JP4041300B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばパチンコ遊技機等の遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の遊技機、例えばパチンコ遊技機は、本体枠と該本体枠に対して開閉可能に軸支された前面枠とを備えて概略構成されている。この前面枠には、遊技領域を形成する遊技盤が備えられているとともに、この遊技盤を前方から視認可能とするガラス部材を保持した前面カバー部材が、開閉可能な軸支状態で備えられている。さらに前面カバー部材の下方、前面枠の下部には、遊技領域に向けて遊技球(遊技媒体)の発射操作を行うための操作ハンドルを備えた下皿ユニットが設けられている。また、下皿ユニットの下方、本体枠の最下部前面には幕板を固定的に備えている。
このような遊技機で遊技する際に、遊技者は操作ハンドルを掴んで回動操作して角度を調節し、該操作ハンドルをその角度に維持した状態で遊技球を発射させる。そして、遊技者は、遊技している間中、操作ハンドルをその調節した回動角度に維持できるように掴み続ける。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、操作ハンドルは、通常、手を離すと遊技球を発射しない位置に復帰するように付勢されているので、遊技者は、遊技している間中、操作ハンドルを掴み該付勢に抗して該操作ハンドルを回動状態に維持する必要がある。また、発射操作ハンドルは、本体枠幕板の上下幅分だけ、その下の台よりも高い位置にあるので、遊技者は、自身の力のみで操作ハンドルを握る手を宙に支持し続ける必要がある。よって、遊技者は手や腕に大きな負担がかかり疲れやすくなるという問題がある。
また、従来の遊技機の中には、操作ハンドルを振動させるものもあるが、直接操作ハンドルを振動させるので、該振動によって操作ハンドルがブレてしまうという問題がある。
【0004】
本発明は、上記課題に鑑みなされたもので、遊技者の手や腕にかかる負担を軽減できるとともに、操作ハンドルのブレを防止できる遊技機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、所定条件の成立に基づき特定の遊技価値を付与可能な遊技機において、遊技媒体の発射勢を調節するための操作ハンドルの近傍に、該操作ハンドルを操作する手を載せることが可能な載置装置を備え、この載置装置には、凹面状に構成された手載置面が前記操作ハンドルの下方の位置となるように設けられ、当該載置装置の内部に該手載置面に載せた手に振動を伝える振動装置が左右方向に並んだ状態で複数設けられ、前記複数の振動装置のうち、前記操作ハンドルを操作すべき方向と対応する側の振動装置を振動させることにより、遊技状態に応じて変化する遊技媒体の適正発射勢を遊技者に報知することを特徴とする。
【0006】
ここで、「所定条件」とは、例えば、第1種のパチンコ遊技機において変動表示ゲームの結果図柄が特定の停止態様となることや、第3種のパチンコ遊技機において権利状態を発生させる特定領域で遊技球を検出することや、電動役物を複数備えた一般電役機において電動役物を連続して開放させる契機となる入賞が発生することなどにより成立する。
「特定の遊技価値」とは、例えば、特別遊技状態(遊技者にとって特に有利な遊技状態)等の発生に基づいて付与される遊技球等の大量獲得機会等のことである。特別遊技状態には、例えば、第1種のパチンコ遊技機における大入賞口(特別変動入賞装置ともいう)の開放、第3種のパチンコ遊技機における権利発生の状態、あるいは電動役物を複数備えた一般電役機における電動役物を連続して開放させる状態などが含まれる。
また、振動装置としては、例えば、偏心ウェイトを小型モータで回転させることにより振動するものや、永久磁石と接近状態で対向配置した電磁石の電源をオン、オフを切替えることにより電磁石と永久磁石とが吸引と反発を繰り返すことで振動するものが挙げられるが、その他でも要は振動可能なものであれば良い。また、振動装置は、例えば、該振動装置全体が振動しても良いし、該振動装置を構成する一部(例えば振動ユニットなど)が振動しても良い。
また、遊技媒体とは、例えば遊技球等のように、発射操作されるものである。
【0007】
この請求項1記載の発明によれば、遊技媒体の発射勢を調節するための操作ハンドルの近傍に、該操作ハンドルを操作する手を載せることが可能な載置装置を備えたので、遊技者は操作ハンドルを掴む手や腕にかかる負担を軽減できる。よって、遊技者は長時間遊技を行っても疲れ難くなる。また、この載置装置には手に振動を伝達するための振動装置が設けられているので、遊技者は振動装置から発せられた振動による報知演出を載置装置に載せた手から体感することができる。また、例えば操作ハンドルを振動させる遊技機の場合とは異なり、操作ハンドルではなく載置装置が振動するので、該振動によって操作ハンドルがブレることはない。
また、振動装置を複数備え、該複数の振動装置のうち、操作ハンドルを操作すべき方向と対応する側の振動装置を振動させることにより、遊技状態に応じて変化する遊技媒体の適正発射勢を遊技者に報知するので、遊技者は振動装置の振動する位置により操作ハンドルの適正操作位置を知ることができる。よって、遊技者は遊技状態に応じて適切に操作ハンドルを操作することができる。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の遊技機において、
前記載置装置の上下位置を、遊技者の操作により調節するための載置装置位置調節手段を備えることを特徴とする。
【0009】
この請求項2記載の発明によれば、載置装置の上下位置を、遊技者の操作により調節するための載置装置位置調節手段を備えるので、遊技者が該遊技者自身の手の位置や大きさ等に合わせて載置装置の位置を調節できる。よって、遊技者は手や腕により負担のかかり難い状態で遊技を行うことができる。
【0010】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の遊技機において、
当該遊技機の本体枠の下部に備えられる幕板の前面に前記載置装置を着脱可能に取り付けるための取付部を備えていることを特徴とする。
【0011】
この請求項3記載の発明によれば、遊技機の幕板の前面に載置装置を着脱可能に取り付けるための取付部を備えているので、例えば遊技店側で載置装置を取り付けるか否かを選択することができる。
【0012】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れか記載の遊技機において、
前記手載置面が柔軟部材で構成されていることを特徴とする。
【0013】
この請求項4記載の発明によれば、手載置面が柔軟部材で構成されているので、載置装置に載せた遊技者の手を柔軟部材によってソフトに支持することができる。よって、例えば長時間遊技し続けても、載置装置により心地よく支持し続けることができる。
【0014】
請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れか記載の遊技機において、
前記載置装置は、上面に前記手載置面が形成される本体部と、前記本体部の左右方向の一側方より側方に向けて突出する突出部と、を備えるとともに、遊技媒体の貸し出し操作を行うためのカード用操作部を前記突出部の上面であって前記操作ハンドルよりも外側となるように配設することを特徴とする。
【0015】
この請求項5記載の発明によれば、遊技者は遊技媒体の貸し出し操作を手元で容易に行うことができる。また、遊技媒体の貸し出し操作を行うためのカード操作部を突出部の上面であって操作ハンドルよりも外側に配置したので、カード操作部を上皿よりも低い位置に備えたにも関わらず、上皿からこぼれた遊技球が、球貸スイッチに当たって余分に遊技球が排出されたり、返却スイッチに当たって勝手にカード返却されたりする心配はない。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明に係る実施の形態について説明する。
【0019】
[第1の実施の形態]
本実施の形態は、本発明に係る遊技機の適例としてのパチンコ遊技機、特に、いわゆる「第1種」に属するタイプのパチンコ遊技機について説明を行うものである。
【0020】
図1のパチンコ遊技機100は、本体部100aと、該本体部100aの横隣に設けられ、遊技球貸出用のカード(図示省略)が挿入されるカードユニット500とを備えている。また、本体部100aは、前面視ロ字状の枠体である本体枠110(全体図示略)と、該本体枠110の一側方に回動可能に軸支された前面枠111とを備えている。
【0021】
この前面枠111には、遊技領域1aを形成する遊技盤1が備えられているとともに、この遊技盤1を前方から視認可能とするガラス部材21を保持した前面カバー部材22が、開閉可能な軸支状態で備えられている。
このうち遊技盤1のガイドレール2で囲まれた遊技領域1aは、普図始動ゲート6,6、特別図柄(特図)表示装置4、普通図柄(普図)表示器7、普通変動入賞装置9、特別変動入賞装置5、大入賞口5b、一般入賞口8,…、風車と呼ばれる打球方向変換部材14,…、多数の障害釘(図示略)などを備えている。
【0022】
また、前面枠111は、前面カバー部材22より下方、当該パチンコ遊技機100の前面下部に、上皿ユニット130を備えている。この上皿ユニット130は、排出された遊技球(遊技媒体)を貯留する上皿131を備えている。上皿131は、カードユニット500にカードを挿入した状態で押圧操作することで上皿131に遊技球の排出動作を行うための球貸スイッチ131a、カードユニット500に挿入されたカードの返却動作を行うための返却スイッチ131b、ならびに、カードユニット500に挿入されたカードの残高を表示するカード残高表示装置131cなどをそれぞれ備えている。
【0023】
さらに、前面枠111は、上皿ユニット130の下側に、下皿ユニット140を備え、この下皿ユニット140は、遊技領域1aに向けて遊技球の発射操作を行うための操作ハンドル142、上皿131に収容しきれない遊技球を収容する下皿141、灰皿143等を備えている。
このうち操作ハンドル142には、発射アース接続部142a(図3)が設けられている。操作ハンドル142の発射アース接続部142aに手250が触れた状態で、該操作ハンドル142を回動操作することで遊技球が発射されるようになっている。
さらに、本体枠110は、下皿ユニット140の下方、該本体枠110の最下部前面に、幕板150を固定的に備えている。幕板150には、操作ハンドル142の近傍に、該操作ハンドル142を握る手を載せるための載置装置155(詳細後述)が設けられている。この載置装置155の、例えば内部には、振動装置156(詳細後述)が設けられている。
【0024】
このようなパチンコ遊技機100における遊技は、操作ハンドル142の操作に基づき、上皿131の球を遊技領域に発射して行うようになっている。
その結果、一般入賞口8、普通変動入賞装置9、大入賞口5bのいずれかに球が入賞すると、それぞれ所定数の賞球が上皿131ないし下皿141に払い出されるようになっている。
また、このうち普通変動入賞装置9に入賞すると、変動表示装置4aにて、図柄(特別図柄;特図)変動表示ゲームが開始される。この特図変動表示ゲームの結果、図柄が特定の停止態様(例えば、「7,7,7」等)で停止すると大当たりとなって特別遊技状態(いわゆる、大当たり状態)となる。この大当たり状態中は、特別変動入賞装置5の大入賞口5bを閉じた状態から開放状態に変換するサイクル遊技が、所定回数を限度に行われ、これにより遊技者は遊技球を大量獲得する機会を得る。すなわち、パチンコ遊技機100は、特図変動表示ゲームの結果、予め定められた特定の停止態様となる(所定条件の成立となる)ことに関連して、遊技者に有利な特別遊技状態が発生して遊技者に対し遊技球の大量獲得機会(特定の遊技価値)を付与可能となる。
【0025】
なお、遊技盤1の裏面側には、図示は省略するが、球の排出動作等を制御する排出制御装置、遊技領域に設けられた変動表示装置4aの表示制御を行う表示制御装置、パチンコ遊技機100に備えられるランプやLEDなどの発光部材の点灯・点滅状態を制御する装飾制御装置、スピーカ等の出力を制御する音制御装置、遊技機前面の操作ハンドル142の操作に基づき遊技球を遊技領域に発射させる発射装置、この発射装置の制御を行う発射制御装置、及び上記の各制御装置等を統括制御する遊技制御装置等が設けられている。
【0026】
次に、本発明に係る載置装置155について詳細に説明する。
パチンコ遊技機100は、例えば、図2に示すように、遊技球の発射勢を調節するための操作ハンドル142の近傍に、該操作ハンドル142を操作する手を載せることが可能な載置装置155を備え、この載置装置155には、手に振動を伝達するための振動装置156が設けられている
【0027】
載置装置155は、具体的には、例えば略四角柱状に構成された本体部155bと、この本体部155bの上面に形成され、操作ハンドル142を操作する手を載せることが可能な手載置面155aと、本体部155bの上部の一側方(例えば右側)より、該側方に向け突出した突出部155cとを備えて概略構成されている。このうち、手載置面155aは、例えば右側から左側にかけて緩やかに下り傾斜した凹面状に構成されている。
このような載置装置155は、手載置面155aが操作ハンドル142の下方に位置し、該操作ハンドル142を操作する手を手載置面155aに載せやすい状態となるように、操作ハンドル142の下側の幕板150の前面に設けられている。
この載置装置155の、例えば内部には振動装置156が設けられている。
この振動装置156は、配線157(図1)を介して音制御装置と電気的に接続されている。この配線157は、例えば幕板150の奥側で該幕板150に沿って回動軸側に至り、さらに該回動軸付近で下皿ユニット140及び上皿ユニット130の奥側で上方に向かって音制御装置に至るような経路となっている。
このような振動装置156は、配線157を介して音制御装置より制御指令データを受信したことに基づいて振動し、手載置面155aに載せた手に該振動を伝える(発射アース接続部142aに手250が触れていても(図3)、また、該発射アース接続部142aに手250が触れていなくても(図4)、いずれにしても手載置面155aに手250を載せた状態であれば、振動装置156より発せられた振動は手載置面155aに載せた手に伝えられる)。
具体的には、例えば、リーチ状態となった場合、リーチが特定の段階に発展した場合、特定種類のリーチ態様(いわゆるスペシャルリーチ等)となった場合、特別遊技状態となった場合、予告が発生した場合等に、振動装置156を振動させる。
【0028】
以上のように、この第1の実施の形態のパチンコ遊技機100によれば、遊技球の発射勢を調節するための操作ハンドル142の近傍に、該操作ハンドル142を操作する手を載せることが可能な載置装置155を備えたので、遊技者は操作ハンドル142を掴む手や腕にかかる負担を軽減できる。よって、遊技者は長時間遊技を行っても疲れ難くなる。
また、この載置装置155には、手に振動を伝達するための振動装置156が設けられているので、遊技者は振動装置156から発せられた振動による報知演出を載置装置155に載せた手から体感することができる。
また、例えば操作ハンドルを振動させる遊技機の場合とは異なり、操作ハンドル142が振動するのではなく載置装置155が振動するので、該振動によって操作ハンドル142がブレることはない。
【0029】
なお、本実施の形態では、載置装置155が、幕板150の前面に設けられていることとしたが、これに限らず、例えば、下皿ユニット140等に設けられていても良い。
また、振動装置156が、音制御装置により制御されることとしたが、これに限らず、例えば遊技制御装置あるいは表示制御装置等により制御されることとしても良い。
【0030】
<変形例1>
この変形例1では、図5に示すように、載置装置155の上下位置を遊技者の操作により調節するための位置調節ツマミ(載置装置位置調節手段)154を備える例について説明する。
この位置調節ツマミ154は、具体的には、例えば幕板150の前面(例えば該載置装置155の右隣)に設けられている。なお、図示は省略するが、幕板150の奥には、位置調節ツマミ154の操作に連動して載置装置155を上下動させるための、例えば歯車機構等の移動機構を備えている。
そして、例えば位置調節ツマミ154を一方(例えば矢印C方向)に回すことにより、載置装置155を上の方向(矢印D方向)に移動させることができ、位置調節ツマミ154を他方(例えば図5の矢印Cの逆方向)に回すことにより、載置装置155を下の方向(矢印Dの逆方向)に移動させることができるようになっている。
【0031】
この変形例1の場合には、載置装置155の位置を、遊技者の操作により調節するための位置調節ツマミ154を備えるので、遊技者が該遊技者自身の手の位置や大きさ等に合わせて載置装置155の位置を調節できる。よって、遊技者は手や腕により負担のかかり難い状態で遊技を行うことができる。
なお、上記の例に限らず、位置調節ツマミ154によって、載置装置155はその上下位置ではなく左右位置を調節できるようにしても良いし、上下位置と左右位置の両方を調節できるようにしても良い。
【0032】
<変形例2>
この変形例2では、図6及び図7に示すように、幕板150の前面に載置装置155を着脱可能に取り付けるための取付部160を備える例について説明する。
この取付部160は、例えば図6(a)及び図6(b)に示すように、幕板150から本体枠110の下部側壁部を構成する側板(以下、下部側板ともいう)にかけて、総体として略L字状の開口部を形成することにより概略構成されている。
この取付部160のうち幕板150側部分は、その上部にはスライド溝160aを、下部にはスライドレール160bをそれぞれ備えている。
また、取付部160の奥の壁部には、音制御装置より導出され振動装置156に接続される配線157を挿通するための貫通穴166が幕板150側から下部側板側にかけて形成されている。
さらに、載置装置155は、例えば図6(a)に示すように、該載置装置155を取付部160に取り付けるための取付ベース部材161に設けられている。この取付ベース部材161は、その上部に、取付部160のスライド溝160aに係合するスライドレール161aを備え、下部には、取付部160のスライドレール160bに係合するスライド溝161bを備えている。
また、取付ベース部材161の一端には、該取付ベース部材161と直交するように蓋部162が設けられ、この蓋部162と取付ベース部材161は、総体として、取付部160を閉塞する略L字状部材を構成している。
なお、図6(c)及び図7に示すように、下部側板には、蓋部162を取付部160に固定するための係止片168が、回動可能に設けられている。
【0033】
載置装置155を取付部160に取り付けるには、先ず、図6(a)に示すように、取付ベース部材161のスライドレール161aを取付部160のスライド溝160aに、取付ベース部材161のスライド溝161bを取付部160のスライドレール160bに、それぞれ嵌め合わせる。次に、蓋部162と下部側板とが略面一となるまで取付ベース部材161を矢印Aの方向に押しこむ。この状態で係止片168を蓋部162に掛かるように回動させて該蓋部162を取付部160から外れないように固定状態にする。
なお、載置装置155を取付部160から取り外す場合には、逆の手順、すなわち係止片168を回動させて固定状態を解除して載置装置155を矢印Aの逆方向に引っ張り出せば良い。
また、貫通穴166を幕板150側から下部側板側にかけて形成したので、載置装置155を取付部160に取り付けるまたは取付部160から取り外す際に、配線157が取付ベース部材161と取付部160の奥の壁部との間に挟まることがない。
【0034】
この変形例2の場合には、パチンコ遊技機100の幕板150の前面に載置装置155を着脱可能に取り付けるための取付部160を該幕板150が備えているので、例えば遊技店側で載置装置155を取り付けるか否かを選択することができる。
【0035】
<変形例3>
この変形例3では、例えば図8に図示するように、載置装置155の手載置面155aが柔軟部材で構成されている。この手載置面155aは、例えばウレタン製のシート状のものであることが挙げられるが、その他の柔軟部材、例えば革製や布製のシート状のものであっても良い。
【0036】
この変形例3の場合には、載置装置155に載せた遊技者の手を柔軟部材で構成された手載置面155aによってソフトに支持することができる。よって、例えば長時間遊技し続けても、操作ハンドル142を操作する手を載置装置155により心地よく支持し続けることができる。
【0037】
<変形例4>
この変形例4では、載置装置155に遊技媒体の貸し出し操作を行うためのカード用操作部158を備える例について説明する。
カード用操作部158は遊技球の排出動作を行うための球貸スイッチ158aと、カードユニット500に挿入されたカードの返却動作を行うための返却スイッチ158bと、カードユニット500に挿入されたカードの残高を表示するカード残高表示装置158cとから構成されている。このカード用操作部158は、具体的には、例えば図9に示すように、突出部155cの上面に設けられ、操作ハンドル142よりも外側(例えば右側)に配置される。
【0038】
この変形例4の場合には、載置装置155は遊技球の貸し出し操作を行うためのカード用操作部を備えるので、遊技者は遊技球貸し出し操作を手元で容易に行うことができる。
また、カード操作部158を操作ハンドル142よりも外側に配置したので、カード操作部158を上皿131よりも低い位置に備えたにも関わらず、上皿131からこぼれた遊技球が、球貸スイッチ158aに当たって余分に遊技球が排出されたり、返却スイッチ158bに当たって勝手にカード返却されたりする心配はない。
なお、カード用操作部158を突出部155cの上面に設けたが、これに限らず、要はカード用操作部158を操作しやすい位置に設けていれば良い。
【0039】
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態のパチンコ遊技機は、いわゆる「第3種」に属するタイプのパチンコ遊技機について説明を行うものであるが、以下に説明する点の他は第1の実施の形態と同様であるので、同様の構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0040】
この第2の実施の形態のパチンコ遊技機は、例えば遊技領域に第1の変動入賞装置と第2の変動入賞装置と変動表示装置とを備え、次のような制御により遊技を行う。例えば、所定の始動条件の成立に基づき変動表示装置にて図柄の変動表示ゲームを行い、該変動表示ゲームの表示結果態様が予め定められた特定の停止態様となった場合に、第1の変動入賞装置が開放状態になり、該開放状態となることにより第1の変動入賞装置内に球が入賞し、さらに該入賞した球が該第1の変動入賞装置内の特定領域を通過した場合に、権利状態が発生する。
そして、この権利状態中は、所定の入賞口(第3種始動入賞口)への球の入賞に基づき第2の変動入賞装置を開放するサイクル遊技を行い、該サイクル遊技を所定回数行うと権利状態を終了する。
【0041】
このパチンコ遊技機は、例えば図10に示すように、載置装置155に第1振動装置156aと第2振動装置156bとを備え、これら第1振動装置156aと第2振動装置156bのうち、操作ハンドル142を操作すべき方向と対応する側を振動させることにより、遊技状態に応じて変化する遊技球の適正発射勢を遊技者に報知する制御を行う。
【0042】
載置装置155の例えば内部には、第1振動装置156aと第2振動装置156bとが左右方向に並んだ状態で配設されている。第1振動装置156aと第2振動装置156bは、それぞれ配線157a、157bを介して音制御装置(図示省略)と接続されており、音制御装置からの制御指令データの受信に基づいて振動し、手載置面155aに載せた手に該振動が伝わる。
【0043】
そしてこのようなパチンコ遊技機では、例えば、権利状態を発生した場合と権利状態を終了した場合とに応じて(すなわち、遊技状態に応じて)、操作ハンドル142を操作すべき方向と対応する側の振動装置(第1振動装置156aまたは第2振動装置156b)を振動させるような制御を行う。
具体的には、例えば図11(a)に示すように、権利状態が発生した場合に、権利状態を発生した旨のデータを音制御装置が遊技制御装置から受信すると、音制御装置から第1振動装置156aに制御指令データを送信する。第1振動装置156aは、音制御装置から該制御指令データを受信すると振動を始める。第3種始動入賞口に遊技球が入賞すると、音制御装置はその入賞した旨のデータを遊技制御装置から受信し、第1振動装置156aに制御指令データを送信する。第1振動装置156aは、音制御装置から該制御指令データを受信すると振動を停止する。
また、例えば図11(b)に示すように、権利状態が終了した場合は、権利状態が終了した旨のデータを音制御装置が遊技制御装置から受信すると、音制御装置は第2振動装置156bに制御指令データを送信する。第2振動装置156bは、音制御装置から該制御指令データを受信すると所定時間だけ振動を続けた後に停止する。
【0044】
以上のように、この第2の実施の形態のパチンコ遊技機によれば、載置装置155は、第1振動装置156aと第2振動装置156bとを備え、権利状態が発生した場合には、第1振動装置156aを振動させることにより権利状態発生時の(第3種始動入賞口への球の入賞に基づき第2の変動入賞装置を開放するサイクル遊技を発生させるための)操作ハンドル142の適正操作位置を、権利状態が終了した場合には、第2振動装置156bを振動させることにより通常時の操作ハンドル142の適正位置を、遊技者に報知するので、第1振動装置156aまたは第2振動装置156bの何れが振動したかに応じて、遊技者は操作ハンドル142の適正操作位置を知ることができる。よって、遊技者は遊技状態に応じて適切に操作ハンドル142を操作することができる。
【0045】
なお、第2の実施の形態では、権利状態を発生した場合と終了した場合の操作ハンドル142の適正操作位置を、第1振動装置156aまたは第2振動装置156bの何れが振動したかにより、遊技者に報知するとした。しかし、これに限らず、例えば、第1の変動入賞装置内に遊技球を入賞すべき状態となった場合等に、遊技球の適正発射勢を遊技者に報知するとしても良い。
また、本実施例の第3種のパチンコ遊技機に限られるものではなく、例えば、第1種のパチンコ遊技機のように、大当たりを発生して大入賞口へ遊技球を入賞べき状態となった場合等に、第1振動装置156aまたは第2振動装置156bの何れかを振動させることにより、遊技球の適正発射勢を遊技者に報知するとしても良い。
【0046】
また、本発明はこの実施の形態のパチンコ遊技機に限られるものではなく、例えば、その他のパチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機、パチスロ遊技機、スロットマシン等の遊技機にも適用可能である。
また、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0047】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、遊技媒体の発射勢を調節するための操作ハンドルの近傍に、該操作ハンドルを操作する手を載せることが可能な載置装置を備えたので、遊技者は操作ハンドルを掴む手や腕にかかる負担を軽減できる。よって、遊技者は長時間遊技を行っても疲れ難くなる。また、この載置装置には手に振動を伝達するための振動装置が設けられているので、遊技者は振動装置から発せられた振動による報知演出を載置装置に載せた手から体感することができる。また、例えば操作ハンドルを振動させる遊技機の場合とは異なり、操作ハンドルではなく載置装置が振動するので、該振動によって操作ハンドルがブレることはない。
また、振動装置を複数備え、該複数の振動装置のうち、操作ハンドルを操作すべき方向と対応する側の振動装置を振動させることにより、遊技状態に応じて変化する遊技媒体の適正発射勢を遊技者に報知するので、遊技者は振動装置の振動する位置により操作ハンドルの適正操作位置を知ることができる。よって、遊技者は遊技状態に応じて適切に操作ハンドルを操作することができる。
【0048】
請求項2記載の発明によれば、載置装置の上下位置を、遊技者の操作により調節するための載置装置位置調節手段を備えるので、遊技者が該遊技者自身の手の位置や大きさ等に合わせて載置装置の位置を調節できる。よって、遊技者は手や腕により負担のかかり難い状態で遊技を行うことができる。
【0049】
請求項3記載の発明によれば、遊技機の幕板の前面に載置装置を着脱可能に取り付けるための取付部を備えているので、例えば遊技店側で載置装置を取り付けるか否かを選択することができる。
【0050】
請求項4記載の発明によれば、手載置面が柔軟部材で構成されているので、載置装置に載せた遊技者の手を柔軟部材によってソフトに支持することができる。よって、例えば長時間遊技し続けても、載置装置により心地よく支持し続けることができる。
【0051】
請求項5記載の発明によれば、遊技者は遊技媒体の貸し出し操作を手元で容易に行うことができる。また、遊技媒体の貸し出し操作を行うためのカード操作部を突出部の上面であって操作ハンドルよりも外側に配置したので、カード操作部を上皿よりも低い位置に備えたにも関わらず、上皿からこぼれた遊技球が、球貸スイッチに当たって余分に遊技球が排出されたり、返却スイッチに当たって勝手にカード返却されたりする心配はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機の正面図である。
【図2】載置装置を示す拡大斜視図である。
【図3】載置装置の手載置面に手を載せた状態で操作ハンドルを握っている場合の操作ハンドルと載置装置付近の概略側面図である。
【図4】載置装置の手載置面に手を載せた状態で操作ハンドルを放している場合の操作ハンドルと載置装置付近の概略側面図である。
【図5】遊技者の操作により調節するための載置装置位置調節手段を備える場合の載置装置付近の概略正面図である。
【図6】載置装置を着脱可能に取り付けるための取付部を備える場合の載置装置及び取付部付近の概略図である。このうち、(a)は載置装置及び取付部付近の概略斜視図であり、(b)は取付部付近の概略側面図であり、(c)は載置装置を取り付けた状態の載置装置及び取付部付近の概略側面図である。
【図7】図6(c)のB−B矢視断面図である。
【図8】操作ハンドルを操作する手を該載置装置に載せた際に手の当たる部分が柔軟部材で構成されている場合の載置装置の一部を拡大した概略正面図である。
【図9】カード用操作部を備えた場合の載置装置を遊技機の鉛直上方から見た概略図である。
【図10】複数の振動装置を設けた場合の載置装置を示す拡大斜視図である。
【図11】遊技状態に応じて変化する遊技球の適正発射勢を遊技者に報知する制御を説明するためのタイムチャートである。
【符号の説明】
100 パチンコ遊技機(遊技機)
142 操作ハンドル
150 幕板
154 位置調節ツマミ(載置装置位置調節手段)
155 載置装置
155a 手載置面
155b 本体部
155c 突出部
156 振動装置
156a 第1振動装置(振動装置)
156b 第2振動装置(振動装置)
158 カード用操作部
158a 球貸スイッチ(カード用操作部を構成する)
158b 返却スイッチ(カード用操作部を構成する)
158c カード残高表示装置(カード用操作部を構成する)
160 取付部
Claims (5)
- 所定条件の成立に基づき特定の遊技価値を付与可能な遊技機において、
遊技媒体の発射勢を調節するための操作ハンドルの近傍に、該操作ハンドルを操作する手を載せることが可能な載置装置を備え、
この載置装置には、凹面状に構成された手載置面が前記操作ハンドルの下方の位置となるように設けられ、当該載置装置の内部に該手載置面に載せた手に振動を伝える振動装置が左右方向に並んだ状態で複数設けられ、
前記複数の振動装置のうち、前記操作ハンドルを操作すべき方向と対応する側の振動装置を振動させることにより、遊技状態に応じて変化する遊技媒体の適正発射勢を遊技者に報知することを特徴とする遊技機。 - 前記載置装置の上下位置を、遊技者の操作により調整するための載置装置位置調整手段を備えることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
- 当該遊技機の本体枠の下部に備えられる幕板の前面に前記載置装置を着脱可能に取り付けるための取付部を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。
- 前記手載置面が柔軟部材で構成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の遊技機。
- 前記載置装置は、
上面に前記手載置面が形成される本体部と、前記本体部の左右方向の一側方より側方に向けて突出する突出部と、を備えるとともに、
遊技媒体の貸し出し操作を行うためのカード用操作部を前記突出部の上面であって前記操作ハンドルよりも外側となるように配設することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の遊技機。
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