JP3146170B2 - プライズゲームマシン - Google Patents
プライズゲームマシンInfo
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- gripper
- moving
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Description
ンに係り、特にケース内に収容された景品の上方に把持
部を移動させて目標とする景品を獲得するプライズゲー
ムマシンに関する。
ム装置の一種に景品を獲得するプライズゲームマシンが
ある。このプライズゲームマシンは、主としてキャラク
タ商品の人形などよりなる景品が多数収容された透明な
ケースと、このケースの前面に設けられた操作部の操作
釦を操作することにより景品を把持する把持部を移動さ
せるクレーン機構を有する。又、ケースの内部には、外
部と連通する景品排出口が設けられ、把持部に把持され
た景品はこの景品排出口の上方に移動して把持部が開く
と景品排出口へ落下して、外部に開口する景品受け取り
口に至る。
とにより獲得しようとする景品に対してクレーン機構を
動作させて把持部が目標とする景品の真上に到着したと
思われるとき操作釦の操作を停止させる。その後、把持
部は自動的に降下し、ケース底部に到着すると把持部が
閉じて降下位置の景品を掴む。そして、把持部は景品を
把持したまま上昇して景品排出口の上方に移動する。
シンでは、クレーン機構に取り付けられた把持部が、X
方向、Y方向の水平方向と上下方向にのみ移動するよう
になっているものであるため、景品は、通常、乱雑に積
まれているため、獲得したいと思っている景品が微妙な
位置にあったり、置かれている景品の向きや角度が把持
爪の向きとの関係で把持しづらいものであったりする
と、把持することができず獲得できないこととなり、無
駄な景品が多くなって、効率が悪くなったり、プレイヤ
のゲームに対するプレイの意欲をそぐ結果となる等の問
題があった。
たもので、把持部の移動を複数軸方向に同時に移動可能
にさせ、把持部の操作に新しい要素を加えたプライズゲ
ームマシンを提供することにある。
品把持用の把持部を景品収容部に対して略平行なXY方
向に移動させるXY方向移動機構と、前記XY方向に対
して垂直な方向に移動させる機構を有するプライズゲー
ムマシンにおいて、前記XY方向のX方向に前記把持部
を移動させるためのX方向用駆動モータと、前記XY方
向のY方向に前記把持部を移動させるためのY方向用駆
動モータと、前記把持部を前記景品収容部に対して垂直
方向の軸に対して回転させる機構を設け、前記把持部を
前記XY方向のX方向及びY方向の移動を同時に行わせ
るようにした構成である。
品把持部を移動操作して、ケース内部に収納された景品
を取得するプライズゲームマシンであって、前記ケース
に対して左右方向に移動させる左右方向駆動モータを備
えたX方向移動機構と、前記X方向移動機構に対して略
直交するY方向に移動させる前後方向駆動用モータを備
えたY方向移動機構と、前記X方向移動機構とY方向移
動機構によって前記把持部が移動される移動面に対して
略垂直なZ方向に移動するZ方向移動機構と、前記Z方
向の軸に対して前記把持部を回転させる回転機構とを有
し、前記X方向移動機構とY方向移動機構の移動とを同
時に行わせるようにした構成である。
上部にクレーン機構を動かして把持部を位置させ、景品
の位置、形状あるいは向きに合わせて把持し易い方向に
把持部の爪の向きを変えて把持することが可能となる。
ーンゲーム装置の一実施例を示す。各図中、クレーンゲ
ーム装置は、筐体1の上部に設けられた透明アクリル板
製のケース2と、ケース2の上部に設けられたクレーン
機構3(図1では天井に隠れて見えない)と、筐体1の
前面に設けられた操作部4とよりなる。また、透明なケ
ース2の底部には、多数の人形が景品5として収容され
ている。又、クレーン機構3には、景品5を把持するた
めの把持部30が吊下されている。
方向)に移動させるためのX方向操作釦7と、把持部3
0を前後方向(Y方向)に移動させるためのY方向操作
釦8と、コインを投入するコイン投入口9とが配設され
ている。尚、コイン投入口9の奥にはコイン投入スイッ
チ53(図示せず)が設けられており、コインが投入さ
れると信号を出力する。又、筐体1の下方には、景品5
を受け取るための景品受け取り口10が設けられてい
る。
右方向(X方向)に平行に横架された一対のI型状の固
定レール12,12を有する。この固定レール12の下
側には、固定レール12と直交する前後方向(Y方向)
に延在する移動レール13が配設されている。この移動
レール13の前後端部上面には、図3に示すように、断
面がコ字状の懸架枠14,14が固着されている。
向に延在する開口15が形成されている。一方の懸架枠
14の側面には、左右方向駆動用モータ16が取り付け
られている。モータ16のシャフト16aは懸架枠14
の内側に突出するように設けられており、懸架枠14の
他方の内側面及び他方の懸架枠14の両側内壁には複数
のローラ17が回転自在に設けられている。
部上面に載置されて移動レール13を懸架支持するよう
に設けられている。さらに、固定レール12の上面には
ラック18が長手方向に沿って固着されている。そし
て、上記モータ16のシャフト16aの嵌合するピニオ
ン19がラック18に噛合する。上記移動レール13
は、モータ16の駆動によりピニオン19が回転する
と、ラック18に沿って左右方向(X方向)に移動す
る。尚、本実施例では、固定レール12の両端上面に移
動レール13の移動範囲を制限するリミットスイッチ2
0が設けられている。そのため、移動レール13が固定
レール12の両端に移動してリミットスイッチ20がオ
ンになると、モータ16の回転が停止して移動レール1
3が固定レール12から脱落することを防止する。
図5に示すように、断面がコ字状の移動体21が配設さ
れている。この移動体21は、外側面に複数のローラ2
2が回転自在に支承されている。複数のローラ22は、
夫々移動レール13の内面に沿って転動するように取り
付けられている。上記移動体21の内側には、前後方向
駆動用モータ23及び上下方向駆動用モータ24が配設
されている。前後方向駆動用モータ23は、その駆動シ
ャフト23aが上方に向くように配置されており、駆動
シャフト23aの先端にはピニオン25が取り付けられ
ている。
口15の縁部に長手方向に沿って固着されたラック26
と噛合している。従って、前後方向駆動用モータ23の
駆動によりピニオン25が回転すると、移動体21はラ
ック26に沿って前後方向(Y方向)に移動する。さら
に、上下方向駆動用モータ24のシャフト24aには、
ボールチェーン27を巻き取るリール28が嵌合してい
る。又、移動体21の下面には、下方に伸縮自在に延在
する伸縮パイプ29の上端部が固定されている。
9の内部に挿通され、その下端部が伸縮パイプ29の下
端部に固着された把持部30に連結されている。伸縮パ
イプ29は、図6に示すように、順次小径になる4本の
パイプ31a〜31dを入子にして夫々摺動自在に形成
してなり、各パイプ31a〜31dの周面に突出形成さ
れたストッパ32を外側の各パイプ31a〜31cに軸
方向に沿って形成された溝33に係合させる。これによ
り、各パイプ31a〜31dは回動を防止されるととも
に、脱落を防止されて摺動することができる。
1dの下端部には把持部30を支持するための鍔部31
eが形成されている。図7に示すように、把持部30
は、上記伸縮パイプ29の下端のパイプ31dに回転可
能に支持された本体34と回動可能に取り付けられた把
持爪35とよりなる。本体34の上部には連結部34a
が形成されており、この連結部34aをパイプ31dの
鍔部31eと玉軸受31fを介して連結することにより
本体34はパイプ31dに対して回転可能に連結され
る。
51を回転させるための正逆回転可能な回転駆動用モー
タ50が配設されている。一方、本体30の上部内部に
は歯車51と噛合する内歯車52が設けられ、回転駆動
用モータ50を駆動させて歯車51を回転させることに
より本体30はパイプ31dを中心に回転する。これに
より、把持部30の把持爪35は水平方向に旋回するこ
とになる。尚、回転用モータ50は回転操作スイッチ5
7のスイッチ操作により回転方向を変えることができる
ようにしている。また、本体30の上部内壁にはリミッ
トスイッチ58が取り付けられており、本体30の回動
範囲は360度以内に規制されている。
よう配置され、本体34内の軸35aにより回動自在に
支承されている。上記一対の把持爪35は、本体34の
下方に設けられたコイルばね36の端部が係止されてい
るため、互いに近接して閉じる方向に付勢されている。
又、本体34の内部中心軸上には、開閉駆動用モータ3
7が配設され、この開閉駆動用モータ37は、ステッピ
ングモータよりなり、一対の把持爪35を徐々に開閉す
るように駆動する。尚、開閉駆動用モータ37及び回転
駆動用モータ50に接続されるコード類(図示せず)
は、上記伸縮パイプ29の内部に挿通されている。
38が取り付けられている。この楕円カム38は、上記
各把持爪35の端面に設けられ、回転筒39に当接す
る。そして、開閉駆動用モータ37を駆動して楕円カム
38を回転させることにより、楕円カム38の短軸方向
が各把持爪35に当接するときは、一対の把持爪35が
閉じ、楕円カム38の長軸方向が各把持爪35に当接す
るときは、一対の把持爪35がコイルばね36のばね力
に抗して開く。
が1/2回転する間に1回の開閉動作を行う。また、上
記コイルばね36のばね力を変更することにより、一対
の把持爪35の把持力を変更することができる。上記構
成の把持部30は、上下方向駆動用モータ24を駆動し
てリール28によりボールチェーン27を降ろすと下降
し、ボールチェーン27を巻き上げると上昇する。この
把持部30の上下動に伴って伸縮パイプ29が伸縮す
る。又、把持部30の上下動の範囲は、移動レール13
に設けられたマイクロスイッチ40により、移動体11
の位置に応じて変化させている。
左右方向駆動用モータ16,リミットスイッチ20,5
8、前後方向駆動用モータ23、上下方向駆動用モータ
24、開閉駆動用モータ37、回転駆動用モータ50、
マイクロスイッチ40及び58、コイン投入スイッチ5
3、X方向操作スイッチ55、Y方向操作スイッチ56
及び回転操作スイッチ57と接続されており、後述する
ようにクレーン機構及び把持部30の運動が制御され
る。。
シンにおいて、クレーン機構3及び把持部30の操作と
制御回路52が実行する処理につき図8,図9を併せ参
照して説明する。プレイヤは上記プライズゲームマシン
でゲームを行う場合、先ずコイン投入口9に所定金額の
コインを投入する。次に、操作部4のX方向操作スイッ
チ55を操作することにより移動レールを左右のX方向
に所望の位置まで移動させる(図9a)。次いでY方向
操作スイッチ56を操作して移動レール13上を把持部
30を前後方向(Y方向)に移動させて獲得したい所望
の景品(プライズ)の上部位置に止める(図9b)。そ
のとき、目標とする景品の置かれている姿勢や角度に応
じて最も把持し易い角度に回転操作スイッチ57を操作
して把持部の把持爪35の向きを合わせる(図9c)。
駆動用モータ24及び把持爪35を回動させるための開
閉駆動用モータ37はゲームがスタートしてから所定の
時間経過した後に自動的に駆動するように予めプログラ
ムが組まれている。したがって、プレイヤは、所定時間
内に把持部30を目標とする景品の上部位置まで移動さ
せ、景品の置かれている状況をみて把持爪35の向きを
合わせる操作を終えておく。
ら、把持爪35の開閉動作、把持部30の上方向への引
き上げ、把持した景品を景品受取パイプ48の上部位置
への移動、把持した景品を景品取出パイプ48内に投入
するための把持爪35の開き動作の一連の動作もすべて
図8に示すように制御回路52が実行する。以上の本実
施例における把持部30及び把持爪35の操作において
は、把持部30のX方向、Y方向の移動をそれぞれ独立
して操作するものとして説明したが、両方向の移動を同
時に行うようにすることもできる。また、クレーン機構
を移動している間に把持部30の旋回運動を行うことも
できる。
把持部を、左右方向と前後方向の移動に加えて旋回運動
ができるようにしているため、例えば、景品である人形
がXY方向に対して斜めに横たわっていたとしても、そ
の人形の最も把持し易い箇所を把持するように把持爪を
旋回することにより把持爪の位置を合わせることがで
き、把持することのできる可能性を高めることができ
る。
の斜視図である。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 操作部の操作により景品把持用の把持部
を景品収容部に対して略平行なXY方向に移動させるX
Y方向移動機構と、前記XY方向に対して垂直な方向に
移動させる機構を有するプライズゲームマシンにおい
て、前記XY方向のX方向に前記把持部を移動させるための
X方向用駆動モータと、 前記XY方向のY方向に前記把持部を移動させるための
Y方向用駆動モータと、 前記把持部を前記景品収容部に
対して垂直方向の軸に対して回転させる機構を設け、前
記把持部を前記XY方向のX方向及びY方向の移動を同
時に行わせるようにしたプライズゲームマシン。 - 【請求項2】 操作部の操作により景品把持部を移動操
作して、ケース内部に収納された景品を取得するプライ
ズゲームマシンであって、 前記ケースに対して左右方向に移動させる左右方向駆動
モータを備えたX方向移動機構と、 前記X方向移動機構に対して略直交するY方向に移動さ
せる前後方向駆動用モータを備えたY方向移動機構と、前記X方向移動機構とY方向移動機構によって前記把持
部が移動される移動面に対して略垂直なZ方向に移動す
るZ方向移動機構と、 前記Z方向の軸に対して前記把持部を回転させる回転機
構とを有し、 前記X方向移動機構とY方向移動機構の移動とを同時に
行わせるようにしたプライズゲームマシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03661797A JP3146170B2 (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | プライズゲームマシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03661797A JP3146170B2 (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | プライズゲームマシン |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2567294A Division JP2836473B2 (ja) | 1994-02-23 | 1994-02-23 | プライズゲームマシン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH09215857A JPH09215857A (ja) | 1997-08-19 |
JP3146170B2 true JP3146170B2 (ja) | 2001-03-12 |
Family
ID=12474772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03661797A Expired - Fee Related JP3146170B2 (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | プライズゲームマシン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3146170B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2425731A (en) * | 2005-05-04 | 2006-11-08 | Yu-Hsiang Chen | Grabber machine with two or three gripping tongs |
-
1997
- 1997-02-20 JP JP03661797A patent/JP3146170B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09215857A (ja) | 1997-08-19 |
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