JP2002253842A - メダル遊技機 - Google Patents

メダル遊技機

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JP2002253842A JP2001052126A JP2001052126A JP2002253842A JP 2002253842 A JP2002253842 A JP 2002253842A JP 2001052126 A JP2001052126 A JP 2001052126A JP 2001052126 A JP2001052126 A JP 2001052126A JP 2002253842 A JP2002253842 A JP 2002253842A
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    • A63F7/02Indoor games using small moving playing bodies, e.g. balls, discs or blocks using falling playing bodies or playing bodies running on an inclined surface, e.g. pinball games
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    • G07F17/00Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技者に対して、従来のプッシャーゲーム機
では味わうことができない斬新な遊技性を提供すること
である。 【解決手段】 メダル投入器11から投入されたメダル
がメダルチャッカー17を通過すると、スロット装置2
0のスロットが回転し、所定の役が揃うと、多数のメダ
ルMが堆積したフィールドにボールBが供給される。遊
技者がメダルとともにボールをもメダル落下溝15に落
とすと、そのボールは、より高い配当を狙うことができ
る中央抽選装置に送られる。そして、中央抽選装置で
は、そのボールを用いて物理的な抽選を行い、当選した
場合には、通常の払い出しを行うメダル払出装置21か
らではなく、中央抽選装置から大量のメダルがフィール
ド上に払い出される。よって、遊技者に対して、従来の
プッシャーゲーム機ではなかったメダル以外のものを落
とすという遊技を行うことで、大量のメダル獲得のチャ
ンスを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲームセンタ等に
設置されるメダル遊技機に係り、詳しくは、多数のメダ
ルを載置するメダル載置面をもつメダル載置台と、この
メダル載置面上の一部分に存在するメダルをメダル載置
面上の他部分側に押し出すように、そのメダル載置面に
対して、その一部分に沿うように相対的に往復移動する
メダル押出部材と、このメダル押出部材により押し出さ
れたメダルによりメダル載置面外に押し出されたメダル
を回収するメダル回収手段とを備えたメダル遊技機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のメダル遊技機としては、メダル
落としゲーム機あるいはプッシャーゲーム機と呼ばれる
ゲーム機が知られている。このプッシャーゲーム機は、
予め多数のメダルが堆積した平坦なフィールド面(メダ
ル載置面)と、ブロック状のメダルプッシャー(メダル
押出部材)とが一定のストロークで相対的に往復移動す
る構成をもっている。これにより、メダルプッシャーが
退避したフィールド面部分に存在するメダルは、そのメ
ダルプッシャーの押出面により押し出されることにな
り、そのフィールド面部分にはメダルがない状態にな
る。よって、例えば、メダルプッシャーが退避した後の
フィールド面上の適当な箇所を狙って、遊技者がメダル
を投入すると、次にメダルプッシャーが戻ってきたとき
に、そのメダルがメダルプッシャーによって押し出され
る。このようにして押し出されたメダルはフィールド面
上に堆積したメダルを押し出し、その押出方向における
フィールド面の外側にあるメダル落下溝に落下する。そ
して、メダル落下溝に落下したメダルは、遊技者に払い
出される。
【0003】従来のプッシャーゲーム機には、遊技者の
興味を引くために、種々の趣向を凝らしたものが存在す
る。その1つとして、例えば、プレイフィールド内に、
櫛歯状のメダルチャッカーと呼ばれるメダル通過規制部
材を設けたものがある。このメダルチャッカーは、その
櫛歯の間に形成される複数のスリット(メダル通過口)
をもち、メダルプッシャーの押出面に設けられる。この
構成において、遊技者は、メダルプッシャーが退避した
後のフィールド面上にメダルを投入し、フィールド面上
を転がしてメダルチャッカーのスリットに入れるという
遊技を行うことができる。また、このようなプッシャー
ゲーム機では、遊技者が投入したメダルがメダルチャッ
カーのスリットに入ったとき、例えば、抽選を開始し
て、その抽選に当選すると、大量のメダルを払い出す等
の特典が遊技者に付与される。よって、その特典を獲得
するために、投入するメダルがスリットを通過するよう
に遊技者が狙うという遊技の遊技性を高めることができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のプッ
シャーゲーム機では、上述のように種々の趣向を凝らし
ているが、フィールド面上に堆積するメダル又は遊技者
により投入されるメダル等、メダルの動向に応じて遊技
が進行することになる。すなわち、従来のプッシャーゲ
ーム機で提供される遊技は、すべて、メダルの動向に基
づいて行われるものであったため、斬新な遊技性を提供
することができないという問題があった。
【0005】本発明は、上記問題に鑑みなされたもので
あり、その目的とするところは、遊技者に対して、従来
のプッシャーゲーム機では味わうことができない斬新な
遊技性を提供することができるメダル遊技機を提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、多数のメダルを載置するメダル
載置面をもつメダル載置台と、上記メダル載置面上の一
部分に存在するメダルを該メダル載置面上の他部分側に
押し出すように、該メダル載置面に対して該一部分に沿
うように相対的に往復移動するメダル押出部材と、上記
メダル押出部材により押し出されたメダルにより、該メ
ダル載置面外に押し出されたメダルを回収するメダル回
収手段とを備えたメダル遊技機において、上記メダル載
置面上に、上記メダルと異なる形状をもつ異形物を供給
する異形物供給手段を有することを特徴とするものであ
る。
【0007】このメダル遊技機においては、例えば、遊
技者によりメダルが投入されることにより、メダル載置
面上の一部分にメダルが存在することになったら、その
メダルは、メダル押出部材により、そのメダル載置面の
他部分側に押し出される。そして、このメダル押出部材
により押し出されたメダルによりメダル載置面外に押し
出されたメダルは、メダル回収手段により回収される。
このメダル回収手段に回収されたメダルは、そのまま遊
技者に対して払い出してもよいし、他の遊技目的のため
に用いてもよい。このような構成は、いわゆるプッシャ
ーゲーム機に適用することができる。ここで、本メダル
遊技機では、メダル載置面上に、異形物供給手段によ
り、メダルと異なる形状をもつ異形物が供給される。よ
って、メダル載置面上に供給された異形物の動向に基づ
いて、種々の趣向を凝らした遊技を提供することが可能
になる。
【0008】また、異形物の寸法や形状によっては、そ
の異形物がメダルと一緒にメダル載置面上に存在するこ
とで、そのメダルがメダル載置面外に押し出されやすく
なる。すなわち、例えば、異形物がメダルよりも寸法の
大きいブロック状部材である場合、上記メダル押出部材
により押し出されたメダルにより、そのブロック状部材
が押し出されると、そのブロック状部材により押し出さ
れるメダルの移動量は、メダルにより押し出されたとき
の移動量に比べて大きくなる。よって、メダル載置面上
のメダルがメダル載置面外に押し出されやすくなり、メ
ダルがメダル回収手段により回収されやすくなる。この
結果、遊技者は、メダル回収手段により回収されたメダ
ルを獲得するなどの特典を受けやすくなる。
【0009】また、請求項2の発明は、請求項1のメダ
ル遊技機において、上記異形物は、球状物体であること
を特徴とするものである。
【0010】異形物の形状としては、その異形物の利用
方法などにより、種々考えられる。例えば、メダルがメ
ダル回収手段により回収されやすくしたい場合には、異
形物として、メダルを押し出すことができる面が広い立
方体状のブロック部材等を用いればよい。しかし、異形
物の動向に基づいて種々の遊技を提供する場合、このよ
うなブロック部材等では、そのブロック部材等の動きが
遊技者に簡単に予測されてしまい、遊技性が損なわれて
しまう。そこで、本メダル遊技機では、異形物として球
状物体を用いることとしている。このような球状物体の
異形物によれば、例えば、異形物がメダル載置面上に供
給されたとき、そのメダル載置面上のメダルの堆積具合
等に応じて転がり、移動することになる。よって、遊技
者は、異形物の動向を予測しづらくなる。
【0011】また、請求項3の発明は、請求項1又は2
のメダル遊技機において、所定の供給条件に従って、上
記異形物供給手段により上記異形物を供給する旨の決定
を行う供給決定手段を有し、上記異形物供給手段は、上
記供給決定手段により上記決定がされたときに、上記異
形物を供給することを特徴とするものである。
【0012】このメダル遊技機においては、異形物供給
手段により異形物を供給するか否かは、供給決定手段に
より決定される。よって、異形物は、供給決定手段によ
り供給する旨の決定がされないと、メダル載置面上に供
給されない。この供給決定手段が供給する旨の決定を行
うための供給条件は、種々考えられ、例えば、遊技者が
費やしたメダル枚数が所定枚数に達したこと、メダル回
収手段に回収されたメダル枚数が所定枚数に達したこと
等が挙げられる。また、従来のプッシャーゲーム機のよ
うに、遊技者が投入したメダルがメダルチャッカーのス
リットに入ったときに抽選を行う抽選装置を有する場合
には、その抽選に当選すること等も、供給条件とするこ
とができる。
【0013】また、請求項4の発明は、請求項3のメダ
ル遊技機において、上記供給決定手段は、上記異形物供
給手段により上記異形物を供給するか否かの抽選を行う
供給抽選手段を有し、該供給抽選手段の抽選により該異
形物を供給する旨の抽選結果を得ることを上記供給条件
として、該異形物を供給する旨の決定を行うことを特徴
とするものである。
【0014】このメダル遊技機においては、異形物供給
手段により異形物を供給するか否かは、供給抽選手段に
よる抽選で決定される。よって、異形物が供給されるこ
とによる利益を遊技者が得るためには、この抽選で異形
物を供給する旨の抽選結果を得ることが必要となる。
尚、供給抽選手段による抽選の開始条件は、抽選装置を
有する従来のプッシャーゲーム機の抽選開始条件のほか
にも、種々考えられる。
【0015】また、請求項5の発明は、請求項4のメダ
ル遊技機において、メダル投入口に投入されたメダル
を、上記メダル載置面が存在するプレイフィールド内に
送出するメダル送出手段と、上記プレイフィールド内に
設けられ、上記メダル送出手段により送出されたメダル
が通過可能なメダル通過口をもつメダル通過規制部材
と、上記メダル通過規制部材のメダル通過口を通過した
メダルを検出するメダル検出手段とを有し、上記供給抽
選手段は、上記メダル検出手段によりメダルが検出され
たときに抽選を行うことを特徴とするものである。
【0016】このメダル遊技機においては、メダル投入
口に投入されたメダルを、メダル送出手段により、プレ
イフィールド内に送出し、このプレイフィールド内に設
けられたメダル通過規制部材のメダル通過口にメダルが
通ったら、メダル検出手段により、そのメダルを検出す
る。本メダル遊技機においては、メダル検出手段により
メダルが検出されると、上記供給抽選手段による抽選が
行われる。すなわち、投入されたメダルがメダル通過口
を通過することが、供給抽選手段による抽選の開始条件
となる。
【0017】また、請求項6の発明は、請求項1、2、
3、4又は5のメダル遊技機において、抽選用移動物体
を移動させることにより抽選を行う抽選装置と、上記抽
選装置の抽選結果に基づいて、遊技者に特典を付与する
抽選特典付与手段と、上記メダル載置面上に供給された
異形物が所定の抽選条件を満たしたとき、該異形物を、
上記抽選装置まで搬送する異形物搬送手段とを有し、上
記抽選装置は、上記異形物搬送手段により搬送されてき
た異形物を抽選用移動物体として用いることを特徴とす
るものである。
【0018】このメダル遊技機においては、抽選用移動
物体を移動させることにより抽選を行う抽選装置を備
え、その抽選装置の抽選結果に基づいて、抽選特典付与
手段により、遊技者に特典が付与される。この特典とし
ては、抽選装置の抽選結果に応じた枚数のメダルを遊技
者に払い出したり、メダル載置面上のメダルがメダル回
収手段により回収されやすくしたりする等、種々考えら
れる。ここで、本メダル遊技機では、メダル載置面上に
供給された異形物が所定の抽選条件を満たしたとき、そ
の異形物は、異形物搬送手段により抽選装置まで搬送さ
れ、その抽選装置で、抽選用移動物体として用いられる
ことになる。すなわち、本メダル遊技機における抽選装
置は、メダル載置面上に供給された異形物を移動させる
ことにより抽選を行う。このような抽選装置としては、
例えば、異形物搬送手段により搬送されてきた異形物
が、複数ある抽選口のどれに入るかという物理的な抽選
装置により抽選を行う。このような構成により、メダル
載置面上に供給され、所定の抽選条件を満たした異形物
は、抽選装置による抽選に直接的に関わることになる。
【0019】また、請求項7の発明は、請求項1、2、
3、4、5又は6のメダル遊技機において、上記メダル
回収手段は、上記メダル押出部材により押し出されたメ
ダルにより、上記メダル載置面外に押し出されたメダル
が落下するメダル落下溝を備えており、上記メダル載置
面に供給された異形物が上記メダル落下溝に落下するこ
とを特典付与条件として、遊技者に対して特典を付与す
る異形物特典付与手段を有することを特徴とするもので
ある。
【0020】このメダル遊技機においては、メダル回収
手段に、メダル押出部材により押し出されたメダルによ
りメダル載置面外に押し出されたメダルが落下するメダ
ル落下溝が備えられている。このメダル落下溝に落下し
たメダルは、そのまま遊技者に対して払い出してもよい
し、他の遊技目的のために用いてもよい。一方で、メダ
ル載置面上に供給された異形物は、メダル押出部材によ
り押し出されたメダルにより、メダル載置面上のメダル
とともにメダル落下溝に向かって移動することになる。
ここで、本メダル遊技機では、異形物がメダル落下溝に
落下すると、特典付与条件が満たされ、異形物特典付与
手段により、遊技者に対して特典が付与される。この特
典としては、所定枚数のメダルを遊技者に払い出した
り、メダル載置面上のメダルがメダル回収手段により回
収されやすくしたり、別の遊技に移行したりする等、種
々考えられる。
【0021】また、請求項8の発明は、請求項7のメダ
ル遊技機において、上記メダル載置台は、上記メダル載
置面における上記メダル落下溝に沿った端部の一部分
に、該メダル載置面上のメダルが該メダル落下溝に落下
するのを抑制する落下抑制部材を備えており、上記メダ
ル載置面における上記端部の他部分に、該メダル載置面
上に供給された異形物を案内する異形物案内部材を有す
ることを特徴とするものである。
【0022】このメダル遊技機においては、メダル載置
台に、メダル載置面におけるメダル落下溝に沿った端部
の一部分に、メダル載置面上のメダルがメダル落下溝に
落下するのを抑制する落下抑制部材が設けられている。
例えば、メダル載置面におけるメダル落下溝に沿った端
部の一部分で上方に屈曲した部分を、落下抑制部材とし
て機能させることができる。このような落下抑制部材を
適宜設けることで、メダルをメダル落下溝に落下させる
のを困難にし、メダルをメダル落下溝に落とすという遊
技の遊技性を高めることができる。ここで、このような
落下抑制部材を設けた場合、その落下抑制部材により、
メダルと一緒に異形物も落下が抑制されることになる。
このため、異形物の寸法や形状等によっては、メダル押
出部材により押し出されるメダルから異形物に伝達され
る押出力が、落下抑制部材により異形物に加えられる抑
制力に打ち勝つことができないおそれがある。そこで、
本メダル遊技機では、メダル載置面上に供給された異形
物を、異形物案内部材により、メダル載置面におけるメ
ダル落下溝に沿った端部の他部分に案内するように構成
されている。この構成により、メダル押出部材により押
し出されるメダルによりメダル載置面上のメダルととも
に移動する異形物は、異形物案内部材により案内され、
最終的に、落下抑制部材が設けられていないメダル載置
面上部分からメダル落下溝に落下することになる。よっ
て、異形物がメダル落下溝に落下する際、その異形物に
は、落下抑制部材による抑制力が加えられず、異形物を
安定してメダル落下溝に落下させることができる。
【0023】また、請求項9の発明は、請求項7又は8
のメダル遊技機において、上記異形物特典付与手段は、
抽選用移動物体を移動させることにより抽選を行う抽選
装置と、上記抽選装置の抽選結果に基づいて、遊技者に
特典を付与する抽選特典付与手段と、上記メダル載置面
に供給された異形物が上記メダル落下溝に落下すること
を上記特典付与条件として、該メダル落下溝に落下した
異形物を、上記抽選装置まで搬送する異形物搬送手段と
を有し、上記抽選装置は、上記異形物搬送手段により搬
送されてきた異形物を抽選用移動物体として用いること
を特徴とするものである。
【0024】このメダル遊技機においては、メダル載置
面に供給された異形物がメダル落下溝に落下すると、特
典付与条件が満たされ、抽選装置による抽選を行うこと
ができるという特典が付与される。また、尚、他の構成
は、請求項6のメダル遊技機と同様の構成を用いること
ができる。すなわち、本メダル遊技機における特典付与
条件は、請求項6のメダル遊技機における抽選条件であ
り、この条件が満たされることで、その異形物は、異形
物搬送手段により抽選装置まで搬送され、その抽選装置
で、抽選用移動物体として用いて抽選を行う。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、メダル遊技機で
あるプッシャーゲーム機に適用した一実施形態について
説明する。図2は、本実施形態に係るプッシャーゲーム
機1の外観図である。プッシャーゲーム機1は、10個
の独立したプレイフィールド2を有し、各プレイフィー
ルド2では、それぞれ2人の遊技者がゲームを行うこと
ができる。よって、最大で20人の遊技者が同時にゲー
ムを行うことが可能である。また、遊技者が遊技する遊
技スペースは、2つのプレイフィールド2ごとに柱3で
区切られており、柱3の間は、透明なカバー4で覆われ
ている。これにより、遊技者は、直接、プレイフィール
ド2内部の機構に触ることができないようになってい
る。また、各プレイフィールド2では、それぞれ独立し
たプッシャーゲームを行う遊技装置ステーション10に
より、プッシャーゲームが実行される。
【0026】図1は、上記ステーション10の構成を示
す斜視図である。ステーション10には、プレイフィー
ルド2内にメダルを送出するためのメダル送出手段とし
ての2つのメダル投入器11が設けられている。尚、図
中右側のメダル投入器は、説明のため図示を省略してい
る。メダル投入器11は、プッシャーゲーム機1の前面
外側に露出したメダル投入口11aを有する。このメダ
ル投入口11aから遊技者によりメダルMが投入される
と、そのメダルMは、メダル通路部11bを通って、そ
の先端から排出される。このメダル通路部11bには、
メダルの通過を検出する投入枚数検知センサ11dが設
けられており、遊技者が投入したメダルを検出し、その
検出信号を、後述のステーション制御部に出力する。メ
ダル通路部11bの先端は、プレイフィールド2内に突
出するように配置されており、その先端から排出された
メダルMは、プレイフィールド2内に投入される。ま
た、メダル投入器11は、メダルMの投出方向を遊技者
が適宜に選択できるように、プッシャーゲーム機1の本
体部分に固定された軸部11cにより回動自在に取り付
けられてる。これにより、遊技者は、メダル投入器11
のメダル通路部11bの先端を、所定の範囲内で左右に
向けることができる。
【0027】メダル投入器11によりメダルMが投入さ
れるプレイフィールド2内には、上段メダル載置台1
2、中段メダル載置台13及び下段メダル載置台14が
設けられている。下段メダル載置台14は、メダル載置
台として機能し、その上面がメダル載置面となって多数
のメダルMを載置する。メダルMが下段メダル載置台1
4の図中手前側に設けられたメダル回収手段としてのメ
ダル落下溝15に落下すると、そのメダルMは、プッシ
ャーゲーム機1の本体前面に設けられた受皿5(図2参
照)から排出される。これにより、遊技者はメダルを獲
得することができる。また、下段メダル載置台14の図
中手前側端部は、その下段メダル載置台14上に堆積し
たメダルMが簡単にメダル落下溝15に落ちないよう、
落下抑制部材としてのストッパ部14aが形成されてい
る。このストッパ部14aは、下段メダル載置台14上
のメダル載置面が上方に屈曲して形成されている。
【0028】中段メダル載置台13は、下段メダル載置
台14の上面に沿って、図示しない載置台駆動手段によ
り、図中矢印Aに示す方向に所定のストロークで往復移
動する。このように往復移動する中段メダル載置台13
は、メダル押出部材として機能し、中段メダル載置台1
3が往復移動する下段メダル載置台14部分上に存在す
るメダルMを、図中手前側に押し出す。尚、図1は、中
段メダル載置台13が図中最前位置に移動した状態を示
している。また、この中段メダル載置台13は、メダル
載置台としても機能し、その上面がメダル載置面となっ
てメダルMを載置する。中段メダル載置台13上のメダ
ルMが図中手前側に落下すると、下段メダル載置台14
上に載置されることになる。中段メダル載置台13が最
前位置にないときに、中段メダル載置台13上からメダ
ルMが落下した場合、そのメダルMは、中段メダル載置
台13により押されて、多数のメダルMが堆積した下段
メダル載置面部分に押し込まれる。このようにしてメダ
ルMが押し込まれると、下段メダル載置台14上に堆積
していたメダルMが図中手前側に押され、その押圧力が
ストッパ部14aで止められていたメダルMに加わり、
メダルMがメダル落下溝15に落下する。
【0029】上段メダル載置台12の図中手前側部分
は、中段メダル載置台13の上面に沿って配置されてい
る。中段メダル載置台13が載置台駆動手段により図中
矢印Aに示す方向に往復移動すると、上段メダル載置台
12は、メダル押出部材として機能し、中段メダル載置
台13上の図中奥側に位置する部分のメダルを、図中手
前側に押し出す。また、この上段メダル載置台12上に
も、メダルMが堆積するが、遊技中に所定の条件が満た
されることで、図3に示すように、図示しない昇降手段
により上段メダル載置台12の上面板12aの図中奥側
端部が上方に持ち上げられる。これにより、上段メダル
載置台12上のメダルMは、中段メダル載置台13上に
落下する。
【0030】また、プレイフィールド2内には、移動面
形成部材としてのメダルジャンプ台16及びメダル通過
規制部材としてのメダルチャッカー17が設けられてい
る。メダルジャンプ台16は、図1中奥側が高い位置に
なるように傾斜して設けられた透明アクリル板からなる
メダル移動面16aを有し、このメダル移動面16a
は、側板16bにより中段メダル載置台13に固定され
ている。これにより、中段メダル載置台13を図中矢印
Aの方向に往復移動させる載置台移動手段は、メダルジ
ャンプ台16をメダルチャッカー17に対して相対的に
移動させる移動手段としても機能する。よって、メダル
移動面16aは、中段メダル載置台13とともに往復移
動することにより、メダルチャッカー17に対して水平
方向に相対的に往復移動する。
【0031】図4は、メダル投入器11によるメダルの
送出方向と、メダルチャッカー17の平面部17bの向
きと、メダルジャンプ台16のメダル移動面16aの向
きとの関係を示す説明図である。図には、説明のための
仮想水平面Sが描かれている。図中、仮想水平面S上に
おける矢印P’は、メダル投入器11のメダル送出方向
Pを鉛直方向から投影したときの第3投影線であり、矢
印Q’は、メダル移動面16aの法線Qを鉛直方向から
投影したときの第2の投影線であり、矢印R’は、メダ
ルチャッカー17の平面部17bの法線Rを鉛直方向か
ら投影したときの第1の投影線である。図に示すよう
に、メダル移動面16aとメダルチャッカーの平面部1
7bは、異なる角度で仮想水平面Sに対して傾斜してい
るが、その各投影線Q’,R’は平行となっている。ま
た、これら投影線Q’,R’に対して、メダル送出方向
Pの第3投影線P’は斜めになっている。このような位
置関係により、メダル投入器11から投入されたメダル
Mは、重力の作用を受けて、メダル移動面16aの傾斜
方向に傾き、曲がりながら移動する。
【0032】図5は、メダル投入器11から投入される
メダルMがメダルチャッカー17に到達するまでの経路
を示す水平方向側方から見た側面図である。メダル投入
器11から投入されたメダルM1は、図中矢印Aの方向
に往復移動するメダル移動面16a上に着地する。そし
て、図示のメダルM2のように、そのメダル移動面16
a上をメダルチャッカー17に向かって転がりながら移
動する。このとき、移動するメダルM2は、図6に示す
ように、重力により、メダル移動面16aの傾斜方向に
傾き、曲がりながら移動するため、そのメダル移動面1
6a上を直進しない。このようにして移動するメダルM
2は、図5に示すように、メダル移動面16aのメダル
チャッカー側の端部に到達する。この端部とメダルチャ
ッカー17との間は離間しているため、その端部に到達
したメダルM2は、そのメダルチャッカー17に向けて
ジャンプする。すなわち、図示のメダルM3のように、
飛行状態となってメダルチャッカー17に到達する。そ
して、メダルチャッカー17に到達した地点がメダル通
過口17aに一致していれば、図示のメダルM4のよう
に、そのメダル通過口17aに入り込むことができる。
【0033】上記メダルチャッカー17の具体的構成に
ついて説明すると、メダルチャッカー17は、ステーシ
ョン10に設けられた2つのメダル投入器11に対応す
るように、水平方向中央を境にして、それぞれ7個のメ
ダル通過口17aが形成されている。図1中左側に位置
するメダル投入器11には、メダルチャッカー17の図
中左側に位置する7個のメダル通過口17aが対応して
いる。このメダル通過口17aは、メダルMの直径方向
の断面形状とほぼ同一であって僅かに大きい寸法の入口
をもつ。また、メダルジャンプ台16からジャンプした
メダルM3の姿勢は、図6に示したように、メダル移動
面16aの傾斜により、鉛直面に対して斜めに傾斜した
状態にある。よって、メダルチャッカー17のメダル通
過口17aは、そのメダルM3の姿勢に応じて、その入
口が斜めに形成されており、図示のメダルM4のように
メダル通過口17aを通過できるように構成されてい
る。すなわち、メダル通過口17aに進入するメダルM
4の進入方向を含む鉛直面と、メダル通過口17aの長
手方向との角度が、飛行状態にあるメダルM4の鉛直面
に対する傾斜角度と一致するように、メダル通過口17
aの入口が形成されている。
【0034】また、メダルジャンプ台16からジャンプ
したメダルMは、飛行状態にあるときには、重力により
放物線を描くようにして落下する。よって、そのメダル
Mがメダル通過口17aを通過しやすくなるように、そ
のメダル通過口17aの入口が開口している平面部17
bは、鉛直方向上側に向いて配置されている。これによ
り、メダルジャンプ台16からジャンプしたメダルM
は、メダル通過口17aにダイレクトに飛び込むことが
できなかった場合でも、その平面部17bに着地し、そ
の平面部17b上を転がってメダル通過口17aに入る
可能性が出てくる。また、メダルMが平面部17b上を
転がってメダル通過口17aに入る機会を適当に調節す
るため、メダル通過口17aの入口周辺には、図7に示
すように、メダル転倒手段としての溝17cが形成され
ている。これにより、メダルチャッカー17の平面部1
7bに着地したメダルMのうちのいくつかが、その溝1
7cに嵌ることで転倒し、メダル通過口17aに入る機
会が少なくなる。
【0035】図8は、メダルチャッカー17の背面部分
を示す斜視図である。メダルチャッカー17の背面に
は、図1中矢印Bの方向にメダルチャッカー17を移動
させる移動機構18が設けられている。この移動機構1
8は、中心に回転軸を有する回転円板18aと、その回
転軸を回転駆動するモータ18bと、回転円板18aの
径方向端部から軸方向に延びるアーム18cと、そのア
ーム18cの端部と摺動自在に連結するアーム受部18
dとを有する。アーム受部18dは、メダルチャッカー
17の背面における水平方向一端部に固定されており、
アーム18cの端部が摺動可能なように鉛直方向に延び
る溝を有する。また、メダルチャッカー17の下方端部
には、そのメダルチャッカー17の下方端辺に沿って水
平方向に延びるガイドレール18eと連結するスライダ
17dが設けられている。スライダ17dは、ガイドレ
ール18eに対して摺動自在に構成されており、メダル
チャッカー17は、このガイドレール18eに沿って移
動することが可能である。
【0036】モータ18bにより回転円板18aが回転
すると、アーム18cは円軌道を描いて移動する。これ
により、モータ18bの駆動力は、アーム18cを介し
てアーム受部18dに伝達される。アーム18cが円軌
道を描いて移動すると、そのアーム18cの端部がアー
ム受部18dの溝に沿って鉛直方向に往復移動できるよ
うに、メダルチャッカー17がガイドレール18eに沿
って水平方向に往復移動する。このようにメダルチャッ
カー17が移動することで、メダルジャンプ台16とメ
ダル通過口17aとの位置関係が連続的に変化すること
になる。よって、メダルMをメダル通過口17aに入れ
るのが難しくなり、遊技性を高めることができる。
【0037】尚、本実施形態では、メダルジャンプ台1
6のメダル移動面16aと、メダルチャッカー17のメ
ダル通過口17aとの間における相対的に動きは、水平
方向についてのものであるが、これらの間で鉛直方向に
相対移動させる構成を採用したり、追加したりしてもよ
い。
【0038】また、本実施形態では、メダル投入器11
からプレイフィールド内に投入されたメダルMが、一
旦、メダル移動面16a上を転がった後に、飛行状態と
なってメダル通過口17aを通過するものであるが、メ
ダル投入器11から投入されたメダルMが、プレイフィ
ールド内において飛行状態のままメダル通過口17aを
通過する構成であってもよい。
【0039】また、本実施形態では、メダル移動面16
aがメダルチャッカー17のメダル通過口17aに対し
て相対的に移動する構成について説明したが、これが固
定配置されたものであってもよい。特に、メダル移動面
16aをメダルチャッカー17のメダル通過口17aま
で延びた構成としてもよい。この場合、メダル投入器1
1からプレイフィールド内に投入されたメダルMは、メ
ダル移動面16a上を転がった後、メダル通過口17a
の手前でジャンプせず、そのままメダルチャッカー17
のメダル通過口17aを通過することになる。
【0040】上記メダルチャッカー17の背面には、メ
ダル通過口17aを通過したメダルを検出するメダル検
出手段としてのメダル検出センサ19a,19bが設け
られている。このメダル検出センサ19a,19bは、
メダルチャッカー17の水平方向両端部にそれぞれ対向
するように配置されている。本実施形態のメダル検出セ
ンサ19a,19bは、フォトインタラプタであり、2
つのメダル検出センサ19a,19bの間の光路が、メ
ダル通過口17aを通過したメダルMにより遮られる
と、検出信号を出力する。尚、本実施形態の構成では、
同一プレイフィールド2内で2人の遊技者が遊技してい
るときに、各遊技者が同時にメダルMを通過させた場
合、これを正確に検出することができない。このような
場合にも正確に検出したいときには、メダルチャッカー
17の水平方向中央を境に分かれる一群のメダル通過口
17aごとに、それぞれメダル検出センサ19a,19
bを設けてもよい。メダル検出センサの検出信号は、ス
テーション内部に設けられるステーション制御部に送ら
れる。
【0041】また、プレイフィールド2内には、スロッ
ト装置20が設けられている。このスロット装置20
は、液晶ディスプレイ装置であり、その液晶画面には、
3つのリール画像が表示される。スロット装置20は、
ステーション内部に設けられるステーション制御部によ
り表示制御がなされている。
【0042】図9は、各ステーション10に設けられる
ステーション制御部30を示す制御ブロック図である。
各ステーション制御部30は、ステーション制御装置3
1と、ステーション制御装置31の制御の下でスロット
装置20の表示制御を行う表示制御装置32と、ステー
ション制御装置31が実行する各種プログラムや各種デ
ータベースを格納するROM33と、ステーション制御
装置31が実行するプログラムで用いる各種データを一
時的に記録するRAM34とを備える。また、ステーシ
ョン制御装置31は、メダルチャッカー17のメダル通
過口17aを通過したメダルMを検出するメダル検出セ
ンサ19b、メダル投入器11に投入されたメダルMの
通過を検知する投入枚数検知センサ11dにも接続され
ている。
【0043】遊技者によりメダル投入器11にメダルM
が投入されると、投入枚数検知センサ11dから検出信
号がステーション制御装置31に出力される。この検出
信号を受け取ったステーション制御装置31は、後述す
るメイン制御部にメダル投入信号を出力する。また、メ
ダルMがメダル通過口17aを通過すると、抽選条件が
満たされ、メダル検出センサ19bから検出信号がステ
ーション制御装置31に出力される。この検出信号を受
け取ったステーション制御装置31は、ROM33に格
納されている抽選プログラムを実行する。抽選プログラ
ムを実行するステーション制御装置31は、供給決定手
段である供給抽選手段として機能し、抽選用の乱数を生
成して、それぞれの役とそれらの発生確率の対応関係を
記述した当選確率テーブルに照らして、生成した抽選用
乱数に基づき当選役を決定する。この抽選においては、
当選役が決定せず、ハズレが決定することもある。そし
て、ステーション制御装置31は、その決定情報に基づ
いて、表示制御装置32に画像表示命令を出力する。
【0044】上記画像表示命令を受け取った表示制御装
置32は、3つのリールが回転する画像をスロット装置
20の画面に表示させ、最終的に3つリールの停止画像
を表示させる。このとき、ステーション制御装置31に
より当選役が決定している場合には、その画像表示命令
に基づき、最終的にその当選役に係る図柄の組み合わせ
を停止表示させる。また、ステーション制御装置31に
よりハズレが決定している場合には、その画像表示命令
に基づき、最終的に当選役に対応しない適当な図柄の組
み合わせを停止表示させる。これにより、遊技者は、ス
ロット装置20の画面を見て、メダルMがメダル通過口
17aを通過したことによる抽選結果を知ることができ
る。
【0045】下記の表1に、本実施形態で用いる当選役
と各当選役に応じた特典との対照表を示す。
【表1】
【0046】ステーション制御装置31は、抽選プログ
ラムの実行により、当選役が決定したら、遊技者に対し
て、上記表1に示す当選役に応じた特典が付与される。
ここで、偶数のゾロ目(「2」、「4」、「6」、
「8」)に係るノーマルボーナスのいずれかが当選する
と、その偶数のゾロ目がスロット装置20の画面に停止
表示する。そして、ステーション制御装置31は、メダ
ル払出命令をメダル払出装置21に出力する。このメダ
ル払出装置21は、本プッシャーゲーム機1の内部に設
置された多数のメダルを貯留するメダルホッパー部と、
そのメダルホッパー部に貯留されたメダルを払い出すメ
ダル払出部と、メダル払出部で払い出されたメダルをプ
レイフィールド2内に案内するメダル通路部22とを備
えている。メダル払出命令を受けたメダル払出装置21
は、メダル払出部を制御して、そのメダル払出命令に応
じた枚数のメダル払出動作を実行する。メダル払出部に
より払い出されたメダルMは、図1に示すように、メダ
ル通路部22を通ってメダル払出口22aから排出され
る。メダル払出口22aから排出されたメダルMは、上
段メダル載置台12の上面板12a上に落下し、50枚
のメダルがプレイフィールド2内に払い出される。
【0047】また、「7」以外の奇数のゾロ目
(「1」、「3」、「5」、「9」)に係る確率変動ボ
ーナスのいずれかが当選すると、その奇数のゾロ目がス
ロット装置20の画面に停止表示する。そして、ステー
ション制御装置31は、メダル払出命令をメダル払出装
置21に出力し、ノーマルボーナスと同様にして、50
枚のメダルがプレイフィールド2内に払い出される。ま
た、抽選プログラムを実行するステーション制御装置3
1は、これ以降の抽選で3回当たりが出るまでは、各役
の当選確率が高く設定された確率変動用の当選確率テー
ブルを用いる。よって、この確率変動ボーナスが当選す
ると、遊技者はステーション制御装置31による抽選で
当たりを得やすくなる。
【0048】本実施形態では、上記抽選でノーマルボー
ナス又は確率変動ボーナスが当選しても、遊技者に直接
メダルが払い出されるのではなく、その当選役に応じた
枚数のメダルMがプレイフィールド2内に供給される。
よって、そのメダルMを遊技者が獲得するためには、下
段メダル載置台14の図中手前側にあるメダル落下溝1
5に落とさなければならない。尚、メダル払出装置21
で払い出された多数のメダルMが上段メダル載置台12
上に堆積している場合、所定の条件を満たして上段メダ
ル載置台12の上面板12aの図中奥側端部が上方に持
ち上げられることで、そのメダルMが中段メダル載置台
13、下段メダル載置台14になだれ込む。これによ
り、中段メダル載置台13上及び下段メダル載置台14
上に堆積していたメダルMが押し出され、最終的には、
遊技者に多数枚のメダルが払い出されることになる。
【0049】また、ボールボーナスのいずれかが当選す
ると、供給条件が満たされ、プレイフィールド2内の下
段メダル載置台14上に異形物としての球状物体である
ボールBが供給される。このボールBは、後に、抽選用
移動物体として用いられることになる。ボールボーナス
は、3種類用意されており、1個のボールが表示された
1ボール図柄のゾロ目に係るボールボーナスが当選する
と、その1ボール図柄のゾロ目がスロット装置20の画
面に停止表示する。そして、ステーション制御装置31
は、ボール供給命令を異形物供給手段としてのボール供
給装置23に出力する。
【0050】ボール供給装置23は、図1に示すよう
に、本プッシャーゲーム機1の内部に配置された図示し
ないボール貯留部と、図示しないボール供給制御部と、
そのボール貯留部から第1搬送レール23aを通って供
給されるボールBを一時的に保持するボール保持部23
bと、そのボール保持部23bに保持されたボールBを
下段メダル載置台14上に搬送するための第2搬送レー
ル23cと、そのボール保持部23bに保持されたボー
ルBをメダル落下溝15に搬送するための第3搬送レー
ル23dとを備えている。ステーション制御装置31か
らのボール供給命令がボール供給装置23のボール供給
制御部に受け取られると、そのボール供給制御部は、そ
のボール供給命令に応じて各部を制御する。そして、1
ボール図柄のゾロ目に係るボールボーナスが当選し、そ
のボール供給命令を受けた場合、ボール供給装置23
は、第2搬送レール23cを用いて、1個のボールBを
下段メダル載置台14上に供給する。
【0051】また、3個のボールBが表示された3ボー
ル図柄のゾロ目に係るボールボーナスが当選すると、そ
の3ボール図柄のゾロ目がスロット装置20の画面に停
止表示する。そして、ステーション制御装置31は、ボ
ール供給命令をボール供給装置23に出力し、1ボール
図柄のゾロ目に係るボールボーナスと同様にして、3個
のボールBを下段メダル載置台14上に供給する。ま
た、金色のボールBが1個表示された金ボール図柄のゾ
ロ目に係るボールボーナスが当選すると、その金ボール
図柄のゾロ目がスロット装置20の画面に停止表示す
る。そして、ステーション制御装置31は、ボール供給
命令をボール供給装置23に出力し、他のボールボーナ
スと同様にして、1個の金色のボールBを下段メダル載
置台14上に供給する。
【0052】このようにして供給されたボールBは、下
段メダル載置台14上に堆積したメダルMの上に乗った
状態でプレイフィールド内に存在することになる。そし
て、そのメダルMの移動とともにメダル落下溝15に向
けて移動する。ここで、下段メダル載置台14に設けら
れたストッパ部14aの中央部分には、メダルMが落下
しやすいように切欠部14bが形成されている。また、
下段メダル載置台14の上方には、異形物案内部材とし
ての2つのボールガイド24が設けられており、下段メ
ダル載置台14上のボールBのみを中央側に寄せるよう
な構成となっている。よって、下段メダル載置台14上
のボールBは、メダル落下溝15に向かうにつれて、ボ
ールガイド24により中央側に寄せられ、落下しやすく
なっているストッパ部14aの切欠部14bを介してメ
ダル落下溝15に落下する。
【0053】このようにしてボールBがメダル落下溝1
5に落下すると、特典付与条件が満たされ、そのメダル
落下溝15内に設けられたメダルMとボールBとを仕分
けしてボールBのみを回収するボール回収レール25に
より受け取られ、異形物特典付与手段を構成する異形物
搬送手段としての図示しないボール搬送機構を通じて、
後述する第1の抽選装置としての抽選搬送装置であるス
テーション抽選装置70に送られる。このステーション
抽選装置70も、異形物特典付与手段を構成する。ステ
ーション抽選装置70の抽選で当選すると、そのボール
Bは、更に、図2に示した他の抽選装置としての中央抽
選装置40に送られる。このとき、金色のボールBがス
テーション抽選装置70及び中央抽選装置40に送られ
ると、ステーション抽選装置70及び中央抽選装置40
による抽選結果に応じて払い出されるメダル枚数が2倍
になる。
【0054】また、「7」のゾロ目に係る特別ボーナス
が当選すると、供給条件が満たされ、「7」のゾロ目が
スロット装置20の画面に停止表示する。そして、ステ
ーション制御装置31は、特別ボール供給命令をボール
供給装置23に出力する。特別ボール供給命令を受けた
ボール供給装置23は、ボール供給制御部により、その
ボール供給命令に応じたボール供給動作を実行する。こ
れにより、ボール貯留部から順次送り出される5個のボ
ールBが、図1に示すように、第3ボール通路部23d
を通って、メダル落下溝15に直接供給される。よっ
て、特別ボーナスが当選した場合には、その直後に、ス
テーション抽選装置70での抽選が連続して5回行わ
れ、中央抽選装置40での抽選のチャンスが大きくな
る。
【0055】図10は、ステーション抽選装置70の外
観を示す斜視図である。ボールBがメダル落下溝15内
のボール回収レール25により受け取られると、ボール
上昇搬送機構69を通じて、ステーション抽選装置70
に送られる。ステーション抽選装置70は、各ステーシ
ョン10に設けられたスロット装置20の中央抽選装置
40側、すなわち、遊技者から見てスロット装置20の
奥側に配置されている。
【0056】ステーション抽選装置70は、導入手段と
しての導入レール71と、案内手段としての案内面形成
部材であるボール受台72と、保持部としての収容空間
形成部材である抽選チャッカー73とを備えている。メ
ダル落下溝15からボール上昇搬送機構69の上部まで
搬送されてきたボールBは、導入レール71に導かれ
る。この導入レール71は、ボールBの直径よりも短い
間隔をあけて平行に延びる2つのレール部材で構成され
ており、上昇搬送機構69からボールBを受け取る受取
端部71aから、ボール受台72内にボールBを排出す
る排出端部72bに向けて鉛直方向下方に傾斜してい
る。これにより、ボールBは、導入レール71の受取端
部71aで受け取られると、重力の作用を受け、その導
入レール71に沿ってボール受台72に向かって転が
る。そして、ボールBは、ある程度スピードに乗った状
態でボール受台72に導入される。
【0057】ボール受台72は、すり鉢状に形成されて
おり、その内周面72aが案内面として機能している。
導入レール71の排出端部71bは、内周面72aの外
縁付近周方向に沿うように、ボール受台72の上方まで
せり出している。この排出端部71bを飛び出したボー
ルBは、ボール受台72の中心軸Iの周りを、内周面7
2aに沿って回りながら転がる。また、ボール受台72
の内周面72a上における中心軸I部分には、抽選チャ
ッカー73が設けられている。この抽選チャッカー73
には、ボールBの約半分が入り込むことができる5つの
通常収容空間Jと、ボールBが中心軸I上まで入り込む
ことができる1つの特別収容空間Kが形成されている。
内周面72a上に導入されたボールBは、重力の作用を
受けて、その内周面72aの傾斜により、徐々に中心軸
Iに近づいていき、抽選チャッカー73に接触すること
になる。
【0058】抽選チャッカーの収容空間J,Kの入口
は、中心軸Iから放射方向外側に向いて開口している。
これにより、中心軸Iの周りを回りながら内周面72a
上を転がり、その中心軸Iに近づいたボールBは、いず
れかの入口から収容空間J,Kに入り込むことができ
る。
【0059】図11は、ステーション抽選装置70の内
部構造を示す斜視図である。抽選チャッカー73の特別
収容空間Kの内部には、進入阻止手段としての保持レー
ル74が配置されている。この保持レール74には、鉛
直方向に延びる四角柱状の駆動シャフト75を介して、
モータケーシング76a内に配置された駆動手段として
のステッピングモータ76から回転駆動力が伝達される
構成となっている。具体的には、ステッピングモータ7
6の駆動軸は、モータケーシング76aの上面に設けら
れた回転円板76bに接続されており、この回転円板7
6bは、モータケーシング76aの上面で中心軸Iを中
心に回転する。駆動シャフト75は、この回転円板76
b上に固定されており、回転円板76bと一緒に回転す
る。この駆動シャフト75の回転により、保持レール7
4も中心軸Iを中心に回転する。尚、モータケーシング
76aや駆動シャフト75の下方部分等は、ケーシング
78に収容されている。
【0060】図12は、ステーション抽選装置70の上
方部分の拡大図である。ボール受台72の直下方に位置
するケーシング78の上面には、チャッカー駆動用円板
77が配置されている。このチャッカー駆動用円板77
上には、回転軸Iを囲うように湾曲し、鉛直方向上方に
延びる連結板77aが固定されている。この連結板77
aの上部は、抽選チャッカー73における特別収容空間
Kの入口とは反対側の端部を形成する曲面部分に沿うよ
うに取り付けられている。チャッカー駆動用円板77の
中心には、四角形状の開口が形成されており、その開口
には、回転円板76bから鉛直方向上方に延びる駆動シ
ャフト75が摺動可能にピッタリと挿通されている。よ
って、ステッピングモータ76の駆動力は、駆動シャフ
ト75を介して、チャッカー駆動用円板77に伝達さ
れ、これにより、チャッカー駆動用円板77が回転す
る。そして、この回転により、連結板77aを介して抽
選チャッカー73が回転する。尚、抽選チャッカー73
の回転速度と保持レール74の回転速度は、同じである
ため、保持レール74は、特別収容空間K内に維持され
ながら抽選チャッカー73と一緒に回転する。
【0061】図9に示すように、ステッピングモータ7
6は、ステーション制御装置31により、その回転角や
回転速度が制御されている。尚、ステッピングモータ7
6は、本プッシャーゲーム機1の電源が入ってから等速
で回転駆動し、これにより、抽選チャッカー73及び保
持レール74は、一定の周期で回転する。ステッピング
モータ76が駆動すると、駆動シャフト75を介して保
持レール74が中心軸I中心にして回転する。このよう
な回転により、収容空間J,Kは、中心軸Iを中心とし
た同一円周軌道上を移動する。
【0062】ここで、導入レール71から導入されたボ
ールBが、図11に示すように、通常収容空間Jに収容
された場合、そのボールBは、通常収容空間Jに保持さ
れた状態で、抽選チャッカー73の回転により回転搬送
される。ボール受台72の内周面72a上には、通常収
容空間Jに保持されたボールBの移動経路上に、回収口
としてのボール回収口72bが開口している。よって、
通常収容空間Jに保持されたボールBは、抽選チャッカ
ー73によりボール回収口72bの位置まで回転搬送さ
れると、そのボール回収口72bに入り込み、ケーシン
グ78の上面に設けられたボール回収通路78a内に落
下する。このボール回収通路78aは、図示しないボー
ル貯留部まで延びており、ボールBをそのボール貯留部
まで案内する。
【0063】通常収容空間Jに収容されたボールBがボ
ール回収口72bを通過するとき、図示しないフォトイ
ンタラプタ等のボール検出手段により、ボールBが検出
され、その検出信号がステーション制御装置31に送ら
れる。この検出信号を受け取ったステーション制御装置
31は、抽選特典付与手段として機能し、メダル払出装
置21を用いて、ボールBが収容された通常収容空間J
の種類に応じた枚数のメダル払い出しを行う。このと
き、ステーション制御装置31は、抽選チャッカー73
を回転させるステッピングモータ76の回転角を認識し
ているので、ボールBがボール回収口72bを通過した
ときのステッピングモータ76の回転角から、ボールB
が収容された通常収容空間Jを特定することができる。
このようにボールBが収容された通常収容空間Jを特定
したステーション制御装置31は、通常収容空間Jごと
に予め設定された枚数のメダルを払い出すためのメダル
払出命令をメダル払出装置21に出力し、遊技者のプレ
イフィールド2内にメダルMを払い出す。
【0064】一方、導入レール71から導入されたボー
ルBが、特別収容空間Kに入り込んだ場合、そのボール
Bは、保持レール74上に乗った状態で、中心軸I上ま
で案内され、保持される。よって、特別収容空間Kに収
容されたボールBは、ボール回収口72bに入り込むこ
とはない。仮に、特別収容空間Kがボール回収口72b
上に位置するときに、ボールBが特別収容空間Kに入り
込んできた場合であっても、保持レール74により、ボ
ール回収口72bへのボールBの落下が阻止される。こ
のようにして、ボールBが特別収容空間Kの中心軸I上
に保持されると、図13に示すように、そのボールBの
自重により、ボール検出装置79のスイッチアーム79
aを押し下げることになる。これにより、ボール検出装
置79はON状態となり、ボール検出信号がボール検出
装置79からステーション制御装置31に出力される。
【0065】ステーション制御装置31は、ボール検出
装置79からのボール検出信号を受け取ると、本プッシ
ャーゲーム機1全体を統括するメイン制御部に信号を出
力する。この信号を受けたメイン制御部は、図14に示
す中央抽選装置40のボール導入口44から延びるボー
ル搬送通路49が、そのステーション制御装置31が設
けられるステーション10側に向くように、中央抽選装
置40の水平方向に回転駆動させる。このボール搬送通
路49は、ボールBの直径よりも短い間隔をあけて平行
に真っ直ぐ延びる2つのレール部材で構成されており、
ボール導入口44に向かって鉛直方向下方に傾斜してい
る。中央抽選装置40の回転駆動により、ボール搬送通
路49の鉛直方向上方に位置する端部49aは、そのス
テーション抽選装置70の中心軸I上方の近傍に位置す
ることになる。
【0066】また、ボール検出装置79からのボール検
出信号を受け取ったステーション制御装置31は、モー
タケーシング76aの図11中背面側に固定された昇降
装置80に上昇命令を出力する。この昇降装置80は、
ケーシング78の内壁に設けられた鉛直方向に延びる昇
降ガイドレール81と連結する図示しない摺動部材を有
し、摺動部材が駆動することで昇降ガイドレール81上
を移動する。これにより、モータケーシング76aとと
もに、駆動シャフト75も上下に移動する。上昇命令を
受けた昇降装置80は、モータケーシング76aを、図
12に示す状態まで上昇させる。これに連動して、駆動
シャフト75及びボールBを保持した保持レール74も
上昇する。このようにして、ボールBを鉛直方向上方に
搬送する機構は、移送手段として機能し、搬送手段の一
部を構成する。
【0067】図15に示すように、昇降装置80により
ボールBが上方に搬送されると、保持レール74と駆動
シャフト75の上部とを連結する連結装置82が、軸8
2aを中心にして、中央抽選装置40側に回動する。こ
れにより、保持レール74は、特別収容空間Kの入口側
に位置していた端部に向かって鉛直方向下方に傾斜す
る。このように傾斜状態となった保持レール74の端部
は、中央抽選装置40から延びるボール搬送通路49の
先端49aの直上に位置決めされる。よって、保持レー
ル74上に保持されていたボールBは、保持レール74
に沿って転がった後、ボール搬送通路49の先端49a
に落下する。そして、ボールBは、ボール搬送通路49
上を転がり、中央抽選装置40の導入口44に入り込
む。
【0068】本実施形態においては、ステーション抽選
装置70に導入されたボールBは、いずれかの収容空間
J,Kに収容されると、ボール回収口72bを介して回
収されるか、中央抽選装置40に送られる。この場合、
中央抽選装置40での抽選権の獲得率は、ボールBをメ
ダル落下溝15に落とす度に、毎回1/6となる。そこ
で、ボールBが特別収容空間Kに収容されるまでは、ボ
ール回収口72bを閉口しておく構成としてもよい。こ
の構成によれば、ボールBが通常収容空間Jに収容され
てもボール回収口72から回収されず、ボールBが特別
収容空間Kに収容されるまで、そのまま通常収容空間J
に保持された状態となる。これにより、次にステーショ
ン抽選装置70に導入されるボールBは、前のボールB
により占有されている通常収容空間Jには入り込むこと
ができず、中央抽選装置40での抽選権の獲得率は、1
/5となる。この結果、遊技者は、ボールBをメダル落
下溝15に落とせば落とすほど、中央抽選装置40での
抽選権を得やすくなる。よって、ステーション抽選装置
70で一度抽選権を逃しても、次の抽選権の獲得確率が
高くなるため、遊技者を本プッシャーゲーム機1の遊技
に引き付けることができ、遊技者に遊技を促すことがで
きる。
【0069】また、本実施形態においては、ステーショ
ン抽選装置70として、すり鉢状のボール受台72内に
ボールBを導入し、その中心部分に設けられた抽選チャ
ッカー73がもつ収容空間J,KのいずれかにボールB
を入れる構成を用いたが、他の構成としてもよい。例え
ば、図16に示すように、鉛直方向上方に頂点を有する
円錐状の内面172aをもつボール受台172を備えた
ステーション抽選装置を用いてもよい。また、図17に
示すように、直線状に配置された収容空間J,Kに向か
って鉛直方向下方に傾斜する傾斜面272aをもつボー
ル受台272を備えたステーション抽選装置を用いても
よい。この場合、傾斜面272a上に、導入されたボー
ルBの進路を変更するための進路変更手段である突起2
72cを複数配置すれば、ボールBがどの収容空間J,
Kに入るかが予測しづらくなり、遊技性を高めることが
できる。尚、これらのステーション抽選装置において
も、収容空間J,Kが、図中矢印N,Oの方向に移動す
るような構成とすると好適である。
【0070】次に、上記中央抽選装置40の構成及び動
作について説明する。中央抽選装置40は、図14に示
すように、円形の回転抽選装置41と、回転抽選装置4
1を鉛直方向下側から支持する装置支持台42とから構
成されている。回転抽選装置41の正面側(図中手前
側)は、透明パネル43により覆われており、回転抽選
装置41の内部が見える構造となっている。また、透明
パネル43の下方部分には、ボール導入口44が設けら
れている。遊技者のプレイフィールド2内からボール搬
送機構26を通って搬送されてきたボールBは、このボ
ール導入口44から回転抽選装置41の内部に導入され
る。
【0071】回転抽選装置41の上部には、逆円錐状の
メダル払出用のメダル受皿27が設けられている。この
メダル受皿27は、その上方に配置される図示しない中
央抽選装置用メダル払出装置からのメダルMを受け取
る。この中央抽選装置用メダル払出装置は、本中央抽選
装置40による当選態様に応じた枚数のメダルMをメダ
ル受皿27に供給する。メダル受皿27の下部は、回転
抽選装置41の外周側面に沿って設けられるメダル搬送
通路28に連通する開口が形成されている。よって、メ
ダル受皿27に供給されたメダルMは、重力によりその
ままメダル搬送通路28内に供給される。メダル搬送通
路28は、回転抽選装置41の外周側面に沿ってメダル
払出用ウィング29まで延びており、メダル搬送通路2
8に供給されたメダルMは、重力によりメダル払出用ウ
ィング29まで搬送される。そして、このメダル払出用
ウィング29に搬送されたメダルMは、そのメダル払出
用ウィング29内のメダル搬送通路29aを通って、本
中央抽選装置40で当選した遊技者のプレイフィールド
2内に払い出される。
【0072】図18は、回転抽選装置41及び装置支持
台42の内部構造を示す斜視図である。回転抽選装置4
1は、透明パネル43に設けられたボール導入口44か
ら導入されたボールBを回転搬送する第1回転搬送装置
及び第2回転搬送装置として機能する一体型回転搬送装
置としてのボール搬送装置50を有する。このボール回
転搬送装置50の回転軸C(図中1点鎖線)から放射方
向に離れた領域は、第1回転搬送装置として機能する外
周搬送部となり、回転軸Cから放射方向に離れた領域で
あって外周搬送部よりも回転軸Cに近い領域は、第2回
転搬送装置として機能する内周搬送部となる。このボー
ル搬送装置50は、支持リング45を介して装置支持台
42に固定された正面板46と背面板47との間に挟ま
れた状態で配置されている。また、ボール搬送装置50
は、正面板46と背面板47との間に固定された水平方
向に延びる回転軸Cに回転自在に取り付けられている。
【0073】上記正面板46は、透明なアクリル板で形
成されており、その鉛直方向下部には、透明パネル43
のボール導入口44から導入されたボールBをボール搬
送装置50内に入れるための入口となるボール受取口4
6aが形成され、その鉛直方向上部には、ボールBをボ
ール搬送装置50から一旦排出するための出口となる排
出口46bが形成されている。また、その正面側(図中
手前側)の面上には、回転軸Cを中心軸とする中空円柱
状の仕切部材46cが設けられている。この仕切部材4
6cの外側は、外周搬送部であり、内側が内周搬送部で
ある。また、正面板46の正面側の面上には、ボール導
入口44に入り込んだボールBをボール受取口46aま
で案内するための第1案内手段としての第1ガイド部材
46d、排出口46bから排出されたボールBを仕切部
材46cにより囲まれた内部空間D内に案内するための
第2案内手段としての第2ガイド部材46eも設けられ
ている。
【0074】また、上記支持リング45には、鉛直方向
ほぼ中央部分にメダル払出用ウィング29を取り付ける
ための2つのウィング取付部45aが設けられており、
メダル払出用ウィング29は、これに取り付けられる。
【0075】上記装置支持台42には、ボール搬送装置
50を回転駆動させるための駆動手段としての駆動装置
60が設けられている。この駆動装置60は、駆動源と
なるモータ61と、モータ61からの駆動力が駆動ベル
ト62を介して伝達される駆動ローラ63と、駆動ロー
ラ63とともにボール搬送装置50を回転可能に支持す
る従動ローラ64とを有する。ボール搬送装置50の外
周壁には、図示しない駆動レールが設けられており、駆
動ローラ63及び従動ローラ64は、それぞれ駆動レー
ルにスリップしないように当接している。モータ61に
より駆動ローラ63が回転駆動すると、その回転駆動力
が駆動ローラ63の外周面に当接する駆動レールに伝達
され、ボール搬送装置50が回転軸Cを中心に図中矢印
Eの方向に回転する。よって、駆動装置60は、ボール
Bを回転搬送する外周搬送部及び内周搬送部の両方を一
緒に駆動することになる。尚、ボール搬送装置50は、
駆動装置60により、本プッシャーゲーム機1の電源が
入ってから常に一定の周期で回転する。
【0076】図19は、正面板46と背面板47に挟ま
れて配置されるボール搬送装置50の構成を示す斜視図
である。この図は、図18における正面板46を取り外
した状態を示し、その正面板46に設けられる仕切部材
46c、第1ガイド部材46d及び第2ガイド部材46
eをそれぞれ2点鎖線で示している。
【0077】ボール搬送装置50の外周搬送部には、約
ボール1個分のスペースを有する第1保持空間としての
保持空間Fが外周に沿って多数形成されている。各保持
空間Fは、ボール搬送装置50の回転により、回転軸C
を中心とした円周軌道上を移動することになる。よっ
て、この保持空間Fに収容されたボールBは、ボール搬
送装置50の回転により回転軸Cを中心とした円周軌道
の搬送経路に沿って回転搬送される。
【0078】ボール搬送装置50の正面外壁を形成する
正面側中板51は、各保持空間Fに対応する部分にそれ
ぞれ開口51aを有し、この正面側中板51に近接して
平行に取り付けられる透明な正面板46により、各保持
空間Fの正面側が形成される。また、これら保持空間F
の背面側は、ボール搬送装置50の背面外壁を形成する
背面側中板52により形成される。また、各保持空間F
の周方向両側は、正面側中板51と背面側中板52との
間に固定された外周仕切板53により形成される。ま
た、各保持空間Fのボール搬送装置50の内周側は、ボ
ール搬送装置50の正面側における回転軸C上に頂点を
有する円錐状の外周面の一部分を切り取ったような内周
中空円錐台部材54により形成され、外周側は、その内
周中空円錐台部材54と平行に設けられる外周中空円錐
台部材55により形成される。正面板46、背面側中板
52、外周仕切板53、内周中空円錐台部材54及び外
周中空円錐台部材55は、第1保持空間形成部材として
の役割をもつ。
【0079】図20は、回転抽選装置40を回転軸Cに
沿って鉛直方向に切断した状態を示す断面図である。上
述のように形成された保持空間Fは、鉛直方向最下部に
位置するときには、ボールB1を背面側に移動させるよ
うな傾斜をもち、この傾斜が第1案内手段としての機能
を有する。また、保持空間Fは、鉛直方向最上部に位置
するときには、ボールB2を正面側に移動させるような
傾斜をもつことになる。これにより、透明パネル43の
ボール導入口44から導入されたボールB1が第1ガイ
ド部材46dにより案内されてボール受取口46aに入
り込むと、多数の保持空間Fのうち、ボール搬送装置5
0の回転により鉛直方向最下部まで移動してきた保持空
間Fの内部に収容される。そして、そのボールB1は、
重力の作用を受けて、保持空間Fを形成する外周中空円
錐台部材55の傾斜により、背面側に移動する力が働
き、背面側中板52に当接した状態で保持される。この
位置が第1保持位置となる。
【0080】このように保持空間Fに収容されたボール
Bは、ボール搬送装置50の回転により、そのボール搬
送装置50の外周搬送部に沿って鉛直方向上方に向かっ
て搬送される。ここで、図19に示すように、保持空間
Fに保持されつつ回転搬送されるボールBは、正面側中
板51の開口51a及びこれを覆う透明な正面側中板5
1及び透明パネル43により形成される第1窓部によ
り、遊技者が見える状態に置かれる。
【0081】保持空間Fに保持されたボールBが鉛直方
向最上部まで搬送されると、ボールBは、排出位置に位
置決めされることになり、重力の作用を受けて、今度
は、保持空間Fを形成する内周中空円錐台部材54の傾
斜により、正面側に移動する力が働く。これにより、図
20に示すように、ボールB2は、正面板46の排出口
46bを通って、正面板46と透明パネル43との間の
スペースに排出される。このようにして排出されたボー
ルBは、図18に示すように、第2ガイド部材46eに
より水平方向両側をガイドされながら、仕切部材46c
により仕切られた内部空間Dの内部に供給される。
【0082】図18に示すように、第2ガイド部材46
eにより案内されるボールBは、第2案内手段を構成す
る第3ガイド部材46f上に落下する。この第3ガイド
部材46fは、内部空間Dに位置し、仕切部材46cに
対してボールBが通過可能な距離をあけて平行に配置さ
れるように、鉛直方向下方に湾曲している板状部材であ
る。第3ガイド部材46f上に着地したボールBは、そ
の面上を沿って転がりながら落下する。そして、第2案
内手段として機能する仕切部材46cの第2載置面であ
る内周面に沿うようにして、その鉛直方向最下部に向け
て転がる。
【0083】上記仕切部材46cの内周面は、正面板4
6に対して垂直方向に延びた面であり、装置背面側にも
正面側にも傾斜していない。よって、仕切部材46cの
内周面に沿って供給されたボールBは、正面板46及び
透明パネル43との接触による摩擦力が少ないので、し
ばらくの間、その内周面上を振り子のように移動し、重
力の作用を受けて徐々に減速する。そして、最終的に
は、仕切部材46cの内周面の鉛直方向最下部に停止す
る。この内周面の鉛直方向最下部には、図18に示すよ
うに、第2送込手段としての三角形状の切欠部48が設
けられている。この切欠部48は、回転軸Cに沿って延
びる溝であって、その溝幅がボールBの直径よりも短
く、背面側に向かって徐々に広くなった構造を有する。
よって、鉛直方向最下部に停止したボールBは、この切
欠部48に嵌ることで、重力の作用を受けて、溝幅が広
がる方向すなわち背面側に向かって移動する力を受け
る。そして、このボールBは、再び、ボール搬送装置5
0の内周搬送部内に入り込むことになる。
【0084】尚、ボールBを内周搬送部内に入り込むた
めの第2送込手段としては、切欠部48に代えて、例え
ば、ボールBを内周搬送部内に向けて押し出したり、内
周搬送部内に引き込んだりする機械的機構を用いてもよ
い。
【0085】図19に示すように、ボール搬送装置50
の内周搬送部には、約ボール1個分の幅をもつ第2保持
空間としての3種類の保持溝G1,G2,G3が形成され
ている。各保持溝G1,G2,G3は、仕切部材46cか
ら回転軸Cに向かって放射状に延び、互いに異なる溝の
長さを有する。具体的には、溝の長さが約ボール1個分
である5個の第1保持溝G1、溝の長さが約ボール2個
分である4個の第2保持溝G2、溝の長さが約ボール3
個分である1個の第3保持溝G3の3種類が用意されて
いる。各保持溝G1,G2,G3は、ボール搬送装置50
の回転により、回転軸Cを中心とした円周軌道上を移動
することになる。よって、これら保持溝G 1,G2,G3
に収容されたボールBは、ボール搬送装置50の回転に
より回転軸Cを中心とした円周軌道の搬送経路上を回転
搬送される。
【0086】ボール搬送装置50の正面側中板51は、
各保持溝G1,G2,G3に対応する部分に開口51bを
有し、保持溝G1,G2,G3に保持され搬送されるボー
ルBは、正面側中板51に近接して平行に取り付けられ
る透明な正面板46により、正面側から支持される。ま
た、これら保持溝G1,G2,G3の背面側は、ボール搬
送装置50の背面側中板52により形成される。また、
各保持溝G1,G2,G 3の周方向両側は、正面側中板5
1と背面側中板52との間に固定された内周仕切板56
により形成される。また、各保持溝G1,G2,G3のボ
ール搬送装置50の回転軸から放射方向に離れた外側
は、ボール搬送装置50の正面側における回転軸C上に
頂点を有する円錐状の外周面の一部分を切り取ったよう
な外側中空円錐台部材57により形成される。また、各
保持溝G1,G2,G3のボール搬送装置50の回転軸側
は、ボール搬送装置50の背面側における回転軸C上に
頂点に向かう面の一部分を切り取ったような軸側中空円
錐台部材58により形成される。正面板46、背面側中
板52、内周仕切板56、外側中空円錐台部材57及び
軸側中空円錐台部材58は、第2保持空間形成部材とし
ての役割をもつ。
【0087】このように形成された各保持溝G1,G2
3は、図20に示すように、鉛直方向最下部に位置す
るときには(図示では第1保持溝G1)、ボールB1を背
面側に移動させるような傾斜をもち、この傾斜が第2案
内手段としての機能を有する。また、各保持溝G1
2,G3は、鉛直方向最上部に位置するときにも(図示
では第1保持溝G3)、ボールB2を背面側に移動させる
ような傾斜をもち、これが第3送込手段としての機能を
有する。
【0088】このような内周搬送部の構成により、外周
搬送部で搬送された後、内部空間Dに供給されたボール
Bは、仕切部材46cの内周面の鉛直方向最下部に設け
られた切欠部48により、10個の保持溝G1,G2,G
3のうち、ボール搬送装置50の回転により鉛直方向最
下部まで移動してきた保持溝の内部に収容される。そし
て、そのボールBは、重力の作用を受けて、保持溝
1,G2,G3を形成する外側中空円錐台部材57の傾
斜により、背面側に移動する力が働き、背面側中板52
に当接した状態で保持される。この位置が第2保持位置
となる。
【0089】このように保持溝G1,G2,G3の内部に
収容されたボールBは、ボール搬送装置50の回転によ
り、そのボール搬送装置50の内周搬送部に沿って鉛直
方向上方に向かって搬送される。ここで、図19に示す
ように、保持溝G1,G2,G 3に保持されつつ回転搬送
されるボールBは、正面側中板51の開口51b及びこ
れを覆う透明な正面側中板51及び透明パネル43によ
り形成される第2の窓部により、遊技者が見える状態に
置かれる。
【0090】保持溝G1,G2,G3に保持されたボール
Bは、鉛直方向上部に搬送されると、重力の作用を受け
て内壁に沿って移動し、鉛直方向最上部にまで搬送され
たときには、回転軸C側の軸側中空円錐台部材58に当
接した状態となる。そして、その軸側中空円錐台部材5
8の傾斜により、背面側に移動する力が働く。
【0091】図21は、ボール搬送装置50の背面図で
ある。図示のように、ボール搬送装置50の背面側中板
52は、各保持溝G1,G2,G3の軸側端部に対応する
位置に、それぞれ1個のボールBが通過可能な出口52
a,52b,52cが開口している。よって、保持溝G
1,G2,G3に保持された状態で鉛直方向最上部まで搬
送されたボールBは、軸側中空円錐台部材58の傾斜に
より、この出口52a,52b,52cに入り込むこと
になる。
【0092】図22は、回転抽選装置41の背面図であ
る。回転抽選装置41の外壁は、背面側中板52に近接
して平行に取り付けられる背面板47により形成され
る。この背面板47には、ボール搬送装置50の内周搬
送部における第1保持溝G1を形成する外側中空円錐台
部材57が鉛直方向最上部に位置したとき、その出口5
2aに対応する位置に配置される抽選口47aが形成さ
れている。また、同様に、第2保持溝G2に設けられた
出口52bに対応する抽選口47b、第3保持溝G3
設けられた出口52cに対応する抽選口47cも形成さ
れている。よって、内周搬送部で鉛直方向最上部に搬送
されたボールBは、軸側中空円錐台部材58の傾斜によ
り、出口52a,52b,52cを介して、対応する抽
選口47a,47b,47cに入ることになる。
【0093】このようにして、抽選口47a,47b,
47cに入ったボールBは、図20に示すように、検出
手段としてのマイクロスイッチ65a,65b,65c
上を通過した後、ボール貯留部に回収される。このマイ
クロスイッチ65a,65b,65cは、ボールBが通
過するときにボールBが載る第1電極66a,66b,
66cと、その下方に離間して配置される第2電極67
a,67b,67cと、第1電極と第2電極との間を流
れる電流を検出する検出部68a,68b,68cとか
ら構成されている。各第1電極66a,66b,66c
と第2電極67a,67b,67cの間には、各検出部
68a,68b,68cにより所定の電圧が印加されて
いる。
【0094】ここで、例えば、図示のように、第1保持
溝G1から排出されたボールB3が第1電極66a上を通
過すると、ボールB3の重さで第1電極66aが押し下
げられ、第1電極66aと第2電極67aとが接触す
る。これにより、第1電極66aと第2電極67aとの
間は導通状態となり電流が流れる。検出部68aは、こ
の電流を検出すると、本プッシャーゲーム機1を統括し
て管理するメイン制御部70に検出信号が出力される。
【0095】図23は、プッシャーゲーム機1のメイン
制御部を示す制御ブロック図である。このメイン制御部
100は、メイン制御装置101と、メイン制御装置1
01が実行する各種プログラムを格納するROM102
と、メイン制御装置101が実行するプログラムで用い
る各種データを一時的に記録するRAM103とを備え
る。また、このメイン制御部100は、各ステーション
10に設けられたステーション制御部30のステーショ
ン制御装置31と、データ通信可能に接続されている。
ステーション制御装置31は、メダル投入器11にメダ
ルが投入され、投入枚数検知センサ11dからの検出信
号を受け取ると、これに対応してメダル投入信号をメイ
ン制御部100のメイン制御装置101に出力する。こ
のメダル投入信号を受け取ったメイン制御装置101
は、ROM102に格納されている投入枚数データに
「1」を加算する。すなわち、この投入枚数データは、
全遊技者の投入したメダルMの合計枚数を示すものとな
る。
【0096】また、メイン制御部100は、主に、メイ
ン制御装置101により、中央抽選装置40の動作を制
御する。上述したように、ステーション抽選装置70に
おいて、ボールBが特別収容空間Kに入り込み、ボール
検出装置79からのボール検出信号がステーション制御
装置31に入力されると、そのステーション制御装置3
1から抽選要求信号がメイン制御部100のメイン制御
装置101に出力される。この抽選要求信号を受け取る
と、メイン制御装置101は、ROM102に格納され
た抽選制御プログラムを実行する。
【0097】図24は、抽選制御プログラムを実行する
メイン制御装置101の制御動作を示すフローチャート
である。メイン制御装置101は、ステーション制御装
置31からの抽選要求信号を受け取ると(S1)、その
ステーション10で中央抽選装置40での抽選条件が満
たされたと認識し、まず、中央抽選装置40が抽選のた
め使用されているか否かを判断する(S2)。ここで、
中央抽選装置40が使用されていないと判断したら、メ
イン制御装置101は、図14に示す中央抽選装置40
のボール導入口44から延びるボール搬送通路49が、
そのステーション制御装置31が設けられるステーショ
ン10側に向くように、中央抽選装置40の水平方向に
回転駆動させるための駆動命令を出力する(S3)。そ
して、ボール搬送通路49がステーション10に向いた
ら、そのステーション制御装置31に抽選許可信号を出
力する(S4)。この抽選許可信号を受け取ったステー
ション制御装置31は、上述のように、昇降装置80に
上昇命令を出力し、特別収容空間K内のボールBを上方
に搬送し、ボール搬送通路49に供給する。これによ
り、ボールBが中央抽選装置40に導入され抽選が行わ
れる。
【0098】メイン制御装置101は、抽選口47a,
47b,47cに入ったボールBをそれぞれ検出するた
めの検出部68a,68b,68cから出力される抽選
検出信号を受け取ると(S5)、特典付与手段として機
能し、その抽選検出信号に応じてメダルの払い出しを行
う(S6)。
【0099】具体的に説明すると、払出制御プログラム
を実行するメイン制御装置71は、第1検出部68aか
らの検出信号を受け取ると、中央抽選装置40に設けら
れた駆動制御部に駆動命令を出力する。この駆動命令を
受けた中央抽選装置40の駆動制御部は、中央抽選装置
40のメダル払出用ウィング29が、本中央抽選装置に
よる抽選で当選した遊技者、すなわち、ボールBをメダ
ル落下溝15に落とした遊技者のプレイフィールド2に
向くように、中央抽選装置40の水平方向に回転駆動す
る。そして、そのプレイフィールド2にメダル払出用ウ
ィング29が向いたら、図25に示すように、そのメダ
ル払出用ウィング29の先端がプレイフィールド2の上
段メダル載置台12の上方近傍に位置するように、メダ
ル払出用ウィング29の先端を下げるように駆動する。
【0100】中央抽選装置40の駆動動作が終了した
ら、メイン制御装置71は、中央抽選装置用メダル払出
装置80にメダル払出命令を出力する。このメダル払出
命令を受けた中央抽選装置用メダル払出装置80は、1
00枚のメダルMを、中央抽選装置40の上部に設けら
れたメダル受皿27に供給する(図14参照)。メダル
受皿27に供給されたメダルMは、重力によりそのまま
メダル搬送通路28内を通り、メダル払出用ウィング2
9を介して、上記遊技者のプレイフィールド2内に払い
出される。
【0101】また、メイン制御装置71が、第2検出部
68bからの検出信号を受け取った場合には、上述と同
様に、200枚のメダルMが払い出される。
【0102】また、メイン制御装置71が、第3検出部
68cからの検出信号を受け取った場合には、いわゆる
プログレッシブジャックポット(以下、「PJP]と省
略する。)と同様のメダル払い出しが行われる。PJP
とは、全遊技者が投入したメダル枚数のうちの例えば数
%を、規定の払出枚数に上乗せした枚数のメダルMを払
い出すものである。本実施形態では、規定の払出枚数を
500枚に設定し、前回のPJPのメダル払い出しが行
われた後に、全遊技者により投入されたメダル枚数の1
%のメダル枚数を上乗せする。
【0103】具体的には、メイン制御装置71は、第3
検出部68cからの検出信号を受け取ると、上述と同様
に、メダル払出用ウィング29の先端がプレイフィール
ド2の上段メダル載置台12の上方近傍に位置させる。
そして、メイン制御装置71は、ROM72に格納され
ている投入枚数データを読み出し、その1%に当たる枚
数を規定の払出枚数である500枚に上乗せした枚数の
メダルを払い出すように、中央抽選装置用メダル払出装
置80にメダル払出命令を出力する。このメダル払出命
令を受けた中央抽選装置用メダル払出装置80は、その
メダル払出命令に応じた枚数のメダルMを、中央抽選装
置40の上部に設けられたメダル受皿27に供給し、上
記遊技者のプレイフィールド2内に払い出す。
【0104】一方、メイン制御装置101が、ステーシ
ョン制御装置31からの抽選要求信号を受け取ったとき
(S1)、中央抽選装置40が使用中であった場合には
(S2)、メイン制御装置101は、そのステーション
制御装置31を特定するためのステーションIDをRA
M103に登録する(S7)。この登録の際、ステーシ
ョンIDは、RAM103のアドレス順に順次記録され
る。よって、中央抽選装置40が使用中のときに、複数
の抽選要求を受信した場合には、その抽選要求に係るス
テーションIDは、その受信の早いもの順に、RAM1
03のアドレスの若い番号から順に記録される。このよ
うにしてRAM103に登録したら、メイン制御装置1
01は、抽選待機手段である搬送中止手段として機能
し、そのステーション制御装置31に待機命令を出力す
る(S8)。この待機命令を受け取ったステーション制
御装置31は、ボールBを特別収容空間K内に保持した
まま、ボールBの搬送を待機することになる。
【0105】中央抽選装置40での抽選を終えてメダル
の払い出しも終了したら(S6)、メイン制御装置10
1は、抽選を待機しているステーション制御装置31が
あるか否かを判断する(S9)。ここで、待機中のステ
ーション制御装置31がないと判断されると、メイン制
御装置101は、抽選制御プログラムを終了する。一
方、待機中のステーション制御装置31があると判断す
ると、メイン制御装置101は、RAM103内の一番
若いアドレスに記録されているステーションIDを読み
出す(S10)。これにより、待機中のステーション制
御装置31の中で、一番早く抽選要求を出力したものの
ステーションIDが読み出されることになる。尚、本実
施形態では、抽選要求を受け取った順序とRAM103
のアドレス番号とを関連付けることで、待機中のステー
ション制御装置31の中で一番早く抽選要求を出力した
ものを認識しているが、RAM103に登録する際に、
抽選要求を受け取った順序を、ステーションIDに関連
付けて、RAM103に記録するようにしてもよい。
【0106】このようにしてステーションIDを読み出
したら、メイン制御装置101は、待機解除手段として
機能し、そのステーションIDをもつステーション制御
装置31に向けて、中央抽選装置40の水平方向に回転
駆動させるための駆動命令を出力する(S3)。そし
て、上述と同様にして、中央抽選装置40での抽選及び
メダル払い出しを行う。
【0107】尚、本実施形態では、中央抽選装置40が
使用中の場合、待機させられる遊技者は、ステーション
10でプッシャーゲームをしながら、ただ抽選を待つこ
とになる。しかし、このような時間は、中央抽選装置4
0での抽選を期待する遊技者にとっては退屈な時間であ
り、遊技性を落とす結果となる。そこで、待機中の遊技
者の退屈な時間を減らすための構成を提案する。
【0108】具体的に説明すると、各ステーション10
で行われるプッシャーゲームでは、遊技者がメダル投入
器11を用いて、メダルMをメダルチャッカー17のメ
ダル通過口17aに入れると、抽選プログラムを実行す
るステーション制御装置31より、コンピュータによる
抽選が行われる。ここで、その抽選中にメダルMがメダ
ルチャッカー17のメダル通過口17aを通過すると、
ステーション制御装置31は、RAM34に記録されて
いる保留データに「1」を加算する。尚、この保留デー
タに基づく保留回数は、図1に示すように、スロット装
置20の保留ランプ20aにより表示される。ここで、
本変形例では、抽選開始時における保留回数すなわちス
テーション制御部30のRAM34に記録されている保
留データに基づいて、中央抽選装置40の抽選結果に応
じて払い出されるメダル枚数を変更する。
【0109】図26は、上述の動作を実現するための抽
選制御プログラムを実行するメイン制御装置101の制
御動作を示すフローチャートである。尚、中央抽選装置
40での抽選が終わるまでの制御動作については、上記
実施形態と同様であるので省略し、上記実施形態と異な
る部分についてのみ説明する。
【0110】メイン制御装置101からステーション制
御装置31に抽選許可信号が出力されたら(S4)、そ
のステーション制御装置31は、上述のように、昇降装
置80に上昇命令を出力し、特別収容空間K内のボール
Bを上方に搬送して、ボール搬送通路49に供給し、ボ
ールBが中央抽選装置40に導入され抽選が行われる。
そして、抽選口47a,47b,47cに入ったボール
Bをそれぞれ検出するための検出部68a,68b,6
8cから出力される抽選検出信号を受け取ると(S
5)、メイン制御装置101は、その抽選検出信号に応
じてメダルの払い出しを行う前に、そのステーション制
御装置31に保留データを要求する(S11)。この保
留データ要求を受け取ったステーション制御装置31
は、RAM34に記録されている保留データを読み出
し、これをメイン制御装置101に出力する。
【0111】メイン制御装置101は、ステーション制
御装置31から保留データを受け取ったら(S12)、
特典内容変更手段として機能し、下記の表に示す保留数
に対応する加算数のメダル枚数を、下記の表2に従っ
て、中央抽選装置40の抽選結果に応じて規定されてい
る払出枚数に加算する(S13)。そして、メイン制御
装置101は、メダル払出動作中、中央抽選装置用メダ
ル払出装置80に、規定枚数に加算数を加算した枚数の
メダル払い出しを行うためのメダル払出命令を出力す
る。
【0112】
【表2】
【0113】以上の構成によれば、中央抽選装置40に
よる抽選後のメダル払出動作に入る直前の保留数に基づ
いて、そのメダル払出枚数を増加させることができる。
よって、中央抽選装置40での抽選を待機している遊技
者は、メダルチャッカー17のメダル通過口17aにメ
ダルMを通過させて保留数を増やせば、待機状態が解除
されて中央抽選装置40での抽選結果により得られるメ
ダル枚数を増加させることが可能となる。
【0114】尚、上記構成では、メダル払出動作直前の
保留数に基づいて加算数を決定しているが、待機状態が
解除された後であれば、例えば、待機状態が解除された
ときの保留数に基づいてか算数を決定してもよい。ま
た、ここでは、遊技結果として保留数を用いた場合につ
いて説明したが、遊技装置の遊技内容等に応じて様々な
遊技結果を利用することができる。また、特典としてメ
ダルを付与するため、そのメダル払出枚数を変更する場
合について説明したが、他の特典を付与する構成をもつ
場合には、その特典に応じてその特典内容を適宜変更す
る。
【0115】以上、本実施形態によれば、遊技者がメダ
ルチャッカー17のメダル通過口17aを狙ってメダル
投入器11によりメダルMを投入した後のメダルMの動
きが、転がったり、ジャンプしたりと複雑であり、ま
た、メダルチャッカー17及びメダルジャンプ台16が
それぞれ別個に動いているため、単純にメダルを転がし
てメダル通過口17aに通すような従来のプッシャーゲ
ーム機に比べて、メダルの動きが多様化し、ゲームが単
調にならない。また、ジャンプしたメダルMがメダル通
過口17aにダイレクトに飛び込むという動作により、
遊技者に爽快感や達成感を、遊技者に与えることができ
る。
【0116】また、遊技者がメダルMをメダル通過口1
7aに通過させ、ボールボーナス又は特別ボーナスに当
選すると、プレイフィールド内にボールBが供給され
る。このようにして供給されたボールBがメダル落下溝
15に落下すると、そのボールBが1段目の物理的抽選
を行うステーション抽選装置70に搬送され、そのステ
ーション抽選装置70において、そのボールBが6つの
収容空間J,Kのうちのいずれに入るかという抽選が行
われる。この抽選でボールBが特別収容空間Kに入り込
むと、2段目のの物理的抽選を行う中央抽選装置40で
の抽選を行う権利が付与される。そして、そのボールB
が中央抽選装置40に搬送され、中央抽選装置40にお
いて、3つの抽選口47a,47b,47cのいずれに
入るかという抽選が行われ、遊技者は、大量のメダルの
払い出しを受けることが可能となる。
【0117】尚、本実施形態においては、異形物とし
て、球状物体であるボールを用いた構成について説明し
たが、例えば、メダルMよりも寸法がはるかに大きい巨
大メダル部材や、立方体等のブロック部材などの異形物
を用いることもできる。また、本実施形態では、スロッ
ト装置20に表示される抽選でボールボーナス等に当選
することをボールBの供給条件としたが、この他、例え
ば、ボールボーナスを当てることができないまま、メダ
ル投入器11に投入したメダル投入枚数が所定枚数、例
えば300枚に達したこと、あるいは、ボールボーナス
を当てることができないまま、メダルチャッカー17の
メダル通過口17aを通過したメダル枚数が所定枚数、
例えば100枚に達したこと等を供給条件とすることも
できる。
【0118】また、本実施形態では、ステーション抽選
装置70による1段目の抽選を行った後、中央抽選装置
40による2段目の抽選を行うという2段階の抽選を行
う構成について説明したが、同様にして3段階以上の抽
選を行う構成することもできる。また、本実施形態で
は、ステーション抽選装置70の抽選で用いたボールB
を、中央抽選装置40でも用いる構成としたが、例え
ば、ステーション抽選装置70でボールBが特別収容空
間Kに入り込んだら、別のボールが中央抽選装置40に
供給されるような構成としてもよい。また、これらの抽
選装置で用いる抽選用移動物体としては、必ずしも同種
のものを用いる必要はなく、それぞれの抽選装置で全く
異なる形状の抽選用移動物体を用いた抽選を行う構成と
することもできる。
【0119】また、本実施形態では、ボールBを用いて
抽選を行う中央抽選装置40において、ボールBがボー
ル搬送装置50の外周搬送部により一度回転搬送された
後、内周搬送部により更に回転搬送され、最終的に3つ
の抽選口47a,47b,47cのいずれに入るかとい
う物理的な抽選が行われる。よって、遊技者は、この中
央抽選装置40で2段階の回転搬送がされる間、そのボ
ールBの動向を見ながら、どの抽選口47a,47b,
47cに入るかという期待を抱き、抽選を楽しむことが
できる。尚、第1回転搬送装置と第2回転搬送装置とを
一体にした一体型回転搬送装置を用いているが、それぞ
れ別個に構成してもよい。また、外周搬送部を第2回転
搬送装置として機能させ、内周搬送部を第1回転搬送装
置として機能させてもよい。この場合、各抽選口47
a,47b,47cを、外周搬送部の保持空間の出口に
対応する位置に配置するようにする。また、外周搬送部
の保持空間FにボールBを案内する第1案内手段は、ボ
ール導入口44から導入されたボールBを第1ガイド部
材46dにより単に保持空間F内に案内するものであっ
たが、本実施形態の内周搬送部と同様に、ボールBが振
り子のように移動してから保持空間F内に入る構成とし
てもよい。この場合、透明パネル43のボール導入口4
4を鉛直方向上部に配置し、このボール導入口44から
導入されるボールBを、正面板46と透明パネル43と
の間であって、回転軸Cに対して仕切部材46cの外側
のスペースに入れるように構成するとよい。また、この
場合には、保持空間FにボールBを送り込む第1送込手
段としては、内周搬送部で用いた切欠部48を用いるこ
とができる。
【0120】また、本実施形態では、中央抽選装置40
のボール搬送装置50の回転軸Cを水平方向に配置し
て、外周搬送部及び内周搬送部ともボールBを鉛直面に
沿って搬送する構成であったが、回転軸Cを鉛直方向に
配置してボールBを水平面に沿って搬送したり、回転軸
Cを斜めに配置してボールBを鉛直面に対して斜めに搬
送したりする構成としてもよい。このような構成を用い
れば、外周搬送部の内周中空円錐台部材54及び外周中
空円錐台部材55や、内周搬送部の外側中空円錐台部材
57及び軸側中空円錐台部材58等の部材を用いなくて
も、ボールBを、自重により保持空間Fや保持溝G1
2,G3に送り込むことが可能である。尚、外周搬送部
が機能する第1回転搬送装置と内周搬送部が機能する第
2回転搬送装置は、同一平面内でボールBを回転搬送す
る必要はなく、互いに異なる平面上あるいは曲面上でボ
ールBを回転搬送する構成としてもよい。
【0121】また、本実施形態では、中央抽選装置40
が10個のステーション10でそれぞれ遊技する遊技者
により共用されるため、その抽選動作が重複する可能性
があるが、本実施形態では、上述したメイン制御装置1
01の抽選制御により、ボールBが特別収容空間Kに入
るのが早かった順に、順次抽選を行う。よって、中央抽
選装置40での抽選動作をスムーズに進行することが可
能となる。尚、中央抽選装置40が使用中であるときに
抽選要求を出力したステーション制御装置31に係る遊
技者の抽選を、搬送手段を構成する昇降装置80を駆動
させないことで待機させたが、他の構成をもつ抽選待機
手段を用いることもできる。例えば、ボールBを中央抽
選装置40に搬送するための搬送通路上に設けられるボ
ールBの搬送を阻止するためのストッパ等の物理的な機
構をもつ搬送中止手段を用いることもできる。
【0122】また、本実施形態では、抽選用移動物体と
して、球状のボールBを用いているが、必ずしも球状の
ものでなくてよいが、抽選用移動物体の形状や物性等に
応じて、抽選装置の各機構を適宜変更する。例えば、本
実施形態では、ボールBを保持する保持部材として、保
持空間Fを形成する各部材及び保持溝G1,G2,G3
形成する各部材を用い、その保持空間F及び保持溝
1,G2,G3の内部にボールBを保持する構成であっ
たが、保持アーム等の機械的機構を用いて抽選用移動物
体を保持したり、磁石等を用いて磁性体からなる抽選用
移動物体を保持したりするものであってもよい。
【0123】〔変形例〕上記実施形態では、メダル載置
面上に供給したボールBを、メダル落下溝15に落ちる
ことを条件に、ステーション抽選装置70ひいては中央
抽選装置40での抽選を行うという特典を遊技者に付与
する構成であったが、以下、ボールBを他の特典を受け
るための遊技に用いる構成(以下、「変形例」とい
う。)について説明する。
【0124】図27は、本変形例に係るメダル落下溝1
5周辺の構成を示す概略構成図である。下段メダル載置
台14の端部に形成されたストッパ部14aには、3つ
の切欠部14b,14c,14dが形成されている。ほ
とんどのボールBは、メダルMがメダル落下溝15に落
ちやすくなっている切欠部14b,14c,14d上を
通過してメダル落下溝15に落下することになる。ここ
で、メダル落下溝15内には、各切欠部14b,14
c,14dの鉛直方向下方に、それぞれ、スイッチアー
ム15b,15c,15dが突出するように配置されて
いる。このスイッチアーム15b,15c,15dは、
メダルMが衝突しても押し下がらないが、ボールBが衝
突すると押し下げられる程度に付勢されている。この構
成により、ボールBが切欠部14b,14c,14d上
を通過してメダル落下溝15に落下すると、各スイッチ
アーム15b,15c,15dによりそれぞれ検出され
ることになる。
【0125】ボールBによりスイッチアーム15b,1
5c,15dが押し下げられると、その検出信号がステ
ーション制御装置31に送られる。この検出信号を受け
取ったステーション制御装置31は、スイッチアーム1
5b,15c,15dごとに予め決められた枚数のメダ
ルを払い出すためのメダル払出命令をメダル払出装置2
1に出力し、遊技者のプレイフィールド2内にメダルM
を払い出す。
【0126】本変形例の構成によれば、ボールBがメダ
ル落下溝15に落下する位置により、遊技者に払い出さ
れるメダル枚数が異なるという遊技を提供することがで
きる。これにより、遊技者は、下段メダル載置台14上
のボールBがなるべく払出枚数の多い切欠部14b,1
4c,14dから落ちるように、メダルチャッカー17
に当たったメダルが中段メダル載置台13上に落下する
位置を予測して、メダル投入器11によりメダルMを投
入するという工夫を凝らす必要が生じ、高い遊技性を遊
技者に提供することができる。
【0127】尚、本変形例では、ボールBを用いた上記
実施形態とは異なる遊技を提供する構成の一例を挙げた
が、ボールB等の異形物を用いた新規な遊技は、これら
に限らず、種々考えられえる。
【0128】
【発明の効果】請求項1乃至9の発明によれば、メダル
載置面上に供給される異形物の動向に基づいて、種々の
趣向を凝らした遊技を提供することが可能になり、従来
のプッシャーゲーム機では味わうことができない斬新な
遊技性を提供することができるという優れた効果があ
る。また、異形物の寸法や形状を適宜選択することで、
メダル載置面上のメダルを移動させやすくなるという効
果を奏するので、このような効果を利用して新しい遊技
性を提供することも可能となるという優れた効果もあ
る。
【0129】特に、請求項2の発明によれば、遊技者が
異形物の動向を予測しづらくなるので、その異形物の動
向に基づいて提供される遊技の遊技性を高めることがで
きるという優れた効果がある。
【0130】また、請求項3の発明によれば、供給決定
手段により供給する旨の決定がされないと異形物がメダ
ル載置面上に供給されないので、異形物が供給されるこ
とによる利益を得ることの困難性を高め、遊技性をより
高めることができるという優れた効果がある。
【0131】また、請求項4の発明によれば、異形物が
供給されるためには、抽選で異形物を供給する旨の抽選
結果を得ることが必要となり、その抽選から生まれる遊
技性が付加され、本メダル遊技機における遊技性をより
高めることができるという優れた効果がある。
【0132】また、請求項5の発明によれば、遊技者に
より投入されるメダルがメダル通過口を通過することが
抽選開始条件、ひいては異形物の供給条件となるため、
メダルをメダル通過口に通すことに対する遊技者の目的
意識を高め、メダルをメダル通過口に通すという遊技の
遊技性を向上させることができるという優れた効果があ
る。
【0133】また、請求項6の発明によれば、メダル載
置面上に供給され、所定の抽選条件を満たした異形物
は、抽選装置による抽選に直接的に関わることになるの
で、その抽選装置の抽選に対する遊技者の興味を引くこ
とができるという優れた効果がある。
【0134】また、請求項7の発明によれば、異形物が
メダル落下溝に落下すると、遊技者に対して特典が付与
されるので、異形物をメダル落下溝に落とすことを遊技
目的とする今までにない新規な遊技を提供することがで
きるという優れた効果がある。
【0135】また、請求項8の発明によれば、メダルを
メダル落下溝に落下させる困難性を高めるために設けら
れる落下抑制部材により、異形物がメダル落下溝に落ち
難くなるという不具合を解消し、安定して遊技を進行す
ることができるという優れた効果がある。
【0136】また、請求項9の発明によれば、メダル落
下溝に異形物を落とすことで、その異形物を用いた抽選
が行われるという今までにない新規な遊技を提供するこ
とができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るプッシャーゲーム機のステーシ
ョンの構成を示す斜視図。
【図2】同プッシャーゲーム機を示す外観図。
【図3】同ステーションの上段メダル載置台の上面板の
動きを示す説明図。
【図4】同ステーションにおけるメダル投入器によるメ
ダル送出方向と、メダルチャッカーの平面部の向きと、
メダルジャンプ台のメダル移動面の向きとの関係を示す
説明図。
【図5】同メダル投入器から投入されるメダルが、メダ
ルチャッカーに到達するまでの経路を示す水平方向側方
から見た側面図。
【図6】同メダル投入器で投入されてからメダルチャッ
カーに到達するまでの間のメダルの動きを示す説明図。
【図7】同メダルチャッカーの部分拡大図。
【図8】同メダルチャッカーのの背面部分を示す斜視
図。
【図9】同ステーションに設けられるステーション制御
部を示す制御ブロック図。
【図10】同プッシャーゲーム機におけるステーション
抽選装置の外観を示す斜視図。
【図11】同ステーション抽選装置の内部構造を示す斜
視図。
【図12】同ステーション抽選装置の上方部分の拡大
図。
【図13】同ステーション抽選装置におけるボール受台
の直下方部分の拡大図。
【図14】同プッシャーゲーム機における中央抽選装置
の外観を示す斜視図。
【図15】同ステーション抽選装置における昇降装置に
よりボールが上方に搬送された状態を示す説明図。
【図16】ステーション抽選装置におけるボール受台の
他の構成を示す斜視図。
【図17】ステーション抽選装置におけるボール受台の
更に他の構成を示す斜視図。
【図18】同中央抽選装置における回転抽選装置及び装
置支持台の内部構造を示す斜視図。
【図19】同回転抽選装置におけるボール搬送装置の構
成を示す斜視図。
【図20】同回転抽選装置を回転軸に沿って鉛直方向に
切断した状態を示す断面図。
【図21】同ボール搬送装置の背面図。
【図22】同回転抽選装置の背面図。
【図23】同プッシャーゲーム機のメイン制御部を示す
制御ブロック図。
【図24】同メイン制御部のメイン制御装置の制御動作
を示すフローチャート。
【図25】中央抽選装置の抽選により払い出すされるメ
ダルの払出動作を示す説明図。
【図26】他の抽選制御プログラムを実行するメイン制
御装置の制御動作を示すフローチャート。
【図27】変形例に係るメダル落下溝周辺の構成を示す
概略構成図。
【符号の説明】
1 プッシャーゲーム機 2 プレイフィールド 10 ステーション 11 メダル投入器 12 上段メダル載置台 13 中段メダル載置台 14 下段メダル載置台 15 メダル落下溝 16 メダルジャンプ台 17 メダルチャッカー 17a メダル通過口 20 スロット装置 23 ボール供給装置 30 ステーション制御部 40 中央抽選装置 40 中央抽選装置 41 回転抽選装置 42 装置支持台 46 正面板 47 背面板 47a,47b,47c 抽選口 49 ボール搬送通路 50 ボール搬送装置 51 正面側中板 52 背面側中板 60 駆動装置 70 ステーション抽選装置 71 導入レール 72 ボール受台 73 抽選チャッカー 74 保持レール 75 駆動シャフト 76 ステッピングモータ B ボール M メダル

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数のメダルを載置するメダル載置面をも
    つメダル載置台と、上記メダル載置面上の一部分に存在
    するメダルを該メダル載置面上の他部分側に押し出すよ
    うに、該メダル載置面に対して該一部分に沿うように相
    対的に往復移動するメダル押出部材と、上記メダル押出
    部材により押し出されたメダルにより、該メダル載置面
    外に押し出されたメダルを回収するメダル回収手段とを
    備えたメダル遊技機において、上記メダル載置面上に、
    上記メダルと異なる形状をもつ異形物を供給する異形物
    供給手段を有することを特徴とするメダル遊技機。
  2. 【請求項2】請求項1のメダル遊技機において、上記異
    形物は、球状物体であることを特徴とするメダル遊技
    機。
  3. 【請求項3】請求項1又は2のメダル遊技機において、
    所定の供給条件に従って、上記異形物供給手段により上
    記異形物を供給する旨の決定を行う供給決定手段を有
    し、上記異形物供給手段は、上記供給決定手段により上
    記決定がされたときに、上記異形物を供給することを特
    徴とするメダル遊技機。
  4. 【請求項4】請求項3のメダル遊技機において、上記供
    給決定手段は、上記異形物供給手段により上記異形物を
    供給するか否かの抽選を行う供給抽選手段を有し、該供
    給抽選手段の抽選により該異形物を供給する旨の抽選結
    果を得ることを上記供給条件として、該異形物を供給す
    る旨の決定を行うことを特徴とするメダル遊技機。
  5. 【請求項5】請求項4のメダル遊技機において、メダル
    投入口に投入されたメダルを、上記メダル載置面が存在
    するプレイフィールド内に送出するメダル送出手段と、
    上記プレイフィールド内に設けられ、上記メダル送出手
    段により送出されたメダルが通過可能なメダル通過口を
    もつメダル通過規制部材と、上記メダル通過規制部材の
    メダル通過口を通過したメダルを検出するメダル検出手
    段とを有し、上記供給抽選手段は、上記メダル検出手段
    によりメダルが検出されたときに抽選を行うことを特徴
    とするメダル遊技機。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3、4又は5のメダル遊技
    機において、抽選用移動物体を移動させることにより抽
    選を行う抽選装置と、上記抽選装置の抽選結果に基づい
    て、遊技者に特典を付与する抽選特典付与手段と、上記
    メダル載置面上に供給された異形物が所定の抽選条件を
    満たしたとき、該異形物を、上記抽選装置まで搬送する
    異形物搬送手段とを有し、上記抽選装置は、上記異形物
    搬送手段により搬送されてきた異形物を抽選用移動物体
    として用いることを特徴とするメダル遊技機。
  7. 【請求項7】請求項1、2、3、4、5又は6のメダル
    遊技機において、上記メダル回収手段は、上記メダル押
    出部材により押し出されたメダルにより、上記メダル載
    置面外に押し出されたメダルが落下するメダル落下溝を
    備えており、上記メダル載置面に供給された異形物が上
    記メダル落下溝に落下することを特典付与条件として、
    遊技者に対して特典を付与する異形物特典付与手段を有
    することを特徴とするメダル遊技機。
  8. 【請求項8】請求項7のメダル遊技機において、上記メ
    ダル載置台は、上記メダル載置面における上記メダル落
    下溝に沿った端部の一部分に、該メダル載置面上のメダ
    ルが該メダル落下溝に落下するのを抑制する落下抑制部
    材を備えており、上記メダル載置面における上記端部の
    他部分に、該メダル載置面上に供給された異形物を案内
    する異形物案内部材を有することを特徴とするメダル遊
    技機。
  9. 【請求項9】請求項7又は8のメダル遊技機において、
    上記異形物特典付与手段は、抽選用移動物体を移動させ
    ることにより抽選を行う抽選装置と、上記抽選装置の抽
    選結果に基づいて、遊技者に特典を付与する抽選特典付
    与手段と、上記メダル載置面に供給された異形物が上記
    メダル落下溝に落下することを上記特典付与条件とし
    て、該メダル落下溝に落下した異形物を、上記抽選装置
    まで搬送する異形物搬送手段とを有し、上記抽選装置
    は、上記異形物搬送手段により搬送されてきた異形物を
    抽選用移動物体として用いることを特徴とするメダル遊
    技機。
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