JP4741556B2 - メダルゲーム装置 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技媒体としてメダルを用いたゲームを実行するメダルゲーム装置に関する。
従来、プッシャー型とよばれるメダルゲーム装置が知られている。プッシャー型のメダルゲーム装置は、遊技空間に、前端がメダル落下口の端に向かって設けられた固定テーブルと、固定テーブル後方に設けられた筐体の挿通孔(出入口)から固定テーブルの上面を滑るようにしてメダル落下口方向に前後動するプッシャーテーブルとを備えている。そして、固定テーブルの上面並びにプッシャーテーブルの上面に多数のメダルが載置される。固定テーブル上面とプッシャーテーブルの下面との隙間はメダル厚さよりも小さく設定されており、プッシャーテーブルの前端面で固定テーブル上に載置されたメダルを押すことができるようになっている。
遊技者が新たなメダルをゲーム装置に挿入すると、挿入されたメダルと同数のメダルが遊技空間に投入されてプッシャーテーブルの上面に載置される。プッシャーテーブルが固定テーブルに沿ってスライドしながら後進すると、プッシャーテーブルは筐体の挿通孔(出入口)に引っ込む格好になる。プッシャーテーブルの引き込みに伴って、プッシャーテーブルの上面後ろ側に載置されているメダルは挿通孔の端部に当たって相対的に前方に押される。すると、プッシャーテーブルの上面に載置されていた他のメダルは次々に玉突き状に前方側に押され、プッシャーテーブルの前端側に載置されていたメダルが、プッシャーテーブルが後進してできた固定テーブルの上面の空き領域に落下する。そして次に、プッシャーテーブルが固定テーブル上をスライドして前進すると、新たに固定テーブル上に落下したメダルがプッシャーテーブルの前端面によって前方に押される。すると今度は固定テーブルの上面に載置されたメダルが次々に連鎖的に前方側に押される格好となる。そして、載置されていたメダルの一部が固定テーブルの前端からメダル落下口に落下し、落下したメダルはメダル払出口から払い出される。このようにして、遊技者はいかに適切な位置にメダルを投入してより多くのメダルを払い出せるかを楽しむ。
近年では、メダルとは別種の遊技媒体としてボールを固定テーブル上に供給するものも知られている(例えば、特許文献1を参照。)。こうした特別な遊技媒体を用いるメダルゲーム装置では、固定テーブル上に供給されたボールが固定テーブル上に載置されたメダルとともに運ばれてメダル落下口に落下すると、メダルと仕分けされて回収機構及び搬送機構によって抽選装置に搬送されて抽選の媒体とされる構成となっている。特別な遊技媒体としてボールを加えて視覚的に変化を持たせるとともに、このボールを抽選の媒体とすることで遊戯性・娯楽性に富んだメダルゲームを実現している。
特開2002−253842号公報
ところで、従来のメダルゲーム装置では、メダルとともに固定テーブルやプッシャーテーブルなどに載置される特別遊技媒体は一種類しか用いられず、それらを利用する視覚的効果や抽選の実行といった展開には限界があった。
本発明はこうした事情を鑑みてなされたものであり、その目的とするところはメダルと異なる遊技媒体である特別遊技媒体を用いるメダルゲーム装置において、使用可能な特別遊技媒体の数を増加させて遊技性・娯楽性を高めることを可能にすることである。
上記の課題を解決する第1の発明は、多数のメダルと、傾斜によって自然転動する転動体である第1特別遊技媒体と、傾斜によって自然転動する転動体であって前記第1特別遊技媒体よりも大きい第2特別遊技媒体とを載置するメダル載置面を有するメダル載置部(例えば、図1の固定テーブル6)と、前記メダル落下口に向けて前記メダル載置面に沿った往復運動を行い、前記メダル載置面上の載置物を押すプッシャー部(例えば、図1のプッシャーテーブル8)と、メダル落下口(図1のメダル落下口4)と、前記メダル落下口に落下した前記第1特別遊技媒体及び前記第2特別遊技媒体を捕捉して所定の搬送先へ搬送する捕捉搬送部(例えば、図4の払出選別部100、スパイラルロッド110、後部落下ガイド112、モータ114、後部壁116)と、前記捕捉搬送部により搬送されてきた前記第1特別遊技媒体及び前記第2特別遊技媒体を弁別して収容する収容部(例えば、図4のガイドスロープ124、ガイドスロープ126)と、を備えるメダルゲーム装置である。
第1の発明によれば、メダル落下口に落下した落下物から第1特別遊技媒体及び第2特別遊技媒体を選択的に捕捉して所定の搬送先へ搬送し、第1特別遊技媒体及び第2特別遊技媒体を弁別して収容することができる。弁別収容することができれば、公知の構成を用いることで収容した特別遊技媒体を遊技空間に循環させることができるし、遊技者に払い出すことも自ずと可能になる。従って、メダル落下口を一つのままにメダル以外に複数種類の特別遊技媒体を用いてもこれを選別し抽選の発動や払出に利用して遊戯性・娯楽性をより高めることができるようになる。
第2の発明は、前記収容部が、前記第1特別遊技媒体が進入可能で且つ前記第2特別遊技媒体が進入不可能な大きさの第1進入口(例えば、図5の第1後側面開口部120)に進入した前記第1特別遊技媒体を収容する第1収容部(例えば、図5のガイドスロープ124)と、前記第2特別遊技媒体が進入可能な大きさの第2進入口(例えば、図5の第2後側面開口部122)に進入した前記第2特別遊技媒体を収容する第2収容部(例えば、図5のガイドスロープ126)と、を有し、前記捕捉搬送部による搬送経路に沿って前記第1進入口が前記第2進入口よりも上流側に配置されてなることで、前記捕捉搬送部により搬送されてきた前記第1特別遊技媒体及び前記第2特別遊技媒体を弁別して収容する第1の発明のメダルゲーム装置である。
第2の発明によれば、第1の発明と同様の効果を奏するとともに、第1特別遊技媒体と第2特別遊技媒体とを簡単な構造で弁別することができる。よって、複数種類の特別遊技媒体を用いたとしても特別遊技媒体の弁別に係る構造を簡素化し装置の大型化を抑制できる。
第3の発明は、多数のメダルと、傾斜によって自然転動する転動体である第1特別遊技媒体と、傾斜によって自然転動する転動体であって前記第1特別遊技媒体よりも大きい第2特別遊技媒体とを載置するメダル載置面を有するメダル載置部と、メダル落下口と、前記メダル落下口に向けて前記メダル載置面に沿った往復運動を行い、前記メダル載置面上の載置物を押すプッシャー部と、前記メダル落下口に落下した前記第1特別遊技媒体及び前記第2特別遊技媒体を捕捉して所定の搬送先へ搬送する捕捉搬送部と、前記捕捉搬送部により搬送されてきた前記第1特別遊技媒体及び前記第2特別遊技媒体の何れか一方を収容する収容部と、前記捕捉搬送部により搬送されてきた前記第1特別遊技媒体及び前記第2特別遊技媒体の他方を払い出す特別遊技媒体払出部と、を備えるメダルゲーム装置である。
第3の発明によれば、メダル落下口に落下した落下物から第1特別遊技媒体及び第2特別遊技媒体を選択的に捕捉して所定の搬送先へ搬送し、第1特別遊技媒体及び第2特別遊技媒体の一方を弁別して収容し他方を遊技者に払い出すことが可能になる。従って、メダル落下口を一つのままにメダル以外に複数種類の特別遊技媒体を用いてもこれを選別し抽選の発動や払出に利用して遊戯性・娯楽性をより高めることができるようになる。
第4の発明は、前記捕捉搬送部が、前記メダル落下口に落下したメダルの落下通路内壁(例えば、図6や図14の後部壁116)との間に前記メダルが通過可能で且つ前記第1特別遊技媒体が通過不可能な間隙(例えば、図6の間隙W1)を有して所定の搬送経路に沿って螺旋部(例えば、図4のスパイラルロッド110)が配置された螺旋搬送機構でなる第1〜第3の何れかの発明のメダルゲーム装置である。
また第5の発明は、前記メダル落下口に落下した前記第1特別遊技媒体及び前記第2特別遊技媒体に当接し、前記捕捉搬送部の搬送経路に沿って設けられたガイド部(例えば、図4の後部落下ガイド112)を更に備え、前記捕捉搬送部は、前記ガイド部との間に前記メダルが通過可能で且つ前記第1特別遊技媒体が通過不可能な間隙(例えば、図6の間隙W1)を有して所定の搬送経路に沿って螺旋部が配置された螺旋搬送機構でなる、第1〜第3の何れかの発明のメダルゲーム装置である。
第4及び第5の発明によれば、第1〜第3の何れかの発明と同様の効果を奏するとともに、第1特別遊技媒体及び第1特別遊技媒体より大きな第2特別遊技媒体を螺旋搬送機構で捕捉し更に押動して搬送することができる。つまり、螺旋搬送機構を搬送だけでなく捕捉・選別するための構造として利用できるので、特別遊技媒体の捕捉及び搬送に係る構造の簡素化と部品点数の削減ができる。
第6の発明は、前記螺旋部は、シャフト(例えば、図7の中心軸110a)と、前記シャフトの周囲に螺旋状に設けられた螺旋状部材(例えば、図7の針金110b)とを有して構成され、前記第1特別遊技媒体及び前記第2特別遊技媒体が前記螺旋部の回転駆動によって前記螺旋状部材により押し動かされ、転動しながら搬送される第4又は第5の発明のメダルゲーム装置である。
第6の発明によれば、第4及び第5の発明と同様の効果を奏するとともに、簡単な構造で螺旋部を形成することができる。
第7の発明は、前記螺旋部が、螺旋ピッチと前記螺旋状部材の前記シャフト表面からの高さとが、一の螺旋ピッチ内に一の前記第1遊技媒体又は第2特別遊技媒体のみが位置可能な構成でなる第6の発明のメダルゲーム装置である。
第7の発明によれば、第6の発明と同様の効果を奏するとともに、一の螺旋ピッチで一つの特別遊技媒体と係合し押動することができる。仮に一の螺旋ピッチに対して2個以上の特別遊技媒体が位置する場合、螺旋運動に伴って特別遊技媒体が押動されると、隣接する二つの特別遊技媒体間の接触位置では回転の向きが反対となるため、一方が弾かれるなどして詰まりの原因となる可能性がある。しかし、一の螺旋ピッチに対して一の特別遊技媒体のみが位置する構成とすることで、詰まりを回避しスムーズで確実な搬送を実現できる。
第8の発明は、前記捕捉搬送部は、ベルト搬送機構(例えば、図13及び図14のベルト搬送機構110B)でなり、ベルト搬送面がメダル落下方向に沿って斜めに配置され、且つ、前記ベルト搬送面とメダルの落下通路内壁(例えば、図6や図14の後部壁116)との間隙が前記メダルが通過可能で且つ前記第1特別遊技媒体が通過不可能な間隔に位置決めされてなる第1〜第3の何れかの発明のメダルゲーム装置である。
また第9の発明は、前記メダル落下口に落下した前記第1特別遊技媒体及び前記第2特別遊技媒体に当接し、前記捕捉搬送部の搬送経路に沿って設けられたガイド部(例えば、図14の押出加工部117)を更に備え、前記捕捉搬送部は、ベルト搬送機構でなり、ベルト搬送面がメダル落下方向に沿って斜めに配置され、且つ、前記ベルト搬送面と前記ガイド部との間隙が前記メダルが通過可能で且つ前記第1特別遊技媒体が通過不可能な間隔に位置決めされてなる第1〜第3の何れかの発明のメダルゲーム装置である。
第8及び第9の発明によれば、第1〜第3の何れかの発明と同様の効果を奏するとともに、ベルト搬送機構で第1特別遊技媒体及び第1特別遊技媒体より大きな第2特別遊技媒体を捕捉して搬送することができる。つまり、ベルト搬送機構を搬送だけでなく捕捉・選別するための構造として利用できるので、構造の簡素化と部品点数の削減ができる。
第10の発明は、前記ベルト搬送面には、前記第1特別遊技媒体又は第2特別遊技媒体が一つだけ位置可能な凹部が連続して形成されてなる第8又は第9の発明のメダルゲーム装置である。
第10の発明によれば、第8又は第9の発明と同様の効果を奏するとともに、一の凹部で一の第1特別遊技媒体又は第2特別遊技媒体と係合することができるので、詰まりの無い確実な搬送を実現できる。仮に一の凹部に対して2個以上の特別遊技媒体が位置し係合する場合、ベルト移動に伴って特別遊技媒体が押動されると、隣接する二つの特別遊技媒体の接触位置では回転の向きが反対となるため、一方が弾かれるなどして詰まりの原因となる可能性があるが、一の凹部に対して一の特別遊技媒体のみが位置する構成とすることで、詰まりの起き難いスムーズで確実な搬送を実現できる。
本発明によれば、メダル落下口に落下した落下物から第1特別遊技媒体及び第2特別遊技媒体を選択的に捕捉して所定の搬送先へ搬送することができる。そして、搬送された第1特別遊技媒体及び第2特別遊技媒体を弁別して収容することができる。メダル落下口に落下した特別遊技媒体を種類別に弁別・収容することができれば、収容した特別遊技媒体を遊技空間に循環させることできるし、遊技者に払い出すことも可能になる。従って、メダルと異なる特別遊技媒体を用いるメダルゲーム装置において、使用可能な特別遊技媒体の数を増加させ、より遊技性・娯楽性を高めることを可能にすることができるようになる。
〔第1実施形態〕
以下、図面を参照しながら本発明を適用した第1実施形態について説明する。本実施形態では、遊技媒体として金属製のメダルを用いるプッシャー型のメダルゲーム装置を例に挙げて説明する。
[装置の構成]
図1は、本実施形態におけるメダルゲーム装置1000の構成の一例を示す正面外観図である。同図に示すように、本実施形態におけるメダルゲーム装置1000は、透明カバーガラス2で囲まれた遊技空間GSを画成し、遊技空間GS内に、前端がメダル落下口4の上方に向かって延設された固定テーブル6と、この固定テーブル6の上面に沿って周期的に往復動されるプッシャーテーブル8とを備える。所謂「プッシャー型」と称されるメダルゲーム装置に分類される基本構成を有している。通常、固定テーブル6並びにプッシャーテーブル8の上面には、多数のメダルMがメダルゲーム装置1000の管理人らによって予め載置される。
尚、以下では、上下・左右・前後方向を、メダルゲーム装置1000にとっての上下・左右・前後方向として説明する。すなわち、メダルゲーム装置1000に向かって手前方を前方、奥方を後方として説明する。固定テーブル6を基準とすれば、メダル落下口4の方向を前方、その逆方を後方として説明する。
さて、遊技者はメダル投入器10に新たなメダルMを挿入して遊技を開始する。メダル投入器10は、メダルMを立てた状態で挿入可能な上向きに開口した溝を有する投入ガイド部10bを備える。投入ガイド部10bは、透明カバーガラス2の投入ガイド挿入口2aに挿通され、公知のヒンジ機構によって所定角度範囲だけ左右首振り自在に支持されている。投入ガイド部10bの先端部は、プッシャーテーブル8の前方上方に至るように設定されている。従って、遊技者によってメダル投入器10の投入ガイド部10bに挿入されたメダルMは、投入ガイド部10bの溝を転動して遊技空間GS内に案内・投入され、プッシャーテーブル8の上面に落下して載置される。
プッシャーテーブル8は、固定テーブル6上にスライド移動可能に設置されたメダルMが載置可能な板状体であって、遊技盤12の背面側に搭載された公知の往復動機構(不図示)によって装置前後方向に周期的に往復運動され、遊技盤12の下端に設けられた横向きの挿通口14(出入口)から出入する。
プッシャーテーブル8が、固定テーブル6上をスライドするようにして後進すると、その上面に載置されているメダルMも載置されたまま一緒に後進する。プッシャーテーブル8が後進に伴って挿通孔14に引き込まれると、後進した分だけプッシャーテーブル8の延出長が短くなる。従って、プッシャーテーブル8の上面後方に載置されていたメダルが挿通孔14の周縁に当って相対的に前方に押される格好になる。すると、プッシャーテーブル8に載置されていた他のメダルも玉突き状に連鎖的に前方へ押され、ついには前端側に載っているメダルMが固定テーブル6上に落下する。
また、プッシャーテーブル8は、固定テーブル6の上面に落下して固定テーブル6に載置されたメダルMをその前進に伴って前方端面で押して前方に移動させる。すると今度は、固定テーブル6に載置されているメダルが玉突き状に前方へ押される格好になる。
固定テーブル6の前端部には、メダル落下口4の上方に向かって傾斜した傾斜部16が設けられており、プッシャーテーブル8によって前方に押されたメダルはこの傾斜部16に沿って登る。傾斜部16を登る間、メダルMは固定テーブル6の上面に対して傾斜姿勢となる。メダルMが更に前方に押され、傾斜部16の傾斜を乗り越えるに至るとメダル落下口4に落下する。
メダル落下口4は、下端部は通路20に連通している漏斗状の落下通路の上端開口部に当る。メダル落下口4に落下したメダルMは、落下通路下部に設けられた通過センサ18で通過が検知され、通路20を通ってメダル収容部22に収容される。そして、メダル収容部22に収容されているメダルが公知の搬送機構(不図示)によって取得メダル払出口24に搬送され、通過センサ18で通過検知されたメダルMと同数だけメダル受皿26から払い出される。
また、固定テーブル6は、前端部の横幅がプッシャーテーブル8の横幅よりも広く設定されており、プッシャーテーブル8の前進限界位置近傍から手前方に行くに従って左右に拡幅する形状を成している。そして、拡幅部分の左右側壁部にそれぞれメダルMのみが進入可能な側部メダル落下口28が設けられている。側部メダル落下口28に落下したメダルMは内部通路を経てメダル収容部22に収容されるが、メダル受皿26に払い出されることはない。
さて、本実施形態におけるメダルゲーム装置1000は抽選機能を有する。抽選で特別ボーナスに当選すると、特典として特別払出口30からメダルが所定枚数だけ排出される。排出されたメダルは遊技盤12に突設された釘13に当りながら流下しプッシャーテーブル8上に追加載置される。そして、本実施形態では、抽選実行のタイミングを決定するために第1特別遊技媒体AM1と第2特別遊技媒体AM2を用いる。本実施形態では、第1特別遊技媒体AM1及び第2特別遊技媒体AM2の2種類を用いる。両者は遊技媒体であるメダルMとは異なる外形的特長を有している。第2特別遊技媒体AM2は第1特別遊技媒体AM1よりも大きく、両者は色が異なっている。
ここで、第1特別遊技媒体AM1及び第2特別遊技媒体AM2を代表して、第1特別遊技媒体AM1の外形的特徴について述べる。図2は、本実施形態における第1特別遊技媒体AM1の外形的特徴について示す図である。図2(a)に示すように、第1特別遊技媒体AM1は、光透過性の合成樹脂から形成された略球形の形状をした多面体であり、傾斜があると自然転動することができる転動体である。全高(この場合直径に相当)はメダルMの厚さに対し2倍以上の長さを有する。
本実施形態における第1特別遊技媒体AM1は転動面全周が多数の三角形平面で覆われている。この三角形平面は、当該平面を接地面とした場合、水平から静止限界角度θLimitまでの範囲の斜面に載置しても自重で転動を開始せずに静止した状態を維持する。つまり、水平から静止限界角度θLimitまでの範囲が、自然転動しない非転動傾斜角度範囲となる。
そして、本実施形態では、この静止限界角度θLimitは、図2(b)に示すように、固定テーブル6の傾斜部16によってメダルMが至る傾斜角度θmよりも大きくなるように設定されている。つまり、傾斜部16で堆積したメダルの上に第1特別遊技媒体AM1を載置しても自然に転動しないように設定されている。勿論、図2(c)に示すように、第1特別遊技媒体AM1が載置される面が静止限界角度θLimitより大きい角度θnを成している場合には、自然に転動を開始して傾斜面を下ることになる。
さて、本実施形態のメダルゲーム装置1000は、図1に示すように、第1リフター500aで第1特別遊技媒体AM1を遊技空間GS内へ持ち上げて、プッシャーテーブル8の上面に排出・供給する。また、第2リフター500bで第2特別遊技媒体AM2を遊技空間GS内へ持ち上げて、固定テーブル6の上面に排出・供給する。
第1リフター500a及び第2リフター500bは、制御ユニット40によって動作が制御され、常に固定テーブル6及びプッシャーテーブル8に複数(例えば5〜7個)の第1特別遊技媒体AM1が載置されるように特別遊技媒体の放出量がコントロールされる。また、常に固定テーブル6及びプッシャーテーブル8には少数(例えば1〜2個)の第2特別遊技媒体AM2が載置されるように供給量がコントロールされる。
第1リフター500aから排出された第1特別遊技媒体AM1は、プッシャーテーブル8の上面に直接載るか、またはプッシャーテーブル8の上面に載置されていたメダルMに載った状態となる。そして、第1特別遊技媒体AM1がプッシャーテーブル8の前後動に伴って固定テーブル6に押し出される。同様に、第2リフター500bから排出された第2特別遊技媒体AM2は、固定テーブル6の上面に直接載るか又は固定テーブル6の上面に載置されていたメダルMに載った状態となる。
そして、プッシャーテーブル8上の第1特別遊技媒体AM1はプッシャーテーブル8の前後動に伴ってプッシャーテーブル8上のメダルMと共に移動され、固定テーブル6上の第1特別遊技媒体AM1及び第2特別遊技媒体AM2はメダルMと一緒にメダル落下口4に向けて移動する。第1特別遊技媒体AM1及び第2特別遊技媒体AM2がメダル落下口4に落下すると、落下した第1特別遊技媒体AM1及び第2特別遊技媒体AM2を検出して制御ユニット50で抽選処理を実行する。
制御ユニット40にはCPU(中央演算装置)42やICメモリ44などの電子・電気部品が搭載されており、ICメモリ44に予め記憶されていたプログラムに従ってCPU42が各種演算処理を実行してメダルゲーム装置1000の各部の制御を実行する。
制御ユニット40は、本実施形態における特典付与処理として第1抽選処理と第2抽選処理とを実行する。
第1抽選処理は、メダル落下口4へ落下した第1特別遊技媒体AM1の検出を条件に実行される第1の特典付与処理である。制御ユニット40は、遊技盤12に埋め込まれた液晶ディスプレイ32に仮想スロットマシーン34が回転する画面を表示制御するとともに抽選の結果に応じた出目を表示させる。例えば、抽選の結果が特別ボーナスに当選した場合には「777」のように3つ同種の図柄を揃えて表示制御する。そして、特別ボーナスに当選した場合には、特別払出口30から特典として所定数のメダルMをプッシャーテーブル8の上面に排出させるように制御する。
第2抽選処理は、メダル落下口4へ落下した第2特別遊技媒体AM2の検出を条件に実行される第2の特典付与処理である。制御ユニット40は、例えば液晶ディスプレイ32にルーレット36を表示制御するとともに、始動並びに抽選の結果に応じたルーレットの結果を表示させる。同図の例では、サークル状に表示された小円マークと星マークとでルーレット36が構成されており、ルーレットの始動と共に何れか一つのマークがあたかも点灯しているかのように表示制御される。そして、ルーレット停止まで時計回りに点灯位置が移動し、抽選結果の出目位置で点灯位置が停止するように表示制御される。第2抽選処理においてボーナスに当選した場合には、星マークで点灯位置が停止するように表示され、第1抽選のボーナスに当選する確率が一時的に高くなるように変更される所謂「確率変動状態」「確変モード」とされる。「確変モード」の間に、第1特別遊技媒体AM1をメダル落下口4に落下させることができれば、第1抽選において高い確率でボーナスを当てることができる。
[循環機構の説明]
一方、メダル落下口4に落下した第1特別遊技媒体AM1及び第2特別遊技媒体AM2は、メダル落下口4に続く落下通路内で種類別に捕捉・選別され、それぞれ第1リフター500a及び第2リフター500bに搬送される。
図3は、本実施形態における第1特別遊技媒体AM1及び第2特別遊技媒体AM2の循環機構の概要を説明するための上面視透視レイアウト図である。図の上下が装置の前後に相当する。同図に示すように、メダルゲーム装置1000は特別遊技媒体の循環機構のコンポーネントとして、払出選別部100と、第1リフター500aと、第2リフター500bとを備える。
払出選別部100は、メダル落下口4に落下した落下物の中からメダルMと特別遊技媒体とを選別するととともに、第1特別遊技媒体AM1及び第2特別遊技媒体AM2それぞれを選択的に捕捉・搬送して所定数だけ収容する。収容された第1特別遊技媒体AM1及び第2特別遊技媒体AM2は、新たな第1特別遊技媒体AM1及び第2特別遊技媒体AM2が捕捉され収容されるに従って先入れ先出しで第1リフター500a或いは第2リフター500bへ排出される。
第1リフター500aは、払出選別部100より排出された第1特別遊技媒体AM1を遊技空間GS内へ持ち上げて排出・供給する。
第2リフター500bは、払出選別部100より排出された第2特別遊技媒体AM2を遊技空間GS内へ持ち上げて排出・供給する。
次に、払出選別部100について詳細に述べる。
図4は本実施形態における払出選別部100の上面図、図5は払出選別部100を後方より見た後方側面図である。また、図6は図4における縦断面図であって、(a)A−A断面図、(b)B−B断面図、(c)C−C断面図である。
図4及び図5に示すように、払出選別部100は、水平断面が横長の長方形を成した漏斗状体である。漏斗状体の上端開口部102の右寄り部分がメダル落下口4に相当し、下端開口部104がメダル収容部22に繋がる通路20に連結する。つまり、上端開口部102の右寄り部分から下端開口部104にかかる部分がメダル落下口4からつづく落下通路を構成する。
払出選別部100のメダル落下口4の相当部分の左右端には、落下物を左右内側にガイドする側部落下ガイド106が設けられている。また、メダル落下口4の相当部分の前側内壁には、後方に向かって下がる傾斜面を形成する前部落下ガイド108を備え、落下物を後方へ向かってガイドする。そして、前部落下ガイド108よりも斜め下後方の位置、つまり落下物が前部落下ガイド108によってガイドされる先には、スパイラルロッド110と後部落下ガイド112とが設けられている。
スパイラルロッド110は、外周がスパイラル形状を成した棒状体である。スパイラルロッド110は、払出選別部100の左右長手方向つまりメダル落下口4の長手方向沿いに配置され、左右の両壁で軸回転自在に枢支されている。右端は壁部を貫通し、同壁部外側面に固定されたモータ114の回転軸に連結されている。
本実施形態における螺旋部であるスパイラルロッド110は、図7に示すように中心軸(中心シャフト)110aの外周に針金110bが所定のピッチで螺旋状に右巻回(軸方向に向かって時計回り方向に巻回)され固定されている。針金110bの巻回ピッチ(螺旋ピッチ)Psは、第1特別遊技媒体AM1の直径D1や第2特別遊技媒体AM2の直径D2よりも小さく設定されており、針金110bの1ピッチ間に第1特別遊技媒体AM1又は第2特別遊技媒体AM2が一つだけ納まるように設定されている。これにより、1ピッチ間には、第1特別遊技媒体AM1及び第2特別遊技媒体AM2のどちらでも良い一方が一つだけ収まる。
また、本実施形態における払出選別部100は、図4及び図6に示すように、スパイラルロッド110から後部落下ガイド112に抵触しない後部壁116の内側までの間隙W2は、メダルMの厚さや第1特別遊技媒体AM1の直径D1よりは大きいが第2特別遊技媒体AM2の直径D2よりは小さくなるように設定されている。また、前部落下ガイド108の後下端とスパイラルロッド110との間隙W3は、メダルMは通過可能であるが、第1特別遊技媒体AM1及び第2特別遊技媒体AM2は通過不可な大きさに設定されている。従って、上端開口部102(メダル落下口4)より落下してきたメダルMは間隙W2をすり抜けて落下するが、第2特別遊技媒体AM2はスパイラルロッド110との接触位置P2a及び後部壁116の内側に対する接触位置P2bで引っかかり支持される格好になって、間隙W2で落下が阻止され捕捉される(図8(a))。
また、払出選別部100は、スパイラルロッド110よりも下方の後部壁の内面に、スパイラルロッド110の長手方向に沿って前方向きの傾斜面を形成する後部落下ガイド112を備える。後部落下ガイド112とスパイラルロッド110との最短間隙W1は、メダルMの厚さよりは大きく且つ第1特別遊技媒体AM1の直径D1よりは小さく設定されている。従って、間隙W2をすり抜けたメダルMは間隙W1をもすり抜けて落下し下端開口部104に達する。一方、第1特別遊技媒体AM1は、間隙W2はすり抜けるものの、スパイラルロッド110との接触位置P1a及び後部落下ガイド112との接触位置P1bで引っかかり支持される格好になって、間隙W1で落下が阻止され捕捉される(図8(b))。つまり、メダル落下口4に落下するメダルMと、第1特別遊技媒体AM1及び第2特別遊媒体AM2とがそれぞれ払出選別部100によって選別されることになる。
さて、スパイラルロッド110と後部壁116との間隙W2で捕捉された第2特別遊技媒体AM2と、スパイラルロッド110と後部落下ガイド112との間隙W1で捕捉された第1特別遊技媒体AM1は、針金110bの1ピッチ間に一つずつ係合して支持されている。一方、スパイラルロッド110はモータ114によって軸方向に向かって右回り(時計回り)に軸回転されている。従って、捕捉された第1特別遊技媒体AM1と第2特別遊技媒体AM2は、スパイラルロッド110によって押動され左右直線状の搬送経路に沿って払出選別部100の左部分へ搬送される。
図4〜図6に示すように、払出選別部100の左部分の後部壁116には、スパイラルロッド110の横位置に第1後側面開口部120と第2後側面開口部122とが搬送方向上流側(図4,図5の右)から順に開口する。そして、第1後側面開口部120と第2後側面開口部122には、それぞれ後方に向かって傾斜する樋状のガイドスロープ124,126が連結されている。
ガイドスロープ124,126は、それぞれ所定数の第1特別遊技媒体AM1又は第2特別遊技媒体AM2を収容可能な長さを有し、スロープの傾斜角度はそれぞれ第1特別遊技媒体AM1及び第2特別遊技媒体AM2の静止限界角度θLimitよりも大きくなるように設定されている。そして、ガイドスロープ124は第1リフター部500a、ガイドスロープ126は第2リフター部500bにそれぞれ連結される。
第1後側面開口部120は、第1特別遊技媒体AM1が通過可能な開口形状を有し、その開口部上端は第1特別遊技媒体AM1と後部落下ガイド112との接触点P1bよりも高い位置で、且つ第2特別遊技媒体AM2と後部壁116との接触点P2bよりも低い位置に設定されている。また、第1後側面開口部120の右端には後部落下ガイド112の左端が達している。換言すると、後部落下ガイド112は同開口部の右端で途切れている。
従って、第1特別遊技媒体AM1がスパイラルロッド110の軸回転に伴って押動・搬送されて第1後側面開口部120の位置に到達すると、後部落下ガイド112との接点P1bを失う格好となりガイドスロープ124へ転がり落ちる。第1後側面開口部120の下端近傍よりスパイラルロッド110の下方へ向けて延設された延設片128は、ガイドスロープ124を前方へ延長し、転がり落ちる第1特別遊技媒体AM1をより確実にガイドスロープ124へ導くように作用する(図9(a))。
一方、第2特別遊技媒体AM2がスパイラルロッド110の軸回転に伴って搬送され第1後側面開口部120の位置に到達しても、第2特別遊技媒体AM2は依然としてスパイラルロッド110との接触点P2aと後部壁116との接触点P2bとで支持され続け、第1後側面開口部120を通り越して更に払出選別部100の左方へ搬送される(図9(b))。
第2後側面開口部122は、第2特別遊技媒体AM2が通過可能な開口形状を有し、その開口部上端は第2特別遊技媒体AM2と後部壁116との接触点P2bよりも高い位置に設定されている。従って、第2特別遊技媒体AM2がスパイラルロッド110の軸回転に伴って搬送されて第2後側面開口部122の位置に到達すると、後部壁116による支えを失う格好となりガイドスロープ126へ転がり落ちる。第2後側面開口部122の下端近傍よりスパイラルロッド110の下方へ向けて延設された延設片130は、ガイドスロープ126を前方へ延長し、転がり落ちる第2特別遊技媒体AM2をより確実にガイドスロープ126へ導くように作用する(図10)。
よって、本実施形態における払出選別部100は、メダル落下口4への落下物からメダルMを選別してメダルMを通路20へ導くことができるとともに、スパイラルロッド110と後部壁116との間隙W1及びスパイラルロッド110と後部落下ガイド112との間隙W2とで第1特別遊技媒体AM1及び第2特別遊技媒体AM2を選択的に捕捉できる。
また、本実施形態における払出選別部100は、モータ114で回動されるスパイラルロッド110で捕捉した第1特別遊技媒体AM1及び第2特別遊技媒体AM2を、第1後側面開口部120及び第2後側面開口部122を含む弁別部に搬送することができる。弁別部では、第1後側面開口部120及び第2後側面開口部122が上述のような開口形状や開口位置の特徴的構成を有して第1後側面開口部120が搬送経路の上流側に配置されてなることで、スパイラルロッド110の押動により搬送されてきた第1特別遊技媒体AM1及び第2特別遊技媒体AM2がそれぞれ、ガイドスロープ124,126に弁別して振り分けられ、種類別に収容される。
さて、前述のようにガイドスロープ124は第1リフター部500aに連結され、ガイドスロープ126は第2リフター部500bにそれぞれ連結される。それぞれに収容されていた特別遊技媒体は、新たな特別遊技媒体が捕捉・収容される都度、先入れ先出しで第1リフター500a或いは第2リフター500bに排出される。
尚、ガイドスロープ124及びガイドスロープ126は、傾斜上部にそれぞれ特別遊技媒体の通過を検出し検出信号を制御ユニット40へ出力する通過センサ134,136を備える(図4、図5)。通過センサ134,136の設置位置は、各ガイドスロープで所定上限数の特別遊技媒体を収容した場合に、最も新しく収容された特別遊技媒体が通過センサ134,136の検知位置に達し、通過センサ134,136が検知信号を連続的に出力しつづける位置関係を満たすように設定されている。つまり、制御ユニット40は、通過センサ134,136からの検出信号の入力時間が短時間であり、基準時間内であれば単なる通過を示し、ガイドスロープ124,126にはまだ所定上限数まで特別遊技媒体が収容されていないと判断する。反対に検出信号が基準時間を超えて連続する場合には、ガイドスロープ124,126に所定上限数まで特別遊技媒体が収容されていると判断する。
次に、第1リフター500a及び第2リフター500bについて説明する。本実施形態における第1リフター500a及び第2リフター500bは、取り扱う特別遊技媒体の大きさが異なるだけで基本的な構造は同一である。よってここでは代表して第1リフター500aを例に挙げて説明する。
図11及び図12は、本実施形態における第1リフター500aの構成例を示す図である。図11は正面図、図12は右側面図に相当する。これらの図に示すように、第1リフター500aは、全体として縦長形状を有し、その上部に上下端が開口した縦長の中空柱状部502を備え、下部には中空柱状部502の中で第1特別遊技媒体AM1を押し上げる押上機構部504を備える。
中空柱状部502は、第1特別遊技媒体AM1を挿通できる中空部を形成する。正面下端部に払出選別部100のガイドスロープ124に連結する転入口505を備え、ガイドスロープ124を自重で転動・落下してくる第1特別遊技媒体AM1を中空部内へ導き入れることができる。また、中空柱状部502の中には、押上機構部504によって中空部内を昇降される昇降部506が配置されている。
押上機構部504は、側部にラックを形成しガイドローラ508によって垂直上下方向にスライド自在に支持されたプッシュロッド510と、プッシュロッド510のラック512と噛み合うピニオンギア514と、ピニオンギア514を回動軸に連結し制御ユニット40によって回転制御されるモータ516と、プッシュロッド510の上昇限界位置を検出する位置センサ518と、下プッシュロッド510の降限界位置を検出する位置センサ520と、昇降部506の上の第1特別遊技媒体AM1を検出する転入検知センサ522とを備える。
位置センサ518,520は、プッシュロッド510の下端部の存在を検知して検知信号を制御ユニット40に出力するセンサである。例えば、遮光センサ、ギャップセンサ、揺動スイッチ、距離センサなどによって実現される。また、転入検知センサ522は、昇降部506の上の第1特別遊技媒体AM1を検出して検知信号を制御ユニット40に出力するセンサであって、例えば遮光センサ、揺動スイッチ、距離センサなどによって実現される。
制御ユニット40は、転入検知センサ522によって第1特別遊技媒体AM1が検知されない場合(すなわち中空柱状部502の中に第1特別遊技媒体AM1が無い場合)、所定のプログラムに従ってモータ516を駆動させてプッシュロッド510を下降限界位置に移動させる。そして、転入検知センサ522から検出信号を受信した状態で、且つガイドスロープ124の通過センサ134から検出信号を受信した場合、プッシュロッド510を上昇限界位置まで上昇させる。すると、中空柱状部502に入ってきた第1特別遊技媒体AM1は昇降部506とともに上端開口部526まで持ち上げられる。つまり、中空部502内に持上げるべき第1特別遊技媒体AM1が存在し、且つ収容部であるガイドスロープ124に新たな特別遊技媒体が進入したことを検知した場合に、中空部502内の第1特別遊技媒体AM1を持ち上げる。
図11において、上端開口部526の上方には、中空柱状部502の右壁部上部が斜め左上向き方向に延出されて排出ガイド528が形成されている。また図11における上端開口部526の左辺部分には第1特別遊技媒体AM1が転がり出易いように切欠530が形成されている。従って、上端開口部526まで持ち上げられた第1特別遊技媒体AM1は、排出ガイド528の成す傾斜面に当り左側方へ押されて切欠530から外へ転がり出る格好となる。
中空柱状部502の上端左側面には、切欠530の位置から下方へ向けて第1特別遊技媒体AM1の直径D1よりも狭幅のガイドレール532が設けられており、切欠530より転がり出た第1特別遊技媒体AM1はガイドレール532に案内されて落下する。
本実施形態では、第1リフター500aは中空柱状部502の上部が遊技空間GS(図1参照)内に突出し、ガイドレール532の先がプッシャーテーブル508の上面に向けて設定されている。従って、第1特別遊技媒体AM1は、払出選別部100で捕捉・選別されて第1リフター500aに搬送され、第1リフター500aによってプッシャーテーブル508の上面に向けて供給され再度載置されることになる。
一方、第2リフター500bの場合は、中空柱上部502の内寸や転入口505の開口形状、ガイドレール532の幅が第2特別遊技媒体AM2に合わせて構成され、転入口505にはガイドスロープ126が連結される。そして、中空柱上部502の上部はやはり遊技空間GS内に突出し、ガイドレール532の先が固定テーブル506の上面に向けて設定されることになる。従って、第2特別遊技媒体AM2は、払出選別部100で捕捉・選別されて第2リフター500bに搬送され、第2リフター500bによって固定テーブル506の上面に向けて供給され再度載置されることになる。
以上の構成によって、メダル落下口4に落下する遊技媒体として複数種類の特別遊技媒体があったとしても、メダル及びそれぞれの特別遊技媒体を選別・搬送して収容できる。そして、収容した特別遊技媒体を遊技空間に循環させることができる。よって、複数種類の特別遊技媒体を用いたより多彩な抽選や演出を実現し遊戯性を高めることができる。
しかも、本実施形態における払出選別部100では、スパイラルロッド110は搬送手段としての機能だけでなく、特別遊技媒体の捕捉手段としての機能を果たすので、複数種類の特別遊技媒体を用いたとしてもメダルゲーム装置1000の大型化を抑制することができる。更には、本実施形態ではスパイラルロッド110を第1特別遊技媒体AM1と第2特別遊技媒体AM2の搬送手段として共用できるので、特別遊技媒体の捕捉・搬送に係る構造をより一層簡素化・小型化し、製造コストを削減できる。
また更には、スパイラルロッド110の巻回ピッチ間に第1特別遊技媒体AM1及び第2特別遊技媒体AM2が一つのみ係合されるように設定されている。従って、第1特別遊技媒体AM1及び第2特別遊技媒体AM2を各個に押動することができるので詰まりの無い確実な搬送を実現することができる。また、例え第1特別遊技媒体AM1や第2特別遊技媒体AM2が転動体で無い場合や、樹脂カプセル内に錘に相当するものが封入されていると言った重心位置が偏心した構成であっても、捕捉が可能であり、捕捉した位置から確実に搬送することができる。
[変形例の説明]
以上、本発明を適用した実施形態について説明したが、本発明の実施形態がこれに限られるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて適宜構成要素の追加、変更、削除を行っても良い。
例えば、払出選別部100における特別遊技媒体の押動・搬送手段としてスパイラルロッド110を用いる構成としたがこれに限定するものではない。
例えば、図13はスパイラルロッド110に代わる搬送機構の変形例を示す正面図である。同図に示すように、スパイラルロッド110に代えて、外歯付ベルト150をモータ152によって駆動される駆動プーリ154と従動プーリ156とに架け渡したベルト機構110Bとすることができる。外歯付ベルト150は、合成ゴムやシリコンゴムなどの弾性体で形成され図の奥行き方向に所定の幅を有する。外歯の部分がスパイラルロッド110の針金110bで形成される凸部に相当し、外歯の間隔部分が凹部となって、一の間隔に第1特別遊技媒体AM1や第2特別遊技媒体AM2が一つだけ収まるように設定すると良い。
そして、上述した実施形態の図4のC−C断面図である図6に相当する断面図として、図14の払出選別部100BのC−C断面図(図4参照)に示すように、外歯付ベルト150を払出選別部100Bの内部に特別遊技媒体の搬送経路に沿って左右に配置するとともに、ベルト搬送面(ベルトの後部側外面)が後方向斜め上向きとなるように傾斜させて配置する。このとき、外歯付ベルト150のベルト搬送面から落下通路内壁である後部壁116までの法線方向距離が間隙W2に相当し、外歯付ベルト150の後部側外面から後部壁116(より詳細には押出加工部117)までの距離が間隙W1に相当する。よって、メダル落下口4に落下した第2特別遊技媒体AM2は外歯付ベルト150と後部壁116との間隙で捕捉され、第1特別遊技媒体AM1とメダルMはそこを通過する。通過した第1特別遊技媒体AM1はその下方にある外歯付ベルト150と後部壁116の押出加工部117との間隙で捕捉され、メダルMのみが下端開口部104に到達する。このように、ベルト機構110Bを用いる構成であっても、スパイラルロッド110を用いた構成と同様の効果を奏することができる。
尚、本変形例における押出加工部117は、第1実施形態にもそのまま適用することができる。また、押出加工部117は後部壁116の押出加工によって形成するに限らず、例えば落下通路自体を前後に漏斗形状とすることで後部壁116自体を前方へ傾斜する傾斜面として、上端開口部102からの距離が増すほどスパイラルロッド110までの距離が小さくなる構成で代替できる。
また、例えばメダル落下口4を左右に横長な長方形形状とし、スパイラルロッド110を直状として搬送経路を直線形態としたがこれに限るものではない。例えば、図15のメダル落下口周辺の上面視概略図に示すように、払出選別部100Cを円弧状とし、つまりはメダル落下口を円弧状とすることができる(図15の4C)。この場合、スパイラルロッド110Cを、図16の部分縦断面図に示すように、柔軟性のあるスパイラル構造のフレキシブルロッド110dをスパイラル状のフィンが巻回された外周形状を有する弾性ゴムチューブ110eに通して固定する構成とする。
スパイラルロッド110Cは、第1実施形態のスパイラルロッド110と同様にして後部壁116との位置関係を成して間隙W1及び間隙W2を形成し、その右端はモータ114の回動軸に連結され、左端が払出選別部100Cの左壁で軸回転自在に支持される。結果、スパイラルロッド110Cは直状にもどろうとする弾性によってメダル落下口4Bの弧に沿った湾曲状態で支持されることになる。スパイラルロッド110Cがモータ114で軸回転されたとしても湾曲状態は維持され、外周に形成されたスパイラル状のフィンが捕捉された第1及び第2特別遊技媒体と係合してそれらを押動する。従って、曲線を含む搬送経路を形成することが可能となるので、選別搬送部としての機能を維持しつつメダル落下口4を湾曲した形状にすることができる。
また、上記実施形態では特別遊技媒体を2種類としたが3種類以上としても良く、それに応じて抽選の種類を増加させるならば、より一層遊技の進行が多様化し遊技性・娯楽性を高めることができる。特別遊技媒体の外形も複数種類設定しても良いのは勿論である。
また、特別遊技媒体の用途は、抽選発動の契機として利用するのではなく物的な特典付与の手段とすることもできる。例えば、第2特別遊技媒体AM2を開閉自在な樹脂カプセルで形成し、その中に例えば複数枚のメダルMを封入する。その一方でメダルゲーム装置1000に特典の払出口を設け、この払出口へ第2後側面開口部122を通路や運搬装置で連結し特別遊技媒体払出部とする。このとき、第2特別遊技媒体AM2の自然転動や落下によって払い出しを実行するならば、特典用の払出口と第2後側面開口部122とを連結する通路の傾斜角度を静止限界角度θLimit以上に設定する必要がある。このような構成とすることで、払出選別部100で第1特別遊技媒体AM1と第2特別遊技媒体AM2とを補足・搬送し、一方の第1特別遊技媒体AM1はガイドスロープ124に収容し、他方の第2特別遊技媒体AM2を選別(分別)して払い出すことができる。よって、複数の特別遊技媒体を用いて遊技性・娯楽性を高める一方で、特別遊技媒体を物的な特典付与手段として利用できるようになる。
勿論、払い出しの対象は第2特別遊技媒体AM2に限らず、反対に第1特別遊技媒体AM1を払い出す構成としても良い。更には、特別遊技媒体の循環を必要とせず、別途供給の仕組みを備えるならば、第1特別遊技媒体AM1及び第2特別遊技媒体AM2の両方をそれぞれ選別して払い出す構成としても良い。
また、第1リフター500a及び第2リフター500bの押上制御は、上記実施形態に限るものではない。例えば、ガイドレール124に新しく第1特別遊技媒体500aが収容されたことを条件に第1リフター500aで第1特別遊技媒体AM1を一つ持ち上げて遊技空間GSに供給するとしたが、例えば特典付与の対象時には押し上げ処理を繰り返すことで複数個の第1特別遊技媒体AM1をまとめて供給する制御を行っても良い。同様のことは第2リフター500bの制御についても言える。
メダルゲーム装置の構成の一例を示す正面外観図。 特別遊技媒体の外形的特長を説明するための概念図。 第1特別遊技媒体及び第2特別遊技媒体の循環機構の概要を説明するための上面視透視レイアウト図。 第1実施形態における払出選別部の上面図。 第1実施形態における払出選別部を後方より見た後方側面図。 図4における縦断面図であって、(a)A−A断面図、(b)B−B断面図、(c)C−C断面図。 スパイラルロッドの構成例を示す図。 第1実施形態における第1特別遊技媒体及び第2特別遊技媒体の捕捉状態を示す縦断面図。 第1実施形態において第1特別遊技媒体が弁別される様子を示す縦断面図。 第1実施形態において第2特別遊技媒体が弁別される様子を示す縦断面図。 第1リフターの構成例を示す正面図。 第1リフターの構成例を示す右側面図。 搬送機構の変形例を示す正面図。 搬送機構の変形例を用いた払出選別部の縦断面図。 搬送経路が曲線状となる払出選別部の変形例を用いた場合におけるメダル落下口周辺の上面視概略図。 搬送経路が曲線状となる払出選別部の変形例におけるスパイラルロッドの構成例を示す部分断面図。
符号の説明
4 メダル落下口
6 固定テーブル
8 プッシャーテーブル
10 メダル投入器
100 払出選別部
102 上端開口部
104 下端開口部
110 スパイラルロッド
110a 中心軸
110b 針金
112 後部落下ガイド
114 モータ
116 後部壁
120 第1後側面開口部
122 第2後側面開口部
124 ガイドスロープ
126 ガイドスロープ
500a 第1リフター
500b 第2リフター
AM1 第1特別遊技媒体
AM2 第2特別遊技媒体
P1a,P1b 第1特別遊技媒体との接触点
P2a,P2b 第2特別遊技媒体との接触点
M メダル
W1,W2,W3 間隙

Claims (10)

  1. 多数のメダルと、傾斜によって自然転動する転動体である第1特別遊技媒体と、傾斜によって自然転動する転動体であって前記第1特別遊技媒体よりも大きい第2特別遊技媒体とを載置するメダル載置面を有するメダル載置部と、
    メダル落下口と、
    前記メダル落下口に向けて前記メダル載置面に沿った往復運動を行い、前記メダル載置面上の載置物を押すプッシャー部と、
    前記メダル落下口に落下した前記第1特別遊技媒体及び前記第2特別遊技媒体を捕捉して所定の搬送先へ搬送する捕捉搬送部と、
    前記捕捉搬送部により搬送されてきた前記第1特別遊技媒体及び前記第2特別遊技媒体を弁別して収容する収容部と、
    を備え
    前記捕捉搬送部は、前記メダル落下口に落下したメダルの落下通路内壁との間に前記メダルが通過可能で且つ前記第1特別遊技媒体が通過不可能な間隙を有して所定の搬送経路に沿って螺旋部が配置された螺旋搬送機構でなる、
    メダルゲーム装置。
  2. 多数のメダルと、傾斜によって自然転動する転動体である第1特別遊技媒体と、傾斜によって自然転動する転動体であって前記第1特別遊技媒体よりも大きい第2特別遊技媒体とを載置するメダル載置面を有するメダル載置部と、
    メダル落下口と、
    前記メダル落下口に向けて前記メダル載置面に沿った往復運動を行い、前記メダル載置面上の載置物を押すプッシャー部と、
    前記メダル落下口に落下した前記第1特別遊技媒体及び前記第2特別遊技媒体を捕捉して所定の搬送先へ搬送する捕捉搬送部と、
    前記捕捉搬送部により搬送されてきた前記第1特別遊技媒体及び前記第2特別遊技媒体を弁別して収容する収容部と、
    を備えるとともに、
    前記メダル落下口に落下した前記第1特別遊技媒体及び前記第2特別遊技媒体に当接し、前記捕捉搬送部の搬送経路に沿って設けられたガイド部を更に備え、
    前記捕捉搬送部は、前記ガイド部との間に前記メダルが通過可能で且つ前記第1特別遊技媒体が通過不可能な間隙を有して所定の搬送経路に沿って螺旋部が配置された螺旋搬送機構でなる、
    メダルゲーム装置。
  3. 多数のメダルと、傾斜によって自然転動する転動体である第1特別遊技媒体と、傾斜によって自然転動する転動体であって前記第1特別遊技媒体よりも大きい第2特別遊技媒体とを載置するメダル載置面を有するメダル載置部と、
    メダル落下口と、
    前記メダル落下口に向けて前記メダル載置面に沿った往復運動を行い、前記メダル載置面上の載置物を押すプッシャー部と、
    前記メダル落下口に落下した前記第1特別遊技媒体及び前記第2特別遊技媒体を捕捉して所定の搬送先へ搬送する捕捉搬送部と、
    前記捕捉搬送部により搬送されてきた前記第1特別遊技媒体及び前記第2特別遊技媒体の何れか一方を収容する収容部と、
    前記捕捉搬送部により搬送されてきた前記第1特別遊技媒体及び前記第2特別遊技媒体の他方を払い出す特別遊技媒体払出部と、
    を備えるメダルゲーム装置。
  4. 前記捕捉搬送部は、前記メダル落下口に落下したメダルの落下通路内壁との間に前記メダルが通過可能で且つ前記第1特別遊技媒体が通過不可能な間隙を有して所定の搬送経路に沿って螺旋部が配置された螺旋搬送機構でなる請求項に記載のメダルゲーム装置。
  5. 前記メダル落下口に落下した前記第1特別遊技媒体及び前記第2特別遊技媒体に当接し、前記捕捉搬送部の搬送経路に沿って設けられたガイド部を更に備え、
    前記捕捉搬送部は、前記ガイド部との間に前記メダルが通過可能で且つ前記第1特別遊技媒体が通過不可能な間隙を有して所定の搬送経路に沿って螺旋部が配置された螺旋搬送機構でなる、
    請求項に記載のメダルゲーム装置。
  6. 前記螺旋部は、シャフトと、前記シャフトの周囲に螺旋状に設けられた螺旋状部材とを有して構成され、前記第1特別遊技媒体及び前記第2特別遊技媒体が前記螺旋部の回転駆動によって前記螺旋状部材により押し動かされ、転動しながら搬送される請求項1,2,4又は5に記載のメダルゲーム装置。
  7. 前記螺旋部は、螺旋ピッチと前記螺旋状部材の前記シャフト表面からの高さとが、一の螺旋ピッチ内に一の前記第1遊技媒体又は第2特別遊技媒体のみが位置可能な構成でなる請求項6に記載のメダルゲーム装置。
  8. 多数のメダルと、傾斜によって自然転動する転動体である第1特別遊技媒体と、傾斜によって自然転動する転動体であって前記第1特別遊技媒体よりも大きい第2特別遊技媒体とを載置するメダル載置面を有するメダル載置部と、
    メダル落下口と、
    前記メダル落下口に向けて前記メダル載置面に沿った往復運動を行い、前記メダル載置面上の載置物を押すプッシャー部と、
    前記メダル落下口に落下した前記第1特別遊技媒体及び前記第2特別遊技媒体を捕捉して所定の搬送先へ搬送する捕捉搬送部と、
    前記捕捉搬送部により搬送されてきた前記第1特別遊技媒体及び前記第2特別遊技媒体を弁別して収容する収容部と、
    を備え
    前記捕捉搬送部は、ベルト搬送機構でなり、ベルト搬送面がメダル落下方向に沿って斜めに配置され、且つ、前記ベルト搬送面とメダルの落下通路内壁との間隙が前記メダルが通過可能で且つ前記第1特別遊技媒体が通過不可能な間隔に位置決めされてなる、
    メダルゲーム装置。
  9. 多数のメダルと、傾斜によって自然転動する転動体である第1特別遊技媒体と、傾斜によって自然転動する転動体であって前記第1特別遊技媒体よりも大きい第2特別遊技媒体とを載置するメダル載置面を有するメダル載置部と、
    メダル落下口と、
    前記メダル落下口に向けて前記メダル載置面に沿った往復運動を行い、前記メダル載置面上の載置物を押すプッシャー部と、
    前記メダル落下口に落下した前記第1特別遊技媒体及び前記第2特別遊技媒体を捕捉して所定の搬送先へ搬送する捕捉搬送部と、
    前記捕捉搬送部により搬送されてきた前記第1特別遊技媒体及び前記第2特別遊技媒体を弁別して収容する収容部と、
    を備えるとともに、
    前記メダル落下口に落下した前記第1特別遊技媒体及び前記第2特別遊技媒体に当接し、前記捕捉搬送部の搬送経路に沿って設けられたガイド部を更に備え、
    前記捕捉搬送部は、ベルト搬送機構でなり、ベルト搬送面がメダル落下方向に沿って斜めに配置され、且つ、前記ベルト搬送面と前記ガイド部との間隙が前記メダルが通過可能で且つ前記第1特別遊技媒体が通過不可能な間隔に位置決めされてなる、
    メダルゲーム装置。
  10. 前記ベルト搬送面には、前記第1特別遊技媒体又は第2特別遊技媒体が一つだけ位置可能な凹部が連続して形成されてなる請求項8又は9に記載のメダルゲーム装置。
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