〜A12を受けて、
列アドレスが入力されるタイミングにおいてこの列アド
レスを保持するコラムアドレスラッチ50と、リフレッ
シュアドレスカウンタ56からの出力とロウアドレスラ
ッチ48からの出力とを受けて、通常動作においてはロ
ウアドレスラッチからの出力を、セルフリフレッシュ動
作中はリフレッシュアドレスカウンタ56からの出力を
選択して出力するマルチプレクサ58と、マルチプレク
サ58からの出力を受けて行アドレスをプリデコードす
るためのロウプリデコーダ62と、コラムアドレスラッ
チ50に保持された列アドレスを基準として、モードレ
ジスタ46からのバースト長のデータに応じて内部列ア
ドレスを生成するバーストアドレスカウンタ60と、バ
ーストアドレスカウンタ60の出力を受けて、対応する
列アドレスのプリデコードを行なうコラムプリデコーダ
64と、アドレス入力端子に与えられるバンクアドレス
BA0〜BA2を入力バッファ40〜44を介して受
け、指定されたバンクアドレス値を保持するバンクアド
レスラッチ52と、バンクアドレスラッチ52の出力を
受けて、バンクアドレスをデコードするバンクデコーダ
66と、それぞれが読出/書込動作を独立に行なうこと
が可能な単位であるバンク0〜バンク7として動作する
メモリアレイブロック100、110および120と、
バンクデコーダ66からの出力およびロウプリデコーダ
62からの出力に応じて、対応するバンク中の行(ワー
ド線)を選択するためのロウデコーダ102、112お
よび122と、コラムプリデコーダ64からの出力に応
じて対応するバンク中の列(ビット線対)を選択するた
めのコラムデコーダ104、114および124と、読
出動作においては選択されたバンク中の選択されたメモ
リセルから読出されたデータをグローバルL/OバスG
−I/Oに与え、書込動作においては、バスG−I/O
により伝達された書込データを対応するバンクに与える
I/Oポート106、116および126と、書込動作
において、外部から与えられた書込データを保持し、バ
ーストG−I/Oに与え、読出動作において、バスG−
I/Oにより伝達された読出データを保持するリード/
ライトレジスタ86と、リード/ライトレジスタ86と
データ入出力端子70との間で入出力データDQ0〜D
Q31のやり取りを行なうための双方向入出力バッファ
72〜82とを含む。
【0043】図2は、図1に示した内部クロック調整回
路200の構成を示す概略ブロック図である。
【0044】内部クロック調整回路200は、内部制御
クロック生成回路8からの出力を受けて、モードレジス
タ46から出力されるテストモード信号TMに制御され
て、テストモードが指定されている期間中(信号TMが
“H”レベルで、信号/TMが”L”である期間中)は
導通状態となるトランスミッションゲート204と、内
部制御クロック生成回路8からの出力を受けて信号TM
が不活性期間(“L”レベル)である期間中は導通状態
となるトランスミッションゲート206と、トランスミ
ッションゲート204からの出力を受けて、外部クロッ
ク信号よりも周波数の高い内部クロック信号を生成する
内部同期信号発生回路202と、内部同期信号発生回路
202の出力を受けて、信号TMの活性期間中において
内部クロック信号int.CLKとして出力するトラン
スミッションゲート208と、信号TMの不活性期間中
において、トランスミッションゲート206からの出力
を受けて内部クロック信号int.CLKとして出力す
るトランスミッションゲート210とを含む。
【0045】すなわち、内部クロック調整回路200
は、テストモードが指定されている期間中は、内部同期
信号発生回路202により生成された外部クロック信号
ext.CLKよりも高い周波数のクロック信号を内部
クロック信号int.CLKとして出力し、信号TMが
不活性である期間中は内部制御クロック生成回路8から
出力される外部クロック信号ext.CLKと同一の周
波数の信号を内部クロック信号int.CLKとして出
力する。
【0046】ここで、内部同期信号発生回路202とし
ては、たとえばフェーズロックドループ回路(以下PL
L回路と称す)と分周回路とを組合せることで、外部ク
ロック信号ext.CLKの周波数に対して分周比N
(Nは自然数)に相当して、外部クロック信号ext.
CLKのN倍の周波数を発生させる回路としてもよい
し、後に説明するようにDLL回路に基づいて外部クロ
ック信号ext.CLKのN倍の周波数の内部クロック
信号int.CLKを生成する構成とすることが可能で
ある。
【0047】図3は、図1に示したSDRAM1000
のテストモードにおける動作の概略を説明するためのタ
イミングチャートである。
【0048】外部テスタが発生する外部クロック信号e
xt.CLKの周波数に対して、SDRAM1000中
の内部クロック調整回路200はその8倍の内部クロッ
ク信号int.CLKを生成しているものとする。
【0049】すなわち、外部テスタの供給するクロック
は20MHz程度の周波数である場合も、SDRAM1
000中の内部クロック信号int.CLKは160M
Hz程度の周波数での動作を行なうことになる。これに
より、安価なテスタを用いた場合でも高速なマージンテ
ストが可能となる。さらに、SDRAM1000中にお
いてはその内部回路は高速で動作しているため、試験時
間も大幅に短縮することが可能である。
【0050】図3を参照して、時刻t1における外部ク
ロック信号ext.CLKの立上がりのエッジにおい
て、信号/CSおよび信号/RASが活性状態であるこ
とに応じて、SDRAMの活性化が指示される。時刻t
1以前において、コマンド信号(外部制御信号)とアド
レス信号とのレベル組み合わせによりテストモードであ
ることが指定されているものとする。
【0051】時刻t1において、行アドレスの取込が行
なわれ、ロウアドレスラッチ48中に保持される。続い
て、時刻t2において内部クロック信号int.CLK
の活性化のエッジで信号/CS、信号/CASおよび信
号/WEが活性状態であることに応じて書込動作が指定
される。このとき、列アドレスも入力されコラムアドレ
スラッチ50がその値を保持する。時刻t2における動
作においては外部クロック信号自体はコマンドを入力す
る場合のトリガとはなっていないが、内部クロックの立
上がりのエッジに合わせて制御信号を活性化することで
書込動作の指定を行なうことが可能である。このとき、
バーストライトの動作モードを設定することで、次のサ
イクル以降での書込作業はバーストテストカウンタ60
により、SDRAM1000内部において自動的にコラ
ムアドレスをインクリメントさせながら進行することに
なる。
【0052】書込動作が指定されることで内部における
書込動作を指示するためのフラグ信号の信号WRITE
が活性状態へと変化する。
【0053】その後は、SDRAM1000中で生成さ
れる書込用クロック信号WCLKの変化に合わせて、外
部において書込データを変化させれば、SDRAM10
00が内部クロックWCLKの立上がりエッジに応答し
て書込データの取込を行なってくれるので、外部テスタ
は、書込データの変化のみを行なえばよいため、その負
荷が大幅に軽減される。
【0054】次に、読出動作においては、時刻t6にお
いて、外部クロック信号ext.CLKの立上がりのエ
ッジにおいて、信号/CSおよび信号RASが活性状態
であることに応じて、ワード線を活性化させるためのA
CTコマンドの入力が行なわれる。この時点で、ワード
線を指定するアドレスの入力も同時に行なわれる。続い
て、時刻t7において、信号/CSおよび信号/CAS
が活性状態であることに応じて、読出動作の指定が行な
われる。このとき、列アドレスの指定が行なわれ、コラ
ムアドレスラッチ50に保持される。コラムアドレスラ
ッチ50に保持された列アドレスに基づいて、バースト
アドレスカウンタ60が内部アドレスを生成する。ワー
ド線が活性化され、選択されたメモリセルから読出さ
れ、センスアンプにより増幅されたデータは、SDRA
M1000中で生成される読出クロックRCLKに同期
して読出され、リード/ライトレジスタ86に保持さ
れ、順次データ入出力端子70に対して出力されてい
く。すなわち、この場合外部クロックはコマンドを入力
するトリガとはなっていないが、内部クロックの立上が
りのポイントに合わせて、コマンド入力の識別を指示す
る信号/CSの活性化とともに、コマンドデータ、アド
レスデータ、入出力データを与えることで、内部クロッ
クの立上がりに応答してコマンドへアドレス信号の取込
が行なわれる。ここで、バーストリードの動作モードに
対する設定が行なわれていると、時刻t7以降の読出動
作は、内部で自動的にコラムアドレスをインクメントさ
せながら行なわれることになる。
【0055】ここで、読出されたデータを受ける側のテ
スタ装置においては、インターリーブ動作等により、外
部クロック信号ext.CLKに対して同期し、かつ活
性化する周期がN倍の周期であるストローブ信号を生成
するように設定されているものとする。この場合は、テ
スタ側においては同一のサイクル内に複数のストローブ
信号が発生され、SDRAM1000からは、内部クロ
ック信号に合わせて読出データの出力が行なわれるた
め、テスタ側で内部クロック信号の周期に合わせてスト
ローブ信号を変化させれば、読出データと期待値との反
対を行なうことが可能となる。
【0056】この場合テスタ側で生成するストローブ信
号をSDRAM1000中の内部クロック信号に合わせ
て発生させることになる。ただし、この場合内部クロッ
ク信号int.CLKが、外部クロック信号ext.C
LKの1/Nの周期で動作していることがテスタ側にお
いて始めから判明しているため、テスタ側においてイン
ターリーブ動作(すなわち1サイクル中でストローブを
複数活性化させる動作。)を行なうことで上述のような
ストローブ信号を生成することが可能となる。
【0057】このインターリーブ動作においては、長周
期の波形を複数重ね合わせることで短周期の波形を生成
することが行なわれる。
【0058】なお以上の説明においては、被テストデバ
イスとしてはSDRAMを例として説明したが、外部ク
ロック信号ext.CLKのN倍の周波数の内部クロッ
ク信号int.CLKを半導体集積回路装置側で生成す
る構成とすれば、内部回路群の動作周波数のマージンテ
ストを低周波テスタで同時に実施することが可能とな
る。すなわち、上述したようなテスト方式は、SDRA
Mのみならず、半導体装置全般において、安価な低周波
テスタを用いることで高周波の動作テストを行なうこと
を可能とする方法を提供するものである。
【0059】図4は、図2に示した内部同期信号発生回
路202中に含まれるDLL回路の構成を示す概略ブロ
ック図である。DLL回路300は、トランスミッショ
ンゲート204を介して与えられる内部制御クロック生
成回路8からの外部クロック信号と同周期のクロック信
号CLKを受けて、後に説明する遅延制御回路330に
より制御された遅延時間で遅延して出力する可変遅延回
路302と、クロック信号CLKと遅延回路302から
の出力とを受けて、両者の位相の比較を行ない、信号C
LKに対して、可変遅延回路302からの出力の位相が
遅れている場合信号UPを活性状態とし、逆の場合は信
号DOWLを活性状態とする位相比較回路320と、位
相比較回路からの信号UPおよび信号DOWMを受け
て、遅延回路302の遅延時間を制御する遅延制御回路
330とを含む。
【0060】可変遅延回路302は、さらに互いに直列
に接続され、各々の遅延時間が遅延制御回路330によ
り制御される遅延回路304〜316と、遅延回路31
6の出力を受けて、位相比較回路320に対して出力す
る遅延回路318〜320とを含む。ここで、図示省略
しているが、遅延回路318〜320の間には、遅延回
路318と320とを含めて9個の遅延回路が直列に接
続されている。
【0061】すなわち、可変遅延回路302は、合計1
6個の遅延回路304〜320を含む。
【0062】以下では、可変遅延回路302の入力ノー
ドに与えられる信号を信号CLK1とし、遅延回路30
4から出力される信号をCLK2とし、遅延回路306
〜316からそれぞれ出力される信号を信号CLK3〜
CLK8でそれぞれ表すものとする。
【0063】図5は、遅延回路300から出力される信
号CLK1〜CLK8に応じて、外部クロック信号ex
t.CLKに同期し、かつその周波数を逓倍したクロッ
ク信号を出力するクロック周期変換回路400の構成を
示す概略ブロック図である。
【0064】以下では、可変遅延回路302から出力さ
れる信号と信号CLKが完全に同期している状態、すな
わち遅延回路304から320の各々の遅延時間の総和
がクロック信号CLKの1周期分に相当している状態を
想定する。
【0065】この場合、この遅延回路あたりの遅延は、
信号CLKの1/16周期分の遅延時間に設定されてい
ることになる。
【0066】すなわち、信号CLK1は、信号CLKと
同一の位相であり、信号CLK2は信号CLKから1/
16周期分だけ遅延した信号であり、以下同様にして、
信号CLKi(i=3〜8)は、信号CLKからi/1
6周期だけ遅延した信号となっている。
【0067】クロック周期変換回路400は、信号CL
K1〜CLK8を受ける第1論理演算回路402と、第
1論理演算回路402の出力を受ける第2論理演算回路
404と、第2論理演算回路404の出力を受けて変換
されたクロック周期を有する内部クロック信号を出力す
る排他的論理和ゲートEX7とを含む。
【0068】第1論理演算回路402は、モードレジス
タ46により指定される変換周期データに応じて制御さ
れ、信号CLK5および接地電位を受けるスイッチSW
1と、SW1の出力および信号CLK1を受ける排他的
論理和演算回路EX1と、変換周期データに応じて制御
され、信号CLK3と接地電位とを受けるスイッチSW
2と、変換周期データに応じて制御され信号CLK7と
接地電位とを受けるスイッチSW3と、スイッチSW2
およびスイッチSW3の出力を受ける排他的論理和演算
ゲートEX2と、変換周期データに応じて制御され得、
信号CLK2と接地電位とを受けるスイッチSW4と、
変換周期データに応じて制御され、信号CLK6と接地
電位とを受けるスイッチSW5と、スイッチSW4およ
びSW5の出力を受ける排他的論理和ゲートEX3と、
変換周期データに応じて制御され得、信号CLK4およ
び接地電位とを受けるスイッチSW6と、変換周期デー
タに応じて制御され、信号CLK8と接地電位とを受け
るスイッチSW7と、スイッチSW6およびSW7の出
力を受ける排他的論理和ゲートEX4とを含む。
【0069】第2論理演算回路404は、排他的論理和
ゲートEX1およびEX2の出力を受ける排他的論理和
ゲートEX5と、排他的論理和ゲートEX3およびEX
4の出力を受ける排他的論理和ゲートEX6とを含む。
排他的論理和ゲートEX7は、排他的論理和ゲートEX
5およびEX6の出力を受ける構成となっている。
【0070】図6は、図4および図5に示した信号CL
K1〜CLK8の波形を示すタイミングチャートであ
る。
【0071】上述したとおり、信号CLK1は、信号C
LKと同一位相の信号であり、信号CLKiは、信号C
LKに対して、i/16T(Tは信号CLKの周期)だ
け遅延した信号となっている。
【0072】まず、以下では、クロック周期変換回路4
00により、外部クロック信号ext.CLKと同一の
周期を有する信号CLKから16分の1の周期を持つ内
部クロック信号を生成する場合の動作について説明す
る。
【0073】この場合、スイッチSW1〜SW7はそれ
ぞれ信号CLK2〜CLK8の方を選択するように切換
えられているものとする。
【0074】このとき、排他的論理和ゲートEX1から
出力される信号は、信号CLK1と信号CLK5の排他
的論理和を取った信号であるため、図7に示すとおり、
信号CLK1に対して、2倍の周波数を有し、かつその
活性化のタイミングが揃った信号となっている。
【0075】一方、排他的論理和ゲートEX2から出力
される信号は、信号CLKに対して2倍の周期を有し、
信号CLKの活性化のエッジから1/8Tだけ遅延した
信号となっている。
【0076】排他的論理和ゲートEX3から出力される
信号は、CLKの2倍の周期を有し、信号CLKの活性
化のエッジに対して1/16Tだけ遅延した信号となっ
ている。
【0077】一方、排他的論理和ゲートEX4から出力
される信号は、信号CLKの2倍の周波数を有し、信号
CLKの活性化のエッジから3/16Tだけ遅延した信
号となっている。
【0078】排他的論理和ゲートEX5から出力される
信号は、排他的論理和ゲートEX1およびEX2の出力
信号の排他的論理和演算結果となるので、図7に示すと
おり、信号CLKの4倍の周波数を有し、信号CLKの
活性化のエッジとその活性化のエッジが揃った信号とな
っている。
【0079】一方、排他的論理和ゲートEX6から出力
される信号は、排他的論理和ゲートEX3およびEX4
からの出力の排他的論理和演算結果であるため、図7に
示すとおり、信号CLKの4倍の周波数を有し、信号C
LKの活性化のエッジに対して、1/16Tだけ遅延し
た信号となっている。
【0080】したがって、排他的論理和ゲートEX7か
ら出力される信号は、排他的論理和ゲートEX5および
EX6から出力される排他的論理和演算結果に相当する
ため、図7に示すとおり信号CLKの8倍の周波数を有
し、活性化のエッジが信号CLKと揃った信号となる。
【0081】以上の説明では、信号CLKに対して、8
倍の周波数を有する内部クロック信号を生成する動作に
ついて説明した。
【0082】しかしながら、たとえばクロック周期変換
回路400において、スイッチ回路SW1、SW2およ
びSW3を、それぞれクロック信号CLK5、CLK3
およびCLK7を選択する側に設定し、スイッチ回路S
W4、SW5、SW6およびSW7を、すべて接地電位
を選択する側に設定した場合には、排他的論理和ゲート
EX6からの出力レベルは“L”レベルに固定される。
このため、排他的論理和ゲートEX7から出力される信
号は、排他的論理和ゲートEX5から出力される信号と
同一のものとなる。すなわち、スイッチ回路SW1〜S
W7を上述したような状態に設定した場合の排他的論理
和ゲートEX5、すなわち排他的論理和ゲートEX7か
らの出力レベルの変化を図8に示す。図7でも説明した
のと同様に、このような設定においては、排他的論理和
ゲートEX5から出力される信号は信号CLKに対して
4倍の周期を有することになる。
【0083】同様にして、信号SW1のみを信号CLK
5を選択する状態に設定し、他のスイッチ回路SW2〜
SW7をすべて接地電位レベルを選択する側に設定した
場合の出力波形を図9に示す。
【0084】この場合、排他的論理和ゲートEX2の出
力レベルも“L”レベルに固定されるため、排他的論理
和ゲートEX5からの出力レベルは、排他的論理和ゲー
トEX1からの出力レベルに一致する。この場合、排他
的論理和ゲートEX6の出力レベルも“L”レベルに固
定されているため、排他的論理和ゲートEX7から出力
される信号OUTのレベルは、排他的論理和ゲートEX
1から出力される出力信号のレベルと一致することにな
る。
【0085】図9にも示したとおり、この場合は、信号
OUTは、信号CLKに対して2倍の周期を有する。
【0086】さらに、スイッチ回路SW1〜SW7のす
べてを接地電位を選択する側に設定した場合の出力波形
を図10に示す。
【0087】この場合は、排他的論理和ゲートEX2、
EX3、EX4およびEX6の出力レベルはすべて
“L”レベルに固定される。また、排他的論理和ゲート
EX1の出力レベルは信号CLK1と同一のものとな
る。排他的論理和ゲートEX5およびEX7の出力レベ
ルは、排他的論理和ゲートEX1の出力レベルと同一の
ものとなるので、結果的に出力信号OUTは、信号CL
K1と同一のレベルを有することになる。
【0088】この場合は、したがって、出力信号OUT
はクロック信号CLK1と同一の周波数を有する。
【0089】以上説明したとおり、スイッチ回路SW1
〜SW7の切換動作をモードレジスタ46中に設定した
値に応じて制御することで、外部クロック信号に対して
1倍から8倍までの周波数の内部クロック信号int.
CLKを生成することが可能となる。
【0090】また、外部クロック信号に対して1倍およ
び2倍の周波数の内部クロック信号のみが必要な場合
は、図5中の排他的論理和ゲートEX1およびスイッチ
回路SW1のみを有する構成とすればよく、外部クロッ
ク信号に対して1から4倍までの周波数の内部クロック
信号が必要な場合は、排他的論理和ゲートEX1、EX
2およびEX5とスイッチ回路SW1、SW2およびS
W3を有する構成とすればよい。
【0091】すなわち、一般に外部クロック信号ex
t.CLKに対してN倍の周波数の内部クロック信号i
nt.CLKが必要である場合は、排他的論理和ゲート
回路は(N−1)個、スイッチ回路も(N−1)個によ
って、クロック周期変換回路を構成することが可能であ
る。
【0092】以上のような構成で、比較的簡単な回路構
成によって、外部クロック信号に同期し、かつ外部クロ
ック信号ext.CLKに対して整数倍の周波数を有す
る内部クロック信号を生成することが可能となる。
【0093】なお、以上の説明においては、信号CLK
1〜CLK8は、外部クロック信号に同期した信号を生
成するためのDLL回路300により生成されるものと
した。
【0094】しかしながら、外部クロック信号よりも短
い周期で変化する内部クロック信号を生成するのみでよ
く、必ずしも外部クロック信号の周期を等分した波形を
有する内部クロック信号とする必要がない場合は、より
簡単な回路構成でこのような内部クロック信号int.
CLKを生成することが可能である。
【0095】すなわち、外部クロック信号と同一の周期
を有する信号CLKに対して、直列に接続された7個の
遅延回路304〜316に対して、その各々の遅延回路
から出力される信号をCLK2〜CLK8とし、クロッ
ク信号CLKを信号CLK1とする構成も可能である。
【0096】このようなクロック生成回路350の構成
を図11に示す。遅延回路354〜366の遅延時間
は、この場合外部クロック信号の位相に対して制御され
ることなく、固定された遅延時間を有することになる。
【0097】この場合でも、遅延回路354〜366の
遅延時間が十分小さい場合には、すなわち外部クロック
信号ext.CLKが1回活性化する期間中、言い換え
れば、外部クロック信号ext.CLKの1周期の期間
中において、8回活性化する外部クロック信号を生成す
ることが可能である。
【0098】このような内部クロック信号を用いること
で、データの書込動作等を高速化することが可能であ
る。
【0099】図12は、図4に示したDLL回路中の遅
延回路304〜316の構成を示す概略ブロック図であ
り、図13は、図12に示した遅延回路の構成をより詳
細に説明するための回路図である。
【0100】図12に示すとおり、たとえば遅延回路3
04は、2段のインバータ3042および3044を直
列に接続した構成を有する。
【0101】図13に示すとおり、インバータ3042
は、電源電位Vccと接地電位との間に順次接続される
PチャネルMOSトランジスタP11、P12およびN
チャネルMOSトランジスタN11、N12とを含む。
PチャネルMOSトランジスタP12およびNチャネル
MOSトランジスタN11のゲートが遅延回路304に
対する入力信号を受ける。PチャネルMOSトランジス
タP11のゲートは遅延制御回路330からの制御信号
CPを受け、NチャネルMOSトランジスタN12のゲ
ートは遅延制御回路330からの制御信号CNを受け
る。すなわち、信号CPのレベルが低くなればなるほど
インバータ3042に供給される電流値は増大し、同様
にして、信号CNのレベルが高くなればなるほどインバ
ータ3042に供給される充電電流は増大し、信号CN
のレベルが低くなればなるほどインバータ3042から
の放電電流のレベルが増大することになる。
【0102】言い換えれば、信号CPのレベルが低いほ
ど、かつ信号CNのレベルが高いほどインバータ304
2の動作速度は向上し、この逆の場合その動作速度は低
下することになる。
【0103】インバータ3044についても同様の構成
である。以上のような構成により、遅延回路304の遅
延時間は、遅延制御回路330からの信号CPおよびC
Nのレベルにより制御されることになる。
【0104】以上説明してきたような構成により、通常
動作においては、外部クロック信号ext.CLKに同
期した動作を行なうSDRAM1000を、テストモー
ド動作を指定した期間中においては、外部クロック信号
ext.CLKの周波数をN倍だけ高速化した内部クロ
ック信号で動作させることが可能となり、テストモード
期間中においては外部クロック信号の周波数を低く抑え
ても、SDRAM1000の動作テストを行なうことが
可能となるため、テスタ側の負担が軽減し、テストコス
トの低減を図ることが可能となる。
【0105】このようなテストコストの低減効果は、上
述したようなSDRAMに限らず、外部クロック信号e
xt.CLKに同期して動作する半導体集積回路装置の
テスト動作に対して一般的に適用することが可能であ
る。
【0106】[実施の形態2]図14は、本発明の実施
の形態2のSDRAM1200の構成を示す概略ブロッ
ク図である。
【0107】SDRAM1200の基本的な構成は、図
1に示したSDRAM1000の構成と同様である。
【0108】したがって、同一部分には同一符号を付し
てその説明は繰返さない。SDRAM1200の構成が
図1に示した実施の形態1のSDRAM1000の構成
と異なる点は、モードデコーダおよびモードレジスタに
対する同期動作の制御と、リード/ライトレジスタ86
のデータ保持動作である。
【0109】すなわち、以下に説明するとおり、実施の
形態2のSDRAM1200においては、外部制御信号
やアドレス信号の取込動作は、外部クロック信号ex
t.CLKに同期して行なわれるのに対し、選択された
メモリアレイブロック中へのデータの書込動作や選択さ
れたメモリアレイブロックからのデータの読出動作につ
いては、内部クロック調整回路200により生成される
外部クロック信号ext.CLKよりも高速な内部クロ
ック信号int.CLKにより制御される構成となって
いる。
【0110】図15は、図14に示したSDRAM12
00の書込動作を説明するためのタイミングチャートで
ある。
【0111】時刻t1以前において、コマンド信号とア
ドレス信号との組み合わせにより、テストモードが指定
されているものとする。
【0112】時刻t1における外部クロック信号ex
t.CLKの立上がりのエッジにおいて、信号/CSお
よび信号/RASが活性状態であることに応じて、ワー
ド線の活性化を指示するACTコマンドが与えられる。
このとき、同時に行アドレスも与えられる。
【0113】続いて、時刻t2における外部クロック信
号ext.CLKの立上がりのエッジにおいて、信号/
CSおよび信号/CASおよび信号/WEが活性状態で
あることに応答して書込動作が指定される。このとき、
列アドレスが同時に指定されるとともに、書込データも
データ入出力端子70に対して与えられる。与えられた
列アドレスはコラムアドレスラッチ50に取込まれ、バ
ーストアドレスカウンタ60は予め設定されたバースト
長に応じて内部アドレス信号int.ADDを順次イン
クリメントしながら出力する。このとき、リード/ライ
トレジスタ86は、時刻t2において取込まれた書込デ
ータを保持し、バーストライト期間中は、常にグローバ
ルI/OバスG−I/Oに対して、同一のデータを出力
し続ける。SDRAM1200においては、内部クロッ
ク信号int.CLKと同一の周期を有する内部書込ク
ロック信号WCLKに応答して、順次バーストアドレス
カウンタ60から出力されるアドレスに従って、書込デ
ータがグローバルI/OバスG−I/Oから、選択され
たメモリアレイブロック上を走るメインI/O線対M−
I/Oに伝達される。内部アドレス信号int.ADD
に応じて対応する列を選択する列選択信号YSが活性化
されるのに応じて、選択されたメモリセル列に対応する
ビット線対に書込データが伝達される。以後は、時刻t
2において、書込動作を指示するコマンドが入力された
時点で、データ入出力端子70に対して与えられた書込
データが順次選択されていくメモリセルに対して繰返し
書込まれていく。
【0114】このような構成とすることで、コマンドデ
ータの出力、アドレスデータの出力および書込データの
出力のすべてを外部クロック信号ext.CLKに同期
してのみ行なえばよい構成となるため、テスタ装置にお
ける負担は実施の形態1に比べてさらに軽減されること
になる。
【0115】すなわち、より簡易な構成のテスタ装置に
よって、テスト動作を行なうことが可能となる。
【0116】図16は、図14に示した実施の形態2の
SDRAM1200のテストモードにおける読出動作を
説明するためのタイミングチャートである。
【0117】この場合も、時刻t1以前において、コマ
ンド信号とアドレス信号との組み合わせにより、テスト
モードが指定されているものとする。
【0118】時刻t1において、ACTコマンドが与え
られることは、図15に示した書込動作と同様である。
【0119】時刻t2において、外部クロック信号ex
t.CLKの立上がりのエッジにおいて、信号/CS、
信号/CASが活性状態であることに応じて、読出動作
が指定される。このとき、読出動作を行なうための列ア
ドレスも同時にSDRAM1200に与えられる。時刻
t2において、読出動作が指定されるのに応じて、バー
ストアドレスカウンタは、予め設定られたバースト長に
応じて、内部アドレスint.ADDを出力する。以後
は、SDRAM1200中で内部クロック信号int.
CLKに応じて生成される読出クロックRCLKの活性
化に応じて、読出され、センスアンプにより増幅された
データが、メモリアレイ上のメインI/O線対M−I/
O、グローバルI/OバスG−I/Oを介して、データ
入出力端子70に与えられる。図16に示した例におい
ては、時刻t2から内部クロック信号int.CLKの
周期後の時刻t4から順次データが外部に読出される。
【0120】この場合、実施の形態1と同様に、テスタ
側では、インターリーブ動作によって、外部クロック信
号の2倍の周期でストローブ信号を発生させれば、この
ような読出データと期待値との比較を行なうことが可能
である。
【0121】以上のような構成とすることで、テスタ側
の負担を大幅に軽減し、より簡易な構成でかつ安価なテ
スタ装置により、高速な動作テストを行なうことが可能
となる。
【0122】[実施の形態3]図17は、本発明の実施
の形態3の内部クロック信号調整回路500の構成を示
す概略ブロック図である。
【0123】すなわち、たとえば内部クロック調整回路
は実施の形態1のSDRAM1000の内部クロック調
整回路200を置き換えるものとして用いることも可能
であるし、さらに、より一般の同期型半導体集積回路装
置中のテストモード期間中の内部クロック信号を生成す
るための回路として用いることも可能である。
【0124】内部クロック調整回路500は、外部クロ
ック信号ext.CLKと同一の周期を有する信号CL
Kを受けて、ワンショットのパルス信号を発生するワン
ショット発生回路502と、ワンショット発生回路50
2の出力に応じてセットされるRSフリップフロップ回
路504と、RSフリップフロップ回路500の出力が
活性化されることに応じて、発振動作を開始する発振回
路506と、発振回路506から出力されるクロック信
号をカウントするカウンタ回路508と、カウンタ回路
508のカウント出力を受けて、所定回数だけのカウン
ト動作が終了するとワンショットパルス信号を発生する
ワンショット発生回路510とを含み、ワンショット発
生回路510の出力信号に応じて、RSフリップフロッ
プ回路504の出力レベルがリセットされる。
【0125】ワンショット発生回路502は、信号CL
Kを受けて所定時間遅延して出力する遅延回路5022
と、遅延回路5022の出力と信号CLKとを受けるN
AND回路5024とを含む。
【0126】クロック発生回路506は、RSフリップ
フロップ回路504の出力を一方の入力ノードに受ける
NAND回路5062と、NAND回路5062の出力
を受けて、所定時間遅延して出力する遅延回路5064
とを含み、遅延回路5064の出力は、NAND回路5
062の他方の入力ノードと結合している。
【0127】カウンタ回路508は、3段に縦列接続さ
れたTフリップフロップ回路5082、5084、50
86を含む。カウンタ回路508への入力信号を以下で
は信号CLK8とし、Tフリップフロップ回路5082
の出力を信号CLK4とし、Tフリップフロップ回路5
084の出力をクロック信号CLK2とし、Tフリップ
フロップ回路5086の出力信号を信号CLK1と呼ぶ
ことにする。
【0128】ワンショット発生回路510は、ワンショ
ット発生回路502と同様の構成を有する。
【0129】図18は、図17に示した内部クロック調
整回路500の動作を説明するためのタイミングチャー
トである。
【0130】時刻t1において、クロック信号CLKが
活性化するのに応じて、ワンショット発生回路502か
らの出力信号N1は、所定時間だけ活性状態(“L”レ
ベル)となるワンショットパルスが出力される。
【0131】これに応じて、RSフリップフロップ回路
504の出力がセットされ、クロック発生回路506か
らクロック信号の出力が開始される。時刻t2におい
て、信号CLK8が“L”レベルとなるのに応じて、T
フリップフロップ回路5082の出力が活性状態へと変
化する。以後は、信号CLK4は、信号CLK8の2倍
の周囲で変化する。
【0132】続いて、信号CLK4が時刻t4において
“L”レベルに立下がるに応じて、Tフリップフロップ
回路5084の出力信号である信号CLK2が活性状態
へと変化する。
【0133】以降は、信号CLK2は、信号CLK4の
2倍の周期、言い換えると、信号CLK8の4倍の周期
で変化する。
【0134】続いて、時刻t8において、信号CLK2
が“L”レベルとなるのに応じて、信号CLK1が活性
状態へと変化する。
【0135】以後は、信号CLK1は、信号CLK2の
2倍の周期、すなわち、信号CLK8の8倍の周期で変
化する。
【0136】時刻t9において、信号CLK1が“L”
レベルで変化する、すなわち信号CLK8が8回活性状
態を経た後“L”レベルへと変化するのに応じて、ワン
ショット発生回路510から所定時間の活性期間を有す
るパルス信号が出力され、これに応じてRSフリップフ
ロップ回路504の出力レベルがリセットされる。この
時点で、発振回路506の発進動作は停止する。続い
て、時刻t10において、再び信号CLKが活性状態と
なるのに応じて、時刻t1から時刻t9までと同様の動
作が繰返される。
【0137】以上説明したような動作により、内部クロ
ック調整回路500は、外部クロック信号ext.CL
Kと同一の周期を有するクロック信号CLKの1周期の
期間中において、8回活性状態となるクロック信号CL
K8、4回活性状態となるクロック信号CLK4、2回
活性状態となるクロック信号CLK2をそれぞれ出力す
る。
【0138】これらのいずれかを内部クロック信号in
t.CLKとして用いることで、テストモード期間中に
おいて、外部クロック信号ext.CLKよりも高い周
波数において半導体集積回路装置の内部回路を動作させ
ることが可能となり、より低いテストコストにおいて、
高速動作する半導体集積回路装置のテストを行なうこと
が可能となる。
【0139】[実施の形態4]図19は、本発明の実施
の形態4の内部クロック調整回路中に含まれるDLL回
路600の構成を示す図である。
【0140】すなわち、実施の形態4の内部クロック調
整回路は、実施の形態1の内部クロック調整回路の構成
において、そのDLL回路の構成が異なるのみである。
【0141】実施の形態4のDLL回路600において
は、外部クロック信号ext.CLKと同一の周期を有
するクロック信号CLKとループさせた信号RCLKを
位相比較回路を用いて位相を比較し、信号RCLKの位
相が信号CLKに対して進んでいるかあるいは遅れてい
るかに応じて信号UPまたは信号DOWNを出力する。
位相比較回路320からの出力は遅延制御回路330に
与えられ、各遅延回路604〜620の遅延時間を同時
に調整することで、信号CLKと信号RCLKの位相を
同期させる。
【0142】ここで、上述したとおり、同期型半導体記
憶装置を外部のテスト装置によりテストする場合、一般
には、外部のテスタから供給される外部クロック信号に
同期させて、同期型半導体記憶装置の動作をテストする
ことになる。しかしながら、高速動作が可能な同期型半
導体記憶装置を安価なシステムでもテスト可能とするた
めに、内部クロック信号をテスタからの外部クロック信
号よりも周波数の高いものとする場合、実施の形態1の
内部クロック調整回路の構成のままで同期動作を行う
と、以下に説明するような問題点が存在する。
【0143】まず、通常動作においては、テスト動作に
おける内部クロック信号は発生されておらず、可変遅延
回路602中においては、遅延回路604および606
のみがDLL回路600のループに接続されているのみ
である。
【0144】いいかえれば、通常動作においては、DL
L回路において外部クロック信号を遅延させる時間は、
外部クロック信号の約1周期分で良いため、外部クロッ
ク信号の周波数がSDRAM等の動作周波数と同等であ
る場合は、DLL回路において外部クロック信号を遅延
させる時間は、比較的小さな値で良い。
【0145】遅延回路604および606の総遅延量が
外部クロック信号ext.CLKの1周期分の遅延量に
相当するため、1つの遅延回路あたりの遅延時間は、外
部クロック信号ext.CLKの1/2周期に設定され
ていることになる。
【0146】このような遅延段の1段あたりの遅延時間
が、遅延制御回路330から出力される信号CPおよび
CNにより調整されていることになる。
【0147】ところで、このような通常動作にくらべ
て、SDRAM等がテスト動作モードに入った場合にお
いて、SDRAM等の動作周波数がテスト装置からの外
部クロック信号CLKの周波数よりも大きくなったとき
も、遅延回路604および606のみがDLL回路60
0のループに接続されている構成のままで、外部クロッ
ク信号CLKと同期動作を行ったとする。この場合、同
期動作に必要な遅延時間がDLL回路の遅延制御量の範
囲を超えてしまうことにより、外部クロック信号CLK
とDLL回路の出力信号とが同期が取れなくなってしま
う可能性がある。
【0148】さらには、テスト動作モードにおいては、
たとえ同期動作を行うことが可能なときも、大きく制御
信号CP,CNの電位レベルを変化させることが必要に
なる。このことは、言い換えるとテストモードが設定さ
れた後、テストモード動作を開始するまでにある程度の
時間が必要であることを意味する。
【0149】さらに、遅延制御回路330が出力する信
号CPおよびCNの変化する幅を大きくするためには、
この遅延制御回路330の構成が複雑化してしまう。
【0150】そこで、実施の形態4のDLL回路は、上
記のような問題点を解決するために、以下に説明するよ
うな動作を行う。
【0151】以下では、説明の簡単のために、通常動作
時に比べて、テスト動作モードにおいて、外部クロック
信号CLKの周波数が1/2であるものとする。
【0152】すなわち、図19において、通常動作にお
いては、スイッチ回路SW11が配線630と接続する
側に設定され、スイッチ回路SW1n(最終段の遅延回
路620の出力の接続を変更するためのスイッチ回路)
が配線630と位相比較回路320とを接続する側に設
定されているものとする。
【0153】このとき、遅延回路604および606に
より外部クロック信号CLKが遅延された信号と、外部
クロック信号CLKとの位相が位相比較回路320によ
り比較され、この2つの信号の位相が同期することにな
る。
【0154】さて、テスト動作モードにおいては、テス
タ装置から与えられる外部クロック信号CLKの周波数
は1/2であって、言いかえると、周期は2倍となる。
この場合、可変遅延回路602中のスイッチ回路SW1
1、SW12、…、SWi、…、SW1nは、モードレ
ジスタ46からの信号TMD1、TMD2、…、TMD
i、…、TMDnにより制御されて、以下のような接続
に変更される。
【0155】すなわち、スイッチ回路SW11は、遅延
回路606の出力ノードと、遅延回路608の入力ノー
ドとを接続する側に設定される。
【0156】スイッチ回路SW12は、遅延回路610
の出力を配線630と接続する側に設定される。スイッ
チ回路SW1nは配線630と位相比較回路320とを
接続する側に設定されている。
【0157】一方、他のスイッチ回路SW13〜SW1
n−1は、次段の遅延回路の入力ノードと接続する側に
設定される。これは、配線630の寄生容量を低減し、
配線630の信号遅延を抑制するためである。
【0158】すなわち、遅延回路604、606、60
8および610により外部クロック信号CLKが遅延さ
れた信号と、外部クロック信号CLKとの位相が位相比
較回路320により比較され、この2つの信号の位相が
同期することになる。
【0159】つまり、テスト動作モードにおいては、外
部クロック信号CLKの周期が通常動作時に比べて2倍
となり、可変遅延回路602での総遅延量も2倍とする
ことが必要となるのに応じて、可変遅延回路602内に
おける遅延ループ中に含まれる遅延回路の数も2倍にな
ることになる。
【0160】このように、スイッチ回路SW11〜SW
1nを制御することで、各遅延回路604〜610の遅
延時間は、通常動作時とテスト動作モード時でほとんど
同じ値でよいことになる。
【0161】このことは、言いかえると、図13におい
て説明した各遅延回路の動作電流値を制御するために遅
延制御回路330から出力される信号CPおよびCNの
値も、通常動作時とテスト動作モード時でほとんど同じ
値でよいことを意味する。
【0162】すなわち、テスト動作モードにおいて、外
部クロック信号CLKの周期が長くなった場合でも、同
期動作に必要な遅延時間がDLL回路の遅延制御量の範
囲を超えてしまうことにより、外部クロック信号CLK
とDLL回路の出力信号とが同期が取れなくなるという
ようなことを避けることが可能である。
【0163】さらには、テスト動作モードに移行した場
合に、同期動作をとるまでの所要時間が低減され、か
つ、遅延制御回路330の構成も簡略化できることにな
る。
【0164】図20は、テスト動作モードにおいて、通
常動作よりも2倍の周波数の内部クロック信号を発生さ
せる動作を説明するためのタイミングチャートである。
【0165】なお、図19に示したDLL回路600の
可変遅延回路602中の遅延回路604への入力信号C
LK1および遅延回路606への入力信号CLK2か
ら、2倍の周波数の内部クロック信号int.CLKを
生成する構成は、実施の形態1の図5において説明した
クロック周期変換回路400の構成と同様であるものと
する。
【0166】つまり、外部クロック信号CLKと同期し
ている信号CLK1と、信号CLK1よりも外部クロッ
ク信号の1/4周期分だけ遅延している信号CLK2と
の排他的論理和演算の結果を内部クロック信号int.
CLKとする。
【0167】時刻t1〜t2の間は、信号CLK1は”
H”レベルであって、信号CLK2は”L”レベルであ
るため、内部クロック信号int.CLKは”H”レベ
ルである。
【0168】つづいて、時刻t2〜t3の間は、信号C
LK1は”H”レベルであって、信号CLK2は”H”
レベルであるため、内部クロック信号int.CLK
は”L”レベルである。
【0169】以下同様にして、内部クロック信号in
t.CLKは、外部クロック信号CLKの2倍の周波数
で変化することになる。
【0170】テスト動作モード時における内部クロック
信号int.CLKの周波数が、外部クロック信号CL
Kよりも、より高い場合は、DLL回路に与えられるテ
ストモード信号TMD1、TMD2、…、TMDi、
…、TMDnに応じて、スイッチ回路SW11〜SW1
nがそれぞれ切換わり、遅延ループ内に接続される遅延
段の数が外部クロック信号CLKと内部クロック信号i
nt.CLKの周期の比に対応するように設定される。
【0171】このテストモード信号TMD1〜TMDn
の値は、モードレジスタ46の設定に応じて変化する。
【0172】外部クロック信号の周波数に対する内部ク
ロック信号int.CLKの周波数の比がより大きくな
る場合でも、図19に示したDLL回路600において
は、テスト動作モードにおいては、遅延ループに含まれ
る遅延回路の数が多くなるため、このように大きく制御
信号の電位レベルを変化させる必要がない。
【0173】このことは、上述したのと同様に、テスト
モードが設定された後、テストモード動作を開始するま
での時間をより短縮させることが可能であることを意味
する。さらに、遅延制御回路330が出力する信号CP
およびCNの変化する幅も小さくすることが可能で、こ
の遅延制御回路330の構成を簡略化することも可能で
ある。
【0174】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0175】
【発明の効果】請求項1記載の同期型半導体集積回路装
置は、内部回路は、第2の動作モードにおいては、外部
クロック信号の1周期の期間中にN回活性状態となる内
部クロック信号に同期して動作するので、第2の動作モ
ードにおいてテスト動作を行うことでテスト時間の短縮
とテストコストの低減を図ることが可能である。
【0176】請求項2記載の同期型半導体集積回路装置
は、内部回路は、同期型の半導体記憶装置として動作
し、第2の動作モードにおいては、外部クロック信号の
1周期の期間中にN回活性状態となる内部クロック信号
に同期して動作するので、第2の動作モードにおいてテ
スト動作を行うことでテスト時間の短縮とテストコスト
の低減を図ることが可能である。
【0177】請求項3記載の同期型半導体集積回路装置
は、内部回路は、同期型の半導体記憶装置として動作
し、第2の動作モードにおいては、外部クロック信号の
1周期の期間中にN回活性状態となる内部クロック信号
に同期して動作し、かつ、外部制御信号やアドレス信号
の取りこみは外部クロック信号に同期して行うので、第
2の動作モードにおいてテスト動作を行うことでテスト
時間の短縮とテストコストの低減を図ることが可能であ
る。
【0178】請求項4記載の同期型半導体集積回路装置
は、請求項3記載の同期型半導体記憶装置の奏する効果
に加えて、書き込みデータの取りこみも外部クロック信
号に同期して行われるので、第2の動作モードにおいて
テスト動作を行うことで、一層テスト時間の短縮とテス
トコストの低減を図ることが可能である。
【0179】請求項5記載の同期型半導体集積回路装置
は、外部制御信号とアドレス信号の組み合わせにより、
第2の動作モードの指定が行われるので従来の動作モー
ド設定回路の構成を共有しつつ、モード設定を行う構成
を実現でき、回路構成の簡単化とチップ面積の増加の抑
制とを図ることが可能である。
【0180】請求項6記載の同期型半導体集積回路装置
は、外部クロック信号の活性化および不活性化のタイミ
ングに同期した、内部クロック信号を生成できるので、
テスタ装置でのストローブ信号の生成が容易である。
【0181】請求項7ないし9記載の同期型半導体集積
回路装置は、外部クロック信号に対する遅延ロックルー
プを構成する遅延回路からの信号に基づいて、スイッチ
回路と排他的論理和演算回路とによる簡単な構成の回路
でN倍の周期をもつ内部クロック信号を構成することが
可能である。
【0182】請求項10記載の同期型半導体集積回路装
置は、外部クロック信号に対する遅延ロックループを構
成する遅延回路からの信号に基づいて、スイッチ回路と
排他的論理和演算回路とによる簡単な構成の回路でN倍
の周期をもつ内部クロック信号を生成する際に、内部ク
ロック信号発生での所要時間を短縮し、かつ、遅延制御
回路の構成も簡略化することが可能である。
【0183】請求項11記載の同期型半導体集積回路装
置は、簡易な構成の回路で、外部クロックの活性化に同
期して活性化し、かつ前記外部クロックの1周期中にN
回活性状態となる内部クロック信号を生成することが可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の同期型半導体記憶装
置1000の構成を示す概略ブロック図である。
【図2】 図1に示した内部クロック調整回路200の
構成を示す概略ブロック図である。
【図3】 SDRAM1000の動作を説明するための
タイミングチャートである。
【図4】 内部クロック調整回路200に含まれるDL
L回路300の構成を示す概略ブロック図である。
【図5】 内部クロック調整回路200に含まれるクロ
ック周期変換回路400の構成を示す概略ブロック図で
ある。
【図6】 DLL回路300から出力されるクロック信
号CLK1〜CLK8の変化を示すタイミングチャート
である。
【図7】 テストモードにおける内部クロック調整回路
200の動作を説明するための第1のタイミングチャー
トである。
【図8】 テストモードにおける内部クロック調整回路
200の動作を説明するための第2のタイミングチャー
トである。
【図9】 テストモードにおける内部クロック調整回路
200の動作を説明するための第3のタイミングチャー
トである。
【図10】 テストモードにおける内部クロック調整回
路200の動作を説明するための第4のタイミングチャ
ートである。
【図11】 クロック信号CLK1〜CLK8を出力す
るクロック生成回路350の構成を示す概略ブロック図
である。
【図12】 遅延回路304の構成を示す概略ブロック
図である。
【図13】 遅延回路304の構成を示す回路図であ
る。
【図14】 本発明の実施の形態2の同期型半導体記憶
装置1200の構成を示す概略ブロック図である。
【図15】 同期型半導体記憶装置1200の書込動作
を説明するためのタイミングチャートである。
【図16】 同期型半導体記憶装置1200の読出動作
を説明するためのタイミングチャートである。
【図17】 実施の形態3の内部クロック信号調整回路
500の構成を示す概略ブロック図である。
【図18】 内部クロック信号調整回路500の動作を
説明するためのタイミングチャートである。
【図19】 実施の形態4の内部クロック信号調整回路
に含まれるDLL回路600の構成を示す概略ブロック
図である。
【図20】 DLL回路600の動作を説明するための
タイミングチャートである。
【図21】 従来の同期型半導体記憶装置2000の構
成を示す概略ブロック図である。
【図22】 従来の同期型半導体記憶装置2000の動
作を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
2 クロック入力端子、4、6 クロック入力バッフ
ァ、10 外部制御信号入力端子群、12、14、1
6、18、20 制御信号入力バッファ、22 モード
デコーダ、30 アドレス信号入力端子群、32〜44
入力バッファ、46 モードレジスタ、48 ロウア
ドレスラッチ、50 コラムアドレスラッチ、52 バ
ンクアドレスラッチ、54 セルフリフレッシュタイ
マ、56 リフレッシュアドレスカウンタ、58 マル
チプレクサ、60 バーストアドレスカウンタ、62
ロウプリデコーダ、64 コラムプリデコーダ、66
バンクデコーダ、70 データ入出力端子、72〜82
入出力バッファ回路、86 リード/ライトレジス
タ、100、110、120 メモリアレイブロック、
102、112、122 ロウデコーダ、104、11
4、124 コラムデコーダ、106、116、126
I/Oポート、1000、1200、2000 同期
型半導体記憶装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷崎 弘晃 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 冨嶋 茂樹 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 駒井 豊 茨城県稲敷郡美浦村木原2350 日本テキサ ス・インスツルメンツ株式会社内 Fターム(参考) 5B024 AA09 BA29 EA02 5L106 AA01 DD37 GG03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部クロック信号に基づいて動作し、外
    部から制御信号を受け、かつ外部との間でデータを授受
    する同期型半導体集積回路装置であって、 前記制御信号により制御されて、第1の動作モードにお
    いては、前記外部クロック信号に対応した内部クロック
    信号を生成し、第2の動作モードにおいては、前記外部
    クロックの活性化に同期して活性化し、かつ前記外部ク
    ロックの1周期中にN回活性状態となる(N:自然数、
    N>2)内部クロック信号を生成する内部同期信号発生
    回路と、 前記制御信号により制御され、前記外部からのデータに
    対して前記内部クロック信号に同期して、所定の処理を
    行う内部回路と、 前記内部クロック信号に同期して、前記内部回路からの
    データを出力するデータ入出力回路とを備える、同期型
    半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 前記内部クロック信号に同期して、外部
    から前記制御信号を取りこむ制御信号入力回路と、 前記内部クロック信号に同期して、外部から前記アドレ
    ス信号を取りこむアドレス信号入力回路とをさらに備
    え、 前記内部回路は、 行列状に配置される複数のメモリセルを有するメモリセ
    ルアレイと、 前記制御信号および前記アドレス信号に応じて、対応す
    るメモリセルを選択する選択回路と、 前記選択されたメモリセルと前記データ入出力回路との
    間でデータの授受を行う読出・書込回路とを含む、請求
    項1記載の同期型半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 前記外部クロック信号に同期して、外部
    から前記制御信号を取りこむ制御信号入力回路と、 前記外部クロック信号に同期して、外部から前記アドレ
    ス信号を取りこむアドレス信号入力回路とをさらに備
    え、 前記内部回路は、 行列状に配置される複数のメモリセルを有するメモリセ
    ルアレイと、 前記制御信号および前記アドレス信号に応じて、対応す
    るメモリセルを選択する選択回路と、 前記選択されたメモリセルと前記データ入出力回路との
    間でデータの授受を行う読出・書込回路とを含む、請求
    項1記載の同期型半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 外部から与えられたアドレス信号に基づ
    いて、予め設定されたバースト長に相当するビット数分
    の内部アドレスを前記内部クロック信号に同期して生成
    するバーストカウンタをさらに備え、 前記選択回路は、前記内部アドレス信号に応じて対応す
    るメモリセルを選択し、 前記読出・書込回路は、前記第2の動作モードにおいて
    は、前記外部クロックの特定の活性化時に取りこまれた
    書込みデータを保持し、前記内部クロック信号の活性化
    に同期して、前記書込みデータを読出・書込回路に与え
    る、請求項3記載の同期型半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 前記制御信号と前記アドレス信号とに応
    じて、前記第1および前記第2の動作モードいずれが指
    定されたかのモード指示情報を保持するモード保持回路
    をさらに備え、 前記内部同期信号発生回路は、前記モード指示情報に応
    じて、出力する内部クロック信号の周波数を設定する、
    請求項2または3記載の同期型半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 前記内部同期信号発生回路は、前記第2
    の動作モードにおいては、前記外部クロック信号と同期
    し、かつ、前記外部クロックのN倍(N:自然数、N>
    2)の周波数の内部クロック信号を生成し、 前記外部クロック信号と前記内部クロック信号との同期
    をとるための位相ロックドループ回路を含む、請求項1
    記載の同期型半導体集積回路装置。
  7. 【請求項7】 前記内部同期信号発生回路は、 前記第2の動作モードにおいて、前記内部クロック信号
    を出力する同期遅延クロック発生回路を備え、 前記同期遅延クロック回路は、 前記外部クロック信号を受けて、遅延制御信号レベルに
    応じた遅延時間で遅延した信号を出力する可変遅延回路
    を含み、 前記可変遅延回路は、 直列に接続され、各々の遅延時間が前記遅延制御信号に
    より制御される複数の遅延回路を有し、 前記同期遅延クロック回路は、 前記可変遅延回路の出力と前記外部クロック信号とを受
    けて、位相比較を行う位相比較回路と、 前記位相比較結果に応じて、前記可変遅延回路の出力と
    前記外部クロック信号とが同期するように制御するため
    のレベルを有する前記遅延制御信号を出力する遅延制御
    回路と、 前記複数の遅延回路からの複数の遅延出力信号および前
    記外部クロック信号のうち、2つずつの信号の排他的論
    理和演算結果に基づいて、前記内部クロック信号を生成
    する周期変換回路とをさらに含む、請求項1記載の同期
    型集積回路装置。
  8. 【請求項8】 前記可変遅延回路は、2m 個(m:自然
    数)の遅延回路を含み、 前記周期変換回路は、 前記遅延回路からの複数の遅延出力信号および前記外部
    クロック信号のうち、一方に対して他方が2m-1 個の前
    記遅延回路の遅延時間分だけ遅延した2つの信号の排他
    的論理和演算を行う排他的論理和ゲートを含む、請求項
    7記載の同期型半導体集積回路装置。
  9. 【請求項9】 前記可変遅延回路は、2m 個(m:自然
    数)の遅延回路を含み、 前記周期変換回路は、 第1番から第m番のm個の論理演算回路を含み、 前記第1番の論理演算回路は、 前記遅延回路からの複数の遅延出力および前記外部クロ
    ック信号のうち、一方に対して他方が2m-1 個の前記遅
    延回路の遅延時間分だけ遅延した2つの信号の排他的論
    理和演算をそれぞれ行う2m-1 個の排他的論理和ゲート
    を有し、 前記第i番(2≦i≦m)の論理演算回路は、 前記第(i−1)番の論理演算回路の2m-(i-1) 個の排
    他的論理和ゲートからの出力のうち、一方に対して他方
    が2(m-i) 個の前記遅延回路の遅延時間分だけ遅延した
    2つの信号の排他的論理和演算をそれぞれ行う2m-i
    の排他的論理和ゲートを有し、 前記第m番の論理演算回路の前記排他的論理和演算回路
    が前記内部クロック信号を出力する、請求項7記載の同
    期型半導体集積回路装置。
  10. 【請求項10】 前記可変遅延回路は、 前記外部クロック信号を受けて、遅延制御信号レベルに
    応じた遅延時間で遅延した信号を出力するまでの経路中
    に含まれる前記遅延回路の個数を変更する手段をさらに
    含む、請求項7記載の同期型半導体集積回路装置。
  11. 【請求項11】 前記内部同期信号発生回路は、 前記第2の動作モードにおいて、前記内部クロック信号
    を出力する同期クロック発生回路を備え、 前記同期遅延クロック発生回路は、 前記外部クロック信号の活性化に応じて、セットされる
    フリップフロップ回路と、 前記フリップフロップ回路の出力の活性化に応じて、所
    定周期のクロック信号を発振するクロックパルス発生回
    路と、 前記クロックパルス発生回路の出力の活性化回数が所定
    回数となるのに応じて出力を活性化するカウンタ回路と
    を含み、 前記フリップフロップ回路は、前記カウンタ回路の出力
    の活性化に応じてリセットされ、 前記クロックパルス発生回路の出力および前記カウンタ
    回路の出力のいずれかが前記内部クロック信号として出
    力される、請求項1記載の同期型集積回路装置。
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