JP2613597B2 - クレーン遊戯装置 - Google Patents
クレーン遊戯装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、クレーン遊戯装置、特に、そのクレーン装
置の改良に関する。
置の改良に関する。
透明壁部を有する筐体内に散布された景品を、上記筐
体内に移動自在に設けられたクレーンを操作して掴み、
上記景品を掴んだまゝクレーンを移動せしめ、これを景
品払出口に投下させ、筐体外から景品を取り出すクレー
ン遊戯装置は公知であり、ゲームセンタ等を始めとし様
々な場所に設置されている。
体内に移動自在に設けられたクレーンを操作して掴み、
上記景品を掴んだまゝクレーンを移動せしめ、これを景
品払出口に投下させ、筐体外から景品を取り出すクレー
ン遊戯装置は公知であり、ゲームセンタ等を始めとし様
々な場所に設置されている。
また、一台の遊戯装置に複数のクレーン装置を設けた
ものも公知であるが、従来のものは幅広い遊戯台に複数
のクレーン装置を並置しただけのものであるので、単に
一基のクレーン装置を有するものを一列に並べたものと
大差なく、同時に多人数でゲームができるとしても、遊
戯装置の正面に並んでプレイする必要があるので、設置
に広い床面積を必要とする上、ゲーム場のレイアウトに
も制約が大きかった。
ものも公知であるが、従来のものは幅広い遊戯台に複数
のクレーン装置を並置しただけのものであるので、単に
一基のクレーン装置を有するものを一列に並べたものと
大差なく、同時に多人数でゲームができるとしても、遊
戯装置の正面に並んでプレイする必要があるので、設置
に広い床面積を必要とする上、ゲーム場のレイアウトに
も制約が大きかった。
また、複数のクレーン装置のキャッチャを吊り下げて
いるワイヤやケーブルが互いに絡まり、ゲームを続行で
きなくなることも稀ではなかった。
いるワイヤやケーブルが互いに絡まり、ゲームを続行で
きなくなることも稀ではなかった。
本発明は叙上の問題点を解決するためになされたもの
であって、その目的とするところは、クレーン遊戯装置
に於て、共通の景品台を囲むようクレーン装置を複数設
け得るよう構成し、遊戯台の四方から同時に多人数でゲ
ームができ、そのため設置に必要な床面積が少なくてす
み、営業効率もよく、又クレーンゲームの面白さを十分
に満喫することができるクレーン遊戯装置を提供するこ
とにある。
であって、その目的とするところは、クレーン遊戯装置
に於て、共通の景品台を囲むようクレーン装置を複数設
け得るよう構成し、遊戯台の四方から同時に多人数でゲ
ームができ、そのため設置に必要な床面積が少なくてす
み、営業効率もよく、又クレーンゲームの面白さを十分
に満喫することができるクレーン遊戯装置を提供するこ
とにある。
複数のクレーン装置を備え、各クレーン装置が下記
a)項乃至d)項の構成要素、即ち、 a)天井板より下方に吊り下げられ、ソレノイドにより
開閉制御される複数の爪を具備したキャッチャと、 b)天井板の上面上に設けられ、その自由端側が一定の
角度範囲内で略水平方向に往復旋回し得るよう固定端側
が回転可能に支承され、自由端側には上記キャッチャを
昇降自在に懸垂するアームと、 c)上記アームに取り付けられ、天井板の上面上を走行
し得る車輪、及び、その車輪を正逆双方向に回転駆動せ
しめ得るモータと、 d)上記アームに設けられ、上記キャッチャを昇降せし
め得るキャッチャ昇降装置と、を具備すると共に、 景品を載せて回転する景品台の回転中心部に上方へ向
けて突出する塔状のポールを設けたことを特徴とするク
レーン遊戯装置によって達成できる。
a)項乃至d)項の構成要素、即ち、 a)天井板より下方に吊り下げられ、ソレノイドにより
開閉制御される複数の爪を具備したキャッチャと、 b)天井板の上面上に設けられ、その自由端側が一定の
角度範囲内で略水平方向に往復旋回し得るよう固定端側
が回転可能に支承され、自由端側には上記キャッチャを
昇降自在に懸垂するアームと、 c)上記アームに取り付けられ、天井板の上面上を走行
し得る車輪、及び、その車輪を正逆双方向に回転駆動せ
しめ得るモータと、 d)上記アームに設けられ、上記キャッチャを昇降せし
め得るキャッチャ昇降装置と、を具備すると共に、 景品を載せて回転する景品台の回転中心部に上方へ向
けて突出する塔状のポールを設けたことを特徴とするク
レーン遊戯装置によって達成できる。
これらのクレーン装置は、一台のゲーム機に3〜6個
取り付けることができる。
取り付けることができる。
上記の如く構成することにより、クレーン遊戯装置に
於て、多数のプレイヤが同時にそれぞれのクレーン装置
をプレイヤの意思通りに適切に制御することができるよ
うになるので、クレーンゲームの面白さをより一層増大
させることができると共に、装置の稼働率を大幅に向上
させることができるものである。
於て、多数のプレイヤが同時にそれぞれのクレーン装置
をプレイヤの意思通りに適切に制御することができるよ
うになるので、クレーンゲームの面白さをより一層増大
させることができると共に、装置の稼働率を大幅に向上
させることができるものである。
以下、図面を参照しつゝ本発明の詳細を具備的に説明
する。
する。
第1図は、本発明にかかるクレーン遊戯装置の一実施
例を示す外観説明図、第2図は、天井板面に設けられた
キャッチャ移動制御機構の構成を示す上面図、第3図
は、上記キャッチャ移動制御機構の構成を示す側面図、
第4図及び第5図は、それぞれキャッチャの昇降時の状
態を示す説明図、第6図は、景品台の構成を示す一部破
段側面図、第7図は、景品台の構成を示す上面図であ
る。
例を示す外観説明図、第2図は、天井板面に設けられた
キャッチャ移動制御機構の構成を示す上面図、第3図
は、上記キャッチャ移動制御機構の構成を示す側面図、
第4図及び第5図は、それぞれキャッチャの昇降時の状
態を示す説明図、第6図は、景品台の構成を示す一部破
段側面図、第7図は、景品台の構成を示す上面図であ
る。
第1図乃至第7図中、1はクレーン遊戯装置、2は天
井板、2aは天井板2に形成された円弧状のスロット3は
遊戯台、3aは基板、3b、3c、3d及び3eは上記基板3aの四
隅に形成され、キャッチャにより把持され移動された景
品が投入される景品投入口、4、5、6及び7は複数の
爪を具備したキャッチャ、8、9、10及び11は上記キャ
ッチャ4、5、6及び7を支承するパイプ、12は回動自
在に支承された景品台、13は上記景品台12上の外周壁面
を形成する透明板、14、14は景品、15は塔状のポール、
16及び17は支柱、18は景品払出口、19は料金投入口、20
は料金表示プレート、21はコインキャンセル口、22は支
柱、23はアーム、24、25及び26はマイクロスイッチ、27
はキャッチャ昇降用モータ、29は自走用モータ、30はキ
ャスタ、31は車輪、32は支持板、33はアームホルダ、34
はワイヤドラム、35はカム、36及び37はプーリ、38及び
39はマイクロスイッチ、40はワイヤ、41はフレキシブル
コード、42は押圧板、43は景品台駆動用モータ、44は駆
動ローラ、45及び46はローラ、47は支持台、48は支柱、
49、50、51及び52はキャスタ、53はキャッチャを水平方
向に移動させるための押ボタン、45はキャッチャを降下
させるための押ボタンである。
井板、2aは天井板2に形成された円弧状のスロット3は
遊戯台、3aは基板、3b、3c、3d及び3eは上記基板3aの四
隅に形成され、キャッチャにより把持され移動された景
品が投入される景品投入口、4、5、6及び7は複数の
爪を具備したキャッチャ、8、9、10及び11は上記キャ
ッチャ4、5、6及び7を支承するパイプ、12は回動自
在に支承された景品台、13は上記景品台12上の外周壁面
を形成する透明板、14、14は景品、15は塔状のポール、
16及び17は支柱、18は景品払出口、19は料金投入口、20
は料金表示プレート、21はコインキャンセル口、22は支
柱、23はアーム、24、25及び26はマイクロスイッチ、27
はキャッチャ昇降用モータ、29は自走用モータ、30はキ
ャスタ、31は車輪、32は支持板、33はアームホルダ、34
はワイヤドラム、35はカム、36及び37はプーリ、38及び
39はマイクロスイッチ、40はワイヤ、41はフレキシブル
コード、42は押圧板、43は景品台駆動用モータ、44は駆
動ローラ、45及び46はローラ、47は支持台、48は支柱、
49、50、51及び52はキャスタ、53はキャッチャを水平方
向に移動させるための押ボタン、45はキャッチャを降下
させるための押ボタンである。
なお、以下本発明にかかるクレーン遊戯装置について
説明するが、実施例に於てはキャッチャが4個設けられ
たものを示した。然しながら、上記各キャッチャの駆動
制御方法は総て同じであるためキャッチャの制御方法に
ついてはキャッチャ4に基づき説明する。
説明するが、実施例に於てはキャッチャが4個設けられ
たものを示した。然しながら、上記各キャッチャの駆動
制御方法は総て同じであるためキャッチャの制御方法に
ついてはキャッチャ4に基づき説明する。
而して、第1図に示すように、本発明にかかるクレー
ン遊戯装置1は、遊戯台3の基板3a上に4本の支柱16及
び17(但し、他の2本の支柱は図面では隠れて見え
ず。)が起立し、その上に天井板2が搭載され、更に上
記4本の支柱間にガラス又は透明のプラスチック板が嵌
め込まれ、景品台12を外部から見ることができるように
構成されている。
ン遊戯装置1は、遊戯台3の基板3a上に4本の支柱16及
び17(但し、他の2本の支柱は図面では隠れて見え
ず。)が起立し、その上に天井板2が搭載され、更に上
記4本の支柱間にガラス又は透明のプラスチック板が嵌
め込まれ、景品台12を外部から見ることができるように
構成されている。
遊戯台3の外周部の4つの面にはそれぞれ景品払出口
18、料金投入孔19、料金表示プレート20及びコイルキャ
ンセル口21(但し、他の3面に設けられた料金投入孔、
景品払出口、料金表示プレート及びコインキャンセル口
は図面では隠れて見えない。)が設けられ、また、基板
3aの外周部の4個所には押ボタン53、54(但し、他の3
個所に設けられた押ボタン図面では隠れて見えず。)が
設けられている。この押ボタン53を押すと、その押ボタ
ンに対応したキャッチャを水平面内で一定の距離移動さ
せることができ、更にもう一方の押ボタン54を押すと、
水平面内で所望位置に移動させたキャッチャを降下させ
て、一定速度で回転している景品台12上の景品14、14に
接触させ、その景品を把持することができるよう構成さ
れている。
18、料金投入孔19、料金表示プレート20及びコイルキャ
ンセル口21(但し、他の3面に設けられた料金投入孔、
景品払出口、料金表示プレート及びコインキャンセル口
は図面では隠れて見えない。)が設けられ、また、基板
3aの外周部の4個所には押ボタン53、54(但し、他の3
個所に設けられた押ボタン図面では隠れて見えず。)が
設けられている。この押ボタン53を押すと、その押ボタ
ンに対応したキャッチャを水平面内で一定の距離移動さ
せることができ、更にもう一方の押ボタン54を押すと、
水平面内で所望位置に移動させたキャッチャを降下させ
て、一定速度で回転している景品台12上の景品14、14に
接触させ、その景品を把持することができるよう構成さ
れている。
而して、キャッチャ4、5、6又は7が景品14、14に
接触し景品14を把持すると、上記キャッチャ4、5、6
又は7が引き上げられると共に、ゲーム開始時の位置ま
で戻され、キャッチャ4、5、6又は7の爪が開放され
て把持した景品14が基板3aの四隅に形成された景品投入
口3b乃至3eのうちの一つに投入され、景品払出口に放出
される。
接触し景品14を把持すると、上記キャッチャ4、5、6
又は7が引き上げられると共に、ゲーム開始時の位置ま
で戻され、キャッチャ4、5、6又は7の爪が開放され
て把持した景品14が基板3aの四隅に形成された景品投入
口3b乃至3eのうちの一つに投入され、景品払出口に放出
される。
以下、各部の構成について具体的に説明する。
先ず、第6図及び第7図を参照しつゝ、多数の景品1
4、14を載せて回転する景品台12の構成について説明す
る。
4、14を載せて回転する景品台12の構成について説明す
る。
上記景品台12の裏側の中央部には支持台47に設けられ
た支柱48が挿入される孔が形成されており、景品台12は
上記孔に支柱48が挿入されると共に、景品台駆動用モー
タ43に接続された駆動ローラ44及びローラ45、46によっ
て回転自在に支承される。而して、景品台駆動用モータ
43が回転し駆動ローラ44が回転せしめられると、それに
伴い景品台12が支柱48を中心に回転する。
た支柱48が挿入される孔が形成されており、景品台12は
上記孔に支柱48が挿入されると共に、景品台駆動用モー
タ43に接続された駆動ローラ44及びローラ45、46によっ
て回転自在に支承される。而して、景品台駆動用モータ
43が回転し駆動ローラ44が回転せしめられると、それに
伴い景品台12が支柱48を中心に回転する。
景品台12の外周部は、薄く、且つ一定の高さを有する
透明のプラスチック板13で覆われ、景品台12は上部が開
放された外周面が透明な円筒状に形成され、第1図に示
すように、その内部に種々の景品14、14が収容される。
透明のプラスチック板13で覆われ、景品台12は上部が開
放された外周面が透明な円筒状に形成され、第1図に示
すように、その内部に種々の景品14、14が収容される。
また、上記景品台12の景品が収容される部分には、中
央部に上方へ向けて突出する塔状のポール15が設けられ
ている。上記塔状のポール15は、複数のキャッチャ4、
5、6及び7が回転している景品台12に同時に引き下げ
られた際に、各キャッチャ4、5、6及び7をそれぞれ
垂下しているワイヤ及び各キャッチャと制御装置を接続
しているフレキシブルコードが上記景品台12の回転に伴
って回転移動するのを規制し、ワイヤ40及びフレキシブ
ルコード41同士が互いに絡み合うのを防止するものであ
る。
央部に上方へ向けて突出する塔状のポール15が設けられ
ている。上記塔状のポール15は、複数のキャッチャ4、
5、6及び7が回転している景品台12に同時に引き下げ
られた際に、各キャッチャ4、5、6及び7をそれぞれ
垂下しているワイヤ及び各キャッチャと制御装置を接続
しているフレキシブルコードが上記景品台12の回転に伴
って回転移動するのを規制し、ワイヤ40及びフレキシブ
ルコード41同士が互いに絡み合うのを防止するものであ
る。
即ち、キャッチャ4は景品台12上の最低位置にある景
品14を把持し得るようになっているので、景品14が多数
積み重ねられている上に引き降ろされると、キャッチャ
はさまざまな方向に傾き、ワイヤ40やフレキシブルコー
ド41は景品14の上でたるみ、その状態で景品台12が回転
する。
品14を把持し得るようになっているので、景品14が多数
積み重ねられている上に引き降ろされると、キャッチャ
はさまざまな方向に傾き、ワイヤ40やフレキシブルコー
ド41は景品14の上でたるみ、その状態で景品台12が回転
する。
そのため、複数のキャッチャが前後して至近距離に降
下したとき、ポール15が設けられていないと、或る一つ
のキャッチャ4のワイヤ40やフレキシブルコード41が他
のキャッチャのそれらと互いに絡まることがある。
下したとき、ポール15が設けられていないと、或る一つ
のキャッチャ4のワイヤ40やフレキシブルコード41が他
のキャッチャのそれらと互いに絡まることがある。
然しながら、ポール15が設けられていると、ワイヤ40
やフレキシブルコード41はポール15により早期に引き張
られることになり、かつ、各キャッチャを支承するパイ
プ8の下端位置が異なるので、各キャッチャに対応する
ワイヤ40やフレキシブルコード41はそれぞれ異なった位
置でポール15と接することとなり、このためワイヤ40や
フレキシブルコード41が絡まり合うことがない。
やフレキシブルコード41はポール15により早期に引き張
られることになり、かつ、各キャッチャを支承するパイ
プ8の下端位置が異なるので、各キャッチャに対応する
ワイヤ40やフレキシブルコード41はそれぞれ異なった位
置でポール15と接することとなり、このためワイヤ40や
フレキシブルコード41が絡まり合うことがない。
而して、第2図及び第3図に示すように、アーム23の
固定端側は、クレーン遊戯装置1の天井板2の上面に固
設された支柱22にアームホルダ33等を介して回動自在な
よう保持されている。一方、アーム23の自由端には、キ
ャッチャ昇降用モータ27や、自走用車輪31及びそれを回
転駆動するモータ29等々を取り付けるための支持板32が
取り付けられている。
固定端側は、クレーン遊戯装置1の天井板2の上面に固
設された支柱22にアームホルダ33等を介して回動自在な
よう保持されている。一方、アーム23の自由端には、キ
ャッチャ昇降用モータ27や、自走用車輪31及びそれを回
転駆動するモータ29等々を取り付けるための支持板32が
取り付けられている。
第4図及び第5図に示された押圧板42は、揺動可能に
支承されており、その一端はマイクロスイッチ39の接点
を押圧し、他端はパイプ8の先端部を支承している。
支承されており、その一端はマイクロスイッチ39の接点
を押圧し、他端はパイプ8の先端部を支承している。
而して、第3図に示す自走用モータ29が正逆双方向に
回転し、それに伴い車輪31が回転し、アーム23の自由端
に取り付けた支持板32が天井板2面上を移動すると、ア
ーム23は水平面内で旋回し、上記パイプ8は上記天井板
2面に形成された円弧状のスロット2aに沿って移動す
る。
回転し、それに伴い車輪31が回転し、アーム23の自由端
に取り付けた支持板32が天井板2面上を移動すると、ア
ーム23は水平面内で旋回し、上記パイプ8は上記天井板
2面に形成された円弧状のスロット2aに沿って移動す
る。
アーム23の水平面内に於ける一定の角度範囲内での移
動角度は、第2図に示すマイクロスイッチ24、25及び26
によって検出制御されるよう構成されており、これらの
マイクロスイッチのうちマイクロスイッチ26はアーム23
のスタート位置を検出し、マイクロスイッチ25はアーム
23の移動位置の最終端を検出するものである。また、マ
イクロスイッチ24は、キャッチャ4を水平方向に移動さ
せる押ボタン53を瞬時押して手を離した際に、キャッチ
ャ4が景品台上の景品14、14を狙うことができる位置ま
で自動的に上記アーム23を移動させるためのものであ
る。従って、プレイヤが料金投入口19に所定の料金を投
入し、ゲームが行なえる状態になった段階で、誤って押
ボタン53に触れてしまいすぐに手を離したような場合に
でも、一応ゲームを楽しむことができるよう構成されて
いる。
動角度は、第2図に示すマイクロスイッチ24、25及び26
によって検出制御されるよう構成されており、これらの
マイクロスイッチのうちマイクロスイッチ26はアーム23
のスタート位置を検出し、マイクロスイッチ25はアーム
23の移動位置の最終端を検出するものである。また、マ
イクロスイッチ24は、キャッチャ4を水平方向に移動さ
せる押ボタン53を瞬時押して手を離した際に、キャッチ
ャ4が景品台上の景品14、14を狙うことができる位置ま
で自動的に上記アーム23を移動させるためのものであ
る。従って、プレイヤが料金投入口19に所定の料金を投
入し、ゲームが行なえる状態になった段階で、誤って押
ボタン53に触れてしまいすぐに手を離したような場合に
でも、一応ゲームを楽しむことができるよう構成されて
いる。
第4図及び第5図に示すように、キャッチャ4はパイ
プ8に挿通されたワイヤ40によって吊り下げられてお
り、プレイヤが押ボタン53を押して上記キャッチャ4を
水平面内で所望の距離移動させた後、他の押ボタン54を
押しワイヤドラム34を回転させると、上記ワイヤドラム
34に巻き付けられたワイヤ40が引き出され、第4図に示
す如くキャッチャ4が景品台12に向かって引き下げられ
る。
プ8に挿通されたワイヤ40によって吊り下げられてお
り、プレイヤが押ボタン53を押して上記キャッチャ4を
水平面内で所望の距離移動させた後、他の押ボタン54を
押しワイヤドラム34を回転させると、上記ワイヤドラム
34に巻き付けられたワイヤ40が引き出され、第4図に示
す如くキャッチャ4が景品台12に向かって引き下げられ
る。
而して、ワイヤドラム34からワイヤ40が引き出され、
上記キャッチャ4が景品台12の景品14、14の位置に達し
キャッチャが景品の上に乗ると、ワイヤが緩んでプーリ
36に巻き掛けられたワイヤの張力が低下するので、これ
に伴いカム35がその回転軸35aを中心に時計方向に回転
せしめられ(第4図参照)、上記カム35がマイクロスイ
ッチ38をオンとし、上記マイクロスイッチ38がワイヤド
ラム34を駆動しているキャッチャ昇降用モータ27の回転
を停止させ、ワイヤ40の引出し動作を停止する。
上記キャッチャ4が景品台12の景品14、14の位置に達し
キャッチャが景品の上に乗ると、ワイヤが緩んでプーリ
36に巻き掛けられたワイヤの張力が低下するので、これ
に伴いカム35がその回転軸35aを中心に時計方向に回転
せしめられ(第4図参照)、上記カム35がマイクロスイ
ッチ38をオンとし、上記マイクロスイッチ38がワイヤド
ラム34を駆動しているキャッチャ昇降用モータ27の回転
を停止させ、ワイヤ40の引出し動作を停止する。
然る後、制御装置からの信号によりキャッチャ4のソ
レノイドが作動させめられ、キャッチャ14の爪が景品14
を把持すると、ワイヤドラム34が前記とは反対の方向に
回転せしめられ、ワイヤ40の巻き取りが開始され、景品
14が吊り上げられる。
レノイドが作動させめられ、キャッチャ14の爪が景品14
を把持すると、ワイヤドラム34が前記とは反対の方向に
回転せしめられ、ワイヤ40の巻き取りが開始され、景品
14が吊り上げられる。
而して、ワイヤドラム34がワイヤ40の巻取りを開始す
ると、プーリ36、37及びカム35が前記とは反対方向に回
転せしめられ、キャッチャ4がパイプ8の下端に接触
し、更に第5図に示す如くパイプ8を押し上げると、パ
イプの上端が押圧板42の一端を上方に押し上げ、これに
より押圧板42の他端が下がってこれに当接したマイクロ
スイッチ39をオンとする。然るときは、マイクロスイッ
チ39がワイヤドラム34のワイヤ40の巻取り動作を停止せ
しめ、キャッチャ4による景品14、14の吊上げ動作を停
止する。
ると、プーリ36、37及びカム35が前記とは反対方向に回
転せしめられ、キャッチャ4がパイプ8の下端に接触
し、更に第5図に示す如くパイプ8を押し上げると、パ
イプの上端が押圧板42の一端を上方に押し上げ、これに
より押圧板42の他端が下がってこれに当接したマイクロ
スイッチ39をオンとする。然るときは、マイクロスイッ
チ39がワイヤドラム34のワイヤ40の巻取り動作を停止せ
しめ、キャッチャ4による景品14、14の吊上げ動作を停
止する。
然るのち、前記自走用モータ31が駆動され、車輪31が
逆回転してアーム23はゲーム開始時の位置まで戻され、
キャッチャ4、5、6又は7の爪が開放されて把持した
景品14が基板3aの四隅に形成された景品投入口3b乃至3e
のうちの一つに投入され、景品払出口に放出される。
逆回転してアーム23はゲーム開始時の位置まで戻され、
キャッチャ4、5、6又は7の爪が開放されて把持した
景品14が基板3aの四隅に形成された景品投入口3b乃至3e
のうちの一つに投入され、景品払出口に放出される。
叙上の如く、本発明にかかるクレーン遊戯装置は、ク
レーン装置を構成するキャッチャが複数の爪で構成さ
れ、しかも上記キャッチャの開閉制御がマイクロスイッ
チによって適切に行われると共に、上記キャッチャの水
平面内での移動及び昇降移動が、モータ等によって適切
に制御されると共に、景品台の中央に設けた塔状のポー
ルによって、複数のクレーン装置のキャッチャを吊り下
げたワイヤやフレキシブルコードが互いに絡まり合うこ
とも防止されるので、クレーンゲームの面白さをより一
層増大させることができる。
レーン装置を構成するキャッチャが複数の爪で構成さ
れ、しかも上記キャッチャの開閉制御がマイクロスイッ
チによって適切に行われると共に、上記キャッチャの水
平面内での移動及び昇降移動が、モータ等によって適切
に制御されると共に、景品台の中央に設けた塔状のポー
ルによって、複数のクレーン装置のキャッチャを吊り下
げたワイヤやフレキシブルコードが互いに絡まり合うこ
とも防止されるので、クレーンゲームの面白さをより一
層増大させることができる。
本発明は叙上の如く構成されるので、本発明によると
きには、複数のクレーン装置をプレイヤの意思のまゝに
動かすことができるので、クレーンゲームの興味が増進
されると共に、クレーン遊戯装置の稼働効率を大幅に向
上させることができる。
きには、複数のクレーン装置をプレイヤの意思のまゝに
動かすことができるので、クレーンゲームの興味が増進
されると共に、クレーン遊戯装置の稼働効率を大幅に向
上させることができる。
なお、本発明は叙上の実施例に限定されるものではな
い。即ち、例えば、本実施例ではキャッチャを4個とし
たが、その数はクレーン遊戯装置の大きさ等に応じて適
宜に増減し得るものである。また、キャッチャの形状も
景品の種類等に応じて適宜に変更し得るものであり、そ
の他、キャッチャの開閉操作の仕方、水平面内での移動
及び昇降移動のさせ方等は、本発明の目的の範囲内で上
記の説明から当業者が容易に想到し得るすべての変更実
施例を包摂するものである。
い。即ち、例えば、本実施例ではキャッチャを4個とし
たが、その数はクレーン遊戯装置の大きさ等に応じて適
宜に増減し得るものである。また、キャッチャの形状も
景品の種類等に応じて適宜に変更し得るものであり、そ
の他、キャッチャの開閉操作の仕方、水平面内での移動
及び昇降移動のさせ方等は、本発明の目的の範囲内で上
記の説明から当業者が容易に想到し得るすべての変更実
施例を包摂するものである。
第1図は、本発明にかかるクレーン遊戯装置の一実施例
を示す外観説明図、第2図は、天井面に設けられたキャ
ッチャ移動制御機構の構成を示す上面図、第3図は、上
記キャッチャ移動制御機構の構成を示す側面図、第4図
及び第5図は、それぞれキャッチャの昇降時の状態を示
す説明図、第6図は、景品台の構成を示す一部破断側面
図、第7図は、景品台の構成を示す上面図である。 1……クレーン遊戯装置 2……天井板 3……遊戯台 3a……基板 3b、3c、3d、3e……景品投入口 4、5、6、7……キャッチャ 8、9、10、11……パイプ 12……景品台 13……透明板 14、14……景品 15……塔状のポール 16、17……支柱 18……景品払出口 19……料金投入口 53、54……押ボタン 22……支柱 23……アーム 24、25、26、38、39……マイクロスイッチ 40……ワイヤ 41……ワレキシブルコード 42……押圧板 43……景品台駆動用モータ 44……駆動ローラ 45、46……ローラ 47……支持台
を示す外観説明図、第2図は、天井面に設けられたキャ
ッチャ移動制御機構の構成を示す上面図、第3図は、上
記キャッチャ移動制御機構の構成を示す側面図、第4図
及び第5図は、それぞれキャッチャの昇降時の状態を示
す説明図、第6図は、景品台の構成を示す一部破断側面
図、第7図は、景品台の構成を示す上面図である。 1……クレーン遊戯装置 2……天井板 3……遊戯台 3a……基板 3b、3c、3d、3e……景品投入口 4、5、6、7……キャッチャ 8、9、10、11……パイプ 12……景品台 13……透明板 14、14……景品 15……塔状のポール 16、17……支柱 18……景品払出口 19……料金投入口 53、54……押ボタン 22……支柱 23……アーム 24、25、26、38、39……マイクロスイッチ 40……ワイヤ 41……ワレキシブルコード 42……押圧板 43……景品台駆動用モータ 44……駆動ローラ 45、46……ローラ 47……支持台
Claims (1)
- 【請求項1】複数のクレーン装置を備え、各クレーン装
置が下記a)項乃至d)項の構成要素、即ち、 a)天井板(2)より下方に吊り下げられ、ソレノイド
により開閉制御される複数の爪を具備したキャッチャ
(4,5,6,7)と、 b)天井板(2)の上面上に設けられ、その自由端側が
一定の角度範囲内で略水平方向に往復旋回し得るよう固
定端側が回転可能に支承され、自由端側には上記キャッ
チャを昇降自在に懸垂するアーム(23)と、 c)上記アーム(23)に取り付けられ、天井板(2)の
上面上を走行し得る車輪(3)、及び、その車輪を正逆
双方向に回転駆動せしめ得るモータ(29)と、 d)上記アーム(23)に設けられ、上記キャッチャを昇
降せしめ得るキャッチャ昇降装置と、 を具備すると共に、 景品を載せて回転する景品台(12)の回転中心部に上方
へ向けて突出する塔状のポール(15)を設けたことを特
徴とするクレーン遊戯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62131248A JP2613597B2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | クレーン遊戯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62131248A JP2613597B2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | クレーン遊戯装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63296782A JPS63296782A (ja) | 1988-12-02 |
JP2613597B2 true JP2613597B2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=15053468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62131248A Expired - Fee Related JP2613597B2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | クレーン遊戯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2613597B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7549646B2 (en) | 2005-04-20 | 2009-06-23 | Taito Corporation | Crane game machine |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4666121B2 (ja) * | 2000-02-21 | 2011-04-06 | 株式会社セガ | 景品取得ゲーム装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4717045U (ja) * | 1971-03-29 | 1972-10-27 | ||
JPS56125078A (en) * | 1980-03-04 | 1981-10-01 | Ohira Giken Kogyo | Crane game machine |
-
1987
- 1987-05-29 JP JP62131248A patent/JP2613597B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7549646B2 (en) | 2005-04-20 | 2009-06-23 | Taito Corporation | Crane game machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63296782A (ja) | 1988-12-02 |
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Legal Events
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