JP4177838B2 - 景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置 - Google Patents
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Description
このタイプのゲーム機の遊戯方法について簡単に説明する。
最初に、遊戯者は、クレーンを模した景品拾い上げ装置を操作してストックフィールド(ディスプレイ台)の景品を拾い上げ、さらに、景品押し出し装置の上に落下させる。景品押し出し装置は、固定テーブル(プッシャ台座)とこの上を景品獲得口の方向に往復移動する移動テーブルとから構成される。景品は、固定テーブルの上に落下したときは、移動テーブルによって景品獲得口の方向に押し出される。一方、移動テーブルの上に落下したときは、ゲーム機の中心に設けられた支柱により内側への移動が妨げられ、固定テーブルの上に落下し、さらに、移動テーブルにより景品獲得口の方向に押し出される。これらの動作が繰り返されることにより、固定テーブル上に景品が蓄積され、景品獲得口の方向に徐々に移動して、最終的に景品獲得口に景品が落下する。そして、景品が外部に払い出され、遊戯者は、景品を獲得することができる。
(1)固定テーブルの上に景品を落下した後は、移動テーブルが往復移動して景品を押し出すだけなので、遊戯が単調であり、面白みが欠ける。
(2)球体の景品は、固定テーブルの上を転がってしまうので扱えない。逆に、ゴム製品等の摩擦抵抗が大きい景品は、固定テーブル上を適切に移動できない。
(3)固定テーブル、移動テーブルは、その形状、サイズが決まっているので、遊戯の形態を変更できない。
(4)遊戯者は、固定テーブルの上に蓄積された景品の状況から、景品を落下することができないと判断し、遊戯を行わない場合がある。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、前記プッシャ台座は、着脱可能に設けられた複数の軸部材を備え、前記スリットは、前記軸部材間に設けられた隙間であること、を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置である。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、前記景品載置部の高さは、前記景品押し出し方向及び/又は幅方向に応じて異なること、を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置である。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、前記景品載置部の高さは、前記景品押し出し方向又は幅方向の位置に応じて規則的に変化していること、を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置である。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5までのいずれかに記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、前記景品押し出し部材は、前記景品押し出し部を着脱可能に保持すること、を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置である。
請求項7の発明は、請求項1に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、前記景品押し出し部は、前記景品押し出し方向から見たときの形状が部分的に拡大するように形成された面積拡大部を有すること、を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置である。
請求項8の発明は、請求項1に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、前記景品押し出し部は、前記景品押し出し方向における断面の外形の前記景品押し出し方向前側及び/又は後側に、なだらかな曲線部及び/又は直線部を有すること、を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置である。
請求項9の発明は、請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、前記景品押し出し部は、前記景品押し出し方向に屈曲可能であること、を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置である。
請求項10の発明は、請求項1に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、前記景品押し出し部材は、前記景品押し出し部を幅方向の軸回りに回転する回転機構を備えること、を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置である。
請求項11の発明は、請求項10に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、景品押し出し部材は、前記幅方向の軸回りに、大きさの異なる複数の前記景品押し出し部を備え、前記景品押し出し部を前記幅方向の軸回りに所定の角度回転することにより、前記プッシャ台座の前記景品載置部と前記景品押し出し部の先端との距離が変更可能なこと、を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置である。
請求項12の発明は、請求項10に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、前記景品押し出し部材は、前記幅方向の軸回りに、複数の前記景品押し出し部と、所定の条件に応じて規則的に又は不規則に、前記軸回りに前記景品押し出し部を回転駆動する駆動部とを備えること、を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置である。
請求項13の発明は、請求項1から請求項12までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、前記プッシャ台座と前記景品押し出し部とを、前記景品押し出し方向の軸回りに回転する回転機構を備えること、を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置である。
請求項14の発明は、請求項1から請求項13までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、前記景品押し出し部は、前記スリットからの突出量が変化すること、を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置である。
(1)本発明は、内部に配置された景品を、景品獲得口に押し出して外部に払い出す景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、プッシャ台座は、景品が載置される景品載置部を有し、景品押し出し方向に対して平行に少なくとも1つのスリットを有する。また、景品押し出し部材は、スリットから突出するように設けられ、景品押し出し方向に往復移動して景品を押し出す景品押し出し部を有する。
これにより、景品押し出し装置は、その景品押し出し部の形態を、従来とは全く異なる形態にすることができるので、遊戯の面白さを向上することができる。また、スリットが転がり防止機能として作用するので、球体の景品を扱うことができる。すなわち、より多くの種類の景品を扱うことができる。さらに、スリットにより、プッシャ台座と景品との接触面積を小さくできるので、ゴム製品等の摩擦抵抗が大きい景品を、適切に押し出すことができる。さらにまた、景品押し出し部は、従来の移動テーブルよりも小さい部品を用いることができるので、シンプルな構造にでき、また、装置を小型化することができる。
図1は、本発明を適用した景品押し出し装置の実施例1を備えた景品払い出しゲーム機1を示す斜視図である。
図2は、そのクレーン部を示す斜視図である。
実施例1の景品払い出しゲーム機1は、4つの遊戯領域2A〜2Dを有し、内部に配置された景品Gを、クレーン部、景品押し出し装置を用いて、外部に払い出すゲーム機である。なお、以下の説明において、主に遊戯領域2Aについて説明するが、他の遊戯領域2B〜2Dについても同様な構造である。
図1に示すように、景品払い出しゲーム機1は、ゲーム機本体10と、景品払い出しゲーム機1の内部と外部とを仕切るために設けられた、透光性を有するカバー部材50とを備えている。
本体ケース11は、景品払い出しゲーム機1の筐体部分であり、筒状に形成されている。本体ケース11は、中心軸Z1が鉛直方向になるように設置される。本体ケース11は、例えば、4人程度が同時に独立して遊戯できるように直径が1000mm程度の大きさである。
回転テーブル12は、景品Gを収容するための容器であり、本体ケース11内の下側の範囲に設けられている。回転テーブル12は、その下側に回転機構(図示せず)が設けられ、本体ケース11の中心軸Z1を中心に回転可能である。
図2に示すように、クレーン部13は、アーム部材131と、クレーンケース部材132と、景品把持部材133とを備えている。
景品把持部材133は、回転テーブル12上の景品Gを拾い上げるために、くの字形に形成された2つの細形ハンド133aが対向配置された部材である。細形ハンド133aは、支軸134を中心として開閉可能(回転方向θ3,θ4)に、クレーンケース部材132に保持される。景品把持部材133は、後述する操作部20からの入力に応じてモータ(図示せず)により開閉して、景品Gを掴んだり、落下させることができる。
景品取り出し口25は、遊戯者が獲得した景品Gを、景品獲得口25aから外部へ払い出すための払い出し口である。景品取り出し口25は、本体ケース11の操作部20の下側の範囲に設けられている。
最初に、遊戯者は、回転テーブル12に配置された景品Gとクレーン部13との位置関係、タイミング等を見計らって開始ボタン21を押す。これにより、クレーン部13のアーム部材131が軸X1を中心に回転を始める。そして、景品把持部材133が移動範囲の最下点付近に移動したときに、景品Gを掴んだときは、景品Gは、景品把持部材133に掴まれた状態で上側に上昇する。
図3は、景品押し出し装置15を示す図であり、図3(a)は、景品押し出し装置15の全体を示す斜視図、図3(b)は、景品押し出し部の基部への取り付けを示す斜視図である。
図4,図5は、軸部材の取り付けの変更例を示す斜視図である。
図6は、景品押し出し部の形態の変更例を示す斜視図である。
景品押し出し装置15は、図3(a)に示すように、プッシャ台座16と景品押し出し部材18と、回転保持部19(回転機構)とを備えている。
複数(本実施例では、15本)の軸部材161は、景品Gを載置するための景品載置部を形成するための部材である。軸部材161は、例えば、ABS樹脂等から形成され、図3(a)の左側に示すように、後述するホルダ部162に設けられた取り付け穴163a,164aに、弾性変形させながら取り付けることにより、ホルダ部162に着脱可能に保持される。軸部材161は、軸方向が景品押し出し方向になるように配置され、その上側の部分が景品載置部を形成し、また、軸部材161間の隙間は、景品押し出し方向に対して平行に複数のスリットSを形成する。
スリットSは、景品載置部における幅方向への景品Gの転がり防止機能として作用するので、例えば、カプセルG1のような球体の景品を扱うことができる。また、スリットSは、景品載置部と景品Gとの接触面積を小さくするので、ゴム製品等の摩擦抵抗が大きい景品Gを、適切に押し出すことができる。
例えば、図4(a)、図4(b)に示すように、ホルダ部162に取り付ける軸部材161の本数を7本又は11本にすることにより、景品載置部の幅を小さくすることができる。これにより、クレーン部13(図1、図2参照)が景品載置部に景品Gを落下するときの難易度を調整することができる。また、図4(c)に示すように、左側に偏らせて軸部材161を取り付けることにより、遊戯をより面白くすることができる。
図5(a)は、軸部材161を1本おきに間引いて幅が広いスリットS1を設けた例、図5(b)は、軸部材161を2本ずつ間引いて計4本外し、幅がより広い2つのスリットS2を設けた例、図5(c)は、中央5本の軸部材161を間引いて、幅がさらに広いスリットS3を設けた例をそれぞれ示す図である。
図5(c)に示すように、スリットS3は、幅が広いので、腕時計G2は、比較的大きい景品であるが、スリットS3から落下する。このため、景品載置部に載置するための難易度が高い。
このようにして、プッシャ台座16は、スリットSの幅が変更可能であり、景品Gの大きさに応じてスリットSから落下させることができ、遊戯の難易度を調整することができる。なお、軸部材161の本数を増減して景品載置部の幅を変更することにより、より多くの大きさの景品を扱うことができる。
ホルダ部材163は、幅方向に細長く形成された直方体の部材である。ホルダ部材163は、景品押し出し方向前側の側面に、軸部材161を保持するために、複数(本実施例では、15個)の取り付け穴163aが幅方向に一列に設けられている。
ホルダ部材164は、ホルダ部材163と同様な部材であり、景品押し出し方向後側の側面に設けられた取り付け穴164a(図3(a)には、1つのみ破線で示す。)が、取り付け穴163aに対向するように配置される。
ホルダ部材163,164は、その中央部下側に景品押し出し方向の軸X3が中心軸になるように回転軸(図3(a)には、164の回転軸164bのみ示す。ホルダ163の回転軸は、軸部材161等に遮られ見えない。)が設けられ、軸X3回りに回転可能に、後述する回転保持部19に保持される。
複数(本実施例では、6本)の押し出し棒181は、プッシャ台座16に載置された景品Gを押し出すための部材である。押し出し棒181は、スリットSから突出するように設けられ、この突出した部分が、景品Gを押し出す部分である。押し出し棒181は、後述する基部182に着脱可能に設けられ、景品押し出し方向に往復移動可能に保持される。
図6(a)は、景品押し出し部を、半円板184に変更した例を示す図である。半円板184は、図6(a−1)に示すように、板の平面の向きが幅方向になるように配置される。半円板184は、図6(a−2)に示すように、軸部184aの一端に半円部184bが設けられている。また、半円板184は、軸部184aのもう一端が基部182の取り付け穴182aに圧入されることにより、基部182に着脱可能に取り付けられる。半円部184bは、景品押し出し方向における縦断面(幅方向に対して垂直な面による断面)の外形が半円状であり、景品押し出し方向前側の部分184c及び後側の部分184dに、なだらかな曲線部を有している。これにより、景品Gは、半円板184が景品押し出し方向に移動したときに、その重量、大きさ等の条件に応じて、景品押し出し方向前側の部分184c又は後側の部分184dに乗り上げ、さらに、半円板184を乗り越すことができる。例えば、景品Gは、クレーン部13により落下されたときに、景品載置部の半円板184よりも景品押し出し方向前側に載置された場合、半円板184を乗り越して、その反対側(景品押し出し方向後側)に移動する。逆に、景品載置部の半円板184よりも景品押し出し方向後側に載置された場合、反対側(景品押し出し方向前側)に移動する。
回転保持部19は、ゲーム機本体10(図1参照)に固定された腕状のステー19aの先端に、軸受け部19bが設けられている。回転保持部19は、この軸受け部19bに、ホルダ部材164の回転軸164bが挿入され、ホルダ部材164を回転可能に保持している。また、回転保持部19と同様な保持部(図示せず)が、ホルダ部材163側にも設けられており、ホルダ部材163と景品押し出し部材18とを、一体で回転可能に保持する。これにより、回転保持部19等は、プッシャ台座16と景品押し出し部材18とを、これらの重心の偏りに応じて、景品押し出し方向の軸X3回りに回転可能(回転方向θ5)に保持する。
なお、本実施例の景品押し出し装置15は、駆動軸183等を部品が小さい部品であるので、シンプルかつ小型にすることができる。また、プッシャ台座16の下側に基部182、駆動軸183のみが配置され、このスペースを有効利用可能であるので、回転保持部19を設けることに、より適している。
図7は、景品押し出し装置15の動作を示す図であり、図7(a)は、クレーン部13(図1,図2参照)が落下した景品Gが景品押し出し装置15に載置されようとしている状態、図7(b)は、景品Gが景品押し出し方向に移動する状態を示す図である。
図7(a)の状態は、プッシャ台座16の景品載置部の景品押し出し方向前側の部分に、景品Gが蓄積され、また、遊戯者の操作により、景品Gが幅方向右側に偏って落下された状態である。
そして、図7(b)に示すように、景品Gが景品載置部の右側に偏って載置されたことにより、プッシャ台座16と景品押し出し部材18との重心は、幅方向右側に偏る。プッシャ台座16と景品押し出し部材18とは、回転保持部19等により回転可能に保持されているので、景品押し出し方向の軸X3を中心に回転方向θ5(時計回り)に回転する。そして、景品Gの一部がプッシャ台16の幅方向右側から落下し、再び回転テーブル12へと配置される。このため、遊戯者は、プッシャ台座16のバランス等を考慮した戦略をたてる必要があり、遊戯をより楽しむことができる。
スリットSは、景品Gの転がり防止機能として作用するので、例えば、球体のカプセルG1を扱うことができる。また、スリットSは、景品載置部と景品Gとの接触面積を小さくするので、摩擦抵抗が大きい景品Gを扱うことができる。このため、運営者等は、より多くの種類の景品Gを扱うことができる。さらに、プッシャ台16は、軸部材161の本数等を変更することによりスリットSの幅を変更して、景品Gの転がりやすさや、景品Gをその大きさに応じてスリットSから落下させる等の調整ができるので、遊戯の難易度を調整することができる。
これにより、景品押し出し部の形態を、従来とは全く異なる形態とすることができ、遊戯の面白さを向上することができる。また、景品押し出し部の数を増減することにより、景品の押し出しやすさを調整したり、複数の形状の景品押し出し部を用意して交換することにより、景品押し出し部の形態を変更することができる。
実施例2の景品押し出し装置は、実施例1の押し出し棒181をその根本部分で屈曲可能にした装置である。
図8は、実施例2の景品押し出し部材28等を示す側面図である。
図8(a)に示すように、実施例2の景品押し出し部材28は、押し出し棒281(景品押し出し部)が、その根本部分にコイルばね281aを備えている。このため、押し出し棒281は、景品押し出し方向を含む全方位に屈曲可能である。押し出し棒281は、図8(b)に示すように、景品押し出し方向に移動して景品Gを押し出すときに、反対側(回転方向θ6)に屈曲する。
このため、景品Gは、その重量、大きさ等の条件に応じて押し出し棒281を乗り越して反対側に移動することができる。これにより、遊戯の面白を向上することができる。また、景品Gが押し出し棒281を乗り越さないときには、景品Gの移動距離は、押し出し棒281が屈曲するので、押し出し棒281の移動距離よりも小さくなる。これにより、遊戯の難易度を向上することができる。
なお、押し出し棒は、屈曲できればよいので、コイルばね281aを設ける代わりに、例えば、押し出し棒全体をゴム等の弾性体から形成させても、前述した効果と同様な効果を得ることができる。
実施例3の景品押し出し装置は、景品押し出し部を幅方向の軸回りに回転させる回転機構を設けた装置である。
図9は、実施例3の景品押し出し部材38を示す図であり、図9(a)は、斜視図、図9(b)は、回転駆動部を示す断面図である。
図9(a)に示すように、景品押し出し部材38は、幅方向の軸Y1回りの同一円周上に、4本の押し出し棒381(381−1〜381−4;景品押し出し部)が等間隔の角度(90度)に配置されている。押し出し棒381は、幅方向に8列配置され、基部382に合計32本の押し出し棒381が植設されている。基部382は、コの形に形成された保持部384に保持され、これにより、押し出し棒381と基部382とは、一体で幅方向の軸Y1回りに回転可能とされる。保持部384は、駆動軸383に連結され、押し出し棒381、基部382及び保持部384は、一体で景品押し出し方向に往復移動する。
図9(b)に示すように、保持部384の右側のケース384aには、軸受384cと、モータ385とが収容されている。
軸受384cは、基部382の軸部382aを、軸Y1回りに回転可能に保持している。
モータ385は、押し出し棒381と基部382とを回転するための、例えば、DCモータ等であり、その回転軸385aが幅方向を向くように配置される。モータ385は、回転軸385aに平ギアである駆動ギア385bが設けられている。この駆動ギア385bは、軸部382aの先端に設けられた平ギアである被駆動ギア382cに接続している。モータ385は、後述するように、制御部により、所定の条件に応じて規則的に、又は不規則に回転駆動される。
以上の構造により、モータ385の駆動力が基部382に伝達され、押し出し棒381と基部382とが一体で、軸Y1回りに回転する。
図10は、景品押し出し部材38の景品押し出し動作を示す側面図である。
図10(a)〜図10(c)は、通常時における、景品押し出し部材38の動作である。景品押し出し部材38は、景品押し出し方向前側(図10に示す左側)に移動することにより、その押し出し棒381がプッシャ台座36に載置された菓子G3のうち、例えば、4個程度を景品獲得口25aに落下させる。
また、制御部が、モータ385を駆動させる条件は、例えば、遊戯回数、景品払い出しの回数をカウントし、所定の回数に達した場合等であるが、これに限らず、遊戯をより面白くするために、不規則にモータ385を駆動してもよい。
実施例4の景品押し出し装置は、プッシャ台座の景品載置部に凹凸を設けた装置である。
図12は、実施例4のプッシャ台座46等を示す図であり、図12(a)、図12(b)は、軸部材461A、461Bをそれぞれ示す斜視図、図12(c)は、プッシャ台座46等の側面図である。
軸部材461Aは、図12(a)に示すように、景品押し出し方向の所定の間隔D2で鉛直方向にうねるように形成されており、その鉛直方向の高さが、景品押し出し方向の位置に応じて異なっている。
このため、図12(c)に示すように、プッシャ台座46の景品載置部の高さは、軸部材461Aが取り付けられた場合、景品移動方向の位置に応じて規則的に変化する。そして、プッシャ台座46の景品載置部と押し出し棒481(景品押し出し部)の先端との距離は、高さH1〜H3で示すように、押し出し棒481の景品押し出し方向おける位置に応じて異なる。すなわち、スリットからの突出量が変化する。
これにより、景品Gの押し出しやすさは、押し出し棒481の景品押し出し方向おける位置に応じて変化するので、遊戯の面白さを向上することができる。
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)各実施例において、景品押し出し装置に景品を載置するために、クレーン部を用いた例を示したが、これに限定されない。他の景品搬送手段を用いて、景品押し出し装置に景品を載置してもよい。
例えば、図14(a)に示すように、景品移動方向の位置に応じて不規則に鉛直方向にうねるように形成された同一形状の軸部材461Cを複数設けることにより、景品載置部の高さを、景品移動方向の位置に応じて変化するようにしてもよい。
また、図14(b)に示す平面図、正面図のように、真っ直ぐな軸状の軸部材461Dを、幅方向の位置に応じて、所定間隔D3で鉛直方向の高さが変化するように配置してもよい。これにより、景品載置部の高さを、幅方向の位置に応じて規則的に変化させることができる。
さらに、図14(c)に示す平面図、正面図のように、真っ直ぐな軸状の軸部材461Eを、幅方向の位置に応じて、鉛直方向の高さが不規則に変化するように配置してもよい。これにより、景品載置部の高さを、幅方向の位置に応じて不規則に変化させることができる。
このように、景品載置部の位置に応じて高さを変化させることにより、景品載置部の位置に応じて景品の押し出しやすさを変化させることができ、また、遊戯態様に変化をつけることができる。
16,46 プッシャ台座
18,28,38 景品押し出し部材
19 回転保持部
25a 景品獲得口
161,461A〜461E 軸部材
162 ホルダ部
181,281,381 押し出し棒
182,382 基部
183 駆動軸
385 モータ
G 景品
Claims (14)
- 内部に配置された景品を、景品獲得口に押し出して外部に払い出す景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、
前記景品が載置される景品載置部を有し、景品押し出し方向に対して平行に少なくとも1つのスリットを有するプッシャ台座と、
前記スリットから突出するように設けられ、前記景品押し出し方向に往復移動して前記景品を押し出す景品押し出し部を有する景品押し出し部材と、
を備えた景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置。 - 請求項1に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、
前記プッシャ台座は、前記スリットの幅が変更可能であること、
を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、
前記プッシャ台座は、着脱可能に設けられた複数の軸部材を備え、
前記スリットは、前記軸部材間に設けられた隙間であること、
を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、
前記景品載置部の高さは、前記景品押し出し方向及び/又は幅方向に応じて異なること、
を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、
前記景品載置部の高さは、前記景品押し出し方向又は幅方向の位置に応じて規則的に変化していること、
を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置。 - 請求項1から請求項5までのいずれかに記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、
前記景品押し出し部材は、前記景品押し出し部を着脱可能に保持すること、
を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置。 - 請求項1に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、
前記景品押し出し部は、前記景品押し出し方向から見たときの形状が部分的に拡大するように形成された面積拡大部を有すること、
を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置。 - 請求項1に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、
前記景品押し出し部は、前記景品押し出し方向における断面の外形の前記景品押し出し方向前側及び/又は後側に、なだらかな曲線部及び/又は直線部を有すること、
を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置。 - 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、
前記景品押し出し部は、前記景品押し出し方向に屈曲可能であること、
を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置。 - 請求項1に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、
前記景品押し出し部材は、前記景品押し出し部を幅方向の軸回りに回転する回転機構を備えること、
を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置。 - 請求項10に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、
景品押し出し部材は、
前記幅方向の軸回りに、大きさの異なる複数の前記景品押し出し部を備え、
前記景品押し出し部を前記幅方向の軸回りに所定の角度回転することにより、前記プッシャ台座の前記景品載置部と前記景品押し出し部の先端との距離が変更可能なこと、
を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置。 - 請求項10に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、
前記景品押し出し部材は、
前記幅方向の軸回りに、複数の前記景品押し出し部と、
所定の条件に応じて規則的に又は不規則に、前記軸回りに前記景品押し出し部を回転駆動する駆動部とを備えること、
を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置。 - 請求項1から請求項12までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、
前記プッシャ台座と前記景品押し出し部とを、前記景品押し出し方向の軸回りに回転する回転機構を備えること、
を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置。 - 請求項1から請求項13までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置において、
前記景品押し出し部は、前記スリットからの突出量が変化すること、
を特徴とする景品払い出しゲーム機の景品押し出し装置。
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