JP2718447B2 - メダルゲーム機 - Google Patents

メダルゲーム機

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JP2718447B2
JP2718447B2 JP7205746A JP20574695A JP2718447B2 JP 2718447 B2 JP2718447 B2 JP 2718447B2 JP 7205746 A JP7205746 A JP 7205746A JP 20574695 A JP20574695 A JP 20574695A JP 2718447 B2 JP2718447 B2 JP 2718447B2
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medal
medals
game machine
plate
prize
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隆 浜野
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    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
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    • G07F17/32Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services for games, toys, sports, or amusements
    • G07F17/3244Payment aspects of a gaming system, e.g. payment schemes, setting payout ratio, bonus or consolation prizes
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F17/00Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services
    • G07F17/32Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services for games, toys, sports, or amusements
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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、遊戯者が投入した
メダルをテーブルの上に蓄積し、このテーブル上に蓄積
されたメダルをこのテーブルに対して相対移動する壁部
によって押し出して、押し出されたメダルを遊戯者に払
い戻すメダルゲーム機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来におけるこの種のメダルゲーム機で
は、一般に、ゲーム機上部に設けられたメダル投入口か
らメダルを投入するようにし、内部に複数の釘が打ち込
まれた垂直落下盤を通して、軌道をランダムに変えつ
つ、このメダルをゲームフィールドに落とすようにして
いる。このゲームフィールド内では、メダルがその上面
上に落下する可動テーブルが、所定広さの固定テーブル
上を、この固定テーブルの長さ,及び可動テーブル自身
の長さよりも短いストロークで往復スライドしている。
また、固定テーブルの端部(垂直落下盤が設けられてい
るのとは反対の端部)には、メダルを遊戯者に払い戻す
ための落下孔が形成されている。また、この可動テーブ
ル上及び固定テーブル上には、予め、多数のメダルが堆
積している。
【0003】そして、可動テーブル上に落とされた投入
メダルは、可動テーブルの垂直落下壁側への後退スライ
ドに伴って、この可動テーブルに摺接している垂直落下
盤によって可動テーブルの端部側へ所定量押し出され
る。このメダルが押し出されると、他のメダルも一緒に
押し出される。そして、可動テーブル上のメダルの堆積
が粗であれば、メダル間の隙間を埋めることによってこ
のメダルの押し出しが吸収されてしまうが、可能テーブ
ル上のメダルの堆積が密であれば、このメダルの押し出
しは先端に位置するメダルにまで伝達されるので、可動
テーブル上から固定テーブル上にメダルが落下する場合
がある。この固定テーブル上に落下したメダルは、可動
テーブルの落下孔側への進出スライドに伴って、この可
動テーブルの端部壁によって落下孔側へ所定量押し出さ
れる。このメダル押し出しに伴って、上述した可動テー
ブル上のメダルの場合と同様に、落下孔にメダルが落ち
る場合がある。この落下孔に落ちたメダルが遊戯者に払
い戻されるのである。
【0004】ところで、このようなメダルゲーム機で
は、遊戯者が大量に負ける(払い戻しを受けたメダル総
数が投入したメダル総数を下回ること)ことがない代わ
りに、遊戯者が大量に勝つこともない。即ち、遊戯性が
低く、遊戯者の射幸心をそそることがなかった。そのた
め、最近では、メダルゲーム機の遊戯性を高めるため
に、垂直落下盤内に入賞口を設けるとともに、投入され
たメダルがこの入賞口内に入った時(即ち、入賞時)に
別途用意されていた多量のメダルをゲームフィールド内
に投入するようにして、遊戯者に払い戻されるメダル数
を飛躍的に増加させる懸賞構成が、採用される傾向にあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来提
案されていた懸賞機構は、何れも入賞時に一定量のメダ
ルをゲームフィールドに投入するだけでしかなかった。
従って、遊戯者が投入するメダル一個当たりに対するメ
ダルの払い戻し数の期待値は、常に一定となる。即ち、
ゲームを何時開始して何時終了したとしても、常に同じ
期待値の条件下でゲームが行われることになるので、遊
戯者は、躊躇いなくゲームを終了することができた。従
って、遊戯者を同一のメダルゲーム機に惹き付けててお
くことができなかった。なお、単純にメダルを一個々々
テーブル上に供給するだけでは、遊戯者がメダルを投入
する場合の動きと何ら変わりがないので、より多くのメ
ダルの払い戻しが期待できるメダル供給機構が求められ
る。
【0006】そこで、本発明の第1の課題は、遊戯者が
投入するメダル一個当たりに対するメダルの払い戻し数
の期待値を漸次増加させることができ、それによって遊
戯者にゲームの中止を躊躇わせることができるととも
に、テーブル上にメダルを積層可能に供給することによ
り多数のメダルの払い戻しを遊戯者に期待させ得る遊戯
性の高いメダルゲーム機を、提供することである。
【0007】また、例えば、特開平6−269562号
の懸賞機構は、所定条件が満たされた時に賞の選出を行
い、選出された賞の種類に依り所定数のメダルをゲーム
フィールドに投入するように、構成されている。しかし
ながら、このような懸賞装置では、所定条件が満たされ
て賞の選出が行われても、何れの賞にも外れた場合には
何らメダルの供給がなされない。この場合、賞の選出を
行うための所定の条件を満たすべくなされた遊戯者の努
力は全く報われない。従って、賞が外れたことによって
遊戯者がゲーム続行の意欲を失ってゲームを中止してし
まうことがあった。
【0008】そこで、本発明の第2の課題は、賞の選出
が外れた場合においては、賞が選出された場合にテーブ
ル上に補給される予定のメダル数を増加せさることによ
って遊戯者の努力に報い、その結果として、賞が外れた
場合でも遊戯者にゲーム続行の意欲を持続させることが
できる遊戯性の高いメダルゲーム機を、提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】各請求項記載の発明は、
上記各課題を解決するためになされたものである。
【0010】(請求項1による手段)即ち、請求項1記
載の発明は、上記第1の課題を解決するためになされた
ものであり、メダルがその上面に載置されるテーブル
と、このテーブルの上面に沿ってこのテーブルと相対移
動することによってこのテーブルの上面に載置されてい
るメダルをこのテーブルの上面から落下させる方向に押
し出すメダル押出手段と、遊技者の操作に従ってメダル
をこのテーブル上面に案内する案内手段と、枠と底板か
らなるとともにその内部に前記テーブル上面上へ補給さ
れるメダルを収納する容器と、第1の条件が満たされた
時に前記底板を移動させて前記容器の底を開けることに
よって前記容器内に収納されていたメダルを前記テーブ
ル上面上に補給する第1の補給手段と、前記容器に収納
されたメダルの枚数を第2の条件に従って増加させるメ
ダル増加手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】この請求項1記載の発明によるメダルゲー
ムによると、遊戯者の操作に従って、メダルが案内手段
に案内されてテーブルの上面に載置される。このメダル
は、メダル押し出し手段に押し出され、テーブル上に既
に載置されていた他のメダルを押し出す。この押し出し
によってテーブルから落下したメダルは、例えば、遊戯
者に払い戻される。そして、ゲーム中に第2の条件が満
たされると、メダル増加手段は、枠と底板からなる容器
内に収納されたメダルの枚数を増加させる。また、ゲー
ム中に第1の条件が満たされると、第1の補給手段は、
底板を移動させて容器の底を開けることによって容器内
に収納されていたメダルをテーブル上に補給する。これ
により、テーブルから大量のメダルが落下することにな
るが、この落下するメダル数はメダル増加手段によるメ
ダル数の増加がなされるに従って増加するので、1枚の
投入メダルに対して払い戻されるメダル数の期待値が増
加することになる。このメダルの供給は容器の底を開け
ることによって一挙になされるので、案内手段によるメ
ダルの案内の場合とは異なりメダルがテーブル上に積層
されてゲームの流れが変わるようになる。
【0012】テーブルとメダル押し出し手段は、双方が
移動するものであっても良いし、テーブルが固定でメダ
ル押し出し手段が移動するものであっても良いし、メダ
ル押し出し手段が固定でテーブルが移動するものであっ
ても良い。また、テーブルが二重になっていても良い。
この場合、下段のテーブルを固定テーブルとして上段の
テーブルをスライドテーブルとする。そして、上段のテ
ーブルの先端面を下段のテーブルに対応するメダル押し
出し手段とするとともに、壁面等を利用して上段のテー
ブルに対応するメダル押し出し手段とする。
【0013】案内手段は、遊戯者の操作に従ってメダル
をテーブル上に案内するものであるので、遊戯者が投入
したメダルをテーブル上に滑り落とさせるガイドであっ
ても良いし、遊戯者のスイッチ操作によって内部にスト
ックしてあったメダルをアクチュエータによって落下さ
せる機構であっても良い。また、案内手段は、一定の軌
跡でメダルを案内しても良いが、複数の通路によってラ
ンダムに案内しても良い。例えば、パチンコやコリント
ゲームのように多数の釘を打った幅広な通路を通すよう
にしても良い。
【0014】第1の補給手段は、案内手段を通じてメダ
ルを補給しても良いし、案内手段とは別ルートの補給経
路を通じてメダルを補給しても良い。第1の補給手段が
メダルを補給するトリガとなる第1の条件は、案内手段
内においてメダルが特定の場所を通ったこととしても良
いし、テーブルから落下したメダルが特定位置に落下し
たという条件にしても良い。
【0015】メダル増加手段は、容器内に所定枚数のメ
ダルを追加投入すれば良い。このメダル増加手段がメダ
ル増加を行うトリガとしての第2の条件は、時間条件で
あっても良いし、メダルが特定の場所を通過したという
条件であっても良い。但し、第2の条件が満たされる確
率は、第1の条件が満たされる確率よりも低いことが望
ましい。
【0016】(請求項2による手段)また、請求項2記
載の発明は、上記第2の課題を解決するためになされた
ものであり、メダルがその上面に載置されるテーブル
と、このテーブルの上面に沿ってこのテーブルと相対移
動することによってこのテーブルの上面に載置されてい
るメダルをこのテーブルの上面から落下させる方向に押
し出すメダル押出手段と、遊技者の操作に従ってメダル
をこのテーブル上面に案内する案内手段と、第1の条件
が満たされた時に前記テーブルの上面上にメダルを補給
する第1の補給手段と、第3の条件が満たされた時に賞
の選出を行う選出手段と、この選出手段によって賞が選
出されなかったときに前記容器内に所定枚数のメダルを
投入するメダル増加手段とを備えたことを特徴とする。
【0017】本発明における第1の補給手段は、テーブ
ルの上面上に補給する予定のメダルを予め容器内にスト
ックしておいても良いし、補給予定のメダル数を数値デ
ータとして持っておくとともにこの数値に従って数量管
理しつつメダルを補給するようにしても良い。
【0018】選出手段が賞の選出を行うための第3の条
件は、案内手段内においてメダルが所定の位置を通過し
たことであっても良いし、時間条件が満たされたことで
あっても良い。
【0019】メダル増加手段は、第1の補給手段が補給
予定のメダルを予め容器内にストックする方式のもので
ある場合には、この容器内に所定枚数のメダルを追加投
入すれば良い。また、第1の補給手段が補給予定のメダ
ルの枚数を数値としてもっている場合には、この数値を
加算すれば良い。
【0020】(請求項3による手段)請求項3記載の発
明は、請求項2記載のメダルゲーム機において、前記選
出手段によって第1の賞が複数回選出されたことを前記
第1の条件とすることによって特徴付けたものである。
このようにすれば、第1の賞が入賞する毎に、第1の条
件が満たされる確率が高くなるので、期待値がそれだけ
上昇する。
【0021】(請求項4による手段)請求項4記載の発
明は、請求項3記載のメダルゲーム機において、前記選
出手段によって前記第1の賞よりも当選確率が高い第2
の賞が選出された時に、前記テーブルの上面上に一定枚
数のメダルを補給する第2の補給手段を更に備えたこと
によって特徴付けたものである。このようにすれば、第
1の条件が満たされる前であってもテーブル上にメダル
が投入されるので、遊戯者を飽きさせることがない。
【0022】(請求項5による手段)請求項5記載の発
明は、請求項3又は4記載のメダルゲーム機において、
前記案内手段が、複数の通路を有し、前記メダルをラン
ダムに定まる一の通路を通して案内するとともに、この
案内手段によって前記メダルが案内される前記複数通路
中の何れかの位置に配置されてこの通路中におけるメダ
ルの通過を検出するメダル通過検出手段を更に備え、こ
のメダル検出手段により前記メダルの通過が検出された
時に前記第3の条件が満たされたとすることによって特
徴付けたものである。
【0023】(請求項6による手段)請求項6記載の発
明は、請求項5記載のメダルゲーム機において、前記選
出手段によって前記第1の賞が選出されてから一定時間
の間において、前記メダル通過検出手段によって前記メ
ダルの通過が検出される毎に前記テーブルの上面上に一
定枚数のメダルを補給する第3の補給手段を更に備えた
ことによって特徴付けたものである。
【0024】(請求項7による手段)請求項7記載の発
明は、請求項5又は6のメダル通過検出手段が、前記案
内手段内において前記複数通路の間を移動することによ
って特徴付けたものである。このようにすれば、メダル
をメダル通過検出手段によって検出される位置に案内さ
せるように狙いを付けることが難しくなる。従って、遊
戯者を飽きさせることがない。
【0025】(請求項8による手段)請求項8記載の発
明は、請求項1乃至7の何れかの案内手段が、遊技者の
操作によって投入された前記メダルが衝突する複数の突
起を備えるとともに、この突起に衝突することによって
前記メダルの通路がランダムに変更されることによって
特徴付けたものである。
【0026】
【本発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明
の実施の形態を説明する。 <メダルゲーム機の全体構成>図1は本発明を実施した
メダルゲーム機の正面図であり、図2はその上面図であ
る。図1に示すように、このメダルゲーム機は、上方か
ら順に、照明音声部1,ゲーム実行部2,及びメダル回
収部3から構成されている。また、このメダルゲーム機
を上方から見ると、図2に示すように、後端を中心とし
た60度の扇形の形状をなしている。従って、扇状に開
いた側壁45同士を接触させて、6台のメダルゲーム機
を円形に並べることができる。
【0027】ゲーム実行部2は、図2に示す位置におい
て垂直に立てられた後板6により、それよりも表側のゲ
ームフィールドと、それよりも奥側の機械部とに、分け
られている。このゲームフィールドは、メダルゲーム機
の全面に填められた円錐面状のアクリル板16によって
カバーされた空間であり、遊技者によってその状態が観
察されつつゲームが進行する「場」である。ゲーム実行
部2の正面上部には、ゲームフィールド内に遊技者がメ
ダルを投入するためのメダル投口4が2つ並べて設けら
れている。なお、このゲームフィールド内における後板
6の側端縁から側壁45に沿って、エジプト神殿風にデ
コレーションされたカバー11,11によって覆われた
メダル供給機構が設けられている。このカバー11,1
1を外してメダル供給機構の構成を露出させた状態を、
図3の斜視図によって示す。また、ゲーム実行部2の機
械部の構成を、図4の一部透過背面図に示す。
【0028】照明音声部1の外面には、スピーカ99
(図8参照)からの音声を出力する音声孔24,及び、
イルミネーション装置25が設けられている。メダル回
収部3は、ゲームフィールドから落下したメダルをその
外面に設けられた払い戻し口15に出したり、内部の回
収箱59(図8参照)に一旦ストックした後にメダル供
給機構に供給する部分である。このメダル回収部3の内
部構成を、図4及び図8に示す。なお、このメダル回収
部3は、その正面に設けられた蓋93によって開閉自在
となっており、メダルゲームの運用者が回収箱にストッ
クされたメダルを、親の勝ち分として回収することが可
能となっている。
【0029】以下、各部の構成を詳細に説明する。
【0030】<メダル投入機構>図1及び図2に示すよ
うに、各メダル投入口4,4は、断面矩形のガイド5,
5を通って、ゲームフィールドの上部壁から吊り下げら
れた幅広の滑り台26,26にガイドされ、この滑り台
26,26上を滑り降りる。
【0031】この滑り台26,26の先方には、後板6
が位置している。この後板6の前面には、後板6との間
にメダルの厚さよりも若干広い隙間を開けて透明アクリ
ル製のガイド板7が取り付けられている。そして、この
ガイド板7は、図5に示したように、その上端が前側に
カーブを描くように湾曲しているので、滑り台26,2
6から滑り落ちたメダルを、この後板6とガイド板7と
の間の隙間に、導き入れることができる。なお、後板6
の背面にはスチール製の補強板27が添えてあるので、
機械強度が高まるとともに、ゲーム実行部2の機械部を
構成する各機械部品を取着することが可能になってい
る。
【0032】この後板6とガイド板7との間の隙間に
は、図6に示すように、多数の釘28が打ち込まれてい
る。従って、上部からこの隙間に導入されたメダルは、
これら釘28に当接することによってランダムにその落
下軌跡が変更されながら、この隙間内を落下することに
なる。即ち、この後板6及びガイド板7が案内手段に相
当する。そして、その内部における釘と釘との間の空間
がメダルを案内する通路となる。
【0033】なお、この後板6はアクリル製であり、不
透明塗料によって模様がプリントされているが、図1に
おいて引用番号“9”及び“8”で示す箇所は、透明な
ままに残されている。この部分の裏側においては、図5
に示すように、補強板27から更に裏側へ一段離間した
スチール製のフレーム29が固着されている。このフレ
ーム29の補強板27側の面には、後板6の中央部に形
成された四角形の透明部分に合致させた液晶表示板から
なるディスプレイ9,及び、四角形の透明部分の周りに
形成された6カ所の円形透明部分に合致させたランプ8
が取り付けられている。なお、後板6の各ランプ8に合
致する透明部の近傍には、各ランプ8に対応付けられて
いるキャラクターが描かれている。このキャラクターの
種類を図18に示す。図18において(a)は“エメラ
ルドリング”であり、(b)は“銀のメダリオン”であ
り、(c)は“秘伝書”であり、(d)は“ルビーの王
冠”であり、(e)は“聖杯”であり、(f)は“黄金
のマスク”である。
【0034】また、図5に示すように、後板6及びガイ
ド板7の下端近傍には、後板6の上下に立てた中心線上
に位置する点を中心とした円弧状のスリット6a,7a
が形成されている。なお、このスリット6aに合わせ
て、補強板27にも円弧状のスリット27aが形成され
ている。これらスリット6a,7a,27aには、これ
らスリット6a,7a,27aと同じ曲率半径で揺動す
るメダル検出部10の支持部材32が貫通している。こ
のメダル検出部10の具体的構造及びその揺動機構の構
造を、図4乃至図5を用いて説明する。
【0035】このメダル検出部10は、各図に示すよう
に、ディスプレイ9の上方において補強板27の裏面に
固設された基軸30にその一端が軸支された揺動アーム
31の他端に、スリット6a,7a,27aを貫通する
支持部材32を介して取り付けられている。なお、この
支持部材32は、揺動アーム31の両側面から夫々延び
てスリット6a,7a,27aを貫通する2枚の板材か
らなり、その先端に掛け渡されるようにしてメダル検出
部10が取り付けられている。この2枚の支持部材3
2,32の間隙は、メダルの直径よりも僅かに広くなっ
ているので、落下するメダルを通過させることができる
ようになっている。
【0036】このメダル検出部10は、この2枚の支持
部材32,32の間隙に対向するようにしてガイド板7
と平行に取り付けられた取付板10a,及びこの取付板
10aを覆い隠すように支持された化粧板10bから構
成されている。この取付板10aの化粧板10b側の面
上には、発光ダイオードからなる3個の表示素子34が
取り付けられている。化粧板10bのこの表示素子34
に対応する箇所は、透明になっており、表示素子34か
ら出射された光が遊戯者から見えるようになっている。
【0037】また、この取付板10aの支持部材32,
32側の面には、発光素子33が取り付けられている。
この発光素子33から出射された光は、メダルの通過位
置を挟んでこの発光素子33と対向する位置において支
持部材32,32の間に挟持された受光素子35によっ
て、受光される。即ち、これら発光素子33及び受光素
子35はメダル通過センサ(メダル通過検出手段)を構
成し、支持部材32,32間のメダルの通過を受光素子
35からの受光信号の変化として検出することができる
のである。
【0038】一方、揺動アーム31の揺動範囲よりも外
側における補強板27の裏面には、この揺動アーム31
よりもこの補強板27から離間したブラケット36が固
着されている。このブラケット36の背面側には、セン
サ揺動モータ37が取り付けられている。このセンサ揺
動モータ37の回転軸は、ブラケット36を貫通し、こ
の回転軸と一体に回転する第1アーム38の一端に固着
されている。この第1アーム38の他端は、この第1ア
ーム38よりも長い第2アーム39の一端に枢着されて
いる。この第2アームの他端39は、揺動アーム31の
中間部分に枢着されている。このようなクランク構成に
より、センサ揺動モータ37によって第1アーム38が
回転すると、第2アーム39がクランクロッドとして往
復運動し、揺動アーム31が一定の角度範囲で揺動する
のである。なお、第1アーム38の長さ,第2アーム3
9の長さ,及び第2アーム39と揺動アーム31との枢
着位置を適宜選択することにより、揺動アーム31の揺
動範囲を所要範囲に設定することができる。
【0039】揺動アーム31の端部からは短寸法のロー
ラ取付部材40が支持部材32の長手方向と同方向に引
き出されており、その先端には、揺動アーム31の長手
方向と平行に植設された軸によってローラ41が回転自
在に軸支されている。一方、補強板の裏面には、断面略
L状の規制部材42が、このローラ41の移動軌跡に沿
った円弧状に湾曲されて、取り付けられている。この規
制部材42と補強板27との間の間隙は、ローラ41の
直径とほぼ一致している。従って、揺動アーム31の揺
動に伴って、規制部材42と補強板27との間の間隙内
をローラ41が移動するので、後板6に対してメダル検
出部10が離接することがない。
【0040】なお、スリット7aの下側においては、ガ
イド板7は、スリット7aの上側よりも後板6から離間
している。これは、ガイド板7と後板6との間を落下し
てきたメダルMがスリット7aから外側に飛び出してし
まうのを防止するためと、ガイド板7及び後板6の下端
において、メダルが倒れるスペースを確保するためであ
る。即ち、ガイド板7及び後板6の下端は、ゲームフィ
ールドの下面をなすスライドテーブル13の上面に対し
てメダルの直径よりも若干短い隙間を介して接してい
る。従って、ガイド板7と後板6との間を落下してきた
メダルMがスライドテーブル13上に落下したとして
も、これらガイド板7及び後板6によってその飛散が防
止される。そうでありながら、ガイド板7と後板6との
間が広くなっているので、スライドテーブル13が図5
の矢印a方向に移動するのに伴ってこのメダルAがスラ
イドテーブル13上に倒れ込むことができるのである。
【0041】また、補強板27の下端における裏側に
は、ワイパー部材43が断面L字状のブラケット44を
介して取り付けられている。このブラケット44は、補
強板27に対して上下方向に移動可能となっている。従
って、ワイパー部材43とスライドテーブル13との間
隙を調整することができる。通常は、この間隙をメダル
Mの厚さよりも狭くなるように調整する。すると、スラ
イドテーブル13の矢印b方向への移動に伴ってこのス
ライドテーブル13の上面に倒れているメダルMがワイ
パー部材43に当接し、このワイパー部材43によって
その絶対的な移動が阻止されるので、このメダルMがス
ライドテーブル13上において相対的に正面側に押し出
されることになる。即ち、このワイパー部材43がメダ
ル押出手段に相当する。
【0042】<テーブル機構>次に、このスライドテー
ブル13のスライド機構を含むテーブル機構について説
明する。図7は、図3におけるVII−VII線に沿った断面
を上側から見た状態を示す一部省略断面図である。この
図7は、線対称構成のゲームフィールド下面を、その中
心線lの片側を省略して示した図である。また、図8
は、図7のVIII−VIII線に沿った縦断面図である。
【0043】図7に示すように、ゲームフィールドの下
面全体は、水平方向に向けて配置された面としてなって
いる。この面の正面側には、中心線lに直交する縁を持
つメダル落下孔14aが形成されている。また、ゲーム
フィールドの側壁45と平行な縁を有するメダル回収孔
14bがゲームフィールドの両側に形成されている。こ
れらメダル落下孔14a,2個の回収孔14b,及び後
板7によって囲まれた略台形の領域が、固定テーブル1
4として形成されている。この固定テーブル14上で
は、この固定テーブル14の中心線lに沿って、メダル
がその上面に載置されるテーブルとしてのスライドテー
ブル13が往復スライドする。
【0044】図8に示したように、カバー板7及び後板
6の中心軸lに直交して設けられた部分は、スライドテ
ーブル12から若干量離間してその間に隙間を形成する
ように、固設されている。この隙間には、スライドテー
ブル13の後端側が入り込んでいる。スライドテーブル
13は、この隙間から進退するようにしてスライドす
る。このスライドテーブル13の下面の正面側には、摺
動抵抗を軽減させるためのローラ13aが取り付けられ
ている。また、スライドテーブル13下面の背面側に
は、ローラ13aによって形成された固定テーブル14
との間のスペースを支えてスライドテーブル13を水平
に保つスライド用突起46,46が、中心軸lに沿った
2箇所に突出形成されている(図4参照)。
【0045】一方、固定テーブル14の中心線l上に
は、このスライド突起46,46を中心線lに沿ってガ
イドするためのスライドレール47が形成されている
(図4参照)。また、このスライドレール47の両側に
は、このスライドレール47と平行に、貫通溝14c,
14cが形成されている。
【0046】この貫通溝14c,14cには、スライド
テーブル13から植設された連結ピン48,48が貫通
している。この連結ピン48,48の下端は固定テーブ
ル14と平行に向いたスライド板49に連結している。
従って、スライドテーブル13は、連結ピン48,48
が貫通溝14c,14c内で移動できる範囲に限り、固
定テーブル14に対してスライド可能となっている。こ
の際、スライド突起46,46がスライドレール47に
よって位置規制されているために、スライドテーブル1
3の平面内におけるガタが防止されている。
【0047】スライド板49の下面には、中心線lに直
交する方向に向けて、断面逆凹字状のスライドレール5
0が固着されている。一方、固定テーブル14の下面に
は、このスライド板49を覆うように、スライド板49
のスライド方向に開口したブラケット51が固着されて
いる。このブラケット51の下面には、テーブル駆動モ
ータ52が取り付けられている。このテーブル駆動モー
タ52の回転軸は、ブラケット51を貫通し、この回転
軸と一体に回転する回転アーム53の一端に固着されて
いる。この回転アーム53の他端には、このスライドレ
ール50内に入り込んでこのスライドレール50に沿っ
て進退可能なローラ54が、回転自在に取り付けられて
いる。
【0048】従ってテーブル駆動モータ52によって回
転アーム53を回転させると、この回転アーム53の先
端に設けたローラ54がスライドレール50を押圧し、
これによりスライドテーブル13が中心線l方向にスラ
イドされることになる。このスライドテーブル13のス
ライドのストロークは、回転アーム53の全長の2倍と
なる。従って、このスライドテーブル13の全長を、ス
ライドレール50の全長の半分以下の範囲で適宜選択す
ることにより、スライドテーブル13のストロークを変
更することができる。なお、このスライドテーブル13
のストロークは、スライドテーブル13のスライド方向
における全長よりもかなり短い。従って、スライドテー
ブル13が後板6に完全に没入してしまうこともなく、
スライドテーブル13全体が後板6から飛び出してしま
うこともなく、スライドテーブル13が固定テーブル1
4を超えてメダル落下孔14aに達することもない。
【0049】なお、図8に示すように、スライドテーブ
ル13の上面先端は、その幅方向の全体から平均してメ
ダルを落下させるために、若干上側に反り返っている。
また、スライドテーブル13の下面先端近傍には、メダ
ルがスライドテーブル13と固定テーブル44との間の
隙間に入り込んでしまうのを防止しつつ、確実に固定テ
ーブル44上のメダルを押し出すように、ワイパー部材
55が取り付けられている。また、メダル落下孔14a
の固定テーブル14側の縁には、固定テーブル14の幅
方向の全体から平均してメダルをメダル落下孔14aに
落下させるために、若干上方向に傾いたフラップ56が
取着されている。
【0050】<メダル回収機構>次に、図4及び図8を
参照して、メダル回収機構について説明する。メダル落
下孔14aから落下したメダルは、ガイド57を通って
払い戻し口15に導かれる。また、メダル回収孔14b
から落下したメダルは、ガイド58を通ってメダル回収
箱59に導かれてストックされる。但し、このメダル回
収箱59が一杯になった場合には、このメダル回収箱5
9から溢れ出したメダルは、ガイド90を通って、金庫
91に蓄積される。
【0051】<メダル供給機構>次に、メダル回収箱5
9内にストックされているメダルをゲームフィールドに
供給するためのメダル供給機構について説明する。図4
及び図8に示すように、メダル回収箱59の下面には、
メダルホッパ60を構成する汲上円盤61が回転可能に
取り付けられており、ホッパ駆動モータ62によって回
転駆動されるようになっている。この汲上円盤61の周
方向に沿った複数位置には、汲上円盤61の回転に従っ
てメダルが入り込むメダル受け穴61aが形成されてい
る。このメダル受け穴61aに入り込んだメダルは、汲
上円盤61の回転が進むにつれて、同じくメダルホッパ
60を構成する汲上樋63内に強制的に押し込まれる。
この汲上樋63は、メダルの直径とほぼ同じ幅とメダル
の厚さとほぼ同じ厚さの内部通路を有する角パイプであ
り、その先端がゲーム実行部2の上部まで達するように
略垂直に設置されている。
【0052】汲上円盤61による汲上樋63へのメダル
の押し込みが進むと、最初に押し込まれたメダルが汲み
上げ樋63の先端にまで上昇するようになる。この汲上
樋63の先端には、この汲み上げ樋63の先端に達した
メダルを側方に送り出すとともに送り出したメダルをカ
ウントするメダルカウンタ64が設けられている。この
メダルカウンタ64の構成を、汲上樋63の先端近傍の
構成を示す上面図である図9により説明する。
【0053】この図9に示されるように、汲上樋63の
上端において、内部通路63aの短手方向の壁の一方
は、送り出すメダルを通過させるために切り欠かれてい
る。メダルカウンタ64は、内部通路63aの切り欠き
63cとは反対側の壁部近傍において汲上樋63の外面
まで貫き抜けるように設けられた水平回転軸64a,こ
の水平軸64aと一体に形成されて内部通路63c内に
向けて延びる送り出し片64b,汲上樋63の外面に突
出した水平軸64aと一体に形成されてこの外面と平行
に延びた検出片64c,送り出し片64の先端に回転自
在に設けたコロ64d,送り出し片64bを図4におい
て反時計方向に回転付勢する弦巻バネ64e,及び、検
出片64cの通過を検出するために汲上樋63の外面に
固着されたフォトインタラプタ64fから構成されてい
る。
【0054】このように構成されるメダルカウンタ64
において、内部通路63a内を上昇してくるメダルは、
弦巻バネ64eの付勢力に抗しつつその側面で送り出し
片64のコロ64dを押し上げる(図4の面内で時計方
向に回転させる)。すると、メダルが切り欠きに達する
直前において、送り出し片64bと一体に回転する検出
片64cがフォトインタラプタ64fによって検出され
る。そして、メダルが切り欠き63cに達すると、弦巻
バネ64eによって付勢された送り出し片64bによっ
て、メダルが切り欠き63cから側方へ送り出される。
この送り出しを行うと、送り出し片64bのコロ64d
は次のメダルの側面に当接するので、検出片64cがフ
ォトインタラプタ64fによって検出されなくなる。こ
のようにして、メダルを側方に送り出すとともに、送り
出したメダルの数をフォトインタラプタ64fから出力
される信号によってカウント可能としているのである。
【0055】汲出樋63の先端における上記切り欠き6
3cが形成された側には、この切り欠き63cを通って
送り出されたメダルを漏斗17に案内するガイド部材6
5が固着されている。なお、メダルを案内するためにガ
イド部材65上面に形成されたガイド溝65aは、汲出
樋63の内部通路63aの位置と漏斗17の位置とがオ
フセットしていることから、内部通路63a断面の長手
方向に対して斜めに形成されている。また、メダルをそ
の内部で転がすために、ガイド溝65aの深さは、漏斗
17側においてより深くなっている。
【0056】このガイド部材65よりも正面側(後板6
側)には、上側から見て矩形のガイド枠66が、その長
手方向を水平且つ後板6と平行に向けて、ゲーム実行部
2の天井から吊り下げ固定されている。このガイド枠6
6の短辺をなす壁66a,66a同士の間には、一方の
壁66aの外面に取り付けられた漏斗駆動モータ70に
よって回転駆動されるボールネジ68が、水平方向に向
けて掛け渡されている。また、このボールネジ68の両
脇には、このボールネジ68と平行に2本のスライドシ
ャフト67,67が掛け渡されている。
【0057】図9に示すスライダ69には、スライドシ
ャフト67,67が挿通する貫通孔69a,69aとと
もに、ボールネジ68に螺合するボールナット69bが
形成されている。従って、漏斗駆動モータ70によって
ボールネジ68を回転させると、スライドシャフト6
7,67によって回転が規制されているスライダ69
は、ボールネジ68とボールナット69bの間のネジ運
動によって、スライドシャフト67,67の軸方向に進
退するのである。
【0058】このスライダ69は、ガイド部材65から
転がり出たメダルを受けるための漏斗17を吊り下げ保
持している。従って、この漏斗17は、このスライダ6
9の進退に伴って、図4に示すA,B,Cの位置に選択
的に移動することができる。なお、このBの位置は、こ
のメダルゲーム機の中心線l上の位置である。この漏斗
17の形状は左右対称形であり、その上端に開口した受
け口で受け取ったメダルをその底面中心部に形成された
放出口を通して落下させるように構成されている。
【0059】図4に示すように、補強板27の基軸30
取付位置の上部には、Bの位置にある漏斗17から落下
するメダルのみを受け取ってガイドする第1樋19が取
り付けられている。この第1樋19は、メダルゲーム機
の中心線lに対して左右対称な山形に折り曲げられた断
面凹型の樋である。従って、Bの位置にある漏斗17か
ら落下するメダルを、同じ確率で左右の樋に滑り落とす
(ガイドする)ことができる。
【0060】また、図4に示す背面から見て第1樋19
の左上側には、Cの位置にある漏斗17から落下するメ
ダルのみを受け取ってガイドする右第2樋18aが取り
付けられている。同様に、図4に示す背面から見て第1
樋19の右上側には、Aの位置にある漏斗17から落下
するメダルのみを受け取ってガイドする左第2樋18b
が取り付けられている。これら右第2樋18a及び左第
2樋18bは、メダルゲーム機の中心線lに対して左右
対称な山形をなすように取り付けられている。但し、右
第2樋18a及び左第2樋18bの間は、Bの位置にあ
る漏斗17から落下するメダルを第1樋19に受け取ら
せるために、一定間隔で離間している。また、各第2樋
18の上端には、Bの位置にある漏斗17から落下する
メダルがこれら各第2樋18に入り込まないように、防
護壁71が形成されている。そして、各第2樋18によ
ってガイドされたメダルは、後板6の両側に形成された
通し孔D,Dを夫々抜けてゲームフィールドに送り出さ
れる。同様に、第1樋19によってガイドされたメダル
は、各通し孔Dの下側に並べて形成された通し孔E,E
を夫々抜けてゲームフィールドに送り出される。
【0061】図3に示すように、ゲームフィールド側に
おいて、各通し孔D,Dの下縁からは、先端側が基端側
よりも下方になるように傾けて取り付けられた第1シュ
ータ20,20が延びている。この第1シュータ20,
20の形状も、上述の樋18,19と同様に、断面凹型
となっており、側縁からのメダルの脱落を防止してい
る。
【0062】図1に示すカバー11の上部部分は、第1
シュータ20,20から落下するメダルの落下方向を鉛
直方向のみに規制している。これら各第1シュータ2
0,20の先端の下方には、各第1シュータ20,20
から落下したメダルを蓄積するとともに一挙に放出する
ことができるメダル放出装置12が側壁45に支持され
て配置されている。従って、第1シュータ20,20か
ら落下した全てのメダルが、各メダル放出装置12の容
器内に入る。
【0063】このメダル放出装置12の詳細な説明を、
図10乃至図13を用いて行う。この図10は、このメ
ダル放出装置12を上方から見た状態を示す平面図であ
る。また、図11は、このメダル放出装置12を図10
の矢印XI側から見た状態を示す側視図である。また、図
12は、図11のXII−XII線に沿った断面図である。ま
た、図13は、このメダル放出装置121を図10の矢
印XIII側から見た状態を示す側視図である。
【0064】図10に示すように、このメダル放出装置
12は、大きく分けて、容器部12aと駆動部12bと
から構成されている。そして、図11に示すように、駆
動部12bは床板72a上に構築されている。この床板
72aは、容器部12aがその底面からメダルを放出す
る関係で、容器部12aにまでは延びていない。
【0065】この床板72aの壁面16側の縁は、直角
に上方に折曲されて、このメダル放出装置12を壁面1
6に取り付けるための取付板72bとなっている。この
取付板72bは、容器部12aを保持する機能をも持た
されているので、容器部12aの背後にまで延びてい
る。そして、この取付部72bの容器部12a側の端
部,その反対側の端部,及び中間部には、夫々、この取
付部72bを壁面16に固定するためのネジを通す固定
孔72h,72f,72gが形成されている。
【0066】また、床板72aの容器部12aとは反対
側の縁も、直角に上方に折曲されて、床板72aと取付
板72bとの間の角度(直角)を保持するための補強板
72cとなっている。即ち、この補強板72cの取付板
72b側の側縁には、取付板72b側に直角に折曲され
ると固定孔72fと重なるネジしろ部72iが突出形成
されている。このネジしろ部72iには、取付板72b
の固定孔72fと合致する固定孔が形成されている。従
って、これらを重ねた状態で各固定孔にネジを挿通し壁
面16に固定することにより、床板72aと取付板72
bとの間の角度(直角)が保持されるのである。
【0067】また、床板72aの他の縁72d,72e
は、この床板72aの強度を増加するために、図11及
び図12に示すように、直角に下方に折曲されている。
なお、床板72aの補強板72c側近傍の略中央部分に
は、矩形に切り抜いた切り欠き72jが形成されてい
る。この切り欠き72jは、図13に示すように、補強
板72cにまで延びている。
【0068】床板72a上には、切り欠き72jから容
器部12a側に向けて、スライド機構73が固定されて
いる。このスライド機構73は、底板駆動モータ74,
ギヤボックス75,軸受け板76,枠77,77,スラ
イドシャフト78,78,ボールネジ79,ボールナッ
ト80,及びスライダ81から構成されている。
【0069】このギヤボックス75には、底板駆動モー
タ74の回転を減速する減速ギヤ列が内蔵されており、
この底板駆動モータ74の回転をボールネジ79に伝え
る。このギヤボックス75と軸受け板76との間は、2
枚の長尺板からなる枠77,77によって、所定間隔を
開けられた状態で固定的に保持されている。そして、図
12に示すように、ギヤボックス75と軸受け板76と
の間には、この2枚の枠77,77の中間部分を通るよ
うにボールネジ79が回転自在に掛け渡されている。ま
た、ギヤボックス75と軸受け板76との間には、図1
2においてボールネジ79の右上及び左上の位置を通る
ように2本のスライドシャフト78,78が掛け渡され
ている。
【0070】上述のボールネジ79には、ボールナット
80が螺合している。また、両スライドシャフト78,
78は、一個のスライダ81に挿通されており、このス
ライダ81がスライドシャフト78,78に対して回転
不能且つスライド自在となっている。そして、これらボ
ールナット80とスライダ81とは、2個の接続片8
2,82によって相互に固定されている。従って、底板
駆動モータ74によってボールネジ79を回転させる
と、この接続片82,82によって回転を阻止されたボ
ールナット80がボールネジ79の軸方向へ進退するの
で、このボールナット80に接続されているスライダ8
1もスライドシャフト78,78に対してスライドする
のである。
【0071】このように構成されたスライド機構73
は、そのギヤボックス75を補強板72cの切り欠き7
2jに填め込むとともにその底板駆動モータ74を床板
72aの切り欠き72jに填め込んだ状態で、床板72
a上に固着される。このように固着されたスライド機構
73のボールネジ79及び両スライドシャフト78,7
8の方向,即ち、スライダ81のスライド方向は、取付
板72bの長手方向と平行になっている。
【0072】このスライダ81の上面には、底板82の
基端部が固着されている。この底板82は、図10に示
すように、その基端部における取付板72bから最も遠
い角部のみを斜めに切り欠いた略四角形の形状をしてい
る。そして、その先端縁(スライダ81の取付位置から
最も離れた縁)が斜め下方に向けて折曲され、基端縁が
強度向上のために直角に上方に折曲され、他の2つの側
縁が強度向上のために直角に下方に折曲されている。こ
の底板82は、容器部12aの可動式底板を構成してい
る。なお、この底板82の下面におけるスライダ81の
取付位置の側方には、この底板82のスライド方向と平
行に、小板片状の遮光板83が下方に向けて取り付けら
れている。そして、床板72aの上面には、この底板8
2が最も容器部12a側に進出した位置においてこの遮
光板83を検出する第1のリミットセンサ(フォトイン
タラプラ)84が固着されている。また、床面72aの
上面には、この底板82の最大後退位置を制限する第2
のリミットセンサ(フォトインタラプタ)85が固着さ
れている。従って、底板82は、これら2つのリミット
センサ84,85によってその遮光板83が検出される
範囲において、往復スライドすることができる。
【0073】一方、容器部12aにおける取付板72b
には、底板82が最も容器部12a側に進出した位置に
おいてこの底板82(切り欠き部分を除く)を取り囲ん
で升状の容器を形成する枠としての2枚の枠板86,8
7が固着されている。また、底板82が最も容器部12
a側に進出した状態において、これら枠板86,87と
底板82との間の隙間がメダルの厚さよりも狭くなるよ
うに構成されている。従って、このようにして形成され
た容器内に、第1シュータ20から滑り落ちたメダルが
蓄積されるのである。なお、図1に示すカバー11は、
この第1シュータ20と容器部12aとの間においては
開かれている。従って、遊戯者は、第1シュータ20か
らメダルが滑り落ちて容器部12aに蓄積されていく様
子を観察することができる。また、容器内にメダルが蓄
積された状態において底板82が駆動部12b側に後退
すると、容器の底が開くので、容器内に蓄積されていた
メダルが下方に落下する。
【0074】ところで、枠板86の駆動部12b側の壁
面は、底板82の移動に干渉することがないよう、底板
82の上面から若干量離間する高さまでその下側部分が
切り欠かれている。但し、このように底板82と枠板8
6との間が離間していると、この隙間にメダルが入り込
んでしまうおそれがある。そのために、この枠板86の
外側において底板82の上面には、この底板82と密着
することによってこの隙間にメダルが入り込むのを防ぐ
ストッパー88が、底板82に対して摺動自在に載置さ
れている。このストッパー88は、底板82と枠86と
の間の隙間よりも高い高さと底板82の幅とほぼ等しい
全長を有するプラスチック製の角材である。枠板86の
駆動部12b側の面には、このストッパー88が底板8
2上から脱落してしまうのを防ぐためのストッパーカバ
ー89が貼り付けられている。即ち、ストッパーカバー
89は、ストッパー88の上面よりも若干広い面積を有
する長方形板の各辺から矩形の突出片が突出した形状の
板からなり、その長辺から突出した突出片が上方に折曲
されて枠86の外面に貼り付けられている。また、他の
3つの突出片が下方に折曲されている。これら3つの突
出片,及び、枠板86の駆動部12b側の面により、ス
トッパー88の移動が阻止されている。なお、このスト
ッパー88と底板82とがストッパー88の自重のみで
接触して余計なフリクションが生じることがないよう
に、ストッパー88の上面とストッパーカバー89との
間は離間しており、ストッパー88の上下方向のガタが
若干許容されている。
【0075】なお、底板82を容器部12aから抜き出
してこの容器部12aの底を開けた時においてストッパ
ー88が脱落してしまわないように、この底板82の駆
動部12b側への最大後退位置は、この底板82の先端
が容器部12aの枠86内に若干量留まる位置に制限さ
れる。即ち、この状態において底板12aの下面に設け
られた遮光板83を検出する位置に、第2のリミットセ
ンサ85が取り付けられているのである。このように容
器部12aの枠内に若干量留まった遮光板83の先端
は、上述したように、下方を向いて傾斜しているので、
底板82を後退させて容器の底を開けた際においてこの
底板82にメダルが引っかかってしまうことはない。
【0076】このように構成されたメダル放出装置1
2,12から夫々放出された(容器部12aの容器から
落下した)メダルは、図3に示す第2シュータ22,2
2によって、一旦、後板6側に案内される。この第2シ
ュータ22,22も、第1シュータ20,20と同じく
断面凹字形の形状を有しているので、その側縁からのメ
ダルの脱落を防止している。また、第2シュータ22,
22の上端縁(メダル放出機構12,12に最も近い
縁)は上方に曲折されているので、メダル放出機構1
2,12の容器から落下したメダルは、この上端縁から
落下することなく、全て第2シュータ22,22を滑り
落ちる。
【0077】そして、この第2シュータ22,22を滑
り落ちたメダルは、可動テーブル13に向かって傾斜し
ている第3シュータ23,23上に落下する。従って、
これらメダルは、可動テーブル13の上面に案内される
のである。
【0078】以上に説明したメダルホッパ60,ガイド
部材65,漏斗17,第2樋18,第1シュータ20,
メダル放出装置12,第2シュータ22,及び第3シュ
ータ23が第1の補給手段を構成する。また、メダルホ
ッパ60,ガイド部材65,漏斗17,第2樋18,及
び第1シュータ20は、メダル増加手段をも構成する。
【0079】一方、通し孔E,Eを通り抜けてゲームフ
ィールド側に送られたメダルは、この通し孔E,Eから
直接第3シュータ23,23上に落下して、可動テーブ
ル13上に供給される。但し、通し孔E,Eから落下す
るメダルが飛散して例えばメダル放出装置12,12の
駆動部内に入り込むことがないように、各通し孔E,E
の出口から第3シュータ23,23にかけてメダルの落
下通路を確保するとともにメダルの飛散を防止するため
のメダル飛散防止カバー21,21が、後板6上に設け
られている。即ち、上述したメダルホッパ60,ガイド
部材65,漏斗17,第1樋19,メダル飛散防止カバ
ー21,及び第3シュータ23が第2の補給手段及び第
3の補給手段を構成する。
【0080】<制御機構>次に、上述の各モータ等の動
作を制御するための回路構成を、図14のブロック図に
基づいて説明する。図14において、漏斗駆動モータ7
0,ホッパ駆動モータ62,テーブル駆動モータ52,
センサ揺動モータ37,左底板駆動モータ74a,左リ
ミットセンサ84a,85a,右底板駆動モータ74
b,右リミットセンサ84b,85b,ホッパメダルカ
ウンタ64,メダル通過センサ(受光素子)35,表示
素子34は、CPU98に接続されている。このCPU
98は、メダルゲーム機全体の制御を行う中央処理装置
であり、第1の補給手段,メダル増加手段,第2の補給
手段,第3の補給手段,及び選出手段の一部をなす。ま
た、左底板駆動モータ74aとは、正面から向かって左
側に位置するメダル放出装置12に組み込まれた底板駆
動モータ74であり、左リミットセンサ84a,85a
とは、この左側に位置するメダル放出装置12に組み込
まれたリミットセンサ84,85である。同様に、右底
板駆動モータ74bとは、正面から向かって右側に位置
するメダル放出装置12に組み込まれた底板駆動モータ
74であり、右リミットセンサ84b,85bとは、こ
の右側に位置するメダル放出装置12に組み込まれたリ
ミットセンサ84,85である。
【0081】このCPU98には、また、ランプ駆動回
路92,画像メモリ94,ディスプレイ駆動回路95,
タイマ96,及び初期設定スイッチ97が接続されてい
る。このランプ駆動回路92は、CPU98からの制御
に従って、6個のランプ8を夫々点灯/消灯させる回路
である。
【0082】ディスプレイ駆動回路95は、CPU98
からの制御に従って、ディスプレイ9上に画像を表示さ
せる駆動回路である。画像メモリ94は、ディスプレイ
9に表示させるべき画像のデータを格納しているメモリ
である。この画像メモリ94に格納されている画像のデ
ータの例を図17に示す。図17(a)は、通常画面の
画像であり、スロットマシンのドラムを表している。こ
の画面の内部は、外枠部分α,αと縦に三分割されたド
ラム部分β,β,βとに分かれている。そして、メダル
通過センサ35がメダルの通過を検出すると、各ドラム
部分β,β,β毎に、図18に示す各キャラクターを所
定の順番にて上方から下方へ移動され、所定タイミング
でこの動きが止められるのである。その結果、画面上で
は、あたかもスロットマシンのドラムが回転しているよ
うに見えるのである。但し、スロットマシンの場合と同
じく、停止時における絵柄の並び方はランダムとなる。
なお、図17(a)において外枠の四隅に示された円
は、このスロットゲームの実行予定回数を示している。
また、各ドラム部分β,β,βにおける各キャラクター
の移動方向は、下方から上方に向かう方向でも良いし、
各ドラム部分β,β,β毎に移動方向が異なっていても
良い。一方、図17(b)はスロットゲームの結果同じ
絵柄のキャラクターが3個揃った時に15秒間表示され
る画面の画像である。
【0083】タイマ96は、CPU98に時間情報を供
給する回路である。初期設定スイッチ97は、例えばメ
ダル回収部3の蓋93内部のようにメダルゲーム機の運
用者のみが操作できる位置に設けられたスイッチであ
り、メダルゲーム機をゲーム開始可能な状態に設定する
ためのスイッチである。
【0084】<制御処理>次に、図14のCPU98に
おいて実行される制御処理を、図15及び図16のフロ
ーチャートを用いて説明する。
【0085】この制御処理は、メダルゲーム機に主電源
を投入することによりスタートする。そして、最初のS
01において、初期設定を行うかどうかの判定を行う。
この判定は、初期設定スイッチ97の状態に従って行
う。そして初期設定を行わない場合(即ち、このメダル
ゲーム機の運用後2回目以降の電源投入の場合)には、
処理をそのままS09に進める。
【0086】これに対して初期設定設定を行う場合(即
ち、このメダルゲーム機の運用後最初の電源投入の場
合)には、漏斗17をAの位置に移動し(S04)、メ
ダルを50枚投入する(S05)。これにより、正面か
ら向かって左側のメダル放出装置12の容器内にメダル
が50枚蓄積される。次に、同様にして、漏斗17をC
の位置に移動し(S06)、メダルを50枚投入する
(S07)。これにより、正面から向かって右側のメダ
ル放出装置12の容器内にもメダルが50枚蓄積され
る。この初期設定を終えると、処理がS09に進められ
る。
【0087】このS09では、テーブル駆動モータ62
の回転が開始される。その結果、スライドテーブル13
が、正面側に向けての進出と後退とを繰り返しつつ、固
定テーブル14上でスライドするようになる。
【0088】次のS10では、センサ揺動モータ37の
回転が開始される。その結果、メダル検出部10が後板
6上において揺動するようになる。次のS11では、メ
ダル通過センサ35がメダル通過を検出したという記録
があるかをチェックする(即ち、メダル通過センサ35
がメダルを検出することにより第3の条件が満たされる
ので、このチェックを行う)。この記録は、メダル通過
センサ35がメダル通過を検出する毎にインクリメント
される数値として記録されている。なお、ディスプレイ
9に表示された外枠の四隅の丸は、この記録された数値
と同じ個数だけが白から黒に変色する。そして、メダル
通過を検出した記録がなければ、このS11のチェック
を繰り返す。これに対して、記録があれば(即ち、第3
の条件が満たされた場合には)、記録された数値を1デ
クリメントして、処理をS12に進める。
【0089】このS12では、賞の選出を行う選出手段
としてのスロットゲームを開始する。即ち、ディスプレ
イ9に表示されているスロット画面(図17(a))の
各ドラム部分のキャラクターを上から下に向けて連続的
に移動させる。そして、次のS13において、これら各
ドラム部上を移動しているキャラクターを順次停止させ
るのである。
【0090】次のS14では、スロット画面上の中段に
並んでいるキャラクターをチェックし、同じ絵柄が2個
以上揃っているかどうかを判定する。そして、同じ絵柄
が全く揃っていない場合には、第2の条件が満たされた
として、処理をS15に進める。このS15では、漏斗
駆動モータ70を駆動して漏斗17をAの位置又はCの
位置に移動する(現在位置がAならばCに移動,現在位
置がCならばAに移動,現在位置がBならば現在位置に
移動する前における位置とは逆の位置にする)。そし
て、S16において、メダルを5枚投入する(メダル増
加手段に対応)。この結果、右又は左のメダル放出部1
2の容器内のメダルが増量する。よって、1枚の投入メ
ダルに対する払い戻しメダルの期待値が上昇する結果と
なる。なお、S15において漏斗17の位置を交互にA
又はCとしているので、両メダル放出部12の容器内の
メダル数はほぼ等しくなる。以上によりこの回のスロッ
トゲームによるイベントは終了するので、次回のスロッ
トゲームに備えるために、処理をS11に戻す。
【0091】これに対して絵柄が2個以上揃った場合に
は、S17において、絵柄が3個揃っているかどうかを
チェックする。絵柄が3個揃っていない場合とは、絵柄
が2個のみ揃っている場合であり、絵柄が3個揃うより
も確率が高い第2の賞が選出された場合である。そこ
で、S18において、漏斗駆動モータ70を駆動して漏
斗17をBの位置に移動する。そして、S19におい
て、メダルを10枚投入する(第2の補給手段に対
応)。この結果、スライドテーブル13上にメダルが1
0枚供給されるので、これに起因して多数のメダルがメ
ダル落下孔14aに落下することが期待できる。以上に
よりこの回のスロットゲームによるイベントは終了する
ので、次回のスロットゲームに備えるために、処理をS
11に戻す。
【0092】これに対してS17にて絵柄が3個揃った
場合とは、第1の賞が選出された場合である。そこで、
S20において、揃った絵柄に対応するランプ8を点灯
させる。次のS21では、6個のランプが全部揃ったか
どうか(全ての絵柄を3個づつ揃えたかどうか)を判定
する。
【0093】そして、未だ全てのランプが点灯していな
いと判定した場合には、S22において、漏斗駆動モー
タ70を駆動して漏斗17をBの位置に移動する。そし
て、S23においてタイマ96をスタートさせるととも
に図17(b)の画像をディスプレイ9上に表示し、処
理をS24に進める。このS24では、タイマスタート
後15秒が経過したかどうかをチェックする。そして、
未だタイマスタート後15秒が経過していなければ、次
のS25において、メダル通過センサ35がメダルの通
過を検出したかどうかをチェックする。そして、検出し
てなければ処理をそのままS24に戻すが、検出してい
ればS26にてメダルを10枚投入した後に処理をS2
4に戻す。以上のような処理を、S24にてタイマスタ
ート後15秒経過したと判定されるまで繰り返す(第3
の補給手段に対応)。この結果、多数のメダルがスライ
ドテーブル13上に供給されるので、これに起因して多
数のメダルがメダル落下孔14aに落下することが期待
できる。以上によりこの回のスロットゲームによるイベ
ントは終了するので、次回のスロットゲームに備えるた
めに、処理をS11に戻す。
【0094】これに対して、S21にて全てのランプ8
が点灯していると判定した場合には、S27において、
左底板駆動モータ74a及び右底板駆動モータ74bを
駆動して、左右のメダル放出装置12の容器の底板82
を解放する(第1の補給手段に対応)。その結果、これ
までに各メダル放出装置12の容器に蓄積されていた大
量(100枚以上)のメダルが一挙にゲームフィールド
上に放出されることになるので、これに起因して大量の
メダルがメダル落下孔14aから落下することが期待で
きる。この後、左底板駆動モータ74a及び右底板駆動
モータ74bを反転駆動して、左右のメダル放出装置1
2の容器の底板82を閉じる(S28)。そして、漏斗
17をAの位置に移動し(S29)、メダルを50枚投
入する(S30)。これにより、正面から向かって左側
のメダル放出装置12の容器内にメダルが50枚蓄積さ
れる。次に、同様にして、漏斗17をCの位置に移動し
(S31)、メダルを50枚投入する(S32)。これ
により、正面から向かって右側のメダル放出装置12の
容器内にもメダルが50枚蓄積される。最後に、全ての
ランプ8を消灯する。以上によりこの回のスロットゲー
ムによるイベントは終了するので、次回のスロットゲー
ムに備えるために、処理をS11に戻す。
【0095】<実施形態による動作>次に、以上のよう
に構成されたメダルゲーム機による動作を説明する。先
ず、運用者が主電源を投入すると、初期設定を行うかど
うかの判定が行われる。そして、運用者が初期設定スイ
ッチ97を投入すると、スライドテーブル12の進退,
及びメダル検出部10の揺動が開始される。
【0096】この状態で遊戯者がメダル投入孔4からメ
ダルを投入すると、メダルは、ガイド5及び滑り台26
を通って後板6及びガイド板7の隙間に導入される。後
板6及びガイド板7の隙間に導入されたメダルは、多数
の釘28によってその軌跡がランダムに変更されつつ落
下して、スライドテーブル13上の何れかの位置に落ち
る。そして、このメダルは、スライドテーブル13の正
面側への進出に伴ってスライドテーブル13の上面上に
倒れ、スライドテーブル13の後板6側への後退に伴っ
てワイパー部材43によって相対的に先端側へ押し出さ
れる。このメダルが押し出されると、他のメダルも一緒
に押し出される。そして、スライドテーブル13上のメ
ダルの堆積が粗であれば、メダル間の隙間を埋めること
によってこのメダルの押し出しが吸収されてしまうの
で、スライドテーブル13からメダルが落ちることがな
い。しかし、スライドテーブル13上のメダルの堆積が
密であれば、このメダルの押し出しは先端に位置するメ
ダルにまで伝達されるので、1枚若しくは複数毎のメダ
ルが固定テーブル14上に落下する。
【0097】固定テーブル14上に落下したメダルは、
スライドテーブル13先端のワイパー部材55によって
押し出される。その結果、スライドテーブル13上にお
けるのと同様に、固定テーブル14上から何枚かのメダ
ルが落下することがあり得る。このメダルが落下した孔
がメダル落下孔14aであれば、遊戯者は、このメダル
を払い戻し口15から取り出すことができる。しかし、
メダルが落下した孔が回収孔14bであると、このメダ
ルは回収箱59に入ってしまうので、遊戯者がこのメダ
ルを取り出すことはできない。
【0098】このようなメダル投入を繰り返しているう
ちに、後板6及びガイド板7の隙間を落下しているメダ
ルが、メダル検出部10を支持する支持部材32,32
の間を通過する場合がある。この場合には、ディスプレ
イ9上においてスロットゲームが実行される。そして、
絵柄が全く揃わないと、回収箱59からメダルホッパに
よって汲み上げられたメダル5枚が、漏斗17,第2樋
18,通し孔D,及びシュータ30を通って、メダル放
出部12の容器内に追加投入される。このように、スロ
ットゲームが全く入賞しない場合でも、メダル放出部1
2の容器内のメダルの枚数は増加していくので、ランプ
が揃った場合における放出枚数が増加することになる。
即ち、1枚の投入メダルに対する払い戻しメダル枚数の
期待値が少しづつ増加していくことになる。従って、遊
戯者は、ゲームを進めていけばいくほどゲームから離れ
られなくなってしまうのである。
【0099】また、スロットゲームによって2枚の絵柄
が揃うと、回収箱59からメダルホッパによって汲み上
げられたメダルが、漏斗17,第1樋19,通し孔E,
メダル飛散防止カバー21,及び第3シュータを通っ
て、ゲームフィールド内に投入される。この場合、メダ
ル放出部12の容器内へのメダル投入はなされないが、
この容器に蓄積されたメダルが放出される確率はかなり
低い。従って、それより発生確率の高いこのようなイベ
ント毎にメダルを一定枚数づつゲームフィールド内に投
入することで、遊戯者の射幸心を持続させることができ
る。
【0100】また、スロットゲームによって3枚の絵柄
が揃うと、「フィーバー」の状態になる。この「フィー
バー」の状態では、メダルが支持部材32,32の間を
通過する毎に、10枚のメダルがゲームフィールドに供
給される。このように、絵柄が2枚揃うよりも確率が低
いイベント発生の場合に、絵柄2が2枚揃った場合より
も大量のメダルをゲームフィールドに投入することによ
って、遊戯者の努力に報いることができ、これによって
遊戯者にゲームを続行させることができるのである。
【0101】なお、3枚の絵柄が揃うと、この絵柄に対
応するランプ8が点灯する。このランプ8が全て揃うと
メダル放出部12からの大量のメダル放出がなされるの
で、ランプが新たに点灯する毎に、1枚の投入メダルに
対する払い戻しメダル枚数の期待値も飛躍的に上昇す
る。従って、遊戯者の射幸心を益々刺激してゲームを続
行させることができる。
【0102】このようにして6個のランプ8が全て点灯
すると、メダル放出部12の容器部12aの底板82が
開き、この容器内に蓄積されていた大量のメダルが第2
シュータ22,及び第3シュータ23を通ってゲームフ
ィールド内に放出される。この時、上述したように、ス
ロットゲームにおいて絵柄が一枚も揃わなかった回数が
多ければ多いほど、放出されるメダル枚数が増加する。
従って、ゲームを進めれば進めるほど払い戻しされるメ
ダルの枚数も増加するという結果となるので、遊戯者に
ゲームの中止を躊躇わせることができる。
【0103】このように本実施形態のメダルゲーム機の
遊戯性は、従来のものよりも更に向上しているのであ
る。
【0104】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のメダル
ゲーム機によれば、遊戯者が投入するメダル一個当たり
に対するメダルの払い戻し数の期待値を漸次増加させる
ことができる。
【0105】また、本発明の請求項1によるメダルゲー
ム機によれば、メダルを一挙に供給することによってテ
ーブル上にメダルを積層させることができるので、多数
のメダルの払い戻しを遊戯者に期待させることができ
る。
【0106】また、本発明の請求項2によるメダルゲー
ム機によれば、賞の選出が外れた場合においては、賞が
選出された場合にテーブル上に補給される予定のメダル
数を増加せさることによって遊戯者の努力に報い、その
結果として、賞が外れた場合でも遊戯者にゲーム続行の
意欲を持続させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態によるメダルゲーム機の
正面図
【図2】 図1のメダルゲーム機の上面図
【図3】 図1のメダルゲームのカバーを外した状態を
示す斜視図
【図4】 図1のメダルゲーム機の一部透過背面図
【図5】 後板6及びガイド板7近傍の縦断面図
【図6】 後板6及びガイド板7の拡大正面図
【図7】 図3のVII−VII線に沿った一部省略横断面図
【図8】 図1のメダルゲーム機の中心線に沿った縦断
面図
【図9】 汲上樋の上端近傍の上面図
【図10】 メダル放出装置の上面図
【図11】 図10の矢印XI方向から見たメダル放出装
置の側視図
【図12】 図11のXII−XII線に沿ったメダル放出装
置の断面図
【図13】 図10の矢印XIII方向から見たメダル放出
装置の側視図
【図14】 図1のメダルゲーム機の内部回路を示すブ
ロック図
【図15】 図14のCPUにおいて実行される制御処
理の内容を示すフローチャート
【図16】 図14のCPUにおいて実行される制御処
理の内容を示すフローチャート
【図17】 ディスプレイ上で表示される画面を示す図
【図18】 キャラクターの絵柄を示す図
【符号の説明】
2 ゲーム実行部 6 後板 7 カバー板 8 ランプ 9 ディスプレイ 12 メダル放出装置 13 スライドテーブル 14 固定テーブル 17 漏斗 18 第2樋 19 第1樋 20 第1スライダ 21 メダル飛散防止カバー 22 第2スライダ 23 第3スライダ 31 揺動アーム 60 ホッパ 98 CPU D 通し孔 E 通し孔

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メダルがその上面に載置されるテーブル
    と、 このテーブルの上面に沿ってこのテーブルと相対移動す
    ることによってこのテーブルの上面に載置されているメ
    ダルをこのテーブルの上面から落下させる方向に押し出
    すメダル押出手段と、 遊技者の操作に従ってメダルをこのテーブル上面に案内
    する案内手段と、 枠と底板からなるとともにその内部に前記テーブル上面
    上へ補給されるメダルを収納する容器と、 第1の条件が満たされた時に前記底板を移動させて前記
    容器の底を開けることによって前記容器内に収納されて
    いたメダルを前記テーブル上面上に補給する第1の補給
    手段と、 前記容器に収納されたメダルの枚数を第2の条件に従っ
    て増加させるメダル増加手段とを備えたことを特徴とす
    るメダルゲーム機。
  2. 【請求項2】メダルがその上面に載置されるテーブル
    と、 このテーブルの上面に沿ってこのテーブルと相対移動す
    ることによってこのテーブルの上面に載置されているメ
    ダルをこのテーブルの上面から落下させる方向に押し出
    すメダル押出手段と、 遊技者の操作に従ってメダルをこのテーブル上面に案内
    する案内手段と、 第1の条件が満たされた時に前記テーブルの上面上にメ
    ダルを補給する第1の補給手段と、 第3の条件が満たされた時に賞の選出を行う選出手段
    と、 この選出手段によって賞が選出されなかったときに前記
    容器内に所定枚数のメダルを投入するメダル増加手段と
    を備えたことを特徴とするメダルゲーム機。
  3. 【請求項3】前記選出手段によって第1の賞が複数回選
    出されたことを前記第1の条件とすることを特徴とする
    請求項2記載のメダルゲーム機。
  4. 【請求項4】前記選出手段によって前記第1の賞よりも
    当選確率が高い第2の賞が選出された時に、前記テーブ
    ルの上面上に一定枚数のメダルを補給する第2の補給手
    段を更に備えたことを特徴とする請求項3記載のメダル
    ゲーム機。
  5. 【請求項5】前記案内手段は、複数の通路を有し、前記
    メダルをランダムに定まる一の通路を通して案内すると
    ともに、 この案内手段によって前記メダルが案内される前記複数
    通路中の何れかの位置に配置されてこの通路中における
    メダルの通過を検出するメダル通過検出手段を更に備
    え、 このメダル検出手段により前記メダルの通過が検出され
    た時に前記第3の条件が満たされたとすることを特徴と
    する請求項3又は4記載のメダルゲーム機。
  6. 【請求項6】前記選出手段によって前記第1の賞が選出
    されてから一定時間の間において、前記メダル通過検出
    手段によって前記メダルの通過が検出される毎に前記テ
    ーブルの上面上に一定枚数のメダルを補給する第3の補
    給手段を更に備えたことを特徴とする請求項5記載のメ
    ダルゲーム機。
  7. 【請求項7】前記メダル通過検出手段は、前記案内手段
    内において前記複数通路の間を移動することを特徴とす
    る請求項5又は6記載のメダルゲーム機。
  8. 【請求項8】前記案内手段は、遊技者の操作によって投
    入された前記メダルが衝突する複数の突起を備えるとと
    もに、この突起に衝突することによって前記メダルの通
    路がランダムに変更されることを特徴とする請求項1乃
    至7の何れかに記載のメダルゲーム機。
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