JP4104045B2 - クレーンゲーム機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クレーンゲーム機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
クレーンゲーム機は、筐体内のプレイフィールドにプレイヤーから見えるように積まれた景品を、プレイヤーが操作できる景品キャッチャーにより掴み取って、景品排出口へ投下するように構成されており、ゲームセンターその他の娯楽施設において広く楽しまれている。
【0003】
クレーンゲーム機における景品キャッチャーは、景品を把持する一対の開閉アームを具え、各開閉アームの先端には把持爪が取り付けられている。
この把持爪の形状は、景品の把持性能を大きく左右し、ゲームの難易度にも影響するものであるが、その選択決定はゲーム機の設置店の担当者に委ねられており、プレイヤーは一切これに関与することができなかった。
また、設置店の担当者は、その店の経営方針等に基づき、特定の難易度を設定する目的で特定の把持爪を選択するが、把持爪の把持性能は、対象とする景品によっても大きく異なるため、その選択のために何度も試行錯誤を重ねる必要があった。また、特定の把持爪では決して把持することのできない景品が生じることがあり、プレイヤーの不信を招く場合もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の如き問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、景品キャッチャーの把持爪をプレイヤー自身が選択決定することのできるクレーンゲーム機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は、
プレイフィールド上に載置された景品を把持し得る一対の開閉アームを具えた景品キャッチャーを具備し、プレイヤーの操作に基づき作動する景品キャッチャー制御装置からの出力に基づき、景品キャッチャーに所望の景品を把持させ、景品排出口に搬送せしめるクレーンゲーム機において;
景品キャッチャーの開閉アームの先端に選択的に着脱し得る複数組の把持爪と、
それら複数組の把持爪をそれぞれ所定の場所に保持する把持爪ラックと、
プレイヤーにより操作される把持爪選択装置と、
把持爪選択装置により選択された把持爪を、景品キャッチャーの開閉アームの先端に着脱する把持爪着脱装置と、
を備えると共に、
上記把持爪選択装置として、プレイヤーの操作によって作動せしめられるルーレット盤の回転動作及び停止位置によって、上記複数組の把持爪うち任意の把持爪が無作為に選定されるルーレット装置を備え、かつ
上記把持爪着脱装置が、下記(i)項ないし( iii )項のいずれか一に記載の構成のもの、即ち、
(i)上記複数組の把持爪を把持爪ラック上にそれぞれ個別に吸着保持する電磁石付きのホルダと、景品キャッチャーの開閉アームの先端に把持爪を吸着、保持し得る永久磁石と、から構成されたもの、
ii 上記複数組の把持爪を把持爪ラック上にそれぞれ個別に吸着保持する電磁石付きのホルダと、景品キャッチャーの開閉アームの先端に取り付けられ、電磁石ソレノイドによって開閉せしめられる把持爪挟持用ピンチ部材と、から構成されたもの、
iii 上記複数組の把持爪を把持爪ラック上にそれぞれ個別に吸着保持する電磁石付きのホルダと、景品キャッチャーの開閉アームの先端に取り付けられ、把持爪を押圧、保持し得るバネ部材と、から構成されもの、
によって達成できる。
【0006】
上記の如き構成を採用することによって、景品キャッチャーの把持爪をプレイヤー自身が目的とする景品に合わせて選択決定できることとなり、そのため、プレイヤーにとってゲームの面白さが増し、再プレイを促すことができる。
また、プレイヤーが選んだ把持爪が、目的とする景品に対して必ずしも有利に作用するとは限らず、従って、どの把持爪を選択するかの決定自体も一つのゲーム性を有することとなり、ゲームの奥行きを増すことができる。
また、選んだ把持爪を景品キャッチャーの開閉アームにうまく取り付けることができるかどうかについてもゲームの一環として取り入れることができる。
更にまた、設置店の担当者は、従来の如く把持爪を選択するために様々な試行錯誤を繰り返す必要がなくなり、担当者の負担が軽減される。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明を詳細に説明する。
図1は、景品キャッチャーの把持爪を選択、交換可能なクレーンゲーム機の一例の外観を示す三面図、図2は、その把持爪ラックに保持されている把持爪の種類を示す説明図、図3は、開閉アームの先端に把持爪を装着する手段(把持爪着脱装置)の第1の形態のものを示す説明図、図4は、把持爪着脱装置の第2の形態のものを示す説明図、図5は、把持爪着脱装置の第3の形態のものを示す説明図、図6は、把持爪選択装置としてルーレット装置を用いた本発明に係るクレーンゲーム機の一実施例を示す説明図、図7は、景品キャッチャーの把持爪を選択、交換可能なクレーンゲーム機のもう一つの例を示す説明図である。
【0008】
図1において、(A)は景品キャッチャーの把持爪を選択、交換可能なクレーンゲーム機の一例の正面図、(B)はその右側面図、(C)はその上面図(天井、クレーン機構及び景品キャッチャーを取り外し、プレイフィールド内における景品や把持爪の配置状態を示す)である。
図1及び図2中、1はゲーム機の筐体、2はゲーム料金投入部、3は操作部(図1に示す実施例の場合、把持爪選択装置を兼ねる)、4は景品払出し口、5はプレイフィールド、6は景品キャッチャー、7は伸縮ブーム、8a〜8cは把持爪、9は把持爪ラック、10は景品である。
筐体1の前面には強化ガラス板による施錠可能な扉が取り付けられ、このガラス板を通してプレイヤーはプレイフィールド5上の景品10や、景品キャッチャー6の動きを見ながらゲームを行ない、また、把持爪ラック9上に配置された各種の把持爪8a〜8cを見てその選択を行ない得るようになっている。
なお、図示したにおいては、景品キャッチャー6や操作部3等が2組設けられ、2人のプレイヤーが同時にゲームを行ない得るようになっている。
【0009】
景品キャッチャー6は、筐体1の天井部に設けたクレーン機構(図では省略)により水平2軸方向(X−Y軸方向)に移動可能であると共に、伸縮ブーム7により鉛直方向(Z軸方向)に移動可能なよう構成され、更に、伸縮ブーム7の鉛直軸を中心に回動可能(図1中、矢印Rで示す)なように構成されている。
また、景品キャッチャー6に具えられた一対の開閉アーム61は、景品キャッチャー6内に設けた駆動機構により開閉動作を行ない、景品10を把持できるようになっている。
なお、景品キャッチャー6のこれらの動きは、プレイヤーが操作部3のボタンスイッチ等を操作することにより、図では省略したコンピューター等の電子回路から成る景品キャッチャー制御装置を介して実現される。
【0010】
プレイフィールド5の奥側に設けた把持爪ラック9上には、景品キャッチャー6の開閉アーム61の先端に取り付けるべき複数組の把持爪8a,8b,8cがプレイヤーから見えるように配列されており、プレイヤーはこれらの把持爪の中から、自分の希望する景品を獲得するために最適と思われる把持爪を選択して、開閉アーム61の先端に取り付けることができるようになっている。各把持爪8a,8b,8cの具体的形状の一例は図2に示してある。
【0011】
而して、このに示すクレーンゲーム機においては、開閉アーム61に所望の把持爪を装着する作業自体もゲームの一環として取り入れられており、プレイヤーは操作部3の操作ボタン等を操作して、景品キャッチャー6を把持爪ラック9上の所望の把持爪8a〜8cのいずれかに接近させ、所定の操作を行なって把持爪を開閉アーム61の先端に装着しなければならない。従って、このの場合には、景品キャッチャー6により景品を獲得するための操作を行なう操作部3が、これによって所望の把持爪を選択、決定するための把持爪選択装置を兼ねることになる。
【0012】
所望の把持爪を開閉アームの先端にうまく装着できた場合には、プレイヤーは引き続いて所望の景品を把持、獲得するために、通常のクレーンゲーム機の場合と同様に操作部3を操作して景品キャッチャー6を希望する景品の近くまで移動させ、開閉アーム61で景品を把持し、然るのち、プレイフィールド上の景品排出口13の真上まで景品キャッチャーを移動させ、その位置で開閉アーム61を開いて景品を景品排出口内へ投下する。これにより、景品は前記景品払出し口4へ導かれて、プレイヤーはこれを入手することができる。プレイヤーが景品を獲得した場合には、ゲームオーバーとなり、景品キャッチャー6は自動的に把持爪ラック9へ向けて移動し、装着されている把持爪をラック9上の元の位置に戻す。
景品を獲得することができなかった場合には、プレイヤーは、景品キャッチャーにその把持爪を装着したままの状態で更にゲームを継続するかどうかを選択する。継続する場合には、ゲーム料金を追加することにより、現在の把持爪のままゲームを続けることができる。所定時間内にゲーム料金が追加されない場合には、継続を希望しないものとみなしてゲームオーバーとなり、把持爪は自動的に元の位置に戻される。
【0013】
他方、把持爪の装着に失敗した場合には、その段階でゲームオーバーとするようにしてもよいが、把持爪の装着されていないままの開閉アームで引き続き景品獲得にトライできるように構成してもよい。
なお、把持爪が開閉アームの先端に適切に装着されたか否かによって、その後のゲームの進行方法を変更する場合には、開閉アームの把持爪取付け部分もしくは把持爪ラックのホルダ91に適宜のセンサーを取り付けておき、開閉アームへの把持爪の装着の有無を自動的に判別できるようにする。
また、プレイヤーによる把持爪の装着操作は、1回に限らず、一定時間内であれば複数回繰り返すことができるようにしたり、或いは、あらかじめ定められた回数だけ繰り返すことができるように構成することが望ましい。
【0014】
開閉アーム61の先端に把持爪を装着する手段(把持爪着脱装置)については、様々な形態のものが考えられるが、図3〜図5にその幾つかの具体例が示されている。
図3に示す把持爪着脱装置においては、把持爪8a等を前記把持爪ラック9に設けたホルダ91に電磁石92によって吸着、保持せしめ、開閉アーム61の先端部には永久磁石62を取り付けておき、開閉アーム61を把持爪8aに近づけてその永久磁石62に把持爪8aを吸着させ、然るのち電磁石92への通電を切った状態で、開閉アーム61を引き上げれば、把持爪8aは永久磁石62に吸着、保持されたまま開閉アーム61と共に引き上げられ、開閉アーム61の先端への装着がなされ得るように構成されている。
【0015】
図4に示す把持爪着脱装置においては、開閉アーム61の先端部に電磁石ソレノイド63によって開閉駆動せしめられるピンチ部材64を設け、これにより把持爪8a等を開閉アーム61に装着し得るように構成してある。
即ち、把持爪8a等を前記把持爪ラック9に設けたホルダ91に電磁石(図では省略)によって吸着、保持せしめ、開閉アームへの装着時には、開閉アーム61を把持爪8aに近づけてそのピンチ部材64と開閉アーム61の先端との間に把持爪8aの上端部が挿入された時点で電磁石ソレノイド63に通電を行ないピンチ部材64により把持爪8aを挾持せしめる。然るのち、ホルダ91側の電磁石への通電を切った状態で、開閉アーム61を引き上げれば、把持爪8aはピンチ部材64により挾持されたまま開閉アーム61と共に引き上げられ、開閉アーム61の先端への装着がなされ得るものである。
【0016】
図5に示す把持爪着脱装置においては、開閉アーム61の先端部にバネ部材65を取り付け、これにより把持爪8a等を開閉アーム61に装着し得るように構成してある。
即ち、把持爪8a等を前記把持爪ラック9に設けたホルダ91に電磁石92によって吸着、保持せしめ、開閉アームへの装着時には、開閉アーム61を把持爪8aに近づけてそのバネ部材65と開閉アーム61の先端との間に把持爪8aの上端部が挿入されるようにする。然るのち、ホルダ91側の電磁石92への通電を切った状態で、開閉アーム61を引き上げれば、把持爪8aはバネ部材65により挾持されたまま開閉アーム61と共に引き上げられ、開閉アーム61の先端への把持爪の装着がなされ得るものである。
【0017】
ゲームを終えたときは、その時点で開閉アーム61に装着されている把持爪を、装着時とは逆の手順を経て把持爪ラック9上の当初の位置に自動的に戻す必要がある。そのため、把持爪ラック9のホルダ91に適宜のセンサーを取り付けて把持爪の有無を検知し、把持爪が存在しないホルダ91へ把持爪を戻すように構成する。
【0018】
図6は、把持爪の選択をルーレット形式で行なうように構成した本発明に係るクレーンゲーム機の一実施例を示しており、(A)はその全体的な上面図、(B)はそのルーレット部分の拡大図である。
このクレーンゲーム機の操作部3の横には、ルーレット盤11aとその回転制御ボタン11bとから成るルーレット装置11が設けられている。ルーレット盤11aの盤面には、把持爪ラック9上に用意されている複数種類の把持爪8a〜8cのそれぞれの形状が交互に描かれている。この実施例においては、ルーレット装置11が把持爪選択装置としての役割を果たす。
プレイヤーは、自分の希望する景品を獲得するために最適と思われる把持爪を決定した上で、ルーレット装置11の回転制御ボタン11bを押す。すると、ルーレット盤11aが回転し始めるので、回転制御ボタン11bの位置で自分の希望する把持爪の図柄が止まるように見計らった上、回転制御ボタン11bをもう一度押してルーレット盤11aの回転を止める。然るときは、回転制御ボタン11bの位置で止まった図柄に対応する把持爪が、プレイヤーの希望したものであるか否かに関係なく、その把持爪が開閉アーム61に自動的に取り付けられる。即ち、開閉アーム61は、自動的に把持爪ラック9へ向けて移動し、回転制御ボタン11bの位置で止まった図柄に対応する把持爪を自動的に装着する。
その後、プレイヤーは、通常のクレーンゲーム機の場合と同様に操作部3を操作して景品キャッチャー6を希望する景品の近くまで移動させ、開閉アーム61で景品を把持、獲得するように努力する。開閉アーム61に装着された把持爪が、プレイヤーの予定したものでなかった場合においても、工夫しながら、或いは、装着された把持爪に適した景品に切り替えて獲得を試みるようにする。
景品の獲得に成功した場合もしくは失敗した場合の、その後のゲーム進行については前記の例の場合と同様である。
【0019】
図7は、把持爪の選択を、選択ボタンで行なうように構成したクレーンゲーム機の例を示しており、(A)はその全体的な上面図、(B)はその選択ボタン部の拡大図である。
このクレーンゲーム機の操作部3の横には、把持爪ラック9上に用意されている複数種類の把持爪8a〜8cのそれぞれに対応する選択ボタン12a〜12cから成る選択ボタン部12が設けられている。この実施例においては、選択ボタン部12が把持爪選択装置としての役割を果たす。
プレイヤーは、選択ボタン12a〜12cの中から、自分の希望する景品を獲得するために最適と思われる把持爪に対応する選択ボタンを押す。然るときは、開閉アーム61は、自動的に把持爪ラック9へ向けて移動し、プレイヤーが押した選択ボタンに対応する把持爪を自動的に装着する。
その後、プレイヤーは、通常のクレーンゲーム機の場合と同様に操作部3を操作して景品キャッチャー6を希望する景品の近くまで移動させ、開閉アーム61で景品を把持、獲得するように努力する。
景品の獲得に成功した場合もしくは失敗した場合の、その後のゲーム進行については前記の例の場合と同様である。
【0020】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成されるので、本発明によるときは、景品キャッチャーの把持爪をプレイヤー自身が選択決定することができ、そのため、ゲームの面白さが増し、再プレイを促すことが可能なクレーンゲーム機を提供することができる。
また、どの把持爪を選択するかの決定自体も一つのゲーム性を有することとなり、ゲームの奥行きを増すことができる。
また、選んだ把持爪を景品キャッチャーの開閉アームにうまく取り付けることができるかどうかについてもゲームの一環として取り入れることができ、ゲームの興趣を一段と高めることができる。
更にまた、設置店の担当者は、従来の如く把持爪を選択するために様々な試行錯誤を繰り返す必要がなくなり、担当者の負担が軽減される。
【0021】
なお、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、把持爪ラックや、把持爪選択装置、把持爪着脱装置等々の構成は適宜設計変更することが可能であり、従って、本発明はその目的の範囲内において上記説明から当業者が容易に想到し得るすべての変更実施例を包摂するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 景品キャッチャーの把持爪を選択、交換可能なクレーンゲーム機の一例の外観を示す三面図である。
【図2】 その把持爪ラックに保持されている把持爪の種類を示す説明図である。
【図3】 開閉アームの先端に把持爪を装着する把持爪着脱装置の第1の形態のものを示す説明図である。
【図4】 把持爪着脱装置の第2の形態のものを示す説明図である。
【図5】 把持爪着脱装置の第3の形態のものを示す説明図である。
【図6】 把持爪選択装置としてルーレット装置を用いた本発明に係るクレーンゲーム機の一実施例を示す説明図である。
【図7】 景品キャッチャーの把持爪を選択、交換可能なクレーンゲーム機のもう一つの例を示す説明図である。

Claims (3)

  1. プレイフィールド上に載置された景品を把持し得る一対の開閉アーム(61)を具えた景品キャッチャー(6)を具備し、プレイヤーの操作に基づき作動する景品キャッチャー制御装置からの出力に基づき、景品キャッチャー(6)に所望の景品を把持させ、景品排出口(13)に搬送せしめるクレーンゲーム機において;
    景品キャッチャー(6)の開閉アーム(61)の先端に選択的に着脱し得る複数組の把持爪(8a〜8c)と、
    それら複数組の把持爪(8a〜8c)をそれぞれ所定の場所に保持する把持爪ラック(9)と、
    プレイヤーにより操作される把持爪選択装置(11)と、
    把持爪選択装置により選択された把持爪を、景品キャッチャーの開閉アーム(61)の先端に着脱する把持爪着脱装置(62,92)と、
    を備えると共に、
    上記把持爪選択装置(11)として、プレイヤーの操作によって作動せしめられるルーレット盤(11a)の回転動作及び停止位置によって、上記複数組の把持爪(8a〜8c)うち任意の把持爪が無作為に選定されるルーレット装置(11)を備え、かつ
    上記把持爪着脱装置が、上記複数組の把持爪(8a〜8c)を把持爪ラック(9)上にそれぞれ個別に吸着保持する電磁石(92)付きのホルダ(91)と、景品キャッチャー(6)の開閉アーム(61)の先端に把持爪を吸着、保持し得る永久磁石(62)と、から構成されたこと、
    を特徴とするクレーンゲーム機。
  2. プレイフィールド上に載置された景品を把持し得る一対の開閉アーム(61)を具えた景品キャッチャー(6)を具備し、プレイヤーの操作に基づき作動する景品キャッチャー制御装置からの出力に基づき、景品キャッチャー(6)に所望の景品を把持させ、景品排出口(13)に搬送せしめるクレーンゲーム機において ;
    景品キャッチャー(6)の開閉アーム(61)の先端に選択的に着脱し得る複数組の把持爪(8a〜8c)と、
    それら複数組の把持爪(8a〜8c)をそれぞれ所定の場所に保持する把持爪ラック(9)と、
    プレイヤーにより操作される把持爪選択装置(11)と、
    把持爪選択装置により選択された把持爪を、景品キャッチャーの開閉アーム(61)の先端に着脱する把持爪着脱装置(63,64,92)と、
    を備えると共に、
    上記把持爪選択装置(11)として、プレイヤーの操作によって作動せしめられるルーレット盤(11a)の回転動作及び停止位置によって、上記複数組の把持爪(8a〜8c)うち任意の把持爪が無作為に選定されるルーレット装置(11)を備え、かつ、
    上記把持爪着脱装置が、上記複数組の把持爪(8a〜8c)を把持爪ラック(9)上にそれぞれ個別に吸着保持する電磁石(92)付きのホルダ(91)と、景品キャッチャー(6)の開閉アーム(61)の先端に取り付けられ、電磁石ソレノイド(63)によって開閉せしめられる把持爪挟持用ピンチ部材(64)と、から構成されたこと
    を特徴とするクレーンゲーム機。
  3. プレイフィールド上に載置された景品を把持し得る一対の開閉アーム(61)を具えた景品キャッチャー(6)を具備し、プレイヤーの操作に基づき作動する景品キャッチャー制御装置からの出力に基づき、景品キャッチャー(6)に所望の景品を把持させ、景品排出口(13)に搬送せしめるクレーンゲーム機において ;
    景品キャッチャー(6)の開閉アーム(61)の先端に選択的に着脱し得る複数組の把持爪(8a〜8c)と、
    それら複数組の把持爪(8a〜8c)をそれぞれ所定の場所に保持する把持爪ラック(9)と、
    プレイヤーにより操作される把持爪選択装置(11)と、
    把持爪選択装置により選択された把持爪を、景品キャッチャーの開閉アーム(61)の先端に着脱する把持爪着脱装置(65,92)と、
    を備えると共に、
    上記把持爪選択装置(11)として、プレイヤーの操作によって作動せしめられるルーレット盤(11a)の回転動作及び停止位置によって、上記複数組の把持爪(8a〜8c)うち任意の把持爪が無作為に選定されるルーレット装置(11)を備え、かつ、
    上記把持爪着脱装置が、上記複数組の把持爪(8a〜8c)を把持爪ラック(9)上にそれぞれ個別に吸着保持する電磁石(92)付きのホルダ(91)と、景品キャッチャー(6)の開閉アーム(61)の先端に取り付けられ、把持爪を押圧、保持し得るバネ部材(65)と、から構成されたこと
    を特徴とするクレーンゲーム機。
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