JP4591664B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は液晶表示装置に関する。詳しくは、データラインの電位を確定する先発の水平スイッチ駆動パルス信号の立ち下がるタイミングと、映像信号のノイズの発生の瞬間である後発の水平スイッチ駆動パルス信号の立ち上がるタイミングにズレを設けることにより、ユニフォーミティ劣化を抑制しようとした液晶表示装置に係るものである。
近年、液晶プロジェクタ等に代表される液晶表示装置付き機器の普及とともに、液晶表示装置の高性能化や多機能化が進んでいる。特に、多結晶シリコンを活性層とする薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor、以下、単に「TFT」と言う。)を採用するアクティブマトリクス型液晶表示装置の進歩がめざましい(例えば、特許文献1参照。)。
以下、図面を用いて従来のアクティブマトリクス型液晶表示装置を説明する。
図4は、従来のアクティブマトリクス型液晶表示装置の回路構成を説明するための図であり、図示する様に、X軸方向に平行に配列された複数のゲートラインX,X,X・・・と、Y軸方向に平行に配列された複数のデータラインY,Y,Y・・・とを備えており、各ゲートラインとデータラインの交点には、例えば薄膜トランジスタ(TFT)等の能動素子T11,T12,T21,T22・・・が形成され、更に各能動素子に対応した、画素電極及び対面する対向電極COMによって挟持された液晶から構成された液晶セルL11,L12,L21,L22・・・が形成されている。なお、各TFTのゲート電極はゲートラインに接続されており、ソース電極はデータラインに接続されており、ドレイン電極は対応する液晶セルの画素電極に接続されている。
また、各データラインはそれぞれ対応する水平スイッチS,S,S・・・を介して共通のビデオライン101に接続されており、このビデオラインから映像信号が供給される。更に、各水平スイッチを構成するスイッチングトランジスタのゲート電極は水平走査回路102に接続されており、この水平走査回路は、外部から入力された信号を昇圧して水平走査回路及び垂直走査回路に信号を出力するレベル変換回路103から入力される水平クロック信号に同期して順次水平スイッチ駆動パルス信号をスイッチングトランジスタのゲート電極に印加する。なお、各ゲートラインは垂直走査回路104に接続されている。
上記の様に構成された回路では、垂直走査回路を駆動すると、ゲートラインが線順次で励起され、行毎にTFTが選択される。この際、水平走査回路を駆動してスイッチングトランジスタを線順次で動作させると、ビデオラインに供給された映像信号が順次各データラインにサンプリングされる。サンプリングされた映像信号は行毎に選択されたTFTを介して順次対応する液晶セルに書き込まれ、映像信号のサンプリングデータは点順次で個々の液晶セルに書き込まれることになる。
ところで、上記した水平走査回路は図5で示す様に、D型のフリップフロップを多段に接続したシフトレジスタS/R105等から構成されており、前段のシフトレジスタが出力する水平スイッチ駆動パルス信号の立ち下がりに同期して次段のシフトレジスタが出力する水平スイッチ駆動パルス信号を立ち上げるといったタイミングでシフトレジスタが順次水平スイッチ駆動パルス信号を出力する様に構成されている。
具体的には、シフトレジスタユニット105は、図6で示す様に、第1のPチャンネルMOSトランジスタ121、第2のPチャンネルMOSトランジスタ122、第1のNチャンネルMOSトランジスタ123及び第2のNチャンネルMOSトランジスタ124を順に直列接続した第1の回路120と、第3のPチャンネルMOSトランジスタ131、第4のPチャンネルMOSトランジスタ132、第3のNチャンネルMOSトランジスタ133及び第4のNチャンネルMOSトランジスタ134を順に直列接続した第2の回路130から成り、第1のPチャンネルMOSトランジスタと第2のNチャンネルMOSトランジスタの共通のゲート端子を第1の回路の入力端子とし、第2のPチャンネルMOSトランジスタと第1のNチャンネルMOSトランジスタの接続点を第1の回路の出力端子とし、第3のPチャンネルMOSトランジスタと第4のNチャンネルMOSトランジスタの共通のゲート端子を第2の回路の入力端子とし、第4のPチャンネルMOSトランジスタと第3のNチャンネルMOSトランジスタの接続点を第2の回路の出力端子としている。
ここで、N(N:自然数)段目のシフトレジスタユニットでは、N=1の場合、即ち、第1段目のシフトレジスタユニットの場合には第1の回路の入力端子に基準信号が入力され、N≧2の場合、即ち、第2段目以降のシフトレジスタユニットの場合には第1の回路の入力端子に前段のシフトレジスタユニットの出力信号が入力される様に構成されている。また、第2の回路の入力端子には第1の回路の出力信号をインバータ140により反転処理を行った信号が入力される様に構成されている。また、第1のNチャンネルMOSトランジスタ及び第4のPチャンネルMOSトランジスタのゲート端子にはレベル変換回路から出力された信号(以下、HCK信号と言う)が入力され、第2のPチャンネルMOSトランジスタ及び第3のNチャンネルMOSトランジスタのゲート端子にはレベル変換回路から出力された上記したHCK信号を反転させた信号(以下、HCKX信号と言う)が入力される様に構成されると共に、第1の回路若しくは第2の回路の出力信号をインバータにより反転処理を行った信号をシフトレジスタユニットの出力信号として出力する様に構成されている。
また、N+1段目のシフトレジスタユニットでは、第1の回路の入力端子には前段のシフトレジスタユニットの出力信号が入力され、第2の回路の入力端子には第1の回路の出力信号をインバータにより反転処理を行った信号が入力される様に構成されている。また、第1のNチャンネルMOSトランジスタ及び第4のPチャンネルMOSトランジスタのゲート端子にはHCKX信号が入力され、第2のPチャンネルMOSトランジスタ及び第3のNチャンネルMOSトランジスタのゲート端子にはHCK信号が入力される様に構成されると共に、第1の回路若しくは第2の回路の出力信号をインバータにより反転処理を行った信号をシフトレジスタユニットの出力信号として出力する様に構成されている。
なお、N段目、N+1段目のシフトレジスタユニット共に、第2のNチャンネルMOSトランジスタ及び第4のNチャンネルMOSトランジスタの一端にはグランド電位が供給され、第1のPチャンネルMOSトランジスタ及び第3のPチャンネルMOSトランジスタの一端には電源電位が供給されている。
上記の様に構成されたシフトレジスタに図7中HCKで示すHCK信号、図7中HCKXで示すHCKX信号及び基準信号Aが取り込まれると、図7中符号a,a,a・・・で示す水平スイッチ駆動パルス信号を順次出力するのであるが、各水平スイッチ駆動パルス信号はバラツキを有している。
更に、水平スイッチ駆動パルス信号が対応する水平スイッチに印加されると、ビデオラインから供給された映像信号が導通した水平スイッチを介して各データラインにサンプリングされるのであるが、個々のデータラインは所定の容量成分があるために水平スイッチ駆動パルス信号に応じてデータラインの充放電が生じ、この充放電の影響によって図7中Vsigで示すビデオラインから供給される映像信号が、図7で示す様に各水平スイッチ駆動パルス信号の立ち上がり時にノイズを発生すると共に、トランジスタ特性等のバラツキから、そのノイズレベルにもバラツキが生じてしまう。
この様に、各水平スイッチ駆動パルス信号の立ち上がり時に映像信号がノイズを発生してしまうと、後発の水平スイッチ駆動パルス信号を立ち上げることにより映像信号のノイズが発生した瞬間に、先発の水平スイッチ駆動パルス信号を立ち下げることによりデータラインの電位が確定されてしまい、映像信号のノイズのバラツキ、水平スイッチ駆動パルス信号のバラツキ等の影響から、データラインの確定電位にバラツキが生じ、表示画像に縦スジ等のユニフォーミティ劣化を引き起こしてしまうという問題点があった。
さて、上述した様な問題点に鑑みて、水平スイッチ駆動パルス信号を映像信号のノイズの影響を受けないタイミングに制御する図8に示す様な回路が提案されている。
即ち、レベル変換回路から出力された信号を制御回路106に入力し、制御回路によって制御された信号が水平走査回路に入力する様に構成された回路が提案されている。
ここで、制御回路は、レベル変換回路から出力された信号と、レベル変換回路から出力された信号に偶数個のインバータ107を通過させた信号とをNAND素子108に接続し、その出力を更に出力Buffer109に接続する構成となっている。
上記の様に構成された水平走査回路の動作について、各パルスのタイミングチャートを示す図9を参照して説明する。
図9中HCKで示すHCK信号が制御回路に入力すると、偶数個のインバータを通過しHCK信号より遅延した図9中dckで示す信号とHCK信号とのNAND処理が行われた後に出力Bufferにより反転処理が行われ、図9中DCKで示す信号(以下、DCK信号と言う)が出力される。
ここで、制御回路によって制御されたDCK信号は、HCK信号よりもパルスの立ち上がりタイミングが遅延したパルスとなっている。
また、図9中HCKXで示すHCKX信号が制御回路に入力すると、上記したHCK信号と同様に、偶数個のインバータを通過しHCKXより遅延した図9中dckxで示す信号とHCKX信号とのNAND処理が行われた後に出力Bufferにより反転処理が行われ、図9中DCKXで示す信号(以下、DCKX信号と言う)が出力される。
ここで、制御回路によって制御されたDCKX信号は、HCKX信号よりもパルスの立ち上がりタイミングが遅延したパルスとなっている。
上記の様にして得られたDCK信号とシフトレジスタが出力する水平スイッチ駆動パルス信号a,a,a・・・から、水平スイッチ駆動パルス信号a,a,a・・・と比較するとパルスの立ち上がりタイミングが遅延した制御信号e,e,e・・・を得ることができ、同様に、DCKX信号とシフトレジスタが出力する水平スイッチ駆動パルス信号a,a,a・・・から、水平スイッチ駆動パルス信号a,a,a・・・と比較するとパルスの立ち上がりタイミングが遅延した制御信号e,e,e・・・を得ることができる。
上記の様にして得られた制御信号e,e,e・・・により映像信号をサンプリングすることによって、データラインの電位を確定する先発の水平スイッチ駆動パルス信号の立ち下がるタイミングと比較して、映像信号のノイズの発生の瞬間である後発の水平スイッチ駆動パルス信号の立ち上がるタイミングを遅延させ、従来問題となっていたユニフォーミティ劣化の問題の解決を図っている。
特開2002−140028号公報
しかしながら、DCK信号を水平スイッチ駆動パルス信号a,a,a・・・を出力するシフトレジスタで共有し、また、DCKX信号を水平スイッチ駆動パルス信号a,a,a・・・を出力するシフトレジスタで共有しているために、DCK信号及びDCKX信号はHCK信号及びHCKX信号程度の高周波数で、かつ、制御信号を制御するためには制御回路内に設けられたNAND素子の出力信号の反転処理を行う出力Bufferのサイズを大きくしなければならないために水平走査回路の消費電力が大きくなってしまうという不具合があった。
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであって、ユニフォーミティ劣化を抑制すると共に、消費電力の増大を抑制することが可能である液晶表示装置を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本発明に係る液晶表示装置は、データラインと、該データラインと水平スイッチを介して接続され、前記データラインを線順次選択するパルスを供給する水平走査回路が形成された液晶表示装置において、互いに逆相の第1のクロック及び第2のクロックを取り込み、少なくとも前記第1のクロックよりも立ち上がりタイミングが遅延した第1の制御パルス、該第1の制御パルスと逆相の第2の制御パルス、少なくとも前記第2のクロックよりも立ち上がりタイミングが遅延すると共に、前記第1の制御パルスよりも立ち上がりタイミングが遅延した第3の制御パルス及び該第3の制御パルスと逆相の第4の制御パルスを生成する制御回路を備えると共に、前記水平走査回路は、前記第1のクロック、第2のクロック、第1の制御パルス、第2の制御パルス、第3の制御パルス及び第4の制御パルスを転送段毎に選択的に取り込み、出力部から前記水平スイッチを駆動する水平スイッチ駆動パルス信号を順次発生するシフトレジスタを有する。
ここで、制御回路により第1の制御パルス、第2の制御パルス、第3の制御パルス及び第4の制御パルスを生成し、シフトレジスタで第1のクロック、第2のクロック、第1の制御パルス、第2の制御パルス、第3の制御パルス及び第4の制御パルスを転送段毎に選択的に取り込み、出力部から水平スイッチ駆動パルス信号を順次発生することによって、先発の水平スイッチ駆動パルス信号の立ち下がるタイミングと後発の水平スイッチ駆動パルス信号の立ち上がるタイミングにズレを設けることができる。
また、本発明に係る液晶表示装置は、データラインと、該データラインを線順次選択するパルスを供給する水平走査回路が形成された液晶表示装置において、互いに逆相の第1のクロック及び第2のクロックを取り込み、前記第1のクロックよりも遅延した第3のクロック、該第3のクロックと逆相の第4のクロック、少なくとも前記第1のクロックよりも立ち上がりタイミングが遅延した第1の制御パルス、該第1の制御パルスと逆相の第2の制御パルス、少なくとも前記第2のクロックよりも立ち上がりタイミングが遅延すると共に、前記第1の制御パルスよりも立ち上がりタイミングが遅延した第3の制御パルス及び該第3の制御パルスと逆相の第4の制御パルスを生成する制御回路を備えると共に、前記水平走査回路は、前記第3のクロック、第4のクロック、第1の制御パルス、第2の制御パルス、第3の制御パルス及び第4の制御パルスを転送段毎に選択的に取り込み、出力部から前記水平スイッチを駆動する水平スイッチ駆動パルス信号を順次発生するシフトレジスタを有する。
ここで、制御回路により第3のクロック、第4のクロック、第1の制御パルス、第2の制御パルス、第3の制御パルス及び第4の制御パルスを生成し、シフトレジスタで第3のクロック、第4のクロック、第1の制御パルス、第2の制御パルス、第3の制御パルス及び第4の制御パルスを転送段毎に選択的に取り込み、出力部から水平スイッチ駆動パルス信号を順次発生することによって、先発の水平スイッチ駆動パルス信号の立ち下がるタイミングと後発の水平スイッチ駆動パルス信号の立ち上がるタイミングにズレを設けることができる。
本発明を適用した液晶表示装置では、データラインの電位を確定する先発の水平スイッチ駆動パルス信号の立ち下がるタイミングと比較して、映像信号のノイズの発生の瞬間である後発の水平スイッチ駆動パルス信号の立ち上がるタイミングにズレを設けることができ、ユニフォーミティ劣化の問題を解決することができる。
また、先発の水平スイッチ駆動パルス信号の立ち下がるタイミングと後発の水平スイッチ駆動パルス信号の立ち上がるタイミングにズレを設けるにあたって、遅延パルスを生成する制御回路を配置するのみで、シフトレジスタユニット毎に制御回路等を配置する必要がないので、水平走査回路の消費電力の増大を抑制することができる。
更に、先発の水平スイッチ駆動パルス信号の立ち下がるタイミングと後発の水平スイッチ駆動パルス信号の立ち上がるタイミングにズレを設けるにあたって、遅延パルスを生成する制御回路を配置するのみで、シフトレジスタユニット毎に制御回路等を配置する必要がないので、必要とされる水平走査回路の面積が低減でき、パネルサイズの縮小化が可能となり、理収増による製造コストが削減できると共に、液晶表示装置の小型化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
図1は本発明を適用したアクティブマトリクス型液晶表示装置の一例の回路構成を説明するための模式図であり、ここで示す液晶表示装置は、レベル変換回路30から出力された信号を制御回路1に入力し、制御回路によって制御された信号がD型のフリップフロップ回路を多段に接続したシフトレジスタ2等から成る水平走査回路3に入力する様に構成されている。
ここで、制御回路は、第1の制御回路4、第2の制御回路5、第3の制御回路6及び第4の制御回路7から成り、第1の制御回路はインバータ31と出力Buffer8を介して第1の配線9に接続され、第2の制御回路はインバータと出力Bufferを介して第2の配線10に接続されている。
また、第3の制御回路ではレベル変換回路から出力された信号と偶数個のインバータを通過させた信号とをNAND素子11に入力する様に構成され、NAND素子の出力端子はインバータと出力Bufferを介して第3の配線12に接続されると共に、NAND素子の出力端子は出力Bufferを介して第4の配線13にも接続されている。更に、第4の制御回路ではレベル変換回路から出力された信号と偶数個のインバータを通過させた信号とをNAND素子に入力する様に構成され、NAND素子の出力端子はインバータと出力Bufferを介して第5の配線14に接続されると共に、NAND素子の出力端子は出力Bufferを介して第6の配線15にも接続されている。
また、シフトレジスタを構成する各シフトレジスタユニットは、図2で示す様に、第1のPチャンネルMOSトランジスタ16、第2のPチャンネルMOSトランジスタ17、第1のNチャンネルMOSトランジスタ18及び第2のNチャンネルMOSトランジスタ19を順に直列に接続した第1の回路20と、第3のPチャンネルMOSトランジスタ21、第4のPチャンネルMOSトランジスタ22、第3のNチャンネルMOSトランジスタ23及び第4のNチャンネルMOSトランジスタ24を順に直列接続した第2の回路25から成り、第1のPチャンネルMOSトランジスタと第2のNチャンネルMOSトランジスタの共通のゲート端子を第1の回路の入力端子とし、第2のPチャンネルMOSトランジスタと第1のNチャンネルMOSトランジスタの接続点を第1の回路の出力端子とし、第3のPチャンネルMOSトランジスタと第4のNチャンネルMOSトランジスタの共通のゲート端子を第2の回路の入力端子とし、第4のPチャンネルMOSトランジスタと第3のNチャンネルMOSトランジスタの接続点を第2の回路の出力端子としている。
ここで、n(n:自然数)段目のシフトレジスタユニットでは、n=1の場合、即ち1段目のシフトレジスタユニットの場合には第1の回路の入力端子に基準信号が入力され、n≧2の場合、即ち第2段目以降のシフトレジスタユニットの場合には第1の回路の入力端子に前段のシフトレジスタユニットの出力信号が入力される様に構成されている。また、第2の回路の入力端子には第1の回路の出力信号をインバータにより反転処理を行った信号が入力される様に構成されている。また、第1の配線が第4のPチャンネルMOSトランジスタのゲート端子に接続され、第2の配線が第2のPチャンネルMOSトランジスタのゲート端子に接続され、第3の配線が第3のNチャンネルMOSトランジスタのゲート端子に接続され、第4の配線が第1のNチャンネルMOSトランジスタのゲート端子に接続されている。
また、n+1段目のシフトレジスタユニットにおいては、第1の回路の入力端子には前段のシフトレジスタユニットの出力信号が入力され、第2の回路の入力端子には第1の回路の出力信号をインバータにより反転処理を行った信号が入力される様に構成されると共に、第1の配線が第2のPチャンネルMOSトランジスタのゲート端子に接続され、第2の配線が第4のPチャンネルMOSトランジスタのゲート端子に接続され、第5の配線が第3のNチャンネルMOSトランジスタのゲート端子に接続され、第6の配線が第1のNチャンネルMOSトランジスタのゲート端子に接続されている。
なお、n段目、n+1段目のシフトレジスタユニット共に、第2のNチャンネルMOSトランジスタ及び第4のNチャンネルMOSトランジスタの一端にはグランド電位が供給され、第1のPチャンネルMOSトランジスタ及び第3のPチャンネルMOSとトランジスタの一端には電源電位が供給されている。
上記の様に構成された液晶表示装置の動作について、各パルスのタイミングチャートを示す図3を参照して説明する。
さて、図3中符号HCKで示すHCK信号が制御回路に入ると、第1の制御回路によりHCK信号よりも遅延した図3中符号Hckで示す信号(以下、Hck信号と言う)が生成され、第1の配線にHck信号が出力される。
更に、図3中符号HCKXで示すHCKX信号が制御回路に入ると、第2の制御回路によりHCKX信号よりも遅延した図3中符号Hckxで示す信号(以下、Hckx信号と言う)が生成され、第2の配線にHckx信号に出力される。
また、HCK信号が制御回路に入ると、第3の制御回路により偶数個のインバータを通過しHCK信号より遅延した図3中符号hckで示す信号(以下、hck信号と言う)とHCK信号とのNAND処理が行われた後にインバータ及び出力Bufferを通過し、図3中符号(1)で示す信号(以下、(1)信号と言う)が生成され、第3の配線に(1)信号が出力される。
更に、第3の制御回路によりhck信号とHCK信号とのNAND処理が行われた後にインバータを通過し、図3中符号(2)で示す信号(以下、(2)信号と言う)が生成され、第4の配線に(2)信号が出力される。
また、HCKX信号が制御回路に入ると、第4の制御回路により偶数個のインバータを通過しHCKX信号より遅延した図3中符号hckxで示す信号(以下、hckx信号と言う)とHCKX信号とのNAND処理が行われた後にインバータ及び出力Bufferを通過し、図3中符号(3)で示す信号(以下、(3)信号と言う)が生成され、第5の配線に(3)信号が出力される。
更に、第4の制御回路によりhckx信号とHCKX信号とのNAND処理が行われた後にインバータを通過し、図3中符号(4)で示す信号(以下、(4)信号と言う)が生成され、第6の配線に(4)信号が出力される。
上記の様にして得られたHck信号、Hckx信号、(1)信号、(2)信号、(3)信号、(4)信号及び図3中符号Aで示す基準信号がシフトレジスタに取り込まれると、図3中符号e,e,e・・・で示す水平スイッチ駆動パルス信号を順次出力する。
なお、本実施例では、Hck信号、Hckx信号、(1)信号、(2)信号、(3)信号、(4)信号及び基準信号をシフトレジスタが取り込み、水平スイッチ駆動パルス信号を出力する場合を例に挙げて説明を行ったが、先発の水平スイッチ駆動パルス信号の立ち下がるタイミングと後発の水平スイッチ駆動パルス信号の立ち上がるタイミングにズレを設けることができれば充分であり、必ずしもHck信号、Hckx信号、(1)信号、(2)信号、(3)信号、(4)信号及び基準信号をシフトレジスタが取り込む必要は無く、例えば、HCK信号、HCKX信号、(1)信号、(2)信号、(3)信号、(4)信号及び基準信号をシフトレジスタが取り込む様に構成しても構わない。
また、本実施例では、後発の水平スイッチ駆動パルス信号の立ち上がるタイミングと比較して先発の水平スイッチ駆動パルス信号の立ち下がるタイミングを遅延させることによって、先発の水平スイッチ駆動パルス信号の立ち下がるタイミングと後発の水平スイッチ駆動パルス信号の立ち上がるタイミングにズレを設けているのであるが、必ずしも後発の水平スイッチ駆動パルス信号の立ち上がるタイミングと比較して先発の水平スイッチ駆動パルス信号の立ち下がるタイミングを遅延させることによってズレを設ける必要は無く、例えば、基準信号の立ち下がりタイミングを調整することによって、先発の水平スイッチ駆動パルス信号の立ち下がるタイミングと比較して後発の水平スイッチ駆動パルス信号の立ち上がるタイミングを遅延させることによって、ズレを設けても良い。
本発明を適用した液晶表示装置では、上記の様にして得られた水平スイッチ駆動パルス信号により映像信号をサンプリングすることによって、映像信号のノイズが発生する後発の水平スイッチ駆動パルス信号の立ち上がるタイミングと比較して、データラインの電位を確定する先発の水平スイッチ駆動パルス信号の立ち下がるタイミングを遅延させ、ユニフォーミティ劣化の問題を解決することができる。
また、後発の水平スイッチ駆動パルス信号の立ち上がるタイミングと比較して、先発の水平スイッチ駆動パルス信号の立ち下がるタイミングを遅延させるにあたって、遅延パルスを生成する制御回路及び配線を水平走査回路に配置するのみで、シフトレジスタユニット毎に制御回路等を配置する必要がないので、水平走査回路の消費電力の増大を抑制することができる。
更に、後発の水平スイッチ駆動パルス信号の立ち上がるタイミングと比較して、先発の水平スイッチ駆動パルス信号の立ち下がるタイミングを遅延させるにあたって、遅延パルスを生成する制御回路及び配線を水平走査回路に配置するのみで、シフトレジスタ毎に制御回路等を配置する必要がないので、必要とされる水平走査回路の面積が低減でき、パネルサイズの縮小化が可能となり、理収増による製造コストが削減できると共に、液晶表示装置の小型化を図ることができる。
本発明を適用したアクティブマトリクス型液晶表示装置の回路構成を説明するための模式図である。 本発明を適用したアクティブマトリクス型液晶表示装置のシフトレジスタを説明するための模式図である。 本発明を適用したアクティブマトリクス型液晶表示装置の動作を説明するための各パルスのタイミングチャートである。 従来のアクティブマトリクス型液晶表示装置の回路構成を説明するための模式図(1)である。 図4に示すアクティブマトリクス型液晶表示装置の水平走査回路を説明するための模式図である。 図4に示すアクティブマトリクス型液晶表示装置のシフトレジスタを説明するための模式図である。 映像信号のノイズを説明するための図である。 従来のアクティブマトリクス型液晶表示装置の回路構成を説明するための模式図(2)である。 図8に示すアクティブマトリクス型液晶表示装置の動作を説明するための各パルスのタイミングチャートである。
符号の説明
1 制御回路
2 シフトレジスタ
3 水平走査回路
4 第1の制御回路
5 第2の制御回路
6 第3の制御回路
7 第4の制御回路
8 出力Buffer
9 第1の配線
10 第2の配線
11 NAND素子
12 第3の配線
13 第4の配線
14 第5の配線
15 第6の配線
16 第1のPチャンネルMOSトランジスタ
17 第2のPチャンネルMOSトランジスタ
18 第1のNチャンネルMOSトランジスタ
19 第2のNチャンネルMOSトランジスタ
20 第1の回路
21 第3のPチャンネルMOSトランジスタ
22 第4のPチャンネルMOSトランジスタ
23 第3のNチャンネルMOSトランジスタ
24 第4のNチャンネルMOSトランジスタ
25 第2の回路
30 レベル変換回路
31 インバータ

Claims (1)

  1. データラインと、該データラインと水平スイッチを介して接続され、前記データラインを線順次選択するパルスを供給する水平走査回路が形成された液晶表示装置において、
    互いに逆相の第1のクロック及び第2のクロックを取り込み、少なくとも前記第1のクロックよりも立ち上がりタイミングが遅延した第1の制御パルス、該第1の制御パルスと逆相の第2の制御パルス、少なくとも前記第2のクロックよりも立ち上がりタイミングが遅延すると共に、前記第1の制御パルスよりも立ち上がりタイミングが遅延した第3の制御パルス及び該第3の制御パルスと逆相の第4の制御パルスを生成する制御回路を備えると共に、
    前記水平走査回路は、前記第1のクロック、第2のクロック、第1の制御パルス、第2の制御パルス、第3の制御パルス及び第4の制御パルスを転送段毎に選択的に取り込み、出力部から、前記第1の制御パルスの所定の立ち上がりタイミングに同期して立ち上がると共に前記第2のクロックの所定の立ち下がりタイミングに同期して立ち下がる水平スイッチ駆動パルス、若しくは前記第3の制御パルスの所定の立ち上がりタイミングに同期して立ち上がると共に前記第1のクロックの所定の立ち下がりタイミングに同期して立ち下がる水平スイッチ駆動パルスを発生するシフトレジスタを有する
    ことを特徴とする液晶表示装置。
JP2004200934A 2004-07-07 2004-07-07 液晶表示装置 Expired - Fee Related JP4591664B2 (ja)

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