JP3796703B2 - 景品把持装置とクレーンゲーム機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、景品をつかん景品把持装置と、それを用いたクレーンゲーム機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8は、クレーンゲーム機の景品吊上装置の従来例(実用新案登録第2550093号)を示す図である。
このクレーンゲーム機の景品吊上装置は、吊下げロープで吊り下げられた基板1と、基板1上に回転自在に設けられ、互いに噛み合わせられた一対の把持爪取付ギア2A,2Bと、一対の把持爪取付ギア2A,2B上にそれぞれ回転自在に設けられ、両者の下方先端間で景品を把持する一対の把持爪(アーム)4A,4Bと、一対の把持爪4A,4Bを、その下方先端同士が近接する方向に付勢するよう把持爪取付ギア2A,2Bと把持爪4A,4Bの間に作用するリターンスプリング6A,6Bと、一対の把持爪取付ギアの一方のギア2Bに噛み合わされた駆動ギア7と、基板1に取り付けられ、駆動ギア7を所定角度範囲内で正逆回転させるモータ8と、一対の把持爪取付ギア2A,2Bの少なくとも一方に取り付けられるカム12,13と、一対の把持爪4A,4Bが所定の閉じた位置にきたときに、カム12を検知する位置に設けられ、カム12を検知したときに作動してモータ8の回転を停止させるマイクロスイッチ10と、一対の把持爪4A,4Bが所定の開いた位置にきたときに、カム13を検知する位置に設けられ、カム13を検知したときに作動してモータ8の回転を停止させるマイクロスイッチ11等とを備えたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述した従来の装置は、景品取得率を調整するために、駆動機構の部分を覆うカバーの前部を取り外ずして、リターンスプリング6A,6B自体の交換をし、スプリングの強さを変えなければならなかったので、別途、リターンスプリングを用意しなければならないうえ、調整に手間と時間がかかっていた。
また、景品取得率を調整するには、リターンスプリング6A,6Bを変えるしか方法がなく、取得率の調整の幅にも限界があった。
【0004】
一方、把持爪(アーム)4A,4Bの形態によって景品の取得率を変える方法も考えられるが、リターン力の強弱状態を外部から認識されてしまい、かえって興味を減少させる可能性がある。
【0005】
本発明の課題は、景品取得率の調整が外部から容易に行え、しかも、その調整の幅を広げることができる景品把持装置とクレーンゲーム機を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、景品を挟むように開閉する把持手段と、前記把持手段を閉方向に付勢する付勢手段と、前記把持手段を開位置と閉位置との間で開閉駆動する開閉駆動手段と、前記付勢手段の付勢力を調整する付勢力調整手段と、を備えた景品把持装置において、前記把持手段は、基部側が回転自在に支持された第1及び第2のアーム部材と、前記第1及び第2のアーム部材を開閉するアーム開閉機構とを備え、前記付勢手段は、前記第1及び第2のアーム部材ごとに設けられ、それぞれバネ力の異なる複数のバネ部材を備え、前記付勢力調整手段は、外部から回転可能な調整部材と、前記調整部材の回転により、複数の回転位置に位置決めされる位置決め部材と、前記位置決め部材の回転位置に応じて、前記第1及び第2のアーム部材ごとに前記バネ部材の異なるバネ力を選択的に前記アーム開閉機構に作用させるカム部材とを備えたことを特徴とする景品把持装置である。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1に記載の景品把持装置において、前記把持手段の把持部先端の最小距離を調整する距離調整手段を備えたことを特徴とする景品把持装置である。
【0009】
請求項3の発明は、請求項2に記載の景品把持装置において、前記把持手段は、基部側が回転自在に支持された第1及び第2のアーム部材と、前記第1及び第2のアーム部材を開閉するアーム開閉機構とを備え、前記距離調整手段は、前記アーム開閉機構の最低開度位置を規制することを特徴とする景品把持装置である。
【0010】
請求項4の発明は、請求項3に記載の景品把持装置において、前記アーム開閉機構は、それぞれ係合部をもち互いに噛み合う第1及び第2の歯車と、前記第1及び第2のアーム部材の基部側に設けられ、前記第1又は第2の歯車と同軸に回転可能に配置された取付部材とを備えており、前記距離調整手段は、前記取付部材に設けられ、外部から回転させることにより、前記係合部に係合して、前記第1又は第2の歯車と前記取付部材とを相対回転させる調整部材であることを特徴とする景品把持装置である。
【0011】
請求項5の発明は、請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載の景品把持装置において、前記把持手段の開位置と閉位置を検出する位置検出手段を備え、前記位置検出手段は、前記距離調整手段が前記把持手段の把持部先端の最小距離を調整した後の位置を検出することを特徴とする景品把持装置である。
【0012】
請求項6の発明は、請求項5に記載の景品把持装置において、前記位置検出手段は、前記把持手段の開位置と閉位置を越えた位置をさらに検出することを特徴とする景品把持装置である。
【0013】
請求項7の発明は、請求項5又は請求項6に記載の景品把持装置において、前記位置検出手段は、前記歯車又は前記取付部材と一体に移動するカム部材と、固定部側に設けられ、前記カム部材と係合して作動するスイッチ部材とを備えたことを特徴とする景品把持装置である。
【0014】
請求項8の発明は、景品が納められ、その景品を目視可能な覗き窓及びその景品を外部へ取り出す景品取出口が設けられ、物理的に閉じられた筐体と、前記筐体内に設けられた請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の景品把持装置と、前記筐体内で前記景品把持装置を3次元的に移動可能な移動装置とを備えたクレーンゲーム機である。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面などを参照して、本発明の実施の形態をあげ、さらに詳細に説明する。
図1は、本発明によるクレーンゲーム機の実施形態を示す斜視図である。
なお、前述した従来例と同様な機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
クレーンゲーム機100は、景品が納められ、その景品を目視可能な覗き窓103及びその景品を外部へ取り出す景品取出口104が設けられ、景品を不正に持ち出されないように物理的に閉じられた筐体102と、筐体102内に設けられた景品把持装置101と、筐体102内で景品把持装置101を吊り下げて3次元的に移動可能な移動装置(不図示)と、外部から景品把持装置101及びその移動機構を操作する操作部105等とを備えている。
【0016】
図2〜図6は、本発明による景品把持装置の実施形態を示す図であって、図2は、外観斜視図、図3は、カバーを取り除いた内部機構部の斜視図、図4は、内部機構部の分解斜視図、図5は、アーム位置検出装置の斜視図、図6は、ラチェット部の斜視図である。
この実施形態の景品把持装置101は、バネ調整機構20と、アーム開度調整機構30と、アーム位置検出装置40等とを備えている。
なお、前述した従来例と同様な機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明は、適宜省略する。
【0017】
(バネ調整機構)
このバネ調整機構20は、左右のアーム4A,4Bの基部にそれぞれ設けられているが、左右対称である点以外は構造が同じであるので、右側の機構のみについて説明する。
【0018】
このバネ調整機構20は、アーム4A,4Bのリターンバネ力を調整するための機構であって、図4(a)に示すように、アーム取付用プレート21と、バネ調整用シャフト22と、ラチェット用円板23と、ラチェット用爪24と、ラチェット用バネ25と、4枚のプレート26(26−1〜26−4)と、バネ27(27−1〜27−3)と、バネカバー28等とを備えている。
【0019】
アーム取付用プレート21は、アーム4をギア2に取り付けるためのプレートである。
バネ強さ調整用シャフト22は、バネ27のバネ強さを調整するシャフトであって、アーム取付用プレート21及びギア2の貫通孔2bを貫くように取り付けられている。バネ強さ調整用シャフト22は、中央の大径部22aと、角柱部22bと、円柱部22c等とが形成されている。
このバネ強さ調整用シャフト22は、図3(b)に示すように、その後端がアームユニットの後部に突出しており、図2(b)に示したカバー15Bの調整用窓15a,15bの外から回転させることができる。
【0020】
ラチェット用円板23は、バネ強さ調整用シャフト22の角柱部22bに取り付けられており、バネ強さ調整用シャフト22と一体に回転する。このラチェット用円板23、外周に4個の係合部23aが形成されており、回転したときに、90°ごとの位置出しができる。
【0021】
ラチェット用爪24は、アーム取付用プレート21に回転自在に設けられ、ラチェット用円板23の係合部23aに係合する部材である。
【0022】
ラチェット用バネ25は、図6(なお、ここでは左側の機構を図示している)に示すように、ラチェット用爪24を付勢するバネであり、スペーサ25−2を介して、ネジ25−3によって、アーム取付用プレート21に取り付けられている。このラチェット用バネ25は、その一端部25aがラチェット用爪24の背部24aに作用しており、他端部25bがバネ強さ調整用シャフト22の大径部22aに作用しているので、ラチェット用爪24をラチェット用円板23に押し付けることができる。
【0023】
プレート26(26−1〜26−4)は、バネ力を作用させる凸部26aが形成された円板であり、バネ強さ調整用シャフト22の角柱部22bに4枚挿入されている。各プレート26−1〜26−4は、その凸部25aが前部から見てそれぞれ90°ずつずれるように配置されている。
【0024】
リターン用バネ27(27−1〜27−3)は、アーム4をリターンさせるためのバネであり、アーム取付用5の軸に取り付けられている。各リターン用バネ27−1〜27−3は、それぞれ強さの異なる3種のバネであり、その一端27aが4枚のプレート27の3つのすきまに臨むように配置されている。
【0025】
バネカバー28は、アーム4に取り付けられ、リターン用バネ27の他端27bが係るバネ掛け部28aが設けられている。
【0026】
このバネ調整機構20は、以上のように構成されているので、バネ強さ調整用シャフト22を、カバー15Bの外側から回転させていくと、図4(b)の状態になったときには、リターン用バネ27が、プレート26の凸部26aに係合するので、アーム4に作用することになる。
これ以外の3つの状態[図4(b)]では、リターン用バネ27は、一端部27aが逃げてしまい、アーム4には作用しない。
このことから、リターン用バネ27−1〜27−3のバネ強さを強,中,弱にしておけば、アーム4のリターン力を、強,中,弱及びゼロ(バネが作用していない)、という4つの状態に調整することができる。
【0027】
(アーム開度調整機構)
アーム開度調整機構30は、アーム4A,4Bの先端部の開度(最小距離)を調整する機構である。
図4(a)に示すように、アーム取付用プレート21は、ギア2の前部にシャフト3を軸にして、回転自在に取り付けられている。
この実施形態では、ギア2には、傾斜部2cが形成されている。また、アーム取付用プレート21には、曲げ起こし部21aが形成されている。
【0028】
バネ31は、アーム取付用プレート21とギア2との間に掛けられており、ギア2に対して、アーム取付用プレート21がアーム4が閉じる方向に、常に力がかかるようになっている。
アーム開度調整用ネジ32は、アーム取付用プレート21の曲げ起こし部21aのネジ孔に螺合しており、その先端がギア2の斜線部2cに当たっている。このアーム開度調整用ネジ32は、図3(b)に示すように、その後端がアームユニットの側部に突出しており、図2(a)に示したカバー15の下側の外から回転させることができる。
【0029】
アーム開度調整機構30は、以上のように構成されているので、アーム開度調整用ネジ32を締めていくと、アーム取付用プレート21は、ギア2に対して、アーム4が開く方向に回転し、アーム4の開度を調整することができる。
アーム4の開度を調整できるので、景品の大きさに対しての取得率の調整をすることができる。なお、前述したバネ調整は、景品の重さに対しての取得率の調整に対応している。
【0030】
(アーム位置検出装置)
アーム位置検出装置40は、アーム4の開き側と閉じ側の位置を検出する装置であり、図5に示すように、基板1に取り付けられ、アーム4の閉じ位置を検出するマイクロスイッチ41と,マイクロスイッチ41上に取り付けられ、アーム4の閉じ側オーバーランを防止するマイクロスイッチ42と、ギヤ2Aに固定され、アーム閉じ側のスイッチ41,42を作動させるカム43と、基板1に取り付けられ、アーム4の開き位置を検出するマイクロスイッチ44と,マイクロスイッチ44上に取り付けられ、アーム4の開き側オーバーランを防止するマイクロスイッチ45と、ギヤ2Bと同軸に設けられアーム開度調整時にギヤ2Bに対して回転移動するアーム取付用プレート21Bに固定され、アーム開き側のスイッチ44,45を作動させるカム46等とを備えている。
【0031】
このアーム位置検出装置40によれば、カム43は、ギア2Aに固定さているので、モータ8によってアーム4が最小に閉じたときに、マイクロスイッチ41は、ギア2Aを常に一定の位置で検出することができる。
閉じ側は、ギア2Aの絶対位置を検出していないと、ギア2A(これに噛み合うギア2B)に対して、調整したアーム取付用プレート21A,21Bの最低開度で正確に停止しないからである。
カム46は、アーム取付用プレート21Bに固定さているので、モータ8によってアーム4が最大に開いたときに、マイクロスイッチ44は、アーム4を常に一定の位置で検出することができる。
開き側は、アーム取付用プレート21Bを検出しないと、最低開度を調整した分だけ、広い範囲で停止させてしまうことになるからである。
従って、アーム4を一定の位置(最低の開度と、一定の開き範囲)で、確実に停止させることができる。
【0032】
さらに、マイクロスイッチ42,44を設けたので、アーム4が閉じ側又は開き側で、オーバーランした場合にも、アーム4の移動を確実に停止させることができ、機構部などに損傷を与えることがない。
【0033】
(他の実施形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
図7は、本発明の他の実施形態に係る景品把持装置のバネ力調整機構を示す分解斜視図である。
図4の示したプレート26は、1つの凸部26aが設けられたすべて同一形状のものを用い、バネ強さが異なるバネ27−1〜27−3を3本用意した。
これに対して、この実施形態のプレート26’は、それぞれ1,2,3個の凸部26a,26a2 26a3 をもつものが使用されている。このために、バネ27は、同一の強さのものを用いても、そのバネを1本,2本,3本,0本と作用させることができるので、バネ力の強弱を調整することができる。
【0034】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、本発明によれば、以下のような種々の効果を奏するものである。
(1)把持手段(例えば、アーム部材)のリターン力の強弱を、カバーの脱着や、バネの交換を行うことなく、外部から調整することができるので、調整時間の短縮化,簡略化を図ることができる。
(2)把持手段(例えば、アーム部材)の把持部の最小距離を調整することができるので、景品の大きさに対しても取得率の調整ができ、前述したリターン力の調整と相まって、調整の幅が拡がり、きめの細かい調整ができる。また、この調整も外部から行えるので、調整時間の短縮化,簡略化を図ることができる。
(3)なお、構造上、プレイヤー側からリターン力の強弱状態が判別されることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるクレーンゲーム機の実施形態を示す斜視図である。
【図2】本実施形態に係る景品把持装置を示す外観斜視図である。
【図3】本実施形態に係る景品把持装置のカバーを取り除いた内部機構部を示す斜視図である。
【図4】本実施形態に係る景品把持装置の内部機構部を示す分解斜視図である。
【図5】本実施形態に係る景品把持装置のアーム位置検出装置を示す斜視図である。
【図6】本実施形態に係る景品把持装置のラチェット部を示す斜視図である。
【図7】本発明の他の実施形態に係る景品把持装置のバネ力調整機構を示す分解斜視図である。
【図8】従来のクレーンゲーム機の景品吊下装置の一例を示す図である。
【符号の説明】
20 バネ調整機構
21 アーム取付用プレート
22 バネ調整用シャフト
23 ラチェット用円板
24 ラチェット用爪
25 ラチェット用バネ
26(26−1〜26−4) プレート
27(27−1〜27−3) バネ
28 バネカバー
30 アーム開度調整機構
31 バネ
32 アーム開度調整用
40 アーム位置検出装置
41,42,44,45 マイクロスイッチ
43,46 カム
Claims (8)
- 景品を挟むように開閉する把持手段と、前記把持手段を閉方向に付勢する付勢手段と、前記把持手段を開位置と閉位置との間で開閉駆動する開閉駆動手段と、前記付勢手段の付勢力を調整する付勢力調整手段と、を備えた景品把持装置において、
前記把持手段は、基部側が回転自在に支持された第1及び第2のアーム部材と、前記第1及び第2のアーム部材を開閉するアーム開閉機構とを備え、
前記付勢手段は、前記第1及び第2のアーム部材ごとに設けられ、それぞれバネ力の異なる複数のバネ部材を備え、
前記付勢力調整手段は、外部から回転可能な調整部材と、前記調整部材の回転により、複数の回転位置に位置決めされる位置決め部材と、前記位置決め部材の回転位置に応じて、前記第1及び第2のアーム部材ごとに前記バネ部材の異なるバネ力を選択的に前記アーム開閉機構に作用させるカム部材とを備えたこと
を特徴とする景品把持装置。 - 請求項1に記載の景品把持装置において、
前記把持手段の把持部先端の最小距離を調整する距離調整手段を備えたこと
を特徴とする景品把持装置。 - 請求項2に記載の景品把持装置において、
前記把持手段は、基部側が回転自在に支持された第1及び第2のアーム部材と、前記第1及び第2のアーム部材を開閉するアーム開閉機構とを備え、
前記距離調整手段は、前記アーム開閉機構の最低開度位置を規制すること
を特徴とする景品把持装置。 - 請求項3に記載の景品把持装置において、
前記アーム開閉機構は、それぞれ係合部をもち互いに噛み合う第1及び第2の歯車と、前記第1及び第2のアーム部材の基部側に設けられ、前記第1又は第2の歯車と同軸に回転可能に配置された取付部材とを備えており、
前記距離調整手段は、前記取付部材に設けられ、外部から回転させることにより、前記係合部に係合して、前記第1又は第2の歯車と前記取付部材とを相対回転させる調整部材であること
を特徴とする景品把持装置。 - 請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載の景品把持装置にお いて、
前記把持手段の開位置と閉位置を検出する位置検出手段を備え、
前記位置検出手段は、前記距離調整手段が前記把持手段の把持部先端の最小距離を調整した後の位置を検出すること
を特徴とする景品把持装置。 - 請求項5に記載の景品把持装置において、
前記位置検出手段は、前記把持手段の開位置と閉位置を越えた位置をさらに検出すること
を特徴とする景品把持装置。 - 請求項5又は請求項6に記載の景品把持装置において、
前記位置検出手段は、前記歯車又は前記取付部材と一体に移動するカム部材と、固定部側に設けられ、前記カム部材と係合して作動するスイッチ部材と
を備えたこと
を特徴とする景品把持装置。 - 景品が納められ、その景品を目視可能な覗き窓及びその景品を外部へ取り出す景品取出口が設けられ、物理的に閉じられた筐体と、
前記筐体内に設けられた請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の景品把持装置と、
前記筐体内で前記景品把持装置を3次元的に移動可能な移動装置と
を備えたクレーンゲーム機。
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