JPH07325409A - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

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JPH07325409A
JPH07325409A JP18096994A JP18096994A JPH07325409A JP H07325409 A JPH07325409 A JP H07325409A JP 18096994 A JP18096994 A JP 18096994A JP 18096994 A JP18096994 A JP 18096994A JP H07325409 A JPH07325409 A JP H07325409A
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JP
Japan
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group
substituted
parts
photosensitive layer
formula
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Pending
Application number
JP18096994A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Tamura
宏 田村
Tomoyuki Shimada
知幸 島田
Tsutomu Nakajima
努 中島
Masaomi Sasaki
正臣 佐々木
Toshimasa Tokuda
俊正 徳田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Chemicals Ltd
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to US08/361,538 priority patent/US6093784A/en
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 導電性支持体上に少なくとも感光層を設けて
なる電子写真感光体において、該感光層にトリアリール
アミン骨格を側鎖にもつポリカーボネート樹脂を含有す
る。 【効果】 上記ポリカーボネート樹脂は電荷移動作用を
もち且つ機械的強度が高いため、本感光体は高感度で且
つ高耐久性のものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気特性及び耐摩耗性
に優れた、高感度で高耐久性の電子写真感光体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、有機感光体(OPC)が複写機、
プリンターに多く使用されている。これらのOPCの多
くは、電荷発生層(CGL)、電荷移動層(CTL)を
順次積層した構成である。CTLは低分子移動材(CT
M)をバインダー樹脂中に、ある濃度で溶かし、フィル
ムにしている。CTMの添加はバインダー樹脂本来の機
械的強度を低下させ、CTLフィルムは脆く、引張り強
度の低い膜となる。この機械的強度低下が、感光体の摩
耗、傷、剥離、クラックなどの原因となる。
【0003】一方、ポリビニルカルバゾール、ポリビニ
ルアントラセン、ポリビニルピレン、M.Stolka
らが(J.Polym.Sci.VOL21.969)
に提案した重合体、Japan Hard Copy’
89 P.67に記載のヒドラゾンのビニル重合体、米
国特許4,801,517号、同4,937,165
号、同4,959,288号、同5,030,532
号、同5,034,296号、同5,080,989号
各明細書、特開昭64−9964号、特開平3−221
522号、特開平2−304456号、特開平4−11
627号、特開平4−175337号、特開平4−18
3719号、特開平4−31404号、特開平4−13
3065号各公報、などCTMの高分子量化が試みられ
ているが、実用化には至っていない。また、M.A.A
bkowitzらはPHYSICALREVIEW B
VOL46、6705に、低分子CTMをバインダー
樹脂に分散したものと比較し、高分子CTMはドリフト
移動度が一桁低いことを報告している。従って感度、残
留電位などの点で充分でないことが考えられる。また、
低分子CTMをバインダー樹脂中に分散し、その後バイ
ンダー樹脂を硬化することが提案されているが、CTM
濃度が30〜50%と高いため、硬化反応が充分でな
く、樹脂間からCTMが脱落して摩耗し問題の解決には
至っていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は上記
従来技術の実情に鑑みてなされたものであって、CTM
のポリカーボネート化により耐摩耗性を向上し、且つ感
度劣化のない高分子CTMとし、高感度、高耐久な電子
写真感光体を提供することを、その目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、導電性
支持体上に少なくとも感光層を設けてなる電子写真感光
体において、該感光層に下記一般式化1で示されるポリ
カーボネート樹脂を含有してなることを特徴とする電子
写真感光体が提供される。
【化1】 〔式中、R1〜R3、Ar1、Ar2及びnはそれぞれ以下
のものを表わす。 R1:水素原子、置換若しくは未置換のアルキル基、又
は置換若しくは未置換のアリール基、 R2、R3:水素原子、置換若しくは未置換のアルキル
基、置換若しくは未置換のアリール基、又はハロゲン原
子、 Ar1、Ar2:置換若しくは未置換のアリール基、 n:5〜10,000の整数。〕
【0006】また、本発明によれば、導電性支持体上に
少なくとも感光層を設けてなる電子写真感光体におい
て、該感光層に前記一般式化1で示される化合物のモノ
マー単位と下記一般式化2で示されるヒドロキシ化合物
との共重合体を含有してなることを特徴とする電子写真
感光体が提供される。
【化2】 〔式中、A、R4及びR5はそれぞれ以下のものを表わ
す。 A:単結合、直鎖状、分岐状若しくは環状の炭化水素
基、置換若しくは未置換のアリレン基、オキシド基、ス
ルフィド基、スルホキシド基、スルホン基、又はケトン
基、 R4、R5:水素原子、置換若しくは未置換のアルキル
基、置換若しくは未置換のアリール基、又はハロゲン原
子。〕
【0007】即ち、本発明は、支持体上に少なくとも感
光層を設けてなる電子写真感光体において、感光層中に
トリアリールアミン骨格を側鎖にもつ前記一般式化1で
示されるポリカーボネート樹脂又はその共重合体を含有
してなるものであるが、該ポリカーボネート樹脂は電荷
移動作用をもち且つ機械的強度が高いため、本感光体は
高感度で且つ高耐久なものとなる。
【0008】以下、本発明を更に詳しく説明する。本発
明の電子写真感光体は、感光層中に下記一般式化1で示
される化合物を含有するものであるが、該化合物は電荷
キャリアのホッピングサイトであるトリアリールアミン
骨格を側鎖にもつ電荷キャリア移動性ポリカーボネート
化合物である。
【0009】
【化1】 〔式中、R1〜R3、Ar1、Ar2及びnはそれぞれ以下
のものを表わす。 R1:水素原子、置換若しくは未置換のアルキル基、又
は置換若しくは未置換のアリール基、 R2、R3:水素原子、置換若しくは未置換のアルキル
基、置換若しくは未置換のアリール基、又はハロゲン原
子、 Ar1、Ar2:置換若しくは未置換のアリール基、 n:5〜10,000の整数。〕
【0010】このポリカーボネート化合物の代表的合成
法は、下記スキーム1〜3で示される。
【表1】
【0011】即ち、スキーム1の合成ルートでは、先ず
フェノールとニトロアセトフェノンを塩化水素ガス下反
応させ、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1
−(ニトロフェニル)エタンを得る。その後、ヒドロキ
シ基をよう化メチルでメチル化し、そのメチル体をパラ
ジュウム炭素と水素でニトロ基を接触還元しアミノ体を
得る。アミノ体はヨードアリール体とウルマン反応し、
ジアリールアミノ体を得る。次いで、ジアリールアミノ
体をシリル化合物、あるいはナトリウムチオエチラート
などで脱メチル化してヒドロキシ体にした後、ヒドロキ
シ体をホスゲンと界面重合することにより、あるいは炭
酸ジエステルとのエステル交換法により、ポリカーボネ
ートが得られる。
【0012】なお、N置換基がそれぞれ違う場合は、ス
キーム2の合成になる。
【表2】
【0013】また、別のルートとして、スキーム3から
も合成できる。
【表3】
【0014】前記化1で示される化合物のビスフェノー
ルモノマーは、アルカリ水溶液下ホスゲンガスを作用さ
せ界面重合法でポリマー化、又は炭酸ジエステルとのエ
ステル交換法でポリマー化される。前記一般式化1で示
される化合物について、詳しく説明する。
【0015】前記一般式化1において、R1〜R3及びA
1、Ar2の具体例として、若しくはそれらの置換基と
して、以下のものを挙げることができる。 (1)ハロゲン原子:フッ素、塩素、臭素、ヨウ素 (2)アルキル基、好ましくは、C1〜C12とりわけ
C1〜C9、更に好ましくはC1〜C4の直鎖又は分岐
鎖のアルキル基であり、これらのアルキル基は更にフッ
素原子、シアノ基、フェニル基又はハロゲン原子、C1
〜C4のアルキル基で、置換されたフェニル基を含有し
てもよい。具体的には、メチル基、エチル基、n−プロ
ピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、i−ブチル
基、s−ブチル基、t−ブチル基、トリフルオロメチル
基、2−シアノエチル基、ベンジル基、4−クロロベン
ジル基、4−メチルベンジル基、4−フェニルベンジル
基等が挙げられる。 (3)アリール基:フェニル基、ナフチル基、ビフェニ
リル基、ターフェニリル基、ピレニル基、フルオレニル
基、アズレニル基、トリフェニレル基、クリセニル基、
アントリル基等が挙げられ、上記(1)〜(2)で定義
した置換基を有してもよい。
【0016】前記一般式化1で示される化合物ノモノマ
ー単位と共重合されるものとしては、まず下記一般式化
2で示されるヒドロキシ化合物が挙げられる。
【化2】 〔式中、A、R4及びR5はそれぞれ以下のものを表わ
す。 A:単結合、直鎖状、分岐状若しくは環状の炭化水素
基、置換若しくは未置換のアリレン基、オキシド基、ス
ルフィド基、スルホキシド基、スルホン基、又はケトン
基、 R4、R5:水素原子、置換若しくは未置換のアルキル
基、置換若しくは未置換のアリール基、又はハロゲン原
子。〕
【0017】具体的には、以下に示すビス(ヒドロキシ
フェニル)アルカン、ビス(ヒドロキシフェニル)シク
ロアルカンなどが挙げられる。2,2−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(3−メチル
−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス
(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサフ
ルオロプロパン、2,2−ビス(3−シクロヘキシル−
4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2−(3−ヒドロ
キシフェニル)−2−(4−ヒドロキシフェニル)プロ
パン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロ
ヘキサン、1,1−ビス(3−メチル−4−ヒドロキシ
フェニル)シクロヘキサン、1,1−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)−3,5,5−トリメチルシクロヘキサ
ン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、
1,1−ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)
エタン、2,2−ビス(3,5−ジブロモ−4−ヒドロ
キシフェニル)プロパン、2,2−ビス(3−クロル−
4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(3
−アリル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、1,1
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニルエタ
ン、1,1−ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)−1−フェニルエタン、ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)メタン、4,4’−ジヒドロキシトリフェニルメ
タン。
【0018】また、その他には、4,4’−ジヒドロキ
シジフェニルエーテル、4,4’−ジヒドロキシジフェ
ニルチオエーテル、4,4’−ジヒドロキシジフェニル
スルフォン、4,4’−ジヒドロキシベンゾフェノン、
4,4’−ジヒドロキシジフェニル、及びJ.App
l.Poly.Sci.Vol.39 2083、An
gew.Chem.Int.Ed.Engl.30(1
991)1598などに記載されるビスフェノール化合
物が挙げられる。
【0019】以下、前記一般式化1で示される化合物の
モノマーの具体例を、表4に示す。
【0020】
【表4−(1)】
【0021】
【表4−(2)】
【0022】
【表4−(3)】
【0023】本発明においては、前記一般式化1で示さ
れる単重合体の他に、前記一般式化1で示される化合物
のモノマーと前記一般式化2で示されるモノマーとの共
重合体でもよい。この場合の共重合比率、モノマー種、
モノマーの数、分子量は電気特性、フィルム物性、溶解
性、溶液特性などから決定され、共重合はランダム、ブ
ロック、交互べつに限定されない。共重合モノマーの具
体例を表5に示すが、本発明は表5記載のものに限定さ
れるものでない。
【0024】
【表5−(1)】
【0025】
【表5−(2)】
【0026】電子写真感光体は、導電性支持体上にC
GL、CTLを順次積層した負帯電型、導電性支持体
上にCTL、CGLを順次積層した正帯電型、導電性
支持体上に、バインダー樹脂中にCGM、CTMを分散
させた感光層を設けた単層正帯電型、上記のCTL
上に保護層を設けた負帯電型等の層構成がとられるが、
本発明はいずれの層構成の場合にも適用される。即ち、
前記のポリカーボネート樹脂を、前記の場合はCTL
に、前記の場合はCGLに、前記の場合は感光層
に、前記の場合は保護層に、それぞれ含有させること
によって、高感度で高耐久な感光体が得られる。以下、
それぞれの場合について、詳しく説明する。
【0027】負帯電型感光体の場合は、CGLはCG
Mを、メチルエチルケトン、シクロヘキサノンなどのケ
トン系、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテ
ル系、酢酸エチルなどのエステル系、ジクロルエタン、
クロルベンゼンなどのハロゲン系、トルエン、キシレン
などの芳香族等の溶媒中で、ボールミル、ビーズミル、
振動ミル等で粉砕、分散し平均粒径0.3μm以下にす
ることが好ましい。この際バインダー樹脂を添加しても
よく、樹脂種としては、ポリビニルブチラール、ポリビ
ニルアセタール、セルロース誘導体、フェノール樹脂、
エポキシ樹脂、アクリルポリオール等が挙げられる。ま
た、分散液中にバインダー樹脂を含有しない場合は、導
電性支持体からの電荷注入防止の為中間層を設ける。中
間層用バインダー樹脂としては、ポリアミド、ポリアク
リルアニリド、カゼイン、塩ビ/酢ビ/マレイン酸共重
合体、フェノール樹脂等が挙げられる。電荷発生層の塗
工法は、浸漬法、スプレー法、ロール法などの従来公知
の方法が適用される。膜厚は0.05〜5μmで、好ま
しくは0.05〜1μmである。CTLは前記塗工法で
塗工して、膜厚15〜50μmのCTLを設ける。ま
た、低分子CTMを併用する場合は、前記一般式化1で
示される単重合体ポリカーボネート、及びそれと前記一
般式化2で示される共重合体ポリカーボネート10重量
部に対して、0.5〜5重量部添加する。
【0028】正帯電型感光体の場合は、表層にCGL
がある為、前記一般式化1あるいはそれと前記一般式化
2で示されるポリカーボネート樹脂はCGLに含有され
る。CGMを共重合体と共に粉砕、分散あるいはCGM
粉砕、分散後共重合体を添加し、15〜50μmのCT
L上に前記塗工方法で0.5〜10μmの電荷発生層を
設ける。この時の前記一般式化1、化2のポリカーボネ
ート樹脂:CGMの比率は、10:2〜30重量比が好
ましい。このCGLには添加剤としてポリエチレングリ
コールなどのポリエーテル化合物、クラウンエーテルな
どの環状エーテル化合物、トリデシルホスファイトなど
の亜リン酸エステル化合物を含有させることができ、こ
れら添加剤は耐刷時の帯電劣化防止をするもので、電荷
発生剤:添加剤=10:0.1〜5重量比の添加が好ま
しい。CTLは、低分子CTMをバインダー樹脂とし
て、ポリメチルメタクリレート、メチルメタクリレート
とスチレンの共重合体、ポリスチレン、テレフタル酸あ
るいはイソフタル酸とジオール体から誘導されるポリエ
ステル、ポリカーボネート、エポキシ樹脂、ポリウレタ
ンなどに分散したもの、あるいは本発明のポリカーボネ
ートでもよい。
【0029】導電性支持体上にCGMと前記一般式化
1あるいはそれと前記一般式化2とで示されるポリカー
ボネート樹脂とからなる感光層を設けた単層正帯電型感
光体においても、前記一般式化1、化2のポリカーボネ
ート樹脂:CGM=10:1〜10重量比で感光層が形
成され、上記帯電劣化防止添加剤を添加することができ
る。
【0030】前記一般式化1、化2のポリカーボネー
ト樹脂は保護層にも使用でき、の従来の低分子CTM
をバインダー樹脂に分散したCTL上に保護層として
0.5〜10μmの膜厚で設ける。
【0031】CGLは、電荷発生材(CGM)単独、あ
るいはCGMとバインダー樹脂とから形成される。CG
Mとしては、例えば、C.I.No.59300バット
オレンジ3などの縮合多環キノン化合物、C.I.N
o.38001などのペリレン化合物、カルバゾール骨
格を有するアゾ顔料(特開昭53−95033号公報に
記載)、スチルベン骨格を有するアゾ顔料(特開昭53
−138229号公報に記載)、トリフェニルアミン骨
格を有するアゾ顔料(特開昭53−132547号公報
に記載)、ジベンゾチオフェン骨格を有するアゾ顔料
(特開昭54−21728号公報に記載)、オキサジア
ゾール骨格を有するアゾ顔料(特開昭54−12742
号公報に記載)、フルオレノン骨格を有するアゾ顔料
(特開昭54−22834号公報に記載)、ビススチル
ベン骨格を有するアゾ顔料(特開昭54−17733号
公報に記載)、ジスチリルオキサジアゾール骨格を有す
るアゾ顔料(特開昭54−2129号公報に記載)、ジ
スチリルカルバゾール骨格を有するアゾ顔料(特開昭5
4−17734号公報に記載)、カルバゾール骨格を有
するトリスアゾ顔料(特開昭57−195767、同5
7−195768号各公報に記載)、アントラキノン骨
格を有するアゾ顔料(特開昭57−202545号公報
に記載)、スクエリアム染料、金属あるいは無金属フタ
ロシアニン、セレン、セレン合金、a−シリコンなどが
使用できる。
【0032】前記バインダー樹脂中に低分子CTMとし
て、オキサゾール誘導体、オキサジアゾール誘導体(特
開昭52−139065号、同52−139066号各
公報に記載)、イミダゾール誘導体、トリフェニルアミ
ン誘導体(特開平3−285960号公報に記載)、ベ
ンジジン誘導体(特公昭58−32372号公報に記
載)、α−フェニルスチルベン誘導体(特開昭57−7
3075号公報に記載)、ヒドラゾン誘導体(特開昭5
5−154955号、同55−156954号、同55
−52063号、同56−81850号などの公報に記
載)、トリフェニルメタン誘導体(特公昭51−109
83号公報に記載)、アントラセン誘導体(特開昭51
−94829号公報に記載)、スチリル誘導体(特開昭
56−29245号、同58−198043号各公報に
記載)、カルバゾール誘導体(特開昭58−58552
号公報に記載)、ピレン誘導体(特開平2−94812
号公報に記載)などのCTMを併用することができる。
【0033】本発明の電子写真感光体は、導電性支持体
上に少なくとも感光層を設けた構成を有する。導電性支
持体としては、アルミニウム、銅、ニッケル、ステンレ
ス等の電気伝導性の金属及び合金並びにガラス、セラミ
ック等の無機絶縁性物質及びポリエステル、ポリイミ
ド、フェノール樹脂、ナイロン樹脂、紙等の有機絶縁性
物質の表面を、真空蒸着、スパッタリング、吹付塗装等
の方法によって、アルミニウム、銅、ニッケル、ステン
レス、カーボンブラック、酸化錫、酸化インジウム、酸
化アンチモン、導電性酸化チタン等の電気導電性物質を
被覆して導電処理を行ったドラム状、シート状及びプレ
ート状のもの等が挙げられる。
【0034】次に、本発明で使用される前記ポリカーボ
ネート化合物の製造例を示す。
【0035】製造例1 <1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−(4
−ニトロフェニル)エタンの合成>p−ニトロアセトフ
ェノン165.15g(1mol)とフェノール47
0.55g(5mol)を1リットル三角フラスコに取
リ、室温にて塩化水素ガスを5時間吹き込み、2週間放
置した。黄色の結晶が析出し、それを80℃の水2リッ
トルで2回洗浄し、茶色のオイルを得る。それをトルエ
ン500mlで洗い、晶析した黄色結晶物266gを得
る。それをトルエン800mlで加熱処理濾過し、24
4gを得る。m.p179.5〜180.5℃、I.
R:OH3400cm-1、NO21340cm-1。 C:71.60%(Cal.71.62)、H:4.9
5%(Cal5.12)、N:3.81%(Cal.
4.18)
【0036】<1,1−ビス(4−メトキシフェニル)
−1−(4−ニトロフェニル)エタンの合成>上記ニト
ロ体100g(0.3mol)、アセトン1リットル、
水酸化ナトリウム29.8g(0.75mol)を3リ
ットル三径フラスコに取り1時間還流、黄色物が析出
し、その後ヨウ化メチル105.8g(0.75mo
l)を2時間滴下し、4時間還流反応した。反応溶液は
室温に冷却し水2リットル中に注ぎ、トルエン2リット
ルで抽出し、減圧下トルエンを溜去し茶色のオイルを得
る。それにエタノール700mlを加え加熱、放冷し結
晶化させ、クリーム色結晶を得る。それをエタノール
1.4リットルで再結晶し、白色針状晶m.p.87.
5〜88.5℃、74.5g、収率68.8%を得た。
I.R:OCH32850、1250cm-1
【0037】<1,1−ビス(4−メトキシフェニル)
−1−(4−アミノフェニル)エタンの合成>ニトロ体
70g(0.19mol)、テトラヒドロフラン200
ml、5%パラジウム炭素3.5gを三角フラスコに取
り、水素13.65リットルで還元した。反応後テトラ
ヒドロフランを減圧下溜去し白色固形物64.2gを得
た。 m.p.134.5〜136℃、I.R:NH2338
0、3480cm-1
【0038】<1,1−ビス(4−メトキシフェニル)
−1−(N,N−ジ−p−トリル−4−アミノフェニ
ル)エタンの合成>上記アミノ体57.5g(0.17
2mol)、p−ヨードトルエン150g(0.69m
ol)、炭酸カリウム95.3g(0.69mol)、
銅粉11g(0.172mol)を500ml四径フラ
スコに取り、窒素気流下235℃で7時間反応し、その
後冷却、炭酸カリウム、銅粉を瀘別、瀘液をオイルバス
で減圧下ヨードトルエンを溜去し褐色オイル状物を得
る。それをエタノール3リットルで加熱、急冷放置し薄
黄土色の析出物62g(m.p144.5〜147.5
℃)を得る。1部エタノールから再結晶し、白色針状晶
を得た。m.p147〜148.5℃、C:84.2%
(cal.84.16)、H:6.67%(cal.
6.88)、N:2.85%(cal.2.73)、
I.R:C−N1320cm-1
【0039】<1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)−1−(N,N−ジ−p−トリル−4−アミノフェ
ニル)エタンの合成>上記ジトリルアミノ体71g
(0.139mol)、ナトリウムチオエチラート3
0.4g(0.36mol)、N,N−ジメチルホルム
アミド800mlを加熱還流10時間行ない、その後水
2リットル中に注ぎ塩酸で酸性にしてオイル状物を得
て、水で洗い黄色固体を得る。乾燥後トルエンで2回再
結晶し、薄灰色の結晶39.5g(m.p192〜19
4.5℃)を得た。 C:84.42%(cal.84.08)、H:6.5
0%(cal.6.45)、N:2.86%(cal.
2.88)、I.R OH3400cm-1
【0040】製造例2 <1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−(4
−ヨードフェニル)エタンの合成>p−ヨードアセトフ
ェノン100g(0.4mol)、フェノール191.
2g(2mol)を三角フラスコに取り、塩化水素ガス
を5時間吹き込み2週間室温で放置し、反応溶液を80
℃の水500mlで4回洗浄し褐色オイルを得る。それ
をシリカゲル、展開溶媒トルエン:酢酸エチル=(4:
1)volでクロマト処理して着色成分を除き、トルエ
ンから再結晶して薄黄土色の結晶(m.p108〜10
9.5℃)102.6g(60.6%)を得た。
【0041】<1,1−ビス(4−メトキシフェニル)
−1−(4−ヨードフェニル)エタンの合成>上記ヒド
ロキシ体100g(0.24mol)、水酸化ナトリウ
ム24.02g(0.6mol)、アセトン1リットル
を2リットル四径フラスコに取り、1時間加熱還流する
と白色物が析出し、それにヨウ化メチル85.3g
(0.6mol)を1時間で滴下し、4時間反応して、
減圧下アセトンを500ml溜去して水1.2リットル
に注ぎ、析出物を瀘別し水500mlで洗浄後、乾燥し
エタノール:トルエン=1400:300ccから再結
晶して、m.p164〜164.5℃の結晶76.5g
(71.7%)を得た。 C:59.51%(cal.59.46)、H:4.8
2%(cal.4.77)。
【0042】<1,1−ビス(4−メトキシフェニル)
−1−(N,N−ジ−p−トリル−4−アミノフェニ
ル)エタンの合成>上記メトキシ体70g(0.157
mol)、4,4’−ジトリルアミン37.3g(0.
19mol)、炭酸カリウム26.1g(0.19mo
l)、銅粉10g(0.16mol)、ニトロベンゼン
280mlを四径フラスコに取り8時間生成する水を除
去しながら還流反応する。室温に冷却後セライトを引い
た濾過器で濾過し、瀘液をオイルバスで加熱、減圧下ニ
トロベンゼンを留去し、残溜物をメタノール200ml
で洗浄し、シリカゲル/展開溶媒トルエン:n−ヘキサ
ン=5:1volでクロマト分離して目的物を得る。
m.p146〜148℃、−44.5g(55%)。
【0043】製造例3 <1,1−ビス(4−メトキシフェニル)−1−(p−
アセトアミドフェニル)エタンの合成>製造例1の1,
1−ビス(4−メトキシフェニル)−1−(4−アミノ
フェニル)エタン274g(0.822mol)、トル
エン1.6リットルに加熱溶解し、室温にもどし懸濁に
し、攪拌下無水酢酸100.7gを1時間で滴下する。
滴下中反応液は発熱し反応物は溶解する。その後3時間
反応し、反応液を減圧下濃縮し析出物を瀘別、トルエン
で洗浄した。m.p151〜152.5℃、250.4
g(81.1%)、I.R −NHCO− 3250、
1660cm-1、C:76.97%(Cal76.7
6)、H:6.58%(Cal6.72)、N:3.7
1%(Cal3.73)。
【0044】<1,1−ビス(4−メトキシフェニル)
−1−〔4−(p−トリルアミノ)フェニル〕エタンの
合成>上記アセチル体250.4g(0.667mo
l)、p−ブロムトルエン456.3g(2.67mo
l)、炭酸カリウム110.6g(0.8mol)、銅
粉42.4gを四径フラスコに取り、187℃で還流、
攪拌12時間反応した。反応後炭酸カリウム、銅粉をセ
ライトを用いて濾過し、瀘液を減圧下p−ブロムトルエ
ンを留去し、得られたガラス状物をジオキサン580m
lに溶解し、濃塩酸250gを加え88℃で5時間反応
した。反応液を水1.7リットルに注ぎ灰色析出物を得
る。それをエタノール4リットルで再結晶した。m.p
123〜125℃、186g(65.8%)。I.R
−NH−3400cm-1
【0045】<1,1−ビス(4−メトキシフェニル)
−1−〔N−(ビフェニル−4−イル)−N−(p−ト
リル)−4−アミノフェニル〕エタンの合成>上記トリ
ルアミノ体86.9g(0.205mol)、4−ヨー
ドビフェニル224.1g(0.8mol)、炭酸カリ
ウム66.3g(0.48mol)、銅粉12.7gを
四径フラスコに取り、185℃で36時間反応した。反
応後トルエンを加え反応物を取り出し、トルエンを減圧
下留出し渇色残物をn−ヘキサンで熱抽出し、得られた
黄色物280gをシリカゲルと溶離液トルエン:シクロ
ヘキサン=1:1volの混合溶媒でクロマト分離し1
08.5gの目的物を得た。
【0046】<1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)−1−〔N−(ビフェニル−4−イル)−N−(p
−トリル)−4−アミノフェニル〕エタンの合成>上記
メトキシ体91.2g(0.158mol)、ナトリウ
ムチオエチラート66.6g(0.79mol)、DM
F800mlを四径フラスコに取り、120〜130℃
で8時間反応した。反応後反応液を3リットルの水に注
ぎ、濃塩酸80mlで酸性化した。白色の析出物を瀘
別、水1.5リットルで数回洗浄し、乾燥後トルエンで
再結晶した。その後シリカゲルと溶離液トルエン:酢酸
エチル=3:1volでクロマト分離して目的物を得
た。
【0047】製造例4 温度計、攪拌機及び滴下漏斗を設けた反応器にイオン交
換水220部及び48%水酸化ナトリウム水溶液46.
1部を入れ、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
−1−(N,N−ジ−p−トリル−4−アミノフェニ
ル)エタン60.5部及びハイドロサルファイト0.0
4部を溶解した後塩化メチレン104部を加え、攪拌下
15〜20℃でホスゲン14.8部を25分を要して吹
込んだ。ホスゲン吹込み終了後4−(p−ヒドロキシフ
ェニル)−N,N−ジ−p−トリルアニリン0.4部を
塩化メチレン20部に溶解して添加し、乳化後トリエチ
ルアミン0.04部を添加して28〜33℃で約2時間
攪拌して反応を終了した。反応終了後生成物を塩化メチ
レンで希釈して水洗した後、塩酸酸性にして水洗し、水
相の導電率がイオン交換水と殆ど同じになったところで
塩化メチレンを蒸発して無色のポリマー61部を得た。
このポリマーの比粘度が0.688、ガラス転移温度が
199℃であった。
【0048】
【実施例】以下本発明を実施例により説明するが、これ
により本発明の態様が限定されるものではない。部はい
ずれも重量基準である。
【0049】実施例1 80φmm、340mmストロークのアルミシリンダー
にポリアミド樹脂、(CM−8000:東レ社製)をス
プレー塗工、乾燥して0.3μmの中間層を設けた。こ
の上に下記式化5で示される構造のアゾ顔料をシクロヘ
キサノンで粉砕分散した分散液をスプレー塗工、乾燥し
て0.2μmのCGLを設けた。
【化3】
【0050】次いで、製造例4で得られたポリカーボネ
ート樹脂10部、トルエン80部、シクロヘキサノン4
0部の溶液をスプレー塗工、120℃で20分間乾燥
し、膜厚23μmのCTLを設け、本発明の感光体を作
成した。
【0051】実施例2〜19 実施例1と同様に中間層、CGLを設けた上に表4に示
したポリカーボネート樹脂10部、トルエン80部、シ
クロヘキサノン40部の溶液をスプレー法で塗工し、1
20℃、20分間乾燥して膜厚23μmのCTLを設
け、本発明の感光体を作成した。なお、実施例No.と
表4のポリカーボネート化合物No.は同一である。
【0052】比較例1 実施例1と同様に中間層、CGLを設けた上に、下記C
TL液を浸漬法で塗工し、120℃、20分間乾燥して
23μmのCTLを設け、比較用の感光体を作成した。 〔CTL液〕 ポリカーボネート樹脂(C−1400:帝人化成社製) 100部
【化4】 ジクロルメタン 800部
【0053】比較例2 実施例1と同様に中間層、CGLを設けた上に下記CT
L液を浸漬法で塗工し、120℃、20分乾燥して23
μmのCTLを設け、比較用の感光体を作成した。 〔CTL液〕 ポリカーボネート樹脂(ユーピロンPCZ 100部 三菱瓦斯化学社製) 前記式化4で示される化合物 90部 ジクロルメタン 800部
【0054】実施例1〜19及び比較例1〜2で得た感
光体を、特開昭60−100167号公報で示されてい
る装置に装着し、1000rpmに回転させ、暗中負の
6KVの電圧を放電し、20秒間印加した時の電位Vm
を求め、またその後放電をやめ20秒間暗減衰させその
時の電位V0を測定した。更にタングステン光を26L
uxの光量、スリット巾6mmで20秒間照射してV0
から半減する量E1/2、1/10になる量をE1/1
0として感度を求めた。また、20秒間の電位をVrと
した。その結果を表6に示す。また、これら感光体を
(株)リコー製FT−4820に装着し、10万枚の耐
久試験を行なった。その結果を表7に示した。なお、初
期暗部電位(VD)を800V、明部電位(VL)を80
Vに設定した。
【0055】
【表6−(1)】
【0056】
【表6−(2)】
【0057】
【表7】
【0058】上記表7から、実施例1〜19の感光体
は、CTLの摩耗による画像劣化が生じないものである
ことが判る。それに対して比較例の感光体は、摩耗によ
る画像劣化が発生した。
【0059】実施例20 80φ、340mmストロークのアルミシリンダーに下
記CTL液を浸漬法で塗工し120℃、20分間乾燥
し、20μmのCTLを設けた。 〔CTL液〕 ポリカーボネート樹脂(C−1400 100部 帝人化成社製)
【化5】 ジクロルメタン 1000部
【0060】次いで、下記CGL液をスプレー法で塗工
し130℃、60分間乾燥して3μmのCGLを設け、
次いで水銀ランプ120W/CM、距離8cm、速度1
m/minでCGLを硬化させた。〔CGL液〕 前記式化3で示される化合物 22部 ポリエチレングリコールモノステアリル 2部 (イオネット400MS 三洋化成社製) シクロヘキサン 440部 をボールミルで72時間粉砕、分散後400部のメチル
エチルケトン、表4のNo.18のポリカーボネート樹
脂20部の溶液を加え再度3時間分散し、シクロヘキサ
ノン:メチルエチルケトン=1:1重量比の混合溶液1
000部でレットダウンし塗工液とした。
【0061】実施例21 実施例20と同様にしてCTLを設けた上に、次いで下
記CGL液をスプレー法で塗工し、130℃、60分間
乾燥して5μmのCGLを設け、本発明の感光体を作成
した。 〔CGL液〕 ジブロムアントアントロン(ICI社製) 40部 ポリエチレングリコールモノステアリル 2部 シクロヘキサン 460部 をボールミルで48時間粉砕、分散し、400部のメチ
ルエチルケトンを加え再度3時間分散後、表4のNo.
6のポリカーボネート40部、シクロヘキサノン500
部、メチルエチルケトン500部の溶液でレットダウン
してCGL塗工液を得た。
【0062】実施例22〜23 実施例20と同様にしてCTLを設けた上に、下記表8
のCGL液を塗工し感光体を得た。
【表8】
【0063】比較例3 実施例20と同様にしてCTLを設けた上に、実施例2
0のアゾ顔料22部、ポリエチレングリコールモノステ
アリル2部、シクロヘキサノン440部を72時間分散
後、再度シクロヘキサノン600部を加え3時間分散し
た。この分散液をシクロヘキサノン1000部でレッド
ダウンしてCGL分散液を得た。一方、下記処方液を調
合しCGL分散液1000部を加えCGL塗工液とし、
実施例20と同様のCTL上にスプレー法で塗工、乾燥
し3μmのCGLを設けた。
【0064】 前記式化5で示される化合物 50部 ポリカーボネート樹脂 100部 (C−1400 帝人化成社製) テトラヒドロフラン 2000部
【0065】以上実施例20〜23、及び比較例3の感
光体を(株)リコー製FT−6550に装着し、暗部電
位(VD)800V、明部電位(VL)80Vに設定し、
2万枚の耐久試験を行なった。その結果、実施例は初
期、2万枚も鮮明な画像であったが、比較例は白スジ、
黒スジが多数発生した。
【0066】実施例24 下記塗工液をスプレー法で80φ、340mmストロー
クのアルミシリンダーに塗工、140℃で30分間乾燥
して膜厚30μmの単層感光体を得た。
【化6】 ポリエチレングリコールモノステアリル 3部 (イオネット400MS 三井化成社製) シクロヘキサノン 440部 をボールミルで72時間粉砕、分散後400部のメチル
エチルケトン400部を加え再度3時間分散した。N
o.30のポリカーボネート50部、シクロヘキサノン
500部の溶液でレットダウンしてCGL塗工液とし
た。
【0067】比較例4 下記塗工液をスプレー法で80φ、340mmストロー
クのアルミシリンダーに塗工、140℃で30分間乾燥
して膜厚30μmの単層感光体を得た。 前記式化6で示される化合物 30部 ポリエチレングリコールモノステアリル 3部 (イオネット400MS 三井化成社製) シクロヘキサノン 440部 をボールミルで72時間粉砕、分散後、400部のメチ
ルエチルケトン400部を加え、再度3時間分散した。
【0068】ポリカーボネート(PCZ 帝人化成社
製)50部、下記CTM50部、シクロヘキサノン50
0部の溶液でレットダウンしてCGL塗工液とした。
【化7】
【0069】実施例25〜27及び比較例5〜6 以下表9に示すバインダー樹脂、電荷発生材を、実施例
24と同様にして塗工液を調合、塗工して30μmの単
層感光体を設けた。
【0070】
【表9−(1)】
【0071】
【表9−(2)】
【0072】上記感光体を前記と同様の装置に装着し、
正の6Kvの電圧を印加したほかは同様の測定をした。
結果を表10に示した。
【0073】
【表10】
【0074】これら感光体を(株)リコー製FT−65
50に装着し、暗部電位(VD)800V、明部電位
(VL)80Vに設定し、5万枚に耐久試験を行なった
結果、実施例の感光体は摩耗、傷による異常画像は認め
られず鮮明なものであった。しかし比較例の感光体は、
耐久後の画像は白スジ、黒スジ、黒ポチが発生したもの
であった。
【0075】実施例28 比較例1の感光体を準備し、その感光体CTL上にN
o.32のポリカーボネートの5%シクロヘキサノン溶
液をスプレー法で塗工して、130℃で40分間乾燥し
て4μmのオーバーコート層を設けた。この感光体を実
施例1と同様に(株)リコー製FT−4820に装着し
て10万枚の耐久試験を行なったところ、初期、及び1
0万枚の画像共に鮮明であった。この様に本発明のポリ
カーボネートは、オーバーコートに使用されても電気特
性、耐摩耗性がよく高画質の得られる感光体である。
【0076】以上の実施例、比較例から、トリアリール
アミン構造をもつポリカーボネートは電荷移動作用をも
ち、機械的強度が高いもので、感光体の高感度化及び高
耐久をもたらすものであることが判る。また、これらト
リアリールアミン構造をもつポリカーボネートは、アイ
ソパーG、アイソパーH、アイソパーLなどのパラフィ
ン溶媒をキャリアとした湿式現像方式の電子写真感光体
としても、低分子CTMの溶出がないため使用でき、実
施例27の単層感光体をセーヴィン社製9350の湿式
電子写真プロセスで5千枚の複写試験でなんら損傷のな
いものであった。
【0077】実施例29〜32及び比較例7〜8 0.2mm厚のアルミ板上にポリビニルブチラール(X
YHL UCC社製)のテトラヒドロフラン溶液で0.
5μmの接着層を設けた。表5の共重体No33、3
4、35、36の13%ジクロルメタン溶液を調製し、
これを上記接着層上にブレード塗工し、130℃、30
分間乾燥して25μmの樹脂層を設けた。この樹脂膜を
東洋精機社製ロータリーアブレーションテスターで摩耗
輪CS−10を用いて1500回転、摩耗させた。比較
例7〜8は、前記比較例1及び2のCTL液を上記ポリ
ビニルブチラール上に塗工し、乾燥して25μmの膜を
得、それを摩耗テストに供した。それらの結果を表11
に示す。
【0078】
【表11】 表11から、本発明の高分子移動材は耐摩耗性がよく、
電子写真感光体の耐久性化をもたらすものであることが
判る。
【0079】
【発明の効果】本発明の電子写真感光体は、前記一般式
化1で示されるポリカーボネート樹脂又はそれと前記一
般式化2で示されるヒドロキシ化合物との共重合体を含
有する感光層を設けたものであるが、このようなトリア
リールアミン骨格を側鎖に有するポリカーボネートは電
荷移動作用をもち、機械的度でが高いので、本感光体は
高感度で且つ高耐久性を有するものとなる。また、これ
らトリアリールアミン骨格をもつポリカーボネートは、
アイソパーG、アイソパーH、アイソパーLなどのパラ
フィン溶媒をキャリアとした湿式現像方式の電子写真感
光体としても、低分子CTMの溶出がないため、長期間
使用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 努 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 佐々木 正臣 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 徳田 俊正 東京都港区西新橋1−6−21 帝人化成株 式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性支持体上に少なくとも感光層を設
    けてなる電子写真感光体において、該感光層に下記一般
    式化1で示されるポリカーボネート樹脂を含有してなる
    ことを特徴とする電子写真感光体。 【化1】 〔式中、R1〜R3、Ar1、Ar2及びnはそれぞれ以下
    のものを表わす。 R1:水素原子、置換若しくは未置換のアルキル基、又
    は置換若しくは未置換のアリール基、 R2、R3:水素原子、置換若しくは未置換のアルキル
    基、置換若しくは未置換のアリール基、又はハロゲン原
    子、 Ar1、Ar2:置換若しくは未置換のアリール基、 n:5〜10,000の整数。〕
  2. 【請求項2】 導電性支持体上に少なくとも感光層を設
    けてなる電子写真感光体において、該感光層に前記一般
    式化1で示される化合物のモノマー単位と下記一般式化
    2で示されるヒドロキシ化合物との共重合体を含有して
    なることを特徴とする電子写真感光体。 【化2】 〔式中、A、R4及びR5はそれぞれ以下のものを表わ
    す。 A:単結合、直鎖状、分岐状若しくは環状の炭化水素
    基、置換若しくは未置換のアリレン基、オキシド基、ス
    ルフィド基、スルホキシド基、スルホン基、又はケトン
    基、 R4、R5:水素原子、置換若しくは未置換のアルキル
    基、置換若しくは未置換のアリール基、又はハロゲン原
    子。〕
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