JP3266779B2 - 画像形成装置および画像形成プロセスユニット - Google Patents
画像形成装置および画像形成プロセスユニットInfo
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- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、未使用ユニット検
出用スイッチを備えた画像形成装置およびこの装置の一
部を構成する画像形成プロセスユニットに関する。
出用スイッチを備えた画像形成装置およびこの装置の一
部を構成する画像形成プロセスユニットに関する。
【０００２】
【従来の技術】画像形成装置の従来構成を図５に示す。
図５において、１は装置本体，１１は感光体，１２は帯
電器，１３は現像器，１４は転写器，１５Ａは廃トナー
回収器，５Ｐは露光器である。
図５において、１は装置本体，１１は感光体，１２は帯
電器，１３は現像器，１４は転写器，１５Ａは廃トナー
回収器，５Ｐは露光器である。
【０００３】感光体１１とその周辺の装置（１２，１
３，１５等）とは、取扱便宜を図るためにユニットケー
ス１５を用いて一体的に組込まれて画像形成プロセスユ
ニット１０を形成するものとされている。この画像形成
プロセスユニット１０は、装置本体１内の所定取付位置
に着脱可能に装着されている。
３，１５等）とは、取扱便宜を図るためにユニットケー
ス１５を用いて一体的に組込まれて画像形成プロセスユ
ニット１０を形成するものとされている。この画像形成
プロセスユニット１０は、装置本体１内の所定取付位置
に着脱可能に装着されている。
【０００４】上記画像形成装置においては、印字時には
感光体１１は所定速度で図５中時計回り方向に回転され
て、まず帯電器１２で表面が均一に帯電された後、露光
器５Ｐから照射されるレーザ光によって静電潜像が形成
される。感光体１１に形成された静電潜像は、当該感光
体１１の回転に伴い現像装置１３から供給されたトナー
によって現像された後、転写装置１４において給紙部５
（用紙カセット６，給紙ローラ７等）から搬送手段（搬
送ローラ５１，搬送経路５２等）を介して送られてきた
用紙上に転写される。なお、用紙上に転写されたトナー
画像は定着装置１９によって定着される。
感光体１１は所定速度で図５中時計回り方向に回転され
て、まず帯電器１２で表面が均一に帯電された後、露光
器５Ｐから照射されるレーザ光によって静電潜像が形成
される。感光体１１に形成された静電潜像は、当該感光
体１１の回転に伴い現像装置１３から供給されたトナー
によって現像された後、転写装置１４において給紙部５
（用紙カセット６，給紙ローラ７等）から搬送手段（搬
送ローラ５１，搬送経路５２等）を介して送られてきた
用紙上に転写される。なお、用紙上に転写されたトナー
画像は定着装置１９によって定着される。
【０００５】装置本体１内に装着された画像形成プロセ
スユニット１０が未使用のものであるか否かは、装置本
体１内に当該ユニット１０に対応して配設された未使用
ユニット検出用スイッチ９によって検出される（図７
（Ａ）参照）。
スユニット１０が未使用のものであるか否かは、装置本
体１内に当該ユニット１０に対応して配設された未使用
ユニット検出用スイッチ９によって検出される（図７
（Ａ）参照）。
【０００６】画像形成プロセスユニット１０のユニット
ケース１５の側部は開口されており、当該開口を被覆す
るサイドカバー１６が固定用ねじ１７を介して装着され
ている。
ケース１５の側部は開口されており、当該開口を被覆す
るサイドカバー１６が固定用ねじ１７を介して装着され
ている。
【０００７】このサイドカバー１６には、装置本体１側
から付与された回転動力を感光体１１や現像装置１３の
現像ローラ１３ａ，供給ローラ１３ｂ，撹拌部材１３ｃ
等の内部可動部品に動力伝達ギヤ（３２ａ，３２ｂ，３
２ｃ，３２ｄ，３２ｅ）を介して伝達可能な駆動ギヤ３
１が回転支持されている。
から付与された回転動力を感光体１１や現像装置１３の
現像ローラ１３ａ，供給ローラ１３ｂ，撹拌部材１３ｃ
等の内部可動部品に動力伝達ギヤ（３２ａ，３２ｂ，３
２ｃ，３２ｄ，３２ｅ）を介して伝達可能な駆動ギヤ３
１が回転支持されている。
【０００８】また、ユニットケース１５内には、回転自
在に設けられた所定個数の中継ギヤ（３５，３６）を介
して駆動ギヤ３１と連結されかつ駆動ギヤ３１が所期回
転駆動された場合に未使用ユニット検出用スイッチ９を
作動可能な検出位置Ｐ１から移動されて中継ギヤ（３
５，３６）と離隔し未使用ユニット検出用スイッチ９の
作動を解除する非検出位置Ｐ２に位置決め保持される検
出用突起部２１が設けられている。
在に設けられた所定個数の中継ギヤ（３５，３６）を介
して駆動ギヤ３１と連結されかつ駆動ギヤ３１が所期回
転駆動された場合に未使用ユニット検出用スイッチ９を
作動可能な検出位置Ｐ１から移動されて中継ギヤ（３
５，３６）と離隔し未使用ユニット検出用スイッチ９の
作動を解除する非検出位置Ｐ２に位置決め保持される検
出用突起部２１が設けられている。
【０００９】詳しくは、検出用突起部２１のユニットケ
ース１５内に収容された軸部には、図７（Ａ）に示す如
く、雄ねじ部２３が形成されており、当該雄ねじ部２３
はユニットケース１５に固設されたナット部材２５と螺
合している。また、検出用突起部２１の軸部には従動ギ
ヤ２２が一体的に設けられている。この検出用突起部２
１の先端部２４はユニットケース１５に装着されたサイ
ドカバー１６より設定長さＬ１だけ突出している。
ース１５内に収容された軸部には、図７（Ａ）に示す如
く、雄ねじ部２３が形成されており、当該雄ねじ部２３
はユニットケース１５に固設されたナット部材２５と螺
合している。また、検出用突起部２１の軸部には従動ギ
ヤ２２が一体的に設けられている。この検出用突起部２
１の先端部２４はユニットケース１５に装着されたサイ
ドカバー１６より設定長さＬ１だけ突出している。
【００１０】したがって、駆動ギヤ３１を初期回転駆動
すると、中継ギヤ（３５，３６）および従動ギヤ２２を
介して検出用突起部２１は回転される。すると、この検
出用突起部２１は、回転しつつ雄ねじ部２３と螺合する
ナット部材２５によって軸線方向に移動され従動ギヤ２
２が中継ギヤ３６と噛合解除された位置（未使用ユニッ
ト検出用スイッチ９の作動を解除する非検出位置Ｐ２）
に位置決め保持される。
すると、中継ギヤ（３５，３６）および従動ギヤ２２を
介して検出用突起部２１は回転される。すると、この検
出用突起部２１は、回転しつつ雄ねじ部２３と螺合する
ナット部材２５によって軸線方向に移動され従動ギヤ２
２が中継ギヤ３６と噛合解除された位置（未使用ユニッ
ト検出用スイッチ９の作動を解除する非検出位置Ｐ２）
に位置決め保持される。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】上記画像形成装置の画
像形成プロセスユニットを製造したメーカーでは製品検
査を行っている。
像形成プロセスユニットを製造したメーカーでは製品検
査を行っている。
【００１２】すなわち、画像形成プロセスユニット１０
を装置本体１に装着して当該ユニット１０の感光体１１
等を回転させて印字検査しているが、かかる印字検査を
行うと検出用突起部２１は非検出位置Ｐ２に位置決めさ
れてしまうことになる。
を装置本体１に装着して当該ユニット１０の感光体１１
等を回転させて印字検査しているが、かかる印字検査を
行うと検出用突起部２１は非検出位置Ｐ２に位置決めさ
れてしまうことになる。
【００１３】そのため、印字検査後、検出用突起部２１
を検出位置Ｐ１に位置決めし直すためには、固定ねじ１
７を緩めることによりサイドカバー１６を取り外す。次
に、従動ギヤ２２と噛合している中継ギヤ３６を取外
し、しかる後に先端部２４がサイドカバー１６から設定
長さだけ突出するように位置決め調整し、しかる後に検
出用突起部２１をサイドカバー１６をねじ止めしてい
る。
を検出位置Ｐ１に位置決めし直すためには、固定ねじ１
７を緩めることによりサイドカバー１６を取り外す。次
に、従動ギヤ２２と噛合している中継ギヤ３６を取外
し、しかる後に先端部２４がサイドカバー１６から設定
長さだけ突出するように位置決め調整し、しかる後に検
出用突起部２１をサイドカバー１６をねじ止めしてい
る。
【００１４】しかし、検出用突起部２１の突出量（Ｌ
１）が少しでも大きいと、未使用ユニット検出用スイッ
チ９を押圧しすぎて破損させたり、逆に小さ過ぎるとス
イッチ９が作動せず検出ミスが発生したりする。したが
って、検出用突起部２１の位置調整は慎重に行わなけれ
ばならず手間が掛かる不都合を有している。
１）が少しでも大きいと、未使用ユニット検出用スイッ
チ９を押圧しすぎて破損させたり、逆に小さ過ぎるとス
イッチ９が作動せず検出ミスが発生したりする。したが
って、検出用突起部２１の位置調整は慎重に行わなけれ
ばならず手間が掛かる不都合を有している。
【００１５】本発明の目的は、上記事情に鑑み、検出用
突起部を迅速かつ容易に検出位置に位置決めし直すこと
ができる画像形成装置およびこの装置の一部を形成する
画像形成プロセスユニットを提供することにある。
突起部を迅速かつ容易に検出位置に位置決めし直すこと
ができる画像形成装置およびこの装置の一部を形成する
画像形成プロセスユニットを提供することにある。
【００１６】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、装置
本体に着脱可能に装着された画像形成プロセスユニット
と、この画像形成プロセスユニットに対応して配設され
た未使用ユニット検出用スイッチと、画像形成プロセス
ユニットのユニットケースに回転支持され外部から付与
された回転動力を感光体等の内部可動部品に伝達可能な
駆動ギヤと、ユニットケース内に収容された軸部に従動
ギヤとユニットケースに固設されたナット部材と螺合す
る雄ねじ部とが形成され，該従動ギヤがユニットケース
内に回転自在に装着された所定個数の中継ギヤを介して
駆動ギヤと連結されかつ駆動ギヤが初期回転駆動された
場合に該従動ギヤが未使用ユニット検出用スイッチを作
動可能な検出位置から移動されて中継ギヤと離隔し未使
用ユニット検出用スイッチの作動を解除する非検出位置
に該雄ねじ部と該ナット部材との螺合により位置決め保
持される検出用突起部とを備えた画像形成装置におい
て、前記検出用突起部と前記従動ギヤを介して直接連結
された前記中継ギヤと対向する前記ユニットケース部分
に当該中継ギヤを通過可能な開口部を形成し、該中継ギ
ヤを開口部を通してユニットケースの外部へ取出し可能
かつ装着可能に設け、該中継ギヤを外部へ取出した状態
で前記検出用突起部を検出位置に位置決め可能な位置決
め手段を設けたことを特徴とする。
本体に着脱可能に装着された画像形成プロセスユニット
と、この画像形成プロセスユニットに対応して配設され
た未使用ユニット検出用スイッチと、画像形成プロセス
ユニットのユニットケースに回転支持され外部から付与
された回転動力を感光体等の内部可動部品に伝達可能な
駆動ギヤと、ユニットケース内に収容された軸部に従動
ギヤとユニットケースに固設されたナット部材と螺合す
る雄ねじ部とが形成され，該従動ギヤがユニットケース
内に回転自在に装着された所定個数の中継ギヤを介して
駆動ギヤと連結されかつ駆動ギヤが初期回転駆動された
場合に該従動ギヤが未使用ユニット検出用スイッチを作
動可能な検出位置から移動されて中継ギヤと離隔し未使
用ユニット検出用スイッチの作動を解除する非検出位置
に該雄ねじ部と該ナット部材との螺合により位置決め保
持される検出用突起部とを備えた画像形成装置におい
て、前記検出用突起部と前記従動ギヤを介して直接連結
された前記中継ギヤと対向する前記ユニットケース部分
に当該中継ギヤを通過可能な開口部を形成し、該中継ギ
ヤを開口部を通してユニットケースの外部へ取出し可能
かつ装着可能に設け、該中継ギヤを外部へ取出した状態
で前記検出用突起部を検出位置に位置決め可能な位置決
め手段を設けたことを特徴とする。
【００１７】かかる構成の発明では、非検出位置に雄ね
じ部とユニットケースに固設されたナット部材との螺合
により位置決めされた検出用突起部を検出位置に位置決
めし直すには、ユニットケースの開口部から検出用突起
部に直接係合した中継ギヤを外部に取り外し、その状態
で位置決め手段を用いて検出用突起部を検出位置に位置
決めした後、取外していた中継ギヤを開口部を通して装
着する。したがって、装着対象である画像形成プロセス
ユニット側の検出用突起部を迅速かつ容易に検出位置に
位置決めし直すことができる。
じ部とユニットケースに固設されたナット部材との螺合
により位置決めされた検出用突起部を検出位置に位置決
めし直すには、ユニットケースの開口部から検出用突起
部に直接係合した中継ギヤを外部に取り外し、その状態
で位置決め手段を用いて検出用突起部を検出位置に位置
決めした後、取外していた中継ギヤを開口部を通して装
着する。したがって、装着対象である画像形成プロセス
ユニット側の検出用突起部を迅速かつ容易に検出位置に
位置決めし直すことができる。
【００１８】また、請求項２の発明は、未使用ユニット
検出用スイッチを有する装置本体にユニットケースごと
着脱可能で、ユニットケースに回転支持され外部から付
与された回転動力を感光体等の内部可動部品に伝達可能
な駆動ギヤと、ユニットケース内に収容された軸部に従
動ギヤとユニットケースに固設されたナット部材と螺合
する雄ねじ部とが形成され，該従動ギヤがユニットケー
ス内に回転自在に装着された所定個数の中継ギヤを介し
て駆動ギヤと連結されかつ駆動ギヤが初期回転駆動され
た場合に該従動ギヤが未使用ユニット検出用スイッチを
作動可能な検出位置から移動されて中継ギヤと離隔し未
使用ユニット検出用スイッチの作動を解除する非検出位
置に該雄ねじ部と該ナット部材との螺合により位置決め
保持される検出用突起部とを備えた画像形成プロセスユ
ニットにおいて、前記検出用突起部と前記従動ギヤを介
して直接連結された前記中継ギヤと対向する前記ユニッ
トケース部分に当該中継ギヤを通過可能な開口部を形成
し、該中継ギヤを開口部を通してユニットケースの外部
へ取出し可能かつ装着可能に設け、該中継ギヤを外部へ
取出した状態で前記検出用突起部を検出位置に位置決め
可能な位置決め手段を設けたことを特徴とする。
検出用スイッチを有する装置本体にユニットケースごと
着脱可能で、ユニットケースに回転支持され外部から付
与された回転動力を感光体等の内部可動部品に伝達可能
な駆動ギヤと、ユニットケース内に収容された軸部に従
動ギヤとユニットケースに固設されたナット部材と螺合
する雄ねじ部とが形成され，該従動ギヤがユニットケー
ス内に回転自在に装着された所定個数の中継ギヤを介し
て駆動ギヤと連結されかつ駆動ギヤが初期回転駆動され
た場合に該従動ギヤが未使用ユニット検出用スイッチを
作動可能な検出位置から移動されて中継ギヤと離隔し未
使用ユニット検出用スイッチの作動を解除する非検出位
置に該雄ねじ部と該ナット部材との螺合により位置決め
保持される検出用突起部とを備えた画像形成プロセスユ
ニットにおいて、前記検出用突起部と前記従動ギヤを介
して直接連結された前記中継ギヤと対向する前記ユニッ
トケース部分に当該中継ギヤを通過可能な開口部を形成
し、該中継ギヤを開口部を通してユニットケースの外部
へ取出し可能かつ装着可能に設け、該中継ギヤを外部へ
取出した状態で前記検出用突起部を検出位置に位置決め
可能な位置決め手段を設けたことを特徴とする。
【００１９】かかる発明では、非検出位置に雄ねじ部と
ユニットケースに固設されたナット部材との螺合により
位置決めされた検出用突起部を検出位置に位置決めし直
すには、ユニットケースの開口部から検出用突起部に直
接係合した中継ギヤを外部に取り外し、その状態で位置
決め手段を用いて検出用突起部を検出位置に位置決めし
た後、取外していた中継ギヤを開口部を通して装着す
る。したがって、検出用突起部を迅速かつ容易に画像形
成装置側の未使用ユニット検出用スイッチに対する検出
位置に位置決めし直すことができる。
ユニットケースに固設されたナット部材との螺合により
位置決めされた検出用突起部を検出位置に位置決めし直
すには、ユニットケースの開口部から検出用突起部に直
接係合した中継ギヤを外部に取り外し、その状態で位置
決め手段を用いて検出用突起部を検出位置に位置決めし
た後、取外していた中継ギヤを開口部を通して装着す
る。したがって、検出用突起部を迅速かつ容易に画像形
成装置側の未使用ユニット検出用スイッチに対する検出
位置に位置決めし直すことができる。
【００２０】さらに、請求項３の発明は、前記ユニット
ケースの開口部に、キャップを着脱可能に設けたことを
特徴とする。
ケースの開口部に、キャップを着脱可能に設けたことを
特徴とする。
【００２１】かかる構成の発明では、ユニットケースの
開口部がギャップで被覆されるので、請求項２の発明の
場合と同様な作用効果を奏することができることに加
え、さらに飛散トナーや塵等が当該ケース内に入ること
を防止することができる。
開口部がギャップで被覆されるので、請求項２の発明の
場合と同様な作用効果を奏することができることに加
え、さらに飛散トナーや塵等が当該ケース内に入ること
を防止することができる。
【００２２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。本画像形成装置は、図１〜図４に示
す如く、基本的構成は従来例（図５〜図７）と同様であ
るが、画像形成プロセスユニット１０のユニットケース
１５に開口部１９を設け、当該開口部１９を通して検出
用突起部２１と直接連結された中継ギヤ３６を取り外し
て検出用突起部２１を位置決め手段（４１）を用いて検
出位置Ｐ１に位置決め保持可能に構成されている。
参照して説明する。本画像形成装置は、図１〜図４に示
す如く、基本的構成は従来例（図５〜図７）と同様であ
るが、画像形成プロセスユニット１０のユニットケース
１５に開口部１９を設け、当該開口部１９を通して検出
用突起部２１と直接連結された中継ギヤ３６を取り外し
て検出用突起部２１を位置決め手段（４１）を用いて検
出位置Ｐ１に位置決め保持可能に構成されている。
【００２３】なお、従来例（図５〜図７）と共通する構
成要素については同一の符号を付し、その説明を簡略化
又は省略する。
成要素については同一の符号を付し、その説明を簡略化
又は省略する。
【００２４】検出用突起部２１と直接係合する中断ギヤ
３６と対向するユニットケース１５（サイドカバー１
６）部分には、当該中断ギヤ３６を通過可能な開口部１
９が形成されている。
３６と対向するユニットケース１５（サイドカバー１
６）部分には、当該中断ギヤ３６を通過可能な開口部１
９が形成されている。
【００２５】そして、検出用突起部２１と直接係合する
中断ギヤ（３５，３６）は、開口部を通してユニットケ
ース１５の外部へ取出し可能かつ装着可能に設けられて
いる。
中断ギヤ（３５，３６）は、開口部を通してユニットケ
ース１５の外部へ取出し可能かつ装着可能に設けられて
いる。
【００２６】位置決め手段（４１）は、図３に示す如
く、ユニットケース１５（サイドカバー１６）の内面に
突設されて検出用突起部２１の従動ギヤ２２と当接し当
該検出用突起部２１を検出位置Ｐ１に位置決め可能な位
置決め用突起４１を含み、中断ギヤ３６を外部へ取出し
た状態で検出用突起部２１を検出位置Ｐ１に位置決め可
能に構成されている。
く、ユニットケース１５（サイドカバー１６）の内面に
突設されて検出用突起部２１の従動ギヤ２２と当接し当
該検出用突起部２１を検出位置Ｐ１に位置決め可能な位
置決め用突起４１を含み、中断ギヤ３６を外部へ取出し
た状態で検出用突起部２１を検出位置Ｐ１に位置決め可
能に構成されている。
【００２７】次に、この実施形態の作用について説明す
る。非検出位置Ｐ２に雄ねじ部２３とユニットケース１
５に固設されたナット部材２５との螺合により位置決め
された検出用突起部２１を検出位置Ｐ１に位置決めし直
すには、ユニットケース１５の開口部１９からキャップ
２９を取り外す。次に、開放された開口部１９を介して
検出用突起部２１に直接連結された中継ギヤ３６を外部
に取り外し、その状態で位置決め用突起４１を用いて検
出用突起部２１を検出位置Ｐ１に位置決めした後、中継
ギヤ３６を開口部１９を通して装着する。
る。非検出位置Ｐ２に雄ねじ部２３とユニットケース１
５に固設されたナット部材２５との螺合により位置決め
された検出用突起部２１を検出位置Ｐ１に位置決めし直
すには、ユニットケース１５の開口部１９からキャップ
２９を取り外す。次に、開放された開口部１９を介して
検出用突起部２１に直接連結された中継ギヤ３６を外部
に取り外し、その状態で位置決め用突起４１を用いて検
出用突起部２１を検出位置Ｐ１に位置決めした後、中継
ギヤ３６を開口部１９を通して装着する。
【００２８】したがって、検出用突起部２１を迅速かつ
容易に検出位置Ｐ１に位置決めし直すことができる。
容易に検出位置Ｐ１に位置決めし直すことができる。
【００２９】ユニットケース１５の開口部１９がキャッ
プ２９で被覆されるので飛散トナーや塵等が当該ケース
内に入ることが防止される。
プ２９で被覆されるので飛散トナーや塵等が当該ケース
内に入ることが防止される。
【００３０】しかして、この実施形態によれば、ユニッ
トケース１５に開口部１９を設け、当該開口部１９を通
して検出用突起部２１と直接連結された中継ギヤ３６を
取り外して検出用突起部２１を位置決め手段（４１）を
用いて検出位置Ｐ１に位置決め保持可能に構成されてい
るので、検出用突起部２１を検出位置Ｐ１に迅速かつ正
確に位置決めし直すことができる。
トケース１５に開口部１９を設け、当該開口部１９を通
して検出用突起部２１と直接連結された中継ギヤ３６を
取り外して検出用突起部２１を位置決め手段（４１）を
用いて検出位置Ｐ１に位置決め保持可能に構成されてい
るので、検出用突起部２１を検出位置Ｐ１に迅速かつ正
確に位置決めし直すことができる。
【００３１】また、ユニットケース１５の開口部１９に
キャップ２９を装着したので、当該開口部１９を通して
飛散トナーや塵等が当該ケース内に入るのを防止するこ
とができる。
キャップ２９を装着したので、当該開口部１９を通して
飛散トナーや塵等が当該ケース内に入るのを防止するこ
とができる。
【００３２】
【発明の効果】請求項１の発明によれば、本体内に着脱
可能な画像形成プロセスユニットのユニットケースに設
けられた開口部を通して検出用突起部と従動ギヤを介し
て直接連結された中継ギヤを取り外しかつ検出用突起部
を位置決め手段を用いて検出位置に位置決め保持可能に
構成された画像形成装置であるから、装着対象である画
像形成プロセスユニット側の検出用突起部を検出位置に
迅速かつ容易で、しかも正確に位置決めし直すことがで
きる。
可能な画像形成プロセスユニットのユニットケースに設
けられた開口部を通して検出用突起部と従動ギヤを介し
て直接連結された中継ギヤを取り外しかつ検出用突起部
を位置決め手段を用いて検出位置に位置決め保持可能に
構成された画像形成装置であるから、装着対象である画
像形成プロセスユニット側の検出用突起部を検出位置に
迅速かつ容易で、しかも正確に位置決めし直すことがで
きる。
【００３３】請求項２の発明によれば、未使用ユニット
検出用スイッチを有する画像形成装置の本体にユニット
ケースごと着脱可能で、かつ検出用突起部と従動ギヤを
介して直接連結された中継ギヤと対向するユニットケー
ス部分に当該中継ギヤを通過可能な開口部を形成し、該
中継ギヤを開口部を通してユニットケースの外部へ取出
し可能かつ装着可能に設け、該中継ギヤを外部へ取出し
た状態で検出用突起部を検出位置に位置決め可能な位置
決め手段を設けた画像形成プロセスユニットであるか
ら、検出用突起部を迅速かつ容易に画像形成装置側の未
使用ユニット検出用スイッチに対する検出位置に位置決
めし直すことができる。
検出用スイッチを有する画像形成装置の本体にユニット
ケースごと着脱可能で、かつ検出用突起部と従動ギヤを
介して直接連結された中継ギヤと対向するユニットケー
ス部分に当該中継ギヤを通過可能な開口部を形成し、該
中継ギヤを開口部を通してユニットケースの外部へ取出
し可能かつ装着可能に設け、該中継ギヤを外部へ取出し
た状態で検出用突起部を検出位置に位置決め可能な位置
決め手段を設けた画像形成プロセスユニットであるか
ら、検出用突起部を迅速かつ容易に画像形成装置側の未
使用ユニット検出用スイッチに対する検出位置に位置決
めし直すことができる。
【００３４】請求項３の発明によれば、請求項２の発明
に加えて、ユニットケースの開口部にキャップを装着し
たので、請求項２の発明の場合と同様な効果を奏すると
ともに当該開口部を通して飛散トナーや塵等が当該ケー
ス内に入るのを防止することができる。
に加えて、ユニットケースの開口部にキャップを装着し
たので、請求項２の発明の場合と同様な効果を奏すると
ともに当該開口部を通して飛散トナーや塵等が当該ケー
ス内に入るのを防止することができる。
【図１】本発明の実施形態を説明するための図である。
【図２】同じく、検出用突起部を検出位置および非検出
位置に位置決めした様子を示す図である。
位置に位置決めした様子を示す図である。
【図３】同じく、位置決め手段を説明するための図であ
る。
る。
【図４】同じく、ユニットケースの開口部にキャップを
装着した様子を示す図である。
装着した様子を示す図である。
【図５】画像形成装置の従来構成を説明するための図で
ある。
ある。
【図６】同じく、画像形成プロセスユニットの従来構成
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図７】同じく、検出用突起部を検出位置および非検出
位置に位置決めした様子を示す図である。
位置に位置決めした様子を示す図である。
１ 装置本体 １０ 画像形成プロセスユニット １１ 感光体 １５ ユニットケース １６ サイドカバー ２１ 検出用突起部 ３５，３６ 中継ギヤ ４１ 位置決め用突起（位置決め手段）
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G03G 21/16 - 21/18 G03G 15/00 550 G03G 21/00 370 - 540 G03G 15/00 303
Claims (3)
- 【請求項１】 装置本体に着脱可能に装着された画像形
成プロセスユニットと、この画像形成プロセスユニット
に対応して配設された未使用ユニット検出用スイッチ
と、画像形成プロセスユニットのユニットケースに回転
支持され外部から付与された回転動力を感光体等の内部
可動部品に伝達可能な駆動ギヤと、ユニットケース内に
収容された軸部に従動ギヤとユニットケースに固設され
たナット部材と螺合する雄ねじ部とが形成され，該従動
ギヤがユニットケース内に回転自在に装着された所定個
数の中継ギヤを介して駆動ギヤと連結されかつ駆動ギヤ
が初期回転駆動された場合に該従動ギヤが未使用ユニッ
ト検出用スイッチを作動可能な検出位置から移動されて
中継ギヤと離隔し未使用ユニット検出用スイッチの作動
を解除する非検出位置に該雄ねじ部と該ナット部材との
螺合により位置決め保持される検出用突起部とを備えた
画像形成装置において、 前記検出用突起部と前記従動ギヤを介して直接連結され
た前記中継ギヤと対向する前記ユニットケース部分に当
該中継ギヤを通過可能な開口部を形成し、該中継ギヤを
開口部を通してユニットケースの外部へ取出し可能かつ
装着可能に設け、該中継ギヤを外部へ取出した状態で前
記検出用突起部を検出位置に位置決め可能な位置決め手
段を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項２】 未使用ユニット検出用スイッチを有する
装置本体にユニットケースごと着脱可能で、ユニットケ
ースに回転支持され外部から付与された回転動力を感光
体等の内部可動部品に伝達可能な駆動ギヤと、ユニット
ケース内に収容された軸部に従動ギヤとユニットケース
に固設されたナット部材と螺合する雄ねじ部とが形成さ
れ，該従動ギヤがユニットケース内に回転自在に装着さ
れた所定個数の中継ギヤを介して駆動ギヤと連結されか
つ駆動ギヤが初期回転駆動された場合に該従動ギヤが未
使用ユニット検出用スイッチを作動可能な検出位置から
移動されて中継ギヤと離隔し未使用ユニット検出用スイ
ッチの作動を解除する非検出位置に該雄ねじ部と該ナッ
ト部材との螺合により位置決め保持される検出用突起部
とを備えた画像形成プロセスユニットにおいて、 前記検出用突起部と前記従動ギヤを介して直接連結され
た前記中継ギヤと対向する前記ユニットケース部分に当
該中継ギヤを通過可能な開口部を形成し、該中継ギヤを
開口部を通してユニットケースの外部へ取出し可能かつ
装着可能に設け、該中継ギヤを外部へ取出した状態で前
記検出用突起部を検出位置に位置決め可能な位置決め手
段を設けたことを特徴とする画像形成プロセスユニッ
ト。 - 【請求項３】 前記ユニットケースの開口部に、キャッ
プを着脱可能に設けたことを特徴とする請求項２記載の
画像形成プロセスユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32071895A JP3266779B2 (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | 画像形成装置および画像形成プロセスユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32071895A JP3266779B2 (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | 画像形成装置および画像形成プロセスユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09160466A JPH09160466A (ja) | 1997-06-20 |
| JP3266779B2 true JP3266779B2 (ja) | 2002-03-18 |
Family
ID=18124560
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32071895A Expired - Fee Related JP3266779B2 (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | 画像形成装置および画像形成プロセスユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3266779B2 (ja) |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9207567B2 (en) | 2010-08-31 | 2015-12-08 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Cap configuration for a toner cartridge |
| US9594329B2 (en) | 2014-03-31 | 2017-03-14 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Cartridge |
| US9599954B2 (en) | 2014-03-31 | 2017-03-21 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Cartridge |
| US9599953B2 (en) | 2014-03-31 | 2017-03-21 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Cartridge |
| US9599929B2 (en) | 2010-03-31 | 2017-03-21 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Cartridge and image forming apparatus |
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| US9606504B2 (en) | 2013-09-20 | 2017-03-28 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming device |
| US9606473B2 (en) | 2014-03-31 | 2017-03-28 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Cartridge having detected member |
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| US9639026B2 (en) | 2014-03-31 | 2017-05-02 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Cartridge with transmission gear and toothless gear |
| US9714696B2 (en) | 2013-06-28 | 2017-07-25 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Cartridge provided with body for new product detection |
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|---|---|---|---|---|
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| CN101625537B (zh) * | 2009-08-05 | 2013-03-13 | 珠海赛纳打印科技股份有限公司 | 一种带有计数机构的显影盒 |
| CN215181417U (zh) * | 2020-06-11 | 2021-12-14 | 纳思达股份有限公司 | 显影盒 |
-
1995
- 1995-12-08 JP JP32071895A patent/JP3266779B2/ja not_active Expired - Fee Related
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