JPH02154388A - 強誘電体メモリ及びその駆動方法,製造方法 - Google Patents

強誘電体メモリ及びその駆動方法,製造方法

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JPH02154388A
JPH02154388A JP63321639A JP32163988A JPH02154388A JP H02154388 A JPH02154388 A JP H02154388A JP 63321639 A JP63321639 A JP 63321639A JP 32163988 A JP32163988 A JP 32163988A JP H02154388 A JPH02154388 A JP H02154388A
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electrode
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stripe electrode
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Tatsuo Nagasaki
達夫 長崎
Masayoshi Omura
正由 大村
Hitoshi Watanabe
均 渡辺
Hiroyuki Yoshimori
由森 博之
Shinichi Imaide
愼一 今出
Hidetsugu Ikuta
英嗣 生田
Kazumuki Yanagisawa
柳沢 一向
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は強誘電体材料を情報記録媒体(メモリ)に用
いた強誘電体メモリおよびその駆動方法、製造方法に関
する。
[従来の技術] 強誘電体材料はヒステリシス特性を有し、この特性を利
用してデータを記憶できることが一般に知られている。
第50図はこのヒステリシス特性を示す図であり、横軸
は電界E1縦軸は分極状態Pを表している。図において
、電界が00ときの分極にはAとCの2つの状態があり
、それぞれにデジタル信号の“1”と“0”を対応させ
る。すなわち、Aの状態のときに“1”信号が記憶され
、Cの状態のときに“0″信号が記憶される。
いま、この強誘電体に“1”信号が記憶され、分極がA
の状態であるとする。このとき、正方向の読出しパルス
E0を加えると、分極はAからBに移り再びAに戻るが
、この部分は傾斜が緩やかであるので容量値CLの変化
は小さい。これに対して、強誘電体に“0”信号が記憶
され、分極がCの状態にあるときに、正方向の読出しパ
ルスE。を加えると、分極がCからDに移り再びCに戻
る。このCからDの部分の傾斜は大きいので容量値CL
の変化が大きくなる。したがって、この容量値の違いに
より、“1”状態の時は出力が小さく、40″状態のと
きは出力が大きくなるので、“1″と“0”の状態を判
別してデータを読出すことができる。
ここで、図から判るように、強誘電体の分極状態を“0
″から“1”にするためには、EIlの電圧を有する記
録パルスを印加し、′1”から0”にするためには、−
E、の電圧を有するパルスを印加すればよい。
そこで、従来、上記のような強誘電体のヒステリシス特
性を利用して強誘電体を情報記録媒体として用いた先行
技術に特開昭55−128905号、特開昭57−11
7186号、特開昭59−215098号、特開昭59
−215097号等がある。このような強誘電体メモリ
に対して情報の記録、読出しを行なう1つの方法として
、例えば、上記特開昭59−215098号には第51
図に示すように基板72上に透明電極73゜75に挾ま
れた強誘電体薄膜74を積層して構成した強誘電体メモ
リ71に電圧を印加しつつ光導電体の選択した部分に光
ビーム76を照射してその部分を分極させて情報を記録
し、読出時にはこの選択部分に再び光ビームを照射し、
分極による光の屈折、干渉、偏光を利用して情報を読出
すものが示されている。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来例は強誘電体メモリの表面上に光ビームを照射
してこの光ビームを操作することで、順次情報の記録ま
たは読出しを行うものである。このように強誘電体メモ
リの表面上に直接光ビームを照射して情報の記録、読出
しを行うものであるが、強誘電体メモリにおいて情報記
録位置は特定されておらず記録位置の制御は光ビームの
操作位置を機械的に制御することにより行われている。
そのため光ビームの位置ずれ等により、隣接する記録部
に誤って情報を記録読出しをすることがないように光ビ
ームを操作する位置制御を正確に行なう必要があり、記
録密度を向上しようとすればするほど、ますます位置制
御に正確さが要求され、そのための機構が複雑になる。
また、情報を2次元(平面的)にしか記録することがで
きず、強誘電体メモリを積層することにより記録容量を
増やすことはむずかしい。
そこで、この発明は強誘電体メモリの情報記録位置を常
に特定することが可能で記録、読出しの位置制御を簡単
にし、かつ、高速に情報の記録。
読出しを行うことができる小型で薄型の強誘電体メモリ
およびその駆動方法°、°製造方法を提供することを目
的とする。
さらに、この発明は強誘電体メモリを積層して情報の記
録、読出しを行なうことが可能で記録容量を増大するこ
とのできる積層型強誘電体メモリおよびその駆動方法、
製造方法を提供することを目的とする。
さらに、この発明は強誘電体メモリの隣接する記録位置
からのクロストークを防止してSN比を同上させ、選択
した記録位置に対する情報の記録、読出しを確実に行な
うことのできる強誘電体メモリおよびその駆動方法、製
造方法を提供することを目的とする。
さらに、この発明は、強誘電体メモリを用いた記録容量
が格段に向上した新規なメモリカードを提供することを
目的とする。
[課題を解決するための手段および作用コ上記目的を達
成するために、この発明は以下のような手段を講じたも
のである。
すなわち、強誘電体薄膜と、この強誘電体薄膜の一方の
面に格子状に配列した複数の短冊状の電極からなる第1
ストライプ電極と、この第1ストライプ電極と互いに交
差するように上記強誘電体薄膜の他方の面に格子状に配
列した複数の短冊状の電極から成る第2ストライプ電極
と、この2つのストライプ電極のそれぞれの配列方向に
沿ってストライプ電極の端部から離間して設けられた共
通電極と、上記第1.第2ストライプ電極部と共通電極
とを接続するとともにストライプ電極の電極を選択する
切替手段とからなる強誘電体メモリとしたものである。
また上記切替手段を光導電体とし、この光導電体に光ビ
ームを照射することによりメモリセルを選択し、ストラ
イプ電極間に電圧を印加することにより、選択したメモ
リセルに対してデータの記録または読出しを行なうよう
にしたものである。
また上記切替手段として上記ストライプ電極中の各電極
に対して少なくとも2つの切替手段を並列に設けるとと
もに、この切替手段を切替る制御手段を設け、選択され
ていないストライプ電極を接地するようにしたものであ
る。
さらに、カード本体内に上記強誘電体メモリを設けた強
誘電体メモリカードとしたものである。
上記の手段によればデータはメモリセルに残留分極とし
て記録され、データの記録位置が特定され、データの記
録、読出しが確実かつ高速に行なわれる。
[実施例コ 以下、この発明を実施例に基いて説明する。
第1図はこの発明における一実施例を示す図である。図
に示すように、強誘電体メモリ1は絶縁性と機械的強度
を保持するための厚さ200μmの基板の表面上に積層
された厚さ0.3μmの強誘電体薄膜3から成る。上記
基板2の材料としてはガラス、セラミックス、金属、高
分子材料、半導体材料等から用途に適して選択され、上
記強誘電体薄膜3の材料としてはPZT(ジルコンチタ
ン酸鉛)やBaTi0s(チタン酸バリウム)やK N
 Os等の無機材料、またはフッ化ビニリデン系共重合
体の様な高分子材料が使用される。上記基板2と強誘電
体薄膜30間には格子状に配列した短冊状の複数の電極
からなる第1ストライプ電極4が設けられ、強誘電体薄
膜3を挾んだ反対側の面には第1ストライプ電極4の配
列方向と直交するように格子状に配列した第2ストライ
プ電極が設けられている。この第1.第2ストライプ電
極4,5はAIまたはTiWまたはMo−Ta等からな
り、厚さ0.1μmで、電極の幅および隣接する電極の
間隔は共に0.5μmで等間隔に設けられている。そし
て、上記第1.第2ストライプ電極4,5の端部から離
間した基板2上には、共通電極6と7が図に示す様にス
トライプ電極4゜5のそれぞれの配列方向に沿って設け
られている。
そして、上記共通電極6,7とストライプ電極4゜5の
端部とを接続し、ストライプ電極中の電極を選択する切
替手段として光導電体8,9がそれぞれ、上記共通電極
6,7とストライプ電極4,5の上に、跨がって積層さ
れている。この光導電体8.9の材料としては応答時間
、抵抗値等の点からアモルファスシリコンや結晶シリコ
ンやPVK(ポリビニルカルバシー、A”) °等が用
いられている。
次にこの強誘電体メモリ1の製造方法について第2図を
使って説明を行う。第2図はこのメモリを製造する手順
を示す図である。
(強誘電体メモリの製造方法) 基板2の材料は用いる強誘電体に合わせて選択される。
即ち、P Z T % B a T 103等の無機酸
化物からなる強誘電体薄膜を形成するときは、結晶配向
制御のための高温焼成過程が必要な場合があり有機高分
子材料は基板2の材料として適さず、非結晶シリコン、
単結晶シリコン、サラ1イヤ単結晶等のウェハーや他の
無機系耐熱素材を基板2として用いることが好ましい。
フッ化ビニリデン系共重合体やシアン化ビニリデン系共
重合体を強誘電体薄膜として用いる場合は塗布成膜及び
低温乾燥が可能なため、熱可塑性ポリマー系の材料も基
板2として使用することが出来る。
基板2の表面は少なくとも絶縁性でなければならないた
め、金属系等電気伝導性基板は表面を酸化処理や絶縁性
物質、例えば、5fCh、Alz03等の薄膜を形成し
て用いねばならない。
強誘電体メモリ1の製造の手順として例えば第2図に示
すように、(a)〜(i)のように行なう。
なお、第2図(g)〜(f)は(f)のA−A’断面図
である。
(a)まず基板2表面にAus Pts Ags A1
等の金属良導電体もしくは、ITO等の透明性導電体を
スパッタ法、真空蒸着法等の周知の方法によって導電膜
10を形成する。次に、 (b)導’lJl!10表面にレジスト11をスピンコ
ード法により塗布成膜し、 (C)第1のストライプ電極4、共通電極6等のパター
ニングを施したマスク12を通して紫外線照射、電子線
照射等により焼付けを行う。レジスト11はメモリ構成
、パターン形状によりポジ型、ネガ型のうちいずれを使
用しても良い。
(d)パターン現像後、マスクをはずし非露光部分のレ
ジストを除去した後、 (e)第1のストライプ電極4、共通電極6等を形成す
るに必要な部分以外の導電膜13をエツチング除去し、 (f)最後にレジスト11を除去して第1のストライプ
電極4と共通電極6を形成する。
(g)光導電体部8は同一平面上に形成された第1のス
トライプ電極4と、この端部から離間して形成された共
通電極6上を跨いで上記(a)〜(f)と同様の方法に
て積層形成される。この光導電体部8に用いられる光導
電性材料としては、主に、結晶性シリコン、非晶質シリ
コン、Se%CdS、ZnO,等の無機材料、PVK(
ポリビニルカルバゾール)或はその誘導体と色素増感剤
との併用、PVKとTNF(トリニトロフルオレノン)
の組合せ等からなるルイス増感性複合材料、結晶型を制
御したメタルフリーフタロシアニン等の有機材料が使用
出来、その特性に応じてスパッタ法、真空蒸着法、溶剤
塗布性等適宜の手法にて膜形成をすることが出来る。こ
のようにして電極パターンを形成した基板2上に (h)強誘電体薄膜3を積層する。強誘電体材料として
は前述のようにPZT、PLZT、KNOs、BaTi
Os等の無機材料、目的物性に応じて重合比率を制御し
たフッ化ビニリデン−トリプルオロエチレン共重合体等
含フツ素系ポリマーやシアン化ビニリデン−ビニルアセ
テート共重合体等のシアノ基含有ポリマーを主成分とす
る有機系材料に大別される。前記無機材料を用いた薄膜
形成には、プラズマスパッタ法やイオンビームスパッタ
法、真空蒸着法等のドライ成膜法が主に用いられる。ま
た、電解法等の湿式成膜や金属アルコキシドを所定の成
分比で混合し、基板2上に溶液塗布後、焼成工程を経て
その酸化物結晶として薄膜形成するゾルゲル法、スピン
オン法も適用することが出来る。また高分子系有機材料
はその化学構造と組成比に基き、適当な溶媒を選択出来
ることにより、スピンコード法、デイツプ法、印刷法等
による塗布−乾燥工程で成膜を行える。さらに、(1)
強誘電体薄膜3上に第1のストライプ電極4に直交する
第2のストライプ電極5を形成する。
この方法としては<a>〜(f)と同一の手法によって
も、また他の周知の手段であっても良い。
導電性材料も同様に第1σス]ライプ電極4と同じもし
くは強誘電体薄膜3との関係を考慮した他の材料であっ
ても良い。このとき第2のストライプ電極5と同時に第
2の共通電極7も形成される。
このようにして前述した強誘電体メモリ1が形成される
上記強誘電体メモリ1の構造はこれに限定されるもので
はなく、さらに第1のストライプ電極4〜強誘電体薄膜
3〜第2のストライプ電極5から成るメモリ層14を同
様の手順で多層積層することも可能であり、必要に応じ
て第2のストライプ電極5上に遮光、帯電防止、汚染防
止、水分侵入防止等を巨的とした保護膜を形成すること
も出来る。
最後に基板2を所定の大きさに切断し共通電極6.7を
結線して、上記の強誘電体メモリ1が製造出来る。
次にこの構成の強誘電体メモリにデータを記録(ライト
)及び読出しくリード)する動作について第3図を使っ
て説明を行う。
まずストライプ電極4と5の幅にほぼ等しい径の光ビー
ムを光ビーム照射手段15.16により光導電体8と9
の上にそれぞれ照射して、その照射部分17と18の抵
抗値を下げることにより、直交するストライプ電極4と
5の中から各1本ずつを共通電極6と7に選択的に導通
させることができる。上記光導電体8,9に光ビーム照
射手段15.16から光ビームを照射することによりス
トライプ電極4,5を選択する切換手段19,20を光
マルチプレクサ−と呼ぶことにする。そして、この共通
電極4と5の間に適切な電圧(第50図で示す±Es 
”)をかけることにより、ストライプ電極の交叉してい
る部分の強誘電体薄膜3のデータ記憶部21(以下、メ
モリセルという)を選択的に分極することができる。共
通電極6,7に印加する電圧の極性(+、−)を変える
ことにより、各メモリセル21に生じる分極の方向を変
えて、これをディジタル信号の1と0に対応させてデー
タのライトを行なう。
次にリードの方法を以下に述べる。まず、ライトの場合
と同様に、光マルチプレクサ−19,20により読出す
メモリセル21に該当するストライプ電極4,5に光ビ
ームを照射することによりリードするメモリセル21が
選択される。
そして、選択されたメモリセル21に第50図に示した
読出しパルスECを印加し出力を判別することにより記
録されたデータをリードすることができる。
また、選択されたメモリセル21をリードする別の方法
としてメモリ全体に熱を加えて、焦電効果により発生し
た焦電電流を検出する方法がある。
焦1i電流の極性は分極の方向で決まるため、極性を検
出することで記録データをリードすることができる。そ
の他のリード方法としては、メモリ全体に圧力をかけて
、圧電効果により発生した電圧を検出する方法がある。
圧電気の極性は分極の方向で決まるため、これを検出す
ることで記録データをリードすることができる。
上記のようにして構成された強誘電体メモリ1の記録容
■について説明する。強誘電体薄膜30面積を現在の半
導体メモリのIBMbit (0,5μmルール)のも
のと同程度(8ma+ X15mm)として計算すると
、上記ストライプ電極4,5は幅0.5μm間隔0.5
μmで設けられているので1つの情報を衷已録、できる
メモリセル21は上記面積中に120×ユ06コ存在で
きることになる。すなわち、IBMbitの半導体メモ
リと同程度の面積で120Mbitの記録容!となり、
上記単層の強誘電体メモリ1では、従来の半導体メモリ
の約8倍の記録容量を達成できる。
以上説明した実施例の強誘電体メモリによれば、切替手
段としての光導電体に光ビームを照射して第1.第2・
のストライプ電極を選択することによりデータの記録、
読出しを行なうをメモリセルを特定することができる。
また、情報が記憶される各メモリセルは強誘電体薄膜の
上記ストライプ電極の交叉部分に限定され、それぞれが
独立しているので、隣接するメモリセルにデータが誤っ
て記録されたり、読出されたりすることがなく、該当す
るメモリセルにデータは確実に記録され、また読出すこ
とができる。
また、平面上に配列されたメモリ、セルの情報のリード
・ライトを光ビームの1次元的な走査で実現できるため
、光ビームの走査と情報のリード・ライトのための光学
システム、電気システムの機構が簡単になる。
次に、この強誘電体メモリ1を用いた積層型強誘電体メ
モリの具体的な構成について説明する。
第4図〜第6図は、それぞれ積層型強誘電体メモリの実
施例を示す説明図である。第4図に示す様に、第1図に
示した強誘電体メモリ1を積層することで積層型強誘電
体メモリ100を構成する。
ただし、図に示す様に光マルチプレクサ−19,20の
部分は重なり合わないように位置をずらして積層する。
つまり光ビーム22と23の走査するラインを横にずら
すことで、積層方向におけるメモリ層の選択を行う。つ
まりメモリセル21を3次元に選択することができるよ
うになる。
第5図は、光ビーム照射手段28.29を積層型強誘電
体メモリ101の表と裏にそれぞれ設は光ビームを積層
型強誘電体メモリ101の表裏の両側から照射するよう
にしたものである。上記第4図に示した積層型強誘電体
メモリ100の構成では光ビーム22.23は2つとも
上部から当てることになるが、第5図のように構成する
と、それぞれ表と裏から光を当てることができるため、
光ビーム26.27を照射する光ビーム照射手段28と
29がメモリの角でぶつかることがない。
ただし、この構成の時の基板2は透明部材もしくは、省
略される形となる。
第6図は、他の実施例による積層型強誘電体メモリ10
2を示す説明図である。この実施例は上記第4,5図に
おける積層型強誘電体メモリの各層間の基板2を除いた
構成になっている。この実施例の特徴は強誘電体薄膜3
0.31の間に入るストライプ電極32は上下の強誘電
体薄膜30.31の電極として共通に使用することがで
きることである。
なお、上記各実施例に示した積層型強誘電体メモリ1o
o、101.  ユ02の記録容■は積層する枚数を塊
やすことて大浦X、な4が2、例、Lば2、−〇、II
層した場合には1.20bitとなり、同程度の面積の
半導体メモリに比べて約80倍の記録容量となる。この
10層積層したときでも積層型強誘電体メモリの厚さは
基板が在る場合(メモリ100.101)で2〜3 f
flffl%基板が無い場合(メモリ10102)1程
度にすることができるので、充分に薄型を保ったまま記
録容量を増大することができる。
次に上記積層型強誘電体メモリを用いてメモリカード1
03を構成した実施例について説明を行う。第7図は9
個の積層型強誘電体メモリ100をメモリカードl○3
内Jこ縦3列、横3列に配列して構成した実施例を示し
ている。複数の積層型強誘1#−、メモリュOOをに列
り、てメモリカードを構成する主な理由は、成膜や電極
のエツチング(リソグラフィー)については小面積の方
が技術的に製作が容易で本メモリ製造においてかなり有
利になるからである。光マルチプレクサ−19,20の
部分は、透明部材34で覆われている。その他以外の外
枠は強度と帯電防止を考慮された部材で覆われている。
データのリード、ライト方式が1 bItづつ行なわれ
るシリアル方式とする場合の各積層型強誘電体メモリ1
00の共通電極6.7はAuやAIのボンディングワイ
ヤー35で基板36上のワード電極37上に結線してコ
ネクタ38に接続する。この時のコネクタ38の極数は
2極で良いことになる。パラレル方式の場合は第8図に
示す様にパラレル転送する各ビットの割当を積層方間に
対応させ、第9図に示すようなシリンドリカルレンズ4
4で光ビーム45をパラレルに各光マルチプレクサ−1
9,20に当てることでリード、ライトを行うことがで
きる。パラレルのビットごとの共通電極41は第8図に
示すようにボンディングワイヤーで基板上のパラレルビ
ットに対応したリード電極42上に結線されてコネクタ
43に導かれる。この時のコネクタの極数はパラレルビ
ットの数と同じになる。(Fig8では1バイトづつ行
なう) 次にこのメモリカードの光マルチプレクサ−19,20
を高速に操作すダた゛めの実施例を第10図と第11図
を使って説明する。以下に述べる機構はメモリをリード
ライトする装置(メモリドライバー)内に設けるもので
ある。メモリカードのリード、ライトは前述したパラレ
ル方式として説明を行う。
ところで第10図は上記積層型強誘電体メモリをリード
ライトする装置に用いられる発光素子アレイ48を示す
ものである。この発光素子アレイ48は例えばページプ
リンタ等の記録ヘッドとして用いられているようなEL
D(エレクトロ ルミネッセンス デバイス)またはL
ED(発光ダイオード)などからなる発光エレメント4
6が60μmおきに400個配列されているものである
本実施例ではこの素子の発光部にシリンドリカルなレン
チキユラーレンズ47が設けてあり、発光エレメントの
配列方向のみ光ビームがフォーカスされるようになって
いる。そして配列と直角な方向には、ある幅を保って光
が照射されるようになっている。第11図に示すように
第10図の発光素子アレイ48を積層型強誘電体メモリ
100の光マルチプレクサ−19,20に対応した位置
に2次元に配列する。そしてX方向に配列された発光素
子アレイ群50とY方向に配列された発光素子アレイ群
51は、互いに機械的に剛性を持って結合されている。
そしてアクチユエータ(図示せず)により発光エレメン
トの配列ピッチ分だけをそれぞれX方向、Y方向に独立
に変位させることができる。つまり電気的に発光エレメ
ント46を切換えることによりストライプ電極の選択を
することと、アクチユエータで発光素子アレイ群50゜
51を動かすことにより積層強誘電体メモリ1を選択す
るので、メモリカード(第8図)の光マルチプレクサ−
19,20を高速に切換操作させることができる。また
この発光素子アレイ群50゜51はフォーカス方間にも
駆動できてもよい。また、上記発光素子アレイ48は、
発光エレメント46としてELDやLEDのように自ら
発光するものを用いているが、液晶プリンタに用いられ
ているような液晶シャッタアレイと光源とを組合せたも
のでもよい。
次に切替手段としての光マルチプレクサ−19,20の
部分を変更した他の実施例を第12〜14図によって説
明する。
第12図に示すようにストライプ電極52と共通電極5
3によって光導電体54と補助電極55を挾んで積層す
る。この時共通電極53は透明電極を使用する。つまり
、この共通電極53の上がら光ビームを当てると電極間
距離に対して、光導電体54を挾んで対句する電極面積
が大きく取れるので導通時の光導電体54の抵抗値を非
常に小さくすることができる。また、補助電極55とし
てAu5A1等の良導電体を積層しているので、共通電
極53の長手方向のインピーダンスを下げて時定数を小
さくし速い書き込み、読み出しをすることができる。
第13図は、切替手段として、第1図に示した光導電体
8.9のかわりに光で制御できる半導体スイッチ(例え
ば光FET)56をIC化して設けた実施例を示してい
る。このように光FET56を用いた実施例においても
、上記実施例と同様に光ビームによりリードライトを行
なうことができ、同様の効果が得られる。さらに、光F
ETはON抵抗が小さく、高速に操作ができるという利
点がある。
第14図の実施例は切替手段として電気的にコントロー
ルできる半導体スイッチ57とそれのコントロール部5
8を基板59上にIC化して設け、その基板5つ上にス
トライプ電極60.61と強誘電体薄膜62を積層した
ものである。この実施例の強誘電体メモリにおいては、
電気的にメモリセル21の選択をすることができるので
、上記実施例のように光ビームを機械的に操作する手段
が不要となり、高速に操作ができる。このように、上記
各実施例の強誘電体メモリにおいては、従来のDRAM
、SRAM等の半導体メモリに比較してストライプ電極
だけで良いため高密度化が可能であり、強誘電体薄膜の
残留分極を利用して記録するので記憶保持のための電力
消費のない不揮発性のメモリになる。
次に、上述の強誘電体メ〜モ°刃において、選択された
メモリセルと隣接するメモリセルとの間で生じるクロス
トークを防止し、SN比を向上させる実施例について説
明する。
第15図はクロストークを防止する手段を設けた強誘電
体メモリの一実施例を説明するための図、第16図はこ
の実施例において、選択されたメモリセル21の等価回
路を示す回路図である。第16図において、Cxは選択
された第1ストライプ電極4と選択されていない第2ス
トライプ電極5との各交点(X方向)のメモリセルの合
成容量、CYは選択されていない第1ストライプ電極と
選択された第2ストライプ電極との各交点(Y方向)の
メモリセルの合成容量である。なお、選択されていない
メモリセルによる合成容量CXYは、第1第2の両スト
ライプ電極がともにGNDに接続されているので無視す
ることができる。
第15図に示すように、第1.第2のストライプ電極4
,5と第1.第2の共通電極6,7をそれぞれ接続する
切替手段8,9が1本のストライプ電極に対して2つず
つ並列に設けられたスイッチ8a、8bまたは9a、9
bから構成されている。そして、第1ストライプ電極の
各電極に接続されている2つのスイッチ8 a t 8
 bの内、一方のスイッチ8aは全て第1の共通電極6
を介して読出しまたは、記録パルスを発生するドライバ
ー回路81が接続され、他方のスイッチ8bは全てGN
Dに接続されている。同様に第2ストライプ電極5の各
電極に接続されている2つのスイッチ9a、9bの内、
一方のスイッチ9aは第2の共通電極7を介して出力側
の増幅器82が接続され、他方のスイッチ9bは、すべ
てGNDに接続されている。この2つのスイッチ8a、
8bまたは9a、9bは、一方のスイッチがONt、て
いるときは他方のスイッチがOFFとなるように連動し
て動作するスイッチである。このように回路を構成する
ことにより、選択されていないストライプ電極はすべて
GNDに短絡させるようにしたものである。このとき、
ドライバー回路81の出力インピーダンスを合成容量C
yによるインピーダンス(1/ωCY)よりも十分小さ
くし、また、増幅器820入カインピーダンスを合成容
1icxのインピーダンス(1/ωC,)よりも十分に
小さいものとする。これは、第16図に示すA点の電圧
をドライバー回路81からの出力電圧に対して低下しな
いようにして、選択されたメモリセル21に確実に電圧
が印加されるようにし、また、選択されたメモリセルを
通過した電流の大部分を増幅器82に流入するようにし
て、確実に選択されたメモリセルのデータを読出すため
である。この実施例によれば、図かられかるように、隣
接するメモリセルの容量CX、CYはGNDに短絡され
ているので読出し電流の大部分は選択されたメモリセル
を通って増幅器に流れこみ、Cx、Cyの影響を受ける
ことなく、すなわちクロストークを生じることなく、正
確に選択されたメモリセルに記憶された情報を読出すこ
とができる。
第17図は、クロストークを防止する他の実施例を示す
図であり、第18図はこの実施例において選択されたメ
モリセルの等価回路を示す図である。第17図に示すよ
うに、各ストライプ電極はそれぞれ、切替手段8,9と
接続されない方の端部で抵抗Rを介してGNDに接続さ
れる。そして、前記実施例と同様に各ストライプ電極4
,5と第1、第2の共通電極6,7とをそれぞれ接続す
る切替手段8.9として、−本のストライプ電極に対し
てそれぞれ2つのスイッチ8a、8bまたは9a、9b
を並列に設けている。この実施例において、2つのスイ
ッチは一方がONのとき他方もONとなり、OFFのと
きはともにOFFになるように連動して動作する。そし
て、第1.第2の共通電極6,7も第1および第2スト
ライプ電極4.5に対してそれぞれ2本ずつ(6a、6
bまたは7a、7b)設けられている。第1ストライプ
電極4とスイッチ8を介して接続されている第1の共通
電極6a、5bの内一方の共通電極6aは増幅器83の
出力端子に接続され、他方の共通電極6bは増幅器83
の負入力端子に接続されている。この増幅器83の正入
力端子には読出し。
書込のパルスを発生するドライバ回路81が接続されて
いる。また、第2ストライプ電極5とスイッチ9を介し
て接続されている第2の共通電極7a、7bの内、一方
の共通電極7aは増幅器82の負入力端子に接続され、
他方の共通電極7bは抵抗Rfを介して増幅器82の出
力端子側に接続されている。また、この増幅器82の正
入力端子はGNDに接続されている。このように、増幅
器82.83はいずれも負帰還回路を構成している。
ところで、切替手段にはそれぞれON抵抗が存在するた
め選択されたメモリセルの等価回路は第18図に示すよ
うになる。ここで上述したように増幅器82.83はい
ずれも負帰還回路を構成しており、切替手段の○NN抵
抗1t  r2*  rye  r4はこの負帰還回路
内に含まれている。そのため増幅器83のオーブンルー
プゲインをα1とすると図のA点からドライバー回路8
1を見たときの増幅器の出力インピーダンスはr2/α
1となり、α1がr2よりも充分に大きければ出力イン
ピーダンスはほぼ零とみなすことができるので、選択さ
れたメモリセルを読出すときの電圧がクロストークして
いる合成容量CYに影響されず確実に選択されたメモリ
セルに印加される。また、増幅器82のオーブンループ
ゲインをα2とすると、B点から見た増幅器820入カ
インピーダンスは(rs +Rf )/αzとなり、α
2が(r9+Rf)よりも充分大きいとすれば、同様に
零と見なすことができるので、選択されたメモリセルか
らの電流はクロストークしている合成容量Cx側に流れ
ることなく、大部分が出力側の増幅器82に流れるので
確実に情報を読出すことができる。この実施例の回路構
成によればスイッチの有しているON抵抗の影響を除去
することができるので、上述の実施例よりも確実に情報
を読出すことができる。
次に、この実施例で用いている2本の共通電極6a、6
bまたは7 a s 7 bとのON、OFFを同時に
行うことのできる切替手段の具体的な構成を第19〜2
3図に示す。
第19〜21図はいずれも切替手段に光導電体を用いた
実施例を示す断面図である。
第19図は基板2上に設けられたストライプ電極4の上
に、2本の透明電極からなる共通電極6a、5bを光導
電体8 a + 8 bを介して、互いに離間して並列
に積層したものである。この例においてストライプ電極
4と2本の共通電極6a、6bを同時に導通させるには
、2本の共通電極に同時に照射されるような幅の光ビー
ムを照射すればよい。
第20図は基板2上に設けられたストライプ電極4の上
に、2本の透明電極からなる共通電極6a+6bを絶縁
体84を介して、互いに離間して並列に積層し、この2
本の共通電極6a、6bを覆いストライプ電極4と接続
されるように光導電体8を積層したものである。この例
においても前記の例と同様な光ビームを照射する。
第21図は基板2上に、2本の共通電極6 a s6b
を光導電体8を挾み、さらに、この共通電極の間にスト
ライプ電極4と接続される透明電極85を挾んで積層し
たものである。2本の共通電極の内、上側の共通電極6
aは透明電極である。この例においては照射する光ビー
ムの幅は、共通電極1本分の幅でよい。
第22図は切替手段に半導体スイ、ツチを利用した実施
例を示す図であり、第23図は半導体スイッチの一例と
してのCMOSスイッチを示す図である。
第23図で示すように、切替手段として第1゜第2スト
ライプ電極の各電極に半導体スイッチ86を2つずつ並
列に設け、この一対の半導体スイッチ86はそれぞれ共
通電極6 a + 6 bまたは7a + 7 bに別
々に接続され、各スイッチの切換ゲートにはコントロー
ル部としてのデコーダ87が接続されている。そして、
このデコーダ87から図示されない制御回路からの信号
に基いて一対のスイッチ毎に切替信号が切換ゲートに入
力されることにより、2つのスイッチは連動して動作す
る。
この半導体スイッチ86の一例としてのCM OSスイ
ッチは、第23図に示したように、Tr工。
Trzの2つのCMOSトランジスタからなるスイッチ
トランジスタ部88と、このスイッチトランジスタの出
力に接続され°;“1イツチトランジスタの約半分の大
きさのCMOSトランジスタTrstTr4からなる、
電荷キャンセルトランジスタ部89とからなる。そして
この半導体スイッチのVin側に第1の共通電極6aま
たは6bを接続し、Vout側に第1ストライプ電極4
を接続する。
そして、T r 1とT r 4のゲート電極およびT
r2とTr3のゲート電極がそれぞれ接続されるととも
に、これらゲート電極にそれぞれ互いに逆相となる信号
が入力されるようにデコーダ87が接続されている。ま
た電荷キャンセルトランジスタ部89のTr3sTr4
のソース−ドレイン間は短絡されており、ゲートとの容
量のみが利用される。T r 、のゲートには、T r
 tのゲートとは逆相の信号が加わり、T r 1がオ
フするときのゲート信号の漏れをTr3で打ち消すよう
にする。Tr2とT r 4の関係も同様である。この
切替手段によれば光ビームを機械的に操作するための手
段が不要になり、高速に動作できる。
ところで、この実施例の回路によれば読出しは確実に行
うことができるのであるが、この回路でそのまま書込み
を行うと選択されたメモリセルとともに隣接する他のメ
モリセルにも書込みが行われてしまう場合がある。これ
は、第18図で示した等価回路において0点より出力側
の回路を等測的にGNDとみなすとCLおよびCYには
同じ値の電圧が印加されることになるからである。
そこで、読出し時だけではなく、書込み時においてもク
ロストークを防止し、読出し、書込みともに確実に行う
ことのできる実施例を第24〜26図により説明する。
第24図はこの実施例の回路構成を示す図、第25図は
この実施例の回路のリード・ライトパルスの切替タイミ
ングを示すタイムチャート図、第26図はこの実施例に
おいてライト時の選択されたメモリセルの等価回路を示
す図である。
この実施例の回路が上記第17図で示した実施例と異な
る所は、リードとライトを切替るゲート信号を入力する
増幅器90と、ライトデータ信号を受けてライトパルス
を発生する比較増幅器91と、ゲート信号によりリード
状態とライト状態を切替るスイッチ92a、92b、9
2c、92dを設けた点と、抵抗Rを介してGNDに接
続されていた第1.第、2ストライプ電極4.5をそれ
ぞれ抵抗Rを介してインピーダンス変換器93a、93
bに接続し、さらに抵抗R工y R2+  R3を介し
てGNDに接続した点である。
リードパルスを発生するドライバ回路81がスイッチ9
2aを介して増幅器83に接続されている。
またライトデータ信号を受けて±Es(v)の電圧のラ
イトパルスを発生する比較増幅器91の出力はスイッチ
92bを介して増幅器83に接続されているとともに、
スイッチ92dおよびアッテネート用の抵抗値の等しい
3つの抵抗R□、R2゜R5を介してGNDに接続され
ている。このアッテネート用の抵抗R1〜R3は、さら
にスイッチ92cを介してGNDに接続されている。そ
して、リードとライトを切替るW/Rゲート信号が増幅
器90を介してスイッチ92bおよび92dに接続され
、また反転増幅器94を介してスイッチ92aおよび9
2cに接続されている。
この回路において、第25図に示すようなタイミングで
W/Rゲート信号、リードパルス、ライトパルスの各信
号が発生すると、スイッチ92aまたは92bおよびス
イッチ92cまたは92dからの出力も図に示すように
なる。すなわちW/Rゲート信号によりリード状態が選
択されたときはスイッチ92aおよび92cがONにな
りスイッチ92b、92dがOFFになるのでドライバ
回路81からの電圧ECのリードパルスがスイッチ92
aを介して出力され、ライト状態が選択されたときは、
スイッチ92b、92dがONになり、スイッチ92a
、92cがOFFになるので、増幅器91からの電圧±
E3のライトパルスがスイッチ92bを介して増幅器8
3に入力されるとともに、図に示すようにスイッチ92
dからも出力される。そしてこのスイッチ92dからの
出力信号は抵抗R工+ R2r Rsに入力され振幅が
2/3.1/3にアッテネートされ、インピーダンス変
換器93a、93bおよび抵抗Rを介して各ストライプ
電極にくわえダれ1゜ここで第24図に示しているスイ
ッチ92a〜92dの位置はライト状態を示している。
ライト状態の時の選択されたメモリセルの等何回路を第
26図に示す。図かられかるように、抵抗R2〜R5に
よってアッテネートされた電圧がインピーダンス変換器
93a、93bおよび抵抗Rを介して各ストライプ電極
に印加され図のA−D点の電圧はそれぞれ、A点が±2
/3Es、B点が±1/3Es、C点が±Es、D点が
0となるため、クロストークのメモリセルの合成容量C
XICv + Cxvの両端に加わる電圧はいずれも±
1/3ESとなるので、これらのクロストークするメモ
リセルにすでに記録されているデータに影響を与えるこ
となく、選択されたメモリセルだけに書込みを行なうこ
とができる。
また、このときに出力側の増幅器82の帰還抵抗Rfを
バイパスするスイッチ95を設け、このスイッチをON
することにより、帰還率を挙げ、増幅器側の入力インピ
ーダンスを下げることにより、D点の電圧をOVにより
近づけて、CLにより大きな電圧を印加することができ
るので、より良好な書込みを行うことができる。
第27図、第28図は、出力側の増幅器の入力インピー
ダンスを小さくおさえることのできる具体的な回路を示
す図である。
第27図において、96は入力インピーダンスがr4/
α2となる帰還型のベース接地増幅器で、97a、97
bは、電流源を示しており、97a。
97bにそれぞれ等しい電流が流れるようになっている
第28図は第27図の電流源97a、97bの具体的な
回路を示す図であり、97b内の3つのトランジスタe
、f、gはカレントミラーの関係にあり、電流源りから
トランジスタeを流れる電流と等しい電流がトランジス
タf2gに流れる。
また、97a内の2つのトランジスタmとnもカレント
ミラーの関係にあり、この2つのトランジスタm、nに
も上記電流と等しい電流が流れ、つまりトランジスタg
とnに流れる電流は等しくなる。
このように、出力側の増幅器82を第27図または第2
8図に示すような構成とすることにより入力インピーダ
ンスを小さ(おさえられ、効率の良い安定した増幅を行
なうことができる。
ところで、切替手段に第14図に示したような半導体ス
イッチ57を用いる場合には、通常の半導体作製のプロ
セスにより、上述のような半導体スイッチを作製すると
、このスイッチ1ヶ当りの面積は数10μm2となり、
半導体スイッチの大きさに合わせて、ストライプ電極の
幅、ピッチを太き(すると、単位面積当りの記録容量が
低下することになり、好ましくない。(上述のようにク
ロストークを防止するために1本のストライプ電極に対
して2つずつスイッチを設ける場合は、さらに面積が太
き(なる。) また、半導体スイッチを並列に基板上に設けると、メモ
リ部の面積に対して、切替手段が大きくなり、メモリチ
ップ容積が大きくなる。
そこで、切替手段に半導体スイッチを用いた強誘電体メ
モリ1を実施例に基いて説明する。第29図はこの実施
例における強誘電体メモリを示す分解斜視図、、第30
図はドライブセル層の一例を示す平面図である。
なお、図では説明を簡単にするためドライブセルを5行
5列の25個ずつとした625b i tのメモリとし
ている。
この実施例は第30図に示すように、1本のストライプ
電極に端子部により接続され、ストライプ電極60(6
1)と共通電極6(7)とのON・OFFの切替を行な
う半導体スイッチ57を、ドライブセル120内に設け
、このドライブセル120を同一平面上に、縦横のマト
リクス状に(図では5行5列)に配設してドライブセル
層121を形成する。そして、第29図に示すように、
第1ストライプ電極4および第2ストライプ電極5とそ
れぞれ接続される2つのドライブセル層121a、12
1bを基板2上に、ドライブセル層121a、第1スト
ライプ電極49強誘電体薄膜3、第2ストライプ電極5
.ドライブセル層121bの順に積層したものであ1゜
(実際には各ストライプ電極間およびドライブセルとス
トライプ電極の間は絶縁層122が設けられているので
、断面図は第31図のようになる。) 次に、この実施例では、各ドライブセルの形状を同じも
のとし、ドライブセル120とストライプ電極との接点
部120aが全てのドライブセルで同じ位置になるよう
に(図では左上の角部)しているため、1行ごとにドラ
イブセルを、ストライプ電極のピッチ分ずらして配設す
る。これにより、ドライブセルの最密配置によるメモリ
セル数の増加(高密度化)、半導体作製時のマスクパタ
ーン設計簡略化等、プロセス効率の向上等の効果が得ら
れる。
なお、ドライブセル120を第32図で示すように端子
部とスイッチ部で構成し、ストライプ電極との接点部1
20aを端子部上でずらして行なうようにしてもよい。
この実施例の構成の強誘電体メモリの具体的な製造方法
を以下に説明する。第33図(a)〜(j)は、このド
ライブセル層を用いた強誘電体メモリの製造工程の一例
を説明するための図である。
(a)まず、Si基板130上に周知の半導体プロセス
を使って第1のドライブセル層121aとしてのNO3
FETを作る。図かられかるようにSi基板130上に
、イオンを打込み、ソース拡散層131とドレイン拡散
層132が形成され、この上に絶縁膜133に挾まれて
、ソース電極134とドレイン電極135を介してゲー
ト酸化膜136に覆われたゲート電極137が形成され
ている。
ソース電極134およびドレイン電極135はそれぞれ
ソース拡散層131およびドレイン拡散層132に接続
されている。また、ゲート電極137はゲート酸化膜1
36を介してソース拡散層131とドレイン拡散層13
2に跨るように81基板130上に積層されている。こ
こでソース電極134及びドレイン電極135は後の熱
工程に絶えるような材料、例えばMo+ W+ Ti等
の高融点金製またはこれら金屑のシリサイド(MOSi
2 yWSiz −Tl5h )を用いている。ゲート
電極137はポリシリコンまたは上記シリサイドから形
成されている。
(b)このNO3FET121 aの表面を0.5〜5
μmの絶縁膜138で覆うように形成する。この絶縁膜
138には常圧CVD(AP −CVD)、減圧CVD
(LP −CVD) 、またはプラズマCVD(P −
CVD)テ形成した、SiO2またはPSG(リン珪酸
ガラス)膜を用いる。この絶縁膜138の上にレジスト
139を塗布(コーティング)した後、パックスバッタ
またはRIEエッチバックによりレジスト139と絶縁
膜138の表面の一部を除去することにより、表面を平
坦化する。
(c)平坦化された絶縁膜138の上面に形成される第
1のストライプ電極4と電気的に接続されソース電極1
34との接点部121aとなる部分の絶縁膜138に周
知のフォトエツチング技術によりコンタクトホール14
0を形成する。
(d)このホール140に金属等の導電体を充填しコン
タクト141を形成する。金属等を充填するには、例え
ばW〈タングステン)の選択CVD技術を用いる。
(e)絶縁膜138の上面に電極用金属を0.1〜1.
0μmの厚さで積層し、フォトエツチングによってスト
ライプ状に形成して第1ストライプ電極4を形成する。
上記電極用金属としては、上記高融点金属またはこれら
金属のシリサイドを用いる。リン等の不純物を高濃度に
ドープしたドープト・ポリシリコンを用いることもでき
る。第1ストライプ電極4の内の一本の電極とMOSF
ET 121aのソース電極134がコンタクト141
を介して接続されている。
(f)上記工程で第1ストライプ電極4が形成された素
子の表面に(b)の工程と同様に5in2またはPSG
等からなる絶縁膜142およびレジスト143を積層し
た後、 (g)パックスバッタまたはRIEエッチバックにより
レジスト143および絶縁膜142を第1ストライプ電
極4の上面まで平滑エツチングして表面を平坦化する。
(h)この平坦化した表r1;″PZT等からなる強誘
電体薄膜3を所望の厚さに積層する。この強誘電体薄膜
3の成膜方法としてはイオンビームスパッタ法、RFマ
グネトロンスパッタ法、11子ビ一ム蒸着法、クラスタ
イオンビーム法、 MOCVD 法等が利用できる。な
かでも、PZT、PLZT等の多元素系酸化物薄膜を形
成するためには、薄膜の組成を制御する上でマルチイオ
ンビームス、バッタ法が好ましい。この後、強誘電体薄
膜3を結晶化するために600℃以上の温度で熱処理を
別に行なってもよい。
(i)強誘電体薄膜3の上面に電極用導電体を0゜1〜
1.0μmの厚さに積層し、フォトエツチングによりス
トライプ状の第2ストライプ電極5を上記第1ストライ
プ電極と交差する向きに形成する。電極用導電体として
は工程(e)で説明したものと同様の材料を用いる。
(j)第2ストライプ電極5を覆うように0. 5〜5
μmの厚さで絶縁膜143を積層し工程(b)(f)と
同様にしてこの絶縁膜143を平坦化する。その後、上
記(C)、(d)の工程と同様な方法で絶縁膜143に
コンタクト144を形成する。
(k)この絶縁膜143の上面に0.1〜1.0μmの
厚すのポリシリコンまたはアモルファスシリコンからな
るシリコン膜をLP−CVD法、  P−CVD法、電
子ビーム蒸着法、スパッタ法等により積層し、その後熱
処理を施し結晶化シリコン膜とする。上記シリコン膜を
結晶化する方法としては、600℃付近の温度で熱アニ
ールするか、または、電子ビームあるいは紫外線レーザ
ビームを短時間(lnsec以下)照射し、シリコン溶
融点付近まで昇温する。シリコン結晶化の後、第2のド
ライブセル層121bとしてのプレーナー型TFT(T
h1n Film Translstor)を形成する
領域以外のシリコン膜をフォトエツチングにより除去し
、TPTのしきい値(VT)制御用チャンネルドープ(
低濃度イオン注入)を行なう。さらに、TPTのソース
電極、ドレイン電極が接続される領域にASまたはPの
不純物を高濃度にイオン注入し、n“拡散層145a、
145bを形成する。この際、注入した不純物を活性化
するために600°C以上の熱アニールをおこなうが、
この熱アニールで強誘電体薄膜3の結晶化アニールを兼
ねることができる。
(1)AI、AlSi、Al5iCu等からなる導電膜
をスパッタ法、1i子ビ一ム蒸着法等により厚さ0.1
〜1μmでシリコン膜145および絶縁膜143の表面
に積層し、フォトエツチングにより不要部を除去してソ
ース電極146およびドレイン電極147を形成する。
このソース電極146およびドレイン電極147はそれ
ぞれn“拡散層145a、145bに接続され、またソ
ース電極146はコンタクト144を介して第2ストラ
イプ電極5と接続されている。
(m)TPTのゲート用絶縁膜をCVD法により積層し
、フォトエツチングにより不要部を除去してゲート絶縁
膜148を形成する。この絶縁膜148の材料としては
、S is N4 +  S io2+ Ta205等
が利用できる。
(n)このゲート絶縁膜148の表面上にAI。
AlSi、Al5i(、u等からなる導電膜をスパッタ
法、電子ビーム蒸着法等により厚さ0.1〜1μmで積
層させ、フォトエツチングにより不要部を除去しゲート
電極149を形成することによりTPTが完成する。な
お、ゲート電極149.ソース電極146およびドレイ
ン電極147をAtまたはA1合金として説明したが工
程(a)で示した材料でもよいことは勿論である。
(o)必要に応じてTPTの表面を5isN4−PSG
等のパシベーシ言ン膜150で被覆する。
以上の工程によりドライブセル層を用いた強誘電体メモ
リが完成する。
なお、第33図で説明した強誘電体メモリの製法ではS
i基板上にドライブセル層、第1ストライプ電極2強誘
電体薄膜、第2ストライプ電極。
ドライブセル層を順次積層しているが、強誘電体薄膜の
結晶性を高めるために、まず、Si単結晶等からなる基
板上に強誘電体薄膜を形成し、この薄膜の片面に一方の
ストライプ電極およびドライブセル層および支持体を升
蕩t1単結晶基板を除去したのち、反対側のストライプ
電極、ドライブセル層を形成するようにしてもよい。さ
らに、強誘電体薄膜を積層する前に強誘電体薄膜と結晶
対称性および格子定数の近い材料、例えば、M g O
等の薄膜を一層または多層積層するようにしてもよい。
このようにすることにより強誘電体薄膜の結晶性、配量
性を向上することができる。
また、この実施例では、第1.第2ストライプ電極4,
5に対してそれぞれドライブセル層121a、121b
を設けたが、第34図または第35図に示すように第1
ストライプ電極用のドライブセル122と第2ストライ
プ電極用のドライブセル123を交互に配設してドライ
ブセル層121を1石で形成してもよい。このようにす
ると、単位面積当りのメモリセルの密度、すなわち記録
容量は小さ(なるが、ドライブセル層121の形成が1
回ですむので製造工程が短縮される。
また、基板にSiを用いたので、第1のドライブセル層
121aをMOSFETとしたが、基板にガラス等の材
料を用いたときは、第1のドライブセル層121aを第
2のドライブセル層121bと同様にTPTとしてもよ
い。また、上記実施例ではプレーナー型TFTとして製
造工程を説明したが、第36図<a>〜(C)に示した
ような他の型のTPTを用いてもよい。第36図(a)
は逆プレーナー型、(b)はスタガー型、(C)は逆ス
タガー型をそれぞれ表しており、第33図に示したプレ
ーナー型TPTと同一の部材には同一の符号を付してい
る。
次にドライブセル層の具体的な実施例について説明する
第37図は半導体スイッチをMOS)ランジスタとした
ときのドライブセル層の一部の結線図である。
図かられかるように、マトリクス状に配設された各トラ
ンジスタのドレイン電極りは縦方向に共通の端子Vd 
i (i=112.・・・)に接続され、ゲート電極G
も同じように横方向に共通の端子Vg 1 (1” L
 2p ・・・)に接続されている。また、ソース電極
Sの端子は各ドライブセルごとに独立して設けられてい
る。そして、ドレイン電極の端子Vd i、ゲート電極
の端子Vgi、ソース電極は、第14図に示した、共通
電極6、コントロール部58、ストライプ電極60にそ
れぞれ接続されている。第38図は上述のようにして製
造された強誘電体メモリのドライブセル層の一部を表ス
平面図である。図に示すように縦方向に延在されたドレ
イン電極124と、横方向に延在されたゲート電極12
5が互いに直交するように列状に設けられてマトリクス
を形成し、ドレイン電極124とゲート電極125に囲
まれた中にソース電極126が配設されている。第38
図において破線で囲まれた部分が1つのドライブセル1
20を示し、この実施例では1個分のスイッチで1つの
ドライブセルを構成している。また、第39図に示した
ように、ドライブセルをずらさずにソース電極上で接点
部120aをずらして、ストライプ電極と接続できるよ
うに、ソース電極126を逆コの字状に形成して面積を
広くしている。これに対して、第40図はドライブセル
120をストライプ電極のピッチ分ずらしたときのスト
ライプ電極4との配置を示す図である。このようにドラ
イブセルをずらしてストライプ電極と接続するときはソ
ース電極の面積を特別大きくする必要はなく、図に示す
ように単なる長方形である。
次に、半導体スイッチを第23図で示したCMOSトラ
ンジスタとした場合の実施例を説明する。
第41図は1個のCMO3)ランジスタを示す平面図で
ある。T r 1〜T r 4の4つのCMOSトラン
ジスタを同一基板上に作り込むために第23図に示した
配置とはT r 3とTr4を逆に配置している。Tr
1rTr3のソース拡散層160゜161に挾まれて、
Trx+Trsの共通ドレイン拡散層162が設けられ
、この各拡散層に対向するように、Tr2zTraの共
通ドレイン拡散層163,164およびTr2+Tr4
の共通ドレイン拡散層165が対称的に設けられている
そして、T r 1ソ一ス拡散層160とTrt+Tr
3の共通ドレイン拡散層に跨がってT r sのゲート
電極が166が積層さtている。同様にして、Trx*
 Trs* Traのゲート電極167.168.16
9がそれぞれのソース拡散層とドレイン拡散層に跨がっ
て積層されている。ここで、Tr2とT r 3のゲー
ト電極は接続され、1本の電極で構成されている。また
、T r 1ソ一ス拡散層160とTr2ソース拡散層
163がT字状のVlnli極170極上70続されて
おり、また、Trs+Traのソース拡散層161,1
64と共通ドレイン拡散層162,165はH字状のV
out電極171によりそれぞれ接続されている。上記
Vinll極170、Vout電極171がそれぞれ第
14図に示した共通電極6(7)ストライプ電極4(5
)に接続されるoTrt*Tr4のゲート電極166.
169と1本になっているT r 2 tT r sの
ゲート電極167.168は、互いに逆相の信号が入力
されるようにそれぞれコントロール部58に接続されて
いる。第42図(a)(b)はそれぞれ第41図のA−
A ′断面図、および、B−B′断面図である。この断
面図に示すようにT r 2 # T r a側ではn
型の基板172にPウェル拡散層173を設け、その中
にn+のソース、ドレイン拡散層163,164,16
5を設けており、T r 1t T r3側は同じn型
基板172上にp+のソース、ドレイン拡散層160,
161゜162を設けている。第43図はドライブセル
を1行毎にずらしたときの結線図を示す。図から明らか
なようにVlnll極170は縦方向に共通の端子■1
 (i=1.2.・・・)に接続され、T r 1 t
T r aのゲート電極は横方向に共通の端子G%。
G l+1 (1−1+  2e ”・)に接続され、
T r 21Trsの共通ゲート電極も同じ(横方向に
共通の端子 s  (! =1,2+ ・・・)に接続
されている。
また、Vout 11極は各ドライブセル毎に独立して
いる。そして、端子V1は共2i!電極6に接続され、
端子G r 、Gt+x *  tはそれぞれコントロ
ール部58に接続されている。
この実施例の回路で、例えば、破線で示したドライブセ
ル120を選択するには、ゲート電極の端子Gl、G2
と 、に互いに逆相の信号を印加すると同時に、選択回
路(図示せず)により選択した端子■、に信号を印加す
る。
なお、上記の例ではいずれもゲート電極およシトレイン
電極が複数のスイッチで共通となっているので、ゲート
パルスを加えてスイッチのON・OFFを切換えるだけ
でなく、リードパルス、ライトパルスを加えるドレイン
電極を選択するように、共通電極とドレイン電極の端子
Vdiとの間にドレイン電極を選択するための回路(図
示せず)が設けられている。
上記ドライブセル層を用いた実施例では、いずれも強誘
電体薄膜を1層とした例で示したが、これを積層した積
層型のメモリとしてもよいことはもちろんである。この
とき、ドライブセル層を用いた積層型の強誘電体メモリ
とするには、上述の第33図で示した製造工程(0)で
設けたパシベーション膜150を平坦化し、工程(C)
〜(0)をくりかえすことで容易に達成できる。第44
図は、このようにして作製された積層型強誘電体メモリ
の一例゛を示す断面図である。図において、積層された
2つの強誘電体薄膜3a、3bの間に設けるドライブセ
ル層121は共通に利用するように1層のみ設けている
が、別々に設けてもよいことは勿論である。
また、上述の第33図で示した製造方法では、基板上に
ドライブセル層、ストライプ電極、強誘電体薄膜、スト
ライプ電極、ドライブセル層の順に順次積層した構成と
しているが、工程(g)の状態の素子と工程(h)の状
態の素子、すなわち、第45.46図に示すように、基
板2上にドライブセル層121bと、ストライプ電極5
を設けた素子190と、基板2上にドライブセル層12
1aと、ストライプ電極4および強誘電体薄膜3を設け
た素子191の2種類の素子を別途に製造し、この2種
類の素子をストライプ電極が互いに直交するように重ね
合わせて接合した単層のメモリ構成としてもよい。これ
により、このメモリの製造プロセスを簡略化して、量産
性を向上することができる。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
種々の変形、変更が1能である。
例えば、上記実施例ではいずれも強誘電体薄膜を挾んで
第1、第2ストライプ電極を積層しているので、分極方
向は積層方向と同じ方向(図の縦方向)となっているが
、分極方向を積層方向に対して直交する方向(図の横方
向)としてもよい。
第47図(a) 、 (b)は、このような分極方向を
横方向とした実施例を説明するための図である。第47
図(a)は基板2上に形成した強誘電体薄膜3にエツチ
ング等で規則的に複数の孔を設け、この孔の中に第1.
第2ストライプ電極4,5を交互に埋設することにより
ストライプ電極4,5で強誘電体薄膜3を挾むようにし
て、図の矢印方向に分極させるようにしたものである。
このように構成すると、ストライプ電極上に強誘電体薄
膜を設けるのではなく、基板上に直接強誘電体薄膜を形
成できるので、基板に上述したような結晶性、格子定数
の近い単結晶基板を用いることにより、結晶性および配
向性に優れ、分極性能が高い強誘電体薄膜が得られる。
第47図(b)は第1ストライプ電極4および第2スト
ライプ電極5を絶縁層を介して互いに直交するように、
基板2上に形成された強誘電体薄膜3の一方の面に積層
し、この第1ストライプ電極4および第2ストライプ電
極5をの間の強誘電体薄膜3を矢印の方向に分極させる
ようにしたものである。この実施例においても上述の実
施例と同様に基板上に直接強誘電体薄膜を形成するので
、より完全な結晶性を有する薄膜が得られるとともに、
成膜した強誘電体薄膜に対してエツチング等の加工を施
す必要がないため薄膜の結晶性を乱すことなく、高品質
のメモリ膜を得ることができる。
さらに、上記実施例においてはいずれも、強誘電体薄膜
3および第1,2ストライプ電極4,5を同一平面とし
て積層しているが、第48図に示すように、第1ストラ
イプ電極4および強誘電体薄膜3を凹状に形成し、この
凹部内に挿入されるように第2ストライプ電極5を凸状
にしてもよい。
このようにすると、1つのメモリセルの対向する電極間
面積が太き(なり、静電容量が増えて、信号のSN比が
向上し、読取りが容易になる。
また、第49図に示すように、第1,2のストライプ電
極4,5に対してそれぞれ複数の共通電極8,9を設け
てもよい。図では3枚の共通電極8.9を設はストライ
プ電極3本おきに接続している。このとき接続しないス
トライプ電極4,5と共通電極8,9の間には絶縁層6
5が設けられている。このように共通電極を複数設ける
ことにより単層の強誘電体メモリにおいてもパラレルに
データをリードライトすることができる。
[発明の効果] 以上実施例に基いて説明したように、この発明によれば
、強誘電体メモリの情報記録位置を常に特定することが
可能で記録、読出しの位置制御を簡単にし、かつ、高速
に情報の記録、読出しを行うことができる小型で薄型の
強誘電体メモリおよびその駆動方法、製造方法を提供す
ることができる。
さらに、強誘電体メモリを積層して情報の記録。
読出しを行なうことが可能で記録容量を増大することの
できる積層型強誘電体メモリおよびその駆動方法を提供
することができる。
さらに、この発明は、強誘電体メモリを用いた記録容量
が格段に向上した新規なメモリカードを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を説明するための説明図、
第2図(a)〜(i)はこの実施例の強誘電体メモリの
製造過程を示す図、第3図はこの実施例の強誘電体メモ
リにデータをリードライトする動作を説明するための説
明図、第4図〜第6図はそれぞれ積層型強誘電体メモリ
の実施例を示す図、第7図は積層型強誘電体メモリを用
いたメモリカードを示す図、第8図はデータのリードラ
イトをパラレルで行なうときの配線状態を説明するため
の説明図、第9図はデータのリードライトをパラレルで
行なうときの光ビームの照射状態を示す図、第10図は
強誘電体メモリのリードライトに使用される発光素子ア
レイを示す図、第11図は第10図の発光素子アレイを
用いたリードライト装置を説明するための娶゛朗図、第
12図〜第14図は強誘電体メモリの他の実施例を説明
するための説明図、第15図〜28図はこの発明の強誘
電体メモリにおいてクロストークを防止する手段を講じ
た実施例を説明をするための図であり、第15図はこの
クロストークを防止する手段を設けた強誘電体メモリの
一実施例を説明するための図、第16図はこの実施例に
おける等価回路を示す図、第17図はクロストークを防
止する他の実施例を示す図、第18図はこの実施例の等
価回路を示す図、第19図〜23図は上記実施例に用い
られる切換手段の具体的な構成を示す図、第24図〜2
6図は書込み時のクロストークを防止する実施例を説明
するための図、第27.28図は上記実施例に用いられ
る出力側増幅器の具体的な回路を示す図、第29図〜第
46図はドライブセル層を用いた実施例を示す説明する
ための図であり、第29図はドライブセル層を用いた強
誘電体メモリの一実施例を示す分解斜視図、第30図は
ドライブセル層の一例を示す図、第31図はこのメモリ
の部分断面図、第32図はドライブセル層の他の例を示
す図、第33図(a)〜(李)はこのドライブセル層を
用いた強誘電体メモリの製造工程の一例を説明するため
の図、第34.35図は2つのストライプ電極用のドラ
イブセル層を示す図、第36図(a)〜(C)はそれぞ
れ逆プレーナー型TFT、スタガー型TPT、逆スタガ
ー型TPTを示す図、第37〜40図は半導体スイッチ
をMOS)ランジスタとしたときのドライブセル層を説
明するための図、第41〜43図は半導体スイッチを第
23図で示したCMOSトランジスタとしたときのドラ
イブセル層を説明するための図、第44図はドライブセ
ル層を用いた積層型の強誘電体メモリを示す図、第45
.46図はドライブセル層を用いた強誘電体メモリの他
の製法を示す説明するための図、第47図(a)、(b
)は分極方向を積層方向に対して直交する方向とした実
施例を説明するための図、第48図は1つのメモリセル
の対向する電極間面積を増加させる実施例を説明する図
、第49図は第1図に示した強誘電体メモリの共通電極
を複数枚とした他の実施例を示す図、第50図は強誘電
体材料のヒステリシス特性を示す図、第51図は従来の
強誘電体メモリを示す図である。 1・・・強誘電体メモリ、2・・・基板3・・・強誘電
体薄膜、4・・・第1ストライプ電極5・・・第2スト
ライプ電極、6,7・・・共通電極8.9・・・光導電
体、21・・・メモリセル15.16,28,29・・
・光ビーム照射手段100,101,102・・・積層
型強誘電体メモリ103・・・メモリカード 120・・・ドライブセル、121・・・ドライブセル
層剪4 男11 図 第12図 田 −62; 第13図 第14図 第3図 瀉19 図 第に図 W/Rケート11号 RgAOlllllll WFIIT!!期間 READ期間 1r25図 第27因 第3図 第29図 第30図 第32悶 第338 第37図 第39図 第33図 第28図 第40図 第糾図 第45図 第も図

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、強誘電体薄膜と、この強誘電体薄膜の一方の面
    に格子状に配列した複数の短冊状の電極からなる第1ス
    トライプ電極と、この第1ストライプ電極と互いに交差
    するように上記強誘電体薄膜の他方の面に格子状に配列
    した複数の短冊状の電極から成る第2ストライプ電極と
    、この2つのストライプ電極のそれぞれの配列方向に沿
    ってストライプ電極の端部から離間して設けられた共通
    電極と、上記第1、第2ストライプ電極と共通電極とを
    接続するとともにストライプ電極中の電極を選択する切
    替手段とからなることを特徴とする強誘電体メモリ。
  2. (2)、強誘電体薄膜と、この強誘電体薄膜の一方の面
    に格子状に配列した複数の短冊状の電極からなる第1ス
    トライプ電極と、この第1ストライプ電極と互いに交差
    するように上記強誘電体薄膜の他方の面に格子状に配列
    した複数の短冊状の電極から成る第2ストライプ電極と
    、この2つのストライプ電極のそれぞれの配列方向に沿
    ってストライプ電極の端部から離間して設けられた共通
    電極と、上記ストライプ電極と共通電極とにまたがって
    積層された光導電体とからなることを特徴とする強誘電
    体メモリ。
  3. (3)、強誘電体薄膜と、この強誘電体薄膜の一方の面
    に格子状に配列した複数の短冊状の電極からなる第1ス
    トライプ電極と、この第1ストライプ電極と互いに交差
    するように上記強誘電体薄膜の他方の面に格子状に配列
    した複数の短冊状の電極から成る第2ストライプ電極と
    、この2つのストライプ電極のそれぞれの配列方向に沿
    ってストライプ電極の端部から離間して設けられた共通
    電極と、上記第1、第2ストライプ電極と共通電極とを
    接続するとともにストライプ電極中の電極を選択する半
    導体スイッチとからなることを特徴とする強誘電体メモ
    リ。
  4. (4)、強誘電体薄膜と、この強誘電体薄膜の一方の面
    に格子状に配列した複数の短冊状の電極からなる第1ス
    トライプ電極と、この第1ストライプ電極と互いに交差
    するように上記強誘電体薄膜の他方の面に格子状に配列
    した複数の短冊状の電極から成る第2ストライプ電極と
    、この2つのストライプ電極のそれぞれの配列方向に沿
    ってストライプ電極の端部から離間して設けられた共通
    電極と、上記第1、第2ストライプ電極と共通電極とを
    接続するように上記ストライプ電極の端部と共通電極と
    にまたがって積層された光導電体とからなる強誘電体メ
    モリにおいて、上記光導電体のストライプ電極に対応す
    る部分に光ビームを照射することにより2つのストライ
    プ電極が交叉するデータ記憶部(以下、メモリセルとす
    る)を選択し、第1、第2ストライプ電極間に電圧を印
    加することにより選択したメモリセルに対してデータの
    記録または読出しを行なうことを特徴とする強誘電体メ
    モリの駆動方法。
  5. (5)、強誘電体薄膜と、この強誘電体薄膜の一方の面
    に格子状に配列した複数の短冊状の電極からなる第1ス
    トライプ電極と、この第1ストライプ電極と互いに交差
    するように上記強誘電体薄膜の他方の面に格子状に配列
    した複数の短冊状の電極から成る第2ストライプ電極と
    、この2つのストライプ電極のそれぞれの配列方向に沿
    ってストライプ電極の端部から離間して設けられた共通
    電極と、上記第1、第2ストライプ電極と共通電極とを
    接続するように上記ストライプ電極の端部と共通電極と
    にまたがって積層された光導電体とからなる強誘電体メ
    モリにおいて、上記強誘電体メモリ全体に圧力をかけ、
    この圧力により発生する電圧の極性を検出して、選択し
    たメモリセルに記録されたデータを読出すことを特徴と
    する強誘電体メモリの駆動方法。
  6. (6)、強誘電体薄膜と、この強誘電体薄膜の一方の面
    に格子状に配列した複数の短冊状の電極からなる第1ス
    トライプ電極と、この第1ストライプ電極と互いに交差
    するように上記強誘電体薄膜の他方の面に格子状に配列
    した複数の短冊状の電極から成る第2ストライプ電極と
    、この2つのストライプ電極のそれぞれの配列方向に沿
    ってストライプ電極の端部から離間して設けられた共通
    電極と、上記第1、第2ストライプ電極と共通電極とを
    接続するように上記ストライプ電極の端部と共通電極と
    にまたがって積層された光導電体とからなる強誘電体メ
    モリにおいて、上記強誘電体メモリ全体に熱をかけ、こ
    の熱により発生する焦電電流の極性を検出して、選択し
    たメモリセルに記録されたデータを読出すことを特徴と
    する強誘電体メモリの駆動方法。
  7. (7)、請求項3記載の強誘電体メモリにおいて、第1
    ストライプ電極および第2ストライプ電極を形成してい
    る複数の電極の各々の電極に対応して、少なくとも1個
    の半導体スイッチを有するドライブセルを設け、このド
    ライブセルを同一平面上に展開配設してドライブセル層
    を形成し、このドライブセル層を強誘電体薄膜、第1ス
    トライプ電極、第2ストライプ電極とともに、積層して
    設けたことを特徴とする強誘電体メモリ。
  8. (8)、上記ドライブセル層を薄膜トランジスタ(TF
    T)で形成したことを特徴とする請求項7記載の強誘電
    体メモリ。
  9. (9)、上記ストライプ電極の配列ピッチが、対応する
    各ドライブセルの電極配列方向に平行な一辺の長さより
    短く、同一平面上に展開配設された各々素子構成パター
    ンの等しいドライブセルをストライプ電極の配列ピッチ
    ずつずらして各ドライブセル上の同じ位置に設けられた
    接点部にてストライプ電極と接続するか、もしくは各ド
    ライブセル内で接点部をストライプ電極の配列ピッチず
    つずらしてストライプ電極と接続することを特徴とする
    請求項7記載の強誘電体メモリ。
  10. (10)、基板上に第1ストライプ電極および共通電極
    を形成する工程と、上記第1ストライプ電極上に強誘電
    体薄膜を形成する工程と、基板上に第1、第2ストライ
    プ電極と共通電極のそれぞれを接続するように切換手段
    を形成する工程と、強誘電体薄膜を熱処理する工程とか
    らなることを特徴とする請求項1、2または3記載の強
    誘電体メモリの製造方法。
  11. (11)、基板上に少なくともドライブセル層とストラ
    イプ電極を設けた第1の素子と、基板上に少なくともド
    ライブセル層とストライプ電極と強誘電体薄膜を設けた
    第2の素子を、それぞれのストライプ電極が互いに交差
    し、かつ、この2つのストライプ電極で強誘電体薄膜を
    挾持するように接合することを特徴とする請求項7記載
    の強誘電体メモリの製造方法。
  12. (12)、強誘電体薄膜と、この強誘電体薄膜の一方の
    面に格子状に配列した複数の短冊状の電極からなる第1
    ストライプ電極と、この第1ストライプ電極と互いに交
    差するように上記強誘電体薄膜の他方の面に格子状に配
    列した複数の短冊状の電極から成る第2ストライプ電極
    と、この2つのストライプ電極のそれぞれの配列方向に
    沿ってストライプ電極の端部から離間して設けられた共
    通電極と、上記第1、第2ストライプ電極と共通電極と
    を接続するとともにストライプ電極中の電極を選択する
    切替手段とからなり、上記切替手段として上記ストライ
    プ電極中の各電極に対して少なくとも2つの切替手段を
    並列に設けるとともに、この切替手段を切替る制御手段
    を設け、選択されていないストライプ電極を接地するこ
    とを特徴とする強誘電体メモリ。
  13. (13)、上記2つの切替手段のうち、一方を増幅器の
    負入力側に他方をその増幅器の出力側に接続して負帰還
    回路を構成したことを特徴とする請求項12記載の強誘
    電体メモリ。
  14. (14)、請求項12記載の強誘電体メモリにおいて、
    データ読出し時には選択されていないストライプ電極を
    接地し、データ記録時には選択されていないストライプ
    電極に記録電圧よりも低い所定の電圧を印加するように
    したことを特徴とする強誘電体メモリの駆動方法。
  15. (15)、請求項1、2、3、7または8記載の強誘電
    体メモリを複数積層したことを特徴とする積層型強誘電
    体メモリ。
  16. (16)、請求項1、2、3、7または8記載の強誘電
    体メモリまたは請求項15記載の積層型強誘電体メモリ
    をカード本体内に設けたことを特徴とする強誘電体メモ
    リカード。
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