JP4332202B2 - 景品払い出しゲーム機 - Google Patents

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本発明は、回転テーブルに配置された景品を払い出す景品払い出しゲーム機に関するものである。
従来から、回転するストックフィールド(回転テーブル)に置かれた種類の異なる景品を、クレーンに模した景品拾い上げ装置等を用いて、景品獲得口を介して外部に払い出す景品払い出しゲーム機があった(例えば、特許文献1)。このゲーム機は、例えば、4人程度が同時に独立した景品拾い上げ装置等を操作して、同一のストックフィールドに置かれた景品を取得する大型のゲーム機であり、ゲームセンタ等に設置される。
しかし、従来の景品払い出しゲーム機は、以下の問題があった。
(1)多種類の景品が不規則にストックフィールドに配置されているので、運営者等が景品の在庫を把握するのに手間が掛かるという問題があった。
(2)景品の大きさ等によって、拾い上げ装置が拾い上げ易い景品が決まってしまうという問題があった。このため、同種類の景品の払い出しばかりが多くなり、ゲームセンタ等の運営者等は、同じ景品を大量仕入れしなければならず、景品の仕入れ効率が悪いという問題があった。
(3)遊戯者は、希望の景品を取り損ねた場合、その景品を取得するためには、ストックフィールドが一周するまで待機しなければならず、その間に遊戯をする意欲が減退する可能性があった。
実公平3−45751号公報
本発明の課題は、景品の在庫の把握、管理を容易とし、また、大きさ等が異なる多種類の景品を、偏りなく払い出し可能な景品払い出しゲーム機を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施例に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の発明は、複数の遊戯者がそれぞれ遊戯可能な複数の遊戯領域(2A〜2D)が設けられたゲーム機であって、景品(G)を載置し、前記各遊戯領域に設けられ、回転可能にゲーム機本体(10)に設けられた回転テーブル(12)と、前記回転テーブル(12)に載置された前記景品(G)を拾い上げる複数の景品拾い上げ部(13)と、前記景品拾い上げ部(13)が拾い上げた前記景品(G)を、外部に払い出す景品獲得口(26a)に運ぶ景品搬送手段(19)と、前記回転テーブル(12)の回転状態を制御する回転テーブル制御部(72b)と、前記各遊戯領域の前記各景品拾い上げ部に対応して設けられ、前記各遊戯者が操作可能であり、前記回転テーブル制御部(72b)に前記回転状態の変更を指示する複数の指示操作部(23)とを備え、前記回転テーブル制御部(72b)は、いずれかの遊戯領域の前記指示操作部(23)が操作された場合に、他の前記遊戯領域に設けられ遊戯をするためのコインをカウントするコインカウント部の出力に基づいて、の出力に基づいて、他の前記遊戯領域の前記遊戯者が存在しないと判断したときに、前記回転テーブル(12)の回転方向が逆転する逆転制御、回転方向が所定の範囲逆転する一時逆転制御、又は、回転が停止する回転停止制御のうち少なくとも1つを行うこと、を特徴とする景品払い出しゲーム機である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の景品払い出しゲーム機において、前記回転テーブル(12)に着脱可能に設けられ、前記景品を間仕切りする間仕切り板と、を備えた景品払い出しゲーム機である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の景品払い出しゲーム機において、前記景品拾い上げ部は、前記景品を把持して拾い上げる景品把持部材を着脱可能に装着すること、を特徴とする景品払い出しゲーム機である。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機において、前記景品拾い上げ部(13)は、前記景品をすくい上げるシャベル部材(233c)と、前記シャベル部材を鉛直方向の軸回りに回転して配置し、前記シャベル部材が前記景品をすくい上げる方向を変更する回転機構(M4,232a)とを備え、前記回転テーブル制御部(72b)は、前記各指示操作部(23)が操作された場合に、前記回転機構を制御して前記シャベル部材を回転して配置し、かつ、回転されて配置された前記シャベル部材に前記景品がすくい上げられる方向に、前記回転テーブルを前記逆転制御又は前記一時逆転制御すること、を特徴とする景品払い出しゲーム機である。
本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)本発明は、回転テーブルに載置された景品を、景品拾い上げ部が拾い上げ、さらに、景品搬送手段が外部に払い出す景品獲得口に運搬する景品払い出しゲーム機において、間仕切り板が、回転テーブルに着脱可能に設けられ、景品を間仕切りする。
これにより、回転テーブルに配置された景品を大きさ、種類等に応じて間仕切りすることができるので、景品の在庫を容易に把握し、容易に管理することができる。また、遊戯者は、希望する景品が配置されている遊戯領域を遊戯前に容易に確認することができる。
(2)本発明は、回転テーブルの回転状態を制御する回転テーブル制御部と、回転テーブル制御部に回転状態の変更を指示する指示操作部とを備えている。そして、回転テーブル制御部は、指示操作部の操作に応じて、回転テーブルの回転方向が逆転する逆転制御、回転方向が所定の範囲逆転する一時逆転制御、又は、回転が停止する回転停止制御の少なくとも1つを行う。
これにより、遊戯者は、希望の景品を取り損ねた場合にも、その景品を取得するために、回転テーブルが一周するまで待機することなく、遊戯することができる。また、遊戯者は、景品拾い上げ部の他に、回転テーブルを操作することができるので、遊戯をより楽しむことができる。
(3)本発明は、間仕切り板が、透光性を有する材料から形成されているので、遊戯者等は、景品を間仕切りしていても、間仕切り板よりも奥に配置された景品を視認することができる。
(4)本発明は、回転テーブルが、その底部を上下に昇降する底部昇降手段を備えている。
これにより、景品の大きさに応じて底部を上下に昇降して、景品を上下方向に均一に配置して、景品拾い上げ部の移動範囲を均一にカバーすることができ、そして、その拾い上げ易さの偏りを解消することができる。このため、種類の異なる景品を均一に払い出すことができ、運営者等は景品の仕入れの効率を向上することができる。
(5)本発明は、景品把持部材制御部が、開閉位置検出部の出力に基づいて、景品把持部材が開位置と閉位置との間で開閉するように景品把持部材駆動部を制御するので、景品拾い上げ部は、景品把持部材を用いて景品を把持して拾い上げることができる。
(6)本発明は、景品拾い上げ部が、ハンド部材又はシャベル部材とが、交換可能に取り付けできる景品把持部材取り付け部を備えている。
これにより、景品払い出しゲーム機は、ハンド部材又はシャベル部材を選択して取り付けることにより、より多くの種類の景品に対応することができる。また、景品払い出しゲーム機の遊戯領域毎に、異なる景品把持部材(例えば、ハンド部材、シャベル部材)を設置することにより、遊戯者は、希望の景品に適した景品拾い上げ部が設置された遊戯領域を選択でき、より遊戯を楽しむことができる。
(7)本発明は、景品拾い上げ部が、複数の異なる形態のハンド部材を、交換可能に取り付けできる景品把持部材取り付け部を備えているので、ハンド部材の形態を選択して取り付けることにより、より多くの種類の景品に対応することができる。
(8)本発明は、複数の異なる形態のシャベル部材が交換可能に取り付けできる景品把持部材取り付け部を備えているので、景品拾い上げ部は、シャベル部材を交換して、異なった態様で景品を拾い上げることができる。
(9)本発明は、景品把持部材制御部が、景品把持部材検出部の出力に基づいて、景品把持部材の形態を識別し、開閉位置検出部の出力に基づいて、景品把持部材がその形態に対応した開位置及び閉位置との間で開閉するように景品把持部材駆動部を制御する。
これにより、例えば、ハンド部材、シャベル部材を、それぞれ異なる開位置と閉位置との間で、制御、駆動することができる。
(10)本発明は、本発明は、景品把持部材駆動部が、回転するモータと、第1の変換機構と、第2の変換機構とを備えている。第1の変換機構は、モータの回転を、上下方向への移動へと変換し、第2の変換機構は、この上下方向への移動を、さらに、景品把持部材の開閉へと変換する。
これにより、景品把持部材駆動部は、モータの回転を景品把持部材の開閉へと変換することができる。
(11)本発明は、第1の変換機構が、クランク部材と、スライダ部材とを備えたクランク機構である。クランク部材は、クランクピンが設けられ、これがモータにより回転駆動する。スライダ部材は、クランクピンが挿入され、水平方向を長手方向とする略矩形の孔又は溝を有し、上下方向に移動可能にガイドされている。
これにより、第1の変換機構は、モータの回転を上下方向への移動へと変換し、第2の変換機構へと伝達することができる。
(12)本発明は、第2の変換機構が、原動部材と、従動部材とを備えたカム機構である。原動部材は、第1の変換機構により上下方向へと移動するカム部を有している。従動部材は、その一端にカム部が当接するフォロア部と、他の一端に景品把持部材とが設けられ、その支点を中心に回転可能に支持されている。
これにより、第2の変換機構は、第1の変換機構による上下方向への移動を、景品把持部材の開閉へと変換することができる。
(13)本発明は、景品拾い上げ部に、景品把持部材と景品引っ掛け部材とが交換可能に取り付けできるので、景品把持部材又は景品引っ掛け部材とを選択して取り付けて、より多くの種類の景品に対応することができる。
(14)本発明は、景品拾い上げ部が、景品把持部材又は景品引っ掛け部材を、鉛直方向の軸回りに回転する回転機構を備えている。
これにより、例えば、景品払い出しゲーム機の回転テーブルの反転に応じて、シャベル部材の向きを、景品をすくい上げる方向に適した方向に変更することができる。また、遊戯者は、拾い上げ部をより自由に操作できるので、遊戯をより楽しむことができる。
本発明は、景品の在庫の把握、管理を容易とし、また、大きさ等が異なる多種類の景品を、偏りなく払い出し可能な景品払い出しゲーム機を提供するという目的を、景品をその大きさ等に応じて間仕切りして回転テーブルに載置し、また、回転テーブルの底部の高さを調整するために、昇降底板と調整ブロックとから構成される底部昇降手段を設け、そして、クレーン部に、景品を掴むようにして拾い上げるハンドと、景品をすくうようにして拾い上げるシャベルとを交換可能に取り付けることによって実現した。
以下、図面等を参照して、本発明の実施例をあげて、さらに詳しく説明する。
図1は、本発明を適用した景品払い出しゲーム機1の実施例1を示す斜視図である。
図1に示すように、景品払い出しゲーム機1は、ゲーム機本体10と、カバー部材40とを備えている。
実施例1の景品払い出しゲーム機1は、4つの遊戯領域2A〜2Dを有し、景品ストックフィールドに配置された景品Gを、クレーンを模した装置を用いて、景品取り出し口を介して取り出すゲーム機である。なお、以下の説明において、主に遊戯領域2Aについて説明するが、他の遊戯領域2B〜2Dについても同様な構造である。
ゲーム機本体10は、本体ケース11と、景品ストックフィールド12(回転テーブル)と、4つのクレーン部13(景品拾い上げ部)と、4つのスロープテーブル19(景品搬送手段)と、4つの操作部20と、4つの景品取り出し口26とを備えている。
本体ケース11は、景品払い出しゲーム機1の筐体部分であり、その外形が略正八角形に形成された筒状の部材である。本体ケース11は、中心軸Z1が鉛直方向になるように設置される。本体ケース11は、例えば、4人程度が同時に独立して遊戯できるように直径が1000mm程度の大きさである。
景品ストックフィールド12は、景品Gを載置、収容するための容器であり、本体ケース11内の下側の範囲に回転可能に設けられている。景品ストックフィールド12は、その下側に回転機構が設けられ、本体ケース11の中心軸Z1を中心に回転可能である。景品ストックフィールド12の機構等については、後述する。
4つのクレーン部13は、景品ストックフィールド12に載置された景品Gを拾い上げ後述するスロープテーブル19に落下させるためのクレーンを模した装置である。4つのクレーン部13は、本体ケース11の中心に配置された支柱14に取り付けられ、遊戯領域2A〜2Dにそれぞれ設けられている。4つのクレーン部13の機構等については、後述する。
4つのスロープテーブル19は、クレーン部13が拾い上げ、さらに落下した景品Gを受け止め、さらに、景品獲得口26a(遊戯領域2B参照)に滑り落として運ぶための部材であり、矩形の板状に形成されている。スロープテーブル19は、2つのブラケット19aを用いて本体ケース11に固定され、本体ケース11外側に至るに従って下側に傾斜するように配置されている。
4つの操作部20は、クレーン部13、景品ストックフィールド12を操作するために、本体ケース11の円環状に形成された縁部に配置されている。操作部20は、開始ボタン21と、落下ボタン22と、リバースボタン23(指示操作部)と、コイン投入口24と、コイン残量表示部25とを備えている。
開始ボタン21は、クレーン部13の駆動を開始するための押しボタンであり、操作部20の中央に配置されている。落下ボタン22は、クレーン部13を操作して景品Gを落下するための押しボタンであり、開始ボタン21の右側の範囲に配置されている。リバースボタン23は、後述するストックフィールド制御部72b(回転テーブル制御部)に、景品ストックフィールド12の回転状態の変更を指示する操作ボタンであり、開始ボタン21の左側の範囲に配置されている。リバースボタン23は、遊戯者が1人のとき、すなわち、他の遊戯領域に遊戯者がいないときに、利用することができる。操作部20による、クレーン部13等の動作の詳細については、後述する。
コイン投入口24は、遊戯するために必要なコインを投入するための投入口である。
コイン残量表示部25は、コインの残量を表示する、例えば、LEDを用いた7セグメント表示部である。後述するCPU70A内のコインカウント部71が、コイン投入口24から投入されたコインの枚数、ゲーム回数等をカウントして、このコイン残量表示部25にコイン残量を表示する。
4つの景品取り出し口26は、遊戯者が獲得した景品Gを、景品獲得口26aから外部へ払い出すための払い出し口である。景品取り出し口26は、本体ケース11の操作部20の下側の範囲に設けられている。
カバー部材40は、景品払い出しゲーム機1の内部と外部とを仕切るために、透光性を有する材料(例えば、アクリル樹脂等)から形成されドーム形のカバーであり、ゲーム機本体10にその開口部を開閉可能に設けられている。
次に、図2、図3を用いて、景品ストックフィールド12の構造について説明する。
図2は、景品ストックフィールド12の構造を示す図であり、図2(a)は、間仕切り板の取り付け構造等を示す斜視図、図2(b)は、昇降底板の昇降を示す斜視図である。
図3は、景品ストックフィールド12の回転機構を示す図であり、図3(a)は、平面図、図3(b)は、正面図である。
図2に示すように、景品ストックフィールド12は、ストックケース121と、4つの間仕切り板122と、昇降底板123と、2つの調整ブロック124とを有している。
ストックケース121は、図2(a)に示すように、景品Gを収容するために、円環状に形成された容器であり、その中心孔に支柱14(図1参照)が挿入された状態で、本体ケース11に収容される。ストックケース121は、間仕切り板122を取り付けるために、間仕切り板取り付け溝121a,121bをそれぞれ4つ有している。この間仕切り板取り付け溝121a,121bは、ストックケース121の径方向内側、外側の内表面を窪ませて設けられている。
4つの間仕切り板122は、景品ストックフィールド12を景品Gの種類、大きさ等に応じて間仕切りするために、ストックケース121の径方向に設けられた板状の部材である。間仕切り板122は、透光性を有する材料、例えば、アクリル樹脂等から形成されており、図2(b)に示すように、これよりも奥に配置されている景品G(まりG2、ぬいぐるみG3等)を視認することができる。間仕切り板122は、間仕切り板取り付け溝121a,121bに挿入されることにより、ストックケース121に着脱可能に保持される。なお、間仕切り板122は、景品の種類、大きさ等に応じて、その数を増減して設けてもよい。
昇降底板123は、図2(b)に示すように、調整ブロック124に載置されることにより、ストックケース121を底上げするための部材である。昇降底板123は、その平面形状が、ストックケース121における景品G収容部の一部形状に合うように形成されている。景品ストックフィールド12は、昇降底板123と調整ブロック124とを用いた底部昇降手段により、小さい景品である菓子G1と、これよりも大きい景品であるぬいぐるみG3等との高さ方向の配置を揃えることができる。これにより、クレーン部13の移動範囲を均一にカバーすることができ、景品Gの拾い上げ易さの偏りを解消することができる。
2つの調整ブロック124は、昇降底板123の高さを調整するために、直方体に形成された部材である。なお、調整ブロック124は、数種類の高さのものを用意して、景品Gの種類に応じて、昇降底板123を異なる高さに調整できるようにしてもよい。
図3に示すように、景品ストックフィールド12は、回転機構として3つのローラ125と、駆動ローラ126と、ストックフィールド駆動モータM1とが設けられている。
3つのローラ125と駆動ローラ126とは、ストックケース121をその下側から回転可能に支持するローラである。3つのローラ125と駆動ローラ126とは、ストックケース121をバランスよく支持するために、等間隔の角度(本実施例では90度)になるようにストックケース121の下側に配置されている。3つのローラ125は、その回転軸125aが、ストックケース121の中心方向に向くように、本体ケース11(図1参照)に保持される。駆動ローラ126は、後述するストックフィールド駆動モータM1に取り付けられている。
ストックフィールド駆動モータM1は、景品ストックフィールド12を回転させる駆動部である。ストックフィールド駆動モータM1は、その駆動軸M1aに駆動ローラ126が回転可能に取り付けられており、これにより、その駆動力がストックケース121の下面に伝達され、景品ストックフィールド12が鉛直方向の軸Z1を中心に回転する。
景品ストックフィールド12は、前述の構造により通常時には、図3(a)に示すように、上側から見たときには、反時計回り(回転方向θ1)に回転する。しかし、後述するように、リバースボタン23の操作に応じて、景品ストックフィールド12の回転状態を制御するストックフィールド制御部72b(回転テーブル制御部)が、景品ストックフィールド12を所定の範囲、逆回転すなわち時計回り(回転方向θ2)に回転するように、ストックフィールド駆動モータM1を制御、駆動する。
次に、図4、図5を用いて、クレーン部13の構造等について説明する。
図4は、クレーン部13を拡大して示す斜視図である。
図5は、景品把持部材の取り付け例を示す図である。
図4に示すように、クレーン部13は、アーム部材131と、クレーンケース部材132と、景品把持部材133とを備えている。
アーム部材131は、腕状の部材であり、その片方の端部に後述するクレーンケース部材132が設けられ、もう片方の端部が支柱14に水平方向の軸X1を中心に回転可能(回転方向θ3,θ4)に設けられている。アーム部材131は、後述するように、アーム部材駆動モータM3により駆動され、また、アーム部材位置検出部51によりその位置が検出される。アーム部材131は、開始ボタン21の操作に応じて、基準位置から下側に所定の角度、回転移動し(回転方向θ3)、そして、逆転して上側に回転移動し(回転方向θ4)、再び基準位置に配置される。
クレーンケース部材132は、後述する景品把持部材133等を保持する筐体であり、アーム部材131の端部に水平方向の軸X2を中心に回転可能(回転方向θ5)である。クレーンケース部材132は、景品把持部材133が常時下側になるように、アーム部材131の片方の端部に吊り下がるようにして設置されている。
景品把持部材133は、景品Gを把持して拾い上げるための部材である。景品把持部材133は、景品Gを掴むようにして拾い上げるために、くの字形に形成された2つの細形ハンド133a(ハンド部材)が対向配置された部材である。細形ハンド133aは、閉位置と開位置との間で、支軸134を中心として開閉可能(回転方向θ6,θ7)に、クレーンケース部材132に保持され、景品Gを掴んだり、落下させることができる。
景品把持部材133は、図5(a)〜図5(c)に示すように、1組の細形ハンド133a、1組の太形ハンド133b(ハンド部材)又は景品をすくうように拾い上げる1つのシャベル133c(シャベル部材)の中から選択して、クレーンケース部材132に取り付けることができる。
次に、図6、図7を用いて、景品把持部材133を開閉する駆動部(景品把持部材駆動部)、景品把持部材133の取り付け部(景品把持部材取り付け部)について説明する。
図6は、景品把持部材133の駆動部を示す図であり、図6(a)は、クレーンケース部材132に収容されたシャーシ1321等の正面図、図6(b)は、図6(a)のD−D部断面図である。
図7は、景品把持部材133の取り付け構造を示す斜視図である。
図6(a)に示すように、シャーシ1321は、景品把持部材駆動モータM2と、クランク部材1322と、スライダ部材1323(原動部材)と、2つのガイドブラケット1324と、2つの従動部材1325とが設けられている。
景品把持部材駆動モータM2は、後述するスライダ部材1323等を介して、景品把持部材133を開閉するためのモータ(例えば、DCサーボモータ等)である。景品把持部材駆動モータM2は、そのケース部材M2aが、シャーシ1321に固定されている。景品把持部材駆動モータM2は、回転軸M2bの回転量を検出するために、後述する開閉位置検出部53(例えば、ロータリエンコーダ等)が設けられている。
クランク部材1322は、後述するスライダ部材1323を上下方向(矢印Z方向)に移動するために、景品把持部材駆動モータM2の回転軸M2bに設けられた腕状の部材である。クランク部材1322は、その一端にクランクピン1322aが設けられ、これが景品把持部材駆動モータM2の回転に応じて、回転軸M2bを中心に所定の回転半径で回転する。
スライダ部材1323は、上下に移動可能にシャーシ1321に保持され、後述する従動部材1325を回転するための部材である。スライダ部材1323は、シャーシ1321に、上下方向が長手方向になるように設けられた2つのガイド長孔1321aに、図6(b)に示すように、ワッシャ1323a、段付カラー1323b、六角ボルト1323c、ナット1323dを用いて取り付けられている。スライダ部材1323は、段付カラー1323bがガイド長孔1321aの内壁部分を摺動することにより、上下方向にガイドされる。
スライダ部材1323は、図6(a)に示すように、中央の範囲に、その水平方向(矢印X方向)が長手方向になるように設けられた矩形の長孔1323eが設けられており、これに前述したクランクピン1322aが挿入されている(長孔1323eは、有底の長溝としもよい。)。そして、スライダ部材1323は、クランクピン1322aが景品把持部材駆動モータM2の回転に応じて、長孔1323e内を水平方向に移動しながら回転することにより、上下方向に移動する。
すなわち、スライダ部材1323と前述したクランク部材1322とは、景品把持部材駆動モータM2の駆動力を、上下方向へと変換するクランク機構(第1の変換機構)である。
また、スライダ部材1323は、その下側の範囲に2つのカム部1323fが設けられている。カム部1323fは、後述する従動部材1325に当接している。そして、スライダ部材1323に従って上下方向に移動して、従動部材1325を回転する。
2つのガイドブラケット1324は、スライダ部材1323が左右方向へ移動しないように規制し、スライダ部材1323を上下方向にガイドするために、シャーシ1321に固定された部材である。2つのガイドブラケット1324は、アングル状に加工された板金であり、それぞれスライダ部材1323の左側、右側の側面と接するように設けられている。
2つの従動部材1325は、景品把持部材133を開閉するための腕状の部材である。従動部材1325は、シャーシ1321に、前述した支軸134を支点(中心)として回転可能に設けられている。従動部材1325は、その一端にカム部1323fに当接したフォロア部1325bが固定されており、他の一端に景品把持部材133の取り付け部を有している。この取り付け部には、2つのネジ1325cを用いて、景品把持部材133(細形ハンド133a、太形ハンド133b、シャベル133c)を、交換可能に取り付けることができる。
従動部材1325は、カム部1323fの上下方向への移動にともない、支軸134を中心に回転し、そして、景品把持部材133が開閉する(回転方向θ6,θ7)。すなわち、スライダ部材1323と従動部材1325とは、スライダ部材1323の上下方向への移動を、景品把持部材133の開閉へと変換するカム機構(第2の変換機構)である。
図7(a)に示すように、従動部材1325は、景品把持部材133の形態を検出するために、3つの発光素子1325d(例えば、フォトダイオード)と、3つの受光素子1325eとが対向配置された景品把持部材検出部1325fが設けられている。また、図7(b)〜図7(d)に示すように、細形ハンド133a、太形ハンド133b、シャベル133c(図5参照)は、それぞれ異なる位置に、検出孔133e〜133gが設けられている。景品把持部材検出部1325fは、取り付け部に細形ハンド133a、太形ハンド133b又はシャベル133cが挿入されたときに、検出孔133e〜133gの位置をそれぞれ検出する。そして、その信号を出力されたクレーン制御部72a(後述する)は、検出孔133e〜133gの位置の相違から、景品把持部材133の形態を識別することができる。
次に、クレーン部13による景品把持部材133の形態毎の景品取得動作等を説明する。
図8は、クレーン部13の景品把持部材133の形状、景品取得動作を示す図である。
図8(a1−1)〜図8(a1−3)は、景品把持部材133が細形ハンド133aの場合における、細形ハンド133aが閉じた状態の正面図、右側面図、及び、細形ハンド133aが開いた状態における正面図を示す図である。図8(b1−1)、図8(b1−2)は、細形ハンド133aが菓子G1、ぬいぐるみG3を掴む状態を示す図である。同様に、図8(a2−1)〜図8(a2−3)、図8(b2−1)、図8(b2−2)は、太形ハンド133bを、図8(a3−1)〜図8(a3−3)、図8(b3−1)、図8(b3−2)は、シャベル133cを、それぞれ示す図である。
景品把持部材133が幅の狭い細形ハンド133aの場合、図8(a1−1)〜図8(a1−3)に示すように、細形ハンド133aは、閉位置と開位置との間を、変位角α1回転移動する。細形ハンド133aは、景品が菓子G1の場合、図8(b1−1)に示すように、幅が狭く、菓子G1を拾い上げることにあまり適していない。一方、景品がぬいぐるみG3の場合、図8(b1−2)に示すように、幅が狭く、先端が鉛直方向下側に向いているので、各ぬいぐるみG3の隙間を通り抜けることができ、ぬいぐるみG3を拾い上げることに適している。
景品把持部材133が幅の広い太形ハンド133bの場合、図8(a2−1)〜図8(a2−3)に示すように、太形ハンド133bは、閉位置と開位置との間を、変位角α2回転移動する。この変位角α2は、細形ハンド133aの変位角α1よりも小さい。これは、後述するようにクレーン制御部72a(景品把持部材制御部)が、景品把持部材検出部1325fの出力に基づいて、景品把持部材133の形態が太形ハンド133bであることを識別し、さらに、開閉位置検出部53の出力に基づいて、太形ハンド133bを、細形ハンド133aとは異なる閉位置と開位置との間で駆動するように、景品把持部材駆動モータM2(図6参照)を制御しているためである。太形ハンド133bは、景品が菓子G1の場合、図8(b2−1)に示すように、幅が広く、菓子G1を拾い上げることに適している。一方、景品がぬいぐるみG3の場合、図8(b2−2)に示すように、幅が広く、先端が鉛直方向下側よりも斜めに向いているので、各ぬいぐるみG3の隙間を通り抜けることができず、ぬいぐるみG3を拾い上げることに適していない。
景品把持部材133がシャベル133cの場合、図8(a3−1)〜図8(a3−3)に示すように、シャベル133cは、閉位置と開位置との間を、変位角α3回転移動する。変位角α3は、変位角α1,α2よりも大きい。これは、前述したように、クレーン制御部72a等が、シャベル133cであることを識別し、細形ハンド133a等とは異なる閉位置と開位置との間で駆動しているためである。シャベル133cは、景品が菓子G1の場合、図8(b3−1)に示すように、シャベル部分が幅広であり、菓子G1を拾い上げることに適している。一方、景品がぬいぐるみG3の場合、図8(b3−2)に示すように、シャベル部分が幅広く、先端が鉛直方向下側よりも斜めに向いており、各ぬいぐるみG3の隙間を通り抜けることができず、さらに、挟み込むことができないので、ぬいぐるみG3を拾い上げることに適していない。
なお、シャベル133cが景品を拾い上げるためには、景品ストックフィールド12がシャベル133cに対して、すくい上げる方向(図8(b3−1)、図8(b3−2)に示す矢印A方向)に移動している必要がある。この方向に合わせるために、景品ストックフィールド12は、通常時には、図3(a)に示すように、反時計回り(回転方向θ1)に回転する。
また、景品把持部材133として、シャベル133cとは形態が異なる(例えば、幅が異なる)シャベルを交換して取り付け可能とし、より多くの種類の景品Gに対応できるようにしてもよい。
次に、実施例1の景品払い出しゲーム機1の制御部等について説明する。
図9は、景品払い出しゲーム機1の検出部、各モータ等を示すブロック図である。
図9に示すように、景品払い出しゲーム機1は、操作部20と、クレーン部検出部50と信号処理回路60と、CPU(中央処理装置)70Aと、記憶部75と、駆動回路80とを備えている。
操作部20に設けられた開始ボタン21等については、前述したので説明を省略する。
クレーン部検出部50は、アーム部材位置検出部51と、開閉位置検出部53と、前述した景品把持部材検出部1325fとを備えている。
アーム部材位置検出部51は、アーム部材131(図4参照)が最上部又は最下部に回転移動したこと検出する、例えば、定点位置を検出するマイクロスイッチである。
開閉位置検出部53は、景品把持部材133の閉位置、開位置を検出する、例えば、ロータリエンコーダである。開閉位置検出部53は、景品把持部材駆動モータM2に設けられ、回転軸M2bの回転量を検出し、そして、後述するCPU70Aが、この回転量から取り付けられている景品把持部材133の形態に対応した開位置、閉位置を検出する。なお、開閉位置検出部として、例えば、フォトセンサ136(図5参照)を設け、景品把持部材133の形態毎に閉位置、開位置をそれぞれ検出してもよい。
信号処理回路60は、操作部20、クレーン部検出部50からの入力信号、出力を処理して、CPU70Aに出力する電気回路である。
CPU70Aは、コインカウント部71と、モータ制御部72とから構成され、また、他の遊戯領域に設けられたCPU70B〜70Dと必要に応じて入出力を行ない、景品払い出しゲーム機1を総括的に制御する。
コインカウント部71は、コインの投入枚数と遊戯回数等からコイン残量を計算して、コイン残量表示部25に表示するための処理と、また、同時にコイン残量を記憶部75に記憶させるための処理を行う。例えば、コインの投入枚数が5枚の場合、コインカウント部71は、コイン検出部24a、信号処理回路60からの信号を処理して、コイン残量表示部25に「5」と表示するように、駆動回路80に命令し、同時に「コイン残量5」と記憶部75に記憶させる。コインカウント部71は、遊戯者が遊戯をする毎にコイン残量を計算して、これを表示するための命令と、記憶するための処理を行う。そして、遊戯者が5回遊戯を行った場合、コインカウント部に「0」と表示するように、駆動回路80に命令する。
モータ制御部72は、景品払い出しゲーム機1に設けられた各モータを制御するための制御部である。モータ制御部72は、クレーン制御部72a(景品把持部材制御部)と、ストックフィールド制御部72b(回転テーブル制御部)とから構成される。
クレーン制御部72aは、クレーン部13(図4参照)の景品把持部材駆動モータM2(図6参照)等を制御し、また、ストックフィールド制御部72bは、景品ストックフィールド12を回転するストックフィールド駆動モータM1(図3参照)の回転状態を制御する。
駆動回路80は、コイン残量表示部25を駆動するコイン残量表示部駆動回路81と、景品払い出しゲーム機1に設けられた各モータを駆動するモータ駆動回路82とから構成される電気回路である。
次に、図9、図10等を用いて、以上説明した景品払い出しゲーム機1の動作等について説明する。
図10は、景品払い出しゲーム機1の動作を示す流れ図である。
図10に示すように、最初に、ステップS1において、遊戯者がコイン投入口24にコインを投入し、ステップS2において、コイン検出部24aが検出することにより、景品払い出しゲーム機1の動作が開始する。このとき、遊戯者は、景品ストックフィールド12に配置された景品Gと、クレーン部13との位置関係、景品把持部材133の形態等を確認する。遊戯者は、景品Gが、透明な材料から形成された間仕切り板122により仕切られているので(図2(b)参照)、景品Gの種類を迅速に確認することができる。そして、遊戯者は、例えば、ぬいぐるみG3を希望する場合、細形ハンド133aが取り付けられた遊技領域2Aを選択することができ、あるいは、菓子G1を希望するときは、シャベル133cが取り付けられた遊技領域2Bを選択することができる(図1参照)。すなわち、ぬいぐるみG3と、小さい菓子G1等とは、クレーン部13の景品把持部材133の移動範囲内に、景品ストックフィールド12の昇降底板123を用いて、高さ方向に揃えて配置されているので、遊戯者は、適切な遊技領域を選択することにより、適切に景品Gを拾い上げることができる(図2、図8(b)参照)。
ステップS3において、コイン検出部24aからの出力は、信号処理回路60によって必要な信号処理がされ、CPU70Aに出力される。CPU70Aのコインカウント部71は、信号処理回路60からの信号を処理して、コイン残量表示部25にコイン残量を表示するように、駆動回路80のコイン残量表示部駆動回路81に命令する。コインカウント部71は、同時に、コイン残量を記憶部75に記憶させる。
ステップS4において、遊戯者は、景品ストックフィールド12に配置された景品Gと、クレーン部13との位置関係、タイミング等を見計らって開始ボタン21を操作する。開始ボタン21からの入力信号は、信号処理回路60において処理され、CPU70Aに出力される。
ステップS5において、CPU70Aのクレーン制御部72aは、信号処理回路60からの信号を受けて、アーム部材駆動モータM3を駆動してアーム部材131をθ3方向に回転し(図4参照)、景品把持部材133を下側に移動するように、駆動回路80のモータ駆動回路82に命令する。クレーン制御部72aは、同時に、景品把持部材検出部1325fの出力に基づいて、取り付けられている景品把持部材133の形態を識別する。そして、開閉位置検出部53の出力に基づいて、識別した景品把持部材133がその形態に対応した閉位置から開位置まで開くように、モータ駆動回路82に命令して景品把持部材駆動モータM2を駆動する。例えば、景品把持部材133が細形ハンド133aである場合、これを景品把持部材検出部1325fの出力から識別し、そして、開閉位置検出部53の出力に基づいて、細形ハンド133aをその開位置に移動するように、モータ駆動回路82に命令する。
ステップS6において、クレーン制御部72aは、アーム部材位置検出部51の出力に基づいて、アーム部材131が最下部に回転移動したと判断したならば、アーム部材駆動モータM3の駆動を停止する。そして、ステップS7において、クレーン制御部72aは、開閉位置検出部53の出力に基づいて、景品把持部材133を、その開位置から閉位置に移動するように、景品把持部材駆動モータM2を駆動する。さらに、ステップS8において、クレーン制御部72aは、アーム部材131を上側に移動するために、アーム部材駆動モータM3を駆動するように、モータ駆動回路82に命令する。
このとき、遊戯者は、希望の景品Gの取得に失敗し、その後に、さらにその景品Gの取得を希望する場合、景品ストックフィールド12が一周するまで待機する必要がある。しかし、ステップS9に示すように、リバースボタン23を操作し(ステップS9;Yes)、そして、ステップS10において、CPU70Aのコインカウント部71が記憶部75の記憶を確認し、コイン残量があると判断し(ステップS10;Yes)、さらに、ステップS11において、CPU70Aが、他の遊戯領域のCPU70B〜70Dのコインカウント部(図示せず)から、他の遊戯者がいないと判断したときは(ステップS11;Yes)、ステップS12に進む。ステップS12において、ストックフィールド制御部72bは、景品ストックフィールド12が所定の範囲(例えば、ぬいぐるみG3が遊戯領域2Aに戻るまでの範囲)、逆回転すなわち図2、図3に示す時計回り(回転方向θ2)に回転するように、ストックフィールド駆動モータM1を制御(一時逆転制御)する。このあと、ステップS3に戻って、これまでの動作が繰り返される。これにより、遊戯者は、希望の景品Gを自分の遊戯領域に迅速に戻して、遊戯を継続することができ、また、クレーン部13の他に、景品ストックフィールド12を操作することができるので、遊戯をより楽しむことができる。
一方、ステップS7において、遊戯者が希望の景品を取得して、ステップS9において、リバースボタン23を操作しなかった場合(ステップS9;No)等は、ステップS13に進む。
ステップS13において、景品把持部材133が上側に移動している途中で(ステップS8参照)、遊戯者が、スロープテーブル19等の位置関係等から判断して、落下ボタン22(図1参照)を操作した場合(ステップS13;Yes)、ステップS14に進む。ステップS14において、クレーン制御部72aは、落下ボタン22の操作に応じ、開閉位置検出部53の出力に基づいて、景品把持部材133を、その閉位置から開位置まで移動するために、景品把持部材駆動モータM2を駆動する。そして、クレーン制御部72aは、アーム部材位置検出部51に基づいて、アーム部材131が最上部に回転移動したと判断したならば、アーム部材駆動モータM3の駆動を停止する。このとき、景品Gが、スロープテーブル19の上に落下し、スロープテーブル19上を滑り落ち、景品獲得口26aに落下したならば、遊戯者は、景品取り出し口26から景品Gを獲得することができる。
一方、ステップS13において、景品把持部材133が上側に移動している途中で、落下ボタン22を操作しなかった場合(ステップS13;No)、ステップS15に進む。ステップS15において、クレーン制御部72aは、アーム部材位置検出部51の出力に基づいて、アーム部材131が最上部に回転移動したこと判断したならば、ステップS16に進み、アーム部材駆動モータM3の駆動を停止する。そして、遊戯者が落下ボタン22を操作したときに、クレーン制御部72aは、景品把持部材133を開位置まで移動するために、景品把持部材駆動モータM2を駆動する。このとき、景品Gが、スロープテーブル19の上に落下し、景品獲得口に落下したならば、遊戯者は、景品Gを獲得することができる。
ステップS14、又は、ステップS16を経て一連の動作が終了すると、ステップS17に進み、コインカウント部71は、記憶部75からコイン残量を確認する。そして、コイン残量が有る場合(ステップS17;No)、ステップS3に戻り、一連の動作を繰り返す。一方、コイン残量がない場合(ステップS17;Yes)、ステップS18に進み、遊戯が終了する。
以上説明したように、実施例1の景品払い出しゲーム機1は、景品Gを、大きさ、種類等に応じて、間仕切り板122を用いて間仕切りして、景品ストックフィールド12(回転テーブル)に載置している。
これにより、運営者等は、景品Gの在庫を容易に把握し、容易に管理することができ、また、遊戯者は、希望する景品Gが配置されている遊戯領域2A〜2Dを遊戯前に容易に確認することができる。
また、実施例1の景品払い出しゲーム機1は、ストックフィールド制御部72b(回転テーブル制御部)が、リバースボタン23(指示操作部)の操作に応じて、景品ストックフィールド12の回転方向を所定の範囲逆転するように制御(一時逆転制御)する。
これにより、遊戯者は、希望の景品Gを取り損ねた場合に、再び景品Gを希望するときに、景品ストックフィールド12が一周するまで待機することなく、継続して遊戯することができる。また、景品ストックフィールド12は、景品Gの種類等に応じて間仕切りされているので所定の範囲逆転した場合にも、遊戯者は、他の景品に邪魔をされずに、希望の景品Gを取得するために、再度、遊戯をすることができる。このとき、遊戯者は、クレーン部13の他に、景品ストックフィールド12を操作することができるので、遊戯をより楽しむことができる。
さらに、実施例1の景品払い出しゲーム機1は、景品ストックフィールド12の底部の高さを調整するために、昇降底板123と調整ブロック124とから構成される底部昇降手段を備えている。
これにより、景品Gの大きさ等に応じて底部を上下に昇降して、その高さ方向の配置を均一にすることができ、クレーン部13の移動範囲を均一にカバーすることができる。このため、大きさ等の異なる景品Gを、クレーン部13の拾い上げ易さの偏りをなくして、均一に払い出すことができ、運営者等は景品Gの仕入れ効率を向上することができる。
さらにまた、クレーン制御部72a(景品把持部材制御部)は、景品把持部材検出部1325f(景品把持部材検出部)の出力に基づいて、景品把持部材133の形態(細形ハンド133a、太形ハンド133b(ハンド部材)、シャベル133c(シャベル部材))を識別し、さらに、開閉位置検出部53の出力に基づいて、景品把持部材133がその形態に対応した開位置及び閉位置との間で開閉するように景品把持部材駆動モータM2等(景品把持部材駆動部)を制御する。そして、景品把持部材駆動モータM2の回転は、クランク部材とスライダ部材1323(原動部材)とから形成されるクランク機構(第1の変換機構)と、スライダ部材1323と従動部材1325とから形成されるカム機構(第2の変換機構)とによって、景品把持部材133の開閉へと変換され、景品Gを把持する。
これにより、景品払い出しゲーム機1は、景品把持部材133を選択して取り付けることにより、より多くの種類の景品Gの対応し、かつ、これらを均一に払い出すことができる。また、1台の景品払い出しゲーム機1に、細形ハンド133a、太形ハンド133b又はシャベル133cが設けられた数種類のクレーン部13を設置することにより、遊戯者は、希望の景品Gに適したクレーン部13を選択でき、遊戯をより楽しむことができる。
次に、本発明を適用した景品払い出しゲーム機の実施例2について説明する。
実施例2の景品払い出しゲーム機は、実施例1の景品払い出しゲーム機1に、クレーンケース部材を回転するための回転機構を設け、また、景品ストックフィールドの回転に関する制御を変更したゲーム機である。なお、前述した実施例1と同様な機能を果たす部分には、同一の符号を付し、重複する説明を適宣省略し、主に変更箇所について説明する。
図11は、その一部に実施例2のクレーンケース部材232の内部を示す図である。
クレーンケース部材232には、クレーンケース部材駆動モータM4と、ギアユニット232aと、シャベル233cとが設けられている。
クレーンケース部材駆動モータM4とギアユニット232aとは、クレーン部13のクレーンケース部材232を、鉛直方向に対して平行な軸Z2回りに回転する回転機構である。図11に示すように、クレーンケース部材駆動モータM4は、その回転軸が鉛直方向を向くように収容され、ギアユニット232aを介して、クレーンケース部材232の支軸232bに接続されている。シャベル233cは、景品把持部材であり、実施例1のシャベル133cと同様な部材である。
実施例2のCPU70Aのストックフィールド制御部72b(回転テーブル制御部)は、図9に示すように、リバースボタン23(指示操作部)の操作に応じて、ストックフィールド駆動モータM1、クレーンケース部材駆動モータM4を、制御、駆動する。そして、景品ストックフィールド12の回転を反転させ、かつ、クレーン部13のクレーンケース部材232を、軸Z2回りに、例えば、180度回転する。これにより、景品ストックフィールド12の回転を、シャベル233cが景品Gをすくう方向(図11に示す矢印B方向)に適した方向(図11に示す矢印C方向)に合わせることができる。
すなわち、実施例1の景品払い出しゲーム機1がリバースボタン23の操作に応じて、景品ストックフィールド12を所定の範囲逆回転するのに対して、実施例2の景品払い出しゲーム機は、そのストックフィールド制御部72bが、リバースボタン23が操作される毎に、景品ストックフィールド12の回転方向が反転するように制御(逆転制御)し、かつ、この回転方向に適した方向にシャベル233cの向きを調整する。これによっても、実施例1と同様な効果を得ることができる。
なお、クレーンケース部材232のクレーンケース部材駆動モータM4による回転は、他の独立した操作部を設けて、遊戯者が自由に回転操作できるようにしてもよい。これにより、遊戯者は、クレーン部13をより自由に操作できるので、遊戯をより楽しむことができる。
さらに、景品把持部材は、シャベル233cに限らず、例えば、実施例1で示したハンド部材(細形ハンド133a,太形ハンド133b)でもよい。これによっても、遊戯者は、継続して遊戯を行うことができ、また、クレーン部13をより自由に操作できるという効果が得られる。
(変形例)
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)各実施例において、リバースボタン23の操作によって、景品ストックフィールド12が、反転又は所定の範囲反転する例を示したが、これに限定されない。例えば、景品ストックフィールド12の回転を停止する回転機能とストップボタンとを設け、ストップボタンの操作に応じて景品ストックフィールド12を停止する回転停止制御としてもよい。これにより、遊戯者は、希望の景品を自分の遊戯領域に留めることができるので、景品ストックフィールド12が一周するまで待機することなく、遊戯を継続することができる。
(2)実施例1において、調整ブロック124を用いて、昇降底板123の高さを調整した例を示したが、これに限定されない。例えば、アクチュエータ(DCモータ等)、送りねじ、歯車等を用いた昇降機構を設けてもよい。
(3)実施例1において、クレーン部13が落下した景品Gを、スロープテーブル19により景品獲得口に滑り落とす例を示したが、これに限定されない。例えば、クレーン部13が落下した景品Gを、他の搬送手段(例えば、固定テーブルと、この上をスライドするスライドテーブルとを設けた、いわゆるプッシャタイプの景品搬送手段)を用いて、景品獲得口に運んでもよい。また、クレーン部13は、直接景品Gを景品獲得口に運ぶ景品搬送手段であってもよい。
(4)実施例1において、間仕切り板122が、景品ストックフィールド12を景品Gの種類等に応じて、間仕切りしている例を示したが、これに限定されない。例えば、従来のゲーム機のように、数種類の景品Gを不規則に景品ストックフィールド12に配置してもよい。この場合にも、リバースボタン23の操作に応じて、景品ストックフィールド12の回転を制御することにより、遊戯者は、希望の景品Gを取り損ねた場合に、景品ストックフィールド12が一周するまで待機することなく、継続して遊戯することができる。
(5)各実施例において、クレーン部は、景品Gを拾い上げるために、ハンド又はシャベルを用いた例を示したが、これに限定されない。例えば、図12に示すように、鉛直方向(矢印Z方向)に移動可能に設けられ、景品を引っ掛けて拾い上げる引っ掛け部材133dを用いてもよい。また、この引っ掛け部材133d、ハンド、シャベルとを交換可能にクレーン部に設けることにより、クレーン部をより多くの態様とすることができる。
(6)実施例1において、景品把持部材133を開閉するためにクランク機構、カム機構を用いた例を示しが、これに限定されない。景品把持部材133を開閉するための機構であればよいので、例えば、リンク機構を用いてもよい。
本発明による実施例1の景品払い出しゲーム機1を示す斜視図である。 実施例1の景品ストックフィールド12の構造を示す斜視図である。 実施例1の景品ストックフィールド12の回転機構を示す図である。 実施例1のクレーン部13を拡大して示す斜視図である。 実施例1の景品把持部材133の交換例を示す図である 実施例1の景品把持部材133の駆動機構を示す図である。 実施例1の景品把持部材133の取り付け部を示す図である。 実施例1の景品把持部材133の景品取得動作等を示す図である。 実施例1の景品払い出しゲーム機1のブロック図である。 実施例1の景品払い出しゲーム機1の動作を示す流れ図である。 本発明による実施例2のクレーンケース部材232を示す図である。 変形例(5)の引っ掛け部材を示す図である。
符号の説明
1 景品払い出しゲーム機
10 ゲーム機本体
2A〜2D 遊戯領域
11 本体ケース
12 景品ストックフィールド
13 クレーン部
23 リバースボタン
50 クレーン部検出部
51 アーム部材位置検出部
53 開閉位置検出部
60 信号処理回路
70A CPU
72a クレーン制御部
72b ストックフィールド制御部
80 駆動回路
121 ストックケース
121a,121b 間仕切り板取り付け溝
122 間仕切り板
123 昇降底板
124 調整ブロック
125 ローラ
126 駆動ローラ
131 アーム部材
132,232 クレーンケース部材
133 景品把持部材
133a 細形ハンド
133b 太形ハンド
133c,233c シャベル
133d 引っ掛け部材
134 支軸
232a ギアユニット
1321 シャーシ
1322 クランク部材
1322a クランクピン
1323 スライダ部材
1323f カム部
1325 従動部材
1325b フォロア部
1325f 景品把持部材検出部
G 景品
G1 菓子
G3 ぬいぐるみ
M1 ストックフィールド駆動モータ
M2 景品把持部材駆動モータ
M3 アーム部材駆動モータ
M4 クレーンケース部材駆動モータ

Claims (4)

  1. 複数の遊戯者がそれぞれ遊戯可能な複数の遊戯領域が設けられたゲーム機であって、
    景品を載置し、回転可能にゲーム機本体に設けられた回転テーブルと、
    前記各遊戯領域に設けられ、前記回転テーブルに載置された前記景品を拾い上げる複数の景品拾い上げ部と、
    前記景品拾い上げ部が拾い上げた前記景品を、外部に払い出す景品獲得口に運ぶ景品搬送手段と、
    前記回転テーブルの回転状態を制御する回転テーブル制御部と、
    前記各遊戯領域の前記各景品拾い上げ部に対応して設けられ、前記各遊戯者が操作可能であり、前記回転テーブル制御部に前記回転状態の変更を指示する複数の指示操作部とを備え、
    前記回転テーブル制御部は、いずれかの遊戯領域の前記指示操作部が操作された場合に、他の前記遊戯領域に設けられ遊戯をするためのコインをカウントするコインカウント部の出力に基づいて、他の前記遊戯領域の前記遊戯者が存在しないと判断したときに、前記回転テーブルの回転方向が逆転する逆転制御、回転方向が所定の範囲逆転する一時逆転制御、又は、回転が停止する回転停止制御のうち少なくとも1つを行うこと、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機。
  2. 請求項1に記載の景品払い出しゲーム機において、
    前記回転テーブルに着脱可能に設けられ、前記景品を間仕切りする間仕切り板と、
    を備えた景品払い出しゲーム機。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の景品払い出しゲーム機において、
    前記景品拾い上げ部は、前記景品を把持して拾い上げる景品把持部材を着脱可能に装着すること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機において、
    前記景品拾い上げ部は、
    前記景品をすくい上げるシャベル部材と、
    前記シャベル部材を鉛直方向の軸回りに回転して配置し、前記シャベル部材が前記景品をすくい上げる方向を変更する回転機構とを備え、
    前記回転テーブル制御部は、前記各指示操作部が操作された場合に、前記回転機構を制御して前記シャベル部材を回転して配置し、かつ、回転されて配置された前記シャベル部材に前記景品がすくい上げられる方向に、前記回転テーブルを前記逆転制御又は前記一時逆転制御すること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機。
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