JP2006325625A - 景品払い出しゲーム機 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の種類の遊戯を、複数の遊戯者が、同時に行うことができる景品払い出しゲーム機を提供する。
【解決手段】プッシャ台18とスロープ台19とを、ゲーム機本体10に相互に交換可能に取り付け、また、CPU70のLCD制御部71(方法表示切り替え制御部、操作表示切り替え制御部)を用いて、方法表示ボタン253(方法表示切り替え指示部)の指示に応じて、方法LCD23(方法表示部)を制御し、さらに、操作表示ボタン254(操作表示切り替え指示部)の指示に応じて、操作LCD24(操作表示部)を制御した。
【選択図】図5

Description

本発明は、ストックフィールドに配置された景品を払い出す景品払い出しゲーム機に関するものである。
従来から、回転するストックフィールドに置かれた種類の異なる景品を、クレーンに模した景品拾い上げ装置等を用いて、景品獲得口を介して外部に払い出す景品払い出しゲーム機があった(例えば、特許文献1)。このゲーム機は、例えば、4人程度が同時に独立した景品拾い上げ装置等を操作して、同一のストックフィールドに置かれた景品を取得する、直径が1000mm程度の大きさの大型のゲーム機であり、ゲームセンタ等に設置される。
しかし、このタイプの景品払い出しゲーム機は、大型であるので、設置するために大きなスペースが必要である。このため、このタイプの景品払い出しゲーム機を1台設置すると、他のゲーム機が設置できない場合があり、遊戯の種類が限定されてしまうという問題があった。
実公平3−45751号公報
本発明の課題は、複数の種類の遊戯を、複数の遊戯者が、同時に行うことができる景品払い出しゲーム機を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施例に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の発明は、内部に配置された景品(G)を拾い上げる景品拾い上げ部(13)と、前記景品拾い上げ部(13)が拾い上げた前記景品(G)を、外部に払い出す景品獲得口(26a)に運ぶ景品搬送手段(18)とを備えた景品払い出しゲーム機において、前記景品搬送手段は、景品押し出し手段(18)であること、前記景品押し出し手段(18)は、固定テーブル(181)と、前記固定テーブル(181)の上を往復移動し、前記景品(G)を前記景品獲得口(26a)の方向に押し出すスライドテーブル(182)と、前記固定テーブル(181)及び前記スライドテーブル(182)を、ゲーム機本体(10)に着脱可能に取り付けできる取り付け部とを備えること、を特徴とする景品払い出しゲーム機である。
請求項2の発明は、内部に配置された景品(G)を拾い上げる景品拾い上げ部(13)と、前記景品拾い上げ部(13)が拾い上げた前記景品(G)を、外部に払い出す景品獲得口(26a)に運ぶ景品搬送手段(18)とを備えた景品払い出しゲーム機において、前記景品搬送手段は、前記景品搬送手段は、景品押し出し手段(18)であること、前記景品押し出し手段(18)は、固定テーブル(183)と、前記固定テーブル(183)の上を往復移動し、前記景品(G)を前記景品獲得口(26a)の方向に押し出すスライドテーブル(184)と、前記固定テーブル(183)及び/又は前記スライドテーブル(184)を、基部側の水平方向の軸(X4)を中心に回転するテーブル回転機構(185)とを備えること、を特徴とする景品払い出しゲーム機である。
請求項3の発明は、請求項2に記載の景品払い出しゲーム機において、前記テーブル回転機構(185)は、前記固定テーブル(183)及び/又は前記スライドテーブル(184)を、跳ね上げるようにして折りたたむことが可能なこと、を特徴とする景品払い出しゲーム機である。
請求項4の発明は、請求項2に記載の景品払い出しゲーム機において、前記テーブル回転機構(185)は、前記固定テーブル(183)及び/又は前記スライドテーブル(184)を下側に回転して、スロープ状に配置すること、を特徴とする景品払い出しゲーム機である。
請求項5の発明は、内部に配置された景品(G)を拾い上げる景品拾い上げ部(13)と、前記景品拾い上げ部(13)が拾い上げた前記景品(G)を、外部に払い出す景品獲得口(26a)に運ぶ景品搬送手段(19)とを備えた景品払い出しゲーム機において、前記景品搬送手段(19)は、景品滑り落とし手段(19)であること、前記景品滑り落とし手段(19)は、前記景品獲得口(26a)に至るに従って下側に傾斜し、前記景品(G)を前記景品獲得口(26a)に滑り落とすスロープテーブル(191)と、前記スロープテーブル(191)を、ゲーム機本体(10)に着脱可能に取り付けできる取り付け部(1923等)とを備えること、を特徴とする景品払い出しゲーム機である。
請求項6の発明は、内部に配置された景品(G)を拾い上げる景品拾い上げ部(13)と、前記景品拾い上げ部(13)が拾い上げた前記景品(G)を、外部に払い出す景品獲得口に運ぶ景品搬送手段(19B)とを備えた景品払い出しゲーム機において、前記景品搬送手段(19B)は、景品滑り落とし手段(19B)であること、前記景品滑り落とし手段(19B)は、前記景品獲得口(26a)に至るに従って下側に傾斜し、前記景品(G)を前記景品獲得口(26a)に滑り落とすスロープテーブル(193)と、前記スロープテーブル(193)に着脱可能に設けられ、前記景品(G)が滑り落ちる方向を変える障害ピン(194)とを備えること、を特徴とする景品払い出しゲーム機である。
請求項7の発明は、内部に配置された景品(G)を拾い上げる景品拾い上げ部(13)と、前記景品拾い上げ部(13)が拾い上げた前記景品(G)を、外部に払い出す景品獲得口に運ぶ景品搬送手段(19B)とを備えた景品払い出しゲーム機において、前記景品搬送手段(19B)は、景品滑り落とし手段(19B)であること、前記景品滑り落とし手段(19B)は、前記景品獲得口(26a)に至るに従って下側に傾斜し、前記景品(G)を前記景品獲得口(26a)に滑り落とすスロープテーブル(193)と、前記スロープテーブル(193)の高さ、傾斜又は幅(D1,D2)のうち少なくとも1つを調整するスロープテーブル調整機構とを備えること、を特徴とする景品払い出しゲーム機である。
請求項8の発明は、内部に配置された景品(G)を拾い上げる景品拾い上げ部(13)と、前記景品拾い上げ部(13)が拾い上げた前記景品(G)を、外部に払い出す景品獲得口(26a)に運ぶ景品搬送手段(18,19)とを備えた景品払い出しゲーム機において、遊戯方法を表示する方法表示部(23)と、前記景品搬送手段(18,19)の変更にともない、前記方法表示部(23)の表示を切り替える方法表示切り替え手段とを備えること、を特徴とする景品払い出しゲーム機である。
請求項9の発明は、請求項8に記載の景品払い出しゲーム機において、前記方法表示切り替え手段は、前記方法表示部(23)の切り替えを指示する方法表示切り替え指示部(253)と、前記方法表示切り替え指示部(253)の指示に応じて、前記方法表示部(23)を制御する方法表示切り替え制御部(71)と、を備えることを特徴とする景品払い出しゲーム機である。
請求項10の発明は、内部に配置された景品(G)を拾い上げる景品拾い上げ部(13)と、前記景品拾い上げ部(13)が拾い上げた前記景品(G)を、外部に払い出す景品獲得口(26a)に運ぶ景品搬送手段(18,19)とを備えた景品払い出しゲーム機において、前記景品拾い上げ部(13)を操作する操作部(21,22)の機能を表示する操作表示部(24)と、前記景品搬送手段(18,19)の変更にともない、前記操作表示部(24)を切り替える操作表示切り替え手段とを備えること、を特徴とする景品払い出しゲーム機である。
請求項11の発明は、請求項10に記載の景品払い出しゲーム機において、前記操作表示切り替え手段は、前記操作表示部(24)の切り替えを指示する操作表示切り替え指示部(254)と、前記操作表示切り替え指示部(254)の指示に応じて、前記操作表示部(24)を制御する操作表示切り替え制御部(71)と、を備えることを特徴とする景品払い出しゲーム機である。
請求項12の発明は、内部に配置された景品(G)を拾い上げる景品拾い上げ部(13B)と、前記景品拾い上げ部(13B)が拾い上げた前記景品(G)を、外部に払い出す景品獲得口(26a)に運ぶ景品搬送手段(18,19)とを備えた景品払い出しゲーム機において、前記景品拾い上げ部(13B)に開閉可能に設けられ、前記景品(G)を把持して拾い上げる景品把持部材(133B)と、前記景品把持部材を開位置と閉位置との間で開閉駆動する景品把持部材駆動部(M1,1323,1325等)と、前記開位置又は前記閉位置を検出する開閉位置検出部(51)と、前記景品把持部材駆動部(M1,1323,1325等)を制御する景品把持部材制御部(72)とを備え、前記景品把持部材制御部(72)は、前記開閉位置検出部(51)の出力に基づいて、前記景品把持部材(133B)が前記開位置と前記閉位置との間で開閉するように前記景品把持部材駆動部(M1,1323,1325等)を制御すること、を特徴とする景品払い出しゲーム機である。
請求項13の発明は、請求項12に記載の景品払い出しゲーム機において、前記景品把持部材(133B)は、前記景品(G)を掴むようにして拾い上げるハンド部材(133a,133b)又は前記景品(G)をすくうようにして拾い上げるシャベル部材(133c)であること、前記景品拾い上げ部(13B)は、前記ハンド部材(133a,133b)又は前記シャベル部材(133c)とが、交換可能に取り付けできる景品把持部材取り付け部を備えること、を特徴とする景品払い出しゲーム機である。
請求項14の発明は、請求項12に記載の景品払い出しゲーム機において、前記景品把持部材(133B)は、前記景品(G)を掴むようにして拾い上げるハンド部材(133a,133b)であること、前記景品拾い上げ部(13B)は、複数の異なる形態の前記ハンド部材(133a,133b)が、交換可能に取り付けできる景品把持部材取り付け部を備えること、を特徴とする景品払い出しゲーム機である。
請求項15の発明は、請求項12に記載の景品払い出しゲーム機において、前記景品把持部材(133B)は、前記景品をすくうようにして拾い上げるシャベル部材(133c)であること、前記景品拾い上げ部(13B)は、複数の異なる形態の前記シャベル部材(133c)が、交換可能に取り付けできる景品把持部材取り付け部を備えること、を特徴とする景品払い出しゲーム機である。
請求項16の発明は、請求項12から請求項15までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機において、前記景品拾い上げ部(13B)は、取り付けられている前記景品把持部材(133B)の形態を検出する景品把持部材検出部(1325f)を備え、前記開閉位置検出部(51)は、取り付けられている前記景品把持部材(133B)の形態に対応した前記開位置又は前記閉位置を検出可能であること、前記景品把持部材制御部(72)は、前記景品把持部材検出部(1325f)の出力に基づいて、前記景品把持部材(133b)の形態を識別し、前記開閉位置検出部(51)の出力に基づいて、前記景品把持部材(133B)がその形態に対応した前記開位置及び前記閉位置との間で開閉するように前記景品把持部材駆動部(M1,1323,1325等)を制御すること、を特徴とする景品払い出しゲーム機である。
請求項17の発明は、請求項12から請求項16までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機において、前記景品把持部材駆動部(M1,1323,1325等)は、回転するモータ(M1)と、前記モータ(M1)の回転を、上下方向への移動へと変換する第1の変換機構(1322,1323等)と、前記第1の変換機構(1322,1323等)による上下方向(Z)への移動を、さらに前記景品把持部材(133B)の開閉へと変換する第2の変換機構(1323,1325等)と、を備えることを特徴とする景品払い出しゲーム機である。
請求項18の発明は、請求項17に記載の景品払い出しゲーム機において、前記第1の変換機構(1322,1323等)は、クランクピン(1322a)が設けられ、前記モータ(M1)により回転駆動されるクランク部材(1322)と、前記クランクピン(1322a)が挿入され、水平方向(X)を長手方向とする略矩形の孔(1323e)又は溝を有し、上下方向(Z)に移動可能にガイドされたスライダ部材(1323)とを備え、前記モータ(M1)の駆動力を、前記クランク部材(1322)を介して前記スライダ部材(1323)に伝達し、前記スライダ部材(1323)を上下方向(Z)へと移動するクランク機構(1322,1323等)であること、を特徴とする景品払い出しゲーム機である。
請求項19の発明は、請求項17又は請求項18に記載の景品払い出しゲーム機において、前記第2の変換機構(1323,1325等)は、前記第1の変換機構(1322,1323等)により上下方向(Z)へと移動するカム部(1323f)を有する原動部材(1323)と、その一端に前記カム部(1323f)が当接するフォロア部(1325f)と、他の一端に前記景品把持部材(133B)とが設けられ、その支点(134)を中心に回転可能に支持された従動部材(1325)とを備え、前記カム部(1323f)の上下方向(Z)への移動を、前記景品把持部材(133B)の開閉へと変換するカム機構(1323,1325等)であること、を特徴とする景品払い出しゲーム機である。
請求項20の発明は、内部に配置された景品(G)を拾い上げる景品拾い上げ部(13)と、前記景品拾い上げ部(13)が拾い上げた前記景品(G)を、外部に払い出す景品獲得口(26a)に運ぶ景品搬送手段(18,19)とを備えた景品払い出しゲーム機において、前記景品拾い上げ部(13)は、前記景品(G)を把持して拾い上げる景品把持部材(133)と、前記景品(G)を引っ掛けて拾い上げる景品引っ掛け部材(133d)とが交換可能に取り付けできること、を特徴とする景品払い出しゲーム機である。
請求項21の発明は、請求項20に記載の景品払い出しゲーム機において、前記景品拾い上げ部(13)は、前記景品把持部材(133)又は前記景品引っ掛け部材(133d)を、鉛直方向の軸(Z2)回りに回転する回転機構(M3,137a等)を備えること、を特徴とする景品払い出しゲーム機である。
本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)本発明は、景品搬送手段が景品押し出し手段であり、固定テーブル及び固定テーブルの上を往復移動し、景品を景品獲得口の方向に押し出すスライドテーブルと、ゲーム機本体に着脱可能に取り付け可能な取り付け部とを備えている。
これにより、いわゆるプッシャタイプの遊戯装置を取り外し、この部分に、他の遊戯装置(例えば、クレーンタイプの遊戯装置)を取り付けることができる。また、複数の遊戯領域を備えた景品払い出しゲーム機の場合、プッシャタイプの遊戯と他の遊戯とを扱うことができ、かつ、複数の遊戯者がこれらの異なる遊戯を同時に遊戯することができる。
(2)本発明は、景品搬送手段が景品押し出し手段であり、固定テーブル及び/又はスライドテーブルを、基部側の水平方向の軸を中心に回転するテーブル回転機構を備えているので、固定テーブル及び/又はスライドテーブルを回転して、他の景品搬送手段の形態に変更することができる。
(3)本発明は、テーブル回転機構構が、固定テーブル及び/又はスライドテーブルを、跳ね上げるようにして折りたたむことが可能であるので、固定テーブル及び/又はスライドテーブルを折りたたんで、例えば、景品滑り落とし手段等を取りつけることができる。
(4)本発明は、テーブル回転機構が、固定テーブル及び/又はスライドテーブルを下側に回転して、スロープ状に配置するので、固定テーブル及び/又はスライドテーブルを、景品滑り落とし手段として用いることができる。
(5)本発明は、景品搬送手段が景品滑り落とし手段であり、景品獲得口に至るに従って下側に傾斜し、景品を景品獲得口に滑り落とすスロープテーブルと、ゲーム機本体に着脱可能に取り付ける取り付け部とを備えている。
これにより、いわゆるクレーンタイプの遊戯装置を取り外し、この部分に、他の遊戯装置(例えば、プッシャタイプの遊戯装置)を取り付けることができる。また、複数の遊戯領域を備えた景品払い出しゲーム機の場合、クレーンタイプの遊戯と他の遊戯とを同時に扱うことができる。
(6)本発明は、景品滑り落とし手段が、スロープテーブルに着脱可能に設けられ、景品が滑り落ちる方向を変える障害ピンを備えているので、景品の景品獲得口への入り易さの難易度を変更することができる。
(7)本発明は、景品滑り落とし手段が、スライドテーブルの高さ、傾斜又は幅のうち少なくとも1つを調整するスロープテーブル調整機構を備えているので、景品の景品獲得口への入り易さの難易度を変更することができる。
(8)本発明は、遊戯方法を表示する方法表示部と、景品搬送手段の変更にともない、方法表示部の表示を切り替える方法表示切り替え手段とを備えている。
これにより、景品搬送手段を変更して遊戯方法を変更するときに、例えば、遊戯方法を説明したラベル等を、粘着テープ等を用いて貼りかえる必要がないので、作業が煩雑になることを防止することができる。また、景品払い出しゲーム機の外観が、粘着テープの粘着材等によって汚れることを防止することができる。
(9)本発明は、方法表示切り替え手段が、方法表示部の切り替えを指示する方法表示切り替え指示部と、方法表示切り替え指示部の指示に応じて、方法表示部を制御する方法表示切り替え制御部とを備えているので、例えば、遊戯方法を変更したことにともなう方法表示部の変更を、より簡便に遊戯を変更することができる。
(10)本発明は、景品拾い上げ部を操作する操作部の機能を表示する操作表示部と、景品搬送手段の変更にともない、操作表示部を切り替える操作表示切り替え手段とを備えているので、(8)と同様な効果を得ることができる。
(11)本発明は、操作表示切り替え手段が、操作表示部の切り替えを指示する操作表示切り替え指示部と、操作表示切り替え指示部の指示に応じて、操作表示部を制御する操作表示切り替え制御部とを備えているので、例えば、遊戯方法を変更したことにともなう操作表示部の変更を、より簡便に遊戯を変更することができる。
(12)本発明は、景品把持部材制御部が、開閉位置検出部の出力に基づいて、景品把持部材が開位置と閉位置との間で開閉するように景品把持部材駆動部を制御するので、景品拾い上げ部は、景品把持部材を用いて景品を把持して拾い上げることができる。
(13)本発明は、景品を掴むようにして拾い上げるハンド部材又は景品をすくうようにして拾い上げるシャベル部材とが、交換可能に取り付けできる景品把持部材取り付け部を備えているので、景品拾い上げ部は、景品把持部材を交換して、異なった態様で景品を拾い上げることができる。また、より多くの種類の景品を扱うことができる。
(14)本発明は、複数の異なる形態のハンド部材が交換可能に取り付けできる景品把持部材取り付け部を備えているので、景品拾い上げ部は、ハンド部材を交換して、異なった態様で景品を拾い上げることができる。
(15)本発明は、複数の異なる形態のシャベル部材が交換可能に取り付けできる景品把持部材取り付け部を備えているので、景品拾い上げ部は、シャベル部材を交換して、異なった態様で景品を拾い上げることができる。
(16)本発明は、景品把持部材制御部が、景品把持部材検出部の出力に基づいて、景品把持部材の形態を識別し、開閉位置検出部の出力に基づいて、景品把持部材がその形態に対応した開位置及び閉位置との間で開閉するように景品把持部材駆動部を制御する。
これにより、例えば、ハンド部材、シャベル部材を、それぞれ異なる開位置と閉位置との間で、制御、駆動することができる。
(17)本発明は、景品把持部材駆動部が、回転するモータと、第1の変換機構と、第2の変換機構とを備えている。第1の変換機構は、モータの回転を、上下方向への移動へと変換し、第2の変換機構は、この上下方向への移動を、さらに、景品把持部材の開閉へと変換する。
これにより、景品把持部材駆動部は、モータの回転を景品把持部材の開閉へと変換することができる。
(18)本発明は、第1の変換機構が、クランク部材と、スライダ部材とを備えたクランク機構である。クランク部材は、クランクピンが設けられ、これがモータにより回転駆動する。スライダ部材は、クランクピンが挿入され、水平方向を長手方向とする略矩形の孔又は溝を有し、上下方向に移動可能にガイドされている。
これにより、第1の変換機構は、モータの回転を上下方向への移動へと変換し、第2の変換機構へと伝達することができる。
(19)本発明は、第2の変換機構が、原動部材と、従動部材とを備えたカム機構である。原動部材は、第1の変換機構により上下方向へと移動するカム部を有している。従動部材は、その一端にカム部が当接するフォロア部が設けられ、他の一端に景品把持部材が設けられており、その支点を中心に回転可能に支持されている。
これにより、第2の変換機構は、第1の変換機構による上下方向への移動を、景品把持部材の開閉へと変換することができる。
(20)本発明は、景品拾い上げ部が、景品把持部材と景品引っ掛け部材とが交換可能に取り付け可能であるので、景品拾い上げ部は、より多くの態様で景品を拾い上げることができる。
(21)本発明は、景品拾い上げ部が、鉛直方向の軸回りに回転可能な回転機構を備えているので、遊戯者は、景品拾い上げ部をより自由に操作でき、遊戯をより楽しむことができる。
本発明は、複数の種類の遊戯を、複数の遊戯者が、同時に行うことができる景品払い出しゲーム機を提供するという目的を、プッシャ台とスロープ台とを、ゲーム機本体に相互に交換可能に取り付け、CPUを用いて、方法表示切り替え指示部の指示に応じて、方法表示部を制御し、さらに、操作表示切り替え指示部の指示に応じて、操作表示部を制御することによって実現した。
以下、図面等を参照して、本発明の実施例をあげて、さらに詳しく説明する。
図1は、本発明を適用した景品払い出しゲーム機1の実施例1を示す斜視図である。
実施例1の景品払い出しゲーム機1は、4つの遊戯領域2A〜2Dを有し、景品ストックフィールドに配置された景品Gを、クレーンを模した装置を用いて、景品取り出し口を介して取り出すゲーム機である。
図2は、クレーン部を示す斜視図である。
図3、図4は、遊戯方法、クレーン部の操作を表示するLCDを示す図である。
図1に示すように、景品払い出しゲーム機1は、ゲーム機本体10と、カバー部材40とを備えている。
ゲーム機本体10は、本体ケース11と、景品ストックフィールド12と、4つのクレーン部13(景品拾い上げ部)と、2つのプッシャ台18(景品搬送手段、景品押し出し手段)と、2つのスロープ台19(景品搬送手段、景品滑り落とし手段)と、4つのクレーン操作部20と、メンテナンス操作部25と、4つの景品取り出し口26とを備えている。
本体ケース11は、景品払い出しゲーム機1の筐体部分であり、その外形が略正八角形に形成された筒状の部材である。本体ケース11は、中心軸Z1が鉛直方向になるように設置される。本体ケース11は、例えば、4人程度が同時に独立して遊戯できるように直径が1000mm程度の大きさである。
景品ストックフィールド12は、景品Gを載置、収容するための容器であり、本体ケース11内の下側の範囲に回転可能に設けられている。景品ストックフィールド12は、その下側に回転機構(図示せず)が設けられ、本体ケース11の中心軸Z1を中心に回転可能である。
4つのクレーン部13は、景品ストックフィールド12に載置された景品Gを拾い上げ、後述するプッシャ台18、スロープ台19に落下させるためのクレーンを模した装置である。4つのクレーン部13は、本体ケース11の中心に配置された支柱14に取り付けられ、遊戯領域2A〜2Dにそれぞれ設けられている。
図2に示すように、クレーン部13は、アーム部材131と、クレーンケース部材132と、景品把持部材133とを備えている。
アーム部材131は、腕状の部材であり、その片方の端部に後述するクレーンケース部材132が設けられ、もう片方の端部が支柱14に水平方向の軸X1を中心に回転可能(回転方向θ1,θ2)に設けられている。アーム部材131は、開始ボタン21の操作に応じて、モータ(図示せず)により駆動され、基準位置から下側に所定の角度、回転移動し(回転方向θ1)、そして、逆転して上側に回転移動し(回転方向θ2)、再び基準位置に配置される。
クレーンケース部材132は、後述する景品把持部材133を保持する筐体であり、アーム部材131の端部に水平方向の軸X2を中心に回転可能(回転方向θ3)である。クレーンケース部材132は、景品把持部材133が常時下側になるように、アーム部材131の片方の端部に吊り下がるようにして設置されている。
景品把持部材133は、景品Gを把持して拾い上げるための部材である。景品把持部材133は、景品Gを掴むようにして拾い上げるために、くの字形に形成された2つの細形ハンド133a(ハンド部材)が対向配置された部材である。細形ハンド133aは、閉位置と開位置との間で、支軸134を中心として回転可能(回転方向θ4,θ5)に、クレーンケース部材132に保持され、景品Gを掴んだり、落下させることができる。
2つのプッシャ台18は、図1に示すように、クレーン部13が拾い上げ、落下した景品Gを、景品獲得口26a(後述する)の方向に押し出す景品押し出し手段であり、ゲーム機本体10に着脱可能に設けられている。2つのプッシャ台18は、遊戯領域2C,2Dに設けられている(遊戯領域2Cのプッシャ台18は、支柱14に遮られて見えない。)。プッシャ台18は、固定テーブル181と、スライドテーブル182とを備えている。
固定テーブル181は、クレーン部13によって運ばれた景品Gを、後述するように蓄積するためのテーブルであり、矩形の板状に形成されている。固定テーブル181は、その表面が上側を向くように、また、その長手方向が本体ケース11の径方向を向くように、本体ケース11に設けられている。
スライドテーブル182は、クレーン部13が落下した景品Gを受けとめて、さらに外側に押し出して景品獲得口26a(後述する)の方向に移動するための部材であり、矩形の板状に形成されている。スライドテーブル182は、後述するように駆動機構が設けられ、固定テーブル181の上面を本体ケース11の径方向(矢印X3方向)に往復移動可能に、本体ケース11に収容される。
2つのスロープ台19は、クレーン部13が落下した景品Gを景品獲得口26aに滑り落とす景品滑り落とし手段であり、スロープテーブル191が、2つのブラケット192を用いて、ゲーム機本体10に着脱可能に設けられている。スロープテーブル191は、景品Gを景品獲得口26aに滑り落とすために、本体ケース11外側に至るに従って下側に傾斜するように配置されている。
これらプッシャ台18とスロープ台19とは、後述するように、ゲーム機本体10に交換可能に取り付け可能である。
4つのクレーン操作部20は、クレーン部13を操作するために、本体ケース11の円環状に形成された縁部に配置されている。クレーン操作部20は、開始ボタン21と、落下ボタン22と、方法LCD23(方法表示部)と、操作LCD24(操作表示部)とを備えている。
開始ボタン21は、クレーン部13の駆動を開始するための押しボタンであり、クレーン操作部20の中央よりも左側の範囲に配置されている。落下ボタン22は、クレーン部13を操作して景品Gを落下するための押しボタンであり、開始ボタン21の右側の範囲に配置されている。
方法LCD23は、遊戯方法を表示する液晶表示装置であり、開始ボタン21の左側の範囲に配置されている。図3(a)に、方法LCD23が遊戯方法の説明「A」を表示する例を示す。方法LCD23は、後述するように、表示内容の切り替えが可能である。
操作LCD24は、開始ボタン21、落下ボタン22の機能を示す液晶表示装置であり、操作LCD24a,24bとから構成される。操作LCD24aは、開始ボタン21の前側の範囲に配置され、また、図4(a)に示すように、「つかむ」と表示して開始ボタン21の機能を示している。操作LCD24bは、同様に、「おとす」と表示して、落下ボタン22の機能を示している。操作LCD24は、後述するように、表示内容の切り替えが可能である。
メンテナンス操作部25は、景品払い出しゲーム機1の保守、管理用の操作部であり、図1に示すように、本体ケース11の側面に設けられている。メンテナンス操作部25は、メンテナンスカバー251と、操作パネル252と、方法表示ボタン253(方法表示切り替え指示部)と、操作表示ボタン254(操作表示切り替え指示部)とを備えている。
メンテナンスカバー251は、メンテナンス操作部25を覆うために、着脱可能に設けられたカバーである。
操作パネル252は、方法表示ボタン253等が配置されたパネルである。
方法表示ボタン253は、方法LCD23の表示の切り替えを指示する押しボタンであり、操作パネル252の中央、下側の範囲に配置されている。
操作表示ボタン254は、操作LCD24の表示の切り替えを指示する押しボタンであり、方法表示ボタン253の左側の範囲に配置されている。
4つの景品取り出し口26は、遊戯者が獲得した景品Gを、景品獲得口26a(遊戯領域2D参照)から外部へ払い出すための払い出し口である。景品取り出し口26は、本体ケース11のクレーン操作部20の下側の範囲に設けられている。
カバー部材40は、景品払い出しゲーム機1の内部と外部とを仕切るために、透光性を有する材料(例えば、アクリル樹脂等)から形成されドーム形のカバーであり、ゲーム機本体10にその開口部を開閉可能に設けられている。
以上説明した景品払い出しゲーム機1の動作について説明する。
最初に、遊戯者は、景品ストックフィールド12に配置された景品Gとクレーン部13との位置関係、タイミング等を見計らって開始ボタン21を押す。これにより、クレーン部13のアーム部材121が軸X1を中心に回転を始める(図2参照)。そして、景品把持部材133が移動範囲の最下点付近に移動したときに、景品Gを掴んだときは、景品Gは、景品把持部材133に掴まれた状態で上側に上昇する。
次に、遊戯者は、クレーン部13、プッシャ台18又はスロープ台19の位置関係等を見計らって、落下ボタン22を押す。
このとき、遊戯領域2A又は2Bにおいて、景品Gがスロープ台19のスロープテーブル191に落下した場合、景品Gが景品獲得口26aに滑り落ちることにより、遊戯者は、景品取り出し口26から景品Gを獲得することができる。
一方、遊戯領域2C又は2Dにおいて、景品Gが往復移動しているスライドテーブル182の上面に落下した場合、景品Gは、スライドテーブル182の往復移動に応じて移動する。そして、景品Gは、ゲーム機本体10の径方向内側に移動したときに、支柱14の外壁にぶつかって、この方向への移動が妨げられ、固定テーブル181上に押し出される。さらに、景品Gは、スライドテーブル182の縁部182a(図1参照)により、景品取り出し口26の方向に移動する。以上の動作が次々に繰り返されることにより、複数の景品Gが固定テーブル181の上面に蓄積され、景品取り出し口26の方向に徐々に移動する。そして、景品Gが景品獲得口26aに落下することにより、遊戯者は、景品取り出し口26から景品Gを獲得することができる。
次に、プッシャ台18とスロープ台19とを交換可能に取り付ける取り付け部と、その手順について説明する。
図5は、プッシャ台18とスロープ台19との取り付け部の例を示す図であり、図5(a)は、斜視図、図5(b)は、図5(a)に示す矢印B方向から示す図である。なお、図5は、遊戯領域2Bにスロープ台19が取り付けられ、他の遊戯領域にプッシャ台18が取り付けられている状態を示す。また、スロープ台19は、図1に示すものとは、取り付け構造等が一部、異なる例を示す。
図6〜図8は、プッシャ台18の構造と、プッシャ台18からスロープ台19に交換するときの手順等を示す図である。
最初にスロープ台19の構造等について説明する。
図5に示すように、スロープ台19は、前述したスロープテーブル191と、これを固定テーブル基台1811に取付けるために、ブラケット1921と、ステー1922と、スロープテーブル基台1923とを備えている。
スロープテーブル191は、図5(a)に一部断面で示すように、2つのネジ191aを用いてブラケット1921にネジ止めされている。
ブラケット1921は、スロープテーブル191を保持するための部材であり、スロープテーブル基台1923に、水平方向の軸X5を中心に回転可能に設けられている。また、ブラケット1921は、後述するステー1922が設けられている。
ステー1922は、スロープテーブル191をその角度を調整可能に支持するための支持部材であり、平板状に形成されている。ステー1922は、蝶番1922aを用いて、水平方向の軸X6を中心に回転可能に、ブラケット1921に設けられている。ステー1922は、その下側の縁部に凸部1922bが形成されており、これがスロープテーブル基台1923に設けられた調整孔1923aに挿入されることにより、スロープテーブル191は、軸X5回りの回転止めがされる。このとき、ステー1922は、凸部1922bが複数(本実施例では4つ)の調整孔1923aを中から選択して挿入され、さらに、ネジ1922cを用いてスロープテーブル基台1923にネジ止めされることにより、スロープテーブル191を角度調整可能に支持することができる。
スロープテーブル基台1923は、スロープ台19のベースとなる部材であり、矩形に形成されている。スロープテーブル基台1923は、2つのネジ1923bを用いて、固定テーブル基台1811にネジ止めされており、これにより、スロープ台19は、ゲーム機本体10(図1参照)に対して着脱可能とされる。なお、スロープテーブル基台1923は、その内側端部1923cが、後述するX方向スライダ1821Xと干渉しないように、X方向スライダ1821Xの外側端部1821cの移動範囲Dよりも外側になるように配置されている。
次に、プッシャ台18の構造と駆動機構の概略について説明する。
図6(a)に示すように、対向する遊戯領域2B,2Dの遊戯領域のスライドテーブル182B,182Dは、ネジ182bを用いて、それぞれX方向スライダ1821Xに固定されている。なお、ここでは、遊戯領域毎のスライドテーブル182を区別するために、末尾に符号(A〜D)をつけて説明する。
X方向スライダ1821Xは、4つのガイドローラ1822により、水平方向(矢印X方向)に移動可能にガイドされている。X方向スライダ1821Xは、移動方向に対して直交する方向(矢印Y方向)が長手方向になるように形成された長孔であるクランク孔1821aが設けられており、これに後述するクランクピン1823が挿入されている。
同様に、対向する遊戯領域2A,2Cの遊戯領域のスライドテーブル182A,182Cは、Y方向スライダ1821Yに固定され、これが水平方向(矢印Y方向)に移動可能にガイドされている。Y方向スライダ1821Yは、X方向スライダ1821Xよりも下側に配置され、X軸方向が長手方向になるように形成されたクランク孔1821bに、クランクピン1823が挿入されている。
図8(b)は、プッシャクランク1824を示すために、X方向スライダ1821XとY方向スライダ1821Yとを取り外した状態を示す図である。
図8(b)に示すように、プッシャクランク1824は、腕状の部材であり、プッシャモータ(例えば、DCモータ)により、鉛直方向の軸Z1(図1参照)を中心に回転可能である。プッシャクランク1824は、その一端にクランクピン1823が設けられており、これがモータの回転にともなって所定の回転半径で回転する。
スライドテーブル182B,182Dの往復移動の動作を説明する。
プッシャモータの回転にともない、クランクピン1823が回転すると、クランクピン1823は、X方向スライダ1821Xのクランク孔1821aに挿入されているので、X方向スライダ1821Xが矢印X方向に往復移動する。X方向スライダ1821Xには、スライドテーブル182B,182Dが固定されているので、スライドテーブル182B,182Dが、それぞれ固定テーブル181の上を所定の距離、往復移動する。
同様にして、スライドテーブル182A,182Cは、Y方向スライダ1821Yの往復移動により、矢印Y方向に所定の距離、往復移動する。
次に、プッシャ台18をスロープ台19に交換する手順について、遊戯領域2Bを例に説明する。
最初に、図6(a)の状態からネジ182bを外して、スライドテーブル182Bをブラケット1825から取り外し(図7(a)の状態)、続いて、ブラケット1825をX方向スライダ1821Xから取り外す(図7(b)の状態)。次に、4つのネジ181aを外し、固定テーブル基台1811から固定テーブル181を取り外し(図8(a)の状態)、プッシャ台18の構成部材が取り外された状態となる。そして、スロープ台19を取り付けるために、スロープテーブル基台1923と固定テーブル基台1811とを、ネジ1923bを用いてネジ止めする(図8(b)の状態)。
以上により、プッシャ台18からスロープ台19への交換が終了する。なお、スロープ台19からプッシャ台18への交換についても、前述した手順とは逆の手順に従うことにより可能である。
次に、方法LCD23、操作LCD24の表示の切り替えについて説明する。
図9は、方法LCD23、操作LCD24の表示切り替えを示すブロック図である。
図9に示すように、景品払い出しゲーム機1は、方法LCD23、操作LCD24を駆動するために、前述したメンテナンス操作部25と、信号処理回路60と、CPU70と、記憶部75と、LCD駆動回路80とを備えている。
信号処理回路60は、メンテナンス操作部25に設けられた方法表示ボタン253、操作表示ボタン254(図1参照)からの入力信号を処理して、CPU70に出力する電気回路である。
CPU(中央処理装置)70は、景品払い出しゲーム機1の各モータ、LCD等を統括的に制御する制御部である。CPU70は、LCD制御部71(方法表示切り替え制御部、操作表示切り替え制御部)を有し、信号処理回路60からの入力信号に応じて、記憶部75から表示内容を読み出し、方法LCD23、操作LCD24の表示を変更するように、LCD駆動回路80に命令する。
記憶部75は、方法LCD23、操作LCD24に表示する表示内容を記憶した記憶部である。
LCD駆動回路80は、LCD制御部71の命令に応じて、方法LCD23、操作LCD24を駆動する電気回路である。
次に、景品払い出しゲーム機1の方法LCD23、操作LCD24の表示の切り替え動作について説明する。
例えば、プッシャ台18を取り外し、スロープ台19を取り付け、プッシャタイプの遊戯からクレーンタイプの遊戯に変更する場合は、最初に、メンテナンスカバー251(図1参照)を取り外す。そして、方法LCD23の表示内容を説明「A」(図3(a)参照)から他の表示に切り替えるときは、方法表示ボタン253を操作する。これに応じて、信号処理回路60を介して、CPU70に信号が入力され、CPU70のLCD制御部71が記憶部75から指示された表示内容を読み出す。そして、LCD制御部71は、その表示内容に方法LCD23の表示を切り替えるように、LCD駆動回路80に命令する。これにより、例えば、方法LCD23の表示内容が数種類ある場合、方法表示ボタン253を操作する毎に、順番に方法LCD23の表示を順に切り替えることができる。
また、操作LCD24の表示の切り替えについても同様に、操作表示ボタン254の操作に応じて、「つかむ」又は「おとす」という表示(図4(a)参照)から、他の表示に切り替えることができる。
なお、方法LCD23の代わりに、図3(b)に示すように、2つのローラ231と、これらに巻き掛けられ、複数の遊戯方法が示されたロール状のリボン232を用いてもよい。これによっても、リボン232を回転することにより、遊戯方法の表示を切り替えることができる。
また、操作LCD24の代わりに、図4(b)に示すような機構を設けてもよい。すなわち、「つかむおとす」と示された左右に移動可能なスライドプレート241と、クレーン操作部20に矩形の窓20aを設け、スライドプレート241の移動に応じて、「つかむ」(図4(b−1))、「おとす」(図4(b−2))との表示を切り替えてもよい。さらに、図4(c)に示すように、回転移動するタイプの回転プレート242を用いてもよい。
以上説明したように、実施例1の景品払い出しゲーム機1の景品搬送手段は、プッシャ台18(景品押し出し手段)とスロープ台19(景品滑り落とし手段)とが、ゲーム機本体10に着脱可能に取り付け可能な取り付け部を備え、相互に交換可能である。
これにより、1台の景品払い出しゲーム機1に複数の遊戯(プッシャタイプ、クレーンタイプ)の遊戯を備えることができ、また、複数の遊戯者が同時に遊戯することができる。
また、景品払い出しゲーム機1は、操作表示切り替え手段、方法表示切り替え手段を備えている。すなわち、CPU70のLCD制御部71(方法表示切り替え制御部、操作表示切り替え制御部)は、方法表示ボタン253(方法表示切り替え指示部)の指示に応じて、方法LCD23(方法表示部)を制御し、さらに、操作表示ボタン254(操作表示切り替え指示部)の指示に応じて、操作LCD24(操作表示部)を制御する。
これにより、簡便に遊戯を変更することができ、また、遊戯を変更する度に、例えば、遊戯方法を説明したラベル等を、粘着テープ等を用いて貼りかえる必要がないので、作業が煩雑になることを防止することができる。さらに、景品払い出しゲーム機は、ゲーム機の外観が粘着テープの粘着材等によって汚れることを防止することができる。
次に、本発明を適用した景品払い出しゲーム機の実施例2について説明する。
実施例2の景品払い出しゲーム機は、実施例1の景品払い出しゲーム機1の景品把持部材133(図2参照)を、交換可能にしたゲーム機である。なお、前述した実施例1と同様な機能を果たす部分には、重複する説明を適宣省略し、主に変更箇所について説明する。
景品把持部材133Bは、図10(a)〜図10(c)に示すように、1組の細形ハンド133a(ハンド部材)、1組の太形ハンド133b(ハンド部材)、又は景品をすくうように拾い上げる1つのシャベル133c(シャベル部材)の中から選択して、クレーンケース部材132Bに取り付けることができる。
次に、図11、図12を用いて、景品把持部材133Bを開閉する駆動部(景品把持部材駆動部)、景品把持部材133Bの取り付け部(景品把持部材取り付け部)について説明する。
図11は、景品把持部材133Bの駆動部を示す図であり、図11(a)は、クレーンケース部材132Bに収容されたシャーシ1321等の正面図、図11(b)は、図11(a)のE−E部断面図である。
図12は、景品把持部材133Bの取り付け構造を示す斜視図である。
図11(a)に示すように、シャーシ1321は、景品把持部材駆動モータM1と、クランク部材1322と、スライダ部材1323(原動部材)と、2つのガイドブラケット1324と、2つの従動部材1325とが設けられている。
景品把持部材駆動モータM1は、後述するスライダ部材1323等を介して、景品把持部材133Bを開閉するためのモータ(例えば、DCサーボモータ等)である。景品把持部材駆動モータM1は、そのケース部材M1aが、シャーシ1321に固定されている。景品把持部材駆動モータM1は、回転軸M1bの回転量を検出するために、後述する開閉位置検出部51(例えば、ロータリエンコーダ等)が設けられている。
クランク部材1322は、後述するスライダ部材1323を上下方向(矢印Z方向)に移動するために、景品把持部材駆動モータM1の回転軸M1bに設けられた腕状の部材である。クランク部材1322は、その一端にクランクピン1322aが設けられ、これが景品把持部材駆動モータM1の回転に応じて、回転軸M1bを中心に所定の回転半径で回転する。
スライダ部材1323は、上下に移動可能にシャーシ1321に保持され、後述する従動部材1325を回転するための部材である。スライダ部材1323は、シャーシ1321に、上下方向が長手方向になるように設けられた2つのガイド長孔1321aに、図11(b)に示すように、ワッシャ1323a、段付カラー1323b、六角ボルト1323c、ナット1323dを用いて取り付けられている。スライダ部材1323は、段付カラー1323bがガイド長孔1321aの内壁部分を摺動することにより、上下方向にガイドされる。
スライダ部材1323は、図11(a)に示すように、中央の範囲に、その水平方向(矢印X方向)が長手方向になるように矩形の長孔1323eが設けられており、これに前述したクランクピン1322aが挿入されている(長孔1323eは、有底の長溝としもよい。)。そして、スライダ部材1323は、クランクピン1322aが景品把持部材駆動モータM1の回転に応じて、長孔1323e内を水平方向に移動しながら回転することにより、上下方向に移動する。
すなわち、スライダ部材1323と前述したクランク部材1322とは、景品把持部材駆動モータM1の駆動力を、上下方向へと変換するクランク機構(第1の変換機構)である。
また、スライダ部材1323は、その下側の範囲に2つのカム部1323fが設けられている。カム部1323fは、後述する従動部材1325に当接している。そして、スライダ部材1323に従って上下方向に移動して、従動部材1325を回転する。
2つのガイドブラケット1324は、スライダ部材1323が左右方向へ移動しないように規制し、スライダ部材1323を上下方向にガイドするために、シャーシ1321に固定された部材である。2つのガイドブラケット1324は、アングル状に加工された板金であり、それぞれスライダ部材1323の左側、右側の側面と接するように設けられている。
2つの従動部材1325は、景品把持部材133Bを開閉するための腕状の部材である。従動部材1325は、シャーシ1321に、前述した支軸134を支点(中心)として開閉可能に設けられている。従動部材1325は、その一端にカム部1323fに当接したフォロア部1325bが固定されており、他の一端に景品把持部材133Bの取り付け部を有している。この取り付け部には、2つのネジ1325cを用いて、景品把持部材133B(細形ハンド133a、太形ハンド133b、シャベル133c)を、交換可能に取り付けることができる。
従動部材1325は、カム部1323fの上下方向への移動にともない、支軸134を中心に回転し、そして、景品把持部材133Bが開閉する(回転方向θ6,θ7)。すなわち、スライダ部材1323と従動部材1325とは、スライダ部材1323の上下方向への移動を、景品把持部材133Bの開閉へと変換するカム機構(第2の変換機構)である。
図12(a)に示すように、従動部材1325は、景品把持部材133Bの形態を検出するために、3つの発光素子1325d(例えば、フォトダイオード)と、3つの受光素子1325eとが対向配置された景品把持部材検出部1325fが設けられている。また、図12(b)〜図12(d)に示すように、細形ハンド133a、太形ハンド133b、シャベル133c(図10参照)は、それぞれ異なる位置に、検出孔133e〜133gが設けられている。景品把持部材検出部1325fは、取り付け部に細形ハンド133a、太形ハンド133b又はシャベル133cが挿入されたときに、検出孔133e〜133gの位置をそれぞれ検出する。そして、その信号を出力されたモータ制御部72(後述する)は、検出孔133e〜133gの位置の相違から、景品把持部材133Bの形態を識別することができる。
次に、景品払い出しゲーム機のブロック図について説明する。
図13に示すように、景品払い出しゲーム機は、景品把持部材133Bを駆動するために、クレーン操作部20Bと、クレーン部検出部50と、信号処理回路60Bと、CPU70Bと、モータ駆動回路80Bとを備えている。
クレーン操作部20Bは、前述した実施例1のクレーン操作部20と同様であるので、説明を省略する。
クレーン部検出部50は、前述した景品把持部材検出部1325fと、開閉位置検出部51とから構成される。
開閉位置検出部51は、景品把持部材133Bの閉位置、開位置を検出する、例えば、ロータリエンコーダである。開閉位置検出部51は、景品把持部材駆動モータM2に設けられ、回転軸M2bの回転量を検出し、そして、後述するCPU70Bが、この回転量から取り付けられている景品把持部材133Bの形態に対応した開位置、閉位置を検出する。なお、開閉位置検出部として、例えば、フォトセンサ136(図10参照)を設け、景品把持部材133Bの形態毎に閉位置、開位置をそれぞれ検出してもよい。
信号処理回路60Bは、クレーン操作部20B(開始ボタン21B、落下ボタン22B)、クレーン部検出部50からの入力信号を処理して、CPU70Bに出力する電気回路である。
CPU70Bは、景品払い出しゲーム機を統括的に制御する制御部であり、景品把持部材駆動モータM1を制御、駆動するモータ制御部72(景品把持部材制御部)を有している。このモータ制御部72は、景品把持部材検出部1325fの出力が信号処理回路60Bを介して入力され、これに基づいて取り付けられている景品把持部材133Bの形態を識別する。また、モータ制御部72は、開始ボタン21B、落下ボタン22Bの操作に応じて、景品把持部材駆動モータM1を駆動する。このとき、モータ制御部72は、開閉位置検出部51の出力に基づいて、取り付けられている景品把持部材133Bをこれに対応した閉位置と開位置との間で駆動するように、モータ駆動回路80Bに命令を出力して、景品把持部材駆動モータM1を制御する。
例えば、景品把持部材133Bが細形ハンド133aの場合、モータ制御部72は、景品把持部材検出部1325fの出力から細形ハンド133aであると認識する。そして、開始ボタン21B、落下ボタン22Bの操作に応じて、細形ハンド133aに対応した閉位置と開位置との間で駆動するように、景品把持部材駆動モータM1を制御する。
モータ駆動回路80Bは、CPU70Bの命令に応じて、景品把持部材駆動モータM1を駆動する電気回路である。
次に、クレーン部13による景品把持部材133Bの形態毎の景品取得動作等を説明する。
図14は、クレーン部13の景品把持部材133Bの形状、景品取得動作を示す図である。
図14(a1−1)〜図14(a1−3)は、景品把持部材133Bが細形ハンド133aの場合における、細形ハンド133aが閉じた状態の正面図、右側面図、及び、細形ハンド133aが開いた状態における正面図を示す図である。図14(b1−1)、図14(b1−2)は、細形ハンド133aが菓子G1、ぬいぐるみG3を掴む状態を示す図である。同様に、図14(a2−1)〜図14(a2−3)、図14(b2−1)、図14(b2−2)は、太形ハンド133bを、図14(a3−1)〜図14(a3−3)、図14(b3−1)、図14(b3−2)は、シャベル133cを、それぞれ示す図である。
景品把持部材133Bが幅の狭い細形ハンド133aの場合、図14(a1−1)〜図14(a1−3)に示すように、細形ハンド133aは、閉位置と開位置との間を、変位角α1回転移動する。細形ハンド133aは、景品が菓子G1の場合、図14(b1−1)に示すように、幅が狭く、菓子G1を拾い上げることにあまり適していない。一方、景品がぬいぐるみG3の場合、図14(b1−2)に示すように、幅が狭く、先端が鉛直方向下側に向いているので、各ぬいぐるみG3の隙間を通り抜けることができ、ぬいぐるみG3を拾い上げることに適している。
景品把持部材133Bが幅の広い太形ハンド133bの場合、図14(a2−1)〜図14(a2−3)に示すように、太形ハンド133bは、閉位置と開位置との間を、変位角α2回転移動する。この変位角α2は、細形ハンド133aの変位角α1よりも小さい。これは、モータ制御部72(図13参照)が、景品把持部材検出部1325fの出力に基づいて、景品把持部材133Bの形態が太形ハンド133bであることを識別し、さらに、開閉位置検出部51の出力に基づいて、太形ハンド133bを、細形ハンド133aとは異なる閉位置と開位置との間で駆動するように、景品把持部材駆動モータM1(図11、図13参照)を制御しているためである。太形ハンド133bは、景品が菓子G1の場合、図14(b2−1)に示すように、幅が広く、菓子G1を拾い上げることに適している。一方、景品がぬいぐるみG3の場合、図14(b2−2)に示すように、幅が広く、先端が鉛直方向下側よりも斜めに向いているので、各ぬいぐるみG3の隙間を通り抜けることができず、ぬいぐるみG3を拾い上げることに適していない。
景品把持部材133Bがシャベル133cの場合、図14(a3−1)〜図14(a3−3)に示すように、シャベル133cは、閉位置と開位置との間を、変位角α3回転移動する。変位角α3は、変位角α1,α2よりも大きい。これは、前述したように、モータ制御部72等が、シャベル133cであることを識別し、細形ハンド133a等とは異なる閉位置と開位置との間で駆動しているためである。シャベル133cは、景品が菓子G1の場合、図14(b3−1)に示すように、シャベル部分が幅広であり、菓子G1を拾い上げることに適している。一方、景品がぬいぐるみG3の場合、図14(b3−2)に示すように、シャベル部分が幅広く、先端が鉛直方向下側よりも斜めに向いており、各ぬいぐるみG3の隙間を通り抜けることができず、さらに、挟み込むことができないので、ぬいぐるみG3を拾い上げることに適していない。
なお、景品把持部材133Bとして、シャベル133cとは形態が異なる(例えば、幅が異なる)シャベルを交換して取り付け可能とし、より多くの種類の景品Gに対応できるようにしてもよい。
以上説明したように、実施例2の景品払い出しゲーム機は、クレーン部13Bに、景品Gを掴むようにして拾い上げる細形ハンド133a(ハンド部材)、太形ハンド133b(ハンド部材)と、景品Gをすくうようにして拾い上げるシャベル133c(シャベル部材)とが交換可能に取り付け可能である。
これにより、クレーン部13Bは、より多くの態様で景品Gを拾い上げることができる。また、景品払い出しゲーム機の4つのクレーン部に、異なる形態の景品把持部材133Bを取り付けることにより、1台の景品払い出しゲーム機を用いて、複数の形態の遊技を提供することができる。さらに、より多くの種類の景品Gに対応できる。
次に、本発明を適用した景品払い出しゲーム機の実施例3について説明する。
実施例3の景品払い出しゲーム機は、実施例1のクレーン部13のクレーンケース部材132に回転機構を設け、鉛直方向の軸回りに回転可能としたゲーム機である。
図15は、実施例3のクレーン部13C(景品拾い上げ部)のクレーンケース部材132Cを示す図であり、一部に内部構造を示す。
クレーンケース部材132Cは、図15に示すように、クレーンケース部材駆動モータM3と、ギアユニット137aとを有している。
クレーンケース部材132Cは、その支軸137が、鉛直方向の軸Z2回りに回転可能に、アーム部材(図2に示すアーム部材131参照)に支持されている。また、クレーンケース部材駆動モータM3は、その回転軸が鉛直方向を向くように収容され、ギアユニット137aを介して、クレーンケース部材132Cの支軸137に接続されている。
実施例3の景品払い出しゲーム機は、クレーンケース部材駆動モータM3を制御、駆動するために、クレーンケース部材回転ボタン211(図13に2点破線で示す)を備えている。クレーンケース部材回転ボタン211は、クレーン操作部20(図1参照)に新たに設けてもよいし、また、例えば、開始ボタン21又は落下ボタン22の表示を切り替え、かつ、機能を変更させたものでもよい。
クレーンケース部材回転ボタン211の操作に応じて、信号が信号処理回路60Bを介して、モータ制御部72に入力される。モータ制御部72は、これに基づいて、クレーンケース部材駆動モータM3を制御、駆動して、クレーンケース部材132Cを回転するために、モータ駆動回路80Bに命令を出力する。これにより、クレーンケース部材132Cは、軸Z2回りに、例えば、180度回転する。
以上説明したように、実施例3のクレーン部13C(景品拾い上げ部)は、鉛直方向の軸Z2回りに回転可能な回転機構を備えているので、遊戯者は、クレーン部13Cをより自由に操作でき、遊戯をより楽しむことができる。また、クレーン部13Cは、より多くの態様で景品Gを拾い上げることができる。
次に、本発明を適用した景品払い出しゲーム機の実施例4について説明する。
実施例4の景品払い出しゲーム機は、実施例1の景品払い出しゲーム機1のスロープ台19を変更したゲーム機である。
図16は、実施例4の景品払い出しゲーム機におけるスロープ台19B(景品滑り落とし手段)を示す図である。
図16(a)に示すように、スロープ台19Bはスロープテーブル193と、複数(本実施例では3つ)の障害ピン194とを備えている。
スロープテーブル193は、障害ピン194を取り付けるために、その表面を窪ませて設けられた複数の障害ピン取り付け穴193aを有している。
障害ピン194は、景品Gの滑り落ちる方向を変える部材であり、軸体194aとこれに固定された球体194bとから構成される。障害ピン194は、その軸体194aがスロープテーブル193の障害ピン取り付け穴193aに挿入されることにより、スロープテーブル193に着脱可能に取り付けられる。
以上の構造により、図16(a)に示すように、クレーン部13から落下した景品G(本実施例では、カプセルG2)は、滑り落ちる方向が変化する。これにより、景品Gの景品獲得口26a(図1参照)への入り易さの難易度を変更することができる。
なお、実施例4のスロープ台19Bは、その他、以下のスロープテーブル調整機構を用いて、景品Gの景品獲得口26aへの入り易さを変更することができる。
(1)図16(b)は、スロープ台19Bの高さ方向の配置を変更可能にした例を示す図である。
スロープ台19Bは、スロープテーブル193の高さ方向の配置を変更して取り付け可能な取り付け部を有している。これにより、スロープテーブル193の高さを調整して取り付け、景品Gの景品獲得口26aへの入り易さを変更することができる。
(2)図16(c)は、スロープテーブル193の角度を変更可能にした例を示す図である。
ブラケット195は、その側面に、スロープテーブル193を軸支する軸孔195aと、長孔195bを有している。そして、ブラケット195は、スロープテーブル193を、軸孔195aを中心として長孔195bの範囲で、その傾斜を調整して取り付けることができる。これにより、景品Gの景品獲得口26aへの入り易さを変更することができる。
(3)図17は、スロープテーブル193の幅を変更可能にした例を示す図である。
図17(a)に示すスロープテーブル193Aの幅D1と、図17(b)に示すスロープテーブル193Bの幅D2を比較すると、幅D1の方が幅D2よりも大きい。このため、スロープテーブル193Aの方が、スロープテーブル193Bよりもクレーン部13が落下した景品Gを受け止めるのが容易である。すなわち、スロープテーブル193の幅を変更可能とすることにより、景品Gの景品獲得口26aへの入り易さを変更することができる。
以上説明したように、実施例4の景品払い出しゲーム機は、スロープテーブル193と、これに着脱可能に設けられ、景品Gが滑り落ちる方向を変える障害ピン194とを備えている。また、スロープ台19B(景品滑り落とし手段)は、スロープテーブル193の高さ、傾斜、幅を調整する調整機構(スロープテーブル調整機構)を備えている。
これにより、より多くの態様で景品Gを滑り落とすことができ、また、景品Gの景品獲得口26aへの入り易さの難易度を変更することができる。
次に、本発明を適用した景品払い出しゲーム機の実施例5について説明する。
実施例5の景品払い出しゲーム機は、実施例1の景品払い出しゲーム機1のプッシャ台18を変更したゲーム機である。
図18(a)は、実施例5の景品払い出しゲーム機におけるプッシャ台18B(景品押し出し手段)を示す斜視図である。
図18(a−1)に示すように、プッシャ台18Bは、固定テーブル183とスライドテーブル184とがホルダ185に保持されている。そして、図18(a−2)に示すように、ホルダ185は、固定テーブル183とスライドテーブル184とを、支柱14側(基部側;図1参照)の水平方向の軸X4を中心に回転して、跳ね上げるように折りたたむテーブル回転機構を備えている。この後、実施例1と同様に、スロープ台19を取り付け、プッシャタイプの遊戯からクレーンタイプの遊戯に変更することができる。
なお、図18(b)に示すように、固定テーブル183とスライドテーブル184とは、モータM4とベルト186を用いて、折りたたんでもよい。また、固定テーブル183とスライドテーブル184のうち一方を回転可能に、もう一方を、例えば、取り外し可能としてもよい。
以上説明したように、実施例5の景品払い出しゲーム機は、ホルダ185が、プッシャ台18B(景品押し出し手段)を容易に折りたたむことができるテーブル回転機構を備えているので、プッシャタイプの遊戯とクレーンタイプの遊戯とを、より容易に切り替えることができる。
次に、本発明を適用した景品払い出しゲーム機の実施例6について説明する。
実施例6の景品払い出しゲーム機は、実施例1の景品払い出しゲーム機1のクレーン部13を変更したゲーム機である。
図19は、実施例6の景品払い出しゲーム機1Cを示す図である。
実施例6の景品払い出しゲーム機1Cは、遊戯領域2B等においてクレーンタイプの遊戯を、遊戯領域2D等においてプッシャタイプの遊戯をすることができるゲーム機である。以下、主に遊戯領域2Bについて説明する。
図19(a)に示すように、景品払い出しゲーム機1Cは、クレーン部13Cと、スロープ台19Cと、回転ボタン212と、移動ボタン222とを備えている。
クレーン部13Cは、回転フレーム138と、伸縮アーム139とを有している。
回転フレーム138は、伸縮アーム139を移動可能に保持する部分であり、ゲーム機本体10Cの鉛直方向の軸Z1を中心に回転可能(回転方向θ8)に、支柱14Cに設けられている。回転フレーム138は、モータ(図示せず)により、軸Z1を中心に回転移動する。
伸縮アーム139は、クレーンケース部材132Dを移動可能に保持する部分であり、回転フレーム138に、ゲーム機本体10Cの径方向に移動可能に、かつ、鉛直方向に伸縮可能に設けられている。
以上の構造により、クレーンケース部材132Dは、ゲーム機本体10Cの軸Z1を中心に回転移動可能に、かつ、径方向に移動可能にゲーム機本体10Cに設けられる。すなわち、クレーンケース部材132Dは、鉛直方向の軸Z1方向と、また、軸Z1に対して垂直な方向とに、独立して移動することができる。
回転ボタン212、移動ボタン222は、クレーン部13Cを操作するための押しボタンである。なお、回転ボタン212、移動ボタン222は、実施例1で説明したように、開始ボタン21又は落下ボタン22(図1参照)の機能を変更し、かつ、その操作表示部を変更させたものでもよい。
クレーン部13Cの動作を説明すると、例えば、回転ボタン212を押している間、回転フレーム138が軸Z1を中心に回転し、また、移動ボタン222を押している間、伸縮アーム139が径方向に移動する。そして、これらのボタンの操作を止めることにより、図19(b)に示すように、クレーンケース部材132Dが垂下され、景品Gを掴み、そして、拾い上げることができる。
なお、実施例6の景品払い出しゲーム機1Cは、スロープ台19Cが、本体ケース11Cの径方向外側の内壁に設けられている。これによっても、スロープ台19Cが支柱14Cに設けられている場合(図1で示した、実施例1のスロープ台19参照)と同様に、景品Gを景品取得口26aに滑り落とすことができる。
以上説明したように、実施例6の景品払い出しゲーム機1Cは、そのクレーン部14Cが、クレーンケース部材132Dを、鉛直方向の軸Z1方向と、また、軸Z1に対して垂直な方向とに、独立して移動することができる。これにより、遊戯者は、クレーン部14Cをより自由に操作することができ、遊戯をより楽しむことができる。
(変形例)
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)各実施例において、クレーン部は、景品Gを拾い上げるために、ハンド又はシャベルを用いた例を示したが、これに限定されない。例えば、図20に示すように、回転フレーム138(図20参照)に、鉛直方向(矢印Z方向)に移動可能に設けられ、景品を引っ掛けて拾い上げる引っ掛け部材133dを用いてもよい。また、この引っ掛け部材133d、ハンド、シャベルとを交換可能にクレーン部に設けることにより、クレーン部をより多くの態様とすることができる。
(2)実施例5において、固定テーブル183、スライドテーブル184を、跳ね上げて折りたたむ例を示したが、これに限定されない。例えば、図18(a−2)に2点鎖線で示すように、固定テーブル183とスライドテーブル184とを下側に回転して、スロープ状に配置することにより、クレーンタイプの遊戯のスロープ台として用いてもよい。これにより、別途スロープ台を設けることなく、プッシャタイプの遊戯からクレーンタイプの遊戯に切り替えることができる。この場合、固定テーブル183とスライドテーブル184のうち一方を回転可能に、もう一方を取り外し可能としてもよい。
(3)各実施例において、クレーン部が落下した景品Gを、プッシャ台18、スロープ台19が、景品獲得口に運ぶ例を示したが、これに限定されない。例えば、クレーン部が、直接景品Gを直接景品獲得口に運ぶ景品搬送手段であってもよい。
(4)実施例2において、景品把持部材133Bを開閉するためにクランク機構、カム機構を用いた例を示しが、これに限定されない。景品把持部材133Bを開閉するための機構であればよいので、例えば、リンク機構を用いてもよい。
(5)実施例1において、クレーン部が落下した景品Gを景品獲得口26aに運ぶために、遊戯領域毎に異なる景品搬送手段(プッシャ台18、スロープ台19)を設けた例を示したが、これに限定されない。全ての遊戯領域に同一の景品搬送手段を設けてもよい。例えば、全ての遊戯領域にプッシャ台18を設けてもよいし、又は全ての遊戯領域にスロープ台19を設けてもよい。
(6)実施例1において、スロープテーブル191は、凸部1922、ネジ1922c等を用いて、選択的に角度調整可能な例を示したが、これに限定されない。例えば、図21に示すように、スロープテーブル基台1923Bに長孔1923eを設け、これと止め具1922f(例えば、ボルトとナット等)とを用いて、ステー1922Bとスロープテーブル基台1923Bとをネジ止めしてもよい。これにより、スロープテーブル191の角度を任意の角度に調整することができる。
本発明による実施例1の景品払い出しゲーム機1を示す斜視図である。 実施例1のクレーン部を示す斜視図である。 実施例1の方法LCDを示す図である。 実施例1の操作LCDを示す図である。 実施例1のプッシャ台18、スロープ台19の取り付け部を示す図である。 実施例1のプッシャ台18駆動機構等を示す図である。 プッシャ台18からスロープ台19に交換するときの手順を示す図である プッシャ台18からスロープ台19に交換するときの手順を示す図である 実施例1の方法LCD23、操作LCD24の駆動を示すブロック図である。 実施例2の景品把持部材133Bの交換例を示す図である 実施例2の景品把持部材133Bの駆動機構を示す図である。 実施例2の景品把持部材133Bの取り付け部を示す図である。 実施例2の景品把持部材133Bの駆動を示すブロック図である。 実施例2の景品把持部材133Bの景品取得動作を示す図である。 実施例3のクレーンケース部材132Cの内部を示す図である。 実施例4のスロープ台19Bを示す図である。 実施例4のスロープテーブル193の幅を変更した例を示す図である。 実施例5のプッシャ台18Bを示す斜視図である。 実施例6の景品払い出しゲーム機1Cを示す図である。 変形例(1)の引っ掛け部材133dを示す図である。 変形例(6)のスロープ台を示す図である。
符号の説明
1,1C 景品払い出しゲーム機
10,10C ゲーム機本体
11,11C 本体ケース
13,13B,13C クレーン部
18,18B,18C プッシャ台
19,19B,19C スロープ台
20,20B クレーン操作部
23 方法LCD
24 操作LCD
50 クレーン部検出部
60,60B 信号処理回路
70,70B CPU
71 LCD制御部
72 モータ制御部
133,133B 景品把持部材
133a 細形ハンド
133b 太形ハンド
133c シャベル
133d 引っ掛け部材
181,183 固定テーブル
182,184 スライドテーブル
191,193 スロープテーブル
194 障害ピン
253 方法表示ボタン
254 操作表示ボタン
1322 クランク部材
1323 スライダ部材
1325 従動部材
1325f 景品把持部材検出部
M1 景品把持部材駆動モータ
M3 クレーンケース部材駆動モータ


Claims (21)

  1. 内部に配置された景品を拾い上げる景品拾い上げ部と、前記景品拾い上げ部が拾い上げた前記景品を、外部に払い出す景品獲得口に運ぶ景品搬送手段とを備えた景品払い出しゲーム機において、
    前記景品搬送手段は、景品押し出し手段であること、
    前記景品押し出し手段は、
    固定テーブルと、
    前記固定テーブルの上を往復移動し、前記景品を前記景品獲得口の方向に押し出すスライドテーブルと、
    前記固定テーブル及び前記スライドテーブルを、ゲーム機本体に着脱可能に取り付けできる取り付け部とを備えること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機。
  2. 内部に配置された景品を拾い上げる景品拾い上げ部と、前記景品拾い上げ部が拾い上げた前記景品を、外部に払い出す景品獲得口に運ぶ景品搬送手段とを備えた景品払い出しゲーム機において、
    前記景品搬送手段は、景品押し出し手段であること、
    前記景品押し出し手段は、
    固定テーブルと、
    前記固定テーブルの上を往復移動し、前記景品を前記景品獲得口の方向に押し出すスライドテーブルと、
    前記固定テーブル及び/又は前記スライドテーブルを、基部側の水平方向の軸を中心に回転するテーブル回転機構とを備えること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機。
  3. 請求項2に記載の景品払い出しゲーム機において、
    前記テーブル回転機構は、前記固定テーブル及び/又は前記スライドテーブルを、跳ね上げるようにして折りたたむことが可能なこと、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機。
  4. 請求項2に記載の景品払い出しゲーム機において、
    前記テーブル回転機構は、前記固定テーブル及び/又は前記スライドテーブルを下側に回転して、スロープ状に配置すること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機。
  5. 内部に配置された景品を拾い上げる景品拾い上げ部と、前記景品拾い上げ部が拾い上げた前記景品を、外部に払い出す景品獲得口に運ぶ景品搬送手段とを備えた景品払い出しゲーム機において、
    前記景品搬送手段は、景品滑り落とし手段であること、
    前記景品滑り落とし手段は、
    前記景品獲得口に至るに従って下側に傾斜し、前記景品を前記景品獲得口に滑り落とすスロープテーブルと、
    前記スロープテーブルを、ゲーム機本体に着脱可能に取り付けできる取り付け部とを備えること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機。
  6. 内部に配置された景品を拾い上げる景品拾い上げ部と、前記景品拾い上げ部が拾い上げた前記景品を、外部に払い出す景品獲得口に運ぶ景品搬送手段とを備えた景品払い出しゲーム機において、
    前記景品搬送手段は、景品滑り落とし手段であること、
    前記景品滑り落とし手段は、
    前記景品獲得口に至るに従って下側に傾斜し、前記景品を前記景品獲得口に滑り落とすスロープテーブルと、
    前記スロープテーブルに着脱可能に設けられ、前記景品が滑り落ちる方向を変える障害ピンとを備えること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機。
  7. 内部に配置された景品を拾い上げる景品拾い上げ部と、前記景品拾い上げ部が拾い上げた前記景品を、外部に払い出す景品獲得口に運ぶ景品搬送手段とを備えた景品払い出しゲーム機において、
    前記景品搬送手段は、景品滑り落とし手段であること、
    前記景品滑り落とし手段は、
    前記景品獲得口に至るに従って下側に傾斜し、前記景品を前記景品獲得口に滑り落とすスロープテーブルと、
    前記スロープテーブルの高さ、傾斜又は幅のうち少なくとも1つを調整するスロープテーブル調整機構とを備えること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機。
  8. 内部に配置された景品を拾い上げる景品拾い上げ部と、前記景品拾い上げ部が拾い上げた前記景品を、外部に払い出す景品獲得口に運ぶ景品搬送手段とを備えた景品払い出しゲーム機において、
    遊戯方法を表示する方法表示部と、
    前記景品搬送手段の変更にともない、前記方法表示部の表示を切り替える方法表示切り替え手段とを備えること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機。
  9. 請求項8に記載の景品払い出しゲーム機において、
    前記方法表示切り替え手段は、
    前記方法表示部の切り替えを指示する方法表示切り替え指示部と、
    前記方法表示切り替え指示部の指示に応じて、前記方法表示部を制御する方法表示切り替え制御部と、
    を備えることを特徴とする景品払い出しゲーム機。
  10. 内部に配置された景品を拾い上げる景品拾い上げ部と、前記景品拾い上げ部が拾い上げた前記景品を、外部に払い出す景品獲得口に運ぶ景品搬送手段とを備えた景品払い出しゲーム機において、
    前記景品拾い上げ部を操作する操作部の機能を表示する操作表示部と、
    前記景品搬送手段の変更にともない、前記操作表示部を切り替える操作表示切り替え手段とを備えること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機。
  11. 請求項10に記載の景品払い出しゲーム機において、
    前記操作表示切り替え手段は、
    前記操作表示部の切り替えを指示する操作表示切り替え指示部と、
    前記操作表示切り替え指示部の指示に応じて、前記操作表示部を制御する操作表示切り替え制御部と、
    を備えることを特徴とする景品払い出しゲーム機。
  12. 内部に配置された景品を拾い上げる景品拾い上げ部と、前記景品拾い上げ部が拾い上げた前記景品を、外部に払い出す景品獲得口に運ぶ景品搬送手段とを備えた景品払い出しゲーム機において、
    前記景品拾い上げ部に開閉可能に設けられ、前記景品を把持して拾い上げる景品把持部材と、
    前記景品把持部材を開位置と閉位置との間で開閉駆動する景品把持部材駆動部と、
    前記開位置又は前記閉位置を検出する開閉位置検出部と、
    前記景品把持部材駆動部を制御する景品把持部材制御部とを備え、
    前記景品把持部材制御部は、前記開閉位置検出部の出力に基づいて、前記景品把持部材が前記開位置と前記閉位置との間で開閉するように前記景品把持部材駆動部を制御すること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機。
  13. 請求項12に記載の景品払い出しゲーム機において、
    前記景品把持部材は、前記景品を掴むようにして拾い上げるハンド部材又は前記景品をすくうようにして拾い上げるシャベル部材であること、
    前記景品拾い上げ部は、前記ハンド部材又は前記シャベル部材とが、交換可能に取り付けできる景品把持部材取り付け部を備えること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機。
  14. 請求項12に記載の景品払い出しゲーム機において、
    前記景品把持部材は、前記景品を掴むようにして拾い上げるハンド部材であること、
    前記景品拾い上げ部は、複数の異なる形態の前記ハンド部材が、交換可能に取り付けできる景品把持部材取り付け部を備えること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機。
  15. 請求項12に記載の景品払い出しゲーム機において、
    前記景品把持部材は、前記景品をすくうようにして拾い上げるシャベル部材であること、
    前記景品拾い上げ部は、複数の異なる形態の前記シャベル部材が、交換可能に取り付けできる景品把持部材取り付け部を備えること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機。
  16. 請求項12から請求項15までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機において、
    前記景品拾い上げ部は、取り付けられている前記景品把持部材の形態を検出する景品把持部材検出部を備え、
    前記開閉位置検出部は、取り付けられている前記景品把持部材の形態に対応した前記開位置又は前記閉位置を検出可能であること、
    前記景品把持部材制御部は、前記景品把持部材検出部の出力に基づいて、前記景品把持部材の形態を識別し、前記開閉位置検出部の出力に基づいて、前記景品把持部材がその形態に対応した前記開位置及び前記閉位置との間で開閉するように前記景品把持部材駆動部を制御すること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機。
  17. 請求項12から請求項16までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機において、
    前記景品把持部材駆動部は、
    回転するモータと、
    前記モータの回転を、上下方向への移動へと変換する第1の変換機構と、
    前記第1の変換機構による上下方向への移動を、さらに前記景品把持部材の開閉へと変換する第2の変換機構と、
    を備えることを特徴とする景品払い出しゲーム機。
  18. 請求項17に記載の景品払い出しゲーム機において、
    前記第1の変換機構は、
    クランクピンが設けられ、前記モータにより回転駆動されるクランク部材と、
    前記クランクピンが挿入され、水平方向を長手方向とする略矩形の孔又は溝を有し、上下方向に移動可能にガイドされたスライダ部材とを備え、
    前記モータの駆動力を、前記クランク部材を介して前記スライダ部材に伝達し、前記スライダ部材を上下方向へと移動するクランク機構であること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機。
  19. 請求項17又は請求項18に記載の景品払い出しゲーム機において、
    前記第2の変換機構は、
    前記第1の変換機構により上下方向へと移動するカム部を有する原動部材と、
    その一端に前記カム部が当接するフォロア部と、他の一端に前記景品把持部材とが設けられ、その支点を中心に回転可能に支持された従動部材とを備え、
    前記カム部の上下方向への移動を、前記景品把持部材の開閉へと変換するカム機構であること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機。
  20. 内部に配置された景品を拾い上げる景品拾い上げ部と、前記景品拾い上げ部が拾い上げた前記景品を、外部に払い出す景品獲得口に運ぶ景品搬送手段とを備えた景品払い出しゲーム機において、
    前記景品拾い上げ部は、前記景品を把持して拾い上げる景品把持部材と、前記景品を引っ掛けて拾い上げる景品引っ掛け部材とが交換可能に取り付けできること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機。
  21. 請求項20に記載の景品払い出しゲーム機において、
    前記景品拾い上げ部は、前記景品把持部材又は前記景品引っ掛け部材を、鉛直方向の軸回りに回転する回転機構を備えること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機。

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