JP6934199B2 - 景品取得ゲーム装置 - Google Patents

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Description

本発明は、景品取得ゲーム装置に関する。
クレーンゲーム機に代表される景品取得ゲーム装置は、ゲームセンター等の遊戯場に設置され、筐体内部に形成されたプレイフィールド内に多数の景品が載置されて使用されるものである。遊戯者は、レバーやボタン等の操作手段を用いてクレーンアームを有する把持装置をプレイフィールド内で移動させることができる。そして、遊戯者は、所望とする景品が載置されている位置まで把持装置を移動させた後、クレーンアームでこの景品を把持させ、その状態で、景品排出口まで揚送することにより、景品を獲得することができる。
従来の景品取得ゲーム装置は、把持装置を遊戯者の所望とする位置まで移動させてクレーンアームで景品を把持させるという比較的高度な操作性を有するものである(例えば、特許文献1参照)。
特開2018−102962号公報
近年では、このような景品取得ゲーム装置は、ゲームセンターの他にも、ショッピングモールや大型スーパーマーケットの一区画に設けられたゲームコーナーや養護施設等にも設置され、遊戯者層も就学前の小さな子供から高齢者と幅広くなっている。しかしながら、従来の景品取得ゲーム装置の操作性は変化しておらず、気軽に遊戯し難いといった問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、斬新でかつ簡便な遊戯性を持たせて遊戯者層の拡大を図ることができる景品取得ゲーム装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を解決するため、請求項1に記載の発明は、
内部に景品が載置されるプレイフィールドと、前記プレイフィールド内に配置された景品を取得するための景品取得装置とを備え、前記景品取得装置を動作させて前記プレイフィールド内の景品を取得する遊戯を実行可能な景品取得ゲーム装置であって、
プレイヤーによる押下操作が可能な操作手段と、
遊戯の制御を行う制御手段とを備え、
前記制御手段は、遊戯を開始すると前記操作手段の押下操作があるまで前記景品取得装置を少なくとも左右方向及び奥行き方向を含む所定の移動パターンで移動させ、該景品取得装置の移動中に操作手段の押下操作があった場合に該景品取得装置による景品の取得動作を行う制御を実行可能であることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、
内部に景品が載置されるプレイフィールドと、前記プレイフィールド内に配置された景品を取得するための景品取得装置とを備え、前記景品取得装置を動作させて前記プレイフィールド内の景品を取得する遊戯を実行可能な景品取得ゲーム装置であって、
プレイヤーによる押下操作が可能な操作手段と、
遊戯の制御を行う制御手段とを備え、
前記制御手段は、遊戯が開始した後、前記操作手段の押下操作状態が継続している間、前記景品取得装置を少なくとも左右方向及び奥行き方向を含む所定の移動パターンで移動させ、該景品取得装置の移動中に該操作手段の押下操作状態が解除された場合に該景品取得装置による景品の取得動作を行う制御を実行可能であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の景品取得ゲーム装置において、
前記景品取得装置の移動パターンデータが複数記憶された記憶手段を備え、
前記制御手段は、前記記憶手段から複数の移動パターンデータのうちのいずれかを選択し、該選択した移動パターンデータにしたがって前記景品取得装置を移動させることを特徴とする。
本発明によれば、斬新でかつ簡便な遊戯性を持たせて遊戯者層の拡大を図ることができる景品取得ゲーム装置を提供することができる。
本実施形態に係るゲームユニットの外観を示す正面図である。 図1に示すゲームユニットの斜視図である。 図1に示すゲームユニットにおける一部のクレーンゲーム機のメンテナンス扉を開放した状態を表す図である。 本実施形態に係るゲームユニットを構成するクレジット制御装置の構成を説明する図であって、(A)は、クレジット制御装置の正面図であり、(B)は、(A)におけるA−A断面図である。 本実施形態に係るゲームユニットを構成するクレジット制御装置の機能的構成を示すブロック図である。 本実施形態に係るゲームユニットを構成するクレーンゲーム機の機能的構成を示すブロック図である。 (a)は、クレジット制御装置において実行されるクレジット受付時処理について説明するフローチャートであり、(b)は、コインセレクタの受付状態を制御するために用いられる受付状態制御テーブルのテーブル構成について説明する図である。 クレジット制御装置において実行される電子マネー受付時処理について説明するフローチャートである。 クレジット制御装置において実行されるゲーム開始指示処理について説明するフローチャートである。 図9に示すセレクトボタンA,B入力時処理について説明するフローチャートである。 図9に示すセレクトボタンC,D入力時処理について説明するフローチャートである。 クレーンゲーム機において実行される処理について説明する図であって、(a)は、遊戯開始処理について説明するフローチャートであり、(b)は、プレイ処理について説明するフローチャートである。 (a)は、クレーンゲーム機で実行されるプレイ処理の別の例について説明するフローチャートであり、(b)は、クレーンゲーム機で実行されるプレイ処理のさらに別の例について説明するフローチャートである。 クレーンゲーム機Cで実行される遊戯における把持装置の移動パターンの一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態に係る遊戯用装置(例えば、クレジット制御装置)及びこれを用いた遊戯システム(例えば、ゲームユニット)について、図面を参照しながら説明する。ただし、発明の範囲は図示例に限定されない。なお、以下の説明において、同一の機能及び構成を有するものについては、同一の符号を付し、その説明を省略する。
まず、図1〜図4を用いて、本発明を適用することができる遊戯システムの一例としてのゲームユニット1000の全体構成について説明する。なお、図1は、本実施形態に係るゲームユニットの外観を示す正面図であり、図2は、図1に示すゲームユニットの斜視図であり、図3は、図1に示すゲームユニットにおける一部のクレーンゲーム機のメンテナンス扉を開放した状態を表す図であり、図4は、本実施形態に係るゲームユニットを構成するクレジット制御装置の構成を説明する図であって、図4(A)は、クレジット制御装置の正面図であり、図4(B)は、図4(A)におけるA−A断面図である。本実施形態の説明において、左右、前後、上下とは、ゲームユニット1000を構成するクレーンゲーム機100の遊戯者が正面側から見た状態を基準とした左右、前後、上下を意味する。
ゲームユニット1000は、図1及び図2に示すように、例えば、左右方向に延在するユニット基台300に対し、4台のクレーンゲーム機100A〜100Dとクレジット制御装置200とが載置されて構成されており、これらクレーンゲーム機100A〜100Dとクレジット制御装置200とを支持している。より具体的には、ユニット基台300の上部右側には、2台のクレーンゲーム機100A,100Cが上下に重ねて配置される一方、ユニット基台300の上部左側にも、2台のクレーンゲーム機100B,100Dが上下に重ねて配置されている。クレーンゲーム機100A,100Cとクレーンゲーム機100B,100Dとで間隙が形成されており、この間隙にクレジット制御装置200が嵌装されている。すなわち、本実施形態に係るゲームユニット1000は、ユニット基台300の上部に4台のクレーンゲーム機100A〜100Dがマトリクス状に配置されるとともに、その中央にクレジット制御装置200が挟装されてなるということもできる。なお、4台のクレーンゲーム機100A〜100Dは、一部を除き、構成が共通しているため、以下の説明では、4台のクレーンゲーム機100A〜100Dについて、特に断りのある場合を除き、個々のクレーンゲーム機を単に「クレーンゲーム機100」と称して説明する。
ユニット基台300は、前方が下り傾斜をなす側面視略台形状をなしており、底面には、キャスタCが適宜数取り付けられている。したがって、ゲームセンター等の遊戯場のスタッフがゲームユニット1000を押動することにより搬送可能に構成されている。
クレーンゲーム機100は、例えば、縦長の直方体形状によって形成されており、箱状の基台101と、基台101の上方に形成されたプレイフィールド102とを備えて構成されている。
基台101には、例えば、クレーンゲーム機100の全体制御を行う制御部130(図6参照)を有する制御基板等が収容されており、基台101の前面の右側に設けられたメンテナンス扉101aを開放することにより、内部にアクセスすることができるようになっている。このメンテナンス扉101aは、下端部がヒンジにより回動可能に支軸されており、上端部に設けられた錠前101akを所定の鍵を用いて開錠することにより開放することができる。基台101の内部については後述する。
プレイフィールド102は、前面が開放された箱型形状の内部空間に形成されている。開放された前面には前面扉102bが設けられている。前面扉102bは、右端部がヒンジにより回動可能に支軸されており、前面扉102bを閉扉することにより内部空間が閉塞される。少なくとも前面扉102bは、透明板により形成されており、内部空間が視認できるようになっている。前面扉102bの左端部中央には、錠前102bkが設けられており、所定の鍵を用いて開錠することにより開放することができる。遊戯場のスタッフ等は、この前面扉102bを開放することによりプレイフィールド102にアクセスすることができ、図示しない景品を載置することができる。
プレイフィールド102の底部の左前隅部には、方形状に開口された景品排出口104(図14参照)が設けられており、景品を下方に排出することができるようになっている。景品排出口104から排出された景品は、基台101の左下部分に設けられた景品取出室106まで落下する。景品排出口104から排出された景品は、景品払出センサ109(図6参照)により検出される。景品払出センサ109は、例えば、赤外線センサにより構成されている。景品取出室106は、前面側が略方形状に開口した景品取出口を有しており、扉体107により景品取出口が閉塞されている。扉体107は、上端がヒンジにより揺動可能に支持されており、遊戯者が扉体107を押圧操作することで景品取出口が開放し、景品取出室106にある景品を取り出すことができるようになっている。ここで、扉体107は、透明のガラスあるいは樹脂により形成された板状部材により構成されており、扉体107を介して景品取出室106の内部を視認することができるようになっている。
プレイフィールド102の上方には、景品取得装置の一例としての把持装置110が設けられ、図示しない吊下げワイヤによって吊り下げられている。プレイフィールド102の天井部には、図示しないが、2本の縦行用レールがそれぞれ左右両端近傍に前後方向に延びて平行に設けられるとともに、1本の横行用レールが2本の縦行用レールに架設されている。横行用レールは、縦行用モータ111(図6参照)により縦行用レールの延在方向に沿って移動可能に構成されている。この横行用レールには、吊下げワイヤを巻き取り及び繰り出し可能なワイヤ巻取装置113(図6参照)が横行用モータ112(図6参照)により横行用レールの延在方向に沿って左右方向に移動可能に設けられている。また、ワイヤ巻取装置113は、吊下げワイヤの巻き取り及び繰り出しを行うことにより、吊下げワイヤの先端部に取り付けられた把持装置110を上下方向に変位させることができる。なお、吊下げワイヤに換えて伸縮パイプからなる吊下支持部を横行用レールから垂下するようにして設け、この吊下支持部の先端に把持装置110を取り付け、吊下支持部を伸縮させることにより把持装置110を上下方向に変位させる構成としてもよい。
把持装置110は、吊下げワイヤが取り付けられる本体ケースと、本体ケースの下部に配置されたアーム取付部と、アーム取付部に支持された1又は複数本のアームとを備えて構成されている。アームは、駆動モータ114(図6参照)の駆動により開状態と閉状態とに変位可能に構成されており、プレイフィールド102に載置された景品を把持することができる。なお、アームをモータ以外のアクチュエータにより駆動させてもよく、例えば、ソレノイドを適用してもよい。
一方、基台101の前面左側には、操作部108が設けられており、箱型形状をなしている。操作部108は、その上面に、操作レバー108a、操作ボタン108b及び表示部108cが配置されている。操作レバー108a及び操作ボタン108bは、遊戯者により操作が可能となっており、表示部108cには、例えば、遊戯可能残り回数(クレジット残数)や遊戯残り時間等が表示される。遊戯者は、操作レバー108aを操作することにより把持装置110をプレイフィールド102内の任意の位置に移動させ、操作ボタン108bを操作することにより、把持装置110を下降させるとともに、把持動作を行わせることができる。把持装置110は、把持動作が終了すると上昇し、アームを閉状態に維持させながら景品排出口104の上方に移動し、アームを開状態に変化させる。このとき、景品が把持装置110により把持されていた場合には、景品排出口104に向けて景品が落下して景品取出室106に案内され、その結果、遊戯者は、景品取出室106から景品を取り出すことができる。本実施形態では、操作レバー108a及び操作ボタン108bの2つの操作手段を用いて遊戯を行わせるように構成されているが、後述するように、操作ボタン108bのみで把持装置110を用いた遊戯を行うこともできる。すなわち、1つの操作手段のみによる遊戯も実行可能とされている。なお、例えば、操作ボタンを複数設け、それぞれを操作することにより把持装置110の移動及び把持動作の実行を行わせるようにしてもよく、例えば、横移動ボタンと縦移動ボタンとを備え、まず、横移動ボタンを操作して把持装置110を左右方向に移動させた後、縦移動ボタンを操作して把持装置110を前後方向に移動させ、その場所で把持装置110による把持動作が行われるように構成されてもよい。また、操作レバーのみ設け、操作ボタンを備えない構成であってもよい。また、操作ボタンを1つのみ設け、操作レバーを備えない構成であってもよい。また、表示部108cを備えない構成であってもよい。
図3に示すように、クレーンゲーム機100の内部は、クレーンゲーム機100Aとクレーンゲーム機100B〜100Dとで一部が異なっている。より具体的には、ゲームユニット1000の右上に配置されたクレーンゲーム機100Aの内部は、クレーンゲーム機100Aのメンテナンス扉101aを開放することによりアクセスすることができる。クレーンゲーム機100Aのメンテナンス扉101aを開放すると、基台101内部に設けられた取付基板120Aが露出される。取付基板120Aには、上部に4つのクレジットカウンタ124A〜124Dがマトリクス状に配置され、その下方に電源スイッチ121とボリューム122が左右に並んで配置されている。さらにその下方には、景品払出カウンタ125A〜125Dがマトリクス状に配置され、その下方にサービススイッチ123が配置されている。
クレーンゲーム機100Aにおける電源スイッチ121は、クレーンゲーム機100Aへの電源の供給及び遮断の切り替えを行うためのスイッチである。クレーンゲーム機100Aにおけるボリューム122は、クレーンゲーム機100Aにおいて出力される音声の音量を調整するものである。クレーンゲーム機100Aにおけるサービススイッチ123は、クレーンゲーム機100Aにおけるクレジットを加算するためのスイッチである。
クレジットカウンタ124A〜124Dは、それぞれ、ゲームユニット1000に配置されている4台のクレーンゲーム機100A〜100Dにそれぞれ対応しており、クレーンゲーム機100A〜100Dに対してクレジットが加算された場合に、対応するクレジットカウンタ124A〜124Dのカウント値がインクリメントされる。例えば、クレーンゲーム機100Aに対してクレジットが加算された場合は、クレジットカウンタ124Aのカウント値がインクリメントされ、クレーンゲーム機100Cに対してクレジットが加算された場合は、クレジットカウンタ124Cのカウント値がインクリメントされる。このように、本実施形態では、クレジットカウンタ124C(あるいは、クレジットカウンタ124D)が第一の計数表示部として機能し、クレジットカウンタ124A(あるいは、クレジットカウンタ124B)が第二の計数表示部として機能している。なお、本実施形態では、クレーンゲーム機100A〜100Dに対してクレジットが加算された場合に、対応するクレジットカウンタ124A〜124Dがインクリメントするように構成されているが、クレーンゲーム機100A〜100Dにおいて遊戯が開始されるごとに、対応するクレジットカウンタ124A〜124Dがインクリメントするように構成されてもよい。また、本実施形態では、クレジットカウンタ124A〜124Dをクレーンゲーム機100Aに設ける構成としたが、クレジット制御装置200に設けるようにしてもよい。
景品払出カウンタ125A〜125Dは、それぞれ、ゲームユニット1000に配置されている4台のクレーンゲーム機100A〜100Dにそれぞれ対応しており、クレーンゲーム機100A〜100Dにおいて景品が払い出されたことが検出された場合に、対応する景品払出カウンタ125A〜125Dのカウント値がインクリメントされる。例えば、クレーンゲーム機100Aでの遊戯において景品が払い出されたことが検出された場合には、景品払出カウンタ125Aのカウント値がインクリメントされ、クレーンゲーム機100Dでの遊戯において景品が払い出されたことが検出された場合には、景品払出カウンタ125Dのカウント値がインクリメントされる。なお、本実施形態では、景品払出カウンタ125A〜125Dをクレーンゲーム機100Aに設ける構成としたが、クレジット制御装置200に設けるようにしてもよい。
また、ゲームユニット1000の右下に配置されたクレーンゲーム機100Cの内部は、クレーンゲーム機100Cのメンテナンス扉101aを開放することによりアクセスすることができる。クレーンゲーム機100Cのメンテナンス扉101aを開放すると、基台101内部に設けられた取付基板120Cが露出される。クレーンゲーム機100Aにおける取付基板120Aとは異なり、取付基板120Cには、電源スイッチ121とボリューム122とサービススイッチ123のみが配置されており、クレジットカウンタ124A〜124Dと景品払出カウンタ125A〜125Dは配置されていない。なお、ゲームユニット1000の左上に配置されたクレーンゲーム機100B及び左下に配置されたクレーンゲーム機100Dの取付基板は、クレーンゲーム機100Cの取付基板120Cと同様の構成とされているので、クレーンゲーム機100Cの取付基板120Cについて説明し、クレーンゲーム機100Bの取付基板及びクレーンゲーム機100Dの取付基板については説明を省略する。
図4(A)及び同図(B)に示すように、遊戯用装置の一例としてのクレジット制御装置200は、上下方向に延在する箱型形状の本体枠201を有している。本体枠201には、景品展示室201aと、コイン搬送室201bとが形成されている。
景品展示室201aは、複数の展示棚201cが所定間隔を空けて上下方向に設けられており、例えば、ゲームユニット1000を構成するクレーンゲーム機100A〜100Dにおいて獲得可能な景品等を展示して遊戯意欲を向上させることができるようになっている。景品展示室201aは、前面側が開放されており、この開放面が展示扉202により閉塞されている。展示扉202は、ガラスあるいは樹脂による透明の板状部材により形成されており、展示扉202を介して景品展示室201aの内部を視認可能とされている。展示扉202は、下端部にヒンジが設けられており、前方に回動可能に取り付けられている。展示扉202の上端部には、錠前202aが設けられており、所定の鍵を用いて開錠することで、景品展示室201a内にアクセスすることができるようになっている。
展示扉202の下方には、上部クレジットユニット203が設けられている。上部クレジットユニット203は、扉体により構成されており、下端部に設けられたヒンジを支軸として前方に回動可能に取り付けられている。上部クレジットユニット203の上端部には、錠前203aが設けられており、所定の鍵を用いて開錠することで、上部クレジットユニット203を開放することができ、内部のメンテナンスを行うことができるようになっている。また、錠前203aの下方には、セレクトボタン(A)203cとセレクトボタン(B)203dとが左右に並んで配置されている。セレクトボタン(A)203cは、クレジット制御装置200によってクレジットが受け付けられた場合に、ゲームユニット1000の右上に配置されたクレーンゲーム機100Aで遊戯を行う場合に操作するためのボタンであり、セレクトボタン(B)203dは、クレジット制御装置200によってクレジットが受け付けられた場合に、ゲームユニット1000の左上に配置されたクレーンゲーム機100Bで遊戯を行う場合に操作するためのボタンである。セレクトボタン(A)203c及びセレクトボタン(B)203dは、それぞれ内部にLED(Light Emitting Diode)等の発光体が設けられており、セレクトボタン(A)203c及びセレクトボタン(B)203dの操作を受付可能な状態となると、この発光体が報知手段として機能して点灯あるいは点滅することにより、その旨を報知する。このように、本実施形態では、セレクトボタン(A)203c及びセレクトボタン(B)203dが選択操作手段として機能している。なお、クレーンゲーム機100A及びクレーンゲーム機100Bの所定の発光手段(例えば、操作ボタン108bの内部に設けられた発光体等)、あるいは音声出力手段により、選択可能であることを報知してもよい。
セレクトボタン(A)203c及びセレクトボタン(B)203dの下方には、コインセレクタ203bが配置されており、100円硬貨やメダル等の所定の規格のコインを受付可能に構成されている。コインセレクタ203bに受け付けられたコインは、筒状のコインシュータ201dによって下方に案内され、コイン回収ボックス207に回収される。本実施形態では、上部クレジットユニット203のコインセレクタ203bが媒体受付装置(第二の媒体受付装置)として機能し、コインシュータ201dが第二の案内レールとして機能している。
本実施形態では、上部クレジットユニット203のコインセレクタ203bにコインが受け付けられると、セレクトボタン(A)203c及びセレクトボタン(B)203dの操作が受付可能となり、いずれかの選択ボタンを操作することで、ゲームユニット1000の上部に配置されたクレーンゲーム機100A及びクレーンゲーム機100Bのうち、所望とするクレーンゲーム機で遊戯を行うことができるようになっている。
上部クレジットユニット203の下方には、リーダライタユニット204が設けられている。リーダライタユニット204は、扉体により構成されており、下端部に設けられたヒンジを支軸として前方に回動可能に取り付けられている。リーダライタユニット204の上端部には、錠前204aが設けられており、所定の鍵を用いて開錠することで、リーダライタユニット204を開放することができ、内部のメンテナンスを行うことができるようになっている。錠前204aの下方には、読取装置としてのリーダライタ装置204bが設けられており、例えば、RFID(Radio Frequency IDentifier)タグを備えたプリペイドカード等の記録媒体や、NFC(Near Field Communication)機能を備えた携帯端末から決済情報を非接触にて読み書き可能に構成されている。なお、リーダライタ装置204bに換えて、バーコードや二次元コードを読取可能な読取装置を設けるようにしてもよいし、リーダライタ装置204bがさらにバーコードや二次元コードを読取可能な機能を備えてもよい。また、リーダライタ装置204bを備えない構成としてもよい。
本実施形態では、リーダライタ装置204bにより決済情報が読み取られると、上部クレジットユニット203のセレクトボタン(A)203c及びセレクトボタン(B)203d、後述する下部クレジットユニット205のセレクトボタン(C)205c及びセレクトボタン(D)205dの操作が受付可能となり、いずれかの選択ボタンを操作することで、ゲームユニット1000を構成する4台のクレーンゲーム機100A〜100Dのうち、所望とするクレーンゲーム機で遊戯を行うことができるようになっている。
リーダライタユニット204の下方には、下部クレジットユニット205が設けられている。下部クレジットユニット205は、扉体により構成されており、下端部に設けられたヒンジを支軸として前方に回動可能に取り付けられている。下部クレジットユニット205の上端部には、錠前205aが設けられており、所定の鍵を用いて開錠することで、下部クレジットユニット205を開放することができ、内部のメンテナンスを行うことができるようになっている。また、錠前205aの下方には、セレクトボタン(C)205cとセレクトボタン(D)205dとが左右に並んで配置されている。セレクトボタン(C)205cは、クレジット制御装置200によってクレジットが受け付けられた場合に、ゲームユニット1000の右下に配置されたクレーンゲーム機100Cで遊戯を行う場合に操作するためのボタンであり、セレクトボタン(D)205dは、クレジット制御装置200によってクレジットが受け付けられた場合に、ゲームユニット1000の左下に配置されたクレーンゲーム機100Dで遊戯を行う場合に操作するためのボタンである。セレクトボタン(C)205c及びセレクトボタン(D)205dは、それぞれ内部にLED等の発光体が設けられており、セレクトボタン(C)205c及びセレクトボタン(D)205dの操作を受付可能な状態となると、この発光体が報知手段として機能して点滅することにより、その旨を報知する。このように、本実施形態では、セレクトボタン(C)205c及びセレクトボタン(D)205dが選択操作手段として機能している。なお、クレーンゲーム機100C及びクレーンゲーム機100Dの所定の発光手段(例えば、操作ボタン108bの内部に設けられた発光体等)、あるいは音声出力手段により、選択可能であることを報知してもよい。
セレクトボタン(C)205c及びセレクトボタン(D)205dの下方には、コインセレクタ205bが配置されており、100円硬貨やメダル等の所定の規格のコインを受付可能に構成されている。コインセレクタ205bに受け付けられたコインは、筒状のコインシュータ201eによって下方に案内され、コイン回収ボックス207に回収される。本実施形態では、下部クレジットユニット205のコインセレクタ205bが媒体受付装置(第一の媒体受付装置)として機能し、コインシュータ201dが第一の案内レールとして機能している。
本実施形態では、下部クレジットユニット205のコインセレクタ205bにコインが受け付けられると、セレクトボタン(C)205c及びセレクトボタン(D)205dの操作が受付可能となり、いずれかの選択ボタンを操作することで、ゲームユニット1000の下部に配置されたクレーンゲーム機100C及びクレーンゲーム機100Dのうち、所望とするクレーンゲーム機で遊戯を行うことができるようになっている。
下部クレジットユニット205の下方には、コイン搬送室201bの下部に配置されたコイン回収ボックス207に貯留されたコインを回収するためのコイン回収扉206が設けられている。コイン回収扉206は、扉体により構成されており、下端部に設けられたヒンジを支軸として前方に回動可能に設けられている。コイン回収扉206の上端部には、錠前206aが設けられており、所定の鍵を用いて開錠することで、コイン回収扉206を開放することができ、コイン搬送室201b内のコイン回収ボックス207にアクセスすることができるようになっている。
コイン回収ボックス207は、箱型の本体部207aと、この本体部207aに収容された貯留箱207bとを備えて構成されている。貯留箱207bは、上面が開放された箱型形状をなしており、前面上部には、本体部207aに対してロックするための錠前207bと、貯留箱207bを本体部207aから取り出すために用いられる把手207cとを有しており、所定の鍵を用いて錠前207bのロックを解除し、把手207cを把持して手前側に引き出すことにより、貯留箱207bをクレジット制御装置200から取り出すことができ、貯留箱207bに貯留されたコインを回収することができる。このように、本実施形態では、コイン回収ボックス207が貯留部として機能している。
また、本実施形態では、上部クレジットユニット203のコインセレクタ203bが受け付けたコインをコイン回収ボックス207に案内するためのコインシュータ201dの形状を、下部クレジットユニット203のコインセレクタ205bやコインシュータ201eとの干渉を避けるために、略中央部分を後方に傾斜させており、コイン回収ボックス207の後部からコインが回収されるようになっている。一方、下部クレジットユニット205のコインセレクタ205bが受け付けたコインをコイン回収ボックス207に案内するためのコインシュータ201eは、コイン回収ボックス207の前部からコインが回収されるように配置されている。本実施形態では、コインシュータ201dの一部が後方傾斜した形状とされているが、全体が後方傾斜した形状であってもよい。なお、本実施形態では、下部クレジットユニット205のコインセレクタ205bが受け付けたコインをコイン回収ボックス207に案内するコインシュータ201eを設けたが、コインシュータ201eを設けず、コインセレクタ205bから直接コイン回収ボックス207に案内される構成であってもよい。
なお、本実施形態では、上部クレジットユニット203と下部クレジットユニット205を上下に並べて設けて、それぞれコインセレクタ203b,205bを設けるようにしたが、コインセレクタを1つのみ設け、ゲームユニットを構成するクレーンゲーム機100A〜100Dのすべてに対応させるようにしてもよい。また、クレジットユニットを上下方向に3つ以上並べて設けるようにしてもよく、例えば、併設される遊戯装置が3台以上積載されるような場合に、その積載台数に応じた数のクレジットユニットを設けるように適宜設計してもよい。
続いて、本実施形態に係るクレジット制御装置200の機能的構成について、図5を参照しながら説明する。ここで、図5は、クレジット制御装置200の機能的構成を示すブロック図である。
図5に示すように、クレジット制御装置200は、例えば、クレジット制御装置200の統括制御を行うメイン制御部210と、上部クレジットユニット203に対応して設けられるクレジット中継基板(上)230と、下部クレジットユニット205に対応して設けられるクレジット中継基板(下)250とを備えている。メイン制御部210は、クレジット中継基板(上)230及びクレジット中継基板(下)250と電気的に接続されるとともに、リーダライタ装置204bが接続されている。また、メイン制御部210は、クレジット中継基板(上)230を介してゲームユニット1000の上部に配置されたクレーンゲーム機100A及びクレーンゲーム機100Bと通信可能に接続されるとともに、クレジット中継基板(上)230を介して上部クレジットユニット203のコインセレクタ203b、セレクトボタン(A)203c及びセレクトボタン(B)203dと電気的に接続されている。また、メイン制御部210は、クレジット中継基板(下)250を介してゲームユニット1000の下部に配置されたクレーンゲーム機100C及びクレーンゲーム機100Dと通信可能に接続されるとともに、クレジット中継基板(下)250を介して下部クレジットユニット205のコインセレクタ205b、セレクトボタン(C)205c及びセレクトボタン(D)205dと電気的に接続されている。
メイン制御部210は、例えば、CPU(Central Processing Unit)211と、ROM(Read Only Memory)212と、RAM(Random Access Memory)213と、通信部214とを備えて構成され、ROM212に記憶されているシステムプログラム等の各種処理プログラムを読み出してRAM213に展開し、展開したプログラムに従って各部の動作を集中制御する。
ROM212は、半導体等の不揮発メモリ等により構成され、上述した各種プログラムの他、各種データ等を記憶する。RAM213は、CPU211により実行される各種プログラム及びこれらプログラムに係るデータを一時的に記憶するワークエリアを形成する。
通信部214は、無線LAN(Local Area Network)あるいは有線LANによる通信が可能であり、例えば、遊戯場内に設けられたルータ装置を介して外部ネットワークNとの通信が可能に構成されており、例えば、リーダライタ装置204bによる電子決済が行われた場合に、その情報を、例えば、電子決済管理会社等に送信することができる。また、通信部214を介して、運営会社に当該ゲームユニット1000における売上や景品払出数等の情報を送信することもできる。なお、メイン制御部210に通信部214を設けず、リーダライタ装置204bがネットワーク通信可能に構成されてもよい。
なお、本実施形態では、メイン制御部210でクレジット制御装置200を集中制御する構成としたが、メイン制御部210を設けず、クレジット中継基板(上)230とクレジット中継基板(下)250とが別個独立して制御可能に構成してもよい。この場合、リーダライタ装置204bがクレジット中継基板(上)230とクレジット中継基板(下)250とそれぞれ通信可能に構成されててもよい。また、クレジット中継基板(上)230とクレジット中継基板(下)250を設けずに、メイン制御部210と制御基板を一体化するようにしてもよい。
続いて、本実施形態に係るクレーンゲーム機100の機能的構成について、図6を参照しながら説明する。ここで、図6は、クレーンゲーム機100の機能的構成を示すブロック図である。なお、図6では、4台のクレーンゲーム機100A〜100Dのうち、クレーンゲーム機100Aを代表して説明し、他のクレーンゲーム機100B〜100Dについては、クレーンゲーム機100Aとは異なる点について説明する。
図6に示すように、クレーンゲーム機100Aは、例えば、クレーンゲーム機100Aの統括制御を行う制御部130を備えており、制御部130には、操作部108と、表示部108cと、駆動モータ114と、景品払出センサ109と、縦行用モータ111と、横行用モータ112と、ワイヤ巻取装置113と、サービススイッチ123と、クレジットカウンタ124A〜124Dと、景品払出カウンタ125A〜125Dと、クレジット制御装置200とが電気的に接続されて構成されている。なお、本実施形態では、クレジットカウンタ124A〜124D及び景品払出カウンタ125A〜125Dは、上述したように、クレーンゲーム機100Aにのみ設けられており、他のクレーンゲーム機100B〜100Dには設けられていない。ここで、クレジットカウンタ124A〜124D及び景品払出カウンタ125A〜125Dがクレーンゲーム機100A以外のクレーンゲーム機に設けられてもよい。また、クレジットカウンタ124A〜124Dが設けられるクレーンゲーム機と景品払出カウンタ125A〜125Dが設けられるクレーンゲーム機とが異なっていてもよい。
制御部300は、例えば、CPU131と、ROM132と、RAM133とを備えて構成され、ROM132に記憶されているシステムプログラム等の各種処理プログラムを読み出してRAM133に展開し、展開したプログラムに従って各部の動作を集中制御する。
ROM132は、半導体等の不揮発メモリ等により構成され、上述した各種プログラムの他、各種データ等を記憶する。RAM132は、CPU131により実行される各種プログラム及びこれらプログラムに係るデータを一時的に記憶するワークエリアを形成する。
次に、本実施形態に係るクレジット制御装置200において実行されるクレジット受付時処理について、図7(a)を参照しながら説明する。ここで、図7(a)は、クレジット受付時処理について説明するフローチャートである。このクレジット受付時処理は、例えば、所定時間(例えば、2ms)毎に起動する処理である。
クレジット制御装置200のメイン制御部210のCPU211は、まず、上部クレジットユニット203におけるコインセレクタ203b(以下、「コインセレクタ(上)」という場合がある。)からのコイン投入信号の入力状態を監視する(ステップS101)。
CPU211は、コイン投入信号の入力状態を監視した結果、コイン投入信号が入力されているか否かを判定する(ステップS103)。CPU211は、コイン投入信号が入力されていると判定した場合は(ステップS103;Yes)、図7(b)に示す受付状態制御テーブルを参照し、受付状態が「0」であるか否かを判定する(ステップS105)。一方、CPU211は、コイン投入信号が入力されていると判定しなかった場合は(ステップS103;No)、ステップS105〜ステップS109の処理を実行することなく、ステップS111の処理に移行する。
ここで、図7(b)は、コインセレクタの受付状態を制御するために用いられる受付状態制御テーブルのテーブル構成について説明する図である。すなわち、コインセレクタ(上)と、下部クレジットユニット205におけるコインセレクタ205b(以下、「コインセレクタ(下)」という場合がある。)との各コインセレクタの受付状態がどのように制御されるかについて設定するためのテーブルである。具体的には、受付状態が「0」である場合は、コインセレクタ(上)203b及びコインセレクタ(下)205bのいずれも受付許容状態に制御される。受付状態が「1」である場合は、コインセレクタ(下)205bについては受付許容状態であるが、コインセレクタ(上)203bは受付制限状態に制御される。受付状態が「2」である場合は、コインセレクタ(上)203bについては受付許容状態であるが、コインセレクタ(下)205bは受付制限状態に制御される。受付状態が「3」である場合は、コインセレクタ(上)203b及びコインセレクタ(下)205bのいずれも受付制限状態に制御される。本実施形態では、コインセレクタ(上)203bとコインセレクタ(下)205bのそれぞれにおいて、クレジットが受け付けられた状態である場合には、コインの受付を制限するように制御している。なお、クレジットが受け付けられた状態でも、コインの受付を制限しないようにしてもよい。この場合、例えば、受け付けられて貯留中のクレジット数を表示するためのクレジット表示器やLCD(Liquid Crystal Display)等の表示デバイスを設け、クレジット制御装置200に貯留中のクレジット数を遊戯者に報知するようにしてもよい。
CPU211は、受付状態が「0」であると判定した場合は(ステップS105;Yes)、受付状態を「0」から「1」に変更し(ステップS107)、受付状態が「0」であると判定しなかった場合、すなわち、受付状態が「2」である場合は(ステップS105;No)、受付状態を「2」から「3」に変更する(ステップS109)。これにより、コインセレクタ(上)203bについてコイン受付制限状態に変更され、コインセレクタ(上)203bにコインが投入されても受け付けられず、コイン返却口からコインが返却される。なお、受付状態が「1」あるいは「3」にセットされると、セレクトボタン(A)203c及びセレクトボタン(B)203dが入力受付可能状態となり、セレクトボタン(A)203c及びセレクトボタン(B)203dの発光体が点滅して操作受付状態であることが報知される。
その後、CPU211は、コインセレクタ(下)205bからのコイン投入信号の入力状態を監視する(ステップS111)。
CPU211は、コイン投入信号の入力状態を監視した結果、コイン投入信号が入力されているか否かを判定する(ステップS113)。CPU211は、コイン投入信号が入力されていると判定した場合は(ステップS113;Yes)、図7(b)に示す受付状態制御テーブルを参照し、受付状態が「0」であるか否かを判定する(ステップS115)。一方、CPU211は、コイン投入信号が入力されていると判定しなかった場合は(ステップS113;No)、ステップS115〜ステップS119の処理を実行することなく、ステップS121の処理に移行する。
CPU211は、受付状態が「0」であると判定した場合は(ステップS115;Yes)、受付状態を「0」から「2」に変更し(ステップS117)、受付状態が「0」であると判定しなかった場合、すなわち、受付状態が「1」である場合は(ステップS115;No)、受付状態を「1」から「3」に変更する(ステップS119)。これにより、コインセレクタ(下)205bについてコイン受付制限状態に変更され、コインセレクタ(下)205bにコインが投入されても受け付けられず、コイン返却口からコインが返却される。なお、受付状態が「1」あるいは「3」にセットされると、セレクトボタン(C)205c及びセレクトボタン(D)205dが入力受付可能状態となり、セレクトボタン(C)205c及びセレクトボタン(D)205dの発光体が点滅して操作受付状態であることが報知される。
続いて、CPU211は、電子マネー受付時処理を実行した後(ステップS121)、クレジット受付時処理を終了する。
次に、図7(a)のステップS121において実行される電子マネー受付時処理について、図8を参照しながら説明する。ここで、図8は、クレジット制御装置200において実行される電子マネー受付時処理について説明するフローチャートである。
クレジット制御装置200のメイン制御部210のCPU211は、受付状態が「3」であるか否かを判定する(ステップS201)。本実施形態では、リーダライタユニット204を用いた電子決済がなされた場合は、上部クレジットユニット203及び下部クレジットユニット205のうち、受付状態であるクレジットユニットに対応するいずれのクレーンゲーム機100についても遊戯の選択を可能としている。
CPU211は、受付状態が「3」であると判定しなかった場合は(ステップS201;No)、リーダライタユニット204により決済情報が読み取られたか否かを判定する(ステップS203)。CPU211は、決済情報が読み取られたと判定した場合は(ステップS203;Yes)、受付状態が「0」であるか否かを判定する(ステップS205)。一方、CPU211は、決済情報が読み取られたと判定しなかった場合は(ステップS203;No)、この処理を終了する。また、CPU211は、ステップS201において、受付状態が「3」であると判定した場合も(ステップS201;Yes)、この処理を終了する。
CPU211は、ステップS205において、受付状態が「0」であると判定した場合は(ステップS205;Yes)、電子マネー(M)制御状態のフラグを「0」から「1」に更新する(ステップS207)。この電子M制御状態フラグは、RAM213に記憶されているフラグであって、電子決済がなされた場合に、クレジット制御装置200の制御状態に応じた数値が設定される。
また、CPU211は、受付状態が「0」であると判定しなかった場合は(ステップS205;No)、受付状態が「1」であるか否かを判定する(ステップS209)。CPU211は、受付状態が「1」であると判定した場合は(ステップS209;Yes)、電子M制御状態フラグを「0」から「2」に更新する。一方、CPU211は、受付状態が「1」であると判定しなかった場合は(ステップS209;No)、受付状態が「2」であるとして、電子M制御状態フラグを「0」から「3」に更新する。
CPU211は、ステップS207、ステップS211、ステップS213の処理を実行した後は、受付状態を「3」に変更し、この処理を終了する。なお、受付状態が「3」にセットされると、セレクトボタン(A)203c、セレクトボタン(B)203d、セレクトボタン(C)205c及びセレクトボタン(D)205dが入力受付可能状態となるので、セレクトボタン(A)203c、セレクトボタン(B)203d、セレクトボタン(C)205c及びセレクトボタン(D)205dの発光体が点滅して操作受付状態であることが報知される。
このように、本実施形態では、クレジット受付時処理を実行するCPU211がクレジット受付手段として機能している。
次に、本実施形態に係るクレジット制御装置200において実行されるゲーム開始指示処理について、図9を参照しながら説明する。ここで、図9は、ゲーム開始指示処理について説明するフローチャートである。このゲーム開始指示処理は、例えば、所定時間(例えば、2ms)毎に起動する処理である。
クレジット制御装置200のメイン制御部210のCPU211は、ゲーム開始指示処理の実行を開始すると、最初に、セレクトボタンA,B入力時処理を実行し(ステップS301)、続いて、セレクトボタンC,D入力時処理を実行した後(ステップS303)、この処理を終了する。
続いて、図9に示すゲーム開始指示処理におけるステップS301で実行されるセレクトボタンA,B入力時処理について、図10を参照しながら説明する。ここで、図10は、図9に示すセレクトボタンA,B入力時処理について説明するフローチャートである。
クレジット制御装置200のメイン制御部210のCPU211は、セレクトボタンA,B入力時処理の実行を開始すると、セレクトボタン(A)203c及びセレクトボタン(B)203dの操作入力待ち状態であるか否かを判定する(ステップS401)。すなわち、クレジット制御装置200における上部クレジットユニット203においてクレジットが受け付けられている状態であるか否かを判定する。
CPU211は、セレクトボタン(A)203c及びセレクトボタン(B)203dの操作入力待ち状態であると判定した場合は(ステップS401;Yes)、セレクトボタン(A)203cの操作があったか否かを判定する(ステップS403)。一方、CPU211は、セレクトボタン(A)203c及びセレクトボタン(B)203dの操作入力待ち状態であると判定しなかった場合は(ステップS401;No)、この処理を終了する。
CPU211は、セレクトボタン(A)203cの操作があったと判定しなかった場合は(ステップS403;No)、ゲームユニット1000において右上に配置されたクレーンゲーム機100Aからの信号に基づいてクレーンゲーム機100Aにおけるレバー操作入力状態を確認する(ステップS405)。すなわち、本実施形態では、上部クレジットユニット203においてクレジットの受付状態である場合に、セレクトボタン(A)203cの操作があるか、クレーンゲーム機100Aの待機状態において操作レバー108aが操作された場合に、クレーンゲーム機100Aによる遊戯が可能となるように構成されている。
続いて、CPU211は、クレーンゲーム機100Aからの信号に基づいて、クレーンゲーム機100Aにおいて操作レバー108aが入力されているか否かを判定する(ステップS407)。CPU211は、クレーンゲーム機100Aにおいて操作レバー108aが入力されていると判定した場合は(ステップS407;Yes)、クレーンゲーム機100Aがプレイ中(遊戯中)であるか否かを判定する(ステップS409)。CPU211は、ステップS407で、クレーンゲーム機100Aにおいて操作レバー108aが入力されていると判定しなかった場合(ステップS407;No)、ステップS409で、クレーンゲーム機100Aがプレイ中であると判定した場合は(ステップS409;Yes)、ステップS415の処理に移行する。すなわち、操作レバー108aの操作がないか、操作レバー108aの操作があっても遊戯中である場合には、ステップS415の処理に移行する。
一方、CPU211は、ステップS409で、クレーンゲーム機100Aがプレイ中であると判定しなかった場合、すなわち、操作レバー108aの操作があり、かつ、クレーンゲーム機100Aが待機状態であると判定した場合は(ステップS409;No)、クレーンゲーム機100Aに対し、第二の受付信号の一例としての遊戯の開始を指示するコマンドを送信し(ステップS411)、その後、クレーンゲーム機100Aに対してクレーンゲーム機100Aに対応するクレジットカウンタ124Aのインクリメントを指示するコマンドを送信し(ステップS413)、ステップS426の処理に移行する。また、CPU211は、ステップS403において、セレクトボタン(A)203cの操作があったと判定した場合は(ステップS403;Yes)、ステップS411の処理に移行して、クレーンゲーム機100Aに対して遊戯の開始を指示するコマンドを送信する。本実施形態では、このように制御することで、クレーンゲーム機100Aが遊戯中であるか待機状態であるかにかかわらず遊戯の開始を指示するので、クレーンゲーム機100Aが待機状態であれば遊戯を開始し、遊戯中であればクレジットを加算する処理が行われる。
一方、CPU211は、ステップS415に移行した場合には、セレクトボタン(B)203dの操作があったか否かを判定する(ステップS415)。CPU211は、セレクトボタン(B)203dの操作があったと判定しなかった場合は(ステップS415;No)、ゲームユニット1000において左上に配置されたクレーンゲーム機100Bからの信号に基づいてクレーンゲーム機100Bにおけるレバー操作入力状態を確認する(ステップS417)。すなわち、本実施形態では、上部クレジットユニット203においてクレジットの受付状態である場合に、セレクトボタン(B)203dの操作があるか、クレーンゲーム機100Bの待機状態において操作レバー108aが操作された場合に、クレーンゲーム機100Bによる遊戯が可能となるように構成されている。
続いて、CPU211は、クレーンゲーム機100Bからの信号に基づいて、クレーンゲーム機100Bにおいて操作レバー108aが入力されているか否かを判定する(ステップS419)。CPU211は、クレーンゲーム機100Bにおいて操作レバー108aが入力されていると判定した場合は(ステップS419;Yes)、クレーンゲーム機100Bがプレイ中(遊戯中)であるか否かを判定する(ステップS421)。CPU211は、ステップS419で、クレーンゲーム機100Bにおいて操作レバー108aが入力されていると判定しなかった場合(ステップS419;No)、ステップS421で、クレーンゲーム機100Bがプレイ中であると判定した場合は(ステップS421;Yes)、この処理を終了する。すなわち、操作レバー108aの操作がないか、操作レバー108aの操作があっても遊戯中である場合には、この処理を終了する。
一方、CPU211は、ステップS421で、クレーンゲーム機100Bがプレイ中であると判定しなかった場合、すなわち、操作レバー108aの操作があり、かつ、クレーンゲーム機100Bが待機状態であると判定した場合は(ステップS421;No)、クレーンゲーム機100Bに対し、第二の受付信号の一例としての遊戯の開始を指示するコマンドを送信し(ステップS423)、その後、クレーンゲーム機100Aに対してクレーンゲーム機100Bに対応するクレジットカウンタ124Bのインクリメントを指示するコマンドを送信し(ステップS425)、ステップS426の処理に移行する。また、CPU211は、ステップS415において、セレクトボタン(B)203dの操作があったと判定した場合は(ステップS415;Yes)、ステップS423の処理に移行して、クレーンゲーム機100Bに対して遊戯の開始を指示するコマンドを送信する。本実施形態では、このように制御することで、クレーンゲーム機100Bが遊戯中であるか待機状態であるかにかかわらず遊戯の開始を指示するので、クレーンゲーム機100Bが待機状態であれば遊戯を開始し、遊戯中であればクレジットを加算する処理が行われる。
CPU211は、ステップS426に移行すると、受付状態が「3」であるか否かを判定する(ステップS426)。CPU211は、受付状態が「3」であると判定した場合は(ステップS426;Yes)、電子M制御状態が「1」であるか否かを判定する(ステップS427)。CPU211は、電子M制御状態が「1」であると判定した場合は(ステップS427;Yes)、受付状態を「3」から「0」に更新するとともに、電子M制御状態を「0」に更新した後(ステップS429)、この処理を終了する。この一連の処理は、リーダライタユニット204により決済情報が読み取られたときには、上部クレジットユニット203及び下部クレジットユニット205のいずれもコインの投入が受け付けられていない状態であって、いずれかのクレーンゲーム機100に対して遊戯の開始が指示された場合に、上部クレジットユニット203と下部クレジットユニット205のいずれもコインの投入を受け付けることができるようにするために行われる後処理である。
一方、CPU211は、電子M制御状態が「1」であると判定しなかった場合は(ステップS427;No)、電子M制御状態が「3」であるか否かを判定する(ステップS431)。CPU211は、電子M制御状態が「3」であると判定した場合は(ステップS431;Yes)、受付状態を「3」から「2」に更新するとともに、電子M制御状態を「0」に更新した後(ステップS433)、この処理を終了する。この一連の処理は、リーダライタユニット204により決済情報が読み取られたときには、下部クレジットユニット205においてコインの投入が受け付けられており、上部クレジットユニット203においてはコインの投入が受け付けられていない状態であって、セレクトボタン(A)203cあるいはセレクトボタン(B)203dが操作された場合に、上部クレジットユニット203に対してのみコインの投入を受け付けることができるようにするための後処理である。
また、CPU211は、電子M制御状態が「3」であると判定しなかった場合は(ステップS431;No)、受付状態を「3」から「2」に更新した後(ステップS435)、この処理を終了する。この一連の処理は、リーダライタユニット204により決済情報が読み取られたときには、上部クレジットユニット203においてコインの投入が受け付けられており、下部クレジットユニット205においてはコインの投入が受け付けられていない状態、又は、上部クレジットユニット203及び下部クレジットユニット205のいずれもコインの投入が受け付けられている状態であって、セレクトボタン(A)203cあるいはセレクトボタン(B)203dが操作された場合に、上部クレジットユニット203に対してのみコインの投入を受け付けることができるようにするための後処理である。
また、CPU211は、ステップS426において、受付状態が「3」であると判定しなかった場合は(ステップS426;No)、受付状態をクレジット受付時処理において変更される前の受付状態に更新した後(ステップS437)、この処理を終了する。
このように、本実施形態では、ステップS411及びステップS423を実行するCPU211が第二の信号出力手段として機能している。また、本実施形態では、ステップS403及びステップS415の処理を実行するCPU211が操作受付手段として機能している。
続いて、図9に示すゲーム開始指示処理におけるステップS303で実行されるセレクトボタンC,D入力時処理について、図11を参照しながら説明する。ここで、図11は、図9に示すセレクトボタンC,D入力時処理について説明するフローチャートである。
クレジット制御装置200のメイン制御部210のCPU211は、セレクトボタンC,D入力時処理の実行を開始すると、セレクトボタン(C)205c及びセレクトボタン(D)205dの操作入力待ち状態であるか否かを判定する(ステップS501)。すなわち、クレジット制御装置200における下部クレジットユニット205においてクレジットが受け付けられている状態であるか否かを判定する。
CPU211は、セレクトボタン(C)205c及びセレクトボタン(D)205dの操作入力待ち状態であると判定した場合は(ステップS501;Yes)、セレクトボタン(C)205cの操作があったか否かを判定する(ステップS503)。一方、CPU211は、セレクトボタン(C)205c及びセレクトボタン(D)205dの操作入力待ち状態であると判定しなかった場合は(ステップS501;No)、この処理を終了する。
CPU211は、セレクトボタン(C)205cの操作があったと判定しなかった場合は(ステップS503;No)、ゲームユニット1000において右下に配置されたクレーンゲーム機100Cからの信号に基づいてクレーンゲーム機100Cにおけるレバー操作入力状態を確認する(ステップS505)。すなわち、本実施形態では、下部クレジットユニット205においてクレジットの受付状態である場合に、セレクトボタン(C)205cの操作があるか、クレーンゲーム機100Cの待機状態において操作レバー108aが操作された場合に、クレーンゲーム機100Cによる遊戯が可能となるように構成されている。
続いて、CPU211は、クレーンゲーム機100Cからの信号に基づいて、クレーンゲーム機100Cにおいて操作レバー108aが入力されているか否かを判定する(ステップS507)。CPU211は、クレーンゲーム機100Cにおいて操作レバー108aが入力されていると判定した場合は(ステップS507;Yes)、クレーンゲーム機100Cがプレイ中(遊戯中)であるか否かを判定する(ステップS509)。CPU211は、ステップS507で、クレーンゲーム機100Cにおいて操作レバー108aが入力されていると判定しなかった場合(ステップS507;No)、ステップS509で、クレーンゲーム機100Cがプレイ中であると判定した場合は(ステップS509;Yes)、ステップS515の処理に移行する。すなわち、操作レバー108aの操作がないか、操作レバー108aの操作があっても遊戯中である場合には、ステップS515の処理に移行する。
一方、CPU211は、ステップS509で、クレーンゲーム機100Cがプレイ中であると判定しなかった場合、すなわち、操作レバー108aの操作があり、かつ、クレーンゲーム機100Cが待機状態であると判定した場合は(ステップS509;No)、クレーンゲーム機100Cに対し、第一の受付信号の一例としての遊戯の開始を指示するコマンドを送信し(ステップS511)、その後、クレーンゲーム機100Aに対してクレーンゲーム機100Cに対応するクレジットカウンタ124Cのインクリメントを指示するコマンドを送信し(ステップS513)、ステップS526の処理に移行する。また、CPU211は、ステップS503において、セレクトボタン(C)205cの操作があったと判定した場合は(ステップS503;Yes)、ステップS511の処理に移行して、クレーンゲーム機100Cに対して遊戯の開始を指示するコマンドを送信する。本実施形態では、このように制御することで、クレーンゲーム機100Cが遊戯中であるか待機状態であるかにかかわらず遊戯の開始を指示するので、クレーンゲーム機100Cが待機状態であれば遊戯を開始し、遊戯中であればクレジットを加算する処理が行われる。
一方、CPU211は、ステップS515に移行した場合には、セレクトボタン(D)205dの操作があったか否かを判定する(ステップS515)。CPU211は、セレクトボタン(D)205dの操作があったと判定しなかった場合は(ステップS515;No)、ゲームユニット1000において左下に配置されたクレーンゲーム機100Dからの信号に基づいてクレーンゲーム機100Dにおけるレバー操作入力状態を確認する(ステップS517)。すなわち、本実施形態では、下部クレジットユニット205においてクレジットの受付状態である場合に、セレクトボタン(D)205dの操作があるか、クレーンゲーム機100Dの待機状態において操作レバー108aが操作された場合に、クレーンゲーム機100Dによる遊戯が可能となるように構成されている。
続いて、CPU211は、クレーンゲーム機100Dからの信号に基づいて、クレーンゲーム機100Dにおいて操作レバー108aが入力されているか否かを判定する(ステップS519)。CPU211は、クレーンゲーム機100Dにおいて操作レバー108aが入力されていると判定した場合は(ステップS519;Yes)、クレーンゲーム機100Dがプレイ中(遊戯中)であるか否かを判定する(ステップS521)。CPU211は、ステップS519で、クレーンゲーム機100Dにおいて操作レバー108aが入力されていると判定しなかった場合(ステップS519;No)、ステップS521で、クレーンゲーム機100Dがプレイ中であると判定した場合は(ステップS521;Yes)、この処理を終了する。すなわち、操作レバー108aの操作がないか、操作レバー108aの操作があっても遊戯中である場合には、この処理を終了する。
一方、CPU211は、ステップS521で、クレーンゲーム機100Dがプレイ中であると判定しなかった場合、すなわち、操作レバー108aの操作があり、かつ、クレーンゲーム機100Dが待機状態であると判定した場合は(ステップS521;No)、クレーンゲーム機100Dに対して遊戯の開始を指示するコマンドを送信し(ステップS523)、その後、クレーンゲーム機100Aに対してクレーンゲーム機100Dに対応するクレジットカウンタ124Dのインクリメントを指示するコマンドを送信し(ステップS525)、ステップS526の処理に移行する。また、CPU211は、ステップS515において、セレクトボタン(D)205dの操作があったと判定した場合は(ステップS515;Yes)、ステップS523の処理に移行して、クレーンゲーム機100Dに対し、第一の受付信号の一例としての遊戯の開始を指示するコマンドを送信する。本実施形態では、このように制御することで、クレーンゲーム機100Dが遊戯中であるか待機状態であるかにかかわらず遊戯の開始を指示するので、クレーンゲーム機100Dが待機状態であれば遊戯を開始し、遊戯中であればクレジットを加算する処理が行われる。
CPU211は、ステップS526に移行すると、受付状態が「3」であるか否かを判定する(ステップS526)。CPU211は、受付状態が「3」であると判定した場合は(ステップS526;Yes)、電子M制御状態が「1」であるか否かを判定する(ステップS527)。CPU211は、電子M制御状態が「1」であると判定した場合は(ステップS527;Yes)、受付状態を「3」から「0」に更新するとともに、電子M制御状態を「0」に更新した後(ステップS529)、この処理を終了する。この一連の処理は、リーダライタユニット204により決済情報が読み取られたときには、上部クレジットユニット203及び下部クレジットユニット205のいずれもコインの投入が受け付けられていない状態であって、いずれかのクレーンゲーム機100に対して遊戯の開始が指示された場合に、上部クレジットユニット203と下部クレジットユニット205のいずれもコインの投入を受け付けることができるようにするために行われる後処理である。
一方、CPU211は、電子M制御状態が「1」であると判定しなかった場合は(ステップS527;No)、電子M制御状態が「2」であるか否かを判定する(ステップS531)。CPU211は、電子M制御状態が「2」であると判定した場合は(ステップS531;Yes)、受付状態を「3」から「1」に更新するとともに、電子M制御状態を「0」に更新した後(ステップS533)、この処理を終了する。この一連の処理は、リーダライタユニット204により決済情報が読み取られたときには、上部クレジットユニット203においてコインの投入が受け付けられており、下部クレジットユニット205においてはコインの投入が受け付けられていない状態であって、セレクトボタン(C)205cあるいはセレクトボタン(D)205dが操作された場合に、下部クレジットユニット205に対してのみコインの投入を受け付けることができるようにするための後処理である。
また、CPU211は、電子M制御状態が「2」であると判定しなかった場合は(ステップS531;No)、受付状態を「3」から「1」に更新した後(ステップS535)、この処理を終了する。この一連の処理は、リーダライタユニット204により決済情報が読み取られたときには、下部クレジットユニット205においてコインの投入が受け付けられており、上部クレジットユニット203においてはコインの投入が受け付けられていない状態、又は、上部クレジットユニット203及び下部クレジットユニット205のいずれもコインの投入が受け付けられている状態であって、セレクトボタン(C)205cあるいはセレクトボタン(D)205dが操作された場合に、下部クレジットユニット205に対してのみコインの投入を受け付けることができるようにするための後処理である。
また、CPU211は、ステップS526において、受付状態が「3」であると判定しなかった場合は(ステップS526;No)、受付状態をクレジット受付時処理において変更される前の受付状態に更新した後(ステップS537)、この処理を終了する。
このように、本実施形態では、ステップS511及びステップS523を実行するCPU211が第一の信号出力手段あるいは遊戯開始信号出力手段として機能している。また、本実施形態では、ステップS503及びステップS515の処理を実行するCPU211が操作受付手段として機能しているとともに、装置選択手段としても機能している。
なお、本実施形態では、ゲームユニット1000において上部に配置されたクレーンゲーム機100Aとクレーンゲーム機100Bとで同時に遊戯を行うことができるように構成されているが、いずれか一方のクレーンゲーム機が遊戯中である場合は、上部クレジットユニット203におけるコインの受付を制限し、他方のクレーンゲーム機の遊戯を制限するようにしてもよい。また、この場合において、コインの投入を受け付けるようして、遊戯中のクレーンゲーム機に対する追加クレジットのみを許容し、遊戯中でないクレーンゲーム機での遊戯を制限するようにしてもよく、例えば、いずれか一方のクレーンゲーム機が遊戯中である場合にコインが投入されると、クレジット制御装置200によるセレクトボタン203c,203dの操作等によらず、自動的に遊戯中のクレーンゲーム機に対してクレジットが追加されるようにしてもよい。また、本実施形態では、セレクトボタン203c,203dの操作、あるいは、クレーンゲーム機100A,100Bの操作レバー108aの操作があった場合に、遊戯を開始することができるように構成されているが、セレクトボタン203c,203dの操作があった場合にのみ、遊戯を開始することができるようにしてもよい。
また、ゲームユニット1000において下部に配置されたクレーンゲーム機100Cとクレーンゲーム機100Dとで同時に遊戯を行うことができるように構成されているが、いずれか一方のクレーンゲーム機が遊戯中である場合は、下部クレジットユニット205におけるコインの受付を制限し、他方のクレーンゲーム機の遊戯を制限するようにしてもよい。また、この場合において、コインの投入を受け付けるようして、遊戯中のクレーンゲーム機に対する追加クレジットのみを許容し、遊戯中でないクレーンゲーム機での遊戯を制限するようにしてもよく、例えば、いずれか一方のクレーンゲーム機が遊戯中である場合にコインが投入されると、クレジット制御装置200によるセレクトボタン205c,205dの操作等によらず、自動的に遊戯中のクレーンゲーム機に対してクレジットが追加されるようにしてもよい。また、本実施形態では、セレクトボタン205c,205dの操作、あるいは、クレーンゲーム機100C,100Dの操作レバー108aの操作があった場合に、遊戯を開始することができるように構成されているが、セレクトボタン205c,205dの操作があった場合にのみ、遊戯を開始することができるようにしてもよい。
また、本実施形態では、クレジット制御装置200からクレーゲーム機100Aにコマンドを送信することでクレジットを加算するクレーンゲーム機100A〜100Dに対応するクレジットカウンタ124A〜124Dをインクリメントするようにしたが、各クレーンゲーム機100A〜100Dが対応するクレジットカウンタ124A〜124Dに直接電気的に接続され、各クレーンゲーム機100A〜100Dに対してクレジットが加算されたときに、当該クレジット加算されたクレーンゲーム機100A〜100Dが対応するクレジットカウンタ124A〜124Dを直接インクリメント制御する構成としてもよい。
また、本実施形態では、コインセレクタ(上)203bあるいはコインセレクタ(下)205bによりコインを受け付けたことを条件としてセレクトボタン(A)203c,セレクトボタン(B)203d,セレクトボタン(C)205c,セレクトボタン(D)205dの操作を受付可能にし、操作を受け付けたセレクトボタンに対応するクレーンゲーム機100に対してクレジットを加算するようにしたが、クレジットが受け付けられるよりも前にセレクトボタンの操作を受付可能とし、遊戯者が遊戯を所望するクレーンゲーム機100に対応するセレクトボタンが操作された後で操作されたセレクトボタンに対応するコインセレクタがコインを受け付けたことで当該操作されたセレクトボタンに対応するクレーンゲーム機100に対してクレジットが加算されるように構成してもよい。この場合、セレクトボタンが操作されたときに操作されたセレクトボタンを発光させて、遊戯の対象であるクレーンゲーム機100を報知するようにしてもよい。また、コインが受け付けられてからセレクトボタンが操作された場合と、セレクトボタンが操作されてからコインが受け付けられた場合とのいずれによってもクレーンゲーム機100に対してクレジットが加算されるようにしてもよい。
また、本実施形態では、リーダライタユニット204により決済情報が読み取られたことを条件としてセレクトボタン(A)203c,セレクトボタン(B)203d,セレクトボタン(C)205c,セレクトボタン(D)205dの操作を受付可能にし、操作を受け付けたセレクトボタンに対応するクレーンゲーム機100に対してクレジットを加算するようにしたが、クレジットが受け付けられるよりも前にセレクトボタンの操作を受付可能とし、遊戯者が遊戯を所望するクレーンゲーム機100に対応するセレクトボタンが操作された後でリーダライタユニット204により決済情報が読み取られることで当該操作されたセレクトボタンに対応するクレーンゲーム機100に対してクレジットが加算されるように構成してもよい。この場合、セレクトボタンが操作されたときに操作されたセレクトボタンを発光させて、遊戯の対象であるクレーンゲーム機100を報知するようにしてもよい。また、決済情報が読み取られてからセレクトボタンが操作された場合と、セレクトボタンが操作されてから決済情報が読み取られた場合とのいずれによってもクレーンゲーム機100に対してクレジットが加算されるようにしてもよい。
また、本実施形態では、コインセレクタ(上)203bあるいはコインセレクタ(下)205bによりコインが受け付けられた場合に操作可能となるセレクトボタンと、リーダライタユニット204により決済情報が読み取られた場合に操作可能となるセレクトボタンとを共通にして用いるようにしたが、コインが受け付けられた場合に操作可能となるセレクトボタンと決済情報が読み取られた場合に操作可能となるセレクトボタンとが別に設けられた態様であってもよい。
次に、本実施形態に係るクレーンゲーム機100において実行される処理について、図12(a)及び同図(b)を参照しながら説明する。ここで、図12(a)は、遊戯開始処理について説明するフローチャートであり、同図(b)は、プレイ処理について説明するフローチャートである。なお、遊戯開始処理は、例えば、所定時間(例えば、2ms)毎に起動する処理であり、プレイ処理は、例えば、遊戯の開始設定が行われると起動する処理である。
まず、最初に、遊戯開始処理について説明する。図12(a)に示すように、クレーンゲーム機100の制御部130におけるCPU131は、遊戯開始処理が開始されると、クレジット制御装置200から遊戯指示コマンドを受信したか否かを判定する(ステップS601)。CPU131は、遊戯指示コマンドを受信したと判定した場合は(ステップS601;Yes)、クレーンゲーム機100が遊戯中であるか否かを判定する(ステップS603)。一方、CPU131は、遊戯指示コマンドを受信したと判定しなかった場合は(ステップS601;No)、遊戯開始処理を終了する。
CPU131は、クレーンゲーム機100が遊戯中であると判定した場合は(ステップS603;Yes)、当該クレーンゲーム機100におけるクレジットを「1」加算した後(ステップS607)、遊戯開始処理を終了する。一方、CPU131は、クレーンゲーム機100が遊戯中であると判定しなかった場合、すなわち、待機状態であると判定した場合は(ステップS603;No)、遊戯を開始するための各種設定を行った後(ステップS605)、遊戯開始処理を終了する。
次に、プレイ処理について説明する。図12(b)に示すように、クレーンゲーム機100の制御部130におけるCPU131は、プレイ処理が開始されると、遊戯モードの設定を行う(ステップS701)。具体的には、例えば、払出率(P/O)を参照し、把持装置110により景品を把持しやすいイージーモードか、景品を把持困難なノーマルモードに設定する。なお、遊戯モード設定を行わなわず、一律の設定で遊戯を行うようにしてもよい。
続いて、CPU131は、操作レバー108aの操作が行われたか否かを判定する(ステップS703)。CPU131は、操作レバー108aの操作が行われたと判定した場合は(ステップS703;Yes)、操作に応じた方向へ把持装置110を移動させる(ステップS705)。一方、操作レバー108aの操作が行われたと判定しない場合、すなわち、操作レバー108aがニュートラルの位置にある場合は(ステップS703;No)、ステップS705の処理を行うことなく、ステップS707の処理に移行する。
次に、CPU131は、操作ボタン108bの操作があったか否かを判定する(ステップS707)。CPU131は、操作ボタン108bの操作があったと判定した場合は(ステップS707;Yes)、把持装置110の現在の位置において、把持動作を開始する(ステップS709)。すなわち、CPU131は、把持装置110の吊り下げワイヤが繰り出されて把持装置110が下降し、景品を把持する動作を行った後に吊り下げワイヤが巻き取られ、景品排出口104の上方まで移動する動作を行わせる制御を実行する。一方、CPU131は、操作ボタン108bの操作があったと判定しなかった場合は(ステップS707;No)、ステップS703の処理に移行する。
CPU131は、把持装置110による把持動作が行われた結果、景品の払い出しがあったか否かを判定する(ステップS711)。具体的には、CPU131は、景品が景品排出口104から落下して景品払出センサ109により景品の払い出しが検知されたか否かにより景品の払い出しがあったか否かを判定する。CPU131は、景品の払い出しがあったと判定した場合は(ステップS711;Yes)、クレジット制御装置200に対して景品払出コマンドを送信した後に(ステップS713)、払出率(P/O)を算出し(ステップS715)、プレイ処理を終了する。本実施形態では、景品の払い出しがあった場合は、クレジット制御装置200に景品払出コマンドを送信することで、クレジット制御装置200が景品払出カウンタ125A〜125Dを有するクレーンゲーム機100Aに対して、景品払出カウンタ125A〜125Dをインクリメントする指示が行われる。
一方、CPU131は、景品の払い出しがあったと判定しなかった場合は(ステップS711;No)、ステップS713の処理を行うことなく、ステップS715の処理に移行する。
本実施形態では、各クレーンゲーム機100A〜100Dがクレジット制御装置200にコマンドを送信し、クレジット制御装置200からクレーゲーム機100Aにコマンドを送信することで対応する景品払出カウンタ125A〜125Dをインクリメントするようにしたが、各クレーンゲーム機100A〜100Dが対応する景品払出カウンタ125A〜125Dに直接電気的に接続され、各クレーンゲーム機100A〜100Dが対応する景品払出カウンタ125A〜125Dを直接インクリメント制御する構成としてもよい。
次に、本実施形態に係るクレーンゲーム機100において実行されるプレイ処理の別の例について図13(a)及び同図(b)を参照しながら説明する。ここで、図13(a)は、クレーンゲーム機100で実行されるプレイ処理の別の例について説明するフローチャートであり、同図(b)は、クレーンゲーム機100で実行されるプレイ処理のさらに別の例について説明するフローチャートである。図13(a)に示すプレイ処理が実行されて行われる遊戯は、操作ボタン108bが押下操作されると遊戯が開始され、操作ボタン108bの押下状態が継続している間、把持装置110が複数の移動パターンのいずれかのパターンで移動を行い、操作ボタン108bの押下状態が解除されたタイミングで把持動作を開始する遊戯であり、同図(b)に示すプレイ処理が実行されて行われる遊戯は、遊戯が開始すると、遊戯者による操作レバー108aによる操作が行われることなく把持装置110が複数の移動パターンのいずれかのパターンで移動を行い、操作ボタン108bが操作されたタイミングで把持動作を開始する遊戯である。なお、本実施形態では、図13(a)に示すプレイ処理が実行される遊戯や、同図(b)に示すプレイ処理が実行される遊戯を、例えば、クレーンゲーム機100A〜100Dのそれぞれに設けられたディップスイッチにより、予め設定することができる。なお、ディップスイッチによる設定を行わず、例えば、4台のクレーンゲーム機100A〜100Dのうちの一部又は全部のクレーンゲーム機について、図13(a)に示すプレイ処理が実行される遊戯、あるいは、同図(b)に示すプレイ処理が実行される遊戯のみを行うように構成されてもよい。また、遊戯者が操作部108を操作することにより、遊戯内容を選択できるようにしてもよい。また、必ずしも、図13(a)に示すプレイ処理が実行される遊戯や、同図(b)に示すプレイ処理が実行される遊戯を行うクレーンゲーム機を構成しなくてもよい。
まず、図13(a)に示すプレイ処理では、クレーンゲーム機100の制御部130におけるCPU131は、上述した遊戯モードの設定を行った後(ステップS801)、把持装置110の移動パターンを選択する(ステップS803)。本実施形態では、例えば、図14(a)及び同図(b)に示すように2種類の移動パターンが用意されており、移動パターンは、例えば、ランダムに選択されるようになっている。この移動パターンにしたがって把持装置110を移動させるための制御データは、ROM132に記憶されている。
ここで、図14(a)に示す移動パターンは、景品排出口104の上方に待機している把持装置110を、まず最初にプレイフィールド102内の前面側に沿って右方向へ移動し、把持装置110が右端部近傍まで移動すると、右側壁に沿って後方へ移動する。その後、把持装置110が後端部近傍まで移動すると、今度は、背面壁に沿って左方向に向かって移動する。そして、把持装置110が左側壁近傍に到達すると、前方に向かいつつジグザグ状に移動する。図14(a)に示す移動パターンでは、以上のような把持装置110の移動を、制限時間が到達するまで繰り返す。
また、図14(b)に示す移動パターンは、景品排出口104の上方に待機している把持装置110を、まず最初にプレイフィールド102内の左側壁に沿って奥行き方向へ移動し、把持装置110が後端部近傍まで移動すると、背面壁に沿って右方向に方向を転換する。その後、把持装置110が右端部近傍まで移動すると、今度は、右側壁に沿って手前方向に向かって移動する。そして、把持装置110が前端部近傍まで移動すると、プレイフィールド102内の前面側に沿って左方向へ移動する。以上のような要領で、把持装置110が渦状に移動し、把持装置110が略中央まで移動すると、景品排出口104の上方まで移動する。図14(b)に示す移動パターンでは、以上のような把持装置110の移動を、制限時間が到達するまで繰り返す。
なお、本実施形態では、2種類の移動パターンを用意し、ランダムに選択するようにしたが、予め定められた順序で移動パターンが選択されるようにしてもよい。また、1種類の移動パターンのみが用意された構成としてもよいし、3種類以上の移動パターンが用意されていてもよい。
続いて、CPU131は、操作ボタン108bの押下操作が開始されるまで待機する(ステップS805)。CPU131は、操作ボタン108bの押下操作が開始されたと判定すると(ステップS805;Yes)、選択された移動パターンにしたがって把持装置110の移動を開始させる(ステップS807)。その後、CPU131は、操作ボタン108bの押下状態が継続している間、選択された移動パターンにしたがって把持装置110を移動させる(ステップS809)。
その後、CPU131は、ボタン押下状態が解除されたと判定すると(ステップS809;Yes)、把持装置110の現在の位置において、上述した要領で把持動作を行わせる(ステップS811)。その後は、図12(b)に示すプレイ処理のステップS711〜ステップS715と同様の処理を行った後(ステップS813〜ステップS817)、プレイ処理を終了する。
次に、図13(b)に示すプレイ処理について説明する。図13(b)に示すプレイ処理では、クレーンゲーム機100の制御部130におけるCPU131は、上述した遊戯モードの設定を行った後(ステップS901)、把持装置110の移動パターンを選択する(ステップS903)。その後、CPU131は、選択した移動パターンにしたがって、把持装置110の移動を開始する(ステップS905)。その後、CPU131は、操作ボタン108bの操作があるまで、選択された移動パターンにしたがって把持装置110を移動させる(ステップS907)。
その後、CPU131は、操作ボタン108bの操作があったと判定すると(ステップS907;Yes)、把持装置110の現在の位置において、上述した要領で把持動作を行わせる(ステップS909)。その後は、図12(b)に示すプレイ処理のステップS711〜ステップS715と同様の処理を行った後(ステップS911〜ステップS915)、プレイ処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態のクレジット制御装置200によれば、コインセレクタ(下)205bは、下段に配置されるクレーンゲーム機100C(クレーンゲーム機100D)に対応して設けられ、コインを受付可能である。制御部210は、コインセレクタ(下)205bによってコインが受け付けられたことを条件としてクレーンゲーム機100C(クレーンゲーム機100D)に対する遊戯指示コマンドを外部出力可能である。コインセレクタ(上)203bは、クレーンゲーム機100C(クレーンゲーム機100D)の上段に配置されるクレーンゲーム機100A(クレーンゲーム機100B)に対応して設けられ、コインを受付可能である。制御部210は、コインセレクタ(上)203bによってコインが受け付けられたことを条件としてクレーンゲーム機100A(クレーンゲーム機100B)に対する遊戯指示コマンドを外部出力可能である。コイン回収ボックス207は、コインセレクタ(下)205b及びコインセレクタ(上)203bの下方に配置され、コインセレクタ(下)205b及びコインセレクタ(上)203bに受け付けられたコインを貯留する。コインシュータ201dは、コインセレクタ(上)203bに受け付けられたコインをコイン回収ボックス207に案内する。その結果、複数の遊戯装置に併設することで、複数の遊戯装置の遊戯で使用された価値媒体を一括して回収することができるので、価値媒体の回収作業コストの低減に資することができるようになる。
また、本実施形態によれば、コインセレクタ(下)205bとコインセレクタ(上)203bとが上下に並べて配置されるとともに、コインシュータ201dがコインシュータ201eの後方となるようにコインシュータ201dの少なくとも一部が後方傾斜されているので、簡素な構造で省スペース化が図れるようになる。
また、本実施形態によれば、クレジットカウンタ124C(クレジットカウンタ124D)は、コインセレクタ(下)205bによってコインが受け付けられたことを条件としてインクリメントする。クレジットカウンタ124A(クレジットカウンタ124B)は、コインセレクタ(上)203bによってコインが受け付けられたことを条件としてインクリメントする。その結果、価値媒体を一括して回収しつつも、いずれの遊戯装置で遊戯されたのかを把握することができるようになる。
また、本実施形態のゲームユニット1000によれば、クレーンゲーム機100C(クレーンゲーム機100D)は、最下段に配置され、遊戯者による遊戯が可能である。クレーンゲーム機100A(クレーンゲーム機100B)は、クレーンゲーム機100C(クレーンゲーム機100D)の上段に配置され、遊戯者による遊戯が可能である。クレジット制御装置200は、クレーンゲーム機100C(クレーンゲーム機100D)及びクレーンゲーム機100A(クレーンゲーム機100B)に併設されている。コインセレクタ(下)205bは、クレーンゲーム機100C(クレーンゲーム機100D)に対応して設けられ、コインを受付可能である。制御部210は、コインセレクタ(下)205bによってコインが受け付けられたことを条件として遊戯指示コマンドをクレーンゲーム機100C(クレーンゲーム機100D)に出力可能である。コインセレクタ(上)203bは、クレーンゲーム機100A(クレーンゲーム機100B)に対応して設けられ、コインを受付可能である。制御部210は、コインセレクタ(上)203bによってコインが受け付けられたことを条件として遊戯指示コマンドをクレーンゲーム機100A(クレーンゲーム機100B)に出力可能である。コイン回収ボックス207は、コインセレクタ(下)205b及びコインセレクタ(上)203bの下方に配置され、コインセレクタ(下)205b及びコインセレクタ(上)203bに受け付けられたコインを貯留する。コインシュータ201eは、コインセレクタ(下)205bに受け付けられたコインをコイン回収ボックス207に案内する。コインシュータ201dは、コインセレクタ(上)203bに受け付けられたコインをコイン回収ボックス207に案内する。クレーンゲーム機100C(クレーンゲーム機100D)は、クレジット制御装置200から遊戯指示コマンドを入力すると、クレーンゲーム機100C(クレーンゲーム機100D)による遊戯を可能に制御する。クレーンゲーム機100A(クレーンゲーム機100B)は、クレジット制御装置200から遊戯指示コマンドを入力すると、クレーンゲーム機100A(クレーンゲーム機100B)による遊戯を可能に制御する。その結果、複数の遊戯装置に併設することで、複数の遊戯装置の遊戯で使用された価値媒体を一括して回収することができるので、価値媒体の回収作業コストの低減に資することができるようになる。
また、本実施形態のクレジット制御装置200によれば、制御部210は、遊戯者によるクレジットの要求(コインセレクタ(上)203bやコインセレクタ(下)205bに対するコインの投入、あるいは、リーダライタ装置204bに対する電子マネーによる電子決済等)に応じてクレジットを受け付ける。セレクトボタン(A)203c及びセレクトボタン(B)203d(セレクトボタン(C)205c及びセレクトボタン(D)205d)は、併設された複数のクレーンゲーム機100A,100B(クレーンゲーム機100C,100D)から遊戯を行うクレーンゲーム機を選択する操作が可能である。制御部210は、クレジットが受け付けられたことと、セレクトボタン(A)203c及びセレクトボタン(B)203d(セレクトボタン(C)205c及びセレクトボタン(D)205d)による選択操作が受け付けられたこととを条件として、併設された複数のクレーンゲーム機100A,100B(クレーンゲーム機100C,100D)から遊戯開始を指示するクレーンゲーム機を選択する。制御部210は、選択されたクレーンゲーム機に対して遊戯指示コマンドを外部出力可能である。その結果、複数の遊戯装置に対して、クレジットを要求するための手段(コインセレクタやリーダライタ装置)を共用することができ、製品コストの低減を図ることができるようになる。
また、本実施形態によれば、コインセレクタ(上)203b(コインセレクタ(下)205b)は、コインを受付可能である。制御部210は、コインセレクタ(上)203b(コインセレクタ(下)205b)によりコインを受け付けた場合にクレジットを受け付ける。そのため、コイン等の価値媒体を受け付けるための媒体受付装置を共用することができ、製品コストの低減を図るとともに、価値媒体の回収作業を一括して行うこともできるようになるので、価値媒体の回収作業コストも低減することができるようになる。
また、本実施形態によれば、リーダライタ装置204bは、遊戯者が所持する記録媒体や携帯端末から決済情報を非接触にて読取可能である。制御部210は、リーダライタ装置204bにより決済情報を読み取った場合にクレジットを受け付ける。そのため、決済情報を受け付けるための読取装置を共用することができ、製品コストの低減を図るとともに、価値媒体を用いることなく遊戯を行うことができるので、遊戯者の利便性を向上させることができるようになる。
また、本実施形態によれば、制御部210は、複数のクレーンゲーム機100A,100B(クレーンゲーム機100C,100D)のうちの遊戯中のクレーンゲーム機がある場合に、遊戯中でないクレーンゲーム機から遊戯開始を指示するクレーンゲーム機を選択可能にしたので、遊戯装置の稼働率を向上させることができるようになる。
また、本実施形態によれば、セレクトボタン(A)203c及びセレクトボタン(B)203d(セレクトボタン(C)205c及びセレクトボタン(D)205d)にの内部に設けられた発光体は、セレクトボタン(A)203c及びセレクトボタン(B)203d(セレクトボタン(C)205c及びセレクトボタン(D)205d)によって遊戯開始の指示が可能なクレーンゲーム機を報知するので、遊戯者に対していずれの遊戯装置で遊戯が可能であるのかが認識しやすくなる。
また、本実施形態によれば、制御部210は、クレジットが受け付けられた状態において、複数のクレーンゲーム機100A,100B(クレーンゲーム機100C,100D)のいずれかから遊戯開始を要求する信号としての操作レバー108aの操作の信号を入力すると、当該信号が出力されたクレーゲーム機に対して遊戯指示コマンドを外部出力可能であるので、遊戯者が遊戯を所望とする遊戯装置における遊戯に用いられる操作手段の操作によって簡便に遊戯を開始させることができるようになる。
また、本実施形態のゲームユニット1000によれば、クレジット制御装置200の制御部210は、遊戯者によるクレジットの要求(コインセレクタ(上)203bやコインセレクタ(下)205bに対するコインの投入、あるいは、リーダライタ装置204bに対する電子マネーによる電子決済等)に応じてクレジットを受け付ける。セレクトボタン(A)203c及びセレクトボタン(B)203d(セレクトボタン(C)205c及びセレクトボタン(D)205d)は、併設された複数のクレーンゲーム機100A,100B(クレーンゲーム機100C,100D)から遊戯を行うクレーンゲーム機を選択する操作が可能である。制御部210は、クレジットが受け付けられたことと、セレクトボタン(A)203c及びセレクトボタン(B)203d(セレクトボタン(C)205c及びセレクトボタン(D)205d)による選択操作が受け付けられたことを条件として、併設された複数のクレーンゲーム機100A,100B(クレーンゲーム機100C,100D)から遊戯開始を指示するクレーンゲーム機を選択する。制御部210は、選択されたクレーンゲーム機に対して遊戯指示コマンドを当該クレーンゲーム機に対して出力可能である。その結果、複数の遊戯装置に対して、クレジットを要求するための手段(コインセレクタやリーダライタ装置)を共用することができ、製品コストの低減を図ることができるようになる。
また、本実施形態のクレーンゲーム機100によれば、クレーンゲーム機100は、内部に景品が載置されるプレイフィールド102と、プレイフィールド102内に配置された景品を取得するための把持装置110とを備え、把持装置110を動作させてプレイフィールド102内の景品を取得する遊戯を実行可能である。操作ボタン108bは、遊戯者による押下操作が可能である。制御部130は、遊戯の制御を行う。制御部130は、遊戯を開始すると把持装置110を所定の移動パターンで移動させ、把持装置110の移動中に操作ボタン108bの押下操作があった場合に把持装置110による景品の取得動作を行う制御を実行可能である。その結果、斬新でかつ簡便な遊戯性を持たせて遊戯者層の拡大を図ることができるようになる。
また、本実施形態のクレーンゲーム機100によれば、クレーンゲーム機100は、内部に壁品が載置されるプレイフィールド102と、プレイフィールド102内に配置された景品を取得するための把持装置110とを備え、把持装置110を動作させてプレイフィールド102内の景品を取得する遊戯を実行可能である。操作ボタン108bは、遊戯者による押下操作が可能である。制御部130は、遊戯の制御を行う。制御部130は、遊戯が開始した後、操作ボタン108bの押下操作状態が継続している間、把持装置110を所定の移動パターンで移動させ、把持装置110の移動中に操作ボタン108bの押下操作状態が解除された場合に把持装置110による景品の取得動作を行う制御を実行可能である。その結果、斬新でかつ簡便な遊戯性を持たせて遊戯者層の拡大を図ることができるようになる。
また、本実施形態によれば、ROM132は、把持装置110の移動パターンデータが複数記憶されている。制御部130は、ROM132から複数の移動パターンデータのうちのいずれかを選択し、選択した移動パターンデータにしたがって把持装置110を移動させる。その結果、多様なゲーム性を提供でき、遊戯意欲の向上を図ることができる。
なお、本発明の実施の形態に記載された作用および効果は、本発明から生じる最も好適な作用および効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用および効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
本実施形態では、遊戯装置の一例としてクレーンゲーム機を挙げて説明したが、これに限定されず、価値媒体や電子決済等によりクレジットを受け付け、遊戯者に遊戯を提供することができるあらゆるゲーム機(遊戯装置)に適用することができ、例えば、景品を展示するケーシング内にカプセル入りの景品を充填し、レバー操作によりケーシング内の景品を排出するゲーム性を有する遊戯装置や、電子的制御によるクジを提供し、当せんするとメダル等の遊戯媒体を払い出す等のゲーム性を有する遊戯装置等も適用可能である。もちろん、クレーンゲーム機をはじめとするあらゆる景品取得ゲーム装置について適用可能であることはいうまでもない。
また、本実施形態では、クレーンゲーム機を上下方向に2台、左右方向に2台としてマトリクス状に配置してゲームユニットを構成したが、クレーンゲーム機が上下方向に3台以上積み重なったものとしてもよいし、クレーンゲーム機を積み重ねずに1台だけ設けるようにした構成であってもよい。また、左右方向に3台以上並設された構成であってもよいし、左右方向に対して1台のみ設けた態様であってもよい。
また、本実施形態では、クレジット制御装置200において、コインセレクタ(上)203bとコインセレクタ(下)205bとを上下方向に並べて配置したが、これに限らず、他の配置態様を採用してもよく、例えば、2つのコインセレクタを左右に並べてもよい。また、コインセレクタ203b,205bを備えず、リーダライタ装置204bのみを備えた構成を採用してもよい。
100A〜100D クレーンゲーム機(景品取得ゲーム装置)
102 プレイフィールド
110 把持装置(景品取得装置)
108b 操作ボタン(操作手段)
130 制御部
131 CPU
132 ROM(記憶手段)
133 RAM

Claims (3)

  1. 内部に景品が載置されるプレイフィールドと、前記プレイフィールド内に配置された景品を取得するための景品取得装置とを備え、前記景品取得装置を動作させて前記プレイフィールド内の景品を取得する遊戯を実行可能な景品取得ゲーム装置であって、
    プレイヤーによる押下操作が可能な操作手段と、
    遊戯の制御を行う制御手段とを備え、
    前記制御手段は、遊戯を開始すると前記操作手段の押下操作があるまで前記景品取得装置を少なくとも左右方向及び奥行き方向を含む所定の移動パターンで移動させ、該景品取得装置の移動中に操作手段の押下操作があった場合に該景品取得装置による景品の取得動作を行う制御を実行可能であることを特徴とする景品取得ゲーム装置。
  2. 内部に景品が載置されるプレイフィールドと、前記プレイフィールド内に配置された景品を取得するための景品取得装置とを備え、前記景品取得装置を動作させて前記プレイフィールド内の景品を取得する遊戯を実行可能な景品取得ゲーム装置であって、
    プレイヤーによる押下操作が可能な操作手段と、
    遊戯の制御を行う制御手段とを備え、
    前記制御手段は、遊戯が開始した後、前記操作手段の押下操作状態が継続している間、前記景品取得装置を少なくとも左右方向及び奥行き方向を含む所定の移動パターンで移動させ、該景品取得装置の移動中に該操作手段の押下操作状態が解除された場合に該景品取得装置による景品の取得動作を行う制御を実行可能であることを特徴とする景品取得ゲーム装置。
  3. 前記景品取得装置の移動パターンデータが複数記憶された記憶手段を備え、
    前記制御手段は、前記記憶手段から複数の移動パターンデータのうちのいずれかを選択し、該選択した移動パターンデータにしたがって前記景品取得装置を移動させることを特徴とする請求項1又は2に記載の景品取得ゲーム装置。
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