JP2007000401A - 景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置 - Google Patents

景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置 Download PDF

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Abstract

【課題】プッシャ台、景品押し出し部材の形態を改良して遊戯の面白さを向上させ、また、より多くの種類の景品が扱える景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置を提供する。
【解決手段】着脱可能に設けられた複数の軸部材161を用いて、プッシャ台座16の景品載置部を形成し、また、軸部材161間に形成された隙間を景品Gの転がり防止用のスリットSとして利用し、さらに、軸部材161の本数等を変更することによりスリットSの幅を変更して、景品Gの転がりやすさ等を調整可能とした。
【選択図】図3

Description

本発明は、景品を景品獲得口に落下させる景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置に関するものである。
従来から、内部のストックフィールドに置かれた種類の異なる景品を、景品押し出し装置を用いて、景品獲得口に落として外部に払い出す景品払い出しゲーム機があった(例えば、特許文献1)。
このタイプのゲーム機の遊戯方法について簡単に説明する。
最初に、遊戯者は、クレーンを模した景品拾い上げ装置を操作してストックフィールド(ディスプレイ台)の景品を拾い上げ、さらに、景品押し出し装置の上に落下させる。景品押し出し装置は、固定テーブル(プッシャ台座)とこの上を景品獲得口の方向に往復移動する移動テーブルとから構成される。景品は、固定テーブルの上に落下したときは、移動テーブルによって景品獲得口の方向に押し出される。一方、移動テーブルの上に落下したときは、ゲーム機の中心に設けられた支柱により内側への移動が妨げられ、固定テーブルの上に落下し、さらに、移動テーブルにより景品獲得口の方向に押し出される。これらの動作が繰り返されることにより、固定テーブル上に景品が蓄積され、景品獲得口の方向に徐々に移動して、最終的に景品獲得口に景品が落下する。そして、景品が外部に払い出され、遊戯者は、景品を獲得することができる。
しかし、このタイプの景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置は、以下の問題があった。
(1)固定テーブルの上に景品を落下した後は、移動テーブルが往復移動して景品を押し出すだけなので、遊戯が単調であり、面白みが欠ける。
(2)球体の景品は、固定テーブルの上を転がってしまうので扱えない。逆に、ゴム製品等の摩擦抵抗が大きい景品は、固定テーブル上を適切に移動できない。
(3)固定テーブル、移動テーブルは、その形状、サイズが決まっているので、遊戯の形態を変更できない。
(4)遊戯者は、固定テーブルの上に蓄積された景品の状況から、景品を落下することができないと判断し、遊戯を行わない場合がある。
実公平3−45751号公報
本発明の課題は、プッシャ台、景品押し出し部材の形態を改良して遊戯の面白さを向上させ、また、より多くの種類の景品が扱える景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置を提供することである。
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、内部に配置された景品を、景品獲得口に押し出して外部に払い出す景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、前記景品が載置される景品載置部を有し、景品押し出し方向に対して平行に少なくとも1つのスリットを有するプッシャ台座と、前記スリットから突出するように設けられ、前記景品押し出し方向に往復移動して前記景品を押し出す景品押し出し部を有する景品押し出し部材と、を備えた景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、前記プッシャ台座は、前記スリットの幅が変更可能であること、を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、前記プッシャ台座は、着脱可能に設けられた複数の軸部材を備え、前記スリットは、前記軸部材間に設けられた隙間であること、を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置である。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、前記景品載置部の高さは、前記景品移動方向及び/又は幅方向に応じて異なること、を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置である。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、前記景品載置部の高さは、前記景品移動方向又は前記幅方向の位置に応じて規則的に変化していること、を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置である。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5までのいずれかに記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、前記景品押し出し部材は、前記景品押し出し部を着脱可能に保持すること、を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置である。
請求項7の発明は、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、前記景品押し出し部は、前記景品押し出し方向からの投影形状の面積を部分的に拡大する面積拡大部を有すること、を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置である。
請求項8の発明は、請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、前記景品押し出し部は、前記景品押し出し方向における縦断面の外形の前記景品押し出し方向前側及び/又は後側に、なだらかな曲線部及び/又は直線部を有すること、を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置である。
請求項9の発明は、請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、前記景品押し出し部は、前記景品押し出し方向に屈曲可能であること、を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置である。
請求項10の発明は、請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、前記景品押し出し部材は、前記景品押し出し部を幅方向の軸回りに回転する回転機構を備えること、を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置である。
請求項11の発明は、請求項10に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、景品押し出し部材は、前記幅方向の軸回りに、大きさの異なる複数の前記景品押し出し部を備え、前記景品押し出し部を前記幅方向の軸回りに所定の角度回転することにより、前記プッシャ台座の前記景品載置部と前記景品押し出し部の先端との距離が変更可能なこと、を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置である。
請求項12の発明は、請求項10に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、前記景品押し出し部材は、前記幅方向の軸回りに、複数の前記景品押し出し部を備え、所定の条件に応じて前記軸回りに前記景品押し出し部を回転駆動することにより、前記プッシャ台座に載置された景品を前記景品獲得口に押し出して大量払い出しすること、を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置である。
請求項13の発明は、請求項1から請求項12までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、前記プッシャ台座と前記景品押し出し部とを、前記景品押し出し方向の軸回りに回転する回転機構を備えること、を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置である。
請求項14の発明は、請求項1から請求項13までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、前記景品押し出し部は、前記スリットからの突出量が変化すること、を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置である。
本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)本発明は、内部に配置された景品を、景品獲得口に押し出して外部に払い出す景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、プッシャ台座は、景品が載置される景品載置部を有し、景品押し出し方向に対して平行に少なくとも1つのスリットを有する。また、景品押し出し部材は、スリットから突出するように設けられ、景品押し出し方向に往復移動して景品を押し出す景品押し出し部を有する。
これにより、景品押し出し装置は、その景品押し出し部の形態を、従来とは全く異なる形態にすることができるので、遊戯の面白さを向上することができる。また、スリットが転がり防止機能として作用するので、球体の景品を扱うことができる。すなわち、より多くの種類の景品を扱うことができる。さらに、スリットにより、プッシャ台座と景品との接触面積を小さくできるので、ゴム製品等の摩擦抵抗が大きい景品を、適切に押し出すことができる。さらにまた、景品押し出し部は、従来の移動テーブルよりも小さい部品を用いることができるので、シンプルな構造にでき、また、装置を小型化することができる。
(2)本発明は、スリットの幅を変更可能である。これにより、球体の景品の転がりやすさや、景品の大きさに応じた落下しやすさの調整等ができるので、遊戯の難易度を調整することができる。また、運営者等は、ゲーム機の遊戯態様を変更することができる。
(3)本発明は、プッシャ台座が着脱可能に設けられた複数の軸部材を備え、スリットは、軸部材間に設けられた隙間であるので、軸部材の本数を増減して軸部材間の隙間を調整することにより、スリットの幅を調整することができる。また、軸部材の本数を増減して景品載置部の幅を変更することができるので、より多くの大きさの景品を扱うことができる。
(4)本発明は、景品載置部の高さが、景品移動方向及び/又は幅方向に応じて異なるので、景品載置部の位置に応じて景品の押し出しやすさが変化するため、遊戯の面白さを向上することができる。
(5)本発明は、景品載置部の高さは、景品移動方向又は幅方向の位置に応じて規則的に変化している。景品移動方向又は幅方向おける位置に応じて景品の押し出しやすさが変化するので、遊戯の面白さを向上することができる。
(6)本発明は、景品押し出し部材が景品押し出し部を着脱可能に保持するので、景品押し出し部の数を増減して、景品の押し出しやすさを調整することができる。また、複数の形状の景品押し出し部を用意して交換することにより、景品押し出し部の形態を変更することができる。
(7)本発明は、景品押し出し部が、景品押し出し方向からの投影形状の面積を部分的に拡大する面積拡大部を有する。これにより、幅方向における位置に応じて、景品を押し出すための景品押し出し部の面積が異なることで、景品の押し出しやすさが変化するので、遊戯の面白さを向上することができる。また、景品押し出し部と景品とが接触する面積が大きくなるので、景品の損傷を防止することができる。
(8)本発明は、景品押し出し部の景品押し出し方向における縦断面の外形の景品押し出し方向前側及び/又は後側に、なだらかな曲線部及び/又は直線部を有する。すなわち、景品は、なだらかな曲線部や直線部に乗り上げ、さらに、景品押し出し部を乗り越すことができる。例えば、景品は、プッシャ台座の景品押し出し部よりも景品獲得口側に載置されたとき、景品押し出し部を乗り越えて、その反対側に移動する。これにより、景品押し出し装置は、押し出し動作に変化をつけることができ、遊戯の面白さを向上することができる。
(9)本発明は、景品押し出し部が、景品押し出し方向に屈曲可能であるので、景品押し出し部が景品を押し出そうとするときに、景品押し出し方向に屈曲することにより、(8)と同様に、景品が景品押し出し部を乗り越えることができ、また、景品の重量等の条件に応じた乗り越しやすさの調整を、より簡便にすることができる。さらに、景品を破損することを防止することができる。
(10)本発明は、景品押し出し部材が、景品押し出し部を幅方向の軸回りに回転する回転機構を備えるので、景品押し出し動作に変化をつけることができる。
(11)本発明は、景品押し出し部材が、幅方向の軸回りに、大きさの異なる複数の景品押し出し部が設けられ、景品押し出し部を幅方向の軸回りに所定の角度回転することにより、プッシャ台座の景品載置部と景品押し出し部の先端との距離(スリットからの突出量)が変更可能である。これにより、景品の押し出しやすさを変更することができる。
(12)本発明は、景品押し出し部材が、幅方向の軸回りに、複数の景品押し出し部を備えている。そして、所定の条件に応じて規則的に又は不規則に、軸回りに景品押し出し部を回転駆動することにより、プッシャ台座に載置された景品を景品獲得口に押し出して大量払い出しする。これにより、遊戯の面白さを向上することができる。また、遊戯者は、プッシャ台に載置された景品の蓄積状態に左右されずに景品を払い出し、景品を獲得することができる。
(13)本発明は、プッシャ台座と景品押し出し部とを、景品押し出し方向の軸回りに回転する回転機構を備え、景品載置面の景品を落下させることができる。このため、遊戯者は、プッシャ台座等のバランス等を考慮した戦略をたてる必要があり、遊戯をより楽しむことができる。
(14)本発明は、景品押し出し部のスリットからの突出量が変化するので、景品押し出し部と景品との接触面積を変化させることができる。
本発明は、プッシャ台、景品押し出し部材の形態を改良して遊戯の面白さを向上させ、また、より多くの種類の景品が扱える景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置を提供するという目的を、着脱可能に設けられた複数の軸部材を用いて、プッシャ台座の景品載置部を形成し、また、軸部材間に形成された隙間を景品の転がり防止用のスリットとして利用し、さらに、軸部材の本数等を変更することによりスリットの幅を変更して、景品の転がりやすさ等を調整可能とすることによって実現した。
以下、図面等を参照して、本発明の実施例をあげて、さらに詳しく説明する。
図1は、本発明を適用した景品押し出し装置の実施例1を備えた景品払い出しゲーム機1を示す斜視図である。
図2は、そのクレーン部を示す斜視図である。
実施例1の景品払い出しゲーム機1は、4つの遊戯領域2A〜2Dを有し、内部に配置された景品Gを、クレーン部、景品押し出し装置を用いて、外部に払い出すゲーム機である。なお、以下の説明において、主に遊戯領域2Aについて説明するが、他の遊戯領域2B〜2Dについても同様な構造である。
図1に示すように、景品払い出しゲーム機1は、ゲーム機本体10と、景品払い出しゲーム機1の内部と外部とを仕切るために設けられた、透光性を有するカバー部材50とを備えている。
ゲーム機本体10は、本体ケース11と、回転テーブル12と、4つのクレーン部13と、4つの景品押し出し装置15と、4つの操作部20と、4つの景品取り出し口25とを備えている。
本体ケース11は、景品払い出しゲーム機1の筐体部分であり、筒状に形成されている。本体ケース11は、中心軸Z1が鉛直方向になるように設置される。本体ケース11は、例えば、4人程度が同時に独立して遊戯できるように直径が1000mm程度の大きさである。
回転テーブル12は、景品Gを収容するための容器であり、本体ケース11内の下側の範囲に設けられている。回転テーブル12は、その下側に回転機構(図示せず)が設けられ、本体ケース11の中心軸Z1を中心に回転可能である。
4つのクレーン部13は、回転テーブル12の景品Gを拾い上げ、後述する景品押し出し装置15に落下させるためのクレーンを模した装置である。
図2に示すように、クレーン部13は、アーム部材131と、クレーンケース部材132と、景品把持部材133とを備えている。
アーム部材131は、腕状の部材であり、その片方の端部に後述するクレーンケース部材132が設けられ、もう片方の端部が支柱14に水平方向の軸X1を中心に回転可能(回転方向θ1)に設けられている。アーム部材131は、後述する操作部20からの入力に応じてモータ(図示せず)により回転駆動される。
クレーンケース部材132は、後述する景品把持部材133を保持する筐体であり、アーム部材131の端部に水平方向の軸X2を中心に回転可能(回転方向θ2)に設けられている。クレーンケース部材132は、景品把持部材133が常時下側になるように、アーム部材131のもう片方の端部に吊り下がるようにして設置されている。
景品把持部材133は、回転テーブル12上の景品Gを拾い上げるために、くの字形に形成された2つの細形ハンド133aが対向配置された部材である。細形ハンド133aは、支軸134を中心として開閉可能(回転方向θ3,θ4)に、クレーンケース部材132に保持される。景品把持部材133は、後述する操作部20からの入力に応じてモータ(図示せず)により開閉して、景品Gを掴んだり、落下させることができる。
4つの景品押し出し装置15は、図1に示すように、クレーン部13によって運ばれた景品Gを、景品獲得口25a(遊戯領域2B参照)に押し出すための装置である。景品押し出し装置15については、後に詳述する。
4つの操作部20は、景品払い出しゲーム機1のクレーン部13を操作するために、本体ケース11の円環状に形成された縁部に配置されている。操作部20は、クレーン部13の駆動を開始するための開始ボタン21と、景品把持部材133を開閉して景品Gを落下するための落下ボタン22とを備えている。
景品取り出し口25は、遊戯者が獲得した景品Gを、景品獲得口25aから外部へ払い出すための払い出し口である。景品取り出し口25は、本体ケース11の操作部20の下側の範囲に設けられている。
以上説明した景品払い出しゲーム機1の動作について説明する。
最初に、遊戯者は、回転テーブル12に配置された景品Gとクレーン部13との位置関係、タイミング等を見計らって開始ボタン21を押す。これにより、クレーン部13のアーム部材131が軸X1を中心に回転を始める。そして、景品把持部材133が移動範囲の最下点付近に移動したときに、景品Gを掴んだときは、景品Gは、景品把持部材133に掴まれた状態で上側に上昇する。
次に、遊戯者は、クレーン部13、景品押し出し装置15の位置関係等を見計らって落下ボタン22を押して、景品Gを景品押し出し装置15の上に落下させる。以上の動作が次々に繰り返されることにより、複数の景品Gが景品押し出し装置15に蓄積され、後述するように、景品取り出し口25の方向に押し出される。そして、最終的に景品Gが景品獲得口25aに落下することにより、遊戯者は、景品取り出し口25から景品Gを獲得することができる。
次に、景品押し出し装置15の構造等について詳しく説明する。
図3は、景品押し出し装置15を示す図であり、図3(a)は、景品押し出し装置15の全体を示す斜視図、図3(b)は、景品押し出し部の基部への取り付けを示す斜視図である。
図4,図5は、軸部材の取り付けの変更例を示す斜視図である。
図6は、景品押し出し部の形態の変更例を示す斜視図である。
景品押し出し装置15は、図3(a)に示すように、プッシャ台座16と景品押し出し部材18と、回転保持部19(回転機構)とを備えている。
プッシャ台座16は、クレーン部13が落下させた景品Gを受け止め載置する部分である。プッシャ台座16は、複数の軸部材161と、ホルダ部162とを有している。
複数(本実施例では、15本)の軸部材161は、景品Gを載置するための景品載置部を形成するための部材である。軸部材161は、例えば、ABS樹脂等から形成され、図3(a)の左側に示すように、後述するホルダ部162に設けられた取り付け穴163a,164aに、弾性変形させながら取り付けることにより、ホルダ部162に着脱可能に保持される。軸部材161は、軸方向が景品押し出し方向になるように配置され、その上側の部分が景品載置部を形成し、また、軸部材161間の隙間は、景品押し出し方向に対して平行に複数のスリットSを形成する。
スリットSは、景品載置部における幅方向への景品Gの転がり防止機能として作用するので、例えば、カプセルG1のような球体の景品を扱うことができる。また、スリットSは、景品載置部と景品Gとの接触面積を小さくするので、ゴム製品等の摩擦抵抗が大きい景品Gを、適切に押し出すことができる。
軸部材161は、後述するホルダ部162に着脱可能であるので、軸部材161を選択的に取り付けることにより、景品載置部の形態を変更することができる。
例えば、図4(a)、図4(b)に示すように、ホルダ部162に取り付ける軸部材161の本数を7本又は11本にすることにより、景品載置部の幅を小さくすることができる。これにより、クレーン部13(図1、図2参照)が景品載置部に景品Gを落下するときの難易度を調整することができる。また、図4(c)に示すように、左側に偏らせて軸部材161を取り付けることにより、遊戯をより面白くすることができる。
さらに、図5に示すように、軸部材161を間引いて取り付けて、スリットSの幅を変更することができる。
図5(a)は、軸部材161を1本おきに間引いて幅が広いスリットS1を設けた例、図5(b)は、軸部材161を2本ずつ間引いて計4本外し、幅がより広い2つのスリットS2を設けた例、図5(c)は、中央5本の軸部材161を間引いて、幅がさらに広いスリットS3を設けた例をそれぞれ示す図である。
図5(c)に示すように、スリットS3は、幅が広いので、腕時計G2は、比較的大きい景品であるが、スリットS3から落下する。このため、景品載置部に載置するための難易度が高い。
このようにして、プッシャ台座16は、スリットSの幅が変更可能であり、景品Gの大きさに応じてスリットSから落下させることができ、遊戯の難易度を調整することができる。なお、軸部材161の本数を増減して景品載置部の幅を変更することにより、より多くの大きさの景品を扱うことができる。
ホルダ部162は、図3(a)に示すように、軸部材161を保持するための部材であり、ホルダ部材163,164から構成される。
ホルダ部材163は、幅方向に細長く形成された直方体の部材である。ホルダ部材163は、景品押し出し方向前側の側面に、軸部材161を保持するために、複数(本実施例では、15個)の取り付け穴163aが幅方向に一列に設けられている。
ホルダ部材164は、ホルダ部材163と同様な部材であり、景品押し出し方向後側の側面に設けられた取り付け穴164a(図3(a)には、1つのみ破線で示す。)が、取り付け穴163aに対向するように配置される。
ホルダ部材163,164は、その中央部下側に景品押し出し方向の軸X3が中心軸になるように回転軸(図3(a)には、164の回転軸164bのみ示す。ホルダ163の回転軸は、軸部材161等に遮られ見えない。)が設けられ、軸X3回りに回転可能に、後述する回転保持部19に保持される。
景品押し出し部材18は、図3(a)に示すように、プッシャ台座16に載置された景品Gを景品押し出し方向前側(景品獲得口25a側)に押し出すための部材である。景品押し出し部材18は、複数の押し出し棒181(景品押し出し部)と、基部182と、駆動軸183とから構成される。
複数(本実施例では、6本)の押し出し棒181は、プッシャ台座16に載置された景品Gを押し出すための部材である。押し出し棒181は、スリットSから突出するように設けられ、この突出した部分が、景品Gを押し出す部分である。押し出し棒181は、後述する基部182に着脱可能に設けられ、景品押し出し方向に往復移動可能に保持される。
押し出し棒181は、選択的に基部182に取り付けることにより、押し出し棒181間の間隔を変更することができる。そして、例えば、扱う景品Gの大きさに応じてこの間隔を変更することができる。複数の大きさの景品Gを扱う場合には、小さい景品のみがこの隙間を通り抜けることができるように間隔を調整して、景品Gの種類毎に押し出しやすさを調整することができる。また、本実施例では、図3(a)に示すように、左側の2本の押し出し棒181は、3本の軸部材161を間に挟んで設けられているのに対して、右側の2本の押し出し棒181は、2本の軸部材161を挟んで設けられている。すなわち、右側の隙間D2の方が、左側の隙間D1よりも小さいので、右側の方が景品Gを押し出し易い。このように、景品載置部の位置に応じて景品Gの押し出しやすさを変更することができ、遊戯をより面白くすることができる。
基部182は、押し出し棒181を保持するための部材である。基部182は、幅方向に細長い棒状の部材であり、複数の押し出し棒181が幅方向に一列に保持される。図3(b)に示すように、基部182は、複数の取り付け穴182aが設けられ、これに押し出し棒181が適度な締め付け力により圧入されることにより、押し出し棒181を着脱可能に保持する。
基部182は、図6に示すように、その取り付け穴182aを利用して、押し出し棒181の代わりに、異なる形態の景品押し出し部を取り付けることができる。
図6(a)は、景品押し出し部を、半円板184に変更した例を示す図である。半円板184は、図6(a−1)に示すように、板の平面の向きが幅方向になるように配置される。半円板184は、図6(a−2)に示すように、軸部184aの一端に半円部184bが設けられている。また、半円板184は、軸部184aのもう一端が基部182の取り付け穴182aに圧入されることにより、基部182に着脱可能に取り付けられる。半円部184bは、景品押し出し方向における縦断面(幅方向に対して垂直な面による断面)の外形が半円状であり、景品押し出し方向前側の部分184c及び後側の部分184dに、なだらかな曲線部を有している。これにより、景品Gは、半円板184が景品押し出し方向に移動したときに、その重量、大きさ等の条件に応じて、景品押し出し方向前側の部分184c又は後側の部分184dに乗り上げ、さらに、半円板184を乗り越すことができる。例えば、景品Gは、クレーン部13により落下されたときに、景品載置部の半円板184よりも景品押し出し方向前側に載置された場合、半円板184を乗り越して、その反対側(景品押し出し方向後側)に移動する。逆に、景品載置部の半円板184よりも景品押し出し方向後側に載置された場合、反対側(景品押し出し方向前側)に移動する。
図6(b)は、景品押し出し部を、傘部材185に変更した例を示す図である。傘部材185は、軸部185aの一端に傘部185bが設けられ、半円板184と同様に、基部182に着脱可能に取り付けられる。傘部185bは、幅方向に細長い台状の部分であり、基部182に対して平行に配置され、複数の軸部185aに支えられる。傘部185bは、景品押し出し方向における縦断面の外形が傘状の斜面であり、景品押し出し方向前側の部分185c及び後側の部分185dに、垂直壁よりも傾斜のある部分(なだらかな直線部)を有している。これにより、半円板184と同様に、景品Gが傘部材185を乗り越えることができる。また、傘部185aは、幅方向に連続した形状であるので、より確実に景品Gを押し出すことができる。
図6(c)は、景品押し出し部の一部を、球186に変更した例を示す図である。球186は、軸部186aの一端に球体186bが設けられ、基部182に着脱可能に取り付けられる。球体185bは、その上側の部分のうち、景品押し出し方向前側及び後側の部分が、なだらかな曲線部であるので、半円板184と同様に、景品Gが球186を乗り越えることができる。また、軸部186aの高さが異なる複数の球186を設けることにより、幅方向の位置に応じて、スリットSからの突出量が変化する。このため、景品押し出し方向からの投影形状(図6(c−1)にその概形186eを示す。)に、その面積を部分的に拡大する面積拡大部186f〜186hを有する。これにより、幅方向における位置に応じて景品Gを押し出すための面積が異なり、景品Gの押し出しやすさが変化するので、遊戯の面白さを向上することができる。また、景品押し出し部と景品Gとが接触する面積が大きくなるので、景品Gの損傷を防止することができる。
このようにして、景品押し出し部材18は、複数の形態の景品押し出し部を交換して取り付けることにより、景品押し出し動作に変化をつけて、遊戯の難易度を調整することができ、また、遊戯の面白さを向上することができる。なお、景品押し出し部は、景品押し出し方向前側に、なだらかな曲線部又は直線部の部分のうちどちらか一方を有するものでもよく、あるいは、なだらかな曲線部と直線部の部分とを組み合わせて有するものでもよい。景品押し出し方向後側についても、同様である。
駆動軸183は、図3(a)に示すように、押し出し棒181、基部182を、景品押し出し方向に往復移動するための部材である。駆動軸183は、基部182の中央から景品押し出し方向後側に向けて設けられている。駆動軸183は、駆動部(図示せず)により駆動され、押し出し棒181と基部182とを一体で景品押し出し方向に往復移動する。駆動軸183は、ホルダ部162の回転軸(軸X3)と同軸に回転可能(回転方向θ5)に保持されている。
回転保持部19は、プッシャ台座16と景品押し出し部材18とを、景品押し出し方向の軸X3回りに回転可能に保持する保持部である。
回転保持部19は、ゲーム機本体10(図1参照)に固定された腕状のステー19aの先端に、軸受け部19bが設けられている。回転保持部19は、この軸受け部19bに、ホルダ部材164の回転軸164bが挿入され、ホルダ部材164を回転可能に保持している。また、回転保持部19と同様な保持部(図示せず)が、ホルダ部材163側にも設けられており、ホルダ部材163と景品押し出し部材18とを、一体で回転可能に保持する。これにより、回転保持部19等は、プッシャ台座16と景品押し出し部材18とを、これらの重心の偏りに応じて、景品押し出し方向の軸X3回りに回転可能(回転方向θ5)に保持する。
なお、本実施例の景品押し出し装置15は、駆動軸183等を部品が小さい部品であるので、シンプルかつ小型にすることができる。また、プッシャ台座16の下側に基部182、駆動軸183のみが配置され、このスペースを有効利用可能であるので、回転保持部19を設けることに、より適している。
次に、以上説明した景品押し出し装置15の動作について説明する。
図7は、景品押し出し装置15の動作を示す図であり、図7(a)は、クレーン部13(図1,図2参照)が落下した景品Gが景品押し出し装置15に載置されようとしている状態、図7(b)は、景品Gが景品押し出し方向に移動する状態を示す図である。
図7(a)の状態は、プッシャ台座16の景品載置部の景品押し出し方向前側の部分に、景品Gが蓄積され、また、遊戯者の操作により、景品Gが幅方向右側に偏って落下された状態である。
そして、図7(b)に示すように、景品Gが景品載置部の右側に偏って載置されたことにより、プッシャ台座16と景品押し出し部材18との重心は、幅方向右側に偏る。プッシャ台座16と景品押し出し部材18とは、回転保持部19等により回転可能に保持されているので、景品押し出し方向の軸X3を中心に回転方向θ5(時計回り)に回転する。そして、景品Gの一部がプッシャ台16の幅方向右側から落下し、再び回転テーブル12へと配置される。このため、遊戯者は、プッシャ台座16のバランス等を考慮した戦略をたてる必要があり、遊戯をより楽しむことができる。
また、この場合、景品Gは菓子G3であり、その重量、大きさ等の条件により、一部の菓子G3が半円板184(景品押し出し部)を乗り越して、景品押し出し方向後側に移動する。残りの景品Gは、半円板184により、景品押し出し方向前側に押し出され、その一部がプッシャ台座18から景品獲得口25a(図1参照)に落下することにより景品取り出し口25に払い出され、遊戯者は、景品Gを獲得することができる。
以上説明したように、実施例1の景品押し出し装置15は、景品載置部が、着脱可能に設けられた複数の軸部材161を用いて形成され、景品押し出し方向に対して平行にスリットSが設けられている。
スリットSは、景品Gの転がり防止機能として作用するので、例えば、球体のカプセルG1を扱うことができる。また、スリットSは、景品載置部と景品Gとの接触面積を小さくするので、摩擦抵抗が大きい景品Gを扱うことができる。このため、運営者等は、より多くの種類の景品Gを扱うことができる。さらに、プッシャ台16は、軸部材161の本数等を変更することによりスリットSの幅を変更して、景品Gの転がりやすさや、景品Gをその大きさに応じてスリットSから落下させる等の調整ができるので、遊戯の難易度を調整することができる。
また、景品押し出し部材18は、スリットSから突出するように設けられ、景品押し出し方向に往復移動して景品Gを押し出す景品押し出し部(押し出し棒181等)を、着脱可能に保持する。
これにより、景品押し出し部の形態を、従来とは全く異なる形態とすることができ、遊戯の面白さを向上することができる。また、景品押し出し部の数を増減することにより、景品の押し出しやすさを調整したり、複数の形状の景品押し出し部を用意して交換することにより、景品押し出し部の形態を変更することができる。
さらに、景品押し出し装置15は、プッシャ台座16と景品押し出し部(押し出し棒181等)とを、景品押し出し方向の軸X3回りに回転する回転保持部19等(回転機構)を備えているので、景品載置面から景品Gを落下させることができ、遊戯の面白さを向上することができる。
次に、本発明を適用した景品押し出し装置の実施例2について説明する。なお、前述した実施例1と同様な機能を果たす部分は、重複する説明を適宣省略し、主に変更箇所について説明する。
実施例2の景品押し出し装置は、実施例1の押し出し棒181をその根本部分で屈曲可能にした装置である。
図8は、実施例2の景品押し出し部材28等を示す側面図である。
図8(a)に示すように、実施例2の景品押し出し部材28は、押し出し棒281(景品押し出し部)が、その根本部分にコイルばね281aを備えている。このため、押し出し棒281は、景品押し出し方向を含む全方位に屈曲可能である。押し出し棒281は、図8(b)に示すように、景品押し出し方向に移動して景品Gを押し出すときに、反対側(回転方向θ6)に屈曲する。
このため、景品Gは、その重量、大きさ等の条件に応じて押し出し棒281を乗り越して反対側に移動することができる。これにより、遊戯の面白を向上することができる。また、景品Gが押し出し棒281を乗り越さないときには、景品Gの移動距離は、押し出し棒281が屈曲するので、押し出し棒281の移動距離よりも小さくなる。これにより、遊戯の難易度を向上することができる。
また、押し出し棒281は、コイルばね281aのばね定数等を変更することにより、その屈曲の程度が調整可能である。これにより、押し出し棒281は、景品Gの重量等の条件に応じた乗り越しやすさの調整を、実施例1の景品押し出し部(半円板184、傘部材185等)に比較して、より簡便に行うことができる。さらに、押し出し棒281は、景品Gを押し出すときに屈曲するので、景品Gに無理な力が働かず、景品Gの破損を防止することができる。さらにまた、押し出し棒281の外観からは、その屈曲の程度が判断できないので、遊戯者の遊戯意欲の減退を防止することができる。
なお、押し出し棒は、屈曲できればよいので、コイルばね281aを設ける代わりに、例えば、押し出し棒全体をゴム等の弾性体から形成させても、前述した効果と同様な効果を得ることができる。
次に、本発明を適用した景品押し出し装置の実施例3について説明する。
実施例3の景品押し出し装置は、景品押し出し部を幅方向の軸回りに回転させる回転機構を設けた装置である。
図9は、実施例3の景品押し出し部材38を示す図であり、図9(a)は、斜視図、図9(b)は、回転駆動部を示す断面図である。
図9(a)に示すように、景品押し出し部材38は、幅方向の軸Y1回りの同一円周上に、4本の押し出し棒381(381−1〜381−4;景品押し出し部)が等間隔の角度(90度)に配置されている。押し出し棒381は、幅方向に8列配置され、基部382に合計32本の押し出し棒381が植設されている。基部382は、コの形に形成された保持部384に保持され、これにより、押し出し棒381と基部382とは、一体で幅方向の軸Y1回りに回転可能とされる。保持部384は、駆動軸383に連結され、押し出し棒381、基部382及び保持部384は、一体で景品押し出し方向に往復移動する。
図9(b)は、景品押し出し部材38の軸Y1を通る断面の一部を、景品押し出し方向(図9(a)に示す矢印B方向参照)から示す図である。
図9(b)に示すように、保持部384の右側のケース384aには、軸受384cと、モータ385とが収容されている。
軸受384cは、基部382の軸部382aを、軸Y1回りに回転可能に保持している。
モータ385は、押し出し棒381と基部382とを回転するための、例えば、DCモータ等であり、その回転軸385aが幅方向を向くように配置される。モータ385は、回転軸385aに平ギアである駆動ギア385bが設けられている。この駆動ギア385bは、軸部382aの先端に設けられた平ギアである被駆動ギア382cに接続している。モータ385は、後述するように、制御部により、所定の条件に応じて規則的に、又は不規則に回転駆動される。
なお、保持部384の左側のケース384bには、軸受384cと同様な軸受(図示せず)が収容され、基部382を回転可能に保持している。
以上の構造により、モータ385の駆動力が基部382に伝達され、押し出し棒381と基部382とが一体で、軸Y1回りに回転する。
次に、以上説明した景品押し出し部材38の動作について説明する。
図10は、景品押し出し部材38の景品押し出し動作を示す側面図である。
図10(a)〜図10(c)は、通常時における、景品押し出し部材38の動作である。景品押し出し部材38は、景品押し出し方向前側(図10に示す左側)に移動することにより、その押し出し棒381がプッシャ台座36に載置された菓子G3のうち、例えば、4個程度を景品獲得口25aに落下させる。
ところが、例えば、図10(b)の状態から、景品押し出し部材38が、さらに景品押し出し方向前側に移動して、図10(c)の状態に至るまでの間に、制御部(図示せず)は、所定の条件(後述する)に応じてモータ385を駆動させる。これにより、図10(d)に示すように、押し出し棒381と基部382とは、一体で軸Y1回りに回転駆動(回転方向θ7)して、菓子G3を大量(例えば、10個以上等)払い出すことができる。なお、制御部(図示せず)がモータ385を駆動させるタイミングは、景品押し出し部材38が移動中のときに限らず、例えば、最前部に移動したときでもよい。
また、制御部が、モータ385を駆動させる条件は、例えば、遊戯回数、景品払い出しの回数をカウントし、所定の回数に達した場合等であるが、これに限らず、遊戯をより面白くするために、不規則にモータ385を駆動してもよい。
また、図11に示す景品押し出し部材38Aのように、幅方向の軸Y1回りに、長さ(大きさ)の異なる4つの押し出し棒381A〜381D(景品押し出し部)を設けてもよい。これに、前述した回転機構を適用して、押し出し棒381A〜381Dを幅方向の軸Y1回りに所定の角度(90度)毎回転することにより、プッシャ台座36Aの景品載置部と押し出し棒の先端との距離(スリットからの突出量)が変更可能である(図11に2点鎖線で示す。)。これにより、景品Gの押し出しやすさを容易に変更することができる。
以上説明したように、実施例3の景品押し出し部材38は、幅方向の軸Y1回りに、複数の押し出し棒381(景品押し出し部)を備えている。そして、軸Y1回りに、押し出し棒381を回転駆動することにより、プッシャ台座36に載置された景品Gを景品獲得口25aに押し出して大量払い出しする。これにより、遊戯の面白さを向上することができる。また、遊戯者は、プッシャ台に載置された景品Gの蓄積状態に左右されずに、景品Gを取得することができる。
次に、本発明を適用した景品押し出し装置の実施例4について説明する。
実施例4の景品押し出し装置は、プッシャ台座の景品載置部に凹凸を設けた装置である。
図12は、実施例4のプッシャ台座46等を示す図であり、図12(a)、図12(b)は、軸部材461A、461Bをそれぞれ示す斜視図、図12(c)は、プッシャ台座46等の側面図である。
軸部材461Aは、図12(a)に示すように、景品押し出し方向の所定の間隔D2で鉛直方向にうねるように形成されており、その鉛直方向の高さが、景品押し出し方向の位置に応じて異なっている。
このため、図12(c)に示すように、プッシャ台座46の景品載置部の高さは、軸部材461Aが取り付けられた場合、景品移動方向の位置に応じて規則的に変化する。そして、プッシャ台座46の景品載置部と押し出し棒481(景品押し出し部)の先端との距離は、高さH1〜H3で示すように、押し出し棒481の景品押し出し方向おける位置に応じて異なる。すなわち、スリットからの突出量が変化する。
これにより、景品Gの押し出しやすさは、押し出し棒481の景品押し出し方向おける位置に応じて変化するので、遊戯の面白さを向上することができる。
一方、軸部材461Bは、図12(b)に示すように、景品移動方向の位置に応じて不規則に鉛直方向にうねるように形成されており、その鉛直方向の高さが、景品押し出し方向の位置に応じて異なっている。このため、プッシャ台座46の景品載置部の高さは、軸部材461Bが取り付けられた場合、景品移動方向及び幅方向に応じて異なる。これにより、景品Gの押し出しやすさは、景品載置部の位置に応じて変化するので、遊戯の面白さを向上することができる。
(変形例)
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)各実施例において、景品押し出し装置に景品を載置するために、クレーン部を用いた例を示したが、これに限定されない。他の景品搬送手段を用いて、景品押し出し装置に景品を載置してもよい。
(2)各実施例において、景品押し出し部材の基部、駆動軸は、プッシャ台の軸部材の下側に配置された例を示したが、これに限定されない。基部、駆動軸は、プッシャ台座の上側に配置してもよい。
(3)各実施例において、複数の景品押し出し部(押し出し棒等)が、幅方向に一列に配置された例を示したが、これに限定されない。例えば、景品押し出し部は、幅方向の位置に応じて、景品押し出し方向の位置を変えて配置してもよい。これにより、景品の押し出しやすさは、幅方向の位置に応じて変化するので、遊戯をより面白くすることができる。
(4)各実施例において、複数の景品押し出し部(押し出し棒等)が、1つの駆動軸により、一体で景品押し出し方向に移動する例を示したが、これに限定されない。例えば、複数の駆動軸を設け、景品押し出し部に位相差を持たせて景品押し出し方向へ移動してもよく、また、景品押し出し部毎に往復移動のストロークを変えてもよい。これにより、景品の押し出しやすさは、時間、プッシャ台の位置等の条件に応じて変化するので、遊戯を、より面白くすることができる。
(5)実施例1において、遊戯領域2A〜4Dを備えた、4人用の景品払い出しゲーム機1の例を示したが、これに限定されない。景品押し出し装置を備えたゲーム機であればよい。例えば、図13に示すように、ボックスタイプの2人用の景品払い出しゲーム機1Aでもよく、また、1人用の景品払い出しゲーム機でもよい。
(6)実施例1において、プッシャ台座16と景品押し出し部材18とは、重心の偏りに応じて、景品押し出し方向の軸X3回りに回転する例を示したが、これに限定されない。例えば、プッシャ台座16と景品押し出し部材18とを、重心の偏りに関わらず回転するために、モータ等を備えた駆動機構を設けてもよい。
(7)実施例4において、軸部材461A,461Bを設け、景品載置部の高さが、景品移動方向、あるいは景品移動方向及び幅方向の位置に応じて異なる例を示したが、これに限定されない。
例えば、図14(a)に示すように、景品移動方向の位置に応じて不規則に鉛直方向にうねるように形成された同一形状の軸部材461Cを複数設けることにより、景品載置部の高さを、景品移動方向の位置に応じて変化するようにしてもよい。
また、図14(b)に示す平面図、正面図のように、真っ直ぐな軸状の軸部材461Dを、幅方向の位置に応じて、所定間隔D3で鉛直方向の高さが変化するように配置してもよい。これにより、景品載置部の高さを、幅方向の位置に応じて規則的に変化させることができる。
さらに、図14(c)に示す平面図、正面図のように、真っ直ぐな軸状の軸部材461Eを、幅方向の位置に応じて、鉛直方向の高さが不規則に変化するように配置してもよい。これにより、景品載置部の高さを、幅方向の位置に応じて不規則に変化させることができる。
このように、景品載置部の位置に応じて高さを変化させることにより、景品載置部の位置に応じて景品の押し出しやすさを変化させることができ、また、遊戯態様に変化をつけることができる。
本発明による実施例1の景品払い出しゲーム機を示す斜視図である。 実施例1のクレーン部を示す斜視図である。 実施例1の景品押し出し装置を示す斜視図である。 実施例1の軸部材の取り付けの変更例を示す斜視図である。 実施例1の軸部材の取り付けの変更例を示す斜視図である。 実施例1の景品押し出し部の形態を変更した例を示す斜視図である。 実施例1の景品押し出し装置の動作を示す図である。 本発明による実施例2の景品押し出し部材等を示す側面図である。 本発明による実施例3の景品押し出し部材を示す斜視図、駆動部を示す断面図である。 実施例3の景品押し出し部材の景品押し出し動作を示す側面図である。 実施例3の景品押し出し部材を変形した例を示す側面図である。 本発明による実施例4のプッシャ台座等を示す側面図等である。 変形例(5)の景品払い出しゲーム機を示す斜視図である。 変形例(7)の景品載置部、軸部材を示す図である。
符号の説明
1 景品払い出しゲーム機
16,46 プッシャ台座
18,28,38 景品押し出し部材
19 回転保持部
25a 景品獲得口
161,461A〜461E 軸部材
162 ホルダ部
181,281,381 押し出し棒
182,382 基部
183 駆動軸
385 モータ
G 景品

Claims (14)

  1. 内部に配置された景品を、景品獲得口に押し出して外部に払い出す景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、
    前記景品が載置される景品載置部を有し、景品押し出し方向に対して平行に少なくとも1つのスリットを有するプッシャ台座と、
    前記スリットから突出するように設けられ、前記景品押し出し方向に往復移動して前記景品を押し出す景品押し出し部を有する景品押し出し部材と、
    を備えた景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置。
  2. 請求項1に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、
    前記プッシャ台座は、前記スリットの幅が変更可能であること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、
    前記プッシャ台座は、着脱可能に設けられた複数の軸部材を備え、
    前記スリットは、前記軸部材間に設けられた隙間であること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、
    前記景品載置部の高さは、前記景品移動方向及び/又は幅方向に応じて異なること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、
    前記景品載置部の高さは、前記景品移動方向又は前記幅方向の位置に応じて規則的に変化していること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれかに記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、
    前記景品押し出し部材は、前記景品押し出し部を着脱可能に保持すること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、
    前記景品押し出し部は、前記景品押し出し方向からの投影形状の面積を部分的に拡大する面積拡大部を有すること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、
    前記景品押し出し部は、前記景品押し出し方向における断面の外形の前記景品押し出し方向前側及び/又は後側に、なだらかな曲線部及び/又は直線部を有すること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、
    前記景品押し出し部は、前記景品押し出し方向に屈曲可能であること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置。
  10. 請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、
    前記景品押し出し部材は、前記景品押し出し部を幅方向の軸回りに回転する回転機構を備えること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置。
  11. 請求項10に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、
    景品押し出し部材は、
    前記幅方向の軸回りに、大きさの異なる複数の前記景品押し出し部を備え、
    前記景品押し出し部を前記幅方向の軸回りに所定の角度回転することにより、前記プッシャ台座の前記景品載置部と前記景品押し出し部の先端との距離が変更可能なこと、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置。
  12. 請求項10に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、
    前記景品押し出し部材は、
    前記幅方向の軸回りに、複数の前記景品押し出し部を備え、
    所定の条件に応じて規則的に又は不規則に、前記軸回りに前記景品押し出し部を回転駆動することにより、前記プッシャ台座に載置された景品を前記景品獲得口に押し出して大量払い出しすること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置。
  13. 請求項1から請求項12までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、
    前記プッシャ台座と前記景品押し出し部とを、前記景品押し出し方向の軸回りに回転する回転機構を備えること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置。
  14. 請求項1から請求項13までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、
    前記景品押し出し部は、前記スリットからの突出量が変化すること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置。

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