JP4434568B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体記憶装置に関し、特に、DDR SDRAM(Synchronous Dynamic Randam Access Memory)に関する。
【0002】
【従来の技術】
外部から供給されるクロック信号に同期して動作するシンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)の中で、外部クロック信号の立ち上がエッジと、立下りエッジに同期してデータの入出力が行なわれるものをダブルデータレート・シンクロナス・ダイナミックランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM、以下、DDR SDRAMと称する)という。
【0003】
DDRでは、メモリセルアレイから外部クロックサイクル周期で行なわれるデータの読出は、一度の読出動作で各データ出力回路に対して2Nビットのデータが読出されるプリフェッチ動作が前提となっている。
【0004】
N=1のDDRをDDR−Iと呼び、N=2のDDRをDDR−IIと呼ぶ。DDR−IとDDR−IIとは、JEDEC(Joint Electron Device Engineering Council(米国電子標準化委員会))によって、その仕様が規定されている。
【0005】
DDRにおいて、使用されるクロックについて説明する。DDRには、外部クロックEXTCLK、およびEXTZCLKが入力される。この外部クロックEXTCLKおよびEXTZCLKをトリガとして、内部クロックCLKと、DLLクロックCLK_PおよびCLK_Nとが生成される。読出し時には、DDRの各回路で、これらのクロックのうち、適切なタイミングのクロックを選択して、メモリセルのデータが順次、パイプライン処理されて、外部へ出力される。
【0006】
なお、参考のため付け加えると、特許文献1には、DLLクロックと、EXTCLKの位相の早い方のクロックを選択する場合において、周波数が高いときには、位相比較を行なわずに、DLLクロックを選択する半導体集積回路について記載している。この特許文献1の内容と、本発明とは、DLLクロックの選択とういう点で共通するものの、その課題、構成および効果において相違する。
【0007】
【特許文献1】
特開平11−353878号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記パイプラインにおける特定の段階の処理を行なうのに必要となるDLLクロックCLK_Pを選択するためには、次のような問題がある。
【0009】
すなわち、外部クロックEXTCLKに対するDLLクロックCLK_Pの戻し量をTaとし、EXTCLKに対する内部クロックCLKの遅延量をTbとし、サイクルタイムをTckとしたとき、Ta+Tb<Tck の条件を満足しなければならない。それゆえ、サイクルタイムTckが短くなると、TaとTbの値も、小さくしなければならなくなる。
【0010】
たとえば、DDR−IIでは、Tck=3nsである。この場合、Ta+Tb<3nsの条件を満たさなくてはならない。この条件は、動作温度、動作電圧などが異なる様々な動作環境のもとで、しかもプロセス変動を考慮したマージンを確保しつつ保証することは困難である。
【0011】
そこで、本発明は、サイクルタイムが短くても、所望の外部クロックに対応するDLLクロックを正確に選択する半導体記憶装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この発明に係わる半導体記憶装置は、外部クロックの立上がりと立ち下がりに同期してデータを入出力する半導体記憶装置であって、周期Tの外部クロックに対して、一定の遅延量を有する第1の内部クロックを発生する第1の内部クロック発生回路と、外部へのデータの出力タイミングを前記外部クロックに同期させるために、前記外部クロックに対して、一定の戻し量を有する第2の内部クロックを発生する第2の内部クロック発生回路と、前記第2の内部クロックをN(≧2)分周して、N個の循環的に順序づけられる分周クロックを出力する分周器と、前記N個の分周クロックのうち、リードコマンドが入力されるタイミングを示す外部クロックパルスに対応する第1の内部クロックパルスと一定の位相差を有する第2の内部クロックパルスを含む分周クロックを特定する第1の回路と、前記特定された分周クロックを起点として、リードコマンド入力以降の各外部クロックパルスに対応する第2の内部クロックパルスを選択する第2の回路とを備える。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0014】
<第1の実施形態>
図1は、本実施の形態の半導体記憶装置510の全体構成の概略ブロック図である。同図は、半導体記憶装置510について、データ入出力に関する主要部分のみを代表的に示す。
【0015】
図1を参照して、半導体記憶装置510は、クロック端子512と、制御信号端子514と、アドレス端子516と、データ入出力端子518と、データストローブ信号入出力端子520と、クロックバッファ522と、制御信号バッファ524と、アドレスバッファ526と、データDQ0〜DQ15に関する入力バッファ528と、データストローブ信号UDQS,LDQSに関する入力バッファ532および出力バッファ534と、出力回路500と、S/P(シリアル/パラレル)変換回路&ライトドライバ538と、DQS発生回路540と、DLL回路400と、分周クロック選択回路100と、制御回路542と、ロウデコーダ544と、コラムデコーダ546と、読出し&書込み回路548と、センスアンプ550と、メモリセルアレイ552とを備える。
【0016】
本実施の形態では、半導体記憶装置510は、DDR−IIとする。すなわち、半導体記憶装置510は、メモリセルアレイ552から外部クロック周期で行なわれるデータの読出しにおいて、一度の読出しで4×nビット(nは半導体記憶装置におけるビット幅、つまりDQ端子の数で、半導体記憶装置510においてはn=16とする。)のデータが読出される4ビットプリフェッチ構成となっている。すなわち、外部クロック1サイクルごとに、n個の出力回路100に対して各々4ビット分のデータがメモリセルアレイ552から読出され、各々の出力回路100において4ビットのデータが順序付けされて半サイクル周期で転送され、外部へ出力される構成となっている。
【0017】
また、データ書込時においては、半導体記憶装置510は、外部クロックの立上がりおよび立下りに同期して外部クロック半サイクルあたりnビット(n=16)のデータを取り込み、外部クロック1サイクルで4×nビットのデータを一括してメモリセルアレイ552に書込む。
【0018】
メモリセルアレイ552は、各々がデータを記憶する複数のメモリセルからなる。メモリセルアレイ552は、各々が独立して動作が可能な4つのバンクからなる。
【0019】
クロック端子512は、互いに相補な外部クロック信号EXTCLK,EXTZCLKおよびクロックイネーブル信号CKEを受ける。制御信号端子514は、チップセレクト信号/CS、ロウアドレスストローブ信号/RAS、コラムアドレスストローブ信号/CAS、ライトイネーブル信号/WEおよび入力データマスク信号UDM,LDMのコマンド制御信号を受ける。
【0020】
アドレス端子516は、アドレス信号A0〜A12およびバンクアドレス信号BA0,BA1を受ける。
【0021】
データ入出力端子518は、半導体記憶装置510において読み書きされるデータを外部とやり取りする端子である。データ入出力端子518は、データ書込時は外部から入力されるデータDQ0〜DQ15を受け、データ読出時はデータDQ0〜DQ15を外部へ出力する。
【0022】
データストローブ信号入出力端子520は、データ書込時はデータDQ0〜DQ15を外部から読込むためのデータストローブ信号UDQS,LDQSを外部から受け、データ読出時は外部コントローラがデータDQ0〜DQ15を読込むためのデータストローブ信号UDQS,LDQSを外部に対して出力する。
【0023】
クロックバッファ522は、外部クロック信号EXTCLK,EXTZCLKおよびクロックイネーブル信号CKEを受けて内部クロック信号CLK、ZCLKを発生し、制御信号バッファ524、アドレスバッファ526およびDLL回路400へ出力する。
【0024】
制御信号バッファ524は、クロックバッファ522から受ける内部クロックに同期して、チップセレクト信号/CS、ロウアドレスストローブ信号/RAS、コラムアドレスストローブ信号/CAS、ライトイネーブル信号/WEおよび入力データマスク信号UDM,LDMを取り込んでラッチし、コマンド制御信号を制御回路542へ出力する。
【0025】
アドレスバッファ526は、クロックバッファ522から受ける内部クロック信号に同期して、アドレス信号A0〜A12とバンクアドレス信号BA0,BA1とを取り込んでラッチし、内部アドレス(行アドレスXAとコラムアドレスCA)を発生してロウデコーダ544およびコラムデコーダ546へ出力する。
【0026】
ロウデコータ544は、行アドレスXAに応じてメモリセルアレイ510における行選択を実行する。具体的には、メモリセルアレイ510においてメモリセル行ごとに配置されたワード線(図示せず)の選択的な活性化を制御する。
【0027】
コラムデコータ546は、コラムアドレスCAに応じてメモリセルアレイ510における列選択を実行する。具体的には、メモリセルアレイ510において複数のセンスアンプをアレイ内I/O線(図示せず)を介して選択的に読出し&書込み回路548と接続する。コラムデコーダ546は、4ビットプリフェッチ方式では、アドレスバッファ526で発生したコラムアドレスCAのうち下位2ビットを除いた上位アドレスを用いて特定の列を選択する。
【0028】
センスアンプ550は、ワード線活性によりビット線上に読み出された微小電位差を増幅する。
【0029】
読出し&書込み回路548は、メモリセルのデータを増幅してデータバス対へ出力する読出し回路600(図示しない)と、データバス対のデータを増幅してメモリセルへ出力する書込み回路610(図示しない)とを含む。
【0030】
出力回路500は、データラッチ&P/S変換回路536と、出力ドライバ530とからなる。
【0031】
データラッチ&P/S変換回路536は、データ読出時において、制御回路542から与えられる制御信号EZORG0、EZORG1、ZRDAIに応じて、読出し&書込み回路548から送られる読出データを増幅する。データラッチ&P/S変換回路536は、増幅された読出しデータに対して、P/S変換(パラレル/シリアル変換)を行なう。すなわち、データラッチ&P/S変換回路536は、4ビットプリフェッチ方式では、各データDQi(i:0〜15)に対して、一度に読出された4個のデータ(パラレルデータ)を順序付けし、つまりシリアルデータに変換して、出力ドライバ530へ出力する。
【0032】
出力ドライバ530は、シリアルに変換されたデータDQ0〜DQ15をデータ入出力端子518へ出力する。
【0033】
S/P変換回路&ライトドライバ538は、データ書込時において、4ビットプリフェッチ方式では、外部クロック半サイクルあたり1ビットずつ入力バッファ528から受ける各データDQiを外部クロック1サイクルごとに4ビット並列に読み出し&書込み回路548へ出力する。
【0034】
入力バッファ532は、外部からデータストローブ信号UDQS,LDQSを受け付ける。
【0035】
入力バッファ528は、入力バッファ532が外部から受けるデータストローブ信号UDQS,LDQSに同期して、データDQ0〜DQ15を受け付ける。
【0036】
出力バッファ534は、DLL回路511の出力に同期して動作するDQS発生回路540が発生するデータストローブ信号UDQS,LDQSを取り込む。出力バッファ534は、データDQ0〜DQ15を出力する出力ドライバ530とともにDLL回路400の出力に同期して動作し、データストローブ信号UDQS,LDQSをデータストローブ信号入出力端子520へ出力する。
【0037】
制御回路542は、クロックバッファ522の出力に同期して、制御信号バッファ524からコマンド制御信号を取り込み、取り込んだコマンド制御信号に基づいてロウデコーダ544、コラムデコーダ546および読出し&書込み回路548を制御する。これによって、メモリセルアレイ552に対してデータDQ0〜DQ15の読出、書込が行なわれる。また、制御回路542は、取り込んだコマンド制御信号に基づいて、DQS発生回路540におけるデータストローブ信号の発生についての制御も行なう。
【0038】
また、制御回路542は、制御信号RDT、EN、COL、WZRおよびCP00のレベルの設定を行なう。
【0039】
すなわち、制御回路542は、CLK_P#2をトリガとして、RDT=「H」に設定する。制御回路542は、ACTコマンドを受け付けた後、制御信号EN=「H」に設定し、プリチャージコマンドを受け付けた後、EN=「L」に設定する。制御回路542は、READコマンドが入力されたサイクルにおける内部クロックCLKの立上がりから1サイクル期間、COL=「H」に設定する。制御回路542は、READコマンドが入力されてから、最後のデータD4が出力されるまでのREAD期間において、WZR=「L」に設定する。制御回路542は、READコマンドが入力されたサイクルにおける内部クロックCLKの立上がりからバースト期間、つまり、DDR−IIでは、2サイクル期間、CP00=「H」に設定する。
【0040】
(タイミング)
次に、図2を参照して、DDR−IIからデータを読出す際のデータ出力のタイミングについて説明する。
【0041】
このDRAMは、プリフェッチされるデータ数は4ビットで、CASレイテンシCLは4、バースト長BLは4、アドレッシングはインターリーブInt.に設定されている。CASレイテンシとは、DDR−IIが外部からREADコマンド(データを読み出すためのコマンド)を受け付けてから読み出しデータをデータ入出力端子518へ出力し始めるまでのサイクル数を表わす。
【0042】
ここで、1サイクルは、外部クロックEXTCLKの立上がり時点から次の立ち上り時点までとする。バースト長とは、READコマンドに応じて、連続して読み出されるビット数を表わす。
【0043】
同図を参照して、外部クロックEXTCLK、およびEXTZCLKは、一定周期でハイレベル(以下Hレベルとも称する)およびローレベル(以下、単にLレベルとも称する)を繰り返す。
【0044】
DDR−IIでは、4ビットプリフェッチされたデータをP/S変換し、各データを外部クロックに同期して、読出しデータDQとして出力するとともに、外部クロックに同期して、データストローブ信号DQSを出力する。データストローブ信号DQSは、データDQを受取る外部コントローラにおいて、データDQを取り込むタイミング信号として使用される。
【0045】
データストローブ信号DQSは、同図に示すように、READコマンド入力を起点として、(CL−1)サイクル目から(CL)サイクル目までの1サイクル間「L」となる。この期間をPreambleと呼ぶ。
【0046】
また、最後のデータD4が出力された後に、データストローブ信号DQSは、半サイクル期間、「L」となる。この期間をPostambleと呼ぶ。
【0047】
ここで、外部クロックEXTCLKおよびEXTZCLKのエッジとデータDQの出力されるタイミングの時間差tACは、所定の範囲に収まるように規定されている。また、データストローブ信号DQSのエッジとデータDQの出力されるタイミングの時間差tDQSQも、所定の範囲に収まるように規定されている。図2では、tAC=0およびtDQSQ=0に制御されている場合が示されている。
【0048】
さて、図2に示すようなデータ出力を実現するためには、出力回路500において、外部クロックEXTCLKのエッジのタイミングより少し早いタイミングの動作クロックが必要となる。内部の各回路が有する容量によって、半導体記憶装置に外部クロックが入力されてから実際にデータが出力されるまでには遅延が生じるからである。
【0049】
すなわち、外部クロックEXTCLKは定周期信号であるから、外部クロックEXTCLKを適当な遅延量Tdだけ遅らせることによって外部クロックEXTCLKのエッジに対して適当な時間Taだけ戻されたクロックCLK_P,CLK_Nを生成し、このクロックCLK_P,CLK_Nをトリガとして動作するデータ出力回路から出力されるデータDQおよびデータストローブ信号出力回路から出力されるデータストローブ信号DQSが、上述したタイミング差tAC,tDQSQを満足するように遅延量Tdを制御できるクロック発生回路を備える必要がある。このようなクロックを生成する回路をDLL(Delay Locked Loop)回路という。
【0050】
戻し量Taは、出力回路500において、クロックCLK_P,CLK_Nをトリガとして読出データを取り込み、最終的にデータ出力端子に読出データが読出されるまでの伝搬時間から決定される。
【0051】
図3は、DLL回路400の構成を示す。同図を参照して、DLL回路400は、入力バッファ401,402と、可変遅延回路403,404と、パルス生成回路405,406と、入出力レプリカ回路407と、位相比較器408と、遅延制御回路409とを備える。
【0052】
入力バッファ401は、外部から入力される外部クロックEXTCLK,EXTZCLKを受け、外部クロックEXTCLKが立上がる際の電位レベルとその反転信号である外部クロックEXTZCLKが立下がる際の電位レベルとの交点を検出し、内部クロックBUFFCLK_DLLを生成する。
【0053】
入力バッファ402は、外部から入力される外部クロックEXTCLK,EXTZCLKを受け、外部クロックEXTCLKが立下がる際の電位レベルと外部クロックEXT/CLKが立上がる際の電位レベルとの交点を検出し、内部クロックBUFFZCLK_DLLを生成する。
【0054】
可変遅延回路403は、入力バッファ401から受ける内部クロックBUFFCLK_DLLを遅延して、パルス生成回路405へ出力する。可変遅延回路404は、遅延を生成する複数の遅延ユニットを含み、遅延制御回路409からの指令に基づいて遅延ユニットの接続/切離しを行なうことによって内部クロックBUFFCLK_DLLの遅延量を調整する。
【0055】
パルス生成回路405は、可変遅延回路403から出力された信号の立上がりエッジに同期したパルス信号としての内部クロックCLK_Pを生成する。
【0056】
可変遅延回路404は、入力バッファ402から受ける内部クロックBUFF/CLK_DLLを遅延して、パルス生成回路406へ出力する。可変遅延回路404の構成は、可変遅延回路403の構成と同じであり、その説明は繰り返さない。
【0057】
パルス生成回路406は、可変遅延回路404から出力された信号の立上がりエッジに同期したパルス信号としての内部クロックCLK_Nを生成する。
【0058】
入出力レプリカ回路407は、内部クロックCLK_P,CLK_NがDLL回路100から出力されてからデータ入出力端子にデータDQが出力されるまでの回路特性を模擬的に再現した出力レプリカ411と、入力バッファ401の回路特性を模擬的に再現した入力レプリカ410とからなる。
【0059】
出力レプリカ411は、内部CLK_Pが入力され、CLK_Pを戻し量Taだけ遅延させて出力する。
【0060】
位相比較器408は、入出力レプリカ回路407から出力される内部クロックFBCLKと、1サイクルまたは数サイクル後の内部クロックBUFFCLK_DLLとの位相を比較し、その位相差に基づいて可変遅延回路403,404の遅延量を増減するための制御信号UPおよびDOWNを生成する。
【0061】
遅延制御回路409は、制御信号UPおよびDOWNに基づいて遅延制御信号を生成し、可変遅延回路403,404へ出力して可変遅延回路403,404における遅延量を調節する。
【0062】
内部クロックBUFFCLK_DLLと内部クロックFBCLKとの位相が一致したときは、位相比較器408からは制御信号UPおよびDOWNともに出力されず、遅延制御信号はある固定値となり、可変遅延回路403,404における遅延量は固定される。これによって、内部クロックCLK_P,CLK_Nは、外部クロックEXTCLK,EXTZCLKよりも、DLL回路400から出力回路までの遅延量および出力回路におけるデータ出力遅延量の和だけ位相が早い信号となる。
【0063】
一方、内部クロックBUFFCLK_DLLと内部クロックFBCLKとの位相が一致していないときには、位相差に応じて位相比較器408から制御信号UPまたはDOWNが出力され、可変遅延回路403,404において遅延ユニットの接続/切離しが行なわれて遅延量が調節される。
【0064】
次に、図4を参照して、DDR−IIのデータ読出しに関連する信号のレベル変化のタイミングについて説明する。
【0065】
外部クロックEXTCLK、およびEXTZCLK(図示せず)は、一定周期でハイレベル(以下Hレベルとも称する)およびローレベル(以下、単にLレベルとも称する)を繰り返す。
【0066】
クロックバッファ522は、外部クロックEXTCLKおよびEXTZCLKより、内部クロックCLKを生成する。この内部クロックCLKは、外部クロックEXTCLKに対してTbだけ遅延している。
【0067】
まず、ロウデコーダ544によってロウアドレスに対応するワード線WLが選択レベルの「H」レベルに立上げられ、ビット線対BL,/BLにメモリセルのデータに応じたデータが出力される。そして、センスアンプ505が活性化され、ビット線対BL、/BLのデータが増幅される。
【0068】
外部クロック信号EXTCLK#0の立上がりエッジで、Readコマンド(/RAS=H,/CAS=L,/WE=H)およびコラムアドレスCAを受け付ける。
【0069】
次いで、内部クロックCLK#0をトリガとして、コラムデコーダ546によって、コラムアドレスCAと関連する列選択線CSLが選択されて、それらの列選択線CSLに対応するビット線対BL,/BLのデータが、I/O線対を経由して、読出し回路600に出力される。
【0070】
読出し回路600は、入力されたこれらのデータを増幅し、増幅されたデータPADn(n=0〜3)を保持する。
【0071】
次に、CLK_P#2をトリガとして、制御回路542で、制御信号RDTが活性化され、この活性化をトリガにして、読出し回路600内に保持されているデータPADn(n=0〜3)がデータバス対DBn,ZDBn(n=0〜3)へ出力される。
【0072】
出力回路500は、データバス対対DBn,ZDBn(n=0〜3)のデータを取り込んで、増幅し、その後P/S(パラレル/シリアル変換)し、P/S変換されたデータRADn(n=0〜3)を保持する。
【0073】
出力回路500は、DLLクロックCLK_P,CLK_Nの論理和からなるクロック信号CLKOをトリガにして、データRADn(n=0〜3)を読み出して、データD0〜D3にして、順次、データ入出力端子518から外部へ出力する。
【0074】
以上の動作において、制御信号RDTが適切なタイミングで活性化されることが必要となるが、この制御信号RDTは、CLK_P#2をトリガとして活性化されている。したがって、制御信号RDTを適切なタイミングで活性化させるには、CLK_P#3やCLK_P#4でなく、CLK_P#2を確実に選択できることが重要となる。
【0075】
(従来のCLK_P選択方法)
まず、従来のCLK_P選択方法について説明する。
【0076】
図5は、従来のCLK_P選択方法において、CLK_P選択に関連する信号のレベル変化のタイミングを示す。
【0077】
同図を参照して、CLK#0の立上がり時点から1サイクル期間、制御信号CP0が「H」に設定される。次に、CP0を1サイクルシフトした制御信号CP1が生成される。この制御信号CP1は、CLK#1の立上がり時点を起点としており、1サイクルタイムTckが十分に長ければ、CLK_P#2は、CP1が「H」になる期間に含まれる。したがって、CP1が「H」となる期間内のCLK_Pを選択するとCLK_P#2が得られる。このようにして得られたCLK_P#2によって、制御信号RDTの原信号となるRDTFが発生される。
【0078】
上述のようなCLK_P#2の選択方法では、以下に説明するように1サイクルタイムTckに依存する。
【0079】
CP1は、CLK#1を起点としており、これで次のサイクルのCLK_P#2を選択する。CLK#1の立ち上りエッジのタイミングと、CLK_P#2の立上がりエッジのタイミングとの時間差ΔTは、ΔT=(Tck−Ta−Tb)となる。CP1により、CLK_P#2を捕らえるには、ΔT>0でなければならない。つまり、(Ta+Tb)<Tckであることが必要となる。
【0080】
この条件は、1サイクルタイムTckが短くなると、満足することが難しくなる。たとえば、DDR−IIでは、最大動作周波数は、333MHzであり、1サイクルタイムTckは3nsである。したがって、(Ta+Tb)<3nsでなければならない。
【0081】
(本実施の形態に係る分周クロック選択回路)
次に、本実施の形態に係るCLK_P選択を行なう分周クロック選択回路について説明する。
【0082】
図6は、本実施の形態に係る分周クロック選択回路100の構成を示す。同図を参照して、分周クロック選択回路100は、分周器110と、遅延回路120と、分周クロック選択指示回路130と、シフタ回路140と、シフタ回路150と、ZCLK_P#2選択回路160と、ZCLK_P#3選択回路170と、ZCLK_P#4選択回路180とで構成される。これらの回路について説明する。
【0083】
(分周器)
分周器110は、CLK_Pを2分周して、2個の分周クロックZCLK_PD0およびZCLK_PD1を出力する。これらの分周クロックは、循環的に順序づけられいてる。すなわち、ZCLK_PD0→ZCLK_PD1→ZCLK_PD0→ZCLK_PD1・・・という順に順序づけられている。
【0084】
図7は、分周器110の構成を示す。図8は、分周器110に関連する信号のレベル変化のタイミングを示す。分周器110は、CKD&ZCKD生成回路111と、ZEN生成回路112と、X2D&ZX2D生成回路113と、ZCLK_PD0生成回路114と、ZCLK_PD1生成回路115と含む。
【0085】
同図における制御信号ENは、制御回路542で生成される。制御回路542は、ACTコマンドを受け付けた後、制御信号EN=「H」に設定し、プリチャージコマンドを受け付けた後、制御信号EN=「L」に設定する。
【0086】
CKD&ZCKD生成回路111は、CLK_P=「H」の期間、ZCLK_P=「L」に設定し、CKD=「H」に設定し、ZCKD=「L」に設定する。
【0087】
ZEN生成回路112は、EN=「H」となる期間、ZEN=「L」に設定する。
【0088】
X2D&ZX2D生成回路113は、図8に示すような、X2DおよびZX2Dを生成する。X2DおよびZX2Dは、CLK_Pの1/2の周波数のクロック信号であり、これらのレベルは、次のようにして変化する。
【0089】
すなわち、ZCKD=「L」(つまり、ZCLK_P=「L」)になると、伝送ゲート31が導通し、インバータ30の出力データが、NAND回路32とインバータ33とからなるラッチ部でラッチされる。その後、CKD=「L」(つまり、CLK_P=「H」)になると、伝送ゲート34が導通して、ラッチ部でラッチされていたデータが出力される。その結果、X2DおよびZX2Dのレベルが変化する。このようにして、X2DおよびZX2Dは、ZCLK_P=「L」に変化し、その後、さらに、CLK_P=「L」になると、そのレベルが変化する。
【0090】
ZCLK_PD0生成回路114、およびZCLK_PD1生成回路115は、X2DおよびZX2Dをマスク信号として利用して、CLK_Pから、CLK_Pの1/2の周波数の2つのクロックZCLK_PD0およびZCLK_PD1を生成する。
【0091】
すなわち、ZCLK_PD0生成回路114は、ZCLK_P=「L」、かつZX2D=「L」となる期間に、ZCLK_PD0=「L」に設定する。ZCLK_PD1生成回路115は、ZCLK_P=「L」、かつX2D=「L」となる期間に、ZCLK_PD1=「L」に設定する。
【0092】
以上より、この分周器110は、CLK_Pを2分周したクロックを生成する。つまり、CLK_Pは、この分周器110により、2つの分周クロックZCLK_PD0およびZCLK_PD1に分割される。
【0093】
(遅延回路)
遅延回路120は、分周クロックZCLK_PD0およびZCLK_PD1をTc(=Ta+Tb)だけ遅延させて、2個の遅延分周クロックZCLK_PDD0およびZCLK_PDD1を出力する。
【0094】
図9は、遅延回路120の構成を示す。本実施の形態では、Tc(=Ta+Tb)の値は、一定値であって、温度や電圧などの値により変動しないものとして扱う。この遅延回路120は、ZCLK_PD0をTc(=Ta+Tb)だけ遅延させたZCLK_PDD0を出力する固定量遅延回路121と、ZCLK_PD1をTc(=Ta+Tb)だけ遅延させたZCLK_PDD1を出力する固定長遅延回路122とからなる。
【0095】
(分周クロック選択指示回路)
分周クロック選択指示回路130は、2個の分周クロックZCLK_PD0およびZCLK_PD1のうち、CLK#0との位相差がTcであるクロックパルスが属する分周クロックを特定する。
【0096】
より具体的には、分周クロック選択指示回路130は、2個の遅延分周クロックZCLK_PDD0およびZCLK_PDD1のうち、CLK#0が生成される期間にクロックパルスが含まれる遅延分周クロックを特定し、この遅延分周クロックに対応する分周クロックを特定する。
【0097】
分周クロック選択指示回路130は、このような分周クロックとして分周クロックZCLK_PD0を特定したときには、ZSEL0=「L」のパルスを生成し、分周クロックZCLK_PD1を特定したときには、ZSEL1=「L」のパルスを生成する。
【0098】
図10は、分周クロック選択指示回路130の構成を示す。この分周クロック選択指示回路130は、2分周クロックZCLK_PDD0およびZCLK_PDD1のいずれを選択するのかを指示する選択指示信号ZSEL0およびZSEL1を出力する。同図を参照して、分周クロック選択指示回路130は、ZRST生成回路131と、CLK_PDD0生成回路132と、CLK_PDD1生成回路133と、ZSEL0生成回路134と、ZSEL1生成回路135とを含む。
【0099】
同図における制御信号COL、WZR、およびCP00は、制御回路542で生成される。制御回路542は、READコマンドが入力されたサイクルにおける内部クロックCLKの立上がりから一定期間(たとえばCLKと同程度の幅)、COL=「H」に設定する。
【0100】
制御回路542は、READコマンドが入力されてから、最後のデータD4が出力されるまでのREAD期間において、WZR=「L」に設定する。
【0101】
制御回路542は、READコマンドが入力されたサイクルにおける内部クロックCLKの立上がりからバースト期間、つまり、DDR−IIでは、2サイクル期間、CP00=「H」に設定する。
【0102】
ZRST生成回路131は、CP00=「H」である期間、ZRST=「H」に設定し、CP00=「L」である期間、ZRST=「L」に設定する。
【0103】
CLK_PDD0生成回路132は、ZCLK_PDD0のレベルを反転したCLK_PDD0を生成する。
【0104】
CLK_PDD1生成回路133は、ZCLK_PDD1のレベルを反転したCLK_PDD1を生成する。
【0105】
ZSEL0生成回路134は、CLK_PDD0=「H」(つまり、ZCLK_PDD0=「L」)、COL=「H」、およびZRST=「H」となると、ZRST=「L」になるまで(つまり、CP00=「L」となるまで)、ZSEL0=「L」に設定する。
【0106】
ZSEL1生成回路135は、CLK_PDD1=「H」(つまり、ZCLK_PDD1=「L」)、COL=「H」、およびZRST=「H」となると、ZRST=「L」になるまで(つまり、CP00=「L」となるまで)、ZSEL1=「L」に設定する。
【0107】
(ZSELnシフタ回路)
ZSELnシフタ回路は、CLK#0の立上がりエッジから2×Tckの期間、パルスとなるZSEL0_D2またはZSEL1_D2を生成し、CLK#1の立上がりエッジから2×Tckの期間、パルスとなるZSEL0_D3またはZSEL1_D3を生成し、CLK#2の立上がりエッジから2×Tckの期間、パルスとなるZSEL0_D4またはZSEL1_D4を生成する。
【0108】
図11は、ZSEL0シフタ回路140の構成を示す。同図を参照して、ZSEL0シフタ回路140は、ZEN生成回路141と、シフト信号生成回路142とから構成される。
【0109】
ZEN生成回路141は、制御信号ENのレベルを反転したZENを生成する。
【0110】
シフト信号生成回路142は、次に示すように、ZSEL0_D2、ZSEL1_D3、およびZSEL0_D4を生成する。
【0111】
NAND回路10およびインバータ11は、ZSEL0より、ZSEL0_D2を出力する。ZSEL0=「L」となる期間と、ZSEL0_D2=「L」とトなる期間は、ほとんどシフトしていない。
【0112】
クロックドインバータ12は、CLK=「L」で導通すると、ZSELが、インバータ13とインバータ14とからなるラッチ部でラッチされる。その後、クロックドインバータ15が、ZCLK=「L」で導通すると、ラッチデータが出力され、インバータ18から、ZSEL1_D3が出力される。
【0113】
以上より、ZSEL1_D3=「L」となる期間は、ZSEL0=「L」となる期間から、1サイクルシフトしたものとなる。
【0114】
同様に、クロックドインバータ19は、CLK=「L」で導通すると、ZSEL1_D3が、インバータ20とインバータ21とからなるラッチ部でラッチされる。その後、クロックドインバータ22が、ZCLK=「L」で導通すると、ラッチデータが出力され、インバータ25から、ZSEL0_D4が出力される。
【0115】
以上より、ZSEL0_D4=「L」となる期間は、ZSEL1_D3=「L」となる期間から、1サイクルシフトしたもの、つまり、ZSEL0=「L」となる期間から、2サイクルシフトしたものとなる。
【0116】
図12は、ZSEL1シフタ回路150の構成を示す。
同図を参照して、ZSEL1シフタ回路150は、ZEN生成回路151と、シフト信号生成回路152とから構成される。これらの各回路の動作は、図11に示す各回路の動作と同様である。
【0117】
ZSEL1シフタ回路150は、ZSEL1より、ZSEL1_D2、ZSEL0_D3、およびZSEL1_D4を生成する。
【0118】
ZSEL1=「L」となる期間と、ZSEL1_D2=「L」となる期間は、ほとんどシフトしていない。
【0119】
ZSEL0_D3=「L」となる期間は、ZSEL1=「L」となる期間から、1サイクルシフトしたものとなる。
【0120】
ZSEL1_D4=「L」となる期間は、ZSEL0_D3=「L」となる期間から、1サイクルシフトしたもの、つまり、ZSEL1=「L」となる期間から、2サイクルシフトしたものとなる。
【0121】
(ZCLK_P#n選択回路)
ZCLK_P#n選択回路は、CLK_P#K(K≧2)の選択を以下のようにして行なう。
【0122】
すなわち、ZCLK_P#n選択回路は、分周クロックZCLK_PD0が特定されたとき(ZSEL0=「L」で表わされる)には、ZCLK_PD0よりもKだけ後の順位のZCLK_PDX(K=2のときX=0、K=3のときX=1、K=4のときX=0)に含まれるクロックパルスであって、CLK#(K−2)の立ち上り時点から、(2×Tck−Tc)期間経過後、最初に生成されるクロックパルスを図示しない手段で反転して、CLK_P#K(K≧2)として選択する。
【0123】
つまり、K=2のときには、ZCLK_PD0に含まれるクロックパルスであって、CLK#0の立上がり時点から(2×Tck−Tc)期間経過後、最初に生成されるクロックパルスの反転信号がCLK_P#2として選択される。
【0124】
K=3のときには、ZCLK_PD1に含まれるクロックパルスであって、CLK#1の立上がり時点から(2×Tck−Tc)期間経過後、最初に生成されるクロックパルスの反転信号がCLK_P#3として選択される。
【0125】
K=4のときには、ZCLK_PD0に含まれるクロックパルスであって、CLK#2の立上がり時点から(2×Tck−Tc)期間経過後、最初に生成されるクロックパルスの反転信号がCLK_P#4として選択される。
【0126】
ZCLK_P#n選択回路は、分周クロックZCLK_PD1が特定されたとき(ZSEL1=「L」で表わされる)には、ZCLK_PD1よりもKだけ後の順位のZCLK_PDX(K=2のときX=1、K=3のときX=0、K=4のときX=1)に含まれるクロックパルスであって、CLK#(K−2)の立ち上り時点から、(2×Tck−Tc)期間経過後、最初に生成されるクロックパルスを図示しない手段で反転してCLK_P#K(K≧2)として選択する。
【0127】
つまり、K=2のときには、ZCLK_PD1に含まれるクロックパルスであって、CLK#0の立上がり時点から(2×Tck−Tc)期間経過後、最初に生成されるクロックパルスの反転信号がCLK_P#2として選択される。
【0128】
K=3のときには、ZCLK_PD1に含まれるクロックパルスであって、CLK#1の立上がり時点から(2×Tck−Tc)期間経過後、最初に生成されるクロックパルスの反転信号がCLK_P#3として選択される。
【0129】
K=4のときには、ZCLK_PD0に含まれるクロックパルスであって、CLK#2の立上がり時点から(2×Tck−Tc)期間経過後、最初に生成されるクロックパルスの反転信号がCLK_P#4として選択される。
【0130】
図13は、ZCLK_P#2選択回路160の構成を示す。同図を参照して、ZCLK_P#2選択回路160は、ZCLK_PD0=「L」、かつZSEL0_D2=「L」のとき、ZCLK_P#2=「L」に設定する。これにより、CLK_P#2としてZCLK_PD0が選択されたことになる。
【0131】
また、ZCLK_P#2選択回路160は、ZCLK_PD1=「L」、かつZSEL1_D2=「L」のときに、ZCLK_P#2=「L」に設定する。これにより、CLK_P#2としてZCLK_PD1が選択されたことになる。
【0132】
図14は、ZCLK_P#3選択回路170の構成を示す。同図を参照して、ZCLK_P#3選択回路170は、ZCLK_PD0=「L」、かつZSEL0_D3=「L」のとき、ZCLK_P#3=「L」に設定する。これにより、CLK_P#3としてZCLK_PD0が選択されたことになる。
【0133】
また、ZCLK_P#3選択回路170は、ZCLK_PD1=「L」、かつZSEL1_D3=「L」のときに、ZCLK_P#3=「L」に設定する。これにより、CLK_P#3としてZCLK_PD1が選択されたことになる。
【0134】
図15は、ZCLK_P#4選択回路180の構成を示す。同図を参照して、ZCLK_P#4選択回路180は、ZCLK_PD0=「L」、かつZSEL0_D4=「L」のとき、ZCLK_P#4=「L」に設定する。これにより、CLK_P#4としてZCLK_PD0が選択されたことになる。
【0135】
また、ZCLK_P#4選択回路180は、ZCLK_PD1=「L」、かつZSEL1_D4=「L」のときに、ZCLK_P#4=「L」に設定する。これにより、CLK_P#4としてZCLK_PD1が選択されたことになる。
【0136】
以上のように選択されたZCLK_P#n(n=2〜4)は、このDDR−IIの動作を制御するために用いられる。すなわち、ZCLK_P#2=「L」をトリガとして、制御信号RDTが活性化される。また、ZCLK_P#3=「L」、およびZCLK_P#4を=「L」をトリガとして、メモリセルのデータを外部へ出力するためのパイプライン処理中のその他の処理が制御される。
【0137】
(本実施の形態に係るCLK_P選択動作)
図16は、本実施の形態に係る分周クロック選択回路100のCLK_P選択の動作手順を示すフローチャートである。図17は、分周クロック選択回路100におけるCLK_P選択に関連する信号のレベル変化のタイミングを示す。これらの図を用いて、CLK_P選択の動作を説明する。
【0138】
まず、分周器110は、CLK_Pを2分周して、ZCLK_PD0およびZCLK_PD1を生成する(図17の(1)および(2)に示す。)(ステップS201)。
【0139】
次に、遅延回路120は、ZCLK_PD0をTcだけ遅延させた、ZCLK_PDD0を生成し、ZCLK_PD1をTcだけ遅延させたZCLK_PD2を生成する(図17の(3)および(4)に示す。)(ステップS202)。
【0140】
次に、分周クロック選択指示回路130は、COL=「H」(図17の(5)に示す。)の期間において、ZCLK_PDD0=「L」となる場合には(ステップS203)、CP00=「H」(図17の(6)に示す。)の期間だけ、ZSEL0=「L」、かつZSEL1=「H」に設定する(ステップS204)。
【0141】
次に、ZSEL0シフタ回路140は、ZSEL0=「L」と設定された場合には、ZSEL0=「L」となるパルス部分の期間を維持したZSEL0_D2を生成し、ZSEL0=「L」となるパルス部分を1サイクルシフトさせたZSEL1_D3を生成し、ZSEL0=「L」となるパルス部分を2サイクルシフトさせたZSEL0_D4を生成する(ステップS205)。
【0142】
次に、ZCLK_P#2選択回路160は、ZSEL0=「L」と設定された場合には、ZSEL0_D2を用いて、ZCLK_PD0を選択する。つまり、ZCLK_P#2選択回路160は、ZSEL0_D2=「L」、かつZCLK_PD0=「L」となる期間に、「L」レベルのZCLK_P#2を出力する(ステップS206)。
【0143】
次に、ZCLK_P#3選択回路170は、ZSEL0=「L」と設定された場合には、ZSEL1_D3を用いて、ZCLK_PD1を選択する。つまり、ZCLK_P#3選択回路170は、ZSEL1_D3=「L」、かつZCLK_PD1=「L」となる期間に、「L」レベルのZCLK_P#3を出力する(ステップS207)。
【0144】
次に、ZCLK_P#4選択回路180は、ZSEL0=「L」と設定された場合には、ZSEL0_D4を用いて、ZCLK_PD0を選択する。つまり、ZCLK_P#4選択回路180は、ZSEL0_D4=「L」、かつZCLK_PD0=「L」となる期間に、「L」レベルのZCLK_P#4を出力する(ステップS208)。
【0145】
一方、分周クロック選択指示回路130は、COL=「H」(図17の(5)に示す。)の期間において、ZCLK_PDD0=「L」とならない場合には(ステップS203)、CP00=「H」(図17の(6)に示す。)の期間だけ、ZSEL0=「H」、かつZSEL1=「L」に設定する(ステップS209)。
【0146】
次に、ZSEL1シフタ回路150は、ZSEL1=「L」と設定された場合には、ZSEL1=「L」となるパルス部分の期間を維持したZSEL1_D2を生成し、ZSEL1=「L」となるパルス部分を1サイクルシフトさせたZSEL0_D3を生成し、ZSEL1=「L」となるパルス部分を2サイクルシフトさせたZSEL1_D4を生成する(図17の(7)、(8)および(9)に示す。)(ステップS210)。
【0147】
次に、ZCLK_P#2選択回路160は、ZSEL1=「L」と設定された場合には、ZSEL1_D2を用いて、ZCLK_PD1(#2)を選択する。つまり、ZCLK_P#2選択回路160は、ZSEL1_D2=「L」、かつZCLK_PD1=「L」となる期間に、「L」レベルのZCLK_P#2を出力する(図17の(10)に示す。)(ステップS211)。
【0148】
次に、ZCLK_P#3選択回路170は、ZSEL1=「L」と設定された場合には、ZSEL0_D3を用いて、ZCLK_PD0(#3)を選択する。つまり、ZCLK_P#3選択回路170は、ZSEL0_D3=「L」、かつZCLK_PD0=「L」となる期間に、「L」レベルのZCLK_P#3を出力する(図17の(11)に示す。)(ステップS212)。
【0149】
次に、ZCLK_P#4選択回路180は、ZSEL1=「L」と設定された場合には、ZSEL1_D4を用いて、ZCLK_PD1(#4)を選択する。つまり、ZCLK_P#4選択回路180は、ZSEL1_D4=「L」、かつZCLK_PD1=「L」となる期間に、「L」レベルのZCLK_P#4を出力する(図17の(12)に示す。)(ステップS213)。
【0150】
(本実施の形態のCLK_P選択のサイクルタイム依存性)
上述のようなCLK_Pの選択方法では、従来の選択方法と同様に、1サイクルタイムTckに依存する。
【0151】
本実施の形態では、CP00は、CLK#0を起点としており、これで2サイクル後のCLK_P#2を選択する。CLK#0の立ち上りエッジのタイミングと、CLK_P#2の立上がりエッジのタイミングとの時間差ΔTは、ΔT=(2×Tck−Ta−Tb)となる。CP00により、CLK_P#2を捕らえるには、ΔT>0でなければならない。つまり、(Ta+Tb)/2<Tckであることが必要となる。この条件は、従来の条件と比較して、サイクルタイムの下限を1/2にすることができることを示している。
【0152】
以上のように、本実施の形態に係わる選択回路では、サイクルタイムが短くても、所望のEXTCLKに対応するDLLクロックを正確に選択することができる。
【0153】
<第2の実施形態>
本実施の形態は、第1の実施形態と異なる遅延回路を含む分周クロック選択回路に関する。
【0154】
図18は、本実施の形態2に係る遅延回路300の構成を示す。同図を参照して、この遅延回路300は、出力レプリカ301,302と、EXTCLK〜CLKレプリカ303,304と、Fine Delay回路305,356とからなる。
【0155】
出力レプリカ301は、ZCLK_PD0をTaだけ遅延させたZCLK_PD0Aを生成する。
【0156】
出力レプリカ302は、ZCLK_PD1をTaだけ遅延させたZCLK_PD1Aを生成する。
【0157】
これら出力レプリカ301および302の構成は、図3に示すDLL回路400内の出力レプリカ411と同一の構成である。
【0158】
EXTCLK〜CLKレプリカ303は、ZCLK_PD0AをTbだけ遅延させたZCLK_PD0Bを生成する。
【0159】
EXTCLK〜CLKレプリカ304は、ZCLK_PD1AをTbだけ遅延させたZCLK_PD1Bを生成する。
【0160】
これらEXTCLK〜CLKレプリカ303および304は、EXTCLKよりCLKを生成する回路の特性を模擬し、EXTCLKとCLKの間に存在する論理ゲートの段数と同一の段数の論理ゲートで構成される。
【0161】
図19は、Fine Delay回路305の構成を示す。Fine Delay回路356の構成も、これと同様である。
【0162】
Fine Delay回路305は、プログラム回路0〜3と、固定量遅延回路310〜312と、ANDゲート313〜316と、ORゲート317〜320とを含む。Fine Delay回路305には、EXTCLK〜CLKレプリカ303の出力信号であるZCLK_PD0Bが入力され、ZCLK_PDD0が出力される。
【0163】
プログラム回路0は、制御信号DS0を出力し、プログラム回路1は、制御信号DS1を出力し、プログラム回路2は、制御信号DS2を出力し、プログラム回路3は、制御信号DS3を出力する。制御信号DS0〜DS3のうちのいずれか1つが「H」となり、その他は、「L」に設定される。
【0164】
ANDゲート313は、ZCLK_PD0=「L」、かつDS0=「H」のときにのみ、「H」を出力する。ANDゲート314は、ZCLK_PD0=「L」、かつDS1=「H」のときにのみ、「H」を出力する。ANDゲート315は、ZCLK_PD0=「L」、かつDS2=「H」のときにのみ、「H」を出力する。ANDゲート316は、ZCLK_PD0=「L」、かつDS3=「H」のときにのみ、「H」を出力する。ORゲート317〜319は、いずれかの入力が「H」のときに、「H」を出力する。ゲート320は、いずれかの入力が「H」のときに、「L」を出力する。ここで、各ゲートにおける出力信号の入力信号に対する遅延量をTgとする。
【0165】
固定量遅延回路310、311、および312は、遅延を生成する複数の遅延ユニットより構成される。これらの固定量遅延回路310、311、および312は、入力された信号を固定遅延量Tdだけ遅延させた信号を出力する。
【0166】
以上より、DS0=「H」のときには、ZCLK_PDD0のZCLK_PDDBに対する遅延量は、3×Td+5×Tgとなる。DS1=「H」のときには、遅延量は、2×Td+4×Tgとなる。DS2=「H」のときには、遅延量は、1×Td+3×Tgとなる。DS3=「H」のときには、遅延量は、2×Tgとなる。
【0167】
次に、プログラム回路0〜3の詳細な構成について説明する。
図20は、プログラム回路0の構成を示す。他のプログラム回路1〜3の構成も、これと同様の構成である。同図を参照して、プログラム回路0は、PチャネルMOSトランジスタP1と、NチャネルMOSトランジスタN1と、フューズFP,FNと、NAND回路322と、インバータ321とを含む。
【0168】
プログラム回路0〜3は、テストモードの動作モードを有する。各プログラム回路nに入力される制御信号PSnは、通常時には、すべてのn(=0〜3)について、「L」に設定される。制御信号PSnは、テストモード時には、任意の1つのnについてのみ「H」、その他のnについて「L」に設定される。
【0169】
PチャネルMOSトランジスタP1のコンダクタンスは、NチャネルMOSトランジスタN1のコンダクタンスよりも大きい。
【0170】
フューズFPおよびFNは、遅延量がプログラムされる前には、いずれもブローされておらず、いずれかがブローされることにより、遅延量がプログラムされる。フェーズFPがブローされるのは、プログラム回路n(=0〜3)のうちの1つのプログラム回路である。
【0171】
フェーズFPがブローされたプログラム回路kからの制御信号DSkが「H」となり、フューズFNがブローされたプログラム回路mからの制御信号DSmが「L」となる。
【0172】
したがって、ZCLK_PDD0のZCLK_PDDBに対する遅延量は、k=0のときには、3×Td+5×Tgとなり、k=1のときには、2×Td+4×Tgとなり、k=2のときには、1×Td+3×Tgとなり、k=3のときには、2×Tgとなる。
【0173】
次に、図21を参照して、このプログラム回路による遅延量のプログラム動作を説明する。
【0174】
まず、テストモードにエントリする。各プログラム回路nでは、フューズFPおよびFNはブローされておらず、PチャネルMOSトランジスタP1のコンダクタンスがNチャネルMOSトランジスタN1のコンダクタンスよりも大きいので、NAND回路332の入力端子IN1のレベルは、「L」となる。
【0175】
これにより、各プログラム回路nの出力信号DSnのレベルは、各プログラム回路nへの入力信号PSnのレベルと同一となる(ステップS901)。
【0176】
次に、1つのプログラム回路iの入力信号PSiのレベルを「H」に設定し、その他のプログラム回路jの入力信号PSjのレベルを「L」レベルに設定し、それによるZCLK_PD0に対するZCLK_PDD0の遅延量を調べる。
【0177】
プログラム回路kの入力信号PSkを「H」に設定したときに、ZCLK_PD0に対するZCLK_PDD0の遅延量が最適になったとする(ステップS9902)。
【0178】
次に、プログラム回路k内のフューズFPをブローし、そのプログラム回路kの出力信号DSkを「H」レベルに設定する(ステップS903)。
【0179】
プログラム回路k以外のプログラム回路m内のフューズFNをブローし、そのブログラム回路mの入力信号DSmを「L」レベルに設定する(ステップS904)。
【0180】
以上のように、本実施の形態に係る遅延回路によれば、実際の回路の特性を模擬したレプリカおよび遅延量を微調整するFine Delay回路を用いるので、Tcの温度および電圧依存性を良好に再現することができる。
【0181】
<第3の実施形態>
本実施の形態は、第1および第2の実施形態と異なる遅延回路を含む分周クロック選択回路に関する。本実施の形態では、分周クロック選択回路とDLL回路の配置が近い場合に、DLL回路内の出力レプリカの出力を用いて、遅延回路を簡略化する。
【0182】
図22は、本実施の形態3に係るDLL回路430の構成を示す。同図を参照して、出力レプリカ411が出力するCLK_PRを分周クロック選択回路370内の分周器110に入力する。
【0183】
この出力レプリカ411は、第1の実施形態で説明したように、内部クロックCLK_P,CLK_NがDLL回路400から出力されてからデータ入出力端子にデータDQが出力されるまでの回路特性を模擬的に再現しているので、出力レプリカ411の出力であるCLK_PRは、CLK_Pよりも、Taだけ遅延したものとなる。
【0184】
図23は、本実施の形態3に係る分周クロック選択回路370の構成を示す。同図を参照して、分周器110には、CLK_Pに代えて、CLK_PよりもTaだけ遅延したCLK_PRが入力される。分周器110は、ZCLK_PD0およびZCLK_PD1よりも、それぞれTaだけ遅延したZCLK_PD0RおよびZCLK_PD1Rを出力する。
【0185】
図24は、分周クロック選択回路370内の遅延回路350の構成を示す。同図を参照して、この遅延回路350は、第2の実施形態における遅延回路300から、出力レプリカ301および302が削除されている。これは、この遅延回路350には、ZCLK_PD0およびZCLK_PD1から、それぞれTaだけ遅延した、ZCLK_PD0RおよびZCLK_PD1Rが入力されるからである。
【0186】
以上のように、本実施の形態に係る遅延回路によれば、DLL回路内の出力レプリカの出力を分周クロック選択回路の入力とするので、遅延回路内にこの出力レプリカと同一構成のレプリカを設けなくてもよく、遅延回路の構成を簡易にできる。
【0187】
(変形例)
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、以下の変形例も当然ながら包含する。
【0188】
(1)第1〜第3の実施形態では、2分周に関して説明したが、N分周に拡張することができる。
【0189】
すなわち、分周器は、DLLクロックをN分周して、N個の循環的に順序づけられるN個の分周クロックZCLK_PD0、ZCLK_PD1、・・・、ZCLK_PD(N−1)を出力する。こららの分周クロックは、循環的に順序づけられている。すなわち、ZCLK_PD0→ZCLK_PD1→ZCLK_PD2、・・・→ZCLK_PD(N−1)→ZCLK_PD0→ZCLK_PD1、・・・という順に順序づけられている。
【0190】
遅延回路は、N分周クロックZCLK_PD0、ZCLK_PD1、・・・、ZCLK_PD(N−1)をTcだけ遅延させて、N個の遅延分周クロックZCLK_PDD0、ZCLK_PDD1、・・・、ZCLK_PDD(N−1)を出力する。
【0191】
分周クロック選択指示回路は、N個の分周クロックZCLK_PD0、ZCLK_PD1、・・・、ZCLK_PD(N−1)のうち、CLK#0との位相差がTcであるクロックパルスが属する分周クロックを特定する。
【0192】
具体的には、分周クロック選択指示回路は、N個の遅延分周クロックZCLK_PDD0、ZCLK_PDD1、・・・、ZCLK_PDD(N−1)のうち、CLK#0が生成される期間にクロックパルスが含まれる遅延分周クロックを特定し、この遅延分周クロックに対応する分周クロックを特定する。
【0193】
ZSELnシフタ回路は、CLK#(K−N)の立上がりエッジから、N×Tckの期間、パルスとなる制御信号ZSELを生成する。
【0194】
ZCLK_P#n選択回路は、特定された分周クロックよりもK(≧N)だけ後の順位の分周クロックに含まれるクロックパルスであって、CLK#(K−N)の立ち上り時点から(N×Tck−Tc)期間経過後、最初に生成されるクロックパルスを、CLK_P#Kとして選択する。
【0195】
具体的には、ZCLK_P#n選択回路は、制御信号ZSELと、特定された分周クロックよりもK(≧N)だけ後の順位の分周クロックとが入力され、CLK_P#Kとして選択されるクロックパルスを出力する論理回路を含む。
【0196】
このようにN分周に拡張した場合には、満たさなければならない条件は、(Ta+Tb)/N<Tckとなる。この条件は、従来の条件と比較して、サイクルタイムの下限を1/Nにすることができることを示している。
【0197】
(2)第1〜第3の実施形態において、遅延回路は、入力される信号をTcだけ遅延するものとして説明したが、正確にTcだけ遅延させることができないような場合もある。しかし、そのような場合でも、COLまたはCP00のパルスの開始タイミングを早くしたり、パルス幅を広くすることによって、ZCLK_PDD0、ZCLK_PD1を確実に捕捉することができる。
【0198】
(3)本発明の実施の形態では、CLK_Pの選択のための構成と方法について説明したが、これと同様の構成と方法により、CLK_Nの選択を行なうようにすることも可能である。
【0199】
(4)本発明の実施の形態では、CLK_P#2の選択のために、ZSEL0(またはZSEL1)からZSEL0_D2(またはZSEL1_D2)を生成したが、ZSEL0(またはZSEL1)を直接用いて、CLK_P#2を選択するようにしてもよい。
【0200】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0201】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明に係わる半導体記憶装置によれば、周期Tが短くても、所望の外部クロックに対応する第2の内部クロック(DLLクロック)を正確に選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る半導体記憶装置510の全体構成の概略ブロック図である。
【図2】 DDR−IIからデータを読出す際のデータ出力のタイミングを示す図である。
【図3】 DLL回路400の構成を示す図である。
【図4】 DDR−IIのデータ読出しに関与する信号のレベル変化のタイミングを示す図である。
【図5】 従来のCLK_P選択方法において、CLK_P選択に関連する信号のレベル変化のタイミングを示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態に係る分周クロック選択回路100の構成を示す図である。
【図7】 分周器110の構成を示す図である。
【図8】 分周器110に関連する信号のレベル変化のタイミングを示す図である。
【図9】 遅延回路120の構成を示す図である。
【図10】 分周クロック選択指示回路130の構成を示す図である。
【図11】 ZSEL0シフタ回路140の構成を示す図である。
【図12】 ZSEL1シフタ回路150の構成を示す図である。
【図13】 ZCLK_P#2選択回路160の構成を示す図である。
【図14】 ZCLK_P#3選択回路170の構成を示す図である。
【図15】 ZCLK_P#4選択回路180の構成を示す図である。
【図16】 本実施の形態に係る分周クロック選択回路100のCLK_P選択の動作手順を示すフローチャートである。
【図17】 分周クロック選択回路100におけるCLK_P選択に関連する信号のレベル変化のタイミングを示す図である。
【図18】 本発明の実施の形態2に係る遅延回路300の構成を示す図である。
【図19】 Fine Delay回路305の構成を示す図である。
【図20】 プログラム回路0の構成を示す図である。
【図21】 プログラム回路による遅延量のプログラム動作手順を示すフローチャートである。
【図22】 本発明の実施の形態3に係るDLL回路430の構成を示す図である。
【図23】 本発明の実施の形態3に係る分周クロック選択回路370の構成を示す図である。
【図24】 本発明の実施の形態3に係る遅延回路350の構成を示す図である。
【符号の説明】
100,370 分周クロック選択回路、110 分周器、111 CKD&ZCKD生成回路、112 ZEN生成回路、113 X2D&ZX2D生成回路、114 ZCLK_PD0生成回路、115 ZCLK_PD1回路、120,300,350 遅延回路、121,122,310,311,312 固定量遅延回路、130 分周クロック選択指示回路、131 ZRST生成回路、132 CLK_PDD0生成回路、133 CLK_PDD1生成回路、134 ZSEL0生成回路、135 ZSEL1生成回路、140 ZSEL0シフタ回路、141,151 ZEN生成回路、142,152 シフト信号生成回路、150 ZSEL1シフタ回路、160 ZCLK_P#2選択回路、170 ZCLK_P#3選択回路、180 ZCLK_P#4選択回路、301,302,411 出力レプリカ、303,304 EXRCLK〜CLKレプリカ、305,356 Fine Delay回路、313〜320 論理ゲート、401,402 入力バッファ、403,404 可変遅延回路、405,406 パルス生成回路、407,420 入出力レプリカ、408 位相比較器、409 遅延制御回路、410 入力レプリカ、430 DLL回路、510 半導体記憶装置、512 クロック端子、514 制御信号端子、516アドレス端子、518 データ入出力端子、520 データストローブ信号入出力端子、522 クロックバッファ、524 制御信号バッファ、526 アドレスバッファ、528 入力バッファ、532 入力バッファ、534 出力バッファ、500 出力回路、538 S/P(シリアル/パラレル)変換回路&ライトドライバ、540 DQS発生回路、400,430 DLL回路、542 制御回路、544 ロウデコーダ、546 コラムデコーダ、548 読出し&書込み回路、550 センスアンプ、552 メモリセルアレイ。
Claims (7)
- 外部クロックの立上がりと立ち下がりに同期してデータを入出力する半導体記憶装置であって、
周期Tの外部クロックに対して、一定の遅延量(Tb)を有する第1の内部クロック(CLK)を発生する第1の内部クロック発生回路と、
外部へのデータの出力タイミングを前記外部クロックに同期させるために、前記外部クロックに対して、一定の戻し量(Ta)を有する第2の内部クロック(CLK_P)を発生する第2の内部クロック発生回路と、
前記第2の内部クロックをN(≧2)分周して、N個の循環的に順序づけられる分周クロック(ZCLK_PD0,ZCLK_PD1)を出力する分周器と、
前記N個の分周クロックのうち、リードコマンドが入力されるタイミングを示す外部クロックパルスに対応する第1の内部クロックパルス(CLKのパルス)と一定の位相差(Ta+Tb)を有する分周クロックパルスを含む分周クロック(ZCLK_PD0またはZCLK_PD1)を特定する第1の回路と、
前記特定された分周クロックを起点として、リードコマンド入力以降の各外部クロックパルスに対応する分周クロックパルス(ZCLK_PD0のパルスまたはZCLK_PD1のパルス)を選択する第2の回路とを備えた半導体記憶装置。 - 前記第1の内部クロック発生回路は、前記外部クロックに対して、第1の値(Tb)の遅延量を有する前記第1の内部クロックを発生し、
前記第2の内部クロック発生回路は、前記外部クロックに対して、第2の値(Ta)の戻し量を有する前記第2の内部クロックを発生し、
前記第1の回路は、リードコマンドが入力されるタイミングを示す第0番目の外部クロックパルスに対応する第0番目の前記第1の内部クロックパルス(CLK#0)と、第1の値と第2の値の和の位相差を有する分周クロックパルスを含む前記分周クロックを特定し、
前記第2の回路は、前記特定された分周クロックよりもK(≧N)だけ後の順位の分周クロックに含まれる分周クロックパルスであって、(K−N)番目の前記第1の内部クロックパルスから(N×T(Tは外部クロックの周期)−第3の値(Ta+Tb)))期間経過後、最初に生成される分周クロックパルスを、第K番目の外部クロックパルスに対応する前記分周クロックパルス(ZCLK_PD0のパルスまたはZCLK_PD1のパルス)として選択する、請求項1記載の半導体記憶装置。 - 前記第1の回路は、
前記N個の分周クロックの各々を所定量だけ遅延させて、N個の遅延分周クロック(ZCLK_PDD0,ZCLK_PDD1)を出力する遅延回路と、
前記N個の遅延分周クロックのうち、前記第0番目の外部クロック(EXTCLK#0)に対応する1個の遅延分周クロック(ZCLK_PDD0またはZCLK_PDD1)を特定する回路とを含む、請求項2記載の半導体記憶装置。 - 前記第2の回路は、前記(K−N)番目の第1の内部クロックパルスの開始エッジからN×Tの期間、パルスとなる信号を生成する回路と、
前記生成された信号と、前記特定された分周クロックよりもK(≧N)だけ後の順位の分周クロックとが入力され、前記分周クロックパルスとして選択されるクロックパルスを出力する論理回路とを含む、請求項3記載の半導体記憶装置。 - 前記遅延回路は、
前記第2の内部クロックパルス(CLK_Pのパルス)が前記第2の内部クロック発生回路から出力されてから、当該第2の内部クロックパルスをトリガにして、最終的にデータ入出力端子からデータが出力されるまでの処理を行なう回路特性を模擬的に再現した第1のレプリカと、
前記第1の内部クロック発生回路における外部クロックから前記第1の内部クロックを発生する回路特性を模擬した第2のレプリカと、
可変量の遅延量がプログラムされる調整回路とを備え、
前記分周クロックは、前記第1レプリカ、前記第2レプリカ、および前記調整回路を経由して遅延させられる、請求項3記載の半導体記憶装置。 - 前記調整回路は、
複数のプログラム回路と、
入力と出力との間の複数の経路に設けられた複数の遅延素子を含み、
各プログラム回路は、
第1のフューズと第2のフューズとを含み、
各プログラム回路は、フューズのブロー前には、前記各プログラム回路への入力信号の論理値に応じて、第1の論理値、または第2の論理値を出力し、
第1のフューズのブローにより、第1の論理値を出力し、第2のフューズのブローにより、第2の論理値を出力し、
前記各プログラム回路の出力値に応じて、入力と出力との間の経路が定まる、請求項5記載の半導体記憶装置。 - 前記第2の内部クロック発生回路は、前記第2の内部クロックパルスが前記第2の内部クロック発生回路から出力されてから、当該第2の内部クロックパルスをトリガにして、最終的にデータ入出力端子からデータが出力されるまでの処理を行なう回路特性を模擬的に再現した第1のレプリカを含み、
前記分周器は、前記第2の内部クロックの代わりに、前記第1のレプリカの出力信号をN分周し、
前記遅延回路は、
前記第1の内部クロック発生回路における外部クロックから前記第1の内部クロックを生成する処理を行なう回路特性を模擬した第2のレプリカと、
可変量の遅延量がプログラムされる調整回路とを備え、
前記分周クロックは、前記第2レプリカおよび前記調整回路を経由して遅延させられる、請求項3記載の半導体記憶装置。
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