JP2003045200A - 半導体モジュールおよびそれに用いる半導体記憶装置 - Google Patents

半導体モジュールおよびそれに用いる半導体記憶装置

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JP2003045200A
JP2003045200A JP2001234755A JP2001234755A JP2003045200A JP 2003045200 A JP2003045200 A JP 2003045200A JP 2001234755 A JP2001234755 A JP 2001234755A JP 2001234755 A JP2001234755 A JP 2001234755A JP 2003045200 A JP2003045200 A JP 2003045200A
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test mode
circuit
level
semiconductor memory
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Shunsuke Endo
俊介 遠藤
Takayuki Miyamoto
崇行 宮元
Jun Nakai
潤 中井
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モジュールに含まれる複数の半導体記憶装置
をテストモードへ移行可能な半導体モジュールおよびそ
れに用いる半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 半導体モジュール100,110は、半
導体記憶装置11〜18と、レジスタードバッファ20
と、PLL回路30と、テストモードエントリ回路40
とを備える。テストモードエントリ回路40は、信号M
RS、バンクアドレス信号BA1およびアドレス信号A
DD7をレジスタードバッファ20から受け、通常使用
範囲の電圧レベルよりも高い高電圧レベルから成る信号
EXTBA0を外部から直接受け、PLL回路30を不
活性化する不活性化信号PLLOFFと、高電圧レベル
から成るテストモード移行用の信号SVIHとを発生
し、信号PLLOFFをPLL回路30に与え、信号S
VIHを半導体記憶装置11〜18に与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の半導体記
憶装置を含む半導体モジュールに関し、特に、モジュー
ルの状態において複数の半導体記憶装置を特殊動作をテ
ストするためのテストモードへ移行させることが可能な
半導体モジュールおよびそれに用いる半導体記憶装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、50MHz以上の周波数を有する
クロック信号に同期して動作するDIMM(Doubl
e Inline Memory Module)が注
目されている。DIMMは、2つの半導体モジュールを
1つの基板の両側に形成して作製される。そして、1つ
の半導体モジュールは、複数のDRAM(Dynami
c Random Access Memory)を含
む。
【0003】特に、レジスタードDIMM(RDIMM
(Registered DIMM))に用いられる半
導体モジュールは、複数のDRAMと、PLL回路と、
レジスタードバッファ回路とを含む。PLL回路は、5
0MHz以上の周波数を有するクロック信号を発生し、
各種の信号およびデータを複数のDRAMに入力すると
きのタイミングを調整する。レジスタードバッファ回路
は、外部から入力された制御信号、データ、およびアド
レス信号を受け、制御信号等を構成する電圧レベルを半
導体モジュール内で使用される電圧レベルに変換して複
数のDRAMに与える。
【0004】RDIMMに用いるDRAMは、生産工程
において通常スペック内の動作テストおよび通常スペッ
ク外の特殊動作テストが行なわれる。そして、これらの
テストにより検出された不良品が除去される。
【0005】DRAMは、図23に示すテストモード回
路を含む。テストモード回路は、外部から入力された所
定の信号に基づいて特殊動作テストを行なうテストモー
ドへDRAMを移行させるためのテストモード信号を発
生する。そして、このテストモード信号が発生される
と、DRAMは、通常スペック外の特殊動作がテストさ
れる。
【0006】図23を参照して、DRAMに含まれるテ
ストモード回路600は、ホールド回路601〜603
と、ANDゲート604,605と、SVIHディテク
タ606とを含む。ホールド回路601は、ロウアドレ
スストローブ信号/RAS、コラムアドレスストローブ
信号/CAS、およびライトイネーブル信号/WEが全
てL(論理ロー)レベルのとき、H(論理ハイ)レベル
となる信号MRSを一定期間ホールドし、ホールド信号
MRSHをANDゲート604,605へ出力する。ホ
ールド回路602は、バンクアドレス信号BA1を一定
期間ホールドし、ホールド信号BA1HをANDゲート
604,605へ出力する。ホールド回路603は、ア
ドレス信号ADD7を一定期間ホールドし、ホールド信
号ADD7HをANDゲート604,605へ出力す
る。
【0007】ANDゲート605は、3つのホールド信
号MRSH,BA1H,ADD7Hの論理積を演算し、
信号SVDENEをSVIHディテクタ606へ出力す
る。SVIHディテクタ606は、Hレベルの信号SV
DENEが入力されると活性化され、バンクアドレス信
号BA0が入力されるピンを介して与えられる信号SV
IHの電圧レベルを基準電圧レベルVREFと比較し、
バンクアドレス信号BA0の電圧レベルが基準電圧レベ
ルVREFよりも高いときHレベルの信号BA0SをA
NDゲート604へ出力し、バンクアドレス信号BA0
の電圧レベルが基準電圧レベルVREFよりも低いとき
Lレベルの信号BA0SをANDゲート604へ出力す
る。ANDゲート604は、ホールド信号MRSH,B
A1H,ADD7Hおよび信号BA0Sの論理積を演算
し、その演算結果をテストモード信号TMとして出力す
る。
【0008】図24を参照して、テストモード回路60
0がテストモード信号TMを生成する動作について説明
する。DRAMをテストモードへ移行させるとき、Lレ
ベルのロウアドレスストローブ信号/RAS、Lレベル
のコラムアドレスストローブ信号/CAS、およびLレ
ベルのライトイネーブル信号/WE、Hレベルのバンク
アドレス信号BA1、Hレベルのアドレス信号ADD
7、および通常使用範囲の電圧レベルよりも高い電圧レ
ベルから成る信号SVIHがDRAMに入力される。そ
うすると、テストモード回路600のホールド回路60
1〜603は、それぞれ、一定期間、Hレベルであるホ
ールド信号MRSH,BA1H,ADD7Hを生成して
ANDゲート604,605へ出力する。
【0009】ANDゲート605は、3つのホール信号
MRSH,BA1H,ADD7Hの論理積を演算してH
レベルの信号SVDENEを生成し、その生成したHレ
ベルの信号SVDENEをSVIHディテクタ606へ
出力する。これによって、SVIHディテクタ606
は、活性化され、信号SVIHの電圧レベルを基準電圧
レベルVREFと比較し、その比較結果に応じた論理レ
ベルから成る信号BA0SをANDゲート604へ出力
する。テストモード移行時、信号SVIHは、通常使用
範囲の電圧レベルよりも高い電圧レベルから成るので、
SVIHディテクタ606は、Hレベルの信号BA0S
をANDゲート604へ出力する。
【0010】したがって、SVIHディテクタ606
は、ホールド信号MRSH,BA1H,ADD7HがH
レベルに立上がるタイミングT1から一定期間経過後の
タイミングT2で活性化され、タイミングT2とタイミ
ングT3との間で信号SVIHの電圧レベルを基準電圧
レベルVREFと比較する。
【0011】ANDゲート604は、入力されたホール
ド信号MRSH,BA1H,ADD7Hおよび信号BA
0Sの論理積を演算してHレベルのテストモード信号T
Mを発生する。
【0012】このように、テストモード回路600は、
テストモードへの移行開始からSVIHディテクタ60
6が活性化されるまでのディテクタ起動時間と、信号S
VIHの電圧レベルが基準電圧レベルVREFよりも高
いか否かを判定する判定時間とを経てテストモード信号
TMを発生する。すなわち、テストモード回路600
は、ディテクタ起動と信号SVIHの検出とを行なうの
に時間Tが必要である。
【0013】そして、DRAMはテストモードへ移行さ
れ、特殊動作がテストされる。特殊動作テストにおい
て、不良が検出されたDRAMは排除され、不良が検出
されなかったDRAMだけが半導体モジュールに組込ま
れてRDIMMが作製される。
【0014】作製されたRDIMMは、通常スペック外
の特殊動作テストは行なわれず、通常スペック内の動作
テストのみが行なわれた後に出荷される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、最近、RDI
MMの状態、つまり、モジュール状態において特殊動作
テストを行なうことが要求されているが、RDIMM
は、通常使用範囲の電圧レベルよりも高い電圧レベルか
ら成る信号SVIHが外部から入力されても、信号SV
IHの電圧レベルをモジュール内部で使用する電圧レベ
ルに降圧してDRAMに信号SVIHを与えるレジスタ
ードバッファ回路を搭載しているため、モジュール内の
複数のDRAMの各々を特殊動作テストを行なうテスト
モードへ移行させることができないという問題がある。
【0016】また、DRAMに搭載されたテストモード
回路は、上述したように、信号SVIHを検出するため
にディテクタ起動時間と判定時間とを必要とするSVI
Hディテクタを搭載しているため、信号SVIHの検出
動作に長時間を要し、RDIMMが動作する50MHz
以上の周波数から成るクロック信号の1サイクル内で信
号SVIHを検出できず、モジュール内の各DRAMを
テストモードへ移行できないという問題がある。つま
り、ディテクタの起動動作と信号SVIHの検出動作と
に時間Tが必要であり、この時間Tがクロック信号の1
周期よりも短くできないため、各DRAMをテストモー
ドへ移行させることができない。
【0017】そこで、本発明は、かかる問題を解決する
ためになされたものであり、その目的は、モジュールに
含まれる複数の半導体記憶装置をテストモードへ移行可
能な半導体モジュールを提供することである。
【0018】また、本発明の別の目的は、モジュールに
組込まれた状態でテストモードへ移行可能な半導体記憶
装置を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、半導
体モジュールは、半導体記憶装置が単体においてテスト
モードへ移行する第1の速度よりも速い第2の速度で動
作する半導体モジュールであって、第2の速度を実現す
る周波数から成るクロック信号を発生するPLL回路
と、外部から入力された入力信号を内部で使用される電
圧レベルから成る入力信号に変換し、その変換した入力
信号をクロック信号に同期して出力するレジスタードバ
ッファ回路と、レジスタードバッファ回路からの入力信
号を受け、クロック信号に同期して動作する複数の半導
体記憶装置と、テストモードへの移行要求に応じて、複
数の半導体記憶装置の各々が単体でテストされるテスト
モードと同じテストモードへ半導体記憶装置を移行させ
るためのテストモード移行信号を生成し、その生成した
テストモード移行信号を複数の半導体記憶装置の各々に
与えるテストモードエントリ回路とを備え、複数の半導
体記憶装置の各々は、複数のメモリセルを含むメモリセ
ルアレイと、複数のメモリセルの各々にデータを入出力
する周辺回路と、テストモード移行信号に基づいて、通
常動作と異なる特殊動作をテストするためのテストモー
ド信号を発生するテストモード回路とを含み、周辺回路
は、テストモード信号に応じて、複数のメモリセルの各
々に特殊動作をテストするためのデータの入出力を行な
う。
【0020】この発明による半導体モジュールにおいて
は、テストモードエントリ回路は、モジュール状態で半
導体記憶装置をテストモードへ移行させるためのテスト
モード移行信号を生成して半導体記憶装置に与える。そ
して、半導体記憶装置においては、テストモード移行信
号に基づいてテストモード信号が生成され、特殊動作が
テストされる。
【0021】したがって、この発明によれば、半導体モ
ジュールに組込まれた状態で半導体記憶装置をテストモ
ードへ移行できる。
【0022】好ましくは、テストモード回路は、テスト
モード移行信号の電圧レベルが基準電圧レベルよりも高
いときテストモード信号を発生し、テストモードエント
リ回路は、基準電圧レベルよりも高く、かつ、通常使用
範囲の電圧レベルよりも高い高電圧レベルから成るテス
トモード移行信号を生成してテストモード回路に与え
る。
【0023】半導体記憶装置のテストモード回路は、通
常使用範囲の電圧レベルよりも高い電圧レベルから成る
テストモード信号をテストモードエントリ回路から受け
てテストモード信号を発生する。
【0024】したがって、この発明によれば、モジュー
ル状態においても、単体におけるテストモード移行時と
同じ動作により半導体記憶装置をテストモードへ移行で
きる。
【0025】好ましくは、テストモードエントリ回路
は、レジスタードバッファ回路から入力されたテストモ
ードへの移行要求を示す所定の信号と外部から入力され
た高電圧レベルから成る外部入力信号とに基づいて、P
LL回路を不活性化させる不活性化信号とテストモード
移行信号とを生成し、その生成した不活性化信号をPL
L回路に与え、生成したテストモード移行信号を半導体
記憶装置に与える。
【0026】テストモード移行時、半導体記憶装置はク
ロック信号に同期した動作から開放され、テストモード
移行信号に基づいてテストモードへ移行される。
【0027】したがって、この発明によれば、モジュー
ル状態においても、単体時のテストモードへの移行動作
と同じ動作により半導体記憶装置をテストモードへ移行
できる。
【0028】好ましくは、テストモードエントリ回路
は、所定の信号に基づいて不活性化信号を生成する第1
の信号生成回路と、不活性化信号を受けると活性化さ
れ、外部入力信号の電圧レベルが基準電圧レベルよりも
高いときテストモード移行信号を生成する第2の信号生
成回路とを含む。
【0029】テストモード移行時、PLL回路が不活性
化されることに伴い、半導体記憶装置はテストモードへ
移行される。
【0030】したがって、この発明によれば、モジュー
ル状態において、半導体記憶装置を正確にテストモード
へ移行できる。
【0031】好ましくは、テストモードエントリ回路
は、テストモードへの移行要求を示す所定の信号と高電
圧レベルから成る外部入力信号とを外部から受け、外部
入力信号をテストモード移行信号として半導体記憶装置
に与える。
【0032】テストモード移行時、半導体記憶装置は、
外部から入力された高電圧レベルから成る外部入力信号
を直接受ける。
【0033】したがって、この発明によれば、モジュー
ル状態においても、単体時のテストモードへの移行動作
と同じ動作により半導体記憶装置をテストモードへ移行
できる。
【0034】好ましくは、テストモードエントリ回路
は、所定の信号に基づいて外部入力信号を半導体記憶装
置へ直接導くためのバイパス信号を生成する信号生成回
路と、バイパス信号に基づいて外部入力信号を半導体記
憶装置に直接与えるバイパス回路とを含む。
【0035】テストモード時、バイパス信号が生成され
る。そして、バイパス信号が生成されると、高電圧レベ
ルから成る外部入力信号が半導体記憶装置に、直接、与
えられる。
【0036】したがって、この発明によれば、モジュー
ル状態において、半導体記憶装置を正確にテストモード
へ移行できる。
【0037】好ましくは、テストモード回路は、クロッ
ク信号の1つのサイクルで活性化され、1つのサイクル
に連続するもう1つのサイクルでテストモード移行信号
を検出してテストモード信号を発生する。
【0038】テストモード回路の起動およびテストモー
ド移行信号の検出が、クロック信号の2つのサイクルに
おいて行なわれる。
【0039】したがって、この発明によれば、高周波数
のクロック信号に同期して動作する半導体モジュールに
おいても、そのクロック信号に同期して半導体記憶装置
をテストモードへ移行できる。
【0040】好ましくは、テストモード回路は、レジス
タードバッファ回路からの所定の信号に基づいて1つの
サイクルにおいて活性化され、もう1つのサイクルにお
いてテストモード移行信号を検出する検出回路と、検出
回路によりテストモード移行信号が検出されたとき、も
う1つのサイクルにおいてテストモード信号を発生する
信号発生回路とを含む。
【0041】テストモード回路が活性化されると、テス
トモード移行信号の検出動作およびテストモード信号の
発生動作がクロック信号の1つのサイクル内で行なわれ
る。
【0042】したがって、この発明によれば、モジュー
ル状態において、半導体記憶装置を迅速にテストモード
へ移行できる。
【0043】好ましくは、検出回路は、所定の信号に基
づいて、1つのサイクルにおいて活性化信号を生成する
信号生成回路と、活性化信号に基づいて、1つのサイク
ルにおいて活性化され、もう1つのサイクルにおいてテ
ストモード移行信号の電圧レベルを基準電圧レベルと比
較して比較結果を出力する比較回路とから成り、信号発
生回路は、テストモード移行信号の電圧レベルが基準電
圧レベルよりも高いときテストモード信号を発生する。
【0044】活性化信号が生成されると、クロック信号
の1つのサイクルにおいてテストモード移行信号の電圧
レベルが基準電圧レベルと比較されてテストモード信号
が発生される。
【0045】したがって、この発明によれば、基準電圧
レベルよりも高い電圧レベルのテストモード信号を半導
体記憶装置へ与えれば、モジュール状態において、半導
体記憶装置を迅速にテストモードへ移行できる。
【0046】また、この発明によれば、半導体モジュー
ルは、半導体記憶装置が単体においてテストモードへ移
行する第1の速度よりも速い第2の速度で動作する半導
体モジュールであって、第2の速度を実現する周波数か
ら成るクロック信号を発生するPLL回路と、外部から
入力された入力信号を内部で使用される電圧レベルから
成る入力信号に変換し、その変換した入力信号をクロッ
ク信号に同期して出力するレジスタードバッファ回路
と、レジスタードバッファ回路からの入力信号を受け、
クロック信号に同期して動作する複数の半導体記憶装置
とを備え、複数の半導体記憶装置の各々は、複数のメモ
リセルを含むメモリセルアレイと、複数のメモリセルの
各々にデータを入出力する周辺回路と、テストモードへ
の移行時、レジスタードバッファ回路から受けたテスト
モード移行信号に基づいて、通常動作と異なる特殊動作
をテストするためのテストモード信号を発生するテスト
モード回路とを含み、周辺回路は、テストモード信号に
応じて、複数のメモリセルの各々に特殊動作をテストす
るためのデータの入出力を行なう。
【0047】この発明による半導体モジュールにおいて
は、テストモードへの移行時、レジスタードバッファ回
路は、テストモード移行信号を半導体記憶装置へ出力
し、半導体記憶装置のテストモード回路は、テストモー
ド移行信号に基づいてテストモード信号を発生する。そ
して、半導体記憶装置において、メモリセルの特殊動作
がテストされる。
【0048】したがって、この発明によれば、半導体モ
ジュール内で使用される電圧レベルから成るテストモー
ド移行信号を用いて半導体記憶装置をテストモードへ移
行できる。
【0049】好ましくは、テストモード回路は、半導体
記憶装置が単体でテストモードへ移行されるときの第1
のテストモード移行信号と異なる第2のテストモード移
行信号に基づいてテストモード信号を発生する。
【0050】テストモードへの移行時、半導体記憶装置
のテストモード回路は、モジュール状態に専用のテスト
モード移行信号に基づいてテストモード信号を発生す
る。
【0051】したがって、この発明によれば、半導体モ
ジュールにおいて通常使用される電圧レベルよりも高い
電圧レベルから成る信号を半導体記憶装置に与えなくて
も、モジュール状態において半導体記憶装置をテストモ
ードへ移行できる。
【0052】好ましくは、テストモード回路は、第1の
テストモード移行信号に基づいてテストモード信号を発
生する第1の回路と、第2のテストモード移行信号に基
づいてテストモード信号を発生する第2の回路とから成
り、第2の回路は、第2のテストモード移行信号をレジ
スタードバッファ回路から受ける。
【0053】モジュール状態におけるテストモードへの
移行時、テストモード回路の第2の回路が動作し、第2
の回路は、モジュール状態に専用のテストモード移行信
号に基づいてテストモード信号を発生する。
【0054】したがって、この発明によれば、モジュー
ル状態に専用の回路によってテストモード信号を発生で
きる。
【0055】また、この発明によれば、半導体記憶装置
は、半導体記憶装置が単体においてテストモードへ移行
する第1の速度よりも速い第2の速度を実現する周波数
から成るクロック信号に同期して動作する半導体モジュ
ールに使用される半導体記憶装置であって、複数のメモ
リセルを含むメモリセルアレイと、複数のメモリセルの
各々にデータを入出力する周辺回路と、テストモードへ
の移行時、半導体モジュールに含まれるバッファ回路か
らのテストモード移行信号に基づいて通常動作と異なる
特殊動作をテストするためのテストモード信号を発生す
るテストモード回路とを含み、周辺回路は、テストモー
ド信号に応じて、複数のメモリセルの各々に特殊動作を
テストするためのデータの入出力を行なう。
【0056】この発明による半導体記憶装置は、テスト
モードへの移行時、半導体モジュールの構成要素である
バッファ回路からテストモード移行信号を受ける。そし
て、半導体記憶装置においては、テストモード回路は、
テストモード移行信号に基づいてテストモード信号を発
生し、メモリセルは、特殊動作がテストされる。
【0057】したがって、この発明によれば、半導体モ
ジュールに組込まれた状態で半導体記憶装置をテストモ
ードへ移行できる。
【0058】好ましくは、テストモード回路は、クロッ
ク信号の1つのサイクルで活性化され、1つのサイクル
に連続するもう1つのサイクルでテストモード移行信号
を検出してテストモード信号を発生する。
【0059】テストモード回路の起動およびテストモー
ド移行信号の検出が、クロック信号の2つのサイクルに
おいて行なわれる。
【0060】したがって、この発明によれば、高周波数
のクロック信号に同期して動作する半導体記憶装置にお
いて、そのクロック信号に同期して半導体記憶装置をテ
ストモードへ移行できる。その結果、半導体記憶装置を
半導体モジュールに用いても、モジュール状態で半導体
記憶装置をテストモードへ移行できる。
【0061】好ましくは、テストモード回路は、バッフ
ァ回路からの所定の信号に基づいて1つのサイクルにお
いて活性化され、もう1つのサイクルにおいてテストモ
ード移行信号を検出する検出回路と、検出回路によりテ
ストモード移行信号が検出されたとき、もう1つのサイ
クルにおいてテストモード信号を発生する信号発生回路
とを含む。
【0062】テストモード回路が活性化されると、テス
トモード移行信号の検出動作およびテストモード信号の
発生動作がクロック信号の1つのサイクル内で行なわれ
る。
【0063】したがって、この発明によれば、モジュー
ル状態において、迅速にテストモードへ移行できる半導
体記憶装置を提供できる。
【0064】好ましくは、検出回路は、所定の信号に基
づいて、1つのサイクルにおいて活性化信号を生成する
信号生成回路と、活性化信号に基づいて、1つのサイク
ルにおいて活性化され、もう1つのサイクルにおいてテ
ストモード移行信号の電圧レベルを基準電圧レベルと比
較して比較結果を出力する比較回路とから成り、信号発
生回路は、テストモード移行信号の電圧レベルが基準電
圧レベルよりも高いときテストモード信号を発生する。
【0065】活性化信号が生成されると、クロック信号
の1つのサイクルにおいてテストモード移行信号の電圧
レベルが基準電圧レベルと比較されてテストモード信号
が発生される。
【0066】したがって、この発明によれば、基準電圧
レベルよりも高い電圧レベルのテストモード信号を半導
体記憶装置へ与えれば、モジュール状態において、半導
体記憶装置を迅速にテストモードへ移行できる。
【0067】好ましくは、テストモード回路は、半導体
記憶装置が単体でテストモードへ移行されるときの第1
のテストモード移行信号と異なる第2のテストモード移
行信号に基づいてテストモード信号を発生する。
【0068】テストモードへの移行時、半導体記憶装置
のテストモード回路は、モジュール状態に専用のテスト
モード移行信号に基づいてテストモード信号を発生す
る。
【0069】したがって、この発明によれば、半導体モ
ジュールにおいて通常使用される電圧レベルよりも高い
電圧レベルから成る信号を半導体記憶装置に与えなくて
も、モジュール状態において半導体記憶装置をテストモ
ードへ移行できる。
【0070】好ましくは、テストモード回路は、第1の
テストモード移行信号に基づいてテストモード信号を発
生する第1の回路と、第2のテストモード移行信号に基
づいてテストモード信号を発生する第2の回路とから成
り、第2の回路は、第2のテストモード移行信号をバッ
ファ回路から受ける。
【0071】モジュール状態におけるテストモードへの
移行時、テストモード回路の第2の回路が動作し、第2
の回路は、モジュール状態に専用のテストモード移行信
号に基づいてテストモード信号を発生する。
【0072】したがって、この発明によれば、モジュー
ル状態に専用の回路によってテストモード信号を発生で
きる。
【0073】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または
相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
【0074】[実施の形態1]図1を参照して、モジュ
ール10は、半導体モジュール100,110と、基板
120とを備える。半導体モジュール100,110
は、基板120に対して互いに反対側に設けられる。モ
ジュール10は、RDIMMであり、半導体モジュール
100,110は、複数のDRAMを含み、RDIMM
を構成する。
【0075】図2を参照して、実施の形態1による半導
体モジュール100,110は、半導体記憶装置11〜
18と、レジスタードバッファ20と、PLL回路30
と、テストモードエントリ回路40とを備える。
【0076】半導体記憶装置11〜18は、複数のメモ
リセルを含むDRAMから成り、データを記憶する。レ
ジスタードバッファ20は、アドレス信号ADD0〜A
DDn、バンクアドレス信号BA0〜BAm、ロウアド
レスストローブ信号/RAS、コラムアドレスストロー
ブ信号/CAS、ライトイネーブル信号/WE、および
データを外部端子から受け、その受けたアドレス信号A
DD0〜ADDn等を構成する電圧レベルを半導体モジ
ュール100,110内で使用される所定の電圧レベル
に変換する。そして、レジスタードバッファ20は、所
定の電圧レベルに変換したアドレス信号ADD0〜AD
Dn等をPLL回路30からのクロック信号CLKに同
期して半導体記憶装置11〜18へ出力する。
【0077】また、レジスタードバッファ20は、所定
の電圧レベルに変換したロウアドレスストローブ信号/
RAS、コラムアドレスストローブ信号/CAS、およ
びライトイネーブル信号/WEの論理積を演算し、その
演算した結果を信号MRSとして半導体記憶装置11〜
18およびテストモードエントリ回路40へ出力する。
【0078】さらに、レジスタードバッファ20は、所
定の電圧レベルに変換したアドレス信号ADD7および
バンクアドレス信号BA1を半導体記憶装置11〜18
およびテストモードエントリ回路40へ出力する。
【0079】また、さらに、レジスタードバッファ20
は、半導体記憶装置11〜18からの読出データを入出
力端子DQへ出力する。
【0080】PLL回路30は、50MHz以上の周波
数を有するクロック信号CLKを発生し、その発生した
クロック信号CLKの位相をレジスタードバッファ20
から入力されたデータの位相に一致させる。そして、P
LL回路30は、位相を調整したクロック信号CLKを
半導体記憶装置11〜18およびレジスタードバッファ
20へ出力する。
【0081】テストモードエントリ回路40は、レジス
タードバッファ20からの信号MRS、アドレス信号A
DD7およびバンクアドレス信号BA1を受け、また、
信号EXTBA0を外部から直接受ける。そして、テス
トモードエントリ回路40は、信号MRS、信号EXT
BA0、アドレス信号ADD7、およびバンクアドレス
信号BA1に基づいて、後述する方法によって信号PL
LOFFおよび信号SVIHを発生し、その発生した信
号PLLOFFをPLL回路30へ出力し、信号SVI
Hを半導体記憶装置11〜18へ出力する。
【0082】半導体モジュール100,110における
クロック信号CLKに同期した動作速度は、半導体記憶
装置11〜18が単独でテストモードへ移行されるとき
の速度よりも速い。そして、半導体記憶装置11〜18
は、PLL回路30からのクロック信号CLKに同期し
て動作し、半導体モジュール100,110においては
単独で使用されるときの速度よりも速い速度で動作す
る。
【0083】なお、図2においては、図面を見易くする
ためにPLL回路30から半導体記憶装置11〜18へ
クロック信号CLKを出力する出力線および半導体記憶
装置11〜18からレジスタードバッファ20へ読出デ
ータが出力される出力線が省略されている。
【0084】図3を参照して、半導体記憶装置11〜1
8は、バッファ200,210,220と、ロウ制御回
路230と、コラム制御回路240と、書込制御回路2
50と、ロウアドレスバッファ260と、コラムアドレ
スバッファ270と、モード回路280と、コラムデコ
ーダ290と、センスアンプ300と、ロウデコーダ3
10と、メモリセルアレイ320と、プリアンプ330
と、出力バッファ340と、ライトドライバ350と、
入力バッファ360と、電圧発生回路370とを含む。
【0085】バッファ200は、レジスタードバッファ
20から入力されたロウアドレスストローブ信号/RA
Sをラッチし、そのラッチしたロウアドレスストローブ
信号/RASをロウ制御回路230へ出力する。バッフ
ァ210は、レジスタードバッファ20から入力された
コラムアドレスストローブ信号/CASをラッチし、そ
のラッチしたコラムアドレスストローブ信号/CASを
コラム制御回路240へ出力する。バッファ220は、
レジスタードバッファ20から入力されたライトイネー
ブル信号/WEをラッチし、そのラッチしたライトイネ
ーブル信号/WEを書込制御回路250へ出力する。
【0086】ロウアドレスバッファ260は、レジスタ
ードバッファ20から入力されたアドレス信号ADD0
〜ADDnをラッチし、そのラッチしたアドレス信号A
DD0〜ADDnをロウ制御回路230へ出力する。
【0087】コラムアドレスバッファ270は、レジス
タードバッファ20から入力されたアドレス信号ADD
0〜ADDnをラッチし、そのラッチしたアドレス信号
ADD0〜ADDnをコラム制御回路240へ出力す
る。
【0088】ロウ制御回路230は、バッファ200か
ら入力されたロウアドレスストローブ信号/RASがH
レベルからLレベルに切換わるタイミングでロウアドレ
スバッファ260から入力されたアドレス信号ADD0
〜ADDnを行アドレスとしてロウデコーダ310へ出
力する。コラム制御回路240は、バッファ210から
入力されたコラムアドレスストローブ信号/CASがH
レベルからLレベルに切換わるタイミングでコラムアド
レスバッファ270から入力されたアドレス信号ADD
0〜ADDnを列アドレスとしてコラムデコーダ290
へ出力する。書込制御回路250は、バッファ220か
らLレベルのライトイネーブル信号/WEが入力される
と、書込データをI/O線へ書込むようにライトドライ
バ350を制御する。
【0089】モード回路280は、モード切換回路(図
示せず)とテストモード回路2800とを含む。モード
切換回路は、レジスタードバッファ20から入力された
バンクアドレスBA0〜BAmに基づいてメモリセルア
レイ320を構成する複数のバンクの各々を選択する。
なお、図3においては、バンクの構成およびバンクの選
択方法等は、本発明に直接関連しないので、バンクは図
示されていない。
【0090】また、テストモード回路2800は、レジ
スタードバッファ20から入力された信号MRS、アド
レス信号ADD7およびバンクアドレス信号BA1と、
テストモードエントリ回路40から入力された信号SV
IHに基づいて、後述する方法によってテストモード信
号TMを発生する。
【0091】コラムデコーダ290は、コラム制御回路
240から入力された列アドレスをデコードし、そのデ
コードした列アドレスによって指定されたビット線対B
Lm,/BLmを活性化する。センスアンプ300は、
ライトドライバ350によりI/O線に書込まれた書込
データを、活性化されたビット線対BLm,/BLmに
転送する。また、センスアンプ300は、活性化された
メモリセルから読出された読出データをビット線対BL
m,/BLmを介して受け、その読出データを増幅す
る。そして、センスアンプ300は、増幅した読出デー
タをI/O線を介してプリアンプ330へ出力する。
【0092】ロウデコーダ310は、ロウ制御回路23
0からの行アドレスをデコードし、そのデコードした行
アドレスによって指定されたワード線Wnを活性化す
る。メモリセルアレイ320は、複数のメモリセルと、
複数のビット線対BLm,/BLmと、複数のイコライ
ズ回路と、複数のワード線Wnとを含む。複数のメモリ
セルは、n×m(n,mは自然数)の行列状に配列さ
れ、複数のワード線Wnおよび複数のビット線対BL
m,/BLmによって選択的に活性化される。複数のイ
コライズ回路は、複数のビット線対BLm,/BLmに
対応して設けられ、メモリセルへのデータの入出力が開
始される前に対応するビット線対BLm,/BLmをプ
リチャージ電圧Vbbにイコライズする。
【0093】プリアンプ330は、I/O線を介して入
力された読出データを増幅し、その増幅した読出しデー
タを出力バッファ340へ出力する。出力バッファ34
0は、プリアンプ330からの読出データをラッチし、
そのラッチした読出データを入出力端子DQを介してレ
ジスタードバッファ20へ出力する。
【0094】入力バッファ360は、レジスタードバッ
ファ20から入力された書込データをラッチし、そのラ
ッチした書込データをライトドライバ350へ出力す
る。ライトドライバ350は、入力バッファ360から
入力された書込データを書込制御回路250からの制御
に従ってI/O線に書込む。
【0095】電圧発生回路370は、外部電源電圧を降
圧してアレイ動作電圧Vdd、プリチャージ電圧Vb
b、およびセルプレート電圧Vcpを発生し、その発生
したアレイ動作電圧Vddをセンスアンプ300へ供給
し、発生したプリチャージ電圧Vbbをメモリセルアレ
イ320に含まれる複数のイコライズ回路へ供給し、発
生したセルプレート電圧Vcpをメモリセルのセルプレ
ート電極へ供給する。なお、アレイ動作電圧Vddは、
センスアンプ300が読出データを増幅する際の電源電
圧として使用され、プリチャージ電圧Vbbは、イコラ
イズ回路が対応するビット線対BLm,/BLmをイコ
ライズするときの電源電圧として使用され、セルプレー
ト電圧Vcpは、メモリセルに書込まれたデータをメモ
リセル内に保持するために用いられる。
【0096】図4を参照して、テストモードエントリ回
路40は、ANDゲート41と、SVIHディテクタ4
2と、SVIH発生回路43とを含む。ANDゲート4
1は、レジスタードバッファ20から入力された信号M
RS、アドレス信号ADD7およびバンクアドレス信号
BA1の論理積を演算して信号PLLOFFを発生し、
その発生した信号PLLOFFをPLL回路30および
SVIHディテクタ42へ出力する。
【0097】特殊動作をテストするテストモードへ半導
体記憶装置11〜18を移行させるとき、Lレベルのロ
ウアドレスストローブ信号/RAS、Lレベルのコラム
アドレスストローブ信号/CAS、Lレベルのライトイ
ネーブル信号/WE、Hレベルのアドレス信号ADD7
およびHレベルのバンクアドレス信号BA1が半導体モ
ジュール100,110に入力されるため、テストモー
ドエントリ回路40は、Hレベルの信号MRS、Hレベ
ルのアドレス信号ADD7およびHレベルのバンクアド
レス信号BA1をレジスタードバッファ20から受け
る。したがって、ANDゲート41は、Hレベルの信号
PLLOFFを発生する。この信号PLLOFFは、H
レベルであるときPLL回路30を不活性化し、SVI
Hディテクタ42を活性化する。また、信号PLLOF
Fは、Lレベルであるとき、PLL回路30を活性化
し、SVIHディテクタ42を不活性化する。
【0098】SVIHディテクタ42は、Hレベルの信
号PLLOFFにより活性化され、外部から直接入力さ
れた信号EXTBA0の電圧レベルを基準電圧レベルV
REFと比較する。そして、SVIHディテクタ42
は、信号EXTBA0の電圧レベルが基準電圧レベルV
REFよりも高いときHレベルの信号SVIHONをS
VIH発生回路43へ出力し、信号EXTBA0の電圧
レベルが基準電圧レベルVREFよりも低いときLレベ
ルの信号SVIHONをSVIH発生回路43へ出力す
る。
【0099】半導体記憶装置11〜18をテストモード
へ移行させるとき、信号EXTBA0は、通常使用範囲
の電圧レベルよりも高い電圧レベルから成るので、SV
IHディテクタ42はHレベルの信号SVIHONをS
VIH発生回路43へ出力する。
【0100】SVIH発生回路43は、Hレベルの信号
SVIHONが入力されると、通常使用範囲の電圧レベ
ルよりも高い電圧レベルから成るHレベルの信号SVI
Hを発生し、その発生したHレベルの信号SVIHを半
導体記憶装置11〜18へ出力する。また、SVIH発
生回路43は、Lレベルの信号SVIHONが入力され
ると、基準電圧レベルVREFよりも低い電圧レベルか
ら成るLレベルの信号SVIHを発生し、その発生した
Lレベルの信号SVIHを半導体記憶装置11〜18へ
出力する。
【0101】図5を参照して、SVIHディテクタ42
は、PチャネルMOSトランジスタ421〜423,4
28,429,435,436と、NチャネルMOSト
ランジスタ430〜432とを含む。
【0102】PチャネルMOSトランジスタ421〜4
23は、ノード424と接地ノード425との間に直列
に接続される。PチャネルMOSトランジスタ421
は、ノード424上の電圧を基板電圧として受け、ノー
ド424とノード426との間にダイオード接続され
る。PチャネルMOSトランジスタ422は、ノード4
26上の電圧を基板電圧として受け、ノード426とノ
ード427との間にダイオード接続される。Pチャネル
MOSトランジスタ423は、ノード427上の電圧を
基板電圧として受け、ノード427と接地ノード425
との間にダイオード接続される。
【0103】したがって、PチャネルMOSトランジス
タ421〜423は、各々抵抗として機能し、ノード4
24に供給された電圧SVの電圧レベルを3分の1に分
圧し、その分圧した電圧1/3SVをノード427から
NチャネルMOSトランジスタ430のゲート端子へ供
給する。
【0104】PチャネルMOSトランジスタ428およ
びNチャネルMOSトランジスタ430は、電源ノード
433とノード438との間に直列に接続される。Pチ
ャネルMOSトランジスタ429およびNチャネルMO
Sトランジスタ431は、電源ノード433とノード4
38との間に直列に接続される。PチャネルMOSトラ
ンジスタ428およびNチャネルMOSトランジスタ4
30は、PチャネルMOSトランジスタ429およびN
チャネルMOSトランジスタ431に対して並列に接続
される。ノード437上の電圧は、PチャネルMOSト
ランジスタ428,429のゲート端子に供給される。
PチャネルMOSトランジスタ428,429は、電源
ノード433に供給された電源電圧EXVDDを基板電
圧として受ける。NチャネルMOSトランジスタ430
は、電圧1/3SVをゲート端子に受け、NチャネルM
OSトランジスタ431は、基準電圧VREFとして電
圧1/2EXVDDをゲート端子に受ける。Nチャネル
MOSトランジスタ432は、ノード438と接地ノー
ド425との間に接続され、テストモードエントリ回路
40からの信号PLLOFFをゲート端子に受ける。
【0105】したがって、PチャネルMOSトランジス
タ428,429およびNチャネルMOSトランジスタ
430,431は、NチャネルMOSトランジスタ43
0のゲート端子に供給された電圧1/3SVを、Nチャ
ネルMOSトランジスタ431のゲート端子に供給され
た電圧1/2EXVDDと差動比較し、その比較結果に
応じてHレベルまたはLレベルの信号SVIHONを出
力する。電圧1/3SVの電圧レベルが電圧1/2EX
VDDの電圧レベルよりも高いとき、ノード434上の
電圧はノード437上の電圧よりも高くなるので、SV
IHディテクタ42は、Hレベルの信号SVIHONを
出力する。また、電圧1/3SVの電圧レベルが電圧1
/2EXVDDの電圧レベルよりも低いとき、ノード4
34上の電圧はノード437上の電圧よりも低くなるの
で、SVIHディテクタ42は、Lレベルの信号SVI
HONを出力する。
【0106】PチャネルMOSトランジスタ435,4
36は、電源ノード433と接地ノード425との間に
直列に接続される。PチャネルMOSトランジスタ43
5は、電源ノード433とノード439との間にダイオ
ード接続され、電源ノード433に供給された電源電圧
EXVDDを基板電圧として受ける。PチャネルMOS
トランジスタ436は、ノード439と接地ノード42
5との間にダイオード接続され、ノード439上の電圧
を基板電圧として受ける。
【0107】したがって、PチャネルMOSトランジス
タ435,436は、電源ノード433に供給された電
源電圧EXVDDを2分の1に分圧し、その分圧した1
/2EXVDDを基準電圧レベルVREFとしてNチャ
ネルMOSトランジスタ431のゲート端子に供給す
る。
【0108】半導体記憶装置11〜18をテストモード
へ移行させるとき、Hレベルの信号PLLOFFがAN
Dゲート41から入力され、信号EXTBA0を構成す
る3/2EXVDDよりも高い電圧が電圧SVとして外
部から直接供給されるので、電圧1/3SVの電圧レベ
ルは、電圧1/2EXVDDの電圧レベルよりも高くな
り、SVIHディテクタ42は、Hレベルの信号SVI
HONを出力する。また、通常動作時においては、Lレ
ベルの信号PLLOFFがANDゲート41から入力さ
れるので、SVIHディテクタ42は、活性化されず、
Lレベルの信号SVIHONを出力する。
【0109】図6を参照して、半導体記憶装置11〜1
8のモード回路280に含まれるテストモード回路28
00について説明する。テストモード回路2800は、
ホールド回路281〜283と、ANDゲート284,
285と、SVIHディテクタ286とを含む。
【0110】ホールド回路281は、レジスタードバッ
ファ20から入力された信号MRSを一定期間ホールド
し、そのホールド信号MRSHをANDゲート284,
285へ出力する。ホールド回路282は、レジスター
ドバッファ20から入力されたバンクアドレス信号BA
1を一定期間ホールドし、そのホールド信号BA1Hを
ANDゲート284,285へ出力する。ホールド回路
283は、レジスタードバッファ20から入力されたア
ドレス信号ADD7を一定期間ホールドし、そのホール
ド信号ADD7HをANDゲート284,285へ出力
する。
【0111】ANDゲート285は、ホールド信号MR
SH,BA1H,ADD7Hの論理積を演算し、その演
算結果である信号SVDENEをSVIHディテクタ2
86へ出力する。SVIHディテクタ286は、図5に
示すSVIHディテクタ42と同じ回路構成から成り、
SVIH発生回路43からの信号SVIHの電圧レベル
を基準電圧レベルVREFと比較し、その比較結果に応
じた論理レベルから成る信号BA0SをANDゲート2
84へ出力する。この場合、SVIHディテクタ286
は、信号PLLOFFに代えて信号SVDENEを活性
化信号としてNチャネルMOSトランジスタ432のゲ
ート端子に受ける。
【0112】ANDゲート284は、ホールド信号MR
SH、ホールド信号BA1H、ホールド信号ADD7H
および信号BA0Sの論理積を演算してテストモード信
号TMを出力する。
【0113】半導体記憶装置11〜18をテストモード
へ移行させるとき、Hレベルの信号MRS、Hレベルの
バンクアドレス信号BA1、およびHレベルのアドレス
信号ADD7がレジスタードバッファ20から入力さ
れ、通常使用範囲の電圧レベルよりも高い電圧レベルか
ら成る信号SVIHがテストモードエントリ回路40か
ら入力されるので、ホールド回路281はHレベルのホ
ールド信号MRSHをANDゲート284,285へ出
力し、ホールド回路282はHレベルのホールド信号B
A1HをANDゲート284,285へ出力し、ホール
ド回路283はHレベルのホールド信号ADD7HをA
NDゲート284,285へ出力する。そして、AND
ゲート285は、Hレベルのホールド信号MRSH,B
A1H,ADD7Hに基づいてHレベルの信号SVDE
NEをSVIHディテクタ286へ出力する。そうする
と、SVIHディテクタ286は、HレベルのSVDE
NEによって活性化され、信号SVIHの電圧レベルを
基準電圧レベルVREFと比較し、Hレベルの信号BA
0SをANDゲート284へ出力する。そして、AND
ゲート284は、Hレベルのホールド信号MRSH,B
A1H,ADD7Hと、Hレベルの信号BA0Sとに基
づいてHレベルのテストモード信号TMを出力する。
【0114】図2〜図7を参照して、半導体モジュール
100,110において半導体記憶装置11〜18をテ
ストモードへ移行させる動作について説明する。半導体
記憶装置11〜18をテストモードへ移行させるとき、
Lレベルのロウアドレスストローブ信号/RAS、Lレ
ベルのコラムアドレスストローブ信号/CAS、Lレベ
ルのライトイネーブル信号/WE、Hレベルのバンクア
ドレス信号BA1、およびHレベルのアドレス信号AD
D7が外部端子からレジスタードバッファ20へ入力さ
れ、通常使用範囲の電圧レベルよりも高い電圧レベルか
ら成る信号EXTBA0がテストモードエントリ回路4
0へ直接入力される。
【0115】そうすると、レジスタードバッファ20
は、Lレベルのロウアドレスストローブ信号/RAS、
Lレベルのコラムアドレスストローブ信号/CAS、お
よびLレベルのライトイネーブル信号/WEの論理積を
演算し、その演算結果であるHレベルの信号MRSをク
ロック信号CLKに同期して半導体記憶装置11〜18
およびテストモードエントリ回路40へ出力する。ま
た、レジスタードバッファ20は、Hレベルのバンクア
ドレス信号BA1、およびHレベルのアドレス信号AD
D7を所定の電圧レベルから成るHレベルのバンクアド
レス信号BA1、およびHレベルのアドレス信号ADD
7に変換した後、クロック信号CLKに同期してHレベ
ルのバンクアドレス信号BA1、およびHレベルのアド
レス信号ADD7を半導体記憶装置11〜18およびテ
ストモードエントリ回路40へ出力する。
【0116】テストモードエントリ回路40において
は、ANDゲート41は、Hレベルの信号MRSと、H
レベルのバンクアドレス信号BA1と、Hレベルのアド
レス信号ADD7との論理積を演算してHレベルの信号
PLLOFFをSVIHディテクタ42およびPLL回
路30へ出力する。SVIHディテクタ42は、Hレベ
ルの信号PLLOFFによって活性化され、通常使用範
囲の電圧レベルよりも高い電圧レベルから成る信号EX
TBA0の電圧レベルを基準電圧レベルVREFと比較
し、Hレベルの信号SVIHONをSVIH発生回路4
3へ出力する。そして、SVIH発生回路43は、Hレ
ベルの信号SVIHONに基づいて、通常使用範囲の電
圧レベルよりも高い高電圧レベルから成る信号SVIH
を発生し、その発生した信号SVIHを半導体記憶装置
11〜18へ出力する。つまり、実施の形態1において
は、通常使用範囲の電圧レベルよりも高い高電圧レベル
から成る信号SVIHを半導体モジュール100,11
0の内部で発生する。
【0117】そうすると、PLL回路30はHレベルの
信号PLLOFFにより不活性化され、半導体記憶装置
11〜18は、50MHz以上の周波数から成るクロッ
ク信号CLKに同期した動作状態から開放され、低速で
の動作が可能になる。
【0118】一方、半導体記憶装置11〜18において
は、モード回路280に含まれるテストモード回路28
00は、Hレベルの信号MRS、Hレベルのバンクアド
レス信号BA1、およびHレベルのアドレス信号ADD
7をレジスタードバッファ20から受け、高電圧レベル
から成る信号SVIHをテストモードエントリ回路40
から受ける。そして、テストモード回路2800におい
ては、ホールド回路281は、Hレベルの信号MRSを
ホールドしてホールド信号MRSHをANDゲート28
4,285へ出力し、ホールド回路282は、Hレベル
のバンクアドレス信号BA1をホールドしてホールド信
号BA1HをANDゲート284,285へ出力し、ホ
ールド回路283は、Hレベルのアドレス信号ADD7
をホールドしてホールド信号ADD7HをANDゲート
284,285へ出力する。
【0119】ANDゲート285は、Hレベルのホール
ド信号MRSH,BA1H,ADD7Hの論理積を演算
してHレベルの信号SVDENEをSVIHディテクタ
286へ出力する。そして、SVIHディテクタ286
は、Hレベルの信号SVDENEによって活性化され、
信号SVIHの電圧レベルを基準電圧レベルVREFと
比較してHレベルの信号BA0SをANDゲート284
へ出力する。
【0120】そうすると、ANDゲート284は、Hレ
ベルのホールド信号MRSH,BA1H,ADD7Hお
よびHレベルの信号BA0Sの論理積を演算してHレベ
ルのテストモード信号TMを出力する。これによって、
半導体記憶装置11〜18は、各々テストモードへ移行
される。
【0121】テストモードへの移行時、PLL回路30
は不活性化され、半導体モジュール100,110内で
発生された高電圧レベルから成る信号SVIHが半導体
記憶装置11〜18へ出力されるので、半導体記憶装置
11〜18は、50MHz以上の周波数から成るクロッ
ク信号CLKに同期した動作状態から開放され、テスト
モード回路2800は、クロック信号CLKの周波数に
依存せずに高電圧レベルから成る信号SVIHを検出し
てテストモード信号TMを発生できる。
【0122】この場合、SVIHディテクタ286は、
Hレベルの信号SVDENEが入力される前からHレベ
ルの信号SVIHが入力されるので、Hレベルの信号S
VDENEがANDゲート285から入力されると同時
に信号SVIHの検出動作が行なわれるので、テストモ
ード回路2800は、従来よりも早くテストモード信号
TMを発生できる。
【0123】半導体記憶装置11〜18は、上述した動
作によってテストモードへ移行された後、アドレス信号
ADD0〜ADDnおよびデータが外部端子から入力さ
れ、特殊動作におけるテストが行なわれる。メモリセル
アレイ320に含まれる複数のメモリセルへデータを入
出力する動作は、周知であるので、ここでの説明は省略
する。
【0124】実施の形態1によれば、複数の半導体記憶
装置が組込まれ、50MHz以上の高周波数から成るク
ロック信号に同期して動作する半導体モジュールは、テ
ストモードへの移行時、クロック信号を発生するPLL
回路を不活性化し、通常使用範囲の電圧レベルよりも高
い電圧レベルから成る信号を内部で発生して半導体記憶
装置へ供給するので、複数の半導体記憶装置の各々は、
半導体モジュールに組込まれた状態で特殊動作をテスト
するテストモードへ移行可能である。
【0125】[実施の形態2]図8を参照して、実施の
形態2による半導体モジュール100A,110Aは、
実施の形態1による半導体モジュール100,110の
テストモードエントリ回路40を信号発生回路40Aに
代えたものであり、その他は、半導体モジュール10
0,110と同じである。ただし、レジスタードバッフ
ァ20は、実施の形態1における機能に加え、テストモ
ードへの移行時、通常使用範囲の電圧レベルよりも高い
電圧レベルから成る信号EXTBA0を、モジュール内
部で使用される電圧レベルに変換せずに半導体記憶装置
11〜18に直接供給する機能を有する。なお、半導体
モジュール100A,110Aは、図1に示す半導体モ
ジュール100,110に代えてモジュール10に使用
され、RDIMMを構成するものである。
【0126】図9を参照して、信号発生回路40Aは、
ANDゲート400から成る。ANDゲート400は、
レジスタードバッファ20から入力された信号MRS、
バンクアドレス信号BA1、およびアドレス信号ADD
7の論理積を演算し、その演算結果を信号BPASON
としてレジスタードバッファ20へ出力する。
【0127】図10を参照して、レジスタードバッファ
20は、回路21を含む。回路21は、インバータ21
1〜214と、PチャネルMOSトランジスタ215と
から成る。インバータ211およびインバータ212
は、ノード216とノード217との間に並列に接続さ
れ、ラッチ回路を構成する。インバータ213は、ノー
ド217とノード218との間に接続される。Pチャネ
ルMOSトランジスタ215は、ノード216とノード
218との間に接続される。インバータ211は、Lレ
ベルのアドレス遷移許可信号ADTSが入力されると活
性化され、信号EXTBA0の論理レベルを反転する。
インバータ212は、ノード217上の信号の論理レベ
ルを反転してノード216へ出力する。インバータ21
3は、ノード217上の信号の論理レベルを反転してノ
ード218へ出力する。
【0128】したがって、インバータ211,212に
より構成されるラッチ回路は、通常使用範囲の電圧レベ
ルよりも高い電圧レベルから成るHレベルの信号EXT
BA0が入力されると、接地電圧から成るLレベルの信
号をノード217へ出力し、インバータ213は、供給
された電源電圧から成るHレベルの信号を出力する。イ
ンバータ213には、半導体モジュール100A,11
0A内で使用される電圧レベルから成る電源電圧が供給
されるので、通常使用範囲の電圧レベルよりも高い電圧
レベルから成る信号EXTBA0が外部から入力されて
も、PチャネルMOSトランジスタ215がオフされて
いるとき、信号EXTBA0の電圧レベルはインバータ
213に供給される電源電圧の電圧レベルに変換され
る。
【0129】インバータ214は、信号発生回路40A
からの信号BPASONを反転してPチャネルMOSト
ランジスタ215のゲート端子に出力する。したがっ
て、信号発生回路40AからHレベルの信号BPASO
Nが入力されると、インバータ214は、Lレベルの信
号をPチャネルMOSトランジスタ215のゲート端子
へ出力し、PチャネルMOSトランジスタ215はオン
される。
【0130】半導体記憶装置11〜18をテストモード
へ移行させるとき、Hレベルのアドレス遷移許可信号A
DTSが外部端子から入力され、Hレベルの信号BPA
SONが信号発生回路40Aから入力される。したがっ
て、インバータ211は不活性化され、PチャネルMO
Sトランジスタ215はオンされる。その結果、信号E
XTBA0は、高電圧レベルを保持したままPチャネル
MOSトランジスタ215を介してノード218へ供給
される。
【0131】一方、半導体記憶装置11〜18をテスト
モードへ移行させないとき、Lレベルのアドレス遷移許
可信号ADTSが外部から入力され、信号発生回路40
AからLレベルの信号BPASONが入力される。した
がって、インバータ211は活性化され、PチャネルM
OSトランジスタ215はオフされる。その結果、信号
EXTBA0は、インバータ211〜213により電圧
レベルを半導体モジュール100,110の内部で使用
される電圧レベルに変換されてノード218へ供給され
る。なお、インバータ214およびPチャネルMOSト
ランジスタ215は、バイパス回路を構成する。
【0132】図8〜図11を参照して、半導体モジュー
ル100A,110Aにおいて半導体記憶装置11〜1
8をテストモードへ移行させる動作について説明する。
Lレベルのロウアドレスストローブ信号/RAS、Lレ
ベルのコラムアドレスストローブ信号/CAS、Lレベ
ルのライトイネーブル信号/WE、Hレベルのバンクア
ドレス信号BA1、およびHレベルのアドレス信号AD
D7が外部から入力され、レジスタードバッファ20が
Hレベルの信号MRS、Hレベルのバンクアドレス信号
BA1、およびHレベルのアドレス信号ADD7を半導
体記憶装置11〜18および信号発生回路40Aへ出力
までの動作は実施の形態1における説明と同じである。
【0133】そして、実施の形態2においては、半導体
記憶装置11〜18をテストモードへ移行させるとき、
さらに、Hレベルのアドレス遷移許可信号ADTSおよ
び通常使用範囲の電圧レベルよりも高い高電圧レベルか
ら成る信号EXTBA0が外部からレジスタードバッフ
ァ20へ入力される。
【0134】Hレベルの信号MRS、Hレベルのバンク
アドレス信号BA1、およびHレベルのアドレス信号A
DD7が入力されると、信号発生回路40Aは、Hレベ
ルの信号BPASONを発生し、その発生した信号BP
ASONをレジスタードバッファ20へ出力する。
【0135】そうすると、レジスタードバッファ20に
含まれる回路21においては、インバータ211は不活
性化され、インバータ214は、Hレベルの信号BPA
SONを反転したLレベルの信号をPチャネルMOSト
ランジスタ215のゲート端子へ出力する。そして、P
チャネルMOSトランジスタ215はオンされ、高電圧
レベルから成る信号EXTBA0を、その電圧レベルを
保持したままノード218へ供給する。そして、レジス
タードバッファ20は、高電圧レベルから成る信号SV
IHを半導体記憶装置11〜18へ出力する。
【0136】実施の形態2においても、Hレベルの信号
MRS、Hレベルのバンクアドレス信号BA1、Hレベ
ルのアドレス信号ADD7、および高電圧レベルから成
る信号SVIHが半導体記憶装置11〜18へ供給され
るので、半導体記憶装置11〜18のテストモード回路
2800におけるテストモード移行時の動作は実施の形
態1における説明と同じである。
【0137】なお、実施の形態2においては、PLL回
路30を不活性化させないが、レジスタードバッファ2
0に含まれる回路21は、信号BPASONがHレベル
になると高電圧レベルから成る信号SVIHを半導体記
憶装置11〜18のテストモード回路2800へ出力す
るので、テストモード回路2800は、50MHz以上
の周波数から成るクロック信号CLKの1サイクル内に
おいて信号SVIHを検出してテストモード信号TMを
発生することができる。したがって、半導体記憶装置1
1〜18が50MHz以上の高周波数から成るクロック
信号CLKに同期して動作する動作状態においても、半
導体記憶装置11〜18はモジュールに組込まれた状態
でテストモードへ移行可能である。
【0138】その他は、実施の形態1と同じである。な
お、実施の形態2においては、信号発生回路40Aと、
レジスタードバッファ20に含まれる回路21とにより
テストモードエントリ回路が構成される。
【0139】実施の形態2によれば、半導体モジュール
は、テストモードへの移行時、外部から供給された通常
使用範囲の電圧レベルよりも高い電圧レベルから成る信
号を直接半導体記憶装置へ供給するテストモードエント
リ回路を備えるので、半導体モジュールに組込まれた状
態で半導体記憶装置をテストモードへ移行できる。
【0140】[実施の形態3]図12を参照して、実施
の形態3による半導体モジュール100B,110B
は、半導体モジュール100,110のテストモードエ
ントリ回路40を削除し、半導体記憶装置11〜18を
半導体記憶装置11A〜18Aに代えたものであり、そ
の他は、半導体モジュール100,110と同じであ
る。ただし、半導体モジュール100B,110Bにお
いては、高電圧レベルから成る信号EXTBA0は外部
から供給されない。また、レジスタードバッファ20
は、テストモードへの移行時、信号MRS、バンクアド
レス信号BA1、およびアドレス信号ADD7に加え、
アドレス信号ADD9を半導体記憶装置11A〜18A
へ出力する。なお、半導体モジュール100B,110
Bは、図1に示す半導体モジュール100,110に代
えてモジュール10に使用され、RDIMMを構成する
ものである。
【0141】図13を参照して、半導体記憶装置11A
〜18Aは、半導体記憶装置11〜18のモード回路2
80をモード回路280Aに代えたものであり、その他
は、半導体記憶装置11〜18と同じである。モード回
路280Aは、テストモード回路2800に代えてテス
トモード回路2800Aを含む。
【0142】図14を参照して、テストモード回路28
00Aは、テストモード回路2800のANDゲート2
84を削除し、ホールド回路287、ANDゲート28
8,291、およびORゲート289を追加したもので
あり、その他はテストモード回路2800と同じであ
る。
【0143】テストモード回路2800Aにおいては、
ホールド回路281〜283は、それぞれ、ホールドし
たホールド信号MRSH,BA1H,ADD7HをAN
Dゲート285,288,291へ出力する。また、S
VIHディテクタ286は、信号BA0SをORゲート
289へ出力する。
【0144】ホールド回路287は、レジスタードバッ
ファ20から入力されたアドレス信号ADD9を一定期
間ホールドし、ホールド信号ADD9HをANDゲート
288へ出力する。ANDゲート288は、4つのホー
ルド信号MRSH,BA1H,ADD7H,ADD9H
の論理積を演算し、その演算結果を信号SVIHOFF
としてORゲート289へ出力する。ORゲート289
は、信号SVIHOFFと信号BA0Sとの論理和を演
算し、その演算結果を信号BA0SMとしてANDゲー
ト291へ出力する。ANDゲート291は、3つのホ
ールド信号MRSH,BA1H,ADD7Hと信号BA
0SMとの論理積を演算してテストモード信号TMを出
力する。
【0145】実施の形態3においては、通常使用範囲の
電圧レベルよりも高い電圧レベルから成る信号SVIH
は、半導体記憶装置11A〜18Aに供給されないの
で、SVIHディテクタ286は、基準電圧レベルVR
EFよりも低い電圧を受ける。したがって、テストモー
ドへの移行要求の有無に拘わらず、SVIHディテクタ
286は、Lレベルの信号BA0SをORゲート289
へ出力する。
【0146】半導体記憶装置11A〜18Aをテストモ
ードへ移行させるとき、Lレベルのロウアドレスストロ
ーブ信号/RAS、Lレベルのコラムアドレスストロー
ブ信号/CAS、Lレベルのライトイネーブル信号/W
E、Hレベルのバンクアドレス信号BA1、およびHレ
ベルのアドレス信号ADD7,ADD9が外部から入力
されるので、レジスタードバッファ20は、Hレベルの
信号MRS、Hレベルのバンクアドレス信号BA1、お
よびHレベルのアドレス信号ADD7,ADD9を半導
体記憶装置11A〜18Aへ出力する。
【0147】したがって、ホールド回路281は、Hレ
ベルのホールド信号MRSHをANDゲート285,2
88,291へ出力し、ホールド回路282は、Hレベ
ルのホールド信号BA1HをANDゲート285,28
8,291へ出力し、ホールド回路283は、Hレベル
のホールド信号ADD7HをANDゲート285,28
8,291へ出力し、ホールド回路287は、Hレベル
のホールド信号ADD9HをANDゲート288へ出力
する。
【0148】そうすると、ANDゲート285は、Hレ
ベルのホールド信号MRSH,BA1H,ADD7Hの
論理積を演算してHレベルの信号SVDENEをSVI
Hディテクタ286へ出力する。SVIHディテクタ2
86は、Hレベルの信号SVDENEによって活性化さ
れ、上述したように基準電圧レベルVREFよりも低い
電圧が、常時、供給されるので、Lレベルの信号BA0
SをORゲート289へ出力する。
【0149】一方、ANDゲート288は、Hレベルの
ホールド信号MRSH,BA1H,ADD7H,ADD
9Hの論理積を演算してHレベルの信号SVIHOFF
をORゲート289へ出力する。そして、ORゲート2
89は、Hレベルの信号SVIHOFFとLレベルの信
号BA0Sとの論理和を演算してHレベルの信号BA0
SMをANDゲート291へ出力する。そうすると、A
NDゲート291は、Hレベルのホールド信号MRS
H、Hレベルのホールド信号BA1H、Hレベルのホー
ルド信号ADD7H、およびHレベルの信号BA0SM
の論理積を演算してHレベルのテストモード信号TMを
出力する。
【0150】テストモード回路2800Aは、SVIH
ディテクタ286がHレベルの信号BA0Sを出力する
場合、またはANDゲート288がHレベルの信号SV
IHOFFを出力する場合、Hレベルのテストモード信
号TMを出力する。したがって、Hレベルの信号MR
S、Hレベルのバンクアドレス信号BA1、Hレベルの
アドレス信号ADD7、および通常使用範囲の電圧レベ
ルよりも高い電圧レベルから成る信号SVIHが入力さ
れるとき、テストモード回路2800Aは、ホールド回
路281〜283と、ANDゲート285と、SVIH
ディテクタ286と、ORゲート289と、ANDゲー
ト291とによりHレベルのテストモード信号TMを出
力する。また、Hレベルの信号MRS、Hレベルのバン
クアドレス信号BA1、およびHレベルのアドレス信号
ADD7,ADD9が入力されるとき、テストモード回
路2800Aは、ホールド回路281〜283,287
と、ANDゲート288と、ORゲート289と、AN
Dゲート291とによりHレベルのテストモード信号T
Mを出力する。
【0151】そして、Hレベルの信号MRS、Hレベル
のバンクアドレス信号BA1、Hレベルのアドレス信号
ADD7、および通常使用範囲の電圧レベルよりも高い
電圧レベルから成る信号SVIHは、実施の形態1にお
けるテストモード回路2800がHレベルのテストモー
ド信号TMを発生する場合に入力される信号である。し
たがって、Hレベルの信号MRS、Hレベルのバンクア
ドレス信号BA1、Hレベルのアドレス信号ADD7、
および通常使用範囲の電圧レベルよりも高い電圧レベル
から成る信号SVIHによって構成される信号を第1の
テストモード移行信号とすると、テストモード回路28
00Aは、第1のテストモード移行信号と異なり、Hレ
ベルの信号MRS、Hレベルのバンクアドレス信号BA
1、およびHレベルのアドレス信号ADD7,ADD9
から成る第2のテストモード移行信号をレジスタードバ
ッファ20から受けてHレベルのテストモード信号TM
を発生する。その結果、テストモード回路2800A
は、第1のテストモード移行信号によってHレベルのテ
ストモード信号TMを発生する回路と、第2のテストモ
ード移行信号によってHレベルのテストモード信号TM
を発生する回路とから成る回路である。
【0152】図12〜図15を参照して、半導体モジュ
ール100B,110Bにおいて半導体記憶装置11A
〜18Aをテストモードへ移行させる動作について説明
する。Lレベルのロウアドレスストローブ信号/RA
S、Lレベルのコラムアドレスストローブ信号/CA
S、Lレベルのライトイネーブル信号/WE、Hレベル
のバンクアドレス信号BA1、およびHレベルのアドレ
ス信号ADD7が外部から入力され、レジスタードバッ
ファ20がHレベルの信号MRS、Hレベルのバンクア
ドレス信号BA1、およびHレベルのアドレス信号AD
D7を半導体記憶装置11A〜18Aへ出力までの動作
は実施の形態1における説明と同じである。
【0153】そして、実施の形態3においては、半導体
記憶装置11A〜18Aをテストモードへ移行させると
き、さらに、Hレベルのアドレス信号ADD9が外部か
らレジスタードバッファ20へ入力される。レジスター
ドバッファ20は、アドレス信号ADD7と同じように
Hレベルのアドレス信号ADD9を半導体記憶装置11
A〜18Aへ出力する。
【0154】そうすると、テストモード回路2800A
は、Hレベルの信号MRS、Hレベルのバンクアドレス
信号BA1、およびHレベルのアドレス信号ADD7,
ADD9を受け、ホールド回路281〜283は、それ
ぞれ、Hレベルのホールド信号MRSH,BA1H,A
DD7HをANDゲート285,288,291へ出力
し、ホールド回路287は、Hレベルのホールド信号A
DD9HをANDゲート288へ出力する。
【0155】ANDゲート285は、Hレベルのホール
ド信号MRSH,BA1H,ADD7Hの論理積を演算
してHレベルの信号SVDENEをSVIHディテクタ
286へ出力する。SVIHディテクタ286は、Hレ
ベルの信号SVDENEが入力されると、上述したよう
にLレベルの信号BA0SをORゲート289へ出力す
る。
【0156】一方、ANDゲート288は、Hレベルの
ホールド信号MRSH,BA1H,ADD7H,ADD
9Hの論理積を演算してHレベルの信号SVIHOFF
をORゲート289へ出力する。そして、ORゲート2
89は、Hレベルの信号SVDENEとLレベルの信号
BA0Sとの論理和を演算してHレベルの信号BA0S
MをANDゲート291へ出力する。
【0157】そうすると、ANDゲート291は、Hレ
ベルのホールド信号MRSH,BA1H,ADD7Hお
よびHレベルの信号BA0SMの論理積を演算してHレ
ベルのテストモード信号TMを出力する。これによっ
て、半導体記憶装置11A〜18Aは、テストモードへ
移行される。
【0158】その他は、実施の形態1と同じである。実
施の形態3によれば、半導体モジュールを構成する半導
体記憶装置は、ロウアドレスストローブ信号/RAS等
の制御信号、バンクアドレス信号、およびアドレス信号
に基づいてテストモードへ移行するテストモード信号T
Mを発生するテストモード回路を含むので、半導体モジ
ュールは、通常使用範囲の電圧レベルよりも高い電圧レ
ベルから成る信号が外部から供給されなくても、特殊動
作をテストするテストモードへ半導体記憶装置を移行さ
せることができる。
【0159】[実施の形態4]図16を参照して、実施
の形態4による半導体モジュール100C,110C
は、半導体モジュール100,110の半導体記憶装置
11〜18を半導体記憶装置11B〜18Bに代えたも
のであり、その他は、半導体モジュール100,110
と同じである。ただし、テストモードエントリ回路40
は、信号MRS、バンクアドレス信号BA1、およびア
ドレス信号ADD7に基づいて発生した信号PLLOF
FをPLL回路30へ出力しない。
【0160】なお、半導体モジュール100C,110
Cは、図1に示す半導体モジュール100,110に代
えてモジュール10に使用され、RDIMMを構成する
ものである。
【0161】図17を参照して、半導体記憶装置11B
〜18Bは、半導体記憶装置11〜18のモード回路2
80をモード回路280Bに代えたものであり、その他
は、半導体記憶装置11〜18と同じである。なお、半
導体記憶装置11B〜18Bにおいては、バッファ20
0は、ラッチしたロウアドレスストローブ信号/RAS
をロウ制御回路230へ出力するとともに、内部ロウア
ドレスストローブ信号int.RASをモード回路28
0Bへ出力する。また、バッファ210は、ラッチした
コラムアドレスストローブ信号/CASをコラム制御回
路240へ出力するとともに、内部コラムアドレススト
ローブ信号int.CASをモード回路280Bへ出力
する。さらに、バッファ220は、ラッチしたライトイ
ネーブル信号/WEを書込制御回路250へ出力すると
ともに、内部ライトイネーブル信号int.WEをモー
ド回路280Bへ出力する。
【0162】モード回路280Bは、テストモード回路
280に代えてテストモード回路2800Bを含む。
【0163】図18を参照して、テストモード回路28
00Bは、MRS信号発生回路500と、テストモード
信号発生回路510と、活性化信号発生回路520と、
SVIHディテクタ530とを含む。
【0164】MRS信号発生回路500は、内部ロウア
ドレスストローブ信号int.RAS、内部コラムアド
レスストローブ信号int.CAS、および内部ライト
イネーブル信号int.WEの論理積を演算し、その演
算結果である信号MRSをテストモード信号発生回路5
10へ出力する。
【0165】テストモード信号発生回路510は、信号
MRS、バンクアドレス信号BA1、およびアドレス信
号ADD7に基づいて、ホールド信号MRSH,BA1
H,ADD7Hおよび信号SVDENEを発生し、その
発生したホールド信号MRSH,BA1H,ADD7H
および信号SVDENEを活性化信号発生回路520へ
出力する。また、テストモード信号発生回路510は、
発生したホールド信号MRSH,BA1H,ADD7H
およびSVIHディテクタ530からの信号BA0Sに
基づいてテストモード信号TMを発生する。
【0166】活性化信号発生回路520は、テストモー
ド信号発生回路510からのホールド信号MRSH,B
A1H,ADD7Hおよび信号SVDENEに基づい
て、SVIHディテクタ530を活性化するための信号
SVDENEFを発生し、その発生した信号SVDEN
EFをSVIHディテクタ530へ出力する。
【0167】SVIHディテクタ530は、Hレベルの
信号SVDENEFが入力されると活性化され、信号S
VIHの電圧レベルを基準電圧レベルVREFと比較
し、その比較結果に応じた論理レベルを有する信号BA
0Sをテストモード信号発生回路510および活性化信
号発生回路520へ出力する。
【0168】SVIHディテクタ530は、図5に示す
回路構成から成り、信号SVIHの電圧レベルが基準電
圧レベルVREFよりも高いときHレベルの信号BA0
Sを発生し、信号SVIHの電圧レベルが基準電圧レベ
ルVREFよりも低いときLレベルの信号BA0Sを発
生する。
【0169】図19を参照して、テストモード信号発生
回路510は、ホールド回路511〜513と、AND
ゲート514,515とから成る。ホールド回路511
は、MRS信号発生回路500からのMRS信号を一定
期間ホールドし、そのホールド信号MRSHをANDゲ
ート514,515および活性化信号発生回路520へ
出力する。ホールド回路512は、レジスタードバッフ
ァ20から入力されたバンクアドレス信号BA1を一定
期間ホールドし、そのホールド信号BA1HをANDゲ
ート514,515および活性化信号発生回路520へ
出力する。ホールド回路513は、レジスタードバッフ
ァ20から入力されたアドレス信号ADD7を一定期間
ホールドし、そのホールド信号ADD7HをANDゲー
ト514,515および活性化信号発生回路520へ出
力する。
【0170】ANDゲート514は、3つのホールド信
号MRSH,BA1H,ADD7Hの論理積を演算して
信号SVDENEを活性化信号発生回路520へ出力す
る。ANDゲート515は、3つのホールド信号MRS
H,BA1H,ADD7Hおよび信号BA0Sの論理積
を演算してテストモード信号TMを発生する。
【0171】図20を参照して、活性化信号発生回路5
20は、ANDゲート521とフリップフロップ522
とから成る。ANDゲート521は、ホールド信号MR
SHと、ホールド信号BA1Hと、ホールド信号ADD
7Hと、信号BA0Sの反転信号との論理積を演算し、
その演算結果をフリップフロップ522のリセット端子
RESETへ出力する。フリップフロップ522は、テ
ストモード信号発生回路510からの信号SVDENE
をセット端子SETに受け、リセットされるまで、Hレ
ベルの信号SVDENEFをSVIHディテクタ530
へ出力する。
【0172】図16〜図21を参照して、半導体記憶装
置11B〜18Bがテストモードへ移行される動作につ
いて説明する。半導体記憶装置11B〜18Bがテスト
モードへ移行されるとき、Lレベルのロウアドレススト
ローブ信号/RAS、Lレベルのコラムアドレスストロ
ーブ信号/CAS、Lレベルのライトイネーブル信号/
WE、Hレベルのバンクアドレス信号BA1、およびH
レベルのアドレス信号ADD7が外部端子からレジスタ
ードバッファ20へ入力され、通常使用範囲の電圧レベ
ルよりも高い高電圧レベルから成る信号EXTBA0が
外部端子からテストモードエントリ回路40へ直接入力
される。
【0173】そうすると、レジスタードバッファ20
は、Lレベルのロウアドレスストローブ信号/RAS、
Lレベルのコラムアドレスストローブ信号/CAS、お
よびLレベルのライトイネーブル信号/WEに基づいて
Hレベルの信号MRSを生成し、Hレベルのバンクアド
レス信号BA1、Hレベルのアドレス信号ADD7、お
よび生成したHレベルの信号MRSをテストモードエン
トリ回路40へ出力する。また、レジスタードバッファ
20は、Lレベルのロウアドレスストローブ信号/RA
S、Lレベルのコラムアドレスストローブ信号/CA
S、およびLレベルのライトイネーブル信号/WEをク
ロック信号CLKに同期して半導体記憶装置11B〜1
8Bへ出力し、Hレベルのバンクアドレス信号BA1、
およびHレベルのアドレス信号ADD7の電圧レベルを
半導体モジュール100C,110C内で使用される電
圧レベルに変換し、その変換したHレベルのバンクアド
レス信号BA1およびHレベルのアドレス信号ADD7
をクロック信号CLKに同期して半導体記憶装置11B
〜18Bへ出力する。
【0174】テストモードエントリ回路40は、実施の
形態1において説明したように、Hレベルの信号MR
S、Hレベルのバンクアドレス信号BA1、Hレベルの
アドレス信号ADD7および高電圧レベルから成る信号
EXTBA0に基づいて高電圧レベルから成る信号SV
IHを発生し、その発生した信号SVIHを半導体記憶
装置11B〜18Bへ出力する。
【0175】半導体記憶装置11B〜18Bにおいて
は、バッファ200,210,220は、それぞれ、H
レベルの内部ロウアドレスストローブ信号int.RA
S、Hレベルの内部コラムアドレスストローブ信号in
t.CAS、およびHレベルの内部ライトイネーブル信
号int.WEを発生してテストモード回路2800B
へ出力する。テストモード回路2800Bにおいては、
MRS信号発生回路500は、Hレベルの内部ロウアド
レスストローブ信号int.RAS、Hレベルの内部コ
ラムアドレスストローブ信号int.CAS、およびH
レベルの内部ライトイネーブル信号int.WEの論理
積を演算してHレベルの信号MRSをテストモード信号
発生回路510へ出力する。テストモード信号発生回路
510のホールド回路511〜513は、それぞれ、H
レベルの信号MRS、Hレベルのバンクアドレス信号B
A1、およびHレベルのアドレス信号ADD7を一定期
間ホールドし、そのホールド信号MRSH,BA1H,
ADD7HをANDゲート514,515および活性化
信号発生回路520へ出力する。ANDゲート514
は、Hレベルのホールド信号MRSH,BA1H,AD
D7Hの論理積を演算してHレベルの信号SVDENE
を活性化信号発生回路520へ出力する。
【0176】活性化信号発生回路520は、Hレベルの
信号SVDENEをセット端子SETに受け、Hレベル
の信号SVDENEFをSVIHディテクタ530へ出
力する。SVIHディテクタ530は、Hレベルの信号
SVDENEFを受けると活性化される。そして、クロ
ック信号CLKの1サイクルにおける動作が終了する。
【0177】Hレベルの信号MRS等が入力されてから
Hレベルの信号SVDENEFがSVIHディテクタ5
30へ入力されるまでの時間がSVIHディテクタ53
0の起動時間であり、SVIHディテクタ530の起動
動作がクロック信号CLKの1サイクル内に行なわれ
る。
【0178】2サイクル目において、1サイクル目と同
じようにHレベルの内部ロウアドレスストローブ信号i
nt.RAS等がテストモード回路2800Bに入力さ
れると、SVIHディテクタ530は、テストモードエ
ントリ回路40から入力された信号SVIHの電圧レベ
ルを基準電圧レベルVREFと比較し、Hレベルの信号
BA0Sをテストモード信号発生回路510へ出力す
る。
【0179】そうすると、テストモード信号発生回路5
10のANDゲート515は、Hレベルの信号BA0
S、およびHレベルのホールド信号MRSH,BA1
H,ADD7Hの論理積を演算してHレベルのテストモ
ード信号TMを発生する。これによって、半導体記憶装
置11B〜18Bはテストモードへ移行される。
【0180】図21に示すように、SVIHディテクタ
530は、クロック信号CLKの1サイクル目で起動さ
れ、クロック信号CLKの2サイクル目で信号SVIH
の検出動作が行なわれる。実施の形態4においては、S
VIHディテクタ530の起動と信号SVIHの検出と
を異なるサイクルで行なうことを特徴とする。これによ
り、各サイクルの時間を短くでき、SVIHディテクタ
530は、50MHz以上の周波数から成るクロック信
号CLKに同期して起動動作と信号SVIHの検出動作
が可能となる。
【0181】その結果、半導体モジュール100C,1
10Cにおいては、50MHz以上の高周波数から成る
クロック信号CLKに同期して半導体記憶装置11B〜
18Bをモジュールに組込んだ状態でテストモードへ移
行できる。
【0182】また、実施の形態4による半導体モジュー
ルは、図22に示す半導体モジュール100D,110
Dであってもよい。図22を参照して、半導体モジュー
ル100D,110Dは、半導体モジュール100A,
110Aの半導体記憶装置11〜18を半導体記憶装置
11B〜18Bに代えたものであり、その他は、半導体
モジュール100A,110Aと同じである。半導体モ
ジュール100D,110Dにおいては、信号発生回路
40Aは、テストモードへの移行時、上述したようにH
レベルの信号BPASONを発生し、レジスタードバッ
ファ20に含まれる回路21は、通常使用範囲の電圧レ
ベルよりも高い電圧レベルから成る信号EXTBA0を
信号SVIHとして半導体記憶装置11B〜18Bへ直
接供給する(図9および図10参照)。
【0183】したがって、半導体モジュール100D,
110Dの半導体記憶装置11B〜18Bは、半導体モ
ジュール100C,110Cの半導体記憶装置11B〜
18Bにおけるテストモードへの移行動作と同じ移行動
作によってテストモードへ移行される。
【0184】その他は、実施の形態1と同じである。実
施の形態4によれば、半導体モジュールは、通常使用範
囲の電圧レベルよりも高い高電圧レベルから成るテスト
モード移行用の信号を半導体記憶装置に与える回路を備
え、半導体記憶装置は、高周波数から成るクロック信号
の異なる2つのサイクルで起動動作とテストモード移行
用の信号の検出動作とを行なう検出回路を含むので、半
導体記憶装置をモジュールに組込んだ状態でテストモー
ドへ移行できる。
【0185】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明では
なくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲
と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる
ことが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 レジスタードDIMMの断面図である。
【図2】 実施の形態1による半導体モジュールの概略
ブロック図である。
【図3】 図2に示す半導体記憶装置の概略ブロック図
である。
【図4】 図2に示すテストモードエントリ回路のブロ
ック図および回路図である。
【図5】 図4に示すSVIHディテクタの回路図であ
る。
【図6】 図3に示すモード回路に含まれるテストモー
ド回路のブロック図および回路図である。
【図7】 図3に示す半導体記憶装置のテストモードへ
の移行動作を説明するための信号のタイミングチャート
である。
【図8】 実施の形態2による半導体モジュールの概略
ブロック図である。
【図9】 図8に示す信号発生回路の回路図である。
【図10】 図8に示すレジスタードバッファに含まれ
る回路の回路図である。
【図11】 図8に示す半導体記憶装置のテストモード
への移行動作を説明するための信号のタイミングチャー
トである。
【図12】 実施の形態3による半導体モジュールの概
略ブロック図である。
【図13】 図12に示す半導体記憶装置の概略ブロッ
ク図である。
【図14】 図13に示すモード回路に含まれるテスト
モード回路のブロック図および回路図である。
【図15】 図13に示す半導体記憶装置のテストモー
ドへの移行動作を説明するための信号のタイミングチャ
ートである。
【図16】 実施の形態4による半導体モジュールの概
略ブロック図である。
【図17】 図16に示す半導体記憶装置の概略ブロッ
ク図である。
【図18】 図17に示すモード回路に含まれるテスト
モード回路のブロック図である。
【図19】 図18に示すテストモード信号発生回路の
ブロック図および回路図である。
【図20】 図18に示す活性化信号発生回路の回路図
である。
【図21】 図17に示す半導体記憶装置のテストモー
ドへの移行動作を説明するための信号のタイミングチャ
ートである。
【図22】 実施の形態4による半導体モジュールの他
の概略ブロック図である。
【図23】 半導体記憶装置に含まれる従来のテストモ
ード回路のブロック図および回路図である。
【図24】 図23に示すテストモード回路における動
作を説明するための信号のタイミングチャートである。
【符号の説明】
10 モジュール、11〜18,11A〜18A,11
B〜18B 半導体記憶装置、20 レジスタードバッ
ファ、21 回路、30 PLL回路、40テストモー
ドエントリ回路、40A 信号発生回路、41,28
4,285,288,291,400,514,51
5,521,604,605 ANDゲート、42,2
86,606 SVIHディテクタ、43 SVIH発
生回路、100,110,100A,110A,100
B,110B,100C,110C,100D,110
D 半導体モジュール、120 基板、200,21
0,220 バッファ、211〜214 インバータ、
215,421〜423,428,429,435,4
36 PチャネルMOSトランジスタ、216〜21
8,424,426,427,434,437,43
8,439 ノード、230ロウ制御回路、240 コ
ラム制御回路、250 書込制御回路、260 ロウア
ドレスバッファ、270 コラムアドレスバッファ、2
80,280A,280B モード回路、281〜28
3,287,511〜513,601〜603 ホール
ド回路、289 ORゲート、290 コラムデコー
ダ、300 センスアンプ、310 ロウデコーダ、3
20 メモリセルアレイ、330 プリアンプ、340
出力バッファ、350 ライトドライバ、360 入
力バッファ、370 電圧発生回路、425 接地ノー
ド、430〜432 NチャネルMOSトランジスタ、
433 電源ノード、500 MRS信号発生回路、5
10 テストモード信号発生回路、520 活性化信号
発生回路、522 フリップフロップ、530 SVI
Hディテクタ、600,2800,2800A,280
0B テストモード回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中井 潤 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 2G132 AA08 AG08 AH04 AK09 AK15 AL25 5B018 GA03 JA21 NA01 QA13 5L106 AA01 DD11 GG03 5M024 AA91 BB30 BB40 DD83 JJ02 KK40 MM04 PP01 PP02 PP03 PP05 PP07

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体記憶装置が単体においてテストモ
    ードへ移行する第1の速度よりも速い第2の速度で動作
    する半導体モジュールであって、 前記第2の速度を実現する周波数から成るクロック信号
    を発生するPLL回路と、 外部から入力された入力信号を内部で使用される電圧レ
    ベルから成る入力信号に変換し、その変換した入力信号
    を前記クロック信号に同期して出力するレジスタードバ
    ッファ回路と、 前記レジスタードバッファ回路からの前記入力信号を受
    け、前記クロック信号に同期して動作する複数の半導体
    記憶装置と、 テストモードへの移行要求に応じて、前記複数の半導体
    記憶装置の各々が単体でテストされるテストモードと同
    じテストモードへ前記半導体記憶装置を移行させるため
    のテストモード移行信号を生成し、その生成したテスト
    モード移行信号を前記複数の半導体記憶装置の各々に与
    えるテストモードエントリ回路とを備え、 前記複数の半導体記憶装置の各々は、 複数のメモリセルを含むメモリセルアレイと、 前記複数のメモリセルの各々にデータを入出力する周辺
    回路と、 前記テストモード移行信号に基づいて、通常動作と異な
    る特殊動作をテストするためのテストモード信号を発生
    するテストモード回路とを含み、 前記周辺回路は、前記テストモード信号に応じて、前記
    複数のメモリセルの各々に前記特殊動作をテストするた
    めのデータの入出力を行なう、半導体モジュール。
  2. 【請求項2】 前記テストモード回路は、前記テストモ
    ード移行信号の電圧レベルが基準電圧レベルよりも高い
    とき前記テストモード信号を発生し、 前記テストモードエントリ回路は、前記基準電圧レベル
    よりも高く、かつ、通常使用範囲の電圧レベルよりも高
    い高電圧レベルから成るテストモード移行信号を生成し
    て前記テストモード回路に与える、請求項1に記載の半
    導体モジュール。
  3. 【請求項3】 前記テストモードエントリ回路は、前記
    レジスタードバッファ回路から入力された前記テストモ
    ードへの移行要求を示す所定の信号と外部から入力され
    た前記高電圧レベルから成る外部入力信号とに基づい
    て、前記PLL回路を不活性化させる不活性化信号と前
    記テストモード移行信号とを生成し、その生成した不活
    性化信号を前記PLL回路に与え、前記生成したテスト
    モード移行信号を前記半導体記憶装置に与える、請求項
    2に記載の半導体モジュール。
  4. 【請求項4】 前記テストモードエントリ回路は、 前記所定の信号に基づいて前記不活性化信号を生成する
    第1の信号生成回路と、 前記不活性化信号を受けると活性化され、前記外部入力
    信号の電圧レベルが基準電圧レベルよりも高いとき前記
    テストモード移行信号を生成する第2の信号生成回路と
    を含む、請求項3に記載の半導体モジュール。
  5. 【請求項5】 前記テストモードエントリ回路は、前記
    テストモードへの移行要求を示す所定の信号と前記高電
    圧レベルから成る外部入力信号とを外部から受け、前記
    外部入力信号を前記テストモード移行信号として前記半
    導体記憶装置に与える、請求項2に記載の半導体モジュ
    ール。
  6. 【請求項6】 前記テストモードエントリ回路は、 前記所定の信号に基づいて前記外部入力信号を前記半導
    体記憶装置へ直接導くためのバイパス信号を生成する信
    号生成回路と、 前記バイパス信号に基づいて前記外部入力信号を前記半
    導体記憶装置に直接与えるバイパス回路とを含む、請求
    項5に記載の半導体モジュール。
  7. 【請求項7】 前記テストモード回路は、前記クロック
    信号の1つのサイクルで活性化され、前記1つのサイク
    ルに連続するもう1つのサイクルで前記テストモード移
    行信号を検出して前記テストモード信号を発生する、請
    求項2に記載の半導体モジュール。
  8. 【請求項8】 前記テストモード回路は、 前記レジスタードバッファ回路からの所定の信号に基づ
    いて前記1つのサイクルにおいて活性化され、前記もう
    1つのサイクルにおいて前記テストモード移行信号を検
    出する検出回路と、 前記検出回路により前記テストモード移行信号が検出さ
    れたとき、前記もう1つのサイクルにおいて前記テスト
    モード信号を発生する信号発生回路とを含む、請求項7
    に記載の半導体モジュール。
  9. 【請求項9】 前記検出回路は、 前記所定の信号に基づいて、前記1つのサイクルにおい
    て活性化信号を生成する信号生成回路と、 前記活性化信号に基づいて、前記1つのサイクルにおい
    て活性化され、前記もう1つのサイクルにおいて前記テ
    ストモード移行信号の電圧レベルを前記基準電圧レベル
    と比較して比較結果を出力する比較回路とから成り、 前記信号発生回路は、前記テストモード移行信号の電圧
    レベルが前記基準電圧レベルよりも高いとき前記テスト
    モード信号を発生する、請求項8に記載の半導体モジュ
    ール。
  10. 【請求項10】 半導体記憶装置が単体においてテスト
    モードへ移行する第1の速度よりも速い第2の速度で動
    作する半導体モジュールであって、 前記第2の速度を実現する周波数から成るクロック信号
    を発生するPLL回路と、 外部から入力された入力信号を内部で使用される電圧レ
    ベルから成る入力信号に変換し、その変換した入力信号
    を前記クロック信号に同期して出力するレジスタードバ
    ッファ回路と、 前記レジスタードバッファ回路からの入力信号を受け、
    前記クロック信号に同期して動作する複数の半導体記憶
    装置とを備え、 前記複数の半導体記憶装置の各々は、 複数のメモリセルを含むメモリセルアレイと、 前記複数のメモリセルの各々にデータを入出力する周辺
    回路と、 テストモードへの移行時、前記レジスタードバッファ回
    路から受けたテストモード移行信号に基づいて、通常動
    作と異なる特殊動作をテストするためのテストモード信
    号を発生するテストモード回路とを含み、 前記周辺回路は、前記テストモード信号に応じて、前記
    複数のメモリセルの各々に前記特殊動作をテストするた
    めのデータの入出力を行なう、半導体モジュール。
  11. 【請求項11】 前記テストモード回路は、前記半導体
    記憶装置が単体でテストモードへ移行されるときの第1
    のテストモード移行信号と異なる第2のテストモード移
    行信号に基づいて前記テストモード信号を発生する、請
    求項10に記載の半導体モジュール。
  12. 【請求項12】 前記テストモード回路は、 前記第1のテストモード移行信号に基づいて前記テスト
    モード信号を発生する第1の回路と、 前記第2のテストモード移行信号に基づいて前記テスト
    モード信号を発生する第2の回路とから成り、 前記第2の回路は、前記第2のテストモード移行信号を
    前記レジスタードバッファ回路から受ける、請求項11
    に記載の半導体モジュール。
  13. 【請求項13】 半導体記憶装置が単体においてテスト
    モードへ移行する第1の速度よりも速い第2の速度を実
    現する周波数から成るクロック信号に同期して動作する
    半導体モジュールに使用される半導体記憶装置であっ
    て、 複数のメモリセルを含むメモリセルアレイと、 前記複数のメモリセルの各々にデータを入出力する周辺
    回路と、 テストモードへの移行時、前記半導体モジュールに含ま
    れるバッファ回路からのテストモード移行信号に基づい
    て通常動作と異なる特殊動作をテストするためのテスト
    モード信号を発生するテストモード回路とを含み、 前記周辺回路は、前記テストモード信号に応じて、前記
    複数のメモリセルの各々に前記特殊動作をテストするた
    めのデータの入出力を行なう、半導体記憶装置。
  14. 【請求項14】 前記テストモード回路は、前記クロッ
    ク信号の1つのサイクルで活性化され、前記1つのサイ
    クルに連続するもう1つのサイクルで前記テストモード
    移行信号を検出して前記テストモード信号を発生する、
    請求項13に記載の半導体記憶装置。
  15. 【請求項15】 前記テストモード回路は、 前記バッファ回路からの所定の信号に基づいて前記1つ
    のサイクルにおいて活性化され、前記もう1つのサイク
    ルにおいて前記テストモード移行信号を検出する検出回
    路と、 前記検出回路により前記テストモード移行信号が検出さ
    れたとき、前記もう1つのサイクルにおいて前記テスト
    モード信号を発生する信号発生回路とを含む、請求項1
    4に記載の半導体記憶装置。
  16. 【請求項16】 前記検出回路は、 前記所定の信号に基づいて、前記1つのサイクルにおい
    て活性化信号を生成する信号生成回路と、 前記活性化信号に基づいて、前記1つのサイクルにおい
    て活性化され、前記もう1つのサイクルにおいて前記テ
    ストモード移行信号の電圧レベルを前記基準電圧レベル
    と比較して比較結果を出力する比較回路とから成り、 前記信号発生回路は、前記テストモード移行信号の電圧
    レベルが前記基準電圧レベルよりも高いとき前記テスト
    モード信号を発生する、請求項15に記載の半導体記憶
    装置。
  17. 【請求項17】 前記テストモード回路は、前記半導体
    記憶装置が単体でテストモードへ移行されるときの第1
    のテストモード移行信号と異なる第2のテストモード移
    行信号に基づいて前記テストモード信号を発生する、請
    求項13に記載の半導体記憶装置。
  18. 【請求項18】 前記テストモード回路は、 前記第1のテストモード移行信号に基づいて前記テスト
    モード信号を発生する第1の回路と、 前記第2のテストモード移行信号に基づいて前記テスト
    モード信号を発生する第2の回路とから成り、 前記第2の回路は、前記第2のテストモード移行信号を
    前記バッファ回路から受ける、請求項17に記載の半導
    体記憶装置。
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