JP6783429B2 - ゲーム装置 - Google Patents

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    • A63F2250/13Miscellaneous game characteristics using coins or paper money as play elements
    • A63F2250/136Coin pusher

Description

本発明は、ゲーム装置に関する。
平板状のテーブルの面上でプッシャーテーブルを反復的に往復させるプッシャーゲームが従来から提案されている。テーブルの面上に載置された多数のコインがプッシャーテーブルにより押圧されることで徐々に移動して、テーブルの前端から落下する。
特開2010−110525号公報
従来のプッシャーゲームに利用されるコインを例えば球体等の遊技体に変更することが想定される。しかし、球体等の遊技体はプッシャーテーブルまたはテーブルの面上で自由に移動してテーブルの周縁から直ぐに落下する。したがって、遊技体を徐々に移動させてテーブルの端部から落下させるというプッシャーゲームの興趣性を維持できないという問題がある。以上の事情を考慮して、本発明の好適な態様は、任意の方向に転動可能な遊技体を利用した構成でも、遊技体を徐々に移動させてテーブルから落下させるというプッシャーゲームの興趣性を維持することを目的とする。
以上の課題を解決するために、本発明の好適な態様に係るゲーム装置は、テーブルの面上で往復するプッシャー部と、姿勢によらず転動可能な遊技体を、前記プッシャー部の上面である第1面に投入可能な投入部と、前記プッシャー部および前記テーブルの少なくとも一方に設けられ、前記遊技体の移動量を抑制する抑制部とを具備する。
本発明の好適な形態に係るゲーム装置の斜視図である。 実施形態のゲーム装置を上方からみた平面図である。 図2におけるIII−III線の断面図である。 ゲームフィールドに遊技体が配置された状態にあるゲーム装置の斜視図である。 図3における領域A1の拡大図である。 図2におけるVI−VI線の断面図である。 テーブルにおける右側の周縁の近傍を拡大した断面図である。 図3における領域A2の拡大図である。 図2におけるIX−IX線の断面図である。 変形例における第1規制部の構成を示す平面図である。 変形例における第1規制部の構成を示す平面図である。 変形例における第1規制部の構成を示す平面図である。 変形例における第3規制部の構成を示す平面図である。 変形例における第3規制部の構成を示す平面図である。 変形例における第3規制部の構成を示す平面図である。
本発明を実施するための好適な形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明で参照する各図面では、各要素の寸法および縮尺を実際の製品とは便宜的に相違させている場合がある。また、以下に説明する形態は本発明の好適な具体例であり、本発明の範囲は以下の形態に限定されない。
<ゲーム装置>
図1は、本発明の好適な態様に係るゲーム装置1の構成を示す斜視図である。ゲーム装置1は、遊技者が遊技するための機器であり、ゲームセンターおよびカジノ等の娯楽施設、または、ショッピングセンター等の商業施設に設置される。なお、ゲーム装置1は、カジノにおいて利用される場合には、ゲーミングマシンと呼ばれることもある。また、ゲーム装置1は、店舗に設置される業務用の機器である必要はなく、例えば家庭用または個人用の機器としても実現される。
図1に例示される通り、本実施形態のゲーム装置1は、操作パネル10とゲームフィールドFとを具備する。操作パネル10は、遊技者による操作を受付ける入力機器である。ゲームフィールドFは、遊技者にプッシャーゲームを提供するための機構が設置された空間である。
図1に例示される通り、本実施形態の操作パネル10は、操作部11Lと操作部11Rと読取部13と払出部14とを具備する。操作部11Lおよび操作部11Rの各々は、操作子112と操作子113と投入口114とを含んで構成される。操作子112および操作子113は、遊技者が押下する操作ボタンである。投入口114は、遊技者がコインを投入可能な開口である。ここで、コインは、店舗が遊技者に貸出す遊技媒体(「メダル」とも称される)であってもよいし、硬貨等でもよい。
読取部13は、遊技者が保有するクレジットの情報が記憶されたカードに対して非接触で各種の情報の読出および書込を実行する。クレジットは、ゲームに利用可能な仮想的な通貨である。クレジットは、例えばゲームでの利用に限定される価値のほか、現実の金銭に交換可能な価値でもよい。具体的には、カジノのゲーミングマシンとしてゲーム装置1が使用される場合には、金銭(紙幣または硬貨)とクレジットとは相互に交換される。また、クレジットに比例する枚数のコインまたはチケットに変換可能な場合もある。なお、カード自体にクレジットの情報が記憶されている必要は必ずしもない。例えば、通信網を介してゲーム装置1と通信可能なサーバ装置にクレジットの情報を記憶してもよい。具体的には、遊技者またはカードに付与された識別情報(例えばカードID)に対応付けてクレジットの情報が記憶される。読取部13がカードから取得した識別情報に対応するクレジットの情報を、ゲーム装置1はサーバ装置から取得する。
払出部14は、遊技者がコインの払出を指示するための操作子である。遊技者が払出部14を操作すると、払出口(図示略)に所定数のコインが排出される。なお、払出部14の操作を契機として、カードに記憶されたクレジットをコインの枚数に応じて加算してもよい。また、通信網を介してゲーム装置10が通信可能なサーバ装置に記憶されたクレジットを加算してもよい。
図2は、ゲームフィールドFを上方からみた平面図であり、図3は、図2におけるIII−III線の断面図である。なお、図2以降の各図面では、操作パネル10の図示を便宜的に省略した。図2および図3に例示される通り、以下の説明では、ゲームフィールドFの左右方向をX方向と表記し、前後方向をY方向と表記する。X方向の正側が遊技者からみて右側であり、X方向の負側が遊技者からみて左側である。また、Y方向の正側が前方(遊技者からみて手前側)であり、Y方向の負側が後方(遊技者からみて奥側)である。X-Y平面は、水平面に相当する。
図1および図2に例示される通り、ゲームフィールドFには、フレーム部20とテーブル30とプッシャー部40と投入部50Lおよび投入部50Rとが設置される。フレーム部20は、ゲーム装置1の各要素を支持する構造体であり、側壁部21Lと側壁部21Rと前壁部23と後壁部24とを含んで構成される。側壁部21Lおよび側壁部21Rは、相互に対向するようにゲームフィールドFの左右に設置される。テーブル30およびプッシャー部40は、側壁部21Lと側壁部21Rとの間に設置される。前壁部23は、テーブル30におけるY方向の正側の周縁(以下「前縁」という)E2から離間した位置でX方向に延在する部材である。すなわち、テーブル30の前縁E2と前壁部23との間にはX方向に長尺な開口(以下「落下口」という)Qが形成される。後壁部24は、プッシャー部40の上面(以下「第1面」という)S1に対向するX方向に長尺な部材である。
テーブル30は、略水平に設置された平板状の部材である。例えばアクリル樹脂等の光透過性の樹脂材料でテーブル30は形成される。図3に例示される通り、テーブル30の上面は、往復面S0と第2面S2とに区画される。往復面S0は、水平面(X-Y平面)に略平行な平面である。第2面S2は、往復面S0からみてY方向の正側に位置する領域である。
プッシャー部40は、テーブル30の面上で往復する立体的な構造体(プッシャーテーブル)である。具体的には、プッシャー部40は、図3に例示される通り、往復面S0の面上でY方向に沿って反復的に往復する。プッシャー部40が往復する方向をY方向と定義し、水平面内でY方向に直交する方向をX方向と定義してもよい。
投入部50Lおよび投入部50Rは、プッシャー部40の第1面S1に向けて遊技体Bを投入可能な機構である。投入部50Lは、図1に例示される通り、プッシャー部40の左側からX方向の正側に向けて遊技体Bを第1面S1に投入する。投入部50Rは、プッシャー部40の右側からX方向の負側に向けて遊技体Bを第1面S1に投入する。図1に例示される通り、本実施形態の遊技体Bは球体(ボール)である。したがって、例えばプッシャー部40の第1面S1またはテーブル30の第2面S2の面上で遊技体Bは転動可能である。遊技体Bは、例えばアクリル樹脂またはガラス等の光透過性の材料で形成される。
投入部50Lおよび投入部50Rの各々が遊技体Bを投入する方向および時点は可変である。遊技者は、図1の操作パネル10における操作部11Lの操作子112を操作することで投入部50Lによる遊技体Bの投入の方向を変更可能である。具体的には、投入部50Lの投入の方向は、操作子112が押下された状態では所定の範囲内で反復的に変化し、操作子112の押下が解除された時点の方向に確定する。投入部50Rについても同様であり、遊技者は、操作パネル10における操作部11Rの操作子112を操作することで投入部50Rによる投入方向を変更可能である。また、操作パネル10における操作部11Lの操作子113が操作されると投入部50Lから遊技体Bが投入され、操作部11Rの操作子113が操作されると投入部50Rから遊技体Bが投入される。なお、投入部50Lおよび投入部50Rの一方のみを設置してもよい。
図4は、図1のゲームフィールドFに遊技体Bが配置された状態を例示する斜視図である。図4に例示される通り、実際の遊技の場面では、第1面S1および第2面S2に多数の遊技体Bが敷き詰められる。投入部50Lおよび投入部50Rから第1面S1に投入された複数の遊技体Bは、プッシャー部40が後方(Y方向の負側)に移動しているときに後壁部24により押圧される。複数の遊技体Bが後壁部24により押圧されることで順次に移動し、プッシャー部40におけるY方向の正側の周縁(以下「前縁」という)E1の近傍に位置する余剰の遊技体Bが、第1面S1からテーブル30の第2面S2に落下する。第2面S2上の複数の遊技体Bは、前方に移動するプッシャー部40により押圧されることで順次に移動し、テーブル30の前縁E2の近傍に位置する余剰の遊技体Bが第2面S2から落下口Qに落下する。
図1および図2に例示される通り、落下口Qには、遊技体Bを検出する検出器60が設置される。検出器60が検出した遊技体Bの個数に応じた報酬が遊技者に付与される。例えば、遊技体Bの個数に応じた数値が報酬として遊技者のクレジットに加算される。なお、落下口Qに落下した遊技体Bの個数に応じた数量のコインを払出口(図示略)から報酬として排出してもよい。
図3に例示される通り、テーブル30の下方には発光部61が設置される。発光部61は、テーブル30を照明する光源であり、例えばLED(Light Emitting Diode)等の発光素子を含んで構成される。前述の通り、遊技体Bおよびテーブル30は光透過性であるから、発光部61からの出射光はテーブル30を通過し、遊技体Bを通過しながら適度に散乱して遊技者に視認される。また、プッシャー部40の上方には発光部62が設置される。発光部62は、プッシャー部40の第1面S1を照明する光源であり、例えばLED等の発光素子を含んで構成される。発光部62からの出射光は、遊技体Bを通過しながら適度に散乱して遊技者に視認される。以上の説明から理解される通り、第1面S1および第2面S2上の複数の遊技体Bを電飾に利用した意匠的な演出が実現される。なお、プッシャー部40の内部に発光部62を設置した構成では、発光部62がプッシャー部40とともに移動するから、往復範囲内の何れの地点にプッシャー部40が位置する状態でも発光部62に電力を供給するための仕組みが必要である。本実施形態では、プッシャー部40の外部に発光部62が固定されるから、プッシャー部40の位置に関わらず、簡便な構成により発光部62に定常的に電力を供給できるという利点がある。
図1から図3に例示される通り、テーブル30には第1規制部31が設置される。第1規制部31は、テーブル30の前縁E2に沿って第2面S2から突出する部材である。具体的には、第1規制部31は、前縁E2の全体にわたりX方向(すなわちプッシャー部40が往復するY方向に交差する方向)に沿って直線状に延在する。
図5は、図3における第1規制部31の近傍の範囲A1を拡大した断面図である。図5に例示される通り、第2面S2は、前方側(Y方向の正側)が低くなるように水平面Hに対して角度θ1(第1角度の例示)で傾斜する。したがって、第2面S2上の複数の遊技体Bは第2面S2における前縁E2の近傍に移動し、第1規制部31に当接することで静止する。そして、第2面S2上の複数の遊技体Bのうち第1規制部31を乗り越えた一部の遊技体Bが落下口Qに落下する。以上の説明から理解される通り、第2面S2における前縁E2から落下口Qに多数の遊技体Bが自由に落下することが第1規制部31により抑制される。したがって、転動可能な球状の遊技体Bを利用した構成にも関わらず、遊技体Bを徐々に移動させてテーブル30から落下させるというプッシャーゲームの興趣性を維持できる。
図5に例示される通り、第1規制部31は、Y方向の正側が高くなるように水平面Hに対して角度θ2(第2角度の例示)で傾斜する。水平面Hに対する第1規制部31の高さh1は、遊技体Bの直径(さらに好適には半径)を下回る。図5に例示される通り、角度θ2は角度θ1よりも大きい(θ2>θ1)。具体的には、角度θ1は、0°以上かつ90°以下の角度であり、角度θ2は、0°を上回り、かつ90°以下の範囲内で角度θ1を上回る適切な角度に設定される。以上の構成によれば、第1規制部31の角度θ2が第2面S2の角度θ1以下である構成と比較して、遊技体Bの移動(具体的には落下口Qへの落下)を有効に抑制することが可能である。
図1に例示される通り、側壁部21Lには、テーブル30におけるX方向の負側の周縁(以下「側縁」という)ELに沿う長尺状の開口部26Lが形成される。同様に、側壁部21Rには、テーブル30におけるX方向の正側の側縁ERに沿う長尺状の開口部26Rが形成される。第2面S2上の複数の遊技体Bがプッシャー部40により押圧されると、側縁ELの近傍に位置する余剰の遊技体Bは、X方向の負側に移動することで開口部26Lを通過してテーブル30から落下する(いわゆる親落ち)。同様に、側縁ERの近傍に位置する余剰の遊技体Bは、X方向の正側に移動することで開口部26Rを通過してテーブル30から落下する。開口部26Lまたは開口部26Rを通過してテーブル30から落下した遊技体Bは、ゲーム装置1の内部に貯留される。すなわち、遊技体Bが落下口Qに落下した場合には遊技者に報酬が付与されるのに対し、開口部26Lまたは開口部26Rを通過して遊技体Bが落下してもプレイヤに報酬は付与されない。なお、図4に例示される通り、開口部26Lおよび開口部26Rの近傍は、実際には遮蔽板27で被覆され、遊技者は視認できない。なお、側縁ELおよび側縁ERに沿ってテーブル30に形成された切欠部から遊技体Bを落下(親落ち)させてもよい。切欠部は、遊技体Bの直径を上回る横幅の開口である。切欠部を形成した構成では、開口部26Lおよび開口部26Rを省略してもよい。
図6は、テーブル30における側縁ELの近傍の断面図(図2におけるVI−VI線の断面図)である。図6に例示される通り、側縁ELに沿って第2面S2から突出する第2規制部32Lがテーブル30に設置される。第2規制部32Lは、開口部26Lの全長にわたり延在する長尺状の部材である。
図6に例示される通り、第2規制部32Lは、X方向の負側ほど高くなるように水平面Hに対して角度θ3(第3角度の例示)で傾斜する。水平面H(第2面S2)に対する第2規制部32Lの高さh2は、遊技体Bの直径(さらに好適には半径)を下回る。以上の構成において、側縁ELの近傍に到達した複数の遊技体Bは、第2規制部32Lに当接することで静止する。すなわち、遊技体Bの移動が抑制される。そして、側縁ELの近傍の複数の遊技体Bのうち第2規制部32Lを乗り越えた一部の遊技体Bが開口部26Lを通過して落下する。以上の説明から理解される通り、第2面S2の側縁ELから多数の遊技体Bが開口部26Lを通過して落下すること(親落ち)が第2規制部32Lにより抑制される。
図7は、テーブル30における側縁ERの近傍の断面図である。図7に例示される通り、側縁ERに沿って第2面S2から突出する第2規制部32Rがテーブル30に設置される。第2規制部32Rは、開口部26Rの全長にわたり延在する長尺状の部材である。
図7に例示される通り、第2規制部32Rは、X方向の正側ほど高くなるように水平面Hに対して角度θ3で傾斜する。水平面H(第2面S2)に対する第2規制部32Lの高さh2は、遊技体Bの直径(さらに好適には半径)を下回る。以上の構成において、側縁ERの近傍に到達した複数の遊技体Bは、第2規制部32Rに当接することで静止する。そして、側縁ERの近傍の複数の遊技体Bのうち第2規制部32Rを乗り越えた一部の遊技体Bが開口部26Rを通過して落下する。以上の説明から理解される通り、第2面S2の側縁ERから多数の遊技体Bが開口部26Rを通過して落下することが第2規制部32Rにより抑制される。
第2規制部32Lおよび第2規制部32Rの角度θ3は、第2面S2の角度θ1よりも大きい(θ3>θ1)。以上の構成によれば、角度θ3が角度θ1以下である構成と比較して、側縁ELまたは側縁ERの近傍の遊技体Bの移動(親落ち)を有効に抑制することが可能である。また、第2規制部32Lおよび第2規制部32Rの角度θ3は、第1規制部31の角度θ2よりも小さい(θ3<θ2)。すなわち、概略的には、第2規制部32Lまたは第2規制部32Rを遊技体Bが乗り越える可能性(すなわち親落ちの可能性)のほうが、遊技体Bが第1規制部31を乗り越えて落下口Qに落下する可能性よりも高い。したがって、プッシャーゲームの興趣性を維持することが可能である。
図2および図3に例示される通り、本実施形態におけるプッシャー部40には第3規制部41が設置される。第3規制部41は、プッシャー部40の前縁E1に沿って第1面S1から突出する部材である。具体的には、第3規制部41は、前縁E1の全体にわたりX方向(すなわちプッシャー部40が往復するY方向に交差する方向)に沿って延在する。
図8は、図3における第3規制部41の近傍の範囲A2を拡大した断面図である。図8に例示される通り、第1面S1は、前方側(Y方向の正側)が低くなるように水平面Hに対して角度θ4(第4角度の例示)で傾斜する。水平面H(第1面S1)に対する第3規制部41の高さh3は、遊技体Bの直径(さらに好適には半径)を下回る。
第1面S1上の複数の遊技体Bは、第1面S1における前縁E1の近傍に移動し、第3規制部41に当接することで静止する。そして、第1面S1上の複数の遊技体Bのうち第3規制部41を乗り越えた一部の遊技体Bがテーブル30の第2面S2上に落下する。以上の説明から理解される通り、第1面S1の前縁E1から多数の遊技体Bが自由に落下することが第3規制部41により抑制される。したがって、転動可能な遊技体Bを利用した構成にも関わらず、遊技体Bを徐々に移動させてテーブル30から落下させるというプッシャーゲームの興趣性を維持できる。
図8に例示される通り、第3規制部41は、Y方向の正側が高くなるように水平面Hに対して角度θ5(第5角度の例示)で傾斜する。角度θ5は角度θ4よりも大きい(θ5>θ4)。具体的には、角度θ4は、0°以上かつ90°以下の角度であり、角度θ5は、0°を上回り、かつ90°以下の範囲内で角度θ4を上回る適切な角度に設定される。以上の構成によれば、第3規制部41の角度θ5が第1面S1の角度θ4以下である構成と比較して、遊技体Bの移動(具体的にはテーブル30への落下)を有効に抑制することが可能である。
図9は、図2におけるIX−IX線の断面図である。図2および図9に例示される通り、プッシャー部40の第1面S1には、Y方向(すなわちプッシャー部40の往復の方向)に沿う複数の溝部42が形成される。複数の溝部42は、略等間隔でX方向に配列する。相互に隣合う2本の溝部42の間においてY方向に延在する複数の山部が第1面S1に形成された構成とも換言される。X方向に隣合う2本の溝部42の間隔は遊技体Bの直径を下回り、各溝部42の深さは遊技体Bの直径を下回る。なお、図9においては曲面状(断面波状)の溝部42を例示したが、溝部42の形状は適宜に変更される。例えば、複数の平面を組合わせた形状(例えば蛇腹状)の溝部42を第1面S1に形成してもよい。また、各溝部42の間隔を、X方向の位置に応じて相違させてもよい。
図1を参照して説明した通り、投入部50Lおよび投入部50Rは、X方向に向けて遊技体Bを投入する。したがって、第1面S1が単純な平坦面である構成では、投入部50Lから投入された遊技体Bが第1面S1を横断してX方向の正側の端部まで到達し、投入部50Rから投入された遊技体Bは第1面S1を横断してX方向の負側の端部まで到達する。すなわち、第1面S1のうち遊技者による操作に応じた途中の位置に遊技体Bを投入することができない。本実施形態では、Y方向に沿う複数の溝部42が第1面S1に形成されるから、投入部50Lまたは投入部50RからX方向に投入される遊技体Bがプッシャー部40の反対側の端部まで自由に到達することが抑制される。したがって、遊技体Bが投入される位置が遊技者の意図に依存するプッシャーゲームの興趣性を維持することが可能である。
プッシャー部40が往復すると、第1面S1に投入された遊技体Bは、各溝部42に沿って第1面S1上をY方向に移動する。すなわち、第1面S1上の遊技体Bがプッシャー部40の往復に伴ってX方向に移動することが各溝部42によって抑制される。すなわち、複数の溝部42は、第1面S1に投入された遊技体BがX方向に移動することを規制する要素(換言すると遊技体BをY方向に案内するガイド)として機能する。
プッシャー部40は、図3に例示される通り、以上に説明した第1面S1のほか、傾斜面Saと押圧面Sbとを含んで構成される。押圧面Sbは、テーブル30の往復面S0に対して略垂直に起立した壁面である。第2面S2上の遊技体Bは、プッシャー部40の往復とともに押圧面SbによりY方向に押圧される。なお、押圧面Sbが往復面S0に対して傾斜してもよい。
傾斜面Saは、プッシャー部40の第1面S1に対して前方側に傾斜する外装面である。具体的には、傾斜面Saは、Y方向の正側ほど低くなるように第1面S1に対して傾斜する。図2および図3に例示される通り、プッシャー部40の傾斜面Saには、当該傾斜面Saから突出する複数の突起部43が形成される。各突起部43は、例えば円柱または角柱等の柱体、あるいは円錐または角錐等の錐体(または錐台)である。複数の突起部43は、相互に間隔をあけて傾斜面Saに分散的に配置される。相互に隣合う2個の突起部43は遊技体Bの直径を上回る。したがって、第1面S1から第3規制部41を乗り越えて傾斜面Saに落下した遊技体Bは、各突起部43に衝突しながら各突起部43の間を不規則に移動し、傾斜面Saの最下端(すなわち傾斜面Saと押圧面Sbとの境界)からテーブル30の第2面S2に落下する。すなわち、複数の突起部43は、傾斜面Sa上における遊技体Bの直線的な移動を抑制する。以上の構成によれば、遊技体Bを徐々に移動させてテーブル30から落下させるというプッシャーゲームの興趣性を維持できる。
プッシャー部40の押圧面Sb(すなわち前面)には複数の滞留部材44が設置される。図2に例示される通り、各滞留部材44は、凹部441と案内路442とが上面に形成された構造体である。凹部441は、遊技体Bが円滑に移動可能な曲面状(例えば球面状または円筒状)の窪みである。案内路442は、凹部441の前方側に形成されて当該凹部441に連通する窪み(具体的にはY方向に沿う溝状の経路)である。
傾斜面Saのうち各滞留部材44の直上以外の位置から落下した遊技体Bは、滞留部材44に接触することなくテーブル30の第2面S2に直接的に落下する。他方、傾斜面Saのうち各滞留部材44の直上から落下した遊技体Bは、第2面S2に直接的に落下する前に滞留部材44の凹部441に受止められる。滞留部材44の凹部441に落下した遊技体Bは、図2に破線で図示される通り、凹部441の曲面に沿って反復的に左右に揺動しながら前方側(案内路442側)に徐々に移動し、凹部441の端部から案内路442を通過して滞留部材44から落下する。以上の説明から理解される通り、滞留部材44は、プッシャー部40の第1面S1および傾斜面Saから落下した遊技体Bを滞留させる。
図2および図3に例示される通り、側壁部21Lと側壁部21Rとの間には架設体70が設置される。架設体70は、側壁部21Lから側壁部21RまでX方向に直線状に延在する長尺状の板状部材である。架設体70は、遊技体Bの直径を上回る間隔だけテーブル30の第2面S2から離間した高さに設置される。具体的には、架設体70は、Y方向からみてプッシャー部40の押圧面Sbに重なる。
図1から図3に例示される通り、相異なる滞留部材44に対応する複数(3個)の通過孔71が架設体70に形成される。各通過孔71は、遊技体Bの直径を上回る内径に形成された略円形の貫通孔である。したがって、遊技体Bは、通過孔71を通過可能である。任意の1個の滞留部材44に対応する通過孔71は、当該滞留部材44に対応するX方向の位置に設置される。具体的には、滞留部材44における案内路442のX方向の位置と、当該滞留部材44に対応する通過孔71の中心のX方向の位置とは略一致する。
複数の滞留部材44はプッシャー部40と一体でY方向に往復するのに対し、架設体70のY方向の位置は固定である。すなわち、各滞留部材44は架設体70に対して反復的に接近および離間する。プッシャー部40が往復の範囲内の最も前方側に移動した状態(すなわち、滞留部材44が架設体70に最接近した状態)では、図3に例示される通り、各滞留部材44の案内路442の直下に通過孔71が位置する。したがって、プッシャー部40が架設体70に充分に接近した時点(すなわち往復範囲の前端の近傍に位置する時点)で滞留部材44の案内路442から遊技体Bが落下した場合には、当該遊技体Bは通過孔71を通過してからテーブル30の第2面S2に落下する。他方、プッシャー部40が架設体70から離間した時点で滞留部材44の案内路442から落下した遊技体Bは、通過孔71を通過することなくテーブル30の第2面S2に落下する。すなわち、滞留部材44から遊技体Bが落下した時点におけるプッシャー部40のY方向の位置に応じて、遊技体Bが通過孔71を通過するか否かが変化する。
各通過孔71の内周面には、遊技体Bの通過を検出するための検出器(図示略)が設置される。検出器(チェッカ)が遊技体Bの通過を検出すると、スロットゲーム等の抽選処理が実行され、当該抽選処理での当選を条件として遊技者に報酬が付与される。抽選処理の結果に応じて、第1面S1または第2面S2に所定数の遊技体Bを投入してもよい。また、抽選処理での当選を条件として、通常の遊技体Bよりも大径の遊技体(大玉)を第1面S1または第2面S2に投入してもよい。以上の説明から理解される通り、第1面S1から落下した遊技体Bが通過孔71を通過することを目標として遊技者が遊技体Bの投入(操作子の操作)の時点を調整するという興趣性が実現される。
<変形例>
以上に例示した形態は多様に変形される。前述の形態に適用され得る具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様を、相互に矛盾しない範囲で適宜に併合してもよい。
(1)前述の形態では、テーブル30の前縁E2の全体にわたりX方向に延在する第1規制部31を例示したが、第1規制部31の具体的な形態は以上の例示に限定されない。例えば、図10に例示される通り、第2面S2においてテーブル30の前縁E2から離間した位置(第2面S2における前縁E2と後縁との間の位置)に第1規制部31Aを設置してもよい。図11に例示される通り、遊技体Bの直径を下回る間隔でX方向に配列された複数の部分311により第1規制部31Bを構成してもよい。また、第1規制部31が延在する方向はX方向(プッシャー部40の往復の方向に直交する方向)に限定されない。例えば、図12に例示される通り、X方向に対して傾斜する方向に第1規制部31Cが延在してもよい。第2規制部32(32L,32R)についても同様に、第2面S2においてテーブル30の周縁(側縁ELまたは側縁ER)から離間した位置に設置してもよいし、複数の部分により第2規制部32を構成してもよい。また、前述の形態では、第2面S2から突出する平板状の第1規制部31を例示したが、第2面S2(または水平面H)から曲面状に突出する部分を第1規制部31としてもよい。すなわち、第1規制部31における遊技体Bとの接触面は平面状でも曲面状でもよい。第2規制部32(32L,32R)についても同様に、遊技体Bとの接触面は平面状でも曲面状でもよい。
(2)前述の各形態では、プッシャー部40の前縁E1の全体にわたりX方向に延在する第3規制部41を例示したが、第3規制部41の具体的な形態は以上の例示に限定されない。例えば、図13に例示される通り、第1面S1の前縁E1から離間した位置(第1面S1における前縁E1と後縁との間の位置)に第3規制部41Aを設置してもよい。図14に例示される通り、遊技体Bの直径を下回る間隔で配列された複数の部分411により第3規制部41Bを構成してもよい。例えば、図15に例示される通り、X方向に対して傾斜する方向に第3規制部41Cが延在してもよい。また、前述の形態では、第1面S1から突出する平板状の第3規制部41を例示したが、第1面S1から曲面状に突出する部分を第3規制部41としてもよい。すなわち、第3規制部41における遊技体Bとの接触面は平面状でも曲面状でもよい。
(3)前述の形態では、第2規制部32(32L,32R)の角度θ3を第1規制部31の角度θ2よりも小さくすることで、遊技体Bが第2規制部32を乗り越える可能性(すなわち親落ちの可能性)を、遊技体Bが第1規制部31を乗り越える可能性よりも高くした。同様の作用を実現するために、第2規制部32を第1規制部31よりも低くしてもよい。すなわち、第2面S2(または水平面H)に対する第2規制部32の高さh2を、第2面S2(または水平面H)に対する第1規制部31の高さh1よりも低くしてもよい。以上の例示のように第1規制部31と第2規制部32とで高さを相違させた構成では、第2規制部32の角度θ3を第1規制部31の角度θ2よりも小さくしてもよいし、角度θ3を角度θ2よりも大きくしてもよい。
(4)前述の各形態では、遊技体Bとして球体を例示したが、遊技体Bの形態は以上の例示に限定されない。例えば多面体(典型的には正多面体または半正多面体)状の遊技体B、または多面体の角部を丸めた立体形状の遊技体Bを利用してもよい。以上の説明から理解される通り、遊技体Bは、姿勢によらず転動可能な立体である。コイン(例えばメダルまたは硬貨)等の円板は、円弧状の周面が接地した姿勢では転動するが、平面状の表面または裏面が接地した姿勢では転動しないから、「姿勢によらず転動可能な立体」には該当しない。「姿勢によらず転動可能な立体」の典型例は、全周面が曲面である立体(典型的には球体)であるが、部分的に平面である立体も「姿勢によらず転動可能な立体」に該当し得る。
(5)前述の形態で例示した第1規制部31,第2規制部32(32L,32R),第3規制部41,溝部42,突起部43および滞留部材44は、遊技体Bの移動量(または運動量)を抑制するための要素(抑制部)として包括的に表現される。抑制部として以上に例示した複数の要素のうち任意の1以上の要素は省略され得る。また、抑制部の具体的な態様は、前述の各形態での例示に限定されない。例えば、テーブル30の表面(第2面S2)に設置された凹凸部を抑制部として利用してもよい。凹凸部は、テーブル30の第2面S2から突起する凸部、および第2面S2に対して窪んだ凹部の少なくとも一方を含んで構成される。なお、テーブル30の表面(第2面S2)のうち所定の範囲に凹凸部を限定的に設置することで、遊技体Bの移動量を抑制する範囲を制限してもよい。例えば、テーブル30の前縁E2から所定の範囲内に凹凸部を設置してもよい。
<付記>
以上に例示した形態から、例えば以下の構成が把握される。なお、各態様の理解を容易にするために、以下では、図面の参照符号を便宜的に括弧書で付記するが、本発明を図示の態様に限定する趣旨ではない。
<態様1>
本発明の好適な態様(態様1)に係るゲーム装置(1)は、テーブル(30)の面上で往復するプッシャー部(40)と、姿勢によらず転動可能な遊技体(B)を、前記プッシャー部(40)の上面である第1面(S1)に投入可能な投入部(50L,50R)と、前記プッシャー部(40)および前記テーブル(30)の少なくとも一方に設けられ、前記遊技体(B)の移動量を抑制する抑制部(31,31A,31B,31C,32(32L,32R),41,41A,41B,41C,42,43および44)とを具備する。以上の態様では、遊技体(B)の移動量が抑制されるから、遊技体(B)を徐々に移動させてテーブル(30)から落下させるというプッシャーゲームの興趣性を維持できる。
<態様2>
態様1の好適例(態様2)において、前記テーブル(30)は、前記往復の方向における前方側が低くなるように水平面(H)に対して傾斜する第2面(S2)を含み、前記抑制部は、前記第2面(S2)における前方側の周縁(E2)に沿って前記第2面(S2)から突出する第1規制部(31)を含む。以上の態様では、第2面(S2)が水平面(H)に対して傾斜するから、テーブル(30)の第2面(S2)における前方側の周縁(E2)の近傍に遊技体(B)を集中させることが可能である。また、第2面(S2)における前方側の周縁(E2)に沿って第1規制部(31)が設置されるから、遊技体(B)が当該周縁(E2)から自由に落下することが第1規制部(31)により抑制される。したがって、遊技体(B)を徐々に移動させてテーブル(30)から落下させるというプッシャーゲームの興趣性を維持できる。
<態様3>
態様2の好適例(態様3)において、前記第2面(S2)は、前記水平面(H)に対して第1角度(θ1)で傾斜し、前記第1規制部(31)は、前記水平面(H)に対して第2角度(θ2)で傾斜し、前記第2角度(θ2)は、前記第1角度(θ1)よりも大きい。以上の態様では、また、第2面(S2)の第1角度(θ1)よりも大きい第2角度(θ2)で第1規制部(31)が水平面(H)に対して傾斜するから、遊技体(B)の移動量を有効に抑制することが可能である。
<態様4>
態様3の好適例(態様4)において、前記第2面(S2)における前方側以外の周縁(EL,ER)に沿って前記第2面(S2)から突出する第2規制部(32L,32R)を含み、前記第2規制部(32L,32R)は、前記水平面(H)に対して第3角度(θ3)で傾斜し、前記第3角度(θ3)は、前記第1角度(θ1)よりも大きく、前記第2角度(θ2)よりも小さい。以上の態様では、第2面(S2)における前方側以外の周縁(EL,ER)に沿って第2規制部(32L,32R)が設置されるから、遊技体(B)が当該周縁(EL,ER)から自由に落下すること(例えばいわゆる親落ち)が第2規制部(32L,32R)により抑制される。また、第2規制部(32L,32R)は、第1角度(θ1)よりも大きく、かつ、第2角度(θ2)よりも小さい第3角度(θ3)で水平面(H)に対して傾斜するから、遊技体(B)の移動量を有効に抑制することが可能である。
<態様5>
態様1から態様4の何れかの好適例(態様5)において、前記抑制部は、前記第1面(S1)における前方側の周縁(E1)に沿って前記第1面(S1)から突出する第3規制部(41)を含む。以上の態様では、第1面(S1)における前方側の周縁(E1)に沿って第3規制部(41)が設置されるから、遊技体(B)が当該周縁(E1)から自由に落下することが第3規制部(41)により抑制される。したがって、遊技体(B)を徐々に移動させてテーブル(30)から落下させるというプッシャーゲームの興趣性を維持できる。
<態様6>
態様5の好適例(態様6)において、前記第1面(S1)は、前記往復の方向における前方側が低くなるように水平面(H)に対して傾斜する。以上の態様では、第1面(S1)が水平面(H)に対して傾斜するから、プッシャー部(40)の第1面(S1)における前方側の周縁(E1)の近傍に遊技体(B)を集中させることが可能である。
<態様7>
態様6の好適例(態様7)において、前記第1面(S1)は、前記水平面(H)に対して第4角度(θ4)で傾斜し、前記第3規制部(41)は、前記水平面(H)に対して第5角度(θ5)で傾斜し、前記第5角度(θ5)は、前記第4角度(θ4)よりも大きい。以上の態様では、第1面(S1)の第4角度(θ4)よりも大きい第5角度(θ5)で第3規制部(41)が水平面(H)に対して傾斜するから、遊技体(B)の移動量を有効に抑制することが可能である。
<態様8>
態様1から態様7の何れかの好適例(態様8)において、前記抑制部は、前記第1面(S1)に設けられて前記往復の方向に沿う溝部(42)を含む。以上の態様では、プッシャー部(40)の往復の方向に沿う溝部(42)が第1面(S1)に形成されるから、往復の方向に交差する方向から投入される遊技体(B)が、プッシャー部(40)の反対側の端部まで自由に到達することが抑制される。
<態様9>
態様1から態様8の何れかの好適例(態様9)において、前記抑制部は、前記プッシャー部(40)の前方側に設けられ、前記往復の方向からみて凹状の滞留部材(44)を含む。以上の態様によれば、プッシャー部(40)の前方側に凹状の滞留部材(44)が設置されるから、プッシャー部(40)の第1面(S1)から落下した遊技体(B)を滞留部材(44)により滞留させることができる。
<態様10>
態様1から態様9の何れかの好適例(態様10)において、前記抑制部は、前記プッシャー部(40)において前記第1面(S1)から前方側に傾斜する傾斜面(Sa)に設けられ、当該傾斜面(Sa)から突出する突起部(43)を含む。以上の態様によれば、プッシャー部(40)の第1面(S1)から前方に傾斜する傾斜面(Sa)に突起部(43)が設置されるから、第1面(S1)から落下した遊技体(B)の移動を傾斜面(Sa)の突起部(43)により抑制することができる。
1…ゲーム装置、10…操作パネル、11L,11R…操作部、F…ゲームフィールド、13…読取部、14…払出部、20…フレーム部、21L,21R…側壁部、23…前壁部、24…後壁部、26L,26R…開口部、27…遮蔽板、30…テーブル、31…第1規制部、32…第2規制部、40…プッシャー部、41…第3規制部、42…溝部、43…突起部、44…滞留部材、441…凹部、442…案内路、50L,50R…投入部、60…検出器、61,62…発光部、70…架設体、71…通過孔、E1,E2…前縁、EL,ER…側縁、S0…往復面、S1…第1面、S2…第2面、Sa…傾斜面、Sb…押圧面、B…遊技体、Q…落下口。

Claims (6)

  1. テーブルの面上で往復するプッシャー部と、
    姿勢によらず転動可能な遊技体を、前記プッシャー部の上面である第1面に投入可能な投入部と、
    前記テーブルの上面である第2面のうち前方側以外において前記遊技体が親落ちの開口部に落下可能な周縁から外方に突出し先端側ほど高くなるように傾斜し、前記周縁から前記開口部への前記遊技体の落下を抑制する第2規制部と
    を具備するゲーム装置。
  2. 前記第2面は、前記往復の方向における前方側が低くなるように水平面に対して傾斜し、
    前記第2面における前方側の周縁に沿って前記第2面から突出し、当該周縁からの前記遊技体の落下を抑制する第1規制部
    を具備する請求項1のゲーム装置。
  3. 前記第2面は、前記水平面に対して第1角度で傾斜し、
    前記第1規制部は、前記水平面に対して第2角度で傾斜し、
    前記第2角度は、前記第1角度よりも大きい
    請求項2のゲーム装置。
  4. 前記第2規制部は、前記水平面に対して第3角度で傾斜し、
    前記第3角度は、前記第1角度よりも大きく、前記第2角度よりも小さい
    請求項3のゲーム装置。
  5. 前記第1面に設けられて前記往復の方向に沿う溝部
    を具備する請求項1から請求項4の何れかのゲーム装置。
  6. 前記プッシャー部において前記第1面から前方側に傾斜する傾斜面に設けられ、当該傾斜面から突出する突起部
    を具備する請求項1から請求項5の何れかのゲーム装置。
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