JP2000155550A - シフトレジスタ - Google Patents

シフトレジスタ

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JP2000155550A JP11300242A JP30024299A JP2000155550A JP 2000155550 A JP2000155550 A JP 2000155550A JP 11300242 A JP11300242 A JP 11300242A JP 30024299 A JP30024299 A JP 30024299A JP 2000155550 A JP2000155550 A JP 2000155550A
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ジュ チョン イェオ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は液晶表示装置の画素列を駆動する内
蔵型駆動回路で液晶セルを駆動するためのシフトレジス
タに関することである。 【解決手段】 本発明によるシフトレジスタ回路のステ
ージは入力信号より位相遅延された第1クロック信号が
入力される第1入力電極、ローラインに接続された第1
出力電極及び第1制御電極をそれぞれ有するプルアップ
トランジスタと低電位電圧が供給される第2入力電極、
ローラインに接続される第2出力電極及び第2制御電極
を有するプルダウントランジスタを含む出力回路部と、
入力信号に応答して第1制御電極に供給される第1制御
信号を発生することと併せて、第1クロック信号より位
相遅延された第2クロック信号に応答して第2制御電極
に供給される第2制御信号を発生するための入力回路部
と、第1制御信号を昇圧するための昇圧手段とを具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアクティブマトリッ
クス表示装置用の駆動回路に関し、特に液晶表示装置の
画素列を駆動するシフトレジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン及びコンピュータの表示装
置として使用される通常の液晶表示装置は液晶セルがデ
ータラインとセレクター(またはゲート)ラインとの交
差部にそれぞれ配列された液晶マトリックスとを具備す
る。これらセレクターラインは液晶マトリックスの水平
ライン(ローライン)としてシフトレジスタによって選
択される。
【0003】図1には通常の3位相シフトレジスタが図
示されている。シフトレジスタは従属的に接続されるこ
とと併せてそれぞれの出力ライン(41乃至4n)を経
由してn個のローライン(ROW1乃至ROWn)にそ
れぞれ接続されたn個のステージ(21乃至2n)とを
具備する。第1ステージ(21)にはスキャニングパル
ス(SP)が入力されて、第2乃至第nステージ(21
乃至2n)には以前ステージの出力信号(g1乃至gn
ー1)がそれぞれ入力される。また、第1乃至第nステ
ージ(21乃至2n)は三つのクロック信号(C1乃至
C3)の中の二つのクロック信号を入力する。第1乃至
第n(21乃至2n)は二つのクロック信号と以前ステ
ージの出力信号または二つのクロック信号とスキャニン
グ信号(SP)によって画素列に接続されたローライン
(ROWi)を選択する。
【0004】各ステージ(21乃至2n)は図2に表し
たように、出力ライン(4i)にハイ論理電圧信号を供
給するための第5NMOSトランジスタ(T5)と、出
力ライン(4i)にロー論理電圧信号を供給するための
第6NMOSトランジスタ(T6)とを具備する。以前
ステージ(2iー1)からハイ論理レベルのi−1番目
のローライン入力信号(giー1)が印可されると第1
及び第4NMOSトランジスタ(T1、T4)がターン
オンされる。図3で分かるように、ハイ論理レベルの第
3クロック信号(C3)はi−1番目ローライン入力信
号(gi−1)に同期されて第3NMOSトランジスタ
(T3)に供給されて第3NMOSトランジスタ(T
3)をターンONさせる。第3及び第4NMOSトラン
ジスタ(T3、T4)はレートオドロジックとして第3
及び第4NMOSトランジスタ(T3、T4)が同時に
ターンオンされる場合第2ノード(P2)上の電圧がロ
ーレベルになるように第3及び第4NMOSトランジス
タ(T3、T4)の抵抗比が設定される。従って、i−
1番目ローライン入力信号(giー1)が印可されると
第2ノード上の電圧がロー論理レベルとなる。この時、
第2及び第6NMOSトランジスタ(T2、T6)は第
ノード(P2)からのロー論理レベル電圧によってター
ンオフされる。第1NMOSトランジスタ(T1)がタ
ーンオンされていて第2NMOSトランジスタ(T2)
がターンオフされる時に第1ノード(P1)は供給電圧
(VDD)によってハイ論理レベル電圧に充電される。
第1ノード(P1)が供給電圧(VDD)によってハイ
論理レベル電圧に充電されると、自分のゲートに段界電
圧以上の電圧が供給されるので第5NMOSトランジス
タ(T5)はターンオンされる。この時、第1クロック
信号(C1)はロー論理レベルを維持するので出力ライ
ン(4i)にはロー論理レベルの電圧が表れる。
【0005】第1ノード(P1)上の電圧がハイ論理レ
ベルである状態で第5NMOSトランジスタ(T5)の
ドレーンに供給される第1クロック信号(C1)はハイ
論理レベル電圧を有すると、第5NMOSトランジスタ
(T5)がターンオンされる状態を維持するので出力ラ
イン(4i)上の電圧はハイ論理レベルに充電され始め
る。この時、第1ノード(P1)上の電圧は図4に示し
たように出力ライン(4i)と第1ノード(P1)の間
に接続された第5NMOSトランジスタ(T5)のゲー
トとソース間のキャパシタによってカープリングされて
もっと高いレベルに充電される。これによって、出力ラ
イン(4i)には第1クロック信号(C1)のハイ論理
電圧レベルがほとんど損失無しに供給されることが出来
る。このようなブートストラップ方式はNMOSトラン
ジスタが含まれた回路で段界電圧による電圧寝室を補償
するために使用されている。
【0006】また、第1クロック信号(C1)がロー論
理レベル電圧に変ずると、第5NMOSトランジスタ
(T5)がターンオン状態を維持するので出力ライン
(4i)上の電圧はロー論理レベル電圧に落ちる。更
に、i−1番目ローライン入力信号(giー1)が電圧
が供給されない形態でロー論理レベル電圧を有すると、
第1及び第4NMOSトランジスタ(T1、T4)がタ
ーンオン状態にあるので第1ノード(P1)上の電圧が
ロー論理レベル電圧に落ちる。このような状態で、第3
クロック信号(C3)がハイ論理レベル電圧を有する
と、第3NMOSトランジスタ(T3)は第3クロック
信号(C3)によってターンオンされる。そうすると第
2ノード(P2)は第3NMOSトランジスタ(T3)
を経由して供給される供給電圧(VDD)によってハイ
論理レベル電圧に充電され始める。第6NMOSトラン
ジスタ(T6)は第2ノード(P2)から供給される自
分の段界電圧以上の電圧信号によってターンオンされ
る。第6NMOSトランジスタ(T6)がターンオンさ
れることで出力ライン(4i)上に充電された電圧が基
底電圧源(VSS)側に放電されるために、出力ライン
(4i)に連結されたローライン(ROWi)上の電圧
はロー論理レベルを維持する。そうすると第2ノード
(P2)は第3NMOSトランジスタ(T3)を経由し
て供給される供給電圧(VDD)によってハイ論理レベ
ル電圧に充電され始める。第6NMOSトランジスタ
(T6)は第2ノード(P2)から供給される自分の段
界電圧以上の電圧信号によってターンオンされる。第6
NMOSトランジスタ(T6)がターンオンされること
で出力ライン(4i)上に充電された電圧が基底電圧源
(VSS)側に放電されるために、出力ライン(4i)
に連結されたローライン(ROWi)上の電圧はロー論
理レベルを維持する。
【0007】シフトレジスタが正常に動作されるために
は、レートオドロジックに使用される第3及び第4NM
OSトランジスタ(T3、T4)の抵抗比が正確に設定
されなければならない問題点がある。もう一度言うと、
ハイ論理電圧を有する第3クロック信号(C3)とi−
1番目ローライン入力信号(giー1)が同時に第3及
び第4NMOSトランジスタ(T3、T4)に印可され
る場合に第2ノード(P2)上の電圧がローレベルにな
るようにするためには、第4NMOSトランジスタ(T
4)のチャンネル幅が第3及NMOSトランジスタ(T
3)のそれに比べて大略10倍程度大きくしなければな
らない。万が一、第3及び第4NMOSトランジスタ
(T3、T4)の素子特性が不均質になると、第3及び
第4NMOSトランジスタ(T3、T4)の電流比が変
ずる。この場合、シフトレジスタは正常に動作すること
が出来なくなる。
【0008】更に、第3クロック信号(C3)とi−1
番目ローライン入力信号(giー1)によって第3及び
第4NMOSトランジスタ(T3、T4)が同時にター
ンオンされると第3及び第4NMOSトランジスタ(T
3、T4)には続けて直流電流が流れるので第3及び第
4NMOSトランジスタ(T3、T4)の特性は過電流
によって熱化されやすい。併せて、第1ノード(P1)
上の電圧がハイ論理レベルである状態で第1クロック信
号(C1)がロー論理レベル電圧でハイ論理レベル電圧
に変ずると、第1ノード(P1)上の昇圧された電圧の
上昇幅が第5NMOSトランジスタ(T5)の寄生容量
と第1ノード(P1)での電圧上昇幅は下の数学式1の
ので寄生容量の変化によって第1ノード(P1)上の電
位が変ずるようになって回路特性の正確な設計が困難に
なる。
【数1】 ここで、ΔVp1とΔVoutはそれぞれ第1ノード
(P1)上の電圧変化量と出力ライン(4i)上の電圧
変化量を表して、CLとCoxはそれぞれ第1ノード
(P1)上の寄生容量と第5NMOSトランジスタ(T
5)の寄生容量値(CL)と第5NMOSトランジスタ
(T5)の寄生容量値(Cox)によって変ずるため
に、シフトレジスタ特性を正確に設定しにくい。これと
併せて、図2のシフトレジスタステージでは、シフトレ
ジスタステージの出力ライン(4i)上の出力電圧がハ
イ論理レベルに変ずることによって第6NMOSトラン
ジスタ(T6)でのゲートとドレーン間の寄生容量成分
によって第2ノード(P2)上の電圧が上昇するために
シフトレジスタステージの出力電圧が歪曲される。
【0009】図5は通常の4ー位相シフトレジスタの構
造を概略的に図示するブロック図である。図5のシフト
レジスタは互いに従属接続されることと併せて出力ライ
ン(14i乃至14n)を経由してn個のローライン
(ROW1乃至ROWn)にそれぞれ接続されたn個の
ステージ(12i乃至12n)とを具備する。このシフ
トレジスタにおいて、スタートパルス(SP)は第1ス
テージ(12i)に入力される。第2乃至第nステージ
(12i乃至12n)は以前ステージ(12i乃至12
nー1)の出力信号(gi乃至gnー1)と四つのクロ
ック信号の中の任意の二つに応答して画素列に接続され
たローライン(ROW2乃至ROWn)を選択する。第
1ステージ(121)もスタートパルス(SP)と四つ
のクロック信号の中いずれか二つに応答してローライン
(ROW1)を選択的に駆動する。ステージ(12i乃
至12n)それぞれは同一の回路構造を有することと併
せて水平同期信号の周期毎にスタートパルス(SP)を
出力ライン(14i)側にシフトさせる。
【0010】図6を参照すると、図5に図示された任意
のステージ(12i)の回路構造が開示されている。そ
のステージ(12i)は出力ライン(12i)にハイ論
理の電圧信号を供給するための第5NMOSトランジス
タ(T5)と、出力ライン(4i)にロー論理の電圧信
号を供給するための第6NMOSトランジスタ(T6)
とを具備する。
【0011】図7に図示されたようなt1区間でスター
トパルスとして使用される以前ステージの出力信号(g
iー1)がハイ論理レベルを有すると、第1及び第4N
MOSトランジスタ(M1、M4)がターンオンされ
る。この時、電圧信号(VP1)が第1ノード(P1)
に充電される反面に第2ノード(P2)上の電圧信号
(VP2)が放電される。第5NMOSトランジスタ
(T5)は第1ノード(P1)上の電圧信号(VP1)
によってターンオンされる。この時、。第5NMOSト
ランジスタ(T5)に供給される第1クロック信号(C
1)がロー論理レベルを有するために出力ライン(4
i)にはロー論理レベルを有する出力信号が表れる。そ
の次、t2区間で以前ステージの出力信号(giー1)
がロー論理レベルに反転されて第1クロック信号(C
1)がハイ論理レベルを有するt2の区間では、第1N
MOSトランジスタ(T1)がターンオフされることと
併せて第1ノード(P1)上の電圧信号(VP1)が第
5NMOSトランジスタ(T5)のゲート電極とソース
電極の間のキャパシタ(Cgs)によってカープリング
されてブートストラップされる。これによって、出力ラ
イン(4i)にはハイ論理レベルの第1クロック信号
(C1)がほとんど損失無しに供給されることが出来
る。続いて、t3区間で第1クロック信号(C1)がロ
ー論理に遷移すると、第5NMOSトランジスタ(T
5)がターンオン状態を維持しているので出力ライン
(4i)上の出力電圧はロー論理レベルに変ずる。ハイ
論理レベルの第3クロック信号(C3)が第3NMOS
トランジスタ(T3)に供給されるt4区間では第3N
MOSトランジスタ(T3)がターンオンされて第2ノ
ード(P2)上に高電位の供給電圧(VCC)が充電さ
れるようにすることで第2ノード(P2)上にハイ論理
レベル電圧が表れるようにする。第2ノード(P2)上
の電圧信号(VP2)は第6NMOSトランジスタ(T
6)がターンオンされるようにして出力ライン(14
i)に充電された出力電圧が第6NMOSトランジスタ
(T6)を経由して基底電圧源(VSS)に放電される
ようにする。これと併せて、第2ノード(P2)上に充
電される電圧信号(VP2)は第2NMOSトランジス
タ(T2)がターンオンされるようにして第1ノード
(P1)上に充電された電圧(VP1)が第2NMOS
トランジスタ(T2)を経由して基底電圧源(VSS)
に放電される。図7において、ブートストラップが起き
るt2区間では第1ノード(P1)上の電圧がとても高
く上がる用になることが分かる。しかし、第1乃至第2
NMOSトランジスタ(T1乃至T2)の段界電圧の絶
対値(|Vth|)が低いと、第1乃至第2NMOSト
ランジスタ(T1乃至T2)の漏泄電流によって第1ノ
ード(P1)上に充電された電圧(VP1)が図8に図
示されたように放電される現象が発生する。
【0012】図8は低い段界電圧の絶対値(|Vth
|)を有するトランジスタを含む従来のシフトレジスタ
をシミュレーションした結果を表す。また、図8は現在
のステージ(12i)で出力される出力信号の波形と第
1及び第2ノード(P1、P2)上の電圧信号の波形を
現すことである。 図8を参照すると、第1乃至第2N
MOSトランジスタ(T1乃至T2)それぞれを経由し
て漏泄される電流信号によって第1ノード(P1)上の
電位(VP1)が歪曲される。これとあわせて、出力ラ
イン(4i)上に充電された出力信号も歪曲される。更
に、第1NMOSトランジスタ(T1)のドレーンとゲ
ート電極が互いに接続されているので以前ステージの出
力電圧(gi−1)は第1NMOSトランジスタ(T
1)の段界電圧(Vth)ほど減少された状態で第1ノ
ード(P1)上に供給される。更にまた、以前ステージ
の出力信号(gi−1)は液晶パネルに欠陥のある場合
にもっと減少される。この場合、以前ステージの出力電
圧(gi−1)は端側のステージに行くほど益々落ち
る。この結果、シフトレジスタは動作しない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は段界電圧の変動による回路特性の変化を防止するよう
なシフトレジスタ回路を提供することにある。本発明の
また他の目的は過電流による回路特性熱化を防止するよ
うにしたシフトレジスタ回路を提供することにある。本
発明のまた他の目的は段界電圧の変化によるブートスト
ラップノー土壌の電位変化を最小化にしたシフトレジス
タ回路を提供することにある。本発明のまた他の目的は
シフトレジスタの動作領域を広めて誤動作を防止するこ
とができるシフトレジスタ回路を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明によるシフトレジスタは高電位電圧源、低電
位電圧源及び位相遅延クロック信号発生器に共通に接続
されることと併せてスキャニング信号に対して従属接続
されてローラインを充電及び放電させる多数のステージ
を具備することを特徴とする。
【0015】本発明の実施例によるシフトレジスタに含
まれた多数のステージそれぞれは;スキャニング信号に
比べて位相遅延された第1クロック信号が入力される第
1入力電極、ローラインに接続された第1出力電極及び
第1制御電極を有するプルアップトランジスタと低電位
電圧源に接続された第2入力電極、ローラインに接続さ
れる第2出力電極及び第2制御電極を有するプルダウン
トランジスタを含む出力回路部と;スキャニング信号に
応答して第1制御電極に供給される第1制御信号を発生
することと併せて第1クロック信号に比べて位相遅延さ
れた第2クロック信号に応答して第2制御電極に供給さ
れる第2制御信号を発生するための入力回路部と;第1
制御信号を昇圧するための昇圧手段とを具備することを
特徴とする。
【0016】本発明の他の実施例によるシフトレジスタ
に含まれた多数のステージそれぞれは;スキャニング信
号に比べて位相遅延された第1クロック信号は入力され
る第1出力電極、ローラインに接続された第1出力電極
及び第1制御電極を有するプルアップトランジスタと低
電位電圧源に接続された第2入力電極、ローラインに接
続される第2出力電極及び第2制御電極を有するトラン
ジスタを含む出力回路と;スキャニング信号に応答して
第1制御電極に供給される第1制御信号を発生すること
と併せて第1クロック信号に比べて位相遅延された第2
クロック信号に応答して第2制御電極に供給される第2
制御信号を発生するための入力回路部と;第1制御信号
を昇圧するための昇圧手段と;第1制御信号がイネーブ
ルされる期間に第2制御信号を放電させるための手段と
を具備することを特徴とする。
【0017】本発明のまた他の実施例によるシフトレジ
スタに含まれた多数のステージそれぞれは;スキャニン
グ信号に比べて位相遅延された第1クロック信号が入力
される第1出力電極、ローラインに接続された第1出力
電極及び第1制御電極を有するプルアップトランジスタ
と低電位電圧源に接続された第2入力電極、ローライン
に接続される第2出力電極及び第2制御電極を有するプ
ルダウントランジスタを含む出力回路と;スキャニング
信号に応答して第1制御電極に供給される第1制御信号
を発生することと併せて第1クロック信号に比べて位相
遅延された第2クロック信号に応答して第2制御電極に
供給される第2制御信号を発生するための入力回路部
と;第1制御信号を昇圧するための昇圧手段と;ローラ
インでの放電速度を加速するための手段とを具備するこ
とを特徴とする。
【0018】本発明のまた他の実施例によるシフトレジ
スタに含まれた多数のステージそれぞれは;第1クロッ
ク信号ラインと出力端子の間に接続された導電通路と制
御電極を有するプルアップトランジスタと;低電位の電
圧ラインと出力端子の間に接続された導電通路と制御電
極を有するプルダウントランジスタと;入力端子とプル
アップトランジスタの制御電極の間に直列接続された導
電通路と第2クロック信号ラインに共通に接続された制
御電極をそれぞれ有する第1及び第2トランジスタと;
第3クロック信号ラインとプルダウントランジスタの制
御電極に間に直列接続された導電通路と第3クロック信
号ラインに共通に接続された制御電極をそれぞれ有する
ことで電圧がプルダウントランジスタの制御電極に充電
されるようにする第3及び第4トランジスタとを具備す
ることを特徴とする。
【0019】本発明の他の実施例によるシフトレジスタ
に含まれた多数のステージそれぞれは;第1クロック信
号ラインと出力端子の間に接続された導電通路と制御電
極を有するプルアップトランジスタと;低電位の電圧ラ
インと出力端子の間に接続された導電通路と制御電極を
有するプルダウントランジスタと;入力端子とプルアッ
プトランジスタの制御電極の間に直列接続された導電通
路と入力端子と第2クロック信号ラインに個別に接続さ
れた制御電極をそれぞれ有する第1及び第2トランジス
タと;第3クロック信号ラインとプルダウントランジス
タの制御電極に間に直列接続された導電通路と第3クロ
ック信号ラインに共通に接続された制御電極をそれぞれ
有することで電圧がプルダウントランジスタの制御電極
に充電されるようにする第3及び第4トランジスタとを
具備することを特徴とする。
【0020】上述構成によって、本発明によるシフトレ
ジスタは4ー位相クロック信号を利用して多数のステー
ジを順次的に駆動することでトランジスタのサイズと関
係無しに各ステージが構成されるようにする。従って、
本発明によるシフトレジスタでは素子移動図及び段界電
圧の変動で引き起こされる回路特性の変化が最小化され
る。この結果、信号のトレジジョン期間にだけ電流が流
れるようになって電力消耗が減ることだけではなく、過
電流によって引き起こされる素子特性の熱化が抑制され
る。更に、本発明によるシフトレジスタでは出力ノード
とブートストラップノードの間に別途のキャパシタが設
置されることと併せて直流電源とブートストラップノー
ド間にキャパシタが設置されることで、ブートストラッ
プノードでの電圧変化が抑制されることが出来る。この
結果、本発明によるシフトレジスタが安定に動作され
る。
【0021】また、本発明によるシフトレジスタでは、
NMOSトランジスタがマルチゲート構造で第1及び第
2ノード(P1、P2)に接続されて第1及び第2ノー
ド(P1、P2)から漏泄される電流が減少される。こ
れによって、シフトレジスタが安定に駆動されて、更に
動作電圧の範囲が広くなる。また、本発明によるシフト
レジスタでは、第1及び第2NMOSトランジスタ(T
1、T2)のゲート電極が異なるクロックラインにそれ
ぞれ接続されることで、以前ステージの出力信号が落ち
ても第1ノード(P1)に充電される電位の減少が最小
化される。更に、本発明によるシフトレジスタは高電位
電圧を供給するためのラインが制御されることが出来
る。
【0022】前記目的以外の本発明の他の目的及び利点
は添付した図面を参考して次の実施例に対する詳細な説
明を通して明らかになるだろう。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施例を
添付した図9乃至図20を参照して詳細に説明すること
にする。
【0024】図9を参照すると、図5に図示されたシフ
トレジスタに適用される本発明の実施例によるシフトレ
ジスタステージ(12i)が図示されている。説明の便
宜のために、図9のシフトレジスタステージが図5に図
示されたシフトレジスタのi番目シフトレジスタステー
ジ(12i)という。図9において、i番目シフトレジ
スタステージ(12i)は入力スキャニングパルス入力
ライン(14i−1)、第1ノード(P1)及び第3ノ
ード(P3)の間に接続された第1NMOSトランジス
タ(T1)と;第1ノード(P1)、第2ノード(P
2)及び基底電圧ライン(VSSL)の間に接続された
第2NMOSトランジスタ(T2)と;供給電圧ライン
(VDDL)、第3クロック信号ライン(CKL3)及
び第2ノード(P2)の間に接続された第3NMOSト
ランジスタ(T3)と;第2ノード(P2)、第3ノー
ド(P3)及び基底電圧ライン(VSSL)の間に接続
された第4NMOSトランジスタ(T4)と;第1ノー
ド(P1)と出力ライン(14i)の間に接続されたキ
ャパシタ(CAP1)と、第1ノード(P1)、第1ク
ロック信号ライン(CKL1)及び出力ライン(14
i)の間に接続された第5NMOSトランジスタ(T
5)と;第2ノード(P2)、出力ライン(14i)及
び基底電圧ライン(VSSL)の間に接続された第6N
MOSトランジスタ(T6)とを具備する。
【0025】以前ステージ(12i−1)からハイ論理
レベルのi−1番目ローライン入力信号(gi−1)が
スキャニングパルス入力ライン(14i−1)に印可さ
れると、第1及び第4NMOSトランジスタ(T1、T
4)がターンオンされる。そうすると第1ノード(P
1)上の電圧は第1NMOSトランジスタ(T1)がタ
ーンオンされることによって供給される供給電圧(VD
D)によってハイ論理レベルに変ずるようになり、第2
ノード(P2)上の電圧は第4NMOSトランジスタ
(T4)がターンオンされることによって基底電圧(V
SS)に放電される。この結果、第2ノード(P2)で
はロー論理レベル電圧が表れる。
【0026】図10で分かるように、第3クロック信号
(C3)はi−1番目ローライン入力信号(gi−1)
はハイ論理レベルを有する期間にローレベルを維持す
る。もう一度言うと、第3クロック信号(C3)のハイ
論理レベル電圧区間がi−1番目ローライン入力信号
(giー1)のハイ論理レベル電圧区間と重畳されなく
なる。従って、第4NMOSトランジスタ(T4)と第
3NMOSトランジスタ(T3)が同時にターンオンさ
れないので第3及び第4NMOSトランジスタ(T3、
T4)のチャンネル幅比率(即ち、抵抗比)とは関係無
しに第2ノード(P2)上の電圧レベルが決定される。
この結果、第3及び第4NMOSトランジスタ(T3、
T4)の素子特性が不均質である場合においてシフトレ
ジスタの回路特性は正常の動作が不可能になるほど大幅
に変じなくなる。また、第3及び第4NMOSトランジ
スタ(T3、T4)が同時にターンオンされないのでこ
れら第3及び第4NMOSトランジスタ(T3、T4)
では過電流が流れなくなる。この結果、第3及び第4N
MOSトランジスタ(T3、T4)の素子特性が熱化さ
れなくなって、更に電力消耗が減る。
【0027】第1ノード(P1)上でハイ論理レベル電
圧が表れると、第5NMOSトランジスタ(T5)がタ
ーンオンされる。この状態で、第1クロック信号(C
1)がハイ論理レベル電圧を有すると、出力ライン(1
4i)は第5NMOSトランジスタ(T5)のドレーン
及びソースを経由して供給される第1クロック信号(C
1)のハイ論理レベル電圧を充電する。キャパシタ(C
AP1)はハイ論理レベルの第1クロック信号(C1)
が出力ライン(14i)に供給される時第1クロック信
号(C1)の電圧論理レベル電圧ほど第1ノード(P
1)上の電圧を昇圧させる。このキャパシタ(CAP
1)によってゲート電圧が増加されることで、第5NM
OSトランジスタ(T5)はハイ論理レベルの第1クロ
ック信号(C1)を減衰無しに早く出力ライン(14
i)側に伝達する。従って、第5NMOSトランジスタ
(T5)の段界電圧によって電圧損失が最小化される。
本実施例で、キャパシタ(CAP1)は第5NMOSト
ランジスタ(T5)に存在する寄生キャパシタに対置さ
れることが出来る。
【0028】第1クロック信号(C1)がハイ論理レベ
ル電圧でロー論理レベル電圧に変ずると、出力ライン
(14i)上の電圧もハイ論理レベル電圧でロー論理レ
ベルに変ずる。これは第5NMOSトランジスタ(T
5)が第1ノード(P1)上の電圧によってターンオン
状態をそのまま維持することに起因する。
【0029】次に、第3クロック信号(C3)がロー論
理レベル電圧でハイ論理レベル電圧に変ずると、第3N
MOSトランジスタ(T3)は第2ノード(P2)上の
電圧がハイ論理レベルを有するようにターンオンされ
る。第2NMOSトランジスタ(T2)も自分のゲート
に供給される第2ノード(P2)上のハイ論理レベル電
圧によってターンオンされて第1ノード(P1)上の電
圧を基底電圧ライン(VSSL)に接続された基底電圧
源(VSS)側に放電させる。同様に、第6NMOSト
ランジスタ(T6)も自分のゲートに供給される第2ノ
ード(P2)上のハイ論理レベル電圧に応答して出力ラ
イン(14i)上の電圧を基底電圧ライン(VSSL)
を経由して基底電圧源(VSS)側に放電させる。この
結果、第1ノード(P1)上の電圧と出力ライン(14
i)上の出力信号すべてがロー論理レベル電圧を有す
る。
【0030】一方、第1ノード(P1)上の電圧がハイ
論理レベルを維持する状態で第5NMOSトランジスタ
(T5)のドレーンに入力される第1クロック信号(C
1)がハイ論理レベル電圧でロー論理レベル電圧に変ず
ると、第1ノード(P1)上の電圧はもっと上昇する。
この時、第1ノード(P1)は第1ノード(P1)と出
力ライン(14i)の間に連結されたキャパシタ(CA
P1)と第1ノード(P1)と基底電圧ライン(VSS
L)の間に設けられたキャパシタ(CL1)によって正
確に設定されることが出来る。第1ノード(P1)での
電圧上昇幅(ΔVp)は次の数学式(2)に記述され
た。
【数2】 ここで、Coxは第5NMOS(T5)の寄生キャパシ
タを表す。三つのキャパシタ(CAP1、CL1)の容
量値は大略0 1pF〜10pF程度が好ましい。しか
し、異なる適当な値も使用されるだろう。
【0031】シフトレジスタステージ(12i)SMS
第2ノード(P2)と基底電圧ライン(VSSL)の間
に連結されたキャパシタ(CL2)とをもっと具備す
る。このキャパシタ(CL2)は出力ライン(14i)
上の出力信号が変化する時第2ノード上の電圧の変化と
漏泄電流による第2ノード(P2)上の電圧変化を抑制
する。このような電圧変化の抑制は、図11に示したよ
うに、キャパシタ(CL2)が設置される時の第1及び
第2ノード上の電圧波形(P1、P2)とキャパシタ
(CL2)が設置されない時の第1及び第2ノード上の
電圧波形(P1!、P2!)を通して分かる。
【0032】図12を参照すると、図5にあるシフトレ
ジスタに適用される本発明の他の実施例によるシフトレ
ジスタステージを表す。シフトレジスタステージ(12
i)は図10に図示された波形図を参照して説明される
ことである。図12において、i番目ステージ(12
i)はスキャニングパルス入力ライン(14i−1)と
第1ノード(P1)の間に接続された第1NMOSトラ
ンジスタ(T1)と;第1ノード(P1)、第2ノード
(P2)及び基底電圧ライン(VSSL)の間に接続さ
れた第2NMOSトランジスタ(T2)と;供給電圧ラ
イン(VDD)、第3クロック信号ライン(CKL3)
及び第2ノード(P2)の間に接続された第3NMOS
トランジスタ(T3)と;第1ノード(P1)、第2ノ
ード(P2)及び基底電圧ライン(VSSL)の間に接
続された第4NMOSトランジスタ(T4)と;第1ノ
ード(P1)と出力ライン(14i)の間に接続された
キャパシタ(CAP1)と;第1ノード(P1)、第1
クロック信号ライン(CKL1)及び出力ライン(14
i)の間に接続された第5NMOSトランジスタ(T
5)と;第2ノード(P2)、出力ライン(14i)及
び基底電圧ライン(VSSL)の間に接続された第6N
MOSトランジスタ(T6)とを具備する。
【0033】以前のステージ(22i−1)からハイ論
理レベルのi−1番目ローライン入力信号(gi−1)
がスキャニングパルス入力ライン(14i−1)に印可
されると、第1NMOSトランジスタ(T1)がターン
オンされて第1ノード(P1)上の電圧をハイ論理レベ
ルに上昇させる。第1ノード(P1)上の電圧が自分た
ちの段界電圧以上の高いレベルを有すると、第4及び第
5NMOSトランジスタ(T4、T5)がターンオンさ
れる。第4NMOSトランジスタ(T4)がターンオン
されることによって第2ノード(P2)上の電圧が第4
NMOSトランジスタ(T4)及び基底電圧ライン(V
SSL)を経由して基底電圧源(VSS)側に放電され
る。従って、第2ノード(P2)上の電圧は第1ノード
(P1)上の電圧がハイ論理レベルを維持する期間(即
ち、i−1番目ローライン入力信号(gi−1)がハイ
論理レベルに残っている期間)には変じなくなる。更
に、第2ノード(P2)上の電圧がロー論理レベルであ
るので第2及び第6NMOSトランジスタ(T2、T
6)がターンオフされる。図10で表したように、第3
クロック信号(C3)はi−1番目ローライン入力信号
(gi−1)がハイ論理レベルを有する期間にロー論理
レベル電圧を維持することで、第3及び第4NMOSト
ランジスタ(T3、T4)のチャンネル比率(即ち、抵
抗比)とは関係無しに第2ノード(P2)上の電圧レベ
ルが決定されるようにする。続いて、第1クロック信号
(C1)がロー論理レベル電圧でハイー論理レベル電圧
に変ずると、第5NMOSトランジスタ(T5)のドレ
ーン及びソースを経由して供給される第1クロック信号
(C1)のハイ論理レベル電圧によって出力ライン(1
4i)はハイ論理レベル電圧に充電される。この時、キ
ャパシタ(CAP)はハイレベルの第1クロック信号
(C1)が出力ライン(14i)に供給される時第1ク
ロック信号(C1)の電圧レベルほど第1ノード(P
1)上の電圧を昇圧させる。
【0034】更に、第1クロック信号(C1)がハイ論
理レベル電圧からロー論理レベル電圧に遷移すると、出
力ライン(14i)上の電圧も論理レベルに落ちる。こ
れは第5NMOSトランジスタ(T5)がターンオンに
あることに起因する。
【0035】次に、第3クロック信号(C3)がロー論
理レベル電圧でハイ論理レベル電圧に変ずると、第3N
MOSトランジスタ(T3)は第3クロック信号(C
3)のハイ論理レベルによってターンオンされて第2ノ
ード(P2)上の電圧がハイ論理レベルを有するように
する。第2NMOSトランジスタ(T2)も自分のゲー
トに供給される第2ノード(P2)上のハイ論理レベル
電圧によってターンオンされて第1ノード(P1)上の
電圧を基底電圧ライン(VSSL)に接続された基底電
圧源(VSS)側に放電させる。似っている形態で、第
6NMOSトランジスタ(T6)も自分のゲートに供給
される第2ノード(P2)上のハイ論理レベル電圧に応
答して出力ライン(14i)上の電圧を基底電圧ライン
(VSSL)を経由して基底電圧源(VSS)側に放電
させる。この結果、第1ノード(P1)上の電圧と出力
ライン(14i)上の出力信号すべてがロー論理レベル
電圧を有する。
【0036】図13は図5に図示されたシフトレジスタ
に適用される本発明の他の実施例によるシフトレジスタ
ステージを表す。図13のシフトレジスタステージも図
10に図示された波形図を参照して説明されることであ
る。図13において、i番目シフトレジスタステージ
(12i)はスキャニングパルス入力ライン(14i−
1)と第1ノード(P1)の間に接続された第1NMO
Sトランジスタ(T1)と;第1ノード(P1)、第2
ノード(P2)及び基底電圧ライン(VSSL)の間に
接続された第2NMOSトランジスタ(T2)と;供給
電圧ライン(VDDL)、第3クロック信号ライン(C
KL3)及び第2ノード(P2)の間に接続された第3
NMOSトランジスタ(T3)と;スキャニングパルス
入力ライン(14i−1)、第2ノード(P2)と及び
基底電圧ライン(VSSL)の間に接続された第4NM
OSトランジスタ(T4)と;第1ノード(P1)と出
力ライン(14i)の間に接続されたキャパシタ(CA
P1)と;第1ノード(P1)、第1クロック信号ライ
ン(CKL1)及び出力ライン(14i)の間に接続さ
れた第5NMOSトランジスタ(T5)と;第2ノード
(P2)、出力ライン(14i)及び基底電圧ライン
(VSSL)の間に接続された第6NMOSトランジス
タ(T6)と;を具備する。出力ライン(14i)と基
底電圧ライン(VSSL)の間に接続された第7NMO
Sトランジスタ(T7)とを具備する。
【0037】以前ステージ(32i−1)からハイ論理
レベルのi−1番目ローライン入力信号(gi−1)が
スキャニングパルス入力ライン(14i−1)に印可さ
れると、第1NMOSトランジスタ(T1)がターンオ
ンされて第1ノード(P1)上の電圧がハイ論理レベル
に高くする。第4NMOSトランジスタ(T5)もハイ
論理レベルの以前ステージのローライン入力信号(gi
−1)によってターンオンされて第2ノード(P2)上
の電圧を基底電圧ライン(VSSL)を経由して基底電
圧源(VSS)側に放電させる。従って、第1ノード
(P2)上の電圧がハイ論理レベルを維持する期間には
第4NMOSトランジスタ(T4)によって第2ノード
(P2)上の電圧が変じなくなる。このような第2ノー
ド(P2)上の電圧は第3クロック信号(C3)がi−
1番目ローライン入力信号(gi−1)のハイ論理レベ
ル区間でロー論理レベル電圧を有するために第4NMO
Sトランジスタ(T4)に対する第3NMOSトランジ
スタ(T3)チャンネル幅比率(即ち、抵抗比)とは関
係無しに設定される。また、第2ノード(P2)上の電
圧は第4NMOSトランジスタ(T4)がターンオン時
から第3NMOSトランジスタ(T3)がターンオンさ
れる時までの期間にロー論理レベルを維持することで第
2及び第6NMOSトランジスタ(T2、T6)がター
ンオンされるようにする。
【0038】続いて、第1クロック信号(C1)がロー
論理レベル電圧でハイー論理レベル電圧に変ずると、第
5NMOSトランジスタ(T5)のドレーン及びソース
を経由して供給される第1クロック信号(C1)のハイ
論理レベル電圧によって出力ライン(14i)はハイ論
理レベル電圧に充電される。この時、キャパシタ(CA
P)はハイレベルの第1クロック信号(C1)が出力ラ
イン(14i)に供給される時第1クロック信号(C
1)の電圧レベルほど第1ノード(P1)上の電圧を昇
圧させる。
【0039】第1クロック信号(C1)がハイ論理レベ
ル電圧からロー論理レベル電圧に遷移すると、出力ライ
ン(14i)上の電圧も論理レベルに落ちる。これは第
5NMOSトランジスタ(T5)がターンオンの状態に
あることに起因する。
【0040】次に、第7NMOSトランジスタ(T7)
は次のステージ(12i+1)からのハイ論理レベル電
圧の帰還信号(Vf)によってターンオンされて出力ラ
イン(14i)上の出力信号を基底電圧ライン(VSS
L)を経由して基底電圧源(VSS)側に放電させる。
従って、出力信号の長い下降時間が図14に図示された
ように短くなる。出力信号の増加された下降時間は第5
NMOSトランジスタ(T5)のチャンネル幅が第1ノ
ード(P1)上の電圧が鈍く減少されることによって鈍
く狭くなることに起因する。もう一度言うと、第5NM
OSトランジスタ(T5)によって形成される放電通路
が鈍く狭くなるので出力信号の下降時間が長くなる。第
7NMOSトランジスタ(T7)によって新しい放電通
路が第5NMOSトランジスタ(T5)による放電通路
と併せて提供されることで、出力ライン(14i)上の
出力信号が速く放電される。この結果、出力信号の下降
時間が短くなる。
【0041】図15は本発明の実施例によるシフトレジ
スタに対する構成を概略的に図示する。図5のシフトレ
ジスタはスタートパルス入力ラインに従属されたn個の
ステージ(221乃至22n)とを具備する。これらn
個のステージ(221乃至22n)それぞれは4位相ク
ロック信号ライン(CKL1乃至CKL4)の中の三つ
のクロック信号ラインに接続される。図15に図示され
たn個のステージ(221乃至22n)の各出力ライン
(241乃至24n)は画素アレイにあるローライン
(ROW1乃至ROWn)に接続される。4位相クロッ
ク信号ライン(CKL1乃至CKL4)上の第1乃至第
4クロック信号(C1乃至C4)は四つの水平走査期間
に相応する周期と一つの水平走査期間ほど順次的に遅延
された位相をそれぞれ有する。第2乃至第nステージ
(222乃至22n)は以前ステージ(221乃至22
nー1)に供給された三つのクロック信号より1水平走
査期間ほど位相遅延された三つのクロック信号を入力す
る。例えば、第1ステージ(221)に第1及び第3と
第4クロック信号(C1、C3、C4)が入力される場
合、第2ステージ(222)には順次的に1水平走査期
間ほど位相遅延された三つのクロック信号(C2、C
4、C1)が入力されて、第3乃至第nステージ(12
3乃至12n)にも同じ方式に継続して順次的に1水平
走査期間ほど位相遅延された三つのクロック信号が入力
される。スタートパルス(SP)が第1ステージ(12
1)に供給されると、第1乃至第nステージ(221乃
至22n)はスタートパルス(SP)をシフトして第1
乃至第nステージ(221乃至22n)の出力ライン
(241乃至24n)を順次的に入力させる。この時、
第1乃至第nー1ステージ(221乃至22n)の出力
信号(g1乃至gn−1)はスタートパルス(SP)と
して次のステージ(222乃至22n)に供給される。
n個のステージ(221乃至22n)は同一な形態で駆
動される。説明の便宜のために、第1、第3及び第4ク
ロック信号(C1、C3、C4)を入力する任意のステ
ージ(22i)をn個のステージ(221乃至22n)
の例として詳細に説明する。
【0042】図16は図15に図示されたシフトレジス
タ回路に含まれた任意のステージ(22i)の構造を詳
細に図示する。図16に図示された任意のステージ(2
2i)は第4クロック信号入力ライン(CKL4)にゲ
ート端子が共通接続されることと併せて以前ステージ
(22iー1)の出力ライン(14iー1)と第1ノー
ド(P1)の間に直列接続された第1及び第2NMOS
トランジスタ(T1、T2)と;第3クロック信号ライ
ン(CKL3)にゲート端子が共通接続されることと併
せて第3クロック信号ライン(CKL3)と第2ノード
(P2)の間に直列接続された第3及び第4NMOSト
ランジスタ(T3、T4)と;第2ノード(P2)にゲ
ート端子が共通接続されて第1ノード(P1)と基底電
圧ライン(VSSL)の間に直列接続された第5及び第
6NMOSトランジスタ(T5、T6)と;以前ステー
ジの出力ライン(24i−1)にゲート端子が共通接続
されることと併せて第2ノード(P2)と基底電圧ライ
ン(VSSL)の間に直列接続された第7及び第8NM
OSトランジスタ(T7、T8)とを具備する。また、
任意のステージ(22i)は第1クロック信号(CKL
1)、第1ノード(P1)及び出力ライン(24i)の
間に接続された第9NMOSトランジスタ(T9)と;
基底電圧ライン(VSSL)、第2ノード(P2)及び
出力ライン(24i)の間に接続された第10NMOS
トランジスタ(T10)十をもっと具備する。
【0043】図16に図示されたようなステージ(12
i)は漏泄電流を減少させることによって図6に図示さ
れた従来のステージ(12i)と対比して広い動作電圧
範囲を有する。漏泄電流はマルチゲート構造で第1ノー
ド(P1)と第2ノード(P2)に接続されたNMOS
トランジスタに因って減る。また、第1及び第2NMO
Sトランジスタ(T1、T2)のゲート電極は以前ステ
ージの出力ライン(24i−1)の出力信号(gn−
1)がロー論理レベル電圧を有する場合に第ノード(P
1)に充電された電位の減少を最小化する。更に、第3
及び第4NMOSトランジスタ(T3、T4)のゲート
電極は第3NMOSトランジスタ(T3)のドレーン電
極に共通に接続されて、図16に図示されたような任意
のステージ(22i)から高電位供給電圧ライン(VD
DL)が除去されるようにする。このような任意のステ
ージ(22i)は図17に図示された波形図を参照して
説明される。
【0044】優先的に、t1区間でスタートパルスとし
てハイ論理レベルを有する以前ステージの出力ライン
(22i−1)の出力信号(gn−1)が第1NMOS
トランジスタ(T1)のドレーン電極に供給されること
と併せてハイ論理レベル電圧を有する第4クロック信号
(C4)が第4クロック信号ライン(CKL4)から第
1及び第2NMOSトランジスタ(T1、T2)のゲー
ト電極に供給される。この時、第1クロック信号ライン
(CKL1)上の第1クロック信号(C1)と第3クロ
ック信号ライン(CKL3)上の第3クロック信号(C
3)すべてはロー論理レベル電圧を維持する。この場
合、ハイ論理レベル電圧の第4クロック信号(C4)に
よって第1及び第2NMOSトランジスタ(T1、T
2)がターンオンされることと併せてハイ論理レベル電
圧を有する以前ステージの出力信号(gn−1)によっ
て第7及び第8NMOSトランジスタ(T7、T8)も
ターンオンされる。従って、第1ノード(P1)上の電
圧(VP1)はハイ論理レベル状態で上昇されて第9N
MOSトランジスタ(T9)をターンオンさせる。この
時、第9NMOSトランジスタ(T9)のドレーン電極
に供給される第1クロック信号(C1)がロー論理レベ
ル電圧を維持するので出力ライン(14i)にはロー論
理レベル電圧の出力信号が表れる。
【0045】続いて、t2区間で以前ステージの出力ラ
イン(22i−1)の出力信号(gn−1)が第4クロ
ック信号(C4)がハイ論理レベル電圧でロー論理レベ
ル電圧に反転される反面に第1クロック信号(C1)は
ロー論理レベル電圧の代わりにハイ論理レベル電圧を有
する。ハイ論理レベル電圧を有する第1クロック信号
(C1)は第1ノード(P1)上のハイ論理レベル電圧
(VP1)によってターンオンされた第9NMOSトラ
ンジスタ(T9)を経由して出力ライン(24i)に供
給されるようになって、出力ライン(24i)上にハイ
論理レベルが表れるようにする。この時、第1ノード
(P1)上の電圧(VP1)は第9NMOSトランジス
タ(T9)のゲート電極とソース電極の間に存在する寄
生キャパシタ(Cgs)のカープリング効果によっても
っと高いレベルに昇圧される。次に、t3区間で第1ク
ロック信号(C1)がハイ論理レベル電圧でロー論理レ
ベル電圧に遷移すると、第9NMOSトランジスタ(T
9)がターンオン状態を維持してあるので出力ライン
(14i)上の出力信号はロー論理レベル電圧を有す
る。この時、第1及び第2NMOSトランジスタ(T
1、T2)はターンオフ状態であるので第1ノード(P
1)上の電圧(VP1)は中間レベル電圧状態に減少さ
れる。
【0046】最後に、t4区間でハイ論理レベル電圧を
有する第3クロック信号(C3)が第3NMOSトラン
ジスタ(T3)のドレーン電極と第3及び第4NMOS
トランジスタ(T3、T4)のゲート電極に印可され
る。この時、第3及び第4NMOSトランジスタ(T
3、T4)はターンオンされて、ハイ論理レベル電圧を
有する第3クロック信号(C3)が自分たちを経由して
第2ノード(P2)上に充電されるようにする。第10
NMOSトランジスタ(T10)は第2ノード(P2)
からのハイ論理レベル電圧の電圧信号(VP2)によっ
てターンオンされて、出力ライン(24i)上の出力電
圧信号がロー論理レベル電圧を維持するようにする。こ
れと併せて、第5及び第6NMOSトランジスタ(T
5、T6)も第2ノード(P2)上に充電されたハイ論
理レベルの電圧信号(VP2)によってターンオンされ
て、第1ノード(P1)上の電圧信号(VP1)が第5
及び第6NMOSトランジスタ(T5、T6)及び基底
電圧ライン(VSSL)を経由して基底電圧源(VS
S)側に放電されるようにする。このように、本発明の
実施例によるシフトレジスタの各ステージ(221乃至
22n)は水平走査期間毎にスタートパルスを自分の出
力ライン(24i)側にシフトさせる。従って、シフト
レジスタのn個の出力ライン(241乃至24n)は順
次的にイネーブルされることは勿論であり画素アレイに
含まれたn個のローライン(ROW1乃至ROWn)が
順次的に駆動される。
【0047】図18は図15に図示された任意のステー
ジ(22i)の他の実施例による回路構成を詳細に図示
する。図18に図示された任意のステージ(22i)は
第4クロック信号ライン(CKL4)が第2NMOSト
ランジスタ(T2)のゲート電極にだけ接続されて第1
NMOSトランジスタ(T1)のゲート電極及びドレー
ン電極は以前ステージ(22i−1)の出力ライン(2
4i−1)に共通に接続されることを除いては、図16
に図示された実施例によるステージと同一に構成されて
いる。
【0048】図19は本発明の実施例によるシフトレジ
スタを低い絶対段界電圧(|Vth|)のトランジスタ
を有する本発明の実施例によるシフトレジスタに対する
模擬実験結果を表す。図19において、″VP1″と″
VP2″は第1及び第2ノード(P1、P2)上の電圧
信号の波形であり、″Vout″は現在のステージ(2
2i)、即ち任意のステージの出力ライン(24i)上
の出力電圧信号を表す。図19は第1及び第2ノード
(P1、P2)上の電圧信号(VP1、VP2)が安定
することを立証している。これは第1及び第2ノード
(P1、P2)から漏泄された電流が第1及び第2ノー
ド(P1、P2)にマルチゲート構造で接続されたNM
OSトランジスタによって減少されることに起因する。
この結果、出力ライン(24i)に充電された出力電圧
信号が安定されてシフトレジスタが安定に駆動されるこ
とが出来る。
【0049】図20は従来のシフトレジスタと本発明に
よるシフトレジスタでのトランジスタの段界電圧に対す
る多数キャリアの移動図を比較するグラフである。図2
0において、第1電圧範囲(30)は従来のシフトレジ
スタの動作電圧範囲を表して、第2電圧範囲(32)は
本発明によるシフトレジスタの動作電圧の範囲を指示す
る。第1電圧範囲(30)は2V程度の電圧レベルから
7V程度の電圧レベルに至る領域を占有する反面、第2
電圧範囲(32)は0V程度の電圧レベルから6 5V
程度に至る領域を占有する。結果的に、本発明によるシ
フトレジスタは1 5Vの電圧レベルに相応する領域ほ
ど従来のシフトレジスタより広い動作電圧範囲を有する
ことが分かる。
【0050】
【発明の効果】上述したように、本発明によるシフトレ
ジスタは4ー位相クロック信号を利用して多数のステー
ジを順次的に駆動することでトランジスタのサイズと関
係無しに各ステージが構成されるようにする。従って、
本発明によるシフトレジスタで素子移動図及び段界電圧
の変動で引き起こされる回路特性の変化が最小化され
る。この結果、信号のトレジジョン期間にだけ電流が流
れるようになって電力消耗が減ることだけではなく、過
電流によって引き起こされる素子特性の熱化が抑制され
る。更に、本発明によるシフトレジスタでは出力ノード
とブートストラップノードの間に別途のキャパシタが設
置されることと併せて直流電源とブートストラップノー
ド間にキャパシタが設置されることで、ブートストラッ
プノードでの電圧変化の抑制されることが出来る。この
結果、本発明によるシフトレジスタが安定に動作され
る。
【0051】また、本発明によるシフトレジスタでは、
NMOSトランジスタがマルチゲート構造で第1及び第
2ノード(P1、P2)に接続されて第1及び第2ノー
ド(P1、P2)から漏泄される電流が減少される。こ
れによって、シフトレジスタが安定に駆動されて、更に
動作電圧の範囲が広くなる。また、本発明によるシフト
レジスタでは、第1及び第2NMOSトランジスタ(T
1、T2)のゲート電極が異なるクロックラインにそれ
ぞれ接続されることで、以前ステージの出力信号が落ち
ても第1ノード(P1)に充電される電位の減少が最小
化される。更に、本発明によるシフトレジスタは高電位
電圧を供給するためのラインが制御されることが出来
る。
【0052】以上説明した内容を通して当業者であれば
本発明の技術思想を一脱しない範囲で多様な変更及び修
正が可能であることが分かる。従って、本発明の技術的
な範囲は明細書の詳細な説明に記載された内容に限らず
特許請求の範囲によって定めなければならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は従来の3ー位相シフトレジスタを概略
的に図示するブロック図である。
【図2】 図2は、図1に図示された各ステージを図示
する詳細回路図である。
【図3】 図3は図2に図示されたステージの入 出力
波形図である。
【図4】 図4は図2に図示されたステージの出力部を
図示する詳細回路図である。
【図5】 図5は従来の4ー位相シフトレジスタを概略
的に図示するブロック図である。
【図6】 図6は、図5に図示された各ステージを図示
する詳細回路図である。
【図7】 図7は図6に図示されたステージの入 出力
波形図である。
【図8】 図8は従来のシフトレジスタのシミュレーシ
ョンで第1及び第2ノード上の電圧信号と各ステージで
発生された出力信号の波形図である。
【図9】 図9は図5に図示されたシフトレジスタに適
用される本発明の実施例によるシフトレジスタステージ
の構造を図示する回路図である。
【図10】 図10は図9のステージの入 出力波形図
である。
【図11】 図11は図9に存在するキャパシダンズ
(CL2)によって表れる第1及び第2ノードでの電圧
の変化を図示する電圧波形図である。
【図12】 図12は図5に図示されたシフトレジスタ
に適用される本発明の他の実施例によるシフトレジスタ
ステージの構造を図示する回路図である。
【図13】 図13は図5に図示されたシフトレジスタ
に適用される本発明の他の実施例によるシフトレジスタ
ステージの構造を図示する回路図である。
【図14】 図14は出力電圧のポーリングタイムが長
くなることを表す電圧波形図である。
【図15】 図15は本発明の実施例によるシフトレジ
スタを概略的に図示するブロック図である。
【図16】 図16は図15に図示された任意のステー
ジの実施例を図示する回路図である。
【図17】 図17は図16に図示された任意の入力及
び出力信号に対する波形図である。
【図18】 図18は図16に図示された任意のステー
ジの他の実施例を図示する回路図である。
【図19】 図19は本発明によるシフトレジスタの謀
議実験の時、第1及び第2ノード上の電圧信号とそれぞ
れステージで発生される出力信号を図示する波形図であ
る。
【図20】 図20は従来のシフトレジスタと本発明に
よるシフトレジスタそれぞれに含まれたトランジスタの
段界電圧に多数キャリアの移動図を説明する図面であ
る。
【符号の説明】
22乃至2n、122乃至12n、221乃至22n:
ステージ 41乃至4n、4i、14i乃至14n、241乃至2
4i:出力ライン T1乃至T7:トランジスタ 30:第1電圧範囲 32:第2電圧範囲
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ユン サン ヤン 大韓民国 キュンキ−ドー ドンガン−ク ホガエ−ドン 1052−3, モクリュン アパート 307−103号 (72)発明者 キム ジン サン 大韓民国 キュンギ−ドー アンヤン市 ドンガン−クピュンチョン−ドン 897− 5, チョウォン アパート 606−108号

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高電位電圧源、低電位電圧源及び位相遅
    延クロック信号発生器に共通に接続されて多数のローラ
    インにそれぞれ接続されることと併せてスキャニング信
    号に対して従属接続されることで、ローラインを充電及
    び放電させるステージを有するシフトレジスタにおい
    て、前記多数のステージそれぞれが;スキャニング信号
    に比べて位相遅延された第1クロック信号が入力される
    第1出力電極、ローラインに接続された第1出力電極及
    び第1制御電極を有するプルアップトランジスタと低電
    位電圧源に接続された第2入力電極、ローラインに接続
    される第2出力電極及び第2制御電極を有するプルダウ
    ントランジスタを含む出力回路と;スキャニング信号に
    応答して第1制御電極に供給される第1制御信号を発生
    することと併せて第1クロック信号に比べて位相遅延さ
    れた第2クロック信号に応答して第2制御電極に供給さ
    れる第2制御信号を発生するための入力回路部と;第1
    制御信号を昇圧するための昇圧手段とを具備することを
    特徴とするシフトレジスタ。
  2. 【請求項2】 前記入力回路部が;前記入力信号が供給
    される第3入力電極、前記第1制御電極に接続された第
    3出力電極及び前記第3入力電極に接続された第3制御
    電極を有する第1トランジスタと;前記低電位電圧供給
    源に接続された第4入力電極、前記第1制御電極に接続
    された第4出力電極及び前記第2制御電極に接続された
    第4制御電極を有する第2トランジスタとを具備するこ
    とを特徴とする請求項1記載のシフトレジスタ。
  3. 【請求項3】 前記入力回路部が;前記高電位電圧供給
    源に接続された第5入力電極、前記第2制御電極に接続
    された第5出力電極及び前記第2クロック信号が入力さ
    れる第5制御電極を有する第3トランジスタと;前記低
    電位電圧供給源に接続された第6入力電極、前記第2制
    御電極に接続された第6出力電極及び前記入力信号が供
    給される第6制御電極を有する第4トランジスタとをさ
    らに具備することを特徴とする請求項2記載のシフトレ
    ジスタ。
  4. 【請求項4】 前記昇圧手段は前記ローラインと前記第
    1制御電極に接続された第1キャパシタとを具備するこ
    とを特徴とする請求項1記載のシフトレジスタ。
  5. 【請求項5】 前記第1制御電極と前記低電位電圧供給
    源の間に接続された第2キャパシタと、前記第2制御電
    極と前記低電位電圧供給源の間に接続された第3キャパ
    シタとをさらに具備することを特徴とする請求項1記載
    のシフトレジスタ。
  6. 【請求項6】 高電位電圧源、低電位電圧源及び位相遅
    延クロック信号発生器に共通に接続されて多数のローラ
    インにそれぞれ接続されることと併せてスキャニング信
    号に対して従属接続されることで、ローラインを充電及
    び放電させる多数のステージを有するシフトレジスタに
    おいて、前記多数のステージそれぞれが;前記スキャニ
    ング信号に比べて位相遅延された第1クロック信号に応
    答する第1入力電極、前記ローラインに接続された第1
    出力電極及び第1制御電極を有するプルアップトランジ
    スタと低電位電圧源に接続された第2入力電極、前記ロ
    ーラインに接続される第2出力電極及び第2制御電極を
    有するプルダウントランジスタを含む出力回路手段と;
    前記スキャニング信号に応答して前記第1制御電極に供
    給される第1制御信号を発生することと併せて第1クロ
    ック信号に比べて位相遅延された第2クロック信号に応
    答して前記第2クロック信号に応答して前記第2制御電
    極に供給される第2制御信号を発生するための入力回路
    手段と;前記第1制御信号を高めるための昇圧手段と;
    前記第1制御信号がイネーブルされる期間に前記第2制
    御信号を放電させるための放電手段をとを具備すること
    を特徴とするシフトレジスタ。
  7. 【請求項7】 前記入力回路手段が;前記スキャニング
    信号に応答する第3入力電極、前記第1制御電極に接続
    された第3出力電極及び前記第3入力電極に接続された
    第3制御電極を有する第1トランジスタと;前記低電位
    電圧供給源に接続された第4入力電極、前記第1制御電
    極に接続された第4出力電極及び前記第2制御電極に接
    続された第4制御電極を有する第2トランジスタとを具
    備することを特徴とする請求項6記載のシフトレジス
    タ。
  8. 【請求項8】 前記入力回路手段が;前記高電位電圧供
    給源に接続された第5入力電極、前記第2制御電極に接
    続された第5出力電極及び前記第2クロック信号に応答
    する第5制御電極を有する第3トランジスタとをさらに
    具備することを特徴とする請求項7記載のシフトレジス
    タ。
  9. 【請求項9】 前記放電手段が前記低電位電圧供給源に
    接続された第6入力電極、前記第2制御電極に接続され
    た第6出力電極及び前記第1制御電極に接続された第6
    制御電極を有するトランジスタとを具備することを特徴
    とする請求項6記載のシフトレジスタ。
  10. 【請求項10】 高電位電圧源、低電位電圧源及び位相
    遅延クロック信号発生器に共通に接続されて多数のロー
    ラインにそれぞれ接続されることと併せてスキャニング
    信号に対して従属接続されることで、前記多数のローラ
    インを充電及び放電させる多数のステージを有するシフ
    トレジスタにおいて、前記多数のステージそれぞれが;
    前記スキャニング信号に比べて位相遅延された第1クロ
    ック信号が入力される第1入力電極、前記ローラインに
    接続された第1出力電極及び第1制御電極を有するプル
    アップトランジスタと低電位電圧源に接続された第2入
    力電極、前記ローラインに接続される第2出力電極及び
    第2制御電極を有するプルダウントランジスタを含む出
    力回路装置と;前記スキャニング信号に応答して前記第
    1制御電極に供給される第1制御信号を発生することと
    併せて第1クロック信号に比べて位相遅延された第2ク
    ロック信号に応答して前記第2制御電極に供給される第
    2制御信号を発生するための入力回路装置と;前記第1
    制御信号を昇圧するための昇圧手段と;前記ローライン
    での放電速度を加速するための手段をとを具備すること
    を特徴とするシフトレジスタ。
  11. 【請求項11】 前記加速手段は前記低電位電圧供給源
    に接続された第3入力電極、前記ローラインに接続され
    た第3出力電極及び次のステージの出力ラインに接続さ
    れた第3制御電極を有するトランジスタとを具備するこ
    とを特徴とする請求項10記載のシフトレジスタ。
  12. 【請求項12】 液晶表示装置の多数のゲートラインを
    駆動するためにスキャニング信号、第1電圧源及び第2
    電圧源に応答するシフトレジスタにおいて、多数のステ
    ージとを具備して、前記多数のステージそれぞれが;前
    記スキャニング信号に比べて位相遅延された第1クロッ
    ク信号が入力される第1入力電極、前記ゲートラインに
    接続された第1出力電極及び第1制御電極を有するプル
    アップトランジスタと前記第2電圧源に接続された第2
    入力電極、前記ゲートラインに接続される第2出力電極
    及び第2制御電極を有するプルダウントランジスタを含
    む出力回路装置と;前記スキャニング信号に応答して前
    記第1制御電極に供給される第1制御信号を発生するこ
    とと併せて第1クロック信号に比べて位相遅延された第
    2クロック信号に応答して前記第2制御電極に供給され
    る第2制御信号を発生するための入力回路装置と;前記
    第1制御電極とゲートラインの間に接続されて前記制御
    信号を昇圧するための電圧制御器とを具備することを特
    徴とするシフトレジスタ。
  13. 【請求項13】 液晶表示装置の多数のゲートラインを
    駆動するためにスキャニング信号、第1電圧源及び第2
    電圧源に応答するシフトレジスタにおいて、多数のステ
    ージとを具備して、前記多数のステージそれぞれが;前
    記スキャニング信号に比べて位相遅延された第1クロッ
    ク信号が入力される第1入力電極、前記ゲートラインに
    接続された第1出力電極及び第1制御電極を有するプル
    アップトランジスタと前記第2電圧源に接続された第2
    入力電極、前記ゲートラインに接続される第2出力電極
    及び第2制御電極を有するプルダウントランジスタを含
    む出力回路装置と;前記スキャニング信号に応答して前
    記第1制御電極に供給される第1制御信号を発生するこ
    とと併せて第1クロック信号に比べて位相遅延された第
    2クロック信号に応答して前記第2制御電極に供給され
    る第2制御信号を発生する入力回路装置と;前記第1制
    御電極とゲートラインの間に接続されて前記第1制御信
    号を昇圧するための電圧制御器と;第1制御信号に応答
    して第2制御信号を放電させる放電装置とを具備するこ
    とを特徴とするシフトレジスタ。
  14. 【請求項14】 液晶表示装置の多数のゲートラインを
    駆動するためにスキャニング信号、第1電圧源及び第2
    電圧源に応答するシフトレジスタにおいて、多数のステ
    ージとを具備して、前記多数のステージそれぞれが;前
    記スキャニング信号に比べて位相遅延された第1クロッ
    ク信号が入力される第1入力電極、前記ゲートラインに
    接続された第1出力電極及び第1制御電極を有するプル
    アップトランジスタと前記第2電圧源に接続された第2
    入力電極、前記ゲートラインに接続される第2出力電極
    及び第2制御電極を有するプルダウントランジスタを含
    む出力回路装置と;前記スキャニング信号に応答して前
    記第1制御電極に供給される第1制御信号を発生するこ
    とと併せて第1クロック信号に比べて位相遅延された第
    2クロック信号に応答して前記第2制御電極に供給され
    る第2制御信号を発生するための入力回路装置と;前記
    第1制御電極とゲートラインの間に接続されて前記第1
    制御信号を昇圧するための電圧制御器と;前記スキャニ
    ング信号に応答して前記第2制御信号を放電させる第1
    放電装置と;ゲートラインに接続された第2放電装置と
    を具備することを特徴とするシフトレジスタ。
  15. 【請求項15】 クロック信号供給ラインと低電位電圧
    供給ラインに接続されることと併せて各ローラインに出
    力端子が接続されてスタート信号供給ラインに従属接続
    されてこの前端の出力信号が入力端子に供給される多数
    のステージを具備して前記ローラインを順次駆動するた
    めのシフトレジスタにおいて、前記各ステージは第1ク
    ロック信号入力端子と前記出力端子に直列接続された導
    電通路と制御電極を有するプルアップトランジスタと、
    前記低電位の電圧入力端子と前記出力端子に直列接続さ
    れた導電通路と制御電極を有するプルダウントランジス
    タと、前記入力端子と前記プルアップトランジスタの制
    御電極に直列接続された導電通路と第3クロック信号入
    力端子に共通接続された制御電極を有して前記プルアッ
    プトランジスタの制御電極に電圧を充電させるための第
    1及び第2トランジスタと、前記第2クロック信号入力
    端子と前記プルダウントランジスタの制御電極に直列接
    続された導電通路と第2クロック信号入力端子に共通接
    続された制御電極を有して前記プルダウントランジスタ
    の制御電極に電圧を充電させるための第3及び第4トラ
    ンジスタとを具備することを特徴とするシフトレジス
    タ。
  16. 【請求項16】 前記プルアップトランジスタの制御電
    極と前記低電位電圧入力端子に直列接続された導電通路
    と前記プルダウントランジスタの制御電極に接続された
    制御電極を有して前記プルアップトランジスタの制御電
    極に充電された電圧を放電させるための第5及び第6ト
    ランジスタと、前記プルダウントランジスタの制御電極
    と前記低電位電圧入力端子に直列接続された導電通路と
    前記入力端子に接続された制御電極を有して前記プルダ
    ウントランジスタの制御電極に充電された電圧を放電さ
    せるための第7及び第8トランジスタとを具備すること
    を特徴とする請求項15記載のシフトレジスタ。
  17. 【請求項17】 前記入力端子のパルス信号と前記第3
    パルス信号は同時に供給されて、前記入力端子のパルス
    信号及び第3クロック信号に応答して前記プルアップト
    ランジスタの制御電極がハイ状態で充電された状態で前
    記第1クロック信号が供給されることを特徴とする請求
    項15記載のシフトレジスタ回路。
  18. 【請求項18】 クロック信号供給ラインと低電位電圧
    供給ラインに接続されることと併せて各ローラインに出
    力端子が接続されてスタート信号供給ラインに従属接続
    されてこの前端の出力信号が入力端子に供給される多数
    のステージとを具備して前記ローラインを順次駆動する
    ためのシフトレジスタ回路において、前記各ステージは
    第1クロック信号入力端子と前記出力端子に直列接続さ
    れた導電通路と制御電極を有するプルアップトランジス
    タと、前記低電位の電圧入力端子と前記出力端子に直列
    接続された導電通路と制御電極を有するプルダウントラ
    ンジスタと、前記入力端子と前記第3クロック信号入力
    端子にそれぞれ接続された制御端子と、前記入力端子と
    前記プルアップトランジスタの制御電極に直列接続され
    た導電通路を有して前記プルアップトランジスタの制御
    電極に電圧を充電させるための第1及び第2トランジス
    タと、前記第2クロック信号入力端子と前記プルダウン
    トランジスタの制御電極に直列接続された導電通路と第
    2クロック信号入力端子に共通接続された制御電極を有
    して前記プルダウントランジスタの制御電極に電圧を充
    電させるための第3及び第4トランジスタとを具備する
    ことを特徴とするシフトレジスタ。
  19. 【請求項19】 前記プルアップトランジスタの制御電
    極と前記低電位電圧入力端子に直列接続された導電通路
    と前記プルダウントランジスタの制御電極に接続された
    制御電極を有して前記プルアップトランジスタの制御電
    極に充電された電圧を放電させるための第5及び第6ト
    ランジスタと、前記プルダウントランジスタの制御電極
    と前記低電位電圧入力端子に直列接続された導電通路と
    前記入力端子に接続された制御電極を有して前記プルダ
    ウントランジスタの制御電極に充電された電圧を放電さ
    せるための第7及び第8トランジスタとを具備すること
    を特徴とする請求項18記載のシフトレジスタ。
  20. 【請求項20】 前記入力端子のパルス信号と前記第3
    パルス信号は同時に供給されて、前記入力端子のパルス
    信号及び第3クロック信号に応答して前記プルアップト
    ランジスタの制御電極がハイ状態で充電された状態で前
    記第1クロック信号が供給されることを特徴とする請求
    項18記載のシフトレジスタ回路。
JP30024299A 1998-10-21 1999-10-21 シフトレジスタ Expired - Lifetime JP4181710B2 (ja)

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