JPH05257342A - プロセスカートリッジ及び前記プロセスカートリッジを用いる画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジ及び前記プロセスカートリッジを用いる画像形成装置

Info

Publication number
JPH05257342A
JPH05257342A JP4088284A JP8828492A JPH05257342A JP H05257342 A JPH05257342 A JP H05257342A JP 4088284 A JP4088284 A JP 4088284A JP 8828492 A JP8828492 A JP 8828492A JP H05257342 A JPH05257342 A JP H05257342A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
process cartridge
image
support shaft
fitting
photosensitive drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4088284A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiya Nomura
義矢 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP4088284A priority Critical patent/JPH05257342A/ja
Priority to US08/029,702 priority patent/US5331373A/en
Priority to EP93301882A priority patent/EP0560618B1/en
Priority to DE69314977T priority patent/DE69314977T2/de
Priority to CN93104404A priority patent/CN1056931C/zh
Publication of JPH05257342A publication Critical patent/JPH05257342A/ja
Priority to US08/215,107 priority patent/US5452056A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立て容易であり、且つ感光ドラムの回転軸
のブレがなく、安定して回転可能なプロセスカートリッ
ジ及び前記プロセスカートリッジを用いる画像形成装置
を提供する。 【構成】 感光ドラム4aを回転可能に支持するための
支軸4kと、前記支軸4kを嵌合して支持する嵌合孔4
d5の少なくとも一方に、嵌合時に変形する例えばリブ4
k4からなる変形部を設けたことを特徴とする。 【効果】 支軸4kを嵌合孔4d5に圧入すると、リブ4
k4が潰れて嵌合孔4d5に密着すると共に、その潰れた反
力により両者がガタなく固定される。このため感光ドラ
ム4aの回転軸が変位しなくなり、安定した回転を行う
ようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真方式等を用いた
複写機やプリンタ等に用いられるプロセスカートリッジ
及び画像形成装置に関し、更に詳しくは像担持体を容易
に組み立てられると共に、回転ガタをなくして安定回転
させることが可能なプロセスカートリッジ及び前記プロ
セスカートリッジを用いる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像形成装置は、一様に帯電
させた像担持体に選択的な露光をして潜像を形成し、こ
の潜像をトナーで顕像化すると共に、該トナー像を被記
録材に転写して画像記録を行う。このような装置にあっ
ては、トナーが無くなる都度補給しなければならない
が、このトナーの補給作業が煩わしいばかりか、汚れを
伴うこともある。また各部材のメンテナンスは専門のサ
ービスマンでなければ行うことが出来ず、ユーザには不
便を伴うことが多かった。
【0003】そこで、前記像担持体、帯電器、現像器、
クリーニング部等を一体構造にまとめてカートリッジ化
することにより、ユーザが前記カートリッジを装置本体
に装填することによって、トナーの補給や寿命に達した
像担持体等の部品を交換可能とし、メンテナンスを容易
にしたものが実用化されている。
【0004】このようなカートリッジにあっては、像担
持体を回転可能に取り付けるために、図8に示すよう
に、ドラム状の像担持体50の両端に中空のギヤフランジ
51を固定し、このギヤフランジ51の両側から支軸52を嵌
合して回転可能に支持する。そして前記ギヤフランジ51
に図示しない駆動ギヤを噛合し、所定の回転速度で像担
持体50を回転させるようにしている。
【0005】尚、前記支軸52の固定は、クリーニング部
容器53の両端から延びた腕部53aに嵌合孔53bを穿孔
し、この嵌合孔53bに支軸52を嵌着すると共にビス止め
等によって腕部53aに固定している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記構成
にあっては、支軸52を腕部53aの嵌合孔53bに嵌合する
場合の嵌合ガタ、及び支軸52をギヤフランジ51に嵌合す
る場合の嵌合ガタが重なり、像担持体50の回転軸が設計
値に対してずれてしまうことがある。
【0007】このような場合、画像形成装置本体の駆動
ギヤからギヤフランジ51に駆動力が伝達されると、ギヤ
の圧力角方向へ像担持体50が変位してしまい、原稿の光
像やレーザービームが像担持体50の軸方向に対して斜め
に入射し、画像上の直角性が損なわれてしまう。特に近
年では画像形成装置で形成する画像は高精細化が求めら
れており、解像度も向上してきているために、像担持体
50の回転軸の僅かなズレや振動は無視できない。
【0008】上記ズレの発生をなくすために、市販の転
がり軸受を使用する方法があるが、転がり軸受は高価で
あるため、寿命が限定されるカートリッジへの使用は適
当ではない。
【0009】また支軸52を嵌合孔53bに完全に圧入する
方法が考えられるが、この場合は組立作業性が悪くな
り、且つ検査で不合格となったカートリッジの像担持体
を交換出来ないといった製造上の問題が生ずる。
【0010】本発明の目的は前記問題を解決するもので
あり、像担持体を容易に組み立てられると共に、回転ガ
タをなくして安定回転させることが可能なプロセスカー
トリッジ及び前記プロセスカートリッジを用いる画像形
成装置を提供せんとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の代表的な構成は、像担持体と、少なくとも1
つのプロセス手段を有し、前記像担持体を回転可能に支
持するための支軸と、前記支軸を嵌合して支持するため
の支持体の嵌合部との少なくとも一方に、嵌合時に部分
的に変形する変形部を設けてプロセスカートリッジを構
成したことを特徴としてなる。
【0012】また前記プロセスカートリッジを装填し、
高精細の画像を得ることが出来る画像形成装置を構成す
ることを特徴としてなる。
【0013】
【作用】前記構成に係るプロセスカートリッジにあって
は、支軸を嵌合部に嵌合すると、変形部が容易に変形し
て支軸と嵌合部とが密着すると共に、相互に反力を受け
るようになる。このため両者はガタなく固定され、像担
持体に駆動力が伝達されてギヤの圧力角方向に力が加え
られたとしても、変位することがなくなる。
【0014】従って、像担持体の回転が安定して行わ
れ、高精細の画像形成が可能となるものである。
【0015】
【実施例】
〔第一実施例〕次に本発明の第一実施例に係る画像形成
装置について、図1乃至図5を参照して説明する。
【0016】{画像形成装置の全体説明}まず画像形成
装置の全体構成について概略説明する。尚、図1は画像
形成装置の一態様であるレーザービームプリンタの全体
構成説明図、図2はプロセスカートリッジの構成説明
図、図3はプロセスカートリッジの外観図、図4は像担
持体の回転支持構成の説明図、図5はプロセスカートリ
ッジの装填説明図である。
【0017】この装置は図1に示すように、給送部1か
ら給送した被記録材2を搬送手段3で搬送し、プロセス
カートリッジ4を装填してなる画像形成部で画像を形成
すると共に、転写手段5によって被記録材2に画像を転
写する。そしてこの被記録材2を定着部6へ搬送して画
像を被記録材2に定着し、排出ローラ7によって装置上
部の排出部8へ排出するように構成している。尚、前記
プロセスカートリッジ4は交換可能なように、装置本体
9に対して着脱自在に装填されるものである。
【0018】前記画像形成部への露光はスキャナー部10
から送られる。即ち、画像信号がレーザーダイオード10
aに与えられると、このレーザーダイオード10aは画像
信号に対応する画像光をポリゴンミラー10bへ照射す
る。このポリゴンミラー10bはスキャナーモータ10cに
よって高速で回転し、ポリゴンミラー10bで反射した画
像光が結像レンズ10d及び反射ミラー10eを介してプロ
セスカートリッジ4の露光部から照射して像担持体を選
択的に露光するように構成している。
【0019】次に前記画像形成装置の各部の構成につい
て順次詳細に説明する。
【0020】{給送部}給送部1は画像形成部へ被記録
材2を給送するものであり、複数枚の被記録材2を収納
した給紙カセット1aを装置本体9に装填する。画像形
成時には給送ローラ1bが画像形成動作に応じて駆動回
転し、カセット1a内の被記録材2を一枚ずつ分離給送
すると共に、ガイド板1cによってガイドして給送する
ものである。
【0021】{搬送手段}搬送手段3は給送手段1から
給送された被記録材2を画像形成部へ搬送すると共に、
定着部6へ搬送するものである。即ち、給送部1から分
離給送された被記録材2をレジストローラ対3a,3b
でタイミング搬送すると共に、画像形成後の被記録材2
を搬送ローラ3c及びガイド板3dによって定着部6へ
搬送するように構成している。
【0022】{プロセスカートリッジ}次にプロセスカ
ートリッジについて説明すると、これは像担持体と、少
なくとも1つのプロセス手段を備えたものである。ここ
でプロセス手段としては、例えば像担持体の表面を帯電
させる帯電手段、像担持体にトナー像を形成する現像手
段、像担持体表面に残留したトナーをクリーニングする
ためのクリーニング手段等がある。本実施例のプロセス
カートリッジ4は図1及び図2に示すように、像担持体
である電子写真感光ドラム4aの周囲に帯電手段4b、
トナー(現像剤)を収納した現像手段4c、及びクリー
ニング手段4dを配置し、これらを図3に示すようにカ
ートリッジカバー4eで覆って一体的にカートリッジ化
し、装置本体9に対して着脱可能に構成している。
【0023】次に前記プロセスカートリッジ4の各部の
構成について個々説明する。
【0024】(感光ドラム)本実施例に係る感光ドラム
4aはアルミニウムシリンダー4a1の外周面に有機光導
電体層4a2を塗布して構成し、図4に示すように、感光
ドラム4aの両端に固着したギヤフランジ4a3を支軸に
よって回動自在に軸支している。また前記ギヤフランジ
4a3に形成したギヤに図示しない駆動モータの駆動力を
伝達することにより、感光ドラム4aを画像形成動作に
応じて図1の矢印方向へ回転させるように構成してい
る。尚、前記感光ドラム4aの回転支持構成については
後述する。
【0025】(帯電手段)帯電手段4bは特開昭63−14
9669号公報に示すような、所謂接触帯電方法を用いたも
のであり、導電性ローラを感光ドラム4aに当接させ、
この導電性ローラに電圧を印加することによって感光ド
ラム4aの表面を一様に帯電させるものである。
【0026】尚、このプロセスカートリッジ4には前記
帯電手段4bによって帯電した感光ドラム4aに、前述
したスキャナー部10からの画像光を照射して潜像を形成
するための露光部4fを設けている。
【0027】(現像手段)前記潜像を可視像化するため
に、トナー現像を可能とする現像手段4cを配置してい
る。
【0028】この現像手段4cは図2に示すように、ト
ナーを収納する容器4c1の内部に、回転してトナーを容
器4c1の先部に送るトナー送り機構4c2を設けている。
またこの送り機構4c2によってトナーが送られる容器先
端部にはブレード4c3及び現像剤担持体であるスリーブ
4c4が取り付けてある。
【0029】画像形成に際しては前記現像手段4cが駆
動し、感光ドラム4aに前記トナーによる可視像を順次
形成する。即ち、容器4c1内のトナーを送り機構4c2に
よって容器先部へ送り込み、ブレード4c3によって回転
するスリーブ4c4の外周にトナーを薄層塗布し、且つト
ナーへ電荷を付与する。このスリーブ4c4と、潜像が形
成された感光ドラム4aとの間に現像バイアスを印加す
ることにより、潜像に応じて感光ドラム4aにトナー現
像を行うものである。
【0030】尚、前記現像手段4cは図示しない位置決
め機構によってスリーブ4c4と感光ドラム4aとが微小
間隔( 250μm程度)をもって対向するように位置決め
し、スリーブ4c4は装置本体9に設けられた各色現像用
高圧電源と接続されており、現像時に電圧が印加され
る。
【0031】(保護カバー)前記感光ドラム4aに対し
て位置決めされた現像手段4cによって感光ドラム4a
上に可視像化されたトナーは、転写ドラム3上の被記録
材2に転写されるため、画像形成時には感光ドラム4a
が露出し、転写ドラム3と対向する。しかし、プロセス
カートリッジ4は装置本体9に対して着脱されるため
に、プロセスカートリッジ4を装置本体9から取り外し
た場合に前記感光ドラム4aが露出していると、ゴミ等
が付着し、或いは外光にさらされて劣化してしまう。そ
のため本実施例では図2に示すようにカートリッジカバ
ー4eに開閉可能な保護カバー4g1を設けている。
【0032】この保護カバー4gは図2の矢印方向へ移
動して開閉可能に取り付けられ、図示しないバネ等によ
って閉じる方向へ付勢されており、プロセスカートリッ
ジ4を装置本体9から取り外した状態では図2に示すよ
うに閉じた状態になって感光ドラム4aに外光が当たら
ないようになっている。そしてプロセスカートリッジ4
を装置本体9に装填すると、図示しない機構によって保
護カバー4gが図2の矢印方向へ移動して開いた状態に
なり、感光ドラム4aが露出して転写ドラム3と対向す
るように構成されている。
【0033】また露光部4fにもカートリッジ4の装填
に連動して開閉する保護カバー4g2を設けている。
【0034】(クリーニング手段)クリーニング手段は
現像手段4cによって感光ドラム4aに可視像化された
トナーが被記録材2に転写された後、感光ドラム4a上
に残ったトナーをクリーニングするものであり、本実施
例のクリーニング手段4dは図2に示すように、廃トナ
ー容器4d1と、ブレード4d2と、スクイシート4d3とか
らなり、感光ドラム4aに残留したトナーは、感光ドラ
ム4aの回転に伴ってブレード4d2でかき落とされ、ス
クイシート4d3で廃トナー容器4d1内へ導かれ、図示し
ない攪拌部材によって容器奥部へ送られるようになって
いる。
【0035】(感光ドラムの回転支持構成)次に前記感
光ドラム4aを回転可能に支持する構成について図4を
参照して説明する。
【0036】前記クリーニング手段4dの廃トナー容器
4d1には長手方向両側に腕部4d4が突出形成されてお
り、該腕部4d4には嵌合孔4d5が穿孔されている。この
嵌合孔4d5には支軸4kが嵌合し、該支軸4kが感光ド
ラム4aの軸方向両端を支持するように構成している。
【0037】前記支軸4kは図4に示すように、主径部
4k1に鍔部4k2が突出形成され、且つ前記主径部4k1の
外径よりも小径のボス部4k3が形成されている。このボ
ス部4k3は、感光ドラム4aの軸方向両端部に接着、圧
入或いはカシメ等の手段により固着されたギヤフランジ
4a3の中空孔4a4と係合し、感光ドラム4aを摺動回転
可能に支持する。尚、前記ボス部4k3とギヤフランジ4
a3とは摺動可能なすき間バメとなっており、且つ支軸4
kをポリアセタール等の自己潤滑性のプラスチックで構
成してギヤフランジ4a3が円滑に摺動回転可能するよう
に構成している。
【0038】一方、支軸4kの主径部4k1の外周には周
方向へ3等分間隔で3個のリブ4k4が設けてあり、その
頂点の外接円は嵌合相手である腕部4d4の嵌合孔4d5の
内径よりも若干(本実施例では 0.1mm〜 0.3mm)大きく
形成している。従って、主径部4k1を嵌合孔4a5に圧入
すると、リブ4k4と嵌合孔4a5との間で締まりバメとな
って両者が結合する。更に鍔部4k2と腕部4d4とをビス
孔4k5,4d6を介してビス止めして支軸4kを腕部4d4
に固定する。
【0039】ここで腕部4d4は変性PPOやポリカーボ
ネイト、ポリスチレン、ABS等のプラスチック材で構
成しており、支軸4kが嵌合孔4d5に圧入されるとリブ
4k4によって窪みが生ずる。一方、支軸4kのリブ4k4
も圧入によって潰れる。従って、嵌合孔4d5の内壁と支
軸4kのリブ4k4は互いに変形させ合って反力を受ける
ためにガタなく強く固定される。その結果、感光ドラム
4aのギヤフランジ4a3に装置本体の図示しない駆動ギ
ヤを介して駆動力が伝達され、そのギヤの圧力角方向に
力が加わっても、感光ドラム4aの回転軸が変位するこ
とはなく、安定して回転するようになる。
【0040】尚、支軸4kを嵌合孔4d5へ圧入するに
は、リブ4k4を変形させる程度の力で良く、特別な圧力
工具を用いなくとも容易になし得る。また前記リブ4k4
は支軸4k側でなく、嵌合孔4d5側に設けても良く、或
いは支軸4k側及び嵌合孔4d5側の両方に設けても良
い。
【0041】{装置本体に対するプロセスカートリッジ
の装填構造}次に前記プロセスカートリッジ4を装置本
体9に着脱するための構成について説明する。
【0042】装置本体9には軸11を中心にして上部開閉
カバー12が開閉可能に取り付けてあり、図示しないフッ
クによって係止及び係止解除可能に構成してある。
【0043】前記上部開閉カバー12は横断面『コ』字状
に構成してあり、図5(a),(b)に示すように、両
側壁にはプロセスカートリッジ4の両端を支持するガイ
ドレール12aを対向して設けている。このガイドレール
12aはプロセスカートリッジ4の下部をガイドすると共
に、開閉カバー12を閉じた状態で斜め前方へ傾斜するよ
うに構成してある。従って、プロセスカートリッジ4を
装填する場合には、図5(b)に示すように開閉カバー
12を開き、プロセスカートリッジ4の下部を前記ガイド
レール12aに乗せて挿入して装填する。この状態で開閉
カバー12を閉じると保護カバー4gが自動的に開くと共
に、露出した感光ドラム4aのギヤフランジ4a3が装置
本体9側の図示しない駆動ギヤと噛合する。
【0044】一方、前記カートリッジ4を取り外す場合
には、前記と逆に開閉カバー12を開くと保護カバー4g
が自動的に閉じ、該カートリッジ4をガイドレール12a
に沿って引き抜けば良い。
【0045】尚、前記プロセスカートリッジ4は上部開
閉カバー12に装填されるため、該カバー12を開くとプロ
セスカートリッジ4も開閉カバー12と共に上方へ移動す
る。これによって被記録材2の搬送経路が露出するた
め、ジャム(紙詰まり)処理を容易に行うことが出来
る。
【0046】{転写手段}転写手段5は感光ドラム4a
に形成されたトナー像を被記録材2に転写するためのも
のであり、本実施例にあっては図1に示すように、転写
ローラ5によって構成している。即ち、装填したプロセ
スカートリッジ4の感光ドラム4aに転写ローラによっ
て被記録材2を押圧するように構成し、該転写ローラ5
にトナーと逆極性の電圧を印加することによって感光ド
ラム4a上のトナーを被記録材2に転写するように構成
している。
【0047】{定着部}次に定着部6は前記プロセスカ
ートリッジ4によって転写ドラム3に巻き付けた被記録
材2に形成した画像を定着させるものであり、図1に示
すように、駆動回転する駆動ローラ6aと、これに圧接
して被記録材2に熱及び圧力を印加する定着ローラ6b
とからなる。即ち、転写ドラム3から剥離した被記録材
2は定着部6を通過する際に駆動ローラ6aで搬送され
ると共に、定着ローラ6bによって熱及び圧力を印加さ
れる。これにより画像形成トナーが被記録材2に定着す
る。
【0048】{画像形成動作}次に前記構成の装置によ
って画像形成を行う場合の動作について説明すると、図
1に示す給送ローラ1bを回転して給紙カセット1a内
の被記録材2を一枚分離し、レジストローラ対3a,3
bへ給送する。前記レジストローラ対3a,3bの搬送
タイミングと同期して感光ドラム4aを図1の矢印方向
へ回転し、このドラム4aに対して帯電手段4bによっ
てドラム表面を均一に帯電すると共に、スキャナー部10
により画像の光照射を行い、感光ドラム4a上に潜像を
形成する。この潜像形成と同時にプロセスカートリッジ
4の現像手段4cを駆動し、前記感光ドラム4a上の潜
像にトナーが付着するように感光ドラム4aの帯電極性
と同極性で略同電位の電圧を印加してトナー現像し、転
写ローラ5に前記トナーと逆極性の電圧を印加して感光
ドラム4a上のトナー被記録材2に転写する。
【0049】前記の如くしてトナー画像を形成した被記
録材2を搬送ローラ3cによって定着部6へ搬送する。
そして定着部6で熱及び圧力を印加してトナー定着を行
った後に排出ローラ7で排出トレイ8へ排出して画像形
成を終了するものである。
【0050】前記プロセスカートリッジ4にあっては、
感光ドラム4aを回転可能に組み立てるのが容易になし
得ると共に、感光ドラム4aがガタなく安定して回転す
るようになるので、高精細な画像を得ることが出来る。
【0051】〔第二実施例〕前述した第一実施例では感
光ドラム4aを回転可能に支持する部材としてのドラム
支軸4kは、主径部4k1にリブ4k4を設け、このリブ4
k4を嵌合孔4d5に圧入して潰すようにした例を示した
が、ドラム支軸は図6に示すように構成しても良い。
尚、第一実施例の支軸4kと同一機能を有する部分は同
一符号を付している。
【0052】図6の支軸4kは、主径部4k1に複数の突
部4k6を設けてあり、その外接円は嵌合孔4d5の内径よ
りも若干大きく構成している。そして前記突部4k6の内
側には肉抜き孔4k7が設けてあり、突部4k6を肉薄に形
成している。
【0053】従って、この支軸4kを腕部4d4の嵌合孔
4d5に圧入すると、突部4k6が変形して肉抜き孔4k7が
潰れる。この変形した突部4k6の反力により、支軸4k
は嵌合孔d5にガタなく固定され、感光ドラム4aの回転
軸が安定するようになる。
【0054】尚、前記突部4k6を嵌合孔4d5側、或いは
支軸4k側と嵌合孔4d5側の両方に設けても良いことは
第一実施例の場合と同様である。
【0055】〔第三実施例〕またドラム支軸は図7
(a),(b)に示すように構成したものでも良い。こ
の実施例はドラム支軸4kの主径部4k1そのものが変形
して嵌合孔4d5に嵌合するようにしたものである。尚、
この場合も第一実施例の支軸4kと同一機能を有する部
分は同一符号を付してある。
【0056】図7の支軸4kは主径部4k1の外径が嵌合
孔4d5の内径よりも10〜90μm程度大きく構成してあ
り、また支軸の長手方向に抜いた肉抜き孔4k8が周方向
に均等間隔で複数設けてある。そして各肉抜き孔4k8は
スリット4k9を介して主径部4k1の外面まで延びてい
る。
【0057】従って、前記支軸4kを嵌合孔4d5に圧入
すると、主径部4k1が変形してスリット4k9が狭くな
る。このスリット4k9が変形した反力が嵌合孔4d5に作
用し、支軸4kが嵌合孔4d5にガタなく固定される。
【0058】尚、前記支軸4kを嵌合孔4d5に圧入する
力は小さいもので良く、圧力工具を必要としない点では
第一実施例及び第二実施例と同様である。また前記肉抜
き孔4k8及びスリット4k9を嵌合孔4d5側、或いは支軸
4k側及び嵌合孔4d5側の両方に設けても良いことも前
述した実施例と同様である。
【0059】〔他の実施例〕次に前述した実施例の各部
の他の実施例について説明する。前述した第一実施例で
はドラム支軸4kに3本のリブ4k4を設けた例を示した
が、このリブ4k4は4本以上にしても良く、またリブ4
k4は支軸4kでなく、嵌合孔4d5側に設けるようにして
も同様の効果を得ることが出来る。
【0060】またリブ4k4の断面形状は三角形、半円
形、或いはこれらの復合形等、種々の形状を適用し得
る。
【0061】更に本発明は前述のように単色の画像を形
成する場合のみならず、現像手段4cを複数設け、複数
色の画像(例えば2色画像、3色画像或いはフルカラー
等)を形成するカートリッジにも好適に適用することが
出来る。
【0062】また現像方法としても、公知の2成分磁気
ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
【0063】また帯電手段の構成も、前述した第一実施
例では所謂接触帯電方法を用いたが、他の構成として従
来から用いられているタングステンワイヤーの三方周囲
にアルミ等の金属シールドを施し、前記タングステンワ
イヤーに高電圧を印加することによって生じた正又は負
のイオンを感光ドラム4aの表面に移動させ、該ドラム
4aの表面を一様に帯電する構成を用いても良いことは
当然である。
【0064】また感光ドラム4aに残存するトナーのク
リーニング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁
気ブラシ等を用いてクリーニング手段を構成しても良
い。
【0065】また前述したプロセスカートリッジ4と
は、像担持体としての例えば電子写真感光体等と、少な
くともプロセス手段の1つを備えたものである。従っ
て、そのプロセスカートリッジの態様としては、前述し
た実施例のもの以外にも、例えば像担持体と帯電手段と
を一体的にカートリッジ化し、装置本体に着脱可能にす
るもの。像担持体と現像手段とを一体化的にカートリッ
ジ化し、装置本体に着脱可能にするもの。像担持体とク
リーニング手段とを一体的にカートリッジ化し、装置本
体に着脱可能にするもの。更には像担持体と、前記プロ
セス手段の2つ以上のものを組み合わせて一体的にカー
トリッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの等があ
る。
【0066】また前述した実施例では画像形成装置とし
てレーザービームプリンタを例示したが、本発明はこれ
に限定する必要はなく、例えば複写機等の他の画像形成
装置に使用することも当然可能である。
【0067】
【発明の効果】本発明は前述したように、像担持体を回
転可能に支持するための支軸と、前記支軸を嵌合して支
持するための支持体の嵌合部との少なくとも一方に、嵌
合時に部分的に変形する変形部を設けたために、支軸を
嵌合部に嵌合すると、変形部が容易に変形して支軸と嵌
合部とが密着すると共に、相互に反力を受けるようにな
る。このため両者はガタなく固定され、像担持体に駆動
力が伝達されてギヤの圧力角方向に力が加えられたとし
ても、変位することがなくなる。
【0068】従って、このプロセスカートリッジを装填
した画像形成装置にあっては、像担持体の回転が安定し
て行われ、高精細の画像を得ることが出来るものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る画像形成装置の全体模
式説明図である。
【図2】プロセスカートリッジの構成説明図である。
【図3】プロセスカートリッジの外観図である。
【図4】感光ドラムの回転支持構成の説明図である。
【図5】プロセスカートリッジの装填構成の説明図であ
る。
【図6】第二実施例に係る支軸の説明図である。
【図7】第三実施例に係る支軸の説明図である。
【図8】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1…給送部 2…被記録材 3…搬送手段 4…プロセスカートリッジ 4a…感光ドラム、4a1…アルミニウムシリンダー、4
a2…有機光導電体層、4a3…ギヤフランジ、4a4…係止
孔 4b…帯電手段 4c…現像手段、4c1…容器、4c2…現像剤送り機構、
4c3…ブレード、4c4…スリーブ 4d…クリーニング手段、4d1…廃トナー容器、4d2…
ブレード、4d3…スクイシート、4d4…腕部、4d5…嵌
合孔、4d6…ビス孔 4e…カートリッジカバー、4f…露光部、4g1,4g2
…保護カバー 5…転写ローラ、6…定着部、7…排出ローラ、8…排
出部、9…装置本体 10…スキャナー部 10a…レーザーダイオード、10b…ポリゴンミラー、10
c…スキャナーモータ、10d…結像レンズ、10e…反射
ミラー 11…軸、12…上部開閉カバー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と、少なくとも1つのプロセス
    手段を有するプロセスカートリッジに於いて、 前記像担持体を回転可能に支持するための支軸と、前記
    支軸を嵌合して支持するための支持体の嵌合部との少な
    くとも一方に、嵌合時に部分的に変形する変形部を設け
    たことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記1つのプロセス手段は、現像手段で
    ある請求項1記載のプロセスカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記1つのプロセス手段は、帯電手段で
    ある請求項1記載のプロセスカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記1つのプロセス手段は、クリーニン
    グ手段である請求項1記載のプロセスカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記プロセスカートリッジは、像担持体
    としての電子写真感光体と、現像手段とを一体的にカー
    トリッジ化し、装置本体に対して着脱可能としたもので
    ある請求項1記載のプロセスカートリッジ。
  6. 【請求項6】 前記プロセスカートリッジは、像担持体
    としての電子写真感光体と、現像手段と、更に前記電子
    写真感光体に作用する帯電手段又はクリーニング手段と
    を一体的にカートリッジ化し、装置本体に対して着脱可
    能としたものである請求項1記載のプロセスカートリッ
    ジ。
  7. 【請求項7】 前記プロセスカートリッジは、像担持体
    としての電子写真感光体と、帯電手段と、現像手段と、
    クリーニング手段とを一体的にカートリッジ化し、装置
    本体に対して着脱可能としたものである請求項1記載の
    プロセスカートリッジ。
  8. 【請求項8】 像担持体と、少なくとも1つのプロセス
    手段を有し、前記像担持体を回転可能に支持するための
    支軸と、前記支軸を嵌合して支持するための支持体の嵌
    合部との少なくとも一方に、嵌合時に部分的に変形する
    変形部を設けたプロセスカートリッジを装填するための
    装填手段と、 前記像担持体に被記録材を搬送し、像担持体から現像剤
    を転写された被記録材を排出部へ搬送する搬送手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
JP4088284A 1992-03-13 1992-03-13 プロセスカートリッジ及び前記プロセスカートリッジを用いる画像形成装置 Pending JPH05257342A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4088284A JPH05257342A (ja) 1992-03-13 1992-03-13 プロセスカートリッジ及び前記プロセスカートリッジを用いる画像形成装置
US08/029,702 US5331373A (en) 1992-03-13 1993-03-11 Image forming apparatus, process cartridge mountable within it and method for attaching photosensitive drum to process cartridge
EP93301882A EP0560618B1 (en) 1992-03-13 1993-03-12 Image forming apparatus, process cartridge mountable within it and method for attaching photosensitive drum to process cartridge
DE69314977T DE69314977T2 (de) 1992-03-13 1993-03-12 Bilderzeugungsgerät, Prozesskassette und Verfahren zum Einsetzen der photoempfindlichen Trommel in die Prozess-Kassette
CN93104404A CN1056931C (zh) 1992-03-13 1993-03-13 成像设备及可装于其内的处理暗盒
US08/215,107 US5452056A (en) 1992-03-13 1994-03-21 Image forming apparatus, process cartridge mountable within it and method for attaching photosensitive drum to process cartridge

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4088284A JPH05257342A (ja) 1992-03-13 1992-03-13 プロセスカートリッジ及び前記プロセスカートリッジを用いる画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05257342A true JPH05257342A (ja) 1993-10-08

Family

ID=13938613

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4088284A Pending JPH05257342A (ja) 1992-03-13 1992-03-13 プロセスカートリッジ及び前記プロセスカートリッジを用いる画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05257342A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0984341A2 (en) * 1998-08-31 2000-03-08 Canon Kabushiki Kaisha Method for attaching electrostatic photosensitive drum, method for replacing eletrophotographic photosensitive drum, and process cartridge
JP2014016390A (ja) * 2012-07-05 2014-01-30 Ricoh Co Ltd 対向装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04247465A (ja) * 1991-02-01 1992-09-03 Ricoh Co Ltd 感光体の駆動装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04247465A (ja) * 1991-02-01 1992-09-03 Ricoh Co Ltd 感光体の駆動装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0984341A2 (en) * 1998-08-31 2000-03-08 Canon Kabushiki Kaisha Method for attaching electrostatic photosensitive drum, method for replacing eletrophotographic photosensitive drum, and process cartridge
EP0984341A3 (en) * 1998-08-31 2001-02-14 Canon Kabushiki Kaisha Method for attaching electrostatic photosensitive drum, method for replacing eletrophotographic photosensitive drum, and process cartridge
JP2014016390A (ja) * 2012-07-05 2014-01-30 Ricoh Co Ltd 対向装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10105026A (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP2000315006A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、電子写真画像形成装置、および、給電部品
JP2002196647A (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP4878176B2 (ja) 現像剤収納容器、現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JPH05257342A (ja) プロセスカートリッジ及び前記プロセスカートリッジを用いる画像形成装置
JPH05297649A (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JPH08305149A (ja) トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、現像装置及び画像形成装置
JPH07140744A (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JPH10221919A (ja) 画像形成装置
JPH0990853A (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2001194877A (ja) プロセスカートリッジ、電子写真画像形成装置、画像形成装置、現像装置及び現像剤搬送手段
JPH086470A (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2003131543A (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JPS62187376A (ja) 記録装置
JPH05303239A (ja) プロセスカートリッジ及び前記プロセスカートリッジを用いる画像形成装置
JPH11184353A (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP2002040808A (ja) カートリッジ及び画像形成装置
JP2004101671A (ja) 現像装置および電子写真画像形成装置およびブッシュ部材
JP3150215B2 (ja) 現像装置とそれを用いたプロセスカートリッジ
JP2945052B2 (ja) 画像形成装置
JPH08305243A (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2004333929A (ja) 画像形成装置
JP4462945B2 (ja) 画像形成装置
JPH0635253A (ja) プロセスカートリッジ
JPH0658547B2 (ja) 画像形成装置