JP4731918B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4731918B2
JP4731918B2 JP2005010966A JP2005010966A JP4731918B2 JP 4731918 B2 JP4731918 B2 JP 4731918B2 JP 2005010966 A JP2005010966 A JP 2005010966A JP 2005010966 A JP2005010966 A JP 2005010966A JP 4731918 B2 JP4731918 B2 JP 4731918B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developing device
developer
toner
screw
replenishing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005010966A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006201314A5 (ja
JP2006201314A (ja
Inventor
仁志 西谷
寛如 高橋
隆雄 尾形
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2005010966A priority Critical patent/JP4731918B2/ja
Priority to US11/330,181 priority patent/US7359651B2/en
Publication of JP2006201314A publication Critical patent/JP2006201314A/ja
Publication of JP2006201314A5 publication Critical patent/JP2006201314A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4731918B2 publication Critical patent/JP4731918B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
    • G03G15/0105Details of unit
    • G03G15/0121Details of unit for developing
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0103Plural electrographic recording members
    • G03G2215/0119Linear arrangement adjacent plural transfer points

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、例えば、電子写真式、静電記録式などにより像担持体に静電像を形成し、この静電像を現像装置が収容した現像剤にて可視像(トナー像)とする、複写機、ファクシミリ、プリンタなどの画像形成装置に関するものであり、特に、現像装置へと補給用現像剤を供給するための現像剤補給装置を備えた画像形成装置に関するものである。
従来、複写機、ファクシミリ、プリンタなどの画像形成装置においては、現像剤担持体の表面に顕画剤としての乾式現像剤を担持し、静電像を担持した像担持体の表面近傍に現像剤を搬送供給し、像担持体と現像剤担持体の間に交互(交番)電界を印加しながら静電像を現像して顕像化する方法が良く知られており、その現像剤担持体として現像スリーブが、像担持体として感光ドラムが用いられることが一般的である。
現像方法としては、例えば、トナー粒子とキャリア粒子を含む2成分系組成とされる現像剤(所謂、二成分現像剤)を用い、内部に磁石を配置した現像スリーブの表面に磁気ブラシを形成し、微小な現像間隙を保持して対向された感光ドラムにこの磁気ブラシを摺擦又は近接させ、現像スリーブと感光ドラム間(S−D間)に連続的に交互電界を印加することによってトナー粒子の現像スリーブ側から感光ドラム側への転移及び逆転移を繰り返し行わせて現像を行う、所謂、磁気ブラシ現像法が知られている。
例えば、上述のような二成分現像剤を用いる画像形成装置では、画像形成に伴ってトナーを消費するため、適宜、現像装置にトナーを補給する必要がある。
図16を参照して、二成分磁気ブラシ現像用の現像装置、及び現像装置に現像剤を補給する現像剤補給装置の構成について説明する。図16は、現像装置及び現像剤補給装置の概略断面を示している。
現像装置4は、現像容器(現像装置本体)41内に、現像剤担持体としての現像スリーブ46、現像スリーブ46の中に固定配置された磁界発生手段としてのマグネットローラ47、現像容器41内の現像剤を攪拌・搬送するための現像剤撹拌手段としての現像スクリュー44及び撹拌スクリュー45、トナーの受取孔49、現像剤を現像スリーブ46の表面に薄層形成するために配置された規制ブレード48を有する。
現像容器41内は、現像室42と撹拌室43とに略二分されている。上記現像スクリュー44は現像室42に配置され、攪拌スクリュー45は攪拌室43に配置されている。そして、図示の通り、現像スリーブ46は、感光ドラム1に対して近接配置され、感光ドラム1と逆方向(又は同一方向)に回転し、現像剤Dが感光ドラム1に対して接触した状態で現像を行い得るよう設定されている。
現像剤補給装置50は、現像装置4へ補給すべき補給用現像剤(トナー)を貯蔵するサブトナー容器(第の現像剤容器)51を有する。サブトナー容器51の上方には、トナーの供給を受けることが可能なトナー供給口60が形成されている。
又、サブトナー容器51の下方には、サブトナー容器51からトナーを搬送することが可能なトナー搬送パイプ52が、略水平方向に突出して円筒状に形成されている。トナー搬送パイプ52の中には、回転軸上に螺旋面が形成された補給スクリュー(第の補給手段)53が回転可能に設けられている。補給スクリュー53には、この補給スクリュー53を回転駆動する駆動手段54が連結されている。
又、サブトナー容器51には、トナーの有無を電気的又は光学的に直接検知するトナーセンサ(トナー有無検知センサ)56が設けられている。更に、サブトナー容器51の内部には、攪拌部材55が回転又は回動自在に設けられている。
現像剤補給装置50は更に、サブトナー容器51の上部に設けられた、サブトナー容器51へ補給すべきトナーを貯蔵するメイントナー容器(第の現像剤容器)57を有する。メイントナー容器57内には、攪拌搬送部材(第の補給手段)58が回転自在に設けられている。攪拌搬送部材58には、この攪拌搬送部材58を回転駆動する駆動手段59が連結されている。
メイントナー容器57は、サブトナー容器51及び画像形成装置本体に対して着脱可能な構成とすることもでき、一般に、トナーカートリッジ(或いはトナーボトル)と呼ばれる。
次に、現像装置における作像動作を説明する。
現像容器41中には非磁性トナー粒子(トナー)と磁性キャリア粒子(キャリア)とが混合された二成分現像剤が収容されている。トナーとキャリアとの混合比(以下「T/C比」という。)は、現像により消費されたトナーに見合った量のトナーが補給されることによって一定に保たれている。つまり、トナーは、補給用トナーが貯蔵されているサブトナー容器51から補給スクリュー53によって、現像容器41の受取孔49を経て撹拌スクリュー45が設けられた撹拌室43へ落下させられ、現像装置4へと補給される。このときの現像容器41内の現像剤のT/C比の検知及び維持方法としては、従来から様々な方式が実用化されている。
以下、トナーの消費に伴ってサブトナー容器51のトナーが減少した場合にサブトナー容器51へトナーを補充する動作について説明する。
攪拌部材55は、回転又は回動の動作をすることによってサブトナー容器51内でトナーが固まることを防止するためにトナーをほぐす作用を持っている。又、補給スクリュー53はサブトナー容器51内のトナーを現像容器41と連通する孔49へ向かって長手方向(紙面に平行な方向)へ搬送する作用とトナーをその孔から押し出して現像容器41へ落下させる作用をなすために設けられている。
トナーセンサ56がトナー無しを検出した後、攪拌部材55が動作しても更にトナーの無い状態が続いた場合に、トナーがサブトナー容器51内の一部に固まっているのではなく真にトナーが無くなったと判断する。
トナーがサブトナー容器51内に無いと判断すると、メイントナー容器57内の攪拌搬送部材58が回転することによってトナーがメイントナー容器57からサブトナー容器51へ補充される。攪拌搬送部材58は、回転することによってメイントナー容器57内でトナーが固まることを防止するためにトナーをほぐす作用と、メイントナー容器57内のトナーをサブトナー容器51へ連通するトナー供給口60へ向かって長手方向(紙面に平行な方向)へ搬送する作用と、トナーをその供給口60から押し出してサブトナー容器51へ落下させる作用をなすために設けられており、例えばPET等のシート材を用いることが一般的である。
そして、メイントナー容器57の攪拌搬送部材58の回転はトナーセンサ56がトナー有りを検出するまで継続し、トナー有りを検出した後は引き続きサブトナー容器51から補給スクリュー53を経由してトナー補給が行われる。
ここでは、トナーセンサ56がトナー無しを検出してから攪拌搬送部材58が回転する場合を説明したが、攪拌搬送部材58はシート材なので必要以上にサブトナー容器51内にトナーを押し込むことはないので、トナー無しを検出する前であっても、攪拌搬送部材58が回転しても問題はない。
又、メイントナー容器57の攪拌搬送部材58を十分な時間回転させてもトナーセンサ56がトナー有りを検出しない時は、サブトナー容器51へトナーが補充されない、つまり、メイントナー容器57にもトナーが無くなったと判断することができ、図示されていないオペレーションパネル等の表示手段を通じてトナー無しをユーザーへ知らせる。
メイントナー容器57は、着脱可能になっている場合と装置に固定されている場合がある。着脱可能になっている場合は、メイントナー容器57は、一般にトナーカートリッジと呼ばれ、トナーが無くなった場合は、上述のように、メイントナー容器57ごと交換することによってトナーを充填する。又、装置に固定されている場合は、メイントナー容器57へ別のトナー容器から直接トナーを充填する。
補給スクリュー53は、駆動手段54によって回転され、現像装置が要求しているトナーの量に応じてその回転回数又は回転時間が設定され、設定された回転回数又は回転時間に到達すると回転が停止することによって現像装置が要求しただけのトナーを搬送し、現像容器へトナーを補給する。このとき、それぞれのトナー補給スクリューの大きさに応じて1回転当たり又は単位時間当たりのトナーの搬送量があらかじめ定数化されており、要求量に応じて回転回数又は回転時間を算出する制御が可能になっている。
ここで、スクリューによるトナーの搬送量は、スクリューの回転回数に比例するから回転時間で設定するためにはスクリューの駆動手段がスクリューを常に一定の速度で回転可能であることが前提となる。又、スクリューの回転回数をカウントする手段を設けていればスクリューの回転速度は一定であってもなくても回転回数で設定することが可能である。
図16においては図を見やすくするために、感光ドラム1と現像容器41の長手方向を紙面と垂直な方向に、サブトナー容器51と補給スクリュー53とメイントナー容器57の長手方向を紙面と平行な方向に描いているが、実際にはこれらの長手方向は同一の方向となっていることが一般的である。
次に、現像剤補給装置50の駆動機構について説明する。
図17は、現像装置4と現像剤補給装置50の駆動機構200の概略構成を示した図である。
上述のように、現像装置4は、内部に蓄えた現像剤を用いて感光ドラム1上の静電像を可視像に現像可能である。即ち、現像装置4は、現像装置4内の現像剤を攪拌・搬送する現像剤攪拌手段である現像スクリュー44及び攪拌スクリュー45を有する。又、現像剤補給装置50は、上述のように、現像装置4へ補給すべきトナーを貯蔵する第の現像剤容器であるサブトナー容器51、サブトナー容器51からトナーを排出し現像装置4へ補給する第の補給手段である補給スクリュー53、サブトナー容器51へ補給すべきトナーを貯蔵する第の現像剤容器であるメイントナー容器57、メイントナー容器57からトナーを排出しサブトナー容器51へ補給する第の補給手段である攪拌搬送部材58を有する。
現像剤補給装置50の駆動機構200は、補給スクリュー53へ駆動伝達が可能な回転駆動手段であるモータ80、モータ80の回転を補給スクリュー53へ伝達可能な回転伝達手段としての駆動ギア列GAを有する。撹拌搬送部材58は、前記モータ80から、必要に応じてクラッチ機構を備えた駆動ギヤ列(図示せず)を介して駆動ギア59に駆動伝達することもできるが、前記モータ80とは別のモータを使用して駆動することも可能である。
更に説明すると、駆動ギア列GAは、モータ80側の第1の駆動ギア81と、この第1の駆動ギア81に噛合する第2の駆動ギア82と、を有し、第2の駆動ギア82は、補給スクリュー53を駆動するスクリュー駆動ギア54に噛合している。
制御手段90が、モータ80の回転と停止を制御する。又、制御手段90は、現像装置4の現像剤撹拌手段、即ち、現像スクリュー44、搬送スクリュー45、及び、上述のように、補給スクリュー53、更には、撹拌搬送部材58の回転、停止をも制御する。
以上のような構成により、補給スクリュー53を回転させてサブトナー容器51から現像装置4へトナーを補給する場合は、モータ80を回転させる。これにより、攪拌搬送部材58を停止させたままで、補給スクリュー53を回転させることが可能である。又、補給スクリュー53を停止させたままで攪拌搬送部材58を回転させることが可能である。
図18は、4連タンデム式の画像形成装置100における各画像形成ステーションP(PY、PM、PC、PK)での現像装置4(4Y、4M、4C、4K)及び現像剤補給装置50(50Y、50M、50C、50K)の駆動構成のレイアウトを示す。第1色、第2色、第3色及び第4色の現像装置4、現像剤補給装置50、及びその駆動機構200(200Y、200M、200C、200K)は、それぞれは図17で示した構成と同じである。図18のように4色分の現像装置4(4Y、4M、4C、4K)と現像剤補給装置50(50Y、50M、50C、50K)を連設することによってフルカラー印刷が可能である。
このシステムの場合、図示矢印方向に中間転写体(中間転写媒体)7又は記録材(記録紙)が移動して、各色の画像を重ねるため、図示寸法Qを中間転写体7又は記録紙が移動する時間だけ各色が遅れて作像動作を行う。
感光ドラム1(1Y、1M、1C、1K)は記録紙又は中間転写体と接しているため常に回転しているが、現像装置4内の現像剤撹拌手段としての攪拌スクリュー45と現像スクリュー44は現像剤の劣化を最小限にするため作像動作中の必要な時間だけしか回転させないことが一般的である。現像装置4内の攪拌スクリューと現像スクリューが停止した状態で、サブトナー容器から現像装置へトナーを補給する動作を行うと、補給されたトナーが補給口付近で停滞しトナーのつまりや現像装置内のT/C比の不均一の原因となるため、必ず現像装置内の攪拌スクリューと現像スクリューが回転している状態で、サブトナー容器から現像装置へトナーを補給する動作を行うことが必須である。
図19は、現像装置内の攪拌スクリューと現像スクリューが回転している時間を示したもので、図示Tは、図18のQ寸法を記録紙又は中間転写体が移動する時間に対応している。従って、図19の通り、各色の現像装置内の攪拌スクリューと現像スクリューが回転している間に、対応する現像剤補給装置のトナー補給手段としての補給スクリューが回転してサブトナー容器から現像装置へトナーを補給する動作を行うことになる。
従来の画像形成装置には、各色最適なタイミングでサブトナー容器から現像装置へトナーを補給するための補給スクリューの回転駆動源となるモータが補給スクリューの数だけ必要であった。
このために4色の多重現像を行うとすると、補給手段を駆動するだけで4個のモータが必要であった。例えばいくつかのモータを共通にして電磁クラッチを利用して回転と停止を切り換えることも可能であるが、結局モータの代わりに電磁クラッチが必要になることはいうまでもない。
例えば、特許文献1は、1つの駆動モータで、モータの回転方向により駆動側を選択して切換え、それによって、2つのトナーコンテナの各々の現像剤補給ローラーを駆動する構成とした現像剤補給機構を開示している。また、駆動切換方法としては、揺動ギヤや、ワンウェイクラッチなどを用いている。この構成により、モータの数を減らすことができる。
しかしながら、特許文献1には、現像装置内の攪拌スクリュー及び現像スクリューの回転状態と、現像剤補給装置の補給スクリューの作動状態との関係、即ち、駆動切換タイミングについては、何らの記載もない。
本発明者らの多くの研究実験の結果によれば、駆動切換タイミングは、現像剤の撹拌不良による現像剤飛散や、地かぶり、濃度変動を抑制し、良好な画像を得るためには、各種情報に応じて最適化することが極めて重要であることが分かった。
実用新案登録番号3060562号公報
本発明は、従来のトナー補給手段の駆動構成を更に発展させたものであって、1つの駆動源で2つの現像剤補給装置からの補給用現像剤の補給を、駆動切換により行う画像形成装置において、駆動切換タイミングを画像に応じて変更可能に構成し、駆動切換タイミングの最適化を図ることのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、機構を極端に複雑化することなく、大型で高価な部品であるモータや電磁クラッチを削減し、構成が簡素で小型・低価格であると共に、現像剤の撹拌不良による現像剤飛散や、地かぶり、濃度変動を抑制し、良好な画像を得ることのできる画像形成装置を提供することである。
上記諸目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。本発明によれば、
第1の像担持体上に形成された静電像を現像剤で現像する第1の現像装置と、
前記第1の現像装置の駆動中に駆動が開始され、前記第1の像担持体にて形成された画像の移動方向下流側に設けられた第2の像担持体上に形成された静電像を現像剤で現像する第2の現像装置と、
前記第1の現像装置へ補給すべき現像剤を収容する第1の現像剤容器と、
前記第2の現像装置へ補給すべき現像剤を収容する第2の現像剤容器と、
前記第1の現像剤容器に設けられ、前記第1の現像装置の駆動中に前記第1の現像剤容器内の現像剤を前記第1の現像装置へ補給する第1の補給手段と、
前記第2の現像剤容器に設けられ、前記第2の現像装置の駆動中に前記第2の現像剤容器内の現像剤を前記第2の現像装置へ補給する第2の補給手段と、
前記第1の補給手段と前記第2の補給手段の各々に選択的に駆動入力可能な同一の回転駆動源と、
前記第1及び前記第2の現像装置が同時に駆動されている画像形成期間中において、前記第1の現像装置及び前記第2の現像装置にて現像すべき画像の濃度比率に基づいて、前記回転駆動源の駆動を前記第1の補給手段と前記第2の補給手段に選択的に切り替えるタイミングを変更する制御部と、を有することを特徴とする画像形成装置が提供される。
本発明によれば、
(1)1つの駆動源で2つの現像剤補給装置からの補給用現像剤の補給を、駆動切換により行う画像形成装置において、駆動切換タイミングを画像に応じて変更可能に構成し、駆動切換タイミングの最適化を図ることができる。
(2)機構を極端に複雑化することなく、大型で高価な部品であるモータや電磁クラッチを削減し、構成が簡素で小型・低価格であると共に、現像剤の撹拌不良による現像剤飛散や、地かぶり、濃度変動を抑制し、良好な画像を得ることができる。
といった効果を奏し得る。
以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
実施例1
以下、本発明の画像形成装置を実施例に則して説明するが、本実施例で使用する現像装置及び現像剤補給装置の構成及び作用は、先に図16、図17に関連して説明した従来例と同様であるので、先の説明を援用する。従って、以下の説明では、主として、本発明の特徴である、現像剤補給装置の駆動構成及び作動態様を従来例と比較して説明する。
(画像形成装置の全体構成及び動作)
先ず、図1を参照して本発明に係る画像形成装置の一実施例の全体構成及び動作について説明する。本実施例にて画像形成装置は、電子写真方式のカラー画像形成装置とされる。
本実施例の画像形成装置100は、画像形成装置本体(装置本体)に接続された原稿読み取り装置或いは装置本体に通信可能に接続されたパーソナルコンピュータ等のホスト機器からの画像情報に従って、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色フルカラー画像を、電子写真方式を利用して記録材(記録紙、プラスチックシート、布等)に形成することができる。
本実施例の画像形成装置100は、4連タンデム式の画像形成装置であって、複数の画像形成部として第1、第2、第3、第4の画像形成ステーションP(PY、PM、PC、PK)を有する。又、本実施例の画像形成装置100は、中間転写方式を採用している。つまり、中間転写体としての周回移動(回転)可能な中間転写ベルト7が図示矢印方向に移動して、各画像形成ステーションPを通過する間に、中間転写ベルト7上に各色の画像が重ねられる。そして、この中間転写ベルト7上で各色が重ね合わされたトナー像を記録材Sに転写することで記録画像を得る。
本実施例では、各画像形成ステーションP(PY、PM、PC、PK)の構成は、現像色が異なる以外は実質的に同一とされるので、以下、特に区別を要しない場合は、何れかの画像形成ステーションに属する要素であることを示すために符号に与えた添え字Y、M、C、Kは省略し、総括的に説明する。
各画像形成ステーションPは、像担持体としてのドラム状の電子写真感光体(以下、「感光ドラム」という。)1を有する。感光ドラム1の外周には、帯電手段としての帯電ローラ2、露光手段としての露光装置(本実施例ではレーザー露光光学系)3、現像手段としての現像装置4、クリーニング手段としてのクリーニング装置6が設けられている。又、中間転写ベルト7を介して感光ドラム1と対向するように一次転写手段としての一次転写ローラ5が配置されている。
画像形成時には、回転する感光ドラム1を帯電ローラ2が一様に帯電させる。次いで、帯電された感光ドラム1の表面を、露光装置3が画像情報信号に応じて走査露光する。これにより、感光ドラム1上に静電像が形成される。感光ドラム1に形成された静電像は、現像装置4によって現像剤でトナー像として現像される。その後、感光ドラム1上に形成されたトナー像は、中間転写ベルト7と感光ドラム1とが当接する1次転写部(ニップ)N1において、中間転写ベルト7上に転写される。
例えば、4色フルカラー画像の形成時には、第1の画像形成ステーションPYから順次に、中間転写ベルト7が各感光ドラム1間の距離Q(図18参照)を移動する時間だけ遅れて各画像形成ステーションにて作像動作が行われる。これにより、中間転写ベルト7の移動に伴って、各画像形成ステーションPの1次転写部N1において順次各色のトナー像が中間転写ベルト7に転写され、中間転写ベルト7上に4色のトナー像が重ね合わされた多重トナー像が形成される。
一方、例えば、記録材収容部としてのカセット9に収容されている記録材Sが、ピックアップローラ、搬送ローラ及びレジストローラ等の記録材搬送部材によって、中間転写ベルト7と二次転写手段としての二次転写ローラ8とが当接する二次転写部(ニップ部)N2に、中間転写ベルト7上のトナー像と同期がとられて搬送されてくる。
こうして、中間転写ベルト7上の多重トナー像は、二次転写部N2において記録材S上に転写される。その後、記録材Sは、中間転写ベルト7から分離されて、定着器10へと搬送される。定着器10によって記録材Sは加熱、加圧され、記録材S上の未定着のトナー像が定着される。その後、記録材Sは、機外へ排出される。
一次転写工程後に感光ドラム1上に残留したトナー等の付着物は、クリーニング装置6によって除去される。又、二次転写工程後に中間転写ベルト7上に残留したトナー等の付着物は中間転写体クリーナ11によって除去される。
尚、例えばブラック単色の画像など、所望の単色又は4色のうちいくつかの色用の画像形成部を用いて、単色又はマルチカラーの画像を形成することも可能である。
又、本実施例では、画像形成装置100は、中間転写方式を採用するものとして説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。当業者には周知のように、上記中間転写体7の代わりに、記録材を担持して各感光ドラム1とのニップ部へ搬送する記録材担持体を備えた画像形成装置がある。この場合、各画像形成ステーションにおいて、記録材担持体上の記録材に各色のトナー像が多重転写され、その後この多重トナー像を定着させることで記録画像を得る。本発明は、斯かる画像形成装置においても等しく適用可能である。
(現像装置及び現像剤補給装置の駆動構成及び動作)
次に、図2を参照して現像装置4及び現像剤補給装置50の駆動構成について説明する。
本実施例では、上述したように、各画像形成ステーションP(PY、PM、PC、PK)の構成は、現像色が異なる以外は実質的に同一とされ、現像装置4(4Y、4M、4C、4K)及び現像剤補給装置50(50Y、50M、50C、50K)も同様の構成とされる。
また、上述のように、本実施例で使用する現像装置4及び現像剤補給装置50の構成及び作用は、先に図16に関連して説明した従来例と同様であるので、先の説明を援用するが、現像装置4及び現像剤補給装置50の構成及び作用について簡単に説明すると、次の通りである。
つまり、図16及びその関連の説明をも参照すると理解されるように、現像装置4は、内部に蓄えた現像剤を用いて感光ドラム1上の静電像を可視像に現像可能である。
即ち、現像装置4は、現像装置4内の現像剤を攪拌・搬送する現像剤攪拌手段である現像スクリュー44及び攪拌スクリュー45を有する。又、現像剤補給装置50は、上述のように、現像装置4へ補給すべき補給用現像剤(トナー)を収容する第の現像剤容器としてのサブトナー容器51、サブトナー容器51からトナーを排出し現像装置4へ補給する第の補給手段としての補給スクリュー53、サブトナー容器51へ補給すべきトナーを貯蔵する第の現像剤容器としてのメイントナー容器57、メイントナー容器57からトナーを排出しサブトナー容器51へ補給する第の補給手段としての攪拌搬送部材58を有する。
本実施例によると、イエロー画像形成ステーションPYと、画像作成方向に関し該イエロー画像形成ステーションPYより下流側に位置したマゼンタ画像形成ステーションPMとにそれぞれ設けられたイエロー現像装置(第1の現像装置)4Yとマゼンタ現像装置(第2の現像装置)4Mの現像剤補給装置50Y及び50Mは、第1の駆動機構200Aにて駆動される。また、同様に、シアン画像形成ステーションPCと、画像作成方向に関し該シアン画像形成ステーションPCより下流側に位置したブラック画像形成ステーションPKとにそれぞれ設けられたシアン現像装置(第1の現像装置)4Cとブラック現像装置(第2の現像装置)4Kの現像剤補給装置50C及び50Kは、第2の駆動機構200Bにて駆動される。第1の駆動機構200Aと第1の駆動機構200Bとは同様の構成及び機能を有しており、従って、以下に、第1の駆動機構200Aについて説明する。
現像剤補給装置50の駆動機構200Aは、補給スクリュー53へ駆動伝達が可能な回転駆動手段であるモータ80、モータ80の回転を補給スクリュー53へ伝達可能な回転伝達手段としての駆動ギア列GTを有する。
撹拌搬送部材58は、従来と同様に、前記モータ80から駆動ギヤ列(図示せず)を介して駆動ギア59に駆動伝達することもできるが、前記モータ80とは別のモータを使用して駆動することも可能である。
更に説明すると、補給スクリュー53へ駆動伝達するための駆動ギア列GTは、モータ80側の第1駆動ギア81、この第1駆動ギア81に噛合する第2及び第3駆動ギア82、83を有する。第2駆動ギア82は、第1の現像装置(即ち、イエロー現像装置)4Yの補給スクリュー53側に駆動を伝達するために、第1現像装置4Y側の第1スクリューギア71に噛合する。また、第3駆動ギア83は、第2の現像装置(即ち、マゼンタ現像装置)4Mの補給スクリュー53側に駆動を伝達するために、第4駆動ギア84を介して第2現像装置4M側の第1スクリューギア71に噛合する。
第1及び第2の現像装置4Y、4Mにて、第1スクリューギア71は、一方向クラッチ8a、8bを介して第2スクリューギア70に噛合し、該ギア70は、補給スクリュー53を駆動するスクリュー駆動ギア54に噛合している。
本実施例によると、詳しくは後述するように、駆動ギア列GTは、モータ80の回転を第1の現像装置4Yに対する補給スクリュー53へ伝達可能な第1の状態と、第2の現像装置4Mに対する補給スクリュー53へ伝達可能な第2の状態と切り換え可能な切り換え手段として機能する。
制御手段90が、モータ80の正逆回転と停止を制御する。又、制御手段90は、現像装置4の現像剤撹拌手段、即ち、現像スクリュー44、搬送スクリュー45の回転、停止をも制御する。
また、上記一方向クラッチ8aと8bは、それぞれ図示の方向の回転は伝達するが、反対方向の回転は伝達しない構成になっている。従って、モータ80が図示Aの方向に回転すると一方向クラッチ8aは駆動を伝達し、一方向クラッチ8bは空転し、逆にモータ80が図示Bの方向に回転すると一方向クラッチ8bは駆動を伝達し、一方向クラッチ8aは空転する。
この結果、モータ80が図示A方向に回転すると第2の現像装置4M側の補給スクリュー53が停止したままで、第1の現像装置4Yの補給スクリュー53が回転し、モータ80が図示B方向に回転すると第1の現像装置4Yの補給スクリュ53が停止したままで、第2の現像装置4M側の補給スクリュー53が回転する。
このように、駆動ギア列GTは一方向クラッチ8a、8bを含んでいるので、制御手段90がモータ80の回転方向を切り換えることによって、モータ80の回転を第1の現像装置4Y側の補給スクリュー53へ伝達可能な第1の状態と、第2の現像装置4M側の補給スクリュー53へ伝達可能な第2の状態の2つの状態に切り換え可能な切り換え手段の作用をすることができる。つまり、切り換え手段は、1つの画像の形成動作中において、モータ80の駆動力を第1の現像装置4Y側の補給スクリュー53へ駆動伝達可能な第1の状態と、第2の現像装置4M側の補給スクリュー53へ駆動伝達可能な第2の状態の、少なくとも2つの状態で使用すべくこれらを切り換えることができる。又、制御手段90は、切り換え手段に作用して、1つの画像の形成動作中における前記第1の状態の時間と前記第2の状態の時間とを、形成すべき画像に応じて変更することができる。例えば、制御手段90は、第1の現像装置4Yが現像すべき画像の濃度と、第2の現像装置4Mが現像すべき画像の濃度と、に応じて第1の状態の時間と第2の状態の時間と変更することができる。
以上のような構成により、第1の現像装置4Y側の補給スクリュー53を回転させてサブトナー容器51から現像装置4Yへトナーを補給する場合は、図示A方向にモータ80を回転させれば、第2の現像装置4M側の補給スクリュー53を停止させたままで第1の現像装置4Y側の補給スクリュー53を回転させることが可能である。また、第2の現像装置4M側の補給スクリュー53を回転させてサブトナー容器51から第2の現像装置4Mへトナーを補給する場合は、図示B方向にモータ80を回転させれば、第1の現像装置4Y側の補給スクリュー53を停止させたままで第2の現像装置4M側の補給スクリュー6を回転させることが可能である。従って、従来例に比べてモータが1つ削減できるので、画像形成装置の簡素化、小型化、低価格化を実現することができる。
又、補給スクリュー53が回転を開始して停止するタイミングは、従来例と同様に現像装置の攪拌手段が回転している間に限定されている。
図3は、本実施例におけるタイミングを示した図であり、第1の現像装置4Yの攪拌手段44、45が回転を開始した後に補給スクリュー53の回転が開始し(図示A)、第1の現像装置4Y側の補給スクリュー53の回転が停止した後に第1の現像装置4Yの攪拌手段44、45が停止し(図示B)、第2の現像装置4Mの攪拌手段44、45が回転を開始した後に第2の現像装置4Mの補給スクリュー53の回転が開始し(図示C)、第2の現像装置4Mの補給スクリュー53の回転が停止した後に第2の現像装置4Mの攪拌手段44、45が停止する(図示D)ように制御手段90が設定されている。
図3と図19を比較すると、1つの現像装置当たりに補給する時間は、図19のX9と図3のX2を比較すると本実施例の方が短くなっていることは明らかである。
これは、従来各現像装置にモータを設けていたのに対して、本実施例では2つの現像装置に対して1つのモータしか設けていないためであることは言うまでもない。
しかし、このように補給時間が短い場合であっても、最大印刷範囲に最高濃度の印刷をした場合のトナーを所定時間内に現像装置へ補給できなければ、現像装置内のT/Cを一定に保つことができない。
従って、本実施例の画像形成装置では従来の画像形成装置より補給時間が短縮された割合に対して反比例して単位時間当たりのトナーの補給量を多くしなければならない。
図3と図19の図示Y2とY9は、それぞれ単位時間当たりのトナーの補給量を示しており、図3においてX9に対してX2が短くなった割合に反比例して、Y9に対してY2が増加しており、補給可能なトナー量を示すX2とY2の積、X9とY9の積(斜線部の面積)は、図3と図19で等しくなっている。
このように、本実施例では単位時間の補給量を増やすことで所定の時間内に従来例と同量のトナーが補給可能になっている。
しかしながら、単位時間当たりのトナーの補給量を増やすと一般に補給精度が低下し、かつ、トナーの補給が一箇所に集中するので現像装置内のT/C比が均一になり難いという弊害が少なからずあるため、可及的に単位時間当たりのトナーの補給量は少ない方が望ましい。
前述の斜線部に示したトナーの補給量は、最大印刷範囲に最高濃度の印刷をした場合の最大補給量を示しているので、実際に使用される実用的な画像のトナーの量は最大濃度の20%以下であることが一般的であるため、図3のような最大速度で補給する必要はない場合がほとんどである。
このように、装置の能力としては、最大トナー使用量に対して補給速度が追従できるように設定しておくものの、例えば濃度の低い印刷を行う場合においては、補給精度の低下や現像装置内のT/C比の不均一などの弊害を可及的に抑制するため単位時間当たりのトナーの補給量を下げる制御をすることが望ましい。即ち、本実施例において、好ましくは、補給スクリューによるトナー補給量の増減を制御可能な補給量制御手段が設けられる。
以下、単位時間当たりのトナーの補給量を下げることが可能になる場合とそれぞれの場合において、どの程度補給量を下げることができるかを説明する。
単位時間当たりのトナーの補給量を下げることができる第一の場合は、印刷する画像の濃度、即ち、現像画像濃度が低い場合である。図4はその例を示した図であって、例えば最大濃度の20%の濃度の印刷しかしない場合は補給すべきトナーの量が20%で済むので図のように単位時間当たりの補給量を図3に示すトナー補給量の20%で制御している。即ち、補給量制御手段は、第1又は第2現像装置の補給スクリューによる単位時間当たりの補給量を制御する際に、該当する現像装置の現像画像濃度が高ければ補給量を増やし、現像画像濃度が低くければ補給量を減らす傾向に制御する。
単位時間当たりのトナーの補給量を下げることができる第二の場合は、印刷する画像が最大印刷範囲で最高濃度であっても記録材、即ち、記録する用紙(記録紙)の幅が狭い場合である。図5のように記録する用紙の幅が狭ければ、最大印刷範囲で最高濃度の印刷をしても図示W1/W2の割合でトナーの使用量は少なくて済む。補給量制御手段は、第1又は第2の現像装置の補給スクリューによる単位時間当たりの補給量を制御する際に、感光ドラム上の可視像が転写される記録紙の主走査方向の長さが長ければ補給量を増やし、記録紙の主走査方向の長さが短かければ補給量を減らす傾向に制御する。
図6は、その時の制御方法を示した図であって、単位時間当たりの補給量を図3に示す補給量の(W1/W2)倍で制御している。この時、濃度が低い場合は更に単位時間当たりの補給量を下げることができることはいうまでもない。
単位時間当たりのトナーの補給量を下げることができる第三の場合は印刷する画像が最大印刷範囲で最高濃度で記録する用紙の幅が最大であっても記録する速度が低下している場合である。
例えば、非常に厚い記録紙に記録する場合や、表面の粗い記録紙に記録する場合において、トナーの定着性を確保するため、印刷速度を1/2程度に下げて印刷する制御が提案されている。
図7はその例を示した図であって、例えば印刷速度が1/2に下がっている場合を示している。この場合は補給すべき時間が図のように2倍になっているので単位時間当たりの補給量を1/2にしても最大補給量と同等の補給をすることができる。即ち、補給量制御手段は、第1又は第2の現像装置の補給スクリューによる単位時間当たりの補給量を制御する際に、画像形成速度が速ければ補給量を増やし、画像形成速度が遅ければ補給量を減らす傾向に制御する。
この時、濃度が低い場合は更に単位時間当たりの補給量を下げることができ、記録する用紙の幅が狭い場合は更に単位時間当たりの補給量を下げることができることはいうまでもない。
単位時間当たりのトナーの補給量を下げることができる第四の場合は、各色の濃度(印字率)が偏っている場合である。ここで言う印字率とは、形成されるべき画像領域の総画素数に占める実際に形成される画素数の割合のことである。
極端な例を挙げると、例えば第一色の濃度が5%、第二色の濃度が70%、第三色の濃度が50%、第四色の濃度が2%である場合は、第一色と第四色の補給時間は短く済ますことができるので、その分第二色と第三色の補給に時間をかけることが可能である。
図8はその例を示したもので、各色の濃度から一定のアルゴリズムで補給時間を割り振って制御することが可能である。
即ち、補給量制御手段は、第1又は第2の現像装置の補給スクリューによる単位時間当たりの補給量を制御する際に、
(1)第1の現像装置の補給スクリューであれば、第2の現像装置の現像画像濃度が高ければ補給量を減らし、そして、第2の現像装置の補給スクリューであれば、第1の現像装置の現像画像濃度が高ければ補給量を減らし、また、
(2)第1の現像装置の補給スクリューであれば、第2の現像装置の現像画像濃度が低ければ補給量を増やし、そして、第2の現像装置の補給スクリューであれば、第1の現像装置の現像画像濃度が低ければ補給量を増やす、
傾向に制御する。
以上説明したような場合に単位時間当たりの補給量を下げる制御が可能であり、上記のような理論で、それぞれ各色の濃度・記録幅・印刷速度・駆動源を共有している隣接した色の濃度・等から一定のアルゴリズムで単位時間当たりの補給量を下げる制御が可能である。
又、例えば、補給可能範囲を前半と後半に分けるだけでなく、図9のように数回に分けて切り替えることも可能であり、この場合制御がやや複雑になり、切り替え時間が数回累積するため全体補給時間が短くなるものの、現像装置内のT/C比が均一になり難いという弊害は大きく改善される。
本実施例では、図1及び図2に示すように、4色分の現像装置が連設された画像形成装置であり、シアン現像装置4Cと、その隣接したブラック現像装置4Kにおいても、上記説明したイエロー現像装置4Yとマゼンタ現像装置4Mとに対する構成及び作動態様を適用し、同様の作用効果を達成することができる。
しかしながら、本発明によれば、4色分の現像装置が連設された画像形成装置に限定されるものではなく、現像装置が2つ以上であれば同様の効果が得られるし、4色分の内2色分だけ本実施例を適用して、他の現像装置では従来の構成をとることも勿論可能である。
実施例2
次に、本発明の画像形成装置の第二の実施例について説明する。本実施例においても、画像形成装置、現像装置及び現像剤補給装置は、実施例1にて説明した画像形成装置、現像装置及び現像剤補給装置と同様の構成とされる。従って、画像形成装置、現像装置及び現像剤補給装置の全体構成についての詳しい説明は実施例1の説明を援用し、再度の説明は省略し、本実施例の特徴をなす現像装置及び現像剤補給装置の駆動構成及び動作について説明する。
先ず、図10を参照して、現像装置4及び現像剤補給装置50について、簡単に説明すると、現像装置4(4Y、4M、4C、4K)は、現像装置4内の現像剤を攪拌・搬送する現像剤攪拌手段である現像スクリュー44及び攪拌スクリュー45を有する。又、現像剤補給装置50(50Y、50M、50C、50K)は、上述のように、現像装置4へ補給すべき補給用現像剤(トナー)を貯蔵する第の現像剤容器としてのサブトナー容器51、サブトナー容器51からトナーを排出し現像装置4へ補給する第の補給手段としての補給スクリュー53、サブトナー容器51へ補給すべきトナーを貯蔵する第の現像剤容器としてのメイントナー容器57、メイントナー容器57からトナーを排出しサブトナー容器51へ補給する第の補給手段としての攪拌搬送部材58を有する。
本実施例によると、イエロー画像形成ステーションPYと、画像作成方向に関し該イエロー画像形成ステーションPYより下流側に位置したマゼンタ画像形成ステーションPMとにそれぞれ設けられたイエロー現像装置(第1の現像装置)4Yとマゼンタ現像装置(第2の現像装置)4Mの現像剤補給装置50Y及び50Mは、第1の駆動機構200Aにて駆動される。また、同様に、シアン画像形成ステーションPCと、画像作成方向に関し該シアン画像形成ステーションPCより下流側に位置したブラック画像形成ステーションPKとにそれぞれ設けられたシアン現像装置(第1の現像装置)4Cとブラック現像装置(第2の現像装置)4Kの現像剤補給装置50C及び50Kは、第2の駆動機構200Bにて駆動される。第1の駆動機構200Aと第1の駆動機構200Bとは同様の構成及び機能を有しており、従って、以下に、第1の駆動機構200Aについて説明する。
現像剤補給装置50の駆動機構200Aは、補給スクリュー53へ駆動伝達が可能な回転駆動手段であるモータ80、モータ80の回転を補給スクリュー53へ伝達可能な回転伝達手段としての駆動ギア列GTを有する。
なお、撹拌搬送部材58は、前記モータ80から駆動ギヤ列(図示せず)を介して駆動ギア59に駆動伝達することもできるが、前記モータ80とは別のモータを使用して駆動することも可能である。
更に説明すると、補給スクリュー53へ駆動伝達するための駆動ギア列GTは、モータ80側の第1駆動ギア81、この第1駆動ギア81に噛合する第2駆動ギア82を有する。第2駆動ギア82は、第1駆動ギア81の回転中心を中心として揺動自在とされる揺動レバー部材85によって回転自在に支持されている。揺動レバー部材85は、第1駆動ギア81の回転方向に自動的に揺動し得るが、揺動レバー部材85を揺動駆動するために、例えば電磁ソレノイドなどの駆動手段を設けても良い。
第2駆動ギア82は、揺動レバー部材85を作動させることにより、第1の現像装置(即ち、イエロー現像装置)4Yの補給スクリュー53側に駆動を伝達するために、第1スクリューギア71に噛合するか、または、第2の現像装置(即ち、マゼンタ現像装置)4Mの補給スクリュー53側に駆動を伝達するために、第3駆動ギア83を介して第1スクリューギア71に噛合する。
つまり、駆動ギア列GTは、モータ80の回転を、第1の現像装置4Yの補給スクリュー53側に駆動を伝達可能な第1の状態と、第2の現像装置4Mの補給スクリュー53側に駆動を伝達可能な第2の状態の少なくとも2つの状態に切り換え可能な切り換え手段である。
制御手段90が、モータ80の正逆回転と停止を、また、必要に応じて揺動レバー部材85の揺動を制御する。又、制御手段90は、現像装置4の現像剤撹拌手段、即ち、現像スクリュー44、搬送スクリュー45の回転、停止をも制御する。
この結果、モータ80が図示A1方向に回転すると、レバー部材85が図示A2方向に回動して駆動を伝達し、逆にモータ80が図示B1方向に回転すると、レバー部材85が図示B2方向に回動して駆動を伝達する。
このように、駆動ギア列GTは揺動レバー部材85を含んでいるので、制御手段90がモータ80の回転方向を切り換えることによって、モータ80の回転を第1の現像装置4Y側の補給スクリュー53へ伝達可能な第1の状態と、第2の現像装置4M側の補給スクリュー53へ伝達可能な第2の状態の2つの状態に切り換え可能な切り換え手段の作用をすることができる。
以上のような構成により、第1の現像装置4Y側の補給スクリュー53を回転させてサブトナー容器51から現像装置4Yへトナーを補給する場合は、図示A1方向にモータ80を回転させれば、第2の現像装置4M側の補給スクリュー53を停止させたままで第1の現像装置4Y側の補給スクリュー53を回転させることが可能である。また、第2の現像装置4M側の補給スクリュー53を回転させてサブトナー容器51から第2の現像装置4Mへトナーを補給する場合は、図示B1方向にモータ80を回転させれば、第1の現像装置4Y側の補給スクリュー53を停止させたままで第2の現像装置4M側の補給スクリュー6を回転させることが可能である。従って、従来例に比べてモータが1つ削減できるので、画像形成装置の簡素化、小型化、低価格化を実現することができる。
又、補給スクリュー53が回転を開始して停止するタイミング及びトナー補給態様は、実施例1の図3〜図9と同様であり、実施例1と同様の作用効果を奏し得る。
本実施例では、図1及び図2に示すように、4色分の現像装置が連設された画像形成装置であり、シアン現像装置4Cと、その隣接したブラック現像装置4Kにおいても、上記説明したイエロー現像装置4Yとマゼンタ現像装置4Mとに対する構成及び作動態様を適用し、同様の作用効果を達成することができる。
しかしながら、本発明によれば、4色分の現像装置が連設された画像形成装置に限定されるものではなく、現像装置が2つ以上であれば同様の効果が得られるし、4色分の内2色分だけ本実施例を適用して、他の現像装置では従来の構成をとることも勿論可能である。
実施例3
次に、本発明の画像形成装置の第三の実施例について説明する。本実施例においても、画像形成装置、現像装置及び現像剤補給装置は、実施例1にて説明した画像形成装置、現像装置及び現像剤補給装置と同様の構成とされる。従って、画像形成装置、現像装置及び現像剤補給装置の全体構成についての詳しい説明は実施例1の説明を援用し、再度の説明は省略し、本実施例の特徴をなす現像装置及び現像剤補給装置の駆動構成及び動作について説明する。
先ず、図11を参照して、現像装置4及び現像剤補給装置50について、簡単に説明すると、現像装置4は、現像装置4内の現像剤を攪拌・搬送する現像剤攪拌手段である現像スクリュー44及び攪拌スクリュー45を有する。又、現像剤補給装置50は、上述のように、現像装置4へ補給すべき補給用現像剤(トナー)を貯蔵する第の現像剤容器としてのサブトナー容器51、サブトナー容器51からトナーを排出し現像装置4へ補給する第の補給手段としての補給スクリュー53、サブトナー容器51へ補給すべきトナーを貯蔵する第の現像剤容器としてのメイントナー容器57、メイントナー容器57からトナーを排出しサブトナー容器51へ補給する第の補給手段としての攪拌搬送部材58を有する。
本実施例によると、イエロー画像形成ステーションPYと、イエロー画像形成ステーションPYとは一つ置いた、且つ、画像作成方向に関し該イエロー画像形成ステーションPYより下流側に位置したシアン画像形成ステーションPCとにそれぞれ設けられたイエロー現像装置(第1の現像装置)4Yとシアン現像装置(第2の現像装置)4Cの現像剤補給装置50Y及び50Cは、第1の駆動機構200Aにて駆動される。また、同様に、マゼンタ画像形成ステーションPMと、マゼンタ画像形成ステーションPMとは一つ置いた、且つ、画像作成方向に関し該マゼンタ画像形成ステーションPMより下流側に位置したブラック画像形成ステーションPKとにそれぞれ設けられたマゼンタ現像装置(第1の現像装置)4Mとブラック現像装置(第2の現像装置)4Kの現像剤補給装置50M及び50Kは、第2の駆動機構200Bにて駆動される。第1の駆動機構200Aと第1の駆動機構200Bとは同様の構成及び機能を有しており、従って、以下に、第1の駆動機構200Aについて説明する。
現像剤補給装置50の駆動機構200Aは、補給スクリュー53へ駆動伝達が可能な回転駆動手段であるモータ80、モータ80の回転を第1の現像装置4Y側の補給スクリュー53へ伝達可能な回転伝達手段としての駆動ギア列GTと、モータ80の回転を第2の現像装置4C側の補給スクリュー53へ伝達可能な回転伝達手段としてのベルト駆動手段BTと、を有する。
なお、撹拌搬送部材58は、前記モータ80から駆動ギヤ列(図示せず)を介して駆動ギア59に駆動伝達することもできるが、前記モータ80とは別のモータを使用して駆動することも可能である。
更に説明すると、第1の現像装置(即ち、イエロー現像装置)4Y側の補給スクリュー53へ駆動伝達するための駆動ギア列GTは、モータ80側の第1駆動ギア81、この第1駆動ギア81に噛合する第2及び第3駆動ギア82、83を有する。第3駆動ギア83は、第1の現像装置4Yの補給スクリュー53側に駆動を伝達するために、第1スクリューギア71に噛合する。第1スクリューギア71は、第2スクリューギア70及び第3スクリューギア54を介して補給スクリュー53を駆動する。
また、第2駆動ギア82は、第2の現像装置(即ち、シアン現像装置)4Cの補給スクリュー53側に駆動を伝達するために、一方向クラッチ87を介してベルト駆動手段BTを構成するホイール、例えば歯付きホイール86に接続されている。
ベルト駆動手段BTは、上記歯付きホイール86と、第2の現像装置4C側に配置された歯付きホイール88と、両ホイール86、88の間に巻回されたベルト、即ち、歯付きベルト89と、を有する。歯付きホイール88は、第2の現像装置4C側の第3駆動ギア83に接続されている。
つまり、本実施例によると、駆動ギア列GT及びベルト駆動手段BTは、モータ80の回転を第1の現像装置4Yに対する補給スクリュー53へ伝達可能な第1の状態と、第2の現像装置4Cに対する補給スクリュー53へ伝達可能な第2の状態と切り換え可能な切り換え手段である。
制御手段90が、モータ80の正逆回転と停止を制御する。又、制御手段90は、現像装置4の現像剤撹拌手段、即ち、現像スクリュー44、搬送スクリュー45の回転、停止をも制御する。
また、上記一方向クラッチ87は、一方向の回転は伝達するが、反対方向の回転は伝達しない構成になっているので、モータ80が図示Aの方向に回転すると一方向クラッチ87は空転し、逆にモータ80が図示Bの方向に回転すると一方向クラッチ8bは、第2駆動ギア82の駆動力をホイール86に伝達する。
この結果、モータ80が図示A方向に回転すると第2の現像装置4C側の補給スクリュー53が停止したままで、第1の現像装置4Yの補給スクリュー53が回転し、モータ80が図示B方向に回転すると第1の現像装置4Yの補給スクリュ−53が停止したままで、第2の現像装置4C側の補給スクリュー53が回転する。
このように、駆動ギア列GT及びベルト駆動手段BTは一方向クラッチ87を含んでいるので、制御手段90がモータ80の回転方向を切り換えることによって、モータ80の回転を第1の現像装置4Y側の補給スクリュー53へ伝達可能な第1の状態と、第2の現像装置4C側の補給スクリュー53へ伝達可能な第2の状態の2つの状態に切り換え可能な切り換え手段の作用をすることができる。
以上のような構成により、第1の現像装置4Y側の補給スクリュー53を回転させてサブトナー容器51から現像装置4Yへトナーを補給する場合は、図示A方向にモータ80を回転させれば、第2の現像装置4C側の補給スクリュー53を停止させたままで第1の現像装置4Y側の補給スクリュー53を回転させることが可能である。また、第2の現像装置4C側の補給スクリュー53を回転させてサブトナー容器51から第2の現像装置4Cへトナーを補給する場合は、図示B方向にモータ80を回転させれば、第1の現像装置4Y側の補給スクリュー53を停止させたままで第2の現像装置4C側の補給スクリュー53を回転させることが可能である。従って、従来例に比べてモータが1つ削減できるので、画像形成装置の簡素化、小型化、低価格化を実現することができる。
本実施例においても、補給スクリュー53が回転を開始して停止するタイミングは実施例1と同様に現像装置4の攪拌手段44、45が回転している間に限定されている。
つまり、図12はそのタイミングを示した図であり、第1の現像装置4Yの攪拌手段44、45が回転を開始した後に第1の現像装置4Yの補給スクリュー53の回転が開始し(図示A)、第1の現像装置4Yの補給スクリュー53の回転が停止した後に第1の現像装置4Yの攪拌手段44、45が停止し(図示B)、第2の現像装置4Cの攪拌手段44、45が回転を開始した後に第2の現像装置4Cの補給スクリュー53の回転が開始し(図示C)、第2の現像装置4Cの補給スクリュー53の回転が停止した後に第2の現像装置4Cの攪拌手段44、45が停止する(図示D)ように制御手段90が設定されている。
上記本実施例の作動態様は、図3に示す作動態様と比較すると、補給スクリュー53を回転することができる時間が長くなっていることが解かる。
これは、補給スクリュー53を駆動させるモータ80を共用する組み合わせを互いに隣接した現像装置でなく、タイミングベルトを利用して1つ離れた現像装置と組み合わせているからである。
補給スクリュー53を回転させる時間を長く確保できるということは、補給スクリュー53の速度を落とすことができるため、
(1)モータ80の消費電力を下げることができる、
(2)補給精度を向上させることができる、
(3)少量ずつ現像装置へ送り込むので現像装置内のトナーの濃度むらが生じにくい、
等のメリットがある。
従って、本実施例では、駆動ギア列GT及びベルト駆動手段BTを必要とし、実施例1と比較して機構は複雑になるものの、製品の高品質化を図ることができる。
また、本実施例においても、実施例1と同様に、図4〜図9に示すトナー補給態様を適用することができ、実施例1と同様の作用効果を達成することができる。
本実施例では、図11に示すように、4色分の現像装置が連設された画像形成装置であり、マゼンタ現像装置4Mと、1つ離れたブラック現像装置4Kにおいても、上記説明したイエロー現像装置4Yとシアン現像装置4Cとに対する構成及び作動態様を適用し、同様の作用効果を達成することができる。
しかしながら、本発明によれば、4色分の現像装置が連設された画像形成装置に限定されるものではなく、現像装置が3つ以上であれば同様の効果が得られるし、4色分の内2色分だけ本実施例を適用して、他の現像装置では従来の構成をとることも勿論可能である。
実施例4
次に、本発明の画像形成装置の第四の実施例について説明する。本実施例においても、画像形成装置、現像装置及び現像剤補給装置は、図1及び図2を参照して実施例1にて説明した画像形成装置、現像装置及び現像剤補給装置と同様の構成とされる。従って、画像形成装置、現像装置及び現像剤補給装置の全体構成についての詳しい説明は実施例1の説明を援用し、再度の説明は省略し、本実施例の特徴をなす現像装置及び現像剤補給装置の駆動構成及び動作について説明する。
図13は、本実施例における現像装置及び現像剤補給装置の制御態様を示す作動タイミング図である。
実施例1において、図2に示したように、第1の現像装置、即ち、イエロー現像装置4Y側の補給スクリュー53と、第2の現像装置、即ち、マゼンタ現像装置4M側の補給スクリュー53に対して駆動は1つのモータ80だけであるので、図13に示すように、この2色のトナー補給可能時間は合わせてA−Dまでの時間である。
また、各色毎の最大補給を各色毎の作像時間とすることで、最大限の補給時間を使用し、撹拌時間を十分に取るようにする。
ここで、A−B間(a)、C−D間(c)は、この2色の、即ち、イエロー感光ドラム1Yと1Mのドラム間距離(図19の距離Q)であり、作像を行う上で発生するディレイ時間である。B−C間(b)は2色が同時に作像を行う時間帯である。隣り合う感光ドラム1の間隔を全て同じに設定とすると、各色の最大補給可能時間はA−C間(=B−D間)であり、イエロー現像装置4Yはt=a+b、マゼンタ現像装置4Mは、t=b+cが最大補給可能時間となる。そして、各現像装置において必要とされるトナー補給時間は、各現像装置が現像すべき画像濃度(印字率)により決定される。すなわち、画像濃度が高いほど、消費されるトナー量が多くなるため、補給すべきトナー量を増やすように補給時間は長くなる。
本実施例では、モータ80の正逆回転の切り替えポイントをB−C間で可変とすることで、各現像装置にとって必要量をフレキシブルに補給することが可能となる。
基準の切り替えポイントを点Bであるとした時、以下の様に場合分けする。
(1)イエロー現像装置4Yの補給時間はtyが、ty<a、の時、切り替えポイントは点Bのままである。
(2)イエロー現像装置4Yの補給時間tyが、a+b>ty>a、かつ、マゼンタ現像装置4Mの補給時間tmが、tm<cの時は、切り替えポイントはB−C間であり、tyが終了次第、回転方向が逆転しtm分を補給する。
(3)イエロー現像装置4Yの補給時間tyが、a+b>ty>a、かつ、マゼンタ現像装置4Mの補給時間tmが、tm>cの時は、モータ80における駆動可能時間をトナー補給時間の総和が越えている。
本実施例では特に上記(3)の場合に対応する。
トナー補給の切り替えポイントはB−C間とし、トナー補給時間ty、tmの比分によって切り替えポイントを決定する。
図14(a)は各色とも同じ高印字比率画像を連続で印字したときに同じ比率でトナー補給を行った時の濃度変動を示す模式図である、図14(b)は高印字比率画像を連続で印字したときに、偏ったトナー補給時間配分を行ったときの濃度変動を示す模式図である。
作像時間、つまり現像装置が駆動していることで、現像装置内の撹拌が動作している状態においてトナー補給を行い、かつ、図14(b)の如く1色だけ極端にトナー補給時間を削減することをなくすことで、画像濃度の変動を抑制することができる。
つまり、図14(a)のように、各色が同じように濃度変動することで、色味変動を見かけ上小さくすることができる。
本実施例によれば、低コスト化やスピードアップ、小型化時に発生しがちなトナーの撹拌不良によるトナー飛散や下地かぶりの発生を抑制することができ、良好な出力画像を得ることができる。
実施例5
次に、本発明の第五の実施例について説明する。
実施例4においては、隣り合う第1の現像装置(イエロー現像装置)4Yと、第2の現像装置(マゼンタ現像装置)4Mが印字比率100%の画像を連続的に作像する時には補給時間に換算してt=b/2だけ少なく補給トナーが減少して濃度が徐々に落ちてくる傾向を示す。
時間bにより異なるが、70%程度以上の印字比率に対して上記傾向を示すが、通常使用される印字比率から考えるとレアケースであると考えられる。
しかしながら、これらの不具合に鑑みて以下の様な構成とすることで、トナー飛散、地かぶり、濃度変動を抑制することができる。
図15示すように、2色同時に最大補給を必要とした時には点Eで補給を切り替える必要がある。補給量は補給時間、速度により一義的に決まるので補給量の足りない分をモータの駆動回転数に換算できる。
上記各条件に比例するという条件で考えてみれば、モータ80の回転数M(r)∝(a+b)/(a+b/2)という速度アップが最大必要となり、上記モータを使用する補給時間の総和が駆動時間を超えないようにモータの回転数を決定することで、高印字比率時の補給量の不足という事態を防ぎ、撹拌不良や地かぶりのない安定な出力画像を得ることができる。
実施例6
次に、本発明の第六の実施例について説明する。
実施例5においては、補給スクリュー53の駆動モータ80の回転を増大させることで目的を達成したが、他の手段として以下の構成も効果的である。
現像剤の補給については作像時、つまり、現像装置が動作してトナーの撹拌が可能な時間に行うことで撹拌不良をなくすように動作させる。
通常、非作像領域(紙間等)は、現像装置の寿命等のトラブル回避のために動作をストップさせている。しかし、高印字比率時というレアケースの場合にかぎり、補給時間の足りない分を補うために、作像終了後から次の作像開始までの間(紙間や後回転時など)の一部又は全部を印字率ゼロと見なして現像装置によるゼロ画像を作像させることで、その区間のトナー補給を可能とする。
つまり、モータの回転数はそのままで、各色の作像終了時間を印字率ゼロという条件と見なして作像動作を行うことで、トナー補給時間を長くする。
本実施例では、図15の点Fまで作像することで、トナー補給できる時間を延長する。補給時間のオーバー時間によっては複数枚連続コピー時の作像間距離を制御することで、必要な補給時間を確保することができる。
即ち、トナー補給時間の総和がモータの駆動可能時間を越えた時、複数画像形成領域の間の非画像形成領域においてもモータの駆動を行うことで、トナーの補給を行う。
上述の如く制御することで、トナーの撹拌不良をなくし、飛散や地かぶり、濃度変動といった不具合をなくし、良好な出力画像を得ることができる。
本発明の画像形成装置の一実施例の概略構成図である。 本発明の一実施例の、現像剤補給装置と現像装置の駆動機構を使用した画像形成装置の概略構成を説明する図である。 本発明の一実施例の、現像装置の現像剤撹拌手段(撹拌スクリュー、現像スクリュー)と、現像剤補給装置の補給スクリューの回転・停止のタイミングを説明する図である。 本発明の他の実施例の、現像装置の現像剤撹拌手段(撹拌スクリュー、現像スクリュー)と、現像剤補給装置の補給スクリューの回転・停止のタイミングを説明する図である。 記録紙の幅と、最大印刷範囲の違いを説明するための図である。 本発明の他の実施例の、現像装置の現像剤撹拌手段(撹拌スクリュー、現像スクリュー)と、現像剤補給装置の補給スクリューの回転・停止のタイミングを説明する図である。 本発明の他の実施例の、現像装置の現像剤撹拌手段(撹拌スクリュー、現像スクリュー)と、現像剤補給装置の補給スクリューの回転・停止のタイミングを説明する図である。 本発明の他の実施例の、現像装置の現像剤撹拌手段(撹拌スクリュー、現像スクリュー)と、現像剤補給装置の補給スクリューの回転・停止のタイミングを説明する図である。 本発明の他の実施例の、現像装置の現像剤撹拌手段(撹拌スクリュー、現像スクリュー)と、現像剤補給装置の補給スクリューの回転・停止のタイミングを説明する図である。 本発明の他の実施例の、現像剤補給装置と現像装置の駆動機構を使用した画像形成装置の概略構成を説明する図である。 本発明の他の実施例の、現像剤補給装置と現像装置の駆動機構を使用した画像形成装置の概略構成を説明する図である。 本発明の他の実施例の、現像装置の現像剤撹拌手段(撹拌スクリュー、現像スクリュー)と、現像剤補給装置の補給スクリューの回転・停止のタイミングを説明する図である。 本発明の他の実施例の、現像装置の現像剤撹拌手段(撹拌スクリュー、現像スクリュー)と、現像剤補給装置の補給スクリューの回転・停止のタイミングを説明する図である。 図14(a)は、本発明に従った濃度変動を示す模式図であり、図14(b)は、従来例による濃度変動を示す模式図である。 本発明の他の実施例の、現像装置の現像剤撹拌手段(撹拌スクリュー、現像スクリュー)と、現像剤補給装置の補給スクリューの回転・停止のタイミングを説明する図である。 現像装置と現像剤補給装置の概略構成を示す図である。 従来の現像剤補給装置と現像装置の駆動機構の構成を説明する図である。 図17の現像剤補給装置と現像装置の駆動機構を使用した画像形成装置の概略構成を説明する図である。 現像装置の現像剤撹拌手段(撹拌スクリュー、現像スクリュー)と、現像剤補給装置の補給スクリューの回転・停止のタイミングを説明する図である。
符号の説明
1(1Y、1M、1C、1K) 像担持体
4(4Y、4M、4C、4K) 現像装置
8a、8b 一方向クラッチ(切り換え手段)
44、45 撹拌、現像スクリュー(現像剤撹拌手段)
51 サブトナー容器(現像剤容器)
53 補給スクリュー(補給手段)
80 モータ(回転駆動手段)
85 揺動レバー部材(切り換え手段)
90 制御手段
100 画像形成装置
200 駆動機構

Claims (4)

  1. 第1の像担持体上に形成された静電像を現像剤で現像する第1の現像装置と、
    前記第1の現像装置の駆動中に駆動が開始され、前記第1の像担持体にて形成された画像の移動方向下流側に設けられた第2の像担持体上に形成された静電像を現像剤で現像する第2の現像装置と、
    前記第1の現像装置へ補給すべき現像剤を収容する第1の現像剤容器と、
    前記第2の現像装置へ補給すべき現像剤を収容する第2の現像剤容器と、
    前記第1の現像剤容器に設けられ、前記第1の現像装置の駆動中に前記第1の現像剤容器内の現像剤を前記第1の現像装置へ補給する第1の補給手段と、
    前記第2の現像剤容器に設けられ、前記第2の現像装置の駆動中に前記第2の現像剤容器内の現像剤を前記第2の現像装置へ補給する第2の補給手段と、
    前記第1の補給手段と前記第2の補給手段の各々に選択的に駆動入力可能な同一の回転駆動源と、
    前記第1及び前記第2の現像装置が同時に駆動されている画像形成期間中において、前記第1の現像装置及び前記第2の現像装置にて現像すべき画像の濃度比率に基づいて、前記回転駆動源の駆動を前記第1の補給手段と前記第2の補給手段に選択的に切り替えるタイミングを変更する制御部と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1及び第2の補給手段の単位時間当たりの補給用現像剤の補給量の増減を制御可能であって、前記第1又は第2の補給手段の単位時間当たりの補給量を制御する際に、該当する現像装置の現像画像濃度が高ければ補給量を増やし、現像画像濃度が低くければ補給量を減らす傾向に制御する補給制御手段、を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1及び第2の補給手段の単位時間当たりの補給用現像剤の補給量の増減を制御可能であって、前記第1又は第2の補給手段の単位時間当たりの補給量を制御する際に、前記像担持体上の可視像が転写される記録材の主走査方向の長さが長ければ補給量を増やし、記録材の主走査方向の長さが短かければ補給量を減らす傾向に制御する補給制御手段、を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1及び第2の補給手段の単位時間当たりの補給用現像剤の補給量の増減を制御可能であって、前記第1又は第2の補給手段の単位時間当たりの補給量を制御する際に、画像形成速度が速ければ補給量を増やし、画像形成速度が遅ければ補給量を減らす傾向に制御する補給制御手段、を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
JP2005010966A 2005-01-18 2005-01-18 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4731918B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005010966A JP4731918B2 (ja) 2005-01-18 2005-01-18 画像形成装置
US11/330,181 US7359651B2 (en) 2005-01-18 2006-01-12 Image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005010966A JP4731918B2 (ja) 2005-01-18 2005-01-18 画像形成装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2006201314A JP2006201314A (ja) 2006-08-03
JP2006201314A5 JP2006201314A5 (ja) 2008-02-28
JP4731918B2 true JP4731918B2 (ja) 2011-07-27

Family

ID=36696877

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005010966A Expired - Fee Related JP4731918B2 (ja) 2005-01-18 2005-01-18 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7359651B2 (ja)
JP (1) JP4731918B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9280116B2 (en) 2013-08-19 2016-03-08 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with forced toner supply mode

Families Citing this family (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4684624B2 (ja) * 2004-11-12 2011-05-18 キヤノン株式会社 画像形成装置
US7978988B2 (en) * 2006-09-25 2011-07-12 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP5298472B2 (ja) * 2007-07-19 2013-09-25 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP5082664B2 (ja) * 2007-08-09 2012-11-28 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
US7853182B2 (en) * 2007-12-04 2010-12-14 Xerox Corporation Variable volume toner replenisher dispenser for TIPP systems
US20100266303A1 (en) * 2009-04-20 2010-10-21 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus and image forming method
JP2010256691A (ja) 2009-04-27 2010-11-11 Kyocera Mita Corp 粉体供給装置、画像形成装置
JP5444950B2 (ja) * 2009-08-27 2014-03-19 富士ゼロックス株式会社 現像剤供給装置及び画像形成装置
JP5365460B2 (ja) * 2009-10-09 2013-12-11 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP5440119B2 (ja) 2009-11-20 2014-03-12 富士ゼロックス株式会社 現像剤搬送装置および画像形成装置
JP4919124B2 (ja) 2010-03-31 2012-04-18 ブラザー工業株式会社 カートリッジ
JP5115607B2 (ja) 2010-08-31 2013-01-09 ブラザー工業株式会社 キャップおよびカートリッジ
JP5884436B2 (ja) * 2011-11-24 2016-03-15 ブラザー工業株式会社 カートリッジ
JP2013228614A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Fuji Xerox Co Ltd 現像剤補給装置、画像処理装置、現像剤補給制御プログラム
JP6127779B2 (ja) 2013-06-28 2017-05-17 ブラザー工業株式会社 カートリッジ
JP6102573B2 (ja) 2013-06-28 2017-03-29 ブラザー工業株式会社 カートリッジ
JP6207284B2 (ja) * 2013-07-31 2017-10-04 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6060866B2 (ja) 2013-09-20 2017-01-18 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP6064867B2 (ja) 2013-10-31 2017-01-25 ブラザー工業株式会社 カートリッジ
JP6136938B2 (ja) 2014-01-06 2017-05-31 ブラザー工業株式会社 現像カートリッジ
JP6137028B2 (ja) 2014-03-31 2017-05-31 ブラザー工業株式会社 カートリッジ
JP6079688B2 (ja) 2014-03-31 2017-02-15 ブラザー工業株式会社 カートリッジ
JP6079687B2 (ja) 2014-03-31 2017-02-15 ブラザー工業株式会社 カートリッジ
JP6221905B2 (ja) 2014-03-31 2017-11-01 ブラザー工業株式会社 カートリッジ
JP6137027B2 (ja) 2014-03-31 2017-05-31 ブラザー工業株式会社 カートリッジ
JP6135583B2 (ja) 2014-03-31 2017-05-31 ブラザー工業株式会社 カートリッジ
JP6137029B2 (ja) 2014-03-31 2017-05-31 ブラザー工業株式会社 カートリッジ
JP6501143B2 (ja) * 2014-06-23 2019-04-17 株式会社リコー 駆動伝達装置および画像形成装置
JP6351455B2 (ja) * 2014-09-12 2018-07-04 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6351456B2 (ja) * 2014-09-12 2018-07-04 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6468829B2 (ja) 2014-12-12 2019-02-13 キヤノン株式会社 画像形成装置
KR20180016891A (ko) * 2016-08-08 2018-02-20 에스프린팅솔루션 주식회사 일방향 클러치 및 이를 채용한 전자사진방식 화상형성장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09325595A (ja) * 1996-06-07 1997-12-16 Konica Corp 画像形成装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3060562B2 (ja) 1991-03-01 2000-07-10 松下電器産業株式会社 高周波インバータ
JP3397343B2 (ja) 1992-07-31 2003-04-14 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2957859B2 (ja) 1993-07-21 1999-10-06 キヤノン株式会社 画像形成装置
US5999777A (en) 1996-12-11 1999-12-07 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus capable of temporarily breaking the contact between the developer and the photosensitive drum with use of electric field
US6586303B2 (en) * 2001-12-05 2003-07-01 United Microelectronics Corp. Method for fabricating a mask ROM
JP4259074B2 (ja) * 2002-09-17 2009-04-30 富士ゼロックス株式会社 現像剤補給装置および画像形成装置
JP4227390B2 (ja) 2002-10-15 2009-02-18 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP4366117B2 (ja) 2003-05-21 2009-11-18 キヤノン株式会社 トナー補給装置
JP3750678B2 (ja) * 2003-09-25 2006-03-01 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置
US7242872B2 (en) * 2004-03-09 2007-07-10 Seiko Epson Corporation Image forming apparatus with changeover control for development cartridges
JP2006117426A (ja) * 2004-10-25 2006-05-11 Ricoh Co Ltd 駆動伝達機構及び画像形成装置
JP4684624B2 (ja) 2004-11-12 2011-05-18 キヤノン株式会社 画像形成装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09325595A (ja) * 1996-06-07 1997-12-16 Konica Corp 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9280116B2 (en) 2013-08-19 2016-03-08 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with forced toner supply mode

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006201314A (ja) 2006-08-03
US7359651B2 (en) 2008-04-15
US20060165423A1 (en) 2006-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4731918B2 (ja) 画像形成装置
JP4684624B2 (ja) 画像形成装置
JP5124231B2 (ja) 現像装置、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ
JP4909146B2 (ja) 画像形成装置
JP5118881B2 (ja) 画像形成装置
US7046945B2 (en) Developing apparatus
JP2011257692A (ja) トナー搬送装置、それを備えたトナーカートリッジおよびクリーニングユニット
JP2006251157A (ja) 画像形成装置
JP4137025B2 (ja) 現像剤補給手段、画像形成装置及びプロセスカートリッジ
JP2014145796A (ja) 画像形成装置
JP2006106514A (ja) 画像形成装置
JP2010113030A (ja) 画像形成装置
JP5448311B2 (ja) 駆動伝達装置及びそれを用いた画像形成装置
US9098019B2 (en) Toner replenishment mechanism with simple constitution, image forming apparatus with toner replenishment mechanism, and toner replenishment control method
JP2007033780A (ja) 画像形成装置
JP5239325B2 (ja) 画像形成装置
CN101276183A (zh) 显影剂传送部件、显影剂容器及图像形成装置
JP2006220984A (ja) 画像形成装置
JP6128426B2 (ja) 現像剤補給装置および画像形成装置
JP2008203582A (ja) 現像装置
JP2017090676A (ja) 画像形成装置
JP6128427B2 (ja) 現像剤補給装置および画像形成装置
JP2006220999A (ja) 画像形成装置
JP2014174530A (ja) 現像剤補給装置および画像形成装置
JP2005164728A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080115

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101019

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110322

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110412

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110420

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140428

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4731918

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees