JP6137027B2 - カートリッジ - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置に装着されるカートリッジに関する。
電子写真方式のプリンタとして、現像剤を収容するカートリッジを着脱可能に備えるプリンタが知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
特開平8−179608号公報
上記した特許文献1のような構成では、使用済みのカートリッジを未使用のカートリッジに交換したときに、未使用のカートリッジが装着されたことをプリンタに認識させる必要がある。
そこで、本発明の目的は、外部の構成に、未使用のカートリッジが装着されたことを認識させることができるカートリッジを提供することにある。
(1)上記した目的を達成するため、本発明のカートリッジは、現像剤を収容するように構成される筐体と、駆動力を受けるように構成される駆動受け部と、駆動受け部からの駆動力を受けて回転するように構成される伝達部材と、伝達部材に当接して伝達部材からの駆動力を受けて回転するように構成される第1の回転体と、第1の回転体からの駆動力を受けて伝達部材に当接するように構成され、伝達部材に当接して伝達部材からの駆動力を受けて回転するように構成される第2の回転体と、第2の回転体の回転に伴って移動するように構成される被検知部とを備える。
このような構成によれば、第1の回転体が伝達部材からの駆動力によって回転し、その後、第2の回転体が伝達部材からの駆動力によって回転する。そして、少なくとも第2の回転体の回転に伴って、被検知部を移動させて、被検知部を外部の構成に検知させることができる。
その結果、外部の構成に、未使用のカートリッジが装着されたことを認識させることができる。
(2)第1の回転体は、第1の回転体の回転に伴って移動するように構成される第1部分を有してもよい。第2の回転体は、第1部分と当接する第2部分を有し、伝達部材との当接が解除される第1位置から、第1部分が第2部分に当接することにより、伝達部材に当接する第2位置へ移動するように構成されてもよい。
このような構成によれば、第1の回転体の回転によって第1の回転体の第1部分が第2の回転体の第2部分に当接することにより、第2の回転体が伝達部材に当接する。そして、第2の回転体は、伝達部材からの駆動力によって回転する。
そのため、第1の回転体を利用して第2の回転体を伝達部材に当接させて、第1の回転体と第2の回転体とを連続して回転させることができる。
(3)伝達部材は、第1の回転体および第2の回転体に駆動力を伝達するように構成される伝達部と、伝達部と異なる位置に設けられ、伝達部材の回転に伴って移動するように構成される係合部とを有してもよい。第1の回転体は、伝達部に当接するように構成される第1被伝達部と、係合部に当接するように構成される被係合部とを備え、第1被伝達部と伝達部との当接が解除される停止位置から、係合部が被係合部に当接することにより、第1被伝達部が伝達部に当接する駆動位置へ移動するように構成されてもよい。
このような構成によれば、外部からの駆動力が駆動受け部に入力された後、伝達部材の係合部が第1の回転体の被係合部に当接するまでの間、第1の回転体を停止させた状態でカートリッジを動作させることができる。
その後、伝達部材の係合部が第1の回転体の被係合部に当接することにより、伝達部材から第1の回転体へ駆動力を伝達することができる。
これにより、カートリッジが安定に動作した後に、伝達部材から第1の回転体へ駆動力を伝達して、被検知体を移動させることができる。
その結果、カートリッジが安定に動作している状態で、被検知部を、外部の構成に検知させることができる。
(4)本発明のカートリッジは、現像剤を担持するように構成される現像剤担持体をさらに備えてもよい。
このような構成によれば、現像剤担持体を有する構成において、被検知部を保護することができながら、被検知部を外部の構成に安定に検知させることができる。
(5)第1の回転体の回転角度と、第2の回転体の回転角度との総和は、360°以上であってもよい。
このような構成によれば、1つの回転体を1回転以上回転させた場合の被検知部の移動を、第1の回転体と第2の回転体とによって実現できる。
そのため、第1の回転体と第2の回転体とによって、被検知部の移動回数や移動距離などを確実に増大させることができる。
(6)第1の回転体と第2の回転体とは、同一の回転軸線において回転するように構成されてもよい。
このような構成によれば、第1の回転体と第2の回転体とをそれぞれ異なる回転軸線において回転させる場合と比べて、構成の簡略化を図ることができる。
(7)第1の回転体と第2の回転体とは、回転軸線と平行な軸線方向において並列配置されていてもよい。この場合、第1の回転体は、軸線方向に貫通する貫通開口を有してもよい。第2の回転体は、被検知体を軸線方向に移動させるための力を貫通開口を介して被検知体に付与するように構成される作用部を備えてもよい。
このような構成によれば、第1の回転体と第2の回転体とを軸線方向に重ねて配置した場合であっても、第2の回転体の作用部を、第1の回転体の貫通開口を介して被検知体に作用させることができる。
その結果、第1の回転体と第2の回転体とを軸線方向に重ねて効率よく配置することができながら、簡易な構成で、第2の回転体から被検知体へ駆動力を伝達することができる。
(8)被検知部は、第1の回転体の回転に伴って移動した後、第2の回転体の回転に伴って移動するように構成されてもよい。
このような構成によれば、第1の回転体の回転と、第2の回転体の回転との両方によって、被検知部を移動させることができる。
(9)本発明のカートリッジは、被検知部を有する被検知体を備えてもよい。被検知体は、第1の回転体からの駆動力を受けて回転軸線と平行な軸線方向に移動した後、第2の回転体からの駆動力を受けて軸線方向に移動するように構成されてもよい。
このような構成によれば、被検知部を備える被検知体を軸線方向に移動させることにより、被検知部を移動させることができる。
そのため、第1の回転体および第2の回転体からの駆動力を被検知体全体で確実に受けて、被検知部を安定に移動させることができる。
(10)被検知体は、回転を規制された状態で軸線方向に移動するように構成されてもよい。
このような構成によれば、被検知部を、軸線方向にのみ移動させることができる。
そのため、被検知部が被検知体の回転に伴って移動する場合と比べて、被検知部の移動軌跡の省スペース化を図ることができる。
(11)第1の回転体は、被検知体に、被検知体を軸線方向に移動させるための力を付与するように構成される第1の作用部を備えてもよい。第2の回転体は、被検知体に、被検知体を軸線方向に移動させるための力を付与するように構成される第2の作用部を備えてもよい。被検知体は、第1の作用部および第2の作用部が当接するように構成される当接部を備えてもよい。当接部は、第1の回転体および第2の回転体の回転方向に向かうにつれて被検知体から第1の回転体へ向かう方向へ傾斜する傾斜部を有してもよい。
このような構成によれば、第1の回転体または第2の回転体が回転するにつれて、第1の作用部または第2の作用部が、被検知体の傾斜部を、徐々に軸線方向へ押圧する。
これにより、被検知体を軸線方向に円滑に移動させることができる。
(12)被検知体は、第2の回転体が伝達部材からの駆動力を受けた後に第1の回転体のそれ以上の回転を規制するように構成される規制部を有してもよい。
このような構成によれば、第2の回転体の回転中に、第1の回転体が再度回転することを防止できる。
そのため、第2の回転体の回転中に、第1の回転体から被検知体に駆動力が伝達されることを防止できる。
その結果、第2の回転体からの駆動力を確実に被検知体に伝達することができる。
(13)伝達部材は、第1の回転体および第2の回転体に駆動力を伝達するように構成される伝達部を有してもよい。第1の回転体は、伝達部に当接するように構成される第1被伝達部と、伝達部との当接が解除されるように構成される第1非接触部とを有してもよい。第2の回転体は、伝達部に当接するように構成される第2被伝達部と、伝達部との当接が解除されるように構成される第2非接触部とを有してもよい。
このような構成によれば、第1の回転体を、第1被伝達部が伝達部に当接している間、回転させて、第1非接触部が伝達部に向かい合ったときに、その回転を停止させることができる。
また、第2の回転体についても第1の回転体と同様に、第2被伝達部が伝達部に当接している間、回転させて、第2非接触部が伝達部に向かい合ったときに、その回転を停止させることができる。
そのため、第1の回転体および第2の回転体のそれぞれを、所定の駆動量で確実に停止させることができる。
その結果、駆動受け部に駆動力が入力された後、所定の時間内においてのみ、被検知部を、外部の構成に検知させることができる。
(14)第1の回転体の回転軸線と平行な軸線方向において被検知体に対して筐体と反対側から向かい合う被覆部を有する被覆部材をさらに備えてもよい。
このような構成によれば、被検知部が外部の構成に検知されないときには、被検知体を被覆部で被覆して、外部の構成との干渉を確実に防止することができる。
(15)本発明のカートリッジは、被覆部と被検知体とに当接し、被検知体を筐体に向かって付勢する付勢部材をさらに備えてもよい。
このような構成によれば、付勢部材の付勢力により、被検知体を、被覆部から回転体に向かう方向へ確実に退避させることができる。
(16)被覆部材および筐体の少なくとも一方は、被検知体を支持する支持部を備えてもよい。
このような構成によれば、被覆部材および筐体の少なくとも一方を利用して、部品点数の低減を図りながら、被検知体を支持することができる。
(17)支持部は、被覆部材に設けられる第1支持部と、筐体に設けられる第2支持部とを備えてもよい。被検知体は、第1支持部に支持されてもよい。回転体は、第2支持部に支持されてもよい。
このような構成によれば、回転体を筐体の第2支持部に支持することにより、筐体に近接した位置で回転体を回転させることができる。
これにより、回転体を安定に回転させることができる。
しかも、被検知体は、筐体よりも軸線方向外方の被覆部材の第1支持部に支持されている。
そのため、被検知体を、軸線方向外方に向かって安定に移動させることができる。
その結果、安定に回転する回転体からの駆動力により、被検知体を、軸線方向外方に安定に移動させることができる。
(18)筐体は、内部に現像剤を充填するための充填口と、充填口を閉鎖する閉鎖部材とを有してもよい。支持部は、閉鎖部材に備えられてもよい。
このような構成によれば、充填口を閉鎖する閉鎖部材を利用して、部品点数の低減を図りながら、被検知体を支持することができる。
(19)被検知体は、伝達部材から離れる方向へ切り欠かれる切欠部を有してもよい。伝達部材の少なくとも一部は、切欠部内に位置してもよい。
このような構成によれば、被検知体と伝達部材とを、伝達部材の少なくとも一部が切欠部内に位置するように、近接して配置することができる。
その結果、カートリッジの小型化を図ることができる。
(20)被検知部は、第2の回転体の回転方向への回転を規制された状態で、第2の回転体の回転軸線と平行な軸線方向に移動するように構成されてもよい。
このような構成によれば、被検知部を、軸線方向にのみ移動させることができる。
そのため、被検知部が被検知体の回転に伴って移動する場合と比べて、被検知部の移動軌跡の省スペース化を図ることができる。
本発明のカートリッジによれば、外部の構成に、未使用のカートリッジが装着されたことを認識させることができる。
図1は、本発明のカートリッジの一実施形態としての現像カートリッジを示し、左後方から見た斜視図である。 図2は、図1に示す現像カートリッジが使用されるプリンタの中央断面図である。 図3Aは、図1に示す現像カートリッジにおいてギアカバーを外した状態を示し、左後方から見た斜視図である。図3Bは、図3Aに示す現像カートリッジの左側面図である。 図4は、図3Aに示す現像カートリッジの左後方から見た分解斜視図である。 図5は、図4に示す検知ユニットの左下方から見た分解斜視図である。 図6Aは、図5に示す検知部材を示し、後下方から見た斜視図である。図6Bは、図6Aに示す検知部材の右後方から見た斜視図である。 図7は、図1に示すギアカバーの右下方から見た斜視図である。 図8Aは、現像カートリッジの新品検知動作を説明する説明図であって、アジテータギアの当接リブが第1欠け歯ギアのボスに当接する直前の状態を示す。図8Bは、図8Aに示す現像カートリッジの正面図であって、検知部材が退避位置に位置し、アクチュエータが非検知位置に位置した状態を示す。 図9Aは、図8Aに続いて現像カートリッジの新品検知動作を説明する説明図であって、第1欠け歯ギアの歯部がアジテータギアに噛み合った状態を示す。図9Bは、図9Aに続いて現像カートリッジの新品検知動作を説明する説明図であって、第1欠け歯ギアの開口の周縁部が、第2欠け歯ギアのスライド部に当接した状態を示す。 図10Aは、図9Bに続いて現像カートリッジの新品検知動作を説明する説明図であって、第1欠け歯ギアのスライド部が、検知部材の第1変位部の第1平行面に当接した状態を示す。図10Bは、図10Aに示す現像カートリッジの正面図であって、検知部材が進出位置に位置し、アクチュエータが検知位置に位置した状態を示す。 図11Aは、図10Bに続いて現像カートリッジの新品検知動作を説明する説明図であって、第1欠け歯ギアの歯部とアジテータギアとの噛み合いが解除され、第1欠け歯ギアのスライド部が、検知部材の第1変位部の第2平行面に当接した状態を示す。図11Bは、図11Aに示す現像カートリッジの正面図であって、検知部材が待機位置に位置し、アクチュエータが非検知位置に位置した状態を示す。 図12Aは、図11Aに続いて現像カートリッジの新品検知動作を説明する説明図であって、第2欠け歯ギアのスライド部が、検知部材の第1変位部の第1平行面に当接した状態を示す。図12Bは、図12Aに続いて現像カートリッジの新品検知動作を説明する説明図であって、第1欠け歯ギアのスライド部および第2欠け歯ギアのスライド部が、検知部材の第2変位部の第1平行面に当接した状態を示す。図12Cは、図12Bに続いて現像カートリッジの新品検知動作を説明する説明図であって、第2欠け歯ギアの歯部とアジテータギアとの噛み合いが解除された状態を示す。 図13は、現像カートリッジの第1の変形例を説明する説明図であって、検知ユニットの左下方から見た分解斜視図である。 図14Aは、第1の変形例における新品検知動作を説明する説明図であって、アジテータギアの当接リブが第1欠け歯ギアのボスに当接した状態を示す。図14Bは、図14Aに続いて第1の変形例における新品検知動作を説明する説明図であって、第1欠け歯ギアのスライド部が、検知部材の第2変位部の第1平行面に当接した状態を示す。 図15Aは、現像カートリッジの第2の変形例を説明するための説明図である。図15Bは、現像カートリッジの第3の変形例を説明するための説明図である。 図16Aは、現像カートリッジの第4の変形例を説明するための説明図である。図16Bは、現像カートリッジの第5の変形例を説明するための説明図である。図16Cは、現像カートリッジの第6の変形例を説明するための説明図である。 図17は、現像カートリッジの第7の変形例を説明するための説明図である。 図18Aは、現像カートリッジの第8の変形例を説明するための説明図であって、右下方から見た斜視図である。図18Bは、現像カートリッジの第8の変形例を説明するための説明図であって、右前方から見た斜視図である。
1.現像カートリッジの概略
図1および図2に示すように、カートリッジの一例としての現像カートリッジ1は、現像剤担持体の一例としての現像ローラ2と、供給ローラ3と、層厚規制ブレード4と、トナー収容部5とを備えている。
なお、以下の説明において、現像カートリッジ1の方向に言及するときには、現像カートリッジ1を水平に載置した状態を基準とする。具体的には、図1に示す方向矢印を基準とする。左右方向は、軸線方向の一例である。
現像ローラ2は、現像カートリッジ1の後端部に回転可能に支持されている。現像ローラ2は、左右方向に延びる略円柱形状を有している。
供給ローラ3は、現像ローラ2の前下方に配置されている。供給ローラ3は、現像カートリッジ1に回転可能に支持されている。供給ローラ3は、左右方向に延びる略円柱形状を有している。供給ローラ3は、現像ローラ2の前下端部に接触している。
層厚規制ブレード4は、現像ローラ2の前上方に配置されている。層厚規制ブレード4は、現像ローラ2の前端部に接触している。
トナー収容部5は、供給ローラ3および層厚規制ブレード4の前方に配置されている。トナー収容部5は、現像剤の一例としてのトナーを収容するように構成されている。トナー収容部5は、アジテータ6を備えている。
アジテータ6は、トナー収容部5内に回転可能に支持されている。
2.現像カートリッジの使用態様
図2に示すように、現像カートリッジ1は、画像形成装置11に装着されて使用される。
画像形成装置11は、電子写真方式のモノクロプリンタである。画像形成装置11は、外部の一例としての装置本体12と、プロセスカートリッジ13と、スキャナユニット14と、定着ユニット15とを備えている。
装置本体12は、略ボックス形状を有している。装置本体12は、開口部16と、フロントカバー17と、給紙トレイ18と、排紙トレイ19とを有している。
開口部16は、装置本体12の前端部に配置されている。開口部16は、プロセスカートリッジ13の通過を許容するように、装置本体12の内外を前後方向に連通している。
フロントカバー17は、装置本体12の前端部に配置されている。フロントカバー17は、略平板形状を有している。フロントカバー17は、上下方向に延び、その下端部を支点として装置本体12の前壁に揺動可能に支持されている。フロントカバー17は、開口部16を開放または閉鎖するように構成されている。
給紙トレイ18は、装置本体12の底部に配置されている。給紙トレイ18は、用紙Pを収容するように構成されている。
排紙トレイ19は、装置本体12の上壁の中央に配置されている。排紙トレイ19は、用紙Pが載置されるように、装置本体12の上面から下方へ凹んでいる。
プロセスカートリッジ13は、装置本体12の上下方向略中央に収容されている。プロセスカートリッジ13は、装置本体12に対して装着または離脱するように構成されている。プロセスカートリッジ13は、ドラムカートリッジ20と、上記した現像カートリッジ1とを備えている。
ドラムカートリッジ20は、感光ドラム21と、スコロトロン型帯電器22と、転写ローラ23とを備えている。
感光ドラム21は、ドラムカートリッジ20の後端部に回転可能に支持されている。
スコロトロン型帯電器22は、感光ドラム21の後上方において、感光ドラム21と間隔を隔てて配置されている。
転写ローラ23は、感光ドラム21の下方に配置されている。転写ローラ23は、感光ドラム21の下端部と接触している。
現像カートリッジ1は、感光ドラム21の前方において、現像ローラ2が感光ドラム21の前端部に接触するように、ドラムカートリッジ20に離脱可能に装着されている。
スキャナユニット14は、プロセスカートリッジ13の上方に配置されている。スキャナユニット14は、感光ドラム21に向けて画像データに基づくレーザービームを出射するように構成されている。
定着ユニット15は、プロセスカートリッジ13の後方に配置されている。定着ユニット15は、加熱ローラ24と、加熱ローラ24の後下端部に圧接される加圧ローラ25とを備えている。
画像形成装置11が画像形成動作を開始すると、スコロトロン型帯電器22は、感光ドラム21の表面を一様に帯電する。スキャナユニット14は、感光ドラム21の表面を露光する。これにより、画像データに基づく静電潜像が、感光ドラム21の表面に形成される。
また、アジテータ6は、トナー収容部5内のトナーを撹拌して、供給ローラ3に供給する。供給ローラ3は、アジテータ6によって供給されたトナーを現像ローラ2に供給する。このとき、トナーは、現像ローラ2と供給ローラ3との間で正極性に摩擦帯電され、現像ローラ2に担持される。層厚規制ブレード4は、現像ローラ2に担持されたトナーの層厚を一定厚さに規制する。
そして、現像ローラ2に担持されたトナーは、感光ドラム21表面の静電潜像に供給される。これにより、トナー像が、感光ドラム21の表面に担持される。
用紙Pは、給紙トレイ18から、各種ローラの回転により、所定のタイミングで1枚ずつ、感光ドラム21と転写ローラ23との間に給紙される。感光ドラム21表面のトナー像は、用紙Pが感光ドラム21と転写ローラ23との間を通過するときに、用紙Pに転写される。
その後、用紙Pは、加熱ローラ24と加圧ローラ25との間を通過するときに加熱および加圧される。これにより、用紙P上のトナー像は、用紙Pに熱定着される。その後、用紙Pは、排紙トレイ19に排紙される。
3.現像カートリッジの詳細
現像カートリッジ1は、図1に示すように、筐体の一例としての現像フレーム31と、駆動部32とを備えている。
(1)現像フレーム
現像フレーム31は、図3Aおよび図4に示すように、略ボックス形状を有している。現像フレーム31は、トナー収容部5を有し、現像ローラ2、供給ローラ3、層厚規制ブレード4およびアジテータ6を支持している。現像フレーム31は、アイドルギア支持軸30と、充填口の一例としてのトナー充填口33と、閉鎖部材の一例としてのトナーキャップ34とを有している。
アイドルギア支持軸30は、現像フレーム31の左壁の上端部の前後方向略中央に配置されている。アイドルギア支持軸30は、現像フレーム31の左壁から左方へ向かって延びる略円柱形状を有している。アイドルギア支持軸30は、現像フレーム31の左壁に一体的に形成されている。
トナー充填口33は、現像フレーム31の左壁の前端部に配置されている。トナー充填口33は、側面視略円形状を有し、現像フレーム31の左壁を左右方向に貫通している。
トナーキャップ34は、トナー充填口33を閉鎖するように、トナー充填口33に嵌まっている。トナーキャップ34は、キャップ本体35と、第2支持部の一例としての支持軸36とを備えている。
キャップ本体35は、左右方向に延び、その左端部が閉鎖された略円筒形状を有している。キャップ本体35は、閉鎖部35Aと、挿入部35Bとを備えている。
閉鎖部35Aは、キャップ本体35の左端部に配置されている。閉鎖部35Aは、左右方向に厚みを有する略円板形状を有している。閉鎖部35Aの外径は、トナー充填口33の内径よりも大きい。
挿入部35Bは、閉鎖部35Aの右面から右方に向かって延びる略円筒形状を有している。挿入部35Bの外径は、閉鎖部35Aの外径よりも小さく、トナー充填口33の内径よりもわずかに大きい。挿入部35Bは、トナー充填口33内に挿入される。
支持軸36は、閉鎖部35Aの左面の略中央から左方へ延びる略円柱形状を有している。支持軸36の左端部は、開放されている。
(2)駆動部
駆動部32は、図1および図3Aに示すように、現像カートリッジ1の左端部において、現像フレーム31の左方に配置されている。駆動部32は、ギア列37と、検知ユニット38と、被覆部材の一例としてのギアカバー39と、付勢部材の一例としての圧縮ばね63とを備えている。
(2−1)ギア列
ギア列37は、図3Aおよび図3Bに示すように、駆動受け部の一例としての現像カップリング41と、現像ギア42と、供給ギア43と、アイドルギア44と、伝達部材の一例としてのアジテータギア45とを備えている。
現像カップリング41は、現像カートリッジ1の後端部に配置されている。現像カップリング41は、左右方向に延びる略円柱形状を有している。現像カップリング41は、現像フレーム31の左壁に一体的に設けられる図示しない支持軸に回転可能に支持されている。現像カップリング41は、ギア部46と、カップリング部47とを備えている。
ギア部46は、現像カップリング41の略右半分に配置されている。ギア部46は、左右方向に延び、左端部が閉鎖された略円筒形状を有している。ギア部46は、その全周にわたってギア歯を有している。
カップリング部47は、ギア部46の左壁から左方へ延び、左端部が開放された略円筒形状を有している。カップリング部47は、ギア部46と中心軸線を共有している。カップリング部47は、1対の突部47Aを有している。
1対の突部47Aのそれぞれは、カップリング部47の径方向内方の空間47B内において、カップリング部47の径方向に互いに間隔を隔てて配置されている。1対の突部47Aのそれぞれは、カップリング部47の内周面から径方向内方へ突出し、側面視略矩形状を有している。
現像ギア42は、現像カップリング41の後下方に配置されている。現像ギア42は、左右方向に厚みを有する略円板形状を有している。現像ギア42は、その全周にわたってギア歯を有している。現像ギア42は、現像ローラ2の回転軸の左端部に相対回転不能に支持されている。現像ギア42は、現像カップリング41のギア部46の後下端部に噛み合っている。
供給ギア43は、現像カップリング41の下方に配置されている。供給ギア43は、左右方向に厚みを有する略円板形状を有している。供給ギア43は、その全周にわたって、ギア歯を有している。供給ギア43は、供給ローラ3の回転軸の左端部に相対回転不能に支持されている。供給ギア43は、現像カップリング41のギア部46の下端部に噛み合っている。
アイドルギア44は、現像カップリング41の前上方に配置されている。アイドルギア44は、アイドルギア支持軸30に回転可能に支持されている。アイドルギア44は、大径ギア44Aと、小径ギア44Bとを一体に有している。
大径ギア44Aは、アイドルギア44の右端部に配置されている。大径ギア44Aは、左右方向に厚みを有する略円板形状を有している。大径ギア44Aは、その全周にわたってギア歯を有している。大径ギア44Aは、現像カップリング41のギア部46の前上端部に噛み合っている。
小径ギア44Bは、大径ギア44Aの左面から左方に向かって延びる略円柱形状を有している。小径ギア44Bは、大径ギア44Aと中心軸線を共有している。小径ギア44Bの外径は、大径ギア44Aの外径よりも小さい。小径ギア44Bは、その全周にわたってギア歯を有している。
アジテータギア45は、アイドルギア44の前下方に配置されている。アジテータギア45は、アジテータ6の回転軸の左端部に相対回転不能に支持されている。アジテータギア45は、図4および図8Aに示すように、第1ギア部45Aと、伝達部の一例としての第2ギア部45Bと、係合部の一例としての当接リブ45Cとを有している。
第1ギア部45Aは、アジテータギア45の左端部に配置されている。第1ギア部45Aは、左右方向に厚みを有する略円板形状を有している。第1ギア部45Aは、その全周にわたってギア歯を有している。第1ギア部45Aは、アイドルギア44の小径ギア44Bの前下端部に噛み合っている。
第2ギア部45Bは、第1ギア部45Aの右面から右方へ延びる略円筒形状を有している。第2ギア部45Bは、第1ギア部45Aと中心軸線を共有している。第2ギア部45Bの外径は、第1ギア部45Aの外径よりも小さい。第2ギア部45Bは、その全周にわたってギア歯を有している。第2ギア部45Bは、アイドルギア44の大径ギア44Aに対して間隔を隔てている。
当接リブ45Cは、第1ギア部45Aの右面から右方に向かって突出している。なお、第1ギア部45Aは、図8Aにおいて省略されている。当接リブ45Cは、アジテータギア45の径方向外方へ向うにつれて左側面視反時計回り方向に傾斜するように延び、略平板形状を有している。
(2−2)検知ユニット
検知ユニット38は、図5に示すように、第1の回転体の一例としての第1欠け歯ギア51と、第2の回転体の一例としての第2欠け歯ギア50と、被検知体の一例としての検知部材52とを備える。
第1欠け歯ギア51は、左右方向に厚みを有する略円板形状を有している。第1欠け歯ギア51は、第1被伝達部の一例としての歯部51Aと、第1非接触部の一例としての欠け歯部51Bと、挿通穴51Cとを有している。
歯部51Aは、第1欠け歯ギア51の周方向において略1/6を占める部分であり、第1欠け歯ギア51うち、中心角約60°の側面視略扇形状に相当する部分である。歯部51Aは、周面すべてにわたってギア歯を有している。歯部51Aの左側面視反時計回り方向最下流のギア歯の歯先と第1欠け歯ギア51の中心とを結ぶ線分L1と、歯部51Aの左側面視反時計回り方向最上流のギア歯の左側面視反時計回り方向最上流端部と第1欠け歯ギア51の中心とを結ぶ線分L2との角度θ1は、具体的には、78.5°である。
欠け歯部51Bは、第1欠け歯ギア51の周方向において、歯部51A以外の略5/6を占める部分であり、第1欠け歯ギア51うち、中心角約300°の側面視略扇形状に相当する部分である。欠け歯部51Bは、ギア歯を有しておらず、アジテータギア45の第2ギア部45Bに当接しない。欠け歯部51Bは、被係合部の一例としてのボス55と、第1の作用部の一例としての第1スライド部54と、貫通開口の一例としての開口53とを備えている。
ボス55は、欠け歯部51Bの左側面視反時計回り方向の上流端部に配置されている。ボス55は、欠け歯部51Bの左面から左方に突出する略円柱形状を有している。
第1スライド部54は、ボス55よりも径方向内方、かつ、左側面視反時計回り方向の下流に配置されている。第1スライド部54は、欠け歯部51Bの左面から左方に突出し、第1欠け歯ギア51の径方向に延びる略平板形状を有している。
開口53は、第1スライド部54の左側面視反時計回り方向の上流に隣接配置されている。開口53は、欠け歯部51Bの周方向に延びる側面視略矩形状を有している。
挿通穴51Cは、第1欠け歯ギア51の径方向中央に配置されている。挿通穴51Cは、第1欠け歯ギア51を左右方向に貫通し、側面視略円形状を有している。挿通穴51Cの内径は、トナーキャップ34の支持軸36(図4参照)の外径とほぼ同じである。
第2欠け歯ギア50は、左右方向に厚みを有する略円板形状を有している。第2欠け歯ギア50は、第2被伝達部の一例としての歯部50Aと、第2非接触部の一例としての欠け歯部50Bと、挿通穴50Cとを有している。
歯部50Aは、第2欠け歯ギア50の周方向において約2/3を占める部分であり、第2欠け歯ギア50うち、中心角約240°の側面視略扇形状に相当する部分である。歯部50Aは、周面すべてにわたってギア歯を有している。歯部50Aの左側面視反時計回り方向最下流のギア歯の歯先と第2欠け歯ギア50の中心とを結ぶ線分L3と、歯部50Aの左側面視反時計回り方向最上流のギア歯の左側面視反時計回り方向最上流端部と第2欠け歯ギア50の中心とを結ぶ線分L4との角度θ2は、具体的には、231.1°である。
欠け歯部50Bは、第2欠け歯ギア50の周方向において歯部50A以外の約1/3を占める部分であり、第2欠け歯ギア50うち、中心角約120°の側面視略扇形状に相当する部分である。欠け歯部50Bは、ギア歯を有しておらず、アジテータギア45の第2ギア部45Bに当接しない。欠け歯部50Bは、第2部分および第2の作用部の一例としての第2スライド部66を備えている。
第2スライド部66は、欠け歯部50Bの周方向中央に配置されている。第2スライド部66は、欠け歯部50Bの左面から左方に突出し、第2欠け歯ギア50の径方向に延びる略平板形状を有している。
挿通穴50Cは、第2欠け歯ギア50の径方向中央に配置されている。挿通穴50Cは、第2欠け歯ギア50を左右方向に貫通し、側面視略円形状を有している。挿通穴50Cの内径は、第1欠け歯ギア51の挿通穴51Cの内径と同じである。
検知部材52は、図5および図6Aに示すように、左右方向に延びる略円筒形状を有している。検知部材52は、筒部64と、鍔部65と、被検知部の一例としての検知突起57と、当接部の一例としての変位部58と、ストッパ62とを備えている。
筒部64は、検知部材52の径方向略中央に配置されている。筒部64は、外筒64Aと、内筒64Bとを有している。
外筒64Aは、左右方向に延び、右端部が閉鎖された略円筒形状を有している。外筒64Aは、挿通穴64Cを有している。
挿通穴64Cは、外筒64Aの右壁64Eの径方向中央に配置されている。挿通穴64Cは、外筒64Aの右壁64Eを左右方向に貫通し、側面視略円形状を有している。挿通穴64Cの中心は、左右方向に投影したときに外筒64Aの中心軸線と一致している。
内筒64Bは、外筒64Aの径方向内方に配置されている。内筒64Bは、外筒64Aの右壁64Eの径方向中央において挿通穴64Cの周縁部から連続して左方へ延び、略円筒形状を有している。内筒64Bの中心軸線は、外筒64Aの中心軸線と一致している。内筒64Bの内径は、挿通穴64Cの内径と同じである。内筒64Bは、図6Bに示すように、1対の係止突起64Dを有している。
1対の係止突起64Dのそれぞれは、内筒64Bの径方向両方の内面にそれぞれ配置されている。1対の係止突起64Dのそれぞれは、内筒64Bの内面から径方向内方へ突出し、周方向に延びる突条である。
鍔部65は、外筒64Aの左端部の径方向外面から径方向外方へ突出し、外筒64Aの周方向に延びている。鍔部65は、その後端部が周方向において約1/4にわたって切り欠かれた側面視略C字の板形状を有している。言い換えると、鍔部65の切欠部分65Aは、鍔部65の後端縁から前方に向かって切り欠かれるように形成されている。鍔部65の切欠部分65Aは、検知部材52の切欠部の一例である。
検知突起57は、鍔部65の上端部に配置されている。検知突起57は、鍔部65の左面から左方へ突出し、検知部材52の径方向に延びる略平板形状を有している。
変位部58は、鍔部65の周縁部に配置されている。変位部58は、鍔部65の周縁部の右面から右方へ突出し、鍔部65の周方向に延びる側面視略C字形の平板形状を有している。変位部58は、第1変位部59と、第2変位部60と、第3変位部61とを有している。
第1変位部59は、変位部58の左側面視反時計回り方向上流端部に配置されている。第1変位部59は、傾斜部の一例としての第1傾斜面59Aと、第1平行面59Bと、第2傾斜面59Cと、第2平行面59Dとを有している。
第1傾斜面59Aは、第1変位部59の左側面視反時計回り方向上流端部に配置されている。第1傾斜面59Aは、鍔部65の右面に連続し、左側面視反時計回り方向へ向かうにつれて右方へ傾斜している。
第1平行面59Bは、第1傾斜面59Aの左側面視反時計回り方向下流に連続し、左側面視反時計回り方向に延びている。第1平行面59Bは、鍔部65の右面からの左右方向距離が一定となるように、鍔部65の右面と平行している。
第2傾斜面59Cは、第1平行面59Bの左側面視反時計回り方向下流に連続し、左側面視反時計回り方向へ向かうにつれて左方へ傾斜している。
第2平行面59Dは、第2傾斜面59Cの左側面視反時計回り方向下流に連続し、左側面視反時計回り方向に延びている。第2平行面59Dは、鍔部65の右面からの左右方向距離が一定となるように、鍔部65の右面と平行している。
第2変位部60は、第1変位部59の左側面視反時計回り方向下流に連続して配置されている。第2変位部60は、傾斜部の一例としての第1傾斜面60Aと、第1平行面60Bと、第2傾斜面60Cと、第2平行面60Dとを有している。
第1傾斜面60Aは、第2変位部60の左側面視反時計回り方向上流端部に配置されている。第1傾斜面60Aは、第1変位部59の第2平行面59Dに連続し、左側面視反時計回り方向へ向かうにつれて右方へ傾斜している。
第1平行面60Bは、第1傾斜面60Aの左側面視反時計回り方向下流に連続し、左側面視反時計回り方向に延びている。第1平行面60Bは、鍔部65の右面からの左右方向距離が一定となるように、鍔部65の右面と平行している。
第2傾斜面60Cは、第1平行面60Bの左側面視反時計回り方向下流に連続し、左側面視反時計回り方向へ向かうにつれて左方へ傾斜している。
第2平行面60Dは、第2傾斜面60Cの左側面視反時計回り方向下流に連続し、左側面視反時計回り方向に延びている。第2平行面60Dは、鍔部65の右面からの左右方向距離が一定となるように、鍔部65の右面と平行している。
第3変位部61は、第2変位部60の左側面視反時計回り方向下流に連続して配置されている。第3変位部61は、傾斜部の一例としての第1傾斜面61Aと、平行面61Bと、第2傾斜面61Cとを有している。
第1傾斜面61Aは、第3変位部61の左側面視反時計回り方向上流端部に配置されている。第1傾斜面61Aは、第2変位部60の第2平行面60Dに連続し、左側面視反時計回り方向へ向かうにつれて右方へ傾斜している。
平行面61Bは、第1傾斜面61Aの左側面視反時計回り方向下流に連続し、左側面視反時計回り方向に延びている。平行面61Bは、鍔部65の右面からの左右方向距離が一定となるように、鍔部65の右面と平行している。
第2傾斜面61Cは、平行面61Bの左側面視反時計回り方向下流に連続し、左側面視反時計回り方向へ向かうにつれて左方へ傾斜している。
ストッパ62は、鍔部65の左側面視反時計回り方向上流端部から右方へ突出し、鍔部65の径方向に延びる略平板形状を有している。
(2−3)ギアカバー
ギアカバー39は、図1および図7に示すように、現像フレーム31の左端部に支持されている。ギアカバー39は、左右方向に延び、左端部が閉鎖された略角筒形状を有している。ギアカバー39は、ギア列37および検知ユニット38を被覆している。ギアカバー39は、カップリングカラー81と、検知部材収容部82とを備えている。
カップリングカラー81は、ギアカバー39の後端部に配置されている。カップリングカラー81は、ギアカバー39の左壁を貫通し、左右方向に延びる略円筒形状を有している。カップリングカラー81の内径は、現像カップリング41のカップリング部47の外径とほぼ同じである。現像カップリング41のカップリング部47は、カップリングカラー81内に回転可能に嵌まっている。
検知部材収容部82は、ギアカバー39の前端部に配置されている。検知部材収容部82は、ギアカバー39の左面から左方に延び、左端部が閉鎖された略円筒形状を有している。検知部材収容部82の左壁82Aは、被覆部の一例である。なお、検知部材収容部82の右端部は、ギアカバー39の内部に連通している。検知部材収容部82は、検知部材52を収容している。検知部材収容部82は、スリット71と、第1支持部の一例としての支持軸73とを有している。
スリット71は、検知部材収容部82の上端部に配置されている。スリット71は、検知部材収容部82の左壁82Aを左右方向に貫通し、検知部材収容部82の径方向に延びている。
支持軸73は、検知部材収容部82の左壁82Aの径方向中央から右方へ延びる略円柱形状を有している。支持軸73の外径は、検知部材52の挿通穴64Cの内径と同じである。支持軸73は、ガイド溝74と、係止爪75と、突部78とを有している。
ガイド溝74は、支持軸73の前後方向両端部に配置されている。ガイド溝74は、支持軸73の外周面から径方向内方へ凹み、左右方向に延びている。
係止爪75は、ガイド溝74の右端部内に配置されている。係止爪75は、ガイド溝74の径方向内面から径方向外方へ向って突出している。係止爪75の径方向外面は、左方へ向かうにつれて径方向外方へ傾斜している。
突部78は、支持軸73の右端部に配置されている。突部78は、支持軸73の右面から右方へ突出し、右方へ向かうにつれて小径となるように絞られた略円柱形状を有している。突部78は、トナーキャップ34の支持軸36(図4参照)の左端部内に嵌まる。これにより、ギアカバー39の支持軸73は、トナーキャップ34の支持軸36とともに支持部を構成する。
圧縮ばね63は、図3Aに示すように、左右方向に延びるコイルばねである。圧縮ばね63の左端部は、ギアカバー39の検知部材収容部82の左壁82Aに当接する。圧縮ばね63の右端部は、検知部材52の外筒64Aの右壁64Eに当接する。これにより、圧縮ばね63は、検知部材52を、常には、第1欠け歯ギア51に向かうように右方へ付勢する。
(2−4)検知ユニットの組み付け状態
以下、検知ユニット38の組み付け状態を説明する。
第2欠け歯ギア50は、図3Aおよび図4に示すように、トナーキャップ34の支持軸36に回転可能に支持される。第1欠け歯ギア51は、第2欠け歯ギア50の左方に重なるように、トナーキャップ34の支持軸36に回転可能に支持される。トナーキャップ34の支持軸36は、第1欠け歯ギア51の挿通穴51C、および、第2欠け歯ギア50の挿通穴50C内に相対回転可能に嵌まる。
第2欠け歯ギア50の第2スライド部66は、第1欠け歯ギア51の開口53の左側面視反時計回り方向下流端部内に嵌まる。第2欠け歯ギア50の第2スライド部66は、第1欠け歯ギア51の開口53から左方へ突出し、第1欠け歯ギア51の第1スライド部54の左側面視反時計回り方向上流に重なって配置される。
検知部材52は、図4および図7に示すように、ギアカバー39の支持軸73に、回転不能、かつ、左右方向に移動可能に支持される。
ギアカバー39の支持軸73は、検知部材52の挿通穴64Cおよび内筒64B内に嵌まる。検知部材52の係止突起64Dは、係止爪75よりも左方において、ガイド溝74内に嵌まる。これにより、検知部材52は、右方へのそれ以上の移動が規制される。
また、図1および図3Aに示すように、検知突起57の左端部は、ギアカバー39のスリット71内に配置されている。
また、図3Aおよび図3Bに示すように、アジテータギア45の第1ギア部45Aの前端部は、検知部材52の切欠部分65A内に配置されている。
そして、現像カートリッジ1が未使用、すなわち新品の状態において、第1欠け歯ギア51の歯部51Aの左側面視反時計回り方向下流端部、および、第2欠け歯ギア50の歯部50Aの左側面視反時計回り方向下流端部は、アジテータギア45の第2ギア部45Bの前上方に間隔を隔てて配置される。このときの第1欠け歯ギア51の位置が、停止位置の一例である。また、このときの第2欠け歯ギア50の位置が、第1位置の一例である。
また、図8Aおよび図8Bに示すように、第1欠け歯ギア51の第1スライド部54、および、第2欠け歯ギア50の第2スライド部66は、互いに重なった状態で、検知部材52の第1傾斜面59Aの後方に向かい合っている。また、検知部材52は、検知突起57がギアカバー39内に退避した退避位置に位置している。
4.装置本体の詳細
装置本体12は、図1および図8Bに示すように、本体カップリング90と、光学式センサ91と、アクチュエータ92と、制御部93とを備えている。
本体カップリング90は、現像カートリッジ1の左方に位置するように、装置本体12内に配置されている。本体カップリング90は、左右方向に延びる略円柱形状を有している。本体カップリング90は、装置本体12のフロントカバー17の開閉に連動して、フロントカバー17が開放されたときに、現像カートリッジ1から離れるように左方へ退避し、フロントカバー17が閉鎖されたときに、現像カートリッジ1へ向って右方へ進出する。本体カップリング90は、係合部90Aを備えている。
係合部90Aは、本体カップリング90の右端部に配置されている。係合部90Aは、本体カップリング90の右端部から右方へ突出する略円柱形状を有している。係合部90Aは、本体カップリング90が現像カートリッジ1に向かって進出したときに、現像カップリング41のカップリング部47の径方向内方の空間47B内に挿入される。係合部90Aは、1対の係合突起90Bを有している。
1対の係合突起90Bのそれぞれは、係合部90Aの径方向両面のそれぞれから径方向外方へ延びる側面視略矩形の柱形状を有している。1対の係合突起90Bのそれぞれは、係合部90Aがカップリング部47の径方向内方の空間47B内に挿入されたときに、カップリング部47の1対の突部47Aのそれぞれに向かい合う。
光学式センサ91は、現像カートリッジ1の左上方に位置するように、装置本体12内に配置されている。光学式センサ91は、互いに間隔を隔てて向かい合う発光素子および受光素子を有している。発光素子は、常時、受光素子に向かって検出光を発光している。受光素子は、発光素子からの検出光を受光する。光学式センサ91は、受光素子が検出光を受光したときには、受光信号を発信し、受光素子が検出光を受光しないときには、受光信号を発信しない。光学式センサ91は、制御部93に電気的に接続されている。
アクチュエータ92は、光学式センサ91の右方に配置されている。アクチュエータ92は、左上方と右下方とに延びる略杆形状を有し、その上下方向途中において装置本体12内に回転可能に支持されている。アクチュエータ92は、光学式センサ91の検出光を遮光する非検知位置(図8B参照)と光学式センサ91の検出光を遮光しない検知位置(図10B参照)とに回転可能である。アクチュエータ92は、図示しない付勢部材により、常には、非検知位置に向かって付勢されている。アクチュエータ92は、被押圧部95と、遮光部96とを備えている。
被押圧部95は、アクチュエータ92の右下端部に配置されている。被押圧部95は、前後上下に延びる略平板形状を有している。
遮光部96は、アクチュエータ92の左上端部に配置されている。遮光部96は、上下左右に延びる略平板形状を有している。遮光部96は、アクチュエータ92が非検知位置(図8B参照)に位置しているときに、光学式センサ91の発光素子と受光素子との間に配置し、アクチュエータ92が検知位置(図10B参照)に位置しているときに、光学式センサ91の発光素子と受光素子との間から右方へ退避する。
制御部93は、特定用途向け集積回路(ASIC)を備える回路基板を有し、装置本体12内に配置されている。また、制御部93は、現像ローラ2の回転数をカウントするように構成されている。
5.検知動作
図2に示すように、プロセスカートリッジ13が装置本体12に装着され、フロントカバー17が閉鎖されると、フロントカバー17の閉動作に連動して、装置本体12内の本体カップリング90(図1参照)が現像カップリング41(図1参照)に相対回転不能に嵌まる。
その後、制御部93は、画像形成装置11のウォームアップ動作を開始する。
画像形成装置11のウォームアップ動作が開始されると、本体カップリング90の係合突起90Bが、現像カップリング41の突部47Aに係合する。
すると、装置本体12から本体カップリング90を介して現像カップリング41に駆動力が入力され、図3Bに示すように、現像カップリング41が左側面視時計回り方向に回転する。
すると、現像ギア42、供給ギア43およびアイドルギア44は、左側面視反時計回り方向に回転する。これにより、現像ローラ2および供給ローラ3は、左側面視反時計回り方向に回転する。
また、アイドルギア44が回転すると、アジテータギア45は左側面視時計回り方向に回転する。これにより、アジテータ6は、左側面視時計回り方向に回転する。
アジテータギア45が回転すると、図8Aに示すように、当接リブ45Cは、アジテータギア45の回転に伴って左側面視時計回り方向に移動する。すると、当接リブ45Cは、第1欠け歯ギア51のボス55に後上方から当接し、ボス55を前下方に向かって押圧する。
これにより、第1欠け歯ギア51は、左側面視反時計回り方向に回転し、図9Aに示すように、歯部51Aの左側面視反時計回り方向下流端部のギア歯において、アジテータギア45の第2ギア部45Bの前上端部に噛み合う。このときの第1欠け歯ギア51の位置が、駆動位置の一例である。
すると、アジテータギア45から第1欠け歯ギア51に駆動力が伝達され、第1欠け歯ギア51は、支持軸36の中心軸線Aについて、左側面視反時計回り方向に回転する。以下、左側面視反時計回り方向を回転方向Rと記載する。支持軸36の中心軸線Aは、回転軸線の一例である。
すると、第1欠け歯ギア51の第1スライド部54は、検知部材52の第1変位部59の第1傾斜面59Aに回転方向Rの上流から当接する。
ここで、上記したように検知突起57の左端部は、ギアカバー39のスリット71(図7参照)内に配置されている。また、検知部材52の係止突起64Dは、ガイド溝74(図7参照)内に嵌まっている。
これにより、検知突起57は、その左端部が、回転方向Rの下流におけるスリット71の周縁部に当接し、係止突起64Dがガイド溝74の回転方向Rの内面に当接することにより、回転方向Rへのそれ以上の回転が規制される。
そして、第1欠け歯ギア51がさらに回転すると、第1スライド部54は、第1変位部59の第1傾斜面59Aを、回転方向Rに摺動しながら左方へ押圧する。これにより、検知部材52は、回転が規制された状態で、圧縮ばね63の付勢力に抗して徐々に左方へ移動する。
すると、検知突起57は、スリット71を介して左方へ進出し、アクチュエータ92の被押圧部95に対して右方から当接して、被押圧部95を左方に向かって押圧する。すると、アクチュエータ92は、非検知位置から、正面視時計回り方向に揺動する。
次いで、第1欠け歯ギア51がさらに回転すると、図9Bに示すように、第1スライド部54が第1変位部59の第1平行面59Bに当接する直前に、開口53の回転方向Rの上流端部の縁部Eが第2スライド部66に当接する。開口53の回転方向Rの上流端部の縁部Eは、第1部分の一例である。
すると、開口53の回転方向Rの上流端部の縁部Eは、第1欠け歯ギア51の回転に伴って第2スライド部66を回転方向Rへ押圧する。これにより、第2欠け歯ギア50が回転方向Rへ回転する。
次いで、第1欠け歯ギア51がさらに回転すると、検知部材52は、図10Aおよび図10Bに示すように、第1スライド部54が第1変位部59の第1平行面59Bに当接したときに、検知突起57が最も左方に進出する進出位置に位置する。
このとき、アクチュエータ92は、検知位置に位置する。遮光部96は、光学式センサ91の発光素子と受光素子との間から右方へ退避している。これにより、光学式センサ91の受光素子が検知光を受光し、光学式センサ91は、1回目の受光信号を出力する。
すると、制御部93は、ウォームアップ動作を開始した後、所定の時間内に光学式センサ91からの受光信号を受信したことにより、未使用の現像カートリッジ1が装置本体12に装着されたと判断する。制御部93は、未使用の現像カートリッジ1が装置本体12に装着されたと判断すると、現像ローラ2の回転数のカウントをリセットする。
次いで、第1欠け歯ギア51がさらに回転すると、第1スライド部54は、第1変位部59の第2傾斜面59Cに当接し、第2傾斜面59Cを回転方向Rに摺動する。すると、検知部材52は、回転が規制された状態で、圧縮ばね63の付勢力によって徐々に右方へ移動する。
これにより、検知突起57は、ギアカバー39内へ徐々に退避し、アクチュエータ92の被押圧部95から左方へ離間する。すると、アクチュエータ92は、検知位置から正面視反時計回りに揺動し、非検知位置に位置する。
これにより、アクチュエータ92の遮光部96は、光学式センサ91の発光素子と受光素子との間に位置する。
すると、光学式センサ91の受光素子が検知光を受光せず、光学式センサ91は、1回目の受光信号の出力を停止する。
次いで、第1欠け歯ギア51がさらに回転すると、図11Aに示すように、第1スライド部54が第1変位部59の第2平行面59Dに当接したときに、検知突起57がギアカバー39よりも左方へわずかに進出した状態で、検知部材52のそれ以上の左方への移動が停止する。これにより、検知部材52の1回目の往復移動が完了する。
また、このとき、第1欠け歯ギア51の歯部51Aは、アジテータギア45の第2ギア部45Bから離間する。また、第1スライド部54は、第1変位部59の第2傾斜面59Cと、第2変位部60の第1傾斜面60Aとの間に嵌まる。これにより、第1欠け歯ギア51の回転が停止する。すなわち、第1変位部59の第2傾斜面59C、第1変位部59の第2平行面59D、および、第2変位部60の第1傾斜面60Aで画定される凹部は、第1欠け歯ギア51の回転を規制する規制部の一例である。第1欠け歯ギア51の回転角度は、歯部51Aにおける角度θ1(図5参照)に相当し、具体的には、78.5°である。
また、このとき、第2欠け歯ギア50は、歯部50Aの左側面視反時計回り方向下流端部のギア歯において、アジテータギア45の第2ギア部45Bの前上端部に噛み合う。このときの第2欠け歯ギア50の位置が、第2位置の一例である。
すると、アジテータギア45から第2欠け歯ギア50に駆動力が伝達され、第2欠け歯ギア50は、支持軸36の中心軸線Aについて、回転方向Rに回転する。
次いで、第2欠け歯ギア50がさらに回転すると、図12Aに示すように、第2スライド部66が第1変位部59の第1傾斜面59Aを左方へ押圧する。
すると、検知部材52が進出位置に位置して、アクチュエータ92が検知位置に位置する。これにより、光学式センサ91は、2回目の受光信号を出力する。
そして、第2欠け歯ギア50がさらに回転すると、第2スライド部66は、第1欠け歯ギア51の第1スライド部54に当接し、第1スライド部54を回転方向Rへ押圧しながら第1変位部59の第2傾斜面59Cを摺動する。このとき、第2欠け歯ギア50および第1欠け歯ギア51は、第2スライド部66が第1スライド部54を押圧することにより、一緒に回転する。
すると、検知部材52が圧縮ばね63の付勢力によって徐々に左方へ移動し、検知突起57がアクチュエータ92の被押圧部95から左方へ離間する。これにより、アクチュエータ92が非検知位置に位置し、光学式センサ91は、2回目の受光信号の出力を停止する。
次いで、第2欠け歯ギア50がさらに回転すると、図12Bに示すように、第1スライド部54および第2スライド部66が、第2変位部60に当接し、検知部材52が進出位置に位置した後、右方に退避する。これにより、アクチュエータ92が検知位置に位置した後、非検知位置に位置し、光学式センサ91は、3回目の受光信号を出力した後、3回目の受光信号の出力を停止する。
次いで、第2欠け歯ギア50がさらに回転すると、第1スライド部54および第2スライド部66が、第3変位部61に当接し、検知部材52が進出位置に位置した後、退避位置に位置する。これにより、アクチュエータ92が検知位置に位置した後、非検知位置に位置し、光学式センサ91は、4回目の受光信号を出力した後、4回目の受光信号の出力を停止する。
そして、第2欠け歯ギア50がさらに回転すると、図12Cに示すように、第2欠け歯ギア50は、第2欠け歯ギア50の歯部50Aがアジテータギア45の第2ギア部45Bから離間することにより、停止する。同時に、ともに回転していた第1欠け歯ギア51も停止する。第2欠け歯ギア50の回転角度は、歯部50Aにおける角度θ2(図5参照)に相当し、具体的には、231.1°である。第1欠け歯ギア51の回転角度と、第2欠け歯ギア50の回転角度との総和は、309.6°である。
その後、所定の時間が経過すると、制御部93は、ウォームアップ動作を終了する。
ここで、ウォームアップ動作を開始した後、所定の時間内に制御部93が光学式センサ91から受信する受光信号の回数は、現像カートリッジ1の仕様(具体的には、最大画像形成枚数)に対応している。例えば、上記したように、受光信号を4回受信した場合には、制御部93は、第1の仕様(最大画像形成枚数:6000枚)の現像カートリッジ1が装置本体12に装着されたと判断する。また、例えば、受光信号を2回受信した場合には、制御部93は、第2の仕様(最大画像形成枚数:3000枚)の現像カートリッジ1が装置本体12に装着されたと判断する。
なお、制御部93は、ウォームアップ動作を開始した後、所定の時間内に光学式センサ91からの受光信号を受信しなかった場合には、使用済みまたは使用途中の現像カートリッジ1が装置本体12に装着されたと判断する。
6.作用効果
(1)この現像カートリッジ1によれば、図9Bに示すように、第1欠け歯ギア51がアジテータギア45からの駆動力によって回転し、その後、図12Aに示すように、第2欠け歯ギア50がアジテータギア45からの駆動力によって回転する。そして、第1欠け歯ギア51および第2欠け歯ギア50の回転に伴って、検知部材52を移動させて、検知部材52をアクチュエータ92に当接させることができる。
その結果、装置本体12に、未使用(新品)の現像カートリッジ1が装着されたことを認識させることができる。
(2)この現像カートリッジ1によれば、図10Aおよび図11Aに示すように、第1欠け歯ギア51の回転によって第1欠け歯ギア51の開口53の周縁部が第2欠け歯ギア50の第2スライド部66に当接することにより、第2欠け歯ギア50がアジテータギア45に当接する。そして、第2欠け歯ギア50は、アジテータギア45からの駆動力によって回転する。
そのため、第1欠け歯ギア51を利用して第2欠け歯ギア50をアジテータギア45に当接させて、第1欠け歯ギア51と第2欠け歯ギア50とを連続して回転させることができる。
(3)この現像カートリッジ1によれば、装置本体12からの駆動力が現像カップリング41に入力された後、図8Aに示すように、アジテータギア45の当接リブ45Cが第1欠け歯ギア51のボス55に当接するまでの間、第1欠け歯ギア51を停止させた状態で現像カートリッジ1を動作させることができる。
その後、アジテータギア45の当接リブ45Cが第1欠け歯ギア51のボス55に当接することにより、アジテータギア45から第1欠け歯ギア51へ駆動力を伝達することができる。
これにより、現像カートリッジ1が安定に動作した後に、アジテータギア45から第1欠け歯ギア51へ駆動力を伝達して、検知部材52を移動させることができる。
その結果、現像カートリッジ1が安定に動作している状態で、検知部材52を、装置本体12のアクチュエータ92に当接させることができる。
(4)この現像カートリッジ1によれば、図1に示すように、現像ローラ2を有する構成において、検知部材52を保護することができながら、装置本体12により多くの情報を認識させることができる。
(5)この現像カートリッジ1によれば、図3Aに示すように、第1欠け歯ギア51と第2欠け歯ギア50とは、同一の中心軸線Aにおいて回転する。
そのため、第1欠け歯ギア51と第2欠け歯ギア50とをそれぞれ異なる回転軸線において回転させる場合と比べて、構成の簡略化を図ることができる。
(6)この現像カートリッジ1によれば、図3Aに示すように、第1欠け歯ギア51と第2欠け歯ギア50とは、左右方向において重ねて配置されており、第2欠け歯ギア50の第2スライド部66は、第1欠け歯ギア51の開口53を介して検知部材52の変位部58に当接する。
そのため、第1欠け歯ギア51と第2欠け歯ギア50とを左右方向に重ねて効率よく配置できながら、第2欠け歯ギア50の第2スライド部66を、第1欠け歯ギア51の開口53を介して検知部材52の変位部58に当接させることができる。
その結果、第1欠け歯ギア51と第2欠け歯ギア50とを左右方向に重ねて効率よく配置することができながら、簡易な構成で、第2け欠け歯ギア50から検知部材52へ駆動力を伝達することができる。
(7)この現像カートリッジ1によれば、検知部材52は、図9Bに示すように、第1欠け歯ギア51の回転に伴って移動した後、図12Aに示すように、第2欠け歯ギア50の回転に伴って移動する。
そのため、第1欠け歯ギア51の回転と、第2欠け歯ギア50の回転との両方によって、検知部材52を移動させることができる。
(8)この現像カートリッジによれば、図9Aに示すように、検知突起57を有する検知部材52を左右方向に移動させることにより、検知突起57を移動させる。
そのため、第1欠け歯ギア51および第2欠け歯ギア50からの駆動力を検知部材52全体で確実に受けて、検知突起57を安定に移動させることができる。
(9)この現像カートリッジ1によれば、図9Aに示すように、検知部材52は、回転せずに左右方向にのみ移動する。
そのため、検知部材52が回転する場合と比べて、検知部材52の移動軌跡の省スペース化を図ることができる。
(10)この現像カートリッジ1によれば、図9Bおよび図12Bに示すように、第1欠け歯ギア51または第2欠け歯ギア50が回転するにつれて、第1スライド部54または第2スライド部66が、検知部材52の変位部58の第1傾斜面59A、60A、61Aを、徐々に左方へ押圧する。
これにより、検知部材52を左右方向に円滑に移動させることができる。
(11)この現像カートリッジ1によれば、図11Aに示すように、第1欠け歯ギア51とアジテータギア45との噛み合いが解除され、第2欠け歯ギア51が回転するときに、第1スライド部54が、第1変位部59の第2傾斜面59C、第1変位部59の第2平行面59D、および、第2変位部60の第1傾斜面60Aで画定される凹部に嵌まる。
これにより、第1欠け歯ギア51が第2欠け歯ギア51の回転に追従することを規制でき、第2欠け歯ギア50の回転中に、第1欠け歯ギア51が再度回転することを防止できる。
そのため、第2欠け歯ギア50の回転中に、第1欠け歯ギア51から検知部材52に駆動力が伝達されることを防止できる。
その結果、第2欠け歯ギア51からの駆動力を確実に検知部材52に伝達することができる。
(12)この現像カートリッジ1によれば、図5に示すように、第1欠け歯ギア51および第2欠け歯ギア50をともに欠け歯ギアとして構成しているので、第1欠け歯ギア51および第2欠け歯ギア50のそれぞれを、所定の駆動量で確実に停止させることができる。
その結果、現像カップリング41に駆動力が入力された後、所定の時間内においてのみ、検知突起57を、装置本体12のアクチュエータ92に当接させることができる。
(13)この現像カートリッジ1によれば、図8Bに示すように、現像カートリッジ1が未使用であり、検知部材52が装置本体12の構成に検知されていないときに、検知部材52をギアカバー39の検知部材収容部82の左壁82Aで被覆して、周辺の部材との干渉を確実に防止することができる。
(14)この現像カートリッジ1によれば、図3Aに示すように、圧縮ばね63の付勢力により、検知部材52を、右方へ確実に退避させることができる。
(15)この現像カートリッジ1によれば、図4および図7に示すように、ギアカバー39は、検知部材52を支持する支持軸73を備え、トナーキャップ34は、欠け歯ギア51を支持する支持軸36を備えている。
そのため、ギアカバー39およびトナーキャップ34を利用して、部品点数の低減を図りながら、欠け歯ギア51および検知部材52を支持することができる。
(16)この現像カートリッジ1によれば、図3Bに示すように、アジテータギア45の前端部は、検知部材52の切欠部分65A内に位置している。
そのため、検知部材52とアジテータギア45とを、前後方向において近接して配置することができる。
その結果、現像カートリッジ1の小型化を図ることができる。
(17)この現像カートリッジ1によれば、図9Aに示すように、検知部材52は、回転せずに左右方向にのみ移動する。つまり、検知突起57も、回転せずに左右方向にのみ移動する。
そのため、検知部材52が回転し、検知突起57が検知部材52の回転に伴って移動する場合と比べて、検知突起57の移動軌跡の省スペース化を図ることができる。
7.変形例
(1)第1の変形例
上記した実施形態では、第1欠け歯ギア51の回転角度θ1を78.5°に設定し、第1欠け歯ギア51の駆動中に検知部材52を1回往復移動させた後、第2欠け歯ギア50の駆動中に検知部材52を3回往復移動させているが、第1欠け歯ギア51の回転角度は限定されない。
例えば、図13に示すように、第1欠け歯ギア51の回転角度θ1を140.4°に設定し、図14Aおよび図14Bに示すように、第1欠け歯ギア51の駆動中に、第1スライド部によって第1変位部59および第2変位部60を押圧し、検知部材52を2回往復移動させることもできる。
その後、上記した実施形態と同様に、第2欠け歯ギア50の駆動中に検知部材52を3回往復移動させて、合計5回、検知部材52を移動させることもできる。
第1の変形例では、第1欠け歯ギア51の回転角度θ1と、第2欠け歯ギア50の回転角度θ2との総和は、360°以上であり、具体的には、371.5°である。
第1の変形例によれば、1つの回転体を1回転以上回転させた場合の検知部材52の移動を、第1欠け歯ギア51と第2欠け歯ギア50とによって実現できる。
そのため、第1欠け歯ギア51と第2欠け歯ギア50とによって、検知部材52の移動回数や移動距離などをより増大させることができる。
また、第1の変形例においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(2)第2の変形例
上記した実施形態では、変位部58が検知部材52に設けられており、第1スライド部54が第1欠け歯ギア51に設けられている。しかし、図15Aに示すように、変位部58を第1欠け歯ギア51に設け、第1スライド部54を検知部材52に設けることもできる。
第2の変形例においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(3)第3の変形例
また、図15Bに示すように、変位部58をトナーキャップ34に設け、第1スライド部54を第2欠け歯ギア50に設けることもできる。
また、この場合、変位部58を現像フレーム31に設けることもできる。
第3の変形例においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(4)第4の変形例
上記した実施形態では、トナーキャップ34の支持軸36が第1欠け歯ギア51および第2欠け歯ギア50を支持し、ギアカバー39の支持軸73が検知部材52を支持している。しかし、図16Aに示すように、ギアカバー39に支持軸73を設けず、トナーキャップ34の支持軸36を左右方向に長く構成して、トナーキャップ34の支持軸36に、第1欠け歯ギア51、第2欠け歯ギア50および検知部材52を支持することもできる。
第3の変形例においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(5)第5の変形例
上記した第4の変形例では、トナーキャップ34に支持軸36を設けているが、図16Bに示すように、現像フレーム31の左壁に支持軸36を設けることもできる。
第5の変形例においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(6)第6の変形例
また、図16Cに示すように、トナーキャップ34に支持軸36を設けず、ギアカバー39に支持軸73を左右方向に長く構成して、ギアカバー39に支持軸73に、第1欠け歯ギア51、第2欠け歯ギア50および検知部材52を支持することもできる。
また、この場合、トナーキャップ34に代えて、現像フレーム31でギアカバー39に設けられた支持軸73を受けることもできる。
第6の変形例においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(7)第7の変形例
上記した第1実施形態では、第1の回転体の一例として第1欠け歯ギア51を挙げ、第2の回転体の一例として第2欠け歯ギア50を挙げ、伝達部材の一例としてアジテータギア45を挙げたが、第1の回転体、第2の回転体および伝達部材は、ギアに限られない。
例えば、回転体および伝達部材は、ギア歯を有さない摩擦車などから構成することもできる。
詳しくは、図17に示すように、アジテータギア45の第2ギア部45Bにおいて、ギア歯に代えて、少なくとも外周面がゴムなどの摩擦係数が比較的大きい材料からなる第1の抵抗付与部材123を設けるとともに、第1の回転体121(または第2の回転体)の被伝達部121Aにおいて、ギア歯に代えて、少なくとも外周面がゴムなどの摩擦係数が比較的大きい材料からなる第2の抵抗付与部材122を設け、抵抗付与部材同士の摩擦により駆動力を伝達することもできる。
また、この場合、アジテータギア45の第2ギア部45Bは、ギア歯を有する構成とし、第1の回転体121(または第2の回転体)の被伝達部121Aのみ、外周面がゴムなどの摩擦係数が比較的大きい材料からなる第2の抵抗付与部材122を設けてもよい。
第6の変形例においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(8)第8の変形例
上記した第1実施形態では、第3の検知部材52Cなどにおいて、1つの変位部58に複数の突出部を設けているが、例えば、図18Aおよび図18Bに示す第5の検知部材52Eのように、2つの変位部58を検知部材52の径方向に重ねて配置し、径方向外方の変位部58Aと、径方向内方の変位部58Bとに、それぞれ突出部を設けることもできる。すなわち、複数の変位部58を検知部材52の径方向にずらして配置することもできる。
具体的には、径方向外方の変位部58Aに、第1変位部131および第3突変位部132を設け、径方向内方の変位部58Bに、第2変位部133を設けることもできる。
第7の変形例においても、上記した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(9)その他の変形例
上記した実施形態では、駆動受け部の一例として、現像カップリング41を挙げたが、駆動受け部は、現像カップリング41のような軸継手に限定されず、例えば、ギアでもよい。
また、上記した実施形態では、カートリッジの一例として、現像ローラ2を有する現像カートリッジ1を挙げたが、カートリッジは、例えば、現像ローラ2や供給ローラ3を有さず、トナー収容部5のみを有するトナーカートリッジとして構成することもできる。
また、上記した実施形態では、現像剤担持体の一例として現像ローラ2を挙げたが、現像剤担持体としては、例えば、現像スリーブなどを適用することもできる。
また、上記した実施形態では、第1回転体の一例として第1欠け歯ギア51を挙げ、第2回転体の一例として第2欠け歯ギア50を挙げ、伝達部材の一例としてアジテータギア45を挙げたが、各回転体および伝達部材は、ギアに限られない。例えば、各回転体および伝達部材は、ギア歯を有さない摩擦車などから構成することもできる。詳しくは、アジテータギア45および各欠け歯ギア51のギア歯に代えて、少なくとも外周面がゴムなどの摩擦係数が比較的大きい材料からなる抵抗付与部材を設け、抵抗付与部材同士の摩擦により駆動力を伝達することもできる。
また、上記した実施形態では、伝達部材の一例として、アジテータ6の回転軸に支持されるアジテータギア45を挙げたが、伝達部材は、アジテータ6の回転軸に接続されず、現像フレーム31の左壁に支持されるアイドルギアとして構成することもできる。
また、上記した実施形態では、付勢部材の一例として圧縮ばね63を挙げたが、付勢部材の形状は、コイル状に限定されず、例えば、板ばねなどを適用することもできる。
また、上記した実施形態では、収容位置から、一旦待機位置に位置させた後に、進出位置に位置させ、その後、待機位置と進出位置とを往復するように構成している。つまり、最初の進出動作における検知部材52の移動距離よりも、2回目以降の進出動作における検知部材52の移動距離の方が短い。
しかし、各進出動作における検知部材52の移動距離は、すべて同じであってもよく、すべて異なっていてもよい。
また、1回の進退動作において、進出動作における検知部材52の移動距離と、退避動作における検知部材52の移動距離とは、同じであってもよく、異なっていてもよい。
また、上記した実施形態では、検知突起57は、検知部材52が収容位置にあるときに、ギアカバー39内に完全に収容されている。しかし、検知突起57は、検知部材52が収容位置にあるときに、ギアカバー39からわずかに突出していてもよい。
また、上記した実施形態では、現像フレーム31の左右方向両側壁は、それぞれ前後方向に延びている。しかし、現像フレーム31の左右方向両側壁の少なくとも一方は、前後方向に対して傾斜する方向に延びていてもよい。
また、上記した実施形態では、受光信号を4回受信した場合に、最大画像形成枚数が6000枚である現像カートリッジ1と判断し、受光信号を2回受信した場合に、最大画像形成枚数が3000枚であると判断しているが、受光信号の回数と最大画像形成枚数との関係は、現像カートリッジ1の仕様を区別できれば特に限定されず、適宜設定することができる。
例えば、受光信号を4回受信した場合に、最大画像形成枚数が3000枚であると判断し、受光信号を2回受信した場合に、最大画像形成枚数が6000枚であると判断させることもできる。
また、最大画像形成枚数の数値についても、上記した数値に限定されず、適宜設定することができる。例えば、受光信号を4回受信した場合に、最大画像形成枚数が1000枚であると判断し、受光信号を2回受信した場合に、最大画像形成枚数を2000枚であると判断させることもできる。
また、上記した実施形態では、アイドルギア支持軸30を現像フレーム31に一体的に設けているが、アイドルギア支持軸30は、現像フレーム31と別体でもいい。
また、上記した実施形態では、現像カップリング41を支持する図示しない支持軸を現像フレーム31に一体的に設けているが、現像カップリング41を支持する図示しない支持軸は、現像フレーム31と別体でもいい。
上記した実施形態では、制御部93は、現像ローラ2の回転数をカウントしたが、たとえば、アジテータ6の回転数をカウントすることもでき、また、トナー収容部5内のトナーの残量を計測してもよい。この場合、制御部93は、未使用(新品)の現像カートリッジ1が装着されたと判断したときに、アジテータ6の回転数や、トナー収容部5内のトナーの残量の計測値をリセットする。
また、上記した実施形態では、第1欠け歯ギア51と第2欠け歯ギア50とにより、共通の検知部材52を移動させているが、第1欠け歯ギア51により移動される検知部材52と、第2欠け歯ギア50により移動される検知部材52とを別々に設けることもできる。
また、上記した実施形態では、開口53を、側面視略矩形状に有しているが、開口53の形状は特に限定されず、第1欠け歯ギア51の径方向外方へ向かって開放される側面視略U字形状を有してもよい。
上記した各実施形態および各変形例は、互いに組み合わせることができる。
1 現像カートリッジ
2 現像ローラ
31 現像フレーム
33 トナー充填口
34 トナーキャップ
36 支持軸
39 ギアカバー
41 現像カップリング
45 アジテータギア
45B 第2ギア部
45C 当接リブ
50 第2欠け歯ギア
50A 歯部
50B 欠け歯部
51 第1欠け歯ギア
51A 歯部
51B 欠け歯部
52 検知部材
53 開口
54 第1スライド部
55 ボス
57 検知突起
58 変位部
65A 切欠部分
66 第2スライド部
73 支持軸
82A 左壁
A 中心軸線
E 縁部
R 回転方向

Claims (19)

  1. 現像剤を収容するように構成される筐体と、
    駆動力を受けるように構成される駆動受け部と、
    前記駆動受け部からの駆動力を受けて回転するように構成される伝達部材と、
    前記伝達部材に当接して前記伝達部材からの駆動力を受けて回転するように構成される第1の回転体と、
    前記第1の回転体からの駆動力を受けて前記伝達部材に当接するように構成され、前記伝達部材に当接して前記伝達部材からの駆動力を受けて回転するように構成される第2の回転体と、
    前記第1の回転体の回転に伴って移動した後、前記第2の回転体の回転に伴って移動するように構成される被検知部と
    を備えることを特徴とする、カートリッジ。
  2. 前記第1の回転体は、前記第1の回転体の回転に伴って移動するように構成される第1部分を有し、
    前記第2の回転体は、前記第1部分と当接する第2部分を有し、前記伝達部材との当接が解除される第1位置から、前記第1部分が前記第2部分に当接することにより、前記伝達部材に当接する第2位置へ移動するように構成されることを特徴とする、請求項1に記載のカートリッジ。
  3. 前記伝達部材は、前記第1の回転体および前記第2の回転体に駆動力を伝達するように構成される伝達部と、前記伝達部と異なる位置に設けられ、前記伝達部材の回転に伴って移動するように構成される係合部とを有し、
    前記第1の回転体は、
    前記伝達部に当接するように構成される第1被伝達部と、前記係合部に当接するように構成される被係合部とを備え、
    前記第1被伝達部と前記伝達部との当接が解除される停止位置から、前記係合部が前記被係合部に当接することにより、前記第1被伝達部が前記伝達部に当接する駆動位置へ移動するように構成されることを特徴とする、請求項1または2に記載のカートリッジ。
  4. 現像剤を担持するように構成される現像剤担持体をさらに備えることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のカートリッジ。
  5. 第1の回転体の回転角度と、第2の回転体の回転角度との総和は、360°以上であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のカートリッジ。
  6. 前記第1の回転体と前記第2の回転体とは、同一の回転軸線において回転するように構成されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のカートリッジ。
  7. 前記第1の回転体と前記第2の回転体とは、前記回転軸線と平行な軸線方向において並列配置されており、
    前記第1の回転体は、前記軸線方向に貫通する貫通開口を有し、
    前記第2の回転体は、前記被検知部を前記軸線方向に移動させるための力を前記貫通開口を介して前記被検知部に付与するように構成され作用部を備えることを特徴とする、請求項6に記載のカートリッジ。
  8. 前記被検知部を有する被検知体を備え、
    前記被検知体は、前記第1の回転体からの駆動力を受けて前記第1の回転体の回転軸線と平行な軸線方向に移動した後、前記第2の回転体からの駆動力を受けて前記軸線方向に移動するように構成されることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載のカートリッジ。
  9. 前記被検知体は、回転を規制された状態で前記軸線方向に移動するように構成されることを特徴とする、請求項8に記載のカートリッジ。
  10. 前記第1の回転体は、前記被検知体に、前記被検知体を前記軸線方向に移動させるための力を付与するように構成される第1の作用部を備え、
    前記第2の回転体は、前記被検知体に、前記被検知体を前記軸線方向に移動させるための力を付与するように構成される第2の作用部を備え、
    前記被検知体は、前記第1の作用部および前記第2の作用部が当接するように構成される当接部を備え、
    前記当接部は、前記第1の回転体および前記第2の回転体の回転方向に向かうにつれて前記被検知体から前記第1の回転体へ向かう方向へ傾斜する傾斜部を有することを特徴とする、請求項8まは9に記載のカートリッジ。
  11. 前記被検知体は、前記第2の回転体が前記伝達部材からの駆動力を受けた後に前記第1の回転体のそれ以上の回転を規制するように構成される規制部を有することを特徴とする、請求項8〜10のいずれか一項に記載のカートリッジ。
  12. 前記伝達部材は、前記第1の回転体および前記第2の回転体に駆動力を伝達するように構成される伝達部を有し、
    前記第1の回転体は、前記伝達部に当接するように構成される第1被伝達部と、前記伝達部との当接が解除されるように構成される第1非接触部とを有し、
    前記第2の回転体は、前記伝達部に当接するように構成される第2被伝達部と、前記伝達部との当接が解除されるように構成される第2非接触部とを有することを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載のカートリッジ。
  13. 前記被検知部を有する被検知体を備え、
    前記第1の回転体の回転軸線と平行な軸線方向において前記被検知体に対して前記筐体と反対側から向かい合う被覆部を有する被覆部材をさらに備えることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一項に記載のカートリッジ。
  14. 前記被覆部と前記被検知体とに当接し、前記被検知体を前記筐体に向かって付勢する付勢部材をさらに備えることを特徴とする、請求項13に記載のカートリッジ。
  15. 前記被覆部材および前記筐体の少なくとも一方は、前記被検知体を支持する支持部を備えることを特徴とする、請求項13または14に記載のカートリッジ。
  16. 前記支持部は、前記被覆部材に設けられる第1支持部と、前記筐体に設けられる第2支持部とを備え、
    前記被検知体は、前記第1支持部に支持され、
    前記第1の回転体および前記第2の回転体は、前記第2支持部に支持されていることを特徴とする、請求項15に記載のカートリッジ。
  17. 前記筐体は、内部に現像剤を充填するための充填口と、前記充填口を閉鎖する閉鎖部材とを有し、
    前記支持部は、前記閉鎖部材に備えられることを特徴とする、請求項15または16に記載のカートリッジ。
  18. 前記被検知部を有する被検知体を備え、
    前記被検知体は、前記伝達部材から離れる方向へ切り欠かれる切欠部を有し、
    前記伝達部材の少なくとも一部は、前記切欠部内に位置することを特徴とする、請求項1〜17のいずれか一項に記載のカートリッジ。
  19. 前記被検知部は、前記第2の回転体の回転方向への回転を規制された状態で、前記第2の回転体の回転軸線と平行な軸線方向に移動するように構成されることを特徴とする、請求項1〜18のいずれか一項に記載のカートリッジ。
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