JPH07265491A - ボールゲーム装置 - Google Patents

ボールゲーム装置

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JPH07265491A
JPH07265491A JP6087972A JP8797294A JPH07265491A JP H07265491 A JPH07265491 A JP H07265491A JP 6087972 A JP6087972 A JP 6087972A JP 8797294 A JP8797294 A JP 8797294A JP H07265491 A JPH07265491 A JP H07265491A
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balls
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哲夫 時任
Toshitake Inagaki
俊丈 稲垣
Takaharu Aoki
崇東 青木
Yasufumi Tanabe
靖文 田辺
Tatsuo Kawabuchi
達夫 川渕
Hideyuki Kaneko
英之 兼子
Shinya Niwa
慎也 丹羽
Shuichi Nakatome
修一 中留
Hiroshi Takeuchi
弘志 竹内
Teruyoshi Takahashi
照佳 高橋
Kiyoshi Minami
清志 南
Kotaro Nakano
光太郎 中野
Yasuo Mori
康生 森
Manabu Matsuo
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    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63DBOWLING GAMES, e.g. SKITTLES, BOCCE OR BOWLS; INSTALLATIONS THEREFOR; BAGATELLE OR SIMILAR GAMES; BILLIARDS
    • A63D13/00Bagatelles or similar games
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • A63F7/00Indoor games using small moving playing bodies, e.g. balls, discs or blocks
    • A63F7/02Indoor games using small moving playing bodies, e.g. balls, discs or blocks using falling playing bodies or playing bodies running on an inclined surface, e.g. pinball games
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F17/00Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services
    • G07F17/32Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services for games, toys, sports, or amusements
    • G07F17/3202Hardware aspects of a gaming system, e.g. components, construction, architecture thereof
    • G07F17/3204Player-machine interfaces
    • G07F17/3211Display means

Abstract

(57)【要約】 【目的】 専門的知識や経験がなくても平等に楽しむこ
とができ、かつ、徐々に勝負が決定して行き最後まで楽
しみが継続するボールゲーム装置を提供することにあ
る。 【構成】 ボールを用いて得点を競うボールゲーム装置
において、複数のボール2と、このボール2を自動的に
送り出すスパイラルレール100と、このスパイラルレ
ール100から送り出されたボール2が所定の自由度を
以て転がるフィールド部130と、このフィールド部1
30上に設けられた複数のボール2が入る入賞ポケット
140及び無効ポケット150と、入賞ポケット140
に入ったボール2の個数を検出するCCDカメラと、こ
のCCDカメラにて検出されたボール2の個数に応じて
得点を算出する算出手段と、を有することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボールを使用するゲー
ム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ボールを使用するゲーム装置
として、パチンコ装置、アレンジボール装置、又はルー
レット装置などがある。
【0003】パチンコ装置は、打ち出されたパチンコ球
が入賞穴に入るか否かを競うもので、入賞穴に入れば所
定個数のパチンコ球が払い戻され、無効穴に入ればパチ
ンコ球が回収される。ここで、パチンコ球は、操作部に
て打ち出す力を調整することで、最初の落下位置をプレ
ーヤーによってある程度決定できるものである。
【0004】また、アレンジボール装置は、例えば1か
ら25の数字が表示された穴が、縦横に整列して並べら
れ、プレーヤーはこれらの穴をめがけてボールを打ち出
し、ボールが縦横斜めのいずれかで一直線となれば入賞
となるゲーム装置である。このアレンジボール装置も、
操作部によりボールを打ち出す力を調整して、ボールが
転がる位置をプレーヤーがある程度は決定できるもので
ある。
【0005】さらに、ルーレット装置は、ルーレット板
に一個の球を転がし、この球がどの球受部に入るかを賭
けるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、パチンコ装置
は、釘の打ち方によって、良く入る台か入らない台かが
決まり、釘がどのように打たれていれば良く入るかを知
るには、かなりの専門的知識が必要である。また、パチ
ンコ球をどの位置に向けてどの位の強さで打ち出せば良
いか、を判断するにもかなりの経験が必要である。
【0007】同様に、アレンジボール装置においても、
どの位置にどの位の強さでボールを打ち出して転がせば
所望の穴に入れられるのかを判断するには、かなりの経
験が必要である。また、アレンジボール装置では、例え
ばあと2つのボールを所定の穴に入れなければ入賞でき
ない場合に、ボールが1個しか残っていないと、このボ
ールは無駄なものとなる。すなわち、全てのボールを打
ち終わる前にゲームが終了してしまうという問題があっ
た。
【0008】あるいは、ルーレット装置では、1個の球
がどの球受部に入るかを賭けるものなので、この1個の
球がいずれかの球受部に入れば、そのゲームは終了する
こととなり、一瞬にして勝負が決まってしまうものであ
った。
【0009】この点、パチンコ装置もパチンコ球が入賞
穴又は無効穴に入れば、そのパチンコ球についての勝負
は一瞬にして確定するものであり、また、アレンジボー
ル装置もボールが一列に並んだ時点で一瞬にして勝負が
決定するものである。
【0010】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、専門的知識や経験がなくても
平等に楽しむことができ、かつ、徐々に勝負が決定して
行き最後まで楽しみが継続するボールゲーム装置を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するために、請求項1記載の発明は、ボールを用いて得
点が決まるボールゲーム装置において、複数のボール
と、このボールを自動的に送り出すボール送出部と、こ
の送り出されたボールが所定の自由度を以て転がるフィ
ールド部と、このフィールド部に形成された複数のボー
ルが入る入賞ポケットと、前記入賞ポケットに入った前
記ボールの個数を検出する検出手段と、この検出手段に
て検出された前記個数に応じて得点を算出する算出手段
と、を有することを特徴とする。
【0012】ここで、ボール送出部は、ボールを自動的
に送り出すようになっている。したがって、このボール
を、どのような位置にどのような強さでフィールド部に
送り出すかは、プレーヤーによって調整できないため、
知識や経験に関わりなく平等にプレイを行えることとな
る。
【0013】そして、ボールはフィールド部に送り出さ
れ、このフィールド部を転がって入賞ポケットに入り得
る。ここで、フィールド部は、ボールが所定の自由度を
以て転がるようになっているので、ボールの転がり方を
プレーヤーが調整できないものである。したがって、ボ
ールが入賞ポケットに入るかどうかは、もっぱら偶然性
に起因し、プレーヤーの知識や経験には関係がないこと
となる。
【0014】そうすると、結局、ボールが送り出されて
から入賞ポケットに入るまでの過程で、プレーヤーがボ
ールの回転方向や回転強さ等を調整する機会は全くな
く、全てのプレーヤーが平等にプレイを行えることとな
る。
【0015】また、このボールゲーム装置では、入賞ポ
ケットに入ったボールの個数に応じて得点が算出され
る。例えば、ボールが1個入れば1点、2個入れば2
点、…というように、たくさんのボールが入るほど得点
が多くなるようにすることができる。
【0016】そうすると、この例において言えば、ボー
ルが1個入ればプレーヤーの勝ちとなるが、得点はまだ
確定しておらず、プレーヤーはさらに2個目のボールが
入るかどうかを見守ることとなる。すなわち、ボールが
1個入っただけではゲームはまだ終了しないのである。
そして、2個目のボールが入れば得点が加算され、3個
目のボールが入ればさらに得点が加算されることとな
り、全てのボールがいずれかのポケットに入るまでゲー
ムは続行されるのである。
【0017】このように、本発明のボールゲーム装置
は、徐々に勝負が確定して行き、最後の1個のボールが
いずれかのポケットに入るまで、ゲームの楽しみが持続
されるものである。
【0018】請求項2記載の発明は、請求項1におい
て、メダル投入口とメダル払戻口と操作部とを有し、前
記操作部はメダルの賭け枚数を設定可能に構成され、前
記算出手段は前記メダルの賭け枚数及び前記得点に応じ
てメダルの払戻枚数を決定することを特徴とする。
【0019】このボールゲーム装置は、請求項1記載の
発明の特徴に加えて、メダルを賭けてゲームの勝負に応
じてメダルが払い戻されるものなので、ゲームの面白さ
が増大することとなる。
【0020】請求項1又は請求項2においては、前記入
賞ポケットが複数設けられ、前記ボールは特定の入賞ポ
ケットに対してのみ得点になる特定有効ボールを含み、
前記検出手段は得点となる前記ボールを識別して個数を
検出するようにすることもできる。こうすると、請求項
1又は請求項2記載の発明の特徴に加えて、特定有効ボ
ールを有することとなる。この特定有効ボールは、特定
の入賞ポケットに対してのみ得点となるものである。
【0021】したがって、ボールがただ入賞ポケットに
入れば良いというだけではなく、所定の入賞ポケットに
対応した特定有効ボールが入るよう、プレーヤーは見守
ることとなる。こうして、ゲームの内容が充実し、一層
面白いゲームとなる。
【0022】あるいは、請求項1から請求項3のいずれ
かにおいて、前記ボールは入賞ポケットに対して無効と
なる無効ボールを含み、前記検出手段は得点となる前記
ボールを識別して個数を検出できるようにしてもよい。
こうすると、このボールゲーム装置は、請求項1から請
求項3のいずれかに記載の発明の特徴に加えて、無効ボ
ールを有することを特徴としている。この無効ボール
は、入賞ポケットに入っても得点とならないものであ
る。
【0023】したがって、ボールがただ入賞ポケットに
入れば良いというだけではなく、無効ボール以外のボー
ルが入賞ポケットに入るよう、プレーヤーは見守ること
となる。そうすることで、ゲームの内容が充実し、一層
面白いゲームとなる。
【0024】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2において、前記フィールド部は、前記ボールが入る
と無効となって得点対象外となる無効ポケットを有する
ことを特徴とする。
【0025】この発明は、入賞ポケットの他に無効ポケ
ットが設けられており、ボールが入っても得点とならな
いようにしたものである。したがって、プレーヤーは、
入賞ポケットにボールが入り、無効ポケットにはボール
が入らないよう願ってプレーを行うものである。
【0026】請求項4記載の発明は、請求項1から請求
項3のいずれかにおいて、前記ボール送出部は、ボール
に所定の初速度を与える打出装置を含み、前記フィール
ド部は、円形の漏斗状をなし、前記入賞ポケットは、こ
のフィールド部の中心部付近に形成され、前記ボール
は、前記打出装置により前記フィールド部に送り出さ
れ、このフィールド部を周方向に回転して徐々に中心方
向に転がり落ちて行き、前記入賞ポケットに入り得るこ
とを特徴とする。
【0027】このボールゲーム装置によれば、ボールは
打出装置によって所定の初速度でフィールド部に送り出
される。そうして、ボールは、フィールド部を徐々に中
心方向に転がり落ちて行き、入賞ポケットに入れば得点
となる。
【0028】請求項5記載の発明は、請求項1から請求
項4のいずれかにおいて、前記ボールは、プレーヤーが
視覚的に複数種類に識別可能な識別ボールとして形成さ
れ、前記検出手段は、プレーヤーが選択する任意の識別
ボールを記憶して、この選択された識別ボールが前記入
賞ポケットに入った個数を検出することを特徴とするも
のである。
【0029】このボールゲーム装置は、請求項1から請
求項4のいずれかに記載の発明の特徴に加えて、ボール
が、視覚的に複数種類に識別可能な識別ボールとして形
成され、プレーヤーは任意の識別ボールを選択するもの
である。そして、この選択された識別ボールが入賞ポケ
ットに入れば得点となり、選択されない識別ボールが入
賞ポケットに入っても得点とならないものである。
【0030】したがって、ボールがただ入賞ポケットに
入れば良いというだけではなく、選択された識別ボール
が入賞ポケットに入るよう、プレーヤーは見守ることと
なる。そうすることで、ゲームの内容が充実し、一層面
白いゲームとなる。
【0031】請求項6記載の発明は請求項1から請求項
5のいずれかにおいて、前記入賞ポケットは複数設けら
れ、プレーヤーは、この複数の入賞ポケットの中から任
意の入賞ポケットを選択でき、この選択された入賞ポケ
ットに前記ボールが入ることで得点となることを特徴と
する。
【0032】このボールゲーム装置は、請求項1から請
求項5のいずれかに記載の発明の特徴に加えて、プレー
ヤーが、複数の入賞ポケットの中から任意の入賞ポケッ
トを選択できるという特徴を有する。そして、この選択
された入賞ポケットにボールが入れば得点となり、選択
されない入賞ポケットにボールが入っても得点とならな
いものである。
【0033】そして、ボールがただ入賞ポケットに入れ
ば良いというだけではなく、選択された入賞ポケットに
ボールが入るよう、プレーヤーは見守ることとなる。そ
うすることで、ゲームの内容が充実し、一層面白いゲー
ムとなる。
【0034】請求項7記載の発明は、請求項1から請求
項6のいずれかにおいて、前記ボール送出部は、上方か
ら下方に向けて螺旋状に傾斜するガイドレールを含み、
前記フィールド部は、円形の漏斗状をなし、前記入賞ポ
ケットは、このフィールド部の中心部付近に形成され、
前記ボールは、前記ガイドレールにより螺旋状に回転し
て下方に転がり落ちていくことで加速度をつけて前記フ
ィールド部に送り出され、このフィールド部を周方向に
回転して徐々に中心方向に転がり落ちて行き、前記入賞
ポケットに入り得ることを特徴とするものである。
【0035】このボールゲーム装置によれば、ボール
は、ガイドレールを螺旋状に回転しながら転がり落ちて
加速度がつき、所定の速度でフィールド部に送り出され
る。また、このボールは、フィールド部を周方向に回転
するよう送り出される。
【0036】ここで、このフィールド部は、漏斗状をな
しているので外周部から中心部に向けて傾斜した形状と
なっている。したがって、この形状のフィールド部に送
り出されたボールは、周方向に回転して徐々に中心方向
に転がり落ちていくこととなる。
【0037】そして、このフィールド部の中心部付近に
は、入賞ポケットが設けられているので、この入賞ポケ
ットにボールが入れば得点となる。
【0038】また、こうしてボールが転がって行く過程
において、このボールは、ガイドレールを転がり落ちる
ときも螺旋状、すなわち円を描くように転がり、フィー
ルド部を転がるときも周方向、すなわち円を描くように
転がる。このように、円を描くようにボールを転がす
と、所定のスペースを有効に活用して、所定時間にわた
ってこのボールを転がすことができることとなる。
【0039】そうすると、ボールが送り出されてから、
全てのボールがポケットに入るかどうかが確定するま
で、所定時間かかることとなり、ゲームを所定時間楽し
むことができる。
【0040】請求項8記載の発明は、請求項1から請求
項7のいずれかにおいて、メダル投入口とメダル払戻口
と操作部とを有し、前記操作部はメダルの賭け枚数を設
定可能に構成され、前記算出手段は前記メダルの賭け枚
数及び前記得点に応じてメダルの払戻枚数を決定し、前
記操作部は複数設けられ、複数のプレーヤーが同時にプ
レーを行えることを特徴とする。
【0041】このボールゲーム装置は、メダルを賭けて
ゲームの勝負に応じてメダルが払い戻されるものなの
で、ゲームの面白さが増大することとなる。
【0042】しかも、操作部が複数設けられて複数のプ
レーヤーが同時にプレーできるので、同時にメダルの枚
数を競い合って、ゲームを楽しむことができる。
【0043】請求項9記載の発明は、請求項8におい
て、前記入賞ポケットは複数設けられ、前記各操作部に
対応する入賞ポケットが予め設定され、プレーヤーは、
操作部を選択することで複数の入賞ポケットの中から任
意の入賞ポケットを選択でき、この選択された入賞ポケ
ットに前記ボールが入ることで得点となることを特徴と
する。
【0044】ここで、操作部に対応する入賞ポケットが
予め設定されていることから、この操作部は、対応する
特定の入賞ポケットに関して、メダルの賭け枚数を設定
できるものである。したがって、プレーヤーが任意の操
作部を選択すると、これに対応する入賞ポケットが決定
される。すなわち、操作部の選択により入賞ポケットが
選択されるのである。こうして、プレーヤーは、複数の
入賞ポケットの中から任意の入賞ポケットを選択できる
こととなる。
【0045】そして、このボールゲーム装置は、選択さ
れた入賞ポケットにボールが入れば得点となり、選択さ
れない入賞ポケットにボールが入っても得点とならない
ものである。
【0046】したがって、ボールがただ入賞ポケットに
入れば良いというだけではなく、選択された入賞ポケッ
トボールが入るよう、プレーヤーは見守ることとなる。
そうすることで、ゲームの内容が充実し、一層面白いゲ
ームとなる。
【0047】請求項10記載の発明は、請求項9におい
て、前記複数の操作部は、前記フィールド部を囲み、プ
レーヤーが前記フィールド部の方向を向いて操作可能に
設けられ、前記ガイドレールは、前記ボールの少なくと
も一部を、前記複数の操作部方向に露出させてガイド可
能に形成され、前記選択された入賞ポケットは、対応す
る操作部方向に露出して設けられ、前記ボールが、前記
ガイドレールを螺旋状に転がり落ち、前記フィールド部
に送り出され、前記選択された入賞ポケットに入るとこ
ろを、プレーヤーが見ることができることを特徴とす
る。
【0048】ここで、複数の操作部がフィールド部を囲
み、プレーヤーはフィールド部の方向を向いて操作でき
るので、結局、複数のプレーヤーがフィールド部を囲ん
だ状態でゲームを楽しむようになっている。
【0049】また、ガイドレールは、ボールの少なくと
も一部を露出させてガイドするので、プレーヤーが、こ
のボールが転がるところを見られるようになっている。
しかも、ガイドレールは螺旋状になっているので、プレ
ーヤーはボールが螺旋状に転がり落ちていくところを見
られるようになっている。ボールが螺旋状に転がり落ち
ていく光景は、視覚的に面白い印象を与え、ゲームを盛
り上げることとなる。
【0050】さらに、入賞ポケットが露出して設けられ
ているので、プレーヤーはボールが入賞ポケットに入る
瞬間を見ることができる。上述したように、このボール
ゲーム装置は、入賞ポケットに入ったボールの個数に応
じて得点が決まるので、ボールが入賞ポケットに入る瞬
間を見られるようにしたことは、ゲームの興奮度を高め
ることとなる。
【0051】請求項11記載の発明は、請求項7から請
求項10のいずれかにおいて、ボールを底所から前記ガ
イドレールの上部に持ち上げて搬送するボール持上手段
と、このボール持上手段にボールを導入する導入レール
と、を有し、前記入賞ポケットは、前記フィールド部上
を前記ボールが転がり落ちるのを制止して保持可能に形
成され、前記フィールド部は、前記入賞ポケットによる
前記ボールの保持位置よりも中心方向の位置に回収開口
部を有し、これら入賞ポケットとフィールド部とは、前
記入賞ポケットによる前記ボールの制止を解除可能に相
対移動し、前記回収開口部は、前記導入レールを介し
て、前記ボール持上手段にボールを導入可能に接続さ
れ、前記入賞ポケットとフィールド部との相対移動によ
って前記ボールの制止が解除されと、前記ボールは、前
記フィールド部を転がり前記回収開口部から転がり落
ち、前記導入レールを経て前記ボール持上手段に送ら
れ、このボール持上手段により前記ガイドレールの上部
に持ち上げられ、このガイドレールにより螺旋状に回転
しながら前記フィールド部に転がり落ちることを特徴と
する。
【0052】このボールゲーム装置においては、ボール
は次のように循環する。まず、ボールは、ボール持上手
段によって低所からガイドレールの上部に持ち上げら
れ、このガイドレールによってガイドされながら螺旋状
に転がり落ち、フィールド部に送り出される。そして、
フィールド部に送り出されたボールは、このフィールド
部を周方向に回転しながら徐々に中心方向に転がり落ち
ていく。
【0053】ここで、フィールド部の中心部付近には、
入賞ポケットが設けられているおり、この入賞ポケット
は、ボールが転がり落ちるのを制止するようになってい
る。しかも、この入賞ポケットとフィールド部との相対
移動により、ボールの制止は解除され得るので、ボール
の制止が解除されると、フィールド部の漏斗形状に従っ
てボールは転がり落ちることとなる。そして、フィール
ド部の中心方向の位置に回収開口部が形成されていて、
この回収開口部からボールが転がり落ちて回収されるこ
ととなる。
【0054】さらに、回収開口部は、導入レールを介し
てボール持上手段に接続されているので、この回収開口
部から回収されたボールは、ボール持上手段に導入され
る。そして、このボールは、再びボール持上手段によっ
てガイドレールの上部に持ち上げられるのである。
【0055】請求項12記載の発明は、請求項1から請
求項11のいずれかにおいて、前記フィールド部から回
収されたボールを一時的に格納し、所定時間経過後にこ
の格納されたボールを前記ボール送出部に送り出すボー
ル格納手段を有することを特徴とする。
【0056】したがって、回収されたボールを一時的に
格納し、所定時間保持しておくことができるので、例え
ばコインを投入して賭け枚数を設定している間などに
は、ボールが送り出されないよう格納しておき、賭け枚
数の設定などを行うに必要な時間が経過してから、ボー
ルをボール持上手段に送り出して、ボールの落下を開始
することができる。
【0057】請求項13記載の発明は、請求項12にお
いて、前記ボールは、プレーヤーが視覚的に複数種類に
識別可能な識別ボールとして形成され、前記ボール格納
手段は、前記識別ボールを種類ごとに識別する格納識別
手段と識別された識別ボールを種類ごとに選別する格納
選別手段とを有して、それぞれの種類ごとに識別ボール
を格納し、ゲームに使用する識別ボールの種類ごとの使
用個数を設定する個数設定手段を有し、この個数設定手
段により設定された使用個数に対応して、前記ボール格
納手段は、前記格納されたボールを種類ごとに前記ボー
ル送出部に送り出すことを特徴とする。
【0058】このボールゲーム装置は、格納識別手段と
格納選別手段とによって、識別ボールを種類別に格納で
きるものである。そして、個数設定手段によって、種類
ごとに所定個数の識別ボールを送り出せるようになって
いる。
【0059】したがって、識別ボールの各種類ごとの個
数を変えて、ゲームに変化を持たせることができる。
【0060】特に、どの種類の識別ボールが入賞ポケッ
トに入るかによって得点が異なるように構成した場合に
は、種類ごとに識別ボールの個数を変えることで、種類
によって入賞ポケットに入る確率が異なり、ゲームの面
白さが増すこととなる。
【0061】例えば、青、赤、黄の3色のボールを合計
15個用いた場合、それぞれの色につき5個ずつ使用す
れば、それぞれのボールが入賞ポケットに入る確率は同
じであるが、青が6個、赤が5個、黄が4個と設定した
場合には、青、赤、黄の順で確率が低くなる。
【0062】さらに、個数設定手段が、各種類ごとのボ
ールの個数を自動的にランダムに設定できるように構成
された場合には、種類ごとのボールの割合が不明である
ため、賭けゲームとしての面白さが増すこととなる。な
お、この場合、ランダムに設定された種類ごとのボール
の割合を、予めプレーヤーに認識させるようにしても良
い。
【0063】請求項14記載の発明は、請求項1から請
求項13のいずれかにおいて、前記入賞ポケットは、複
数のボールが入る複数のポケット部を含み、各ポケット
部に入ったボールの個数をプレーヤーが視覚的に認識で
きるよう形成され、前記検出手段は、前記各ポケット部
に入った前記ボールの個数を検出し、前記算出手段は、
この各個数に応じて、予め設定された所定のルールに従
って得点を算出して加点することを特徴とする。
【0064】このボールゲーム装置によれば、それぞれ
のポケット部に入ったボールの個数に応じて、予め設定
された所定のルールに従って得点を算出して加点するこ
ととなっている。このルールとして、例えば、2個のボ
ールを保持できるポケット部が3つ設けられた入賞ポケ
ットを想定すると、各ポケット部に1個づつボールが入
れば加点するルールや、一のポケット部には2個のボー
ルが入り他のポケット部にはボールが1個も入らなかっ
た場合に加点するルールなどが考えられる。
【0065】しかも、このボールゲーム装置は、入賞ポ
ケットに入ったボールの個数に応じて得点が決定される
というルールも適用されるので、少なくとも2つのルー
ルにより得点が決定され、ゲームの面白さが一段と増す
ものである。
【0066】請求項15記載の発明は、請求項14にお
いて、前記ボールは、プレーヤーが視覚的に複数種類に
識別可能な識別ボールとして形成され、前記入賞ポケッ
トは、前記各ポケット部に入ったボールの種類をプレー
ヤーが視覚的に認識できるよう形成され、前記検出手段
は、前記各ポケット部に入った前記ボールの種類を検出
し、前記算出手段は、前記各ポケット部に入った前記ボ
ールの個数及び種類に応じて、予め設定された所定のル
ールに従って得点を算出して加点することを特徴とす
る。
【0067】このボールゲーム装置によれば、それぞれ
のポケット部に入ったボールの個数及び種類に応じて、
予め設定された所定のルールに従って得点を算出して加
点することとなっている。
【0068】このルールとして、例えば、ボールが赤、
青、黄の3色に塗り分けられ、入賞ポケットが2個のボ
ールを保持できるポケット部を3つ有するように形成さ
れた場合を想定すると、第一のポケット部には2個の赤
ボールが入り、第二のポケット部には2個の青ボールが
入り、第三のポケット部には黄ボールが2個入った場合
に加点するルールなどが考えられる。
【0069】しかも、このボールゲーム装置は、入賞ポ
ケットに入ったボールの個数に応じて得点が決定される
というルールも適用されるので、少なくとも2つのルー
ルにより得点が決定され、ゲームの面白さが一段と増す
ものである。
【0070】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0071】図1は、実施例に係るボールゲーム装置を
示す全体斜視図である。同図において、このボールゲー
ム装置は、装飾を施したハウジング10を備える装置本
体1と、ボール送出部としてのスパイラルレール100
と、ボールにランダム性を出すフィールド部130と、
入賞ポケット140及び無効ポケット150(図10参
照)と、4色に色分けされたボール2と、装置本体1を
囲み操作部を備えた複数のプレー台170と、を有す
る。
【0072】そして、詳しい内容は後述するが、ボール
2の流れを簡単に説明すると、まず、ボール2は、格納
レール70に収納されており、必要な個数のボール2が
送上円盤40にて誘導レール30cに送られ、この誘導
レール30cを通って搬送装置90に至る。さらに、ボ
ール2は、搬送装置90によって上方に搬送されて、誘
導レール30d、誘導パイプ24、送出パイプ122を
経てスパイラルレール100に送り出される。
【0073】こうして、スパイラルレール100からフ
ィールド部130に転がり落ちたボール2が、自分の入
賞ポケット140にどれだけたくさん入るかによって得
点を競うものである。
【0074】そして、ゲームが終了すると、入賞ポケッ
ト140に入っていたボール2は、渦巻回収レール16
0に落とし込まれて、ガイド棒22を介し誘導レール3
0aを経て、再び格納レール70に収納されるのであ
る。
【0075】(装置本体1)このボールゲーム装置にお
いて、ハウジング10を仮想線(二点鎖線)で描いた装
置本体1内の主要部の側面又は縦断面を図2に示す。
【0076】装置本体1は、図2に示すように、下面に
複数のキャスター12が設けられて自由に移動できる装
置台20を有し、この装置台20の上にフィールド部1
30が支持されている。
【0077】詳しくは、このフィールド部130は支持
板14に取り付けられ、この支持板14の下面にはおね
じを有する支持軸16が逆さに直立して設けられ、この
支持軸16は装置台20の上面に設けられた軸受部18
に形成されためねじに螺合させられて支持されている。
【0078】しかも、これら支持軸16及び軸受部18
は、スパナ等で軸回りに回動させ、又は制止できるよう
断面が六角形に形成されている。こうすることで、支持
軸16又は軸受部18の一方を回動しないよう固定し、
他方を回動させて、支持板14の高さを調節できるよう
になっている。
【0079】なお、支持軸16及び軸受部18は、所定
の大きさのほぼ正三角形の頂点位置に合計3つ設けた3
点支持とすれば、フィールド部130を支持できるとと
もに、水平になるよう調整を行うことができる。
【0080】そして、図1に示すように、フィールド部
130の外周端部付近には、上方に円筒状に立ちあげら
れた透明板26が設けられて、フィールド部130を外
部から遮断している。これによって、風や人の手による
不正行為ができないようにするとともに、埃などがフィ
ールド部130に入るのを防ぐことができる。また、こ
の透明板26を支持して補強するための支持柱28が、
フィールド部130の外周端部付近から複数本立設され
ている。
【0081】(装置台20)次に、装置台20の内部に
は、フィールド部130を転がるボール2を回収し搬送
するために、ガイド棒22と、誘導レール30と、送上
円盤40と、格納識別手段をなすCCDカメラ50・格
納識別演算部と、格納手段としての格納レール70と、
格納選別手段としての格納扉80・コイルばね84・ソ
レノイド86とが収納されている。
【0082】これらについて図3に基づいて説明する。
図3は、ボール2を回収し搬送するための手段の概略を
示す平面概略図である。
【0083】図2及び図3において、フィールド部13
0からボール2を導くためにガイド棒22が設けられて
いる。このガイド棒22は、図2においては背面図で示
され、図3においては横断面図で示されており、ボール
2の外周面に4点で接触するように4本が設けられてい
る。そして、ボール2は、この4本のガイド棒22の中
をガイドされるようになっている。このようなガイド棒
22によれば、ボール2をガイドすべき位置に応じて簡
単に屈曲させることができるので、所望のガイドを行う
ことができる。また、ボール2が外部に露出するので、
メンテナンスも楽になる。
【0084】(誘導レール30)こうして、ガイド棒2
2によって導かれたボール2は、誘導レール30aに送
り出される。図4は、この誘導レール30aを長尺状に
した誘導レール30を示した図であり、同図(A)は平
面図、同図(B)は側面図、同図(C)は正面図であ
る。
【0085】図4(C)に示すように、この誘導レール
30は、断面がほぼV字状になるよう形成された底面部
38と、この底面図38の両端から立ち上げられた側面
部36とを有し、ボール2を転がすと底面部38によっ
てボール2の側部をも支持するようになっている。そし
て、このボール2の下には隙間が空くようになってい
る。こうすることで、この誘導レール30に埃などがた
まってもボール2が詰まらないこととなる。また、この
誘導レール30は、上端部に外側に突出するフランジ部
32を有して補強が図られるとともに、必要があればこ
のフランジ部32にねじ等を螺合して本体との取り付け
を行えるようになっている。
【0086】さらに、この誘導レール30は、図4
(A)及び(B)に示すように、底面部38の端部中央
に切欠34が形成されている。この切欠34の切り込み
長さはボール2の半径よりも長く直径よりも多少短くな
っている。そして、この切欠34には、図3に示すよう
に、送上円盤40の端部が挿入され、この送上円盤40
によってボール2を一段高い位置に送り上げられるよう
になっている。
【0087】(送上円盤40)この送上円盤40により
ボール2を一段高い位置に送り上げる構成及び作用を図
5に示す。同図は、誘導レール30の底面を軸方向に切
断した状態での側面図である。
【0088】図5において、二つの誘導レール30が高
低差を形成して配置されている。低く配置された一方の
誘導レール30は、送上円盤40に向けて徐々に下がる
よう傾斜させられており、この傾斜に沿ってボール2が
送上円盤40に向けて転がることとなる。そして、この
誘導レール30の切欠34には、送上円盤40の端部が
挿入されている。また、高く配置された他方の誘導レー
ル30は、上記一方の誘導レール30と対向して配置さ
れており、切欠34に送上円盤40の端部が挿入されて
いる。そして、この他方の誘導レール30は、送上円盤
40から離れるにしたがって徐々に下がるよう傾斜させ
られており、この傾斜に沿ってボール2が送上円盤40
から離れるよう転がることとなる。
【0089】送上円盤40は、中心に回動軸42が取り
付けられて周方向に回転するもので、一部に扇状切欠部
44が形成されている。この扇状切欠部44は、図5
(A)に示すように、低配置の誘導レール30を転がる
ボール2の下端に接する第一切欠辺46と、高配置の誘
導レール30を転がるボール2の下端に接する第二切欠
辺48と、が形成されて、第一切欠辺46と第二切欠辺
48とのなす角はほぼ90度となっている。
【0090】また、これら第一切欠辺46及び第二切欠
辺48は、少なくともボール2の半径より大きいことが
必要で、ボール2の直径程度かあるいはこれを超えるこ
とが好ましい。そうすることで、これら第一切欠辺46
及び第二切欠辺48上にボール2を1個づつ安定して載
置できることとなる。
【0091】さらに、図5(A)に示すように、第一切
欠辺46は中心から間隔h1下がった位置に形成され、
第二切欠辺48は中心から第一切欠辺46の外端方向に
間隔h2あけた位置に形成されている。そして、図5
(C)に示すように、これら間隔h1,h2の合計が、
ボール2の送り上げられる間隔となる。
【0092】次に、この送上円盤40によるボール2の
送上作用を説明すると、まず、図5(B)又は(C)に
示すように、低配置の誘導レール30を転がってきたボ
ール2は、送上円盤40の外周に当接して止まる。そし
て、送上円盤40が右回りに回転して、扇状切欠部44
がこのボール2の方向に向くと、この扇状切欠部44の
中にボール2が転がり込み、さらに送上円盤40の回転
が進むと、図5(A)に示すように、ボール2の下端を
第一切欠辺46にて支持し、ボール2の側端を第二切欠
辺48にて支持することとなる。
【0093】さらに送上円盤40の回転が進むと、図5
(B)に示すように、ボール2の両側端を第一切欠辺4
6及び第二切欠辺48にて支持することとなる。そし
て、なお一層回転が進むと、今度は図5(C)に示すよ
うに、ボール2の下端を第二切欠辺48にて支持し、ボ
ール2の側端を第一切欠辺46にて支持することとな
る。こうして、ボール2の送上作業が完了する。そし
て、さらに送上円盤40の回転が進むと、ボール2の側
端を第一切欠辺46が押し出すこととなり、高配置の誘
導レール30の傾きと併せて、ボール2は送上円盤40
から離れる方向に転がる。以上のようにして、ボール2
の搬送が行われる。
【0094】ここで、間隔h1,h2の合計がボール2
の送り上げられる間隔となるため、間隔h1,h2のそ
れぞれが大きいほどボール2の送り上げられる間隔は大
きいこととなる。しかし、間隔h1,h2が大きくなる
ほど、第一切欠辺46及び第二切欠辺48の長さが短く
なるので、上述したように、第一切欠辺46及び第二切
欠辺48の長さが少なくともボール2の半径より大きく
なる範囲で、間隔h1,h2を大きくする必要がある。
【0095】こうして、図3に示すように、ガイド棒2
2にてガイドされて低位置の誘導レール30に導かれた
ボール2は、送上円盤40によって高位置の誘導レール
30に導かれる。
【0096】そして、本実施例では、4色のボール2が
用いられており、この送上円盤40による送り上げを行
うときに、ボール2の色を識別できるようになってい
る。すなわち、図3及び図5(A)に示すように、送上
円盤40にてボール2が送り上げられる途中で、格納識
別手段としてのCCDカメラ50及び格納識別演算部
(図示せず)によって、ボール2の色を検出し識別でき
るようになっている。
【0097】具体的には、送上円盤40にて送り上げら
れるボール2は、CCDカメラ50によって撮像動作が
行われ、これによって得られた撮像情報は格納識別演算
部(図示せず)に入力される。そして、この格納識別演
算部では、上記撮像情報に基づいて撮像画像の色成分情
報が求められ、この色成分情報に基づいてボールの色情
報について判定される。
【0098】詳しくは、格納識別演算部は、図示しない
RGBデコーダと、A/Dコンバータと、フレームバッ
ファと、処理部と、を含むもので、CCDカメラ50か
ら入力された撮像情報は、RGBデコーダに入力され、
このRGBデコーダでは、上記撮像情報が所定の変換処
理によりRGBデータに変換される。そして、変換され
た各々のRGBデータは、A/DコンバータによりRG
B各々のデジタルデータに変換され、このデジタル変換
されたRGBデータは、フレームバッファ内のR用メモ
リ、G用メモリ、B用メモリの各々に格納される。こう
して、格納されたRGBデータは、処理部によって読み
出されてボール2の色が判定されるのである。
【0099】なお、この格納識別演算部において、上記
色成分情報の絶対値ではなく、色成分情報間の比率に基
づいて色情報の判定が行われるようにすれば、絶対値を
そのまま使用する場合に比べて、外光等による周りから
の影響を少なくすることができる。
【0100】こうして、送上円盤40にて送り上げると
きにボール2の色の識別が行われ、このボール2が高位
置の誘導レール30に導かれたときには、この識別は完
了しボール2の色が判明している。そして、この判明し
た色に応じて、色ごとにボール2を格納することとし、
色ごとに所望の数のボール2を取り出せるようにしてあ
る。
【0101】ここで、色の判明したボール2を色ごとに
格納するために、本実施例では、ボール格納手段として
の4列の格納レール70、及び格納選別手段としてのソ
レノイド86・コイルばね84・格納扉80が用いられ
る。
【0102】(格納レール70)すなわち、図3に示す
ように、4列の格納レール70がそれぞれ誘導レール3
0bに直角に接続され、4色のボール2をそれぞの格納
レール70に格納できるようになり、誘導レール30と
格納レール70とが格納扉80によって区画され、この
格納扉80をソレノイド86及びコイルばね84によっ
て開閉可能とすることで、所定の格納レール70に色ご
とにボール2が入るようになっている。
【0103】ここで、格納レール70は、底面部72の
両側に側面部74が設けられてなり、例えば、赤、青、
黄、金の4色のボール2が使用される場合に、4列の格
納レール70は、図3において左から赤、青、黄、金の
順で色ごとにボール2を格納するようになっている。
【0104】そして、この格納扉80の開閉構造の詳細
を図6に示す。同図は、図3における格納扉80の付近
を拡大した平面図である。
【0105】図6において、格納扉80は、格納レール
70の側面部74と同じ高さの板状部材又はボール2の
進入を妨げるに十分な大きさの棒状部材で、この格納レ
ール70への入口を塞ぐ位置に配置されている。そし
て、この格納扉80は、誘導レール30におけるボール
2の進行方向の下流側に位置する側面部74の前で、ピ
ン82にて回動自在に支持されている。したがって、こ
のピン82を中心として格納扉80を開くと、図6に仮
想線(二点鎖線)で示すように、誘導レール30bを直
進するボール2の進行を妨げるとともに、格納レール7
0の入口を開口して、この格納レール70内にボール2
を導入できるようになっている。なお、このようにボー
ル2をスムーズに搬送するため、ボール2の進行方向に
合わせて誘導レール30a及び格納レール70を傾斜さ
せておくことが好ましい。
【0106】この格納扉80を開閉するために、ソレノ
イド86及びコイルばね84が用いられる。ソレノイド
86は可動鉄芯88を有し、この可動鉄芯88は、延長
されて先端部が格納扉80の上端面に回動自在に取り付
けられている。詳しくは、上記ピン82から多少の間隔
をあけた位置に、可動鉄芯88の張力方向(図中矢印)
と格納扉80の開く方向とがほぼ等しくなるよう、ソレ
ノイド86は設けられている。
【0107】具体的に本実施例に基づいていえば、図6
において、可動鉄芯88は、引っ込む方向に張力が働く
ようになっており(同図に矢印で示す)、この方向が格
納扉80の開く方向(同図に矢印で示す)と等しくなる
ようにするため、ソレノイド86は、図6に示すように
格納レール70と対向する位置に配置されている。
【0108】また、可動鉄芯88の張力の方向は、格納
扉80の開く方向とほぼ等しいので、格納扉80を閉じ
る方向には力が働かない。そこで、格納扉80を閉じる
ためには別の手段が必要であるため、本実施例ではコイ
ルばね84が用いられている。すなわち、格納扉80が
閉じる方向に張力をかけて、この格納扉80を閉じられ
るようにコイルばね84が設けられている。
【0109】このコイルばね84の一端は、格納扉80
の上端面に取り付けられるが、その取付位置は、図6に
示すように、ピン82を中心として可動鉄芯88の取付
位置と対称的位置になっている。また、コイルばね84
の他端は、ワイヤ84aを介して格納レール70と対向
する側に支持されている。このようにコイルばね84を
取り付けると、図6に示すように、このコイルばね84
の張力は格納扉80が閉じる方向に働くこととなる。
【0110】こうして、ソレノイド86は格納扉80を
開ける方向に力を加え、コイルばね84は格納扉80を
閉じる方向に力を加えるように取り付けられている。し
たがって、ソレノイド86に電流を流せば納扉は開き、
この電流を止めればコイルばね84によって格納扉80
は閉じることとなる。
【0111】以上の構成について、ボール2の格納作用
を説明すると次のようになる。まず、CCDカメラ50
を介して格納識別演算部(図示せず)にて、誘導レール
30aから誘導レール30bに送り上げられるボール2
の色が検出される。この格納識別演算部は、どの色のボ
ールをどの格納レール70に格納することとなっている
か、具体的には、どの格納レール70の格納扉80を開
ければ良いかを予め記憶している。
【0112】そして、格納識別演算部は、ボール2の色
が検出されると、このボール2の色に対応する格納レー
ル70の格納扉80を特定し、この特定された格納扉8
0のソレノイド86に電流を流すよう駆動部に対して指
示をする。
【0113】そして、駆動部によりソレノイド86に電
流が流れると格納扉80が開くこととなる。ここで、格
納扉80は、ボール2の進行を妨げるようになっている
ので、開放された格納扉80は、図6に仮想線で示すよ
うに、ボール2が誘導レール30を直進するのを妨げる
こととなり、このボール2は格納レール70の方向に向
きを変えて転がる。こうして、ボール2の格納が完了す
る。
【0114】次に、本実施例では、色ごとにボール2の
個数を特定してゲームを行えるようになっている。その
ため、格納レール70ごとにボール2を送り出すよう、
上述した送上円盤40が設けられている。
【0115】すなわち、図2に示すように、格納レール
70は入口から徐々に傾斜して取り付けられ、最低位置
となる後端部に送上円盤40が設けられている。しか
も、図3に示すように、この送上円盤40は、各格納レ
ール70ごとに設けられているので、それぞれの送上円
盤40を回転作動させれば各色のボール2を送り上げる
ことができる。なお、この送上円盤40の構成及び作用
については上述した通りである。
【0116】ここで、送上円盤40は、ボール2を1個
づつ送り上げられるので、送上円盤40の回転回数に応
じた個数のボール2を送り上げられることとなる。
【0117】すなわち、図2に示すように、送上円盤4
0の扇状切欠部44にボール2が入るとこのボール2の
送り上げが開始され、この送上円盤40が一回転して再
び扇状切欠部44が回ってくるまで、次のボール2は待
機しているのである。したがって、送上円盤40が1回
転すると1個のボール2を送り上げることとなり、送上
円盤40の回転数を設定すれば、送り上げるボール2の
個数が決定されることとなる。このことから、個数設定
手段によって、送上円盤40の回転数を設定して、色ご
とに所定個数のボール2を送り出してゲームを行うこと
ができる。
【0118】例えば、上述したように、赤、青、黄、金
の4色のボール2が図3に示すように格納されている場
合、赤3個、青8個、黄5個、金1個という個数でボー
ル2を送り出したい場合には、送上円盤40を左から順
に、3回、8回、5回、1回の回数で回転させれば、所
望数のボール2を送り出すことができる。なお、この回
転回数の起算位置は、扇状切欠部44にボール2が入っ
た位置とすることが好ましい。
【0119】また、例えば、金色のボール2をボーナス
ボールとし、他のボール2が送り出されてから最後に送
り出したいときは、対応する送上円盤40の回転を、他
のボール2に対応する送上円盤40の回転が終了してか
ら行えばよい。このように、送上円盤40を用いた本実
施例によれば、ボール2の送り出し個数の設定のみなら
ず、送り出す時期の設定も簡単に行えることとなる。
【0120】こうして送り出されたボール2は、図2に
示すように、誘導レール30cを通って、ボール持上手
段としての搬送装置90に送られる。なお、このような
搬送装置90は、実願昭51−142599号の明細書
及び図面(実開昭53−60984号)にも開示されて
いる。
【0121】(搬送装置90)本実施例の搬送装置90
を図7に示す。同図において、(A)は正面図、(B)
は側面図、(C)はボール支持部の斜視図である。
【0122】この搬送装置90は、搬送ベルト92とボ
ール支持部94とを有する。搬送ベルト92は、誘導レ
ール30から導かれたボール2を高所に持上げるための
無端ベルトで、上方に設けられた上部プーリー91と、
下方に設けられた下部プーリー93との間に掛け渡して
ある。そして、この搬送ベルト92の外側面にはボール
支持部94が設けられている。
【0123】このボール支持部94は、図7(C)に示
すように、ボール2の直径よりも小さい間隔でU字状の
U切欠96aが形成された平面支持部96と、この平面
支持部96から上方に屈曲して形成されたボール受腕9
8と、を有してなる。ここで、平面支持部96は、ボー
ル2の直径よりも小さいU切欠96aを有するので、こ
のU切欠96aにボール2の底部を入れた状態でボール
2を支持し載置できるようになっている。また、ボール
受腕98は、上方に屈曲していることからボール2の側
部を支持できるようになっている。
【0124】こうして、ボール支持部94は、平面支持
部96とボール受腕98とによって、安定してボール2
を支持し上方に搬送できるので、搬送途中でボール2が
ガイドレールなどにぶつかって傷付くという問題を解消
できるものである。
【0125】次に、この搬送装置90によってボール2
を搬送する作用を図8に基づいて説明する。同図は、誘
導レール30cから搬送装置90にボール2を送り渡す
状態を示す平面図である。
【0126】同図において、誘導レール30cは、格納
レール70側から回り込んで、搬送ベルト92における
上方向に移動する面側にボール2を送るようになってい
る。また、この誘導レール30cの先端部は、一対の側
面部36間をボール支持部94が移動できるように形成
されている。詳しくは、この誘導レール30cの先端部
は、底面部38を設けずに一対の側面部36のみで形成
され、この一対の側面部36の間隔は、ボール支持部9
4が移動するに十分な間隔とされている。さらに、底面
部38は、ボール支持部94の平面支持部におけるU切
欠96aに対応する突出片76を有している。
【0127】したがって、図8に示すように、誘導レー
ル30に沿ってボール2が送られてくると、このボール
2は搬送ベルト92に当接して止まる。この状態で、こ
のボール2は、下部が突出片76によって支持され、側
部は搬送ベルト92及び誘導レール30cの側面部36
によって支持されている。
【0128】そして、上部プーリー91及び下部プーリ
ー93の回転に合わせて搬送ベルト92が動くと、誘導
レール30cの下方からボール支持部94がせり上が
り、このボール支持部94は、U切欠96aを有する平
面支持部96及び一対のボール受腕98によってボール
2を支持する。こうして支持されたボール2は、さらに
搬送ベルト92が進行することで、上方へ搬送される。
【0129】この搬送ベルト92の上部は、図2に示す
ように、誘導レール30dに接続されている。具体的に
は、誘導レール30dの端部入口に搬送ベルト92の上
部が接続され、かつ、搬送ベルト92の上端が誘導レー
ル30dの底面から多少突出するようなっている。
【0130】こうして、搬送手段にて搬送されたボール
2は、誘導レール30dに送り出されることとなる。そ
して、この誘導レール30dは傾斜して設けられて、ボ
ール2を転がして送り出すようになり、この誘導レール
30dの先端部には、下方を向く誘導パイプ24が設け
られて、ボール2を下方に送り出せるようになってい
る。
【0131】本実施例において、装飾を施したハウジン
グ10を備える装置本体1は、上述した種々のものを収
納してなるものである。なお、搬送装置90を取り外し
可能としておけば、キャスター12による装置本体1の
移動が楽になる。
【0132】次に、スパイラルレール100について説
明する。図1又は図2に示すように、本実施例では、螺
旋状にボール2を落下させ、この落下の様子をプレーヤ
ーが見ることができることを特徴とする。そのため、ボ
ール2を螺旋状に落下させるためにスパイラルレール1
00が用いられる。
【0133】(スパイラルレール100)このスパイラ
ルレール100は、断面円形の細いレール110(図9
参照)が、一対で螺旋状に曲げられてなるものである。
そして、レール110同士の間隔は、ボール2を2点で
支持できるように、少なくともボール2の直径よりも小
さい間隔となっている。さらに、この間隔は常に一定と
して、ボール2を常に安定して支持できるようにするこ
とが好ましい。
【0134】また、ボール2を螺旋状に落下させるため
には、このボール2が外方向に飛び出さないように、ボ
ール2の側部をも支持しなければならない。そのため、
本実施例では、一方のレール110と他方のレール11
0とのなす仮想面が、内側に傾斜するようになってい
る。すなわち、内側に位置するレール110よりも外側
に位置するレール110の方が、多少高くなるよう配置
されている。こうすることで、外側に位置するレール1
10は、ボール2の外側部を支持してこのボール2が外
方向に飛び出さないように支持することができる。
【0135】さらに、ボール2が外方向に飛び出す力に
対応して、それぞれのレール110の相対的位置を調整
することが好ましい。例えば、このボール2が外方向に
飛び出す力が小さい位置では、それぞれのレール110
はほぼ水平に位置させても良いが、力が大きい位置で
は、外側のレール110がかなり相対的に高くなるよう
にして、ボール2の側部を十分に支持することが好まし
い。
【0136】したがって、スパイラルレール100の下
部に行くほど、ボール2の外方向に飛び出す力が大きい
ことから、結局、スパイラルレール100の下部に行く
ほど、内側よりも外側のレール110が相対的に高くな
る。そして、徐々にこの高さが増していき、内側のレー
ル110の真上に外側のレール110が位置し、さらに
進むと、外側のレール110が内側のレール110より
も内方向に位置することとなる(図9参照)。
【0137】このように形成することで、スパイラルレ
ール100の下部において、ボール2を下方に落下させ
ることができるようになる。
【0138】さらに、このスパイラルレール100は、
軸回りに回転するようになっている。すなわち、図2に
示すように、このスパイラルレール100は、レール支
持部112によってボール2の通路を避けるように支持
され、このレール支持部112は回転枠114に固定さ
れている。この回転枠114は、六角形に屈曲された角
棒状部材で、中央部が回転軸116に固定されている。
【0139】この回転軸116は、図2に示すように、
下端が駆動装置118に接続されて軸回りに回転するよ
うになっている。そして、この回転軸116が回転する
ことで、これに設けられた回転枠114も回転し、スパ
イラルレール100も回転することとなる。
【0140】さらに、回転軸116の上には、支持ボッ
クス120が固定されている。この支持ボックス120
は、内部に送出パイプ122が固定されており、この送
出パイプ122は、上端が誘導パイプ24の下端に回動
自在に取り付けられている。したがって、回転軸116
が回転すると、これと共に支持ボックス120も回転
し、この支持ボックス120内に固定された送出パイプ
122も回転することとなる。
【0141】しかも、この送出パイプ122は、屈曲し
て横方向を向くように形成されているので、誘導パイプ
24から送り出されたボール2は横方向に送出されるこ
ととなる。したがって、回転軸116が回転すると、送
出パイプ122の出口122aの方向が360度回転す
ることとなる。
【0142】こうして、回転軸116の軸回りに回転す
る送出パイプ122の出口122aは、スパイラルレー
ル100に接続されている。したがって、スパイラルレ
ール100の回転も回転軸116の軸回りに回転するこ
とから、このスパイラルレール100の回転に従って、
ボール2を送り出せるようになっている。
【0143】そして、このスパイラルレール100の下
端は自由端となっており、送出パイプ122から導かれ
たボール2は、スパイラルレール100によって螺旋状
に、かつ、回転軸116の軸回りに回転しながら落下
し、このスパイラルレール100の下部から落下するこ
ととなる。こうすることで、ボール2が螺旋状に落下す
るだけでなく、このボール2をガイドするスパイラルレ
ール100も回転するので、ボール2の動きが複雑なも
のとなり、プレーヤーに対する視覚的効果が高まる。
【0144】(フィールド部130)次に、このボール
2の落下位置には、フィールド部130が設けられてい
る。このフィールド部130を図9又は図10に基づい
て説明する。図9は、図2におけるフィールド部130
及び入賞ポケット140付近の拡大図であり、図10
は、この入賞ポケット140を備えたフィールド部13
0の平面図である。
【0145】フィールド部130は、図10に示すよう
に円形をなし、図9に示すように中心の窪んだ漏斗状を
なしてなり、ボール2を周方向に転がすと、このボール
2はフィールド部130を周回しながら徐々に中心方向
に向けて転がり落ちていくように形成されている。
【0146】また、このフィールド部130の中央付近
には、入賞ポケット140に対応する位置にポケット段
132が形成されて、このポケット段132よりも低方
向にボール2が侵入すれば入賞になることとし、入賞し
たかどうかの区別が明確になるようになっている。
【0147】さらに、フィールド部130の中心には、
回収開口部134が形成されてボール2を回収できるよ
うになっている。
【0148】また、フィールド部130の外周部には、
このフィールド部130の外周端よりも多少内側で上方
の位置に、図9に示すように、外周ガイドレール136
が設けられている。この外周ガイドレール136は、フ
ィールド部130の全周にわたって設けられ、スパイラ
ルレール100から放出されたボール2がフィールド部
130から外に飛び出さないようにガイドできるように
なっている。
【0149】(入賞ポケット140・無効ポケット15
0)次に、入賞ポケット140及び無効ポケット150
について、図9〜図11に基づいて説明する。ここで、
図11(A)は入賞ポケット140の平面図であり、同
図(B)は、同図(A)におけるA−A線断面図であ
る。
【0150】図10に示すように、フィールド部130
の中央部には、8角形状のポケット取付部138が設け
られ、このポケット取付部138の8つの側面に、8個
のポケット枠142が取り付けられている。そして、上
述したように、フィールド部130の中心部には回収開
口部134が形成されているが、このポケット枠142
を取り付けることで、図9に示すように、この入賞ポケ
ット140に入ったボール2は、保持されて回収開口部
134に入らないようになる。
【0151】このポケット枠142は、図11(A)に
示すようにほぼ台形をなし、この台形の短辺側面144
がポケット取付部138との取り付けのための取付面と
なっている。そして、台形の長辺側には、3つの入賞ポ
ケット140が形成されている。詳しくは、4つの区画
片146によって空間を3つに区画することで、3つの
入賞ポケット140が形成される。
【0152】区画片146は、図10に二点鎖線で示す
ようにポケット枠142がポケット取付部138に取り
付けられたときに、フィールド部130の中心から放射
方向を向くように形成されている。区画片146をこの
ように形成することで、入賞ポケット140もフィール
ド部130の中心から放射方向を向くこととなる。
【0153】また、区画片146は、図11に示すよう
に、ほぼボール2個分の長さとなっている。すなわち、
入賞ポケット140にはボール2が2個入り、2個目の
ボール2の外側面と区画片146の先端面とがほぼ面一
になるよう、区画片146は形成されている。
【0154】こうすることで、既にボール2が2個入っ
た入賞ポケット140の付近にボール2が転がってきて
も、このボール2は、スムーズに他のポケットに向けて
転がることとなる。すなわち、入賞ポケット140内の
ボール2から区画片146が突出した状態であると、ボ
ール2と区画片146とで段が生じ、さらに転がってき
たボール2がこの段に引っ掛かり転がらないので、いわ
ゆる死に球が生じる。しかし、本実施例では、区画片1
46が、上述したように入賞ポケット140内のボール
2と面一になるよう形成されているので、死に球が生じ
にくくなっている。
【0155】また、この区画片146は、図11(B)
に示すように、先端面が三角になっている。詳しくは、
上部傾斜面147と下部傾斜面148とが所定の角度を
以て接合された形状となっている。
【0156】ここで、上部傾斜面147は、フィールド
部130の表面とほぼ直角になるよう形成されている。
こうすることで、この区画片146の先端面に当接した
ボール2を適確に支持して左右いずれかの方向に送るよ
うにして、死に球を生じにくくさせている。すなわち、
上部傾斜面147がフィールド部130の表面とほぼ直
角になるので、この上部傾斜面147とフィールド部1
30の表面との間に、ボール2が挟まれないようにな
り、死に球が生じにくくなる。さらに、この上部傾斜面
147は、フィールド部130のポケット段132より
も外側の位置に配置され、ボール2がポケット段132
よりも下方に転がり落ちないようになっている。
【0157】また、この上部傾斜面147は、図11
(A)に示すように、入賞ポケット140内にボール2
が2個入った場合に、この2個目のボール2の外側面と
面一になるような位置に配置されるようになっている。
すなわち、区画片146の長さが、ほぼボール2の直径
×2の長さとなって、この区画片146の先端面をなす
上部傾斜面147と、2個目のボール2の外側面とで、
滑らかな曲面を描くようになっている。こうすること
で、入賞ポケット140に入った2個目のボール2と区
画片146の先端との段差が、最も少なくなって死に球
が生じにくくなるのである。
【0158】そして、下部傾斜面148は、フィールド
部130のポケット段132を避ける位置に配置される
よう形成されている。
【0159】次に、無効ポケット150について説明す
る。図10に示すように、各ポケット枠142は、少な
くともボール1個分のスペースをあけて取り付けられて
いる。したがって、このスペースに入ったボール2はポ
ケット枠142に保持されないので、常に回収開口部1
34から転がり落ちることとなり、このスペースを無効
ポケット150としてある。また、区画片146がフィ
ールド部130の中心から放射方向を向くことから、無
効ポケット150もフィールド部130の中心から放射
方向を向くこととなる(図10に二点鎖線で示す)。
【0160】上述したように、ポケット枠142の形状
は、死に球が生じにくくなる形状であるが、完全に死に
球を無くすことは困難である。そこで、本実施例では、
死に球を完全に無くすために、ポケット枠142を揺り
動かすこととしている。
【0161】すなわち、図10に示すように、フィール
ド部130の中心を軸として、駆動装置118(図2参
照)によってポケット取付部138を左右に揺さぶるよ
うになっている。これによって、このポケット取付部1
38に取り付けられたポケット枠142も同様に揺さぶ
られて、区画片146の先端部で止まった死に球2a
(図10参照)は左右に流れることとなる。こうするこ
とで、死に球を無くすことができる。
【0162】なお、このようにポケット枠142を揺り
動かすのは、死に球2aが生じたときのみに行えるよう
に、ボール2の存在不存在を検出して、ボール2が存在
した場合のみポケット枠142を揺り動ようにすること
が好ましい。
【0163】次に、入賞ポケット140に入ったボール
2を検出し、これに応じて得点を算出する構成及び作用
について説明する。
【0164】まず、構成については、図2に示すよう
に、入賞ポケット140の上方にCCDカメラ60が設
けられている。このCCDカメラ60は、図10に示す
ように、フィールド部130にポケット枠142が8個
設けられていることに対応して、4台が設けられてい
る。すなわち、1台のCCDカメラ60によって隣り合
う2個のポケット枠142に入ったボール2を検出でき
るようになっている。また、ポケット枠142は、図1
1に示すように、6個のボール2が入るようになってい
ることから、2個のポケット枠142によって合計12
個のボール2が入り得ることとなり、1台のCCDカメ
ラ60によって12個のボール2を検出できるようにな
っている。
【0165】さらに、このCCDカメラ60は、入賞ポ
ケット140内のみならず、この入賞ポケット140の
入り口付近をも撮像領域として設定されている。こうす
ることで、死に球の生じ得る領域も、CCDカメラ60
の撮像領域となる。
【0166】そして、CCDカメラ60によって撮像動
作が行われると、このCCDカメラ60は上記撮像領域
における撮像情報を検出し、この撮像情報はボール判定
部(図示せず)に入力される。
【0167】このボール判定部では、入力された撮像情
報に基づいて、ボール2が入賞ポケット140内に存在
するか否か、存在する場合にはそのボール2は何色であ
るか、そして死に球2aが存在するか否か、を判定す
る。
【0168】この判定は、上記撮像情報に基づいて、予
め設定された観測点における撮像画像の色成分情報を求
め、この色成分情報に基づいて上記観測点における色情
報を判定することで行われる。
【0169】具体的には、入賞ポケット140内で配置
され得る12個のボールのそれぞれの位置と、死に球の
生じ得る位置と、に予め観測点を設定しておき、それぞ
れの観測点ごとに色情報を判定するのである。
【0170】詳しくは、ボール判定部は、図示しないR
GBデコーダと、A/Dコンバータと、フレームバッフ
ァと、処理部と、を含む。
【0171】CCDカメラ60から入力された撮像情報
は、RGBデコーダに入力され、このRGBデコーダで
は、上記撮像情報が所定の変換処理によりRGBデータ
に変換される。そして、変換された各々のRGBデータ
は、A/DコンバータによりRGB各々のデジタルデー
タに変換され、このデジタル変換されたRGBデータ
は、フレームバッファ内のR用メモリ、G用メモリ、B
用メモリの各々に格納される。こうして、格納されたR
GBデータは、処理部によって読み出されて、各観測点
の色が判定されるのである。
【0172】こうして判定された色は、各観測点におけ
る色であって、これがボール2の色である場合と、フィ
ールド部130の表面の色である場合とがある。そこ
で、上記処理部は、予め使用されるボール2の色及びフ
ィールド部130の色を記憶しておき、この色と上記判
定された色とを比較して、ボール2の存在、不存在をも
判定できるようになっている。
【0173】例えば、使用されるボール2の色が、赤、
青、黄、金色の4色で、フィールド部130の表面が白
色である場合を想定する。そして、入賞ポケット140
内の一の観測点において判定された色が白であれば、こ
れはフィールド部130の色であり、すなわち、ボール
2が存在しないことが判定される。または、入賞ポケッ
ト140内の別の観測点において判定された色が赤であ
れば、この入賞ポケット140には、赤のボール2が入
っていることが判定される。
【0174】あるいは、入賞ポケット140外の入り口
付近の一の観測点において判定された色が白であれば、
この領域にはボール2が存在しない、すなわち、死に球
が存在しないことが判定される。あるいは、入賞ポケッ
ト140外の入り口付近の別の観測点において判定され
た色が、白色以外の色(赤、青、黄、金色のいずれの色
であっても良い)である場合には、この領域にボール2
が存在する、すなわち、死に球が存在することが判定さ
れる。
【0175】以上のようにして、入賞ポケット140内
のボール2の存否、及び存在する場合にはその色を判定
して、予め設定されたゲーム方法に従って得点が算出さ
れる。また、死に球の存在が判定された場合には、上述
したようにして、ポケット枠142を揺り動かして、こ
の死に球を解消させる。
【0176】こうして、ゲームが終了すると、入賞ポケ
ット140に入っていたボール2を回収する必要があ
る。このため、本実施例では、ポケット枠142を持ち
上げてボール2の保持を解除し、ボール2をフィールド
部130の回収開口部134に導くようにしている。
【0177】これについて図9に基づいて説明すると、
同図において、実線で描かれたポケット枠142は、ボ
ール2を保持している。そして、ゲームが終了すると、
このポケット枠142は、駆動装置118(図2参照)
によって仮想線(二点鎖線)で示す位置に持ち上げられ
る。そうすると、ボール2は、ポケット枠142による
保持が解除されて、回収開口部134へと転がり落ちて
いくのである。
【0178】(渦巻回収レール160)そして、回収開
口部134は、図9に示すように渦巻回収レール160
に接続されている。この渦巻回収レール160は、図2
に示すように、フィールド部130の中央部に設けられ
た回収部本体162に形成されたものである。
【0179】そして、図12は、この回収部本体162
を示す図であり、同図(A)は平面図、同図(B)は正
面図、同図(C)は同図(A)におけるB−B線断面
図、同図(D)は同図(A)におけるC−C線断面図で
ある。
【0180】これらの図に示すように、この回収部本体
162は、円形をなして外周端部にフランジ片164が
設けられている。このフランジ片164には、図示しな
いボルト挿通穴が形成されて、装置本体1に取り付けら
れるようになっている。また、中央には、正方形穴16
6が形成されて、この正方形穴166に上述した駆動装
置118(図2参照)を配置できるようになっている。
【0181】そして、フランジ片164と対向する位置
に立上部168が設けられ、この立上部168とフラン
ジ片164との間に渦巻回収レール160が形成されて
いる。詳しくは、図12(C)及び(D)に示すよう
に、渦巻回収レール160は、フランジ片164から下
方に屈曲して、ボール2を誘導可能な樋状の溝として形
成され、フランジ片164の対向側は、立上部168に
連続するよう形成されている。
【0182】しかも、この渦巻回収レール160は、図
12(A)において矢印で示す方向に徐々に傾斜してお
り、ボール2は螺旋状に転がり落ちるようになってい
る。そして、最も高い位置から転がり落ちてきたボール
2は、最も低い位置に形成された出口160aから排出
されるようになっている。この出口160aは、渦巻回
収レール160の最上端部の下に設けられている。すな
わち、この渦巻回収レール160は、円周を描くように
なっており、あらゆる方向から転がり落ちてくるボール
2を、いずれかの部分で受け止められるようになってい
る(図12(A)参照)。
【0183】渦巻回収レール160は、このように形成
されていることから、次のような作用効果を奏する。ま
ず。図9に示すようにして、フィールド部130の回収
開口部134から転がり落ちるボール2は、渦巻回収レ
ール160によって受け止められる。
【0184】ここで、フィールド部130は円形の漏斗
状をなしているので、ボール2は360度あらゆる方向
から落ちてくることとなるが、渦巻回収レール160
は、どの方向から落ちてくるボール2をも受け止めるこ
とができる。しかも、この渦巻回収レール160の内側
には立上部168が形成されているので、この立上部1
68によって転がってきたボール2を制止して渦巻回収
レール160内に送り込むことができる。
【0185】また、こうして渦巻回収レール160に送
り込まれたボール2は、円周状に一列になって並ぶこと
となる。したがって、この渦巻回収レール160によれ
ば、ボール2を受け止めた時点で既にボール2は一列に
並んだ状態となるので、さらにボール2を誘導して送り
出すときに、ボール2同士がぶつかって出口をふさぐと
いうことが起こらなくなる。すなわち、ボール2づまり
が生じなくなるのである。
【0186】特に、本実施例では、図10に示すよう
に、入賞ポケット140が全周方向を向いて設けられて
いるので、これらの入賞ポケット140に入ったボール
2を回収するときに、全方向から一度にたくさんのボー
ル2が流入してくることとなる。また、本実施例では、
上述したように、ボール2の色などを1個づつ識別する
ので、ボール2を一列に並べる必要がある。
【0187】この場合、仮に一旦ホッパーなどでこれら
のボール2を受け止めることとすると、次に、このボー
ル2を一列に並べて1個づつ送り出すときに、ボールづ
まりが生じる。しかし、本実施例の渦巻回収レール16
0によれば、ボール2が流入すると直ちにボール2が一
列に並ぶので、ボールづまりを防止してボール2を1個
づつ送り出すことができるようになる。
【0188】こうして、回収されたボール2は、渦巻回
収レール160を通りその出口160aから、ガイド棒
22(図2及び図3参照)を介して誘導レール30aへ
と送り出される。
【0189】(プレー台170)次に、装置本体1を囲
むプレー台170について、図1及び図10に基づいて
説明する。図10において、上述したように8個のポケ
ット枠142が設けられて、8箇所の入賞ポケット14
0群が形成されている。そして、プレーヤーは、これら
8箇所の入賞ポケット140群のうち、いずれかの入賞
ポケット140群を選ぶことができるようになってい
る。すなわち、各ポケット枠142に対応する8個のプ
レー台170を設けて、どのプレー台170を選ぶかに
よって入賞ポケット140群を選べるようになってい
る。なお、各プレー台170同士に間には、中間台17
2を設けて隙間を埋めてある(図1参照)。
【0190】図1に示すように、プレー台170は、上
面に、ディスプレー画面180、操作ボタン174、払
戻ボタン176、メダル投入口178、及びメダル払戻
口179が設けられてなる。ここで、操作ボタン174
は、ゲームの内容に従ってどのような賭けを行うかを設
定するもので、ディスプレー画面180は、この賭けの
内容やメダル投入口178から投入されたメダルの枚数
又は払い戻し可能なメダルの枚数などを表示するように
なっている。
【0191】このディスプレー画面180の具体的な表
示内容を、図13に基づいて説明する。同図は、ディス
プレー画面180を含むプレー台170の操作面を概略
的に示した図である。
【0192】なお、ディスプレー画面180の表示内容
を説明する前提として、ゲームの内容を簡単に説明する
と、このゲームは、16個のボールを用い、入賞ポケッ
ト140にたくさんボールが入るほど高得点となるゲー
ムである。また、基本的に用いられるボールは、赤、
黄、青の3色をなし、それぞれの個数がゲームごとに異
なるようになり、これに加えて、金色のボールが数ゲー
ムに一度の割合でランダムに送り出されるようになって
いる。この金色のボールは、ボーナスボールとして所定
のボーナス得点を得られるものである。さらに、このゲ
ームでは、色ごとにボールの個数が異なるため、各色に
よってボールが入賞ポケット140に入る確率が異なこ
ととなる。そこで、ボールの色ごとにメダルを賭けるこ
とができるようになっている。さらに、入賞ポケット1
40に入ったボールの並び方により、ボーナス得点とな
る場合がある。
【0193】図13において、ディスプレー画面180
は、ボールの種類別の割合を表示するボール個数表示部
182を有している。このボール個数表示部182は、
次のゲームにおける各色のボールの個数を表示するもの
である。例えば、図13においては、赤3個、黄8個、
青5個のボールが、次のゲームで使用されることを示し
ている。
【0194】このボール個数表示部182の下には、そ
れぞれの色のボールに対応した賭倍率が表示される倍率
表示部184が設けられている。詳しくは、図13にお
いて左列から順に、入賞ポケット140に入ったボール
の個数、赤ボールの賭倍率、黄ボールの賭倍率、青ボー
ルの賭倍率、色を不問とした賭倍率を示している。
【0195】あるいは、賭倍率の代わりに、賭けたメダ
ル枚数×賭倍率として、勝った場合にもらえる予定のメ
ダルの枚数を表示しても良い。
【0196】ここで、最左列におけるボールの個数は、
1個〜6個となっている。7個以上の場合について表示
されていないのは、図10に示すように、一のポケット
枠142によって形成される入賞ポケット140群は、
合計6個のボール2が入るようになっており、7個以上
入ることがないからである。
【0197】さらに、例えば赤ボールについて説明する
と、赤ボールが1個入れば1倍、2個入れば12倍、3
個入れば100倍の倍率となることが示されている。4
個以上の場合につき表示されていないのは、ボール個数
表示部182に表示されているように、赤ボールは3個
しか使用されないからである。同様の理由から、青ボー
ルについては5個までの倍率しか表示されていない。
【0198】また、色を不問とした賭倍率については、
どの色のボールであっても2個入れば1倍、3個入れば
2倍、4個入れば3倍、5個入れば10倍、6個入れば
50倍の倍率となることが示されている。そして、1個
しか入らなかった場合には、確率的にかなり高いため、
メダルを払い戻さず没収することとなっている。
【0199】次に、ディスプレー画面180の最下段に
は、クレジット表示部186及び賭枚数表示部188が
設けられている。
【0200】クレジット表示部186は、メダル投入口
178から投入されたメダルの枚数、及びゲームに勝っ
たことによる払い戻し可能なメダルの枚数の合計枚数が
表示される。そして、賭けが行われると賭けられた枚数
が減算され、払い戻しが行われると払い戻された枚数が
減算表示される。
【0201】例えば、図13では、投入されたメダルの
全てが賭けられたために、クレジット表示部186の表
示は0枚となっている。
【0202】賭枚数表示部188は、賭けの対象ごとに
何枚のメダルを賭けたかを表示するものである。上述し
たように、このゲームでは、各色のボールごとに何個入
るか、又は色を問わずに何個のボールが入るか、を賭け
の対象とする。したがって、プレーヤーは、いずれかの
賭けに対して所望の何枚のメダルを賭けられるので、こ
の賭けの対象及び賭けたメダルの枚数を認識できるよう
に賭枚数表示部188が設けられている。
【0203】例えば、図13では、赤ボールに1枚、黄
ボールに2枚、青ボールに3枚、色を不問とした賭けに
4枚のメダルが賭けられたことが表示されている。
【0204】次に、ディスプレー画面180の最上段で
ボール個数表示部182の右に、ボーナスチャンス表示
部189が設けられている。このボーナスチャンス表示
部189は、本来の賭けの他に所定条件で得点となるこ
とを表示するものである。
【0205】例えば、図13のボーナスチャンス表示部
189では、4つのボール配列部189a〜189dを
有し、これらのボールの並び方によって4種類のボーナ
スチャンスがあることが示されている。このボール配列
部189a〜189dは、入賞ポケット140に入った
ボールの並び方を示している。
【0206】詳しくは、図11(A)に示すように、ポ
ケット枠142には3つの入賞ポケット140が形成さ
れており、各ボール配列部189a〜189dは、この
入賞ポケット140を概略的に示して、ボールが入った
状態を示している。
【0207】図13のボーナスチャンス表示部189に
おいて、左端のボール配列部189aは、3つの入賞ポ
ケット140の全てに1個ずつボールが入った状態が表
示され、その下に+100と表示されている。この表示
は、各入賞ポケット140に1個づつボールが入って横
一列に並ぶと、払戻倍率に100が加算されることを示
している。
【0208】あるいは、この+100の表示は、メダル
がもらえる枚数が100枚加算されることを意味するこ
ととしても良い。
【0209】この場合の総合計の払戻倍率は、例えば青
ボールにメダルを3枚賭けたところボール配列部189
aの配列で全て青ボールが入った場合を想定すると、青
ボールが3つ入ったことで20倍の倍率となり、これに
100を足して120倍となるのである。そしてさら
に、青ボールにメダルが3枚賭けてあることから、結
局、3枚の120倍で360枚のメダルの払い戻しを受
けられることとなる。
【0210】そして同様に、ボール配列部189bは所
定の入賞ポケット140のみに縦一列に2個のボールが
入った場合を示し、ボール配列部189cは全部の入賞
ポケット140に2個づつボールが入ってフルの状態と
なった場合を示し、又はボール配列部189dはボール
が一個も入らなかった場合を示し、これらの場合にボー
ナス得点が加算されるようになっている。
【0211】なお、ボーナス得点となる条件はこれらに
限定されるものではない。例えば、同一色のボールのみ
が複数入ればボーナス得点を得られる場合や、所定の位
置に所定の色のボールが入ればボーナス得点を得られる
ようにしても良い。
【0212】また、これらのボーナスチャンスは、所定
の場合にのみ有効となることとし、有効なボーナスチャ
ンスを明るく表示し、無効なボーナスチャンスを暗く表
示して、有効無効が明瞭にわかるようにすることが好ま
しい。例えば、図13では、ボール配列部189aのみ
が明るくなって有効であることを表示し、他のボール配
列部189b〜dは暗くなって無効であることを表示し
ている。
【0213】このようにボーナスチャンスの有効、無効
を決定するためには、メダルを投入するごとにこのボー
ナスチャンスの有効、無効をランダムに決定できる制御
部を設け、メダルを投入するごとにランダムに決定して
いくことが好ましい。また、こうすれば、このボーナス
チャンスはいつ有効となるかがプレーヤーにはわからな
いこととなり、メダルを投入するごとに有効となるかど
うかという一種の賭けが行われ、これだけでもプレーヤ
ーが楽しめるものである。
【0214】ディスプレー画面180は、このような内
容が表示されるよう構成されており、このディスプレー
画面180の下に操作ボタン174が設けられている。
【0215】詳しくは、図13において、右から順に、
色を不問とした賭けを行うためのオールカラーボタン1
74a、青ボールに賭けるための青ボールボタン174
b、黄ボールに賭けるための黄ボールボタン174c、
赤ボールに賭けるための赤ボールボタン174dが設け
られている。
【0216】これらの操作ボタン174a〜174d
は、1回押すごとに、対応する賭けに1枚づつのメダル
を賭けられるようになっている。例えば、賭枚数表示部
188において青ボールに3枚のメダルが賭けられてい
るので、青ボールボタン174bを3回押したこととな
る。
【0217】そして、赤ボールボタン174dの左に
は、マルチベットボタン174eが設けられている。こ
のマルチベットボタン174eは、クレジット表示部1
86に表示されたメダル枚数が10を超えているときに
ボタンを押すと、内蔵したランプが点灯し、これが点灯
中に、他の操作ボタン174a〜174dを押すと、1
回押すごとに10枚のメダルを賭けられるようになって
いる。そして再度、このマルチベットボタン174eを
押すと、ランプの点灯が消えて、10枚ごとの操作が解
除され、他の操作ボタン174a〜174dを押すと、
1回押すごとに1枚のメダルを賭けられるように構成さ
れている。
【0218】次に、ディスプレー画面180の右には、
メダル払戻口179が設けられている。このメダル払戻
口179は、クレジット表示部186に表示された枚数
のメダルが払い戻される受け皿として形成されている。
そして、払戻しを行うために、払戻ボタン176が設け
られており、この払戻ボタン176を押すことで、メダ
ルが払戻されることとなる。
【0219】詳しくは、この払戻ボタン176は、クレ
ジットがある場合のみ内蔵されたランプが点灯し、1回
押すとランプが点滅して払い戻しを開始するようになっ
ている。この払い戻しは随時行えるが、一度に連続して
払い戻す枚数を所定枚数に制限しても良い。さらに、払
戻中に再度払戻ボタン176を押すと払い戻しが中止さ
れるようになっている。
【0220】そして、この払戻ボタン176の右側には
メダル投入口178が設けられて、プレーヤーがメダル
を所定枚数投入できるようになっている。
【0221】(ゲーム内容)本実施例は、上述したよう
に構成されており、以下、本実施例のボールゲーム装置
によるゲーム内容について説明する。
【0222】上述したように、このボールゲーム装置は
8台のプレー台170を有しているので、プレーヤー
は、まずこれらのうち一のプレー台170を任意に選択
する。そうすると、それぞれのプレー台170に対応す
るポケット枠142が設けられていることから、結局、
特定の入賞ポケット140群が決定されることとなる
(図10参照)。
【0223】こうしてプレー台170を選択すると、こ
のプレー台170のディスプレー画面180には種々の
情報が表示されている。
【0224】まず、ボール個数表示部182には、赤、
黄、青の各色のボールがそれぞれ何個づつゲームで使用
されるかが表示される。例えば、図13において、ボー
ル個数表示部182は、赤ボール3個、黄ボール8個、
青ボール5個と表示しており、合計16個のボールが使
用されることが表示されている。
【0225】このように、それぞれの色によってボール
の個数が異なることから、各色のボールが入賞ポケット
140に入る確率も異なってくる。そこで、倍率表示部
184には、それぞれの色のボールの個数に応じて賭倍
率が表示されている。例えば、青ボールが1個入ると1
倍、2個入ると5倍、3個入ると20倍、……と表示さ
れている。
【0226】そこで、プレーヤーは、この賭倍率を参考
にしてメダルを賭けることになるが、そのためにまず、
メダル投入口178から所定枚数のメダルを投入してメ
ダルをクレジットしておく。そうすると、クレジット表
示部186にメダルの投入枚数が表示される(図13参
照)。
【0227】ここで、メダルを何枚か投入すると、当初
は全体が暗く表示されていたボール配列部189a〜1
89dのうち、いずれかが明るく表示されてボーナスチ
ャンスが有効であることが表示される。このボーナスチ
ャンスがいつ有効となるかは、ランダムに決定されるの
で、プレーヤーにはわからないようになっている。
【0228】以上のようにして賭けが終了する。例え
ば、図13では、赤ボールに1枚、黄ボールに2枚、青
ボールに3枚、色を不問として4枚のメダルが賭けられ
ている。そして、ボール配列部189aが明るく表示さ
れて、横一列にボールが並ぶとボーナス得点が加算され
得ることが表示されている。
【0229】そして、プレーヤーは、所定時間内に操作
ボタン174を操作して賭けを行う。なお、この賭けを
行う時間には、スローテンポなBGMを流し、賭けの締
切り時間が近付くと別のBGMに切り替わるようになっ
ている。
【0230】ここで、操作ボタン174a〜174d
は、それぞれ真上に表示された色の賭けを行えるように
なっている。例えば、操作ボタン174aは、どの色の
ボールであっても2個以上入ればメダルが払い戻される
賭けを行うもので、あるいは、操作ボタン174bは、
青色のボールが1個以上入れば払い戻しを受けられる賭
けを行うものである。
【0231】そして、賭けの時間が終わるとゲームが開
始される。具体的には、まず、図3に示す格納レール7
0から、各色のボール2を所定の個数送り出す。そし
て、図2に示すように、誘導レール30、搬送装置9
0、誘導レール30、誘導パイプ24、送出パイプ12
2を経て、ボール2は、スパイラルレール100に送り
出される。この送り出されたボール2は、図1に示すよ
うにして、スパイラルレール100を転がり落ちてフィ
ールド部130に送り出される。
【0232】このフィールド部130は、上述したよう
に漏斗状をしているので、送り出されたボール2は、図
10に示すようにして周方向に回転しながら徐々に中心
方向に落ちていく。そして、このボール2は、入賞ポケ
ット140又は無効ポケット150に入ることとなる。
【0233】ここで、ボール2が入賞ポケット140に
入ると、この入賞ポケット140の上方に設けられたC
CDカメラ60はこれを検出し算出手段に出力する。そ
して、算出手段は、この入力された信号からボール2の
色及び個数を算出し、これを記憶しておく。
【0234】さらに、本実施例では、他のボール2が全
て送り出された後に、数ゲームに一度の割合で金色のボ
ール2が送り出されることになっている。この金色のボ
ール2は、入賞ポケット140に入ると払戻倍率がさら
に2倍になるものであり、CCDカメラ60によって検
出されるようになっている。また、この金色のボール2
は、どの色のボール2に賭けてあっても入賞個数を1個
増やすものである。
【0235】例えば、図13に示す賭け方をした場合
で、自分の入賞ポケット140には赤ボールが1個入っ
ているだけであった場合、ここに金ボールが入ると赤ボ
ールが2個として計算され、さらに賭倍率が2倍とな
る。すなわち、赤ボールが2個として12倍となり、こ
れが2倍となって24倍となる。
【0236】こうして、全てのボールがいずれかの入賞
ポケット140又は無効ポケット150に入るとゲーム
終了となる。
【0237】そして算出手段は、入賞ポケット140に
入ったボールの個数、色、及び配置と、プレーヤーが操
作ボタン174によって行った賭けと、を比較して、プ
レーヤーの勝ちであれば、所定の払い戻しを行えるよう
にする。具体的には、まずクレジット表示部186に配
当枚数を加算しておき、プレーヤーが払戻ボタン176
を押すことで払い戻されるようにする。
【0238】さらに、この払い戻しの後、あるいは払い
戻しと同時に、ボール2をフィールド部130の回収開
口部134から回収する。具体的な作用については、上
述したので省略する。
【0239】そして、再びプレーヤーが賭けを行うとい
うことを繰り返してゲームを楽しむものである。
【0240】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形が可能であ
る。例えば、上記実施例では、メダルを用いたゲーム装
置であるが、これに限定されるものではなく、単に点数
を表示できるようにしてこの点数を競うものとしても良
い。あるいは、上記実施例のように、複数で競い合うも
のに限定されるものではなく、1人用のゲーム装置とし
ても良い。
【0241】または、例えば、上記実施例ではどの色の
ボールも賭けの対象となったが、これに限定されるもの
ではなく、各有効ポケットに対応する色を特定してお
き、この色のボールが入った場合にのみ得点となるよう
構成しても良い。あるいは、特定の色のボールは、有効
ポケットに入っても得点とならないように構成しても良
い。
【0242】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、知識や経験に関わりなく平等にプレーを行
え、徐々に勝負が確定して行き、最後までゲームの楽し
みが持続されるという効果がある。
【0243】請求項2記載の発明によれば、メダルを賭
けてゲームの勝負に応じてメダルが払い戻されるものな
ので、ゲームの面白さが増大するという効果がある。
【0244】請求項3記載の発明によれば、入賞ポケッ
トの他に無効ポケットが設けられて、ゲームの内容が充
実し、一層面白いゲームとなる。
【0245】請求項4記載の発明によれば、フィールド
部が円形の漏斗状をなしているので、この周方向にボー
ルを打ち出せば、ボールはフィールド部を回転しながら
落ちて行くので、所定時間にわたってこのボールを転が
し、ゲームを所定時間楽しむことができる。
【0246】請求項5記載の発明によれば、ボールがた
だ入賞ポケットに入れば良いというだけではなく、選択
された識別ボールが入賞ポケットに入った場合に得点と
なるので、ゲームの内容が充実し、一層面白いゲームと
なる。
【0247】請求項6記載の発明によれば、ボールがた
だ入賞ポケットに入れば良いというだけではなく、選択
された入賞ポケットボールが入った場合に得点となるの
で、ゲームの内容が充実し、一層面白いゲームとなる。
【0248】請求項7記載の発明によれば、ボールは、
ガイドレールを転がり落ちるときもフィールド部を転が
るときも円を描くように転がるので、スペースを有効に
活用して、所定時間にわたってこのボールを転がし、ゲ
ームを所定時間楽しむことができる。
【0249】請求項8記載の発明によれば、メダルを賭
けてゲームの勝負に応じてメダルが払い戻されるものな
ので、ゲームの面白さが増大し、操作部が複数設けられ
て複数のプレーヤーが同時にプレーできるので、同時に
メダルの枚数を競い合って、ゲームを楽しむことができ
る。
【0250】請求項9記載の発明によれば、操作部の選
択により入賞ポケットが選択されるので、入賞ポケット
の選択が容易になるという効果がある。また、ボールが
ただ入賞ポケットに入れば良いというだけではなく、選
択された入賞ポケットボールが入った場合に得点となる
ので、ゲームの内容が充実し、一層面白いゲームとな
る。
【0251】請求項10記載の発明によれば、複数のプ
レーヤーがフィールド部を囲んだ状態でゲームを楽しむ
ことができる。また、ボールがガイドレールを螺旋状に
転がり落ちていき、入賞ポケットに入る瞬間をプレーヤ
ーは見ることができるので、視覚的に面白い印象を与
え、ゲームを盛り上げることができる。
【0252】請求項11記載の発明によれば、ボールが
円滑に循環して、スムーズなゲーム運びを展開できると
いう効果がある。
【0253】請求項12記載の発明によれば、回収され
たボールを一時的に格納し、所定時間保持しておくこと
ができるので、必要に応じて所定の時間が経過するまで
ボールを保持しておくことができる。
【0254】請求項13記載の発明によれば、識別ボー
ルの各種類ごとの個数を変えて、ゲームに変化を持たせ
ることができるという効果がある。
【0255】請求項14記載の発明によれば、少なくと
も2つのルールにより得点が決定されるので、ゲームの
面白さが一段と増すという効果がある。
【0256】請求項15記載の発明も、少なくとも2つ
のルールにより得点が決定されるので、ゲームの面白さ
が一段と増すという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るボールゲーム装置を示す全体斜視
図である。
【図2】ハウジングを仮想線(二点鎖線)で描いた装置
本体内の主要部を示す側面図である。
【図3】ボールを回収し搬送するための手段の概略を示
す平面概略図である。
【図4】誘導レールを長尺状に示した図であり、同図
(A)は平面図、同図(B)は側面図、同図(C)は正
面図である。
【図5】送上円盤によりボールを一段高い位置に送り上
げる構成及び作用を示す図である。
【図6】格納扉の開閉構造の詳細を平面図である。
【図7】搬送装置を示す図であり、(A)は正面図、
(B)は側面図、(C)はボール支持部の斜視図であ
る。
【図8】誘導レールから搬送装置にボールを送り渡す状
態を示す平面図である。
【図9】図2におけるフィールド部及び入賞ポケット付
近の拡大図である。
【図10】入賞ポケットを備えたフィールド部の平面図
である。
【図11】(A)は入賞ポケットの平面図であり、同図
(B)は、同図(A)におけるA−A線断面図である。
【図12】回収部本体を示す図であり、同図(A)は平
面図、同図(B)は正面図、同図(C)は同図(A)に
おけるB−B線断面図、同図(D)は同図(A)におけ
るC−C線断面図である。
【図13】ディスプレー画面を含むプレー台の操作面を
概略的に示した図である。
【符号の説明】
1 装置本体 2 ボール 30 誘導レール(導入レール) 60 CCDカメラ(検出手段) 70 格納レール(ボール格納手段) 80 格納扉(格納選別手段) 84 コイルばね(格納選別手段) 86 ソレノイド(格納選別手段) 90 搬送装置(搬送装置) 100 スパイラルレール(ボール送出部) 130 フィールド部 134 回収開口部 140 入賞ポケット 150 無効ポケット 174 操作ボタン(操作部) 178 メダル投入口 179 メダル払戻口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田辺 靖文 東京都大田区多摩川2丁目8番5号 株式 会社ナムコ内 (72)発明者 川渕 達夫 東京都大田区多摩川2丁目8番5号 株式 会社ナムコ内 (72)発明者 兼子 英之 東京都大田区多摩川2丁目8番5号 株式 会社ナムコ内 (72)発明者 丹羽 慎也 東京都大田区多摩川2丁目8番5号 株式 会社ナムコ内 (72)発明者 中留 修一 東京都大田区多摩川2丁目8番5号 株式 会社ナムコ内 (72)発明者 竹内 弘志 東京都大田区多摩川2丁目8番5号 株式 会社ナムコ内 (72)発明者 高橋 照佳 東京都大田区多摩川2丁目8番5号 株式 会社ナムコ内 (72)発明者 南 清志 東京都大田区多摩川2丁目8番5号 株式 会社ナムコ内 (72)発明者 中野 光太郎 東京都大田区多摩川2丁目8番5号 株式 会社ナムコ内 (72)発明者 森 康生 東京都大田区多摩川2丁目8番5号 株式 会社ナムコ内 (72)発明者 松尾 学 東京都大田区多摩川2丁目8番5号 株式 会社ナムコ内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボールを用いて得点が決まるボールゲー
    ム装置において、 複数のボールと、このボールを自動的に送り出すボール
    送出部と、この送り出されたボールが所定の自由度を以
    て転がるフィールド部と、このフィールド部に形成され
    た複数のボールが入る入賞ポケットと、前記入賞ポケッ
    トに入った前記ボールの個数を検出する検出手段と、こ
    の検出手段にて検出された前記個数に応じて得点を算出
    する算出手段と、を有することを特徴とするボールゲー
    ム装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 メダル投入口とメダル払戻口と操作部とを有し、前記操
    作部はメダルの賭け枚数を設定可能に構成され、前記算
    出手段は前記メダルの賭け枚数及び前記得点に応じてメ
    ダルの払戻枚数を決定することを特徴とするボールゲー
    ム装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、 前記フィールド部は、前記ボールが入ると無効となって
    得点対象外となる無効ポケットを有することを特徴とす
    るボールゲーム装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかにおい
    て、 前記ボール送出部は、ボールに所定の初速度を与える打
    出装置を含み、前記フィールド部は、円形の漏斗状をな
    し、前記入賞ポケットは、このフィールド部の中心部付
    近に形成され、 前記ボールは、前記打出装置により前記フィールド部に
    送り出され、このフィールド部を徐々に中心方向に転が
    り落ちて行き、前記入賞ポケットに入り得ることを特徴
    とするボールゲーム装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかにおい
    て、 前記ボールは、プレーヤーが視覚的に複数種類に識別可
    能な識別ボールとして形成され、 前記検出手段は、プレーヤーが選択する任意の識別ボー
    ルを記憶して、この選択された識別ボールが前記入賞ポ
    ケットに入った個数を検出することを特徴とするボール
    ゲーム装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかにおい
    て、 前記入賞ポケットは複数設けられ、プレーヤーは、この
    複数の入賞ポケットの中から任意の入賞ポケットを選択
    でき、この選択された入賞ポケットに前記ボールが入る
    ことで得点となることを特徴とするボールゲーム装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれかにおい
    て、 前記ボール送出部は、上方から下方に向けて螺旋状に傾
    斜するガイドレールを含み、前記フィールド部は、円形
    の漏斗状をなし、前記入賞ポケットは、このフィールド
    部の中心部付近に形成され、 前記ボールは、前記ガイドレールにより螺旋状に回転し
    て下方に転がり落ちていくことで加速度をつけて前記フ
    ィールド部に送り出され、このフィールド部を周方向に
    回転して徐々に中心方向に転がり落ちて行き、前記入賞
    ポケットに入り得ることを特徴とするボールゲーム装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7のいずれかにおい
    て、 メダル投入口とメダル払戻口と操作部とを有し、前記操
    作部はメダルの賭け枚数を設定可能に構成され、前記算
    出手段は前記メダルの賭け枚数及び前記得点に応じてメ
    ダルの払戻枚数を決定し、 前記操作部は複数設けられ、複数のプレーヤーが同時に
    プレーを行えることを特徴とするボールゲーム装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記入賞ポケットは複数設けられ、前記各操作部に対応
    する入賞ポケットが予め設定され、プレーヤーは、操作
    部を選択することで複数の入賞ポケットの中から任意の
    入賞ポケットを選択でき、この選択された入賞ポケット
    に前記ボールが入ることで得点となることを特徴とする
    ボールゲーム装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 前記複数の操作部は、前記フィールド部を囲み、プレー
    ヤーが前記フィールド部の方向を向いて操作可能に設け
    られ、 前記ガイドレールは、前記ボールの少なくとも一部を、
    前記複数の操作部方向に露出させてガイド可能に形成さ
    れ、 前記選択された入賞ポケットは、対応する操作部方向に
    露出して設けられ、 前記ボールが、前記ガイドレールを螺旋状に転がり落
    ち、前記フィールド部に送り出され、前記選択された入
    賞ポケットに入るところを、プレーヤーが見ることがで
    きることを特徴とするボールゲーム装置。
  11. 【請求項11】 請求項7から請求項10のいずれかに
    おいて、 ボールを底所から前記ガイドレールの上部に持ち上げて
    搬送するボール持上手段と、このボール持上手段にボー
    ルを導入する導入レールと、を有し、 前記入賞ポケットは、前記フィールド部上を前記ボール
    が転がり落ちるのを制止して保持可能に形成され、 前記フィールド部は、前記入賞ポケットによる前記ボー
    ルの保持位置よりも中心方向の位置に回収開口部を有
    し、 これら入賞ポケットとフィールド部とは、前記入賞ポケ
    ットによる前記ボールの制止を解除可能に相対移動し、 前記回収開口部は、前記導入レールを介して、前記ボー
    ル持上手段にボールを導入可能に接続され、 前記入賞ポケットとフィールド部との相対移動によって
    前記ボールの制止が解除されと、前記ボールは、前記フ
    ィールド部を転がり前記回収開口部から転がり落ち、前
    記導入レールを経て前記ボール持上手段に送られ、この
    ボール持上手段により前記ガイドレールの上部に持ち上
    げられ、このガイドレールにより螺旋状に回転しながら
    前記フィールド部に転がり落ちることを特徴とするボー
    ルゲーム装置。
  12. 【請求項12】 請求項1から請求項11のいずれかに
    おいて、 前記フィールド部から回収されたボールを一時的に格納
    し、所定時間経過後にこの格納されたボールを前記ボー
    ル送出部に送り出すボール格納手段を有することを特徴
    とするボールゲーム装置。
  13. 【請求項13】 請求項12において、 前記ボールは、プレーヤーが視覚的に複数種類に識別可
    能な識別ボールとして形成され、 前記ボール格納手段は、前記識別ボールを種類ごとに識
    別する格納識別手段と識別された識別ボールを種類ごと
    に選別する格納選別手段とを有して、それぞれの種類ご
    とに識別ボールを格納し、 ゲームに使用する識別ボールの種類ごとの使用個数を設
    定する個数設定手段を有し、 この個数設定手段により設定された使用個数に対応し
    て、前記ボール格納手段は、前記格納されたボールを種
    類ごとに前記ボール送出部に送り出すことを特徴とする
    ボールゲーム装置。
  14. 【請求項14】 請求項1から請求項13のいずれかに
    おいて、 前記入賞ポケットは、複数のボールが入る複数のポケッ
    ト部を含み、各ポケット部に入ったボールの個数をプレ
    ーヤーが視覚的に認識できるよう形成され、 前記検出手段は、前記各ポケット部に入った前記ボール
    の個数を検出し、 前記算出手段は、この各個数に応じて、予め設定された
    所定のルールに従って得点を算出して加点することを特
    徴とするボールゲーム装置。
  15. 【請求項15】 請求項14において、 前記ボールは、プレーヤーが視覚的に複数種類に識別可
    能な識別ボールとして形成され、 前記入賞ポケットは、前記各ポケット部に入ったボール
    の種類をプレーヤーが視覚的に認識できるよう形成さ
    れ、 前記検出手段は、前記各ポケット部に入った前記ボール
    の種類を検出し、 前記算出手段は、前記各ポケット部に入った前記ボール
    の個数及び種類に応じて、予め設定された所定のルール
    に従って得点を算出して加点することを特徴とするボー
    ルゲーム装置。
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