JP5234913B2 - 景品把持装置、景品払い出しゲーム機 - Google Patents

景品把持装置、景品払い出しゲーム機 Download PDF

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Description

本発明は、景品把持部材が着脱可能な景品把持装置、景品払い出しゲーム機に関するものである。
従来、景品をキャッチャに把持させて外部に払い出すいわゆるクレーンゲーム機があった(例えば、特許文献1)。このようなクレーンゲーム機のキャッチャは、例えばハンド部材の種類を変更するために、ハンド部材を着脱する場合がある。
しかし、ハンド部材の着脱は、キャッチャのカバー部材を取り外してから行なう必要があり、また工具が必要であった。このため、ハンド部材の着脱は、面倒であった。
特開2007−20736号公報
本発明の課題は、景品把持部材の着脱を容易に行なうことができる景品把持装置、景品払い出しゲーム機及び景品把持部材を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。また、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
請求項1の発明は、ゲーム機内部に配置された景品を把持して景品獲得孔に搬送するものであり、回転移動部(30L,30R)と、前記回転移動部に装着され回転移動されることにより景品(G)を把持する景品把持部材(23L,23R)とを備える景品把持装置において、前記回転移動部は、係合位置と前記係合位置から退避した開放位置との間で移動可能に支持される回転移動部係合部(42)を備え、前記景品把持部材は、前記回転移動部係合部が前記係合位置にある状態で、前記回転移動部係合部に係合してこの景品把持部材を前記回転移動部に装着し、前記回転移動部係合部が前記開放位置にある状態で、前記係合位置から退避して前記回転移動部係合部との係合が解放され、この景品把持部材を前記回転移動部から取り外し可能にする景品把持部材係合部(53)を備え、前記回転移動部係合部は、移動方向が前記回転移動部の回転軸の軸方向であり、前記景品把持部材は、前記回転移動部に対して挿抜されることにより前記回転移動部に着脱され、前記回転移動部は、挿抜方向とは異なる方向での前記景品把持部材の位置を規制して、前記景品把持部材係合部を前記回転移動部係合部に案内する案内部を備え、前記回転移動部係合部と前記景品把持部材係合部とは、係合することにより前記景品把持部材の挿抜方向での位置を規制し、前記景品把持部材は、前記回転移動部に挿入されてから前記回転移動部係合部と前記景品把持部材係合部とが係合するまでの間に、前記回転移動部係合部に当接し前記回転移動部係合部を前記係合位置から開放位置へと退避させる退避部と、前記回転移動部係合部に係合する係合穴部と、前記回転移動部係合部が通過し、前記係合穴部へとつながる切り欠きとを備え、前記退避部は、前記切り欠きの一方側に設けられ、前記切り欠きの前記退避部側とは反対側は、前記回転移動部の前記回転軸の逃げになっていること、を特徴とする景品把持装置である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の景品把持装置において、前記回転移動部(30L,30R)は、前記回転移動部係合部(42)を前記開放位置側から前記係合位置側へと付勢する付勢部材(46)を備えること、を特徴とする景品把持装置である
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の景品把持装置(20)を備え、前記景品把持装置が把持した景品(G)を外部に払い出すこと、を特徴とする景品払い出しゲーム機である。
本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)本発明は、回転移動部係合部が係合位置にある状態で回転移動部係合部に係合し、回転移動部係合部が開放位置にある状態でその係合が解放されるので、回転移動部係合部を係合位置と開放位置の間で操作することにより、景品把持部材の着脱を容易に行なうことができる。
(2)本発明は、回転移動部係合部を付勢することにより、装着時に回転移動部係合部が自然に開放位置から係合位置に移動するので、景品把持部材の装着をさらに容易に行なうことができる。
(3)本発明は、挿抜方向とは異なる方向での景品把持部材の位置を規制して、景品把持部材係合部を回転移動部係合部に案内するので、景品把持部材の挿抜が容易に行なうことができる。また、回転移動部係合部と景品把持部材係合部が、係合することにより景品把持部材の挿抜方向での位置を規制するので、取り付けられた状態での、挿抜方向での位置決めをすることができる。
(4)本発明は、退避部が回転移動部係合部を係合位置から開放位置へと退避させるので、景品把持部材を回転移動部に挿入するだけで、景品把持部材を回転移動部に装着することができる。
本発明は、景品把持部材の着脱を容易に行なうことができる景品把持装置、景品払い出しゲーム機及び景品把持部材を提供するという目的を、係合部が係合位置にある状態で、係合部に係合してハンド部材を回転移動部に装着し、係合部が開放位置にある状態で、係合位置から退避して係合部との係合が解放され、ハンド部材を回転移動部から取り外し可能にする係合穴部を、キャッチャに備えることによって実現した。
(実施形態)
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態のゲーム機1を示す図であり、図1(a)は、正面図、図1(b)は、側面図である。
ゲーム機1(景品払い出しゲーム機)は、ゲームセンタ等に設置される、左右方向(矢印X方向)の幅2m程度、奥行方向(矢印Y方向)の長さ1.5m程度、鉛直方向(矢印Z方向)の高さ2m程度のいわゆるクレーンゲーム機である。ゲーム機1は、内部にプレイフィールド2が設けられている。ゲーム機1は、プレイヤの操作に応じて、クレーンを模したキャッチャ20(景品把持装置)が動作される。ゲーム機1は、プレイフィールド2内に載置された景品Gが、景品獲得孔8に搬送されたときに、景品Gを、景品獲得孔8に連通した景品払い出し口9から外部に払い出す。
図1に示すように、ゲーム機1は、プレイフィールド2と、ケース4と、ウィンド5と、操作部7と、景品獲得孔8と、景品払い出し口9と、キャッチャ駆動部10と、キャッチャ20と、を備えている。
プレイフィールド2は、キャッチャ20が、景品Gを搬送するために実際に動作される空間であり、景品Gを載置するテーブル2aが設けられている。
ケース4は、ゲーム機1の筐体である。
ウィンド5は、ゲーム機1の外部とプレイフィールド2とを仕切るための部材であり、外部からプレイフィールド2が視認できるように、例えば、透明なアクリル、ガラス等により形成される。
操作部7は、プレイヤがキャッチャ20を操作するための入力装置であり、移動ボタン、降下ボタン等から構成される。操作部7は、プレイヤが操作しやすいように、ケース4正面の操作パネル6に設けられている。
景品獲得孔8は、キャッチャ20が落下させた景品Gを、景品払い出し口9へと払い出すために、プレイフィールド2のテーブル2aに設けられた開口孔である。
景品払い出し口9は、景品獲得孔8に落下した景品Gを払い出すための景品獲得孔8に連通した開口孔である。景品払い出し口9は、プレイヤが景品Gを取り出しやすいように、ケース4の正面に設けられている。
キャッチャ駆動部10は、プレイフィールド2内でキャッチャ20を、水平面内(奥行方向及び左右方向)、鉛直方向に駆動するための装置である。キャッチャ駆動部10は、キャッチャ20を水平面内で移動させる移動レール11X,11YやDCモータ等を備える水平面内移動機構と、伸縮アーム12を駆動してキャッチャ20を鉛直方向に昇降させるDCモータ等を備える昇降機構等とから構成される。
伸縮アーム12は、その一端がキャッチャ20に接続されており、他の一端が移動レール11X,11Yに支持される。これにより、キャッチャ20は、プレイフィールド2に吊り下げられるように設置される。なお、伸縮アーム12は、キャッチャ20を昇降して景品Gを拾い上げることができる構成であればよく、例えば、棒状の部材を伸縮可能とした構成、ワイヤを巻き上げる構成等を用いることができる。
キャッチャ20は、プレイフィールド2に置かれた景品Gを搬送するためのクレーンを模した装置である。キャッチャ20は、ハンド部材23L,23R(景品把持部材)を備えている。
ハンド部材23L,23Rは、互いに対向配置された腕状の部材であり、モータ26(後述する)等により開閉駆動され、プレイフィールド2内に置かれた景品Gを把持した状態で、拾い上げることができるようになっている。
キャッチャ20は、プレイ中以外のときは、プレイフィールド2内の景品獲得孔8の真上の位置P0に待機している。プレイ時には、キャッチャ20は、操作部7の操作に応じて移動先P1,P2等に移動した後、降下してハンド部材22が開閉動作される。
図2は、本実施形態のキャッチャ20の内部構造を示す正面図であり、ハンド部材23L,23Rが閉じた状態の図である。なお、図2は、内部構造を示すために、カバー20a(図1参照)を取り外した状態を示す。
図2に示すように、キャッチャ20は、シャーシ24と、モータ26と、スライダ28と、回転移動部30L,30Rと、付勢部材31とを備えている。
シャーシ24は、キャッチャ20の基部となる部材である。
モータ26は、例えばDCモータ等であり、制御部(図示せず)により制御される。
スライダ28は、モータ26に対して接続部(図示せず)に機械的に接続され、モータ26により駆動され、鉛直方向に往復移動する。スライダ28の左下及び右下のコーナーの面は、円筒面状に形成されたフォロア面28aであり、回転移動部30L,30Rのカム面(後述する)に接している。
回転移動部30L,30Rは、左右対称の構成であるので、主に回転移動部30Rついて説明し、回転移動部30Lについては詳細な説明を省略する。
回転移動部30Rは、直方体の部材である。回転移動部30Rは、内側上部のコーナーの面が、円筒面及び平面からなるカム面30aであり、スライダ28のフォロア面28aに摺接する。回転移動部30R(従動部材)は、奥行方向の回転軸Y1回りに回転可能に設けられ、スライダ28(原動部材)の上下移動にともない回転移動する(矢印θ1参照)。回転移動部30Rの一端には、ハンド部材23Rが取り付けられ、回転移動部30Rの回転移動にともなって、ハンド部材23Rが開閉駆動される。
付勢部材31は、引っ張りコイルばねである。付勢部材31は、一方の端部が、回転移動部30Rに引っ掛けピン30bに引っ掛けられており、ハンド部材23Rを閉じ方向(矢印θ1右回り)に付勢して、ハンド部材23Rに対して景品Gを把持する付勢力を付与する。
以上の構成により、キャッチャ20は、モータ26を駆動して、スライダ28を鉛直方向に往復移動させ、ハンド部材23L,23Rを開閉駆動し、また、ハンド部材23Rを閉じ方向に付勢する。
図3は、本実施形態の回転移動部30Rとハンド部材23Rとの取り付け部を示す図である。図3(a)は、正面図、図3(b)は、回転移動部30Rは内部構造を示す図(ケース32の正面部分を除いた図)、図3(c)は、縦断面図(図1のC−C部矢視断面図)である。
図4は、本実施形態のハンド部材23Rの取り付け部を拡大して示す斜視図である。
後述するように、ハンド部材23Rは、回転移動部30Rに対して挿抜することにより着脱可能であり、挿抜方向を矢印A方向、鉛直面内において挿抜方向に直交する方向を矢印B方向として示す。
図3に示すように、回転移動部30Rは、ケース32と、係合ピン40と、係合ピン付勢部材46とを備えている。
ケース32は、回転移動部30Rの筐体であり、挿抜方向に細長い直方体に形成されている。ケース32は、プレス加工等により、中空の形状に成形され、ハンド部材23Rが挿抜できるように挿抜方向抜き側(図3中右側)が開口している。
係合ピン40は、ハンド部材23Rに係合して、ハンド部材23Rの抜け防止をするための部材である。係合ピン40は、奥行方向(矢印Y方向)に移動可能にケース32に保持される。係合ピン40は、係合ピン付勢部材46により、奥行方向奥側(図3(C)下側)に付勢さている。係合ピン40は、軸部材41と、係合部42(回転移動部係合部)と、ストッパ43と、つば45と、フランジ部44とが一体で形成されている。
軸部材41は、奥行方向に配置された軸状の部材である。
係合部42は、軸部材41のほぼ中央に設けられた円柱状の部分である。係合部42と軸部材41とは、中心軸が同軸になるように設けられている。
ストッパ43は、係合ピン40の奥行方向の位置決めをする円柱状の部分である。ストッパ43は、軸部材41の奥行方向手前側(図3(C)上側)に設けられている。
係合ピン40は、係合ピン付勢部材46により奥行方向奥側に付勢され、ストッパ43がケース32の奥行方向手前側の表面32aに当接することにより、奥行方向の位置決めがされる。これにより、係合部42は、ハンド部材23Rの係合穴部53(後述する)に係合する位置である係合位置に位置決めされる。
フランジ部44は、係合ピン付勢部材46の付勢力を受け止める部分である。フランジ部44は、軸部材41の奥行方向奥側に設けられている。
つば45は、作業者が係合ピン40を操作する部分であり、操作しやすいようにその径がストッパ43の径よりも大きく形成されている。つば45は、ストッパ43の奥行方向奥側に設けられている。
係合ピン付勢部材46は、係合ピン40を付勢する圧縮コイルスプリングである。係合ピン付勢部材46は、ケース32の奥行方向奥側の表面32bと係合ピン40のフランジ部44との間に、圧縮された状態で配置されることにより、伸張するように力が働いて、係合ピン40を奥行方向奥側に付勢する。
図4に示すように、ハンド部材23Rの取り付け部は、直方体の部材を肉抜したような形状であり、例えば樹脂等を射出成形して形成される。また、ハンド部材23Rの取り付け部は、回転移動部30Rに装着されたときに、回転軸Y1及び軸部材41を逃げるための切り欠きが設けられている(図3(b)参照)。
ハンド部材23Rは、枠部51と、フラット部52と、係合穴部53(景品把持部材係合部)と、切り欠き54と、斜面55(退避部)とを有している。
枠部51は、奥行方向に開口を有する枠体状の部分である。
フラット部52は、枠部51の内部に設けられた板状の部分である。フラット部52には、奥行方向に貫通するように設けられた係合穴部53と、切り欠き54とが設けられている。
係合穴部53は、その直径が係合ピン40の係合部42の直径とほぼ同一であり、係合部42と係合するようになっている(図3参照)。
切り欠き54は、挿抜方向(矢印A方向)挿入側から抜き側に向けて、係合穴部53につながるように設けられている。切り欠き54は、その幅が係合ピン40の軸部材41の直径よりも大きく、後述するように、ハンド部材23R挿抜時に、係合ピン40の軸部材41が通過できるようになっている。
斜面55は、フラット部52の奥行方向手前側の表面52aから、挿抜方向挿入側に向けて奥行方向奥側に傾斜するように設けられている。
次に、ハンド部材23Rの取り付け過程において、回転移動部30Rの係合ピン40の係合部42とハンド部材23Rの係合穴部53とが係合するまでの動作について説明する。
図5は、本実施形態のハンド部材23Rの取り付け過程の動作を示す図である。
図5(a)に示すように、ハンド部材23Rが挿入されていない状態では、係合ピン40の係合部42は、係合位置に位置決めされている。ハンド部材23Rは、取り付け時には、最初に、回転移動部30Rのケース32に対して、挿抜方向挿入側に向けて挿入される。
図5(b)に示すように、ハンド部材23Rは、挿入される途中で、枠部51の外形が回転移動部30Rのケース32の内壁に摺接する。これにより、ハンド部材23Rは、挿抜方向とは直交する方向、つまり奥行方向(矢印Y方向)及び矢印B方向(図3(b)参照)に移動しないように規制され、挿抜方向挿入側に案内される。このように、ハンド部材23Rの取り付け過程において、枠部51は、ハンド部材23Rの係合穴部53を回転移動部30Rの係合ピン40の係合部42に案内することできる。これにより、ハンド部材23Rの挿抜を容易に行なうことができる。
ハンド部材23Rの斜面55は、係合ピン40の係合部42に当接してから、さらにハンド部材23Rが挿抜方向挿入側に移動されることにより、係合部42を奥行方向手前側に押し上げ、係合ピン40を奥行方向手前側に移動させる。
図5(c)に示すように、ハンド部材23Rが挿入方向にさらに移動されると、係合ピン40の係合部42は、斜面55によって、ハンド部材23Rのフラット部52の奥行方向手前の表面52aの位置(開放位置)まで押し上げられる。
このように、回転移動部30Rの係合部42とハンド部材23Rの係合穴部53とが係合するまでの間に、斜面55は、回転移動部30Rの係合部42に当接して係合位置から開放位置へと退避させる。これにより、作業者は、ハンド部材23Rを回転移動部30Rに挿入するだけで、ハンド部材23Rを回転移動部30Rに装着することができ、作業性を向上することができる。
その後、図3(b)に示すように、ハンド部材23Rが、AB平面内において、回転移動部30Rの係合部42とハンド部材23Rの係合穴部53とが合わさる位置まで移動されると、係合ピン40は、係合ピン付勢部材46の付勢力により、奥行方向奥側に移動し、開放位置から係合位置へと自然に移動する。これにより、係合ピン40の係合部42は、係合位置へと付勢されて位置決めされ、ハンド部材23の係合穴部53に係合するので、作業者は、係合ピン40を操作することなく、容易にハンド部材23を装着することができる。
係合部42と係合穴部53とが係合した状態では、ハンド部材23Rは、挿抜方向での位置が規制される。これにより、ハンド部材23Rは、回転移動部30Rに装着される。
なお、これまでの工程において、係合ピン40の軸部材41は、ハンド部材23Rを切り欠き54内を通過し(図3(b)、図4参照)、ハンド部材23Rに干渉することがない。
一方、ハンド部材23を回転移動部30Rから取り外す場合には、係合ピン40のつば45を掴んで奥行方向手前側に引っ張って(図3(c)に示す矢印D参照)、係合部42を係合位置から開放位置に退避させればよい。これにより、係合部42と係合穴部53との係合が開放され、ハンド部材23が取り外し可能な状態にされる。この状態で、ハンド部材23を挿抜方向抜き側に引っ張ることにより、ハンド部材23を回転移動部30Rから取り外すことできる。
このように、キャッチャ20は、ハンド部材23を回転移動部30Rから取り外す場合にも、係合ピン40を操作することにより、回転移動部30Rからの取り外しが容易である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、後述する変形形態のように種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、前述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。
本実施形態において、係合ピンの係合部は、ハンド部材装着時に、付勢部材により開放位置から係合位置に移動する例を示したが、これに限定されない。例えば、作業者が係合ピン奥行方向に操作して、係合部を開放位置から係合位置に移動してもよい。この場合にも、作業者は、ドライバ等の工具を必要とすることなく、ハンド部材の装着を容易に行なうことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。
本実施形態のゲーム機を示す正面図及び側面図である。 本実施形態のキャッチャの内部構造を示す正面図であり、ハンド部材が閉じた状態の図である。 本実施形態の回転移動部とハンド部材との取り付け部を示す図である。 本実施形態のハンド部材の取り付け部を拡大して示す斜視図である。 ある。 本実施形態のハンド部材の取り付け過程の動作を示す図である。
符号の説明
1 ゲーム機
20 キャッチャ
23L,23R ハンド部材
30L,30R 回転移動部
32 ケース
40 係合ピン
42 係合部
46 係合ピン付勢部材
53 係合穴部
55 斜面

Claims (3)

  1. ゲーム機内部に配置された景品を把持して景品獲得孔に搬送するものであり、回転移動部と、前記回転移動部に装着され回転移動されることにより景品を把持する景品把持部材とを備える景品把持装置において、
    前記回転移動部は、係合位置と前記係合位置から退避した開放位置との間で移動可能に支持される回転移動部係合部を備え、
    前記景品把持部材は、前記回転移動部係合部が前記係合位置にある状態で、前記回転移動部係合部に係合してこの景品把持部材を前記回転移動部に装着し、前記回転移動部係合部が前記開放位置にある状態で、前記係合位置から退避して前記回転移動部係合部との係合が解放され、この景品把持部材を前記回転移動部から取り外し可能にする景品把持部材係合部を備え、
    前記回転移動部係合部は、移動方向が前記回転移動部の回転軸の軸方向であり、
    前記景品把持部材は、前記回転移動部に対して挿抜されることにより前記回転移動部に着脱され、
    前記回転移動部は、挿抜方向とは異なる方向での前記景品把持部材の位置を規制して、前記景品把持部材係合部を前記回転移動部係合部に案内する案内部を備え、
    前記回転移動部係合部と前記景品把持部材係合部とは、係合することにより前記景品把持部材の挿抜方向での位置を規制し、
    前記景品把持部材は、
    前記回転移動部に挿入されてから前記回転移動部係合部と前記景品把持部材係合部とが係合するまでの間に、前記回転移動部係合部に当接し前記回転移動部係合部を前記係合位置から開放位置へと退避させる退避部と、
    前記回転移動部係合部に係合する係合穴部と、
    前記回転移動部係合部が通過し、前記係合穴部へとつながる切り欠きとを備え、
    前記退避部は、前記切り欠きの一方側に設けられ、
    前記切り欠きの前記退避部側とは反対側は、前記回転移動部の前記回転軸の逃げになっていること、
    を特徴とする景品把持装置。
  2. 請求項1に記載の景品把持装置において、
    前記回転移動部は、前記回転移動部係合部を前記開放位置側から前記係合位置側へと付勢する付勢部材を備えること、
    を特徴とする景品把持装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の景品把持装置を備え、
    前記景品把持装置が把持した景品を外部に払い出すこと、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機。
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