JP2006116035A - クレーンゲーム機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 一度に高額のゲーム料金を払い込み、何度もゲームを行うことが予定されるプレイヤーに対しては優遇措置が与えられると共に、ゲーム料金支払いのためにプレイヤーが多数のコインを予め用意したり、両替を行なったりする必要のないクレーンゲーム機を提供することを課題とする。
【解決手段】 ゲーム料金徴収装置が、一時に投入される金額が所定額を超過したとき信号を発信する高額料金検出装置(6e)を具備し; 景品キャッチャー(3A,3B,3 )、景品キャッチャー移動機構(4)及びそれらの制御装置(5)が、第一作動状態と、当該第一作動状態よりもプレイヤーに対して有利な第二作動状態とで、作動できるように構成されており; 上記高額料金検出装置(6e)が発信した信号に応動して、上記景品キャッチャー等を、その第一作動状態から第二作動状態へと切り換え得る作動状態切換え装置(5a)が設けられたこと; を特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、クレーンゲーム機に関し、特に、プレイヤーが一度に多額のゲーム料金を払い込むことが可能であると共に、そのように多額のゲーム料金が払い込まれた場合の特有の対応手段を備えたクレーンゲーム機に関する。
クレーンゲーム機は、その筐体内の景品台上にプレイヤーから見えるように積み上げられた景品を、プレイヤーが操作可能な景品キャッチャーにより掴み取って、景品排出孔へ投下するように構成されたゲーム機であり、ゲームセンターその他の娯楽施設において広く楽しまれている。
そのようなクレーンゲーム機は、基本的に、
その内部に、景品排出孔を具備した景品台と、上記景品排出孔から外面に設けた景品排出口に通じる景品排出ダクトを有し、景品台上の空間の前面部分が透明板で構成された筐体と;
ゲーム料金徴収装置と;
景品掴み取り用の開閉把持爪を有する景品キャッチャーと;
景品台の上方で筐体天井の一辺に沿って水平に設けられた一対のX軸方向ガイドと、上記一対のX軸方向ガイドに沿ってX軸方向に走行自在に設けられたY軸方向ガイドと、上記Y軸方向ガイドに沿ってY軸方向に走行自在に設けられ、上記景品キャッチャーをZ軸方向に昇降自在に支承するキャリッジと、から構成された景品キャッチャー移動機構と;
プレイヤーにより操作されるゲーム操作部からの操作信号に基づき、上記景品キャッチャー移動機構及び景品キャッチャーの作動を制御する制御装置と;
を備えている。
そのような基本構成を有するクレーンゲーム機としては、例えば下記の特許文献1〜3に記載のもののほか、各種各様のものが多数知られている。
特開平06−225973号公報 特開2003−053020号公報 特開2003−062323号公報
然しながら、上記の如き従来公知のクレーンゲーム機においては、例えば短時間内に複数回続けてゲームが行われたとしても、クレーンゲーム機自体は、それが同一のプレイヤーによるものか、それとも多人数のプレイヤーによるものかを判別する機能は有しておらず、そのため、何度もプレイしてくれるお得意様的なプレイヤーに対して、何らかの優遇措置もしくは特典を与えようとしても、それは不可能であった。
更にまた、従来のクレーンゲーム機は、ゲーム料金投入口として100円及び500円のコイン投入口しか備えておらず、1台のクレーンゲーム機で続けて何度もプレイする場合であっても、プレイヤーはいちいち小銭を用意する必要があり、面倒であった。
特にクレーンゲーム機では、両替のためにプレイヤーがゲーム機から離れた僅かな時間中に、もう一度トライすれば獲得できる可能性の高い景品を別のプレイヤーに取られてしまうという状況が生じることも稀ではなく、その狙った景品のためにわざわざ両替までしたプレイヤーには不満が残りやすかった。
また、プレイヤーによっては、手元に所持しているコインが無くなると、そこでゲームを中止し、たとえ紙幣は所持していても景品獲得は諦めるというケースも非常に多かった。
更にまた、ゲーム機の運営者側においても、開店時等には、両替機に充填するための大量のコインを調達、補給したりする作業が必要であり、ゲーム機のコインの集金計数も紙幣に比べると面倒であった。
本発明は、上記の問題点を解決するためなされたものであり、その目的とするところは、何度もゲームを行うことが予定されるプレイヤーに対しては優遇措置もしくは特典が与えられると共に、ゲーム料金支払いのためにプレイヤーが多数のコインを予め用意したり、両替を行なったりする必要がなく、更にまた、運営者側においては、両替機の維持や集金計数の手間が軽減され、ゲーム機からの収益増加も期待できるクレーンゲーム機を提供することにある。
本発明の上記の目的は、
その内部に、景品排出孔を具備した景品台と、上記景品排出孔から外面に設けた景品排出口に通じる景品排出ダクトを有し、景品台上の空間の少なくとも前面部分が透明板で構成された筐体と、
ゲーム料金徴収装置と、
景品掴み取り用の開閉把持爪を有する景品キャッチャーと、
景品台の上方で筐体天井の一辺に沿って水平に設けられた一対のX軸方向ガイドと、上記一対のX軸方向ガイドに沿ってX軸方向に走行自在に設けられたY軸方向ガイドと、上記Y軸方向ガイドに沿ってY軸方向に走行自在に設けられ、上記景品キャッチャーをZ軸方向に昇降自在に支承するキャリッジと、から構成された景品キャッチャー移動機構と、
プレイヤーにより操作されるゲーム操作部からの操作信号に基づき、上記景品キャッチャー移動機構及び景品キャッチャーの作動を制御する制御装置と、
を具備するクレーンゲーム機において;
上記ゲーム料金徴収装置が、一時に投入される金額が所定額を超過したとき信号を発信する高額料金検出装置を具備し、
上記景品キャッチャー、景品キャッチャー移動機構及びそれらの制御装置が、第一作動状態と、当該第一作動状態よりもプレイヤーに対して有利な第二作動状態と、で作動できるように構成されており、
上記高額料金検出装置が発信した信号に応動して、上記景品キャッチャー、景品キャッチャー移動機構及びそれらの制御装置を、その第一作動状態から第二作動状態へと切り換え得る作動状態切換え装置が設けられたこと、
を特徴とする上記のクレーンゲーム機によって達成できる。
上記ゲーム料金徴収装置には、コイン投入口に加えて、紙幣投入口及びマイレージカード差込み口の少なくとも一方を設けることが望ましい。
第一作動状態よりもプレイヤーに対して有利な上記第二作動状態としては、下記aないしh項に記載の各状態又はそれらの2種以上が組み合せられた状態のうちから選ばれたいずれか一つの状態を採用することが推奨される。
(a)景品キャッチャーの景品把持力が、第一作動状態よりも強い状態。
(b)景品キャッチャーの景品掴み取り用の開閉把持爪の数が、第一作動状態よりも多い状態。
(c)景品キャッチャーの移動範囲が、第一作動状態よりも広い状態。
(d)景品キャッチャーの軸中心回転角度範囲が、第一作動状態よりも広い状態。
(e)第一作動状態で用いる景品キャッチャーよりも大型の景品キャッチャーを用いる状態。
(f)景品掴み取り用の開閉把持爪が2段階に開閉可能なよう構成され、第一作動状態において第1段階まで閉じた爪を、更に第2段階まで閉じる状態。
(g)プレイヤーの操作による景品キャッチャーのXY軸方向への移動動作が、第一作動状態におけるよりも景品に近い下方において行われる状態。
(h)プレイヤーによる景品キャッチャーのXY軸方向への移動操作の機会を、第一作動状態よりも多くプレイヤーに与える状態。
上記の如き構成であると、プレイヤーが一度に高額のゲーム料金を投入したとき(即ち、多数回ゲームを行う意図があると考えられるとき) は、上記高額料金検出装置がこれを検知して信号を発し、これに基づいて、通常の第一作動状態よりもプレイヤーに対して有利な第二作動状態によって景品キャッチャー等が作動してゲームが行われるものであるから、いわゆるお得意様的なプレイヤーに対して種々の優遇措置もしくは特典を付与することが可能となるものである。
通常の第一作動状態よりもプレイヤーに対して有利な第二作動状態、即ち、プレイヤーに対する優遇措置もしくは特典となり得る作動状態としては、例えば、前記(a)景品キャッチャーの景品把持力が、第一作動状態よりも強い状態とか、(b)景品キャッチャーの景品掴み取り用の開閉把持爪の数が、第一作動状態よりも多い状態、等々を採用することにより、景品の獲得が容易となり、これによって、プレイヤーに対する優遇措置もしくは特典が与えられることとなるものである。
また、ゲーム料金徴収装置に、コイン投入口に加えて、紙幣投入口を設けることにより、千円札や二千円札もしくはそれより高額の紙幣でのゲーム料金の支払いが可能となり、プレイヤーはコインを多数用意したり、両替を行う必要がなくなると共に、まとめて高額のゲーム料金を支払ったプレイヤーに対しては前記優遇措置が与えられるものである。また、そのような優遇措置を期待して紙幣による料金支払いを行うプレイヤーが増加すれば、運営者側の収益も増加することになる。また、紙幣による支払いが可能となることにより、運営者側においては、両替機の維持や集金計数の手間も軽減される。
更にまた、マイレージカード差込み口を設けることにより、高ポイントのマイレージカードを投入したプレイヤー(これまで多数回ゲームを行ったお得意様的プレイヤー)に対しては、前記優遇措置を与えることが可能となると共に、ゲーム終了時にはすべてのプレイヤーのマイレージカードに所定数のポイントを加算することにより、リピーターの育成を図ることも可能となるものである。
以下、図面に示す実施例を参照しつつ、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明に係るクレーンゲーム機の一実施例を示す外観斜視図、
図2は、本発明に係るクレーンゲーム機の一実施例における作動制御機構の要部を示す説明図、
図3は、本発明に係るクレーンゲーム機における第一作動状態と第二作動状態の一例を対比して示す説明図、
図4は、本発明に係るクレーンゲーム機における第一作動状態と第二作動状態のもう一つの例を対比して示す説明図、
図5は、本発明に係るクレーンゲーム機の作動の制御の一例を示すフローチャート(図6へ続く)、
図6は、図5のフローチャートの続きである。
図1及び図2中、1は筐体、2は景品台、2aは景品排出孔、3Aは小型の景品キャッチャー、3Bは大型の景品キャッチャー、4は景品キャッチャー移動機構、5は制御装置、5aは作動状態切換え装置(図2参照)、6aはゲーム料金徴収装置の100円コイン投入口、6bは500円コイン投入口、6cは紙幣投入口、6dはマイレージカード差込み口、6eはゲーム料金徴収装置の高額料金検出装置(図2参照)、7aはゲーム操作部のジョイスティック、7bはゲーム操作部の押しボタン、8は景品取出口である。
なお、ゲーム料金徴収装置は、上記100円コイン投入口6aないし高額料金検出装置6eのほか、図では省略したコイン識別装置、紙幣識別装置、マイレージカードの読取り・書込み装置、投入金額集計演算装置、等々を備えている。
本発明に係るクレーンゲーム機の基本構成は、図1に示す如く、筺体1内に景品台2が設けられ、その上に多数の景品が載置されると共に、景品台の床面には、景品排出ダクトを通じて景品排出口8に通じる景品排出孔2aが形成されている。
景品掴み取り用の開閉把持爪を有する小型の景品キャッチャー3Aと大型の景品キャッチャー3Bは、筐体1の天井部に設けた景品キャッチャー移動機構4により、横方向、前後方向及び上下方向のXYZ3軸方向にそれぞれ移動せしめられるようになっている。
景品キャッチャー移動機構4は、具体的には、筐体天井の一辺に沿って水平に設けられた一対のX軸方向ガイド(図示せず)と、当該一対のX軸方向ガイドに沿ってX軸方向に走行自在に設けられたY軸方向ガイドと、当該Y軸方向ガイドに沿ってY軸方向に走行自在に設けられ、上記景品キャッチャーをZ軸方向に昇降自在に支承するキャリッジと、から構成されている。
筐体1の前面には、ゲーム料金徴収装置の100円コイン投入口6a、500円コイン投入口6b、紙幣投入口6c、マイレージカード差込み口6dと、ゲーム操作用のジョイスティック7a、押しボタン7b、景品取出口8、等々が設けられている。
景品キャッチャー3A及び3Bの前記移動機構4は、制御装置5からの制御信号により作動せしめられるようになっており、制御装置5は、ゲーム料金徴収装置の料金投入口に1回分もしくはそれ以上のゲーム料金が投入されたとき起動して、プレイヤーによるジョイスティック7aの操作に応じて、景品キャッチャー移動機構4を作動せしめて、景品キャッチャー3A又は3Bを所定の待機位置からXY方向に移動させる。景品キャッチャー3が、景品台2上に積み上げられた多数の景品のうちプレイヤーが狙った景品の真上まで移動した時点で、プレイヤーがジョイスティック7aの操作を止めると景品キャッチャーはその位置で停止する。次いで、プレイヤーが押しボタン7bを押すと、景品キャッチャーがその軸中心にゆっくり回転を開始するので、景品キャッチャーの開閉把持爪が景品を掴みやすい向きになった時点で押しボタン7bから手を離す。然るときは、景品キャッチャーがZ軸方向に降下を開始し、所定の距離だけ降下したときは、自動的にその景品把持爪を閉じて、プレイヤーが狙った景品を把持するようにする。次いで、制御装置5は、景品キャッチャーが景品の把持に成功した場合若しくは失敗した場合のいずれであっても、景品キャッチャーを引き上げ、景品排出孔2aの上方に移動させて景品把持爪を開き、景品を把持していたときはこれを景品排出孔2aへ投下し、最後に、所定の待機位置に復帰させるようになっている。
而して、図示した本発明に係るクレーンゲーム機においては、100円コイン投入口6a及び500円コイン投入口6bのほかに、紙幣投入口6cや、マイレージカード差込み口6dが設けられ、これらの料金投入口等に所定額を超えるゲーム料金が投入された場合には、プレイヤーに対してゲーム上の優遇措置がとられるようになっている。
即ち、1回分のゲーム料金を200円とした場合に、例えば5回分(1000円)以上の料金が一時に投入された場合(千円札以上の紙幣の場合だけでなく、500円コイン2枚以上などのように、複数枚のコインで上記所定額1000円を超える場合を含む。)には、高額料金検出装置6eが信号を発信し、当該信号に基づいて、作動状態切換え装置5aが、上記景品キャッチャー3A,3B、景品キャッチャー移動機構4及びそれらの制御装置5の作動を、通常の第一作動状態から、それよりもプレイヤーに対して有利な第二作動状態に切り換えるようになっている。
例えば、図1に示した実施例においては、第二作動状態では、第一作動状態で用いる景品キャッチャー3Aよりも大型の景品キャッチャー3Bを用いるように構成されている。
即ち、例えば4回分(800円)以下のゲーム料金が投入された場合には、通常の小型の景品キャッチャー3Aが作動せしめられるが(第一作動状態)、5回分(1000円)以上のゲーム料金が投入された場合には、大型の景品キャッチャー3Bが作動せしめられ(第二作動状態)、大きくて重たい景品も獲得可能なように切り換えられるようになっている。
図3には、これとは別の作動状態の切換え方式、即ち、景品キャッチャーの景品掴み取り用の開閉把持爪の数が、第二作動状態では第一作動状態よりも多くなるように構成した例が示されている。
図3(A)の上側には景品キャッチャー3の上面図が描かれ、下側にはその正面図が描かれている。この景品キャッチャー3は、その本体30に、前側の一対の開閉把持爪31と後側の一対の開閉把持爪32とが取り付けられている。
例えば4回分(800円)以下のゲーム料金が投入された場合には、通常の第一作動状態が実行され、図3(B)に示す如く、後側の一対の開閉把持爪32だけを閉じて景品を把持するように作動する。
5回分(1000円)以上のゲーム料金が投入された場合には、プレイヤーにとって有利な第二作動状態が実行され、図3(C)に示す如く、後側の一対の開閉把持爪32だけでなく、前側の一対の開閉把持爪31も閉じて、両方の開閉把持爪によって景品を第一作動状態よりもしっかりと把持するように作動する。
これにより、第一作動状態では獲得困難であった景品も、第二作動状態では獲得できる可能性が増大し、プレイヤーにとっては有利となるものである。
図4には、更に別の作動状態の切換え方式、即ち、景品掴み取り用の開閉把持爪が2段階に開閉可能なよう構成され、第一作動状態において第1段階まで閉じた爪を、第二作動状態では更に第2段階まで閉じるように構成した例が示されている。
図4に示した景品キャッチャー3は、その一対の開閉把持爪が2段階に開閉可能なよう構成されている。即ち、景品キャッチャーの本体30に回動自在に取り付けられた上側の開閉把持爪33が開閉する第1段階と、当該開閉把持爪33の先端に回動自在に取り付けられた下側の開閉把持爪34が更に開閉する第2段階との2段階に開閉可能なよう構成されている。
例えば4回分(800円)以下のゲーム料金が投入された場合には、通常の第一作動状態が実行され、図4(B)に示す如く、上側の一対の開閉把持爪33だけを閉じて景品を把持するように作動する。
5回分(1000円)以上のゲーム料金が投入された場合には、プレイヤーにとって有利な第二作動状態が実行され、図4(C)に示す如く、上側の一対の開閉把持爪33だけでなく、下側の一対の開閉把持爪34も閉じて、景品を抱き込むような体勢で第一作動状態よりもしっかりと把持するように作動する。
これにより、第一作動状態では獲得困難であった景品も、第二作動状態では獲得できる可能性が増大し、プレイヤーにとっては有利となるものである。
景品キャッチャー等の第一作動状態と、それよりもプレイヤーに対して有利な第二作動状態との切換え形態は、上記以外にもさまざまな形態のものが可能である。
即ち、例えば、景品キャッチャーの景品把持力を、第二作動状態では第一作動状態よりも強くするように構成して、景品を確実に把持するように切り換えることが可能である。
或いはまた、景品キャッチャーの移動範囲を、第二作動状態では第一作動状態よりも広くなるように構成して、第一作動状態では届かなかった景品も獲得可能なように切り換えることも可能である。
或いはまた、景品キャッチャーの軸中心回転角度範囲が、第二作動状態では第一作動状態よりも広くなるように構成して、景品に対する景品キャッチャーの把持爪の向きが不適切なため第一作動状態では獲得できなかった景品も、第二作動状態では更に広い範囲で向きを変更することにより獲得可能なように切り換えることも可能である。
更にまた、プレイヤーの操作による景品キャッチャーのXY軸方向への移動動作が、第二作動状態では第一作動状態におけるよりも景品に近い下方において行われるように構成して、狙った景品に対して第一作動状態よりも正確に位置決め可能なように切り換えることも可能である。
或いはまた、プレイヤーによる景品キャッチャーのXY軸方向への移動操作の機会を、第二作動状態では第一作動状態よりも多くプレイヤーに与えるように構成して、狙った景品に対して第一作動状態よりも正確に位置決め可能なように切り換えることも可能である。この場合の第二作動状態を実現するためには、例えば特願2003−317601において開示された技術内容を好適に利用することができる。
図5及び図6は、上記で説明した景品キャッチャー等の動作の制御の一例をフローチャートで示している。
なお、プレイヤーがマイレージカード差込み口6dにマイレージカードを差し込んだ場合には、当該マイレージカードに蓄積されているポイントを利用するか否かを小型の液晶ディスプレイ等もしくはスピーカー音声でプレイヤーに確認する。プレイヤーが利用することを選択した場合において、現在のポイント高が前記所定額(例えば前記1000円)を超えている場合には、上記第二作動状態を実行して、前記の如きゲーム上の優遇措置を与えるようにする。現在のポイント高が前記所定額に満たない場合には、当該ポイント高の範囲内で第一作動状態を実行するようにする。
なお、本発明に係るクレーンゲーム機の上記の如き各種動作の制御は、制御装置5のハードウェアに組み込まれた所定のコンピュータープログラムを当該ハードウェアを用いて実行することによって実現されるものである。
なお、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、例えば上記第二作動状態において実行される優遇措置の形態は、上記以外にも種々可能であり、従って本発明はその目的の範囲内において、上記の説明から当業者が容易に想到し得るすべての変更実施例を包摂するものである。
本発明は上記の如く構成されるから、本発明によるときは、一時に高額のゲーム料金を払い込み、何度もゲームを行うことが予定されるプレイヤーに対しては優遇措置が与えられると共に、ゲーム料金支払いのためにプレイヤーが多数のコインを予め用意したり、両替を行なったりする必要がなく、更にまた、運営者側においては、両替機の維持や集金計数の手間が軽減され、ゲーム機からの収益増加も期待できるクレーンゲーム機を提供し得るものである。
本発明に係るクレーンゲーム機の一実施例を示す外観斜視図である。 本発明に係るクレーンゲーム機の一実施例における作動制御機構の要部を示す説明図である。 本発明に係るクレーンゲーム機における第一作動状態と第二作動状態の一例を対比して示す説明図である。 本発明に係るクレーンゲーム機における第一作動状態と第二作動状態のもう一つの例を対比して示す説明図である。 本発明に係るクレーンゲーム機の作動の制御の一例を示すフローチャート(図6へ続く)である。 図5のフローチャートの続きである。
符号の説明
1 筐体
2 景品台
2a 景品排出孔
3A 小型の景品キャッチャー
3B 大型の景品キャッチャー
3 景品キャッチャー
31,32 景品把持爪
4 景品キャッチャー移動機構
5 制御装置
5a 作動状態切換え装置
6a ゲーム料金徴収装置の100円コイン投入口
6b ゲーム料金徴収装置の500円コイン投入口
6c ゲーム料金徴収装置の紙幣投入口
6d ゲーム料金徴収装置のマイレージカード差込み口
6e ゲーム料金徴収装置の高額料金検出装置
7a ゲーム操作部のジョイスティック
7b ゲーム操作部の押しボタン
8 景品取出口

Claims (3)

  1. その内部に、景品排出孔(2a)を具備した景品台(2)と、上記景品排出孔(2a)から外面に設けた景品排出口(8)に通じる景品排出ダクトを有し、景品台上の空間の少なくとも前面部分が透明板で構成された筐体(1)と、
    ゲーム料金徴収装置(6a〜6d)と、
    景品掴み取り用の開閉把持爪を有する景品キャッチャー(3A,3B,3)と、
    景品台の上方で筐体天井の一辺に沿って水平に設けられた一対のX軸方向ガイドと、上記一対のX軸方向ガイドに沿ってX軸方向に走行自在に設けられたY軸方向ガイドと、上記Y軸方向ガイドに沿ってY軸方向に走行自在に設けられ、上記景品キャッチャー(3A,3B,3)をZ軸方向に昇降自在に支承するキャリッジと、から構成された景品キャッチャー移動機構(4)と、
    プレイヤーにより操作されるゲーム操作部(7a,7b)からの操作信号に基づき、上記景品キャッチャー移動機構(4)及び景品キャッチャー(3A,3B,3)の作動を制御する制御装置(5)と、
    を具備するクレーンゲーム機において;
    上記ゲーム料金徴収装置が、一時に投入される金額が所定額を超過したとき信号を発信する高額料金検出装置(6e)を具備し、
    上記景品キャッチャー(3A,3B,3)、景品キャッチャー移動機構(4)及びそれらの制御装置(5)が、第一作動状態と、当該第一作動状態よりもプレイヤーに対して有利な第二作動状態と、で作動できるように構成されており、
    上記高額料金検出装置(6e)が発信した信号に応動して、上記景品キャッチャー(3A,3B,3)、景品キャッチャー移動機構(4)及びそれらの制御装置(5)を、その第一作動状態から第二作動状態へと切り換え得る作動状態切換え装置(5a)が設けられたこと、
    を特徴とする上記のクレーンゲーム機。
  2. 上記ゲーム料金徴収装置が、コイン投入口(6a,6b)に加えて、紙幣投入口(6c)及びマイレージカード差込み口(6d)の少なくとも一方を備えたことを特徴とする請求項1に記載のクレーンゲーム機。
  3. 第一作動状態よりもプレイヤーに対して有利な上記第二作動状態が、下記aないしh項に記載の各状態又はそれらの2種以上が組み合せられた状態のうちから選ばれたいずれか一つの状態であることを特徴とする請求項1に記載のクレーンゲーム機。
    (a)景品キャッチャーの景品把持力が、第一作動状態よりも強い状態。
    (b)景品キャッチャーの景品掴み取り用の開閉把持爪の数が、第一作動状態よりも多い状態。
    (c)景品キャッチャーの移動範囲が、第一作動状態よりも広い状態。
    (d)景品キャッチャーの軸中心回転角度範囲が、第一作動状態よりも広い状態。
    (e)第一作動状態で用いる景品キャッチャーよりも大型の景品キャッチャーを用いる状態。
    (f)景品掴み取り用の開閉把持爪が2段階に開閉可能なよう構成され、第一作動状態において第1段階まで閉じた爪を、更に第2段階まで閉じる状態。
    (g)プレイヤーの操作による景品キャッチャーのXY軸方向への移動動作が、第一作動状態におけるよりも景品に近い下方において行われる状態。
    (h)プレイヤーによる景品キャッチャーのXY軸方向への移動操作の機会を、第一作動状態よりも多くプレイヤーに与える状態。
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