JP5213483B2 - 遊技支援機能を有するクレーンゲーム機 - Google Patents

遊技支援機能を有するクレーンゲーム機 Download PDF

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Description

本発明は、クレーンゲーム機において、クレーンキャッチャーの前回位置を記憶しその位置まで自動的に移動する機能を提供することにより、景品の取得に失敗したプレイヤの再挑戦を支援するクレーンゲーム機に関する。
クレーンキャッチャーによりプレイフィールドにある景品を掴んだり、掬ったりすることにより獲得するクレーンゲーム機が広く実施されている。
クレーンゲーム機で景品を確実に獲得するためには狙いを定めた景品の真上にクレーンキャッチャーを誘導するのが肝要である。
そのため特許文献1では操作盤をケーシングから取り外し自在な構成にすることにより、プレイヤが景品とキャッチャーの位置を正確に把握できるように移動するものを提供している。
一旦、取り損ねた景品を再度挑戦する場合、クレーンキャッチャーの移動位置をどのような位置にすれば、獲得できたかを前回の操作経験より把握できることが多い。
かかる場合、同じ位置または横方向や縦方向を少し修正すれば、獲得できるとプレイヤは考える。
しかしながら、今回のプレイにおいて特許文献1のようなクレーンゲーム機であっても、同じ位置にもたらすのは困難である。特に操作に不慣れなプレイヤにとっては、前回と同じ場所にキャッチャーを移動させることは難しく、遊技へのモチベーションが低下してしまう可能性があった。
特開2003−154162号公報
本発明の目的は、自動的にクレーンキャッチャーを前回位置へ移動する機能を設けることにより、前回取得し損ねた景品の再取得に対する難易度を低く感じさせ、遊技へのモチベーションを高めることができる遊技支援機能を有するクレーンゲーム機を提供することにある。
前記目的を達成するための本発明の請求項1はプレイエリアを横方向および縦方向にクレーンキャッチャーを移動させて景品を獲得するクレーンゲーム機において、直前にプレイしたクレーンキャッチャーの横位置および縦位置をそれぞれ記憶するキャッチャー位置記憶手段と、前記横方向の移動支援を行うための横移動支援操作手段と、前記縦方向の移動支援を行うための縦移動支援操作手段と、横方向にクレーンキャッチャーを移動させる横移動ボタンと、縦方向にクレーンキャッチャーを移動させる縦移動ボタンと、始点変更ボタンと、前記横移動支援操作手段が操作された場合、前記キャッチャー位置記憶手段から直前にプレイしたときのクレーンキャッチャーが移動した横位置を読み出し、該横位置に前記クレーンキャッチャーを駆動し、前記縦移動支援操作手段が操作された場合、前記キャッチャー位置記憶手段から直前にプレイしたときのクレーンキャッチャーが移動した縦位置を読み出し、該縦位置に前記クレーンキャッチャーを駆動し、前記始点変更ボタンを操作することにより前記キャッチャー位置記憶手段から直前にプレイしたときのクレーンキャッチャーが移動した横位置および縦位置を読み出し、該横位置および縦位置にクレーンキャッチャーを駆動する制御を行い、かつ、前記始点変更ボタン,前記横移動支援操作手段または縦移動支援操作手段の操作によって前記キャッチャー位置記憶手段で記憶された位置に移動した後、前記横移動ボタンまたは縦移動ボタンが操作された場合、操作量に応じた量だけ各方向にクレーンキャッチャーを駆動するための制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の請求項2は請求項1記載の発明において前記横移動支援操作手段および前記縦移動支援操作手段は、それぞれ横移動支援ボタンおよび縦移動支援ボタンであり、回転ボタンを有し、前記制御手段は前記回転ボタンの操作によりクレーンキャッチャーの回転方向を回転制御することを特徴とする。
本発明の請求項3は請求項2記載の発明において前記回転による制御は、前記回転ボタンを押している間クレーンキャッチャーを回転させ、前記回転ボタンを離すと回転を停止し、前記始点変更ボタン,前記横移動支援ボタンおよび前記縦移動支援ボタンは前記始点変更ボタンを先頭に一列に操作パネルに配置され、前記横移動ボタン,前記縦移動ボタンおよび前記回転ボタンは、一列に操作パネルに配置されたことを特徴とする。
上記構成によればクレーンキャッチャーの位置を座標ではなく、位置で記憶することによりプレイヤは再度同じ位置にクレーンキャッチャーを移動させてプレイを行うことができる。
また、クレーンの位置を横位置・縦位置というように別々に記憶し横移動のみの支援機能,縦移動のみの支援機能といった形態をとることができる。
さらに回転機能付きのクレーンと合わせることにより、前回と全く同じ位置においても前回とは異なる取り方ができる。
支援機能による移動後に通常移動が可能なため、前回とは少しだけ異なる位置で景品を狙うといった操作が可能である。
支援機能が有効であって通常の操作を可能にすることにより、今までのように全て自身で操作を行いたいプレイヤにも対応できる。
前回のプレイで景品の配置が少しだけ変わっている可能性が高いので、前回取れなかった位置がまた取れない位置であるとは限らないため、全く同じ位置でも景品が取れる可能性がある。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳しく説明する。
図1は本発明による遊技支援機能を有するクレーンゲーム機の外観を示す斜視図である。
クレーンゲーム機1の筐体天井にクレーンキャッチャー2が吊り下げられている。クレーンキャッチャー2はプレイヤの操作によって横方向および縦方向に移動可能である。プレイヤが縦横方向の位置を決定すると、クレーンキャッチャー2は下降し、プレイフィールド9に載置されている景品3をアーム10a,10bで掴む動作に進行する。
クレーンゲーム機1のプレイフィールド9は前面および側面に設けられている透明板8により仕切られており、プレイヤはクレーンキャッチャー2の位置や積み重なった景品3の位置関係を各角度から確認することができる。
クレーンゲーム機1筐体の前面側の操作パネル6に横移動と縦移動の操作ボタン,横移動と縦移動などの支援ボタンおよびコイン投入口などが設けられている。
また、操作パネル6の下部にコイン返却口7が、操作パネル6の側部下部に景品取り出し口5が設けられている。クレーンキャッチャー2はプレイヤの操作によって水平方向の位置決めがなされ、下降して景品を掴む動作をした後は、上昇して景品払い出し口4の位置まで移動し、アーム10a,10bを開き、元の位置に復帰する。クレーンキャッチャー2が景品を掴んでいれば、景品は景品払い出し口4に落下し、景品取り出し口5より払い出される。
図2は横移動と縦移動の機構および上下動・アーム駆動機構を説明するための図である。
クレーンキャッチャー2はアーム10a,10bを開閉動作させるモータ29,ギヤ28a〜28dなどからなるアーム駆動部43(図4参照)が内蔵されている。アーム駆動部43に伸縮自在なパーマネント形状のケーブル26が接続されている。上下動・アーム制御回路42(図4参照)からの駆動信号がケーブル26を介してアーム駆動部43に伝達されアーム駆動部43が駆動する。
クレーンキャッチャー2は4つの外筒を内挿させて伸縮自在にした伸縮筒11の他端に取り付けられている。伸縮筒11内部の上部にプーリ31が設けられ、伸縮筒11の下部先端部34に取り付けたワイヤ30がプーリ31に掛け渡されている。プーリ31にギヤ32aが固定され、ギヤ32aがモータ33の出力軸に固定されたギヤ32bに噛合している。上下動・アーム制御回路42(図4参照)からの駆動信号によりモータ33を駆動しワイヤ30の巻き取りや繰り出しを行うことができる。ワイヤ30の繰り出しにより、クレーンキャッチャーの重量で伸縮筒11は下降する。
また、伸縮筒11の下部にクレーンキャッチャー2を回転させるための回転用モータ47が内蔵されている。回転制御回路45(図4参照)からの駆動信号がケーブル26を介してモータ47に伝達され、モータ47が回転する。
伸縮筒11の端部は横移動基部12に取り付けられている。横移動基部12は断面が略コの形状であり案内レール13を跨いで案内レール13に移動可能に取り付けられている。案内レール13の上面に接して回転するローラ24a,24bが横移動基部12に設けられ、横位置駆動部40(図4参照)の駆動力によって横方向に円滑に移動することができる。
案内レール13の端部に縦移動基部27が取り付けられている。縦移動基部27は横移動基部12と同様、断面が略コの形状であり案内レール14を跨いで案内レール14に移動可能に取り付けられている。案内レール14の上面に接して回転するローラ25(2個)が縦移動基部27に設けられ、縦位置駆動部41(図4参照)の駆動力によって縦方向に円滑に移動することができる。
図3は操作パネル面の各ボタンの配置例を示す図である。
操作パネル6の上部に始点変更ボタン20,横移動支援ボタン21,縦移動支援ボタン22が横一列に配置されている。操作パネル6の下部に横移動ボタン15,縦移動ボタン16,回転ボタン17,コイン投入口18,残りプレイ回数表示部19が横一列に配置されている。始点変更ボタン20は前回プレイしたときの水平方向の位置に横移動基部12と縦移動基部27を移動させるためのものである。横移動支援ボタン21は前回プレイしたときの横位置に横移動基部12を移動させるためのものである。縦移動支援ボタン22は前回プレイしたときの縦位置に縦移動基部27を移動させるためのものである。
横移動ボタン15は支援機能を用いた後、または支援機能を用いることなくプレイヤが押すと横方向に横移動基部12を移動させ、離すと横移動基部12を停止させるものである。縦移動ボタン16は支援機能を用いた後、または支援機能を用いることなくプレイヤが押すと縦方向に縦移動基部27を移動させ、離すと縦移動基部27を停止させるものである。
回転ボタン17はプレイヤが押している間クレーンキャッチャー2を回転させ、離すとクレーンキャッチャー2の回転を停止するものである。
図4は本発明による遊技支援機能を有するクレーンゲーム機の回路の実施の形態を示すブロック図である。
コイン投入口18からコインが投入されるとコインが検出され、その情報はコイン関連装置52,入出力処理装置54を介してCPU35に伝達される。コイン投入の状態、すなわちコイン数・プレイ数などの設定値はバックアップメモリ53に格納される。操作パネル6の始点変更ボタン20,横移動支援ボタン21,縦移動支援ボタン22,横移動ボタン15,縦移動ボタン16および回転ボタン17の操作情報は入出力処理装置54を介してCPU35に送られる。CPU35から送られてくる残りプレイ回数の情報は入出力処理装置54を介して操作パネル6上の残りプレイ回数表示部19に表示される。
ROM39はクレーンゲーム機全体を制御する制御プログラムおよびゲームを実行するためのゲームプログラム、さらにクレーンゲーム機に必要なデータが格納されている。
CPU35はROM39から制御プログラムおよびゲームプログラムを読み込むことによりゲーム制御部35aの機能を実現する。
ゲーム制御部35aは、ゲーム機の待ち受け状態での制御,クレーンゲーム機開始時の制御,ゲーム実行時の制御,ゲーム終了時の制御等を行う。RAM38はCPU35がゲーム実行に際して行う演算等のための作業領域として使用される。また、プレイヤがプレイする毎に横位置と横位置の座標を横位置および縦位置記憶領域38aに記憶する。
横位置制御回路36,縦位置制御回路37,上下動・アーム制御回路42および回転制御回路45はCPU35とデータの送受信を行う。
ゲーム制御部35aはゲーム実行時にCPU35に送られる横移動ボタン15からの横方向の位置情報に基づき横位置駆動部40のモータを駆動する指令を送出する。同様に縦移動ボタン16からの縦方向の位置情報に基づき縦位置駆動部41のモータを駆動する指令を送出する。横方向および縦方向の位置が決定するとその位置情報はRAM38の横位置および縦位置記憶領域38aに記憶される。ゲーム制御部35aは回転ボタン17が押されると、回転制御回路45に回転用モータ47を駆動する指令を送出し、回転用モータ47は回転する。プレイヤが回転ボタン17を離すと、回転を停止させる。回転停止により、ゲーム制御部35aは上下動・アーム制御回路42にモータ33を下降動作をさせるための指令を送出する。これによりモータ33はワイヤ30を繰り出しクレーンキャッチャー2を所定の位置まで下降させる。そして、上下動・アーム制御回路42はモータ29を駆動してアーム10a,10bを開閉するための指令を送出する。
これによりクレーンキャッチャー2は景品を掴む動作に入り、その後、上下動・アーム制御回路42の制御の下に伸縮筒11は上昇させられ、さらに横位置制御回路36および縦位置制御回路37の制御によって元の位置に復帰する。
横移動支援ボタン21は支援機能が有効な場合、押されると、ゲーム制御部35aは前回のプレイ時に記憶された横位置に移動すべき指令を横位置制御回路36に送出し、横位置駆動部40によりクレーンキャッチャー2は前回位置の横位置にもたらされる。
縦移動支援ボタン22は支援機能が有効な場合、押されると、ゲーム制御部35aは前回のプレイ時に記憶された縦位置に移動すべき指令を縦位置制御回路37に送出し、縦位置駆動部41によりクレーンキャッチャー2は前回位置の縦位置にもたらされる。
始点変更ボタン20は支援機能が有効な場合、押されると、前回のプレイ時の横位置および縦位置にもたらすべき指令が横位置制御回路36と縦位置制御回路37に送られ、前回のプレイヤがプレイを行った位置にクレーンキャッチャー2がもたらされる。
図5は本発明による遊技支援機能を有するクレーンゲーム機の全体の流れを示すフローチャートである。
プレイヤがコインを投入する(ステップ(以下、「S」という)001)と、投入されたコインは検出され、コイン検出情報がゲーム制御部35aに送られる。ついでプレイヤがボタンを操作することにより景品取得動作に移行する(S002)。景品取得動作では図7Aに示すS205,S206,S207および図7Bに示すS213,S214,S215,S216のステップで操作が行われ、動作が進行する(この部分については図7A,図7Bで詳細を説明)。上記景品取得動作中にゲーム制御部35aはプレイヤが決定したクレーンキャッチャー2の横移動基部12の横位置および縦移動基部27の縦位置の座標をRAM38の横位置および縦位置記憶領域に格納する(S003,S004)。
図5の流れによってクレーンゲームが終了すると、ゲーム制御部35aは図6に示すシーケンスを実行する。
クレーンキャッチャー2が元のゲーム開始位置に戻った後、クレジットがあるか否かを判断する(S101)。当初、多数のコインが投入されていて以後のゲームのためのクレジットがあれば、支援機能を有効にする。すなわち、始点変更ボタン20,横移動支援ボタン21および縦移動支援ボタン22の入力操作を有効にする(S102)。
一方、クレジットがない場合は所定の期間内(例えば、クレーンキャッチャーが元の位置に戻ってから20秒以内)にコインが投入されて、以後のゲームも可能なようにクレジットされるか否かを監視する(S103)。所定の期間内にクレジットされれば、支援機能を有効にする(S102)。所定の期間内にクレジットされなければ支援機能を無効にする(S104)。
図6の動作の後は図7A,図7Bの景品取得動作となる。図7A,図7Bはクレーンゲーム機の景品取得動作の流れの前半部分と後半部分のフローチャートである。
ゲーム制御部35aは支援機能が有効か否かを判断し(S201)、支援機能が有効でなければ、横移動ボタン15により入力操作を有効にする(S205)。プレイヤが横移動ボタン15を押すと、横位置駆動部40を駆動すべき指令を横位置制御回路36に送出する。横位置制御回路36は図示しない横位置移動用モータを駆動し、プレイヤが望む位置で横移動ボタン15を離すと横位置移動用モータは停止し横位置が決定する(S206)。
つぎに縦移動ボタン16による入力操作を有効にする(S207)。プレイヤが縦移動ボタン16を押すと、縦位置移動用モータを駆動すべき指令を縦位置制御回路37に送出する。縦位置制御回路37は図示しない縦位置移動用モータを駆動し、プレイヤが望む位置で縦移動ボタン16を離すと縦位置移動用モータは停止し縦位置が決定する(S213)。
つぎにゲーム制御部35aは回転ボタン17による入力操作を有効にする(S214)。プレイヤが回転ボタン17を押すと、回転用モータ47を駆動すべき指令を回転制御回路45に送出する。回転制御回路45は回転用モータ47を駆動し、プレイヤが望む位置で回転用モータ47を離すと回転用モータ47は停止し回転位置が決定する(S215)。これによりクレーンキャッチャーのキャッチ動作に移る(S216)。
ゲーム制御部35aは上下動・アーム制御回路42に上下動駆動部44を駆動させて所定量下降させる指示を送出する。これにより伸縮筒11は伸びてクレーンキャッチャー2は下降する。所定量下降した時点で上下動・アーム制御回路42はアーム10a,10bの開閉の動作を行う。
S201において支援機能が有効である場合、ゲーム制御部35aは始点変更ボタン20,横移動支援ボタン21および横移動ボタン15による入力操作を有効にする(S202)。
ついでプレイヤによりボタン操作が行われる(S203)。始点変更ボタン20が押されれば、記憶領域38aに記憶されている前回の横位置および縦位置の情報を読み出し、横位置制御回路36およひ縦位置制御回路37にそれぞれ指示を出し、横移動基部12と縦移動基部27を記憶位置にもたらす(S204)。この後はS205に移行し、通常の横移動ボタン15,縦移動ボタン16,回転ボタン17を操作して前回位置にもたらされた位置の調整を行うことができる。なお、横移動ボタン15,縦移動ボタン16,回転ボタン17による操作すべて、またはいずれかをスキップしてキャッチャー動作に移行することもできる。
横移動支援ボタン21が押されれば、記憶領域38aに記憶されている前回の横位置の情報を読み出し、横位置制御回路36に指示を出し、横移動基部12を記憶位置にもたらす(S208)。ゲーム制御部35aはこの後、縦移動支援ボタン22,縦移動ボタン16による操作を有効にする(S210)。プレイヤは縦移動支援ボタン22または縦移動ボタン16の操作を行うことなる(S211)が、縦移動ボタン16の操作を行えば、ゲーム制御部35aは縦位置制御部37に指示を出し、プレイヤの操作に従った縦位置の移動を行う(S213)。一方、縦移動支援ボタン22の操作を行えば、ゲーム制御部35aは記憶領域38aに記憶されている前回の縦位置の情報を読み出し、縦位置制御回路37に指示を出し、縦移動基部27を記憶位置にもたらす(S212)。以後はS214の回転ボタン17を有効にする。
このように支援機能を用いた場合も、通常の移動ボタンで横位置および縦位置,横位置のみ,縦位置のみの微調整が可能である。
以上の実施の形態は、横移動基部にアームにより景品を掴むタイプのクレーンキャッチャーの例を示したが、クレーンキャッチャーはこのタイプに限ることはない。例えば、キャッチャーとして景品を掬い上げるタイプや景品を押すことにより景品落とし口に落下させるタイプのものを用いても良い。また、横移動および縦移動の機構として案内レールにより移動させる例を示したが、ワイヤなどを利用して移動させるようにしても良い。
イベント会場やゲームセンタなどに設置される業務用クレーンゲーム機である。
本発明による遊技支援機能を有するクレーンゲーム機の外観を示す斜視図である。 横移動と縦移動の機構および上下動・アーム駆動機構を説明するための図である。 操作パネル面の各ボタンの配置例を示す図である。 本発明による遊技支援機能を有するクレーンゲーム機の回路の実施の形態を示すブロック図である。 本発明による遊技支援機能を有するクレーンゲーム機の全体の流れを示すフローチャートである。 景品取得動作の中の支援機能提供の判断部分の流れを示すフローチャートである。 本発明による遊技支援機能を有するクレーンゲーム機の景品取得動作の流れを示すフローチャートで、前半部分である。 本発明による遊技支援機能を有するクレーンゲーム機の景品取得動作の流れを示すフローチャートで、後半部分である。
符号の説明
1 クレーンゲーム機
2 クレーンキャッチャー
3 景品
4 景品払い出し口
5 景品取り出し口
6 操作パネル
7 コイン返却口
8 透明板
9 プレイフィールド
15 横移動ボタン
16 縦移動ボタン
17 回転ボタン
18 コイン投入口
19 残りプレイ回数表示部
20 始点変更ボタン
21 横移動支援ボタン
22 縦移動支援ボタン
52 コイン関連装置
53 バックアップメモリ
54 入出力処理装置
35 CPU
35a ゲーム制御部
36 横位置制御回路
37 縦位置制御回路
38 RAM
39 ROM

Claims (3)

  1. プレイエリアを横方向および縦方向にクレーンキャッチャーを移動させて景品を獲得するクレーンゲーム機において、
    直前にプレイしたクレーンキャッチャーの横位置および縦位置をそれぞれ記憶するキャッチャー位置記憶手段と、
    前記横方向の移動支援を行うための横移動支援操作手段と、
    前記縦方向の移動支援を行うための縦移動支援操作手段と、
    横方向にクレーンキャッチャーを移動させる横移動ボタンと、
    縦方向にクレーンキャッチャーを移動させる縦移動ボタンと、
    始点変更ボタンと、
    前記横移動支援操作手段が操作された場合、前記キャッチャー位置記憶手段から直前にプレイしたときのクレーンキャッチャーが移動した横位置を読み出し、該横位置に前記クレーンキャッチャーを駆動し、
    前記縦移動支援操作手段が操作された場合、前記キャッチャー位置記憶手段から直前にプレイしたときのクレーンキャッチャーが移動した縦位置を読み出し、該縦位置に前記クレーンキャッチャーを駆動し、
    前記始点変更ボタンを操作することにより前記キャッチャー位置記憶手段から直前にプレイしたときのクレーンキャッチャーが移動した横位置および縦位置を読み出し、該横位置および縦位置にクレーンキャッチャーを駆動する制御を行い、
    かつ、前記始点変更ボタン,前記横移動支援操作手段または縦移動支援操作手段の操作によって前記キャッチャー位置記憶手段で記憶された位置に移動した後、前記横移動ボタンまたは縦移動ボタンが操作された場合、操作量に応じた量だけ各方向にクレーンキャッチャーを駆動するための制御手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技支援機能を有するクレーンゲーム機。
  2. 前記横移動支援操作手段および前記縦移動支援操作手段は、それぞれ横移動支援ボタンおよび縦移動支援ボタンであり、
    回転ボタンを有し、
    前記制御手段は前記回転ボタンの操作によりクレーンキャッチャーの回転方向を回転制御することを特徴とする請求項1記載の遊技支援機能を有するクレーンゲーム機。
  3. 前記回転による制御は、前記回転ボタンを押している間クレーンキャッチャーを回転させ、前記回転ボタンを離すと回転を停止し、
    前記始点変更ボタン,前記横移動支援ボタンおよび前記縦移動支援ボタンは前記始点変更ボタンを先頭に一列に操作パネルに配置され、
    前記横移動ボタン,前記縦移動ボタンおよび前記回転ボタンは、一列に操作パネルに配置されたことを特徴とする請求項2記載の遊技支援機能を有するクレーンゲーム機。
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