JP3542120B2 - メダル遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゲームセンタ等に設置されるメダル遊技機に係り、詳しくは、メダルを投入するメダル投入口と、このメダル投入口に投入されたメダルをプレイフィールド内に送出するメダル送出手段と、プレイフィールド内に設けられ、メダル送出手段により送出されたメダルが通過可能なメダル通過口をもつメダル通過規制部材と、このメダル通過規制部材のメダル通過口を通過したメダルを検出するメダル検出手段とを備えたメダル遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のメダル遊技機としては、メダル落としゲーム機あるいはプッシャーゲーム機と呼ばれるゲーム機が知られている。このプッシャーゲーム機は、予め多数のメダルが堆積した平坦なフィールド面(メダル載置面)と、ブロック状のメダルプッシャー(メダル押出部材)とが一定のストロークで相対的に往復移動する構成をもっている。これにより、メダルプッシャーが退避したフィールド面部分に存在するメダルは、そのメダルプッシャーの押出面により押し出されることになり、そのフィールド面部分にはメダルがない状態になる。よって、例えば、メダルプッシャーが退避した後のフィールド面上の適当な箇所を狙って、遊技者がメダルを投入すると、次にメダルプッシャーが戻ってきたときに、そのメダルがメダルプッシャーによって押し出される。このようにして押し出されたメダルはフィールド面上に堆積したメダルを押し出し、その押出方向におけるフィールド面の外側にあるメダル落下溝に落下する。そして、メダル落下溝に落下したメダルは、遊技者に払い出される。
【0003】
従来のプッシャーゲーム機には、遊技者の興味を引くために、種々の趣向を凝らしたものが存在する。その1つとして、プレイフィールド内に、櫛歯状のメダルチャッカーと呼ばれるメダル通過規制部材を設けたものがある。このメダルチャッカーは、その櫛歯の間に形成される複数のスリット(メダル通過口)をもち、メダルプッシャーの押出面に設けられる。この構成において、遊技者は、メダルプッシャーが退避した後のフィールド面上にメダルを投入し、フィールド面上を転がしてメダルチャッカーのスリットに入れるという遊技を行うことができる。また、このようなプッシャーゲーム機では、遊技者が投入したメダルがメダルチャッカーのスリットに入ったとき、例えば、抽選を開始して、その抽選に当選すると、大量のメダルを払い出す等の特典が遊技者に付与される。よって、その特典を獲得するために、投入するメダルがスリットを通過するように遊技者が狙うという遊技の遊技性を高めることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような従来のプッシャーゲーム機は、遊技者の投入したメダルが、平坦なフィールド面をスリットに向かって真っ直ぐに転がっていき、そのメダルをスリットに入れるというものであった。このため、そのメダルの動きは、画一的となり、ゲームが単調になりやすいという問題があった。
尚、従来、メダルチャッカーのスリットを、フィールド面上で転がるメダルの移動方向に対して直交方向に移動させる構成をもつプッシャーゲーム機もある。このプッシャーゲーム機によれば、遊技者がメダルをスリットに入れることの難易度を高めることができるが、メダルの動きそのものは、やはり画一的でゲームが単調になりやすい。
【0005】
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、遊技者が投入したメダルをプレイフィールド内に設けられたメダル通過口を通過させるような遊技において、プレイフィールド内で、メダルが今までにない動きを見せ、ゲームが単調にならない遊技を行うことができるメダル遊技機を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、メダルを投入するメダル投入口と、上記メダル投入口に投入されたメダルをプレイフィールド内に送出するメダル送出手段と、上記プレイフィールド内に設けられ、上記メダル送出手段により送出されたメダルが通過可能なメダル通過口をもつメダル通過規制部材と、上記メダル通過規制部材のメダル通過口を通過したメダルを検出するメダル検出手段とを備えたメダル遊技機において、上記プレイフィールド内に設けられ、上記メダル送出手段により送出されたメダルが転がりながら移動するメダル移動面を、水平方向に対して傾斜した状態で形成する移動面形成部材を設け、上記メダル移動面上を転がりながら移動して該メダル移動面の端部から上記メダル通過規制部材側に飛び出したメダルが飛行状態となるように、該メダル通過規制部材を該メダル移動面から離間して配置したことを特徴とするものである。
【0007】
このメダル遊技機においては、メダル投入口に投入されたメダルを、メダル送出手段により、プレイフィールド内に送出し、このプレイフィールド内に設けられたメダル通過規制部材のメダル通過口にメダルが通ったら、メダル検出手段により、そのメダルを検出する。メダル検出手段による検出結果は、本メダル遊技機の遊技内容等により、種々の目的に利用することができる。ここで、本メダル遊技機においては、移動面形成部材により、プレイフィールド内に、メダル通過規制部材に向かってメダルが転がりながら移動するメダル移動面が形成される。これにより、メダル送出手段により送出されたメダルは、一旦、メダル移動面上を転がりながら移動した後、メダル通過規制部材近傍で飛行状態となってから、メダル通過口を通過することが可能になる。すなわち、プレイフィールド内において、メダルは、メダル移動面上を転がるという動きと、そのメダル移動面からジャンプしてメダル通過口に飛び込むという動きの少なくとも2種類の動きを見せることが可能になる。このように移動するメダルは、メダル通過口に入り込むときに、そのメダル通過口にダイレクトに飛び込むような動きを見せる。よって、メダルがフィールド面上を転がりながらメダル通過口を通過する従来のメダル遊技機では味わうことができない爽快感や達成感を、遊技者に与えることができる。しかも、本メダル遊技機では、メダル移動面が水平方向に対して傾斜しているので、そのメダル移動面上を転がって移動するメダルは、重力の作用により、その傾斜方向に力を受け、メダルの動きに変化を与えることができる。よって、遊技者は、その傾斜によるメダルの動きを考慮に入れて、メダル通過口にメダルが通過するように狙う必要があり、メダルをメダル通過口に入れるために必要な要素を増やすことができる。
【0010】
また、請求項の発明は、請求項のメダル遊技機において、上記移動面形成部材と上記メダル通過規制部材の少なくとも一方を、他方に対して相対的に往復移動させる移動手段を有することを特徴とするものである。
【0011】
このメダル遊技機においては、移動手段により、メダルが転がるメダル移動面を形成する移動面形成部材と、メダル通過規制部材とが相対的に往復移動する。この移動手段は、移動面形成部材を移動させるものであっても、メダル通過規制部材を移動させるものであっても、あるいは、その両方であってもよい。このように、移動面形成部材とメダル通過規制部材とが相対的に往復移動することにより、メダルがメダル移動面上を転がっている間にも、そのメダルとメダル通過口との位置関係が変化することになる。よって、メダルをメダル通過口に入れるためには、遊技者は、メダル移動面とメダル通過口との位置関係の変化を予測し、メダル送出手段によりメダルを送出するタイミング等を見計う必要があり、メダルをメダル通過口に入れるために必要な要素を増やすことができる。
【0018】
また、請求項の発明は、請求項1又は2のメダル遊技機において、上記メダル移動面は、上記メダル送出手段から送出されるメダルの送出方向に延びる線を鉛直方向から仮想水平面上に投影したときの第1の投影線と、該メダル移動面の法線を鉛直方向から該仮想水平面上に投影したときの第2の投影線とが、互いに斜めになるように、傾斜していることを特徴とするものである。
【0019】
このメダル遊技機においては、メダルがメダル移動面上を直進しようとしても、そのメダル移動面の傾斜により、メダルが重力の作用を受けて、その傾斜方向に曲がりながら移動することになる。ここで、傾斜方向とは、面の法線ベクトルを鉛直方向上方からその面上に投影したときの投影ベクトルの向きをいう。よって、メダル移動面は、メダルが直進しようとする向きと、そのメダル移動面の傾斜方向とが異なる方向を向くように傾斜していると言い換えることもできる。このような構成により、遊技者は、メダルがメダル移動面上で曲がる動きを考慮に入れて、メダル通過口にメダルが通過するように狙う必要があり、メダルをメダル通過口に入れるために必要な要素を増やすことができる。
【0020】
また、請求項の発明は、請求項のメダル遊技機において、上記メダル通過規制部材のメダル通過口の入口は、メダルの直径方向の断面形状と略同一であって、上記メダル移動面の端部から飛び出した後のメダルの姿勢に応じた形状を有することを特徴とするものである。
【0021】
このメダル遊技機においては、メダル通過口の入口が、メダルの直径方向の断面形状と略同一形状となっている。よって、メダル移動面からジャンプしたメダルは、メダル通過口にほぼピッタリとはまり込むようにして、そのメダル通過口に飛び込まなければ、メダル通過口に入り込むことができない。ここで、本メダル遊技機において、メダル移動面上のメダルは、上述のように、重力の作用によってメダル移動面の傾斜方向に力を受ける。このため、メダル移動面からジャンプしたメダルは、鉛直方向に対してやや傾いた姿勢で、メダル通過口に向かうことになる。よって、メダルがメダル通過口の入口にうまく着地した到達したとしても、例えば、その入口が鉛直方向に立ったメダルの姿勢に応じた形状であるときには、メダル通過口に入り込むことができない。そこで、本メダル遊技機では、メダル通過口の入口を、メダル移動面を通過した後のメダルの姿勢に応じた形状としている。これにより、メダル移動面からジャンプしたメダルが鉛直方向に対してやや傾いた姿勢であっても、そのメダルがメダル通過口を通過することができるようになる。尚、メダル移動面を通過した後のメダルの姿勢、すなわち、鉛直方向に対する傾き具合は、メダル移動面の傾斜角度や、メダル移動面上のメダルの移動速度等との関係で決まる。
【0022】
また、請求項の発明は、請求項1、2、3又のメダル遊技機において、上記メダル移動面が上記メダル送出手段に対して近づき離れるように、上記移動面形成部材を往復移動させる往復移動手段を設けたことを特徴とするものである。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、メダル遊技機であるプッシャーゲーム機に適用した一実施形態について説明する。
図2は、本実施形態に係るプッシャーゲーム機1の外観図である。プッシャーゲーム機1は、10個の独立したプレイフィールド2を有し、各プレイフィールド2では、それぞれ2人の遊技者がゲームを行うことができる。よって、最大で20人の遊技者が同時にゲームを行うことが可能である。また、遊技者が遊技する遊技スペースは、2つのプレイフィールド2ごとに柱3で区切られており、柱3の間は、透明なカバー4で覆われている。これにより、遊技者は、直接、プレイフィールド2内部の機構に触ることができないようになっている。また、各プレイフィールド2では、それぞれ独立したプッシャーゲームを行うステーション10により、プッシャーゲームが実行される。
【0035】
図3は、上記ステーション10の構成を示す斜視図である。ステーション10には、プレイフィールド2内にメダルを送出するためのメダル送出手段としての2つのメダル投入器11が設けられている。尚、図中右側のメダル投入器は、説明のため図示を省略している。メダル投入器11は、プッシャーゲーム機1の前面外側に露出したメダル投入口11aを有する。このメダル投入口11aから遊技者によりメダルMが投入されると、そのメダルMは、メダル通路部11bを通って、その先端から排出される。メダル通路部11bの先端は、プレイフィールド2内に突出するように配置されており、その先端から排出されたメダルMは、プレイフィールド2内に投入される。また、メダル投入器11は、メダルMの投出方向を遊技者が適宜に選択できるように、プッシャーゲーム機1の本体部分に固定された軸部11cにより回動自在に取り付けられてる。これにより、遊技者は、メダル投入器11のメダル通路部11bの先端を、所定の範囲内で左右に向けることができる。
【0036】
メダル投入器11によりメダルMが投入されるプレイフィールド2内には、上段メダル載置台12、中段メダル載置台13及び下段メダル載置台14が設けられている。下段メダル載置台14は、メダル載置台として機能し、その上面がメダル載置面となって多数のメダルMを載置する。メダルMが下段メダル載置台14の図中手前側に設けられたメダル回収手段としてのメダル落下溝15に落下すると、そのメダルMは、プッシャーゲーム機1の本体前面に設けられた受皿5(図2参照)から排出される。これにより、遊技者はメダルを獲得することができる。また、下段メダル載置台14の図中手前側端部は、その下段メダル載置台14上に堆積したメダルMが簡単にメダル落下溝15に落ちないよう、ストッパ部14aが形成されている。このストッパ部14aは、下段メダル載置台14上のメダル載置面が上方に屈曲して形成されている。
【0037】
中段メダル載置台13は、下段メダル載置台14の上面に沿って、図示しない載置台駆動手段により、図中矢印Aに示す方向に所定のストロークで往復移動する。このように往復移動する中段メダル載置台13は、メダル押出部材として機能し、中段メダル載置台13が往復移動する下段メダル載置台14部分上に存在するメダルMを、図中手前側に押し出す。尚、図3は、中段メダル載置台13が図中最前位置に移動した状態を示している。また、この中段メダル載置台13は、メダル載置台としても機能し、その上面がメダル載置面となってメダルMを載置する。中段メダル載置台13上のメダルMが図中手前側に落下すると、下段メダル載置台14上に載置されることになる。中段メダル載置台13が最前位置にないときに、中段メダル載置台13上からメダルMが落下した場合、そのメダルMは、中段メダル載置台13により押されて、多数のメダルMが堆積した下段メダル載置面部分に押し込まれる。このようにしてメダルMが押し込まれると、下段メダル載置台14上に堆積していたメダルMが図中手前側に押され、その押圧力がストッパ部14aで止められていたメダルMに加わり、メダルMがメダル落下溝15に落下する。
【0038】
上段メダル載置台12の図中手前側部分は、中段メダル載置台13の上面に沿って配置されている。中段メダル載置台13が載置台駆動手段により図中矢印Aに示す方向に往復移動すると、上段メダル載置台12は、メダル押出部材として機能し、中段メダル載置台13上の図中奥側に位置する部分のメダルを、図中手前側に押し出す。また、この上段メダル載置台12上にも、メダルMが堆積するが、遊技中に所定の条件が満たされることで、図4に示すように、図示しない昇降手段により上段メダル載置台12の上面板12aの図中奥側端部が上方に持ち上げられる。これにより、上段メダル載置台12上のメダルMは、中段メダル載置台13上に落下する。
【0039】
また、プレイフィールド2内には、移動面形成部材としてのメダルジャンプ台16及びメダル通過規制部材としてのメダルチャッカー17が設けられている。メダルジャンプ台16は、図3中奥側が高い位置になるように傾斜して設けられた透明アクリル板からなるメダル移動面16aを有し、このメダル移動面16aは、側板16bにより中段メダル載置台13に固定されている。これにより、中段メダル載置台13を図中矢印Aの方向に往復移動させる載置台移動手段は、メダルジャンプ台16をメダルチャッカー17に対して相対的に移動させる移動手段としても機能する。よって、メダル移動面16aは、中段メダル載置台13とともに往復移動することにより、メダルチャッカー17に対して水平方向に相対的に往復移動する。
【0040】
図5は、メダル投入器11によるメダルの送出方向と、メダルチャッカー17の平面部17bの向きと、メダルジャンプ台16のメダル移動面16aの向きとの関係を示す説明図である。図には、説明のための仮想水平面Fが描かれている。図中、仮想水平面F上における矢印C’は、メダル投入器11のメダル送出方向Cを鉛直方向から投影したときの第3投影線であり、矢印D’は、メダル移動面16aの法線Dを鉛直方向から投影したときの第2の投影線であり、矢印E’は、メダルチャッカー17の平面部17bの法線Eを鉛直方向から投影したときの第1の投影線である。図に示すように、メダル移動面16aとメダルチャッカーの平面部17bは、異なる角度で仮想水平面Fに対して傾斜しているが、その各投影線D’,E’は平行となっている。また、これら投影線D’,E’に対して、メダル送出方向Cの第3投影線C’は斜めになっている。このような位置関係により、メダル投入器11から投入されたメダルMは、重力の作用を受けて、メダル移動面16aの傾斜方向に傾き、曲がりながら移動する。
【0041】
図1は、メダル投入器11から投入されるメダルMがメダルチャッカー17に到達するまでの経路を示す水平方向側方から見た側面図である。メダル投入器11から投入されたメダルMは、図中矢印Aの方向に往復移動するメダル移動面16a上に着地する。そして、図示のメダルMのように、そのメダル移動面16a上をメダルチャッカー17に向かって転がりながら移動する。このとき、移動するメダルMは、図6に示すように、重力により、メダル移動面16aの傾斜方向に傾き、曲がりながら移動するため、そのメダル移動面16a上を直進しない。このようにして移動するメダルMは、図1に示すように、メダル移動面16aのメダルチャッカー側の端部に到達する。この端部とメダルチャッカー17との間は離間しているため、その端部に到達したメダルMは、そのメダルチャッカー17に向けてジャンプする。すなわち、図示のメダルMのように、飛行状態となってメダルチャッカー17に到達する。そして、メダルチャッカー17に到達した地点がメダル通過口17aに一致していれば、図示のメダルMのように、そのメダル通過口17aに入り込むことができる。
【0042】
上記メダルチャッカー17の具体的構成について説明すると、メダルチャッカー17は、ステーション10に設けられた2つのメダル投入器11に対応するように、水平方向中央を境にして、それぞれ7個のメダル通過口17aが形成されている。図3中左側に位置するメダル投入器11には、メダルチャッカー17の図中左側に位置する7個のメダル通過口17aが対応している。このメダル通過口17aは、メダルMの直径方向の断面形状と略同一であって僅かに大きい寸法の入口をもつ。また、メダルジャンプ台16からジャンプしたメダルMの姿勢は、図6に示したように、メダル移動面16aの傾斜により、鉛直面に対して斜めに傾斜した状態にある。よって、メダルチャッカー17のメダル通過口17aは、そのメダルMの姿勢に応じて、その入口が斜めに形成されており、図示のメダルMのようにメダル通過口17aを通過できるように構成されている。すなわち、メダル通過口17aに進入するメダルMの進入方向を含む鉛直面と、メダル通過口17aの長手方向との角度が、飛行状態にあるメダルMの鉛直面に対する傾斜角度と一致するように、メダル通過口17aの入口が形成されている。
【0043】
また、メダルジャンプ台16からジャンプしたメダルMは、飛行状態にあるときには、重力により放物線を描くようにして落下する。よって、そのメダルMがメダル通過口17aを通過しやすくなるように、そのメダル通過口17aの入口が開口している平面部17bは、鉛直方向上側に向いて配置されている。これにより、メダルジャンプ台16からジャンプしたメダルMは、メダル通過口17aにダイレクトに飛び込むことができなかった場合でも、その平面部17bに着地し、その平面部17b上を転がってメダル通過口17aに入る可能性が出てくる。また、メダルMが平面部17b上を転がってメダル通過口17aに入る機会を適当に調節するため、メダル通過口17aの入口周辺には、図7に示すように、メダル転倒手段としての溝17cが形成されている。これにより、メダルチャッカー17の平面部17bに着地したメダルMのうちのいくつかが、その溝17cに嵌ることで転倒し、メダル通過口17aに入る機会が少なくなる。
【0044】
図8は、メダルチャッカー17の背面部分を示す斜視図である。メダルチャッカー17の背面には、図3中矢印Bの方向にメダルチャッカー17を移動させる移動機構18が設けられている。この移動機構18は、中心に回転軸を有する回転円板18aと、その回転軸を回転駆動するモータ18bと、回転円板18aの径方向端部から軸方向に延びるアーム18cと、そのアーム18cの端部と摺動自在に連結するアーム受部18dとを有する。アーム受部18dは、メダルチャッカー17の背面における水平方向一端部に固定されており、アーム18cの端部が摺動可能なように鉛直方向に延びる溝を有する。また、メダルチャッカー17の下方端部には、そのメダルチャッカー17の下方端辺に沿って水平方向に延びるガイドレール18eと連結するスライダ17dが設けられている。スライダ17dは、ガイドレール18eに対して摺動自在に構成されており、メダルチャッカー17は、このガイドレール18eに沿って移動することが可能である。
【0045】
モータ18bにより回転円板18aが回転すると、アーム18cは円軌道を描いて移動する。これにより、モータ18bの駆動力は、アーム18cを介してアーム受部18dに伝達される。アーム18cが円軌道を描いて移動すると、そのアーム18cの端部がアーム受部18dの溝に沿って鉛直方向に往復移動できるように、メダルチャッカー17がガイドレール18eに沿って水平方向に往復移動する。このようにメダルチャッカー17が移動することで、メダルジャンプ台16とメダル通過口17aとの位置関係が連続的に変化することになる。よって、メダルMをメダル通過口17aに入れるのが難しくなり、遊技性を高めることができる。
【0046】
また、メダルチャッカー17の背面には、メダル通過口17aを通過したメダルを検出するメダル検出手段としてのメダル検出センサ19a,19bが設けられている。このメダル検出センサ19a,19bは、メダルチャッカー17の水平方向両端部にそれぞれ対向するように配置されている。本実施形態のメダル検出センサ19a,19bは、フォトインタラプタであり、2つのメダル検出センサ19a,19bの間の光路が、メダル通過口17aを通過したメダルMにより遮られると、検出信号を出力する。尚、本実施形態の構成では、同一プレイフィールド2内で2人の遊技者が遊技しているときに、各遊技者が同時にメダルMを通過させた場合、これを正確に検出することができない。このような場合にも正確に検出したいときには、メダルチャッカー17の水平方向中央を境に分かれる一群のメダル通過口17aごとに、それぞれメダル検出センサ19a,19bを設けてもよい。メダル検出センサの検出信号は、ステーション内部に設けられるステーション制御部に送られる。
【0047】
また、プレイフィールド2内には、スロット装置20が設けられている。このスロット装置20は、液晶ディスプレイ装置であり、その液晶画面には、3つのリール画像が表示される。スロット装置20は、ステーション内部に設けられるステーション制御部により表示制御がなされている。
【0048】
図9は、各ステーション10に設けられるステーション制御部30を示す制御ブロック図である。各ステーション制御部30は、ステーション制御装置31と、ステーション制御装置31の制御の下でスロット装置20の表示制御を行う表示制御装置32と、ステーション制御装置31が実行する各種プログラムや各種データベースを格納するROM33と、ステーション制御装置31が実行するプログラムで用いる各種データを一時的に記録するRAM34とを備える。また、ステーション制御装置31は、メダルチャッカー17のメダル通過口17aを通過したメダルを検出するメダル検出センサ19bにも接続されている。
【0049】
遊技者がメダルチャッカー17のメダル通過口17aを狙ってメダルMを投入し、そのメダルMがメダル通過口17aを通過すると、メダル検出センサ19bから検出信号がステーション制御装置31に出力される。この検出信号を受け取ったステーション制御装置31は、ROM33に格納されている抽選プログラムを実行する。抽選プログラムを実行するステーション制御装置31は、抽選用の乱数を生成し、それぞれの役とそれらの発生確率の対応関係を記述した当選確率テーブルに照らして、生成した抽選用乱数に基づき当選役を決定する。この抽選においては、当選役が決定せず、ハズレが決定することもある。そして、ステーション制御装置31は、その決定情報に基づいて、表示制御装置32に画像表示命令を出力する。
【0050】
上記画像表示命令を受け取った表示制御装置32は、3つのリールが回転する画像をスロット装置20の画面に表示させ、最終的に3つリールの停止画像を表示させる。このとき、ステーション制御装置31により当選役が決定している場合には、その画像表示命令に基づき、最終的にその当選役に係る図柄の組み合わせを停止表示させる。また、ステーション制御装置31によりハズレが決定している場合には、その画像表示命令に基づき、最終的に当選役に対応しない適当な図柄の組み合わせを停止表示させる。これにより、遊技者は、スロット装置20の画面を見て、メダルMがメダル通過口17aを通過したことによる抽選結果を知ることができる。
【0051】
また、ステーション制御装置31は、抽選プログラムの実行により、当選役が決定したら、その当選役に応じた枚数のメダルの払い出しを行う。具体的には、ステーション制御装置31は、当選役が決定したら、その当選役に対応するメダル払出命令をメダル払出装置40に出力する。メダル払出装置40は、多数のメダルを貯留するメダルホッパー部と、そのメダルホッパー部に貯留されたメダルを払い出すメダル払出部と、メダル払出部で払い出されたメダルをプレイフィールド2内に案内するメダル通路部41とを備えている。メダル払出命令を受けたメダル払出装置40は、メダル払出部を制御して、そのメダル払出命令に応じた枚数のメダル払出動作を実行する。メダル払出部により払い出されたメダルMは、図3に示したように、メダル通路部41を通ってメダル払出口41aから排出される。メダル払出口41aから排出されたメダルMは、上段メダル載置台12の上面板12a上に落下し、プレイフィールド2内に払い出される。
【0052】
本実施形態では、上記抽選で役が当選しても、遊技者に直接メダルが払い出されるのではなく、その当選役に応じた枚数のメダルMがプレイフィールド2内に供給される。よって、そのメダルMを遊技者が獲得するためには、下段メダル載置台14の図中手前側にあるメダル落下溝15に落とさなければならない。尚、メダル払出装置40で払い出された多数のメダルMが上段メダル載置台12上に堆積している場合、所定の条件を満たして上段メダル載置台12の上面板12aの図中奥側端部が上方に持ち上げられることで、そのメダルMが中段メダル載置台13、下段メダル載置台14になだれ込む。これにより、中段メダル載置台13上及び下段メダル載置台14上に堆積していたメダルMが押し出され、最終的には、遊技者に多数枚のメダルが払い出されることになる。
【0053】
以上、本実施形態によれば、遊技者がメダルチャッカー17のメダル通過口17aを狙ってメダル投入器11によりメダルMを投入した後のメダルMの動きが、転がったり、ジャンプしたりと複雑であり、また、メダルチャッカー17及びメダルジャンプ台16がそれぞれ別個に動いているため、単純にメダルを転がしてメダル通過口17aに通すような従来のプッシャーゲーム機に比べて、メダルの動きが多様化し、ゲームが単調にならない。また、ジャンプしたメダルMがメダル通過口17aにダイレクトに飛び込むという動作により、遊技者に爽快感や達成感を、遊技者に与えることができる。
【0054】
尚、本実施形態では、メダルジャンプ台16のメダル移動面16aと、メダルチャッカー17のメダル通過口17aとの間における相対的に動きは、水平方向についてのものであったが、これらの間で鉛直方向に相対移動させる構成を採用したり、追加したりしてもよい。
【0057】
【発明の効果】
請求項1乃至の発明によれば、プレイフィールド内におけるメダル通過規制部材直前部分で、メダルが飛行状態となるという今までにないメダルの動きを実現でき、これにより、メダルがメダル通過口にダイレクトに飛び込むという従来のメダル遊技機では味わうことができない爽快感や達成感を遊技者に与えることができ、かつ、プレイフィールド内で、メダルが転がるという動きと、メダルが飛行するという動きの少なくとも2種類の動きを実現でき、メダルの動きを複雑化させることができるので、ゲームが単調にならない遊技を行うことができるという優れた効果がある。しかも、メダルをメダル通過口に入れるためには、メダルが転がるメダル移動面の傾斜によるメダルの動きを考慮に入れる必要が生じ、メダルをメダル通過口に入れるために必要な要素を増やして、遊技性を高めることができるという優れた効果もある。
特に、請求項2の発明によれば、メダルをメダル通過口に入れるためには、メダル移動面あるいはメダル通過規制部材の動きを予測する必要が生じ、メダルをメダル通過口に入れるために必要な要素を増やして、遊技性を高めることができるという優れた効果がある。
また、請求項3の発明によれば、メダルをメダル通過口に入れるためには、メダルがメダル移動面上で曲がる動きを考慮に入れる必要が生じ、メダルをメダル通過口に入れるために必要な要素を増やして、遊技性を高めることができるという優れた効果がある。
また、請求項4の発明によれば、メダル移動面を飛び出したメダルが鉛直方向に対してやや傾いた姿勢であっても、そのメダルをメダル通過口に通過させることが容易となるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のプッシャーゲーム機におけるメダル投入器から投入されるメダルが、メダルチャッカーに到達するまでの経路を示す水平方向側方から見た側面図。
【図2】同プッシャーゲーム機を示す外観図。
【図3】同プッシャーゲーム機のステーションの構成を示す斜視図。
【図4】同ステーションの上段メダル載置台の上面板の動きを示す説明図。
【図5】同ステーションにおけるメダル投入器によるメダル送出方向と、メダルチャッカーの平面部の向きと、メダルジャンプ台のメダル移動面の向きとの関係を示す説明図。
【図6】同メダル投入器で投入されてからメダルチャッカーに到達するまでの間のメダルの動きを示す説明図。
【図7】同メダルチャッカーの部分拡大図。
【図8】同メダルチャッカーのの背面部分を示す斜視図。
【図9】同ステーションに設けられるステーション制御部を示す制御ブロック図。
【符号の説明】
1 プッシャーゲーム機
2 プレイフィールド
10 ステーション
11 メダル投入器
12 上段メダル載置台
13 中段メダル載置台
14 下段メダル載置台
15 メダル落下溝
16 メダルジャンプ台
17 メダルチャッカー
17a メダル通過口
18 移動機構
19a,19b メダル検出センサ
20 スロット装置
30 ステーション制御部
40 メダル払出装置

Claims (5)

  1. メダルを投入するメダル投入口と、
    上記メダル投入口に投入されたメダルをプレイフィールド内に送出するメダル送出手段と、
    上記プレイフィールド内に設けられ、上記メダル送出手段により送出されたメダルが通過可能なメダル通過口をもつメダル通過規制部材と、
    上記メダル通過規制部材のメダル通過口を通過したメダルを検出するメダル検出手段とを備えたメダル遊技機において、
    上記プレイフィールド内に設けられ、上記メダル送出手段により送出されたメダルが転がりながら移動するメダル移動面を、水平方向に対して傾斜した状態で形成する移動面形成部材を設け、
    上記メダル移動面上を転がりながら移動して該メダル移動面の端部から上記メダル通過規制部材側に飛び出したメダルが飛行状態となるように、該メダル通過規制部材を該メダル移動面から離間して配置したことを特徴とするメダル遊技機。
  2. 請求項1のメダル遊技機において、
    上記移動面形成部材と上記メダル通過規制部材の少なくとも一方を、他方に対して相対的に往復移動させる移動手段を有することを特徴とするメダル遊技機。
  3. 請求項1又は2のメダル遊技機において、
    上記メダル移動面は、上記メダル送出手段から送出されるメダルの送出方向に延びる線を鉛直方向から仮想水平面上に投影したときの第1の投影線と、該メダル移動面の法線を鉛直方向から該仮想水平面上に投影したときの第2の投影線とが、互いに斜めになるように、傾斜していることを特徴とするメダル遊技機。
  4. 請求項3のメダル遊技機において、
    上記メダル通過規制部材のメダル通過口の入口は、メダルの直径方向の断面形状と略同一であって、上記メダル移動面の端部から飛び出した後のメダルの姿勢に応じた形状を有することを特徴とするメダル遊技機。
  5. 請求項1、2、3又は4のメダル遊技機において、
    上記メダル移動面が上記メダル送出手段に対して近づき離れるように、上記移動面形成部材を往復移動させる往復移動手段を設けたことを特徴とするメダル遊技機。
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