JP2002085815A - 抽選機構、及びゲーム装置 - Google Patents

抽選機構、及びゲーム装置

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JP2002085815A JP2000278344A JP2000278344A JP2002085815A JP 2002085815 A JP2002085815 A JP 2002085815A JP 2000278344 A JP2000278344 A JP 2000278344A JP 2000278344 A JP2000278344 A JP 2000278344A JP 2002085815 A JP2002085815 A JP 2002085815A
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    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F3/00Board games; Raffle games
    • A63F3/06Lottos or bingo games; Systems, apparatus or devices for checking such games
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F5/00Roulette games
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  • Multimedia (AREA)
  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 実行されたゲームの結果に応じて賭けら
れた遊戯価値を増減させるゲーム装置を、遊戯者が安心
して楽しめるように改良する。 【解決手段】 このゲーム装置は、すり鉢部材111を
備えている。すり鉢部材111の内面111Xには、2
つの小孔111R、111Bが穿設されている。遊戯者
は、そのうちの一方を副ゲーム用操作ボタン123R、
123Bの操作により選択する。遊戯者が選択した小孔
111R、111Bが当選小孔となる。次いで、球がす
り鉢部材111の内面Xへ投入される。投入された球
が、小孔111R、111Bのうち遊戯者の選択した方
と一致した場合には遊戯者の価値と判定され、遊戯者が
賭けていたメダルが倍増する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲーム装置に関す
る。より詳細には、遊戯者が賭けの対象とした遊戯価値
(例えば、メダルやコイン。)に基づいて、所定の主ゲ
ームを実行し、その主ゲームの結果に応じた遊戯価値を
遊戯者に与えるゲーム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】様々なアーケードゲーム装置が存在する
が、メダルやコインなどの所定の遊戯価値を賭けの対象
とすると共に、所定のゲームを行い、そのゲームの結果
に応じて遊戯者が賭けた遊戯価値を増減させるゲーム装
置は、一つの人気ジャンルを形成している。この種のゲ
ーム装置は、例えば、ビンゴゲーム、競馬ゲーム、ルー
レットゲームなどとして実現されているが、賭けを行う
気分を手軽に味わえること、遊戯価値のやり取りは家庭
用ゲーム装置では実現困難なことなどにより、その人気
を保っている。
【0003】遊戯価値のやり取りを伴うこのようなゲー
ム装置で実行されるゲームは、一般的に、所定のゲーム
プログラムに基づいて実行されるものとなっている。ゲ
ームの内容は、例えばそのゲーム装置に付属されたディ
スプレイ装置に表示されるようになっており、遊戯者
は、それを見ながらゲームを実行する。
【0004】プログラムにより実行されるゲームに基づ
いて賭けた遊戯価値の増減を行うゲーム装置は、プログ
ラムの如何によってどのようなゲームをも実行できるた
め、ゲームの種類を多様化できるという利点がある。し
かしながら、この種のゲーム装置は、遊戯価値の増減と
いう、いわゆる賭けを実行する場合、プログラム制作者
による恣意的な操作が存在するのではという疑念を遊戯
者に与えやすい。従って、この種のゲーム装置では、遊
戯者がゲームにのめり込めない場面も生じがちである。
【0005】遊戯価値の増減を行うゲームは、主ゲーム
と副ゲームを備えたものが多々ある。この明細書におけ
る副ゲームとは、主ゲームで遊戯者が得た遊戯価値を賭
けの対象として実行されるゲームをいう。ここで、主ゲ
ームは、競馬ゲームやビンゴゲームなどのゲーム性の高
いゲームとされるのが一般的であり、副ゲームは、いわ
ゆるダブルアップゲームと呼ばれる2者択一のゲーム
で、当たれば遊戯価値が倍になり、外れれば0になると
いう簡易なゲームとして実行されることが多い。副ゲー
ムは、例えば、2枚のトランプカードを一方は表向き
で、他方は裏向きでディスプレイ上に表示し、他方のト
ランプカードに記載の数字が一方に記載の数字よりも大
きいか、小さいかを当てるといった形で実行される。こ
の類の副ゲームは運試し的要素が強いものの、ディスプ
レイ上に表示されたカードに記載の数字の大小を当てる
といった類のゲームでは、上述の如き疑念を遊戯者に与
えることを避けられない。このような運試し的要素が強
いゲームでは、ゲーム製作者の恣意が排されているとの
安心感を遊戯者に与えることが特に重要となる。しかし
ながら、そのようなゲームを実行できる装置は知られて
いない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、メダルやコ
インなどの所定の遊戯価値を賭けの対象とすると共に、
所定のゲームを行い、そのゲームの結果に応じて遊戯者
が賭けた遊戯価値を増減させるゲーム装置を、恣意的な
操作の存在を感じずに遊戯者がゲームにのめり込めるよ
うなものとするための技術を提供せんとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本願出願人は、以下のような抽選機構を提案す
る。即ち、抽選用の移動体を受入れ可能とされた複数の
凹部を備えている盤面と、当該盤面に前記移動体を投入
する投入手段と、遊戯者の操作内容に基づいて、前記凹
部の中の少なくとも一つを当選凹部とする決定を行う選
択手段と、前記盤面に投入された移動体を受入れた凹部
が前記当選凹部であるか否かを判定し、その凹部が前記
当選凹部である場合には当たりと、その凹部が前記当選
凹部以外の凹部である場合には外れと判定する判定手段
と、を備えてなる、抽選機構である。この抽選機構で
は、移動体がどの凹部に受入れられるかという極めて単
純で判りやすい事象に基づいてゲームが実行され、これ
に基づいて当たり、外れの判断がなされることになる。
この事象は、物理法則に支配されるものであり、恣意的
な操作が入り込む余地がない。従って、遊戯者は、ゲー
ム製作者の恣意についての疑念を感じることなく、安心
してゲームにのめり込めるようになる。また、この抽選
機構では、当たりと判定されるために移動体が入らなけ
ればならない当選凹部を、遊戯者は、選択手段を用いる
ことにより、複数の凹部の中から自分の手で選択するこ
とができる。従って、これによっても遊戯者は、安心感
を得られるようになる。
【0008】本発明の抽選機構で用いられる移動体及び
盤面は、盤面上を移動した移動体が盤面の凹部に受入れ
られるようになっていればどのようなものでも構わな
い。移動体の形状は、盤面上を自由に動けるような、例
えば盤面上を自由に転がることのできるようなものとす
ることができる。この場合の例としては、球体、多面
体、円筒形などが考えられる。盤面の形状には特に制限
はない。例えば、平面視正方形状、平面視円形状などに
することができる。盤面には、移動体と干渉して移動体
の進行方向を変化させる干渉体を設けることができる。
また、盤面は回転可能とすることができる。そうするこ
とにより、盤面上を移動する移動体の動きをイレギュラ
ーなものとすることができるようになるため、抽選機構
で実行されるゲームの視覚的な面白みが増す。盤面が回
転するものとされる場合には、その形状を円形状とする
のが好ましい。この場合には、円形状の中心を回転軸と
することができる。盤面は、また、中心に向かって凹ん
だすり鉢状面とすることができる。そして、複数の凹部
のそれぞれは、上述の中心の近傍に設けることができ
る。このようにすることで、移動体をスムーズに凹部へ
と導けるようになる。盤面には、移動体の速度を減速さ
せるような凹凸を施したものを用いることができる。移
動体の速度を原則できるようにすることで、ゲームの実
行時間の適正化を図ることができるようになる。具体的
に例を挙げれば、パンチングメタルの如き穴の開いた板
状材で盤面を形成することにより、凹凸の施された盤面
を構成することができる。盤面が円形状である場合に
は、その円形状の中心から半径方向に延びた複数本の溝
を盤面に設けることで、凹凸の施された盤面を構成する
ことができる。盤面が凹んだすり鉢状である場合も同様
である。溝の本数、幅、溝と溝の間隔は適宜決定すれば
よい。投入手段は、移動体を盤面に投入できるように構
成できていればどのようなものでも構わない。盤面が平
面視円形状ですり鉢状に形成されている場合における投
入手段は、移動体を、盤面の接線方向への速度を持つよ
うにして盤面へ投入するようなものとできる。かかる投
入手段を用いた場合、投入された移動体は、盤面の中心
に直線的に向かうことがない。つまり、接線方向の速度
を持つようにして盤面へ投入された移動体は、盤面上で
渦巻き状の軌跡を辿って移動し、凹部が設けられている
中心部近傍に向かって徐々に移動していくことになる。
従って、移動体が凹部に至るまでに幾らかの時間を稼げ
るようになるので、遊戯者の興味を持続させられるよう
になる。また、投入手段が、遊戯者の操作に基づいて移
動体を投入するようになっている場合、移動体が直線的
に中心部に向かうようになっていると、移動体投入のタ
イミングを上手く調節すれば、移動体を狙って好きな凹
部へ入れられるようになる。上述のように渦巻状の軌跡
を辿って移動体が移動するのであれば、遊戯者がタイミ
ング調整により移動体を入れるべき凹部を狙うというこ
とが殆ど不可能となる。従ってこの抽選装置で行われる
ゲームは、遊戯者の腕も関係ない純粋な運試し的ゲーム
となる。従って、従来技術で述べた副ゲームに用いるに
特に向いたものとなる。
【0009】本発明の抽選機構における選択手段は、上
述のように、遊戯者の操作内容に基づいて、凹部の中の
少なくとも一つを当選凹部とする決定を行うものであれ
ばよい。その具体的な構成は問わない。選択手段は、例
えば、複数の凹部と同数で、且つ複数の凹部のそれぞれ
と対応付けられている複数の操作体を備えており、遊戯
者が操作を行った操作体と対応付けられている凹部を当
選凹部とする決定が行われるようになっているものとす
ることができる。操作体と凹部とを一対一対応させるこ
とにより、遊戯者がゲームシステムを理解しやすくな
る。選択手段はまた、複数の凹部の幾つかとそれぞれ対
応付けられている複数の操作体を備えており、遊戯者が
操作を行った操作体と対応付けられている凹部を当選凹
部とする決定が行われるようになっているものとするこ
とができる。操作体を2つ設けた抽選機構で、例えば、
偶数個の凹部のうちの半数を一方の操作体と、残りの半
数を他方の操作体と対応付けるのである。このようにす
れば、一の操作体を操作するだけで複数の凹部を選択で
きるようになるため、操作体の操作に関する遊戯者の負
担が軽減される。ここで、複数の凹部と複数の操作体の
対応付けは、遊戯者が視認できるようにしておくことが
できる。操作体の操作は凹部の選択のために行われるた
め、このような構成により、操作体と凹部の対応を直感
的に理解できるようにしておくことで、どの操作体を操
作すべきものとして選択すべきかを遊戯者が直感的に理
解できるようになる。
【0010】本発明の抽選機構における凹部は、複数で
あれば幾つでも構わない。例えば、凹部を2つにするこ
とができる。この場合、上述の選択手段は、2つの凹部
の一方を当選凹部とする決定を行うようになっている。
この場合には、抽選機構で行われるゲームの2者択一的
な要素が強まるので、上述の如きダブルアップゲームに
用いるに好適となる。尚、本発明の抽選機構における凹
部は、有底、無底のいずれでも良い。
【0011】上述の抽選機構は、以下のようなゲーム装
置に応用することができる。即ち、遊戯者が賭けの対象
とした遊戯価値に基づいて、当たり、外れのいずれかの
結果を生じる所定のゲームを実行する抽選手段と、前記
抽選手段で実行されたゲームの結果が当たりである場合
には賭けの対象とされた前記遊戯価値を超える遊戯価値
を遊戯者に与えるようにされると共に、前記抽選手段で
実行されたゲームの結果が外れである場合には賭けの対
象とされた前記遊戯価値を没収するようにされている払
い出し手段とを備えてなるゲーム装置であって、前記抽
選手段が、上述の抽選機構として構成されているゲーム
装置がそれである。この場合の払い出し手段は、抽選手
段で実行されたゲームの結果が当たりである場合には、
賭けの対象とされた遊戯価値の倍の遊戯価値を遊戯者に
与えるようなものとすることができる。このようにする
ことで、上述した如きダブルアップゲームを実行できる
ようになる。
【0012】また、上述のゲーム装置は、主ゲームと副
ゲームとを実行する以下の如きゲーム装置にも応用でき
る。即ち、遊戯者が賭けの対象とした遊戯価値に基づい
て、所定の主ゲームを実行し、その主ゲームの結果に応
じた遊戯価値を遊戯者に与える主ゲーム実行手段と、主
ゲーム実行手段が遊戯者に与えた当該遊戯価値を賭けの
対象とした副ゲームを実行し、その副ゲームの結果に応
じた遊戯価値を遊戯者に与える副ゲーム実行手段とを備
えるゲーム装置であって、前記副ゲーム実行手段が、上
述のゲーム装置とされたゲーム装置がそれである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
好ましい一実施形態について説明する。図1から図5
に、本発明に係るゲーム装置の構造を示す。
【0014】図1は、本発明に係るゲーム装置の外観を
示す斜視図であり、図2は、本発明に係るゲーム装置を
前後方向に切断した縦断面である。これらの図に示され
たように、この実施形態のゲーム装置は、本体部10
0、表示体200及び電飾部300とを供えて構成され
ている。表示体200は、後述の主ゲーム及び副ゲーム
の内容を遊戯者に提示するものである。表示体は、円形
の表示面210を備えている。表示面210には、多数
の抽選ランプ211と、表示画面212が設けられてい
る。抽選ランプ211はそれぞれ、個別に点滅できるよ
うにされている。抽選ランプ211のそれぞれの近傍に
は、『×2』、『×4』、『×6』、『×10』、『×
15』、『×25』又は『×0』という文字が表記され
ている。表示画面212は、例えばドットマトリックス
方式の液晶ディスプレイ装置として構成されており、主
ゲーム、副ゲームの内容を遊戯者に理解させるに必要な
情報が表示されるようになっている。電飾部300は、
多数の電飾ランプ301を備えている。電飾部300
は、主として修飾的な機能を果たす。
【0015】本体部100は、略立方体形状とされてお
り、その上面には、遊戯者に対して下る方向で傾斜が与
えられている。本体部100の上面奥側には、窪み部1
10が形成されており、その手前側には、コントローラ
パネル120が設けられている。本体部100の前面に
は、遊戯価値としてのメダルの払い出し口130が設け
られている。本体部100の内部には、ゲームを実行す
るための種々の機器が内蔵されているが、この点につい
ては後述する。
【0016】窪み部110は、略円筒形状であり且つ下
方に向かって狭まるテーパーが与えられた窪みとして形
成されている。窪み部110の下方には、すり鉢部材1
11が配されている。このすり鉢部材111の下方に
は、すり鉢部材111を支える支持円盤112と、この
支持円盤を下方から支える3つの下方ローラ113A
と、この支持円盤を側方から支える2つの側方ローラ1
13B及び1つの駆動ローラ113と、球受け部114
と、リフトアップ部115とが設けられている。窪み部
110の横手には、移動体としての球をすり鉢部材11
1へ投入するための投入装置116が設けられている。
【0017】すり鉢部材111の内面111Xは、平面
視で円形状とされ且つその中心に向かって凹むすり鉢状
に形成されている。この内面111Xが、本発明でいう
盤面に当たる。この内面111Xの中心の近傍には、円
形の小孔111R、111Bが穿設されている。これら
小孔111R、111Bが本発明における凹部に相当す
る。小孔111R、111Bは、すり鉢部材111の内
面111Xの中心を挟んで対称位置に設けられている。
小孔111R、111Bの径は、後述の球を、やや遊び
をもって受入れられる程度になっている。小孔111R
は赤色の縁取りがなされており、小孔111Bは青色の
縁取りがなされている。小孔111R、111Bの下方
には、また、球がその小孔111R、111Bを通って
落下したことを検出するための図示せぬ検出センサが取
付けられている。すり鉢部材111の内面111Xに
は、また、干渉部材111Yが4つ設けられている。こ
の干渉部材111Yは、球と干渉することでその進行方
向を変化させるものである。干渉部材111Yはどのよ
うなものでも構わないが、この例では、略棒状に形成さ
れている。干渉部材111Yは、その長手方向がすり鉢
状部材111の内面111Xの最大傾斜方向に沿い、且
つ上記内面111Xの中心を対象の中心とするようにし
て配されている。盤面111の内面111Xには、ま
た、上記内面111Xの中心から半径方向に延びた多数
の溝111Zが設けられており、それにより凹凸が施さ
れている。これには限られないが、この溝111Zの断
面は略U字形状となっている。
【0018】支持円盤112、下方ローラ113A、側
方ローラ113B、及び駆動ローラ113Cは、互いに
協働することで、すり鉢部材111を回転させるように
なっている。これらの構造を、図3に示す。支持円盤1
12は、所定の厚さを持つ円形の板状体であり、外周と
同心をなす円形の開口(図示を省略。)をその中央部に
備えている。この開口にすり鉢部材111の中心を差し
込んだ状態で、すり鉢部材111は支持円盤112と固
定されている。3つの下方ローラ113Aは、互いに同
一径のローラであり、その回転の軸が水平になり、その
上面の高さが一致するようにして、且つそれらが所定の
正三角形の頂点位置に位置するようにして、配されてい
る。下方ローラ113Aは、その上面に支持円盤112
の下面を当接させることにより支持円盤112を水平に
支持している。2つの側方ローラ113B及び駆動ロー
ラ113Cは、その回転の軸が垂直になるようにして、
且つそれらが所定の正三角形の頂点位置に位置するよう
にして、配されている。側方ローラ113B及び駆動ロ
ーラ113Cは、その側面を支持円盤112の側面と当
接させることにより、側方から支持円盤112を支持し
ている。上述のローラのうち、下方ローラ113A及び
側方ローラ113Bは、いずれもフリーに回転するよう
になっている。つまり、下方ローラ113A及び側方ロ
ーラ113Bは、支持円盤112及びそれと固定された
すり鉢部材111を回転させるにあたり、その回転を滑
らかなものとし、小さな力でその回転を実現させるに寄
与する。一方、駆動ローラ113Cは、例えばモータに
よって構成される図示せぬ駆動部によって、軸周りの任
意の方向で回転可能に構成されている。駆動ローラ11
3Cの回転は、支持円盤112に伝達されそれと固定さ
れたすり鉢部材111を回転させる。つまり、このゲー
ム装置では、駆動ローラ113Cを適宜制御することに
より、任意の方向且つ任意のスピードで、すり鉢部材1
11を回転させられるようになっている。
【0019】球受け部114は、盤面111の小孔11
1R、111Bから落下した球を受け取り、球を搬送部
115へと移送するものである。球受け部114は、小
孔111R、111Bの直下に設けられた受取り部11
4Aと、リフトアップ部115に向かって下る傾斜が与
えられた板により構成された傾斜板114Bとを含んで
構成されている。受取り部121は、球の通る大きさの
孔をその中心に有する漏斗状に形成されており、小孔1
11R、111Bから落下してきた球を、その孔を介し
て傾斜板114Bへと送るようになっている。傾斜板1
14Bに送られた球は、傾斜板114Bに与えられた傾
斜に沿って転がることで、リフトアップ部115の下方
へと移送されるようになっている。
【0020】リフトアップ部115は、傾斜板114B
の最も低い位置まで転がってきた玉を、投入装置116
における後述の投入通路116Aの基端部までリフトア
ップするリフトアップ装置として構成されている。リフ
トアップ部115は、例えば、図4及び図5に示したよ
うに構成することができる。この例によるリフトアップ
部115は、2枚のサイド板115Aと、接続板115
Bと、回転アーム115Cとを含んで構成されている。
サイド板115Aは、弧の大きさが互いに同一とされた
略半円形の板であり、球Tの直径よりも若干大きくなる
ような間隔を開け、上記弧の中心が最短距離となり、且
つサイド板115A同士が平行になるようにして配され
ている。接続板115Bは、その面部がサイド板115
Aの弧と同一の弧を描くようにされた板状体である。接
続板115Bは、その幅がサイド板115Aの間の間隔
と等しくなるようになっている。接続板115Bは、両
サイド板115Aの弧の部分どおしを接続するように配
されている。サイド板115Aの弧の内側における上記
弧の近傍の部分の面と、接続板115Bのサイド板11
5Aの弧の中心と対向する側の面と、からなる3面に囲
まれた半円の円弧状の部分が、球Tが下方から上方へと
搬送される際の通路となる。ここで、リフトアップ部1
15のサイド板115Aと接続板115Bを用いて構成
しようとしているのは、半円の円弧状とされた球1つ分
の通路であって、その下端が球の搬入口になっており、
その上端が球の排出口となっているものである。この通
路の構成手法として、図4及び図5に示した以外のもの
を採用しても当然に構わない。球Tは、上述のように、
この通路の下方から供給され、上方から排出されるよう
になっている。サイド板115Aの少なくとも一方の上
端部には、例えば切欠115Dを設けるなどして球Tの
排出口が形成されている。上述した通路の上方へと移送
された球Tは、この排出口から外へと排出される。球T
の排出口が形成されているサイド板115Aには、外方
向への傾斜が与えられており且つその傾斜に沿って球T
を外部へと導く排出板115Eが設けられている。上方
へ向かう球Tの搬送を行うのが、回転アーム115Cで
ある。回転アーム115Cは、その基端を、サイド板1
15Aの弧の中心に設けられた軸115Fによって軸支
されている。この軸115Fは、これを回転させる手段
である回転駆動部115G(この例ではモータによって
構成される)、によって回転可能になっている。回転ア
ーム115Cは、回転駆動部115Gの駆動力によって
なされた軸115Fの回転に伴って、図5中のXで示し
た如く回転するようになっている。回転アーム115C
は、接続板115Bのサイド板115Aの弧の中心と対
向する上述の面にその先端部が近接するような長さとさ
れている。回転アーム115Cは、この先端部で球Tを
受けた状態で回転することにより、上述の半円の弧状の
通路内で球Tを下方から上方へと押し上げるようになっ
ている。尚、この例の回転アーム115Cの先端には、
球Tの外形に対応した扇形の切欠部115Hを設けてお
り、これにより、回転アーム115Cの先端で球Tを受
け易くしている。
【0021】このリフトアップ部115の特徴は、両サ
イド板115Aによって規定される通路の幅方向で考え
た場合に、この回転アーム115Cの少なくとも先端部
(勿論、回転アーム115Cの全体でも良い。)が、排
出口から遠い側に若干偏心して設けられている点であ
る。つまり、このリフトアップ部115で、球Tは、図
6に示したように、回転アーム115の偏心に起因した
不安定な状態のままで通路内で押し上げられていくよう
になっている。球は、両サイド板115Aの対向する面
(特に、排出口がある側のサイド板115Aの、他方の
サイド板115Aに対向する面)に支えられながら通路
の中を押し上げられていく。そして、上述の排出口に至
ると、球Tは、支えを失って、排出口がある側へと自然
に落下しようとする。そこには、上述の如く排出板11
5Eがあるため、球Tは排出板115Eの上面を転がっ
て外部へと導かれる。このような回転アーム115Cの
偏心を行うと、排出口付近に、球を回転アーム115C
を押出すための特別の機構を設けなくても球Tを外部へ
押出せるようになる。もっとも、回転アーム115Cを
上述の如く偏心せずとも、例えば、回転アーム115C
の先端に、回転アーム115Cが排出口に至ったときに
球が排出口に向かって転がる向きの傾斜を有する面部を
設けておけば、球の押出しのための特別の機構は不要と
なる。しかしながら、この実施形態で説明した如くに回
転アーム115の通路内での偏心を行うこととすれば、
回転アーム115Cの先端を斜めに削るという煩わしい
加工を省略できるので、手間、コストの両面で有利にな
る。
【0022】投入装置116は、すり鉢部材111の内
面111Xへ移動体としての球を投入する装置であり、
投入通路116Aと、打撃棒116Bとを備えて構成さ
れている。投入通路116Aは、その基端部(打撃棒1
16Bの配されている側)から、先端部へと球を案内す
るガイドである。この実施形態における投入通路116
Aは断面略コの字型とされている。投入通路116A
は、その先端に行くに従って徐々にカーブするように構
成されている。このカーブは、すり鉢部材111の縁に
対応するようなものとされている。投入通路116Aに
は、また、その基端部から先端部にかけて徐々に上って
いくような傾斜が与えられている。しかしながら、投入
通路116Aの先端部近辺では、曲折ラインLを境にし
て、先端に向けて下っていくような傾斜が与えられてい
る。つまり、投入通路116Aには、曲折ラインLまで
上り、そこから下るような傾斜が与えられているのであ
る。このような投入通路116Aは、以下のような効果
を生じる。即ち、投入通路116Aを上りながら進んで
きた球は、勢いが強い場合には、その先端からすり鉢部
材111の内面111Xへと、すり鉢部材111の縁に
沿う方向で投入される。一方、勢いが弱い場合には、上
述の曲折ラインLの手前で速度をなくし、基端部へと戻
っていく。球の勢いが中途半端で、殆ど速度0の状態で
球が曲折ラインLを超えてしまうことがあるが、このよ
うな場合でも、球には、曲折ラインL以降の下り傾斜に
より速度が与えられることになるため、投入通路116
Aの先端からすり鉢部材111の内面111Xへ投入さ
れる球には、すり鉢部材111の縁に沿う方向の速度が
与えられることになる。つまり、この投入装置116に
よれば、すり鉢部材111の内面Xへと投入される球は
常に、平面視円形に構成されたすり鉢部材111の接線
方向への速度を持つことになる。尚、この例の投入通路
116Aは、平面視円形に構成されたすり鉢部材111
の接線方向になるべく近い方向へと球が投入されるよう
にすべく、投入通路116Aのカーブの内側部分を外側
部分よりも延長している。また、投入通路116Aの曲
折ラインLより先端側の内側部分には、球がカーブの内
側に落下するのを防止するための落下防止壁116Cが
設けられている。打撃棒116Bは、その先端で打撃す
ることで球に、投入通路116Aを経てすり鉢部材11
1の内面Xへと投入されるだけの速度を与えるものであ
る。この打撃棒116Bは、ピンボールやスマートボー
ルで採用されているものと同様のものである。つまり、
打撃棒116Bには、ばね等によって構成される図示せ
ぬ弾性体により、打撃棒116Bの先端側方向の付勢力
が常に与えられており、且つ打撃棒116Bの先端は、
投入通路116A内に位置させられている。遊戯者は、
弾性体の付勢力に抗して打撃棒116Bを手前に引き寄
せ、その後手を離すことによって球を打出すことができ
る。遊戯者の手が離れ、弾性体の付勢力によって先端側
へと移動した打撃棒116Bの先端が球を打撃すること
により、すり鉢部材111の内面Xへ向かって進む投入
通路116A内を進むための速さを球が得るようになっ
ている。
【0023】コントローラパネル120には、ゲームを
実行するに必要な多数の操作子が配されている(図1、
図4参照。)。具体的には、後述の主ゲームを実行する
に必要な6つの主ゲーム用操作ボタン121と、決定ボ
タン122、副ゲームを実行するに必要な2つの副ゲー
ム用操作ボタン123R、123B、遊戯価値としての
メダルを投入するためのメダル投入口124、及びメダ
ルの払い出しに関するペイアウトボタン125とコレク
トボタン126が設けられている。主ゲーム用ボタン1
21には、『×2』、『×4』、『×6』、『×1
0』、『×15』、『×25』という文字がそれぞれ表
記されている。主ゲーム用ボタン121は、半透明の樹
脂製であり、内部に仕込まれたランプを点滅させること
で、その操作状態を示せるようになっている。決定ボタ
ン122は、半透明の樹脂製であり、内部に仕込まれた
ランプを点滅させることで、その操作状態を示せるよう
になっている。決定ボタン122は、抽選の開始を指示
する情報を入力するためのものである。副ゲーム用操作
ボタン123R、123Bはそれぞれ、半透明の樹脂製
であり、内部に仕込まれたランプを点滅させることで、
その操作状態を示せるようになっている。副ゲーム用操
作ボタン123Rを形成する樹脂は赤色とされ、副ゲー
ム用操作ボタン123Bを形成する樹脂は青色とされて
いる。副ゲーム用操作ボタン123Rは小孔111R
と、副ゲーム用操作ボタン123Bは小孔111Bとそ
れぞれ対応させられており、それは、小孔123R、1
23Bの縁取りの色と、副ゲーム用操作ボタン123
R、123Bを構成する樹脂の色の対応により、遊戯者
が一見して理解できるようになっている。尚、副ゲーム
用操作ボタン123R、123Bをそのままに、小孔1
11R、111Bに多少の変形を加えることも可能であ
る。例えば、小孔111Rと、小孔111Bをそれぞれ
複数で且つ同数ずつ(例えば、5つずつ)作り、小孔1
11Rと小孔Bとをそれぞれ、副ゲーム用操作ボタン1
23R、123Bと対応付けることも可能である。この
場合の小孔111Rと小孔Bの配列はどのようにしても
構わない。例えば、すり鉢部材111の内面111Xに
ランダムに設けても良いし、すり鉢部材111の縁に沿
い且つすり鉢部材111の中心の近傍に同心円状に設け
ても良い。後者の場合であれば、小孔111Rと小孔B
を交互に配列することもできる。メダル投入口124に
は所定のセンサを備えたメダルカウンタが取付けられて
おり、遊戯者がメダル投入口124から投入したメダル
の枚数が、このメダルカウンタで検出されるようになっ
ている。ペイアウトボタン125は、その時点で遊戯者
が所有しているメダル(遊戯者が投入したメダルと、主
ゲーム又は副ゲームの結果により獲得したメダルとを足
したものから、遊戯者が主ゲーム又は副ゲームの結果に
より失ったメダルを引いたもの。以下、クレジットされ
ているメダルと称する。)の払い出しを指示するもので
ある。コレクトボタン126は、主ゲームの結果により
獲得したメダルをクレジットするか、或いは副ゲームに
賭けるかという選択を遊戯者が行うためのものである。
【0024】ゲーム装置の本体部100に内蔵された機
器について説明する。本体部100には、メダルキーパ
ー140及びメダル搬送機構141が内蔵されている。
メダルキーパー140は、多量のメダル保持する貯蔵室
である。遊戯者がゲームの結果によりメダルを獲得した
場合には、ここに貯められていたメダルが、遊戯者の指
示に応じてメダルの払い出し口130から払い出され
る。メダル搬送機構141は、後述の制御部の指示に応
じて、適当な数のメダルをメダルキーパー140から払
い出し口130へと搬送するものである。
【0025】本体部100には、また、ゲームを実行す
るための図示せぬ回路が内蔵されている。この回路は、
CPU(Central Processing Unit )、ROM(Read O
nly Memory)、RAM(Random Access Memory)、イン
タフェイスが含まれており、これらをバスを介して接続
することにより構成されている。CPUは中央処理部で
あり、ゲーム装置の全体的な制御を行う。例えば、主ゲ
ームや副ゲームを実行したり、表示画面212の表示
や、電飾ランプ301の点滅の制御を行ったりする。R
OMは、このゲーム装置で実行される各処理を行うに必
要なプログラムやデータを記録しており、CPUは、こ
のプログラムに基づいて所定の処理を実行するようにな
っている。RAMは、プログラムを実行するための作業
領域を提供する。インタフェイスは、この回路と他の機
器とを繋ぐ窓口として機能するものであり、駆動ローラ
113C、主ゲーム用操作ボタン121、決定ボタン1
22、副ゲーム用操作ボタン123R、123B、メダ
ルカウンタ、ペイアウトボタン125、コレクトボタン
126、検出センサ、メダル搬送機構141、抽選ラン
プ211、表示画面212、電飾ランプ301などと接
続されている。
【0026】上述のCPUが、プログラムを実行するこ
とで、上述の回路には、図7に示した如き機能ブロック
が構成される。つまり、この実施形態におけるゲーム装
置は、入力情報受付け部410と、制御部420を備え
ている。
【0027】入力情報受付け部410は、主ゲーム用操
作ボタン121、決定ボタン122、副ゲーム用操作ボ
タン123R、123B、メダルカウンタ、ペイアウト
ボタン125、コレクトボタン126、検出センサから
の情報を受付け、その情報を制御部420へと送るよう
になっている。
【0028】制御部420は、ゲーム装置全体の制御を
行うものである。主ゲーム、副ゲームの制御、駆動ロー
ラ113Cの回転の制御、抽選ランプ211の点滅や表
示画面212の表示に関する制御、メダル搬送機構14
1の制御、電飾ランプ301の点滅の制御は、制御部4
20が行う。より詳細に説明すると、制御部420は、
主ゲーム制御部421、副ゲーム制御部422、払い出
し制御部430、表示制御部440、及び電飾制御部4
50を含んで構成される。
【0029】主ゲーム制御部421は、本発明の主ゲー
ム実行手段の一部をなすものであり、入力情報受付け部
410を介して受付けた主ゲーム用操作ボタン121、
決定ボタン122及びメダルカウンタからの情報に基づ
いて、主ゲームを実行するものである。主ゲーム制御部
421は、また、主ゲームの実行に関して必要となる情
報を、払い出し制御部430、表示制御部440及び電
飾制御部450へと送るようになっている。主ゲーム制
御部421で実行される主ゲームは、遊戯者が賭けの対
象としたメダルに基づいて実行されるゲームであり、例
えば、ルーレットゲームである。そして、そのルーレッ
トゲームの結果に応じたメダルが遊戯者に与えられるよ
うになっている。
【0030】副ゲーム制御部422は、本発明の副ゲー
ム実行手段の一部をなすものであり、入力情報受付け部
410を介して受付けた、副ゲーム用操作ボタン123
R、123B、検出センサからの情報に基づいて、副ゲ
ームを実行するものである。副ゲームは、遊戯者が主ゲ
ームの結果メダルを獲得した場合であって、且つ副ゲー
ム用操作ボタン123R、123Bの一方が押された場
合に実行されるようになっている。副ゲームは、主ゲー
ム実行部421が遊戯者に与えたメダルを賭けの対象と
して実行されるゲームであり、例えば、ダブルアップゲ
ームとして実行される。ダブルアップゲームは、そのゲ
ームの結果に応じたメダルを遊戯者に与えるゲームであ
る。副ゲーム制御部422は、また、ゲーム実行につい
て必要な情報を、払い出し制御部430、表示制御部4
40及び電飾制御部450へと送るようになっている。
副ゲーム制御部422は、図8に示した如き機能ブロッ
クを備えて構成されている。即ち、副ゲーム制御部42
2は、選択部422Aと、判定部422Bと、メダル管
理部422Cと、補助制御部422Dとを含んで構成さ
れている。選択部422Aは、副ゲーム用操作ボタン1
23R、123Bから入力された情報に基づいて、当選
小孔を決定するものである。この例の選択部422A
は、副ゲーム用操作ボタン123Rが操作された場合に
は、該副ゲーム用操作ボタン123Rと対応付けられた
小孔111Rを当選小孔として選択し、副ゲーム用操作
ボタン123Bが操作された場合には、該副ゲーム用操
作ボタン123Bと対応付けられた小孔111Bを当選
小孔として選択するようになっている。この情報は、判
定部422Bへと伝えられるようになっている。判定部
422Bは、抽選の結果が当たりか、外れかという決定
を行うものである。具体的には、遊戯者がすり鉢部材1
11の内面111Xへ放った球が落ちた小孔111R、
111Bが、当選小孔と一致しているか否かを判定する
ものである。判定部422Bは、これが一致している場
合には当たりと、一致していない場合には外れと判定す
る。この情報は、メダル管理部422Cへと伝えられる
ようになっている。メダル管理部422Cは、遊戯者に
払い出すべきメダルの枚数を管理するものである。具体
的には、上述の抽選(ゲーム)の結果が当たりと判定さ
れた場合には、賭けの対象とされたメダルの倍のメダル
を、遊戯者に与えるべきメダルとして決定する。また、
抽選の結果が外れと判定された場合には、遊戯者に与え
るべきメダルはない(0枚)と決定する。補助制御部4
22Dは、副ゲームを実行するか否かの決定や、駆動ロ
ーラ113Cの回転の制御などを行う。
【0031】払い出し制御部430は、主ゲーム制御部
421、副ゲーム制御部422からの信号に基づいて、
クレジットされたメダルの数を管理する。また、メダル
を払い出せとの情報を、入力情報受付け部410を介し
てペイアウトボタン125から受付けた場合に、所定の
払い出し信号を生成し、これをメダル搬送機構141に
送るようになっている。メダル搬送機構141は、受付
けた当該信号に基づいて、所定枚数のメダルを払い出し
口130から払い出すようになっている。表示制御部4
40は、主ゲーム制御部421、副ゲーム制御部422
からの信号に基づいて、抽選ランプ211の点灯、消灯
を制御するための信号を生成し、或いは表示画面212
に所定の画像を表示させるための画像信号を生成するよ
うになっている。これら信号はそれぞれ、抽選ランプ2
11及び表示画面211へと送られるようになってい
る。これら信号に基づいて、抽選ランプ211は所定の
タイミングで点滅し、表示画面212には所定の画像が
表示される。電飾制御部450は、主ゲーム制御部42
1、副ゲーム制御部422からの信号に基づいて、所定
の電飾制御を生成するようになっている。この信号は、
各電飾ランプ301へ送られる。電飾ランプ301は、
これに基づいて、所定のタイミングでそれぞれ点滅を行
う。
【0032】このゲーム装置の動作例を説明する。この
実施形態における主ゲームは、上述のように、ルーレッ
トゲームとなっている。主ゲームは、具体的には以下の
ように実行される。遊戯者は、まず、メダル投入口12
4から所定枚数のメダルを投入する。メダルが投入され
たことについての情報は、メダルカウンタから、投入さ
れたメダルの枚数の情報と共に、主ゲーム制御部421
へと送られる。
【0033】次いで、遊戯者は、このメダル(場合によ
っては、先に行っていたゲームで得ていたメダル)に基
づいて賭けを行う。具体的には、遊戯者が、主ゲーム用
操作ボタン121を押すことが必要となる。主ゲーム用
操作ボタン121には、上述のように、『×2』、『×
4』、『×6』、『×10』、『×15』、『×25』
のいずれかの文字が表記されている。主ゲーム用操作ボ
タン121を一つ押すと、遊戯者は、自分が操作したそ
の主ゲーム用操作ボタン121に表記されている、『×
2』、『×4』、『×6』、『×10』、『×15』、
『×25』のうちのいずれかの数字に賭けたこととな
る。もっとも、『×2』、『×4』、『×6』、『×1
0』、『×15』、『×25』の数字のうちの複数につ
いて賭けられるようにしても良いし、それぞれについて
複数枚のメダルを賭けられるようにしても良い。尚、遊
戯者は、クレジットされたメダル以上のメダルを賭けら
れないようになっている。これについての監視は、払い
出し制御部430との協働により主ゲーム制御部421
が行う。遊戯者がどの数字に賭けたかという情報は、主
ゲーム用操作ボタン121から主ゲーム制御部421へ
と送られる。
【0034】次いで、遊戯者が決定ボタン122を押す
と、その情報を受け取った主ゲーム制御部421が、抽
選を実行する。この抽選は、主ゲーム制御部421が上
述の抽選用ランプ211の一つをランダムに選択するこ
とにより行う。抽選の結果は、選択された抽選用ランプ
211のいずれかを点灯させることにより遊戯者に知ら
される。もっとも、いきなり一つの抽選用ランプ211
を点灯させただけでは、遊戯者がゲームを楽しめない。
したがって、このゲーム装置では、デフォルトで消えて
いる抽選用ランプ211を順次点灯させていき、抽選用
ランプ211に沿って光が円状に回転していくような演
出を行い、選択されていた抽選用ランプ2111つを最
後に点灯させるような演出を行うようにしている。これ
をもって、主ゲームをルーレットゲームと呼んでいるの
である。尚、抽選ランプ211を停止させる(選択され
ていた抽選ランプのみを最終的に点灯させる)際には、
抽選ランプ211の停止が近づくにつれ、点灯、消灯の
切換えスピードを落とすような演出を行ってもよい。抽
選用ランプ211の点灯、消灯のタイミングは、主ゲー
ム制御部421の制御下にある表示制御部440が制御
する。ここで、抽選ランプ211の近傍にはそれぞれ、
『×2』、『×4』、『×6』、『×10』、『×1
5』、『×25』又は『×0』の数字が表記されてい
る。主ゲーム制御部421は、遊戯者が賭けた数字と、
最終的に点灯した抽選ランプ211の近傍に表記されて
いた数字とが一致している場合には、当たりと、そうで
ない場合には外れと決定する。
【0035】外れと決定された場合には、遊戯者が賭け
たメダルが没収され、遊戯者にメダルは与えられない。
この場合には、これでゲームが終了する。遊戯者は主ゲ
ームを更に実行するか、又はクレジットが残っている場
合には、ペイアウトボタン125の操作によってクレジ
ットされたメダルを払い出す。
【0036】一方、当たりと決定された場合には、遊戯
者が賭けたメダルが、停止したランプの近傍に書かれて
いた数字の倍率で遊戯者に与えるとの決定を主ゲーム制
御部421が行う。例えば、遊戯者が、『×6』と書か
れた主ゲーム用操作ボタン121を押すことで『×6』
に1枚のメダルを賭けており、且つ停止した抽選ランプ
211の近傍に書かれていた数字が『×6』であったの
なら、遊戯者に6枚のメダルを与えるとの決定を、主ゲ
ーム制御部421が行う。もっとも他の演出を主ゲーム
で行うことも可能である。例えば、いずれかの抽選ラン
プ211の近傍に『×2』等の数字だけではなく、★な
どの所定の文字・記号を含ませておき、その近傍の抽選
ランプ211のみが最終的に点灯した状態となった場合
には、最終的に点灯するランプを2つにして当選確率を
上げる利益を遊戯者に与えるようにすることができる。
2つの光が回転するように抽選ランプ211を点滅させ
るようにすれば、視覚的な楽しさも演出できる。また、
いずれかの抽選ランプ211の近傍に『FREE GA
ME』などの所定の文字・記号を表記しておき、その近
傍の抽選ランプ211のみが最終的に点灯した状態とな
った場合に、クレジットされたメダルの枚数による制限
のないゲームを実行するようにすることもできる。これ
も遊戯者に有利であり、ゲームの遊興性を高めるに寄与
する。尚、遊戯者が賭けることのできるメダルの数を、
クレジットされたメダルの数と対応付けて決定すること
も可能である。いずれにせよ、主ゲームの結果、当たり
との決定がされた場合には、その旨の情報は、電飾制御
部450にも伝えられる。各電飾ランプ301は、電飾
制御部450の制御下で、当たったことを遊戯者に知ら
しめるようなパターンで点滅する。遊戯者へ所定の枚数
のメダルを与えることに決定したとの上述の情報は、副
ゲーム制御部421と、払い出し制御部430へ伝えら
れる。
【0037】次いで、副ゲーム制御部422の補助制御
部422Dは、コレクトボタン126と、副ゲーム用操
作ボタン123R、123Bを点滅させる。遊戯者に副
ゲーム実行の意思を問うためである。つまり、この副ゲ
ームは、遊戯者の意思を問うた上で、遊戯者が望んだと
きにのみ実行されるようになっている。遊戯者がいずれ
かの副ゲーム用操作ボタン123R、123Bを押す
と、自動的に、副ゲームを実行する旨の決定がなされ
る。他方、遊戯者がコレクトボタン126を押すと、副
ゲームを実行しない旨の決定がなされる。
【0038】副ゲームが行われないとの決定がされた場
合、副ゲーム制御部422のメダル管理部422Cは、
遊戯者が主ゲームで獲得したメダルを、払い出し可能な
メダルとして決定する。この情報は、払い出し制御部4
30へと伝えられて、その分のメダルがクレジットに追
加される。この場合には、これでゲームが終了する。遊
戯者は主ゲームを更に実行するか、又はペイアウトボタ
ン125の操作によってクレジットされたメダルを払い
出す。
【0039】副ゲームが行われるとの決定がされた場
合、即ち、遊戯者がいずれかの副ゲーム用操作ボタン1
23R、123Bを押した場合には、押された副ゲーム
用操作ボタンが点灯し、他方が消灯する。これは、遊戯
者が、副ゲーム用操作ボタン123R、123Bの一方
に賭けたことを意味する。既に述べたように、副ゲーム
用操作ボタン123Rは小孔111Rと、副ゲーム用操
作ボタン123Bは小孔111Bとそれぞれ対応させら
れている。従って、遊戯者が、副ゲーム用操作ボタン1
23R、123Bの一方を選択し、それを押したという
行為は、小孔111Rと、小孔111Bの一方を選択し
たのと等価である。これにより、遊戯者は、小孔111
Rと、小孔111Bの一方に賭けたことになる。また、
遊戯者が副ゲーム用操作ボタン123R、123Bの一
方を押すと、その情報が選択部422Aに伝えられる。
選択部422は、その情報に基づいて当選小孔を決定す
る。つまり、小孔111R、小孔111Bのうち、遊戯
者が押した副ゲーム用操作ボタン123R、123Bと
対応付けられているものを、当選小孔として決定する。
【0040】当選小孔が決定されるのと前後して、リフ
トアップ部115が球を投入装置116の投入通路11
6A基端部へ供給する。次いで、遊戯者は、打撃棒11
6Bを操作する。これにより、投入通路116Aを経て
球が、すり鉢部材111の内面111Xへと投入され
る。打撃が弱くて球がすり鉢部材111まで至らない場
合には、球のすり鉢部材111への投入が行われるま
で、遊戯者は、打撃棒116Bの操作を繰返す。この
際、遊戯者による打撃棒116Bの操作を促すため、表
示画面212に何らかの画像を表示するようにしても良
い。この場合、副ゲーム制御部422からの信号を受付
けた表示制御部440が、表示画面212の制御を行
う。投入された球は、螺旋を描きながら、すり鉢部材1
11の内面111Xを中心に向かって下降していく。も
っとも、球の運動は、干渉部材111Yの存在ゆえに不
規則なものとなる。球は、溝111Zにより減速され、
所定時間が経過した後に、小孔111R、小孔111B
のいずれかに落ち込む。尚、これには限られないが、こ
の実施形態では、球が小孔111Rに落ち込む確率と、
小孔111Bに落ち込む確率とに差が生じないようにさ
れている。つまり、干渉部材111Yは、球が小孔11
1Rに落ち込む確率と、小孔111Bに落ち込む確率と
が同一となるように構成されている。
【0041】次いで、判定部422が、抽選の結果が当
たりか、外れかということについての決定を行う。この
決定は、球の落ちた小孔111R、111Bが、決定さ
れた当選小孔と一致しているか否かを判定することに基
づいて行われる。判定部422Bは、これが一致してい
る場合には当たりと、一致していない場合には外れと判
定する。この情報は、メダル管理部422Cへと伝えら
れる。
【0042】外れと判定された場合、メダル管理部42
2Cは、遊戯者に与えるべきメダルはない(0枚)と決
定する。この場合には、ここでゲームが終了する。遊戯
者は主ゲームを更に実行するか、又はクレジットが残っ
ている場合には、ペイアウトボタン125の操作によっ
てクレジットされたメダルを払い出す。
【0043】当たりと判定された場合、メダル管理部4
22Cは、遊戯者に払い出すべきメダルの数を、賭けの
対象とされたメダルの数の倍と決定する。
【0044】ここで、副ゲーム制御部422の補助制御
部422Dが、コレクトボタン126と、副ゲーム用操
作ボタン123R、123Bを再度点滅させる。遊戯者
に副ゲーム継続の意思を問うためである。遊戯者がコレ
クトボタン126、副ゲーム用操作ボタン123R、1
23Bのいずれかを押したことについての情報は、補助
制御部422Dへと送られる。これに基づいて、副ゲー
ム制御部422は、ダブルアップゲームを再度行うか否
かにつき決定する。ダブルアップゲームを行わないと決
定した場合、メダル管理部422Cは、遊戯者に払い出
すべきメダルの数を、払い出し制御部430へ伝える。
この場合には、これでゲームが終了する。遊戯者は主ゲ
ームを更に実行するか、又はペイアウトボタン125の
操作によってクレジットされたメダルを払い出す。ダブ
ルアップゲームを行うと決定した場合には、上述の流れ
で再度ダブルアップゲームが実行される。遊戯者は、ダ
ブルアップゲームを行う度に、自分の持つメダルを1/
2の確率で2倍に増やすことができる。もっとも、ダブ
ルアップゲームには、自分の持つメダルをすべて失う危
険性も1/2の確率で付きまとう。その狭間で遊戯者
は、ゲームを楽しむことになる。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、遊戯価値を賭けの対象としてゲームを行い、
そのゲームの結果に応じて遊戯者が賭けた遊戯価値を増
減させるゲーム装置を、ゲーム制作者の恣意的な操作の
存在を感じさせないことで、遊戯者が安心して楽しめる
ものに改良できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるゲーム装置の外観を
示す斜視図。
【図2】図1で示したゲーム装置の内部構造を示す縦断
面図。
【図3】図1で示したゲーム装置が備えるすり鉢部材の
回転を可能とするための構造を説明するための図。
【図4】図1で示したゲーム装置の本体部の一部破断図
を含む平面図。
【図5】図1で示したゲーム装置のリフトアップ部の構
成を示す側面図。
【図6】図4で示したリフトアップ部をa−aで矢示し
た方向から見た図。
【図7】図1で示したゲーム装置の構成を示す機能ブロ
ック図。
【図8】図7で示した副ゲーム制御部の構成を示す機能
ブロック図。
【符号の説明】 100 本体部 110 窪み部 111 すり鉢部材 111X 内面 111Y 干渉部材 112Z 溝 111R、111B 小孔 113C 駆動ローラ 114 球受け部 115 リフトアップ部 116 投入装置 116A 投入通路 120 コントローラパネル 121 主ゲーム用操作ボタン 122 決定ボタン 123R、123B 副ゲーム用操作ボタン 125 ペイメントボタン 126 コレクトボタン 130 払い出し口 200 表示体 211 抽選ランプ 141 メダル搬送機構 300 電飾部 410 入力情報受付け部 420 制御部 421 主ゲーム制御部 422 副ゲーム制御部 430 払い出し制御部 422A 選択部 422B 判定部 433C メダル管理部 433D 補助制御部 T 球 L 曲折ライン

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抽選用の移動体を受入れ可能とされた複
    数の凹部を備えている盤面と、 当該盤面に前記移動体を投入する投入手段と、 遊戯者の操作内容に基づいて、前記凹部の中の少なくと
    も一つを当選凹部とする決定を行う選択手段と、 前記盤面に投入された移動体を受入れた凹部が前記当選
    凹部であるか否かを判定し、その凹部が前記当選凹部で
    ある場合には当たりと、その凹部が前記当選凹部以外の
    凹部である場合には外れと判定する判定手段と、 を備えてなる、抽選機構。
  2. 【請求項2】 前記移動体は、球体とされてなる、 請求項1記載の抽選機構。
  3. 【請求項3】 前記盤面は、平面視円形状とされてな
    る、 請求項1記載の抽選機構。
  4. 【請求項4】 前記盤面は、前記円形状の中心を軸とし
    て回転可能とされてなる、 請求項3記載の抽選機構
  5. 【請求項5】 前記盤面は、中心に向かって凹んだすり
    鉢状面とされており、且つ前記複数の凹部のそれぞれ
    は、前記中心の近傍に設けられている、 請求項3又は4記載の抽選機構。
  6. 【請求項6】 前記盤面には、移動体の速度を減速させ
    るような凹凸が施されている、 請求項3記載の抽選機構。
  7. 【請求項7】 前記盤面には、移動体と干渉して移動体
    の進行方向を変化させる干渉体が設けられている、 請求項1記載の抽選機構。
  8. 【請求項8】 前記投入手段は、前記移動体を、前記盤
    面の接線方向への速度を持つようにして前記盤面へ投入
    するようにされてなる、 請求項5記載の抽選機構。
  9. 【請求項9】 前記選択手段は、前記複数の凹部と同数
    で、且つ前記複数の凹部のそれぞれと対応付けられてい
    る複数の操作体を備えており、遊戯者が操作を行った操
    作体と対応付けられている凹部を前記当選凹部とする決
    定が行われるようになっている、 請求項1記載の抽選機構。
  10. 【請求項10】 前記選択手段は、前記複数の凹部の幾
    つかとそれぞれ対応付けられている複数の操作体を備え
    ており、遊戯者が操作を行った操作体と対応付けられて
    いる凹部を前記当選凹部とする決定が行われるようにな
    っている、 請求項1記載の抽選機構。
  11. 【請求項11】 前記複数の凹部と前記複数の操作体の
    対応付けは、遊戯者が視認できるようになっている、 請求項9又は10記載の抽選機構。
  12. 【請求項12】 前記複数の凹部は、2つとされている
    と共に、前記選択手段は、前記2つの凹部の一方を前記
    当選凹部とする決定を行うようになっている、 請求項1記載の抽選機構。
  13. 【請求項13】 遊戯者が賭けの対象とした遊戯価値に
    基づいて、当たり、外れのいずれかの結果を生じる所定
    のゲームを実行する抽選手段と、前記抽選手段で実行さ
    れたゲームの結果が当たりである場合には賭けの対象と
    された前記遊戯価値を超える遊戯価値を遊戯者に与える
    ようにされると共に、前記抽選手段で実行されたゲーム
    の結果が外れである場合には賭けの対象とされた前記遊
    戯価値を没収するようにされている払い出し手段とを備
    えてなるゲーム装置であって、前記抽選手段が、請求項
    1乃至12のいずれかに記載の抽選機構とされてなる、
    ゲーム装置。
  14. 【請求項14】 前記払い出し手段は、抽選手段で実行
    されたゲームの結果が当たりである場合には、賭けの対
    象とされた前記遊戯価値の倍の遊戯価値を遊戯者に与え
    るようにされてなる、請求項1記載のゲーム装置。
  15. 【請求項15】 遊戯者が賭けの対象とした遊戯価値に
    基づいて、所定の主ゲームを実行し、その主ゲームの結
    果に応じた遊戯価値を遊戯者に与える主ゲーム実行手段
    と、主ゲーム実行手段が遊戯者に与えた当該遊戯価値を
    賭けの対象とした副ゲームを実行し、その副ゲームの結
    果に応じた遊戯価値を遊戯者に与える副ゲーム実行手段
    とを備えるゲーム装置であって、 前記副ゲーム実行手段が、請求項13記載のゲーム装置
    とされてなる、ゲーム装置。
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