JP4735588B2 - 景品取得ゲーム機及び物体把持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、把持アームによって物体である景品を取得する景品取得ゲーム機及び物体把持装置に関する。
筐体の内部に収納された景品の獲得を目的とするゲーム装置として、UFOキャッチャー(登録商標)と呼ばれる景品取得ゲーム機(以下、ゲーム機という)が知られている。
このようなゲーム機では、2つ又は3つの押しボタンを使用してクレーンを操ることになるが、たとえば2ボタンの機種の場合、景品ダクト上に位置しているクレーンを、第1ボタンで左右いずれか(単方向のみ)に移動させる。押下中はクレーンが限界点に到達する以前であれば動き続け、第1ボタンを離すとクレーンの移動が停止し、第1ボタンを再押下してもそれ以上は動かないようになっている。
次に、第2ボタンを押下すると、クレーンが筐体の奥方向に移動する。ここでクレーンは第2ボタンを離すか、あるいは限界点に達するまで動き続ける。以降は自動的に、一対の把持アームが開く→クレーンが降下する→一対の把持アームが閉じる(たとえば景品を掴む動作)→クレーンが上昇する→クレーンがダクト上に移動する→一対の把持アームが開く(たとえば掴んだ景品を落下させる動作)→一対の把持アームが閉じる、という動作が行われる。
ところで、このようなゲーム機では、景品を挟んで吊り上げて遊ぶだけなので、ゲーム進行が単調となり遊技者に飽きられてしまうおそれがある。すなわち、把持アームを水平2軸方向へ移動させて景品の真上にくるように位置決めし、把持アームで景品を掴むとき、把持アームを開いた状態で上から真下へ向けて垂直に降下させ、景品に達したところで把持アームが閉じるだけである。そのため、景品を掴む方向は上からの一方向に限られることになの、プレイフィールド上に積まれている景品のうち最も上側の景品しか掴むことができず、面白味に欠け、飽きられやすいという問題がある。
また、景品を上からしか掴めないため、景品の置き方も制限されてしまうことから、筐体内部の空間を有効に利用できないという問題もある。
このような問題を解消するようにしたものとして、たとえば特許文献1では、景品キャッチャーが伸縮自在な伸縮ブームの先端に取り付けられ、上記伸縮ブームの基端部は、プレイフィールド室内の所望位置に保持された水平軸を中心に揺動可能に支承されると共に、景品キャッチャー制御装置が、プレーヤの操作に基づき、少なくとも、上記水平軸を中心とする伸縮ブームの揺動角と、伸縮ブームの伸縮動作と、景品キャッチャーの把持アームの開閉動作とを制御し得るよう構成したクレーンゲーム機を提案している。
特開2003−062323号公報
上述した特許文献1に示されているクレーンゲーム機では、把持アームを有する景品キャッチャーを取り付けている伸縮ブームの基端部を、プレイフィールド室内の所望位置に保持された水平軸を中心に揺動可能に支承しているので、景品キャッチャーが景品を掴むことのできる方向が従来より大幅に拡張されることから、ゲームの面白さが向上し、併せて景品の配列の自由度が高められるようになっている。
ところが、このようなクレーンゲーム機では、把持アームを有する景品キャッチャーを取り付けている伸縮ブームの基端部を揺動可能とすることで、景品キャッチャーによる景品の掴むことのできる方向が拡張されるようにしているものの、景品キャッチャーによる景品の掴むことのできる方向は伸縮ブームの軸回り方向に限られてしまうという課題があった。
また、把持アームを有する景品キャッチャーによる景品の掴むことのできる方向が伸縮ブームの軸回り方向に限られてしまうと、プレイフィールド室内での景品の配列も景品キャッチャーによる景品の掴むことのできる方向に制限されることから、景品の配列の自由度にも限界を生じてしまうという課題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、把持アームを有する物体把持装置による景品を掴むことができる方向の制約を大幅に緩和することができ、併せて景品の配列の制約も大幅に緩和することができる景品取得ゲーム機及び物体把持装置を提供することを目的とする。
本発明に係る景品取得ゲーム機は、遊戯者によって操作される操作手段と、景品を収納するプレイフィールドと、前記景品を掛止又は把持するアーム部を備えた把持部と、前記操作手段の操作に応じて、前記把持部を所定方向に移動される移動機構と、前記把持部を吊り下げる少なくとも2以上のワイヤと、前記把持部に付けられ、かつ、前記ワイヤが各々取り付けられる2以上のワイヤ取付部と、前記移動機構に設けられ、前記ワイヤの導出量をそれぞれ調整する、各ワイヤに対応した少なくとも2以上の駆動機構部と、を備え、互いに離れた前記駆動機構部の各定位置から前記ワイヤが前記ワイヤ取付部に取り付けられることによって前記把持部を吊り下げ、前記駆動機構部の各々の調整によって、前記把持部の前記景品と当接する面が少なくとも上下方向に回動することを特徴とする。
また、前記駆動機構部は、少なくともいずれか一方の駆動機構部の位置が調整可能であるようにしてもよい。
また、前記駆動機構部は、前記各定位置に設けられたモータであって、前記ワイヤの導出量を前記モータによって巻回または導出することで制御するワイヤ制御部を各々有するようにしてもよい。
また、前記ワイヤ取付部は、少なくとも1のワイヤ取付部が前記駆動機構部のうち、前記ワイヤ取付部に対応する1の駆動機構部の導出・巻回によって、前記アーム部が回動するように取り付けられているようにしてもよい。
また、前記ワイヤ制御部は、前記ワイヤに張力が生じるように前記ワイヤの導出量を制御するようにしてもよい。
また、前記ワイヤ制御部は、さらに前記ワイヤに生じる張力の有無を検出する張力検出手段を備えるようにしてもよい。
また、前記景品取得ゲーム機は、さらに複数の景品載置棚を備えるようにしてもよい。
本発明の物体把持装置は、物体を掛止又は把持するアーム部を備えた把持部と、前記把持部を吊り下げる少なくとも2以上のワイヤと、前記把持部に付けられ、かつ、前記ワイヤが各々取り付けられる2以上のワイヤ取付部と、前記ワイヤの導出量をそれぞれ調整する各ワイヤに対応した、少なくとも2以上の駆動機構部と、を備え、互いに離れた前記駆動機構部の各定位置から前記ワイヤが前記ワイヤ取付部に取り付けられることによって前記把持部を吊り下げ、前記駆動機構部の各々の調整によって、前記把持部の前記景品と当接する面が少なくとも上下方向に回動することを特徴とする。
本発明の景品取得ゲーム機及び物体把持装置では、所定の複数の定位置から伸び、物体を把持する把持機構部に異なる位置で取り付けられた複数のワイヤの、定位置から伸びる長さを所定の張力を有した状態で可変に駆動することで、把持機構部の空間位置を移動させつつ、その移動にあわせて把持機構部が物体を把持する向きを変えることができる。
本発明の景品取得ゲーム機及び物体把持装置によれば、把持アームを複数のワイヤで移動させるとともに、ワイヤの取付位置を適当な位置とすることで、把持アームの向きを上下方向に回動可能としたので、把持アームを有する物体把持装置による景品を掴むことができる方向の制約を大幅に緩和することができ、併せて景品の配列の制約も大幅に緩和することができる。
本実施形態では、景品を掴み取るクレーンゲーム機に関するものであって、景品を掴み取る把持装置(把持アーム)をたとえば2本のワイヤで吊す。そして奥行き方向(縦方向)と上下方向(垂直方向)の移動を、それらワイヤの長さをモータで制御することで実現する。また、従来の把持装置は、下向きに把持アームが開く構造であったが、本実施形態では、把持装置に対するたとえば2本のワイヤの取付け位置を適当に設定することで、場所によって上下方向に向きを変える。これによって、景品を背面側にも陳列し、横方向からも掴めるようにした。
以下、本発明の実施例の詳細について説明する。図1は本発明の景品取得ゲーム機の一実施例を示す斜視図であり、図2は図1の景品取得ゲーム機を上部方向から見た場合の斜視図である。
これらの図に示す景品取得ゲーム機である、クレーンゲーム機(以下、単にゲーム機という)1は、箱型の景品収容部10と、この景品収容部10を載置する基台20とを備えている。
景品収容部10は、ぬいぐるみ等の景品11を収容するものであり、少なくともその前面12a及び側面12b,12cが透明な樹脂又はガラスの板状部材によって構成されている。このように、少なくともその前面12a及び側面12b,12cを透明とすることで、遊技者(プレーヤ)は正面及び左右から景品11の位置等の収容状態を確認することができるようになっている。
また、景品収容部10の背面12dは、下から順に板状の第1から第4の景品棚31a〜31dが設けられている。それぞれの景品棚31a〜31dには、ぬいぐるみなどの景品11が配されている。これら景品棚31a〜31dの間隔は同一でもよいし異なってもよい。
また、景品収容部10の底部には、たとえば吊り上げた景品11を投入するための略筒状の景品投入部13が略垂直方向に設けられている。なお、この景品投入部13は、後述の取出口24に連通している。また、景品投入部13は必ずしも配設される必要はなく、前記底部に前記取出口へ直接連通している形態で構成されてもよい。
景品収容部10の内部上面には、図2に示すように、第1及び第2のワイヤ243,244によって吊り下げられる物体把持システム100を、横方向(X方向)と縦方向(Y方向)と垂直方向(Z方向)に移動させる移動機構部200が設けられている。
ここで、物体把持システム100を横方向(X方向に)に移動させるために、移動機構部200は、所定の間隔で配され横方向(X方向)に互いに平行に延びる2本の横行用固定レール201を有している。横行用固定レール201には、モータ支持用縦レール202が横方向(X方向)に移動自在となるように取り付けられている。
また、モータ支持用縦レール202の両端部近傍には、第1及び第2のZメカ241,242が取り付けられている。第1のZメカ241は第1のワイヤ243が取り付けられたモータであり、第1のZメカ241は、第1のワイヤ243を巻取り又は導出し、第1のワイヤ243の長さを制御する。
同様に、第2のZメカ242は第2のワイヤ244が取り付けられたモータであり、第2のZメカ242は、第2のワイヤ244を巻取り又は導出して第2のワイヤ244の長さを制御する。第1及び第2のZメカ241,242には、第1及び第2のワイヤ243,244の導出量を検出する回転量検出第1センサ130及び回転量検出第2センサ131が備わっている。
第1及び第2のワイヤ243,244の第1及び第2のZメカ241,242が取り付けられていない端部は、物体把持システム100に取り付けられている。そこで、第1及び第2のZメカ241,242を駆動させ、第1及び第2のワイヤ243,244の長さを制御することで、物体把持システム100の縦方向(Y方向)及び垂直方向(Z方向)に移動させることができる。
また、物体把持システム100に対する第1及び第2のワイヤ243,244の取り付け位置を、所望の距離だけ離間させることで、物体把持システム100の向きを上下方向に所定の範囲で回転させることができる。この物体把持システム100の縦方向(Y方向)及び垂直方向(Z方向)の移動、及び向きの上下方向への回転については、後述する。なお、第1及び第2のワイヤ243,244は、物体把持システム100に対する電力供給線として機能してもよいし、物体把持システム100を制御する信号線として機能してもよい。その場合、別途電力供給線や制御信号線を設ける必要が無くなる。
また、第1及び第2のZメカ241,242は、それぞれ第1及び第2のワイヤ243,244に作用する張力の有無、つまり弛みを検出する第1及び第2のテンションセンサ261,262を有する。第1及び第2のテンションセンサ261,262で検出される張力の有無を検知することで、物体把持システム100が景品11もしくは景品収容部10の底面に届くまで、第1及び第2のテンションセンサ261,262の張力を維持することが可能となる。
そして第1及び第2のテンションセンサ261,262の張力を維持することで、把持アーム120の向きを景品11側に保持することが可能となる。第1及び第2のテンションセンサ261,262の詳細な機能については後述する。
また、横行用固定レール201側には、第1及び第2のZメカ241,242を取り付けているモータ支持用縦レール202を横方向(X方向)に移動させるX方向移動モータ240が取り付けられている。
物体把持システム100は、把持機構部110と、一対の把持アーム120とを有している。なお、ここでは、把持アーム120が一対である場合を示しているが、把持アーム120は1個であってもよいし、3個以上であってもよい。また、これらの一対の把持アーム120は、通常は閉じた状態となっており、景品11を掴むときに開いたりするように構成されているが、その詳細については後述する。なお、本実施形態においては、前記物品を把持する物体把持システムを用いて説明をしているが、前記システムは把持のみに限定されるものではなく、例えば、前記把持アームが物体に掛止するのみのフック形状を備えたものであってもよく、さらに把持アームが伸長し、物体に掛止した後、伸長した把持アームが縮小する、伸縮アーム形状を備えた機構で構成されてもよい。
一方、図1に示す基台20には、遊技者がプレイ操作を行うための操作卓21が設けられている。図3は、操作卓21の外観を示す斜視図である。
この操作卓21には、上述した物体把持システム100の一対の把持アーム120を所望の景品11に対応する位置に停止させるための複数の操作手段22が設けられている。ここで、操作手段22には、物体把持システム100の一対の把持アーム120を横方向(X方向)の所定位置まで移動させるための第1ボタンスイッチ22aと、第1ボタンスイッチを操作した後に物体把持システム100の一対の把持アーム120を縦方向(Y方向)の所定の位置まで移動させるためのレバー22b、及び物体把持システム100の一対の把持アーム120を垂直方向(Z方向)の所定の位置で停止させる第2ボタンスイッチ22cが設けられている。
また、操作卓21には、プレイの際に遊技者がコインを投入するコイン投入口23等が設けられている。操作卓21の下方には、上述した景品投入部13に連通している景品の取出口24が設けられている。また、操作卓21の下方には、開閉扉25が設けられている。
この開閉扉25の内側には、店舗の管理者等がゲーム機1の各種設定を行うための操作ボタン及び操作ダイヤルや、液晶パネル等のインタフェース(図示せず)等が設けられている。ここで、店舗の管理者等が操作ボタン等を操作して各種設定を行うと、基台20内部に設けられているコンピュータが、その設定に基づいてゲーム機1の動作を制御するようになっている。
図4は、上述した物体把持システム100を説明する図であり、図4(a)は内部構成等を説明するための正面図であり、図4(b)は第1及び第2のワイヤ243,244が取り付けられた状態を説明する側面図である。
図4(a)に示すように、物体把持システム100の把持機構部110には、動力源としての把持モータ(m)111と、この把持モータ(m)111の回転出力に基づいて把持アーム120を開閉駆動するラック及びピニオン等を有するアーム開閉機構部と、把持アーム120により上述した景品11を把持する際の最大把持力を決定するコイルバネ113と、ブラケット114に回動自在となるように取り付けられたアームベース115とが設けられ、これらがカバー110aによって覆われている。このカバー110aは、楕円球の形状を有している。
ここで、把持アーム120の先端には景品11を掴んだり引っ掛けたりする爪123が取り付けられている。
このような物体把持システム100では、把持モータ(m)111が正転駆動又は逆転駆動すると、その駆動力が後述のピニオンに伝達され、そのピニオンの駆動力によってラックが左右に移動する。この動作により、把持アーム120の開閉が行われるようになっている。
そして、図4(b)に示すように、物体把持システム100の側面図において、カバー110aは、本図楕円形状の中心部分から鉛直下向きに、所定の幅で、アーム可動溝131が形成されており、把持アーム120が開閉した際に、障害とならないように構成されている。
また、カバー110a外縁の頂部、換言すると、図示の楕円形状の短軸の上端部分に第1ワイヤ取付部151を介して第1のワイヤ243が取り付けられている。
また、カバー110a外縁の赤道部分、換言すると、図示の楕円形状の長軸の右端部分に第2ワイヤ取付部152を介して第2のワイヤ244が取り付けられている。つまり、第1ワイヤ取付部151は、把持アーム120の向きと反対側のカバー110aに設けられており、第2ワイヤ取付部152は、把持アーム120の開閉方向に対して略90°移動したカバー110aに設けられている。なお、後述するように前記第2ワイヤ取付部152は、任意の箇所に取付可能である。
次に、以上の構成の物体把持システム100の縦方向(Y方向)と垂直方向(Z方向)の動きについて説明する。
図5は、ゲーム機1の内部を側面方向から見た図である。本図に示す物体把持システム100の位置が、ゲーム開始時のホームポジションとなり、ゲーム開始時には、本図に示す位置から物体把持システム100が動き出し、終了時にはこの位置に物体把持システム100が戻ってくる。本図右側が前面12a側となっている。床12eには、前面12a側から背面12dに向けて、第1〜5の景品11a〜11dが配されている。
また、背面12dには、下から順に第1〜4の景品棚31a〜31dが設けられている。そして、各景品棚31a〜31dには、第6〜第9の景品11f〜11iが載せられている。
上方には、前面12aと背面12dの近傍にそれぞれ設置された2本の横行用固定レール201に、モータ支持用縦レール202が上述した横方向(X方向)、本図では紙面法線方向に、移動可能に取り付けられている。
モータ支持用縦レール202の前面12a側の端部近傍で、横行用固定レール201より左側に、第1のZメカ241が取り付けられている。第1のZメカ241には第1のワイヤ243が導出又は巻回可能に取り付けられている。そして、第1のZメカ241から延びる第1のワイヤ243は、物体把持システム100の第1ワイヤ取付部151に取り付けられている。
同様に、モータ支持用縦レール202の背面12d側の端部近傍で、横行用固定レール201より右側に、第2のZメカ242が取り付けられている。第2のZメカ242には第2のワイヤ244が導出又は巻回可能に取り付けられている。そして、第2のZメカ242から延びる第2のワイヤ242は、物体把持システム100の第2ワイヤ取付部152に取り付けられている。
そして、第2のZメカ242のモータ支持用縦レール202における取付位置は、縦方向(Y方向)、本図では左右方向に、調整可能となっている。この位置は、第2のワイヤ244が垂直になった際に、第1から第4の景品棚31a〜31dの先端部分直前の接しない位置になるように、調整することができる。
また、このとき、第1のワイヤ243は、略鉛直方向に延びており、前記把持システムを略球状のものと見なした際に、第1ワイヤ取付部151が略0°の位置、第2ワイヤ取付部152が略270°の位置となっており、その結果、把持アーム120の把持方向は下向きとなっていることが望ましい。
ただし、必ずしも第2ワイヤ取付部152が略270°の位置になる必要はない。つまり、図示されないが、第1のZメカ241から延出する第1のワイヤ243を略鉛直方向に伸ばした第1の延長線と、第2のZメカ242から延出する第2のワイヤ244を延出方向に伸ばした第2の延長線とが把持システム100の重心位置で交差したと仮定した際に、モータ支持用縦レール202の長手方向の辺と、第1の延長線と、第2の延長線とで構成される略三角形状の一辺のうち、第2の延長線よりも外側(本図では左方向)に第2のワイヤ244が位置されるように第2ワイヤ取付部152が配設されてあれば、任意の箇所に配設可能である。
したがって、上記のように配設された第2のワイヤ取付部152に取り付いている第2のワイヤ244が第2のZメカにより導出・巻回されることにより、第2のワイヤ取付部152が上下方向へ回動するため、前記把持アーム120の把持方向が上下方向に向くことが可能となっている。
物体把持システム100がホームポジションに位置している場合、その真下には景品投入部13がある。なお、該景品投入部13は必ずしも物体把持システム100がホームポジションに位置している場合に必ずしも真下にある必要はなく、景品11が載置されている所(景品収容部10)の任意の場所に景品投入部を配設することも可能である。
図6は、Y方向の基準位置の真下に配された第1の景品11aを把持するときの物体把持システム100及び第1及び第2のワイヤ243,244の位置関係を示している。図7は、Y方向の基準位置真下の第1の景品11a部分を把持する様子を示すために図6の一部を拡大して図示したものである。
図7(a)に示すように物体把持システム100は、Y方向の基準位置から真下(図中の矢印A方向)に向かって移動するが、このとき、物体把持システム100の荷重は、主に第1のワイヤ243によって支えられている。同時に、第2のワイヤ244には張力がかかるように第2のZメカ242が制御している。このため、物体把持システム100が左右に回転することはない。また、物体把持システム100が移動するときには、把持アーム120は開いた状態となっている。
そして、図7(b)に示すように、物体把持システム100が、第1の景品11aに接触する、または、床12eに接触すると、物体把持システム100の降下が停止する。第1の景品11aとの接触は、その接触によって第1のワイヤ243に生じている張力がゼロになったことを第1のテンションセンサ261が検知することで判断する。また、床12eとの接触は、第1のワイヤ243が所定の長さとなったこと、つまり第1のワイヤ243の導出量で判断してもよいし、第1のテンションセンサ261が検知する張力がゼロになったことによって判断してもよい。
第1の背景品11a又は床12eに接触したと判断されると、把持アーム120を閉じ第1の景品11aを真上方向から掴む動作が行われる。
次に、図8及び図9を用いて、床11eの奥行き方向中央付近に置かれている第2〜4の景品11b〜11dを掴む動作について説明する。図8は、特に、第4の景品11dを把持するときの物体把持システム100及び第1及び第2のワイヤ243,244の位置関係を示している。図9は、第4の景品11d部分を把持する様子を示すために図8の一部を拡大して図示したものである。
図9(a)に示すように物体把持システム100は、Y方向の基準位置から左斜め下方向(図中の矢印B方向)に向かって移動するが、このとき、物体把持システム100の荷重は、第1及び第2のワイヤ243,244の両方に支えられている。このとき、第1ワイヤ取付部151は本図時計回りに下方向に回転し、第2ワイヤ取付部152は本図時計回りに上方向に回転する。その回転に伴って、把持アーム120の向きが、図7に示した真下方向から上方向に回転し、左斜め下方向になる。また、このときも、第1及び第2のワイヤ243,244の両方に張力がかかるように第1及び第2のZメカ241,242が第1及び第2のワイヤ243,244の導出量を制御している。このため、物体把持システム100が左右に回転することはない。
そして、図9(b)に示すように、物体把持システム100が下降して、第4の景品11dに接触する、または、床12eに接触すると、物体把持システム100の降下が停止する。この接触の検知は、第4の景品11dとの接触は、その接触によって第1又は第2のワイヤ243,242の少なくとも一方の張力がゼロになったことを第1又が第2のテンションセンサ261,262が検知することで判断する。
第4の背景品11d又は床12eに接触したと判断されると、把持アーム120を閉じ、第4の景品11dを左斜め下方向に向かうように掴む動作が行われる。
次に、図10及び図11を用いて、床11eの一番奥に置かれている第5の景品11e及び第1〜第4の景品棚31a〜31dに置かれている第6〜9の景品11f〜11iを掴む動作について説明する。図10は、特に、上から2段目の第3の景品棚31cに置かれている第8の景品11hを把持するときの物体把持システム100及び第1及び第2のワイヤ243,244の位置関係を示している。図11は、第8の景品11h部分を把持する様子を示すために図10の一部を拡大して図示したものである。
図11(a)に示すように物体把持システム100は、Y方向の基準位置から左斜め下方向(図中の矢印C方向)に向かって移動するが、このとき、物体把持システム100の荷重は、第1及び第2のワイヤ243,244の両方に支えられている。このとき、第1ワイヤ取付部151は本図時計回りに下方向に回転し、第2ワイヤ取付部152は本図時計回りに上方向に回転する。その回転に伴って、把持アーム120の向きは斜め下方向となっているが、図9に示した方向よりも上方向に回転している。また、このときも、第1及び第2のワイヤ243,244の両方に張力がかかるように第1及び第2のZメカ241,242が第1及び第2のワイヤ243,244の導出量を制御している。このため、物体把持システム100が左右に回転することはない。
そして、図11(b)に示すように、物体把持システム100が第3の景品棚31cに置かれている第8の景品11hに接触すると、物体把持システム100の荷重は、第2のワイヤ244に全て作用するため、第1のワイヤ243の張力は無くなる。第1のテンションセンサ261が第1のワイヤ243の張力がゼロになったことを検知すると、物体把持システム100の移動が停止する。
このとき、第2のワイヤ244は、ほぼ鉛直方向に延びており、第2ワイヤ取付部152が略0°の位置にあり、第1ワイヤ取付部151が略90°の位置となり、この位置関係により、把持アーム120は把持方向を略水平方向(本図では左方向)に向けることが可能である。
なお、必ずしも第1ワイヤ取付部151が略90°、第2ワイヤ取付部152が略0°の位置になる必要はない。つまり、上述したように、図5に示すようにホームポジションに把持システム100がある時に、第2の延長線よりも外側(本図では左方向)に第2のワイヤ243が位置されるように第2ワイヤ取付部152が配設されてあれば、任意の箇所に配設可能である。
次に、物体把持システム100の上記の動きを制御する構成について説明する。
図12は、ゲーム機1の制御系300の詳細について説明するための機能ブロック図である。
まず、制御系300は、メイン制御部310、ROM(Read Only Memory)320、RAM(Random Access Memory)321、I/F(インタフェース)322、移動機構駆動部323、張力センサ駆動部324、位置検出センサ駆動部325、把持モータ駆動部326を備え、これらはデータバス328を介して接続されている。
メイン制御部310は、制御部311、位置検出認識部313、移動モータ回転量調整部316、把持モータ回転量調整部317を備えている。なお、これらのメイン制御部310を構成する各部は、ハードウェア構成としてもよいし、ソフトウェア構成としてもよい。
制御部311は、ROM320に格納されている所定の制御プログラムに基づいて、各部の動作を制御する。制御部311による主な制御としては、操作手段22の操作に応じて移動機構部200を駆動させ、物体把持システム100を横方向(X方向)、縦方向(Y方向)、垂直方向(Z方向)へ移動させることである。
位置検出認識部313は、回転量検出第1センサ130及び回転量検出第2センサ131による検出結果に応じて、物体把持システム100の縦方向(Y方向)及び垂直方向(Z方向)の位置を認識する。回転量検出第1センサ130及び回転量検出第2センサ131は、上述したように第1及び第2のZメカ241,242に取り付けられている。
縦方向(Y方向)及び垂直方向(Z方向)は、第1及び第2のワイヤ243,244の長さで求められる。つまり、第1及び第2のZメカ241,242の距離は、少なくとも遊戯中は固定されているため、第1及び第2のZメカ241,242から導出されている第1及び第2のワイヤ243,244の長さから物体把持システム100の縦方向(Y方向)及び垂直方向(Z方向)の位置及び上下方向に回転している量(把持方向)を求めることができる。
なお、さらに前記物体把持システム100の位置等を求めるために、該システムにX,Y,Z方向の位置を検出する3軸センサを設けたり、クレーンゲーム機1内部に受光素子を設け、前記物体把持システム100の内部に発光素子を設けたりして、前記位置等を検出するようにしてもよい。
移動モータ回転量調整部316は、移動機構部200の横行用固定レール201側に取り付けられているX方向移動モータ240による回転駆動量を調整するための調整値を求める。
把持モータ回転量調整部317は、把持モータ(m)111の回転駆動量を調整するための調整値と、各把持アーム120の爪123の開き幅や各把持アーム120の把持力を調整するための調整値とを求める。
張力センサ駆動部324は、第1のテンションセンサ261及び第2のテンションセンサ262において検出した第1のワイヤ243及び第2のワイヤ244に生じている張力の有無を取得する。
ROM320には、制御部311による制御に必要な所定の制御プログラムが格納されている。RAM321には、制御部311による所定の演算結果、位置検出認識部313による認識結果、移動モータ回転量調整部316による調整値、把持モータ回転量調整部317による調整値等が格納される。
I/F(インタフェース)322は、操作手段22の操作信号をメイン制御部310に転送する。移動機構駆動部323は、移動モータ回転量調整部316による調整値に応じて横行用固定レール201側に取り付けられているX方向移動モータ240、又はモータ支持用縦レール202側に取り付けられている第1及び第2のZメカ241,242を回転駆動させる。
位置検出センサ駆動部325は、回転量検出第1センサ130及び回転量検出第2センサ131を駆動し、回転量検出第1センサ130及び/又は回転量検出第2センサ131による反応結果をメイン制御部310に転送する。把持モータ駆動部326は、把持モータ回転量調整部317による調整値に基づき、把持モータ(m)111を駆動させる。
次に、第1のテンションセンサ261及び第2のテンションセンサ262の構成について説明する。第1のテンションセンサ261及び第2のテンションセンサ262は同じ構成を有しており、たとえば一般的なトルクセンサであってよく、第1のZメカ241及び第2のZメカ242のモータの回転軸に取り付けられ、その回転軸のトルクを測定することで、張力の有無を求めることができる。
また、単に張力の有無を検出すればよい場合であれば、図13に示すようなフォトセンサ270を使うこともできる。この構成の第1のテンションセンサ261と第2のテンションセンサ262では、バネなどの付勢手段271に取り付けられた遮光手段272が、第1及び第2のワイヤ243,244の張力の有無によって、左右に移動する。
図13(a)は、第1及び第2のワイヤ243,244に張力が生じている状態を示している。このとき、付勢手段271に取り付けられた遮光手段272が、第1及び第2のワイヤ243,244に張力が作用し付勢手段が伸張したことで右方向に移動し、フォトセンサ270の発光部275が発した光は受光部276で検知されている。
一方、図13(b)は、第1及び第2のワイヤ243,244に張力が作用していない状態を示している。このとき、付勢手段271に張力が作用しないため、縮んだ状態にあり、遮光手段272がフォトセンサ270の発光部275と受光部276の間に位置し、発光部275で発せられた光は受光部276で検知されない。
次に、ゲーム機1の操作及びその操作による物体把持システム100の動作を、図14〜17に示すフローチャートに基づいて説明する。
図14は、ゲーム機1の操作及びその操作による物体把持システム100の概要を説明するフローチャートである。
遊技者がコインをコイン投入口23に所定のコインを投入して遊技が開始される。すると、第1ボタンスイッチ22aに対する入力があるまで、物体把持システム100の移動は待機状態となる(S10のN)。そして、第1ボタンスイッチ22aが遊技者により押下されると(S10のY)、物体把持システム100は横方向(X方向)に移動し、所望の場所で停止する(S20)。
このS20の動作については、図15のフローチャートで説明する。S20の動作となると、まず、X方向移動モータ240が作動し正転する(S201)。これによってモータ支持用縦レール202が横方向(X方向)へ移動する。
モータ支持用縦レール202が限界位置に達すると(S202のY)、X方向移動モータ240は停止する(S203)。限界位置に達していない場合(S202のN)、第1ボタンスイッチ22aの押下が解除されオフとなると(S204)、X方向移動モータ240は停止する(S203)。そして、第1ボタンスイッチ22aの押下が継続し(S204のN)、モータ支持用縦レール202の限界位置に達しない間は(S202のN)、X方向移動モータ240は作動し続ける。
X方向移動モータ240が停止すると、このフローによる処理(S20)は終了し、図14のS30の処理に移り、把持アーム120が開く(S30)。そして、第1のZメカ241及び第2のZメカ242による物体把持システム100の縦方向(Y方向)と垂直方向(Z方向)の位置あわせ処理が開始する(S40)。
このS40の動作について、図16のフローチャートで説明する。S40の動作となると、まず、第1のZメカ241が作動し正転する(S401)。これによって、第1のワイヤ243が第1のZメカ241から導出され、物体把持システム100は下降する。このとき、第2のZメカ242は作動していないので、第2のワイヤ244の長さが固定されており、物体把持システム100は第2のZメカ242を中心とした円弧を描くように移動する。
第2のテンションセンサ262が第2のワイヤ244の張力を検出している場合(S402のN)、遊技者によるレバー22bに対する前方向への入力の有無を判断する(S404)。レバー22bへの入力があると(S404のY)、第2のZメカ242が作動し正転する(S405)。レバー22bに対する前方への入力が無い場合(S404のN)、レバー22bに対する後方への入力の有無を判断する(S406)。レバー22bに対する後方への入力があると(S406のY)、第2のZメカ242を逆転作動させる(S407)。
S402の処理で張力がないと判断された場合(S402のY)とS406の処理で、レバー22bに対する後方への入力がない場合(S406のN)、第2のZメカ242の作動は停止する(S403)。
S403、S405、S406の処理がなされると、つづいて、第1のテンションセンサ261が第1のワイヤ243張力が生じているか否かを判断する(S408)。オンの時、張力が発生していない。第1のテンションセンサ261がオフとなり張力が生じていると判断されると(S408のN)、第2ボタンスイッチ22cが押下されたかを判断する(S410)。第2ボタンスイッチ22cが押下されていない場合(S410のN)、S402の処理に戻る。
第1のテンションセンサ261がオンとなり張力が生じていないと判断された場合(S408のY)及び第2ボタンスイッチ22cが押下されたと判断された場合(S410のY)。第1及び第2のZメカ241,242は停止し(S409)、S40の処理は終了し、図14のS50の処理に移り、把持アーム120が閉じ、景品11を掴む動作が開始する(S50)。
S50の動作が終了すると、つづいて、物体把持システム100はホームポジションに戻り、景品を景品投入部13へ投入する動作を行う(S60)。
S60の処理の詳細を図17のフローチャートを用いて説明する。把持アーム120が閉じると(S50)、第1のZメカ241が逆転作動する(S601)。つづいて、第2のテンションセンサ262が第2のワイヤ244の張力の有無を判断し(S602)、張力が無い場合(S602のY)、第2のZメカ242は逆転作動し(S603)、S602の処理に戻る。
一方、S602の処理で、第2のワイヤ244の張力があると判断した場合(S602のN)、第2のZメカ242が正転作動し(S604)、第1のZメカ241が限界まで逆転作動したかを判断する(S605)。第1のZメカ241が限界まで逆転作動していないと判断されると(S605のN)、S602の処理に戻る。
第1のZメカ241が限界まで逆転作動したと判断されると(S605のY)、第1及び第2のZメカ241,242が停止し(S606)、つづいて、X方向移動モータ240が逆転作動を開始し、モータ支持用縦レール202を景品投入部13の上方へ移動開始させる(S607)。
X方向移動モータ240が限界まで逆転作動するまで(S608のN)、作動が継続し、限界まで逆転作動すると(S608のY)、X方向移動モータ240が停止する(S609)。これによって、S60の処理による物体把持システム100の景品投入部13への移動が終了し、図14のS70の処理へ進む。
そして、S70の処理として、把持アーム120が開き(S70)、景品11を把持していた場合、景品11を景品投入部13へ投入し、景品11を把持していない場合、単に、把持アーム120が開く動作となる。つづいて、把持アーム120は閉じ(S80)、物体把持システム100がホームポジションへ戻る(S90)。
なお、制御方法として、上記実施形態では第1のワイヤ243を第1のZメカ241の駆動によって、第2のZメカ242よりも先に導出させ、遊戯者の操作入力に応じて、第2のワイヤ244を導出・巻回することで把持システムを移動させる制御方法を記載したが、特開昭49−94095に記載されているようなロープの繰出量の制御方法を用いて、第1のワイヤ243と第2のワイヤ244を同時に導出・巻回する制御方法で実施することも可能である。
以上本実施形態によれば、把持アーム120を有する物体把持装置による景品を掴むことができる方向の制約を大幅に緩和することができる。また、景品11の配列の制約も大幅に緩和でき、たとえば従来、配置できなかった背面の縦方向にも景品を配置できる。また、奥行き方向に物体把持システムをレールに沿って移動させていた機構を省き、ワイヤを巻回するモータのみとしたため、必要とされるゲーム機の筐体の上部の空間を節約でき、筐体内部の空間を有効活用できる。
以上、本発明を実施の形態を元に説明した。しかし、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
所定の物を掴んで、所定の位置に運ぶような工作機械等にも適用可能である。
本発明の景品取得ゲーム機の一実施例を示す斜視図である。 図1の景品取得ゲーム機を上部方向から見た場合を示す斜視図である。 図1の景品取得ゲーム機の操作卓の外観を示す図である。 図1の景品取得ゲーム機を説明する図である。 図1の景品取得ゲーム機の内部を側面方向から見た図である。 図1の景品取得ゲーム機における、Y方向の基準位置の真下に配された第1の景品を把持するときの物体把持システム及び第1及び第2のワイヤの位置関係を説明する図である。 Y方向の基準位置真下の第1の景品を把持する様子を示すために図6の一部を拡大した図である。 図1の景品取得ゲーム機における、第4の景品を把持するときの物体把持システム及び第1及び第2のワイヤの位置関係を説明する図である。 第4の景品を把持する様子を示すために図8の一部を拡大した図である。 図1の景品取得ゲーム機における、上から2段目の第3の景品棚に置かれている第8の景品を把持するときの物体把持システム及び第1及び第2のワイヤの位置関係を説明する図である。 第8の景品を把持する様子を示すために図10の一部を拡大した図である。 図1の景品取得ゲーム機の制御系の詳細について説明するための機能ブロック図である。 第1のテンションセンサ及び第2のテンションセンサとして、フォトセンサの態様の一例を示した図である。 図1の景品取得ゲーム機の操作及びその操作による物体把持システムの概要を説明するフローチャートである。 図1の景品取得ゲーム機における、物体把持システムが横方向(X方向)に移動し、所望の場所で停止する処理の詳細を示すフローチャートである。 図1の景品取得ゲーム機における、第1のZメカ及び第2のZメカによる物体把持システムの縦方向(Y方向)と垂直方向(Z方向)の位置あわせ処理の詳細を示すフローチャートである。 図1の景品取得ゲーム機における、物体把持システムがホームポジションに戻り、景品を景品投入部へ投入する動作を行う処理の詳細を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ゲーム機
10 景品収容部
13 景品投入部
20 基台
21 操作卓
22 操作手段
22a 第1ボタンスイッチ
22b レバー
22c 第2ボタンスイッチ
24 取出口
25 開閉扉
31a〜31d 景品棚
100 物体把持システム
110 把持機構部
120 把持アーム
200 移動機構部
201 横行用固定レール
202 モータ支持用縦レール
210 移動基台
240 X方向移動モータ
241 第1のZメカ
242 第2のZメカ
261 第1のテンションセンサ
262 第2のテンションセンサ
300 制御系
310 メイン制御部
311 制御部
313 位置検出認識部
316 移動モータ回転量調整部
317 把持モータ回転量調整部
322 I/F
323 移動機構駆動部
324 張力センサ駆動部
325 回転量検出センサ駆動部
326 把持モータ駆動部
328 データバス

Claims (8)

  1. 遊戯者によって操作される操作手段と、
    景品を収納するプレイフィールドと、
    前記景品を掛止又は把持するアーム部を備えた把持部と、
    前記操作手段の操作に応じて、前記把持部を所定方向に移動される移動機構と、
    前記把持部を吊り下げる少なくとも2以上のワイヤと、
    前記把持部に付けられ、かつ、前記ワイヤが各々取り付けられる2以上のワイヤ取付部と、
    前記移動機構に設けられ、前記ワイヤの導出量をそれぞれ調整する、各ワイヤに対応した少なくとも2以上の駆動機構部と、
    を備え、
    互いに離れた前記駆動機構部の各定位置から前記ワイヤが前記ワイヤ取付部に取り付けられることによって前記把持部を吊り下げ、前記駆動機構部の各々の調整によって、前記把持部の前記景品と当接する面が少なくとも上下方向に回動する
    ことを特徴とする景品取得ゲーム機。
  2. 前記駆動機構部は、少なくともいずれか一方の駆動機構部の位置が調整可能であることを特徴とする請求項1に記載の景品取得ゲーム機。
  3. 前記ワイヤ取付部は、少なくとも1のワイヤ取付部が前記駆動機構部のうち、前記ワイヤ取付部に対応する1の駆動機構部の導出・巻回によって、前記アーム部が回動するように取り付けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の景品取得ゲーム機。
  4. 前記駆動機構部は、前記各定位置に設けられたモータであって、前記ワイヤの導出量を前記モータによって巻回または導出することで制御するワイヤ制御部を各々有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の景品取得ゲーム機。
  5. 前記ワイヤ制御部は、前記ワイヤに張力が生じるように前記ワイヤの導出量を制御することを特徴とする請求項4に記載の景品取得ゲーム機。
  6. 前記ワイヤ制御部は、さらに前記ワイヤに生じる張力の有無を検出する張力検出手段を備えることを特徴とする請求項5に記載の景品取得ゲーム機。
  7. 前記景品取得ゲーム機は、さらに複数の景品載置棚を備えることを特徴する請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の景品取得ゲーム機。
  8. 物体を掛止又は把持するアーム部を備えた把持部と、
    前記把持部を吊り下げる少なくとも2以上のワイヤと、
    前記把持部に付けられ、かつ、前記ワイヤが各々取り付けられる2以上のワイヤ取付部と、
    前記ワイヤの導出量をそれぞれ調整する各ワイヤに対応した、少なくとも2以上の駆動機構部と、
    を備え、
    互いに離れた前記駆動機構部の各定位置から前記ワイヤが前記ワイヤ取付部に取り付けられることによって前記把持部を吊り下げ、前記駆動機構部の各々の調整によって、前記把持部の前記物体と当接する面が少なくとも上下方向に回動する
    ことを特徴とする物体把持装置。
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