JP4266371B2 - 景品取得ゲーム機 - Google Patents

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Description

本発明は、内部の景品を獲得孔に落下させて外部に取り出す景品取得ゲーム機に関するものである。
従来、この種の景品取得ゲーム機には、プッシャー式のクレーンゲーム機があり、このクレーンゲーム機に、ジャックポットと呼ばれる大当たりが付加される場合がある。
ジャックポットの方法としては、スライドテーブルと獲得孔との間に、景品を高く積み上げる方法や、通常とは異なる場所からジャックポット景品を払い出す払い出し機構を取り付ける方法などがある(例えば、特許文献1)。
しかし、景品を積み上げる方法では、積み上げ作業に時間がかかってしまう。
また、ゲーム機全体が不用意に揺らされた場合には、積み上げた景品が崩れるので、その都度係員が積み直す必要があり、ゲームを行う時間が減ってまっていた。
さらに、箱型の景品でなければ、積み上げてジャックポットを設定することができず、獲得できる景品のバリエーションも乏しかった。
一方、特許文献1のようなゲーム機であっても、提供されるジャックポット景品の種類は、払い出し機構の形状に制限されてしまっていた。
特開2004−105421号公報
本発明の課題は、様々なジャックポット景品を取り扱え、ジャックポット景品の補充の手間もかからない景品取得ゲーム機を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施例に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の発明は、内部の景品(G1)を獲得孔(24)に落下させて外部に取り出す景品取得ゲーム機であって、前記獲得孔(24)方向に前記景品(G1)を搬送する搬送手段(18、19)と、前記搬送手段(18、19)に設置され、大当たり景品(G2)を載置可能であり、移動可能な載置手段(30)とを備え、前記搬送手段(18、19)によって搬送される前記景品(G1)に前記載置手段(30)が押し出され、その載置手段(30)が前記獲得孔(24)付近にきたときに、前記載置手段(30)が前記大当たり景品(G2)を落下させること、前記搬送手段(18、19)は、前記載置手段(30)が移動する移動路(18a)を備え、前記移動路(18a)は、前記獲得孔(24)付近では、前記獲得孔(24)に向かって傾斜していること、前記移動路(18a)は、その端部に前記載置手段(30)の移動を停止させる停止部(S1、S2)を備えること、を特徴とする景品取得ゲーム機である。
請求項2の発明は、内部の景品(G1)を獲得孔(24)に落下させて外部に取り出す景品取得ゲーム機であって、前記獲得孔(24)方向に前記景品(G1)を搬送する搬送手段(18、19)と、前記搬送手段(18、19)に設置され、大当たり景品(G2)を載置可能であり、移動可能な載置手段(30)とを備え、前記搬送手段(18、19)によって搬送される前記景品(G1)に前記載置手段(30)が押し出され、その載置手段(30)が前記獲得孔(24)付近にきたときに、前記載置手段(30)が前記大当たり景品(G2)を落下させること、前記搬送手段(18、19)は、前記載置手段(30)が移動する移動路(18a)を備え、前記移動路(18a)は、前記獲得孔(24)付近では、前記獲得孔(24)に向かって傾斜していること、前記載置手段(30)は、前記大当たり景品(G2)を支えるホルダー部(33)を備えること、前記ホルダー部(33)は、前記移動路(18a)の傾斜に加えてさらに傾斜するように、ヒンジ部(32)を介して設けられていること、を特徴とする景品取得ゲーム機である。
請求項3の発明は、内部の景品(G1)を獲得孔(24)に落下させて外部に取り出す景品取得ゲーム機であって、前記獲得孔(24)方向に前記景品(G1)を搬送する搬送手段(18、19)と、前記搬送手段(18、19)に設置され、大当たり景品(G2)を載置可能であり、移動可能な載置手段(30)とを備え、前記搬送手段(18、19)によって搬送される前記景品(G1)に前記載置手段(30)が押し出され、その載置手段(30)が前記獲得孔(24)付近にきたときに、前記載置手段(30)が前記大当たり景品(G2)を落下させること、前記載置手段(30)は、少なくとも一部が前記搬送手段(18、19)の内部に設けられていること、を特徴とする景品取得ゲーム機である。
請求項4の発明は、内部の景品(G1)を獲得孔(24)に落下させて外部に取り出す景品取得ゲーム機であって、前記獲得孔(24)方向に前記景品(G1)を搬送する搬送手段(18、19)と、前記搬送手段(18、19)に設置され、大当たり景品(G2)を載置可能であり、移動可能な載置手段(30)とを備え、前記搬送手段(18、19)によって搬送される前記景品(G1)に前記載置手段(30)が押し出され、その載置手段(30)が前記獲得孔(24)付近にきたときに、前記載置手段(30)が前記大当たり景品(G2)を落下させること、前記載置手段(30)は、車輪(31b)を有する台車(31)を備えるものであること、を特徴とする景品取得ゲーム機である。
請求項5の発明は、請求項1,3,4のいずれか1項に記載の景品取得ゲーム機において、前記載置手段(30)は、前記大当たり景品(G2)を支えるホルダー部(33)を備えること、を特徴とする景品取得ゲーム機である。
請求項6の発明は、請求項2又は請求項5に記載の景品取得ゲーム機において、前記ホルダー部(33)は、着脱可能であること、を特徴とする景品取得ゲーム機である。
請求項7の発明は、請求項2,5,6のいずれか1項に記載の景品取得ゲーム機において、前記ホルダー部(33)は、透明又は半透明であること、を特徴とする景品取得ゲーム機である。
請求項8の発明は、請求項3又は請求項4に記載の景品取得ゲーム機において、前記搬送手段(18、19)は、前記載置手段(30)が移動する移動路(18a)を備え、前記移動路(18a)は、前記獲得孔(24)付近では、前記獲得孔(24)に向かって傾斜していること、を特徴とする景品取得ゲーム機である。
請求項9の発明は、請求項8に記載の景品取得ゲーム機において、前記移動路(18a)は、その端部に前記載置手段(30)の移動を停止させる停止部(S1、S2)を備えること、を特徴とする景品取得ゲーム機である。
請求項10の発明は、請求項8に記載の景品取得ゲーム機において、前記載置手段(30)は、前記大当たり景品(G2)を支えるホルダー部(33)を備え、前記ホルダー部(33)は、前記移動路(18a)の傾斜に加えてさらに傾斜するように、ヒンジ部(32)を介して設けられていること、を特徴とする景品取得ゲーム機である。
請求項11の発明は、請求項1,2,4のいずれか1項に記載の景品取得ゲーム機において、前記載置手段(30)は、少なくとも一部が前記搬送手段(18、19)の内部に設けられていること、を特徴とする景品取得ゲーム機である。
請求項12の発明は、請求項1から請求項11までのいずれか1項に記載の景品取得ゲーム機において、前記載置手段(30)は、前記景品(G1)との接触面積を調整する接触面積調整部(34)を備えること、を特徴とする景品取得ゲーム機である。
請求項13の発明は、請求項1から請求項12までのいずれか1項に記載の景品取得ゲーム機において、前記載置手段(30)は、自らの移動のしやすさを調整する移動調整部(35)を備えること、を特徴とする景品取得ゲーム機である。
請求項14の発明は、請求項1から請求項13までのいずれか1項に記載の景品取得ゲーム機において、前記搬送手段(18、19)は、固定テーブル(18)上でスライドテーブル(19)が往復移動するものであること、を特徴とする景品取得ゲーム機である。
請求項15の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の景品取得ゲーム機において、前記載置手段(30)は、車輪(31b)を有する台車(31)を備えるものであること、を特徴とする景品取得ゲーム機である。
本発明によれば、通常の景品に載置手段が押し出され、獲得孔付近にきたときに、大当たり景品が落下するので、使用する大当たり景品は、払い出し機構の形状に制限されることなく自由に選択可能であり、様々な大当たり景品を取り扱うことができる。
また、大当たり景品を支えるホルダー部を備えるので、複数の大当たり景品を用いる場合であっても、大当たり景品を積み上げる必要はなく、小型の大当たり景品を用いる場合であっても、簡単に載置することができ、景品補充の手間がかからない。
さらに、ホルダー部は、着脱可能であるので、大当たり景品に合わせたホルダー部を選択することができる。
さらにまた、ホルダー部は、透明又は半透明であるので、大当たり景品を載置した際に圧迫感がなく、大当たり景品の種類や量が確認しやすい。
一方、移動路は、載置手段の移動を停止させる停止部を備えるので、載置手段が移動路から外れず、大当たり景品の再設置が容易である。
また、接触面積調整部や移動調整部を備えることによって、景品取得の難易度を調整することができる。
本発明は、様々なジャックポット景品を取り扱え、ジャックポット景品の補充の手間もかからない景品取得ゲーム機を提供するという目的を、固定テーブルに設置されたベース台車の景品ホルダーに、ジャックポット景品を載置することにより実現する。
以下、図面等を参照して、本発明の実施例について、さらに詳しく説明する。
図1は、本発明による景品取得ゲーム機の実施例を示す図である。
本実施例による景品取得ゲーム機10は、4つの遊戯領域2A〜2Dを有し、回転テーブル12に配置された内部の景品G1を獲得孔24に落下させて外部に取り出すプッシャー式のクレーンゲーム機である。なお、以下の説明において、主に遊戯領域2Aについて説明するが、他の遊戯領域2B〜2Dについても同様な構造である。
この景品取得ゲーム機10は、本体ケース11と、回転テーブル12と、4つのクレーン部13と、4つの固定テーブル18と、4つのスライドテーブル19と、4つの操作部20と、4つの景品取り出し口23と、カバー部材25と、載置手段30等とを備える。
本体ケース11は、景品取得ゲーム機10の筐体部分であり、その外形が円形に形成された筒状の部材である。本体ケース11は、中心軸Zが鉛直方向になるように設置される。本体ケース11は、例えば、4人程度が同時に独立して遊戯できるように直径が1000mm程度の大きさである。
回転テーブル12は、景品G1を収容するための容器であり、本体ケース11内の下側の範囲に設けられている。回転テーブル12は、その下側に回転機構(図示せず)が設けられ、本体ケース11の中心軸Zを中心に回転可能である。
4つのクレーン部13は、景品G1を掴んでスライドテーブル19に落下させるためのクレーンを模した装置である。4つのクレーン部13は、本体ケース11の中心に配置された支柱14に取り付けられ、遊戯領域2A〜2Dにそれぞれ設けられている。クレーン部13は、アーム部材15と、クレーンケース部材16と、掴み部17とを備える。
アーム部材15は、その片方の端部にクレーンケース部材16が設けられた腕状の部材であり、もう片方の端部が支柱14の軸を中心に回転可能に設けられている。
クレーンケース部材16は、掴み部17を保持する筐体であり、アーム部材15の端部の軸を中心に回転可能である。クレーンケース部材16は、掴み部17が常時下側になるように、アーム部材15の片方の端部に吊り下がるようにして設置されている。
掴み部17は、景品G1を掴むために、半円形に形成された2つのハンド17aが対向配置された部分である。ハンド17aは、クレーンケース部材16に、回転可能に保持され、これにより、景品G1を掴んだり、落下させたりすることができる。なお、掴み部17は、ハンド17aの代わりに、景品G1の種類、大きさに応じて、シャベル状のものでもよい。
固定テーブル18及びスライドテーブル19は、獲得孔24方向に景品G1を搬送する搬送手段である。
4つの固定テーブル18は、クレーン部13によって運ばれた景品G1を蓄積するためのテーブルであり、矩形の板状に形成されている。固定テーブル18は、その表面が上側を向くように、また、その長手方向が本体ケース11の径方向を向くように、本体ケース11に固定されている。
4つのスライドテーブル19は、クレーン部13が落下させた景品G1を受けとめて、さらに外側に押し出して獲得孔24方向に移動させるための矩形の板状に形成された部材である。スライドテーブル19は、移動機構(図示せず)が設けられ、固定テーブル18の上面を本体ケース11の径方向に往復移動可能に、本体ケース11に収容される。
4つの操作部20は、クレーン部13を操作するためのものであり、本体ケース11の側面に配置されている。操作部20は、クレーン部13の駆動を開始させるための開始ボタン21と、掴み部17を駆動して景品G1を落下させるための落下ボタン22とを備える。
景品取り出し口23は、獲得孔24に落下した景品G1を、外部に払い出すための払い出し口である。景品取り出し口23は、本体ケース11の操作部20の下側に設けられている。
カバー部材25は、内部の領域と外部の領域とを仕切るために、透光性を有する材料(例えば、アクリル樹脂等)から形成されたドーム型の部材である。カバー部材25は、その縁部が、景品取得ゲーム機10の開口縁部を封止し、また、本体ケース11に対して開閉可能である。
載置手段30は、その一部が固定テーブル18の内部に設けられ、ジャックポット景品(大当たり景品)を載置可能であり、移動可能なものである(詳細は、後述)。
図2及び図3は、載置手段30の斜視図及び側面からの透視図である。
載置手段30は、上述した通り、ジャックポット景品G2を載置するものであり、ベース台車31と、ヒンジ付きアタッチメント部(ヒンジ部)32と、景品ホルダー(ホルダー部)33と、プッシュ量調整板34と、切り替え35(図3参照)とを備える。
ベース台車31は、台座31aと、台座31aの下側の前後左右に設けられた4つの車輪31bと、台座31aの上側に設けられた支柱31cとを備える。
ヒンジ付きアタッチメント部32は、ベース台車31の支柱31cの上端部に設けられ、景品ホルダー33を取り付ける部分である(詳細は、後述)。
景品ホルダー33は、ヒンジ付きアタッチメント部32に着脱可能に取り付けられ、ジャックポット景品G2を支える透明なアクリル樹脂製の箱型のホルダーである。
プッシュ量調整板34は、ベース台車31の支柱31cに着脱可能に取り付けられ、景品G1との接触面積を調整する接触面積調整部である。
切り替え35は、ベース台車31の台座31aに設けられ、ベース台車31の移動のしやすさを調整する移動調整部であり、例えば、切り替え35の角度を変更することによって、車輪31bにブレーキ部材(図示せず)が接触し、それによって、車輪31bの回転を抑制するようなものである。
また、台座31a、車輪31b及び切り替え35は、固定テーブル18の内部に設けられている。
一方、レール18aは、固定テーブル18の内部に設けられ、ベース台車31が移動する移動路であり、両端部にベース台車31の移動を停止させる停止部S1、S2を備え、獲得孔24付近では、獲得孔24に向かって傾斜している。
図4は、ヒンジ付きアタッチメント部32から景品ホルダー33を取り外した状態を示す図である。
図4(A)に示すように、ベース台車31の支柱31cは、固定テーブル18に設けられたスリット18bの間から上方に突き出しており、その後方部分(獲得孔24とは反対側)には、プッシュ量調整板34が取り付けられている。
また、このスリット18bは、景品G1が不用意に落下しない程度に細く切り込まれており、そのスリット18bに合わせるように、支柱31cも、細いものとなっている。
一方、図4(B)に示すように、ヒンジ付きアタッチメント部32は、支柱31cに固定された第1の板状部材32aと、回転部材32bによって第1の板状部材32aに回転自在に連結された第2の板状部材32cとを備える。
これにより、ベース台車31が獲得孔24付近にきたときには、レール18aの傾斜によって、ベース台車31自体が傾斜し、その傾斜によって第2の板状部材32cも矢印Aの方向に回転し、第2の板状部材32cに取り付けられたホルダー部(図示せず)は、レール18aの傾斜に加えてさらに傾斜するようになっている。
次に、図1及び図5を参照しながら、景品取得ゲーム機10の動作について説明する。
図5は、景品取得ゲーム機10の動作を示す図であり、図6〜図11は、本実施例の効果を説明する図である。
まず、図1に示すように、遊戯者は、回転テーブル12に配置された景品G1とクレーン部13との位置関係、タイミング等を見計らって開始ボタン21を押す。これにより、クレーン部13のアーム部材15が回転を始める。そして、掴み部17のハンド17aが移動範囲の最下点付近に移動して景品G1を掴み、景品G1は、ハンド17aに掴まれた状態で上側に上昇する。
ついで、遊戯者は、スライドテーブル19等の位置関係を見計らって、落下ボタン22を押す。景品G1は、往復移動しているスライドテーブル19の上面に落下し、スライドテーブル19の往復移動に応じて移動する。そして、景品G1は、景品取得ゲーム機10の径方向内側に移動したときに、支柱14の外壁にぶつかって、この方向への移動が妨げられ、固定テーブル18に落下する。固定テーブル18に落下した景品G1は、スライドテーブル19の縁部に押し出され、獲得孔24の方向に移動する。以上の動作が次々に繰り返されることにより、複数の景品G1が固定テーブル18の上面に蓄積され、獲得孔24の方向に徐々に移動する。
そして、図5に示すように、固定テーブル18上の景品G1にプッシュ量調整板34が押され、ベース台車31は、レール18aに沿って、獲得孔24の方向に徐々に移動する。このとき、景品G1の形状やプッシュ量調整板34の押され具合によって、押す力が分散したり集中したりし、難易度が変化する。
さらに、ベース台車31が獲得孔24方向に移動していき、獲得孔24に近づくと、レール18aの傾斜によって、ベース台車31自体が傾斜し、ベース台車31は、その傾斜によって自ら走行し始め、レール18aの先端の停止部S1にぶつかって止まる。
ベース台車31が停止部S1にぶつかると、ジャックポット景品G2の重みと慣性力とによって、ヒンジ付きアタッチメント部32が開き、それによって、景品ホルダー33もさらに傾斜し、ジャックポット景品G2が獲得孔24に落下する。
最後に、遊戯者は、景品取り出し口23からジャックポット景品G2を取り出し、そのジャックポット景品G2を獲得することができる。
このように、本実施例によれば、以下のような効果がある。
(1)固定テーブル18上の景品G1にベース台車31が押し出され、獲得孔24付近にきたときに、ジャックポット景品G2が落下するので、使用するジャックポット景品G2は、払い出し機構の形状に制限されることなく自由に選択可能である。
(2)景品ホルダー33を備えるので、例えば、図6に示すように、複数のジャックポット景品G2を用いる場合であっても、小型のジャックポット景品を用いる場合であっても、ジャックポット景品G2を簡単に載置することができ、景品補充の手間がかからない。
(3)景品ホルダー33は、壁で仕切られている箱型のホルダーであるので、ジャックポット景品G2が崩れたりこぼれたりすることがなく、箱型以外の袋入りの景品であっても、ジャックポット景品として取り扱うことができる。
(4)景品ホルダー33は、透明であるので、ジャックポット景品G2を載置した際に圧迫感がなく、ジャックポット景品G2の種類や量が確認しやすい。
(5)ジャックポット景品G2だけが落下し、景品ホルダー33は落下しないので、各景品をいためたり、ゲーム機本体を損傷させたり、景品取り出し口23付近で詰まったりすることがない。
(6)景品ホルダー33は、着脱可能であるので、例えば、図7(A)に示すように、ジャックポット景品G2の大きさに合わせた景品ホルダー33、33−1を選択することができ、また、図7(B)に示すように、仕切り壁のない平台型の景品ホルダー33−2を用いることによって、大きなぬいぐるみG3を載置することもできる。したがって、図8に示すように、多種類の景品ホルダーを用意すれば、様々なジャックポット景品G2、G3を取り扱うことができる。
(7)図9に示すように、レール18aは、ベース台車31の移動を停止させる停止部S1、S2を備えるので、獲得孔24側の停止部S1によって、ベース台車31がレール18aから外れず、ベース台車31を簡単に元の位置に戻すことができ、また、反対側の停止部S2によって、ベース台車31の位置決めが行いやすく、ジャックポット景品G2の再設置が容易である。
(8)レール18aは、獲得孔24付近で傾斜しており、ベース台車31と景品ホルダー33とは、ヒンジ付きアタッチメント部32のヒンジ機構によって接続されているので、ジャックポット景品G2の払い出しが、一連の動作となり、スムーズに行われる。
(9)ベース台車31は、車輪31bを有するので、大量のジャックポット景品G2を載置して加重がかかった場合であっても、移動しやすい。
(10)プッシュ量調整板34は、着脱可能であるので、例えば、図10に示すように、幅の異なるプッシュ量調整板34、34−1を使い分けることで、ベース台車31の押しやすさが変化し、景品取得の難易度を調整することができる。
(11)切り替え35によって、ベース台車31の車輪31bの回転のしやすさを調整できるので、車輪31bを回転しやすくしたり、回転しにくくしたりすることで、景品取得の難易度を調整することができ、また、わずかな衝撃によってベース台車31が不用意に移動してしまうことも防止できる。
(12)固定テーブル18の内部に切り替え35を設けているので、外観から難易度が判別されにくい。
(13)図11に示すように、景品ホルダー33の移動量(図中A参照)が、一見して容易に分かるため、遊戯者の遊戯意欲を向上させることができる。
(変形例)
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)景品ホルダー33は、箱型(小型景品用)や平台型(大型景品用)の例で説明したが、例えば、ジャックポット景品G2の形状に合わせた半球型や、ぬいぐるみを座らせる椅子型のものであってもよい。
(2)ベース台車31がある程度の景品載置領域を備えていれば、景品ホルダー33は不要である。
(3)レール18aは、獲得孔24付近で傾斜している例で説明したが、傾斜していなくてもよい。この場合は、獲得孔24付近にベース台車31がきたときに、バネ機構などで突き上げて、景品ホルダー33をひっくり返すようにする。
(4)レール18aは、固定テーブル18の内部に設ける例で説明したが、固定テーブル18上に設けてもよい。例えば、固定テーブル18上に電車のレールを設け、電車の模型にそのレール上を移動させる。このようにすれば、面白さが増し、また、固定テーブル18の内部にレール18aを設けるよりも製造しやすい。
(5)景品取得ゲーム機は、プッシャー式のクレーンゲーム機の例で説明したが、景品G1を搬送する搬送手段(例えば、ベルトコンベア)に、載置手段が設置されているようなシンプルなゲーム機であってもよく、また、メダルゲーム機であってもよい。
本発明による景品取得ゲーム機の実施例を示す図である。 載置手段30の斜視図である。 載置手段30の側面からの透視図である。 ヒンジ付きアタッチメント部32から景品ホルダー33を取り外した状態を示す図である。 景品取得ゲーム機10の動作を示す図である。 本実施例の効果を説明する図である。 本実施例の効果を説明する図である。 本実施例の効果を説明する図である。 本実施例の効果を説明する図である。 本実施例の効果を説明する図である。 本実施例の効果を説明する図である。
符号の説明
2A〜2D 遊戯領域
10 景品取得ゲーム機
11 本体ケース
12 回転テーブル
13 クレーン部
14 支柱
15 アーム部材
16 クレーンケース部材
17 掴み部
17a ハンド
18 固定テーブル
18a レール(移動路)
18b スリット
19 スライドテーブル
20 操作部
21 開始ボタン
22 落下ボタン
23 景品取り出し口
24 獲得孔
25 カバー部材
30 載置手段
31 ベース台車
31a 台座
31b 車輪
31c 支柱
32 ヒンジ付きアタッチメント部(ヒンジ部)
32a 第1の板状部材
32b 回転部材
32c 第2の板状部材
33、33−1、33−2 景品ホルダー(ホルダー部)
34 プッシュ量調整板(接触面積調整部)
35 切り替え(移動調整部)
G1 景品
G2、G3 ジャックポット景品(大当たり景品)
S1、S2 停止部

Claims (15)

  1. 内部の景品を獲得孔に落下させて外部に取り出す景品取得ゲーム機であって、
    前記獲得孔方向に前記景品を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段に設置され、大当たり景品を載置可能であり、移動可能な載置手段とを備え、
    前記搬送手段によって搬送される前記景品に前記載置手段が押し出され、その載置手段が前記獲得孔付近にきたときに、前記載置手段が前記大当たり景品を落下させること、
    前記搬送手段は、前記載置手段が移動する移動路を備え、
    前記移動路は、前記獲得孔付近では、前記獲得孔に向かって傾斜していること、
    前記移動路は、その端部に前記載置手段の移動を停止させる停止部を備えること、
    を特徴とする景品取得ゲーム機。
  2. 内部の景品を獲得孔に落下させて外部に取り出す景品取得ゲーム機であって、
    前記獲得孔方向に前記景品を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段に設置され、大当たり景品を載置可能であり、移動可能な載置手段とを備え、
    前記搬送手段によって搬送される前記景品に前記載置手段が押し出され、その載置手段が前記獲得孔付近にきたときに、前記載置手段が前記大当たり景品を落下させること、
    前記搬送手段は、前記載置手段が移動する移動路を備え、
    前記移動路は、前記獲得孔付近では、前記獲得孔に向かって傾斜していること、
    前記載置手段は、前記大当たり景品を支えるホルダー部を備えること、
    前記ホルダー部は、前記移動路の傾斜に加えてさらに傾斜するように、ヒンジ部を介して設けられていること、
    を特徴とする景品取得ゲーム機。
  3. 内部の景品を獲得孔に落下させて外部に取り出す景品取得ゲーム機であって、
    前記獲得孔方向に前記景品を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段に設置され、大当たり景品を載置可能であり、移動可能な載置手段とを備え、
    前記搬送手段によって搬送される前記景品に前記載置手段が押し出され、その載置手段が前記獲得孔付近にきたときに、前記載置手段が前記大当たり景品を落下させること、
    前記載置手段は、少なくとも一部が前記搬送手段の内部に設けられていること、
    を特徴とする景品取得ゲーム機。
  4. 内部の景品を獲得孔に落下させて外部に取り出す景品取得ゲーム機であって、
    前記獲得孔方向に前記景品を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段に設置され、大当たり景品を載置可能であり、移動可能な載置手段とを備え、
    前記搬送手段によって搬送される前記景品に前記載置手段が押し出され、その載置手段が前記獲得孔付近にきたときに、前記載置手段が前記大当たり景品を落下させること、
    前記載置手段は、車輪を有する台車を備えるものであること、
    を特徴とする景品取得ゲーム機。
  5. 請求項1,3,4のいずれか1項に記載の景品取得ゲーム機において、
    前記載置手段は、前記大当たり景品を支えるホルダー部を備えること、
    を特徴とする景品取得ゲーム機。
  6. 請求項2又は請求項5に記載の景品取得ゲーム機において、
    前記ホルダー部は、着脱可能であること、
    を特徴とする景品取得ゲーム機。
  7. 請求項2,5,6のいずれか1項に記載の景品取得ゲーム機において、
    前記ホルダー部は、透明又は半透明であること、
    を特徴とする景品取得ゲーム機。
  8. 請求項3又は請求項4に記載の景品取得ゲーム機において、
    前記搬送手段は、前記載置手段が移動する移動路を備え、
    前記移動路は、前記獲得孔付近では、前記獲得孔に向かって傾斜していること、
    を特徴とする景品取得ゲーム機。
  9. 請求項8に記載の景品取得ゲーム機において、
    前記移動路は、その端部に前記載置手段の移動を停止させる停止部を備えること、
    を特徴とする景品取得ゲーム機。
  10. 請求項8に記載の景品取得ゲーム機において、
    前記載置手段は、前記大当たり景品を支えるホルダー部を備え、
    前記ホルダー部は、前記移動路の傾斜に加えてさらに傾斜するように、ヒンジ部を介して設けられていること、
    を特徴とする景品取得ゲーム機。
  11. 請求項1,2,4のいずれか1項に記載の景品取得ゲーム機において、
    前記載置手段は、少なくとも一部が前記搬送手段の内部に設けられていること、
    を特徴とする景品取得ゲーム機。
  12. 請求項1から請求項11までのいずれか1項に記載の景品取得ゲーム機において、
    前記載置手段は、前記景品との接触面積を調整する接触面積調整部を備えること、
    を特徴とする景品取得ゲーム機。
  13. 請求項1から請求項12までのいずれか1項に記載の景品取得ゲーム機において、
    前記載置手段は、自らの移動のしやすさを調整する移動調整部を備えること、
    を特徴とする景品取得ゲーム機。
  14. 請求項1から請求項13までのいずれか1項に記載の景品取得ゲーム機において、
    前記搬送手段は、固定テーブル上でスライドテーブルが往復移動するものであること、
    を特徴とする景品取得ゲーム機。
  15. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の景品取得ゲーム機において、
    前記載置手段は、車輪を有する台車を備えるものであること、
    を特徴とする景品取得ゲーム機。
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