JP2009066101A - 抽選装置およびゲーム装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技空間内をメダルとは別の媒体を使用した従来に無い演出を実現し、より遊技性を高める。
【解決手段】 抽選体収容室120が環状に複数個連設された環状抽選体収容部106を回転させて、抽選体収容室120に入っている抽選体を落下防止部140で所定の投下位置まで転出しないようにしつつ持ち上げる。シャッター板162を抽選体通過孔142が開く位置にして、抽選体107を抽選体待機室150に入れ、ガイドレール170、演出装置104を経て最下位置にある抽選体収容室120へ抽選体107を案内する。そして、抽選体が入った抽選体収容室を識別して抽選結果を判定する。そして、シャッター板162を、抽選体通過孔142を閉じる位置にして環状抽選体収容部106を回転させ、抽選体107が入った抽選体収容室120を遊技者に展示する。
【選択図】図6

Description

本発明は、抽選装置等に関する。
従来、メダルを遊技媒体として利用するプッシャー型とよばれるゲーム装置、所謂メダルゲーム装置が知られている。プッシャー型のメダルゲーム装置は、筐体の遊技空間に、前端がメダル落下口の上方に向かって延設された固定テーブルと、固定テーブル後方に設けられた筐体の挿通孔(出入口)から固定テーブルの上面を滑るようにして、上面に沿ってメダル落下口方向に前後動するプッシャーテーブルとが備えられている。そして、固定テーブルの上面並びにプッシャーテーブルの上面に、それら上面を概ね覆う程度に多数のメダルが載置される。プッシャーテーブルの前端は、固定テーブル上面との間に隙間がない、或いは、隙間があったとしてもメダル厚さよりも小さい隙間となるような形状を有しており、プッシャーテーブルの前端面で固定テーブル上に載置されたメダルを押すことができるようになっている。
遊技者が新たなメダルをゲーム装置に挿入すると、挿入されたメダルと同数のメダルが遊技空間に投入されてプッシャーテーブルの上面に載置される。プッシャーテーブルが固定テーブルに沿ってスライドしながら後進すると、プッシャーテーブルは筐体の挿通孔(出入口)に引っ込む格好になる。プッシャーテーブルの引き込みに伴って、プッシャーテーブルの上面後ろ側に載置されているメダルは挿通孔の端部に当たって相対的に前方に押されることになる。すると、プッシャーテーブルの上面に載置されていた他のメダルは次々に玉突き状に前方側に押され、プッシャーテーブルの前端側に載置されていたメダルが、プッシャーテーブルが後進してできた固定テーブルの上面の空き領域に落下する。
そして次に、プッシャーテーブルが固定テーブル上をスライドして前進すると、新たに固定テーブル上に落下したメダルがプッシャーテーブルの前端面によって前方に押される。すると今度は固定テーブルの上面に載置されたメダルが次々に連鎖的に前方側に押される格好となる。そして、載置されていたメダルの一部が固定テーブルの前端からメダル落下口に落下し、落下したメダルはメダル払出口から払い出される。
しかし、固定テーブルの前端には上方に屈曲した傾斜面が形成されており、この傾斜面を越えなければメダルはメダル落下口に落ちないようになっている。つまり、傾斜面がメダルの移動の抵抗となり、メダルが容易にメダル落下口に落下するのを抑制するように作用する。この傾斜面によって、例えば遊技者がメダルを一枚挿入したとして、新たに投入されたメダルによってプッシャーテーブル上から固定テーブルにメダルを落とし、さらに新たに固定テーブル上に落ちたメダルが既に固定テーブル上に載置されていたメダルを押したとしても、一枚のメダルも固定テーブルから落ちずに傾斜面で折り重なるようにして堆積するケースが生じる。ところが、メダルの堆積にも限界がある。したがって、固定テーブルに落下したメダルの位置如何によっては、プッシャーテーブルによって十分にメダルが堆積した部分を押し出し、たった一枚のメダルで大量のメダルを取得できる場合も起こり得る。つまり、メダルの堆積を発生させることよって「特別な幸運」を手に出来るチャンスを作り出している。
近年では、メダルとは別種の遊技媒体としてボールを固定テーブル上に供給するものも知られている(例えば、特許文献1を参照。)。こうしたメダルゲーム装置では、固定テーブル上に供給されたボールが固定テーブル上に載置されたメダルとともに運ばれてメダル落下口に落下すると、メダルと仕分けされて回収機構及び搬送機構によって抽選装置に搬送されて抽選の媒体とされる構成となっている。メダルとは形状の異なるボールを加えて視覚的に変化を持たせるとともに、このボールを抽選の媒体として抽選を実行することで、単にメダルをテーブルから落とすだけでは得られないより「特別な幸運」を手に出来るチャンスに富んだメダルゲームを実現している。
特開2002−253842号公報
特許文献1の抽選装置のように、遊技空間内をメダルとは別の媒体を移動させる演出は、遊技者を視覚的に楽しませる重要な要素となり、その良し悪しによって集客力を左右する。
本発明は、こうした事情を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、遊技空間内をメダルとは別の媒体を使用した従来に無い演出を実現し、より遊技性を高めることである。
上記の課題を解決するための第1の発明は、
内周側に抽選体の出入口を設けた抽選体収容室が環状に複数個連設された形状をなし、環状方向に回転可能に設けられた抽選体収容部(例えば、図4の環状抽選体収容部106)と、
前記抽選体収容部を回転運動させる回転駆動部(例えば、図4のステッピングモータ119、図1の制御ユニット50)と、
前記回転運動によって、抽選体が収容された抽選体収容室の出入口が所定の投下位置に到来した際に、当該抽選体の当該出入口からの落下の防止及び許容を開閉状態によって切り替えるシャッター部(例えば、図6のステッピングモータ158、軸160、シャッター板162)と、
前記回転運動する前記抽選体収容部の内周面に沿って設けられ、前記投下位置以外での抽選体の落下を防止する落下防止部(例えば、図4の落下防止部140)と、
前記シャッター部が開状態とされて前記投下位置で落下された抽選体を自然転動させ、前記複数の抽選体収容室の内、前記投下位置より下方の所定の落下位置に位置した抽選体収容室へ案内する抽選体案内部(例えば、図4のガイドレール170、演出装置104)と、
前記抽選体案内部に案内され、前記落下位置に位置した際に抽選体が入った抽選体収容室を識別して抽選結果の判定処理を実行する抽選判定処理部(例えば、図1の制御ユニット50、図4の通過センサ117、識別子読取装置124、図5の識別子122)と、
を備え、前記シャッター部が閉状態とされることで、前記回転運動によって、抽選体が入った抽選体収容室の展示がなされる抽選装置である。
第1の発明によれば、抽選体収容室が環状に複数個連設された抽選体収容部を回転させて、抽選体収容室に入っている抽選体を落下防止部で所定の投下位置まで転がり出ないようにしつつ持ち上げることができる。この投下位置にはシャッター部が設けられていて、抽選体が投下位置からの落下の防止及び許容を切り替えることができる。
そして、シャッター部を開状態として、抽選体収容室に入っていた抽選体を投下位置より落下させ、案内部によって投下位置より下方の所定の落下位置に位置した抽選体収容室へ案内し、抽選体が入った抽選体収容室を識別することで抽選するといった視覚的演出効果の高い抽選を実現することができる。また、シャッター部を閉状態として抽選体収容部を回転させることで、抽選体が入った抽選室を遊技者に展示するといった従来に無い抽選後の視覚的演出をも実現することができる。
第2の発明は、前記シャッター部が、抽選体と接触して移動を阻止する移動阻止部(例えば、図6のシャッター板162)を備え、
前記閉状態は、前記移動阻止部を前記回転運動する前記抽選体収容部の内周面側に向けて、抽選体が収容された抽選体収容室の出入口からの当該抽選体の落下を防止する位置に前記移動阻止部が位置した状態であり、
前記開状態は、前記抽選体案内部による案内方向への抽選体の自然転動を遮断させる位置に前記移動阻止部が位置した状態であり、
前記開状態から前記閉状態に切り替えることで、前記開状態において遮断されていた抽選体の前記抽選体案内部による案内方向への自然転動が開始されて抽選が開始されることを特徴とする第1の発明の抽選装置である。
第2の発明によれば、第1の発明と同様の効果を奏するとともに、抽選体が収容されている抽選体収容室の出入口から転がり出るのを防止するだけでなく、抽選体案内部による案内方向への抽選体の自然転動を遮断/開始することができる。つまり、抽選体を持ち上げた状態で抽選を実行させることなく一旦待機させておくことができる。そして、例えば抽選開始とともに待機させておいた抽選体の自然転動を開始させることで、よりスピーディーな抽選を演出すると言ったことが可能になる。
第3の発明は、前記抽選体は、球体であり、
前記抽選体案内部は、径の異なるリング部であって、隣接するリング部の平面視間隔が抽選体の半径よりも短い複数のリング部をすり鉢状に並行配置してなり、隣接するリング部を前記抽選体が周回軌道として周回し、遠心力の低下に応じて下段の周回軌道への落下・周回する周回軌道部(例えば、図4の演出装置104、図9の第1リング部111、第2リング部112、第3リング部113)と、
前記周回軌道部の上方から前記周回軌道部に向けて、周回方向に沿った方向に前記自然転動された抽選体を放出する放出部(例えば、図4のガイドレール170)と、を備える
第1又は第2の発明の抽選装置である。
第3の発明によれば、第1又は第2の発明と同様の効果を奏するとともに、放出部によって周回軌道の周回方向に付勢された抽選体が、周回軌道をぐるぐる回るうちにやがて勢いが低下して下段の周回軌道に落下し、落下した先の周回軌道で勢いが低下するまで再びぐるぐる回ることを繰り返しながらどんどん落下して行く従来に無い視覚的演出を案内部において実現することができる。
第4の発明は、第1〜第3の何れかの発明の抽選装置と、
メダル落下口(例えば、図1のメダル落下口4)と、
多数のメダルと、傾斜によって自然転動する転動体である特別遊技媒体とを載置するメダル載置面を有するメダル載置部(例えば、図1の固定テーブル6)と、
前記メダル落下口に向けて前記メダル載置面に沿った往復運動を行い、前記メダル載置面上の載置物を押すプッシャー部(例えば、図1のプッシャーテーブル8)と、
前記メダル落下口に落下した前記特別遊技媒体を検出する検出部(例えば、図3の通過センサ62)と、
前記検出部の検出に応じて前記抽選装置による抽選を実行して、所定の特典付与処理を行う特典付与処理部(例えば、図1の制御部50)と、を備えたゲーム装置である。
第4の発明によれば、第1〜第3の何れかの発明と同様の効果を奏するとともに、プッシャー型のメダルゲーム装置において、第1〜第3の何れかの発明と同様の視覚的演出を発現させながら抽選を実施し特典を付与することができるので、より遊技性を高めることができる。
本発明によれば、抽選体収容室が環状に複数個連設された抽選体収容部を回転させて、抽選体収容室に入っている抽選体を落下防止部で所定の投下位置まで転げ出ないようにしつつ持ち上げることができる。この投下位置にはシャッター部が設けられていて、抽選体が投下位置からの落下の防止及び許容を切り替えることができる。
これにより、シャッター部を開状態として、抽選体収容室に入っていた抽選体を投下位置より落下させ、案内部によって投下位置より下方の所定の落下位置に位置した抽選体収容室へ案内し、抽選体が入った抽選体収容室を識別することで抽選するといった視覚的演出効果の高い抽選を実現することができる。加えて、シャッター部を閉状態として抽選体収容部を回転させることで、抽選体が入った抽選室を遊技者に展示するといった従来に無い抽選後の視覚的演出をも実現することができる。
〔第1実施形態〕
以下、第1実施形態として、本発明を適用した抽選装置を搭載したメダルゲーム装置を例に挙げて説明する。本実施形態において方向について述べる場合には、メダルゲーム装置にとっての前後・左右方向として説明する。
[メダルゲーム装置の構成]
図1は、本実施形態におけるメダルゲーム装置1000の構成の一例を示す正面外観図である。同図に示すように、本実施形態におけるメダルゲーム装置1000は、透明カバーガラス2で囲まれた遊技空間GSを画成し、遊技空間GS内に前端がメダル落下口4の上方に向かって延設された固定テーブル6と、この固定テーブル6の上面に沿って延設されるとともにその上面に沿って周期的に往復動されるプッシャーテーブル8とを備えた、所謂「プッシャー型」と称されるメダルゲーム装置に分類される構成を有している。そして、遊技空間GSの奥に抽選装置100を備える。
通常は、遊技開始前にメダルゲーム装置1000の管理人らによって固定テーブル6並びにプッシャーテーブル8の上面に多数のメダルMが予め載置された状態から、遊技者はメダル投入器10に新たなメダルMを挿入して遊技する。
メダル投入器10は、支柱10aによって所定角度範囲だけ左右方向に首振り自在に支持された投入ガイド部10bを有する。投入ガイド部10bは、例えばメダルMを立てた状態で挿入可能な上向きに開口した溝を形成している。メダル投入器10の手前側(=支柱10aによる支持部側)は透明カバーガラス2より外側に在り、先端部が透明カバーガラス2に設けられた投入ガイド挿入口2aを抜けてプッシャーテーブル8の前方上方に至るように配置されている。従って、メダル投入器10の投入ガイド部10bに挿入されたメダルMは、投入ガイド部10bの溝を転動して遊技空間GS内に案内・投入され、プッシャーテーブル8の上面に落下し転倒して載置される。
プッシャーテーブル8は、固定テーブル6上にスライド移動可能に載置されており、台座102内に設置された公知の往復動機構(不図示)によって、抽選装置100が載置された台座102の下部に前方側に開口する挿通孔28から出入りするように前後方向に周期的に往復運動する。
プッシャーテーブル8が、固定テーブル6上をスライドするようにして後進(退行)すると、その上面に載置されているメダルも載置されたまま一緒に後進する。プッシャーテーブル8が後進に伴って挿通孔28に引き込まれると、後進した分だけプッシャーテーブル8の延出長が短くなり、プッシャーテーブル8の上面後方に載置されていたメダルが挿通孔28の周縁に当って相対的に前方に押される格好になる。すると、プッシャーテーブル8に載置されていた他のメダルも玉突き状に連鎖的に前方へ押され、ついには前端側に載っているメダルが固定テーブル6上に落下する。
その後、プッシャーテーブル8の前進(押出動作)に伴ってその前方端面が押出部として機能し、固定テーブル6の上面に落下して固定テーブル6に載置されたメダルは前方に押される(プッシュされる。)。すると今度は、固定テーブル8に載置されているメダルが玉突き状に前方へ押される。
固定テーブル6の前端部には、上方に傾いた傾斜部9が設けられており、前方に押されるメダルはこの傾斜部9に沿って登ることとなり、その間、メダルMは固定テーブル6の上面に対して傾斜姿勢となる。メダルMが、更に前方に押されて傾斜部9の傾斜を乗り越えるに至るとメダル落下口4に落下する。
メダル落下口4の下部は、落下したメダルMの通過を検出する通過センサ84を備えた通路82に連通している。通過センサ84は、物体の通過を検出する手段であって、例えば投光素子と受光素子とが対向配置された遮光によって物体の通過を検出するセンサや、超音波の反射時間から距離を計測する距離センサなどによって実現できる。通過する物体に接触して揺動する揺動スイッチなどでも良い。
メダル落下口4に落下したメダルMは、この通路82を通ってメダル収容部12に収容される。そして、該通路82を通過する際に検出されたメダルMと同数だけ、メダル収容部12に収容されているメダルが公知の搬送機構(不図示)によって取得メダル払出口30に搬送され、メダル受皿32へ払い出される。
また、固定テーブル6は、前端すなわちメダル落下端部の横幅がプッシャーテーブル8の横幅よりも広く設定されており、プッシャーテーブル8の前進限界位置近傍から左右に拡幅する形状を成している。そして、拡幅部分の左右側壁部にそれぞれメダルMのみが進入可能な側部メダル落下口11が設けられており、その先はメダル落下口4とは別のメダル回収部(不図示)に連通している。この側部メダル落下口11に落下したメダルMは、メダル落下口4に落下したメダルMとは異なり、別途回収される。
さて、本実施形態におけるメダルゲーム装置1000は抽選装置100を有し、抽選で特別ボーナスに当選すると、特典として取得メダル払出口30から特典付与として所定枚数のメダルが払い出される。そして、本実施形態ではメダルMとは別種の特別遊技媒体90を用いて抽選開始のタイミングを決定する。
図2は、本実施形態における特別遊技媒体90の一例を示す図である。図2(a)に示すように、特別遊技媒体90は、光透過性の樹脂から形成された略球形の形状をした多面体であり、全高がメダルMの厚さの2倍以上の長さの転動体である。特別遊技媒体90は転動面全周が多数の三角形平面92で覆われている。この三角形平面92は、当該平面を接地面とした場合、水平から静止限界角度θlimまでの範囲の斜面に載置しても自重で転動を開始せずに静止した状態を維持するように設定されている。つまり、水平から静止限界角度θlimまでの範囲が、自然転動しない非転動傾斜角度範囲となる。
そして、本実施形態では、この静止限界角度θlimは、図2(b)に示すように、固定テーブル6の傾斜部9によってメダルMが傾斜した状態にされる傾斜面角度θmよりも大きい。つまり、傾斜部9で堆積したメダルの上に特別遊技媒体90を載置しても自然に転動しないように設定されている。勿論、特別遊技媒体90が載置される面が静止限界角度θlimより大きい角度θnを成している場合には、図2(c)に示すように、傾斜面を自然と転動して下ることになる。
尚、特別遊技媒体90の三角形平面92の数は適宜設定することができる。また、平面形状も三角形に限るものではなく、五角形や六角形などその他の多角形でも良いし円でも良い。
こうして設定された特別遊技媒体90を、本実施形態では図1に示すように、遊技空間GS内に設けた特別遊技媒体供給部66からプッシャーテーブル8の上面に排出・供給する。特別遊技媒体供給部66から排出された特別遊技媒体90は、プッシャーテーブル8の上面に直接載るか、またはプッシャーテーブル8の上面に載置されていたメダルMに載った状態となる。そして、特別遊技媒体90がプッシャーテーブル8の前後動に伴って固定テーブル6に押し出され、さらに固定テーブル6からメダル落下口4に落下すると、落下した特別遊技媒体90を検出して制御ユニット50が抽選処理の実行を開始する。
制御ユニット50には、CPU(中央演算装置)52やICメモリ54などの電子・電気部品が実装されており、ICメモリ54に予め記憶されていたプログラムに従ってCPU52が各種演算処理を実行してメダルゲーム装置1000の各部の制御を実行する。
抽選処理では、抽選装置100による抽選を実行させて特別ボーナスに当選した場合には、抽選結果に応じてメダルの払い出し数を算出し、メダル収容部12に収容されているメダルを取得メダル払出口30から排出させるように制御する。
[特別遊技媒体の循環機構の説明]
図3は、本実施形態における特別遊技媒体90の循環機構の概要を説明するための斜視透視図である。同図に示すように、本実施形態のメダルゲーム装置1000は、特別遊技媒体の循環機構として、メダル落下口4に落下した特別遊技媒体90とメダルMとを仕分けし、特別遊技媒体90のみを捕捉するストレーナ60と、ストレーナ60で捕捉された特別遊技媒体90の通過を検出する通過センサ62と、捕捉された後の特別遊技媒体90を貯留するストック部64と、ストック部64に貯留されている特別遊技媒体90を特別遊技媒体供給部66に補充する補充部68とを備える。
ストレーナ60は、メダル落下口4内の左右に張られた3本のロッド60a,60b,60cによって形成されている。ストレーナ60を前後の断面で見ると、3本のロッドは断面が下向き三角形を成すように配置されており、両サイドのロッド60a,60bとメダル落下口4との間隙及び両サイドのロッド60a,60bと中央のロッド60cとの間隙は、メダルMが通過するのには十分であるが特別遊技媒体90が通過できない幅に設定されている。したがって、メダル落下口4にメダルMと特別遊技媒体90が落下すると、メダルMはストレーナ60をすり抜けて落下を続け、通路82を経てメダル収容部12に収容される。
一方、特別遊技媒体90は、ストレーナ60が形成する下向き三角形の樋で捕捉される。ストレーナ60を正面から見ると特別遊技媒体90の静止限界角度θlimより大きい角度で正面向かって右側(メダルゲーム装置1000の左側)下がりの傾斜を成している。捕捉された特別遊技媒体90はストレーナ60内を正面向かって右方向に自然に転動し、固定テーブル6の正面向かって右下内部(メダルゲーム装置1000の左下内部)に設けられたストック部64に導かれる。
ストック部64は、静止限界角度θlimより大きい角度で後方に向かって傾斜して形成された前後方向に長い箱状空間であり、ストック部64内には所定数の特別遊技媒体90が貯留されている。ストック部64の傾斜下方側は、補充部68につながっており、貯留されている特別遊技媒体90が自然転動してストック部64内を下ることによって常に補充部68に特別遊技媒体90が供給される。
また、ストック部64の傾斜上流部分には、ストレーナ60で捕捉されストック部64に進入する特別遊技媒体90の通過を検出する通過センサ62が設けられている。通過センサ62は、物体の通過を検出する手段であって、例えば投光素子と受光素子とを組み合わせ遮光によって物体の通過を検出するセンサや、超音波の反射時間から距離を計測する距離センサなどによって実現できる。或いは、転動する特別遊技媒体90の力で揺動する揺動スイッチなどでも良い。そして、通過センサ62の検出信号は制御ユニット50に出力され、特別遊技媒体90の通過を検出したことを契機にして制御ユニット50が抽選処理を実行する。
補充部68は、モータ68aによって駆動される偏心カム68bと、上下方向に配置された直動器68cのスライダに固定されて、偏心カム68bの回転に伴って上下方向に往復動される特別遊技媒体プッシャー68dと、特別遊技媒体90の位置を保持する落下防止片68eとを備えている。
モータ68aは、制御ユニット50によって動作が制御され、例えば取得メダル払出口30からのメダル払出枚数が所定枚数(例えば、15枚)カウントされる都度動かされ、偏心カム68bを一回転させる。
偏心カム68bが最小リフトの状態では、特別遊技媒体プッシャー68dの上面はストック部64の底面とほとんど同じ高さ又はそれ以下の位置にあり、ストック部64の傾斜によって自然転動した特別遊技媒体90が特別遊技媒体プッシャー68d上に導かれる。
落下防止片68eは、特別遊技媒体プッシャー68dの左右の固定位置にそれぞれ設けられた弾性片であり、上端が特別遊技媒体プッシャー68dの側に向けて屈曲しており、特別遊技媒体プッシャー68dの上に導かれた特別遊技媒体90の左右の位置ズレを抑制することができる。つまり、偏心カム68bのリフトが増すと、特別遊技媒体プッシャー68dは特別遊技媒体90を上面に乗せたまま直動器68cの設置方向(上下方向)に沿ってスライドし、特別遊技媒体90を押し上げる。この際、特別遊技媒体90の押し上げに伴って落下防止片68eは各々外向きに押し広げられた格好となる。更に特別遊技媒体90が押し上げられて落下防止片68eの先端が特別遊技媒体90の下面側に回ると、押し上げられていた先端が弾性によって元の姿勢に戻る。すると、左右双方の落下防止片68eの先端部が互いに向き合うようにして閉じた格好となり、押し上げられた特別遊技媒体90を下から支えて落下を防止するように機能する。尚、特別遊技媒体プッシャー68dは、偏心カム68bのリフトが減少すると自重によって下方に移動する。
特別遊技媒体プッシャー68dの直上には、特別遊技媒体供給部66の円筒通路66aの下端が配置されており、特別遊技媒体プッシャー68dによって押し上げられた特別遊技媒体90は円筒通路66a内に挿入され、挿入された特別遊技媒体90は落下防止片68eによって落下が防止される。
円筒通路66a内には、所定数の特別遊技媒体90しか収容されないので、特別遊技媒体プッシャー68dによって新たな特別遊技媒体90が下から挿入されると、既に収容さていた特別遊技媒体90が一つ上部開口端より外に押し出される。
特別遊技媒体供給部66の上端、すなわち円筒通路66aの上端は、遊技空間GSのプッシャーテーブル8の横に突出しており、その先端には円筒通路66aの開口端から押し上げられた特別遊技媒体90をプッシャーテーブル8上に落下させるようにガイドする供給ガイド66bが設けられている。したがって、収容されていた特別遊技媒体90が上部開口端より外に押し出されると、供給ガイド66bにガイドされながら転動・落下し、プッシャーテーブル8上に供給される。したがって、メダル挿入口10から所定枚数だけメダルが挿入される都度、新たな特別遊技媒体90がプッシャーテーブル8上に供給されることになる。
[抽選装置の構造]
次に、図4〜図8を参照しながら抽選装置100について説明する。
図4は、本実施形態における抽選装置100の構成例を示す正面外観図である。図5は環状抽選体収容部106の構成例を示す(a)縦断面図、(b)側面図である。図6は、抽選装置100の中央部分の上面図である。図7は、本実施形態における抽選装置100の一部である抽選体待機室150の構成例を示す図であって図6のD−D断面図に相当する。図8は、抽選体待機室150の構成要素の一つであるシャッター板162の構成例を示す斜視図である。
図4、図5等に示すように、本実施形態における抽選装置100は、(1)球体の抽選体107を収容することのできる抽選体収容室120を環状に備える環状抽選体収容部106と、(2)環状抽選体収容部106を立てた状態で挟持して水平軸周りに縦回転させる台座102と、(3)環状抽選体収容部106の抽選体収容室120に入っていた抽選体が所定の投下位置まで転がり出ないように防止する落下防止部である転出防止部140とを備える。
また、(4)転出防止部140の所定投下位置より転がり出た抽選体を一時収容する抽選体待機室150と、抽選体107の落下運動を利用して演出する(5)ガイドレール170及び(6)演出装置104とを備える。ガイドレール170及び演出装置104は、抽選体待機室150から排出された抽選体を該抽選体待機室より下方にある所定の落下位置まで案内する案内部に相当する。更に、(7)演出装置104から落下した抽選体が所定の落下位置において最下位置にある抽選体収容室120に転入することを検出する通過センサ117と、(8)最下位置にある抽選体収容室120を識別するための識別子読取装置124とを備える。
図5は環状抽選体収容部106の構成例を示す(a)縦断面図、(b)側面図である。
同図に示すように、環状抽選体収容部106は全体として矩形断面を有した環状を成している。具体的には、環状の外周面106aを両側から側壁部106bで挟んで画成された空間を、更に放射状に配置した隔壁106cによって抽選体107を収容可能な複数の抽選体収容室120に分割・画成している。各抽選体収容室120は、環状抽選体収容部106の内方(内周側)にのみ抽選体107が出入りできる大きさの開口部を有しており、抽選体収容室120の底部が外周面106aによって形成されている。つまり、複数の抽選体収容室120が開口部を内周側に向けた姿勢で複数個環状に配置される格好となる。また、環状抽選体収容部106は全体が光透過性の樹脂材で形成されており、抽選体収容室120の中を外から見ることが出来るようになっている。
抽選体収容室120は、抽選体107が進入することで抽選結果を示す役割を担っており、それぞれ所定の抽選の結果(例えば、メダル10枚、メダル100枚といった特典付与、或いはハズレなど)が対応づけられている。例えば、抽選体収容室120の側壁部106bに抽選の結果を示すマーク(例えば図中の星印や王冠印)や文字がプリント或いは刻印されている。そして、抽選体収容室120それぞれの底面に対応する外周面106aには、各抽選体収容室120に対応づけられた抽選結果を識別するための識別子122が設けられている。識別子122は、例えばバーコードや、ドットパターン、異なる色のマーカなどによって実現される。
図4に示すように、環状抽選体収容部106は、台座102の中央左右方向に穿かれた溝部内で外周面106aに当接する下方支持ガイドローラ103bと、側壁部106bと当接する側面支持ガイドローラ103cと、外周面106aに当接して接線方向に回転力を伝える駆動ガイドローラ103dと、によって転動自在に直立支持されて、水平軸周りに縦回動される。駆動ガイドローラ103dは、例えば制御ユニット50によって回転制御されるステッピングモータ119の回転軸に連結されて正面向かって反時計周りに駆動する。環状抽選体収容部106は、この駆動ガイドローラ103dによって正面向かって時計回りにゆっくりと回動される。
また、台座102の下部には識別子読取装置124が設けられており、現在最下位置にある環状抽選体収容部106の識別子122を下方から読み取り、抽選体収容室120を識別することができる。識別子読取装置124は、例えば識別子122がバーコードならばバーコードリーダによって実現できる。そして、識別子読取装置124は、読み取った情報を制御ユニット50に出力する。一方、制御ユニット50には、識別子122に対応する抽選結果の情報が予めICメモリ等に読み出し可能に記憶されており、識別子読取装置124から入力された情報と照合することによって、抽選結果を決定することができるようになっている。
尚、識別子122の設置位置は外周面106aに限らず、側壁部106bや隔壁106cの内側の端面とするなど識別子読取装置124の設置スペースの都合などから適宜設定することができる。
図4及び図6に示すように、本実施形態では、環状抽選体収容部106には一つだけ予め抽選体107が収容されている。環状抽選体収容部106の回動に伴って抽選体収容室120が傾いて開口部(出入口)から収容されている抽選体107が転出しないように、環状抽選体収容部106の内周側には転出防止部140が設けられている。本実施形態では2本のロッドで抽選体収容室120の開口部前に柵を形成し抽選体107が転がり出て落下することを阻止する。
転出防止部140は、少なくとも2ヶ所については抽選体107が転がり出ることが可能な抽選体通過孔142を備える。本実施形態では環状抽選体収容部106の内周の上端部と下端部とにそれぞれ備えられている。
上端部の抽選体通過孔142は抽選装置100における抽選体の所定落下位置に相当し、その直下には抽選体収容室120より転がり出て落下した抽選体を一時的にプールする抽選体待機室150が備えられている。
図4、図6及び図7に示すように、本実施形態における抽選体待機室150は、内部に抽選体107の収容空間を画成する立方体の待機室ケース152を備える。待機室ケース152の上面には、上端部の抽選体通過孔142から落下してくる抽選体107を内部に受け入れる受入口154を備える。内部空間の底面は、V字状の縦断面を有する傾斜面155(図4、図7参照)に形成されており、傾斜先の待機室ケース152の側面には出口156が開口している(図6参照)。
また、待機室ケース152の内部空間には、制御ユニット50によって動作制御されるステッピングモータ158の回転軸160にシャッター板162が固定されている。
シャッター板162は、図8に示すように、回転軸160と嵌合固定される回転軸嵌合部162aより外周方向に延設された腕部162bと、腕部162bの外側端からL字状に屈曲して回転軸160の軸方向に延設された遮断板162cとを備える。そして、本実施形態では、ステッピングモータ158を回動させることで、遮断板162cの板面が横倒しになって受入口154の直下でこれを塞ぐ第1ポジション(図7の状態)と、遮断板162cの板面が縦になって出口156を塞ぐ第2ポジション(図4及び図6の状態)とを採ることができる。
さて、抽選体待機室150の排出口156には、ガイドレール170の上端側が連結されている。ガイドレール170は、樋のようにして抽選体107をガイドし、移動速度を高めつつ演出装置104の所定位置へ導く。本実施形態では、断面逆三角形の頂点位置にステンレスの線状材のレール171,172,173が配置されて形成され、全体として環状抽選体収容部106の内側の空間において下方に向かって大きな螺旋を描くように配置されている。
そして、図4及び図6に示すように、螺旋の最外周ラインを成すレール171は、環状抽選体収容部106の内側の空間下方に配置された演出装置104の最上部の第1リング部111の上面に接するようにして斜めに連結されている。また、螺旋の外側から2番目のラインをなすレール172は、レール171と第1リング部との連結位置よりも手前で同様に第1リング部111の上面に接するようにして斜めに連結されている。
図9は、本実施形態における演出装置104の構成例を示す(a)上面図、(b)縦断面図である。同図に示すように、演出装置104は、抽選体待機室150から排出されたガイドレール170で移動速度を増しながら転動してきた抽選体107を受け、その内周を旋回させながら落下させることによって視覚的演出を実現する装置である。
具体的には、上面視(平面視)同心円状を成して段違いに並行配置された第1リング部111、第2リング部112、第3リング部113の3つの異径リングを備える。最上部の第1リング部111が最も大径であり、第2リング部112、第3リング部113の順に下方へ向かうほど小径となるように設定されている。第1リング部111、第2リング部112、第3リング部113の各リング部の成す面は、いずれも水平となるようにして段違いの層状を成し、且つリングの中心を軸AX1に合わせに配置される。すなわち、平面視すると略同心円状の入れ子構造で、側面視すると複数のリング部がすり鉢状に並行配置されている。これらのリング部は、例えば金属製の楕円(勿論、円であってもよい。)断面の針金を環状に繋ぐ方法や円管を細切りする方法で形成され、各リング部の外側面が転出防止部140に固定された支柱111aに連結されている(図4参照)。
また、隣接するリング部間の水平方向の間隔つまり上から見た平面視間隔は、抽選体107の半径rよりも小さく設定されており、隣接するリング部間の実際の間隔は抽選体107の直径よりも小さく設定されている。
こうした構成によって、上下に隣接するリング部は、抽選体107をリング部の内側に沿って一定以上の速度で移動させた場合に、内周側に沿って抽選体107が周回し得る一つの周回軌道を形成することになる。より具体的には、第1リング部111と第2リング部112の組み合わせの場合、第1リング部111が軸AX1周りに旋回・周回する抽選体107の側方を支持し、第2リング部112が抽選体の下方を支える第1周回軌道となる。
同様に、第2リング部112と第3リング部113とで第1周回軌道よりも半径が小さい第2周回軌道を形成する。つまり、演出装置104は、隣接するリング部を周回軌道として抽選体107が周回し、遠心力の低下に応じて下段の周回軌道へ落下・周回する周回軌道部としての機能を奏する。従って、ガイドレール170は、抽選体107を演出装置104の第1リング部111及び第2リング部112からなる第1周回軌道の周回方向へ抽選体107を放出する役割を担っている。
さて、図4に示すように、環状抽選体収容部106の内側空間下部、第3リング部113の下方にあたる位置には、第3リング部113から落下した抽選体107を転出防止部140の下端部に設けられたもう一つの抽選体通過孔143に導くすり鉢状の抽選体受皿174が設けられている。
また、転出防止部140の下端部に設けられた抽選体通過孔143は、抽選装置100における抽選体107の落下位置に該当する。抽選体通過孔143は通過センサ117が設けられており、抽選体107の通過を検出することができる。通過センサ117の検出信号は、個体識別可能に制御ユニット50へ出力される。つまり、制御ユニット50は、通過センサ117から検出信号が入力されたことによって、現在最下位置にある抽選体収容室120に抽選体107が入ったことを知ることができる。前述のように抽選体収容室120はそれぞれ抽選結果に対応づけられている。従って、制御ユニット50は抽選結果を判定することができる。
[動作の説明]
図10は、本実施形態におけるメダルゲーム装置1000並びに抽選装置100の動作について説明する為のフローチャートである。
同図に示すように、メダルゲーム装置1000が起動されると、制御ユニット50は、台座102内に設置された公知の往復動機構(不図示)を作動させて、プッシャーテーブル8の常時往復動を開始する(ステップS2)。
次に、制御ユニット50は、ステッピングモータ158を制御してシャッター板162を、出口156を塞ぐ第2ポジションにし(ステップS4)、モータ119を駆動して環状抽選体収容部106を水平軸周りに回動させつづける(ステップS6)。この結果、環状抽選体収容部106の何れかの抽選体収容室120に入れられていた抽選体107は、その抽選体収容室120が頂部に達すると自然と転がり出て落下し、抽選体通過孔142を通過して抽選体待機室150内へ入った状態となる。抽選体待機室150へ入った抽選体107はシャッター板162によってガイドレール170の案内方向への自然転動が遮断されてそこにとどまる。
遊技が進行して、特別遊技媒体90がメダル落下口4に落下すると、ストレーナ60で捕捉されてストック部64に案内される過程で通過センサ62の前を通過し検出される。通過センサ62で通過を検出したならば(ステップS8のYES)、制御ユニット50は抽選処理を実行する(ステップS10〜S14)。
抽選処理では先ず、制御ユニット50はステッピングモータ158を制御してシャッター板162を、受入口154を塞ぐ第1ポジションにする(ステップS10)。すると、抽選体待機室150に収容されていた抽選体107をガイドレール170へ排出されガイドレール170に沿って自然転動しながら落下し演出装置104へ案内される。
図11は、本実施形態における演出装置104を落下する抽選体107の様子を説明するための斜視概念図である。尚、第1リング部111〜第3リング部113は簡略表記している。
図11(a)に示すように、抽選体107は、加速しながらガイドレール170の傾斜を転がり第1リング部111と第2リング部112とから成る第1周回軌道上へ、第1リング部111に側部を内接し、第2リング部112に下側部を当接させるようにして進入する(107a〜107b)。
第1周回軌道に進入したばかりの抽選体107は速度が十分高く、遠心力と重力との合力は、第1リング部111と第2リング部112との間隙方向を向き、抽選体107の重心位置(=球体の中心位置)が第2リング部112との接触位置よりも内側にあるにもかかわらず、抽選体107は第1周回軌道の内面を周回運動する(107b〜107c〜107d〜107b)。
周回運動する抽選体107は、リング部との摩擦等の要因で徐々に減速する。それに伴って遠心力と重力との合力は、徐々に第2リング部112方向へ向きを変える。そして、合力の方向がついに第2リング部112に向くに至ると(或いは第2リング部112の極近くを指すに至ると)、図11(b)に示すように、抽選体107は第2リング部112の内側、つまり第2リング部112と第3リング部113とで形成する第2周回軌道に転落する(107e〜107f)。
抽選体107は速度が低下して第2周回軌道に転落するのであるが、第2周回軌道は第1周回軌道よりも半径が小さい。従って、第1周回軌道から転落する程に減速していても、第2周回軌道においては遠心力と重力との合力は第2リング部112と第3リング部113との間隙を向き、結果として抽選体107は第2周回軌道を周回することになる(107f〜107g〜107f)。
そして、図11(c)に示すように、第2周回軌道を周回する抽選体107もやがて減速し第1周回軌道から転落したのと同様にして今度は第2周回軌道から落下する(107g〜107j)。
つまり、抽選装置100では、第1リング部111〜第3リング部113からなる周回軌道部へ上方より抽選体107を供給し、中央最下段に搬送する球体搬送装置として機能する。そして、抽選体107が、搬送される過程において段違いのループ(第1リング部111〜第3リング部113)内を周回しつつ、ある程度時間が経過して遠心力の低下に応じて断続的に下方へ転落することを繰り返しながら中央最下段に搬送させるといった従来に無い動きを見せる。
よって、本実施形態における演出装置104、及びこれを含む抽選装置100では、段階的・断続的に落下する過程を有するので視覚的に変化が生じ、より興趣性が高くなり、見る者を楽しませることができる。
また、本実施形態における演出装置104によれば、抽選体107が段違いのループ内を周回しつつ断続的に下方へ落下する過程において様々な不確定要素の影響を受ける。具体的には、例えば、(1)抽選体107そのものが僅かではあるが重量や径、表面の凹凸などのバラツキがあること、(2)放出ガイド132と抽選体107との接触具合によって傾斜を下る過程での加速にバラツキや落下方向に差が生じること、(3)前述のように各リング部は近傍に支柱が固定されている部分と支柱間部分とが存在するが、抽選体107が上方のリング部から下方のリング部に落下する際に、前者の部分に落下する場合と後者の部分に落下する場合とでは、該当部分の撓み加減による弾みが異なるために速度に変化が生じること、などが挙げられる。その結果、第1リング部111に落下してから第3リング部113を落下するまでの時間や落下する位置にバラツキが生じるので、抽選としてのランダム性が増すことができる。
さて、図10のフローに戻って、第2周回軌道から転落した抽選体107は、第3リング部113の下方に設けられた抽選体受皿174内に落下し、そのすり鉢状の内面を落下して抽選体通過孔143を通って、そのとき最下位置にあった環状抽選体収容部106の抽選体収容室120へ入る。その過程で、通過センサ117は抽選体107の通過を検知する。制御ユニット50は、通過センサ117で抽選体107の通過を検知したならば、つまり抽選体107が抽選体収容室120への進入を検知したならば(ステップS12)、識別子読取装置124で最下位置の抽選体収容室120を識別し抽選結果を判定する(ステップS14)。
抽選処理を実行したならば、制御ユニット50は展示処理を実行する。
すなわち、台座102の下部中央には、最下位置にある抽選体収容室120の様子を見ることができる開口部126(図4参照)が設けられており遊技者がこれを視認することもできるが、本実施形態では更に、制御ユニット50がシャッター板162で受入口154を塞いだ第1ポジションにしたまま、環状抽選体収容部106を所定数だけ回転させて、どの抽選体収容室120に抽選体107が入ったかを遊技者に展示する(ステップS16)。これによって、抽選の結果をより派手に見せることができる。
環状抽選体収容部106を所定数だけ回転させたならば、制御ユニット50は抽選体107の入った抽選体収容室120を最下位置に固定して(ステップS18)、先に判定した抽選結果に応じた枚数のメダルを取得メダル払出口30より払出させる(ステップS20)。そして、払出制御を実行したならば、制御ユニット50はステッピングモータ158を制御してシャッター板162を再び出口158を閉じた第2ポジションとし(ステップS22)、モータ119を駆動させて環状抽選体収容部106を常時回転状態とする(ステップS24)。この結果、抽選体107が入っている抽選体収容室120が上端の抽選体通過孔142を通過する際に再び抽選体107を抽選体待機室150に入れて次の抽選に備える。
よって、本実施形態によれば、より趣向を凝らした抽選演出を実現することができる。
[変形例]
以上、本発明を適用した実施形態について説明したが、発明の主旨を逸脱しない限りにおいて適宜構成の追加・省略・変更を行うことができる。
例えば、演出装置104のリング部の数は第1リング部111〜第3リング部113の3本に限らず適宜増減して周回軌道を増減させることができる。また、リング部の形状は真円に限らず楕円とすることができる。但し、抽選体107には遠心力が作用し続ける必要があるので、直線部分を円弧で結んだ所謂「長穴」形状は適さない。
また、上記実施形態では、転出防止部140による抽選体107の落下(転がり出ること)を防止する箇所を上端部の抽選体通過孔142と下端部の抽選体通過孔143の2ヶ所としたが、更に多くすることもできる。
例えば、図12に示す抽選装置100Bのように、上端の他に環状抽選体収容部106の側部(例えば、正面向かって9時半位置)に抽選体通過孔144を設け、抽選体待機室150Bとガイドレール170Bを追加する構成とすることができる。この場合、抽選体107の待機数を増加させ連続的に抽選を実行できるようになる。また、抽選体待機室150と抽選体待機室150Bとで配置高さが異なることで、抽選体107が演出装置104に到達するまでの時間や到達時のスピードが異なる。よって、抽選演出に多様性を持たせることができる。
また、上記実施形態では抽選に備えて予め抽選体待機室150に抽選体107を収容しておく構成としたが、遊技開始の初期状態として環状抽選体収容部106の最下位置の抽選体収容室120に抽選体107が入れられていることを前提として、抽選処理の開始の都度、抽選体待機室150に抽選体107を移動させる構成としても良い。
具体的には、図13に示すように、制御ユニット50はプッシャーテーブル8の常時往復動を開始して(ステップS2)、シャッター板162を抽選体待機室150の受入口154を塞いだ第1ポジションにして(ステップS5)、モータ119を作動させて環状抽選体収容部106の水平軸周りの回転運動を開始させる(ステップS6)。
そして、特別遊技媒体90がメダル落下口4内に落下したことを検出したならば(ステップS8のYES)、制御ユニット50はシャッター板162を第2ポジションにして抽選体待機室150の受入口154を開け、環状抽選体収容部106が少なくとも1回転するのに十分な所定時間経過後にシャッター板162を再び第1ポジションに戻す(ステップS9)。この間、環状抽選体収容部106が少なくとも1回転する間に抽選体収容室120に入っていた抽選体107は上端部の抽選体通過孔142から受入口154を通って抽選体待機室150に入り、シャッター板162が再び第1ポジションに戻ることで出口156が開いてガイドレール170へ排出されることになる。
そして、下端部の抽選体通過孔143を抽選体107が通過し、最下位置の抽選体収容室120へ再び入ったことを検知したならば(ステップS12)、制御ユニット50は第1実施形態と同様に抽選結果を判定し、抽選体収容室の展示を実行して特典としてメダルの払出を実行する(ステップS12〜S20)。
このように、抽選の開始段階において抽選体107を抽選体待機室150に移動させる段階から演出要素に含める構成とすることで、抽選開始前の高揚感を演出することができる。
また、第2ポジションとして、遮断板162cの板面を縦にして出口156を塞ぐポジション(図4又は図6の状態)として説明したが、遮断板162cの板面を縦にして出口156とは反対側に位置し、受入口154及び出口156双方を塞がないポジションとしてもよい。このようにして、図13の処理を実行することとしてもよい。この場合には、抽選体待機室150は、待機室としての機能ではなく、ガイドレール170に沿って転落する抽選体107の初期姿勢をサポートする転落開始姿勢サポート部として機能することとなる。
また、抽選体受皿174の内面は平滑に限らず、例えば図14に示すように、内面に溝174aや突起17bbなどを設けることができる。演出装置104から抽選体受皿174に落下した抽選体107は螺旋を描きながらやがて落下口174cへ落下するが、溝174aに当たり、或いは突起174bを乗り越えるときに移動方向が変化する。よって抽選体受皿174内での抽選体107の落下に変化を与えて抽選の多様性を増すとともに、より視覚的演出効果を高めることができる。
第1実施形態におけるメダルゲーム装置の構成の一例を示す正面外観図。 特別遊技媒体の一例を示す図。 特別遊技媒体の循環機構の概要を説明するための斜視透視図。 抽選装置の構成例を示す正面外観図。 抽選装置の上面視断面図。 抽選装置の一部である演出装置の構成例を示す図。 抽選部の構成例を示す図。 第1実施形態における演出装置を落下する抽選体の様子を説明するための斜視概念図。 第1実施形態における演出装置の側端部の拡大断面図。 演出装置の第1の変形例を示す図。 演出装置の第2の変形例を示す図。 演出装置の第3の変形例を示す図。 演出装置の第4の変形例を示す図。 抽選体受皿の変形例を示す図。
符号の説明
100 抽選装置
104 演出装置
106 環状抽選体収容部
107 抽選体
111 第1リング部
112 第2リング部
113 第3リング部
114 第4リング部
115 抽選体落下孔
116 昇降機構
118 併進機構
120 抽選体収容室
122 識別子
124 識別子読取装置
130 貯留部
132 放出ガイド
134 押出機構
1000 メダルゲーム装置
M メダル

Claims (4)

  1. 内周側に抽選体の出入口を設けた抽選体収容室が環状に複数個連設された形状をなし、環状方向に回転可能に設けられた抽選体収容部と、
    前記抽選体収容部を回転運動させる回転駆動部と、
    前記回転運動によって、抽選体が収容された抽選体収容室の出入口が所定の投下位置に到来した際に、当該抽選体の当該出入口からの落下の防止及び許容を開閉状態によって切り替えるシャッター部と、
    前記回転運動する前記抽選体収容部の内周面に沿って設けられ、前記投下位置以外での抽選体の落下を防止する落下防止部と、
    前記シャッター部が開状態とされて前記投下位置で落下された抽選体を自然転動させ、前記複数の抽選体収容室の内、前記投下位置より下方の所定の落下位置に位置した抽選体収容室へ案内する抽選体案内部と、
    前記抽選体案内部に案内され、前記落下位置に位置した際に抽選体が入った抽選体収容室を識別して抽選結果の判定処理を実行する抽選判定処理部と、
    を備え、前記シャッター部が閉状態とされることで、前記回転運動によって、抽選体が入った抽選体収容室の展示がなされる抽選装置。
  2. 前記シャッター部は、
    抽選体と接触して移動を阻止する移動阻止部を備え、
    前記閉状態は、前記移動阻止部を前記回転運動する前記抽選体収容部の内周面側に向けて、抽選体が収容された抽選体収容室の出入口からの当該抽選体の落下を防止する位置に前記移動阻止部が位置した状態であり、
    前記開状態は、前記抽選体案内部による案内方向への抽選体の自然転動を遮断させる位置に前記移動阻止部が位置した状態であり、
    前記開状態から前記閉状態に切り替えることで、前記開状態において遮断されていた抽選体の前記抽選体案内部による案内方向への自然転動が開始されて抽選が開始されることを特徴とする請求項1に記載の抽選装置。
  3. 前記抽選体は、球体であり、
    前記抽選体案内部は、
    径の異なるリング部であって、隣接するリング部の平面視間隔が抽選体の半径よりも短い複数のリング部をすり鉢状に並行配置してなり、隣接するリング部を前記抽選体が周回軌道として周回し、遠心力の低下に応じて下段の周回軌道への落下・周回する周回軌道部と、
    前記周回軌道部の上方から前記周回軌道部に向けて、周回方向に沿った方向に前記自然転動された抽選体を放出する放出部と、を備える
    請求項1又は2に記載の抽選装置。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載の抽選装置と、
    メダル落下口と、
    多数のメダルと、傾斜によって自然転動する転動体である特別遊技媒体とを載置するメダル載置面を有するメダル載置部と、
    前記メダル落下口に向けて前記メダル載置面に沿った往復運動を行い、前記メダル載置面上の載置物を押すプッシャー部と、
    前記メダル落下口に落下した前記特別遊技媒体を検出する検出部と、
    前記検出部の検出に応じて前記抽選装置による抽選を実行して、所定の特典付与処理を行う特典付与処理部と、
    を備えたゲーム装置。
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