JP4793763B2 - 景品取得ゲーム装置 - Google Patents

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Description

本発明は、開閉する複数のアームによって景品などを取得する景品取得ゲーム装置に関する。
筐体の内部に収納された景品の獲得を目的とするクレーンゲーム機のような景品取得ゲーム装置は、その操作に面白味があるとともに、景品に人気のあるキャラクタ等を用いることでプレーヤの挑戦意欲をそそるため、アミューズメント施設はもちろんのこと、一般の店舗やショッピングモール等にも多く設置されている。従来、このような景品取得ゲーム装置として様々なものが提案され、商品化されている。
上述のような景品取得ゲーム装置として、例えば、UFOのような形をした景品取得部(把持部)に爪付きの一対の開閉アームを設けたものが多く利用されている(例えば、下記特許文献1参照)。この場合に、景品取得部は、プレーヤの操作に応答して筐体内をまず水平に移動し、その後当該位置の真下に移動してアームを開閉する動作をする。これにより、景品が保持されることになる。その後、景品受取口の真上(ホームポジション)に移動し、下降してから再びアームを開閉する動作をして景品を落下させる。つまり、このような景品取得ゲーム装置では、アーム先端の爪で景品を保持して持ち上げ、保持した景品を景品受取口の真上まで落とさずに運ぶことができれば当該景品を手に入れることができる。したがって、景品を保持して持ち上げるアームの把持力は景品の取得率に大きな影響を与える。
下記特許文献2には、景品を保持して持ち上げるアームの把持力を調整するために、アーム先端の爪の間隔を調整させる間隔調整機構を設けた景品取得ゲーム装置が開示されている。
特開2003−164662号公報 実開平7−000465号公報
ところで、特許文献1に記載の景品取得ゲーム装置では、アーム先端の爪の間隔を調整する場合に、まず、景品取得ゲーム装置を管理している管理者が、景品取得部の上部を覆っているカバーを外し、その後、工具を用いてねじ等の調整機構を操作する必要がある。したがって、爪の間隔を調整する場合には、カバーを外す手間がかかるうえ、調整機構を操作するために工具が必要となる等必要以上に労力を要していた。
また、特許文献2に記載の景品取得ゲーム装置では、間隔調整機構をアームの上方に設けることになるため、アームを吊り下げ支持する支持部がアームの上方に設けられている景品取得ゲーム装置には、特許文献2に記載の間隔調整機構を採用することができない。
そこで、本発明は、把持部の上方に支持部を有する景品取得ゲーム装置において、アーム先端の爪の間隔を調整する際の労力を軽減させ、かつ調整にかかる手間を省くことができる景品取得ゲーム装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明に係る景品取得ゲーム装置は、景品を収容する収容部と、収容部に収容される景品を把持する複数の把持アーム部材を有する把持部と、把持部を収容部の内部上面から吊り下げ支持する支持部と、各把持アーム部材の先端の間隔を調整する間隔調整手段と、を備え、上記間隔調整手段は、把持アーム部材の端部に当接し、当該把持アーム部材の回動範囲を規制する部位を有するアームストッパー部材と、支持部の軸方向とは異なる方向に沿ってアームストッパー部材を移動させるストッパー調整部材と、を有することを特徴とする。
この発明によれば、ストッパー調整部材によって、支持部の軸方向とは異なる方向に沿ってアームストッパー部材を移動させることができ、アームストッパー部材によって、把持アーム部材の回動範囲を規制させることができるため、収容部の内部上面から把持部を吊り下げ支持する支持部を有する景品取得ゲーム装置であっても、工具を用いることなく容易にアーム先端の爪の間隔を調整することが可能となる。
また、本発明に係る景品取得ゲーム装置は、上記把持部の一部を覆うカバー部をさらに備え、シャフト部材の一部は、カバー部から外部に向けて突出していることを特徴とする。このようにすることで、把持部の一部がカバー部によって覆われていても、カバー部を取り外すことなくアーム先端の爪の間隔を調整させることができる。
また、シャフト部材の一部が、カバー部のうちの収容部の背面側にある部分から外部に向けて突出していることが望ましい。このようにすることで、シャフト部材の一部をプレーヤの目につきにくいカバー部の後方側から突出させることができる。
また、本発明に係る景品取得ゲーム装置において、上記記間隔調整手段は、アームストッパー部材の上記部位を把持アーム部材から離れる方向に移動させることで、各把持アーム部材の先端の間隔を狭めるとともに、アームストッパー部材の上記部位を把持アーム部材に近付く方向に移動させることで、各把持アーム部材の先端の間隔を広げることを特徴とする。
また、本発明に係る景品取得ゲーム装置において、上記ストッパー調整部材は、ねじ構造を有するシャフト部材からなり、当該シャフト部材を所定方向へ回動させることで、アームストッパー部材を移動させることを特徴とする。
また、本発明に係る景品取得ゲーム装置において、上記間隔調整手段は、シャフト部材の回転を抑制する回転抑制機構をさらに有することを特徴とする。このようにすることで、ストッパー調整部材によって位置決めされたアームストッパー部材が、ゲーム中にアームの自重等によって動かされて位置ずれしてしまう事態を防止することができる。
また、本発明に係る景品取得ゲーム装置において、上記アームストッパー部材の上記部位は、支持部の軸方向に略直交する面であることを特徴とする。
本発明によれば、把持部の上方に支持部を有する景品取得ゲーム装置において、アーム先端の爪の間隔を調整する際の労力を軽減させ、かつ調整にかかる手間を省くことができる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。最初に、景品取得ゲーム装置の概略的な構成およびその動作について説明する。図1は、実施形態における景品取得ゲーム装置の外観の構成を示す斜視図である。図2は、実施形態における景品取得ゲーム装置を上部方向から見た場合の斜視図である。
景品取得ゲーム装置100には、直方体の基台1の上に箱型の収容部2が設けられている。収容部2の前面2aおよび側面2b、2cは、透明な樹脂またはガラスの板状部材によって構成されている。収容部2の背面2dは、下半分が鏡面の板状部材から構成され、上半分が白色の板状部材から構成されている。このような収容部2には、ぬいぐるみ等の景品3が収容されている。収容部2の底部には、景品3を受けるための筒状の景品投入部4が垂直方向に設けられている。
収容部2の内部上面には、景品取得部5が吊り下げられ、この景品取得部5は、内部上面から鉛直方向に吊り下げられた伸縮パイプからなる支持部6と、支持部6の下端に設けられた把持部7とから構成されている。
図2に示すように、収容部2の内部上面には、景品取得部5が走行するための横行用固定レール8と、縦行用可動レール9とが設けられている。支持部6は、景品取得部用基台10を介して縦行用可動レール9に配置されている。支持部6は、図示しない駆動源によって横行用固定レール8および縦行用可動レール9上を走行可能に構成され、かつ上下方向にも伸縮可能に構成されている。
把持部7は、景品3を把持する2本のアーム7aが開閉可能に設けられている。2本のアーム7aは、通常は閉じた状態となっているが、景品を掴む時に開くように構成されている。把持部7は、その上部がカバーに覆われている。
基台1には、プレーヤがプレイするための操作卓12が設けられている。操作卓12には、景品取得部5を所望の景品3に対応する位置に停止させるためのボタンスイッチ13が設けられている。ボタンスイッチ13は、景品取得部5を横方向の所定の位置に停止させるための第1のボタンスイッチ13aと、第1のボタンスイッチ13aにより横方向の所定の位置が決定された景品取得部5を、縦方向の所定の位置に停止させるための第2のボタンスイッチ13bとを有する。また、操作卓12には、プレイの際にプレーヤがコインを投入するコイン投入口14が設けられている。基台1の下方には、景品の取出口15が設けられている。取出口15は、景品投入部4の下端に接続されている。
基台1の下方には、開閉扉16が設けられている。開閉扉16の内側には、店舗の管理者が景品取得ゲーム装置100の各種設定を行うための操作ボタン、操作ダイヤル、および液晶パネル等のインタフェース(不図示)が設けられている。店舗の管理者が操作ボタン等を操作して各種設定が行われると、基台1内部に設けられたコンピュータが、その設定に基づいて景品取得ゲーム装置100を制御する。
次に、上述した景品取得ゲーム装置100の基本的な動作の流れについて説明する。図3は、実施形態における景品取得ゲーム装置の動作の流れを示すフローチャートである。ここで、初期状態における景品取得部5は、景品投入部4の直上(以下、ホームポジションという。)に位置しており、プレーヤがコイン投入口14にコインを投入することで、景品取得ゲーム装置100がゲーム可能な状態となる。
ゲーム可能な状態に移行した景品取得ゲーム装置100は、第1ボタンスイッチ13aがONであるか否かを判断し(SP1)、ONであると判断した場合には、駆動源(図示せず)を作動して景品取得部5を横方向に移動させる(SP2)。続いて、景品取得ゲーム装置100は、横方向の移動限界距離を示すXリミットフラグがONであるか否かを判断し(SP3)、ONではないと判断した場合には、第1ボタンスイッチ13aがOFFであるか否かを判断し(SP4)、OFFであると判断した場合には、駆動源の作動を止めて景品取得部5の横方向への移動を終了させる(SP5)。
続いて、景品取得ゲーム装置100は、第2ボタンスイッチ13bがONであるか否かを判断し(SP6)、ONであると判断した場合には、駆動源を作動して景品取得部5を縦方向に移動させる(SP7)。続いて、景品取得ゲーム装置100は、縦方向の移動限界距離を示すYリミットフラグがONであるか否かを判断し(SP8)、ONではないと判断した場合には、第2ボタンスイッチ13bがOFFであるか否かを判断し(SP9)、OFFであると判断した場合には、駆動源の作動を止めて景品取得部5の縦方向への移動を終了させる(SP10)。
続いて、景品取得ゲーム装置100は、把持部7が有するモータを駆動させてアーム7aを開きながら(SP11)、支持部6を下方向へ伸ばすことにより把持部7の下降を開始する(SP12)。続いて、景品取得ゲーム装置100は、下方向の移動限界距離を示すZリミットフラグがONであるか否かを判断し(SP13)、ONであると判断した場合には、把持部7の下降を終了し(SP14)、モータを止めてアーム7aを閉じる(SP15)。これにより、アーム7aによって所望する景品3が把持される。
続いて、景品取得ゲーム装置100は、支持部6を上方向へ縮めることにより把持部7の上昇を開始し(SP16)、上方向の移動限界距離を示すZリミットフラグがONであるか否かを判断し(SP17)、ONであると判断した場合には、把持部7の上昇を終了する(SP18)。続いて、景品取得ゲーム装置100は、景品取得部5をホームポジションに移動させ(SP19)、アーム7aを開閉する(SP20)。アーム7aにて景品3が把持されている場合には、このアーム7aの開閉によって景品3が解放されて景品投入部4内に落下する結果、プレーヤは景品の取出口15から景品3を取り出すことができる。
次に、本実施形態における景品取得ゲーム装置の特徴的な構成およびその動作について説明する。本実施形態における景品取得ゲーム装置100は、把持部7を覆うカバーを取り外すことなく、カバーの外部に突出しているシャフトを所定方向に回すことで、アーム先端の爪の間隔を調整することができる点を特徴としている。
以下、本実施形態における景品取得ゲーム装置100の把持部7について、図4および図5を用いて説明する。図4は、カバーを外した状態の把持部の外観構成を示す斜視図である。図5(a)は、把持部の正面断面図であり、図5(b)は、把持部の側面図である。
把持部7は、アーム7aの開閉動作を制御するためのモータ30と、アーム7aの先端の間隔を調整する間隔調整部20とを有する。把持部7は、モータ30を含む一部分がカバー71に覆われている。モータ30は、管理者等によって予め設定された所望の把持力の強度に従って駆動される。アームの基端部7bは、ブラケットに傾動可能に設けられている。アーム7aの開放端には、景品3を把持しやすくするための爪7cが設けられている。
間隔調整部20は、ストッパー調整部材21と、アームストッパー部材22と、回転抑制機構23とを有する。ストッパー調整部材21は、ねじ構造を有するシャフト部材からなる。ストッパー調整部材21のシャフト部分を所定方向に回すと、ストッパー調整部材21の先端に連結されたアームストッパー部材22がストッパー調整部材21の軸21p方向に沿って移動する。
図5(b)に示すように、ストッパー調整部材21は、その軸21pが把持部7の後方側上方から把持部7の前方側下方に向かうように斜めに傾けられたうえで、アームの基端部7bの上方側に配置される。このようにストッパー調整部材21を配置することで、カバー71の後方側上部からストッパー調整部材21の端部を斜め上方に向けて突出させることができる。これにより、ストッパー調整部材21の端部をプレーヤの目につきにくいカバー71の後方側から突出させることができる。また、カバー71から突出したストッパー調整部材21の端部を所定方向に回すことでアーム先端の爪の間隔を調整することができるため、カバー71を外すことなく、かつ工具を用いることなく調整でき、労力を軽減させ、かつ調整にかかる手間を省くことができる。
アームストッパー部材22は、アームの基端部7bに当接するアーム当接面22aを有する。このアーム当接面22aは、アーム7aの回動範囲を規制する機能を有する。本実施形態におけるアーム当接面22aは、支持部6の軸6p方向に略直交する平面である。このようなアーム当接面22aをアームストッパー部材22に設けることで、アームストッパー部材22がストッパー調整部材21の軸21p方向に沿って移動すると、この移動に伴ってアーム当接面22aが上下方向(支持部6の軸6p方向)にも移動することになる。つまり、アームストッパー部材22を直接上下方向に移動させなくても、アームストッパー部材22のアーム当接面22aを上下方向に移動させることができる。
これにより、把持部7の上方に支持部6が設けられている景品取得ゲーム装置100において、支持部6が存在しない部分から突出したストッパー調整部材21の端部を操作してアームストッパー部材22を斜め方向に移動させることで、アームストッパー部材22のアーム当接面22aを上下方向に移動させることができる。
なお、アーム当接面22aは、支持部6の軸6p方向に略直交する平面には限定されない。アームの基端部7bに当接してアーム7aの回動範囲を規制することができればよく、例えば、曲面や傾斜面、凸凹な面等を含む部位であってもよい。
また、アームストッパー部材22は、アームの基端部7bに当接してアームの回動範囲を規制するアームストッパーとしての役割を果たす必要があるため、基端部7bに当接しても変形しない程度に硬質な材料により成形されている。
回転抑制機構23は、ストッパー調整部材21を構成するシャフト部材を回りづらくする機構である。回転抑制機構23は、シャフト部材の一部を覆うように形成される六角柱形状の六角柱部材23aと、ばねで六角柱部材23aに押し付けられることで六角柱部材23aの回転を抑制させる板状の板状部材23bとを有する。板状部材23bがばねの力で六角柱部材23aに押さえ付けられることによって、六角柱部材23a、すなわち、ストッパー調整部材21を構成するシャフト部材が回りづらくなる。このような、回転抑制機構23を設けることで、ストッパー調整部材21が微小な力で回転してしまう事態を抑制することができる。これにより、ストッパー調整部材21を回転させることによって位置決めされたアームストッパー部材22が、ゲーム中にアーム7aの自重等によって動かされて位置ずれしてしまう事態を防止することができる。
なお、六角柱部材23aは、六角柱形状に限定されず、外面に板状部材23bが引っ掛かる部分を有する非円柱形状であればよい。多角柱形状を採用する場合には、多角柱の辺の数に応じて回転角度が決まるため、回転により得られるアーム当接面22aの移動距離を最適に調整することができる回転角度に応じた多角柱形状にすることが望ましい。また、回転抑制機構として、例えば、ラックと爪とを有するラチェット機構を採用することもできる。
次に、上述した把持部7を有する景品取得ゲーム装置100において、アーム先端の爪7cの間隔を調整する際の動作について説明する。
最初に、アーム先端の爪7cの間隔を狭める際の動作について図5および図6を参照して説明する。図6(a)は、爪の間隔が狭められた状態における把持部の正面断面図であり、図6(b)は、爪の間隔が狭められた状態における把持部の側面断面図である。
上記図5に示す把持部7において、ストッパー調整部材21のシャフト部分を管理者がつまみ、所定方向(例えば、右回転方向または左回転方向)に回すと、ストッパー調整部材21の先端に連結されたアームストッパー部材22がストッパー調整部材21の軸21p方向に沿って斜め上方側に移動する。この移動に伴ってアームストッパー部材22のアーム当接面22aがアームから離れる方向に移動する。つまり、アーム当接面22aが上昇する。これにより、アーム当接面22aに当接するアームの基端部7bがアームの自重により持ち上げられ(回動し)、その結果、図6に示すように、アーム先端の爪7cの間隔が狭まる。
続いて、アーム先端の爪7cの間隔を広げる際の動作について図5および図7を参照して説明する。図7(a)は、爪の間隔が広げられた状態における把持部の正面断面図であり、図7(b)は、爪の間隔が広げられた状態における把持部の側面断面図である。
上記図5に示す把持部7において、ストッパー調整部材21のシャフト部分を管理者がつまみ、所定方向(例えば、左回転方向または右回転方向)に回すと、ストッパー調整部材21の先端に連結されたアームストッパー部材22がストッパー調整部材21の軸21p方向に沿って斜め下方側に移動する。この移動に伴ってアームストッパー部材22のアーム当接面22aがアームに近付く方向に移動する。つまり、アーム当接面22aが下降する。これにより、アーム当接面22aに当接するアームの基端部7bが押し下げられ、その結果、図7に示すように、アーム先端の爪7cの間隔が広がる。
以上のように、本実施形態における景品取得ゲーム装置100よれば、カバー71から突出したストッパー調整部材21のシャフト部分を所定方向に回すことで、アームストッパー部材22のアーム当接面22aをアームから離れる方向(上方向)に移動させることができ、アーム先端の爪7cの間隔を狭めることができる。一方、シャフト部分を上記とは反対方向に回すことで、アームストッパー部材22のアーム当接面22aをアームに近付ける方向(下方向)に移動させることができ、アーム先端の爪7cの間隔を広げることができる。したがって、カバー71を外すことなく、かつ工具を用いることなく容易にアーム先端の爪の間隔を調整することができ、ひいては、爪の間隔を調整する際の労力を軽減させ、かつ調整にかかる手間を省くことができる。
さらに、労力が軽減されて調整にかかる手間が省かれることによって、間隔調整機構を操作している(調整している)間に生じる景品取得ゲーム装置100の非稼動時間およびプレーヤの待機時間をそれぞれ短縮させることができる。
なお、上述した実施形態では、ストッパー調整部材21の軸21pが把持部7の後方側上方から把持部7の前方側下方に向かうように、ストッパー調整部材21を斜めに傾けて配置しているが、ストッパー調整部材21の配置はこれに限定されない。ストッパー調整部材21の軸21pの方向が、支持部6の軸6pの方向とは異なる方向になるようにストッパー調整部材21を配置すればよい。すなわち、カバー71と支持部6との連結部分以外からストッパー調整部材21の端部を突出させることができればよい。これにより、把持部7の上方に支持部6が設けられていても、ストッパー調整部材21の端部を把持部7の上方以外から突出させることができる。
また、上述した実施形態では、把持部7が2本のアーム7aを有しているが、アームは2本であることに限定されず、1本または3本以上であってもよい。また、上述した実施形態では、把持部7を吊り下げ支持する支持部材として伸縮パイプからなる支持部6を採用しているが、支持部が伸縮パイプからなることには限定されない。例えば、伸縮自在の入れ子状の筒体やワイヤー等であってもよい。
実施形態における景品取得ゲーム装置の外観を示す斜視図である。 実施形態における景品取得ゲーム装置を上部方向から見た場合の斜視図である。 実施形態における景品取得ゲーム装置の動作の流れを示すフローチャートである。 カバーを外した状態の把持部の外観構成を示す斜視図である。 (a)は把持部の正面断面図であり、(b)は把持部の側面図である。 (a)は爪の間隔が狭められた状態における把持部の正面断面図であり、(b)は爪の間隔が狭められた状態における把持部の側面断面図である。 (a)は爪の間隔が広げられた状態における把持部の正面断面図であり、(b)は爪の間隔が広げられた状態における把持部の側面断面図である。
符号の説明
100…景品取得ゲーム装置、1…基台、2…収容部、3…景品、4…景品投入部、5…景品取得部、6…支持部、7…把持部、7a…アーム、7b…基端部、7c…爪、8…横行用固定レール、9…縦行用可動レール、10…景品取得部用基台、12…操作卓、13…ボタンスイッチ、14…コイン投入口、15…取出口、16…開閉扉、20…間隔調整部、21…ストッパー調整部材、22…アームストッパー部材、22a…アーム当接面、23…回転抑制機構、23a…六角柱部材、23b…板状部材、30…モータ、71…カバー。

Claims (7)

  1. 景品を収容する収容部と、
    前記収容部に収容される景品を把持する複数の把持アーム部材を有する把持部と、
    前記把持部を前記収容部の内部上面から吊り下げ支持する支持部と、
    前記各把持アーム部材の先端の間隔を調整する間隔調整手段と、
    を備え、
    前記間隔調整手段は、前記把持アーム部材の端部に当接し、当該把持アーム部材の回動範囲を規制する部位を有するアームストッパー部材と、前記支持部の軸方向とは異なる方向に沿って前記アームストッパー部材を移動させるストッパー調整部材と、
    を有すること特徴とする景品取得ゲーム装置。
  2. 前記把持部の一部を覆うカバー部をさらに備え、
    前記ストッパー調整部材の一部は、前記カバー部から外部に向けて突出していることを特徴とする請求項1記載の景品取得ゲーム装置。
  3. 前記ストッパー調整部材の一部が、前記カバー部のうちの収容部の背面側にある部分から外部に向けて突出していることを特徴とする請求項2記載の景品取得ゲーム装置。
  4. 前記間隔調整手段は、前記アームストッパー部材の前記部位を前記把持アーム部材から離れる方向に移動させることで、前記各把持アーム部材の先端の間隔を狭めるとともに、前記アームストッパー部材の前記部位を前記把持アーム部材に近付く方向に移動させることで、前記各把持アーム部材の先端の間隔を広げることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の景品取得ゲーム装置。
  5. 前記ストッパー調整部材は、ねじ構造を有するシャフト部材からなり、当該シャフト部材を所定方向へ回動させることで、前記アームストッパー部材を移動させることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の景品取得ゲーム装置。
  6. 前記間隔調整手段は、前記シャフト部材の回転を抑制する回転抑制機構をさらに有することを特徴とする請求項5記載の景品取得ゲーム装置。
  7. 前記アームストッパー部材の前記部位は、前記支持部の軸方向に略直交する面であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の景品取得ゲーム装置。
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