JP3096099U - 捕獲ゲーム装置 - Google Patents

捕獲ゲーム装置

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JP3096099U JP2003000911U JP2003000911U JP3096099U JP 3096099 U JP3096099 U JP 3096099U JP 2003000911 U JP2003000911 U JP 2003000911U JP 2003000911 U JP2003000911 U JP 2003000911U JP 3096099 U JP3096099 U JP 3096099U
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俊範 熊谷
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株式会社エイブルコーポレーション
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲームプレイヤーに景品捕獲の面白さとゲー
ムの娯楽性を向上し、挑戦意欲を十分に喚起できるよう
にする。 【解決手段】 捕獲ゲーム装置1のフォーク3を、縦横
方向に移動可能としたアーム支持板5と、アーム支持板
5から互いに平行に突出した撓曲可能で且つ幅調整可能
な二本の捕獲アーム6とによって形成する。フォーク3
自体にしなりを発生して景品Pを持ち上げにくく設定す
る。アーム支持板5には、二本の捕獲アーム6同士を当
該アーム支持板5上で互いに接近方向または離反方向へ
移動可能となって相互の幅員の設定変更を可能とすべく
幅調整機構を付設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ラックに陳列された景品をフォークにて持ち上げ、規定の景品払出 口まで景品を落とさずに搬送する捕獲ゲーム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、くし状のラック上に積載された景品を捕獲するに際し、三本もしくは四 本の捕獲肢部材を互いに平行に要部材から突出形成して成る捕獲アーム部をプレ イヤーが操作することでラック下部の隙間から景品を持ち上げ搬送するものであ った(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】 特開2002−85821号公報
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら従来における捕獲アーム部は、三本もしくは四本の捕獲肢部材を 互いに平行に要部材から突出して形成してあるため、景品の大小によってバラン スの採り方が異なるものとなる。これによってプレイヤー自身の操作に対するゲ ーム上での難易度の設定、例えば景品に捕獲アーム部を差し込んだ際の景品の重 心位置のバランスの難易度の設定が非常に難しくなる。しかも小さな景品は掬い 上げることができるが、大きい景品ではバランスがくずれて掬い上げることが全 く不可能となってしまう等の問題点を有していた。
【0005】 本考案は、上記従来技術の問題点を解決し、例えばフォーク自体にしなりを持 たせることで景品の持ち上げる力を可変でき、フォークの幅を変更することによ り、景品の持ち上げにくい設定が容易にでき、しかも景品の大きさにも十分に対 応できるものとし、これによってゲームプレイヤーに景品捕獲の面白さとゲーム の娯楽性を向上させ、挑戦意欲を十分に喚起させることができる捕獲ゲーム装置 を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、請求項1記載の考案は複数の棒材をくし状に 形成して成るラック2上に積載された景品Pを、プレイヤーが操作するフォーク 3にてラック2下部の隙間から景品Pを持ち上げて、規定の景品P払出口まで景 品Pを落とさずに搬送する捕獲ゲーム装置1であって、フォーク3は、縦横方向 に移動可能としたアーム支持板5と、アーム支持板5から互いに平行に突出した 撓曲可能で且つ幅調整可能な二本の捕獲アーム6とによって形成されていること を特徴とする。
【0007】 また、請求項2記載の考案は、請求項1記載の考案において、フォーク3自体 にしなりを発生させて景品Pを持ち上げにくく設定するよう捕獲アーム6自体を 弾性金属にするか、必要によりアーム支持板5と捕獲アーム6との接続部に対し 弾性体を介設しても良い。
【0008】 また、請求項3記載の考案は、請求項1または2記載の考案において、アーム 支持板5には、二本の捕獲アーム6同士を当該アーム支持板5上で互いに接近方 向または離反方向へ移動可能となって相互の幅員の設定変更を可能とすべく幅調 整機構が付設されていることを特徴とする。
【0009】 前述の構成によれば、ラック2上に積載されている希望の景品Pの位置までフ ォーク3を横移動させると共に、フォーク3が希望の景品Pの下に入り込みそう な位置まで縦移動させる。フォーク3の位置が決定すると自動でフォーク3のア ーム支持板5が前進して、景品Pにフォーク3の捕獲アーム6を差し込む。フォ ーク3の捕獲アーム6が所定の距離を前進すると停止し、アーム支持板5の縦方 向への移動によってフォーク3全体が持ち上がる。これによって景品Pを持ち上 げ、フォーク3自体を手前に引き戻しておいてから景品P払出口まで景品Pを運 ぶことができるとその景品Pが払い出される。
【0010】 このとき、プレイヤーの操作する難易度として、フォーク3自体に弾性体とす るか必要に応じてばねを介して接続する。 幅調整機構によりフォーク3の捕獲アーム6の幅を調整することで、景品Pに フォーク3の捕獲アーム6を差し込んだ際の景品Pの重心位置のバランスが差し 込む捕獲アーム6幅を広くすると取り易く、また狭くすると取りにくくすること ができる。
【0011】 上記した構成により本考案は、フォーク3自体にしなりを持たせることで景品 Pの持ち上げる力を可変でき、フォーク3の幅を変更することにより、景品Pの 持ち上げにくい設定が容易にでき、しかも景品Pの大きさにも十分に対応できる ものとし、これによってゲームプレイヤーに景品P捕獲の面白さとゲームの娯楽 性を向上させ、挑戦意欲を十分に喚起させることができる。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下に、図を用いて本考案の第1の実施の形態について説明する。図1は、本 考案の原理を説明するための概略斜視図である。図2は、ホークの幅員調整機構 を示す正面図(景品の方向から見た図)である。また図3は、同じくフォークの 水平方向移動機構を説明するための側面断面図である。 図1において示される符号1は、いわゆるプライズゲームと称するところの捕 獲ゲーム装置であって、複数の例えばL型状の棒材をくし状に配置して成るラッ ク2上に積載された景品Pを、プレイヤーが操作するフォーク3をラック2の棒 材同士の隙間を介して上方に移動させて景品Pを持ち上げ、規定の景品P払出口 まで景品Pを落とさずに搬送するものである。
【0013】 この捕獲ゲーム装置1は、筐体の正面開口部がウインドガラスによって閉塞さ れ、このウインドガラスを介して筐体内部が見れるようにしてある。 筐体の内部には景品Pを載置するため、複数の棒材をくし状に隣接し、且つ複 数段状に配置されているラック2と、このラック2上に積載されている景品Pを 捕獲するためのフォーク3は二本の捕獲アーム6によって形成され、不図示の横 方向移動ボタン、縦方向移動ボタンそれぞれの操作によって横方向、縦方向に移 動可能である。そして、プレイヤーが操作するフォーク3の縦横方向および前後 方向の移動で景品P棚に陳列されている景品Pの下にフォーク3を差し込みさら に、フォーク3を上方向に移動させて景品Pを持ち上げて、さらに規定の景品P 払出口まで景品Pを運ぶことができれば、払い出される構成となっている。
【0014】 フォーク3の移動は次の構成によりおこなわれる。前後および上下方向に移動 可能となるよう一対の上下、前後動可能な柱(図示せず)が設けられており、こ の柱により横スライドレール8の両端が支持されている。すなわち 横スライド レール8は、前記一対の柱により上下前後に移動させられる。
【0015】 横スライドレール8は、四角柱の一面の中央に溝8a(図2参照)を設けたも ので、この溝8aに、滑り駒12が左右に移動可能に支持されている。滑り駒1 2はジュラコン(ポリプラスチックス株式会社の登録商標)製である。滑り駒1 2の表面にはアーム支持板5が固定されており、裏面には、ベルト連結具17が 設けられている。 前記横スライドレール8の内部にはモータ21に直結した駆動プーリ9と従動 プーリ(図示せず)との間に掛巡されているベルト11が配置されて、ベルト1 1はベルト連結具17を介して滑り駒12に接続されている。
【0016】 この実施例のフォーク3の移動を要約して先に説明しておく。横スライドレー ル8は、筐体に対して、図1中の矢印21の示す上下方向および、矢印22の示 す前後方向に移動し、フォーク3は、横スライドレール8に対して矢印20の示 す左右方向に移動する。したがってフォーク3は筐体に対して、上下、前後、左 右の方向に移動可能である。
【0017】 また、本考案では、フォーク3の幅(2本の捕獲アーム6の間隔)を調整する 幅調整機構を設けてある。これにより、景品Pにフォーク3を差し込んだ際の景 品Pの重心位置のバランスが差し込む幅を広くすると取り易く、また狭くすると 取りにくくすることができるように調節可能にしてある。 具体的には、例えば扇形蝶番構造の幅調整機構として、図2,図3に示すよう に、横スライドレール8に沿ってスライド移動可能に装着された滑り駒12に取 り付けられているアーム支持板5に対し、扇状に形成された一対の開閉板部材1 3A,13Bを軸18を介して回転可能に枢着させてある。 そして開閉板部材13Aの一端に穿設したねじ孔を、前側に位置する開閉板部 材13Bの一端の横長円弧状のスライド孔15に合致させ、固定ねじ19をスラ イド孔15側から貫挿してネジ孔にねじ込むことで、ねじ軸部をスライド孔15 に係合した状態にすると共に、開閉板部材13A,13Bそれぞれの他端(外側 位置)には捕獲アーム6が取り付けられている。
【0018】 フォーク3の幅を調整するに際し、予め固定ねじ19のアーム支持板5のねじ 孔へのねじ込み力を緩めておき、開閉板部材13A,13Bそれぞれを軸部14 を回転中心として近接乃至離反方向に回転させることで捕獲アーム6を開閉いず れかの方向に移動させ、希望とする間隔に設定した後に、ねじ孔に固定ねじ19 をしっかりとねじ込んでスライド孔15を固定ねじ19で係止する。
【0019】 (変形例)なお、アーム支持板5にプレイヤー自身の操作する駆動用モータの駆 動によって作動する例えば伸縮スライド方式等による幅調整機構を付設しても良 い。二本の捕獲アーム6は、この幅調整機構によってアーム支持板5上で互いに 接近方向または離反方向へ移動できて幅員を適宜変更できるようにしてある。こ のように幅調整機構によりフォーク3の捕獲アーム6幅を変更することにより、 ラック2から景品Pを掬い上げる際に捕獲アーム6の幅を広めに設定するとバラ ンスが採れて景品Pを持ち上げ易くなり、逆に狭くするとバランスが採りにくく なって景品Pを持ち上げにくい設定ができる上、景品Pの大小の大きさにも十分 に対応できるようにしてある。
【0020】 次に、本実施の形態における捕獲ゲーム装置1の使用、動作について説明する 。先ず、横方向移動ボタンにてラック2上に積載されている希望の景品Pの位置 までフォーク3を横移動させる。そして、縦方向移動ボタンにてフォーク3が希 望の景品Pの下に入り込みそうな位置まで縦移動させる。フォーク3の位置が決 定すると自動でフォーク3のアーム支持板5がベース部4から前進して、景品P にフォーク3の捕獲アーム6を差し込む。
【0021】 フォーク3の捕獲アーム6が所定の距離を前進すると停止し、ベース部4の縦 方向への移動によってフォーク3自体が持ち上がる。これによって景品Pを持ち 上げ、フォーク3自体を手前に引き戻しておいてから景品P払出口まで景品Pを 運ぶことができるとその景品Pが払い出される。
【0022】
【考案の効果】
本考案によれば、例えばフォーク3自体にしなりを持たせることで景品Pの持 ち上げる力を可変でき、フォーク3の幅を変更することにより、景品Pの持ち上 げにくい設定が容易にでき、しかも景品Pの大きさにも十分に対応できるものと し、これによってゲームプレイヤーに景品P捕獲の面白さとゲームの娯楽性を向 上させ、挑戦意欲を十分に喚起させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態における概略斜視図であ
る。
【図2】ホークの幅員調整機構を示す正面図(景品の方
向から見た図)である。
【図3】同じくフォークの水平方向移動機構を説明する
ための側面断面図である。
【符号の説明】
P…景品 1…捕獲ゲーム装置 2…ラック 3…フォーク 5…アーム支持板 6…捕獲アーム 8…横スライドレール 9…駆動プーリ 10…モ─タ 11…ベルト 12…滑り駒 13A,13B…開閉板部材 15…調節長孔 17…ベルト連結具 18…軸 19…固定ねじ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の棒材をくし状に形成して成るラッ
    ク上に積載された景品を、プレイヤーが操作するフォー
    クにてラック下部の隙間から景品を持ち上げて、規定の
    景品払出口まで景品を落とさずに搬送する捕獲ゲーム装
    置であって、 前記フォークは、 縦横方向に移動可能としたアーム支持板と、 アーム支持板から互いに平行に突出した撓曲可能で且つ
    幅調整可能な二本の捕獲アームと、から構成したことを
    特徴とする捕獲ゲーム装置。
  2. 【請求項2】 フォーク自体にしなりを発生させて景品
    を持ち上げにくく設定するようフォーク自体を弾性部材
    とするかアーム支持板と捕獲アームとの接続部に対し弾
    性体を介設した請求項1記載の捕獲ゲーム装置。
  3. 【請求項3】 アーム支持板には、二本の捕獲アーム同
    士を当該アーム支持板上で互いに接近方向または離反方
    向へ移動可能となって相互の幅員の設定変更を可能とす
    べく幅調整機構が付設されている請求項1または2記載
    の捕獲ゲーム装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008093304A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Sega Corp 景品取得ゲーム機
JP2009066158A (ja) * 2007-09-12 2009-04-02 Sega Corp 景品取得ゲーム装置

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JP2008093304A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Sega Corp 景品取得ゲーム機
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