JP4070845B2 - スロットマシン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メダルの投入に基づいて図柄が変動可能となる3つ以上の図柄表示部を有する可変表示手段と、前記図柄表示部に個別に連動して図柄変動を停止させるための前記図柄表示部と同数の図柄停止ボタンと、を具備し、該図柄停止ボタンの操作により停止した図柄が所定の当たりの組合せを満たす場合に、当たりに応じてメダルの賞出や、特別状態の発生をさせるスロットマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のスロットマシンは、投入口にメダルやコイン等の遊技媒体を投入した後、図柄を表示した3個のドラムを回転させ、停止スイッチのボタンを押してドラムの回転を停止させ、停止後の各図柄の組合せに応じて、所定数の遊技媒体を賞出したり、特別状態を発生させるようにしている。
【0003】
図柄の組合せには所定数の遊技媒体を賞出するものと、それに加えて遊技者に有利な特別状態を発生させるものとがある。特別状態は例えば1回の遊技に必要な遊技媒体の数を1とし、予め定めた図柄が可変表示手段に所定の状態で表示されたときに、遊技媒体の賞出を行うものがあり、所謂シングルボーナス、レギュラーボーナスといわれるものである。
【0004】
また、そのような特別状態を所定回数間欠的に繰り返すものが有り、特別状態と特別状態との間は1回の遊技に必要な遊技媒体の数を3とし、所定の図柄が揃うと特別状態に戻る所謂ビッグボーナスといわれるものもある。
【0005】
このような当たりが可能となる当たりモードとなったときは、所謂「フラッグが成立」した状態であり、この状態では、狙えば当たり図柄が揃う準当たり状態である所謂「リーチ目」が出現する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のスロットマシンでは、リーチ目が多彩であるためリーチ目が出ても判らない場合が有り、とりわけ、初心者はほとんどリーチ目が判らないのでゲームを十分に楽しめず、次にまたスロットマシンをやろうという興趣を喚起することが難しいので、スロットマシンの遊技人口の拡大が難しいという問題点があった。
【0007】
また、狙った図柄を出すという、所謂「目押し」のできない遊技者も少なくなく、そのような遊技者はフラッグが成立していても当たりを出すチャンスを逃すことも多いので、やはりゲームを十分に楽しめず、スロットマシンの遊技者として定着しにくいという問題点があった。
【0008】
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、リーチ目の判らない遊技者にもリーチ目がでていることが確実に判り、また、目押しのできない遊技者でも確実にリーチ目を出すことができるスロットマシンを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するための要旨とするところは、次の各項に存する。
【0010】
[1]
メダルの投入に基づいて図柄が変動可能となる3つ以上の図柄表示部(20a、20b、20c…)を有する可変表示手段(20)と、前記図柄表示部(20a、20b、20c…)に個別に連動して図柄変動を停止させるための前記図柄表示部と同数の図柄停止ボタン(S1、S2、S3…)と、を具備し、該図柄停止ボタン(S1、S2、S3…)の操作により停止した図柄が所定の当たりの組合せを満たす場合に、当たりに応じてメダルの賞出や、特別状態の発生をさせるスロットマシン(10)において、
前記可変表示手段(20)の動作を制御する制御手段(30)を具備し、該制御手段(30)は、当たりの出現を可能とする当たりモードにおいて、前記図柄停止ボタン(S1、S2、S3…)の操作により前記図柄表示部(20a、20b、20c…)を最後の一つを残して停止させたときの図柄の組合わせが、当たりとなる組合わせを構成する準当たり状態ではないときは、前記図柄停止ボタン(S1、S2、S3…)の操作による前記最後の一つの図柄表示部の動作の停止を一旦不可能とし、停止させた前記図柄表示部を再度動作させて準当たりの組合わせで図柄を停止させた後、一旦不可能とした前記最後の一つの図柄表示部の動作の前記図柄停止ボタンの操作による停止を可能とするように設定したことを特徴とするスロットマシン(10)。
【0011】
[2]
前記制御手段(30)は、当たりモードにおいて既定のゲーム回数内に準当たり状態とならないときに、前記図柄停止ボタン(S1、S2、S3…)の操作による前記最後の一つの図柄表示部の動作の停止を一旦不可能とし、停止させた前記図柄表示部を再度動作させて準当たりの組合わせで図柄を停止させた後、一旦不可能とした前記最後の一つの図柄表示部の動作の前記図柄停止ボタンの操作による停止を可能とする制御を実行するように設定したことを特徴とする項1に記載のスロットマシン。
【0012】
[3]
前記制御手段(30)は、選択ボタン(SE)の操作によって、前記設定の実行と不実行とを選択可能なことを特徴とする項1または2に記載のスロットマシン(10)。
【0013】
次に作用を説明する。
【0014】
通常、1乃至3個の任意の数のメダルを投入すると、それに基づいて制御手段(30)は可変表示手段(20)による図柄表示部(20a、20b、20c…)の変動を可能な状態にする。
【0015】
遊技者による始動レバーの操作があると、前記制御手段(30)は前記可変表示手段(20)による図柄の表示変化を開始させる。
【0016】
遊技者が前記図柄停止ボタン(S1、S2、S3)を操作すると、前記制御手段(30)は操作した図柄停止ボタンと連動した図柄表示部の図柄の表示変化を停止させる。前記可変表示手段(20)のすべての図柄表示部(20a、20b、20c…)の図柄が停止して、それが所定の組合せとなった場合には前記制御手段(30)は所定数のメダルを賞出する。さらに前記所定の組合せが特定の組合せとなっている場合はその後の遊技が遊技者に有利な特別状態を発生させる。スロットマシン(10)が当たりの出現を可能とする当たりモードに入っているときであって、前記図柄停止ボタン(S1、S2、S3…)の操作により前記図柄表示部(20a、20b、20c…)を最後の一つを残して停止させたときに、その図柄の組合わせが、当たりとなる組合わせを構成する準当たり状態となっていないときは、制御手段(30)は、前記図柄停止ボタン(S1、S2、S3…)の操作による前記最後の一つの図柄表示部の動作の停止を一旦不可能とする。すなわち、前記最後の一つの図柄表示部の動作を継続させた状態で、既に停止させた前記図柄表示部を再度動作させる。
【0017】
制御手段(30)は、暫く動作させた後に準当たりの組合わせで図柄を停止させる。したがって、このとき準当たりの組合わせの判らない初心者であっても準当たり状態になったことを知ることができる。また、目押しのできない遊技者でも確実に準当たり状態を得ることができる。
【0018】
準当たりの組合わせで図柄を停止させた後、制御手段(30)は前記最後の一つの図柄表示部の動作の停止を不可能とした状態を解除し、前記図柄停止ボタンの操作によって停止可能にする。
【0019】
このように、準当たりの組合せの判らない遊技者にも準当たりの組合せが成立していることが確実に判り、また、目押しのできない遊技者でも確実に準当たりの組合せが出現するので初心者か否か、或いは、スロットマシンに詳しいか否かにかかわらず遊技者は十分にゲームを楽しむことができる。
【0020】
なお、制御手段(30)が準当たりの組合わせで図柄を停止させ、それに続く上記制御を行う時期を、当たりモードに入ってから、ゲームを既定数行っても準当たり状態とならないときに実行するようにしてもよい。
【0021】
前記制御手段(30)は、遊技者の任意の選択ボタン(SE)の操作によって、前記設定の実行と不実行とを選択可能としてもよい。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の一実施の形態を説明する。
【0023】
図1〜図3は、本発明の一実施例を示している。
図1に示すように、スロットマシン10は、箱体の正面に可変表示手段20を備えている。可変表示手段20は縦長の3個の図柄表示部20a,20b,20cを横方向に並設してある。図柄表示部20a,20b,20cは、回転可能なドラムで作られており、図柄の表示変化動作はドラムが回転して図柄が上から下へ移るようになされる。図柄表示部20a,20b,20cは、各々停止したときに縦列に3つの図柄を表示するものである。図柄表示部はドラムに限らず、液晶表示板等を用いてもよい。
【0024】
可変表示手段20の前面には、ゲームラインが5本引かれている。ゲームラインは図柄表示部20a,20b,20cの図柄変化が停止したときの3つの図柄の組合わせを示すものである。5本のうち3本のゲームライン21a、21b、21cは水平方向にひかれており、図柄変化が停止したときに、各ゲームラインが各図柄表示部の図柄のほぼ中心を通るように引かれている。残りのゲームライン21d、21eは可変表示手段20の対角線上に引かれている。すなわち、ゲームライン21dは、図柄表示部20a,20b,20cの図柄変化が停止したとき、左端の図柄表示部20aの最上位に有る図柄の上と、中央の図柄表示部20bの中央に位置している図柄の上と、右端の図柄表示部20cの最下位に有る図柄の上を通るように引かれている。一方、ゲームライン21eは、図柄表示部20a,20b,20cの図柄変化が停止しているとき、左端の図柄表示部20aの最下位に有る図柄の上と、中央の図柄表示部20bの中央に位置している図柄の上と、右端の図柄表示部20cの最上位に有る図柄の上を通るように引かれている。
【0025】
可変表示手段20の横には、有効ゲームライン表示部22a、22b、22c、22d、22eが設けられている。有効ゲームライン表示部22a、22b、22c、22d、22eは、1回のゲーム毎に図柄の組合わせが有効となるゲームラインを示すものである。すなわち、1回のゲームでメダルを1個投入すると、ゲームライン21aが有効となりそれを示すために対応する有効ゲームライン表示部22aが点灯するものである。また、1回のゲームでメダルを2個投入すると、ゲームライン21a、21b、21cが有効となりそれを示すために対応する各有効ゲームライン表示部22a、22b、22cが点灯するものである。さらに、1回のゲームでメダルを3個投入すると、5本のゲームライン21a、21b、21c、21d、21eの全てが有効となり対応する有効ゲームライン表示部22a、22b、22c、22d、22eの全てが点灯するものである。可変表示手段20の右側には賞出すべきメダルであって実際には払い出しが保留されているメダルの数を表示する保留数表示部Cが設けられている。さらにその下方には図柄が所定の組合わせとなってメダルの賞出が行われる場合に、その枚数が表示される賞出枚数表示部Dが設けられている。
【0026】
さらにその下方には、可変表示手段20の右下方にはメダル投入口Hが設けられている。
【0027】
また、可変表示手段20の左下方には、メダルをメダル投入口Hから投入する代わりに、保留されたメダルが有るときにそのメダルを投入口Hからの投入に代えて使用するための投入ボタン41が設けられている。投入ボタン41のとなりには、遊技を終了するときに保留されたメダルがあるときに、それを払い出させるための精算ボタン42が配設されている。
【0028】
それらの下方には、所定数のメダルを投入して遊技可能な状態になった後に、図柄表示部20a,20b,20cによる図柄の表示変化を開始させるための始動レバー43が設けられている。
【0029】
その右横には、表示変化中の図柄を各図柄表示部20a,20b,20c毎に停止させるための図柄停止ボタンS1、S2、S3が設けられている。図柄停止ボタンS1は図柄表示部20aの図柄表示変化動作を停止させ、図柄停止ボタンS2は図柄表示部20bの図柄表示変化動作を停止させ、図柄停止ボタンS3は図柄表示部20cの図柄表示変化動作を停止させるように各図柄表示部20a,20b,20cと対応している。
【0030】
図柄停止ボタンS1の左下方には、「作用」の欄で説明する制御手段30の本発明に特徴的な設定の実行の可否を、遊技者が任意に選択するための選択ボタンSEが設けられている。
【0031】
スロットマシン10の最下部付近には、賞としてのメダルが払い出されるメダル払出し口11と、そこから払い出されたメダルを貯留するためのメダル受皿12が配設されている。
【0032】
可変表示手段20の上方には、メダルを賞出し、さらには遊技者に有利な特別状態を発生させる図柄の所定の組合わせと、各組合わせに対するメダルの賞出数が表示された当たり図柄表示部24が設けられている。
【0033】
また、スロットマシン10の最上部付近には、特別状態が発生したときに点灯あるいは点滅して雰囲気を盛り上げる特別状態表示ランプ23が配設されている。
【0034】
次に作用を説明する。
【0035】
通常の遊技状態で遊技を行う場合、まず、投入口Hに有効としようとするゲームラインの数に応じた個数のメダルを投入する。すなわち、図1に示すようにゲームラインにそって並んだ図柄の組合わせが所定の組合わせとなった場合に有効となるゲームラインを1本(21a)と設定する場合には、1個のメダルを投入する。このとき、ゲームライン21aが有効となったことを表示するために有効ゲームライン表示部22aが点灯する。有効となるゲームラインを水平に引かれた3本(21a、21b、21c)にしようとする場合には、2個のメダルを投入する。このときは、ゲームライン21a、21bおよび21cが有効となったことを表示するために有効ゲームライン表示部22a、22bおよび22cが点灯する。さらに、前記3本に加えて、表示手段20の対角線上に引かれた2本(21d、21e)を加えた5本のゲームライン21a、21b、21c、21d、21eの全てを有効にしようとする場合には、3個のメダルを投入すればよい。この場合は、有効ゲームライン表示部22a、22b、22c、22d、22eの全てが点灯し、5本のゲームライン21a、21b、21c、21d、21eの全てが有効になったことが表示される。
【0036】
投入されたメダルはスロットマシン10内に設けられた遊技媒体計数部44(図2参照)によって計数され、計数値は制御手段30の遊技制御部31へ伝達される。
【0037】
遊技者が始動レバー43を操作すると、遊技制御部31から表示制御部32へ図柄を可変表示すべく命令が伝達され、表示制御部32は可変表示手段20により、3つの図柄表示部20a,20b,20cに表示された図柄を、複数種類の図柄で次々と上から下へすべるように変化して表示させる。
【0038】
このとき、停止ボタンS1,S2,S3を押すと、遊技制御部31から表示制御部32へ図柄の変化表示を停止させるべく命令が伝達され、停止ボタンS1,S2,S3の操作に応じた停止タイミングで、対応する図柄表示部20a,20b,20cの図柄の変化が停止する。
【0039】
停止した図柄のうち先に設定した有効なゲームラインに沿った図柄が所定の組合せとなった場合には、制御手段30は組合わせに応じた所定数のメダルをメダル払出し口11からメダル受皿12へ払い出す。賞出の数は遊技者の確認のために賞出枚数表示部Dに表示される。メダルの賞出が行われるときは図柄の組合わせが所定の組合わせとなっているゲームラインの有効性を表示する有効ゲームライン表示部が点滅等をするとともに、音声発生手段(図示せず)が賞出を知らせる音を発する。停止した図柄が賞出をもたらす所定の組合せと一致しないときには、賞出や、賞出表示、賞出音の発生のいずれも行われない。
【0040】
制御手段30は停止した図柄が所定の組合せとなって賞出すべきメダルを、実際にはスロットマシン10の内部から外部へのメダル受皿12への払出しを行わないが遊技者の任意の操作によって払出し可能に保留し、その保留数を払出しは行われていないが遊技者の獲得しているメダル数として保留数表示部Cに表示するように設定することもできる。
【0041】
所定の組合せがさらに特定の組合せを満たしている場合はその後の遊技が遊技者に有利な特別状態を発生させる。
【0042】
特別状態とは、例えば、特定の図柄が揃うと次の1回の遊技のみメダルを1枚投入し、予め定められた図柄が中央に停止するかゲームライン上に揃えば所定数のメダルの賞出が行われるものである。
【0043】
また、他の特別状態としては、1回の遊技にメダル3個を投入し、ある図柄が揃うとメダル1個の投入による遊技を行い、予め定められた図柄が予め定められた位置あるいは配列で停止したときに「当たり状態」となり、所定数のメダルが賞出され、この「当たり状態」が所定回数(例えば8回)出ると、1回の遊技にメダル3個を投入する状態に戻り、ある図柄が揃うと上記のメダル1個の投入による遊技が開始され、この状態で上記のような「当たり状態」が所定回数(例えば8回)出ると再度1回の遊技にメダル3個を投入する状態に戻ることを特定の回数だけ繰り返され、通常の遊技状態に戻るというものもある。
【0044】
スロットマシン10がこのような特別状態の出現を可能とする当たりモードに入った状態、所謂「フラッグが成立」した状態になると音等で遊技者に知らされる。フラッグが成立した状態であって、図柄停止ボタンS1、S2、S3の操作により図柄表示部20a、20b、20cの回転動作を停止させて行き、最後の一つの図柄表示部20cを残して停止させたときに、図柄表示部20a、20bで停止した図柄の組合わせが、当たりとなる組合わせを構成する準当たり状態、すなわち、図3の(A)に示したように最後の一つの図柄表示部20cに所定の図柄を停止させれば当たりとなる「リーチ」となっていないときは、制御手段30の遊技制御部31は、図柄表示部20cの回転を図柄停止ボタンS3を操作しても停止できないようにする。
【0045】
さらに、図3の(B)に示すように、最後の一つの図柄表示部20cの回転を継続させた状態で、既に停止させた図柄表示部20a、20bを再度回転させる。
【0046】
暫く動作させた後に遊技制御部31は図柄表示部20a、20bをリーチ目の組合わせが成立した状態に停止させる。したがって、このときリーチ目の組合わせの判らない初心者であっても最後の一つの図柄表示部20cの図柄によっては前述の特別状態が発生することを知ることができる。また、目押しのできない遊技者でも確実にリーチ目となった状態を得ることができる。
【0047】
図柄表示部20a、20bをリーチ目の組合わせで停止させるとともに、遊技制御部31は最後の一つの図柄表示部20cの回転の停止を不可能とした状態を解除し、図柄停止ボタンS3の操作によって停止可能にする。
【0048】
このように、リーチ目の組合せの判らない遊技者にもリーチ目の組合せが成立していることが確実に判り、また、所望の図柄を狙って停止させる所謂「目押し」のできない遊技者でも確実にリーチ目が出現するので遊技者が初心者か否か、或いは、スロットマシンに詳しいか否かにかかわらず十分にゲームを楽しむことができる。
【0049】
なお、遊技制御部31がリーチ目の図柄を停止させ、それに続く上記制御を行う時期を、フラグが成立した後、既定数のゲーム行ってもリーチ目が出ないときに実行するようにしてもよい。
【0050】
また、目押しのできる技量を持ち、あるいは多数のリーチ目を知っている中級や上級の遊技者が、上述のような遊技制御部31による制御を必要としないときは、選択ボタンSEを操作することによって、上述の制御の実行と不実行とを選択可能に設定することができる。
【0051】
【発明の効果】
本発明にかかるスロットマシンによれば、リーチ目の判らない遊技者にもリーチ目がでていることが確実に判り、また、目押しのできない遊技者でも確実にリーチ目を出すことができるので、十分にゲームを楽しむことができ、延いては、スロットマシンの新たな遊技者を増加させ、また、スロットマシンの遊技者を定着させることにより、スロットマシン遊技者の増大を図ることができる。
【0052】
また、中級以上の遊技者は、任意の選択により従来のスロットマシンと同様にゲームをすることができるので、従来からの遊技者も維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のスロットマシンの正面図である。
【図2】本発明の一実施例のスロットマシンの機能を示すブロック図である。
【図3】スロットマシンの可変表示部の略示図である。
【符号の説明】
10…スロットマシン
11…メダル払出し口
12…メダル受皿
20…可変表示手段
20a、20b、20c…図柄表示部
21a、21b、21c、21d、21e…ゲームライン
22a、22b、22c、22d、22e…有効ゲームライン表示部
23…特別状態表示ランプ
24…入賞図柄表示部
30…制御部
41…投入ボタン
42…清算ボタン
43…始動レバー
S1、S2、S3…図柄停止ボタン
SE…選択ボタン
C…保留数表示部
D…賞出枚数表示部
H…メダル投入口

Claims (3)

  1. メダルの投入に基づいて図柄が変動可能となる3つ以上の図柄表示部を有する可変表示手段と、前記図柄表示部に個別に連動して図柄変動を停止させるための前記図柄表示部と同数の図柄停止ボタンと、を具備し、該図柄停止ボタンの操作により停止した図柄が所定の当たりの組合せを満たす場合に、当たりに応じてメダルの賞出や、特別状態の発生をさせるスロットマシンにおいて、
    前記可変表示手段の動作を制御する制御手段を具備し、該制御手段は、当たりの出現を可能とする当たりモードにおいて、前記図柄停止ボタンの操作により前記図柄表示部を最後の一つを残して停止させたときの図柄の組合わせが、当たりとなる組合わせを構成する準当たり状態ではないときは、前記図柄停止ボタンの操作による前記最後の一つの図柄表示部の動作の停止を一旦不可能とし、停止させた前記図柄表示部を再度動作させて準当たりの組合わせで図柄を停止させた後、一旦不可能とした前記最後の一つの図柄表示部の動作の前記図柄停止ボタンの操作による停止を可能とするように設定したことを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記制御手段は、当たりモードにおいて既定のゲーム回数内に準当たり状態とならないときに、前記図柄停止ボタンの操作による前記最後の一つの図柄表示部の動作の停止を一旦不可能とし、停止させた前記図柄表示部を再度動作させて準当たりの組合わせで図柄を停止させた後、一旦不可能とした前記最後の一つの図柄表示部の動作の前記図柄停止ボタンの操作による停止を可能とする制御を実行するように設定したことを特徴とする請求項1に記載のスロットマシン。
  3. 前記制御手段は、選択ボタンの操作によって、前記設定の実行と不実行とを選択可能なことを特徴とする請求項1または2に記載のスロットマシン。
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